まどか「まどか☆マギカNG集！」

ほむら「私の戦場はここじゃない」ｶｷﾝｯ


繰り返す。私は何度でも繰り返す。

同じ時間を何度も巡り、たった一つの出口を探る。

この作品を、絶望の運命から救い出す道を。

まどか☆マギカ……たった一つの、私の作品……

このアニメが売れる為なら、私は永遠の迷路に閉じ込められても、構わない！


≪おしまい？≫

さては途中でメンドくなったな？

乙〜気軽にみれていいと思ったよ

まどか「せーーーーのっ」


「「「「「かんぱーーーーい！！！」」」」」


まどか「まどか☆マギカ、クランクアップおめでとーーーー！」

ﾜｲﾜｲ　ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ　ﾜｰﾜｰ


ほむら「……」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

ほむら（立派にみんなのまとめ役になって……今のあなたは、本当に主人公してるわ）

ほむら「……」

さやか「よっ、ほむら！　どうしたのさ、ぼーっとしちゃってさ」

ほむら「あ、ええ……本当に終わったって実感がまだわかなくて」

叩かれても人がいるだけいい方
続けれ

さやか「アハハその気になれば痛みなんて完全に痛い！痛いってやめて！」

さやか「そう？　まあほむらは撮影終了ギリギリまで出番ぎっしりだったし、無理もないかもね」

さやか「大丈夫大丈夫、そのうち終わったんだなって思えるようになるって！」

ほむら「……そうかしら」

さやか「そうそう。今は飲んで食べて、おしゃべりして楽しめばいいんだよ」

ほむら「そう……そうね」


＜ｻﾔｶｻｰﾝ、ｺｯﾁｱｲﾃﾏｽﾜﾖｰ

さやか「はーい、すぐ行くよー！　んじゃ、また後でね」

ほむら「ええ」

�C

ｶﾞｯｼｬｰﾝ　ﾊﾟﾘｰﾝ

ほむら「……？」


ﾏﾀﾝｶｲｺﾗｰ!!　ｿｲﾂ、ﾂｶﾏｴﾃﾝｶｰ!!＞

杏子「何だよ、ちょっと摘み食いしただけじゃんか！　どうせ並べるんだからケチケチすんなよ！」ﾀﾀﾀｯ

ほむら「……」

杏子「あ、ほむら！　丁度よかった、あいつ説得してやってくれよ！」

ほむら「明らかに自業自得じゃない……」

杏子「じゃあほら、時間止めて一緒に逃げてくれるだけでいいから！」

ほむら「労力が増えていると思うのだけど」


シャルロッテ「コラーーーーッ、逃がさへんでーーーーッ！！！」

杏子「ああ、くそ！　次！　次通りかかったら手貸してくれよ！？　約束だぞ！？」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

ほむら「はいはい……」

気にせず続けたまえ

ssアンチは気にすんな

マミ「あら……暁美さん、一人なの？」

ほむら「巴マミ……ええ、今の所は」

マミ「ダメじゃない、鹿目さんの所にちゃんと行ってあげなさいな」

ほむら「まどかは主役だもの……色んな人が挨拶に来てるし、忙しいわ」

マミ「それとこれとは話が別よ。ただ挨拶に来る人と暁美さん、鹿目さんにとって同じだと思う？」

ほむら「……」

マミ「撮影の始めの頃、鹿目さんったら大変だったわよね。台詞は全然覚えられなくて、緊張しやすくって」

ほむら「……でも、誰より一生懸命だったわ」ﾑｯ

マミ「そうね。たくさんNGは出したけれど、一度も投げ出さなかった。毎日居残って練習して、色々な人にアドバイスをもらいに行って」

ほむら「ええ、一番成長したわ……今のまどかはどこに出しても恥ずかしくない、立派な主人公よ」

マミ「……もう、私たちの助けもいらないくらいの？」

ほむら「……！」

支援

マミ「暁美さん。確かに鹿目さんは成長したけれど、あなたがいらなくなったわけじゃないのよ？」

ほむら「……でも、まどかはもう全部一人でできて、撮影も終わって……これ以上、何をしてあげたら」

マミ「いいのよ、何もしてあげなくていいの」

マミ「そばにいて、一緒に話したり、食べたり……ううん、本当に何もしなくたっていい」

マミ「一緒にいるだけでもいいのよ。それだけで、鹿目さんはすごく嬉しいと思う」

ほむら「……そうかしら」

マミ「そう。さ、こんな所でモジモジしてないで、ちゃんと会ってきなさい」ﾊﾟｱｱ　ｶﾞｺﾝ

ほむら「……え？　この大砲、何？」

マミ「最短距離を行くわよ」ｶﾞﾎﾟｯ

ほむら「巴マミ！　わかったわ、すぐ行くから！　自分の足で会いに行くから、だから」

マミ「ティロ・フィナーレ！」ﾄﾞｰｰｰｰｰﾝ


＜ｱｱｱｱｱｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｯ

アッー！

ｲﾁﾊﾞﾝ　ｺｺﾛﾆﾉｺｯﾀｼｰﾝﾊ？

まどか「やっぱり、ほむらちゃんの前で契約を結ぶシーンですかね。緊張したなあ」

ｺｺﾀﾞｹﾉ　ｳﾗﾊﾞﾅｼﾅﾝｶｦﾋﾄﾂ…

まどか「えっと、そうですね……過去のほむらちゃんの転校のシーンで」


　　　　　　　　　　　　　　　　　ｱｱｱｱｱｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｯ＞

まどか「……え？　ほむらちゃん？」

ﾔﾍﾞｴ　ﾅﾝﾀﾞｱﾘｬ!?　ﾂｯｺﾝﾃﾞｸﾙｿﾞｰ!!

ふええぇ〜ん…

さやか「はいはい、このピンチに颯爽とさやかちゃん参上！」

杏子「怪我したくねー奴は下がってな、危ないよ！」ｼﾞｬﾗﾗﾗﾗﾗﾗ

まどか「さやかちゃん、杏子ちゃん！？」


ほむら「あああーーーーっ！　あ……？」ﾊﾞﾌｯ


杏子「うし、狙い通りだな！　あたしの鎖で網を作って」

さやか「あたしの回復魔法で強化すると。へへっ、ナイスコンビネーション！」ﾊｲﾀｯﾁ!　ﾊﾟｧﾝ!

さやさやあんあん！

つまんね

まどか「あの、二人ともこれってどういう……」

杏子「あー、気にすんなって。ちょっとほむらの奴が派手に会いに来ただけだから」

さやか「まどかも取材ばっかりで窮屈でしょ？　二人で抜け出してきなよ！」

まどか「え？　でも、そんな……」


シャルロッテ「食い逃げーーーーッ！　こんな所におったんか！　逃がさへんでぇーーーーッ！！！」

杏子「げっ！？　おいさやか、早いとこ逃げるぞ！」ｸﾞｲｯ

さやか「え？　なんであたしまで……うわわっ」ﾀﾀﾀｯ


ﾜｰ　ｷﾞｬｰｯ　ｼﾞｬﾏﾔ、ﾐﾁｱｹﾝｶｲ　ｸｳｿﾞｺﾗｰ!!


ほむら「痛っ」ﾄﾞｻｯ

まどか「ほむらちゃん、大丈夫？」

ほむら「ええ……ここは危ないわね。移動するわよ」ｶﾞｼｯ　ｶｷﾝｯ

ここでまさかの濃厚なエロシーン

ほむら「はあっ……ここまで来れば、平気かしら……っ」

まどか「ほむらちゃっ……時間止めてるんなら、こんなに早く走らなくてもよかったんじゃ……っ」

ほむら「あ……うっかりしてたわ」

まどか「もうっ」

ほむら「……ごめんなさい。最近私が迷惑かけてばかりね。取材も台無しにしちゃって」

まどか「え？　ううん、取材はもうほとんど終わってたし……」

ほむら「……」

まどか「どうしたの？　ほむらちゃん、なんだか元気ないね」

ほむら「……そんなことないわ」

まどか「……」

しえ

まどか「……」ｽｩ…

まどか『私、鹿目まどか。まどかって呼んで』

ほむら「……？」

まどか『私、鹿目まどか。まどかって呼んでっ！』

ほむら「……！」

ほむら『え？　そんな……』

まどか『いいって。だから、私もほむらちゃんって呼んでいいかな？』

ほむら『私、その……あんまり名前で呼ばれたことって、なくて……すごく、変な名前だし……』

まどか『えー？　そんなことないよ。何かさ、燃え上がれーって感じでかっこいいと思うなあ』

ん

ほむら「……」

まどか「……」

ほむら「……」

まどか「っ……あはははははっ」

ほむら「……まどか？」

まどか「あはは……ダメだよほむらちゃん、『名前負けしてます』でしょ？」

ほむら「あ……」

ほむほむ

まど

まどか「覚えてる？　ここってね、初めてほむらちゃんが私より先にNG出しちゃった所なの」

ほむら「そう、だったかしら……」

まどか「そうだよ、『名前負け』ってどうしても出てこなくて、何回も撮り直しになっちゃったんだから」

ほむら「……面目ないわ」

まどか「……ううん、全然」

まどか「……」

まどか「どうして私が、このシーンだけNG出さなかったか覚えてる？」

ほむら「……」

まどか「ほむらちゃんがさ、夜遅くまで練習に付き合ってくれたからだよ。燃え上がれーって所の辺り、上手く言えなかったから」

ほむら「……！」

今更だけどなんかよくわかんないSSだな
けど支援

あのバキのやつを見習ってほしい出来栄えだわ
うんこやわ

NG集は壮大な前振りだったのだな

まどか「ほむらちゃんが近くにいてくれるとね、緊張もするんだけど……気が引き締まるの」

まどか「ほむらちゃんが一番練習に付き合ってくれたから……」

まどか「ほむらちゃんの前でかっこいい所見せたいって、そう思ってたから」

まどか「だから……ね？」

まどか「私もほむらちゃんに元気をあげられるようになれたら、それはとっても嬉しいなって」


ほむら「まどか……」

ほむら「……うん、すごく元気出た。ありがとう」

まどか「本当？　よかったぁー」

ほむら「ええ……ちょっと戻って、何か食べましょうか。元気が出たらお腹も空いてきちゃった」

まどか「うん！」


　　　　　　　　ｺﾞｳｶﾞｰｲ!　ｺﾞｳｶﾞｰｲ!　＞

ほむら「ん……？」

し

おもんな

QB「号外！　号外だよー！　きゅっぷい！」ﾊﾞｻｯ　ﾊﾞｻｯ


まどか「わっ、すごい量のビラ……何のお知らせかな？」

ほむら「……？」ﾋﾟﾗ


『魔法少女まどか☆マギカ　劇場版制作決定！！』


まどか「ほむらちゃん、これって……！」

ほむら「ええ。私たちの戦いは、まだ終わっていなかったようね……！」

え

悲しみと憎しみばかりを繰り返す、救いようのないアニメだけれど

だとしてもこれは、私たちが歩んで成長してきた記録なんだ

それを、覚えてる

決して、忘れたりしない

だから私は、戦い続ける


私の、最高のともだちと一緒に。


≪おしまい≫

乙乙おつ

乙ですー！

ん…？

乙乙
なにがしたかったのかはわからんかった

すごくつまんない

臭

乙乙乙

はじゅかちぃねぇ

乙　（どうしよう、ネタが若干カブったなんて言えない…）

>>110
スレはまだ残ってる、人もいる…言いたいことはわかるな？

age

>>111
まだ最後まで書き終わってないんで無理ッス