むりやり小説ゲームの明日を創るのはキミだ！

携帯用リンク
>>100>>200>>300>>400>>500>>600>>700>>800>>900

このスレでは
作家さんが要所要所キーワードとなる部分を空白にして小説を書き、
その空白をレス番指定された人が埋めていって小説を完成させるという
読者参加型小説ゲームを行っています。
（例）
　　　18 名前： 作家さん　投稿日： 2011/11/01(火) 00:00:00
　　　　　　主人公「よし、朝ご飯に>>20を食べよう」

　　　19 名前： 参加者　投稿日： 2011/11/01(火) 00:00:08
　　　　　　シュールストレミング

　　　20 名前： 参加者　投稿日： 2011/11/01(火) 00:00:10
　　　　　　ダイヤ

　　　21 名前： 作家さん　投稿日： 2011/11/01(火) 00:02:40
　　　　　　主人公「硬いよ…」

と言う感じで書き込んでいきましょい！

まとめ
http://www.geocities.jp/neetgundam/matome/
http://www.geocities.jp/yardoramatome/
http://www.geocities.jp/qxybb760/top.html
http://muriyari.web.fc2.com/
http://muriyari4th.rash.jp/site/

避難所
http://jbbs.livedoor.jp/computer/32524/

○募集○
・まとめサイトの人が持っていない過去ログをupしてくれる人
・他にまとめサイトを作ってくれる人
・過去の作品をまとめてくれる人

【タイムスケジュール】
http://kmix.dabits.net/ts/
（その時に予約されているスケジュールが書かれています）
※予約・確認にはタイムスケジュールスクリプトをご利用ください。（予約は随時受付中）
※開始時間より２時間前には予約するようにしてください。
※押す可能性が多々あるので、かなり長めに時間指定しておいてください
※予約する際は、前後の予定を考慮し、１人あたり２時間は確保できるようにして下さい。
※様々な都合で時間を指定出来ない作者さんもいらっしゃるので、
　譲りあったりなどのご協力もお願い致します

■注意点
・作品進行中に、他の話を展開するのはやめましょう。
・むりやり小説ゲームはタイムスケジュールの予約を優先しています。
　様々な都合で時間を指定出来ない作者さんもいらっしゃるので、譲りあったりなどのご協力もお願い致します。
・次スレはレスが900を超えた辺りから立て始めましょう
　作家さんの話のスムーズな進行のためよろしくお願いします
・ツッコミはないよりあった方が雰囲気もよくなります
　面白いものは素直に面白いと感じましょう
・アンカー内容はなるべく食傷気味にならないよう
　同じネタは程ほどに。 版権ネタも程ほどに。
・作家もそうですが、アンカー側も話を左右するという意味では共に作品を作ってる事になります。
　時には貴方が話を進めてやる勢いでアンカーを取ると作家はきっと喜びます。
・最近、小説の進行を妨害する荒らしが出没していますので、NGワード指定等で対処して下さい。
　荒らしがアンカーを取った場合は↓にするか作家の判断ということにしましょう。
・参加している誰もが楽しめる雰囲気を作り出せるのがベストです。
・スレを立てるときは検索しやすいように接頭に「むりやり」をつけ、
「小説ゲーム」や「物書きゲーム」など文章を作るスレであることが分かるようにしてください
・進行中の作者以外のコテは自粛してください
・アンカーの連続ゲットは、三連続ゲット内でそれ以降は自粛の方向でお願いします。
　作品は一人で作るものではないからです。

【11/30 (水) 12:25時点でのタイムスケジュール】 : ttp://kmix.dabits.net/ts/

11/30 (水)
　　21:00〜／��(ﾟДﾟili) ◆7Ij8L.dPpY氏 - スロー・アウェイ4　【第11話】　- 先生助けて！ 美剛が息をしていないの！ -

>>1乙ー

保守です

そろそろか？

◇始めるお！


　　 ∧＿∧　　　　∧∧　　　ﾎﾞﾝﾎﾞﾊﾞ〜ﾝ
　　（*´∀｀）　　 .|￣Y￣|
　　（　◎とﾉ 　 ｆ＾)　｜　(^}
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

スロー・アウェイ4　【第11話】　- 先生助けて！ 美剛が息をしていないの！ -


【登場人物】

・赤銅 谷治介（17）男：主人公、超助平退魔士
・赤銅 真治介（16）女：谷治介の妹、非能力者
・時野 介喜代（17）女：富山からやってきた退魔士
・藤堂 美剛　 （18）女：何かと弄られる事の多い死神
・佐井 アンヌ .（17）男：サリーの弟、強力な霊媒師
・佐井 サリー （19）女：紫苑村からやってきた強力な魔女


【持ち物】

ロボット：谷治介の部屋の押入れに収納された殺戮ロボ、よく懐いている

＿_ヽ　./ﾍ .ﾊﾍ:l　＼:ﾍ.　＼ﾍ　 ｀ヽl::::::＼::＼::l＼::::|/:::ﾍ＼:::
｀ヽ￣./　ハ:::',ﾍ..　　｀ヽ.　　＼　 　｀ｰ-l:::＼::＼:::＼　　 ',|ヽl
　 　 /.　 　 ＼ ﾊ　　　　　　 　 　 　 　 l:::::::..
. 　 /　　　 　　 ｀ヽ　　　　　 　 　 　 　 l:::::::::::...
　 /　　　　　　　　 ﾍ　　　 __　　 ｀ヽ　　_／:::::::::..　 ,
. /　　　 　 　 　 ／'';;＼　　＼＿＿＿＿＿＿__,／/.　 　 　 　 　 レベル：3
　｀''ｰ-=,,,_ 　 ／　　 ';;;;;＼ 　 ｀｀'ー-　-――‐ ´ノ　　　　　　　　 体力　：35
　　　　　　'／　　　　 ';;;|　.＼　　｀￣￣￣￣￣´ 　　 /　 　 　 　 霊力　：800
　　　, r ' ´　 　 　 　 　 |.　　 ＼　　ー―― 　 　 　 ｲ;;;
　　K　　　 　 　 　 　 　 | . 　 　 ＼　　　　 　 　 ／;;;;;;;;
　 　 ∨　　　　　　　　　 |　　 　 　 ＼　 　 　 ,イ''''''''
. 　 　 ∨　　　　　　　 　 |　　　　,r‐='｀ー― '｀ヽ
【赤銅 谷治介】：近頃近所で話題の変態さん、通報されるのも時間の問題か！？
　　　　　　　　　　妹を口先で丸め込むのが得意
【赤銅 真治介】：呪いを恐れる16歳、何処へ逃げても無駄だとわかり開き直り気味
　　　　　　　　　　兄に口先で丸め込まれるのが得意
　　　　　　 　 | ∨ | |il |ｉ ||　　　　 |l　l ｌﾊ｜ l|　}|フ彡｝　　|　　 |
　　　　　　　　|　i　|小 |i |i　　　　┼‐リ‐}ﾉ‐┼　　彡ﾍ. 　 |　　 |　　　　　レベル：1
　　　　　　　　|　i　　 ∧＿＿＿ 　　 ＿＿＿　　　 .i　i　　|　　 |.　　　 　 体力　：17
　　　　　　　　|　i 　 / ∧、( )　 ,　 　 、（ )　 , 　　 /　i　　|　　 |.　　　 　 霊力　：0
　　　　　　　　|　ｉ　/ / ハ｀¨¨´　　 　　｀¨¨´　　　,トイｉ　　|　　 |
　　　　　　　　|　i / /　　　､　　'　　　　　　　u　 / |　i l 　 l　 i　i
　　　　　　　　|〃　　　 i 　 ｀　 　 ──ァ　　 ／　.|　i l 　 |　 i　i
　　　　　　　　|′　　　 | 　 　 i　｀　　 __　　 ´　 　 L i | 　 |　 i　l
　　　　　　　 /　/ 　 　 | 　 　 | 　 ┌L ___　 　-─┘　| 　 |　 |　l
スロー・アウェイ4　【第11話】　- 先生助けて！ 美剛が息をしていないの！ -

また悪い笑みｗｗ

ＡＡはそれで固定か

美剛「ごちそうさまでした〜っ！ さぁ食後の昼寝食後の昼寝！
　　　 例え呪いが噴出そうともこればっかりは譲れない！

そりゃお前さんは死神だからな、呪いが噴出してもさほど影響ないのだろうよ。
しかし食後すぐに眠ると牛になるぞ、それにもう昼寝じゃなくて夜寝という時刻だ。
止めるのも聞かず、居間のソファーにダイブしうつ伏せになっていびきをかく美剛。

介喜代「寝るの早っ。
サリー「やーじ、今日もやんの？
谷治介「ええ、後でお願いします。

無論、修行の事である。
数日前にサリーさんに弟子入りして以降、毎日厳しい修行が続いているのだ。
おかげで1しかなかったレベルが僅かな期間で3にまで跳ね上がった。
サリーさん曰く、常人では1から3になるまで一ヶ月はかかるそうだ。
"師匠が良いからだな！"と、頭を撫でてくれたのをよく覚えている。

谷治介「さて、今日はどうしようかな…

>>14

1・まーじに会う　　　　　　→　台所へ
2・介喜代に会う.　　　　　→　居間へ
3・美剛に会う.　　　　　　 →　居間へ
4・リリアンヌに会う.　　　 →　居間へ
5・サリーに会う　 　 　 　 →　バスルームへ

4

３

5

谷治介「おい美剛、食ってすぐ寝ると牛になるぞー。
美剛「ふごっ…ぐごぉ〜……んぐっ…ぐっ…

この光景ももう見慣れたものだ。
最初の頃は驚いた、美人さんだと思ったら汚ねぇいびきかいて寝始めるんだもんな。
しかも今日はうつぶせだから時折息が詰まって汚さに拍車がかかっておる。

アンヌ「へっ、放っておけ。 いっそ口と鼻でも塞いでやったらどうだ。
谷治介「いやいや、死神はそれくらいじゃ死なんだろう。

呼吸に合わせて上下する背中。
重ねて合わせて、ピクピク震える翼。

谷治介（ほんといびきさえなけりゃな…
美剛「ん〜…んぐ…むにゃむにゃ…

流石に苦しくなってきたのか、顔だけを横に向け、再びいびきをかきはじめる美剛。

美剛「ん……や、や……
谷治介「お、寝言か？


美剛「……>>18

あー魂刈りたい…

いあ！しゅぶにぐらす！！千匹の仔を孕みし森の黒山羊！

やめなさいってぇ……首吊り自殺した鈴木君と一家心中した加藤さん……、……霊になってまで殴りあわなくっても、今週のジャンプは逃げないわよぉ……

>>18
どんな寝言だよｗｗｗ

美剛「いあ！しゅぶにぐらす！！千匹の仔を孕みし森の黒山羊！
谷治介「どんな寝言だよ！？

サリー「私が答えるぜ！！ そいつはシュブ=ニグラス、クトゥルフ神話に登場する架空の神性だ！！
谷治介「ちょ、ちょっとサリーさん！ バスタオルぐらい巻いてくださいよ！！

寒い寒いとぼやきながらバスルームへ戻るサリーさん。
しまった…つっこみ入れるヒマがあるならシャッターを―――

まーじ「兄ちゃん、デザート置いておくね。
谷治介「おっ、サンキュー。

プリンだ、生リクームがちょこんと乗った、まーじ特製のプリンだ。
俺は昔プリンが嫌いだった、だがまーじが作るようになってから好きになったのだ。

谷治介「おい美剛、起きろー、デザートのプリンだぞー。
美剛「んー……んぅぅ、ぬぅぅ…！ ぬの…"ぬ"の…！！
谷治介「"ぬ"のなんだよ！？
美剛「んぐぅぅぅぅぅ

身をよじるばかりでちっとも起きやしない。
業を煮やした谷治介は>>23

美剛の口に水を流し込んでおく

プリン+醤油＝ウニになるかどうか美剛で実験

パンツを拝借することにした

保守↓

そういや昔プリンに醤油かけるとウニの味になるとかなんとかいう噂を聞いたことが…
まぁ所詮は都市伝説というかそんなもんだろうけど

谷治介（やってみる価値はあるな。
美剛「ふごー……

だが流石にまーじが作った特製プリンに醤油をぶっかけるのは気が引ける。
美剛のプリンは俺が貰うとして、冷蔵庫にある安物のプディングに醤油をかけてプレゼントしよう。

アンヌ（また下らない事を…
谷治介「おーい、美剛ー、デザートのプリンだぞー。
美剛「んー……ん！！

プリンを一口掬って鼻に近づけてやると、彼女は飛び跳ねるように起き出した。

美剛「プリン食べる！ カラメルソースが美味しいのよね。
　　　 これだから人間界はやめられないわ、料理美味し過ぎでしょう…

残念だったなそのプリンにはカラメルなどかかっていない、そいつはSYOUYUだ。

美剛「いっただっきマズッ！！！

彼女の口から綺麗にアーチを描きつつ飛び散る元プリン。

美剛「げほっ！ げほっ！ ちょ、ちょっとぉどういうこと！？
　　　 プリンって言ったじゃない！ 言ったじゃない！ 言ったじゃないのぉ！！

あまりの不味さからか、それとも期待を裏切られたショックからか、彼女の目には涙が浮かんでいた。
思い切り胸倉を掴まれ、顔を近づけて声を張り上げる美剛。
そんな彼女は、谷治介は「>>28」と言いつつ>>30

実験失敗だな

お前はこの世の全てのプリンを知っているのか？

かわいいな

特製プリンを全部食った

なんという外道ｗｗｗ

谷治介「お前はこの世の全てのプリンを知っているのか？
美剛「はぁ！？ 何をわけのわからない事を…

谷治介「知っての通りこの地球には60億もの人間が生きている。
　　　　　そしてその歴史は長く文明が根付いてから半万年は経つだろう。
　　　　　食の歴史もまた然りだ、プリンひとつにしたってそのレシピは万を超えるだろう。
美剛「まぁ、たしかに…

谷治介「お前が今食ったそれは、まーじが作った特製のプリウニだ。
　　　　　プリンとウニ、その両方の味を一片に味わえるという、まーじの工夫と真心が篭った逸品だったんだ。
　　　　　それをお前はなんだ！？ "プリンじゃない"と一蹴して吐き出すなんて、それでも人間か！！
美剛「うっ…！！


美剛「た、たしかに…そう言われてみれば…私が軽率だったかもしれないわ…

.　　 　 | |／／　_,.,.ィ/rｧ,.-､ヽ.y'､/　/　/_/　/ ﾘ　/
　　　　| |／ ／'/Ｘヽｲ (.ﾌ/） /ﾍ',.ｨ' ,r∠/彡/ ,!//
　　／ ｌ |／!,//'　/' !｀¨７　./ /ｒ7／|　/彡/ ,/ｲ/
　　　　 l{　|/　　 ′|　　　　 '′´　　| '彡/ /　|!
　　　 / `　|　　　　　　　　　　　　 　 |/,/,l/
　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　 |V /
　　'　　　　　　　　　　　　　ヽ-　,.. ノ
　　＼　　　　　`ー------- '／ ヽ
.　　　 ＼　　　 　 　 　 　 ／　 　 ヽ
　　　　　 ＼　　　　　　 /　　　　　 |

このパターン見覚えが…

＞それでも人間か！！

死神です。

谷治介「まぁそういうわけだ、ちゃんと残さず食えよ？
美剛「うん…まーじごめんね…
　　　（うう、まずいよぉ…

: : : |: : : : :ﾊ: |:::::{:トzVﾊ:::::＼: : : : : : : : /{
、 : |!: : : :| 」 |＝竓芋ﾐﾒ＝=へ: : : : : /: :
:ヽ: |:!: : : |:::|/::､　ﾊ:O::} ヾ::::::::::＼: : /: : :　　　　（美剛を丸め込む…プリンを奪う…
: :ヽ|:|:|: : |:::|:::::::｀¨¨¨¨¨¨”:::::::::::::::Yﾍ: : : :　　　　 美剛如きに両方やるってのは、そう難しい事じゃないな…
: : :.|:| |ﾊ |:::|:::::::::　 ::::::::::::::::::::::::::::::|:::::＼: :
: : :|｜| .}′::　　　　　　　　　　　　　::::::::＼
ヽ/: :�W::: 　 :.　　　　　　　　　　　　　　::::::::
_ハ: :ド､
: :|ヽ､|

谷治介「さて、俺も食うとするかな。

今俺が食ってるプリン？ ああ、美剛のだけど、それがなにか？
涙目でプリウニを食ってる美剛を見て心が痛まないのかって？ 痛まないね。

美剛「ごちそうさま…
谷治介「まーじ、美味しかったぞー。
まーじ「へへ、今回も美味くできたかなっ。

美味い夕食、美味いデザート。
この上ない満足感を感じ、一息ついた谷治介は>>36

…まだ、いじり足りないな…

美剛と一緒にゲームすることに

>>36
鬼！

谷治介（…まだだな。

まだ弄り足りないな。
そもそもあれだ、部屋の隅でいじけたままの彼女を放置するなんて後味悪過ぎるだろう。

谷治介「美剛、美剛。
美剛「…なによぅ…

谷治介「そう気を落とすなって。どうだ？ トランプでもやらないか？
美剛「……。



介喜代「今回はカードの引きがいいですわ、ペアの多いこと多いこと。
アンヌ「チッ……
まーじ「あ、もしかしてジョーカーいった？
アンヌ（ぐっ…何故わかった…！！

食後の小遊びだ、俺と介喜代と、まーじとアンヌと、そして美剛と。
この5人で輪を作り、トランプの定番ババヌキを楽しもうという計画だ。

だが、もちろんただのババヌキではない。
美剛を弄るため、俺が事前にある"仕込み"を潜ませた超ババヌキだ。

その仕込とは…>>40->>42

エロい絵柄が数枚混じっている

美剛だけUNO

負けたら1週間下僕

特殊な偏光フィルターのコンタクトレンズをかけて見ると、カード裏面に書かれている種類が分かる

久々にカオスｗｗ

そろそろあの看守出てくるかな…

このゲームはただのゲームではない。
"負けたら一週間下僕"という罰ゲームつきなのだ。
更に…

アンヌ（しかし扇情的なジョーカーだな…

なんとジョーカーがエロ絵なのだ。
微エロなどというレベルではない、ド直球のエロ絵だ。

介喜代「アンヌさん、アンヌさん。
アンヌ「ん？ ああ、悪い…
介喜代「アンヌさんはジョーカー持ってるらしいですからね〜。
　　　　　気をつけませんと…これだっ！

ピッと一枚、抜き出す介喜代。 そして…

介喜代「えぅっ！？
まーじ「あっ！ いきましたか？ ジョーカーいきましたか〜？
介喜代「あや、いや、いやいやあやあや、そんなことはそんなことは。

谷治介「次は俺がひく番だぞ、介喜代。
介喜代「えっ！？ あ、はいはいひゃい、ごめんなさい、どうぞ。
谷治介「これだっ！…よっしゃ、ペア！



美剛（Draw Twoが中々来ないわぁ、もしかしてこれがジョーカーなのかしら。

気づいてないのかよｗｗ

　　　だ　　　一　 　 　 |' 　 　 　 ＼|　l　　 　 　 ｌ l l　／´　　∨　'　　 |　　　：　　 オ
　　　　　　　　　　　　　|　　　　　　 ヽ !　　　　　ｌ j／　　 　 　 ∨　／ |
　　　/ /　　 人　 　 　 |　　　　　　　 ',　　　 l　 ｌ/ 　 　 　 　 　 }／ 　 |　　　：　　 レ
　　 °° 　 　 　 　 　 |　　　　　　 　 ',　 　 ｌ　/　　　　　　　　/__ _ 　｣
　　　　 　 　 勝　　 　 ｜ ､　　　　　 　 ',　　ｌ /　　　　 　 l 　 /￣ __／|　　　：　　 の
　　 　 　 　 　 　 　 　 /ヽ |　　 　 ヽ、　 ',　l/　　 　 　 　 | _/　／_ |＿＼
　　　 　 　 　ち　　　/ ∨ ' ,.へ、 　 ヾ　 ∨　　 ,.　 ／＼ ',｀y'／ j｜=-‐_,>
　　　　　　　　　　　Λ､Λ く＿　＼　　ﾞ　｜　／,／　_ ___〉 /､ソ ／ __ ￣￣＼＿＿＿
　 　 　 　 　 　 　 Λ　ーﾍ　＼｀`o､＼.　} !{'´／,.o'´　／´/‐' ／　　＿二ﾆ=--
　　　　 　 　 　 　 ＼＞,--ﾍ ー｀ニ=≧ｦj_l_ﾋ≦=ﾆニ´　 /-＜二￣
＿＿＿＿_______/フ´..:Λ　　',　 　 　 　 　 ﾄ､　_　 　 　 /　　/:::::::::｀ヽ、
　　 　 　 　 　 ／　　.:l　:ヽ　 ヽ.　 　 r‐､､_j/,.ィ ｝　　／　　/::::::::::　 　 ＼ ＿＿_
　　　 ______ ／　 ..::::::::| .:::::::＼　 ＼　｀ ヽ二ン　　／/　 ／::::::::::::::...　　／＿_￣｀＼
__ ／´￣￣_＞､ :::::::::::!.:::::::::::. ｀:‐ ,,_＼　´￣´ ／.:.:/ ／:::::::::::::::::::::::::∠ ＿＿ ￣＼/¨
　｀ヽ／￣ ＿＿＼:＿＿ __::::::::＼:::ヽ｀:｀:ー‐'´::￣￣:::::_,,. -‐¬''"´/＿＿＿　￣∨::::
.　: :::∨￣　 ＿＿_ヽ :.:.:.:.:...￣ﾌ⌒V__＼.:::::::::::ノ,. ‐''"´　 ......:.:.:::::::/＿＿　　 ￣∨:::::::
谷治介「ぐっ！ やるなリリアンヌ…
介喜代「ううっ、最初は私の方が少なかったですのに…

僅か数週、引いたカードは全てペアという僥倖を手にしたリリアンヌ。
これで彼は奴隷という憂き目を回避した

まーじ「よーし、じゃあ次はこれだ！！
谷治介：マズイな…今ジョーカーは俺の手にある…
　　　　　そしてまーじが俺のカードを引こうとしている…ぐっ！！

まーじの手がジョーカー以外のカードに伸びた…が、次の瞬間谷治介は>>51

エロくないジョーカーとすり替えた

宇宙がキタ事を声高に主張

サリーに鍛えてもらった腰の振り方の角度、くねり、スピードなどの全てを駆使して一瞬でカードをすり替えたのだった

>>51
1話目の情けない腰振りからずいぶんと成長したもんだ

サリーに鍛えてもらった腰の振り方―――

『いいか谷治介、もう一度見本を見せるから良く見るんだ
　　　　　　　　　腰だけじゃなく足や太もももな、むしろそっちの方が大事だ』

角度、くねり、スピード―――

『もし万が一ジョーカー以外のカードを引かれそうになったら、
　　　　　体を20度だけ逸らしてかわすんだ下半身は山の如く動かさず、出来るだけ上半身だけの力で』

谷治介（サリーさん……！！
まーじ「よーし、このカードにしよーっと。


『大丈夫、お前なら出来るさ』


谷治介（俺に、力を！！！
まーじ「これだっ！ ………って、キャッ！？


――― やった！！！

何だよコレｗｗｗ

ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　} ヽ
. }　　　　　 /¨!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.ﾉ ノ
./　ﾄ､　　 /　 {　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ￣
!　 ゝ.｀ー'　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　{､　　 <＼
　　　 ｀¨¨! r-'　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヾ:､　　ヽ ヽ
　　　　　 }ﾘ　　　　　　　　　　　　　　　.ﾊ　　　 　 ヾ＼　 }:ﾘ
　　　　 .//　　.}{ c^! 　　　　　　　　　 {八　 ,ｨ. ,､_ノ　 }　 ¨
r　二ヽ//　　　}{　}|　　　　　　＿､ｨ,ｨ_ ヽ ¨´/　`ー--'
、( 　 )　ヽ　　 }_'ｧの　　　　 ミr＜_,､:.＞!.￣　　_
.` こﾆ ィ　}　　　　　　　　　 _左ｧ　¨!:.:./ﾊ　　 .//.と^７
　　　　 L.」　　　　　　　　 〈　　　　ｲL:.:.:〈　　〈〈_,､//　　　　――― やった！ やったぞ！！
　　　　　　　　　　　 　 　 　 〉　　　 rｲ:.:.:.}　　　⌒ｰ’
! =＃=　　　　　　　　　　　r'ー---壬:.:.:.り　　　　　　　　　　　　　見ていますか師匠…いや、サリーさん…！
|　:||_　　　　　　　　　 . イKィ,. ィ´/;:::ヽ<　　/^!
.ｱOｨ)　　　　　　　　/:::/ﾊ|／:::::/:::::::::::::::ヽ/ ./　　　　 ｆ¨7　　　　　　　　　　　　　　　やった、やり遂げました…！
　　　　 ∩　　　　 ./::/ﾊ／:::r-'::::::::::/:::::::::| /　　 |`ー'　く
!　⊂二_　７　　　 .'::::{／::／::::::::::::::::::::::::::::|{　　　 ⌒７r- ′
.!.　　 　 ﾏﾑ　　　.!::::::::／::::::::::::::::::::i,::::::::::: |!　_　　 .//
..!　　　　 ﾏﾑ　　 |:::::::/:::::::::::::::::::::::::{:::::::::::::|ｱ{　ﾆｰ' 〈
. l　　　　　ﾏﾑ　　}:::::::::::::::::::::::::-::ﾆ:{:::::::::::::|　ゝ二,､　.〉
! l　　 r　二　 ＼ |:::::::､::::::::::::::::::::::::ﾊ::::::::::::{ 　　　　¨´
まーじ「な、なにこのカード！？ に、兄ちゃんが用意したトランプだよね！？
　　　　 な、なに考えて、なに考えてるのさぁ！！ この変態！！

―― しまった！！

エロジョーカーを引いたまーじ、まさかの大反発…！
俺を変態と罵り、ジョーカーを中央に投げ捨ててしまった。
このままでは変態の烙印を押されてしまう、そうなれば明日からの飯は自分で作るハメに…！
"俺は変態じゃない"そう主張するかのように谷治介は>>58

美剛に責任を押し付ける

リリアンヌに罪をなすりつけた

繊細かつ大胆に腰を振るのだった。

保守↓

谷治介「待ってくれまーじ、これを見るんだ！！
まーじ「な、なによ変態！！


『最近近所の目が冷たい？ 変態扱いされて困ってる、か…
　　　　　　　　　　お前はいたってノーマルだ、他が控えめすぎるだけなのさ』
谷治介（サリーさん…！！
　　　　　もう一度……俺に力を貸してください！！

『天使のように繊細に』
谷治介（天使のように繊細に…！！

『悪魔のように大胆に』
谷治介（悪魔のように大胆に…！！


『大丈夫、お前の真の腰振りを見れば誰も文句なんて言えなくなるさ』

谷治介（大丈夫…！！俺なら『お前なら』

　　　　　　　　　　『出来る』ッ……！！！


美剛（中々Draw Twoが来ないわ…このままじゃ負けちゃう…

介喜代「すっ、凄い…！ なんて腰振り…！！
　　　　　これなら亜空間の方も入ってくださいと言わんばかりに開きますわ！
　　　　　ああっ！ 既に開き始めてますわよ！！
まーじ「こ、この腰の振り方…
アンヌ「…サリスか…！！


『俺は…！！』

『変態なんかじゃないッ！！！』


まーじの…いや、気がつけば、介喜代の目からも
暖かな雫が流れとなって零れ落ちていた。

まーじ「兄ちゃん…ごっ、ごめん…ごめんなさい…私…なんて事…
　　　　変態だなんて…こんな腰の振り方をする兄ちゃんが…変態なはずないのに…！
谷治介「いいんだ、いいんだよまーじ、誰にだって間違いはある。
　　　　　なぁに、ちょっと勘違いしてしまっただけさ、何も悪い事じゃない。

介喜代はハンカチで涙を拭い、アンヌは"馬鹿か"と言わんばかりに呆れ返り
やーじはまーじを慰め、美剛はひたすらDrawTwoを待つ…
場はまさに、カオス箱をひっくり返したような空気だった。

だが、突然その空気を破壊するかのように>>63

ライオンが突如出現するのだった。

ロボが謎の文書を持ってきた

　 　 　 　 　| |　　　　　　| .|　　　　　 　　| ,|　　　　　　　　 |　|　　　|
　　　　　　_|_|　　　　　　 .|　|　/ﾆﾆﾆﾆヽ|　|　　　　　　　 　|　|　　　!
　　　　 ///|ヽ＼　　　　　|　 |!二二二 |　 |　　　　／.　　　|　|　　 |
　　　 　||_|__j　＼＼,　ｰ-,､|　 |ﾆﾆﾆﾆﾆ|　 |,,-‐‐／/　　　　|　|　　 |
　　　　 ヽ'!_| ヽ　 /　　　 / | 　｀'''''''''''´　 |ヽ　　　 ヽ　　 　.|　|　　 |
　　　　　（--） ヽ_|_,,,､､　.|　 .|　　　　　　.|　 |　　 　 | 　　　|　|　　|
　　　　　　＼ 　　!j,,-‐jj　|　_ |_ ,----､_.|__ 　|　　　 |　　　 | |　　|　　＜ｺﾞｼｭｼﾞﾝsummerｰ
　　　　　　　　─'´｀'-＿|＜__| | |. ○ .| |＿＞|＿,,,‐´　　∠￣'''-､
　　　　　　　　　　　　　　＼　　|｀'''''''''´|　　 ／＼ヽﾑ--‐（/三|　 |
　　　　　　　　　　　　　＜/i｀! | ｀￣￣ | |´ヽ＞ 　||__　 　 >三 |　|
　　　　　　　　　　　　_,,,--　! ヽﾆﾆﾆﾆﾆ／ ||｀'''─,,,,,､''''''''' | | ﾉ　|
　　　　　　　　　　=ﾆ,,,,,,,,,,,,j　＼｀ｰ-‐´ ／　!!,,,--‐‐ ''''　　|ﾆﾆ,,丿
谷治介「ん？ なんだ、どした？
ロボ「テガレター

突然ロボがやってきた。
普段は俺の部屋から出る事もなくひたすら本を読んでいるだけなのに。
その手には一通の文書があった。

谷治介「手紙なのかレターなのかどっちだよ。
ロボ「レガミ
谷治介「それも違うって。 どれどれ…ふむ、ふむ…

拝啓、谷治介様へ―――
一行目>>65
二行目>>66
三行目>>67

>>69より

自分の口のうまさを過信していないか

私は決してインド人ではない

貴方の家を乗っ取った侵略者達から必ずや貴方を救い出しましょう

美剛ファンクラブ会員Ｎｏ１

インド人

>>66 >>69
どっちだよｗｗｗｗ

キミは自分の口の上手さを過信してはいないか
キミは彼の者らを口先で丸め込んでいると思い込んでいるようだが実は違う
キミは気付いていないのだ、丸め込んでいるようで実は丸め込まれているのだと
キミの家を乗っ取った侵略者達から必ずやキミを救い出そう
なお、私はインド人ではない


インド人より


　 　 ﾐﾌ>､、
　　　　｀ヽ丶.
　　　　　/　 l
　　　　 /　　l
　　 ,r-(二二ヽ、＿＿
　　 ﾐy'く-､、｀L,＿＿ ヽ
　 　,.:<｀ヾｰミﾆヽ、 l,｀ヽ}　　　　　　ど っ ち だ よ ！！！
　　:,　,},t､ ｀ヽ.,＞='^ヽ、
　　 ﾞ ﾞ ^ヽ>､　ヽ'"　　 丶､
　　　　　 ,}　 　 l　　 ﾄ、　 ｀丶､
　　　　　/ /`ｰ-l　　 l~｀丶 ､　 ｀丶
　　　　 / /　　　ヽ　 ヽ　　　｀`7　 l
　　　 ,ﾉy'′　　　ヽ　 ヽ　　　　l　 l
　　　《^ﾘ　　　　　 'i　　l　　　　l　 l
　　　　　　　　　　　l　　l　　　 l　 ｌ
　　　　　　　　　　　l　　l　　　 l　 l

インド人ってあれだろ！？ たしか

　 ＿＿_
　{彡叉ﾐ}
　( ^ω^)　　　　　　　　　　　　　 こんなんで
　|　￣ |
　Ｕ _ Ｕ
　 )_))_)

　 ＿＿_　　　 r〜彡彡
　{彡叉ﾐ}　r〜彡)ミ彡)
　( ^ω^)彡ミ彡)ミ彡))　　　　　　こんな奴の事だろ！？
　|　￣ | ﾞ〜ミ彡)ミ彡
　Ｕ _ Ｕ　　ﾞ〜ミ彡
　 )_))_)　ｺﾞｵｵｵｵ

谷治介「ちょ、ちょっと待て待て、俺アイツ嫌いなんだよ！ おい美剛！！
美剛「なによう、ああん、私のDrowTwo！

バラバラと散らばる彼女の手札、
その全てがUNOだった事には、遂に誰も突っ込まなかったし教えてあげなかった。

谷治介「この前俺を死神界の牢獄に押し込んだよな！？ その時の看守から手紙がきやがった！
美剛「か、看守？ ああ……

谷治介「あいつ一体なんなんだ！？ なんたって俺を…
美剛「んー…>>74

あなたの看守を一番にやりたがってたとしか…

一言で言うとヤンデレ

美剛「んー…あいつは確か、アレねぇ…
　　　 あの時看守が一人も居なかったから即時募集をかけたのだけど
　　　 あなたの看守を一番やりたがっていたわぁ。

その一言に寒気が走った。
看守の募集に応じるのはわかる、もしかしたら手当てがつくかもしれないしな。
だが"俺の看守をやりたがってた"ってのはどういう意味だ！？

谷治介「も、もう少し詳しく教えてくれないか…
美剛「一言で言うとヤンデレね。

//:.:.:|:.:.:.:./:.:.}:.i:.:.:/:ヽ
/:.:.:/}:.:.:/:.:.:ﾘ:.:}:./:.:.:.∧
:.:.:/:ﾘ:.:/:.:.:/:.://:.:.:.:/:.:.l
:./:.:.:／:.:./:.:./!:.:.:.:./:.:.:.:!
´:／:.:.:.:/:.:.:/ }:.:.:.:A:.:.:.:.}
:.:.／:.:.:.:.∠¨”!:.:.:/示:.:.:ﾊ
イ:.:.:.:／ 5:).〉|／〈こ|:./
ィテ/　¨＝=/　　 ＼!'　　　　アイツ男だろ！？
/ｲ:.|　u　　　　　_　ノ
|:∧|　　　　　　　　 ′
|′　　　　　 ,仁_ｱ′
ゝ.　　　　　 〈こｺ ′
　　＞　　　　 =　}
　　　 　_＞　--く

美剛「女性よ。

な、なんだってー！？

【登場人物】が更新されました

・赤銅 谷治介（17）男：主人公、超助平退魔士
・赤銅 真治介（16）女：谷治介の妹、非能力者
・時野 介喜代（17）女：富山からやってきた退魔士
・藤堂 美剛　 （18）女：何かと弄られる事の多い死神
・佐井 アンヌ .（17）男：サリーの弟、強力な霊媒師
・佐井 サリー （19）女：紫苑村からやってきた強力な魔女
・看守　　　　　（23）女：死神界の看守、一言で言うとヤンデレ

谷治介「やめろ！　レギュラーにしようとするな！！

美剛「そこそこの美人さんよぉ？ターバンとればの話だけど。
谷治介「それでもイキナリ人を丸焦げにしようとする奴のどこを好きになれと！？

美剛「まぁ私ほどではないけど…
谷治介「そんなんわかってるよ！ 論点はそこじゃないだろ！！


美剛「お、落ち着きなさいよ…わかったわ、じゃあ私が死神界に">>79"って連絡しておくから…
谷治介「ま、まぁそれなら別にいいかな…

私のフィアンセを横取りしようなんて許さないんだから

言いたいことがあるなら手紙じゃなくて直接言いに来なさい

>>79
むしろ悪化してる…

美剛「"言いたいことがあるなら手紙じゃなくて直接言いに来なさい"って連絡しておくから…
谷治介「ま、まぁ別にそれならいいかな…

　　　　　　　　　　　　　　　　　　,. -─- .､,
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,不:::く｀ヽ;::､:::｀丶
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ハ:l::;;ヾ:ヽﾆヽ:ヽ::､ヾヽ
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ,':::i:ﾄヾヽ::ヽ:ﾄヾ､ヽヽヾ`ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 l::i::|l::卞ﾑヽ:;ヾY.ｪYl::ﾄ::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 |::l::ﾄ;:::Kさ'く:::f ,｀　 ﾘヽヾ',
　　　　　　　　　　　　　 　 ';:';ヾﾄヽu　`r'- ､　　u|::ﾄ`､　　　　って、い い わ け ね ぇ だ ろ！！
　　　　　　　　　　　　　　　 ヾヽﾍu　　|';二::!　　入',
　　　　　　　　　　　　　　　　 `トｋ 　　ヽ､ｚｿ　./::| ヾ　　　　　どんだけ男らしいんだよ！！
　　　　　　　　　　 ＿__._,r､　　 Y:j｀ ‐ ､　ｰ´／ ﾄｊ
　　　　　　　　 ／｀ヽ_j'､_ノ￣l!'´ヾ- ､＿｀_¨ 　 ｣､　　　　　　 朝飯にダイヤを食おうとするぐらい挑戦的だぞ！！
　　 　 　 　 　∧　,ﾉ　 Yヽ　　l　　ヽ　　 　 7ヽ~ﾍヽ.､
　　　　　　　/-'´｢　ヽ　ヽｊ＿. l　　　ﾄ､ 　/〃ﾊ　 | ヽ ｀ヾ ､_
　　　　　　r'´, イ ヽ､ ｀,__,ｨ､__)|　l　 ヾヽ∧'〃ﾉﾞヽl　 ヽ　 ヽj｀ヽ
　　　　　 / '´　 ﾄ､　 Yrイ　 ∧l　',　　ヽ 　Tﾍ', 　 l _..ノ 　　l j　',
　　　 　 ,′　 　.}､二ィ　}　/ 　 l　ヽ　 　',　|､､ﾍ.　| ＼　　／ }. ﾍ

サリー「おーっす、盛り上がってるねぇ。

そんなやり取りを続けていると、風呂上りのサリーさんが姿を現した。
いつもの魔女のようなスタイルから一転したパジャマ姿が妙に新鮮だ。

サリー「ありゃ、やっぱビールないのか。

冷蔵庫を開けるが、両親が去ってはや半月のこの家に酒類などある筈も無く
仕方無しに麦茶を手に輪へと加わるのだった。

サリー「で、なにかあったん？
介喜代「実は…

………

……

…

サリー「へぇー、死神界の看守ねぇ。
　　　　なんだ、惚れられてるのか？ いやー、罪な男だねぇ、よっ！ 色男！
アンヌ「相変わらず古い奴だ、今時そんな事言う奴おらんぞ。
サリー「へっ、そうなのか？

おつまみ代わりにとポテトサラダをぱくつきながらのサリーさん、相変わらずのマイペースだ。

谷治介「お師さん、助けてください…！ もう美剛じゃ話にならん…！！
サリー「んー、死神界の事なら美剛に任せたいところだが
　　　　 愛弟子に懇願されたとあっちゃ放ってはおけないねぇ。
　　　　 よっしゃ、お師匠さんに任せておけ！

谷治介「ありがとうございますッ…！ ありがとうございます…！
　　　　　それで、具体的にはどうするおつもりで…
サリー「>>84

今から直接殴りこみに行ってくる

デートコースの下見に決まってる

先ずは結界的なものを用意

>>84
勘違いされてるｗｗ

サリー「決まってるだろ？ デートコースの下見さ。
谷治介「いやいやいやいや！！
　　　　 なに促進してるんですか、やめてくださいよ！！

サリー「えっ…私とのデート、そんなに嫌なのか…？
谷治介「って、お師さんとのデートコースかよ！？
　　　　　べ、べべ別に嫌ってわけじゃ…

その言葉を聞いたサリー、いつもの悪戯ニヤニヤ顔。
どうやらまたも彼女の掌の上で弄ばれただけらしい。



谷治介「はぁ…なんか喋りすぎて疲れた…
　　　　　俺、もう寝る…

それだけ言うと谷治介は冷蔵庫から麦茶を取り出し、さっさと部屋を出て行ってしまった。
前述の通り、数レスに渡って突っ込み続けた谷治介の気力はもうボロボロだったのだ。

喧騒に包まれた居間とは真逆の、静寂に満ちた自分の部屋。
俺はベッドに寝転がり、一人天井を見つめた。

谷治介「はぁ…なんたってこんな事に…

今の俺には呪いよりもあのインド人の方が恐怖だよ。
ああもう、こうなったのも何もかも>>89の所為だ、こうなったら今夜>>91

…元はといえば俺

美剛

逆襲だ

魔封じ

手込めにしてやる…ｸﾞﾌﾌ

美剛に通用するのか…？

ええい、こうなったのも、もう何もかも美剛の所為だ。
こうなったら今夜…ぐふふ、魔封じっ…！ 圧倒的魔封じっ…！！

谷治介「やってやる…やってやるぞ…！！



- 深夜 -

深夜の居間、先ほどまでの騒々しさと比べまるで水を打ったような静けさが満ちている。
明かりも精々、カーテンの隙間から差し込む月明かりくらいあろうか。

…居た、美剛だ。
ソファーをベッドにして、暖かい毛布に包まれながら彼女は眠っていた。
昼寝の時と違って夜の彼女は実に静かだった。

谷治介（眠ってやがるな、これから自分の身に起こる事も知らずに…！！


谷治介の手には>>96と>>97が握られていた。

デザイン最悪のまふうじの杖

怪しい薬

怪しい書籍

怪しいものばかりですね

怪しいって素晴らしいですね

　　 　 　 i!.
　　　　　ﾊ
　　　　 l￣i!
　　　　 |　ii|
　　　　 |　ii|　　　　　　　　　　　　怪しい薬と…
　　　　 |　ii|
　　　　 |　ii|
　　 ┌┴ ┴┐
　　　￣T T￣
　　 　 __i-i__
　　　　￣￣
　　　　　　　 　 　　iヽ
　　　　　　　　　 　 |　＼
　　　　　　　　　 　 | 　　＼
　　　　　　　　　 　 |　 　　 ＼
　　　　　　　　　 　 |　 　　　　＼
　 　 　 　　　 |￣￣i　　　　　　　! ￣￣￣￣￣￣~|
　　　　　　　 ||　　　|　　　　　　 │ 　 　 　 　 　 　 ||
　　　　　　　 ||　　　|　　　　　　 │ 　 　 　 　 　 　 ||
　　　　　　　 ||　　　|　　　　　　 │ 　 　 　 　 　 　 ||
.　　　　　　　 |l-―-l|　　 　 　 . │ 　 　 　 　 　 　 ||
　　nm　 　 　|｀‐-‐´| 、　　　　 │ 　 　 　 　 　 　 ||　　　　　　　　怪しい書籍…
　　l：：l　　　/|<!><!>|　＼　　　 │ 　 　 　 　 　 　 ||
　　ヾ;;;ヽ　 ,ヽヽ -　/_,;（　＼　　│ 　 　 　 　 　 　 ||
　　　ヽ==〉´;;ｿ＿;i;,＿＿,l≡l＼ │＿＿＿＿＿＿_||
　　　　｀"ｰ ´　─‐/;;;;;l:l　　ﾉ─ へ ──────
　　　　 　　 　　 　 uw " ￣
どうやって手に入れたかは聞かないでいただきたい。

なんか出てきてるぞｗｗ

書籍「ﾏｹﾃｼﾈ!!
谷治介「書籍が喋るなよ、起きちゃうじゃぁないか、ぐふふふ…

この書籍は以前俺は穴を掘っていたら偶然見つけた本だ。
薬の方？

入手法は聞かないでいただきたいと最初に述べた筈。
どうかその事を思い出していただきたい。


谷治介（たしかこの本、魔封じのやり方が書かれてたんだよな…
　　　　　 どのページだったかな…

本自体が古く、退魔の古代文字で書かれている為解読にも一苦労だ。
だがそれだけに信頼の置ける本である、挿絵もあるし。

谷治介（あった！ 魔封じ……


谷治介（なになに？ まずは魔封じの対象に>>104

ラクダ固め

跪く

魔力を500mlふりかけます

谷治介（まずは対象に跪く…ほう、なんだか儀式的だな…
書籍「ﾊﾞｲｯﾂｧｱﾀﾞｽﾂ!!
　　　　　　　　　　ノ う
　　 rt　 ｢l [ﾄ,　　　） 　ぐ　〜／
　　l' i 　 i l　　　　 `l　 ／⌒
　 i' ,'　　'" rl^ﾚｩ　 .| ./__
　 i/　　　　"7'/∠コ/::::::::`.ヽ
　　　　　　　フ"､,,＿⌒`ヾ;::::::ヽ
　　　　　　〈´::::::::::::::￣..＼l::::::::::l
　　　　　 ／:::;;;::::::::..ヾ::...::;;;ﾞ:::ﾉ"::|
　　　　 ／＝-;;;;;;;:::::::::::::::::::::..:::::...l
　　　 {::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..:::::.. l
　　／r-=＝ｰ､::::.... .::::::::::::;;.:::::　 l
　r^ﾖ":::ミ:::`ﾆｭ＼..:::::::::"..／::::　..:
./ﾉ~::ﾂ:ﾘ:`⌒ヽ　 |:::: .::::::::i:::::::::. ..:
.l !彡:::ﾉﾙ::　代＿い..::::　|ヾ､__;;
.>ヾl:.::i !　::.　:　l`ｰ"1...::::l
ヾ:::＼:..::il､　 : り::::::::l:::::::l
　ヾ::::ヾ､ ,;ﾍ　ﾉ|::::::::::l:::::/
　　ヾ::::::`:::::i/ .l:::::::::....:ノ
書籍の勧めるがままに跪く谷治介。

美剛「ん……
谷治介「…！！

ただ寝返りをうっただけのようだ…

谷治介（さて、次はどうしたらいいのかな…
書籍「十分に跪き、対象への誠意を露にしたのならば、次は>>107
　　　 薬を用いるのはその後である。

（魔封じ対象）様バンザイ！と10回唱える

足の指を揉む

>>107
目が覚めるぞ？

書籍「（魔封じ対象）様バンザイ！と10回唱える
谷治介（そんな事したら起きちゃわないか！？
書籍「ダイジョブダイジョブ、いけるって。

まるで俺の心を見透かしたかのような書籍だなこれ…
でも確かに美剛は一度寝入ったら朝が来るか美味い匂いでもしない限り起きないしな。

それにこれをやらねば次のステップへは進めない…

谷治介「み…

!::::}､ヽ::､ヽ::､ヽ:｀ヽ
ﾘ!::!l::::!::::}::ﾞ,_､ヽ:ﾞ,::ヽ
::!::ﾉヽ::ljγi!ﾟヽﾞ,:,ﾍ::!ヽ
:::/_　ヽ!.::'‐!‐-'､:!::l,jﾍ!
i/:､ヽ : .:::::/　　jヽ! l!}l　ﾞ'
!l:: : ;.!, .:::/γ´/`'､ﾞ,|lﾞ
::l:::',ι　,　　　　　l :lヽ、 , ’ ,;.
､:!i　,!　 _,. -─f´1;: !､ ,.　　 :・,
:: ヽ ; ./_,. -r‐'￣!::: j　 　 ∧ ' .,
:::;,　 /´!:_,1l、:::l!|:::. l　　 ﾉ　ヽ_,:
:: ,＿l:γ__人,ヽ!l::)ー-‐'´
イ 　 ￣　　　ﾍ}! }　 バ
　　 バ　 美 　 ∨　 ン 　 美
　　 ン　 剛 　 　 　 .ザ. 　剛
　　 ザ　 様　　　　　イ. 　様
　　 イ　　　　　　　　！
　　 ！

美剛「………ｽｰ……
谷治介（…おお…

書籍「やったね！ では最終ステップです。
　　　 用意した"ヤク"を打ち込んでください。

…どこに？

谷治介「俺免許持ってないけどいいのかな…
書籍「ダイジョブダイジョブ、いけるって。
谷治介「あ、ありがとう…


オーソドックスに、右の二の腕にそっと注射針を差し込む。
そして、ゆっくりゆっくり、中の液体を注ぎ込む…！

常人ならばまず目を覚ますであろうこの状況。
だが美剛は人ではない、死神である。
故にこの程度ではまさしく"蚊の刺すが如し"なのだ。

谷治介「よし、注入完了…ところで、これってなんの薬なんだ？
書籍「>>113

以前あなたが妹に飲ませたものの類似品です

ドＳ化する代わりに、打ち込んだ相手に対する好感度が＋1000される

魔力を最大限にする薬です　　ニヤリ

>>113
効果がチートすぎるｗｗ

書籍「ドＳ化する代わりに、打ち込んだ相手に対する好感度が＋1000される薬です。
谷治介「マジで！？ もう攻略完了じゃないか！！
　　　　　いけるとこまでいっちゃう！？ …って、ドS化？
書籍「イエス！エス！

その時だった、書籍を読むのに夢中だった私の背後に、何かの気配を感じたのだ。
"それ"は明らかにいつもの彼女とは違っていた。
何が？ 一言で言うなら、オーラである。

美剛「谷治介…。

彼女は両手を伸ばした、私の顎先、撫でるように、頬へ。
それは宛ら、これから起ころうとしている悲劇へのカウントダウンのようで――
ﾘ!::!l::::!::::}::ﾞ,_､ヽ:ﾞ,::ヽ
::!::ﾉヽ::ljγi!ﾟヽﾞ,:,ﾍ::!ヽ
:::/_　ヽ!.::'‐!‐-'､:!::l,jﾍ!
i/:､ヽ : .:::::/　　jヽ! l!}l　ﾞ'
!l:: : ;.!, .:::/γ´/`'､ﾞ,|lﾞ
::l:::',ι　,　　　　　l :lヽ、 , ’ ,;.
､:!i　,!　 _,. -─f´1;: !､ ,.　　 :・,
:: ヽ ; ./_,. -r‐'￣!::: j　 　 ∧ ' .,
:::;,　 /´!:_,1l、:::l!|:::. l　　 ﾉ　ヽ_,:
:: ,＿l:γ__人,ヽ!l::)ー-‐'´
イ 　 ￣　　　ﾍ}! }　 死 　 う
　　 な　 逝 　 ∨　 に 　 わ
　　 い　 き 　 　 　 .た. 　｜
　　 ｜　 た　　　　　く . 　｜
　　 ｜　 く　　 　 　 な 　 ｜
　　 ｜ 　 　 　 　 　 い 　.｜
　　 ｜　　　　　　 　 ! !　 .｜

(((( ；ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

それからというもの、赤銅谷治介は美剛の下僕のように扱われるようになってしまった。
その様はまるで、あのババヌキの罰ゲームのようで…

美剛「谷治介！ 早くプリンを持ってきなさい！
谷治介「えっ！？ プリンなら先ほどお召し上がりになられまして…

美剛「あなたのがあるじゃないの…
谷治介「なっ…！！

美剛「さぁ、早く食べさせなさい？
　　　 ほら、顎が疲れてしまうわ。
谷治介「ぐっ……！

彼の受難はそれから3日後、薬の効果が消えるまで続いたそうな。

　　　　　　　ヽ:::_:::::::::::::::::!.ｉ/i:. :.:. ...:::::::t::　 ｉ:::::::::::
　 　 　 　 　 　 ¨ '' ‐-li:l:ｉi:::.:..:;;: - ､::ヽ,ｉｉ:::::;::__:
:ヽ　 　 　 　 　 　 　 i::ll:li:i:.／;;. -- :＼jｉ::i´
ﾆﾆヽ　 　 　 　 　 ヽlli:l::i;ｒ´　;-=ﾆラ　:ヾ:ｉ:i::i　 　 　 　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣
,"''""'ヽ、　　　　　､i:lﾚｉｸ!:. ;;.　　, :.:.,.,..ヽii:ii:lil ,　　　＜　ち、ちくしょう…
:.　 ヽ　::.＼　 　 　 ,i:ll::i:.ﾍ '"'　　ｰﾉ;､;:ヽil:l:l:Vi, 　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿
ヽ ,ｒ /　..::...ヽ　 　 ,i:l:l＼礼|:lo,ｧヽ､ャoラi|ｌｉ/::レ
,ｒ/::/::/ |:::::i :l　　　ヽ:!ヽ:ヽｉ下i,:ｲiヽi::ﾚ/:::ｉ/i:ｉ::ｧ
ゝ,/ ,f :/:,ｒ ｉ､i 　 　 ＼ヽ:＼i::::iヽヽ::ｉ::/:ｨ:/／/
　 ｀ ｰヽ､_/ノ　　　　　ヾュ_:ヽi::iヽｉ:Viﾚ:,::::／´
　　　　　　 　 　 　 　 　 '''‐ﾆ≧::人ゝ=-‐

でもこれはこれで悪くないと思ってしまう、谷治介なのであった。

◇終わるお！



　　 ∧＿∧　　　　∧∧　　　ﾎﾞﾝﾎﾞﾊﾞ〜ﾝ
　　（*´∀｀）　　 .|￣Y￣|
　　（　◎とﾉ 　 ｆ＾)　｜　(^}
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

次回　スロー・アウェイ4　【第12話】　- 魔法使いサリー -

otu!!!

それでいいのか谷治介…
乙です！

おつおつ

乙っした！
そういや美剛息しっぱなしだったな

>>123
確かにｗｗ

【11/30 (水) 12:25時点でのタイムスケジュール】 : ttp://kmix.dabits.net/ts/

ないぽ。。(´･ω･`)


次回は…多分近いうちに！