1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
――3−2――
梓「軽音部の3人とも、同じクラスでよかったね」
純「だねー。これで修学旅行も一緒だ!」
憂「ところで部長! 新入部員獲得の策は!」
梓「もちろんあるよ! 見てなさい! 気ぐるみとチラシで――」
憂「梓ちゃん! それ駄目だよ! 一人として入らない!」
ドア「がちゃ」
先生「始業式前のホームルーム始めるから席についてー」
純「おっと。先生来た」
梓「そうだね。……ん?」
ウメハラ「担任の梅原です」
梓「ふぇ?」
ウメハラ「昨年度で退職の予定でしたが、二足の草鞋を履くのも面白い」
梓「な……なななななんでえええええええええええええええええ!!!!!!!?」
ウメハラ「授業ノ……時間ダ」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 16:04:29.01 ID:7+1I6wwY0
梓「なななな、なんでウメハラ先生が!?」
ウメハラ「さっきも言ったように、昨年で退職する予定だったけど続けてみたかった。それだけ」
憂「そんな簡単に……」
純「そのうえ担任なんて」
梓「そうですよ! いったい何がどうなってるんですか!」
ウメハラ「うーん。なんていうのかな。……まあいいや。それはそうと、始業式だから講堂に向かって」
生徒「はーい」
憂「去年、お姉ちゃんのクラスの副担任で軽音部の顧問までやってた梅原先生については
http://emiyashiro.blog21.fc2.com/blog-entry-204.htmlを参照にしてね」
梓「どうしたの? 憂」
憂「なんでもないよー。それにしても、びっくりしたね。まさか梅原先生が今年も先生をやるなんて」
梓「ホントだよ。プロに専念するからって言って教師辞めたのに」
純「それだけ、梓が心配だったんじゃないのー?」
梓「……」
純「あれ? 梓?」
梓(そう、なのかな……?)
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 16:05:31.73 ID:oae9oKVI0
またウメか
4 :
忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/11/03(木) 16:06:51.34 ID:ynBSBPCR0
はい
何時振りだよオイwwwwwwwwww懐かしい!
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 16:10:04.56 ID:7+1I6wwY0
梓(軽音部が、私一人になっちゃうってわかってたから、気を使ってくれたのかな)
憂「梓ちゃーん?」
梓(でも、今は純も憂もいる。私はもう独りじゃないんだ。だから、ウメハラ先生の心配は――)
ウメハラ「梓ー」
梓「は、はいっ!」
ウメハラ「いきなりで悪いんだけど、今年の学級委員長よろしく」
梓「なんで!?」
ウメハラ「俺、クラス持ったばかりで生徒の顔と名前一致してないんだよね。その中で、一致してるのが梓
だから、頼むよ」
梓「それなら、先生が先生続ける理由も教えて下さいよ」
ウメハラ「教師は昔から好きだった」
梓「え?」
ウメハラ「ユンと同じで、昔から好きだった」
梓「……わかりました。やりますよ。詳しい話は部活の時間によーく聞かせてもらいますから!」
ウメハラ「はいはい」
梓「純、憂、行こう。始業式、始まっちゃう」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 16:11:04.12 ID:ohpNMpjwO
あれの続編か。期待
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 16:15:09.56 ID:V86SDJtOO
来たな笑み社
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 16:15:14.68 ID:7+1I6wwY0
――講堂――
校長「であるからして、新学年になっても〜」
憂「そういえば、梅原先生は私達が軽音部に入ったこと知ってるのかな」
純「あー、言われてみれば言ってなかったかも。さわ子先生に入部届け出しただけだし」
梓「それならさわ子先生が伝えてるんじゃないの?」
純「うーん」ちらり
さわ子(今年は担任も持ってないし、なんかだりー)ぐだー
純「言ってないかもね」
梓「あり得る」
憂「そーだねー」
純「まあいいじゃん。梓だって、梅原先生が続投してくれるのは嬉しいんでしょ?」
梓「うう……。それは、そうだけど……」
先生「それでは、新学期の注意。生活指導の梅原先生、お願いします」
梓「!?」
ウメハラ「アッサラームアレイコム」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 16:19:37.61 ID:7+1I6wwY0
純「担任に続いて生活指導!?」
憂「着実に地位を上げてる……」
梓「ま、まあプロだからね」
ウメハラ「家庭用をやるようになったけど、やっぱりゲームセンターの環境は別物ですね。
物理的に同じ場所で、実際に対戦する・・・・やっぱりいつになっても特別です。
あれに代えられるものなんてないですね。
プロとしてのウメハラはゲームセンターに育ててもらったようなものだと言えます」
生徒「え!?」
ウメハラ「長い間、どうやったらアーケード文化を
もっと発展させることができるか?と色々考えていたのですが、
みんなで一緒になにかすればいいんじゃないかと気づきました」
憂「いきなり何を……」
ウメハラ「ゲームセンターは日本の文化です。
「ゲームセンター文化を発展させる」運動を開始したいと考えています。
ゲームセンターで一緒にプレイしませんか。
それが更なる発展につながります。皆さんの支持をお願いします」
純「なにが言いたいんだろ」
先生「梅原先生、ありがとうございました」(なに言ってるんだろこの人)
梓「結論、ゲーセンに来い……ってことなんだね。相変わらずだなぁ」
ウメハラがぁ!!
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 16:24:37.64 ID:7+1I6wwY0
――3−2――
生徒A「梅原先生が担任なんてラッキーだよね」
生徒B「かっこいいもんね。しかもゲームのプロなんだって!」
生徒C「えー!? だからさっきゲーセンがどうのって言ってたんだ! 超クール! トンでるっ!」
梓「むしろ私は担任になられると困るけどね」
憂「ははは……」
純「がんばりなよ! 学級委員長! そして部長!」
梓(そうだ。私は部長なんだ! 律先輩みたいにがんばらないと!)
梓「よし! がんばるぞ! 憂、純、部活行くよ!」
ウメハラ「その前にHRね。とりあえず、それぞれの委員を決めてもらうから」
生徒「はーい」キャピキャピ
梓(みんなの様子が変わった……。これが男がいる環境か)
ウメハラ「とりあえず学級委員長は中野さんに決定」
生徒A「なんでですか?」
ウメハラ「未来からの使者が1人だけいるって感じだった」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 16:25:15.06 ID:+RqejWyhO
つかまえてぇ!
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 16:26:18.85 ID:KnxC6aLI0
ウメハラがぁ!!
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 16:30:59.21 ID:7+1I6wwY0
生徒B「それなら仕方ない」
生徒C「せやな」
ウメハラ「……と、その前に自己紹介してもらおうかな。名前、部活、好きなものとか好きに話して。出席
番号1番からお願い」
生徒A「出席番号1番! 〜〜」
梓(行き当たりばったりだなぁ)
ウメハラ「それじゃあ、次、鈴木さん」
純「はい! 鈴木純です! 部活は軽音部! 好きなものは飼ってる猫です! よろしくお願いします!」
ウメハラ「え? 軽音部?」
純「はい! 今年から軽音部に入らせて頂きました!」びしっ
ウメハラ「なるほど。新キャラね。対策が大変になったな。それじゃあ次――」
純「ほんとに知らなかったみたいだね」
憂「だねー」
ウメハラ「じゃあ平沢さん」
憂「はい。平沢憂です。部活は軽音部で好きなモノはお姉ちゃんです。よろしくお願いします」
ウメハラ「……なるほど。軽音部ね。よろしく」
16 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/11/03(木) 16:31:15.13 ID:zqDrGxEF0
近づいてェ!
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 16:37:28.97 ID:7+1I6wwY0
梓「あれ? 私とばされてる」
純「そういえばそうだねー。梓ー嫌われてるんじゃなーい?」
梓「そんなこと……」うるうる
純「あ! 嘘! そんなことないよ!」なでなで
梓「撫でるなぁ!」
ウメハラ「よし、一通り終わった所で学級委員長の中野梓さん、お願い」
梓「酉!?」
ウメハラ「学級委員長だからね」
梓「わ、わかりました。えと、中野梓です。部活は軽音部で」
純「部長です!」
梓「ちょっと純っ。あの、えと、好きなモノはギターを弾くことで、えっと」
憂「?」
梓「とにかく、よろしくお願いします!」
ウメハラ「――」パチパチ
梓「ウメ拍手!?」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 16:38:11.06 ID:oreKyURxO
新キャラ対策www
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 16:38:23.03 ID:tNYLF0m4O
画面端ィ!!
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 16:40:10.69 ID:pbvZs9LBO
バーストよんでェ!
決めたアアアアアアアアアアア!!
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 16:41:46.71 ID:GHHlDLF50
まだ入るぅ!
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 16:42:03.35 ID:M7tf0DJb0
1. 初恋ばれんたいん スペシャル
2. エーベルージュ
3. センチメンタルグラフティ2
4. ONE 〜輝く季節へ〜 茜 小説版、ドラマCDに登場する茜と詩子の幼馴染 城島司のSS
茜 小説版、ドラマCDに登場する茜と詩子の幼馴染 城島司を主人公にして、
中学生時代の里村茜、柚木詩子、南条先生を攻略する OR 城島司ルート、城島司 帰還END(茜以外の
他のヒロインEND後なら大丈夫なのに。)
5. Canvas 百合奈・瑠璃子先輩のSS
6. ファーランド サーガ1、ファーランド サーガ2
ファーランド シリーズ 歴代最高名作 RPG
7. MinDeaD BlooD 〜支配者の為の狂死曲〜
8. Phantom of Inferno
END.11 終わりなき悪夢(帰国end)後 玲二×美緒
9. 銀色-完全版-、朱
『銀色』『朱』に連なる 現代を 背景で 輪廻転生した久世がが通ってる学園に
ラッテが転校生,石切が先生である 石切×久世
SS予定は無いのでしょうか?
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 16:44:42.63 ID:BDcuxcOb0
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 16:45:05.12 ID:7+1I6wwY0
――そして、一ヶ月後――
菫「そんなことがあったんですか」
梓「そうだよ。おかげで委員長と部長、両方やることになっちゃった」
直「中野先輩ならできるのでは? 実際、今も部長の仕事をしっかりやってますし」
梓「ありがとう。でも、やっぱり大変だよ。二足の草鞋っていうのは」
純「困ったときは、いつでも私を頼ってくれたまえよ」
直「鈴木先輩だとちょっと……」
純「なんだってー? このー」うりうり
直「ちょ、やめてくださいよ」
憂「今日はいちごのムースを作ってきましたー」
さわ子「待ってました! 憂ちゃん最高!」
菫「あ、それじゃあ私お茶淹れてきます」
ウメハラ「ありがとう」
直(プロゲーマーと教師、中野先輩も大変だろうけど、やっぱり先生のほうが大変なんだろうなぁ)
純「スミーレのお茶うめー!」ごっきゅごっきゅ
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 16:45:09.77 ID:wYgOoiQ80
よくわかんないけど・・・このスレってきもいね
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 16:50:54.08 ID:xLCse//g0
前回の時点から比べてもウメハラは随分と自分を出す様になったからなー
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 16:51:02.84 ID:HoFad96P0
れつごーじゃすてぃーん
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 16:52:37.44 ID:7+1I6wwY0
梓「ちょっと純。御行儀悪いよ。ウメハラ先生を見習いなよ」
ウメハラ「ん?」ズズー
梓「え?」
憂「ラーメン作りましたけど、どうですか?」
ウメハラ「ラーメン好きなんだよ。特にじゃんがら。これはそれにかなり近い味だね」
憂「ありがとうございます」
菫(ハーブティーにラーメン……合うのかな)
直(入部して2週間経つけど、今だにこの部はわからない)
菫(これは梓先輩、怒るのかな)
梓「憂、二郎は作れる? 二郎は」
憂「が、がんばる!」
純「私も食べたーい!」
菫直「先輩方!?」
さわ子(この子たち、去年と変わらず練習しないわね。私はどっちでもいいけど)
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 16:54:39.48 ID:Qr33GUelO
前回のも読んで来たけどジャスティンとがましかウメハラネタ無いのかお前らはwwwww
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 16:58:30.26 ID:7+1I6wwY0
菫「そうだ。梅原先生、ドラムのことでご相談が」
ウメハラ「なに?」
菫「まだ手と足が一緒に動いちゃうんですけど、どうすれば……」
ウメハラ「……」
純「梅原大吾の、ドラム講座。講師はおなじみ、梅原大吾先生です」
ウメハラ「こんばんわ。ウメハラです。今日はドラムについて講義したいと思います」
菫(なにか始まった)
直(先生もノリノリだ)
ウメハラ「えと、スティックはどういうふうに握ってる?」
菫「こうですけど」ぎゅっ
ウメハラ「うーん。それでもいいんだけど、俺の持ち方は薬指と小指で挟み込み、左からかぶせるような
持ち方なんだよね」
憂「それウメハラ持ちですよ!?」
ウメハラ「これで、出来なかったことができるようになったって人が知り合いにいるよ」
直「先生、ちゃんと教えてあげて――」
菫「わかりました! がんばります!」ふんす!
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 17:01:39.58 ID:3Tv22y/80
笑み社おひさ
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 17:04:33.57 ID:7+1I6wwY0
梓「いいなー、菫はウメハラ先生の指導が受けられて」
直「中野先輩はドラムできないんですか? なんでもできそうなイメージがあるんですけど」
梓「私だって万能じゃないよ。ギターならいくらでも教えてあげられるけどさ」
憂「今度私にギター教えてね」
純「私にも私にも! ギターもベースも似たようなものでしょ!?」
梓「それはどうだろう。でも、頑張るよ」
ウメハラ「山中先生、どうしました?」
さわ子「誰も私を頼ってくれない……」
ウメハラ「……」
梓「そろそろ練習しないと! これじゃあ去年と同じだ!」
純「えー、もうちょっといいじゃーん」
直「そういうわけにもいかないですよ。さあさ、みなさんがんばってください」
憂「はーい!」
菫(も、持ちにくい……)
34 :
右向け、俺!:2011/11/03(木) 17:05:41.80 ID:ofipinre0 BE:737875073-BRZ(10000)
ちゃんと前のもみてたよ
続き楽しみだね
ニートファイターゴミハラ
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 17:11:04.58 ID:7+1I6wwY0
菫「わんつーすりーふぉー!!」カンカンカンカン!
梓「――♪」
ウメハラ「……」
純(梅原先生が熱いまなざしを。これは、演奏後にアドバイスを入れてくれる予感!)
梓(ウメハラ先生の指導が受けられるなんて珍しい! がんばらないと!)
憂(でも、梅原先生って音楽に詳しかったっけ?)
菫(うー、持ちにくい)
梓(さわ子先生が不貞腐れてる。演奏をまったく聞いてない……)
梓「――!」じゃーんっ
純「良い感じだったね」
憂「奥田さんが作った曲もよかったね」
直「ありがとうございます!」
梓「それで、どうでしたか!? ウメハラ先生!」
ウメハラ「こんなに良い物作ったら、こういうふうになっちゃうよって気持ちもあります。すごくよかったよ」
直「♪〜」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 17:15:10.33 ID:7+1I6wwY0
…
梓「……ふぅ。それじゃあ、今日はおわりにしようか」
憂「そうだね。もう外も暗くなってきたよ」
純「演奏し始めると時間を忘れちゃうね」
梓「――!」
純「ん? どうしたの?」
梓「まさか、軽音部でそんなコトバが聞けるなんて思ってもいなかったから……」
純「今までどんな部活だったのさ」
直「斉藤さんもよかったよ」
菫「あ、ありがとう! 奥田さんの曲のおかげだよ」
ウメハラ「……」
さわ子「それじゃあ鍵は私が返してくるから、みんなは帰っていいわよ。おつかれさま」
梓憂純菫直「ありがとうございましたー」
ドア「バタン」
ウメハラ(これから新宿と……帰ったら授業の準備もしないと)
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 17:19:27.72 ID:PMnObEWH0
タイステか
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 17:20:42.18 ID:2sX+gLQe0
レッツゴー ジャスティィーン
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 17:20:44.66 ID:7+1I6wwY0
――中野区の事務所――
マゴ「暇だなー」
ときど「暇だね」
マゴ「逆にウメハラは忙しそうだよな」
ときど「そりゃ先生だからな」
マゴ「でもびっくりしたわ。まさか先生続けるなんてさ」
ときど「まあ、ウメさんも何か思うことがあったんでしょう」
マゴ「お前は先生とかやらないの? 頭いいじゃん」
ときど「そりゃお前……。ワタクシブゥロでございますから。そうそう他のことはできませんよ」
マゴ「それもそうか。ウメハラくらいだよな。俺もプロだし、なかなか他のことをするのはなー。プロだし」
ときど「アニメ見てるじゃん。なんとかかんとかとか」
マゴ「何度言えばわかるんだよ。境界線上のホライゾンだ」
ときど「ああ、それそれ。そっち系はなー」
マゴ「人を整体扱いするんじゃねえよ」
ときど「変態な」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 17:21:57.61 ID:L9I7YFs+O
死ね糞コテ
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 17:22:34.93 ID:L9I7YFs+O
間違った、駄コテ死ね
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 17:22:37.99 ID:Q992rseA0
直って誰?画像はよはよ
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 17:23:02.58 ID:03LjCoPs0
またお前か
俺のウメ様を汚すな
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 17:23:51.96 ID:03LjCoPs0
ウメ様ほどの知名度のない
林と谷口入れてもぱんぴーはぽかんだろ死ね
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 17:24:00.87 ID:7+1I6wwY0
マゴ「わかってたわ。知ってて言ったんだからな」
ときど「そうは見えなかったけど」
マゴ「うーるせっ」
ときど「プロも、大分増えたよな。去年の世界大会は俺とウメさんだけだったのに」
マゴ「そうだな。いいことなのか、それともそうではないのかはわからないけど、俺たちの戦いはこれから
だよな」
ときど「うん」
マゴ「――にしても、暇だな」
ときど「暇だな」
マゴ「なにかやることない?」
ときど「えー? 配信とか?」
マゴ「配信中毒には絶対に絶対になりたくないわ」
ときど「同意。KSKさんみたいにはなりたくありませんっ」
マゴ「それじゃあ、飯でも食いに行くか。暇だし」
ときど「だな。ファミレスでいい?」
マゴ「オーケーオーケー」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 17:28:47.83 ID:7+1I6wwY0
――ファミレス――
店員「いらっしゃいませ! 何名様でいらっしゃいますか?」
マゴ「2人で」
店員「二名様ですね。おタバコのほうはお吸いになられるでしょうか?」
マゴ「えーっと」
ときど「絶煙するんだろ? 今回からは俺も全力で協力するぞ。禁煙席でお願いします」
店員「かしこまりました。こちらの席で――って、もしかしてときどさんですか?」
ときど「はい。そうですが?」どやぁ
店員「あの、ファンなんです。がんばってください!」
ときど「むぁかせなさい!」
マゴ(俺は?)
店員「ご注文がお決まりになられたらお呼びください!」
ときど「いやぁ。これがブゥロですわ! 谷口さん素晴らしい」
マゴ「いい気になってんじゃねえぞ!」震え声
梓(あれ? あの人たちもしかして……)
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 17:33:22.76 ID:/9mS9qOl0
いつぶりだ
凄い楽しみ
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 17:34:50.09 ID:7+1I6wwY0
ときど「ブゥロの力!」
マゴ「うっせーよ! とっととメニュー決めろ!」
梓「あ、やっぱりそうだ。マゴさーん、ときどさーん」
ときど「あれ? 梓ちゃんじゃあーりませんか。なに、このブゥロにお話でも?」キリッ
梓「えと、軽音部の皆でごはん食べに来たんですけど空いてなくて……ここいいですか?」
マゴ「あれ? 唯ちゃんたちはもう卒業したんだよね?」
梓「はい。なんで、今年は新生軽音部です!」
ときど「それならそうと早く言いなさいよ! さあさ、このブゥロの隣が空いてますよ!」
マゴ「まあ、そういうことだからさ。広い席だから人数的には大丈夫だよ。俺、ときどのほう行くから」
梓「ありがとうございます! みんなー! ここ大丈夫だってー!」
憂「よかったー。こんなに混んでるから、他のお店にしようかってところだったよ」
純「まったく、梓の人脈は素晴らしいね」
菫「あの、失礼します」
直「――」ぺこり
ときど(これまたみんな可愛いな。ときどさんの素晴らしさが引き寄せてるかな)にやっ
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 17:40:46.66 ID:7+1I6wwY0
マゴ「はい、メニュー」
憂「どうも。……私は、ハンバーグにしようかな」
菫「私は、私はー、えーっと」
ときど「ここは俺のおごりだから、バンバン食べな!」
マゴ「ごちそうさまです」
ときど「馬鹿野郎! お前は払えよ」
マゴ「なんでだよ! 男女干瓢だろここは!」
ときど「当たり前だろ! それに男女平等だ!」
マゴ「知ってたし!」
梓「あの、マゴさんたちは決まりましたか?」
マゴ「オッケーオッケー。おいときど! てめえも決めろよ!」
ときど「ワタクシはマーダーステーキで」キリッ
憂「クスクス」
梓「クスクスクス」
ときど「!?」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 17:45:36.35 ID:7+1I6wwY0
マゴ「なあ、やっぱりマーダー○○ってネーミングはだせーって」
ときど「そんなことないと思うんだけどなぁ」
菫「……あの、お二人は一体どなたなんですか?」
梓「あ、菫と奥田さんにはまだ紹介してなかったね。茶髪の人はマゴさん。黒髪の人はときどさんって言って
ふたりとも、ウメハラ先生と同じプロゲーマーなんだよ」
憂「これについても、
http://emiyashiro.blog21.fc2.com/blog-entry-204.htmlを参照だね」
菫「ああ、あのお嬢様が言ってた――」
純「お嬢様?」
菫「――げふんげふん! 如雨露の話ですよ!」
直「なにそれ……」
梓「とにかく、去年から私たちによくしてくれてるんだ。すごく良い人で面白い人だよ」
菫「そうなんですか。失礼しました。私、斉藤菫といいます。以後、お見知りおきを」
直「奥田直です。どうぞよろしく」
マゴ「おう! この子たちが新入部員か!」
梓「はい。それに、純と憂も入ってくれたんですよ!」
純「ども!」びしっ
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 17:49:31.22 ID:xLCse//g0
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 17:52:09.42 ID:7+1I6wwY0
ときど「憂ちゃんは格ゲーやり続けてもいいんじゃない? 間違いなくプロ目指せるよ!」
憂「それもいいんですけど、やっぱり梓ちゃんと一緒にバンドがやりたかったんです。だから、ゲームは趣味
ってことで!」
直「平沢先輩って、ゲーム得意なんですか?」
梓「去年の世界大会で、ウメハラ先生に次ぐ第二位だったんだよ」
純「私もその話は聞いただけだったけど、すごかったみたいだよ」
憂「もー、やめてよ梓ちゃん、純ちゃん」
マゴ(なお、俺も聞いただけの模様)
ときど「今年の世界大会は行くの?」
憂「まだ考え中です。ウメハラ先生が行くなら、それに着いて行くかもしれませんね」
マゴ「今年は俺も行くからさ! 一緒にがんばろうぜ!」
直(やっぱりこの部活ってすごいな。いろんな意味で)
ときど「今年は6月に京都で全国大会もあるし、それもたのしみだね」
梓「全国大会?」
ときど「うん。6月の頭……そうそう、4日だ。その日にスパ4AEの全国大会があるんだよ」
純「その日って……京都に修学旅行じゃん!」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 17:57:13.64 ID:7+1I6wwY0
梓「そういえばそうだ!」
ときど「それじゃあ見に来れるかもね。流石にウメさんは来れないだろうけど、代わりに俺が!」
マゴ「いやいや、俺が優勝するよ」
ときど「伝説の日和りを見せることになるんじゃない?」
マゴ「その話はやめろ!」
純「絶対見に行きます! いやぁ、私もゲームの大会に興味があったんだよね。憂はでないの?」
憂「時間が読めないから、今回はパスかな。マゴさんとときどさんの応援をするよ」
梓(最近委員長と部長の仕事が忙しくてウメスレ見てないからな。情報が遅れちゃったよ)
菫「帰ってきたらお話聞かせてくださいね」
梓「もちろん!」
憂「修学旅行の楽しみが増えたね」
純「うん!」
店員「ビーフシチューのお客様、チーズハンバーグのお客様、マ、マーダーステーキのお、お客様……」フヒヒッ
ときど「お、みんなの分が来たね。それじゃあ、いただきます」
梓憂純菫直「いただきます!」
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 18:04:52.48 ID:7+1I6wwY0
――そのころ――
ドア「がちゃ」
ウメハラ「……ふぅ」
ウメハラ「さて、授業の準備しないと」
ウメハラ「流石に堪えたな……」
ウメハラ「えと、明日は小テストだからテストを作成して、修学旅行についてのプリントも作らないと」
ウメハラ「今は――11時か。1時には終わらせよう」
パソコン「ブイーン」
ウメハラ「あれ? 着信があったのか。新宿は圏外だから、こういうのが不便だな」
ウメハラ「もしもし、山中先生ですか。どうしました?」
さわ子『もしもし。梅原先生、大丈夫ですか? 明日も確か――』
ウメハラ「まあ、大丈夫だと思います。自分で選んだ道ですから」
さわ子『そうですけど……お体に気をつけてください。先生が倒れたら、あの子たちが悲しみますから』
ウメハラ「……そうですね。ありがとうございます。それでは、また明日」プッ
ウメハラ(……いつまでも若いわけじゃないんだな)
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 18:05:52.06 ID:7+1I6wwY0
少し休憩する。
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 18:07:42.39 ID:aHEOmdoNO
まごってあほの子なのか?
SS上の設定?
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 18:11:22.56 ID:xLCse//g0
マゴに限らず全体的にかなり強調されてる
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 18:16:24.83 ID:7+1I6wwY0
そろそろ再開する
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 18:19:42.09 ID:7+1I6wwY0
――中野宅――
梓「ただいまー」
梓母「おかえり。ご飯食べてきたんでしょ?」
梓「うん。お風呂わいてる?」
梓母「沸いてるわよ。早く入っちゃって」
梓「はーい」
梓父「おかえり梓! ほら、パパにちゅーは!?」
梓「ど、どうしたのいきなり」
梓母「パパ、酔ってるのよ」
梓父「さあ! 小さいころよくしてくれたじゃないか。今も小さいけど!」
梓「とりま民事で」
梓父「こんばんわです♪」ずこー
梓「私だって毎日背が伸びるご飯をもぐもぐしてるんだから、これから伸びるもん!」
梓父「いつまでも小さいわけじゃないんだな」
梓母「当たり前よ」
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 18:27:40.78 ID:7+1I6wwY0
梓「まったく。お父さんには困ったものだよ」
お風呂「ちゃぷん」
梓「ふー……。やっぱり色んな事を同時にやるのは大変だなぁ」
梓「……ウメハラ先生も、きっと大変なんだろうなぁ」
梓「今日も新宿で対戦してたんだろうな。そのあと、帰って学校の仕事か。大変そうだな」
梓「……それに比べたら、私が大変なんて言えないよね」
梓「どうして、先生を続けることにしたんだろう」
梓「私は、大丈夫なのに」
梓「なんか、よくわかんないや。ウメハラ先生のこと、私、わからないよ……」
梓母「梓ー、シャンプーきれてるから詰め替えといてー」
梓「……うん」
梓「でも、私は最強のプレイヤーウメハラが好きだ。だから、私達を理由に負けてほしくなんてない」
梓「ようし、がんばるぞー!」ザッパァ! ガチャ!
梓父「うわぁ!」
梓「きゃあああああああああああああああああ!!!!!」
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 18:30:37.78 ID:EFJEeqEB0
けいおんSSは希少種だから立つ度に支援してるが
ここまで楽しくないけいおんSSも久しぶりだな・・
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 18:31:02.79 ID:NhUiB8gP0
しえ
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 18:35:31.47 ID:V86SDJtOO
さすが笑み社つまらん
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 18:37:18.31 ID:7+1I6wwY0
…
ドア「ガチャンバタン」
梓「まったく、お父さんめ」
パソコン「ブイーン」
梓「さてと、久しぶりにウメスレチェックでもしましょうかな」
梓「……まったく、相変わらず格ゲーの話してないなぁ」
梓「――ぷっ」ときどAAに笑ってる
梓「最近は目ぼしい配信もないしなぁ。配信中毒者が増えたせいかな」
梓「配信って楽しいのかな。部屋でつぶやいてる独り言を世界中に配信してるなんて信じられないよ」
梓「まあ、いいや」
ウメスレ民「6月の全国、メンバーがかなりやばいらしい」
ウメスレ民「久しぶりの個人戦の全国だしな。ガチメンバーできてる」
ウメスレ民「マゴ、ときど、sako、ももち、RF、金デヴ、ネモ、かずのこ……すげえメンバーだな」
ウメスレ民「だからこそウメがいないのが残念だなぁ。ウメがいるだけで大会の価値がバク上がりだろ」
梓「……寝よう」ブツッ
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 18:42:16.15 ID:7+1I6wwY0
梓「ウメハラ先生、出たかっただろうな」
梓「修学旅行と被るなんて、最悪だよ」
梓「それを知らないで、あのスレは……」
梓「ああ、ばかみたいだ! 寝よう寝よう!」
布団「バサッ」
梓「今日は久しぶりにときどさんたちに会えてよかったな……」
梓「……」
梓「眠れない」
梓「テレビでもつけよう」パチッ
梓「……イカ娘か。マゴさんも見てるのかな」
梓「先輩たち、元気にやってるかな」
梓「……」
梓「――」ブツッ
梓「……」すーすー
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 18:51:58.46 ID:7+1I6wwY0
ご飯食べてくる。
保守をお願いしたい。
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 19:01:25.15 ID:/9mS9qOl0
ほほほい
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 19:04:54.39 ID:NhUiB8gP0
ほ
あ
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 19:17:17.43 ID:/9mS9qOl0
ー
ほ
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 19:30:56.42 ID:/9mS9qOl0
おっと
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 19:31:58.75 ID:nTMlOYJ/O
保守頼りとか……
それに比べてときどさん素晴らしい
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 19:33:51.60 ID:T8Qal8EcO
なんか見たことあるとおもったらあれの続きか
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 19:42:00.69 ID:/9mS9qOl0
おっとっと
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 19:53:20.07 ID:NhUiB8gP0
ほ
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 20:00:59.85 ID:L0841mUzP
えらい間の開いた続編だな
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 20:02:36.90 ID:7+1I6wwY0
ただいま
保守ありがとう。
再開する
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 20:09:03.15 ID:NhUiB8gP0
ほ
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 20:09:21.96 ID:7+1I6wwY0
――翌日・3−2――
梓「おはよー」
憂「梓ちゃん、おはよー」
純「おはようチビ助」
梓「いきなりなにさ。モップ頭」
純「ウフフフ。今日の日本史、テストだよー。理系の梓さん、大丈夫ですかー」
梓「問題ないよ。私、しっかりやってますから」
憂「梓ちゃんえらーい」なでなで
梓「なでないでよ」
純「あらあら、それじゃあ勝負でもする?」
梓「いいね。それじゃあ、負けた方は今日の昼休み、全速力でゴールデンチョコパン買ってくること、いいね」
憂「おもしろそー。私も参加していい?」
純「もちろん。よーし、憂と梓のいずれかに、チョコパン買ってきてもらうからね!」
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 20:13:32.51 ID:7+1I6wwY0
梓「それはこっちのセリフだよ。純と憂、覚悟しなよ」
憂「私、他人が買ってきたパンを食べるのが夢だったのー、なんてね」
ドア「がらり」
ウメハラ「朝のホームルームを始めまーす」
梓「……と、それじゃあまたね」
純「ほいほい」
憂「ハイホイハーイ」
梓「きりーつ、れーい」
ウメハラ「今日の連絡事項なんだけど、放課後に学年集会。修学旅行についての説明があるからね」
さわ子「……」
梓(なんでさわ子先生が教室の外から見てるんだろ……。暇なのかな)
さわ子「――」
ウメハラ「それじゃあそういうことだから、このまま一限の日本史の小テストするよ」
さわ子「!?」
梓(なんだ出待ちか)
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 20:20:00.18 ID:7+1I6wwY0
純「今回のテスト簡単ですかー?」
ウメハラ「いや、なんか、すげー楽だったんですけど……」
純「いや先生が解いた感想じゃなくて……それに作ったの先生なんだからそりゃあ簡単でしょう」
生徒A「答え教えてください!」
生徒B「いやそれはないでしょ」
生徒C「せやな」
純「せんせー!」
ウメハラ「あんまりいじめちゃ可哀想だよ」
純「だれが!?」
ウメハラ「俺が」
純「先生がですか!」
梓「いつもテスト前は焦りまくってるくせに、今日はこの余裕……まさか本当にやりこんでるのかな」
憂「はい。梓ちゃん」
梓「ん。うわ、結構難しいっぽい」
ウメハラ「はいよーいスタート」
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 20:31:38.52 ID:xLCse//g0
ヌキのKSK子持ち暴露くっそわろた
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 20:33:55.54 ID:7+1I6wwY0
梓「むむむ……」
梓(そういえば、私日本史得意じゃないんだよね。しかも昨日ほとんど勉強してないし)
純「♪〜」
純(いやー、昨日はファミレスから帰った後から勉強しててよかったー。アニキ様様だね)
憂「……」
憂(簡単簡単!)
ウメハラ「死にゃーしないって思えばなんでもどっしり構えて割り切れるでしょ。俺は日常でもそうしてる」
梓(なぜこのタイミングで名言を……)
純(しかも結構いいこと言ってる)
憂(今日のお菓子はホットケーキだよ〜)
ウメハラ「あと2分。もうやばいよ。ピーク終わっちゃうよ。早く出てこいよ、熱い奴」
純(なんの話してるんだろう……)
梓(……もう駄目だ。確か500円だったよね。ゴールデンチョコパン)
憂(そういえばここ、お姉ちゃんと同じ席だ)
ss主文才ないよ
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 20:36:36.46 ID:fA7LMShe0
ときどさん素晴らしい
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 20:39:35.46 ID:7+1I6wwY0
ウメハラ「はいおわり。それじゃあ今から採点するから、終わるまで自習ね」
梓「全然できなかった」
憂「あはは。どんまい、梓ちゃん」
純「完全勝利!」
ウメハラ「――」さらっさらっ
憂「あ、ところで梓ちゃん。今日の部活どうする?」
梓「学年集会だったね。どうしよう。やる?」
純「やるにしたって、奥田さんとスミーレ待たせることになるじゃん。それは気がひけるよ」
梓「ただサボりたいだけじゃなくて?」
純「サボるって。部活しても殆どお茶の時間で練習してないじゃーん」
梓「そ、そうだけど!」
憂「うーん。それなら、お昼休みに部室に集まらない? お菓子持って来ちゃったし、スミーレちゃんと奥田
さんにも伝えないといけないしね」
梓「そうだね。そうしようか」
ウメハラ(……)
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 20:45:58.66 ID:7+1I6wwY0
――昼休み・部室――
直「なにかあったんですか? いきなり呼び出したりして」
憂「うーん。なんでもないよ。みんなでお昼ごはんでも食べようかなって思っただけだよ」
菫「そうなんですか。それじゃあ、お茶淹れますね」
梓「うん。ありがとう」
憂「私も手伝うよ。スミーレちゃん」
直「……」
梓「奥田さん?」
直「は、はいっ!? どうしましたか!?」
梓「いや、呆としてるからどうしたのかなーって」
直「なんでもありませんよ! むしろなんでもないです!」
梓「?」
直「と、ところで! 鈴木先輩はどうしたんですか? お姿が見えないようですが」
梓「ああ。純なら――」
憂「走ってもらってるよっ」
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 20:53:52.97 ID:7+1I6wwY0
ドア「がちゃん!」
純「おまたせ!」ゼーハーゼーハー
梓「うん。座りなさい」
憂「お疲れ様。はい、冷たいお茶だよ」
純「サンキュー憂。ファッキュー中野」
梓「黙りなさいよ。この負け犬」
純「……ふぅ。買ってきたよ。ゴールデンチョコパン」
直「なんですかこれ?」
憂「あ。奥田さんは知らないだっけ? これ、一日限定3個の超レアパンなんだよ。一緒に食べよう」
直「おお。それは素晴らしいですね。いただきます」
梓「菫も食べな」
菫「は、はい。いただきます」
ウメハラ「お疲れ様」
純「なんで先生も食べてるんですか……」
さわ子「ゴールデンチョコパンもぐもぐ」
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 21:01:54.16 ID:7+1I6wwY0
憂「先生はゴールデンチョコパン食べたことあるんですか?」
さわ子「私は在学中に食べてたわよ。忘れてたかもしれないけど、私、ここの卒業生だし」
梓「さわ子先生の時代にもあったんですね」
さわ子「それ、どういう意味かな?」
梓「い、いえ……」
ウメハラ「俺は初めて。これはじゃんがらに通じるものがある」
さわ子「本当ですかぁ? 私もそう思ってましたぁ」きゃぴっ
純(き、きつい……)
菫「あの、じゃんがらってなんですか?」
ウメハラ「秋葉原のラーメン屋さん。すごく美味しいから行ってみるといいよ」
菫「は、はい! 奥田さん! 今度行ってみよう!」
直「うん。早速明日行ってみようか」
憂「して、梓部長! 今日の部活は!?」
梓「うーん。今日はお休みかな。学年集会があるから、二人を待たせちゃうことになりそうだし」
直「わかりました。斉藤さん、明日と言わず今日行ってみようね」
92 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/11/03(木) 21:02:30.59 ID:G6L6SD290
うはwww久しぶりにこの
>>1みたわ...読みたいけど仕事や...
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 21:06:20.40 ID:QE1v8hIV0
相変わらずのネタの多さ
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 21:13:31.51 ID:7+1I6wwY0
――放課後――
学年主任「――というわけで、明後日から修学旅行だ。遊びにいくんじゃないぞー」
ウメハラ(あのチョコパン甘すぎるでしょ)
学年主任「特に、毎年はぐれる生徒がいる。昨年も2つの班が逸れ、夕飯ギリギリになったことがあった。
いいか、地図は読めるようにしておけよ」
ウメハラ(和のことか……)
憂(お姉ちゃんのことだ……)
純(ウメハラ先生は2年連続で修学旅行行けるのか。いいなぁ)
学年主任「そういうわけだから、全員準備はきちんとしておけよ。生活指導の梅原先生からだ」
ウメハラ「えーと……特には、ないです」
梓「ないんかい」
学年主任「ありがとうございます。それじゃあ、解散」
生徒「――」ぞろぞろぞろ
純「ねえ、修学旅行楽しみだね! 全国大会があるんだよ! 全国!」
梓「ままま、私は世界大会見てきましたけどねー」どやっ
憂「私は世界大会決勝までいきましたー」どやぁ!
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 21:14:36.50 ID:CCavee470
ウメハラがぁぁ!!!
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 21:16:39.67 ID:QE1v8hIV0
信頼と安心のウメハラコメント
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 21:16:55.64 ID:NZL/CsX2O
憂は無茶やりすぎだと思った
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 21:25:09.72 ID:B7sO4Hm70
C
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 21:25:28.28 ID:7+1I6wwY0
――平沢宅――
憂「ただいまー」
憂母父「おかえりー」
憂「あれ? 帰ってきてたんだね」
憂母「お姉ちゃんがいなくなって、寂しいでしょ? だから、今年は帰ってくる頻度を増やそうと決めたの」
憂父「父さんはやっぱり出張が多くなっちゃうけどな。まあ、愛娘が家で独りになるよりもずっといい」
憂「えへへー。よかった。最近ちょっと寂しくって……」
憂母「憂っ!」だきっ
憂(お母さんあったかーい)
憂父「なにを隠そう、唯と憂の抱きつきグセは母さん似だからな。無論、抱き心地も」
憂母「さてと、明後日から修学旅行でしょ? しっかり楽しんできなさい。あと、今日のごはんは憂が好きな
冷やしトマトよ」
憂「うんっ! ……って、えっ? トマトだけ?」
憂母「はい」
憂「わ、わーい」
憂父(唯の料理が不得手なところも母さんに似たからな。全く、憂が僕に似てよかったよ)
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 21:26:51.60 ID:+8/3o74B0
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 21:33:04.99 ID:7+1I6wwY0
…
ドア「がちゃバタン」
憂「ふぅ。まさか本当にトマトだけだとは」
憂「でも、広い家に一人よりもずっといいな。お父さんは出張がまだ多いみたいだけど、お母さんは家にいる
ことになるみたいだしね」
憂「さて、修学旅行の準備しよっと」
憂「……あの日は、大丈夫かな」
憂「でも、一応ね。女の子のエチケットですから」
憂「梓ちゃんたちは大丈夫かな。もし持ってきてなかったら大変だから、スペア持って行こう」
憂「傘もスペアがいるよね。あとは下着も――」
憂「……あれ? 荷物が大きい」
憂「困ったなぁ」
憂「お姉ちゃんの時はこんなことなかったのに」
憂「まあいいや。明日やろう」
憂「さて、今日は寝ようかな」
憂(その日、平沢家にはちょっとした地震がありました)
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 21:39:33.66 ID:7+1I6wwY0
――そんなこんなで修学旅行当日――
純「眠い……」
憂「純ちゃん、昨日も夜更かししたの?」髪とかしとかし
純「うーん。興奮して眠れなかった……髪ありがと」
梓「まったく。これだからモップは」
純「黙れチビ」
ウメハラ「はい。それじゃあ点呼終わったね。今から新幹線に乗り込むよ」
生徒「はーい」
梓「ほら、純。乗るよ」
純「ふぁい……」どんっ
?「いたっ」
純「あ、ごめんなさい!」
?「大丈夫大丈夫(笑)」
梓「まったく、気をつけなよ」
ネモ「……女子高生の修学旅行か(笑)マゴがいたら大変だな(笑)」
ネモきたー
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 21:42:12.36 ID:QE1v8hIV0
顔面ブルーレイさんちーっす
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 21:45:13.85 ID:7+1I6wwY0
梓(ネモさんも同じ新幹線だったんだ。全国大会の前乗りかな)
憂「おーい、梓ちゃん、純ちゃん。ここここー」
純「お、私窓際ー! ヤーウェーイ!」
梓「せんせー、純がうるさいでーす」
ウメハラ「君たち、騒ぐのはいいけどアドバイスをされると逆に……ね」
梓「はーい」
憂(梓ちゃん、今のでわかっちゃったんだ)
純「ちょっ。わかりましたよぅ。先生、これ食べてください。二郎の飴です。なんか売ってたんで」
ウメハラ「ありがとう」ころころ
梓「私にも寄越せよ」
純「さあ、どっちの手に入ってるでしょう!」
梓「こっち!」
純「ぶっぶー! はっずれー! 正解はー? どっちの手にも入ってませーん!!」
梓「あっ! このずるいぞ!」ぷんすかぷんすか
憂「せんせー! 二人がやかましいでーす!」
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 21:48:25.40 ID:eUaVMMEU0
笑み社がいるのにんん…がいないVIPなんて…
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 21:51:29.79 ID:7+1I6wwY0
ネモ「なんだなんだー(笑) やかましいぞー(笑)」
ウメハラ「あ、すいません。……って、なんだネモか。ならいいや」
ネモ「なんだとはなんすか(笑) 注意ですよ。注意(笑)」
ウメハラ「申し訳ありません。この車両は貸切ですのでー」
ドア「ガチャン」
ネモ「ちょ(笑) ウメハラ勘吉だな(笑)」
梓「今のネモさん……?」
憂「ネモさん? 同じ新幹線だったんだね」
梓「そうみたい。さっき純がぶつかったんだよ」
憂「純ちゃーん」
純「私のせいじゃないもん! でも、とりあえず会釈しておきます」ぺこり
ネモ「誰でしょうか?(笑)」
ウメハラ「先は長いな。寝てよう」
生徒A(梅原先生の寝顔ゲット!)にやっ
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 21:54:18.49 ID:y1eQBxB50
懐かしいな
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 21:57:51.93 ID:7+1I6wwY0
梓「たけのこの里もぐもぐ」
憂「あ、富士山だー」
純「おお! 撮るよ! 私撮りまくるよ!」パシャパシャ!
梓「きのこの山もぐもぐ」
純「カーッ! 最新のデジカメですら新幹線から富士山は撮れねぇー! カーッ! 最新なのになー!」
憂「私は撮れた!」
梓「パイの実もぐもぐ」
純「いやー、なんだか修学旅行っぽくなってきたね! いいよいいよ! 最高の人生だよ!」
憂「純ちゃんテンションたかーい」
梓「アルフォードもぐもぐ」
純「こら中野! お菓子ばっかり食べてないでトランプしよー!」
梓「はぅぅ(´・ω・`)」
憂「?」
純「……もしかして、梓、酔った?」
梓「お菓子食べても、酔いは紛れないんだね……。むしろ気持ち悪くなってきた。トイレ行ってくる」
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 22:02:11.31 ID:7+1I6wwY0
?「うっぷ……」
梓「?」
?「あ、すいません」
梓「もしかして、酔ったんですか?」
?「はい……」
梓「……」
?「おえっ……」
梓「大変ですね。お互い」
?「どうにも、乗り物に弱くって……」
梓「私もです……」
?(いやいや、こんな可愛い子の嘔吐とか絶対見たくない……)
梓「うっぷ」
?「ささ、どうぞ」
梓「ありがとうございます。ところで、どうして酔うかわかりますか?」
かずのこ「やる気がないからです」
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 22:02:35.68 ID:B7sO4Hm70
この時間7分ぐらいで落ちるから怖い
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 22:04:22.60 ID:QE1v8hIV0
キャビアさん乗り物に弱かったんだ・・・
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 22:05:27.09 ID:NhUiB8gP0
村田の時のか
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 22:06:24.82 ID:5Exu1vp9i
え、ギルティ勢が酔う?
ギルティ勢ですよね?
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 22:06:49.50 ID:7+1I6wwY0
…
梓「ただいま」
純「おかえり。大丈夫? ほら、水」
梓「ありがと。うん、大分楽になったよ」
憂「酔ってる時は食べちゃダメだよ。背中さすろうか?」
梓「うん。まさか、自分でもここまで弱いとは思わなかったよ。新幹線でも酔うんだね」
純「そうだね。ほら、膝枕しようか?」
梓「うわー、VIP扱いだー」ふらふら
憂「私の膝枕と純ちゃんの膝枕、どっちがいいー?」にこっ
梓「うーん……。とりあえず純で」
憂「そんな!」Σ(゚д゚lll)ガーン
純「そんな、顔文字使うくらいショック?」
憂「梓ちゃんを膝に乗せると、セレブになった気がするのに……」
梓「あたしゃ猫か」
生徒ABC「アカン、梅原先生の寝顔かっこよすぎる……」
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 22:10:57.15 ID:7+1I6wwY0
梓「うわー、純の膝冷たくって気持ちいい……」
純「それはどうもー。ああ、私も眠くなってきた」
憂「ふたりとも寝ちゃっていいよ。私はこれ持ってきたから」
梓「3DS?」
憂「これでも少しは練習になるんだー」
ハカン「いくでぇ!」
憂「あー、ハカンちゃんかわいいー!」
純「それじゃあ、お言葉に甘えて寝るね。ほら、梓、あっちいきな」
梓「うなー」
憂「いらっしゃーい」
梓「……」くー
純「……」すぴー
ウメハラ「――!」ハッ! バッ
生徒ABC「うわっ! いきなり3DS!?」
ウメハラ「――」アニューウォーリアーはどエンターザリング!
117 :
右向け、俺!:2011/11/03(木) 22:15:29.11 ID:ofipinre0 BE:1721708677-BRZ(10000)
保守?
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 22:15:55.55 ID:7+1I6wwY0
憂「梅原先生が入ってきた……」なでなで
梓「なー……」
憂「かわいい……」
ウメハラ(とりあえずガイルかな。昔から好きだった)
憂「……」
ガイル「ソニックブームソニックブームソニックブームソニックブーム!!」
憂「……えー」
ウメハラ「これは……いいのかなってレベル。まあ、ガイル使うからいいけど(笑)」
生徒ABC(ゲームしてる梅原先生もかっこいい……)
先生(いくらプロとはいえ、これは注意するべきなのだろうか)
――他車両では――
ネモ「あれ? かずのこさん、ギルティ勢なのに乗り物酔っちゃいます?(笑)」
かずのこ「ちょっ。うるさっ……なんでもないです」
ネモ「うらうらー(笑)」
かずのこ「やめろ……まじで……」
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 22:21:44.18 ID:7+1I6wwY0
――そして――
駅員「京都ー京都ー、お降りの際はお忘れ物に注意してくださいー」
ウメハラ「降りるぞー」
憂「梓ちゃん、純ちゃん、着いたよ。着いたよー」
純「えっ? もう?」
梓「流石は新幹線……」
ネモ「流石はギルティ勢(笑) 最後まで耐えた、えらいえらい(笑)」
かずのこ「あとでころ……なんでもないです」
憂「うわー、京都だー」
梓「古風かと思ったけど、駅前は近代的なんだね。あと、これからバス移動だってー」
純「次も乗り物!? よし! 飽きた! 旅館で温泉入りたい!」
梓「意外、純ってこういうの好きだと思ってたのに」
純「基本的に体力がないからね。わたしゃ」
憂「純ちゃんマラソン大会でもいつも大変なことになってるもんね」
梓(菫たちは大丈夫かな。さわ子先生と一緒にやることがない状態の辛さ、私が一番良く知ってるから)
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 22:24:31.01 ID:R7fswREV0
しえんた
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 22:25:44.51 ID:7+1I6wwY0
――桜高――
菫「遅れてすいません」
直「斉藤さんの失態です」
菫「なんで!?」
さわ子「遅かったわね。さあさ、お茶を淹れて頂戴!」ふんす
菫「はーい」
直「そういえば、先輩方と梅原先生は修学旅行でしたね」
さわ子「そうよー。お陰で、今日は静かにお茶が飲めるわね」
直「山中先生、練習は……」
さわ子「私ドラムできないから、菫ちゃんに教えることないもの。あ、それと私のことはさわ子でいいわよ」
直「さわ子」
さわ子「先生をつけてね」
菫「わかりました。さわ子先生、はい、これレモンティーです」
さわ子「ありがと……。ところで、菫ちゃん。あなたのお茶の淹れ方、去年までいた子に似てるわね」
菫「そ、そうですか!? そんなことないですよ!」
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 22:27:02.20 ID:NhUiB8gP0
しえ
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 22:31:08.45 ID:7+1I6wwY0
さわ子「……まあ、貴女が隠したいというのならそれでもいいわ。私もあなたたちに隠してることもあるしね」
直(たくさんありそう)
さわ子「それと……よし、この際だから顧問らしいことをしよう」
菫「?」
さわ子「あなたたち、少し他人行儀じゃない? もしかして仲悪いの?」
菫「そ、そんなことないですよ! ねえ、奥田さん!」
直「うん」
さわ子「それよそれそれ。あなたたち、どうして苗字で呼び合ってるの? やっぱり友達なんだから名前で
呼び合いなさい! バンドとして!」
菫「な、なるほど! 丁度よかった! 私も提案しようと思ってたんです! 直!」
直「斎藤」
菫「ひぃ!」
さわ子「こらこら。奥田さん……いや、直ちゃんも先輩たちを下の名前で呼んでもいいのよ?」
直「……いいんですか?」
さわ子「さあ? それはわからないけど、きっとあの子たちもそう思ってるんじゃないかしら?」
菫「よぅし! それじゃあ三人が帰ってきたら梓先輩、純先輩、憂先輩と呼ぼうね! 直!」
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 22:34:57.33 ID:7+1I6wwY0
直「そう、だね。うん。がんばってみる!」
さわ子「よしよし。それじゃあ、お茶おかわり!」
菫「はーい。あ、それと今日は私がお菓子を持って来ました。おまんじゅうです!」
さわ子「素晴らしいわね。去年はお高いお菓子だったけど、今年の庶民的なお菓子も大好きよ」
菫「よかったです。おく……直はどうする?」
直「――」カタカタカタ
菫「はい。緑茶がいい? 紅茶?」
直「――」カタカタ
菫「緑茶ね。わかった」
直「――」カタカタカッタ
菫「どういたしましてー」
さわ子「私、なんだかすごいものを見てる気がする」
菫「そうですか?」
さわ子「もしかして、あなたメイドでもやってるの?」
菫「そそそそそそそ、そんなことないです! それはないです! 断じて! 否!」
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 22:40:06.98 ID:7+1I6wwY0
――京都――
ガイド「右手に見えますのが――京都タワーでございます」
梓「駅から見えてたじゃん……」
純「やばい! すごいよ梓! ほら見てよ! チビ助えええええええええええええ!!!」
梓「う、うるさい……」
憂「純ちゃん完全にハマってるね」
ウメハラ「完全アウェーだ」
純「ふるっ! あの建物古いよ!」
憂「ホントだー。すごいね」
梓「ま、まあ写真くらい撮るけどさ。これお願いね」
生徒D「はーい」
純「そういって梓、写真撮り過ぎじゃない?」
梓「デジカメなんだしいいでしょ?」
生徒D「はい、チーズっ!」
憂「背景がボケてるけど、いいのかな……」
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 22:44:11.25 ID:7+1I6wwY0
――奈良公園――
梓「いきなりすごい距離を移動したね」
憂「まあバスも楽しかったから、私はいいかな」
純「さあシカだ! 餌あげまくるぞー! 梓、食べられないように気をつけなよー」にやにや
梓「それはありえないもん!」
憂「あれ?」
シカ「ペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロ」
つかさ「ふえええええええええええええええええ!!!!」
こなた「あらあら……」
かがみ「つかさー!」
みゆき「よくあることらしいですよ」
梓「……気をつけよう」
純「あれを見て、先輩という気がしているのは何故?」
憂「純ちゃん。メタ発言禁止!」メッ
ウメハラ「それじゃあ1時間ほど自由時間で。時間通り戻ってくること」
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 22:45:17.16 ID:QE1v8hIV0
らきすた勢なにやってはるんすか
実在してる人、しかも一般人をSSにすんのやめろよ
つまらないしキモい
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 22:53:19.27 ID:R7fswREV0
こなたって実在するのか
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 22:55:45.38 ID:Vu40gxl40
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 22:56:04.04 ID:NhUiB8gP0
けいおん厨キレんなよ
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 23:01:27.18 ID:7+1I6wwY0
梓「鹿せんべい……」
純「梓、食べちゃダメだよ。これは鹿さんのだからね」
梓「わかってるよーだ」
憂「でも、ちょっとかじってみようかな」
梓「何気に憂って食いしん坊だよね」
憂「そうかなー」パリッ
純「あ」
憂「意外に普通だよ。お煎餅だよ」
梓「そうなんだ。それならいいや」
純「でも、これをむしゃむしゃ食べる人なんていないよねー」
憂「あはは。それはないよー」
?「え?」むっしゃむっしゃむっしゃ
梓「……」
金デヴ「これ、食べちゃダメなの?」
RF「ダメらしいっすよ。食べても身体に害はないんですかね。大丈夫っすか? 大丈夫っすか?」
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 23:06:42.56 ID:QE1v8hIV0
クッキーモンスターとルールファッカーktkr
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 23:06:59.03 ID:7+1I6wwY0
金デヴ「えー、でもこれ美味しいよ? 食べる?」
RF「いやいいです。ただ、これなんすか?」
金デヴ「おせんべい」
RF「いただきます」
純「あの二人むしゃむしゃ食べてるよ?」
憂「……」
梓「見ないで、行こうか」
金デヴ「あー! 梓ちゃん!」ドスドスドス
梓「こ、こんにちは」
金デヴ「いやー、どうしたの? こんなところに」
RF「え? 誰っすか? 金デヴさん、もしかしてこれまずいんじゃないっすか? 大丈夫っすか?」
金デヴ「知り合いだから大丈夫だって、ビビるなビビるな」
梓「それ、なんで食べてるんですか?」
金デヴ「いやー、シカがあんまり美味しそうに食べるんでね。俺も食べようと思って」
チョコ「あ、ブーちゃん! 女子高生ナンパしちゃダメでしょ!」ぷんぷん
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 23:09:10.68 ID:i4OpIHIh0
一生あるむ大好き構って乞食笑み社のウメスレ売名活動
497 名前:俺より強い名無しに会いにいく [] 投稿日:2011/11/03(木) 22:40:36.95 ID:DinCpJs50
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1320303609/ ウメハラSS続編
938 :俺より強い名無しに会いにいく[]:2011/11/03(木) 01:20:39.84 ID:DinCpJs50
>>928 そのかわりアルムも就活は吹き飛ぶ可能性があるな
139 :俺より強い名無しに会いにいく[]:2011/11/03(木) 01:41:42.67 ID:DinCpJs50
almfelt 促シ鬼Almfelt
しばらく忙しくなり過ぎだわ(´Д`) ツイッターくらいしか見れなさそー
10時間前
161 :俺より強い名無しに会いにいく[]:2011/11/03(木) 01:44:36.53 ID:DinCpJs50
アルムは切られたらそれこそ全部暴露するんだろうな
就活でもGODSの活動アピールしてるだろうから今クビになったら面倒だろうしな
アルムの場合は今井の活動をいい感じにして自分の活躍にして話してそうだけどな
178 :俺より強い名無しに会いにいく[]:2011/11/03(木) 01:46:17.66 ID:DinCpJs50
アルム、今現在自称東大並みの頭脳で言い訳と言い逃れ考え中
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 23:10:06.14 ID:i4OpIHIh0
833 :俺より強い名無しに会いにいく[]:2011/11/03(木) 15:50:06.25 ID:DinCpJs50
稲葉「アルムくんは若いから仕方ないよ・・・」
当時、アルムフェルト(23)
141 :俺より強い名無しに会いにいく[]:2011/11/03(木) 18:11:23.81 ID:DinCpJs50
アルムがとうとうやらかしたなって感じ
155 :俺より強い名無しに会いにいく[]:2011/11/03(木) 18:13:36.67 ID:DinCpJs50
almfelt 促シ鬼Almfelt
二年以内に公認会計士確約ねぇ?……凄いハードル高いなw
6分前
頑張ってウメスレ以外のツイートしてるな
646 :俺より強い名無しに会いにいく[]:2011/11/03(木) 18:58:39.20 ID:DinCpJs50
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1320303609/ ウメハラSS続編きてたぞ
782 :俺より強い名無しに会いにいく[]:2011/11/03(木) 19:09:44.52 ID:DinCpJs50
アルム「ほとぼり覚めたかな」
75 :俺より強い名無しに会いにいく[]:2011/11/03(木) 21:40:39.48 ID:DinCpJs50
almfelt 促シ鬼Almfelt
激アツ!!w
2分前
アルムがウメスレ見てるぞ。
釈明しろよお前は
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 23:12:03.68 ID:7+1I6wwY0
金デヴ「ナンパじゃねえよ! ほら、梓ちゃんだよ」
チョコ「本当だ! もしかして、修学旅行!? いいなぁ!」
RF「チョコさんも知ってるんすか?」
チョコ「うん。去年、ちょっと一緒に勉強したんだよね〜」
純「……梓って、色んな人と友達なんだね。すごいや」
憂「去年、色々とあったからね」
チョコ「ごめんね。ももちはちょっとシカと仲良くしてるから。今年は君たちが受験生か〜。がんばれ〜」
梓「ありがとうございます!」
金デヴ「また勉強見てあげるよー」
チョコ「ブーちゃん勉強できるの!?」
ももち「いや、それはないでしょ( *`ω´)」
RF「ももちさん、よだれべっとりじゃないっすか。大丈夫っすか?」
ももち「食べられるところだった( *`ω´)」
ウメハラ「おーい。そろそろ時間だぞって……」
金デヴ「おう! 先生! 先生も修学旅行だったんですか〜?」ニヤニヤ
138 :
忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/11/03(木) 23:15:26.95 ID:V86SDJtOO
知らんやつばっかだ
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 23:16:35.48 ID:Vu40gxl40
誰の前で大足スカってんだ?
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 23:18:30.91 ID:7+1I6wwY0
ウメハラ「なんか、今回の修学旅行は色んな人に会うな」
金デヴ「明日全国だからね」もぐもぐ
ウメハラ「それもそうか。ほら、梓たちも戻るぞ」
梓「はーい。それでは、失礼します」ぺこり
RF「たのしんでなー」
ウメハラ「それじゃあ、明日は行けないだろうから、頑張って」
金デヴ「ありがとう」
チョコ「……」
ももち「先生として頑張ってるんだな( *`ω´)」
RF「でも、あれでいいんすかね」
金デヴ「それは本人が思うことだから、俺たちがとやかく言うことじゃないでしょ」
チョコ「大変そうだよね。先生とプロゲーマーなんて」
ももち「明日は来ないだろうな。見に来たら、それだけで面倒な事になるだろうから( *`ω´)」
チョコ「明日は頑張ってね。みんな」
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 23:18:44.46 ID:BSwGJ0Mb0
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. ─( ^ω^ )―
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| このスレ定期的に立つNE!|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/⌒ヽ .: . .. . . .. .::: . . : .. .: .
(^ω^ ) . :: .. .:: :: . . : .. .:
_( ⊂ i :: . .:: .: .: . .. .: . .. . . .. .: . ...
. └ ー-J テクテク.... . :: .. .:: :: . . : .. .:
.: ..: ..三三三 ..:: .. .. . .: . : .. .. ..:: .. .: .
.. .: .: 三三三 .: . . .: .. .:: .: .. :: .: ..: :: ...
.. .: 三三 .: .. ..: . :: .. .:: :: . . : .. .: .
. : .. ..: 三 .: .. ... :: . .:: .: .: . .. .: . .. . . .. .: . ...
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 23:23:28.92 ID:7+1I6wwY0
――旅館――
純「ついたー!」
梓「ついたねー。さあさ、着替えよう着替えよう」
憂「温泉楽しみだねー」
純「名所行ったり奈良行ったり、つっかれたー! 寝る!」
布団「バサァ!」
梓「ちょ! 楽しみだったんでしょ!?」
純「テコでも動かん!」
憂「もー、しょうがないなー」
梓「?」
純「……!?」
憂「ほらー、お茶淹れたよー。紬さんからもらった美味しい美味しい紅茶だよー」
純「――」プルプル
梓「葛藤してる……」
憂「ごっくん。はー、おいしー! 純ちゃんも飲みなよー」ニコニコ
しえん
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 23:29:25.18 ID:7+1I6wwY0
純「あー! 飲むー!」
憂「いらっしゃーい」
梓「流石は憂。唯先輩のこともあってか、こういう人間の扱いに慣れてる」
純「うーん。香りがいいね。うん。香りがいい!」
梓「他にはないの?」
純「……」ズズー
憂「あはは。お姉ちゃんたちも、去年お部屋でお茶飲んでたんだってー」
梓「そうなんだ。それじゃあ、私達も同じだね」
純「澪先輩のようにクールで――かっこいい――それが――私――」キラン
梓「異常なまでに『――』をつけても無駄だよ……」
純「うなー! アツーイ!」
憂「だ、大丈夫!?」
生徒E「お風呂あいたよー。すごい気持よかったよ」
梓「はーい。じゃあ、早いところ行こうか」
憂「うんっ!」
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 23:34:07.38 ID:7+1I6wwY0
――浴場――
ざっぱーん
憂「うぃー」
純「洒落?」
憂「?」
梓「気持ちいいね……効能は……」
純「これ読んでるだけで、効いてる感じするよねー」
憂「わかるー」
梓「ところで……純ってさ。結構……あるよね……」
純「なにが?」
梓「こう、山が。思ったよりもさ」
純「……なーる。梓ちゃんはぺったんこだもんねー」
梓「わ、私はまだこれからだもん……!」
純「まあ、憂は言うことなしだけどねぇ!」
憂「私に向けるのそれ!?」
こういうのってリアルタイムで書いてるもんなの?
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 23:40:15.93 ID:7+1I6wwY0
梓「そうだよ! 憂はどうして……」
憂「べ、別に特別なことはしてないよ〜」
純「それでこの身体……たまりませんなぁ」
梓「きっと男の人は憂みたいな身体が好きなんだろうなぁ。私なんて……」
純「梓は梓で、それなりにニーズがあると思うんだけど」
憂「そうそう。意外と梅原先生とかそうかもよ!」
梓「……」ぶくぶく
純「あらら。よ〜し……」ぺたっ
梓「にゃっ!」
純「おーおー! ぺったんこなのに柔らかーい! 可愛いぞー! 梓ー!」
梓「やーめーい!」
憂「ちょっと純ちゃーん。やーめーなーよー」ぺたぺた
梓「そんなこと言いながら憂も触ってるじゃん!」
純「梓かわええー!」
憂「のぼせてきた……」
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 23:41:14.10 ID:QE1v8hIV0
ウメハラは彼女だいぶ前に別れたんだっけか
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 23:45:56.01 ID:bVIDkgweO
面白くないですね(笑)
自分のブログか、チラシの裏でやってろ
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 23:45:59.66 ID:7+1I6wwY0
――部屋に戻って――
梓憂純「……」ぐだー
梓「はしゃぎ過ぎたね」
純「梓の身体が可愛すぎるからいけないんだよ」
憂「そうだよー。お姉ちゃんが言ってたことは本当だったね」
梓「やめてよ……もう」
純「さてと、そろそろあれ、いきますか」
梓「あれ?」
純「恋バナ!」
憂「いいねぇ!」
梓「女子高だよここ!」
純「え? 今彼氏いない?」
梓「はい。今までに一度として」
憂「私も。純ちゃんは?」
純「私も……ない」
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 23:48:14.75 ID:7+1I6wwY0
少し休憩する。
152 :
右向け、俺!:2011/11/03(木) 23:48:44.84 ID:ofipinre0 BE:1686571968-BRZ(10000)
おつ
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/03(木) 23:53:50.58 ID:T2mh9Deq0
ウメハラがあああああぁぁあっっ
決めたあああああああ
しえん
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 00:02:16.29 ID:0SCBI2DI0
日付が変わってしまったけれど、もう少ししたら再開する
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 00:10:05.19 ID:sG+q2T8V0
がんば
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 00:13:21.44 ID:0SCBI2DI0
再開する
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 00:18:29.81 ID:0SCBI2DI0
梓「……恋バナ、できないね」
純「まさか全員経験なしとは……」
憂「仕方ないよ……お茶、飲もう」
純「うん。そうだね」
梓「トランプ、しよっか……」
憂「いいね。大富豪?」
純「よーし、負けた人はなにか罰ゲームね!」
梓「罰ゲーム?」
憂「おもしろそー」
純「それじゃあ、罰ゲームは一位の人が決めるってことで! 始めよう!」
梓「負けないんだから!」フンス
憂「私、結構大富豪強いんだよー!」
純(やっぱり、彼氏なんていらないかな。私、こうやってる時が一番楽しいよ)
梓(彼氏ってことは、純は男の人が好きなんだよね。私、やっぱり変なのかなぁ)
憂(ジョーカー二枚、2が4枚……勝った!)
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 00:22:14.97 ID:kHIl2qz00
ウメのメインが豪鬼になりそうなんだけど…
リュウに戻せよ
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 00:23:23.39 ID:0SCBI2DI0
…
梓「負けた……」
純「憂、強すぎ。まさか5回やって5回ともジョーカー二枚なんて」
憂「たまたまだよー」
純「ホントに恐ろしい子だよ。――さてと、梓さん。罰ゲームでございます」
梓「うぅ……」
憂「それじゃあね。……よし、私に10分間抱きつかれるってことで!」
梓「えぇ!?」
純「あらあら、憂さんだいたーん」
憂「えへへ。お姉ちゃんみたいに抱きついてみたかったんだー」
梓「そんなー」
純「ほら、罰ゲームは絶対だよ!」
憂「あーずにゃーん!」ガバァ!
梓「にゃああああああああああああああああああああああああ!!!!」
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 00:29:30.29 ID:0SCBI2DI0
…
ウメハラ「――」トコトコ
ウメハラ(温泉もいいな)
生徒A「あ、せんせー!」
ウメハラ「なに? 消灯時間近いから、そろそろ戻りな」
生徒A「そんなこと言わないでさー、ちょっと……ねぇ?」
ウメハラ「?」
生徒A「もう! 私に言わせるの? まったく、もう!」
ウメハラ(なるほど)
生徒A「あのさ、外出ない? 私……」
ウメハラ「ごめん。部屋、戻りな」
生徒A「私――!」
ウメハラ「それ以上は言わないで。お願い」
生徒A「私の気持ち、わかってるんでしょう?」
ウメハラ「……そんなもんシカトでいい」
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 00:31:27.73 ID:G3dkUSb70
かっけぇ
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 00:33:05.70 ID:0SCBI2DI0
生徒A「……」
ウメハラ「だから、戻りなさい」
生徒A「……」
ウメハラ「俺は生徒を生徒としか見られない。それ以外に、感情は持たないよ。絶対に」
生徒A「……はい」トコトコ
ウメハラ(先生ってこんなこともあるんだな)
生徒B「A……」
生徒A「梅原先生……かっこいい。もっと好きになっちゃったよ」
生徒C「だろうね」
ウメハラ(さて、見回りは女性教諭に任せて、今日は寝るか)
ウメハラ(それにしても、明日はどうなるかな。梓たちにでも、結果は聞けばいいか)
ウメハラ(俺の明日はラーメンかな。京都の美味しいラーメン屋さんを調べておいてよかった)
ドア「がらり、バタン」
ウメハラ「おやすみなさい」
おい
かっこよすぎるだろ
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 00:38:33.41 ID:0SCBI2DI0
――翌日・大会会場――
観客「――」ざわざわざわ
純「すっごい人だねー!」
梓「普通なら東京でやる全国大会が、珍しく京都でやるからね。京都勢集結って感じだよ」
憂「私も出てみたかったなー」
梓「憂なら優勝もありえるよ」
マゴ「あ、梓ちゃんたちじゃん!」
梓「こんにちは。今日はがんばってください!」
純「ときどさんは?」
マゴ「いや、なんかあいつどこか行っちまってさ。俺もわからん」
憂「マゴさん、Tシャツかっこいいですね!」
マゴ「サンキュ。これがMAD CATZの2D神仕様よ!」
ももち「Tシャツのかっこよさなら、俺でしょ」
金デヴ「俺たちのもかっこいいよ!」
純「皆さんかっこいいですよ!」
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 00:43:31.33 ID:G3dkUSb70
京都ならa-choかな
火九お兄ちゃん実況とHIROのデスブロック抽選来るか
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 00:43:32.81 ID:0SCBI2DI0
RF「そろそろ選手集合かかるみたいっすよ。ところで、集合場所はどこっすか?」
金デヴ「あっちだよ。行こうか」
梓「なんか、すごいね」
憂「うん。去年は、あの中にプロゲーマーはいなかったんだもんね」
純「そうなの?」
梓「そうだよ。ここ一年、というよりも半年ですごく増えたよ。プロゲーマーは」
憂「そして、その礎を築いたのは――」
純「梅原先生、なんだね。すごいや」
観客A「おい、あの子U&Iじゃないか?」
観客B「おお! マジだよ! 今日出ないのかな」
観客C「ていうか、女子高生だったのか。連れの二人もかわええ……」
観客D「ねえ、三人とも格ゲーするの?」
梓「え? いや、その……」
梓(まずい。声かけられちゃったよ……)
観客D「わからないことがあったら言ってね。デュフ、解説するから」
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 00:45:03.51 ID:kZJ9zSMj0
SS速報で見た気が
ウメハラがぁ!
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 00:48:16.37 ID:0SCBI2DI0
かげっち「はーい! それではぁ! スパ4AE全国大会を始めまーす! みんなー声出していくぞー!」
観客「……」
梓「……」
純「ちょっと、拍手とかしないの?」
憂「いや、ちょっと……ね」
梓「トーナメントの一発勝負かぁ。これは殆ど運なのかな」
純「そうなんだ。なんで?」
梓「圧倒的に力が上だったら話しは別だよ。でも、力がある程度拮抗してる人同士の対戦で、一発勝負
なんて、運の勝負に近いよ」
憂「最低でも2試合先取がいいよね。一発勝負じゃあ、実力者が優勝しないで、単純に決まるのは勝者だよ」
純「なるほどね。でも、優勝した人はやっぱりすごいよね」
梓「それは間違いないよ。一発勝負のトーナメントで一敗もしないで勝ち抜いたんだから、それはものすご
いよ」
憂「うんうん」
観客D(しゃべることがない……)
かげっち実況ェ・・・
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 00:54:40.65 ID:coYSqUHi0
いーえす()
ナイスガード()
しっかり○○していくぅ()
オシャレコンボ(爆)
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 00:56:45.52 ID:0SCBI2DI0
純「一回戦は……と」
憂「あらら……」
梓「プロ同士当たることはないみたいだけど、一回戦からすごい組み合わせがあるね」
憂「ネモさん対あくあさんのヤン対決、ふーどさん対板ザンさんのバーチャ勢対決。一回戦から面白いね」
純「すごいの?」
憂「そりゃあすごいね。ほら、みんなその二試合に注目してる」
梓「憂はどう見る?」
憂「やっぱりネモさんとふーどさんなのかな……ネモさんはヤンの開拓者だしふーどさんは今一番ノッてる
人だしね」
梓「私は逆かな。あくあさんと板ザンさんもかなりいけると思うよ」
観客D「あ、そうだ。このあと食事とかどう?」
梓「けっこうです」
観客D「は、はい」
観客「あいつおちんぽ勢かよ……晒しとくか」
純「みんなすごいなー。キャラがすごいかっこよく動いてるー」
憂「今日は32人全員が最強のプレイヤーっていってもいいレベルだからね。わからない人でも見てて面白いよ」
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 01:03:52.16 ID:0SCBI2DI0
かげっち「さあ! しっかりグラップとっていくぅ! ナイスガードォ!」
純「あのさぁ、あの実況の人」
梓「静かにして」
かげっち「ES烈火ぶっこんでいくぅ! おぉ! ナイスガードォ! しかしぃ! うりょもおしゃれコンボォ!」
純「同じことしか言わな――」
憂「黙って」
純「ご、ごめんなさい!」
梓「実況についてコメントはしないで」
純「う、うん……」
かげっち「ナイスガード! ナイスガード! こちらもナイスガード!」
憂「やっぱり、ベスト8は順当だね」
梓「そうだね。優勝候補がそのまま上がってる……」
純「えと、ときどさん、うりょさん、ネモさん、かずのこさん、金デヴさん、RFさん、ももちさん、ふーどさんだね」
憂「マゴさんは?」
梓「体力負けてるのに何故か後ろに下がって、タイムアップで負けた……マゴさん……」
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 01:05:05.88 ID:G3dkUSb70
おい誰か火九お兄ちゃん呼んでこい
マゴさんェ・・・
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 01:09:22.92 ID:0SCBI2DI0
憂「ところで、今何時?」
梓「え……? あ! もう時間ないよ!」
純「ここまで見たのに?」
梓「うーん。しょうがないよ。帰ろう。結果はあとで、ね」
純「ざんねーん」
憂「開始が1時間押さなかったら、最後まで見られたのにね」
梓「格ゲーの大会とかって、こうやって遅れるのが当たり前なんだよ」
純「それっていいの? こんなに人が集まってるのに、時間通りできないなんて」
梓「そうなんだよ。私は、そこを直さないと格ゲーは流行らないと思うんだ。興業としても時間通り開始でき
ないのはすごいマイナスだよ」
憂「しっかり準備とリハーサルしてほしいよね」
純「むー……」
憂「純ちゃん、格ゲーに興味出てきた?」
純「――うん。なんか、ただのゲームじゃないんだなーって思うよ」
梓「だね。それじゃあ、ちょっと急ごうか。今日の旅館はどんなところかなー」ルンルン
観客「とおおおおおおおおおおきどおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 01:17:30.28 ID:0SCBI2DI0
今日のところは疲れが限界。
保守してくれれば、昼ごろにまた再開しようと思う。
申し訳ない。
おやすみなさい。
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 01:18:48.43 ID:sED49MuS0
乙
乙 落ちたらSS速報に立てて