響「隣人部さー」

代行

早くしないと落ちるよ？

響「Ｐに、今度のドラマのために聖クロニカ学園に体験入学するように、って言われたけど友達が一人も出来ないんだぞ」

響「というか此処はいったい何処さー！　歩き回ってたら迷ったぞ」

響はちょっと

隣獣部か…

響「ん？」
響「ん？」

……ﾂﾈ………ﾀﾞﾆｸ！…………ﾀﾘﾄﾓ……

響「話し声が聞こえるぞ。行ってみよう」ﾃｸﾃｸ


──談話室４──


響「あそこの部屋から話し声が聞こえるぞ！　これで帰り道を聞けるさー！」ﾀｯﾀｯﾀｯ

支援

響はいい子だかんな
あんな性格悪い奴らといっしょにすんじゃねえ！

響「スミマセーン！」ｶﾞﾗｶﾞﾗ

小鷹「ん？」

響「」

小鷹「？？」

響「(なんかスゴい不良っぽい人が出てきたさー！！)」

小鷹「(あっ、この顔は不良っぽい人が出てきたとか思ってる顔だな)」

小鷹「(こういう時はにこやかに笑いかければいいんだよな)」ﾆｺｫ

響「(これは肉食動物が獲物を狙うときの顔さー！！　お、襲われる！？)」

響「ま、間違えましたーー！！」ｶﾞﾗｶﾞﾗ

幸村「さすがあにき。がんこうだけでてきを追い返すとは」

夜空「確か、アイツは体験入学してきた何とかってアイドルグループの何とかって奴じゃなかったか？」

星奈「パパの知り合いが社長をしてる事務所のアイドルの娘よ。もしあの子が『プリン頭の不良に襲われそうになったので体験入学辞めます』なんて言い出したら、小鷹アンタ確実に退学よ」

小鷹「お、俺はそんなつもりは！　ただ、毎朝鏡の前で特訓している笑顔を実践してみただけだぞ！」

理科「さっきの顔は、完全にヤンキーがいたいけな少女を凌辱しようと舌なめずりをしているようにしか見えませんでしたよ」

とりあえず支援。
あ1は代行な。

響「ハァハァ、怖かったぞ。でも、このまま道に迷ったままだとお家に帰れないさー」

響「……仕方ないさー。もう一度さっきの部屋に行って、あの人に道を訊ねるしかないさー」ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ

しえん

扉「コンコン」

響「し、失礼するぞー！」ｶﾞﾗｶﾞﾗ

小鷹「はい……って君はさっきの」

響「さっきはゴメンだぞ！　あまりにも凶悪な顔をしていたから、おもわず逃げ出してしまったさー」

小鷹「……凶悪」ｽﾞｰﾝ

夜空「それで？　貴様はこの部屋に何をしに来たのだ？」

理科「まさかこの部に入部しに来たとかですか？」

響「い、いや、道に迷ったから道を訪ねにきたんだぞ」

支援

響「そういえば、ここはいったい何部の部室さー？」

理科「ここは隣人部の部室ですよ」

響「隣人部？」

夜空「これを見てみろ」ﾍﾟﾗｯ

『とにかく臨機応変に隣人とも〜』

響「……『と』『も』『だ』『ち』『募』『集』？」

小鷹「だから何でそれを読み取れるんだよ！！」

小鷹「って、それを読み取れるってことは、もしかしてお前も友達いないのか？」

響「そっ、そんなこと無いんだぞ！　ちゃんと友達くらいいるさー！」ﾎﾟｹｯﾄｺﾞｿｺﾞｿ

響「ほら！　ケータイのアドレスだってこんなにたくさんいるぞ！」

夜空「ちなみにその中で、最低でも週に一回はメールなり電話なりをする奴は何人いる？　もちろん、仕事関係は抜きだぞ」

響「ち、ちゃんと一人いるぞー！」

夜空「ほう、ちなみにそれは誰だ」

響「…………お母さんさー」

響は母親との連絡は断ってるはず

>>1を見てプリキュアスレかと期待したのに・・・

＼(^o^)／

響「でもちゃんと、ハム蔵っていう友達はいるんだぞ！」

星奈「ハム蔵、ってもしかしてハムスター？」

響「そうだぞ！　悪いか！」

星奈「うわー、夜空のエア友達もアレだけど、これも相当痛いわね」

夜空「うるさいぞ、駄肉！」ﾊｴﾀﾀｷﾍﾟﾁｯ

星奈「何すんのよ！　痛いでしょ！」

ｷﾞｬｰｽｷﾞｬｰｽ


小鷹「なあ、確か我那覇……だったか。俺たちも全員友達が居ないんだ。この隣人部は友達が居ない奴等が友達を作るためにいろいろと練習する部なんだ」

小鷹「お前も隣人部に入らないか？」

響「えっ、この部に入れば友達が出来るようになるのか？」ﾎﾜﾝﾎﾜﾝ




「響さん、来週の日曜日に遊びに行きませんか？」

「え〜、日曜日は美希と遊びに行く約束なの〜」

「ははは、相変わらず響はみんなの人気者だな」




響「入る！　今すぐ入るさー！」


我那覇響、隣人部入部決定

頑張って

しかし隣人部では夜な夜な隣獣部という淫猥な宴が開催されているとは響は知らず…
エロ展開ﾏﾀﾞー！

さりげなく響をハーレムに加える小鷹先輩かっけーっす

ぼっち設定はアニメ以外では無いよな？

>>26
俺のプロデュースするユニットでは響がハブられてるよ

(響は二年生で小鷹・春風・肉と同い年って設定で)


小鷹「よろしくな我那覇」

響「響でいいんだぞ！」

小鷹「そうか。俺のことも小鷹でいいぞ、響」

幸村「わたくしのことは幸村とお呼びください響のあねご」

理科「理科のことは理科って呼んでくださいね」

響「よろしくさー」

小鷹「で、あそこで喧嘩している黒髪の方が夜空、金髪の方が星奈だ」

小鷹「あとはこの場には居ないけど、俺の妹の小鳩、一◯歳だけど顧問をしているマリアの二人を合わせて隣人部全員だ」

響「分かったぞー！」

響「みんな、これからよろしくさー！」

なんであんなに社交的なのにぼっちなんだろね

何言われても怒れなくて、学校外での遊びには誘われない
かと言って１人でいることに抵抗がないわけでもなく、人気者のそばで曖昧に笑ってる
お前らみたいだよな

動物と話ができるって言うやつと友達になりたくないもん

──翌日、三階トイレの奥の個室にて──



響「(今日も昼食は、三階トイレの個室でサーターアンダーギーだぞ)」

響「(昨日はあの後、レッスンがあったから小鷹に道を案内してもらってすぐに帰ったけど、小鷹は顔は怖いけどなかなかいい奴だったぞ)」

響「(今日の放課後からは隣人部の活動があるさー！　楽しみさー！)」

「ねえ、お昼になると何時もここの個室だけ使用中じゃない」ﾋｿﾋｿ

「やだー、あれじゃない？　便所飯ってやつ」ﾋｿﾋｿ

響「(……なんくるないさー、明日からは別の場所にすんだぞ)」

おいやめろ