式「コクトーぉ……コクトーぉ」クチュクチュ

このエントリーをはてなブックマークに追加
1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 00:39:56.87 ID:TAAkUtjc0
立ったら書く。
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 00:41:19.79 ID:0WboDmKb0
夫婦でやってんだろ
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 00:46:11.76 ID:zoT153uG0

式「…………チッ! またやっちまった」

最近は毎晩こうだ。何をしている時もアイツの顔が脳裏に浮かぶ。
手がベトベトだな、洗わないと。

式「……いいか、面倒臭い」

べとつく手と股間をシーツに擦り付け、下着も着けずにそのまま私は眠りにつく。
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 00:46:30.75 ID:zjXxWlGS0
俺得
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 00:47:03.69 ID:zoT153uG0

橙子の所に居ても、無意識のうちに幹也のことを目で追ってしまう。

橙子「……。……い。おい、式!」

式「っっ! なんだ橙子」
橙子「なんだじゃないだろう。さっきから上の空で私の話を聞いていなかっただろう」

と言ってから橙子は私の目線の先を辿る。その先にはなにやら書類仕事をしている幹也がいる。
橙子は私の方を向き直り、悪戯っぽいと言うには邪気が有りすぎる笑みを浮かべる。

橙子「はは〜ん。そんなに愛しの黒桐のことがきになるのか?」

式「な//」

頬に熱がこもるのを感じる。普段なら橙子の戯れ言なんて軽く流せるはずなのに。

──コクトーぉ……コクトーぉ。

思わず、昨晩のことを、いや正確には毎晩のことを思い出してしまった。

橙子「おや、珍しい。お前が言い返すでも受け流すでもなく、照れるなんてな」
式「……うるさい」

下手に否定の言葉を紡げば橙子はより攻勢を強めるであろうから、私はそう吐き捨てるしかなかった。

6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 00:47:15.51 ID:xyc01flNO
支援っきゃねぇ
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 00:49:20.84 ID:wcqxVg4+O
式って自慰中に自分のクリトリスに線が見えたりして迂闊に触れなくなったりしそうだよね
そしてそこをコクトーに触られまくってビクビクン
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 00:49:39.00 ID:zoT153uG0


幹也「式、今日は平日だろう。君は学生なんだから、ちゃんと学校に通わないと駄目だろ」

式「五月蝿い。親に大学辞めて橙子の所に転がりこんだコクトーには言われなくない」

幹也「またそんなこと言って」

そう言いながら、幹也は私にコーヒーの入ったカップを渡す。
切れたコーヒーの買い出しを、何度か橙子に頼まれたことがあるのでこれが普通のモノより高いということは分かる。だが、啜ってみても何がどう美味いのかは分からない。泥水を啜っているようだ。

9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 00:55:38.95 ID:zoT153uG0

鮮花「幹也、今度の日曜日、藤乃と買い物に行くので荷物持ちとして付き合ってください」

幹也「ああ、その日は特に予定も無いから構わないよ」

二人の会話を聞いていると、何故だか無性に不愉快になる。鮮花に対して殺人衝動に似た、けれどもまったく別の感情が芽生える。
幹也は私たち異能者の中にありながらも混じることをせず、常世の日常に逃げ込むこともせず日常を保つ幹也は、異常であることに堪えられぬ異常者に好かれる。
そのことで幹也に執着したことは幾度もあるが、今回の感情はそれとは別のモノだ。

式「今日はもう帰る」

幹也「あっ、式」

そう幹也たちに告げてから、返事も聞かずに私は部屋を出ていく。
じゃないと鮮花を殺してしまうかもしれない。いや、もしかしたら殺したいのは幹也の方かもしれない。
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 00:58:06.38 ID:zoT153uG0

部屋に入るなりベッドに横になる。先ほどの鮮花と幹也のことが脳裏に焼き付いている。
無性にイラつき、枕元に置いてあったナイフを手に取り、枕に何度も突き立てる。ザクリ、ザクリと枕に穴が空いていき、綿や繊維が飛び散っていく。

駄目だ。こんなことじゃ全く気が晴れない。ナイフを投げ捨て仰向けで天井を見上げる。

式「……ん」

着物の裾を捲り上げ、左手が自然と股間に向かう。

11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 00:59:21.45 ID:EdaszBjN0
原作内容詳しく知らないけど
和服美少女が乱れる姿はそれだけで…イイ! 
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 01:02:11.69 ID:zoT153uG0

式「あ……ああ……うん」

右手を懐に入れて、胸を軽く撫でるように揉む。

式「ああ……コクトぉ」

股間からクチュクチュと水っぽい音がたつ。火照った身体に、外から帰ってきたばかりの冷たい手が触れると、まるで他人に触られているようだ。

式「コクトぉ……コクトぉ!」

達しかけた瞬間──。


カチャリ

幹也「式、入るよ〜?」

幹也は以前渡した合鍵で鍵を開け、彼は私の返事も待たずに部屋へと侵入してきた。

幹也「確か冷凍庫空だったよね。アイス買ってきたんだけ……ど……」

私のあられもない姿を見て、幹也の動きは止まる。

幹也「ご、ごめん。すぐに出てくよ!」

ビニール袋をその場に置き去り、幹也は去ろうとする。

式「ま、待て!」
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 01:02:52.54 ID:TAAkUtjc0
一度ぐらい支援しとくか。
あ1は代行な。
14 忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/11/15(火) 01:03:10.62 ID:1QQcBlsb0
支援
15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 01:07:46.28 ID:zoT153uG0

乱れた姿のままベッドから跳ね起き、幹也の右腕を掴む。そのまま幹也を引っ張っていきベッドの上に放り出す。
自分でも自分が何をしているのか分からない。でも──。

幹也「し、式!? 何をんむ」

幹也に覆い被さり無理矢理唇を合わせる。そのまま舌を中に入れ口内を蹂躙していく。

式「ん……んはぁ……んん」

どれだけ続けた頃か、唇を離すと混じりあった唾液が糸を引き、橋がかかる。

式「全部──」

そうだ、私がおかしくなる時はいつも黒桐幹也が関わっている。

式「──何もかも全部お前のせいだ!」
16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 01:07:56.33 ID:t6jNFVcC0
>>13
おまえいいやつだな
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 01:10:57.19 ID:zoT153uG0

式「俺が悩むのも! 苦しむのも! いつも原因はお前だ、コクトー!」

情けないことに、いつの間にか泣いていた。泣き顔を見られなくないから、幹也の胸にすがり付く。

式「何時も何時も! お前のせいだ! なんでお前は俺だけを見ていない!」

幹也はすがり付く私を優しく、しかし力強く抱き締める。

幹也「ごめん、式」

式「五月蝿い、謝るな」
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 01:11:10.69 ID:stUf4o5hO
支援だしご
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 01:14:06.64 ID:KYEXF7lQ0
らっきょSSは珍しい


絶対に落とせないな
20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 01:17:08.92 ID:zoT153uG0

先ほどとは逆に私が下に仰向けになり、幹也が上になる。
幹也が私の身体を抱き寄せ、唇を合わせる。互いの舌がねっとりと絡み合う。

幹也「式、とっても綺麗だよ」

式「五月蝿い、馬鹿//」

幹也「脱がせるよ」

私は無言で頷く。
帯が外される。自慰の途中だったこともあり、サラシも巻かれていない胸が露になる。下にしても何も履いていない、生まれたままの姿になる。
21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 01:17:55.34 ID:lwSViBJz0
落としたなら殺してみせる。たとえゔぃっぺrでも
らっきょ支援
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 01:23:12.28 ID:zoT153uG0


胸が優しく揉まれる。もう片方の手が私の股へとのびる。

式「ん……んん」

幹也は私をいたわって優しい手付きで触れてくるが、すでに自慰で火照った私には、かえって焦らされているようにも感じられる。

式「ん! はぁんっ!」

段々とこなれてきたのか、幹也の手つきが良くなってきた。

式「駄目、こくとぉ! きちゃう、きちゃう! はああんっ!」

ビクンと痙攣するように身体が跳ねて、私は絶頂に達した。

幹也「式、可愛いかったよ」

式「コクトぁ、私も」

私はそう言うと、幹也の股間に顔を近付ける。
23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 01:27:16.35 ID:zoT153uG0

幹也の肉棒はすでに硬く大きくなっている。それの亀頭部分を私は舌で舐める。チロチロと軽く刺激するように舌を動かす。

幹也「気持ちいいよ、式」

肉棒を口にくわえこみ頭を前後にスライドさせるように動かす。
ちゅぷ、ちゅぷと唾液と先走り液の混ざりあった音がする。

式「ふぉふとぉ、きもひいいか?」

幹也「あっ! くわえたまま喋られたらっ!」

ビュルビュルビュビュッ!

肉棒の先から精液が勢いよく噴き出してきた。私は顔にかかった精液を指で拭い取り口に運ぶ。

式「……不味いな」
24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 01:29:10.90 ID:Vx/4Ef3J0
コクトーぉに違和感を感じる
こくとぉ・・・よくね?
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 01:29:22.03 ID:zoT153uG0

幹也は肉棒を私の膣口にあてがう。

幹也「いくよ」

幹也は気遣うようにゆっくりと腰を沈めていく。

式「はぁ……あああっ!」
幹也「くっ……うう」

腹部に感じる僅かな痛みと圧迫感、それと不思議な充足感が私の中に溢れる。
幹也はゆっくりと抽送を始める。

式「あんっ、あんっ」

幹也が腰を沈めるたびに、パチュパチュとイヤらしい音が響く。初体験は痛いだけで気持ち良くはないと聞いたが、どうやら私は例外らしい。

式「くふぅっ! ふぅんっ!」

幹也「式、式!」

式「はぁんっ! ふぅっ!」

幹也が右の胸に吸い付いてくる。

式「あんっ、馬鹿そんなに強く吸うな……ひゃぁんっ!」

すでにかなり敏感になっている私の身体は、それだけで軽く絶頂に達してしまう。
26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 01:34:23.85 ID:B8BW300yO
ほす
27>>24興奮度合いでコクトー→コクトーぉ→こくとぉ:2011/11/15(火) 01:34:56.69 ID:zoT153uG0

式「ふぁっ! んぁ!」

幹也の腰はさらに動きを速める。そして同時に右手で私の陰核を刺激する。

式「ひあぁっ! くふぅっ、そこぉ、だめぇっ!」

幹也「式! そろそろいくよ!」

式「な、中で……こくとぉのが、おっきく……ひゃぁんっ!」

幹也の肉棒が私の子宮に精液を吐き出さんと脈打つのを感じる。

式「こんなっ! あはぁぁっ!」

幹也「出る!」

びゅびゅるるっ! どくどくどくっどくん!

式「あああああぁっ!!」

射精と同時に私も絶頂に達する。
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 01:38:44.64 ID:zoT153uG0

式「はぁ、はぁ……」

膣口を塞ぐ栓が抜かれると、愛液と精液と純潔の証が混ざりあったピンク色の液体が溢れ出てくる。

そういえば、以前生理がきたのは何日前だったろうか。
もし孕みでもしたら幹也の奴、秋隆に殺されるかもな。いや、秋隆は幹也のことを存外気に入っている様子だから「婿殿に相応しい教養を身に付けていただきます」とか言い出すかもしれない。

式「ふふふ」

私は身だしなみを整えることもなく、いつの間にか眠りについていた。
29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 01:39:16.39 ID:KYEXF7lQ0
>>27
気にするなお前が正しい
30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 01:49:40.99 ID:KYEXF7lQ0
あれ寝ちゃったか?
31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 01:58:21.12 ID:zoT153uG0

幹也「はい、式。コーヒーだよ」

式「ん」

彼がいれてくれたコーヒーを一口飲む。やっぱり泥水のようで味が分からなかった。



鮮花「橙子師、最近あの二人何だかおかしくないですか?」

橙子「何がだ? 私には特に変わった様子は見受けられないが」

鮮花「何だか距離感が近くなったというか。私にも上手く説明は出来ないんですけど」

橙子「何だそれは? それより、ロンドンでの同窓がシュポンハイムのチョコレート工場で工場長をしていてな、その伝でチョコレートをもらったんだかいるか?」
32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 02:01:03.58 ID:zoT153uG0

私はソファーに座り、幹也はソファーを挟んで背中合わせの位置で書類仕事をしている。私はその幹也に、自分でもよく分からない何かを確かめるため、声をかける。

式「なあコクトー」

幹也「なんだい、式」

いつもと変わらない声で、いつもと変わらない口調で、彼は返してきた。

式「……いや、何でもない」

私と幹也の関係は後戻りが出来ないほど変わった。だが同時に何一つ変化していない。何か一つで関係性が変わるには、私たちが今まで体験してきたの内容が濃すぎた。だが、そのことに何の不満も無い。
とりあえず今は、いつまで続くか分からないこの幸せを享受していたいと思う──。

END
33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 02:02:44.12 ID:KYEXF7lQ0
よかった起きてた
頑張って長く続けてくれ
と思ってたら終わってた


34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 02:05:13.98 ID:zoT153uG0

ただチョコレート工場って言いたいがためにSS書いてみたけど、やっぱエロをエロく書くのは難しいな。

暇があったら今度は全員生存IFでギャグでも書いてみるわ。
35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 02:06:09.75 ID:Vx/4Ef3J0
乙なんだぜ
36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 02:08:04.48 ID:z8ROxX+j0
37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 02:08:27.03 ID:KYEXF7lQ0
>>34
今度は長く書いてくれよ
らっきょSS少ないんだから


あとエロ書いてもいいんだよ
あなた描写上手だよ
38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 02:12:49.62 ID:cIxg6G3KO
まじ俺得
39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 02:15:21.85 ID:Me3/rkqK0
おつおつ
40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 02:19:13.47 ID:zoT153uG0
最後に一つだけ。

鈴村健一の関西弁は血糖値下がるくらい癒される。以上。
41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 02:24:41.24 ID:VauyqG950

また書いて欲しいな
42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
たった今未来福音読み終えた俺にちょうど良いタイミングだった

>>1