HDD整理してたら俺の恥ずかしい厨二文書が見つかったから晒しテク

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1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
多分閲覧注意
耐性無いヒトには本気で鳥肌ものかも
2 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/01/22(日) 21:50:45.79 ID:4Xn8HJwu0
はよ
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 21:50:54.94 ID:E7GzqjlS0
よしこい
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 21:50:56.91 ID:v1vwpKL80
OK
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 21:51:33.30 ID:oEp2u4oz0
パンツ売ってきた
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 21:51:46.86 ID:eHBk9ECD0
いいからはよ
7 忍法帖【Lv=35,xxxPT】 :2012/01/22(日) 21:51:47.80 ID:83/TvPb3i
はよ
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 21:51:50.19 ID:kSJQmvTa0
パンツかってきた
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 21:52:04.88 ID:QmSAvPd60
固定概念「生」

この世には「生」というものが存在するとされている。それについて少し考えてみよう。
この世界に存在する証、もしくはその概念。
誰もが抱く永劫の疑問。
しかし、答えが出ないことも知っているであろう。
さらに、答えが無いことも。適当に思った事を書いてみたが、これらはおよそ、個人個人によって異なる見解を持つと思う。それは全てが全てを正しいとは言えない。
だがそれ故に間違いだとも言えない。
そういった曖昧な事こそが考えるべき事だと思っている。
では、話を戻そう。
「生」にはこれだ。と決め付けられた定義が存在しない。
故に、「生」を考えるとき、その逆の事柄についても考える必要がある。
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 21:52:25.72 ID:QmSAvPd60
スレ立て初めてで遅いけどスマン
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 21:53:11.10 ID:v1vwpKL80
全然大丈夫
次こいやー
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 21:54:06.66 ID:QmSAvPd60
そう。「死」だ。生の対義語として認識されている言葉。
これを通常の人は怖れる。当たり前だが。この世界では生命活動をする事で「生きている」とされる。
それを停止することはつまり、人から認識されない事を意味する。
生きている内は「ヒト」であるが、死んでしまえばただの「肉塊」にしかならない、ということだ。こういう事を考えていると一つの疑問が浮かんでくる。
「人はいったい、死の何に怖れているのか。」
死というものを体験した事のない者には理解できない。
そういってしまったら話が終わってしまうわけだが、私はそんなことはないと思う。
死を怖れる事ができるものは生きているものだけであって、死んでからでは――証明はされていないが――認知できないはずだ。本能で怖れるといえばいいのかもしれない。
が、それでは本能が何を怖れているのか分からない。
恐怖する対象が不明瞭である現実に、恐怖しているのかもしれない。
抽象的にしか理解できていないがために、中途半端な認識のために、それが故に恐怖という感情を抱いてしまうのではないだろうか。
「生」という固定概念に囚われた私達では、その答えを導き出す事は不可能なのかもしれない。
では、「生」に固執している事は罪なのだろうか。
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 21:54:59.16 ID:QmSAvPd60
いや、それは違っているだろう。
この世に受け持った命に対して、それを守り、維持する事に過保護も執拗をない。
生命として当然の行動だろう。
ということは、死に、生に抱いているこれは、恐怖ではなく、手放してしまうという可能性に対しての「不安」なのではないだろうか。
この世界では全ての人、物、生物が新しい時を初めて体験し続けている。
新たな事に不安を抱くことは決して可笑しなことではないはずだ。
そのはずなのだが、ここで更に矛盾が生まれてしまう。
「生」に不安を抱くという事は、つまりは不安を抱えて顕現した私達にとっては、それを抱くために生まれてきた事になってしまう。
そんな事を、私達が望んできた生とは言えるだろうか。
しかしそこを考えると、また新たな疑問が浮かんできてしまう。
「私達は何のために生きているのか」だが、これは今回の「生」を考える上で重要であるが故に邪魔になってしまうので、機会を改めて詳説したい。
……生きている限り「生」という事を完全に認識できない事が現状だ。
しかし、そうだといって思考を停止すれば理解するなどというのは程遠く、夢幻となって忘れてしまうだろう。
考える事を止めてしまえば、人の成長はそこで止まる。馬鹿馬鹿しいが、実際はその通りなのかもしれない。
14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 21:55:00.04 ID:eHBk9ECD0
>>1
   ∩ _rヘ       / ヽ∩
  . /_ノυ___ιヽ_ \
  / /  /⌒  ⌒\   ヽ \
  (  く  /( ●)  (●)\   > )  お前の頭は
  \ `/::::::⌒(__人__)⌒:::::\' /
    ヽ|     |r┬-|     |/
      \      `ー'´     /

 (( (ヽ三/)        (ヽ三/) ))
  .  (((i )   ___   ( i)))
  / /  /_ノ   ヽ_\   ヽ \
  (  く  /( ●)  (●)\   > )  くるくる
  \ `/::::::⌒(__人__)⌒:::::\' /
    ヽ|        ̄      |/
      \              /

 
   ∩∩∩    .    ∩∩∩
  .∩_:||_:|_:|        |_:||_:|_:∩
  │ ___  つ      ⊂  ___ │
   ヽ   ノ  ___   ヽ  ノ
  / /  /_ノ  ヽ、_\   ヽ \
  (  く   o゚((●)) ((●))゚o   > )  パーだおwwwwwwwwwwwwwwwwwww
  \ `/::::::⌒(__人__)⌒:::::\' /
    ヽ|     |r┬-|     |/
      \    | |  |     /
          | |  |
           `ー'´
15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 21:55:43.99 ID:vCtdB5QF0
これはまだせふせふ
物心ついたらみんな考えること
16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 21:55:53.15 ID:QmSAvPd60
>>14
うるせぇ誰だってこんな時期はあっただろ
17 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/01/22(日) 21:56:14.33 ID:n5AeF1mr0
いくつの時に書いたの
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 21:56:30.87 ID:aG6SlQko0
                _,,....------ 、
              ,.ィ'/ ,;:    ,;:::::;\
             /;;'" ,.::,' ,'  / |:;;:;:;:;:;:;ハ
            // /;::::::,,' ;   :ミ ;:;:;:;:;:;:;',
            ;:;|  /;:;:;;; '     ヾ:;:;:;:;:;:;:;':,
           ,!;;;! ノ//      ::|;:;:;:;:;:;:;:;、
           ;;;;;;! ノ"     . : : :::l;:;:;:;:;:;:;:i,l
           ノl;;;;|::;;,,_    _,,,,..,,__ : :ヾ;:;:;;:;:;|!i!
           |;;;;| 、,、   "_,,,..  .: :|::r:;;:;;| |
        _,. -''i|;;;:|',   ; :: `¨´  . : ノ;;レ;;;l;;|
      ,ィ'"   |;:リ.ハ  ノ  ::..      /;;;;;リノノ^`ー 、
      /      "  ヽ ゞ...r='     ノ,'ノノノノ    ` 、
     /   i      ハヽ==-   //  /        \
     ;'    !     ;'_,,ヽ、  _./  /  ,'          ヽ
    ,'    i     (  ゝ ̄、  _,. :'   ;'    ,.      'i
    ;'     、        ~`ゝ--ァ\  ,!         ,.  |
   ,'      :,         i' ゞ.;'   \i   /    ,. - ' ,  |
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 21:57:45.78 ID:yNrBH6JU0
これはコピペになる
20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 21:58:05.91 ID:QmSAvPd60
>>15
ありがと
>>17
高校2年の時だったかな

次行く

絶望とは何か?

こう問われて、これを読む者は何を想像するだろうか。
死?
他者からの忘却?
絶対的な闇?
それこそ多種多様、千差万別だろう。
しかし、多くの人が「死ぬ事だ」と答えるのではないだろうか。
その答えが正解なのか、それが本当の絶望かと問われても、私は沈黙するしか答えようがない。
これも「生」同様に不確定なことだからだ。
では、真の絶望とはいったい何か。
ここからは、簡略に私の見解を書こうと思う。
「絶望は、定義できない。」
これが私の答えだ。
生きていく内で、およそ真の絶望にあうことはないと言っていいだろう。
正常に世界が動いているからだ。
病気になったとき、医者から「明日には死ぬでしょう」と宣告されても、私は絶望しない。
それは、死は誰もが迎える共通のこの世との乖離であって、それをされてどうかと言われてもなんとも思っていないからだ。
21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 21:59:14.79 ID:QmSAvPd60
だが、生きる事に執着したものはそうではないだろう。
その者にとっての最大の存在価値とは生きる事であり、死んでしまえば何もなくなってしまうと考えるものには、私のような思考は適用されない。
また、守るべきものがある者にとっても同様であろう。
定義できないのは個々の思考に相違があるからだろう。
だが、生まれてきたときには死ぬ事が前提条件とされているわけであり、今更それをどうこうしようという気は私にはない。
生命として、生きていく者として、当然のリスクではないか。
刹那に永遠を生きる私達が、そこまでクロノスの時(人間が区切っているもの)に執着してどうするのだろうか。
死して絶望となる。
などはなんとも馬鹿げていると私は笑ってしまう。
以上が私の見解だ。
批判するのならどうぞご自由に。
他人に同じ思考を持てとは言わないし、私にはそれをする強制力も権力もない。
ただ、私を、私の思考そのものを否定する事はできない。
どうやっても。
これが他人との境界線だという事を理解して欲しい。
最後にして悪いのだが、本当の絶望とは、絶望を知らないでいる私たちのことではないだろうか……。


俺は誰を煽っていたんだろうか……orz
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:01:49.92 ID:36vF/2vP0
長いな
産業で頼むよ
23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:02:16.41 ID:QmSAvPd60
次行く

何処にいる?

また疑問から始まる。
ここは何処だろう。
私の生きるこの世界は。
世界は世界。
しかし、それは全てが不安定な曖昧さをもって存在していると言える。
これだけで私の言いたい事を理解する事は難解と思う。
なので、少し例を挙げてみる事にしよう。
今、目の前に落ちている石。
石のように見えるだけで本当は何も無い、虚無なのかもしれない。
私が会ってきた人物。
それらは私の妄想が生み出した架空の存在なのかもしれない。
私から見える窓の外の景色は、もしかしたらそう見えるだけでただの絵画なのかもしれない。
世界はこういったことで常に揺らいでいる。
否、その世界ですらも嘘偽りなのかもしれない。
…私の言いたいことが分かっただろうか。
そう。
24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:02:20.62 ID:AwJi7iD20
中二というより
βακα..._φ(゚∀゚ )アヒャ
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:03:21.26 ID:vCtdB5QF0
論旨と使う単語が厨二っぽくなってきたな
26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:03:42.24 ID:QmSAvPd60
虚構。
私は、この世界に産まれたとされているが、それがどうしたというのだ。
他者の意識を認知する事はできない。
それ故他人の存在すら曖昧な存在になり、信じられるものは一つもないのではないか。
つまりはそういうことなのだ。
「いや、一つだけある。」
と、一人の哲学者が、私の疑問に答えてくれた。
「kogito elgo sum」
我思う故我有り。
という意味だ。
目に映るもの、感じるもの、全てが虚偽かもしれないが、今ここに、それを考える私は、本当の意味で本物なのではないか。
ということだ。
確かにそうだと思うが、私は少し違った考えをする。
今から、当たり前のことを言うが、それを世界法則とここでは言っておきたい。
物質は存在し質量を持っている。
この世界では科学が発達している。
いくつかの種族、国、宗教に別れ、日々を生きている。かつて戦争が起こり、多くの人が死に、その歴史というものの上に、世界は流れ、人々は日々過ごしている。
私が言う世界法則とは、私が生まれてきたこの世界そのものを指す。
実際に全ての事柄を見てきたわけではない。
でも、そうであったとされてしまっている。
それが当然であるかのように。
私はただ、世界、生きている間という舞台の上、現代というセットに囲まれ、人生という戯曲を踊らされている人形。
喩えるなら、プログラム。
0と1、在るか無いか、ただそれだけ。
存在する確率。
それすらプログラムの変数に過ぎないのかもしれない。
27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:04:14.70 ID:QmSAvPd60
ペース早いかな?
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:05:11.23 ID:83/TvPb3i
全く読んでないけど濡れた。
29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:05:45.00 ID:lLu0w5qm0
人生という戯曲を踊らされている人形ッ!
30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:06:10.69 ID:vCtdB5QF0
ありがちでイイヨイイヨー
これで一本ラノベ風小説書けよ、落ち着くぞ
31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:07:15.54 ID:QmSAvPd60
だから、こうして私がここにいることも偶然ではなく必然的なこと。
鉄は硬い。
元々決められていたら、硬いようにプログラムされていたら、それは当然の事になる。
他人も同様に、「いる」とされていたら、なんら不思議はない。
私から見て、生きている様に見えるだけ。
そうプログラムされているだけ。
話しかければ、予め組み込まれた反応をする。
ただそれだけ。
私からは、他人の意識を覘く事は出来ない。
それ故に他人に、本当に意識というものがあることに懐疑してしまうのは、当然のことではないだろうか。
地球上で石を投げればいつかは地面に落ちる。
水は通常状態では摂氏零度で、氷る。
エネルギーが無ければ生きてはいけない。
全てが決められていることだったら?
それは、未来の絶望を意味しないだろうか?
私がどんなに頑張ろうとも、それは決められていた事柄になり、その結果も最初から決まっている事柄となる。
こう考える事もできる。
この世界は全て、私が願い、作り出した虚構、または夢幻だと。
そうだとしたら、思い通りにならないのは世界を組んだのは私ではないからだろう。
或いは、私が望んでいないからだろう。
この世界には望むようなものはあるだろうか?
元々何も無い虚構の世界の中に?


自分で読んでて恥ずかしくなってきた
>>29
カタカナ読みはハングドマンでお願い
32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:08:17.31 ID:vCtdB5QF0
>>31
恥ずかしいくせに注文つけんなよwwwwwwwwwwwwwwww
33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:09:06.93 ID:3KttYDYL0
フリガナ振ったらより厨くさくなりそうだな

虚構(ギルティダウト)みたいな
34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:10:11.98 ID:QmSAvPd60
>>30
こういう題材じゃないけど前にHP作って放置してる
まだ残ってるかわからんけど

次行く

うそつきのパラドックス

あるところに道標の看板があったとしよう。
そこには
「右に行けば○○村。
左に行けば△△街。」
と書いてあり、その下には更に、
「ここに書いてある事は全て嘘です。」
といった文章が書いてあったとしよう。
そこに、○○村に行きたい一人の旅人が歩いてきて、その看板を見たとする。
さて、ここで少し考えてもらいたい。
この文章が示す事は正しいのか否か。
これだけでは判るわけがないだろう。
というのが大多数だと思う。
しかし、よく考えてくれ。
もし、この文章の示している事が正しいとすれば、そこに書いてある事は全て虚偽、ということになる。
だが、「ここに書いてある事は全て嘘です。」という文章は真実を表していることになる。
逆に、文章の示す事が嘘だとすると、そこに書いてある事は全て正確な事実となるが、
「ここに書いてある事は全て嘘です。」という文章は、全くの嘘偽りになってしまう。
結局、これを見た旅人は、これはどういったことなのだろうか。と頭を抱えてその場で悩みこんでしまった。
35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:11:40.01 ID:QmSAvPd60
 「アキレスと亀」の話を知っているだろうか。
アキレスは亀の二倍の速さで走る事ができるとする。
アキレスの前方に亀が走っているとき、どんなに走ってもアキレスは亀に追いつく事ができない。
というものだ。
 これを読んでいる人は、きっと何をありえない事を言っているんだ。
と思っている事だろう。
しかし、よく考えて欲しい。
アキレスが亀の二倍速く走るという事は、アキレスが2メートル進んだときに、亀は1メートル進んでいるはずであり、アキレスが2億光年走ったときに、亀も同時に一億光年前方に進んでいるはずだ。
こうしていると、アキレスは一生かけても亀に追いつく事ができない。
つまり、どんなに速いものでも、どんなに遅いものにも追いつけない。
ということだ。
もちろん、こんな事は現実の世界ではありえない。
面倒くさがりやな哲学者が気まぐれで唱えただけのことだ。
しかし、この話はあまりにも説得力があり、(屁理屈だが)理論的だったために、何百年もその通りだと信じられていたのだ。
どうだっただろう。
今までの話は。
暇つぶし程度にはなっただろうか。
黒板なんかに、「ここに書いてあることは全て嘘です。」などと書いておくと面白いかもしれない。
こういった馬鹿げた話は、案外身近に落ちているものだ。
少し思考を変えてみると面白いものが見つかるかもしれないだろう。



なんで俺語りかけてるのさ?
36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:12:57.43 ID:QmSAvPd60
落とした方がいい?
37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:13:40.25 ID:EQ1CZEv50
続けなさい
38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:14:00.04 ID:QmSAvPd60
>>37
ありがと
39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:14:42.41 ID:QmSAvPd60
無題

永遠に一瞬を生きる人にとって、この世界の重要性とはどれ程のものなのか。
制御された時間に懐疑せずに生きる私達に、どれ程の事が出来るのだろうか。
最大の逃げ場を持つ私達に、どれ程強固な決意を抱く事が出来るのだろうか。
全てを忘れて産み落とされた私達が、疑問を抱かずに生きる事は無意味な事か?
何を忘れたのかも分からない私達が、ただ生きてくだけでは酔狂なのだろうか?
有限を持った肉体、束縛された精神に、顕現する事に対し慟哭すらした生命に。
悲憤慷慨せずに生きる事を維持できるのか。邯鄲の夢に溺れただけではないか。
絶望を黙認し、否定すら認可されない世界に。求める物などあるのだろうか。
この世の全ては何も無い。
真実も現実も肉体もヒトも虚偽も無限も死も感情も未来も理性も幻想も天も闘争も天使も知識も永遠も地も空想も生も過去も虚構も一瞬も希望も神も悪魔も精神も有限も理屈も欲望も全てが最果てに溶け合い、黄昏に墜ちていく…。



とりあえずこれで一段落
40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:16:59.97 ID:QmSAvPd60
次のファイル行く
ファイル名「蒼茫.doc」
41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:18:49.59 ID:QmSAvPd60
雨。
空が雲に覆われて。今にも降り出しそうだ。何も感じない。ただ考えるだけ。恐怖も無い。安も無い…と思う。今はまだ。
生きること。生。
この世界に存在する証、もしくはその概念。
誰もが抱く永劫の疑問。
しかし、答えが出ない事も知っている。
更に、答えが無い事をも知っている。
不安ではない。恐れでもない。
生きることに。
其れは。
こうしてパソコンに打ち込むことに意味は無い。
知っている。
莫迦げている。
自分の感情。
喜怒哀楽?
此れこそ馬鹿げている。
もっと複雑な事なのに。
42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:20:18.27 ID:QmSAvPd60
其れを表すには足り無さすぎる。
すべてが。
する必要も無いか…。
そうかもしれない。
しなくていい。
唯、感じるだけでいい。
唯、私には出来ない。解らない、考えてしまう。
頭に文章だけが打ち込まれ、消える。他人の気持ちの理解は出来る。
唯、感じることが出来無い。哀れな…?厭、愚かな?何の意味も無い。解っている、そう思っているだけかもしれない。
何を?
私はいったい何を知っているのだろう。何を理解したつもりでいたのだろう。いったい、私は…。
何を求めている?
何に求めている?
希望はあるのか?
明日はあるのか?
否、無いかもしれない。
すべてが。
43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:20:52.88 ID:QmSAvPd60
其れは絶望か?
違う、誰もが迷っている。
明日を求めるから…。
求めてはいけないものではない。
唯…。
明日などは掴める筈も無いのに。
手を伸ばせば直ぐに掴めるだろう。
唯、其れは明日ではない。
今日という今日だ。
昨日という時間から抜け出し、駆け抜けてきた。
追いかけていたものは明日。
捕まえたものは今日。
そして今日求めるものは明日。
未来。
「ずっと先にあって霞みがかったものだ」
誰かが云っていたような気がする。
目の前に在るじゃないか。
掴めないだけ。
触れられないだけ。
だから追いかける。
其れが未来かもしれない。
外は相変わらず暗い。
雨は降らない。
穏やかな曇り空の黄昏時の思考…。
44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:22:06.02 ID:EQ1CZEv50
よくこんな長い文章書くきになるな
45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:23:15.37 ID:QmSAvPd60
>>44
我ながら変人だと思う

ホームルームが終わった。
騒ぎ出す教室。その後ろを誰にも気づかれることも無く出ていった。
帰りに知らない学生が言っていた。
「マジ死ネだな」
ふと思った。
なんだ?
死とは。
彼が意味を理解した上で発言したとは思えない。
軽々しく口にして良い事とも思えない。
死とは…。
儚い。夢の終わり。目覚め。世界の始まり。逃げるための…。
ヒトが等しく持っているもの?
ヒトに等しく与えられたもの?
誰もが恐怖し、誰もが迎える、悲しむべき此の世の終わり。
喜ぶべき次世への始り。
或いは、想像できないほどの甘美なもの…。
違う、
違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う!
46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:23:38.84 ID:QmSAvPd60
そんなものじゃない。
有ってはいけない事だ。
死とは。
絶対だ。
絶対の無いこの世界の。
理解は出来ないだろう。
してはいけない物なのかもしれない。
厭、するべきでは無い。と言った方がいいかもしれない。
意味が無い訳では無いだろう。
考える事に。
理解は出来ない。
「出来た」、が其れは偽りであり、紛れもない虚妄だろう。
所詮は幻想に過ぎない事。
今日も曇りだ。日は出ない。夜は。未だ来ない。
47 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/01/22(日) 22:23:55.09 ID:4Xn8HJwu0
うわぁ
俺でもここまでじゃなかったぞ
48以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:26:21.15 ID:QmSAvPd60
>>47
お恥ずかしい限るですハイ……

「なんか楽しいね」
意味も無く微笑みながらいった。顔は笑っていた。心は黙っていた。何故って、
嘘だったからに決まっている。
自然と出てしまった、一言。大きな意味は無かった。他人への影響も無かった。唯、言った後の後悔。
それだけが残った。何故出てしまったのか。解らない。自分を隠した?其の行動に意味は?
無い。
いったい…。
…他人に自分を見せようとしない?
恐れているのかも。
自分を、自分の中を見られる事を…。
何て臆病なんだ。
他人とは必ず少し距離を置く、自分を見せる事はしない。
触れ合う事もしない。
しかし、独りに成りたく無い。
独りで居る事が怖い。
誰かに声を掛けて欲しい。
…本当か?
49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:26:51.22 ID:QmSAvPd60
此れも嘘か…?
独りで居る事が怖い訳じゃ無いのかもしれない。
唯、他人から見られる事が怖いのかも。
誰からも注目されたくない。
私を・・・ミナイデホシイ。
雨が降り出した。刹那といえるほどの時間で激しさは増した。人が騒ぐ。
それぞれが、
それぞれの身を守る為、
それぞれの足を動かす。
知る事は無い思いも、千差万別か。
雨は空から降る。空には雲は無かった。澄み渡っていた。
蒼茫の空。
何を視たのか。
何を感じたのか。
何を思ったのか。
私は知る術を持っていない…。
ソラは、唯々、涙を流していた。
少なくとも私にはそう見えた。

あれから少しは堪えたソラも、また、泣き出した。今日も雨。我慢の限界だったのか、地面を小さな海に変える。
50以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:28:20.47 ID:QmSAvPd60
月。
美しく綺麗。輝き、照らし、浮かび、其の威容を露わにしている。
時に恐れてしまう。
夜は黒い。全てを覆い、隠し、欺けてくれる。
月は輝き、全てを照らし、現し、露わにする。
自分の行いまでも。
正しい。正しくない。は判らない。私は月の目を恐れながら夜を過ごす。何もない空とした夜に、弧光を映し出す。
そこには月だけが在る。
凛とした闇夜。
其れを侵す月。
僅かに重なった雲に、おぼろげな光が浮かぶ。
何かがいた。夜空を、夜の海を、誰かが翔んでいる気がした。
私も翔びたい。夜の中を寂かに・・・。
51以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:30:00.16 ID:QmSAvPd60
ヒトはやさしい。
美しい。
だが、穢れている。
どこかが。
わからない。
なりたくない。
穢れたくない。
表面上では信用していても、決して他人を信頼することは無い。
本心では他人の中傷までする。
嫌だ。
そうはなりたくない。
たとえ話す言葉が少なくとも、私はヒトを信じ、偽り無く接したい。
多くのヒトにそうするわけではなく。
それに値するヒトだけでいい。
信じたい。
信じられたい。
そうして生きていくことが、ヒトであると思いたい。
52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:31:09.38 ID:QmSAvPd60
月と夜。
夜と月。
夜と共に月が在り、
月と共に夜が在る。
夜は月であり、
月は夜であり、
月が在ることで夜になり、
夜になることで月が在る。
月の浮かばない夜など無い。
月と夜は闇に隠される。
だが、決して離れることは無い。
共にあってひとつであり。
共にあってひとつになっているから・・・。
地上の闇は膨張し続け、
哀れな魂は亡骸を求め彷徨い続ける。
夜に潜む梟は
終わらない鎮魂歌を詠み、
生ける者の光は霞んで見える。
闇は迫ってくる。
夜は覆われる。
月は隠される。
空はまだ黒い。
53以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:33:54.37 ID:QmSAvPd60
自分の傷を抉ってるみたい
なんか苦しくなってきた
54以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:35:18.03 ID:QmSAvPd60
人類にも、偉大なヒトがいると思う。
「kogito elgo sum」
「我思う故、我在り」
このコトバを私は信じたい。
私の手の中にあるこの指輪は、有るように見えているだけで本当は存在しないのかもしれない。
窓から見える美しい夜の風景は、本物のように見えるだけでそう描かれた絵なのかもしれない。
今ここで生きてるとされている私の世界も、現実とされていながら、永い夢の中なのかもしれない。
この世界は嘘かもしれない。全てが。
しかし、一つだけ事実、真実がある。
「私は今ここにいる。」ということだ。
本当は、全てが偽りのもので、この世界が嘘だとしても、私は今ここに居る。私は今ここで考えている。其れは私にとっては真実であり、私にしかわからない事実である。
故に、我思う故、我在り。
私は居る。ここに。私はここに思う。だから居る。このことさえ理解できれば、信じることが出来る。
Kogito elgo sum…
私は、私を信じることが出来る。私は、私を信じることしか出来ないから・・・。
窓に描かれた夜は深く・・・。夜に描かれた月は美しく・・・。私を照らす・・・・・・。。
55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:36:27.55 ID:QmSAvPd60
誰もwwwwwwwいないwwwwwwww
56以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:38:40.87 ID:QmSAvPd60
こうなったら削除依頼出されるまで書いてやる><
57以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:39:15.57 ID:QmSAvPd60
私は、今、ここに、生きている。ということになっている。
実際は全てが虚無なのかもしれない。
それは確かめることが出来ない。
確かめる術が無いのだから。
今、私が生きているとされるこの世界には、いくつかの法則がある。
私はそれを、現想世界法則と呼ぶ。
人というものは生きている。
これは現想世界法則。
物質は存在し質量を持っている。
これも現想世界法則。
この世界では科学が発達している。
これも現想世界法則。
いくつかの種族、国、宗教に別れ、日々を生きている。
これも現想世界法則。
かつて戦争が起こり、多くの人が死に、その歴史というものの上に、世界は流れ、人々は日々過ごしている。
これも現想世界法則。
そう。
私が言う世界法則とは、私が生まれてきたこの世界そのものを指す。
実際に全ての事柄を見てきたわけではない。
でも、そうであったとされてしまっている。
それが当然であるかのように。
真実は、
58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:39:42.07 ID:QmSAvPd60
私はただ、世界、生きている間という舞台の上、現代というセットに囲まれ、人生という劇を踊らされている人形。
喩えるなら、プログラム。
0と1、在るか無いか、ただそれだけ。
存在する確率。
それすらプログラムの変数に過ぎないのかもしれない。
だからこうして私がここにいることも偶然ではなく必然的なこと。
鉄は硬い。
元々決められていたら、硬いようにプログラムされていたら、それは当然の事になる。
他人もそうだ。
私から見て、生きている様に見えるだけ。そうプログラムされているだけ。話しかければ、予め組み込まれた反応をする。それだけ。
石を投げれば落ちる。
水は通常状態では摂氏零度で、氷る。
エネルギーが無ければ生きてはいけない。
全てが決められていることだったら?
それは、未来の絶望を意味しないだろうか?
私がどんなに頑張ろうとも、それは決められていた事柄になり、その結果も最初から決まっている事柄となる。
この世界全てが私の作り出した虚構。そうだとしたら・・・。
思い通りにならないのは、
世界を組んだのは私ではないから。
或いは、
私が望んでいないから。
59以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:40:45.91 ID:QmSAvPd60
この世界で望むものはない。
元々何も無いのだから。
何かを願ったところで、この世界は嘘偽り。
無から無を作ったところで何も意味は無い。
私にしか感知できない世界だとすれば、
私の為に在る世界。となる。
でも実際は望んだものすら手に入らない、矛盾した世界。
今まで疑問も無く平然と暮らしてきて、何もつかめていない。
私のいるこの世界はそういった場所。
だから死ぬことも勝手にしていい。
でも私は死なない。
私のために在る世界。それをわざわざ捨てることも無いと思うから。
自分自身のことしか解らないのならそれでいい。
自分のことさえ知ることが出来れば・・・。
この、ゲームの名前。
現実仮想空間。
唯一絶対の、ルール。
現想世界法則。
囚われたプレイヤー。
一人のコドモ?
ギャラリーは・・・。
下卑た笑みを浮かべる観測者面の詐欺師だろう。
60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:41:52.29 ID:QmSAvPd60
いったい何を焦っている?
今更そうしていても無意味なのに。
分かっていながらも、この胸にある蟠り、分解しようの無いずっしりと重いモノは何だろうか?
情けない。なんと醜いものなんだろう。
自分という小心者をここまで愚かしいと思ったことは久しく無かったと思う。
今すぐ何かを殴りたい。
このパソコンを叩き潰して、壁に投げつけ、踏み砕いて、この憤りを何とかして鎮めたい。
そんな愚行、私が行うものか。
私はまだ人間でいたい。
この葛藤を自らの内で鎮めてこそヒトという生き物でいられるのではないだろうか。
私は・・・。
私は何を言いたいのだろう。
何を思い、考え、欲しているのだろうか。
ここまで自分を焦らせているモノとは何なのだろうか。
思考を止めろ。
接続中止。
回路切断。
感情抑制。
理性の感覚維持に全力を。
・・・再思考。
まずは私を。いつもの私を取り戻そう。
無為に干渉するな。
「自我の抑制を最優先に。
常闇にこそ月は輝くものだ。
闇より尚深き純白の闇にて。
総ては泡沫に消ゆる。」
61以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:44:01.81 ID:QmSAvPd60
魔術師達は何を創造したのか。
私が考える限りでは、彼らは何も創造していない。
いや、創造していないことを創造していた。
創造できないものを創造し、彼らは至ろうとしているのではないだろうか。
全ての根本へと。
万物には流れが在り、時間にも同様に流れそのものは或る。
その流れの根本。
それはどこにあるのか。
流れを辿っていけばいつかは辿り着くことが出来るだろうか。
とすると、魔術師達は皆同一のものを目指している事になる筈だ。
或る一点から派生してできた流れなら、それらを辿っていけば最終的にはその一点へと到達するからだ。
丁度、河口から川沿いを川上へ向かって歩いていくように。
62以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:45:36.43 ID:QmSAvPd60
遡っていくうちに川の分岐点に着き、流れは派生する前の姿を取り戻す。
これは根源に近づくにつれて本来の形を取り戻していき、分離し、複雑化した子供ともいえる川達を束ねていたものへとなる。
川そのものの元は一本だ。
しかし、複雑化した場所から根源を目指すとき、その道のりは様々となる。
魔術師である彼らが目指すものはそういったものだろう。
万物の根源。世界の根本。
世界とは何万もの混沌による重なりで成り立つ、理不尽な秩序のようなものだ。
平穏である事が悪いわけじゃない。
ただ今この刹那の間に認識できない世界が広がり、刹那ですらない時の中で永遠が存在し、幾つもの滅び、幾つもの崩壊が存在している事を認識すら出来ない事が憐れに感じてしまう。
世界の時間は変わりなく、並列に並ぶ平行世界が無限に存在している。
世界の規模は変わりなく、全ての世界、全ての固体、全ての意識、に同規模の世界が無限に重なっている。
三角形ではなく、円錐状に意識空間世界は広がり、時には時間軸を無視した無限回帰を続ける。
63以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:47:53.44 ID:Yof6vt0r0
なんとも言えないぬるさ
64以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:47:54.58 ID:QmSAvPd60
時間の重複性。
私達の生きるこの時間軸は一直線上に存在するのだろうか?
確かに私達の観測できる時間軸は恐らくはある一つの線をなぞるように存在しているだろう。
だが時間を平面的に区切ればある特定の時間平面上には多くの人の時間が同時に存在するはずである。
その場合、複数による観測点から同じ時間平面を観測する事が出来る。
これは時間の重複ではないだろうか?
仮に時間軸が一直線上にあったとしよう。
ある個体の観測する時間のみで定義された時間の中では、問題になるのは時間の流れである。
私たちは外部からの刺激を脳内の電気信号に変換する事で世界を認識できている。
ならばその脳内の信号の伝達速度が速ければ、それだけ世界の進行速度は加速するのではないだろうか。
65 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/01/22(日) 22:49:02.13 ID:4Xn8HJwu0
一応俺は見てるぞ
基本ROMってる
66以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:51:24.61 ID:QmSAvPd60
>>63
もっと恥ずかしい黒歴史をお持ちなのでしょうか?
>>65
視姦されてる……///

世界は醜い。そんな事は以前から解っていたことであるが、改めて突き詰められると私は泣きそうになってしまった。
世界は醜い。他者はどこまでも他者であり、自己は何があろうとも自己たる存在として在りつつけるだろう。それが故の穢れ。
世界は醜い。他の世界を認めない、認めながらに拒絶するその光景は私の精神を深く深く傷つける。
ヒトは完全に分かりあう事なんて出来ないことは承知している。
が、それでも私は他者を拒絶する事に抵抗を覚えていたらしい。
そして傷ついた。
これは何故だ?
答えは出ている。
私が、どうしようもなく傲慢で、自己中心な心理の持ち主だという事だ。
穢れたものを見たくはない。
汚れた世界は見たくはない。
たとえ世界が濁り汚れていたとしても、私さえその汚れた世界を見なければそれでいい。
世界が穢れていたとしても私にその穢れを突き付けられなければそれでいい。
どうして私にそんな汚れを、世界の穢れた部分を突き付けてくるのか。
動物の肉を食べても、私はその動物が殺され、解体される様を見る事はない。
私がただの「食物」としか認識していない動物たちは、どのように世界の穢れを具体化したのか。
それが穢れである限り、私はそれを見たくはない。自分さえ知らなければ全てはどうでもいいのだ。
なんて傲慢。
世界は穢れている。どうしようもなく、何もしなくても、何をしても、穢れている。何故だ?答えは出ている。穢れを嫌う私たちこそ、穢れの一部なのだ。

67以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:54:01.39 ID:QmSAvPd60
蒼茫終了
こんなんでオナニーしてたのかと思うと……

次行く
68以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:54:57.03 ID:QmSAvPd60
thinking.txt
私は、私の性格の大部分を占めるであろう思考の断片を、ここに記録しておくことにしました。
私の思考は唯一私が意識を持ち、自ら活動している証となるはずです。
ここに書かれることは私の思考であり、空想であり、私そのものであり、現実となるはずです。
69以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:55:31.06 ID:QmSAvPd60
私は世界を否定します。
だから、私はここには存在しないのです。
高専一年の夏休みでしょうか、私はそのことをついに悟りました。
これは私の生きているという現状を十分に満たす(もしくは完全に無とさせる)真理となりました。
70以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:56:54.24 ID:QmSAvPd60
繰り返されることで定義される日常の中に、突然、本当に思いもよらないのにふとしたことから激情を覚えることがあります。
不意に触られた時であったり、不意に投げかけられた在り来たりな言葉であったり、原因は日常の欠片の中の何の変哲もない事です。
しかし、私は愚かです。
以前からわかっていたはずなのですが、この理不尽なまでの葛藤はいったい何なのでしょう?
この感情は、予測、人を殺す。
それも無意味に。
ただ単に、殺すだけです。
そんなことになったら…私はきっと耐えられない。
ただ単に、と人を殺してしまった自分が許せなくなるでしょう。
勘違いのないように、私は人を殺すことには何の罪悪感も抱かないでしょう。
唯私は、人を殺すときは甘美なものでなくてはいけないと。
だから何の思考もなく殺すだけでは勿体無いではないかと思うのです。
この感情は未だ私の抑制できる範囲です。
幾つもの葛藤の中に、幾つもの理不尽や不条理の中に身を置いてきた私にとってこの程度の感情は十分に自制できる範囲なのです。
私が完全に自己を消失させる事など、小学生の時はともかく、一切在りませんでした。
抑制を常に念頭に置き生存してきた私はいつの間にか演技に長け、制御が利かなくなった振りをすることもできたのですから。
71以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:57:20.90 ID:41gwbeny0
最初は普通に説得力ある文だったけど
だんだんそれっぽくなってきたな
72以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 22:59:26.95 ID:QmSAvPd60
>>71
説得力がある……だ、と……?


欲望の先にあるものはなんでしょうか。
今の私には見当もつきませんが、恐らく、私が最も嫌悪するモノの一種か、それに順ずる何かでしょう。
私は欲望が嫌いです。
正確には、欲望を持ってしまう自分が、です。
それも、殺してしまいたくなる程に。
俗物的思考に囚われを持ってしまうなど、考えただけで狂いそうになります。
吐き気がする。
自分を壊したくなる。
…嫌。
そんな下らない事に囚われたくなどありません。
私は私にだけ従順であればいいのです。
私は私だけを理解できればいい。
自分を理解できた人間など、露ほどにもいないでしょうから。
だから…
 死ぬ前に死にたい。
 死ぬ前に殺したい。
 殺される前に死にたい。
 殺される前に殺したい。
これらすべては同じことだと思うのです。
生と死ではなく、死は死でしかない。
生に魅力は皆無。
視覚でしか捉えられない世界は、曖昧で、偽装で、空虚で、単調で……、私を満たす何もかもが何も無いのです。
思考は独立し、孤高は誇ったとしても孤独であり、他人はヒトですらないのです。
常に孤立。
73以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 23:00:32.68 ID:QmSAvPd60
砂漠に美しい薔薇が咲いたとしても誰が見てくれるのでしょう。
故に、自らを信じることしか出来ないのです。
その筈でした。
ですが、疑問は、常に私を押し潰そうとしました。
「私も、…人形なのではないか?」
何時そのように懐疑したのかは覚えていません。
ですがその疑問が浮かび上がった時でしょう、私の中の何かが消え、そして開放されました。
もしかすると、その瞬間から違う世界に迷い込んでいたのかもしれません。
唯解っていた事は、私はもう、本当の普遍的意味で生きてはいけないという事。
それだけです。
生物として、本能に囚われ溺れて生きく人々の事をどれだけ羨ましく思ったでしょう。
不十分な思考を明確に持ってしまったが為に私は私を信じられなくなってしまったのです。
懐疑してしまったのです。
この疑問は常に私を束縛、拘束し蝕んでいくのです。
私は誰?私は誰?と誰彼に尋ねても、自身のことは自身にしか解らないのですから答えられる他人は居る筈も無く、私は私が懐疑している故に私が誰なのか知ることができないのです。
知りたいことを知っているのは自分だけなのに、知りたいと尋ねているのも自分なのです。
もう、この疑問が解かれることはないのかもしれません。
否、私自身、解答を望んでいないのかもしれません。
私は死んでいません。
ですが、私は生きていません。
ここに私はいないのです。
私は一人、何所に行っても何をしていても、只々孤独なのです。
74以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 23:02:09.11 ID:/mrlILsc0
【レス抽出】
対象スレ:HDD整理してたら俺の恥ずかしい厨二文書が見つかったから晒しテク
キーワード:初カキコ



抽出レス数:0
75以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 23:02:22.63 ID:QmSAvPd60
誰かを愛することも私にはできそうありません。
この世界はプログラムだと知ったからです。
0と1の配列か、もしくは、予めそうなる様に書かれた文章の断片なのです。
だから、他人を他人として見ることができないのです。
他人は物であり、または設定であり、または単なる環境だとしか認識できないのですから。
その環境にどう対応していくか。
それが、この「ワタシの人生」という遊戯の趣旨になったのです。
「人間失格」という小説があります。
太宰治という作家が、これを書き上げた後に自殺をしたもので、まるで太宰の遺書であると言われている作品です。
これを初めて読んだとき、これほど共感できる文章、いや、思考は他にないと確信しました。
この本の中に出てくる葉蔵という人は、私と同じ思考を持ち、同じような事に懐疑し、そして同じような事に絶望したのだと思いました。
そう、私も道化を演じているだけなのです。
唯、私と葉蔵とは一つ、大きな違いがあります。
その大きな違いとは、私は他人に恐怖してはいないという事。
私にとっての他人は環境に過ぎず、ある対応をとればその結果の反応を示す機械となんら変わりないものだからです。
葉蔵は他人に恐怖し、本当の自分を悟られまいと必死になっていたようですが、私はそれすらも滑稽に、無意味に思えてしまい、いつの間にか私の道化の仮面も、くたびれて萎れた日陰の草花のような物になっていったのです。
一年のとき、それを感じ取ったのか一人の女生徒が私と話しているときに
「○○ちゃんは大人びているね」
と言ってきたのを覚えています。
このとき私は、全くその通りなのだと行った本人以上に感じられました。
私は老いていたのだ、誰よりも先に世界に懐疑してしまい、一人だけ醜くなってしまったのだ、と。
76以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 23:03:43.59 ID:QmSAvPd60
同学年の他人は「青春」なるものを謡い、生きる事に謳歌しているのだと聞いています。
現にそのとき、生徒の間では誰と誰が付き合っているとか、彼氏や彼女にするなら誰がいい、などの恋愛の話で盛り上がっているようなのでした。
当然、私はその話題の中には入れませんでした。
私には到底、彼らの言う恋愛や恋という概念が理解できず、話しかけられても曖昧にただ流される話題のままに、ああ、うん、など頷いているだけなのでした。
また高専一年の暮れから今現在(つまり高専二年生中盤)までの最近の間に、自分はもしかしたらロマンチストなのでは、と思うようになりました。
恋とは他人の全てを欲する渇望であり、他人のそれ(他人に意識が在るとは私には到底信られない事ですが)と自分のそれとが織り成す人間関係のことを恋愛といい、
愛とは対象の他人を意識して思ってあげる、謂わば奉仕の想いであると、
そう考えるようになったのです。
なので「彼女がほしい」などと零している人に恋など起こるはずもなく、恋愛などできるはずがないと思うのです。
なので私は、恋、というものが起こるまでそういった感情を意識せず(私にそういった能力があるのかどうかも疑わしいことですが)
ですが恋をしたときにはそのさせてくれた相手のことを全力で愛したいと思うのです。
77以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 23:04:52.80 ID:QmSAvPd60
コレを書いたのが確か18歳で、その年のクリスマスに初めて彼女と呼べる彼女が出来ました。
78以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 23:06:11.56 ID:QmSAvPd60
人間はみな傲慢だと思います。
どんなに取り繕うと体から滲み出ている欲望を消すことはできないのです。
私に言えることは、偽善は偽善ではなく、偽善ですらなく、全ては自我の欲望ためだということです。
「他人のために」はあくまでも建前であり、内側は悪魔の形相だというのを私は知っていました。
完全な悪がいないという人は、それを理解せず、意識もしていないだけなんです。
または、それを知っていても認識することを拒絶し、意識しようともしないから何だと思います。

ジーキル博士が言いたかったことを、なんとなく理解した気がします。
人は、どう足掻いても人なのです。
他人を恨み、妬み、憎しみ、忌み嫌う心は自然と生まれてくること。
自分の中を流動するそれらを抑制することも大事だけど、まず、略解でもいいから、解り合う事。
そしてそれを認めることこそが、自分を信じることになると考えられなくもないのです。
その感情が嫌悪するものだったとしても、自分の中に常にあるものだから、押さえ込んではいけないものなのです。
たまに出てくるそれを諫められるだけの相手、つまり自分の感情を、理解してあげればいい。
私はそう思う。
79以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 23:07:10.22 ID:QmSAvPd60
人は、一瞬に永遠を生きるのに、夢は等しく結ばれる現実なのに、
もし、夢がその人が望んでいたことを映し出すことならば、その人が望む一番のことは「この夢が現実である事」を願い望むでしょう。
つまり、夢に映し出された事は夢によって現実となり、
その現実の中でまた夢を見る。
夢に現は紙一重。
というより、裏返し。
80以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 23:09:03.60 ID:FTx/+zDn0
途中で飛ばしてきたから口調変わっててワロタwww
てかどんだけ溜めてたんだよwwwwwww
81以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 23:09:40.71 ID:pznS1zUx0
ブラ脱いだw
82以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 23:09:45.19 ID:QmSAvPd60
人は、何かしらの刑罰を定期的に受けなければ、精神が腐ってきてしまうのだと感じることがあります。
私の感じてきた違和感というか、生きていくという上での物足りなさはこれの事だったのでしょう。
何も無ければ人は何も考えない。
それが精神衰退、虚弱精神の始まりなのだと思います。
試練を受けたい。
だが実際に自ら受けようとするものはいるはずもなく、我が身可愛さに結局は足を踏み出す事ができないのです。
これも当然の事。
自然界において進んで自身を傷つけようとする生物はいませんから。
最終的に私はなにが書きたいか。
それは、自虐を書きたいのかもしれない。
その馬鹿げた行動をする自分を、叱り、罵り、忌み嫌っているのでしょう。
そうすることが自分では自分に出来ないからです。
誰かに間違いを、過ちを戒め、正してもらいたいのだと思います。

どうにかしてこの精神のカラでしかない時間軸に囚われた憐れな受肉俗物の呪縛から逃れたい。
解放されたい!
物質に取り付かれたこの肉体が卑しく、無様で、憎くて、本当に殺したくなる!
他人の事などは構う余裕すらないはずです。
自分の躯すら使い切れなくて何が他人への配慮!
格好をつけたところで何の意味があるのでしょう?
既に偽りで構成され空虚で固められたこの世界に、求めるものなど何があるというのです?
83以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 23:11:43.45 ID:QmSAvPd60
>>80
書いてた時期が16〜20だから、4年分?
テキストでもメガ行くと思うwwwww
>>81
寒いよっ!


世界の終わりに何を見ますか?
永遠を、終わりのない終焉を探してどうしますか?
設定された世界に満足して何になるのですか?
嗚呼…卑しい。
否、苦しいのでしょう。
束縛の支配下にあるこの躯。
閉じ込められた魂。
その存在すら怪しい我が意識。
思考が止まった程度で忘れてしまうようでは恥じ極まりないのでしょう。
思考は止めてもいいのです。
ですが、同時に常として我が思考の一部でなくてはならないのです。
この矛盾こそもどかしいのですが、求めるもの故の矛盾であるのならば、それは仕方のないことなのでしょう。
人間とは、現実では再現できない事柄を脳内において想像、否妄想し自らの欲求を満たす事に無駄に特化した俗物的生物です。
時間は直線として存在してはいないのです。
私達の存在している時間は、時間軸を中心とした螺旋を描くように渦を巻き、絶えず変化し続けているのです。
84以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 23:11:51.54 ID:vCtdB5QF0
歳取ると忘れっぽくなるから、断片的でも自分の思考の記録をつけることは大切だと思うよ
これ読ませてもらってるおかげでもやーっと忘れてた古い感情が呼び起されてきた
85以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 23:14:24.82 ID:QmSAvPd60
宗教が人間を殺す、そんなことは単なる先入観か理不尽な勘違いではないでしょうか。
人を殺すのは人の意思だけです。
それぞれの理想、理念、希望の方向性に統一性が無いから争いが起こるんです。
本当の平安を望むのならこの世界から認識を外すべきでしょう。
いつまでも不満や不平を(壊れた玩具の様に)叫んでいても無意味なことは理解しているはずです。
私以外の言う感情という概念が存在する限り、人は自分以外を拒絶し続け破壊し続けるのですから。
現世の平安などは邯鄲の夢よりも儚く浅ましく、閻魔の前の罪人ほどの憐れみを誘うしかないのです。
宗教から争いが起こることも歴史上は多数在りました。
ですがその争いも結局は個人間の志向思想の相違によって生じたものでしょう。
ですから、全ては個人レベルのそれとなんら変わりはないのだと思います。
宗教が悪なのだとしたら個人の思考が悪なのです、と私は考えます。
その何かを決定的な「悪」だと決め付けるその思考を。
それに、私には宗教のような、そういった「無理矢理な関係付け」が必要なのです。
一歩歩くたびにその行動に懐疑し、目的や答えといった納得できる行動要因を見つけることができない私には、全く関係の無いそれらをそこに持ち出すことで自分を騙さなくては呼吸をすることですらできないからです。
このことの意味が解りますか?
生きることに疑問を抱くことのできる生物、その中でも私はとても弱い部類に入ってしまうのだと自覚しています。
意味も無く存在できる事を理解しているのに無意味に懐疑してしまい今すぐにでも自分を殺したくなる。
自分を騙すことでしか自らの存在を認める事ができないんです!
宗教の教えというのは自分を騙すのにとても有効的なのです。
対象自体を自分という範囲から逸らす事ができ、さらに理不尽な思想で思考を覆うことで――満足を得られるわけではありませんが――不快と感じるようなこともなく自分を欺くことができるからです。
生きることに何の疑問も抱かなければ私のようには成りません。
皆と同じ、という「普遍的な大人」に成れることでしょう。
その人たちを羨ましいとは思っても、哀れだとは思いません。
なぜなら彼らは「幸福」というものを私とは違った形で違った概念で得られるはずだからです。
86以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 23:18:40.32 ID:QmSAvPd60
>>84
おおっ!同志よ!


今からここに書き記すことは酷く滑稽な話かもしれません。
ですがここに、私の記録が残ると言うのなら、それは自分を知るための何か役に立つのかもしれませんから。
私はきっと人一倍弱い。
一歩歩くごとにその意味や理由を求め、目的が無くて立ち竦んでしまい、泣きそうなほどに自分が空っぽなんだと自覚する。
本当にもう駄目だと思うほどに、私は不安に押し潰されそうになる。
 何のためにここにいるの?
 何のために今歩いたの?
 何処に行こうとしているの?
そんな疑問が次々と浮かんできて、その一つも解決できないで、赤子のように丸くなるしかないのですから。
真っ暗な思考の中だから助けなんかあるはずも無く、人はなんて閉じた生物なんだと思い知らされるだけなのですから。
表情には出さないようにしてきましたから多分誰も気付いてはいないでしょう。
これからも気付くことはないと思います。
私がそれを拒んでいるから。
誰かを騙すことはできないけど、自分を騙すことは完璧にこなす事ができる自信があるからから。
なぜって、もう確固とした自分が自分には無いから。
いくつもの顔を持ちすぎ、使いこなしていく内に、「私」はきっと霧散したんだと思います。
だからここに今いるのは正に道化なんです。
そんな私だから、一歩歩くごとに襲い掛かってくる疑問達に抵抗できる術は一つ。
自分を騙すことだけです。
87以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 23:19:54.28 ID:QmSAvPd60
ですが騙した自分ですら懐疑してしまうからもう抑えられない。
何かに依存することが必要とされます。
問題とは無関係で、物質として存在しないものに依存する必要が。
物質の全てを私は疑ってしまうから、視えないソレに依存するしかないんです。
自分がなくなる前に。
全てはソレのためだと自分をまた騙さないと。
私が壊れてしまう前に…。
私は私のためなんかに生きてはいけない。
今の私はただ生きているから、生きているだけなんだと思います。
真理なんてもう関係ない。
苦しみしかないから苦しみを喜んで受け入れました。
その先には破滅だけしかありえなかったとしても、私は破滅でさえも受け入れようとしています。
私がここにいるのは関係の無いその事物のためだと自分を騙して、やっと私は歩くことが、生きることができるのです。
目的の無い生命になんてなりたくないから、偽りの目的を自分に掲げさせて、やっとなんだ。
88以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 23:20:25.11 ID:QmSAvPd60
お気付きかも知れませんがヤンデレですた\(^o^)/
89以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 23:22:10.10 ID:QmSAvPd60
やはり人間は何処までも欲望の奴隷なのでしょう。
腹が減れば食物を摂取するし、性欲が高まれば自慰行為に没頭する。
至極当然な事です。
そして欲望の赴く儘に行動し、何時しか共に時を過ごした仲間の事さえも霞に消えていき、自己の欲望の充実を最優先にした行動へと帰結するのです。
嗚呼、全くもって穢らわしい。
なんて醜い事なのでしょう。
汚くその羞恥を気にする事もなく羞恥とさえも認めずに存在し続けるなんて、私には、耐えられない。
我慢できない。
なんでそんなにも汚れた姿を晒すのか。
見るに耐えないと言うよりは見ている私にとっては悲しくて仕様がないのですから。
哀れは無く、唯とにかく悲愴のみを衝撃として伝えてくるのです。
本当に、もう何のために私は此処に存在しているのか、私も同じ事をしているのか、私も穢れているのだろうか?
そんな事が思考の中枢に浮かんでは蓄積され重力の何倍もの重量になって私を圧迫していく。
嗚呼私は穢れていたくない。
90以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 23:22:47.57 ID:QmSAvPd60
せめて私は私の中だけでも清潔でありたいでもこの考えですら既に穢れている事に自分でも気付いている!
もうどう仕様も無いの?
これは絶望なの?
違う。
絶望は此れじゃない。
穢れを認めてなお穢れていく自分。
そうしてヒトは大人に成っていくのでしょうか。
自分の穢れを容認する事は何度もしてきた。
自分の存在の世界での矮小さも認めてきました。
そうして穢れた私でも何かがあるのではと思って、否願ってきたけど、
本当はもうどうにも成らない事に気付いているのかも知れないし唯の逃避なのかもしれないと疑い続けて尚、前に進もうと足を動かそうとするのだけれど思考がそれを認可しないから私は私を束縛して唯の一歩も歩く事すらできないんです。
欲望に流される事の醜さを私は知っているから。
誰もが誰かに、誰もが自分に穢れている事を私は容認してしまったから。
自分の思考が止められないように、既にが、既にどうしようもない事を理解してしまったから…。
91以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 23:25:44.25 ID:QmSAvPd60
同級生の母親が死んだらしい。
先程担任からその旨が伝えられ、明日その御通夜があるそうです。
そしてクラスから三名程同行して欲しいと言いいました。
誰かが愚痴るように意見を主張します。
 曰く―そういうのは逆にウザい―、
 曰く―あまり関係ないだろ―と。
ヒトは個人によって思想思考は千差万別です。
彼らがそう思うのは何処までも私には関係ない。
私にとっての葛藤となる言葉も、彼らにとっては重力の如く当然の言葉なのでしょう。
92以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 23:26:02.43 ID:vCtdB5QF0
ヤンデレだっていいじゃない、ちょっと人より考えすぎたり大事にしすぎてしまうだけよ
ほどほどにレスしないと連投規制かかりそうだな
93以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 23:27:29.28 ID:EQ1CZEv50
長過ぎだろwwwww
94以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 23:28:30.05 ID:QmSAvPd60
>>92
連投の事考えてなかったwwwww
ありがとwww
>>93
まだもう少しあります><


私は通夜に行く事にしました。
授業が終わり教壇の前に控えていた担任のもとへ出席の申し出をしました。
その隣では殴りたくなるような会話をしている親しいと呼べるヒト達がいました。
寮に帰る短い道程でも彼らは穢れた言葉を吐き続けました。
私に彼らを抑制する権限など有る筈も無く、沈黙に徹しました。
そして考えます。
私は何の為にこの通夜に参加するのか?
他者からの慰めなど無為に違いない事は明確です。
なら、私はまた観察しようとしている?
95以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 23:28:58.74 ID:QmSAvPd60
通夜を終えてきました。
彼の父親は多くのヒトと関わりを持っていたらしく会場は黒い服を着たヒトでいっぱいでした。
ただ「喪に服す」ために着ていたヒトは何人いたのかは分かりません。
中学のときの同級生らしきヒト達もいました。
彼の父親の死を気遣って学生服で参加したのでしょうが、何故?
服装は正装とは掛け離れた着こなしをし、手はポケットに入れたままだったのでしょう?
着衣はそれを着るヒトの気持ちや思考の表現です。
彼らは何を思い、考えて参列していたのでしょうか?
大人達は内輪で密やかに会談し、話し声は途切れる事なく葬儀の最中にも耳に入ってきました。
遺族は沈黙を続け孤独に気付こうともせず、周囲はざわめきを絶やさず、私には酷く残酷な通夜に思えました。
せめて私が、顔も知らぬ彼の其の死を悼みましょう。
嗚呼、此れが葬儀なのだと。
木はやがて枯れ実を落とし、ひっそりと沈黙する。
しかし周囲にはそれを許さないように枯葉のざわめきが響き続けるのでしょう。
 誰もが気付かない。
 誰も気付けない。
私達の両手は何の為にあるのでしょう。
伸ばしたとしても片腕では雲を掴むように…。
それなら、両手で抱きしめる事をすればいいのに。
何かを持っていたのなら手放し、二度と離さないように確りと。
96以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 23:32:08.51 ID:QmSAvPd60
遺書見つけたwwwww
「遺書のようなもの.txt」

今からここに書き記す事は遺書のようなものです。
日本の法律で、パソコンで記述された遺書に有効性が認められているのかどうかなんて私が知る所ではありません。
よって、此処に書かれている事はあくまで「ようなもの」です。
ですから別に実行しなくてもいい。
此れを私以外のヒトが読むという事は私の肉体が既に徒の有機物の塊となっているかそれが危うい状態なのでしょう。
そうでなければ困ります。
私の肉体から意識が消滅すれば、その時は葬儀などは一切行わないで欲しいです。
肉体を燃やす何て事は洩っての他です。
地球温暖化を気にするのなら無意味な事は止めましょう。
肉体は何処かにでも捨ててくれればいいです。
何かの餌にするでもいい。
埋めてもいい。
唯何処に埋めたのか分かるような印は何も残して欲しくない。
97以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 23:32:33.62 ID:QmSAvPd60
此れは個人的願望なので恨んだり等はしないが、出来れば止めて欲しい。
そして私が死んだ後、私に関係した話は一切禁じて欲しい。
私という存在が居なかったものとして―元々存在しなかったのだから可笑しな事だが―扱って欲しい。
そこに私が居たという形跡が認められてしまう事ほど私にとって疎ましい事はないから。
言葉としてヒトを思うことがどれだけその価値を虚像としてしまうかに気付いて欲しい。
私の事を思うのならばそれは口から出す事はせず沈黙を守ってください。
沈黙ほど美しく清い事は無い。
さて、最後に、私はなぜ死んだのか。
それは他の考察文章を参照してください。
そこに書いてある事は私の思考を、私の考え得る最高程度の精度で(つまりあまり正確ではないだろうが)表した文です。
 私は人類を愛しています。
 生物を愛しています。
 世界を愛しています。
汚れている事を容認し存在するこの世界がとても穢く卑しく疎ましいのですがそれが故に何よりも何処までも想っているのです。
私は何も恨まない、何も憎まない。
全てを同様に愛し、慈しんでいます。
98以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 23:34:04.36 ID:vCtdB5QF0
こういうピュアな感性ってどこに置き忘れるんだろうな
いつも頭のなかで四六時中グルグルしてたはずなのに
99以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 23:35:25.09 ID:QmSAvPd60
[幸福論]
「全ての人が平等だ」
こんなことを唱えているヒトは私に言わせれば偽善者の見本だろう。
平等などという言葉は全てを理解した上でのみ発音していい言葉なのだ。
全てのヒトに平等などというものはなく、ただ各々の世界の相違を客観によってのみ認識することしかできないのだ。な
ぜなら全てのヒトは生まれた時点で、何もかもが他人と区別されるからである。
解り易く言えば、貧困の淵にいる家庭に生まれた女の子が、裕福な家庭の人間のように大金を存分に使って自らを着飾ることができるのか?
外見による「美」を求めることができるのか?
出来るはずがないだろう。
日々を過ごし今日を生きようとするのみで、余裕というものは何一つないのだから。
こうして富豪のような人々は彼らを哀れみ平等などと高らかに豪語するのだ。
そして貧困民は平等などという言葉を唱えることすらする暇もなく働き、時が流れることに比例して積み重なっていく大多数の苦悩や苦痛を受け続けていくのである。

この現状をここに当たり前のように書いたが、これを読む(或いは誰にも読まれることなく在るだけかもしれないが)者はどういった感想を抱くだろうか。
私のこの客観に対し、当たり前だ、何を今更などと思っているのだろうか。
確かにその通りだろう。
こんなことは過去多くの著作の中で叫ばれていることだ。
誰もが感じ、誰もが主張するような、在り来たりなものに過ぎないのかもしれない。
だがしかしだ、その中に、真に理解しているヒトが一人でもいただろうか。
これは私こそ唯一真にその差別を理解し、嘆き主張する権利がある、などと傲慢、というより馬鹿げた意味で言っているわけではない。
つまり、平等を説く、などということはそれ自体が差別の証明であり、その概念を更に明確に示すものでしかない、ということだ。
そして、悪い(私には善悪に対して区別することはないが一般的人間的な見解としての)場合にはヒトは無意識のうちにその平等を説くことで「自らが差別されている」
もしくは「自らが差別される側よりも優れている」と感じ、自己に陶酔、もしくは優越感を得ようとするのである。
嗚呼、何と醜いことか。
私も同じようなことを無意識(または本能)のうちに考え、行動しているのかもしれないのだ。
このような醜悪な存在と同種だという自分こそ本当に最悪だと思う。
私はとても矛盾した事を言っている事を自覚しているつもりだ。
全てのヒトが平等などという事はまさに絶対になく、だがしかし平等などという事を主張する事はとても陳腐で馬鹿げた事だといっているのである。
本当にふざけた事だと思ってしまうのは別に罪の意識からではないだろう。
人間とは、真に不快であり字の如く最悪な事だがそのような醜い一生物でしかないのである。
100以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 23:37:57.71 ID:EQ1CZEv50
今は何歳?
101以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 23:38:46.08 ID:QmSAvPd60
>>98
いつの間にか頭の中が靄がかかったようになるんだよね
いざ考えてみても羞恥心がストップかけちゃうけど

さて、ここで私が書きたいことはこういったことではない。
私がここに書き記しておきたい事は「幸福」についてだ。
この世界にあふれている様々なもののうち、ヒトが最も嬉しく思うときそれを「幸福」と表現する。
一般的な幸福を説明すればこういったことだろう。
だが現実、幸福という概念は言葉で並べることなどできない。
なぜなら幸福という概念は「そういったもの」であるからだ。
たとえ出来たとしても言葉にしてしまった時点でそれは色褪せて陳腐なものと成り下がってしまうだろう。
そして多くのヒトはこれを望む。
よい経歴、よい経済状況、よい家庭環境、中身の詰まった財布、このようなものを多くの人々は幸福と呼ぶ。
私も、みんなと同じようにした。
賢いヒトとそうでないヒトがいるように、金持ちのヒトとそうでないヒトがいるように、生きるものと死にいくものがいるように、幸福なヒトとそうでないヒトがいるのだと当然のように思っていたのである。
気付くのに時間はそうかかることはなかった。
人々が気付かないうちに私は気付き、そして気付くものと気付かない者がいるのだと思って苦笑した。
そして幸福を求めてと言っては壊れた蛇口のように無残な現実に愚痴を零し、ひたすらに文句だけを吐き続けている者達がいるのだった。
自分はそうではない、などと思う者は更に愚かであろう。
つまり、彼らは理想が高すぎるのだ。
現在世界をもっと見つめるべきだ。
102以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 23:40:49.92 ID:QmSAvPd60
>>100
22
もうじきオッサンの仲間入りwww

世界では今を生きていけないヒトが何人いるというのか。
秒刻みで死にいく人々がいるというのに、なぜ気づかないのか。
不平等において差別される側の者たちから見れば、私達はどれだけ傲慢に見えることか。
更に言えば、生に固着した生命ならば、生きること、今現在をここに生きることこそが至上の幸福とはいえないだろうか。
欲張る必要などどこにもないのだ。
理想を求めるから幸福を忘れるのだ。
理想とは想っているからこそ、その時々の幸福を教えてくれるのだというのに。
しかし私は理想が低いからこそこういった考えを持ったかというと、そのようなことは全くしてない。
私は、今まで一度も幸福といったものを感じたことがないからだ。
もしかしたら、こういった思考の所為で常に幸福である事から幸福を認識できなくなっているのかもしれない。
だがそういうことでもない気がするのである。
私が考えるに、幸福とは結局は生を実感できることに繋がっているのだとおもうのである。
私には動物的人間的な生への執着と言うようなものがないか、それこそ海中に浮遊する一匹のバクテリア程にも希薄なのだろうと思うのである。
それ故に生きる事で感じ得る幸福というものを認識できず、ただ幸福な時間にいたとしてもその時が時々刻々と過ぎていくのを見守るでもなく虚空を眺めては呆としているだけなのだろう。
いや、私の話はいいだろう。
話を戻そう。
幸福とはつまりどうでもいいような日常と同等であり、感じ方、認識の角度によって如何様にも生まれてくるのである。
ある朝、カーテンの隙間から差し込んできた清らかな日差しに照らされ、気持ちよく夢の中から目覚める事が出来た変わらぬ朝のその瞬間に、
恋人と不意に触れ合った手から伝わるその暖かさが心を満たすようなそのひと時に、
ふと見上げた夜空に輝く月の霜に照らされ、和やかな流れる世界を感じたその時間に、
常に私達は幸福の泡に包まれているというのに、気付くものは少なく、そして気付いたものはその幸福が故に(これは私だけかもしれないが)幸福を恐れてしまうのだろう。
いたるところに潜むわけでもなく有る幸福は掴む事の出来る空気であり、
掴んだとしても実感のないそれはいつの間にかまたどこかに視えなくとも有るのだろう。
103以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 23:42:15.89 ID:QmSAvPd60
考察−生命の区別.txt

私にとって、生物と無生物の違いとは動いているかいないかの違いにしか過ぎない。
こんな事は当たり前な事だ、と多くの他人は思うだろ。
だが、私のこの思考は恐らく他人のそれとは大きく異なる事であろう。
生物と無生物の違いが動いているかいないか、
というのは生きている生きていないという意味とは掛け離れたことである。
この世界の誰が生物は生きている、
無生物は生きていないと断言できるのだろうか。
そもそも、そのように主張する己という概念ですら生きてると断言すらできないのではないか。
104以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 23:43:57.59 ID:QmSAvPd60
あと少し

kyouran.txt

 ああ…死にたい。生きているってどういうこと?意味を求めてはいけないの?
 自分が嫌いだ。否定できないから嫌いだ。自分の容姿が、感覚が、性格が。いや、性格は、どうでもいいか。
 比較の対象がない。つまり、仕様がない。仕様がない、だって?諦念じゃないか!?既に諦めだ。無意味だなぁ。
 もう、笑いが止まらないよ!腹の中で疼くように笑いが沸いてくる。
 笑いが、黒い笑いが止まらないよ。
 僕の体内にはブラックホールがあるのかな?重い昏い黒いものがはっきりとわかる。
 物理的に存在しているわけじゃない。でもあることだけは否定できないみたいだよ。
 ああ、死にたいねえ。無駄だね。無意味だね。意味を求める行動すらも。
 性交は生殖活動という子孫確保のためと人間の科学的一般常識では認識されている。何でだろうね。僕もそれに疑いは持たないよ。生物としては当然じゃないか。でも、その常識を敢えて無視して行う性交に意味はあるのだろうか。
 知らない。意味があるものに本当に意味があると、そう信じているのかい?
 生きる事にも一般常識的概念が欲しい。
 そうすれば、生きている事を定義さえすれば、……。無意味に無意味を重ねようとしてるね。
 その無意味さもわかってて尚考えようとするとは研究熱心なことですね。
105以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 23:46:30.08 ID:QmSAvPd60
考察−絶望客観.txt

朝、かけた目覚ましの音や燦々と降る日差しに包まれて夢の世界から忘却の思考を起こし、
昼、馴染みの仲間達との在り来たりな雑談を交わしながらささやかな光の時間を過ごし、
夜、人工の光の中で身を清めたつもりになりいつかと同じ様に深いまどろみへと自らを沈めていく。
何気ない日常、在り来たりな世界の表面において、なんら変わる事のない普遍的な生活を送ってきた私だが、その日々に潜む陰に気付かなかったのならと今でも思っている。
健やかに人間性を身につけていき、周囲と同じである事を深く望み、時には他人を憎み、忌み嫌い、そして時に慈しみ、恋愛の情を育んでいく。
そのような世界を今では理想の見る夢のように憧れてしまうのだ。
だが最早私の思考が止まる事は無く、一切が過ぎ行く事を流れに逆らう事も無くただただ眺めているのみでそして誰も何も気付く事はないのである。
絶望とは何か。
一般的な意見を書いておくと、それは「死ぬこと」だろう。
私達が誰かに、「最悪の事態を想定して」などという時は大抵、その最悪の事態とは死ぬことである。
死んでしまった時点で、その人の全てが終わり、残された者達は嘆き悲しむ。
普遍的な死の考え方とはこのようなものであろう。
この普遍的死をもう少し細かく考えてみる。
まずは基盤からいくと、私の生きているこの現在という世界は、私の意識(意識の定義は絶望を論ずる事から脱線するため割愛する)が認識した『世界』の事だとすると、
現在という一つの世界は完全に『世界』に依存した世界と言う事ができ、現在を現在たらしめているのは『世界』なのであると結論を導き出す事ができる。
よって「死ぬ」ということは現在を認識できなくなり世界から自らの意識が乖離する現象だと考えることができるのである。
これが一つの、所謂、生物学的物理学的「死」なのだろう。
これはあくまで当事者である死ぬ本人からみた死の定義である。
この場合死とは本人の肉体が死んだ――つまり世界の認識から生物として外れてしまった――時点で「死んで」いるということだ。
そうして世界に住むものは『世界』が無くなった事を悼み、黙祷によってその死を受け入れるのである。
106以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 23:48:06.98 ID:QmSAvPd60
またもう一つの一般論としては、「忘却死」がある。
認識に依って存在を認められているのならば自分以外から認識をはずされた時点でそれは世界に存在しない、ということである。
ゲームの中において主人公達は決められたシナリオの通りに自分達が動いている事に何も気付きはしないだろう。
そしてその世界を操る指揮者がいる間は彼らはゲーム内で生存し生き続けるのだ。
しかし指揮者がやがてはいなくなり、彼らの存在を忘却の果てに投げ込んでしまった時点で、残された演奏者は指揮棒を振るものもいなく虚しく佇むだけなのである。
つまり、世界の消滅である。
死んでしまった事についても忘れ去られ、存在していた事を否定される事も無く「 」に帰してしまうのだ。
世界を認識していたとしても周囲の『世界』がその『世界』に気付かなければ世界において独りであり、周囲の『世界』においては存在するはずも無く、物理的な死よりも確実な消滅へと繋がるのだ。
だがこんなことが絶望なのか私は疑問に思ってしまう。
世界に認められなくとも環境の『世界』に否定されたとしても本人の『世界』にどんな支障があるというのか。
誰からも認められなくともよいではないだろうか。
私は誰がどうしようとも確実に「ここにいる」のだから、たかが死の概念のみで私を絶望させることなどできはしないのだ。
死は絶望と等号で結ばれはしないのだ。
ましてや直結する理由などあるはずもない。
ここに再度書き記そう。
絶望とは何か。
降り積もった雪はいずれは溶け水となり、流れをつくり地を下る。
やがて海へと混ざり合い再び飛翔しいつかは地上を銀に染める。
循環される環境は全てを表し途切れることなく移り変わっていくのである。
虚しい事だ。
この中に絶望は存在しない、し得ないのだ。
この世界に生きる限り死にいく事は当然、生まれいく生命もまた当然。
輪廻の中に絶望が存在しないのならば生を謳歌する人々も当然のことなのだ。
107以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 23:50:30.67 ID:vCtdB5QF0
ああ分かった、考えなくなったのは借り物の言葉で自分を騙したからだ
誰かの言葉をただ飲み込んで自我をいじめる作業を放棄したんだ
あんまり本を読むのもよくないな、人生がつまらなくなる
108以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 23:50:59.26 ID:QmSAvPd60
とりあえず随筆みたいなのは終わり
小説見つけたけどどうしますか?
109以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 23:54:17.88 ID:QmSAvPd60
>>107
本読みまくった結果がコレですよ
でも、自分いぢめも自分探しも自己啓発も結局はみんな同じなのかも
110以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 23:58:24.78 ID:vCtdB5QF0
どっかにうpしてくれたらそのうち読むかも
スレも半分くらい流し読みしちゃったから改めてじっくり読む
頭のどこかがキリキリ開く感じがして素敵だよこのスレ

>>109
いわゆる自己啓発ってのは臭いものにフタをして綺麗な幻想を与えるだけだと思うのさー
借り物の言葉が知ったつもりにさせてくれることで勇気が出るんじゃないかなって
111以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/23(月) 00:05:13.27 ID:K9XPHti20
もしかしてどこかにうpしてくれてるのか
そういえば一応転載禁止って言っとかないと未来永劫ネット上で晒され続けるかもよ
ログとして残しておきたいなら別だけど
112以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/23(月) 00:08:58.19 ID:NX2QNx680
>>110
ありがと
異質感アリアリで泣きそうだったから嬉しい

借り物でも使い続ければ本物じゃなく本当にはなると思いますよ

>>111
ネットで晒され者も楽しそう
でもきっとこんなスレはまとめられないと思うので問題ないと思います。

今うpようにtxtに落としてます
docだといろいろとモロバレなので……
小説と、書き込んだ文書も入れますか?
113以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/23(月) 00:14:23.21 ID:K9XPHti20
>>112
文章以外の情報を隠したtxtをzipにまとめて斧あたりに上げてくれたら嬉しい
感想とか返せないけど絶対読むよ
114以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/23(月) 00:17:42.54 ID:NX2QNx680
>>113
ありがと
斧?
115以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/23(月) 00:24:17.26 ID:K9XPHti20
>>114
どこにうpするか決まってたら気にしないでくれ
http://www.axfc.net/uploader/
ここからzipの容量に合わせて上げる所を選べるから、もしサイズ大きくても対応できるはず
116以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/23(月) 00:25:05.86 ID:NX2QNx680
117以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
これで落とせます?