まどか☆マギカの佐倉杏子ちゃんを臭いっていうのやめてください!!

このエントリーをはてなブックマークに追加
1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
お願いします!!!
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 21:48:29.24 ID:qhqz/BF20
ステマ禁止
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 21:48:30.59 ID:9VpE6KZE0


4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 21:48:31.97 ID:0vcLRO6S0
臭うかわいい
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 21:51:55.70 ID:NwaTUcCaO
臭いのはデブの方だろ
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 22:02:07.66 ID:nhzkwJrk0
またあんたか!
…ごめん、さっきのスレ落ちてた
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 22:05:20.46 ID:nhzkwJrk0
――ほむホーム――
さやか「あんたがクサいってよく話題になってるんだけど」

杏子「昨日も風呂入ったぞ!」

ほむら「今日も入りなさい」

杏子「いいだろ、二日連続で入らなくても」

ほむら「だたら人の家に住み着かないでくれる?」

ほむら「ワルプルギスの夜が来るまでの間だけだと思ってたら、一向に来ないし……」

俺「そこでこの子連れてきた」

モモ「おねえちゃん、毎日お風呂入らないと汚くなっちゃうよ!」

さやか「誰!?」

杏子「…は、入るよ! ほ〜らモモ、おねえちゃん毎日入るからな。汚くないんだぞ〜」

ほむら(モモパワーつえぇ)
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 22:07:51.80 ID:nhzkwJrk0
モモ「じゃあ一緒に入ろうか!」

杏子「いいよ〜!」

俺「三人一緒はキツいなぁ」

杏子「オマエは後で入れ!」

俺「……それもそれで……」

ほむら「俺くん、私と入らない?」

杏子「yめとけ、そいつ風呂場でおしっこするぞ」

俺「乗った!!!!」
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 22:08:07.21 ID:iez58EKb0
すてま☆マギカ
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 22:09:47.29 ID:/WSVCJ+M0
まどか☆マギカのマギカって誰だよ
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 22:12:26.09 ID:nhzkwJrk0
モモ「おねえちゃんとお風呂なんて、久しぶりだね」

杏子「そうだなぁ、モモもすっかり大きくなって」

モモ「おねえちゃんは、逞しくなった」

杏子「……もうちょっと嬉しい言い方してほしかったなぁ」

モモ「え〜 いいでしょ? かっこいいよ」

杏子「こいつめ〜」グイングイン



俺「…などという楽しげなやりとりを壁越しに聞いて」

ほむら「待つこと30分」

俺「二人の残り湯がここに!」クヮッ!

ほむら「あなたから先入っていいわよ。私も後から」

12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 22:14:53.59 ID:T1t5koFG0
>>6
落ちてもまた立てるのでお気になさらず
SSもありがとうございました
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 22:17:44.40 ID:nhzkwJrk0
俺「いや待て、まずはこのお湯でお茶を淹れよう」

ほむら「全裸でお茶会というのもいいわね。開放的で」

俺「しかも50gで5000円もした龍井茶だぞ」

ほむら「オタは金遣いが荒いわね」

俺「本場では「お茶で身を滅ぼす」なんて言葉があるくらいだからな。では行くぞ!」

俺「まずは適温まで沸かし直して」

ほむら「茶葉は少なめでいいわね?」

俺「ああ。今回はお湯を味わいたいからな」
14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 22:21:46.85 ID:nhzkwJrk0
コポコポコポ

俺「…これは」

ほむら「龍井茶の爽やかな香りに、杏子の一日溜め込んだ汗の酸味」

俺「かつモモちゃんの乳臭さがバランスよくまとまっている」

ほむら「まさか身近にこんな名水が湧くとは……」

俺「二煎目はもうちょっと温度を上げてみよう」
15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 22:23:09.31 ID:uiRGqtpv0
マジキチ
16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 22:27:24.72 ID:nhzkwJrk0
俺「ウソは良くないと思うんだ」

ほむら「そうね」

俺「あこちゃんはクサい。これはまぎれもない事実」

ほむら「また『キョーコだ!』って怒られるわよ」

俺「でも、そのクサさは価値あるクサさなんだ!」

ほむら「ジンギスカンやウナギの肝串のように、臭みがあってこそおいしいものがあるように」

ほむら「佐倉杏子の匂いも、不可欠のものだったのね!」

俺「いいこと言うな! 全裸だけど!」

ほむら「フフッ あなたもじゃない」

俺「しかし緑茶じゃ、この三煎目でそろそろ終わりか…」
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 22:29:36.69 ID:RF4BwwZl0
      /   / ,r ====ヾi/r=' ´ ̄ ̄`ヽ、:`:ヽ、
     /    / ム--,-,- :/: ヾ: :'´: :/ :ヾ: -、. r-、
        ,. /////: /: /: : : /: :/: : : : :_: : - '´ ヽ
      ,///////: :/: :/: : : : /:/|: : : : / `ヽ: : : : : :l: : ヽ、 
      〉/////: : :/: :/: : : :イ:/ |: : :/   ヽ:i: : : :|: : : : ヽ  
     /:/ゝ///:i: : i: /: : : A-l、__|: /      ヽ:| : : :|: : : : :l
     /:/: :{//:ll: : :|: :i: : : / |  |X、       l:|l: : : |: : : : :|
    i: /: : : :|: : : : l: : : : -r==,==、ヽ `ー   __,リ,|- /l_:|: : : :|
    /:イ: :i: : :|: : : : :l: : : : ト ,r'//i}゙ヽ     _/__|:/ |: :l: : : :|:.|  ・・・・
    l:/|: :|: : : l:__ : : ヽ: : :|  ゙ー' '       イ/r-、, |:/: : :/l:.|
    !' .|: :l: : :,>,-、ヽ:|ヽ: :| ヽヽヽ       !,-'リ ' /: : : / |:!
    | .l: :|: : { { /,>  ヽ{         '  `゙゙  /: : /  /
    |  l: :l゙、:ヽ 、_ ゝ,      ,. -- 、    ヽヽ/: :/
    !  ヽ!ヽ: :ヽ二´__    / ´   `,ゝ   -'イ
        ゙、: : : : : : i\   ` ー ― '´     /i
         l: :i: : : : :|  .i`ヽ、       , . イ: |
        __ |: :i : : : :|  |        イ ´i: : :.iヽ!
      / __ `ヽ,.r―t- 、|        |  l: : : | ヾ
      i/  `ヽ、\`ヽヽ、       ト-、i: : :.|
     /      }`ヽ、  \\ ヽ  , ヾ /  ー‐ 'ヽ
    /      |   ヽ  \\    /     / ̄ヽ
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 22:35:09.22 ID:nhzkwJrk0
ほむら「浴槽一杯分あるのよ! お開きはまだ早いわ!」

ほむら「このお湯で鳳凰単叢を淹れてみたらどうかと思うの」

俺「合うかもしれないな」

コポコポコポ

ほむら「いい香りね」

俺「ああ、味の方もなかなか」

俺「茶葉の滋味と甘みが、あんこちゃんの汗を引き立たせている」

ほむら「やはりあの子の残り湯には、緑茶よりも青茶が合うようね」

俺「鳳凰単叢なら何煎も出るし、こりゃ当分楽しめるな」



ほむら「いけない、飲み過ぎちゃったわ」プルプル

俺「オイオイ、この湯船をおしっこで汚させはしないぜ!」

ほむら「わかってるわよ。私だって、出したらもう一戦いくわよ!」

俺たちの戦いはこれからだ!
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 22:38:44.87 ID:V+tf7SzD0
その頃

俺「マミ、背中流すよ」

マミ「うふふ、それじゃ頼むわ」
20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 22:40:52.94 ID:nhzkwJrk0
さやか「あいつら遅いなぁ〜 あたしも次入りたいのに」

モモ「よく体洗ってるんだね。おねえちゃんも見習わなきゃね」

杏子「うるさいなぁ、もう」

モモ「でもさっぱりしたでしょ?」

杏子「……まぁね」

モモ「じゃあこれからは毎日入りましょうね〜」


ガラッ

俺「ふぅ、おまたせ」

杏子「おまえら何してたんだよ」

ほむら「ちょっとお茶会を…」クラッ

杏子「ほむら!? ったく、自分ちでのぼせんなよ……」
21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 22:46:24.86 ID:nhzkwJrk0
ガシッ
ほむら(あ…… 杏子の腕の中に)

ほむら(さっきまで飲んでた残り湯も、ここから来たのね……)クンクン

ほむら(ハッ!)

杏子「マジに大丈夫……? 顔色悪いぞ」

ほむら テレパシー(俺! 大変なことになったわ!)

俺 テレパシー(報告したまえ)

ほむら(杏子から匂いがしない!)

ほむら(それどころか、石鹸のいい香りがする!!)

俺「なにぃいいい!!?」ガバッ

杏子「うわっ!? オイ何すんだよ!」

俺「……ホントだ。クサくない!」
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
ほむら(なんということなの……)
 ワルプルギス来ない→あんこ居候生活→毎日お風呂入る→匂いの元を収穫できない
ほむら(杏子の匂いは、いまや貴重品になってしまった……)

俺(ああ、こうなったら収穫できる分はすべて俺たちで独占するしかないな)

ほむら(ええ。他の人になんて渡さないわ)

俺「わかったな、杏子ちゃんをクサいとか言ってるお前ら!」

ほむ「そのクサさは私たちがすべていただくわ! だから」

俺ほむ「佐倉杏子ちゃんを臭いっていうのやめてください!!」

  完