1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :
エイラ「サーニャが…サーニャが未帰還ってどういう事なんだヨ!」ワナワナ
坂本「大丈夫かエイラ」
ミーナ「落ち着いて、エイラさん詳しくは今基地内にいる隊員が集まったら話すわ」
エイラ「そんな…ウソだよな…サーニャ…一緒にオラーシャの両親を探しにいくって約束したじゃないか」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/28(水) 17:05:40.67 ID:f0GcNqEDi
ブリーフィングルームにて
ミーナ「サーニャさんは昨晩の夜間哨戒の際ネウロイと思われる飛行物体と会敵しました」
坂本「そしてその後消息が途絶えた」
ペリーヌ「ネウロイと思われる敵と言うのはどの様な意味ですの中佐?」
ミーナ「実はサーニャさんから未確認飛行物体と会敵したと連絡が来た直後にアドリア海周辺に強力なジャミングが発生し、当基地のレーダーや無線も目下使用不能です」
坂本「その為、敵の詳細が全く掴めて無い、だがネウロイと見て間違いないだろう」
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/28(水) 17:19:12.78 ID:FXrwPA+50
サーニャはネウロイに陵辱調教されて牝奴隷になってるよ
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/28(水) 17:19:42.50 ID:f0GcNqEDi
宮藤「あれ?バルクホルンさんとハルトマンさんはどこに?」
坂本「今2人にはサーニャの捜索に当たってもらっている」
ルッキーニ「ねぇシャーリー、サーニャ大丈夫だよね」
シャーリー「ああ、大丈夫きっとあいつらがすぐ見つけてくれるさ」
リーネ「それで私達は何をすればいいんでしょう…」
坂本「敵によって当基地のレーダーは使用不能だ、よって索敵は目視となる、当面は2人1組で哨戒を行う」
エイラ「わ、私がサーニャを探しに行く!」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/28(水) 17:28:06.63 ID:f0GcNqEDi
坂本「エイラ、その気持ちは分かるが今はゆっくり休め」
エイラ「で、でも」
ミーナ「エイラさんサーニャさんの本格的な捜索はネウロイを倒してからになるわ、だから今は休息をとっておいて」
エイラ「そんな、でも……」
ミーナ「エイラさんそんなに気を落とさないでね」
エイラ「ムリダナ…」
一同「…」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/28(水) 17:34:28.33 ID:FXrwPA+50
支援
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/28(水) 17:36:06.27 ID:f0GcNqEDi
一方サーニャ捜索組は
バルクホルン「ハルトマン!これ以上無理をすると私達が帰れなくなる、ここは一旦基地に戻るべきだ」
ハルトマン「だったらトゥルーデは先に戻ってていいよ、私はもうちょっと探すから」
バルクホルン「問題ない私達が基地に帰還しても次のペアが控えているはずだ」
ハルトマン「でももうちょっとだけなら」
バルクホルン「そういう訳にはいかん!魔力を消耗した状態でネウロイに遭遇する危険はわかっているだろう⁈」
ハルトマン「っ…しょうがないなぁ…必ず見つけるからねサーにゃん…」
バルクホルン「急ぐぞハルトマン日が暮れかけてきたこれ以上は本当に危険だ」
ハルトマン「わかったよトゥルーデ、すぐ行くよ」
バルクホルン「よし、では帰還する…」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/28(水) 17:43:20.75 ID:f0GcNqEDi
捜索組帰還後ハンガーにて
ミーナ「そう…やっぱりサーニャさんは見つけられなかったのね…」
バルクホルン「しかしミーナ、これを見つけたんだ、このストライカーユニットの破片を見てくれこいつをどう思う?」
ミーナ「まさか、そのストライカーユニットはサーニャさんの!」
エイラ「それを私に見せてくれぇっ」
ミーナ「エイラさんいつの間に」
エイラ「間違いない、こ、これはサーニャのストライカーユニットだ」
バルクホルン「やはりそうか、我々はこの海域でこれを発見したんだが、この海域を中心に捜索をしてみてはどうだ?」
ミーナ「わかりました。ではそうしていきましょう」
ハルトマン「ところで次は誰が行くの〜」
坂本「次はシャーリーとルッキーニだ、それとミーナ、少し野暮用があるんで出かけてくる」
ミーナ「わかったわ改めて言うまでもないけど気をつけてね美緒」
坂本「ああ」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/28(水) 17:47:40.25 ID:FXrwPA+50
バルクホルンぺろぺろ
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/28(水) 17:52:24.92 ID:f0GcNqEDi
シャーリー「よぉ〜しルッキーニ準備はいいか?」
ルッキーニ「準備かんりょーう!いつでも行けるよシャーリー!」
ミーナ「頼むわよ2人共、それと暗くなって来ているから十分注意して下さい」
シャーリー「了解!じゃあ行ってくるよ」
ルッキーニ「ウジュー」
エイラ「頼むゾ2人とも」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/28(水) 17:54:07.57 ID:pdwO4aRA0
すごく・・・お姉ちゃんです
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/28(水) 18:00:47.71 ID:f0GcNqEDi
ミーティングルームにて
宮藤「サーニャちゃん大丈夫かな…」
リーネ「きっと、きっと大丈夫だよ」
ペリーヌ「も、もしも このまま帰ってこないなんてことがありましたら、501の戦力は大幅に落ちる訳ですから、サーニャさんには絶対帰ってきて頂かないと困りますわ!」
宮藤「こんな時私にもできることって無いのかな…」
リーネ「芳佳ちゃん…」
ペリーヌ「でも、わたくし達にできることなど、たかが知れて…」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/28(水) 18:06:26.96 ID:f0GcNqEDi
坂本「おーい、今戻ったぞ」
ペリーヌ「し、少佐?どちらに行かれてたのですか?」
坂本「ロマーニャとベネツィアの海軍に掛け合ってきた。皆 喜べ、軍が捜索の為に船を出してくれることになった」
宮藤「本当ですか⁉」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/28(水) 18:14:47.23 ID:f0GcNqEDi
坂本「ああ、それに今回のネウロイは特異な例だという事で、カールスラントやブリタニアそれにリベリオンが支援のため電子戦機を派遣してくれる」
宮藤「でんしせんきってなんですか?」
リーネ「よ、芳佳ちゃん…」
ペリーヌ「まぁ、これだけの備えをもって捜索に当たれば、見つからないなんて事は無いんでしょうけど」
リーネ「これでひとまずは安心だね芳佳ちゃん、ペリーヌさん」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/28(水) 18:18:43.06 ID:VzfGvPbu0
サーニャー
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/28(水) 18:24:29.16 ID:f0GcNqEDi
ミーナ「それは本当なの⁉美緒」
坂本「ああ、本当だ」
ミーナ「これで少しは楽になるといいわね」
坂本「うむ、おそらく大分楽になる」
ミーナ「私がこんな事を言うのはアレだけどウィッチ1人のためによくこれだけの人を動員できたわね、軍にもそんなに余裕があるとは思えないのだけれど」
坂本「今回のネウロイは特に異例だからなこれ程のジャミングの規模は前例が無いんじゃないか?」
ミーナ「そうかもしれないわね、あと軍の方も出来るだけ情報を多く収集しておきたいんでしょうね」
坂本「そういえば、そろそろシャーリーとルッキーニが戻る時間だ、様子を見に行くか」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/28(水) 18:31:17.77 ID:f0GcNqEDi
ハンガーにて
シャーリー「ただいまー帰ったぞー」
ルッキーニ「ただいまウジュー」
エイラ「ど、どうだったシャーリー?サーニャはいたか?」
シャーリー「おお、その事で大事な話があるんだ」
ミーナ「何か進展があったの?」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/28(水) 18:32:13.65 ID:FXrwPA+50
可愛い物好きシャーリーぺろぺろ
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/28(水) 18:34:59.12 ID:f0GcNqEDi
ルッキーニ「んとねーあのねーなんか船がいっーぱいいた!」
シャーリー「違うだろルッキーニ、実はネウロイ?っぽいの見ちゃったんだよ」
ルッキーニ「遠くから見ただけだけど、ずっーと同じとこに居たでも近づいてったら雲の中に隠れちゃった」
シャーリー「そう!結局それで見失っちまったんだよ」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/28(水) 18:46:14.58 ID:FXrwPA+50
エイラぺろぺろ
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/28(水) 18:47:41.01 ID:f0GcNqEDi
バルクホルン「リベリアンそれは丁度この辺りだったか?」
シャーリー「うん間違い無い、その辺りだ」
坂本「サーニャが消息を絶った地点とほぼ変わらないな」
リーネ「ネウロイはあまり移動していない、という事でしょうか?」
ペリーヌ「どうやらそのようですわね」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/28(水) 18:51:51.50 ID:f0GcNqEDi
坂本「ミーナ、ネウロイの位置がわかったからには至急殲滅するべきだと思うがどうだ?」
ミーナ「そうね…サーニャさんの発見は勿論だけど、実際アドリア海を航行する船舶や沿岸の住民、部隊にもこの件は大きな問題になってきてるわ、はやりここはなるべく早く原因を取り除くべきよ」
エイラ「よし!そうと決まれば今すぐにでもネウロイを倒しに行こう中佐!」
坂本「待てエイラ、このネウロイは絶対に取り逃がす訳にはいかん、501の総力で臨むべきだ、シャーリーとルッキーニの魔力の回復を待ってから全員で行動に移すとする」
エイラ「うう…」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/28(水) 18:59:26.69 ID:f0GcNqEDi
ミーナ「明日0600カールスラント、ブリタニア、リベリオンの電子戦機が到着ししだい作戦を開始します。それまで全員十分に休息をとっておくようにしてください」
一同「はいっ」
エイラ(こうしてる間にもサーニャが死んじゃうかも知れないじゃないか)
エイラ(こうなったら私1人でもネウロイを倒してサーニャを助けに行く)
エイラ(ミーナ中佐には迷惑を掛けるけどサーニャの為ダカンナ、仕方がナイヨナ)
ミーナ「ん?エイラさんどうかしたかしら?」
エイラ「ナ、ナンデモナイヨミーナ中佐」
ミーナ坂本「…」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/28(水) 19:02:54.37 ID:FXrwPA+50
シャーゲル地味に仲が良いまさに戦友って感じだ
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/28(水) 19:06:53.82 ID:f0GcNqEDi
深夜
エイラ「今なら皆寝てるよな、待ってろよサーニャ、今助けに行くからな」ガサゴソ
坂本「待てエイラそんなところで何をしている?」
エイラ「ウッ」
坂本「まさか勝手に出撃しようとしてた…なんてことは無いな?」
エイラ「い、いやー、ほら次の作戦は失敗が許されないだろ、だから念入りにストライカーの整備をダナ…」
ミーナ「ストライカーの整備に武器は必要ないでしょ?エイラさん」
エイラ「うぁ、ミ、ミーナ中佐まで」
ミーナ「ハァ…上層部に何て言われるかわからないけど、今回は特別ですからね」
エイラ「それは…一体?」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/28(水) 19:15:53.01 ID:f0GcNqEDi
坂本「どうやら皆がお前について行くようだぞ?エイラ」
エイラ「えっ?」
宮藤「エイラさんみんなでサーニャちゃんを助けましょう!」
リーネ「一緒に頑張りましょう!」
ペリーヌ「全く…どうせこんなことだと思いましたわ」
ハルトマン「トゥルーデがどうしても行くってさ」
バルクホルン「わ、私は断じてそんな事は、い 言ってなどいない!」
シャーリー「私達の魔力なら心配するな」
ルッキーニ「ウジュワー」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/28(水) 19:21:24.09 ID:xUWBuRPdi
エイラがんばれ
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/28(水) 19:22:09.26 ID:f0GcNqEDi
エイラ「皆…!本当に、本当にアリガトウな」グスン
ペリーヌ「そうと決まれば急ぎますわよ」
ミーナ「ストライクウィッチーズ出撃します‼(また始末書が…)」
坂本「よし行くぞハッハッハッハッハ」
エイラ「絶対逃がさないからなネウロイの奴」
ウィッチ達は次々と離陸していった
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/28(水) 19:23:19.51 ID:NCZCu0do0
hackスレと聞いて
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/28(水) 19:30:50.94 ID:f0GcNqEDi
数分後目的の海域に到着
バルクホルン「ふむ、大体この辺りだなどうだミーナ何か分かるか」
ミーナ「あそこね、向こうもこっちに気づいてるわ」
ミーナの固有魔法によってネウロイの位置は判明した、ネウロイは逃亡しようとするが、生憎今夜は雲1つない快晴である
坂本「ふん、この天気が貴様の運の尽きだ!全員かかれ!」
ここに熾烈をきわめる戦闘が始まった
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/28(水) 19:36:42.44 ID:f0GcNqEDi
猛然と攻撃を繰り出すウィッチ達、しかしネウロイはその電子の目をフル活用し巧みにウィッチ達の攻撃を躱し続ける
エイラ「サーニャを、よくもサーニャを!!!」
ミーナ「何なのこのあり得ない機動力は」
バルクホルン「エーリカ危ない出過ぎるな」
宮藤「弾が全然当たらないっ」
坂本「怯むな宮藤!このまま波状攻撃を仕掛け続けろ!」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/28(水) 19:43:10.81 ID:f0GcNqEDi
リーネ「ダメですっもう弾薬がっ⁉キャアッ」
宮藤「大丈夫リーネちゃん⁉」
リーネ「へ、平気だよ芳佳ちゃん、ちょっとかすっただけ」
ハルトマン「こっちも、結構マズイよ」
ペリーヌ「キイイィ何なんですの‼何なんですの‼」
シャーリー「ルッキーニ!頑張れ!」
ルッキーニ「」
ミーナ「くっ、このネウロイがこれ程手強いなんて」
バルクホルン「ミーナ、このままでは、撤退せざるを得なくなる、早急にどうにかしなければ」
そして、放たれるビームはウィッチ達の魔力を確実に削っていく
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/28(水) 19:50:47.64 ID:f0GcNqEDi
徐々に追い詰められていくウィッチ達、敗北という言葉が誰しもの脳裏に浮かんだその時、突然ネウロイが何かに反応する様に打ち震えた
エイラ「なんだ急に⁉」
バルクホルン「こんな動き今までしなかったぞ」
坂本「まさか⁈」
慌てて魔眼で周囲を見渡す坂本、
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/28(水) 19:51:49.54 ID:f0GcNqEDi
坂本「あれは…!間違い無い、電子戦機だ全部でおよそ30、こちらに近づいてきている」
ミーナ「間にあったわ、よかった…」
宮藤「良かったぁ助かった〜」
ペリーヌ「まったく来るのが遅過ぎるんですのよ」
見てるぞ
ニパがくるまで待ってるぞ
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/28(水) 20:00:28.11 ID:f0GcNqEDi
パイロット「こちらブリタニア空軍第101航空隊、現在ジャミングの周波数をネウロイのものに合わせてある。周波数を変えられると厄介だ、なるべく早く敵さんを潰さにゃならん」
「これから必要に応じてチャフを撒き散らす、頼むぞウィッチ達」
「こっちはリベリオン第10艦隊所属の機だ、賭けに勝たせてくれよ」
「どうでもいい話なんだが、この戦争が終わったら俺、結婚すr (ウワァァァアァ」アボーン
ネウロイの動きは明らかに異常をきたしていた、電子戦機群は時折放たれるネウロイのビームでその数を減らしながらも、ネウロイに接近していく
「あと少し近づきゃ充分な威力のを敵さんにお見舞いしてやれる、耐えろっ!」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/28(水) 20:08:43.47 ID:f0GcNqEDi
宮藤「私達も援護します!」
バルクホルン「なんとして守り抜けっ」
エイラ「サーニャァァァ」
ウィッチ達もシールドを貼り彼らを援護する
「よし今だ!野郎共!たまには男の底力ってもんを見せてやれ!」
「ネウロイめそんなに電波が好きならこれでもくらえやぁ!」
その瞬間、すべての電子装置のスイッチが入れられた
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/28(水) 20:15:55.16 ID:f0GcNqEDi
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/28(水) 20:16:49.94 ID:f0GcNqEDi
シャーリー「何だありゃあ⁉」
ハルトマン「ネウロイの…形が」
バルクホルン「まさか、ここまで大きな効果が出るとは…」
ネウロイは凄まじいスピードで形を変え、まるで悶え苦しんでいるようであった
そしてネウロイの外殻がボロボロと崩れ始めた、コアが完全に露出している
きたい
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/28(水) 20:22:38.41 ID:f0GcNqEDi
坂本「今だトドメを」
ミーナ「待って美緒、彼らから連絡が」
坂本「ん、なんだ」
バルクホルン「どうやら獲物を譲ってくれと言ってるな、どうするミーナ」
ミーナ「まぁ、これくらいなら問題無いわよね」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/28(水) 20:32:21.11 ID:f0GcNqEDi
「ウィッチさん達が譲ってくれるってよ!」
「本当か!仲間の仇だ ありったけの弾打ち込んでやろうぜ」
「よっしゃぁ、盛大にやってやんよ」
「みてろネウロイめ」
アドリア海に銃声が響き渡った
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/28(水) 20:37:43.99 ID:QIe+lMX60
保守
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/28(水) 20:42:17.06 ID:f0GcNqEDi
ミーナ「基地から連絡が入りました。ネウロイとアドリア海周辺のジャミングが消失したのを確認したそうです」
隊員達がホッとした表情を浮かべた
エイラ「は、早くサーニャの捜索の続きを…」
宮藤「そうです。一刻も早く捜索を開始しましょう」
ミーナ「少し待って基地からまた通信が入ったわ」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/28(水) 20:45:39.86 ID:f0GcNqEDi
ミーナ「エイラさん、サーニャさんが見つかったと報告があったわ」
エイラ「ホントか⁈」
宮藤「サーニャちゃんが⁉」
坂本「それで、サーニャは無事なのか?」
ミーナ「ええ、大きな怪我もなく意識もあり、現在は軍の船で501の基地に向っているそうよ」
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/28(水) 20:51:36.99 ID:f0GcNqEDi
ミーナ「墜落した電子戦機の乗員は軍が救助してくれるみたいね」
眼下ではロマーニャとベネツィアの駆逐艦が生存者の救助を行っている
坂本「ミーナ、そろそろ帰還しても大丈夫ではないか?」
ミーナ「そうね、ストライクウィッチーズ帰還します!」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/28(水) 20:56:41.38 ID:vI81w+f10
しえん
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/28(水) 21:00:08.85 ID:f0GcNqEDi
基地帰還後
エイラ「なぁ、ミーナ中佐 サーニャは一体どこで見つかったんだ?」
ミーナ「詳しくはまだ聞いていないからよくわからないんだけどサーニャさんは、アドリア海に不時着した後、民間人に保護されていたらしいわ」
エイラ「そうだったのか…」
ミーナ「サーニャさん自体は怪我もなく何の問題も無かったそうなんだけど、ネウロイのせいで基地と連絡が取れずにジャミングが消失してから、ようやく基地と連絡が取れたらしいの」
坂本「兎に角サーニャが無事で良かったなエイラ」
エイラ「本当にサーニャは無事なんだな?もしサーニャがこのまま帰って来ないと思ったら私…私どうしようかと…」ウウッグスン ウッウッ
坂本「泣くなエイラ、ほらサーニャがもうすぐ着く頃だ、基地総出で出迎えてやらんとな」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/28(水) 21:03:22.55 ID:f0GcNqEDi
ここは501JFW基地内にある港である。ウイッチ達はある人物の到着を心待ちにしていた。
エイラ「サーニャ サーニャ サーニャハ マダカ」
ペリーヌ「エイラさん?さっきから少しうるさ過ぎません⁉」
エイラ「ウルサイナー、ツンツン眼鏡だって、挙動が不審じゃないかー」
ペリーヌ「あ、貴方には関係ありませんわ‼」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/28(水) 21:06:14.71 ID:f0GcNqEDi
バルクホルン「そういえばエーリカ、お前よくサーニャと話してるがいつも何を話してるんだ?」
ハルトマン「んーなんだろう、よくわかんないやー」
バルクホルン「わからない、なんて事は無いだろう、答えろハルトマン」
ハルトマン「な、なんでトゥルーデそんな必死なんだよぉ」
リーネ「サーニャさんまだでしょうか」
ミーナ「もうそろそろだと思うんだけど」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/28(水) 21:07:20.23 ID:YNqfhOei0
しえん
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/28(水) 21:09:37.66 ID:f0GcNqEDi
シャーリー「サーニャー早く帰ってこーい」
ルッキーニ「にゃにゃにゃー」
宮藤「あっ坂本さんあれ!」
坂本「あれがサーニャの乗った船だな」
ルッキーニ「サーニャの船が来た!!」
エイラ「あれにサーニャが!サーニャ サーニャ サーニャサーニャ サーニャ サーニャ」
ミーナ「エイラさん、1回深呼吸しましょう」
シャーリー「そうだな少し落ち着け」
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/28(水) 21:10:07.52 ID:yIddwMRM0
.hackかと思ったら違うのかよ
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/28(水) 21:14:13.84 ID:f0GcNqEDi
待ち人来たる
扶桑の戦艦大和も停泊することができるほど巨大な港には、とても小さく見える船だった
やがてその船がゆっくりと岸壁に近づきウイッチ達が待ちに待った人物が降り立つ
サーニャ「サーニャ・V・リトヴャク中尉ただいま帰還しました」
その場にいた誰もが歓喜の声をあげた
1945年4月
アドリア海は春の暖かな日差しの中にあった
彼女達が真の平和を取り戻すのはあと3ヶ月ほど先のことである
完
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/28(水) 21:19:07.71 ID:vI81w+f10
えっ
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/28(水) 21:23:36.54 ID:QIe+lMX60
もう一波乱とかそういうのは無しか
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :
はいとりあえずこれで終わりであります
こんな稚拙な文を読んでくださってありがとう!そしてありがとう!