「コンドームに生き物を入れてアナルへ……」
「……えっと、薬師だから、そういうのは無いのだけど……」
「お尻にも、欲しいのぉ……お願い、もっと、わたしをぉ……いじめてぇ」
「すっかり変貌しちゃって……。ふふ、丁度良い所にゴキブリさんが居るわ」
エリはそれを数匹も手掴みしては、コンドームの中に押し込み、それを縛り逃さないようにしてしまう。
ゴムの中では、そのゴムを突き破りそうな勢いでゴキブリが蠢いている。
その不安を拭うかのように、エリは俺に耳元で囁いた。その声だけでも、俺は感じてしまう。
「安心して、これ、結構丈夫なの。……これにもっと違うのを入れて楽しもうと思ったのだけど」
「は、はやくぅ、もう、なんでもいいからぁ……!」
「そう焦らないで。今、アナルを解してあげるから……」
エリは俺の両脚を広げ、汚い箇所にわざわざ唇を当て、キスをする。
そして舌で舐め回し、指で微かにその穴をなぞっては、広げて見せて様子を見る。
もう何がなんだか分からない。ただ、気持ちよくて、何をされても快楽に導かれてしまう。
「それじゃぁ……挿れてみるわね。ほら、活きが良いわよぉ?」
「は、はやくっ――あぁぁ、あ……!!」
動いてる、中でゴキブリが動いてる。それが跳ね回る勢いで、奥底で蠢いている。
それだけで痙攣しそうになり、何度も身震いしてしまう。おかしくなっちゃったと、ただ思ってしまうだけ。
「……ここまでするつもり、無かったんだけど。どうしようかしら、これ」
俺をそうして見つめるエリは、
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