1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
携帯用リンク
>>100>>200>>300>>400>>500>>600>>700>>800>>900 このスレでは
作家さんが要所要所キーワードとなる部分を空白にして小説を書き、
その空白をレス番指定された人が埋めていって小説を完成させるという
読者参加型小説ゲームを行っています。
(例)
18 名前: 作家さん 投稿日: 2011/11/01(火) 00:00:00
主人公「よし、朝ご飯に
>>20を食べよう」
19 名前: 参加者 投稿日: 2011/11/01(火) 00:00:08
シュールストレミング
20 名前: 参加者 投稿日: 2011/11/01(火) 00:00:10
ロリ幼女
21 名前: 作家さん 投稿日: 2011/11/01(火) 00:02:40
主人公「うおぉ! これがロリータ・コンプレックスの力だぁぁ!!」
と言う感じで書き込んでいきましょい!
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 20:51:23.76 ID:3VceEjL90
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 20:51:44.84 ID:3VceEjL90
■注意点
・作品進行中に、他の話を展開するのはやめましょう。
・むりやり小説ゲームはタイムスケジュールの予約を優先しています。
様々な都合で時間を指定出来ない作者さんもいらっしゃるので、譲りあったりなどのご協力もお願い致します。
・次スレはレスが900を超えた辺りから立て始めましょう
作家さんの話のスムーズな進行のためよろしくお願いします
・ツッコミはないよりあった方が雰囲気もよくなります
面白いものは素直に面白いと感じましょう
・アンカー内容はなるべく食傷気味にならないよう
同じネタは程ほどに。 版権ネタも程ほどに。
・作家もそうですが、アンカー側も話を左右するという意味では共に作品を作ってる事になります。
時には貴方が話を進めてやる勢いでアンカーを取ると作家はきっと喜びます。
・最近、小説の進行を妨害する荒らしが出没していますので、NGワード指定等で対処して下さい。
荒らしがアンカーを取った場合は↓にするか作家の判断ということにしましょう。
・参加している誰もが楽しめる雰囲気を作り出せるのがベストです。
・スレを立てるときは検索しやすいように接頭に「むりやり」をつけ、
「小説ゲーム」や「物書きゲーム」など文章を作るスレであることが分かるようにしてください
・進行中の作者以外のコテは自粛してください
・アンカーの連続ゲットは、三連続ゲット内でそれ以降は自粛の方向でお願いします。
作品は一人で作るものではないからです。
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 20:52:18.02 ID:3VceEjL90
【12/10 (土) 02:11時点でのタイムスケジュール】 :
ttp://kmix.dabits.net/ts/ 12/10 (土)
21:00〜/ ◆MOON69mNOA氏 - 不幸な指導部の部長さん 第十五話 『それは元から幻想だった』
12/11 (日)
20:00〜21:50/名無し氏 - とらはぴっ!
22:00〜/(゚Д゚ili) ◆7Ij8L.dPpY氏 - スロー・アウェイ4 【第13話】 - 伝説の超嫉妬心 -
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 20:53:28.09 ID:zBFSArxu0
いちおつ
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 20:57:16.78 ID:SwF0Rp190
タイトルおかしいだろ乙
7 :
◆MOON69mNOA :2011/12/10(土) 20:57:47.82 ID:3VceEjL90
8 :
◆MOON69mNOA :2011/12/10(土) 20:58:50.39 ID:3VceEjL90
〜ついに男が! そんな残りのキャラ紹介〜
【コア】 主人公を適任として姿を現したAI。上位存在であるノアに抗う為に主人公を利用します。ぶっちゃけ元凶。
【黒井 楓】 剣道部所属のクーデレさん。主人公をすっかり慕ってはアピールし続けております。褒められると弱い。
【間島 菫】 元生徒会長さん。主人公達の先輩であり、楓の姉。主人公をストーキングするのが趣味。妹同様に褒められると弱い。
【磯縁 佳代】 主人公のクラス担任。四捨五入すると三十路になっちゃう悲しい生き遅れ。女バスと生活指導部の顧問。
【真田 玲亜】 主人公の幼馴染で転校してきたツンデレ少女。しかし思った事を口走るドジっ娘。とある組織の構成員のようです。
【高津 聖】 写真部部長の高三女子。そのプライド高い性格も穂乃香のガチプレイによりすっかり大人しくなりました。
【高見 雛子】 主人公のクラスメイト。能天気系な女の子ですが、彼女もまたとある組織の構成員。辛い過去があったようです。
【チック】 ちくわ大明神の祠に供えられていた?ノートパソコンのアプリ。元は未来予測シミュレータちゃん。
【七瀬 なのか】突然主人公達の前に姿を現した小六ロリ。なんと変身して魔王少女になっちゃう! 魔砲少女とは違います。
【ラストエリクサー】 通称エリ。主人公を補佐する為に現れた銀髪少女。直ぐに手が出ちゃう、作中で一番のドS様。
【仁科 かなめ】とにかく臆病でまともに喋れない黒マントちゃん……と思いきや、某組織の構成員で凄く黒かった人。
【宮坂 誠治】 カオスと名乗る普通じゃない人間さん。イケメンじゃないけどチート性能の持ち主な恐らく変態な人。
乙彼
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 21:06:40.32 ID:zBFSArxu0
↓
〜幸せの生活指導部 第十五話〜
一人の、余りにも哀れで、いたたまれない少女が虚ろな瞳をして、パソコンのモニターを眺めている。
それを、俺はただ直視するしか無かった。怖くて、辛くて、目を背けようとしても、それが出来ないでいる。
宮坂という男が、その少女を壊したと言っても過言ではなく、その少女が本来の俺であるという認識も、認めれない。
『聞こえるかしら?』
「この声は……エリ……?」
『そう、こうやって語りかけても、意外と声は届くものなのね』
「なぁ、この女が……俺、って言うのか……?」
『そう。そして、そこに貴女の親友達は居た? 妹さんは?』
「……つまり、全部作り物……?」
『貴女がシナリオによって産み出したの。そして、もう既に見えてるかしら。コアと貴女は契約する』
「魔法少女になってよ、みたいに……?」
『その様子だとまだ見えてないのね。ちなみに、似てるようで違うのよ』
その少女はうわ言のように何かを呟いている。既に穢れた身体に付いたモノを拭おうともせず、
相変わらずの虚ろな視線をモニターに向けて、ソレと彼女は対話しているように見える。
しかしそれは、モニター側に存在するヤツが一方的な提案をしては、それを彼女は受け容れてるようにしか見えない。
『貴女はここで一度ボロボロになった。そして、コアは提案する。やり直したい? とね』
「そんな事が出来る、出来ないというのは別にして……なんの意味がある?」
『私には憶測でしか分からない。でも、その娘は此処から本当に悲惨な運命に遭うの』
すぅっと空間が開けるような感覚。気付けば目に映る……実際には思い浮かべる景色は変わっていた。
今度はあの少女が、
>>13されているのを思い出してしまう。
愛玩
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 21:10:39.50 ID:3VceEjL90
ロリの神様にちょめちょめ
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 21:10:51.27 ID:zBFSArxu0
世界混乱の元凶として晒し者に
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 21:12:45.39 ID:0/Vic46h0
>>15 山城新吾の造語でバラエティで使われてヒット。意味はペッティング。
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 21:16:22.54 ID:SwF0Rp190
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 21:17:41.09 ID:0/Vic46h0
>>17 ああそうかも。
俺は軽い愛撫って認識だったな。
今度はあの少女が、ロリの神様に愛玩にされているのを思い出してしまう。
誰このちびっ子。会長よりも、魔王さんよりも背丈の低い、おかっぱ風の少女。
その神様と勝手に思ってしまう存在に、少女はただ言葉通りに従っていた。
『ちなみにそれ、誰だか分かる?』
「……さぁ。って、正直自分というAVを見てる気分だ……」
『その娘もまた、貴女のオリジナルよ』
「あの、創作小説……のキャラって事か。でも、何でそれに従ってるんだ、昔の俺は」
『それは、貴女が一番分かるんじゃない?』
正直言えば、見えているという感覚で、その当時の事を思い出そうとするのは困難であった。
そして、思い出すのが嫌だと思ってしまう。……しかし、今の俺とすれば、この光景はちょっと美味しいとは思うのだが。
「こ、こんなはしたない事、もう嫌です……!」
「いいのかなぁ? そんな事言って……。折角やり直せたのに」
「でも、恥ずかしいです。露出プレイだなんて……!」
「ただ外を歩くだけだよ。楽しそうじゃない?」
「無理です。無理――ひっ!」
彼女はひたすらに拒んでいたが、そのロリに睨まれた途端、身体を震わせて已む無く従うのであった。
そのロリの手に持たれた鞭が振るわれ、その娘の背中に傷を付ける。
痛々しく腫れ上がった箇所に、何度も、何度も鞭を振っては、ロリの少女は言う。
「こうやって痛めつけられるのが好きなんでしょ? 気持ちイイんでしょ? 言ってみてよ?」
「……
>>21」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 21:20:25.72 ID:0/Vic46h0
嫌です嫌です。おお神様許したまえ
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 21:21:03.59 ID:zBFSArxu0
あなたのそれには愛がない
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 21:21:23.64 ID:0/Vic46h0
この純潔は主人公に捧げようと思ってたのに
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 21:22:10.29 ID:2Tqdn/poO
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 21:28:33.43 ID:3VceEjL90
「……あなたのそれには愛がない」
「言うね。自分で書いたシナリオを反映させて繰り返してあげているというのに、その仕打ちは酷いと思うよ?」
その少女は結局、ロリにこれ以上逆らうことは出来なかった。ただ、打たれて、羞恥心を煽られ、それをただ繰り返す。
そして俺は疑問に思う。彼女が書いてたのはこんな物語だっただろうか、と……。
『……カオス、この時点では彼が絡んで、描いたシナリオなのよね』
「カオスって、誰の事だよ」
『さっき居たでしょう? 宮坂誠治、今となっては行方不明で私でも手掛かりが掴めない少年。……でも、実際はアレもまた、データそのもの』
「エリと一緒、みたいなものなのか」
『そうね。で、問題は彼等がどうしてこんな事をするかなのだけど』
日々が過ぎていく。そして、この世界の自分もまた、結果的には宮坂という男に売り飛ばされるような形となっていた。
基本的には絶望しか無い。次も、その次も、また絶望ばかりを感じているとしか、最早分からない。
『ある時から、彼は姿を消すことになるの。その原因は分からないわ』
「ある時って、何時から……?」
『貴女が、いっそ男になってしまえば、なんて事を思い描くようになってからよ』
「あ、……本当に俺になってる……」
男になれば、いっそ何もかも作り変えれば、実は上手くいくんじゃないか。
そんな発想がどこかにあったようで、彼女はそれをコアに願い、実行してもらう。
その結果、彼女だったその男は、基本的に正反対の性格で日々を楽しんでいる光景が浮かんでいた。
が、必ず傍にコアという存在が居る。
「……宮坂と、コアの狙いは何なんだ?」
『カオスは、恐らく
>>26なんでしょうね』
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 21:30:30.25 ID:0/Vic46h0
トリックスターを作り上げること
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 21:30:40.35 ID:SwF0Rp190
外宇宙からの冒涜的なアレコレ
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 21:39:16.99 ID:3VceEjL90
『カオスは、恐らく外宇宙からの冒涜的なアレコレなんでしょうね』
「アレコレじゃさっぱりなんだけど」
『アレはアレ、コレはコレ……。まぁ、どちらにしても、ノアが関係してくるわ』
「……その、ノアって?」
『絶対なる神様、そしてこの世界は、その神が気紛れで生み出したゲームに過ぎないの』
「それじゃ、まるで俺達は元から……」
『言うじゃない。神様が地球と言う存在を創り、そして二人の男女を創りだしたって。……そういう事よ』
その以前の自分の周りに、次第に仲間が集う事になる。そう、今では穂乃香とかのんと名乗る男子二人。
そして、透や瑞樹と言った面子。そして、会長もこの時から仲が良かったようだ。
つまり、彼女が自分で創った安らぎは、男となってから全て反映される事になる。
『コアはこの時から己の計画を変えたのでしょう。まぁ、本来のノアの使命を受けた彼女は、
何とかして上位存在の想定に変化を齎せたいと考えたでしょう』
「……訳が分からないよ」
『この時からね、カオスが姿を見せなくなったのは。……ただ、人々の記憶には薄らと残ったまま』
つまり、宮坂とは出会った事になっている、という事らしい。
それは、穂乃香やかのんにも記憶があり、そしてそれは今でも残っていると言う。
そして、十二月二十四日、俺が絶望してばかりの日。男となった俺もまた、絶望してはテロの計画なんて行為に走っている。
『ここまでが貴女が描いたシナリオなの。この日、国家転覆を企み、それを人々に継承させて世界を終わらせる、なんて野望よ』
「今では俺はハーレム一本、なんですけど……」
『とりあえず、戻ってきなさい。声が辛そうよ?』
と言われても、どうやって戻れば……って思っていると、気付けばエリに
>>29されている俺が居た。
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 21:40:03.78 ID:SwF0Rp190
名状しがたいなんやかんや
性的な愛玩
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 21:42:10.52 ID:qNUqjiw10
騎乗
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 21:43:56.93 ID:zBFSArxu0
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 21:48:20.37 ID:3VceEjL90
と言われても、どうやって戻れば……って思っていると、気付けばエリに性的な愛玩されている俺が居た。
なんか知らないけどスカートとパンツを脱がされてる。おかげで寒い。鼻水が垂れている。
「ちょ、ちょぉっ! 何するんだよ!!」
「何って、愛してあげてるんだけど。だって、辛かったでしょう?」
「いや、まぁ……とりあえずショックなのは、元が女だったって事と、皆が創り物だったって事、かな……」
「でも、彼女達は生きてるわ。だって、人は皆、神様が創りしモノなのだから」
「……そんな簡単に割り切れ――ひゃぅ! さ、触るな!!」
「でも、いい具合に湿ってきてるのに。もっとされたくない?」
「どこぞのロリ神様みたいに言うな! ……って、結局アイツは何者なんだよ」
「思い出せなかったの? まぁ良いわ。……アレ、コアの実体化した姿よ」
えー、と口が開いてしまう。アイツ、実体化出来たのかよ、と思ってしまっていたのだ。
その最中でも、彼女の右手は止まらない。秘部を弄り、突起する箇所を人差し指で撫でるのだ。
次第にその感覚を感じ取れるようになってしまい、必死にその感覚に耐えては彼女から逃れようとするのだが……。
「ち、力が入らない、だと……!」
「薬の影響かしらね。……今なら犯り放題!!」
「や、やめろ!! レイプはいけません! 俺もしませんから、だからやめて下さい!!」
「あら、逆に貴女が男になってから、散々色んな女子に手を出しては外道染みた行為を繰り返していたのに」
「だから、もうしませんから……怖いんだよ、マジで」
「それじゃあ、優しくキスから始める? 今日の私は優しいのよ」
とか言うものだから、俺は……
>>34
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 21:49:20.08 ID:tGOMQ8Cb0
激流に身を任せ同化することにした
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 21:50:42.08 ID:zBFSArxu0
ころっと騙されてしまったのだった
とか言うものだから、俺は……ころっと騙されてしまったのだった。
エリが俺に覆い被さるようにしては、俺にキスをする。別に、いっか……と、彼女と舌を絡めあっていた。
実際に、そのキスは柔らかく、甘い匂いがしたような気がする。それで、安堵した途端に、また何かを飲まされていた。
「な、何飲ませた! おい!!」
「えーと、……俗に言う媚薬? エリ特製エリクシールカンジールよ」
「ちょ、何その適当に付けた名前」
「しかも即効性の強い薬だから、ほら……もう、身体が熱いでしょう?」
言われてみると、熱いような、ふわふわとするような。放っておいたら意識が飛んでしまいそうだ。
何でこんな罠を仕掛けるんだと、憤慨しそうになるのだが、全身から力が吸い取られたような感覚。
手さえも満足に動かせない。そして、そんな感覚はないというのに、一部は熱く、敏感となっていた。
「ほら、乳首もこんなに勃たせちゃって……凄いわね、この薬」
「じぶんで、つくって……なにを……」
「もう言葉も満足に話せない? ……いいわよ、そのまま楽にして。今、連れて行ってあげるから」
連れて行く? 気持ちの良い世界に?
ああ、それも良いかもしれない。だって、今まで感じたのは全部苦痛と変わっていくのだから。
いっそ、それしかない世界に留まってしまうのも良いかもしれない。快楽しか感じられない世界という場所へ。
「……何か違うことを思ってそうだけど、まぁいいわ……」
エリは俺の中に二本も指を挿れては、
>>37
自分は三本入れられている
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 22:01:45.79 ID:qNUqjiw10
引き抜いた
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 22:02:00.40 ID:0/Vic46h0
もう一つの手でバター犬を呼んだ
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 22:04:22.72 ID:zBFSArxu0
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 22:09:27.85 ID:3VceEjL90
エリは俺の中に二本も指を挿れては、それを引き抜いた。
その瞬間、無意識に身体を震わせては声を発してしまう。薬の影響か、その瞬間が真っ白になるくらい感じてしまっていた。
「……うぅん、面白くないわね」
「え……もう、おわ……り……?」
「ただこうして何本入るかなぁって遊んでも良いんだけど……、折角だから、コレを使いましょう」
エリはそう言うと、短めに束ねられた鞭を取り出した。
その鞭を手に持ち、頬を歪めては優しく鞭で身体をなぞり始めてしまう。
くすぐったい、という感覚は無く、あるのはそれによる快楽のみ。そっと撫でられるだけで、跳ねてしまいそうになる。
「背筋もすっかり伸びちゃって、これだけで感じちゃうなんて」
「ん、ぁぁ……や、ぁ……!」
「でも、もっと欲しいでしょ? ……打たれてみたい?」
「あ、あぁ……は、はいぃ……」
「……よく出来ました。それでこそ、真性のマゾよ!」
エリが身体のあちこちに鞭で俺を打っていく。胸も、腹も、尻も、腿も。
次々と腫れていくくらいに痛い筈なのに、何もかもが快感に感じてしまう。もうダメだ、このままじゃ……。
意識が飛びそうになる。何度も飛びそうになっては、身体を捻ってしまう。
「ほぉら、鞭で打たれながら、指で愛撫される気分はどう?」
「
>>42」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 22:10:08.28 ID:0/Vic46h0
蝋燭が欲しい
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 22:11:06.05 ID:0/Vic46h0
コンドームに生き物を入れてアナルへ
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 22:12:15.66 ID:0/Vic46h0
しまった途中で送信してしまった。
続き「入れたりしないでね」
「コンドームに生き物を入れてアナルへ……」
「……えっと、薬師だから、そういうのは無いのだけど……」
「お尻にも、欲しいのぉ……お願い、もっと、わたしをぉ……いじめてぇ」
「すっかり変貌しちゃって……。ふふ、丁度良い所にゴキブリさんが居るわ」
エリはそれを数匹も手掴みしては、コンドームの中に押し込み、それを縛り逃さないようにしてしまう。
ゴムの中では、そのゴムを突き破りそうな勢いでゴキブリが蠢いている。
その不安を拭うかのように、エリは俺に耳元で囁いた。その声だけでも、俺は感じてしまう。
「安心して、これ、結構丈夫なの。……これにもっと違うのを入れて楽しもうと思ったのだけど」
「は、はやくぅ、もう、なんでもいいからぁ……!」
「そう焦らないで。今、アナルを解してあげるから……」
エリは俺の両脚を広げ、汚い箇所にわざわざ唇を当て、キスをする。
そして舌で舐め回し、指で微かにその穴をなぞっては、広げて見せて様子を見る。
もう何がなんだか分からない。ただ、気持ちよくて、何をされても快楽に導かれてしまう。
「それじゃぁ……挿れてみるわね。ほら、活きが良いわよぉ?」
「は、はやくっ――あぁぁ、あ……!!」
動いてる、中でゴキブリが動いてる。それが跳ね回る勢いで、奥底で蠢いている。
それだけで痙攣しそうになり、何度も身震いしてしまう。おかしくなっちゃったと、ただ思ってしまうだけ。
「……ここまでするつもり、無かったんだけど。どうしようかしら、これ」
俺をそうして見つめるエリは、
>>46
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 22:22:36.98 ID:0/Vic46h0
性奴隷として開発したインド象を呼んだ
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 22:23:40.21 ID:0/Vic46h0
カーテンをはがすと男子生徒が全員こっちを見ていた
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 22:30:22.44 ID:3VceEjL90
俺をそうして見つめるエリは、カーテンをはがすと男子生徒が全員こっちを見ていた。
すっかり夜となり、薄暗くなったとはいえ、校舎の中であんな声を出していたら、残っている生徒は気付くだろう。
少し悩んだエリは、彼等の参加を限定的に許す事になる。
「でも、程ほどにしてね。挿入とか駄目だから。……壊れてしまっては、元も子もないのよ。次はもうないかもしれないんだから」
「は、はぁ……じゃあ、見抜きしても……」
「溜まってる、ってヤツなのかなぁ?」
「……はい」
「しょうがにゃいにゃぁ……って、私にこんな台詞は似合わない! さっさとぶっ掛けてやりなさい」
エリの目論見は分からない。けど、もう見られてしまってもいいやとすら思ってしまっている。
すっかり全裸にされた中、エリが俺の身体を起こし、両脚をわざと見えるように広げて男子達に言うのだ。
「ちなみにここに、ゴキブリが入ってるのよ」
「ま、マジっすか……それ」
「そうよ、ゴムに放り込まれたゴキブリ達が、今必死に逃れようと彼女のアナルを弄ってるの。
これだけで、この娘三回もイッちゃったのよ?」
「お、俺、もう辛抱が……挿れたいんすけど!!」
「だーめ、見抜きしたいだけなんでしょう? ……そうだわ、彼女の手くらいなら使っても良いわ」
壊れていく。エリが何を考えているか知らないけれど、弄ばれて、自分自身が壊れていく。
そうして思いだしていく。あの世界での恐怖、あの時感じた苦しみを。辛い、悲しい、切ない、そして、とうとう涙が浮かんでしまう。
「いや、いやぁっ、やめ、もうイヤなのぉぉ!!」
エリはそれを合図に、
>>50
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 22:33:23.06 ID:zBFSArxu0
すごく胡散臭い呪文をブツブツ唱え始めた
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 22:33:30.71 ID:qNUqjiw10
突然変異した
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 22:33:32.08 ID:SwF0Rp190
万華鏡写輪眼を開眼
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 22:41:15.92 ID:3VceEjL90
エリはそれを合図に、突然変異した。
人の形だったモノが崩れていく。ぱらぱらとそれが崩れ、再構築されていく。
再び人の形を取り戻そうとするその光景を、男子生徒達が震えながらも眺めていた。
「な、何だ!? 何が起こってるんだよぉ!!」
「お、俺が知るかよ……! さっきまで銀髪のねーちゃんだったのに……!」
「な、なぁ、これって……また人になってってね……?」
「絶対、逃げた方が良いって……逃げようぜ!?」
男達は出したモノをしまい、そのままこの場から逃げ出してしまう。
しかし、それでもこの身体の震えは止まらない。思い出して、肩を抱いては必死に抑えようと力を入れていた。
それでも止まらない。次に何をされたのか、そして、それが何度繰り返されたのかと、また絶望してしまう。
「さぁて、これで良いかな」
声がした。そして、私の身体の中に入っていたアレを、強引に指をねじ込んで取り出すのだ。
そのゴムを取り出し、投げ捨てるようにしたエリだった存在は、そのまま私に言う。
「……また、色々と騙していた事になるんだけど」
「え……や、だ……いやっ、触らないでッ!!」
「って言われても仕方が無いよね。そりゃそうだろう……。君を利用したんだから」
「どうして、エリが、あんたなんかに……宮坂先輩、なんかに……!!」
「ぶっちゃけ言うと、
>>54
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 22:43:48.05 ID:zBFSArxu0
こっちはループ時の記憶があるもんだからさすがにうんざりしてきたんだ
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 22:43:59.44 ID:SwF0Rp190
本物の宮坂誠治は既に死亡している
「ぶっちゃけ言うと、本物の宮坂誠治は既に死亡しているんだ」
「……どういう訳?」
「まぁ、分かりやすく言うと彼の意識がコレに眠っていると言うべきかな。 そして、渡瀬さんは俺の声を何度も聞いていたハズだ」
確かに聞いていた。あの声を。そして、それを思い出そうとしなかった理由は、あの恐怖心からなのだろう。
そして、遠い昔に聞いたような記憶すら封印されていた為、誰の声なのかはさっぱり分からなかった。
それが、今こうして目の前に居る男、宮坂誠治なのだと言うのだ。
「でも、どうして、声が……それに、今もこうして」
「エリとして現れたのは、そうしないと怖がられるかなと思ってね。元々は、君の中で眠っていた」
「それは、何故……?」
「君がそうしたんじゃないか。手に入らないのなら、滅茶苦茶にされるのなら、いっそ自分の中で……そう願ったんだろう?」
「じゃあ、今こうして現れた狙いは……?」
「そう怖がらないでくれ。……先ずは謝罪しよう、君に、男の人格を消去し、本来の姿を取り戻そうと思ったのだけど、 少しやり過ぎたようだ」
それは、私自身が本来のハッピーエンドを願ったから、彼はエリから姿を変えて現れた。
もしそんな事を願わなかったのなら、彼はこのまま消え去ろうと覚悟を決めていたらしい。
そして、宮坂誠治は更に続けた。今ではノアに敵対する側なのだと。
「ノアはね、君を楽しんでいる。絶望する姿を糧にしているんだ」
「どうして、私……なの……?」
「コアが現れた時点で、既に候補が決まっていた。まぁ、器として十分な素質があったらしいけれど」
「器……?」
「とりあえず、
>>57と説明しておくよ」
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 22:54:19.26 ID:zBFSArxu0
僕は駒に過ぎない
これから君の仲間は全て敵
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 22:58:18.90 ID:zBFSArxu0
「とりあえず、これから君の仲間は全て敵と説明しておくよ」
「仲間って……穂乃香や、かのんの事!?」
「それに、他にもたくさん居るだろう。その彼女達、全員だよ。……全てを清算して貰う必要がある」
「……違う。そんなの、私が望むハッピーエンドじゃない……!」
「それが、君自身の幸せに繋がるんだ。それとも、連鎖の果てに消えて無くなってしまうかい?」
「それでも、私は、みんなを……失うなんて」
「少しだけ時間をあげるよ。……次は、エリでは無くこの姿で会いに来る。それまで、考えていて欲しい」
私がそう願ったから、私が創り出した存在を消す? あの親友達を消すだなんて、出来ない。
その後、どうやって家に戻ったのかあまり覚えていない。ただ、必死に手段を探しては見つからず、足掻いていた。
気付けば朝を迎えていて、ベッドで制服のまま横になっていた私は、その陽射しに気付き窓に視線を向けた。
「もう、朝、か……」
もう此処に、男だった時の自分は居ない。厳密に言えば、その彼としての記憶が残っている。
そして、心の中に彼の名残だったモノが残っている。臆病で、妄想に逃げていた私自身が既に居なくなっていた。
再び膝を抱えて頭を悩ませる。次にアイツが来たら、私は返答しなければならない。そうしていると、優理が私を起こしにやってくる。
「お姉ちゃん、朝だよ! 朝ごはん一緒に……って、もう起きてる」
「……私、食欲、ない……」
「そうなんだ? でも、何か食べないと……って、俺って言ってない!?」
優理は私の様子に気付いたのか、
>>61
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 23:03:42.31 ID:SwF0Rp190
妙に機嫌がいい
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 23:04:13.69 ID:zBFSArxu0
そういうプレイで誘ってるんだと勝手に勘違い
優理は私の様子に気付いたのか、そういうプレイで誘ってるんだと勝手に勘違い。
そして、どうしてか彼女は意気揚々と寝間着を脱ぎだし、下着姿となってしまう。
「お姉ちゃん……、ついに、姉妹レズプレイが出来るんだね……!」
「優理、悪いんだけど、私気分も良くないし……」
「うんうん、分かってるよお姉ちゃん! だって、そういうプレイなんだもんね。妹のわたしが、優しく介抱するよぉ!」
「……どうして、そうなるの?」
「やだ……しおらしいお姉ちゃん、可愛い……もう抱きついちゃう!!」
そうして優理に抱きしめられて、呼吸がしづらい中、やはり頭の中では考えてしまう。
この妹の存在すら無くなってしまうんだ。今、こうして肌を合わせて、温もりを感じれている。これが、消えてしまう。
イヤだと素直に思ってみるも、じゃあどうすれば……と言われると、答えが出ない。
「……優理、生まれてきて、幸せ?」
「お、お姉ちゃん? ……割とシリアスな空気だね、もしかして、生理?」
「私、生理は軽い方だから」
「ええっ!? 初耳なんだけどぉ……。って、冗談抜きでマジレスしなきゃ駄目?」
「別にいいよ。……何となく、聞いてみたかっただけだから」
「……わたしは、生まれてきて幸せだよ? だって、お姉ちゃんとこうして居られるんだもん」
優理は、曇りの無い笑顔で、私の手を握ってそう答えた。
やっぱり消したくない。でも、そうしないと世界が完全に無くなって、ループすらしなくなる、そんな話なのだ。
じゃあ私はどうすれば良い。……どうも出来ないのだろうかと、優理の手を握り返してしまう。
「お姉ちゃん、なんで、泣いてるの……?」
優理は、私を慰めようと
>>64
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 23:12:18.57 ID:zBFSArxu0
あんな手やこんな手を使ってくるが効果なし
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 23:12:24.61 ID:qNUqjiw10
特製コーヒーを用意
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 23:14:49.58 ID:qNUqjiw10
それよりそろそろ皆既月食だよ満月さん
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 23:18:37.40 ID:3VceEjL90
優理は、私を慰めようと特製コーヒーを用意してくれた。
そして、私の様子が変だと言う事を、同居しているカナに漏らしたのだろう。彼女もまた部屋に顔を見せる。
「大丈夫……? 風邪なら、学校休むとか。ボクが説明しておくよ」
「とりあえず、このコーヒー飲んでみてよ。きっと元気が出るから。お姉ちゃんコーヒー好きでしょ?」
カナが心配した様子を見せる中、優理が強引に私にコーヒーを飲ませようとするものだから、
仕方なくとそれを口にする。流石に、穂乃香程美味なコーヒーを淹れられる訳ではないようだが、
それでも私にとっては凄く美味しく感じられた。そして、また泣き出してしまう。
「わ、わ、お姉ちゃん!? いくら美味しかったからって、そんなに感動しなくっても……」
「う、ぅぅ……やだよ、やっぱり、出来ないよぉ……」
「優理、優希は調子悪そうだから……学校休ませた方が」
「そうだね……。お姉ちゃん、今日はお休みして、一日ちゃんと寝ててね?」
「……学校、行く」
「え、何で!? お姉ちゃん、調子悪いんじゃ……」
「みんなに、会いたいの……」
二人は首を傾げてこちらを見ていた。やはり、今の私は彼女達には不思議に見えるのだろう。
それでも、もう元には戻れない。荒療治にも程があったけれど、私は本来を取り戻してしまったのだ。
もう、何も隠す事は無い。弱いけれど、情けないけれど、強く在りたいという私の姿を見て欲しい。
そうして私は二人に心配かけまいと、
>>68
ひゃぁぁ、皆既日食で隠れちゃう、隠れちゃうよぉぉ!! らめぇぇぇ!!
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 23:25:37.52 ID:SwF0Rp190
物凄く面白い皆が大爆笑必至の一発ギャグを披露した
そうして私は二人に心配かけまいと、物凄く面白い皆が大爆笑必至の一発ギャグを披露した。
それは逆にネタとなり、学園でわざわざ私の教室にまでついてきた優理がそれを透子の前で口にする。
「月食があったそうじゃなイカ? そんな訳ないでげっしょく!」
「……優理ちゃん、それは一体?」
「お姉ちゃんが今朝やった一発ギャグ」
「……本当かい、ユウ」
「……知らない、私、してないもん……」
「なんか、ユウの様子がちょっと変だね。……ギャグの内容はいつもの事だけど」
「そうなんですよ、なんかお姉ちゃん朝からちょっぴりおセンチみたいで」
「おセンチじゃないもん! お煎餅だもん!!」
「……ね、あんな調子です」
「うぅん、何か嫌な事でもあったのかな?」
教室で優理と透子がそんな話を私の目の前でするものだから、私は必死でギャグを繰り返す。
その度に白い目で見られ、それはクラスメイト全員に、そして、学園中に広まる事となる。
結局、私は放課後、部室に逃げ込む事になるのだが、そこに居た穂乃香達も既に噂を聞きつけており……。
「月食があったそうじゃなイカ? そんな訳ないでげっしょく……ゲソに無理があるでゲソですよ」
「穂乃香、酷いよ、私そういうつもりで言ったんじゃ……」
「ゲソとげっしょく……これは苦しい」
「かのんまで……、私、泣いちゃうんだから……」
「……かのん、思ったんですが、優希さん頭でも打ったんでしょうか」
「様子がおかしい。というより、まるで女の子……」
二人は私に近寄り、熱でもあるのかと手を添えるものだから、
>>72
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 23:34:42.60 ID:3VceEjL90
もうね、ぷんすこぷんすこなのです
頑張って男言葉を使うが明らかにオカマでしかない
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 23:35:16.37 ID:zBFSArxu0
”俺”っぽく振舞ってかえってちぐはぐに
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 23:40:38.68 ID:3VceEjL90
二人は私に近寄り、熱でもあるのかと手を添えるものだから、頑張って男言葉を使うが明らかにオカマでしかない。
「だから、オレは何時もと変わらないんだよ? みんなバカにするんだから、もう!」
「……何この新しい設定は」
「きっと、そういうプレイなのでしょう」
「あれ、三人とも何を話をしてるのですか? 混ぜてくださいなのですよー」
「あ、茉莉さん。……優希さんとお話してみてください」
「え、あの一発ギャグの話なのですか? ……げっしょくとゲソと掛けたなんて、幼稚にも程があるのですよ」
「だ、だからぁ、オレはそんなつもりで言ったんじゃないんだってばぁ!!」
「……優希がおかしいですよ。オカマ……オナベみたいなのですよ」
「きっとそういうプレイなのでしょ? ねぇ、優希」
「瑞樹まで、そんなの酷いよ、オレはそんなつもりじゃないんだってばぁ!!」
……どうやら無理らしい。今ではオナベプレイの真っ最中だと皆に思われてしまう羽目に。
ただ、皆に心配掛けたくないと、元の自分を演じてみてるのに、どうしても自分が出てしまうようだ。
もう一度都合良く戻れないかな、と思ってみるものの、やはり変化は起きない。
そんな困った時は、コアに頼んで何とかしてもらおうと電源を入れてみるのだが……。
「コア、最近居ないのかな? 出てこないよね」
「……なんのお話でしょう、コアって何ですか?」
「優希は時々変な事言うから……いつもの事だと思う」
穂乃香も、かのんも不思議そうに私を見る。あれ、何でコアの事を知らないのだろう。
そう疑問に思っていると、
>>76
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 23:42:26.83 ID:3VceEjL90
これは……奴等の陰謀だ……!!
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 23:45:08.83 ID:qNUqjiw10
まさか、すでに消滅している…?
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 23:45:24.65 ID:zBFSArxu0
「コアは前の世界に取り残されているでち!」と声が
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 23:51:42.41 ID:3VceEjL90
そう疑問に思っていると、ある答えに行き着くことになる。
まさか、すでに消滅している…? だとすれば、最早コアの力を借りる事は出来ないと言うことになる。
それに、話も出来ないのでは、後は宮坂誠治にしか頼れる存在が居ないのだ。
いっそ、エリのままでずっと居てくれたのならどれだけ気が楽だっただろう。
これでは、例の解決策すら相談が出来ない。……それに、私とコアは常に出会い、傍に居て、契約を交わしていたハズなのに。
「あ、分かりました。コアって、CPUの話じゃないですか?」
「私、この前corei7を詰んだパソコン買ってみた。快適」
「パソコンの話はさっぱりなのですよ。瑞樹は分かるですか?」
「何となくは分かるけど、興味ないわね。それより、仕事、仕事っと……」
そして、訪れるいつもの光景。しかし、ここにコアという存在は皆の記憶から抜け落ちている。
どういう事なのだろうと見えない恐怖を感じていると、関西弁で私の発した一発ギャグを言う女が現れた。
「月食があったそうじゃないか! そんな訳ないでげっしょく! ってなぁ……アハハハハ」
「……千依じゃない。どうしたの、部室に来るなんて珍しいね」
「だって、ウチ、これ阿呆過ぎて面白くて、つい優希ちゃんに会いとうなってね……って、うん?」
「なに? どうかした?」
「……渡瀬サンデスヨネ?」
「なんでカタコトに……そうだよ、私だよ」
「こわっ! なんか知らないけど、こわっ!!」
何で様子が悟られちゃうんだろう。げんなりする私に、千依が肩をぽんぽんと叩き、
>>80
雛もいっとったが…この状況なんかおかしない?
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 23:54:58.33 ID:zBFSArxu0
イメチェンは一日にしてならず、や
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/11(日) 00:03:07.57 ID:QZ47XvTq0
保守↓
何で様子が悟られちゃうんだろう。げんなりする私に、千依が肩をぽんぽんと叩き、「イメチェンは一日にしてならず、や」と言うのだ。
イメチェンじゃなくて、本来の私で、それがおかしいと言うから、元を演じて……もうどうでもいいや。
どうせ、今の私はおかしいですよーだ、なんて思ってしまう。その後、千依はすっかり部室で寛ぎ、穂乃香達と談話する。
「で、優希ちゃんがイメチェンした原因って、失恋でもしたん?」
「それが分からないんです。案外、何かあったのかもしれません。妙な事言ってますし」
「妙な事って?」
「コアがどうとか……」
「コア? ……なんやろ。似たような名前の娘なら、最近学園に転校して来てるらしいけどなぁ」
「似たような名前? 千依、それ、教えて!!」
「ちょ、優希ちゃ、そんな掴まれたら痛いってぇ!!」
私はそこで、千依から有力情報を得ることになる。何でも、コアの名を反転させた少女が学園に通ってるらしい。
宮坂亜子、そう、あの男の苗字を取り、妹という事でこの学園に通っている。
何故、突然パソコンから抜けだし、実体化して宮坂姓を名乗り、普通に女子生徒として過ごしているのだろう。
「ねぇ、それ、何処にいるか教えて!!」
「一年やったかなぁ。うん、実はよく知らんねん。ごめんね?」
「……ちょっと私、出てくるっ!!」
「なんか慌しいなぁ……。また、新しい娘に手ぇ出すんやろうか……」
「多分、そうなると思う」
千依とかのんが好き勝手言っては、穂乃香が苦笑いしていた。しかし、今は構っていられないと、一年の教室を総当り。
しかし、何処へ行っても彼女の手掛かりは得られない。そして後に得られた情報は、彼女は欠席というオチであった。
「宮坂亜子……。それが、今のコア……。でも、どうして」
私が屋上に出てそう考え事をしていると、ツインテ幼馴染とお団子雛が私の背後に忍び寄り、
>>84という一発ギャグを吹っ掛けてきたのだ。
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/11(日) 00:05:33.97 ID:v2cTz2P10
ランプから魔人が出たんだって! それ、マジン!?
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/11(日) 00:07:32.30 ID:MKgVvE4M0
「パンツ破れちゃった」 「またかい」
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/11(日) 00:14:49.61 ID:v2cTz2P10
私が屋上に出てそう考え事をしていると、ツインテ幼馴染とお団子雛が私の背後に忍び寄り、
「パンツ破れちゃった」 「またかい」という一発ギャグを吹っ掛けてきたのだ。なんだと、私は振り返る。
恥ずかしそうにこちらを見る玲亜に、ドヤ顔の雛子が居る。何となく私は笑ってみる事に。
「あは、面白いねそのギャグ、あははっ」
「……優希が、ヘン……」
「そうだよね。何時もなら、何そのギャグ寒いわって突っ込んでくると思ったんだけど、ヒナがっかり〜」
「だって、パンツ破れて、またなんでしょ? また、股……くす、あはは!」
「というか、笑い方からして、女の子っぽいというか……」
「なんか雰囲気も違うよね。頭でも打ったのかなぁ?」
「ちょっと二人とも、さっきから酷いよ。……私は、私だもん」
「「何これ怖い」」
二人は必死に私から情報を得ようとする。一体何があったのか、そして、もしかして何かが関わっているんじゃないかと。
そんな疑いに呆れつつも、適当に何時も通りだとあしらうのだが、彼女達は一歩も引こうとしない。
私がまたまたげんなりしていれば、あの例のテーマが流れ、菫先輩が顔を出すのであった。
「何かお困りでしょう? 私が助けてあげるわ! ふふ、月食で困ってるのよね、分かる、私には分かるのよ!!」
「……違います。というか私、今後悔してますから」
「やだぁ、優希さんったらつれないわね。……って、確かに雰囲気がおかしいわ。楓、黒井グループの衛生兵を呼びなさい!」
「そんなもの居ません、姉様。……噂通り、心此処に在らず、といった感じですね」
どうやら私の変化まで噂になっているらしい。それを、菫先輩の後に現れた楓によって知らされる事に。
どれだけ噂を欲しがってるんだこの学園は、とまた溜息が漏れてしまう。
そして、屋上に集ったこの四人は、私を元気付けようと
>>87
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/11(日) 00:16:41.06 ID:MKgVvE4M0
温泉に連れて行く
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/11(日) 00:17:24.56 ID:QZ47XvTq0
マトリックスごっこ
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/11(日) 00:23:23.58 ID:v2cTz2P10
そして、屋上に集ったこの四人は、私を元気付けようと温泉に連れて行くのだ。
最初こそ拒んだが、菫先輩の強引な押しにより、結果的に私はあの温泉に浸かる事になる。
そして、バスタオルで身体を隠す私に、皆が何故か絶句している。
「ねぇ、ヒナ。……優希って、これ見よがしに身体を見せ付けるタイプよね?」
「あんな風に隠してる姿は、ヒナも始めてかも……」
「それに、何だかもじもじとしてますね」
「恥ずかしがる優希さんも、可愛らしいわ……お持ち帰りしてしまいたい……」
だって、普通隠すでしょ。恥ずかしいじゃない。しかし、思い返せば男の時の自分は、然程羞恥心を持ち合わせていなかった。
男の時に、隠すという行為を忘れてしまったのだ。別に女同士だから問題ないと思っていたのを思い出す。
それが、少なくとも玲亜には見せ付ける行為になっていたようだ。
「……で、ああやって隠されると、何だか逆にイラっと来るのよね」
「胸のサイズが負けてるからって、そんなムキになる事かなぁ」
「ヒナは黙ってて! むぅぅ……なんか、何時もより可愛く見える……」
「まぁまぁ、真田さん。今は優希さんの変化を楽しむものですよ、ねぇ、楓」
「そうですね。優希様は淑女として目覚めたのだと思われます。これで、晴れて私のお嫁に……」
「……楓、今なんて言ったのか、私に説明してくれる?」
「優希様を、お姉様には差し上げませんと言いました」
「ちょっと待ってよぉ、ユウちゃんはヒナの物なんだからぁ!!」
「こらぁ、ヒナ、勝手に優希をあんたの物にするなぁ!!」
また始まったよ、この喧嘩。四人はそれぞれいがみ合う中、やれやれとその光景を見つめて思うのだ。
これも、見れなくなっちゃうんだ。そして、この四人も居なくなっちゃう。消えちゃうんだと。
これ以上見続けていると涙が出てしまうと、ふと違う方を見れば……魔王様が
>>90してる。何だこれは。
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/11(日) 00:24:10.62 ID:v2cTz2P10
あ、安価勘違いしてた。すいませんです↓
三十路と科学爺と一緒に世界を救う計算
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/11(日) 00:26:22.31 ID:MKgVvE4M0
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/11(日) 00:31:53.82 ID:v2cTz2P10
これ以上見続けていると涙が出てしまうと、ふと違う方を見れば……魔王様が三十路と科学爺と一緒に世界を救う計算してる。何だこれは。
磯縁先生はともかく、魔王様……も良しとして、何故あのマッドサイエンティストが居るのだ。
「だから、きっとこうすればいいと思うの」
「でも、それは納得できないのよね。……そもそも、世界って何なのかしら、光蔵さん」
「ワシに尋ねられてものう、しかしこの娘の魔法、見たじゃろう。プラズマでは無かったんじゃよ」
「それで世界の危機を信じるとか……。そもそも、なのかさんと言いましたっけ」
「七瀬なのかだよ。……本当は、渡瀬なのか、なんだけど、これは秘密なの」
そう言えば、あの魔王少女は私の子供、という設定なんだっけ。
でも、自分の子供が未来からやって来て、それが魔王と名乗る魔法少女だなんて、過去に描いた自分の設定はぶっ飛びすぎだ。
とりあえず、恐る恐る私はこの集団に話しかけてみる事に。すると……。
「あら、月食ちゃんじゃないですか」
「磯縁先生まで、酷いです!」
「ごめんなさい、私はこれは面白いと思ったわよ?」
「あ、先生で通るんですね」
「結局見つかって、無理矢理現場復帰させられたの。人手が足りなくて、ヒトデになっちゃう!」
「……それは、寒いと思うの」
「なのかちゃんったら、そんなに褒めないでぇ……」
身を捩らせてなのかの台詞を受け止める先生は放っておいて……と、なのかを見れば、彼女もまたこちらを見つめていた。
何か言いたげな視線を感じた為、私は彼女と共に温泉の隅っこの方へ移動する。此処なら誰にも見られない。
そう、周囲を確認して思っていれば、なのかが、
>>94
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/11(日) 00:34:06.49 ID:v2cTz2P10
ちっぱいを押し付けてきた。吸っちゃおう
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/11(日) 00:35:24.38 ID:QZ47XvTq0
ドヤ顔
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/11(日) 00:35:28.79 ID:MKgVvE4M0
そろそろタイムリミットなんだけど…
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/11(日) 00:43:18.81 ID:v2cTz2P10
そう、周囲を確認して思っていれば、なのかが、何故かドヤ顔で居るのだ。
これに意味はあるのだろうかと眺めていれば、彼女は相変わらずの様相で私に言った。
「ママを、わたしが助けるの」
「……ママって、別に私は……それに、貴女は違う世界から来たんでしょう?」
「そうなの、一番珍しいパターンからやって来た、魔王少女だよ」
「その、一番珍しいパターンって……?」
「ママが、わたしを出産した事。わたしは、多分宮坂誠治との間に生まれた子供だって、ママの手紙に書かれてたの」
それは、思った以上に私にとっては重く圧し掛かってきた。どうせ、十二月二十四日から派生した未来での私は、ただ朽ちるだけだと思っていた。
しかし、こういったパターンも存在するらしい。しかし、結局私は十一月に戻されて、繰り返す。
だから、その先を私は一切知る手段が無い。大体は絶望して、苦しんでその日を迎えては終わるからだ。
「そっか、分岐した先でも、私は生きてる場合もあるんだ……」
「そうなの。わたしも、この力を手に入れて知る事が出来たの」
「この力って……、そういえば、魔法とか言ってたけど、それ?」
「そうなの。……わたしのお腹の中で、今も強く感じるの……」
彼女は、それを幸せの欠片と称した。何だろうそれはと、首を傾げてしまう。
それは、私が器に収めるべき欠片だと彼女は言う。どうやら、そんな事まで未来からやって来た娘は言うのだ。
「……これは、元々一つだったの。それが、ママの中に眠ってる。厳密に言えば、ある日に契約した際に生まれたのかな?
それを満たせば、きっと世界を、総てを救える奇跡が起きると思うの!」
彼女は力説した。そして、私に願う。その不思議な宝玉を満たし、奇跡を起こして欲しいと。
その為には、まず
>>98しないといけないようだ。
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/11(日) 00:45:29.34 ID:QZ47XvTq0
セーラームーンごっこ
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/11(日) 00:45:36.12 ID:MKgVvE4M0
マッドな博士に頼んで幸せの欠片レーダーを作成
自ら産み出して関わった面々にきちんと向き合い、幸せにする。但しいっぺんに
彼女は力説した。そして、私に願う。その不思議な宝玉を満たし、奇跡を起こして欲しいと。
その為には、まずマッドな博士に頼んで幸せの欠片レーダーを作成して貰わないといけないようだ。
って、それじゃドラ○ンレーダーみたいじゃないか。……そもそも、そんな事があの爺さんに出来るのだろうか。
なのかがそう説明する中、どうやらあのマッドなお爺様はなのかにめろめろなご様子で、
二つ返事でそれを引き受けていた。……引き受けても出来るかどうかは勿論別である。
「ママ、出来るって言ってるの。だからもう安心だよ!」
「……あのさ、ママって呼ばれるの、ちょっとこそばゆいかも……」
「でも、ママはママでしょ? 初めて会った時は、わたしに手紙しか残さなかったママを恨んで、意地悪しちゃったけど」
「だから、あの人とつるんで……?」
「でも、巨大化してびっくりしたの。ママも魔法が使えるんだって思って、わたし感動したんだ」
「……そういやそんな事もあったんだっけ、あまり覚えてないんだよね」
「とにかく、頑張ろ? 絶対奇跡は起きるって、信じてるの。ママ!」
「だから、ママは――まぁいいや」
娘が、私に最後の希望をくれた。それが、幸せの珠という可能性。
それがどうやって奇跡に繋がるのかは分からない。けど、未来からやって来たその私の娘の言葉を信じない訳にもいかない。
だから私は覚悟を決めた。皆を消さない、そして、総てが幸せであれるよう願う為に、私はその幸せの珠を満たすのだ。
でも、本当にこの身体の中に眠ってるのだろうか。それこそ、コアなら何かを知っているに違いない。
――幸せレーダーは二日で仕上がった。光蔵と呼ばれる爺さんは只者では無かったのだ。
そりゃ、一時巨大要塞で私達を苦しめた存在だ。それくらいは出来るかもしれないのだけれど。
「という訳で、使い方の説明じゃ。……このボタンを押すだけじゃ起動はせん。
>>101をする必要がある」
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/11(日) 00:55:19.17 ID:MKgVvE4M0
幸せな思い出をインプット
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/11(日) 01:03:32.93 ID:QZ47XvTq0
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/11(日) 01:04:29.75 ID:v2cTz2P10
「という訳で、使い方の説明じゃ。……このボタンを押すだけじゃ起動はせん。幸せな思い出をインプットをする必要がある」
「……あのぉ、その幸せな思い出って、何ですか?」
「要するに、誰かさんが幸せを感じた時に、このボタンを押せば、それに繋がる幸せの欠片が反応する訳じゃ。
ちなみに、なのかちゃんが言うには、実体は基本的に宝石のようだそうじゃが」
そんな謎極まったモノに対するレーダーを二日で仕上げたこの爺さん、私は考えを改めて、尊敬しよう。
その爺さんが手を振り、直後になのかの生写真を眺めてへらへら笑う中、私はレーダーを手に部室に戻る事になる。
部長として、皆にお願いしたいことがあると、穂乃香達、指導部員にそう言った。
「……私は、今までずっと繰り返してきたんだ。嫌な事があって、逃げて、そして逃げ場を創り出して、自分すら偽って。
でも、それももう止めにする。終わりにする。だから……皆に手伝って欲しいんだ」
「と、突然の告白ですねぇ……かのん、どうしましょう」
「黙って聞くが吉」
「ここに、私は宣言します。生活指導部は生まれ変わり、幸せの生活指導部と呼ばれるよう活動することを!」
「な、なんか部名すら変わったのですよ、瑞樹……」
「きっと、思惑があるんでしょう。奉仕活動としては中々良いんじゃない?」
「だから、その行動に皆さんに協力して欲しいんです。皆に、ずっと、居て欲しいから、だから……!!」
「お姉ちゃん、わたし、感動したよぉ……わたし、飛び級してきて、この部に入って良かったよぉ……!」
優理が妙な事を言い出したのはさておき、私はここで改めて皆に頭を下げるのだ。
それを黙って見つめる中、穂乃香とすっと私の前に出ては、「私達だけではありません」と後ろを指差す。
そこには、私にとって掛け替えのない仲間が居た。その皆にも、私は頭を下げるのだ。
「……顔を上げて。皆、貴女の味方」
今度はかのんがそう語りかける。私は、この時思ったのだ。この人達が居てくれて、私はそれだけでも幸せなんだと。
こうして、私達生活指導部は学園を、そして街を、国を駆け回る事となる。
――つづきます
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/11(日) 01:05:43.53 ID:MKgVvE4M0
おつー!
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/11(日) 01:07:47.80 ID:v2cTz2P10
以上で終わりますー。はい、予定通りでニヤリです。ウソデスゴメンナサイ。
今更タイトルに繋げて、どれだけやるんだよって話です。そもそもこれまでが無茶過ぎてもう(ry
でもまぁ、おかげでその4をだらだら仕上げることが出来そうです。年内に終わるんだろうか……。
ともあれ、お付き合いありがとうございましたー。
Xmas用の絵とかも描きたいんですよねぇ……今年はきっとむり小特別編もあるでしょうし。
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/11(日) 01:08:06.96 ID:QZ47XvTq0
乙
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/11(日) 01:08:56.79 ID:atWrkd8d0
おつおつ
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
【12/10 (土) 02:11時点でのタイムスケジュール】 :
ttp://kmix.dabits.net/ts/ 12/11 (日)
20:00〜21:50/名無し氏 - とらはぴっ!
22:00〜/(゚Д゚ili) ◆7Ij8L.dPpY氏 - スロー・アウェイ4 【第13話】 - 伝説の超嫉妬心 -
よいしょっと