1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 13:34:42.92 ID:SsjLwh6X0
みさえ「あ、あなたぁ・・・」
ひろし「もう俺が来たから大丈夫だ!安心しろ!」
みさえ「し、しんのすけが・・・」
ひろし「!・・・・・・・」
みさえ「どうしましょう・・・。東京はここよりもっとひどいらしいわ・・・」
ひろし「・・・・・みさえ」
みさえ「!」ビクゥ
ひろし「お前達は逃げろ」ドン!
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 13:36:49.62 ID:SsjLwh6X0
ひろし「俺はしんのすけを助けに東京に行く!」
みさえ「で、でも・・・・助かっているかどうか・・・」
ひろし「確かに、助かってる可能性は低いかもしれない・・・・」
「でも・・・でも、しんのすけが助かっている可能性が1%でもあるなら、俺は助けに行く!」
みさえ「あ、あなた・・・」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 13:38:54.22 ID:SsjLwh6X0
ひろし「でも、お前らは危ないから逃げろ」
「しんのすけは責任を持って俺がたすk「何・・・カッコつけてんのよ・・」
ひろし「え・・・・?」
みさえ「さっきから見てて、足ガックガクじゃない!」
ひろし「あ、これは・・・」
みさえ「私も行くわ!」
ひろし「ええ!?」
ひろし「で、でも、ひまやシロの世話は・・・?」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 13:41:02.09 ID:SsjLwh6X0
居間に向かうみさえ。
みさえ「ここに100万円ある」スッ
そういい預金手帳を出すみさえ。
ひろし「そんな金どこから・・・?」
みさえ「もし、何かあった時のために私が貯めてたの」
「これとひまとシロを隣のおばさんにあずかってもらうわ」
ひろし「みさえ・・・。でも!」
みさえ「でもじゃない!」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 13:43:09.89 ID:SsjLwh6X0
みさえ「わたしだって・・わたしだってしんちゃんの母ちゃんだもん!」
「絶対にたすけるもん!」
ひろし「・・・・・・」
シロ「・・・・クゥーン」
ひろし「わかった」
みさえ「ほんと?!」
ひろし「ただし条件がある!」
みさえ「じょうけん?」
ひろし「『絶対に無茶をしないこと!』いいな!」
みさえ「・・・・ええ!望むところよ!」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 13:48:26.96 ID:SsjLwh6X0
そしてひろしとみさえは準備を終えた。
みさえ「さ、ひまちゃん、シロ。隣のおばさんの家に行くわよ」
シロ「クウゥーン?」
ひまわり「・・・・ヤ!」
みさえ「ひまちゃん・・・」
ひまわり「や!や!」
みさえ「・・・あなた」
ひろし「・・・・」フルフル
首を横に振るひろし。
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 13:50:30.24 ID:SsjLwh6X0
みさえ「ごめんね。ひまちゃん・・・・」
ひま「・・・や!や!やぁ!ビ・・ビエェェエエエン!」
そしてみさえたちは半ば強引にひまわりたちを置いてきた。
みさえ「本当にすみません・・・おばさん」
おばさん「いいのよぉべつに!」「そんなことより・・・・」
みさえ「はぁ」
おばさん「絶対に、生きて帰ってくるのよ・・・!」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 13:52:36.33 ID:SsjLwh6X0
ひろし&みさえ「!!」
みさえ「・・・・・はい!」
ひろし「絶対に・・・・絶対に生きて帰ります!」
そう言いひろし達は車で東京へ向かった。
おばさん「さて、と・・・」
「さぁひまちゃ達!おばさんといいところ行こうね!」
「ってあれ!?」
先ほどまでひまわりたちにいた場所にあの子たちがいない。
おばさん「ま、まさか・・・・」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 14:00:59.53 ID:SsjLwh6X0
シロ「く、くぅ〜ん(せ、せまい・・・)」
ひまわり「しー!」
野原一家は行く。
しんのすけを助けに。
最悪の場所、東京へと。
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 14:06:01.38 ID:SsjLwh6X0
〜東京〜
しんのすけ「ハァハァハァ・・・・」
「とりあえずずっと逃げてたらよるになったぞ・・・」
「どうしよう」
ブウウウウウウン!
しんのすけ「うわ!?」
???「子供・・・?」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 14:17:53.62 ID:SsjLwh6X0
しんのすけ「おじさん・・・ダレ?」
???「えっ」
???「ぷっ!孝、おじさんだって」
孝「ぼ、僕は高校生だ!」
しんのすけ「そう・・オラは野原・・しんの・・・5歳・・」バタッ
孝「え?ど、どうした!ま、まさか『奴ら』に・・・・」
麗「大丈夫。眠ってるだけみたいよ。噛まれたあともない」
HOTD?
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 14:20:47.07 ID:SsjLwh6X0
孝「麗、この子どうしようか・・・」
麗「このままってわけにもいかないし、とりあえず遺書に連れて行かない?」
孝「そうだな・・」
「・・・・この子のお母さんとお父さんって・・・」
麗「やめて!」
孝「麗・・・・」
麗「今それを言わないで!」
孝「・・・・そうだな。悪い」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 14:22:50.30 ID:SsjLwh6X0
>>13そうです
あとちなみにこれは紫藤から離れた孝と麗がバイクで警察署にぬかってる途中
しんのすけに出会ったってことで。
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 14:27:15.92 ID:SsjLwh6X0
ブウウン・・
麗「ねえ孝・・・」
孝「ん?」
麗「さっきはああいったけどさ、この子の親はどうしてるんだろうね・・・」
孝「・・それは、僕にもわからないけど・・・」
「僕たちの親同様生きてるって信じよう」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 14:30:27.03 ID:SsjLwh6X0
麗「そうね・・・」
孝「あ」
麗「なに?どうかしたの?」
孝「やばいガソリン切れそう」
麗「はぁ?!・・まったく・・・どこかガソリンスタンドないか探しましょう」
孝「う、うん(何も起きなきゃいいけど)」
〜ガソリンスタンド〜
孝「それじゃお金とってくる」
麗「わかったわ」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 14:37:54.65 ID:SsjLwh6X0
麗「〜♪(孝まだかな)」
???「ハァハア」モギュ
麗「え?・・・ってキャアア!」
孝「麗!?」
男「ねーちゃんいい女じゃねーか」ウヘヘ
孝「誰だお前!」
(中略)
しんのすけ「(う・・・ん・・)」
しんのすけ「あれ?ここは・・・?」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 14:43:12.51 ID:SsjLwh6X0
男「いいからさっさとバイクにガソリンいれろぉ!」
しんのすけ「うわ!?」
孝「わ、わかった」
しんのすけ「(あ、あれはさっきのおじさんとお姉さんと・・・誰だあの人?)」
「なんかお姉さん涙目だしきっと悪い人だぞ!」
「そうとわかれば・・・」ソローリ
孝「・・・いれたよ」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 14:46:36.97 ID:SsjLwh6X0
男「おせーんだよ・・。さ、行くかねーty「カンチョー!」
男「あう!?」
麗「(隙ができた!)」バッ!
男「うわ!」ボカン
麗「孝!」
孝「動くな!これが見えないか!?」カチャ(拳銃取り出す)
男「う、ううううう。」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 14:50:06.35 ID:SsjLwh6X0
しんのすけ「っふ・・オラのカンチョーに逃れたものはいない・・」
麗「ありがとう!えーっと・・・」
しんのすけ「オラ野原しんのすけ。五歳。しんちゃんでいいぞ」
麗「ありがとうしんちゃん!」
男「うわああああ!」
孝「ど、どうした!?」
奴ら「アアアアア」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 14:54:13.22 ID:SsjLwh6X0
孝「麗!『奴ら』だ!逃げるぞ」
麗「え、ええ!行くわよしんちゃん!」
しんのすけ「え?行くって?まさかデートですか!?」
麗「そんなとこ!」
しんのすけ「おおー!」
男「まって・・・まってくれよぅ」
しんおすけ「いいの?待ってって言ってるけど?」
孝「あの人は・・・自分で逃げるさ!行くぞ!」
ブオオオオオン・・・
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 15:00:42.62 ID:SsjLwh6X0
麗「あら?どうしたのしんちゃん?」
しんのすけ「お姉さんデートって言ったのに・・・」
「なんでこのおじさんも一緒なの!?」プンスカ
孝「ぶっ!だからぁ、僕はおじさんじゃないって「孝」っていうれっきとした名前があるんだ!」
しんのすけ「誰もおじさんの名前なんて聞いてないぞ。お姉さんのお名前は?」
孝「(子供にここまで言われるなんて・・・)」ワカメナミダ
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 15:05:10.47 ID:SsjLwh6X0
麗「私はねぇ、宮本麗っていうの」
しんのすけ「おお、麗ちゃんですな!」
麗「そうね」
しんのすけ「よろしくね麗ちゃん♪」
麗「よろしくねしんちゃん」
孝「(くっそ、麗とイチャイチャしおって・・・)」
「ぼくも、よろしくねしんちゃん」
しんのすけ「誰もおじさんとよろしくしたいなんて言ってないぞ」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
少し抜けます。