みお「もう……ガマンできないよ」

みお「ゆっこぉ……」

ゆっこ「みっ、みおちゃん……///」

みお「ん……」ｼﾞﾘｼﾞﾘ

ゆっこ「な……な……」

ゆっこ（なにこれーーーーーーーー！！？）

ゆっこ（夕日に照らされたドラマティックな観覧車の一室、
　　　　私とみおちゃんは今っ！！）

ゆっこ（マジでキスする５秒前！）

ゆっこ「みおちゃん私はじめてなんだけどっ！」

みお「はじめて……？」

ゆっこ「う、うん……///」

みお「うれしい……私もゆっこがはじめてだから///」

ゆっこ（もう完全に暴走しちゃってるよ！！）

ゆっこ（やばいやばいドキドキし過ぎておかしくなりそう///）

ゆっこ（そ、そうだ！ここは落ち着くためにも状況を整理しないと！）

ゆっこ（という訳で、回想スタート！）

◆遊園地前

ゆっこ「みおちゃんおまたせー！」

みお「１５分オーバー、遅いよゆっこ！」

ゆっこ「いや〜ごめんごめん、昨日ちょいと寝付きが悪くて」

みお「もう、ワクワクして眠れなかったとかじゃないでしょうね」

ゆっこ「おお、みおちゃんよく分かったな！」

みお「どんだけベタなのよあんた……」

ゆっこ「いやいや、それほどでもないよ」ﾃﾚ

みお「ホメてないよ！」

みお「それよりゆっこ、今日の私って変じゃないかな？」

ゆっこ「？　変じゃないよ？というか……」

ゆっこ（少し短めな暗めの赤色チェックのスカートに淡いピンク色の半袖チュニック、
　　　　インナーは黒の長袖。極めつけは黒のニーハイソックス……これは最早……）

ゆっこ「美に、達している」

みお「いきなりどうしちゃったの！？」

ゆっこ「へ？ああ、ごめん。いや、かわいいと思うよ？」

みお「そ、そう？」

ゆっこ「うん、フツーに」

みお「ふうん……そっか。じゃ、立ち話もなんだしいこっか」

ゆっこ「む、そうだね。時間は待っちゃくれない、ってね！」



ゆっこ（今思えばここからすでにちょっと変だったなあ）

続けてもいいのよ

◆AM１０：２７

ガタン、ガタン、ガタン、ガタン……


ゆっこ「時にみおちゃん」

みお「なに？」

ゆっこ「ジェットコースターで昇ってるときの感覚と恋してるときの感覚は
　　　　似てるらしいよ」

みお「へぇー、吊り橋効果みたいだね」

ゆっこ「だから、みおちゃんは今私に恋してるんじゃないの？☆」ﾄﾞﾔｯ

みお「なによそのウザキャラは……」

ガタンッ


ゴオォーーーーーーーーーーーー！！！

ほう・・・

ワーーーーーーーーーーー！

キャーーーーーーーーーーー

ヒョーーーーーーーーーー

ぬわーーーーーーーーーーっ

オーーーーーーーーーーー

ｳﾎﾞｧーーーーーーーーーーー

ゆっこ「いやー何度来ても楽しいね！」

みお「来てみるもんだねー」

ゆっこ「あ、ちょっとジュース飲むからサイフ貸して」

みお「あぁ、そか、私預かってたんだっけ」

ゆっこ「私がもってるとなくしちゃいそうでさー」

みお「ハハハ、たしかに」ｺﾞｿｺﾞｿ

みお「はい、ゆっこ」

ゆっこ「ほい、っと」ﾋﾟｯ　　ｶﾞﾁｬﾝ

ｺﾞｸｯｺﾞｸｯ

ゆっこ「ぷはぁー！次何乗ろっか！」

みお「ん、ゆっこが決めていいよ」

ゆっこ「あ、じゃあアレ乗ろうよ！」

みお「どれ？」

ゆっこ「あの馬のやつ！」

みお「ああ、回転木馬ね、オッケー」

ゆっこ「お願いみおちゃん、メリーゴーランドっていって！」

◆メリーゴーランド

ワーーーーー


みお「ちょ、ゆっこどこ触ってんのよ！///」

ゆっこ「へ？胸の辺りだけど」

みお「腰にしなさい、腰に！」

ゆっこ「はーい！」ｷﾞｭｯ

みお「ぬぁ、また、手のまわし方が……///」

ゆっこ「どしたのみおちゃん？」

みお「な、なんでもないっ！///」

◆コーヒーカップ

ゆっこ「回れ、回れーーー！」

みお「ゆっこ……これはやりすぎ……！」

ゆっこ「そらそらぁ！回れぃ！」

みお「この…………こうなったら私も！」

みお「なんぼのもんじゃーーーーーーい！！」

ゆっこ「今日はいつもより多く回ってますよぉ〜〜〜！！」


ゆっこ「今日はいつもより

見てるぞがんばれ

ふむ・・・

◆お手洗い

ジャーーー……





ゆっこ「…………あんまり回すもんじゃないね、アレは……」

みお「全くもって…………右に……同じ……」

ゆっこ「ウップ！………………あぁ……」

ゆっこ・みお「「Merasa　saki……」」

日常SSを見かけたら必ず支援することにしている
ちゃんみおかわいいよちゃんみお

二つ上のやつミスです、察してください；


◆売店

ｱﾘｱﾄﾔｼﾀｰｰ

ゆっこ「遊園地で食べるソフトクリームはまた格別だねぇ〜」

みお「遊んだ体に染みるね」

ゆっこ「うん…………」ｼﾞｰｯ

みお「やっぱ抹茶は至高だなぁ」ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ

ゆっこ「みおちゃん、みおちゃん」

みお「ん？」

ゆっこ「ちょっといただきます！」ﾊﾟｸｯ!

みお「んむ！？ちょっ、ゆっこ！」

はかせにはまだちょっと早いと思うんだけど

ゆっこ「いやー、抹茶も欲しくなっちゃって」

みお「じゃー私も！」ﾊﾟｸｯ!

ゆっこ「な！？」

みお「私もバニラ欲しかったし、これでおあいこでしょっ」ﾌﾝｯ

ゆっこ「むぅ…………あっ」

みお「どしたの？」

ゆっこ「みおちゃんが今舐めたトコって私が食べたトコだね」

みお「な……急に何言い出すのよ！///」

>>19
じゃあはかせは僕と一緒に遊んでようか

ゆっこ「いや、そうだったなーと思って」

みお「間接キスぐらい、別に…………ああ、もうっ！///」

みお「ちょっとトイレいってくるから！ゆっここれ持ってて！」

ゆっこ「はいよー」

みお「食べちゃダメだからね！」

ゆっこ「食べないよー！」

ほう

ゆっこ（みおちゃん今顔赤かったけど大丈夫かなぁ）

ゆっこ（ホレた……は無いとしても熱とかだったら大変だよなぁ）

ゆっこ（でも、不謹慎だけどかわいかったな……って、なに考えてんだろ）

ゆっこ（…………）



◆お手洗い

みお（もう、あのバカゆっこ！いきなり変なこといって！）

みお（なんでゆっこにこんなﾄﾞｷﾄﾞｷしないといけないのよ！）

支援

みお（ホントは私もよく眠れなかったしな）

みお（今日の服装だって何故か決めてきちゃうし……私どうしちゃったんだろ）

みお（こんなの、笹原先輩よりも難しい問題だよ……）




◆お手洗い周辺

みお「はぁーー……」

？？？「嬢ちゃん、ちょっといいかい？」

みお「へ？」

◆売店

ゆっこ「ちょっと遅いな……」

ゆっこ「ひょっとしたらホントに体調悪かったかも」

ゆっこ「ちょっと見に行こう」

ゆっこ「えーっと……さっきのトイレは……あっちか」ﾀﾀﾀｯ

◆お手洗い周辺

ゆっこ「確かこの辺に……」

男１「俺たちとフリーフォール乗ろうぜ嬢ちゃん」

男２「少しの時間だけだ。付き合ってはくれまいか」

ゆっこ（うわっ、何あれ？今時ナンパ？）

みお「ちょっと、やめてください……！」

ゆっこ「！」

しえ

男２「何故だね。理由を問おうか」

みお「友人と…………きっ、来てますから」

男１「友人ん？じゃあその友人も一緒で遊ぼうよぉ」ﾆﾔﾆﾔ

みお「そんなの、困ります！」

男２「ほう……では問おう。貴様をそこまで頑なにせしめるモノはなんだね」

みお「私は、そういうの嫌ですし、それにイケメンならまだしも…………
　　　あなた達は、ちょっと」

男２「言うな、小娘」

ちゃんみおとしてはこいつらがアーッて展開の方がいいんだろうな

男１「ナマイキな嬢ちゃんだなぁ」ﾊﾟｷﾎﾟｷ

男２「致し方ない。強攻策に移らせてもらおう。なに、悪いようにはしないさ」ｸﾞｨｯ

みお「イヤ！ちょっと、やっ…………誰か……！」

ゆっこ「そのナンパ、ちょっと待ったあ！！！」

男１・２「「！？」」

みお「ゆっこ！！」

ゆこみおか
ゆこまい派だったけどこれもいいな

イケメンならついていくってのかああああああああああ
ちょっとちゃんみおナンパしてくる

ゆっこ「いやーダメだねお兄さん達。いくら何でもおイタが過ぎてるよ」

ゆっこ「こういうことはやっちゃいけません、ってお母さんから言われなかったかな？」

男２「家は父子家庭だ」

ゆっこ「全く、それに手を出す相手が悪いね。私のみおちゃんに何するのさっ！！」

みお「あんたもサラッと何言ってんのよ！」

ゆっこ「こんなのお天道様が許してもね！」ｸﾞｯ

ゆっこ「私が許さないよ！！」

>>34
やめとけ
お前が辛いだけだ

男１「んだとコラァ！てめえはダレだ！？」

ゆっこ「私？ふっふっふ、私はねぇーー……」ｽｩｯ

ゆっこ「時定高等学校１−Ｑ、出席番号１番！相生祐子ここに参上！」ﾋﾞｼｯ!

男１「チッ、ヤベエのが来やがったな……どうする？」

男２「どうするもこうするもない…………女子高生２名様で」

男１・２「「お持ち帰りだァ！！！」」ﾀﾞｯ!

ゆっこ「みおちゃん下がってて！うららーーーー！！」ﾀﾞｯ!

みお「ゆっこ！！」

男１「まずは茶髪をォ！」

男２「挟み撃ち！！」

ゆっこ「」ﾋﾟﾀｯ

男１「ここだッ！！」

男２「食らうが良い！」

男１・２「「双方濃厚抱擁（ハンバーガーでお持ち帰りのお客様）！！」」

ゆっこ（来た！！！）

ゆっこ「ここだっ！必殺！！！」

ゆっこ「怜悧な二重螺旋（こちらがソフトクリームになります）！！」

男１「むがっ（なにっ）！？」

男２「ほふとふりひむ……はと（ソフトクリーム……だと）！！？」

ゆっこ「やったか！？」

男１「ぬぐっ……ぐわあああああああぁぁ！！」

男２「歯が…………歯がぁ……！！」

男１・２「「歯が染みるッ……！！！」」

男１「くそっ！覚えてやがれ！」

男２「このままでは終わらんぞォ！！」


タッタッタッタッタ…………

虫歯かよｗｗｗ

ゆっこ「ふう……相手が知覚過敏で良かった……」

ゆっこ「危ないトコだったね、みおちゃん」

みお「…………」ﾋｸﾞｯ

ゆっこ「みおちゃん？」

みお「…………うっ、ゆっこぉ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ゆっこ「みおちゃん！？」

みおゆっこは必然

男2ェ

みお「怖かったよ…………」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ゆっこ「ちょ、みおちゃん、落ち着いて！」ｵﾛｵﾛ

ゆっこ（えっとえっと、どういしょうどうしよう！）

ゆっこ（こんなに潮らしいみおちゃん初めてだよ！………あっ、そうだ！）

ゆっこ「みおちゃん、あれ乗ろうよ、あれ！あれ乗ってちょっと落ちつこ！」

観覧車に感(らん)謝☆

◆観覧車

ゴウン……ゴウン……

みお「……もうだいじょうぶ……」

ゆっこ「ほんと？」

みお「うん……ごめんねゆっこ、こんなになっちゃって」ｸﾞｽｯ

ゆっこ「みおちゃんのせいじゃないし、いいっていいって！それに
　　　　みおちゃんが無事だったしそれでいいじゃん」

みお「うん……ありがと」ﾆｺｯ

ゆっこ「あ…………うん」ﾄﾞｷｯ

みお「…………」

ゆっこ「…………」

ゆっこ（なんか最近こういうの多いなぁ）

ゆっこ（みおちゃんの時折見せる女の子っぽい仕草とか見ると、
　　　　なんだか胸があったかくなる）

ゆっこ（今もなんか鼓動が早いし……）

ゆっこ（熱でもあるのかなぁ……）

みお「…………ゆっこ」

ゆっこ「ん？」

ちゃんみお女々しいぜ！
人間核兵器のくせに女々しいぜ！

ドキドキしてきた。支援。

支援するぜ

みお「あの時どうして警備員の人とかを呼ばなかったの？もしかしたら
　　　ゆっこも危なかったかもしれないのに」

ゆっこ「アハハ、その考えはなかったかな」

みお「ああいう時こそ冷静にならなきゃダメだよ…………ゆっこはホントにバカなんだから」

ゆっこ「うん、でもいてもたってもいられなかったんだ」

みお「え…………？」

支援

ゆっこ「みおちゃんが襲われてるの見て、気づいたら走り出してた」

ゆっこ「不思議と怖さとかは湧かなくってね。とにかくみおちゃんを
　　　　助けなきゃっていうことしか頭になかったよ」

みお「…………」

ゆっこ「困ったときはお互い様でしょ？私はこれからもみおちゃんとずーっと一緒だし、
　　　　今日みたいに守ってあげるよ！」

ゆっこ「だってさ、みおちゃんは私にとってかけがえの無い大切な人なんだから…………って、アレ？」

ゆっこ（なんか…………この感じって……アレっぽい……？）

ゆっこ（いや……これ………………どう考えても！）

ゆっこ（告白したみたいじゃん！！///）

ゆっこ「みおちゃん！いや、これはちがくて────

みお「ゆっこ…………」

ゆっこ「え？っわっ！」ｸﾞｲｯ

ゆっこ「ちょ、みおちゃん？」

ゆっこ（まただ……顔がすごくあつい……）

ゆっこ（さっきからドキドキが止まらないし……やばい、なんだろこれ）

みお「……最近ね、ゆっこと一緒にいる時とか、なにげない事でドキドキしちゃうの」

ゆっこ「え！？」

みお「ごめんね……女の子同士なのに変だよね」

しえ

みお「今だってホントはゆっこの顔がまともに見れないくらいになっちゃってて」

みお「さっきゆっこが言ったこと聞いたら、もう……止められなかったの」

ゆっこ「みおちゃん……」

みお「普通じゃないことくらい私が一番良く分かってる。……ゆっこが違うって事も」

みお「だけど…………付き合ってくださいなんて言わないから……
　　　もう少しだけこのままでいさせて」ｷﾞｭｯ

ゆっこ「…………」

�C

pGRXndgo0

ゆっこ（私はホントにばかだなぁ。みおちゃんに言われるのもわけないよ）

ゆっこ（目が合うとドキドキしたり、話してると楽しかったり、その人のことしか考えられなくなる）

ゆっこ（みおちゃんと一緒にいる時はいつもそうだった）

ゆっこ（私は、みおちゃんのことが好きだったんだ）

ゆっこ（初恋が実ることなんて、そうそうあるものじゃないよ）

みお「…………」

ゆっこ（みおちゃんは少し震えてる……それはそうか）

ゆっこ（これって、同性愛…………だもんね）

http://iup.2ch-library.com/i/i0482991-1321790575.jpg

セリフが全く脳内再生されない不思議

みお「……わがまま言っちゃってごめんね」

みお「私は多分さ、諦めつかないしこの気持ちは変わんないかもだけどさ」

みお「その……ずっと、友だちで、いてね」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ゆっこ「ごめんねみおちゃん、それはもう既に守れそうにないかも」

みお「え…………？」

ゆっこ「あのさ、さっきの告白のお返事させて頂きます」

ゆっこ「私、みおちゃんが好きです！もちろん恋人的な意味で！」

ほ

ゆっこ（はい、回想終了！この間僅か２秒足らず、私って意外と頭の回転速いかも？
　　　　ちなみにみおちゃんはこの後マウントポジションを取ってきました）

ゆっこ（でも振り返って思ったけど、これはカップルとして当然の行為だよね）

ゆっこ（若干展開が速い気もするけど、でも付き合う以上は……///）

ゆっこ（ええい、ままよ！）

ゆっこ「みっみおちゃん！」

みお「うん…………？」

ゆっこ「そ、その、さ…………さっきもいった通りこういうの初めてだしさ！///」

ゆっこ「その私達まだ付き合って早いというか、まだ高校生だからさ！」

みお「ゆっこ…………だいじょうぶだよ……」ﾆｺｯ

ゆっこ「う……みおちゃん……」ﾄﾞｷｯ

ゆっこ「その…………や、やさしく……してください///」

みお「うん…………///」



おしまい

ここで終わるのかよ！

だが乙

乙乙

すいません、とても重大なミスしました……

これって書きなおせないですよね……

さまぁ〜ず三村になってゆっことちゃんみおにセクハラしたい

おつっつ

どーした