まどか「芸術科……アートデザインクラス？」

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

さやか「ふー、終わった終わった」

まどか「お疲れだね、さやかちゃん」

ほむら「殆ど寝ていたはずでしょう」

さやか「だー、もう。ただ寝てても疲れんのよー」ｸﾞﾀｧ

まどか「あ、あはは……」

さやか「でも！」ｶﾞﾊﾞｯ

さやか「今日は放課後に素敵イベントがあるから頑張れたよ、あたし！」

まどか「ｳｪﾋﾋ、ケーキ、楽しみだね！」

さやか「うおおお、待ってなさいよー、バイキング！」

ほむら「程々にね」

アニメなんてなかった

やまぶき高校じゃなかった

マミ「……｣ﾍﾟﾗ


さやか「もう食べまくってやるんだからー！」

まどか「あ！マミさーん｣ﾌﾘﾌﾘ

さやか「準備オッケーですよ、あたし達！」

マミ「ふふ、みんなやる気マンマンね」

まどか「楽しみだね、ほむらちゃん」

ほむら「そうね、まどか」


さやか「早く行きましょう、マミさん！」

マミ「もう、美樹さんたら｣ﾌﾌ

さやか「我慢できませんよー！｣ﾜｷﾜｷ

ほむら「さやか、食べ過ぎるとふ……」

さやか「まった、今は言わないで！｣ﾊﾞｯ

まどか「う、ウェヒヒ……」


ﾃｸﾃｸ

ｶﾗﾝ

店員「いらっしゃいませー」

マミ「あ、ケーキバイキングに……」

さやか「うわー、混んでますね……」


杏子「おーい、マミ、こっちこっち｣ﾓｼｬﾓｼｬ

さやか「あ、杏子」

マミ「あっちね。みんな、行きましょう」


ｽﾀｽﾀ

杏子「いやー、美味いなー、ケーキ！｣ﾓｼｬﾓｼｬ

さやか「あんた、来るの早すぎよ……」

杏子「学校ないし、暇だったんだから仕方ないだろー｣ﾓｼｬﾓｼｬ

マミ「ふふ、じゃあ取りに行きましょうか」

マミ「コレと……あ、コレも美味しそうね……｣ｻｯｻｯ

さやか「えっと……コレとコレと……｣ｽｯｽｯ

まどか「え、えと……どれで取ればいいんだろ……｣ｱｾｱｾ

ほむら「はい、まどか｣ｽｯ

まどか「あ、ほむらちゃんありがと」

さやか「またまどかはー……これくらい一人でできなきゃだめだよ？……ん？」



？？？「ど、どれで取ればいいんでしょうか……｣ｱﾀﾌﾀ

？？？「ほい、如月」

？？？「あ、ナミコさん、ありがとうございます……」



さやか「……」

マミ「あら、美樹さんどうしたの？」

さやか「い、いや……あれが普通なのかな……って……え？あたしがおかしいの？」

マミ「？」


ｽﾀｽﾀ

杏子「いやー、うまいうまい｣ﾓｯｻﾓｯｻ

さやか「相変わらずよくたべてるわね……｣ｺﾄｯ

マミ「ふふ、もう元値とったんじゃない？｣ｺﾄｯ

まどか「わ、杏子ちゃんまたお皿に大盛り……｣ｺﾄｯ

ほむら「よく太らないわね｣ｺﾄｯ

杏子「なんだよー、お前らも早く食いなよ｣ﾓｯｻﾓｯｻ

さやか「言われなくても食べるしかないっしょ！」


一同「いただきまーす」

さやか「んー、めちゃうまー！｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ

マミ「ここなケーキは遠くから買いに来る人も多いの｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ

まどか「ほむらちゃん、一口どう？｣ｽｯ

ほむら「……ほむ｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ


杏子「まあ、これだけ美味ければなｰ｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ

マミ「本当ね｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ

マミ「あ、そうそう｣ﾍﾟﾗ

マミ「今日、こんなもの配られたんだけど……｣ｽｯ


さやか「なんですか、それ｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ

まどか「オ……オープンキャンパス……？」

ほむら「高校の資料が何かかしら」

期待

>>2
なんでだよ良作だったじゃん

彩井学園工業大学付属彩井高等学校オープンキャンパスのお知らせ

君の、夢を叶える為に。
4学科 12クラス

普通科 特別進学 進学 普通 体育 情報処理
工業科 電気 建築土木 機械 自動車整備
芸術科 アートデザイン 音楽
衛生科看護科

新年度……


さやか「うわあ、科……多っ……｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ

ほむら「私立の学校ね」

まどか「高校かぁ……｣

杏子「ふーん｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ

さやか「なんか凄そうな学校ですねｰ｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ

さやか「それで、これがどうしたんですか？マミさん」

マミ「うん、その事なんだけどね？」

マミ「ほら、私はもう三年生だし、そろそろ進学の事とかも考えなきゃかなっ……て」

さやか「なるほどなるほど｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ

まどか「進学かぁ……」

さやか「……って、え！？マミさんここ行くんですか！？｣ｶﾞﾀｯ

まどか ほむら 杏子「！？」

マミ「え！？い、いや……」

>>9
イロドルンジャーで尺水増しした以外は良作

>>12
原作のストックが少ないっていうのが問題だよな・・・・・4巻はいつ出るんだよおい

高校生のマミ(さん)……

さやか (あら美樹さん、ごきげんよう。ふふ、特別進学は授業が大変よ……)

まどか (ふふ、看護師さんになるために頑張るわ！)

ほむら (……そこよ、フォルティシモ！……まだまだ、デクレシェンド！！)

杏子 (……これでよし、と。チェーンナップ完了よ！)


一同「マミ(さん)……｣ﾄﾞﾖｰﾝ


マミ「え、ええ！？……何よその反応……」

グンマーの中学校から、福井の高校に行くわけか。

さやか「マミさん、高校でも頑張ってください……」

まどか「私達、応援してます……」

ほむら「程々にね……」

杏子「ほむらに同じく……」


マミ「ちょ、ちょっとみんな？」

マミ「まだ行くなんて決まった訳じゃないわよ……」

さやか「え？あ、なーんだ、よかったぁ……｣ﾎｯ

ほむら 杏子 ｢｣ﾎｯ

まどか「そ、そうなんですか……」

マミ「もう、みんな早とちりすぎよ」

4巻明日発売！

マミ「オープンキャンパスよ､オープンキャンパス｣ｺｺｯ

さやか「あー、オープンキャンパスってアレですよね、下見みたいな」

マミ「多少語弊があるけど……まあそうね」

まどか「あ、この学校、見に行くんですか？」

マミ「うん、そうなの」

マミ「あなた達も二年生でしょ？先生に聞いたら誰でも応募できるからって……」

さやか「ほうほう｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ

マミ「だから、あなた達もどうかな……って」

さやか「あー、確かにあたし達も他人事じゃないか……｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ

まどか「それ、いいですね。行ってみたいです！」

ほむら「まどかが行くならわたしも」

杏子「あたしはパス」

さやか「え、なんでよー……って」

さやか「あ……」

杏子「……」

マミ「ご、ごめんなさい、佐倉さん……そういうつもりで話した訳じゃ……」

杏子「ん？……いいよ、別に」

杏子「学校に行かないのだって、あたしの好きでやってんだ｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ

杏子「マミ達が気にする事じゃないよ｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ

マミ「佐倉さん……」

>>17
ｍｊｄ

まどか「あ……でも、一般の人もって書いてあ……」

ｽｯ

ほむら「……｣ﾌﾘﾌﾘ

まどか「……」


杏子「お、おいおい、なんで暗い雰囲気になってんのさ」

さやか「……い、いや……」

マミ「……」

杏子「……」

杏子「……はぁ、わかったよ｣ﾔﾚﾔﾚ

杏子「……見学、あたしも行くよ」


マミ「佐倉さん……？」

>>17
え？ マジ？

マジだった

つまり、このスレはＧＡ販売促進のために立てられたスレだったんだよ！！！！

杏子「何さ？｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ

マミ「無理させちゃったなら……ごめんなさい｣ｼｭﾝ

杏子「……」

杏子「だから」

杏子「あたしはあたしの好きでやってんだって。さっき言ったじゃん？」ﾆｯ

マミ「佐倉さん……」

杏子「ほら、行ってみて案外楽しいかも知れないし、気が変わったんだよ」

さやか「杏子……｣ｼﾞｯ

杏子「な、なんだよ……｣ﾀｼﾞｯ

ｶﾞﾀｯ


さやか「やっぱあんたは良い子だわ！あたしが見込んだだけはある！｣ﾀﾞｷｯ

杏子「ちょ、おっ、おい……やめろよ……///｣ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

明日発売だよー

安易にウメスつながりでひだまりにしないところを評価する

ついにクロ復活ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!!!

杏子「さやか、放せよ……///｣ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

さやか「はなさない、はなさないよぉ、杏子！｣ﾀﾞｷﾀﾞｷｯ

ｻﾔｶｰﾔﾒﾃｸﾚｰ ｷｮｳｺﾓｱﾀｼﾉﾖﾒﾆﾅﾙﾉﾀﾞｰ‼


まどか「……う、ウェヒヒ」

まどか「とにかく、みんなで行けて良かったですね、マミさん」

マミ「……ええ、そうね。佐倉さんがああ言ってくれて、良かった」



杏子「それで？……どうすんのさ」

マミ「え？」

杏子「どうするって、見学するにも科が多すぎるじゃん、それ｣ｸﾞｲｯ

さやか「きょうこおおお｣ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ


マミ「そう、それなのよ」

まどか「12クラス……大っきい学校なのかな」

ほむら「パンフレットを見る限りだと、ゴルフ場もあるみたいね」

さやか「どんな学校よ、それっ｣ﾋﾞｼｯ

ｲﾔﾎﾝﾄﾆ ﾎﾝﾄﾀﾞ……


マミ「体験できるクラスはもっと限られるわよ」

さやか「なになに……今回のオープンキャンパスにて選択可能な科は以下の通りとなっています」

今回のオープンキャンパスにて選択可能な学科は、以下の通りとなっています。


普通科:体育 情報処理

工業科:電気 機械 自動車整備

芸術科:アートデザイン 音楽

まどか「結構しぼられるねー」

さやか「うーん、工業科はなんかなぁ……」

杏子「自動車整備……(チェーンナップ完了よ！)」

ほむら「……」

まどか「わ、わたしもちょっと……」

マミ「あら、じゃあ、工業科は候補から消しましょう｣ｶｷｶｷ


さやか「体育だの、情報処理とかも、なんかなぁ……」

杏子「あたしパソコン使えないぞ」

マミ「あら、じゃあ普通科もパスね｣ｶｷｶｷ

まどか「残ったのは……」

ほむら「芸術科……アートデザイン、音楽、の二つね」

まどか「アートデザイン、って何かな？」

ほむら「多分、美術系じゃないかしら」


さやか「あ、良いじゃん、音楽科！｣ｽｯ

杏子「……うーん、悩むなぁ｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ

まどか「わ、私は絵を描く方が好き……かな｣ｽｯ

ほむら「まどかがそっちなら私も」


マミ「あら、意見が別れたわね……」

4巻発売支援

ほむら「一票差でアートデザイン、
じゃないかしら」

さやか「なっ……くっ」

ｶﾞﾊﾞｯ

さやか「きょ、きょーこぉ……｣ｳﾙｳﾙ

杏子「ん？……｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ

さやか「……｣ｳﾙｳﾙ

杏子「……」

さやか「……｣ｳﾙｳﾙ

杏子「……はぁ」

杏子「……音楽に一票」

さやか「杏子！｣ﾊﾟｧｧ


マミ「2対2ね……」

まどか「うーん、これじゃあ決まらないね……」

さやか「あ、そーだ、マミさんはどだちなんですか？マミさんが主役なのに。意見聞かないと」

マミ「え？私？私は……」

マミ「みんなと行ければ何処でも楽しいかなぁ……って」

マミ「……駄目、かな｣ｱﾊﾊ……

さやか「マミさん、真面目に決めないと……もしかしたら将来を左右するかもしれないんですよ！？」

マミ「え？……うーん、そうね……」

マミ「絵も、音楽も、同じくらい好きだからなぁ……」

さやか「フォルテ！」

マミ「え？」

>>28>>33
まじで？
すげー嬉しいんですけど

さやか「メゾフォルテ！フォルティシモ！」

マミ「え？え？｣ｱﾀﾌﾀ

さやか「ドビュッシー！ドボルザーク！」

マミ「み、美樹さん……？」

さやか「さっきの全部、音楽に関係ある単語です！！」

マミ「そ、そうなの……？｣ﾃｨﾛ

杏子「人名も混じってたぞ、おい」

マミ「けっこう……かっこ良いのね、音楽って……」

まどか「マミさん……」

ほむら「……」

さやかｗｗｗｗ

ちょい飯です

>>36
クロは知らんけどGA4巻は明日発売

４巻発売記念age

戻りました

めずらしや
支援

マミ「じゃ、じゃあおんが……」

さやか「よしっ！｣ｸﾞｯ


ほむら「ちょっとまって｣ｸﾞｲｯ

マミ「え？」

ほむら「カルトン、デッサン、トレーシングペーパー」

マミ「暁美さん？」

ほむら「イーゼル、コラージュ、フィキサチーフ」

マミ「……｣ﾃｨﾛ

ほむら「キャンバス、ルネサンス、キュビズム」

ほむら「これら全て、美術に関係ある物よ」

マミ「……そ、そうなの？｣ﾃｨﾛﾃｨﾛ

マミ「ど、どっちにしようかしら……｣ﾃｨﾛﾃｨﾛ

ほむら「そして、これがとどめよ」

マミ「え？」


超現実主義 -シュールレアリスム-


マミ「ぐはぁっ……｣ｷｭﾝ

マミ「え、絵って……良いわね///!｣ﾎﾟｰ


さやか「……くっ」

杏子「……」

まどか「ほむらちゃん……！」

ほむら「……｣ﾆｺｯ

さやか「……あんたには負けたわ、ほむら……」

しえん

フラゲした4巻の帯からhttp://beebee2see.appspot.com/i/azuY7K-DBQw.jpg

何の勝負だよ

さやか「あんたにはかなわないなぁ……」

ほむら「あら、貴女もかなりのものだったわ」

ほむら「まあ、今回は……ね｣ｽｯ

さやか「ほむら……｣ｷﾞｭｯ


マミ「うふふ……シュールレアリスム！｣ｷｬｯｷｬ

杏子「なんだこの状況……｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ

まどか「う、ウェヒヒ……」

………………
…………
……


マミ「よし、じゃあ、明日申し込んでおくわね！」

さやか「あ、大事な事忘れてた……日にちはいつなんですか？」

>>47
うおお！マジか！

ﾃｨﾛﾃｨﾛ

ちくしょうマミさん可愛いなちくしょう

マミ「ちょっとまってね？」

マミ「えっと、……来週の土曜日、かな？」

さやか「来週の土曜日ねー」

まどか「いまからドキドキしますね……」

さやか「あはは、試験受けに行くんじゃないんだから。まどかは大袈裟だなぁ」

ほむら「それじゃあ、今日はそろそろ帰りましょう｣ｽｯ

杏子「いやー食った食った｣ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

さやか「よーし、さやかちゃんは家で少し絵の練習するぞー！」

マミ「ふふ、楽しみね」
ｱﾘｶﾞﾄｳｺﾞｻﾞｲﾏｼﾀｰ

………………
…………
……

>>47
嬉しすぎる

>>47
おおようやっと来るのか

マジで明日発売だったｋｔｋｒ

>>13
明日出るけど？

>>47
ぎゃあああああああああああああああ
うわあああああああああああああああ

………………
…………
……

次週土曜日 駅前

まどか「うーん、休日に制服って、なんだか不思議な気分だね」

ほむら「高校生くらいになると制服で遊びに行ったりする人もいるそうよ」

まどか「そうなんだー」


さやか「おーいまどかー！｣ﾀｯﾀｯﾀ

まどか「あ、さやかちゃん！」

まどか「あれ？杏子ちゃんは一緒じゃないの？」

さやか「え？って……杏子がいない！？」

ﾀｯﾀｯﾀ

ｺｿｯ

さやか「あ」

さやか「ちょっと、杏子どしたの……｣ｸﾞｲｯ

杏子「ば、ばかやめろよ……｣ｺｿｺｿ

さやか「ほら、まどか達待ってるよ？」

杏子「で、でも……」


ｽﾀｽﾀ

まどか「杏子ちゃん？どうかしたの？って……」

ほむら「あら、見滝原の制服じゃない」

杏子「……う、うっせー///」

まどか「でも、どうして杏子ちゃんが制服を？」

さやか「いやー、杏子だけ私服じゃ可哀想だなーって思ってさ」

まどか「……あ、もしかして仁美ちゃんの制服！？」

支援た

さやか「違う違う、あたしの。で、こっちが仁美の｣ｽｯ

まどか「？」

さやか「いやー、杏子のやつ、知らないやつのじゃなくてさやかのがいい、さやかのじゃないとやだぁ……なんて言ってさ｣ｹﾗｹﾗ

まどか「あ、あはは……」

杏子「ばっ……う、うるさいんだよさやかは……！！｣ｱﾀﾌﾀ

さやか「ごめん、ごめん、て。ほら早くしないと、マミさん待ちくたびれてるよきっと」

ほむら「そうね、時間もあまりないわ」

まどか「杏子ちゃん、いこ？」

杏子「……お、おう｣ｽｯ

ｽﾀｽﾀ

ﾏﾄﾞｶｧｰ

さやか「おーい、マミさーん！｣ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

マミ「あら、みんな」

マミ「よかった、電車に遅れちゃわないかと……あら？」

杏子「……///｣ﾌﾟｲ

さやか「実はかくかくしかじかで……」


マミ「まあ、そうなの」

マミ「……大丈夫、似合ってるわよ？佐倉さん｣ﾌﾌｯ

佐倉「う、うるせー。早くいこーぜ……///｣ｽﾀｽﾀｽﾀ


まどか「杏子ちゃん、恥ずかしがり屋さんだねぇ｣ｳｪﾋﾋ


マミ「そうね。……さ、行きましょう」

ｽﾀｽﾀ

まどかは飼い猫も絵も碧ちゃんのものを引き継いでるから、GAメンバーがびっくりしそうだ
碧ちゃんの絵はプロのアニメーターと並んで遜色がないしな・・・

まどっちは中学生にしてはうまい程度

ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ

さやか「そういえば、その学校はどの辺なんです？」

マミ「うーん、けっこう距離があるみたいねｰ｣ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ


まどか「あ、みてみてほむらちゃん。巴接骨院だって！マミさんの親戚人かな？｣ﾆｺﾆｺ

ほむら「あら、本当ね｣ﾌﾌｯ

杏子「接骨院か……｣ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

杏子「お、まどかあれ、あれ｣ﾋﾟｯ

まどか「え？」

ほむら「……株式会社SAYAKA」

まどか「さやかちゃんの親戚かなぁ……」


さやか「いや、それはない」

さやか「さてと、時間あるし少し絵でも……｣ｺﾞｿｺﾞｿ


まどか「色んな景色見れて楽しいねー
」

マミ「あら、見て？あのﾋﾞﾙ｣ﾌﾌｯ

杏子「おー顔見たいだなー｣ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

まどか「面白いねー｣ｳｪﾋﾋ

杏子「あ、そうだみんな、ポッキー食べるか？｣ｽｯ

まどか「あ。ありがと、杏子ちゃん｣ｽｯ

マミ「じゃあ一本頂くわ」


さやか「あんた達ねー、遠足気分もいいけど……」


ほむら「やめなさい。ミイラになるわよミイラ取り｣ｶﾞｯ

SAYAKA支援

ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ

マミ「あら、もうすぐみたいね」

さやか「そろそろトランプも飽きてきた所だし、ちょうどよかったかも」

まどか「四連敗……｣ｶﾞｸ

杏子「あはは、まどかは弱っちいなー｣ｹﾗｹﾗ

ほむら「さあ、片付けましょう」


マミ「さあ、みんな忘れものはない？」

さやか「準備万端ですよ！」

杏子「……なんだこりゃ｣ｽｯ

さやか「あ、それあたしのキップ」



マミ「……み、みんな忘れ物は無いかな？」

>>66
でもまどかの描く絵を担当してるアニメーターは碧ちゃん本人だよ

皆意外と明日発売って知らなかったのな
支援

ﾌﾟｼｭｰ

杏子「ついたぁぁぁ！｣ｸﾞﾜｧ

さやか「だから、どこのドラマーよ、それ」

マミ「さあ、ここから少し歩くみたいよ？」

まどか「わあ……見滝原と全然違うね……」

ほむら「そうね。あまり、発展してないわね」

マミ「とりあえず、駅から出ましょう」

ｽﾀｽﾀ

さやか「あれ、またここ？」

杏子「おい、ここさっき来たぞ」

マミ「おかしいわね……」

ｽﾀｽﾀ

さやか「あ、キヨスクだ」

杏子「おい、出口がないぞ、マミ」

マミ「うーん……？」

>>68
ほむらがキョージュ化してるｗｗｗ

ｽﾀｽﾀ

さやか「……またここ」

杏子「……ほむら、地図役変わってくれ」

マミ「おかしいわねぇ……」

………………
…………
……

ｳｨｰﾝ

さやか「いやー、外だー！｣ﾉﾋﾞｯ

杏子「全く、大して広くもないのになんで迷ったんだよ……」

マミ「おかしいわね……駅の案内図も準備していたのに……｣ｸﾙｸﾙ

ほむら「あなた、方向変えると同時に地図の方向も変えたでしょう」

マミ「……あ」


杏子「よーし先行こうぜー」

さやか「どこにあるのかなー、彩井学園」

　　　　やっと新刊発売ですね！
　　　　　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　　　　　´: : :-─: : ⌒丶､＿
　 　 　 　 　 　 /: : ／: : : : : : : : : : : : : : ＼
　　　　　　　　,': : /: : : :./:./|: :/ : {: : : :ヽ￣　　　 　 　 　 　 ┌┐
　　　　　　 　 |: :/: : : :./／丁:| : ∧_j: : : ',　　　　　 く ＼　　││
　　　　　　 ／| : /| :: 〃x示|/|: /厶:|: : :.lﾊ　　　　　　＼_>　└┘
　　　 　 　 |: :.Ｖ/_|: : {_ん ｨ}　|/ んｨ}　: :|│
　　　 　 　 |: 八{ (|: : 代::::ソヽ-､V::ﾘﾄ: :∧|　　 　 　 　 ｢｀＞―‐＜　 ￣}　お前は留学生の登場でさらに影が薄くなるけどな！
　　　 　 　 | : : ;ゝﾍ: :|　 　 rﾉ┐{　　j: :,'　　　　　 　 　 ∨．　　 ． 丶　/
　　　 　 　 |/∨:.:/入ﾄ､__／､ノ　ゝイ /　　　　　　　　　 　 ､_,_,　　　 ∨　　
　　　　　　　　|: 厶lrﾍ〈_＞iく乏ﾄ.、 |/　　　　　　　　　 人　 ､ﾉ　　 ｎ/
　　　　　　　　|/^ヽ|　＜イrﾄ＼| ∧　　　　　　　　　　　 rヘ. _ ..::イ :|
　　　 　 　 　 ｲ 　 :|　|　|:| ﾟ|:|　/　}　　　　　　　　　　　/＼　　　　∧
.　　　 　 　 　 l　＼|　|　ｌ｣ ﾟｌ｣　|　ハ　　　　　　　　　　/　　∨　　 l　ﾍ
.　　　　 　 　 〈　 ゝ|__|＿_|_|_ﾚ'´二｝}　　　　　　　　　/ 　 　 |　 　 |　　ヽ
_＿__＿__＿___〔 /　　　　/　/　　ｰ} |＿＿＿＿＿__/_＿_＿_|_＿__|＿＿_＼＿＿＿＿
￣￣￣￣￣｀└ｰ──‐--ゝ-─┴'￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

>>13
タイムリー過ぎてワロタ

>>71
公式がそう言ってるんだから仕方ないよ

ｽﾀｽﾀ

杏子「お、あそこじゃないか？」

さやか「どれどれ……お、見えた」

まどか「結構人来てるねー」

ほむら「調べてみたら、県内で唯一美術の専攻がある学校らしいわね」

マミ「あら、じゃあ結構人気なのね」


？？？「すみません、ちょっと通ります！｣ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

まどか「きゃっ！？」

？？？「ちょっとあーさん……ごめんなさいね？｣ﾀｯﾀｯﾀ



さやか「なんだったんだろう、いまの人達」

まどか「すごい走ってたね……」

�Cた

>>76
GAMEに出でたキャラ？

留学生が出てくるのは1話だけだけどな

待ち望んでいたぞこのスレを！
支援

コンビニで金振り込んできたぜ！
さあ来いアマゾン！

>>78
どっちも公式設定なんだよ・・・

彩井学園高等学校校門

まどか「うわー、こうして見ると……」

さやか「結構立派……」

ほむら「さすが私立、ってところかしら」

マミ「に、鶏の像が……」

杏子「で、でけー……」



生徒A「あ、オープンキャンバスへの参加の方々ですか？｣ﾄﾝﾄﾝ

マミ「あ、はい。この、アートデザインクラスを選択したんですか……｣ｽｯ

生徒A「はい。えーっと、GAね、あそこの玄関から中に入って、階段を登った奥の視聴覚室に向かってください。案内用紙です｣ｽｯ

マミ「ありがとうごさまいます｣ﾍﾟｺ

ﾜｰｱﾚﾁｭｳｶﾞｸｾｲ? ｵﾄﾅｯﾎﾟｰｲ ﾃｶﾑﾈｵｯｷｰ

マミ「……ふふ(大人っぽい……ちゃんとお姉さんできてるかな、私！)」

マミ「さ、みんな行きましょう？」

ｼｰﾝ

マミ「み、みんな？｣ｱｾｯ

さやか「マミさん、迷わないで下さいよ？｣ｱﾊﾊ……

杏子「地図、回すなよ？｣ﾆﾔﾆﾔ


マミ「もう、馬鹿にしないで！」

マミ「さ、行くわよ！」

ｽﾀｽﾀ

マミ「えーっと、こっちね｣ﾍﾟﾗ

ｽﾀｽﾀ

マミ「階段をのぼって……｣ﾍﾟﾗｯ

ｽﾀｽﾀ

マミ「えっと……」

ｽﾀｽﾀ

マミ「……」

マミ「……迷っちゃったわ！」

さやか「……」

杏子「……」

まどか「あ、あはは……」

ほむら「……」


マミ「ご、ごめんなさい……｣ｼｭﾝ

さやか「あ、あはは……」

まどか「そ、そろそろ時間、だね……」

杏子「ほむら、今どこか分かるか？」

ほむら「……流石に無理ね、ここまで広いと」

杏子「……誰かに聞くしかねーか」

さやか「でも……誰が行く？」

ｼﾞｯ

マミ「……え？あ」

マミ「……｣ｼｭﾝ

し

杏子「うーん、みんなで行こうぜ」

マミ「え？」

杏子「まあ、確かにマミのせいでもあるけど、一緒に歩いてたんだし、一人の責任じゃないしな」

マミ「佐倉さん……」

さやか「杏子……｣ﾔｯﾊﾟｱﾝﾀｲｲｺﾔﾃﾞｪｰ

杏子「とりあえず、あそこのクラスの人に聞いてみよう」

まどか「……土曜日だけど、人居るのかな？」

ほむら「オープンキャンバスだし、多少は
いるでしょう」

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

一同「あ」


ほむら「……始まっちゃったわね」

まどか「どうしよう……」

杏子「と、とりあえずアレだ、職員室に行った方が良いんじゃないか？
」

さやか「と、とにかく場所を聞こう！」

GA-1

ほむら「GA-1……」

まどか「受付の人もいってたね、GA」

マミ「なんて意味なのかしら」

さやか「ぐ、グラフィックアート、とか？」

杏子「と、とにかく聞いてみよう」

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

杏子「すみませーん」

いよいよか

し

？？？「あれ？学校見学の方ですか？」

杏子「え、ま、まあ……｣ｱｾｱｾ

？？？「えっとここはGA-1、GA一年のクラスなんですよ？」

さやか「ってことは……｣ｺｿｺｿ

まどか「高校一年生、だね｣ｺｿｺｿ

杏子「あ、あの、遅れちゃったんで、職員室に行きたいんですが」

？？？「職員室はその階段から下りて……」

さやか「杏子、杏子｣ｺｿｺｿ

杏子「な、なんだよさやか｣ｺｿｺｿ

さやか「GAってなんの事か聞いてよ｣

杏子「なんであたしが……」

？？？「え？GAがどういう意味かですか？」

？？？「えーっと……えーと？……じ……が……」

？？？「あ！はい思い出しました」

？？？「「が んばれ あ たしたち」です！！」

まどか「え？」

杏子「が、がんばれ……」

さやか「あたしたち……？」

マミ「なる程、だからGAなのねー｣ｶﾝｼﾝ

ほむら「……」


？？？「あーーーあ、すみません。その子生粋の天然なんです」

杏子「と、とにかく……」

さやか「職員室へ行こう……」

マミ「がんばれ、あたしたち！｣ｳﾌﾌ

まどか「あ、ありがとうございました｣ﾍﾟｺ

ほむら「……｣ﾍﾟｺ

ﾀｯﾀｯﾀ


ナミコ「如月、今のって」

如月「はい、オープンキャンバスな
きた方達みたいですね」

ノダ「あーだから制服違ったんだ」

友兼「なんかキョージュにそっくりな奴いたよな！？｣ﾋﾞｯｸﾘｼﾀｾﾞｰ

がんばれあたしたち支援

ほし

>>96
如月「はい、オープンキャンバスへ来た方達みたいです」です

……………………
ナミコ「っていうか、あたし達も行かないとじゃないのか」

如月「あ、そうです、GAの体験コースの実行委員の仕事が！」

友兼「だーったく、せっかくの土曜なのによー」

ノダ「ふふふ、甘いな友兼君」

友兼「ん？」

ノダ「一足先に後輩のレベルが見れるチャンス！」

友兼「うおお、もしかして、オレらより上手い奴が……！？」

ノダ「中学生でありながら、平成のピカソが！」

友兼「くっ……負けたぜ……｣ｶﾞｸｯ


ナミコ「馬鹿やってないでいくぞ｣ｽﾀｽﾀ

視聴覚室

まどか「……なんとか間に合ったね｣ｾﾞｴｾﾞｴ

さやか「……うん｣ｾﾞｴｾﾞｴ

マミ「みんな、同じ列に座れて良かったわね」

杏子「走ったら腹減ってきた……」

ほむら「……しっ、そろそろ始まるわ」



外間「えー、本日は我が彩井学園高等学校オープンキャンバスに参加頂き……」

外間「……では以上であいさつを終わります。この後は、現在のGA-1、皆さんの一つ上の先輩とマンツーマンでのデッサン体験コースとなっています。はい、入って」

ｶﾞﾗｶﾞﾗ ｿﾞﾛｿﾞﾛｿﾞﾛ

ｻﾞﾜｻﾞﾜ

ノダ「わー、みんななんか幼いねー」

友兼「まー、ノダもあんまり変わんないな」

ノダちゃん支援

ノダ「女は時として急に成長するの！」

ナミコ「……はいはい」

ﾄﾝﾄﾝ

ナミコ「お、雅、どした？」

キョージュ「あれを｣ｽｯ

ナミコ「ん？……ってあの子達は」

如月「あ、さっきの……」

友兼「おお、キョージュ二号！」

ノダ「え？どこどこ？｣ｷｮﾛｷｮﾛ


外間「はい、じゃあ……山口、大道、野崎、野田、友兼」


如月「あ、呼ばれましたよ！？｣ｱｾｱｾ

外間「お前らはえーっと……お、じゃああそこの五人組の所についてくれ」

キョージュ「……｣ｺｸｯ

ナミコ「これまた偶然だな……」

ノダ「どこどこ？だれだれ？」

友兼「ノダは小さくて見えないのか」

如月「じゃ、じゃあ行きましょう！｣ﾄﾞｷﾄﾞｷ

ｽﾀｽﾀ

さやか「あ、あの人達って……」

杏子「ん？ああ、さっきの人達だな」

まどか「GA、の人達だよね？」

マミ「しっかりお礼言わないとね」

ほむら「……｣ｼﾞｰ

ノダちゃんが一番小さいか

ノダと友兼はさやかと杏子どっちにつくんだろう

ｿﾞﾛｿﾞﾛ


席順
マミ ナミコ
ほむら キョージュ
まどか 如月
さやか 友兼
杏子 ノダ


友兼「間近で見ると本当、そっくりだろ？｣ｺｿｺｿ

ノダ「わ、本当だ、キョージュが二人いる｣ｺｿｺｿ

ナミコ「と、とりあえず自己紹介しよっか」

如月「そ、そうですね」

ナミコ「え、えっとじゃああたし達から……」

ふむ

ナミコ「えっと、GA-1の野崎ナミコです。よろしくお願いします｣ﾍﾟｺ

キョージュ「同じくGA-1の、大道雅です。よろしくお願いします」

如月「ええ、えっと、同じくGA-1のや、山口如月です。ね、猫が好きです……よろしくお願いします｣ﾍﾟｺ

友兼「えー、同じく……ってこれ必要なくないか？……GA-1の友兼です、嫌いなものは兄貴です、よろしく」

ノダ「GAの野田ミキです。好きな色は黄色ーと紫ー｣ﾄﾞｳｿﾞﾖﾛｼｸ



マミ「え、えっとじゃあ……」

マミ「市立見滝原中学校三年の、巴マミです。今日は、よろしくお願いします｣ﾍﾟｺ


友兼「ノダよりしっかりしてるな……｣ｺｿｺｿ

ノダ「うるさいやい」

NCP81

ほむら「同じく、見滝原中学二年の、暁美ほむらです。よろしく、お願いします｣ﾍﾟｺ


友兼「おお、キョージュ二号の名前かっけー！｣

ノダ「キョージュの火属性カスタムモデルかなー｣

友兼「なんだそれ、強そう……」


まどか「え、えっと……同じく二年生の……あ、見滝原中学二年生の、鹿目まどかです。わ、私猫好きです……｣ｳｪﾋﾋ

友兼「おー、これは……｣ｺｿｺｿ

ノダ「うーん、如月ちゃんの派生系かなｰ｣ｺｿｺｿ

友兼「マジか！？それ」

ノダ「メガネを外すと髪の色が……！」


ナミコ「お前らうるさい｣ｻｯｷｶﾗ

カスタムモデルｗｗｗ

さやか「えっと……あ、次あたしか」

さやか「見滝原中学二年の、美樹さやかです。趣味は音楽鑑賞です｣ﾍﾟｺ


友兼「おー、これは……｣ｺｿｺｿ

ノダ「友兼が二、三回ジョブチェンジした感じかなｰ｣ｺｿｺｿ

友兼「あー、だから色薄くなってんのか｣ﾅｯﾄｸ

ノダ「最後は……？」



杏子「……かざ……見滝原から来ました、佐倉杏子です。よろしく」


友兼「おいおいノダさん……｣ｺｿｺｿ

ノダ「うーん、友兼の上位互換かなぁ……」

友兼「上位！？まじで！？｣ｶﾞｸｯ


ナミコ「だからうるさい」

外間「よーし、じゃあ席について、時間になるまでデッサンをしてもらいます。課題はお互いの顔、です。それでは各自始めて下さい」


友兼「え？オレ達も描くのか、これ」

ノダ「そだよー？昨日言ってたじゃん」

友兼「まいったなぁ……ノダ、鉛筆かして」

ノダ「これキョージュの｣ｻﾗｯ

友兼「何ィｯ！？」

友兼「……ナミコさーん」

ナミコ「悪い、如月にかしちゃった」

如月「す、すみません……私も忘れちゃって……」


友兼「……」

し

友兼「……どうすっかなぁ｣ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

ほむら「あの」

友兼「？」

ほむら「使いますか？｣ｽｯ

友兼「あ……」

ほむら「？」

友兼「あ、ありがとうキョージュFM！！(フレイムモデル)｣ｽｯ

ほむら「……？｣ｴﾌｴﾑ?


ノダ「あ、鉛筆あったの？｣ｶｷｶｷ

友兼「やっぱり困った時のキョージュだよな｣ｶｷｶｷ

キョージュ「？」

ナミコ「とりあえず、暁美さん困ってるからその呼び方はやめ」

如月「……♪｣ｶｷｶｷ

まどか「……｣ﾌﾝﾌﾝﾌｰﾝ

如月「……ｽﾈｺｰ｣ｶｷｶｷ

まどか「？」

まどか「あ、そのネコちゃん、可愛いですね！｣ｳｪﾋﾋ

如月「え？……あ、……えと……ありがとうございます｣ｱｾｱｾ

如月「か、鹿目さんのその黒猫もとっても可愛いです……｣ﾊﾟｧｧ

まどか「そうですか？……じゃあもっと増やしましょう！」

如月「ええ！」

まどか 「ｳｪﾋﾋ……」 如月「あはは……」



友兼「あの二人……」

ノダ「似たもの同士だねぇ｣ｵｵ､ｷｮｳﾒｲｼﾃﾙ

マミ「……♪｣ｻｯｻｯ

ナミコ「……｣ｶｷｶｷ

マミ「……｣ｶｷｶｷ

ナミコ「……」

マミ「……｣ｼﾞｯ

ナミコ「……」

マミ「……｣ｶｷｶｷ

ナミコ「……」


(く、まずい、気まずいぞ……こんな空気をなんとかしてくれるのは、ノダちゃんしかいな)

ナミコ「勝手にナレーション立てんでいい、ノダ」

ミがいっぱい

さやか「……｣ｶｷｶｷ

友兼「……｣ｶｷｶｷ

さやか「……あ、あの｣ｶｷｶｷ

友兼「……ん？｣ｶｷｶｷ

さやか「……普段、音楽とか何聞くんですか？」

友兼「え？音楽？」

友兼「……そうだなー、有名な邦楽くらいかな。なんで？」

さやか「あ、い、いや……｣ｶｷｶｷ

さやか「……｣ｶｷｶｷ

友兼「……｣ｶｷｶｷ

し

友兼「えーっと、美樹さんだっけ？｣ｶｷｶｷ

さやか「……は、はい｣ｶｷｶｷ

友兼「美樹さんはどんなの聞いてんの？｣ｶｷｶｷ

さやか「あたしは……クラシックとか、です｣ｶｷｶｷ

友兼「へー……｣ｶｷｶｷ


友兼「おい、ノダ、オレらより、美樹さん達の方が断然大人っぽいぞ……｣ｺｿｺｿ

ノダ「……｣ﾎﾟｯ

友兼「あ？どした？｣ｺｿｺｿ

ノダ「もう、友兼はん、急にさん付け名前呼びなんて、いややわぁ……｣ﾌﾙﾌﾙ


友兼「いや、お前の方じゃない」

杏子「……｣ｶｷｶｷ

ノダ「……｣ｶｷｶｷ

ノダ「……あっ｣ﾎﾟﾛﾝ

杏子「……ん」ｶﾞﾀｯ

ﾃｸﾃｸ
ｽｯ
ﾃｸﾃｸ

杏子「……どうぞ｣ｽｯ

ノダ「あ、どうも……」

杏子「……いえ｣ｶﾞﾀｯ

杏子「……｣ｶｷｶｷ

ノダ「……｣ﾎﾟｯ


ノダ「ね、ねぇねぇ友兼｣ｸﾞｲ

友兼「どした？ノダ」

ノダ「あの人、ベルマン卿かな？｣ﾎﾟｰ

友兼「は？……え？……急にどした？」

ノダミキもみきだったなそういえば

外間「えー、はい、じゃあ残り時間あと半分です。しっかり取り組んで下さい」


まどか「うーん、人って難しいね、ほむらちゃん……｣ｶｷｶｷ

ほむら「そうね、しかも初対面の人だし、尚更ね｣ｶｷｶｷ

さやか「杏子、消しゴムかして」

杏子「……ん、ほらよ｣ｽｯ

マミ「あら、手の裏が汚れちゃったわ……」

まどか「結構気付かないですよね」

ほむら「手はなるべく紙に付けない方が良いらしいわ」

ｶｷｶｷ

ｶｷｶｷ

ｶｷｶｷ

まどか「……｣ｶｷｶｷ

ほむら「……｣ｶｷｶｷ

マミ「……｣ｶｷｶｷ

さやか「……｣ｶｷｶｷ

杏子「……｣ｽｰｽｰ

ナミコ「……｣ｶｷｶｷ

キョージュ「……｣ｶｷｶｷ

如月「……｣ｶｷｶｷ

友兼「……｣ｽｰｽｰ

ノダ「……｣ｽｰｽｰ


ナミコ「おい、待てGA二人」

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

外間「時間か。はい、では体験コース前半の部はこれで終了です。各自、GA生徒へ作品を提出してください。後日、評定を付けてお返しします。お疲れ様でした」

マミ「お願いします｣ｽｯ

ナミコ「はい、お疲れ様」

ほむら「お願いします｣ｽｯ

キョージュ「うむ、確かに預かった」

まどか「ありがとうございました！｣ｽｯ

如月「い、いえいえこちらこそ……」

さやか「お願いしまーす｣ｽｯ

友兼「ん、お疲れさん」

杏子「お願いします｣ｽｯ

ノダ「お疲れ様ー」

し

サルさんくらいました

杏子「いやー、終わったなｰ｣ﾉﾋﾞー

ほむら「この後は？」

マミ「後半は……部活動紹介みたいだけど、もう帰っても構わないみたいね｣ﾍﾟﾗ

まどか「もう帰っちゃうんですか？」

マミ「うーん、部活ね……」

さやか「あ、マミさんマミさん」

マミ「美樹さん？どうかした？」

さやか「美術部、見に行きませんか？」

マミ「美術部？……別に良いけれど……」

ほむら「絵に目覚めたのかしら、さやか」

さやか「いやー、ここ見てよ｣ﾁｮｲﾁｮｲ

さるさん回避には他スレに書きこむといいよ例えば他のSSを保守支援するとか

杏子「ん、なになに」

マミ「先着30名に豪華プレゼント？」

さやか「豪華プレゼントですよ、豪華プレゼント。行くっきゃないでしょう！」

まどか「プレゼント……なんだろうね？」

ほむら「絵とかじゃないかしら」

さやか「まあまあ、良いじゃんいこいこ！｣ｸﾞｲｸﾞｲ

マミ「美術部室は……あっちみたいね」

杏子「今度はほむら先頭でいこうな」

マミ「……はい｣ｸﾞｽﾝ




友兼「……あ」

シュルレアリスム
予測変換にこれが入ってるとは驚いた

ナミコ「どした？友兼」

友兼「いやー、美術室に提出予定の課題おいて来ちまってたんだった」

ノダ「えー、今度で良くない？」

友兼「いや、月曜の朝までだから……取ってくる」


ノダ「あ、行っちゃった……」

ナミコ「しょうがない、あたし達も行くか」

ノダ「いこ、如月ちゃん」

如月「ま、待ってくださいー」



ﾀｯﾀｯﾀ

友兼「あれ、美術部室ってどっちだっけか｣ﾀｯﾀｯﾀ

ナミコ「えっと、そこの突き当たりを曲ってすぐじゃなかったか？｣ﾀｯﾀｯﾀ

キョージュ「……｣ｺｸｯ

友兼「曲って……すぐっと……ん？｣ﾋﾟﾀｯ

ﾄﾞﾝ
ナミコ「うわっと……どうした友兼」

友兼「いや、なんか景色がいつもと違うような……」

ナミコ「え？」

キョージュ「これは……」

ﾀｯﾀｯﾀ

ノダ「三人とも早いよー……ってわ、なんだこれ｣ﾋﾟﾀｯ

ﾄﾞﾝ
如月「きゃっ！？」


ノダ「あ、如月ちゃんごめん」

如月「な、なんですか……？これ」

ナミコ「まるで……コラージュみたいだな」

ノダ「なんかキレーイ」

友兼「……そうか？オレは不気味な感じがするんだが」

キョージュ「……！」

キョージュ「あれを｣ｽｯ

如月「？」

ナミコ「うわ、なんだあれ」

ノダ「鶏？」

友兼「にしてはなんかグロくないか？……デカイし」

ｺｹｪｪｪ

友兼「おい、こっち来たぞ……」

キョージュ「……逃げた方が良さそうだ｣ﾀｯﾀｯﾀ

如月「え？え？」

ノダ「如月ちゃん、早く！｣ｸﾞｲｯ

ﾀｯﾀｯﾀ

ｺｹｪｪｪ ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

ナミコ「友兼、来てるか？｣ﾀｯﾀｯﾀ

友兼「見たくない！｣ﾀｯﾀｯﾀ

キョージュ「来た道が変わっているな……｣ﾀｯﾀｯﾀ

ノダ「え？なになに？あたし達不思議な国に舞い降りちゃった？｣ﾀｯﾀｯﾀ

ナミコ「言ってる場合か……如月、大丈夫？｣ﾀｯﾀｯﾀ

如月「は、はい……大丈夫です｣ｾﾞｪｾﾞｪ

ｺｹｪｪｪ!! ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

友兼「やべえ、スピード上がったぞ」

ナミコ「アレだ、ノダ……イロドルンジャー……｣ﾀｯﾀｯﾀ

ノダ「無理だよ……｣ﾀｯﾀｯﾀ

ナミコ「本当にダメだな、色彩戦隊……｣ﾀｯﾀｯﾀ

イロドルンジャー支援

早く来てくれー！

ししし

………………
…………
……

ほむら「……おかしいわね、美術部室はここって書いてあるけど……」

杏子「おいおい、まさかほむらも迷ったのか？」

ほむら「……道が変わってる？」

さやか「ちょっと、言い訳にも程が……」ｷｨｰﾝ

ほむ まみ さや あん 「！」

まどか「？」

さやか「い、今っ……」

マミ「ええ、結界ね！」

杏子「何処だ？」

まどか「……？」

ほむら「どうやら、もう内部みたいね」

杏子「……チッ、そういう事か」

ｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞ

ｺｹｪｪｪ！ ｼﾞﾘｼﾞﾘ

友兼「うわぁ、行き止まり……」

ナミコ「おい……いよいよヤバくないか？これ｣

友兼「こ、今年の美術部の呼び込みは力はいってんな……」

ノダ「こ、こんな状況だと笑えないね……」

如月「ち、近寄ってきてます……」

ｼﾞﾘｼﾞﾘ ｺｹｪｪｪ!!

キョージュ「……｣ｼﾞﾘｯ

ｺｹｪｪｪ！

ﾀﾞｯ

如月「え？え？……｣ﾋﾞｸｯ


ナミコ「き、如月！」

ﾊﾞｻｯ

如月「え……？あれ？」

ナミコ「ま、雅……」

キョージュ「だ、大丈夫か、如月殿」

如月「……は、はい」

ナミコ「雅こそ、大丈夫？｣ｱｾｱｾ


キョージュ「……っ」

キョージュ「おそらく先程のは威嚇だろう」

キョージュ「次のは、危険だな」

友兼「キョージュ……」

ｺｹｪｪｪ!! ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞ

友兼「やばっ……」

ｺｹｪｪｪ!!


ﾃｨﾛ•ﾌｨﾅｰﾚ!!

ナミコ「わああっ……｣ﾊﾞｯ

如月「きゃあああ！｣ﾊﾞｯ

ノダ「……っ｣ﾍﾀｯ

キョージュ「くっ……｣ﾊﾞｯ

キョージュ「……」

キョージュ「……？｣ｽｯ

友兼「……？｣ｽｯ

ノダ「あれ？鶏は？」


ﾀｯﾀｯﾀ


マミ「皆さん、大丈夫でしたか！？」

さやか「ったく、使い魔のせいで時間かかっちゃいましたね」

ほむら「……｣ﾌｧｻｯ

杏子「……いや、危なかったねぇ」


GAメンバー 「え？」

寝る前支援

マミ「安心したください、もう大丈夫ですよ｣ﾆｺｯ

さやか「んじゃあ、プレゼントもの為にも、パパッと終わらせちゃいましょう！｣ﾁｬｷｯ

杏子「あんた、立てるかい？｣ｽｯ

ノダ「……あ｣ｽｯ

ノダ「……ど、どうも｣ﾎﾟｯ


ナミコ「え」

友兼「どこから突っ込めばいいのか」

キョージュ「……」

如月「あ、あわわ……｣ｱﾀﾌﾀ



ナミコ「……コスプレ？」

友兼「……仮装パーティー？」

キター

マミ「詳しい話は後。さあ、みんな行くわよ！」

さやか「おっけーです、マミさん｣ﾀﾞｯ

杏子「援護するよ、さやか！｣ﾀﾞｯ



ほむら「まどかと貴方達は私から離れないで｣ｽｯ


鶏の魔女「コケェェェ！！」

さやか「まったくっ……｣ｽﾊﾞｯ

杏子「鳥臭いんだ……よっと！｣ﾋｭｯ

ｸﾞｻｧ

鶏の魔女「コケェェェ！！！」

マミ「オッケー、二人とも、離れて！」

マミ「ティロ•ボレー！！｣ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

鶏の魔女「コケェェェ、コケェェェ！！」

さやか「杏子、行くよ！｣ﾁｬｷ

杏子「了解！｣ﾁｬｷ

さやか「やぁぁぁぁ！｣ﾀﾞｯ

さやか 杏子 「新技、シュールレアリスム！！｣ｽﾞﾊﾞｧｧｧﾝ


マミ「あ……｣ﾅﾏｴﾄﾗﾚﾀ……


ｼｭｫｫｫ……


友兼「あ、あれ？景色が」

ナミコ「元に戻っていくな」

キョージュ「……」

如月「さ、さっきまでのは一体……」

ナミコ「あれ、あの子達制服に戻ってる……」

友兼「着替えんのはえーな……」

如月「そ、そういう問題でしょうか？」

支援

友兼「って、ノダは？」

キョージュ「ノダ殿なら……｣ｽｯ


ノダ「もう、ダメよ、ベルマン杏子ったら……｣ｸﾈｸﾈ


友兼「……あいつはほっとこう」

ナミコ「それより、さっきのは一体？」


さやか「……い、いや……あはは」

杏子「……」

マミ「じ、実は……」



友兼「ええ！？……魔法少女！？」

ナミコ「……魔法少女……(私、魔女っ子ﾉﾀﾞﾐｷ！)」

マミ「はい、さっきのは魔女。私たちは、魔女を狩るのが仕事みたいなものなんです」

ナミコ「うーん……信じられないけど、実際見ちゃったしなぁ……」

マミ「おそらく、私たちが来たから、ここに元々いた魔女を刺激してしまったんだと思います」

ナミコ「……なるほどねぇ」


友兼「いいなー！オレも変身したい！｣ﾊﾞｯ

ナミコ「コラ、お前は巴さんの話聞いてなかったのか……」

友兼「え？なに？つまりどういう事だ？」

キョージュ「願いの代償は、己の命、という事だろう」

友兼「あー、なる程」

友兼「って、オレまだ死にたくないんだけど……」

キョージュ「それ程の覚悟が必要と言う事だ、友兼殿」

享受支援

友兼「うーん？……まあ、なんか軽く言ってごめんな？｣ﾍﾟｺ

マミ「い、いいんですよ……分かってくれる方がいれば」

ナミコ「何はともあれ、さっきは命を助けてもらったんだよな、あたし達」

如月「い、命の恩人さんですね……」

ノダ「もう、ベルマン卿子ったら……｣ｸﾈｸﾈ

友兼「いい加減それやめろ｣ｺﾞﾁﾝ


さやか「あー、マミさん？」

マミ「あら、どうしたの？」

さやか「時間的に、午後組が来るからあたし達そろそろ帰らないと……」

マミ「あら、もうそんな時間？」

支援するノダ

マミ「……じゃあ、美術部見学は次の機会って言う事で」

さやか「あー……プレゼント……」

まどか「ウェヒヒ……」


ナミコ「あ……もう帰っちゃうんですか」

マミ「すみません、電車とかの都合もあるので……」

友兼「なんか残念だな、もっと話聞きたかったぜー」

ナミコ「しょうがないだろ……でも何かお礼はしたいな……」

キョージュ「……｣ﾂﾝﾂﾝ

ナミコ「……？どした雅」

ナミコ「……お、そりゃいいね」

ナミコ「じゃあ、命の恩人方、ちょっとだけ寄り道して帰りましょう」

まどか「……うーん、半日だけど、良い学校だったねー｣ﾉﾋﾞｰ

マミ「そうね、また是非遊びに来たいわね」

さやか「でも、GAの人達寄り道って言ってたけど、何するつもりだろう？」

杏子「さーなー……魔女退治で余計に腹が……｣ｸﾞｰ

ほむら「校門前で待ってるよに言っていたけれど……」

まどか「あ、来たみたい」


ｽﾀｽﾀ

ナミコ「駅に行くんですよね？」

マミ「はい、電車で来たので」

ナミコ「よし、じゃあ決まりだな、雅」

キョージュ「……｣ｺｸｯ

ｽﾀｽﾀ

ナミコ「よし、付きましたよ」

マミ「あら、ここは……？」

ほむら「立ち食い蕎麦屋……ね」

さやか「見滝原にはないよね、こういうの」

まどか「うん、始めて見たよ……」

杏子「うおー、うまそう！」


ナミコ「あたし達ができる事って言ったら……」

友兼「まあ、昼メシ奢るくらいだよな」

キョージュ「……｣ｺｸｯ

ノダ「良い匂いー」

如月「丁度お昼時ですもんね」

蕎麦食いたくなってきた

店員「いらっしゃい」

ナミコ「えっと、注文は？」

マミ「お、お任せします」

まどか「わ、わたしも」

ほむら「わたしも」

さやか「じゃああたしも」

杏子「あたしも、食えればなんでも」


ナミコ「……あはは｣ｸｽｯ




ナミコ「じゃあ、月見うどん10個で。」

俺「天ぷらうどんひとつ」

………………
…………
……

杏子「いやー、食った食った」

マミ「さ、もうすぐ電車がくるわよ」

まどか「美味しかったね、ほむらちゃん！」

ほむら「ええ、とっても」

友兼「あ、そうだ、鉛筆……って、あれ？｣ｺﾞｿｺﾞｿ

ほむら「？」

友兼「あの騒ぎで落としちゃったんかなー……悪い」

ほむら「いえ、気にしないで下さい｣ﾎﾑｯ

マミ「じゃあそろそろ……」

ナミコ「あ、時間か……」

ナミコ「あ、あのさ」

マミ「？」

しえん

ナミコ「その、見滝原からは遠いかもしれないけどさ、もし」

ナミコ「もし、GAに来る事があったらそんときは……」

ナミコ「精一杯歓迎するよ、ね？」

友兼「おう、また会おうな」

如月「ネコちゃん、頑張って増やしてますから｣ｸﾞｯ

キョージュ「……歓迎しよう」

ノダ「え？え？……え、えっと、ノ、ノダちゃんも、全力バックアップします！」

友兼「うっせ｣ﾎﾟｶｯ


ｱﾊﾊﾊﾊ

さやか「あ、あの……最後にいいですか？」

シエンタ

さやか「GAって、結局なんだったんですか？」

ナミコ「え？それは芸じ……」

ナミコ「……」

ナミコ「……がんばれあなたたち、かな？」

さやか「え？」

ナミコ「大変なんでしょ？……魔法少女」

さやか「……」

ナミコ「私ら一般人にはわかんないけど、すっごい大きな物抱えてるんでしょ？」

さやか「……」

ナミコ「だから、頑張れ、貴女達｣ﾎﾟﾝ

ナミコ「ね？｣ｸﾞｯ


さやか「……はい」ﾆｯ

流石ナミコさんやで

なんやめっちゃええはなしやん

あーさんは俺の嫁

マミ「初めまして、巴マミです。あの、ゆっことはちょっとした知り合いという感じなので、そんなにお気になさらないでください」

みお「ああ、どうもどうも。私は長野原みおです」

麻衣「水上麻衣……よろしく」

さくら「ドウゾ宜しくお願いしマス」

ゆっこ「麻衣ちゃんは、さっきも言ってたように中村小で先生やるんだよ」

マミ「じゃあ、いつか一緒に働くこともあるかもしれないわね」

みお「ちょっとゆっこ、あんたこの人にまで変な遊び付き合わせないの」

ゆっこ「みおちゃんはすごいんだよー！なんせ未来の大漫画家なのですから！」

みお「ばっ、こんなとこで言わないでよ！」

マミ「長野原……ああ！ゆっこが何度か言ってた長野原大介さんね！」

みお「げげっ！？どうして私のペンネームまで…！？はぁー……ゆっこちょっとは自重してよねー、恥ずかしいんだから」

マミ「私も応援してますから、頑張ってください！ファンタジーって夢があっていいですよね！！」

みお「うわ〜ゆっことおんなじこと言ってる……あんまり興味なかったけど、こりゃ本格的に取り組んでみようかな〜……」

ｶﾞﾀﾝｶﾞﾀﾝ

さやか「いやー、良い人達でしたね」

マミ「そうね。ここに進学するのも悪くないかも知れないわね」

ーーーあそこに進学しても、全然構わない

杏子「いやー、美味かったな、うどん」

まどか「ｳｪﾋﾋ、楽しかったねー」

さやか「これから長い電車タイムか……」

ほむら「あら、トランプでもする？」

まどか「また連敗しちゃうよ……」

ーーーでも、私はこの子達と一緒ではなく、一足早い

杏子「よーし、ババ抜きやろう、ババ抜き」

さわか「負けないわよ、杏子！」

ほむら「まどかは私が負けさせない｣ｷﾘｯ

ーーーいつか決めなきゃならないし、いつか来る未来

誤爆ったごめんなさい死にたい

ーーーもしかしたら、卒業前に魔女
やられてしまうかもしれない

まどか「ウェヒヒ……」

さやか「はい、マミさん､カード｣ｽｯ

ーーーそれどころか、それは明日か、明後日かもしれない

まどか「マミさん？」

さやか「……？」

ーーーそれでも、今だけ、今だけはこの仲間達と、幸せな時間を過ごしてたい。

さやか「おーい、マミさん、どうかした？｣ｽｯ

マミ「……えっ？｣ｸﾞｽｯ

マミ「あれ……どうしたんだろ｣ｱﾊﾊ……

さやか「マミさん｣ﾎﾟﾝ

さやか「がんばろ、あたし達！」

マミ「美樹さん……」

ーーーそう、今だけは、こんなに幸せでも許されるよね？パパ、ママ。

マミ「よーし、良いわね、負けないわよ！」

まどか「マミさん……お手柔らかに｣ｳｪﾋﾋ

さやか「よーし、じゃああたしから、スタート！」

杏子「よし、今回は良い引きだね」

ほむら「まどか、ジョーカーはさやかにあるわ｣ｶﾁｯ

さやか「ちょっと！？ほむらそれ反則！」



ーーーがんばれ、あたしたち。

ひとつ ひとつ ひとつ ひとつ
ひとつ ひとつ ひとつ ひとつ
彩ってくカンバス

ごちゃまぜの
ポスカラエナジー
どの色も
大切です
パステルはいかが?
クレヨンじゃない!
素描より素猫がい~なぁ?

白く白く
広い広い
カンバスに
どんな色を重ねてみようカナ
青い青い
空を切り取ったような
いつか絵が描きたい

まどか「芸術科……アートデザインクラス？」

END

乙
いい話だった

すごい面白かった乙

乙
まどか達はどんな絵を描いたんだ？

乙GA

後日談

ｶﾞﾁｬ

保村「うーいっす、って、どうしたんだこの部長は」

あーさん「あー……もうなんもやる気でーへん……｣ｸﾞﾀｯ

ブチさん「なんか、オープンキャンパス生に用意しておいたプレゼントが無くなったらしいのよ……」

保村「は？プレゼント？」

ブチさん「なんだか気味悪い鶏のお面一杯作ってたみたいよ、あーさん」

保村「鶏……」

あーさん「気味悪くないもん！かわいいもん！」

ｶﾞﾁｬ
魚住「うっす」

保村「お、ずみん」

魚住「なにやってんだこの部長は」

あーさん「もうえらくて何もしたくないｰ｣ｸﾞﾀｧ

保村「なんか、沢山あった鶏のお面が消えちまったらしい」

魚住「なんだそりゃ……」

魚住「……」

魚住「……おい芦原、元気だせ｣ﾑﾝｽﾞ

あーさん「え……？」

魚住「まあ、お前の事だ。部の為一生懸命だったんだろ？」

あーさん「魚住……」

魚住「そうだ、きっと集合体になって飛んでいったんじゃないのか？」

あーさん「……」

魚住「あ、それともなんかボス鶏の手下として働いてるかも」

あーさん「魚住のアホー！｣ﾄﾞｶﾞｧ

魚住「うわ、なんだこの部長……」

ブチさん「元気ねえ、あーさんは……あ。そうだ保村くん」

保村「え？なんすか？」

ブチさん「はい、部室の前に落っこっちてたわ、鉛筆｣ｽｯ

保村「え？……鉛筆？本当に俺のすか、これ｣ｽｯ

ブチさん「部室の真ん前に落っこちてたし、それに、ほむらって平仮名で書いてあるわよ？」

保村「あ、本当だ……こんな鉛筆持ってたっけな？」

保村「ま、ありがとうございます」

ブチさん「どういたしまして。……さ、二人とも、いつまで戯れてるの」

あーさん「戯れてないよぉ！……あー、もう！鶏さんカムバーック！」

………………
…………
……
END

終わりました
途中から目標が完全に完走する事にシフトしていました

おやすみなさい

乙おにわとりさま

乙