プロイカ娘ヲタクの朝は早い

プロイカ娘ヲタクの朝は早い

時刻は６時
「こんな、早い時間からおきるんですか？」
「ええ、やはり掃除は欠かすことはできないですし、人に任せるのものではないので」

プロイカ娘ヲタクの朝はフィギュアとの対話から始まる。
「フィギュアは何でも知っているんですよ。フィギュアに聞けば、今日侵略の出来の
良し悪しが分かるし、フィギュアへの感謝の気持ちがなければいい侵略はできない。」


しかし、フィギュアを大量に所持するプロイカ娘ヲタクの現場だからこその苦労もある。
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その日の天候や気温、湿度によってその日に使う布を変えるのも彼のこだわりだ。
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念入りに掃除を終えると時刻は７時半。朝食をとりつつ午前中のBDチェックの
資料確認している。
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「午前中はあまり時間がないですからね。こういう時間を使って資料を確認しないと」
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８時半、本格的に侵略がはじまる。まずはミーティングを軽く終え
メールチェックとHPチェックを行なう。
「今日の侵略の確認を行うのは基本ですから。」

そう言うときゅっと、彼愛用のマウスマウスパッドの上でマウスが華麗に舞った。

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１０時
慌ただしく電話が鳴り響ている。
「この時間はグッズ関連の入荷連絡と電話予約をしています。」
するとチャイムもなりだした。
「Amazonからですね。１０時指定にしてあります。１分でも送れると侵略に支障が出る。」
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ニートと社蓄の人…？

１０時半
慌ただしい時間が終わり、視聴覚室へ。
ここからは厳しい映像チェックがはじまる。今日は１期の５話ようだ。
「大体１パートのチェックで終わってしまいますね。停止、コマ送りを使って彼女（イカ娘さん）の表情をチェックするんですよ。」
穏やかに話す彼であるがリモコン裁きはスピーディだ。

１度見ればいいと人は言うが、何回見れも彼女に新しい発見があるとこの映像チェックだけは欠かしたことはない。
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１２時
映像チェックが終わり目薬を少し挿すと彼の表情も穏やかになる。
それほど映像チェックは過酷な作業のようだ。
「今日はふくらはぎのラインに注目してました。いい絵見れましたよ」

ここで昼食となる。しかしここでも彼の侵略に休まるときはない。
「写真チェックです。クリスタルプリントなのでセル画ように綺麗なんですよ。」

ボトルに入れたコーヒー飲みながら彼はそう語った。
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このシリーズつくってる人同一人物？結構好きなんだけど

１３時
「午後からは基本外回りです。まずはアニメイトに向かいます。」
愛用のバックを手にTシャツに着替えるとさっそうと外にでた。

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「移動は迅速に。無駄な時間は侵略の敵です。」
常に効率を考える彼は、移動はなんとFerrariである。
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さすがはプロだ
俺も見習わないとな

アニメイト着
「今日は特にないですね。出会いは一期一会ですし」
そう語る彼は少し寂しそうであった。

「ブックオフに行きます。」
すると彼から意外な言葉が飛び出した。
「中古を買うんですか・・？」
プロとは思えない発言にすこし戸惑ってしまった。
「まぁ、そんうなんですけど中古のお店にイカ娘のコミックやCDがあると許せなくて・・・」
「僕が買い取って布教用にするんですよ。」

驚いた。自ら損をすることになるとしっていながら複数買いを行う。
ここにプロの厳しさと愛を見た。

この日は新刊のコミックやCDを買い取っていた。
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つづいてゲーマーズにより予約を確認した後もう１５時を回っていた。
「今日は少し時間かかってしまいました。ホントはもう少し早く終る予定だったのですが。」

そして一度戻りまた外に出るという。
そこでまた彼の驚くべき発言が飛び出した。
「今から海に行くんですよ。」
「え、今は１１月ですよ？？？」
「イカ娘は常に夏ですから（笑）」

ビーチサンダルやマットを準備し彼は由比ヶ浜へ向かった。
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「由比ヶ浜にできるだけ毎日いくことで彼女（イカ娘さん）と心を共有し合いたいから。」

やっぱりプロは違うでゲソね・・・

１６時由比ヶ浜着

駅のほうから写真を取りながら彼はここは何話のどこのシーンで使われていたなど
細かくガイドをしてくれた。
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そして海に着くと彼は
「許すまじ人類、海をよごすとは・・・」
といい、ビニール袋を片手にゴミ拾いをし始めた。

我々取材班も心を痛め同じようにゴミ拾いをした。
「取材の皆さんも侵略してしまいましたね」

彼の笑顔は眩しかった。

寝るから朝まで残しておいてくれ

イカ刺しうめえ

彼とともに帰宅すると
もう１８時を回っていた。

もうこれで今日は終わりですか？と聞くと
「いえいえ、まだですよ。ここからです。」

ゴミ拾いまでして疲れている体を鞭をうちいったいまだ何をするというのか。

「プレシャスメモリーズの大会が近いのでデッキを組まなければなりません」
そこにはたくさんのカードとも真剣な眼差しでデッキを組む彼がいた。
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正直イカ娘とプレシャスメモリーズは関係ないのでは？と問うと
「彼女（イカ娘さん）が出ているもので妥協する理由はないんですよ」
と厳しい一言をもらってしまった。

ぶっちゃけ漫画の早苗よりずっと熱が入ってる気がする

２０時
やっと彼にも安息の時間が訪れる。
夕食時に彼女の魅力について語ってもらった。
「彼女（イカ娘さん）は純粋なんです。」

その純粋さに彼は魅了されてしまったようだ。
「彼女（イカ娘さん）に出会ってからイカが食べれなくなってしまいました。同胞なんです。」

今夜の夕食はエビチリだった。

２１時
「さて、もうひと踏ん張りしますよ」
彼は原作のコミックスを並べ１巻から読み始めた。
今から全巻読んだら寝る時間ないのでは？との問いに彼は

「キリスト教徒が毎晩聖書を読みます。彼らそれを欠かすことができますか？同じですよ」

真剣な眼差しでページをめくる。時折、メモのようなものを取っているようだ。

フリフリ、フリフリ、
触手時計が時間を刻む。時刻は１時を過ぎた頃だ。
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彼はゆっくり本を閉じた。
「一日お疲れ様でした。もう寝ますか？」
「何をいってるんですか！これからでしょ！」

我々はまたしても驚かされた。
彼は今日一番の元気な声で答えたのだ。
「今日は月曜日ですよ？？」

私たちは何を言っているのかわからなかった。

「イカ娘の放映日です！寝るなんてとんでもない」

ああ、この人はプロだ。
我々取材班はため息をつきながら視聴覚室に向かう彼の背中を見つめていた。

おわり。

本日TV東京で深夜２時よりイカ娘あります。
関東の人たちはよろしくお願いします。

＞イカ娘さん
おいおい鮎美か

>>22
面白かった。乙。


あんま盛り上がらんね。ドン引かれてるなｗｗ

GJ！　GJだよーー

早苗ならしょうがない

　　　　/じ . 目　最　､｀`'　 ‐- ､. 　 　 |　 ./.ス　な 　|
　　 　 | ゃ　が　初 　!　 　 　 　 ｀ヽ、 |　/　レ　ん　 |
　　 　 | な　は . か . |　　　　　　＿＿,| j　　で . て 　|
　　 ／| イ　な　 ら 　|　,. -:‐:'':": : : : : | |　　ゲ　ス 　|
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