まどか「ほむらちゃん、ありがとう」

ｷﾞｨ

ほむら「まどか、元気だった？」

まどか「……？あ、ほむらちゃん、今日もきてくれたんだ！」

まどかは力ない微笑みを浮かべる。

ほむら「あたり前でしょう。何を言ってるの」

まどか「えへへ……ありがと｣ﾆｺｯ

ほむら「体の調子はどう？｣ｼｮﾘｼｮﾘ

まどか「うん、まあまあかな」

ほむら「早く良くなって。巴マミも美樹さやかも心配しているわ｣ｼｮﾘｼｮﾘ

まどか「……うん、わかった」

ほむら「はい、リンゴ」ｽｯ

まどか「えへへ、いつもありがと」


鹿目まどかは、記憶を失っていた

おわり

数日前、病院の近くの交差点で、交通事故があった。
市内に住む女子中学生と、トラックの衝突事故である。

ｶﾞﾁｬ
ほむら「まどか、まどか！｣ﾀｯﾀｯﾀ

まどか「！？｣ﾋﾞｸｯ

ほむら「まどか……目の前で事故なんて……私がついていながら、ごめんなさい｣ﾀﾞｷｯ

まどか「……え？……えっと｣ｱｾｱｾ

ほむら「まどか？」

まどか「あ、あの……」

ほむら「？」

まどか「あなた、誰ですか？」


病院に運ばれた彼女は、物理的ショックによる記憶喪失と診断された。

�C

ほむら「まどか、私の事がわからないの？」

まどか「ご、ごめんなさい……わ、わかりません｣ｼｭﾝ

ほむら「……」

ｶﾞﾁｬ
愕然とするほむらの後ろから、ドアを開く音が聞こえた。

杏子「……あ、ほむら」

ほむら「……杏子じゃない、どうしたの？」

杏子「……いや、まどかが事故にあうとき、偶然あたしも近くに居てさ……ごめんな、なにもできなくて」

ほむら「……一番近くにいた私だって何も出来なかったもの……人の事言えないわ」

杏子「……そっか、あ、じゃあこれ、リンゴ、おいとくからさ。落ち着いたら食ってくれ」ｽｯ

ほむら「ありがとう」

最近のssでのまどかが不憫すぐる

期待を込めての�C

まどか「……今の人、あなたのお友達？」

ほむら「……ええ。あなたの友達でもあるのよ？｣

まどか「うーん……思い出せないよ……」

ほむら「あんな事があった後だもの、体がびっくりしているのよ……」

まどか「そうなのかなぁ……」

ｶﾞﾁｬ

ほむら「……あら、さやか」

さやか「あ、杏子、来たんだ？」

ほむら「ええ、たった今ね」

さやか「そっか、調子はどう？」

ほむら「まだ、誰も思い出せてないみたい」

さやか「……」

ほむら「結構大きい事故だったもの、しょうがないわ……っ｣ﾌﾗｯ

さやか「ちょ、ちょっとほむら？大丈夫？」

ほむら「少し、寝不足なだけよ……」

さやか「そっか……」

さやか「……じゃあ、あたしそろそろ行くね」ｽｯ

ほむら「ええ。あ、リンゴ、一つどう？」ｽｯ

さやか「ん、ありがと｣ｼｬｸｼｬｸ


ﾊﾞﾀﾝ

まどか「い、今の人も、あなたの友達？」

ほむら「ほむらでいいわ」

まどか「そ、そっか……」

まどか「今の人も、ほ、ほむらちゃんの友達なの？」

ほむら「ええ。そして、あなたの親友でもあったのよ、まどか」

まどか「……そうなんだ」

まどか「ごめんね、まだ思い出せないよ……」

まどかさんを幸せにしてくれ

ほむら「焦らなくても、少しづつでいいのよ」

まどか「……ごめんね？」

ほむら「謝らないで」

まどか「……あ、ごめ」

ほむら「まどか」

まどか「……え、えへへ」

ほむら「……ふふ｣ｸｽｯ

ほむら「じゃあ、明日も来るわね」

まどか「ほんと？」

ほむら「当たり前じゃない」

まどか「約束だよ？ほ、ほむらちゃん」

ほむら「ええ、まどか」


ほむらは、それこそ毎日の様にまどかに会いにいった。

紫煙

数日たって、二人の元に見知った先輩がやってきた。

ｶﾞﾁｬ

マミ「こんにちは」

ほむら「あら、巴マミ」

まどか「……？」

マミ「調子はいかが？」

ほむら「……最近は、大分調子がいいみたい。といっても、まだ私達の事は思い出せないみたいだけど」

マミ「……そう」

マミ「……佐倉さんも言っていたけど、力になれなくてごめんなさい、暁美さん」

ほむら「気にしないで、私もこうしてまどかと一緒にいれて、嬉しいもの」

マミ「……そう。じゃあ、はいこれ、差し入れ」ｽｯ

ほむら「？」

まどか「なんだろう？」

ほむら「……これは｣ﾊﾟｶｯ

まどか「ケーキ！｣ｷﾗｷﾗ

支援やな

実は記憶取り戻したほうが悲惨だというオチ希望

ほむら「……巴マミ、ありがとう」

マミ「ううん、いいのよ。気にしないで。それより、早く元気になってね？」

まどか「ケーキ！ケーキ！」

マミ「じゃあ、何かあったら連絡してね、暁美さん」ｽｯ

ほむら「ええ、本当にありがとう」

ﾊﾞﾀﾝ

まどか「ほむらちゃん、ケーキだよ！ケーキ！｣ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

ほむら「……」

ほむら「……ふふ」ｸｽｯ

まどか「ほむらちゃん？」

ほむら「ごめんなさい、あなたがあまりにもはしゃいでいるから｣ﾆｺｯ

まどか「だってケーキだよ、ほむらちゃん！早く食べたいよ！｣ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

ほむら「ふふ、焦らないの」ｽｯ

まどか「あーん！｣ﾓｸﾞ

まどか「おいしい！」

幸せになって欲しい……

ちょっとまどっちの記憶のために契約してくる

>>18
速く逝って来い

命なんて安いもんだ
特に>>18のはな

ほむら「そう、よかったわね、まどか」

まどか「さっきのお姉さんは、なんて人なの？」

ほむら「彼女の名前は、巴マミといって、あなたや私の学校の先輩よ。」

まどか「そっか……前に来てた……えと、なんだっけ……青い髪の」

ほむら「美樹さやか？」

まどか「そうそう、さやかちゃん」

まどか「さやかちゃん、も、一緒の学校なんだよね？」

ほむら「ええ、そうね」

まどか「じゃあ、良く来てくれる……きょ、きょーこちゃんも？」

ほむら「杏子は、違うわ」

まどか「違う学校なの？」

ほむら「彼女は、学校に行っていないわ」

ほむぅ

まどか「どうして？」

ほむら「人には人の事情があるのよ。まどか」

まどか「……」

まどか「……そっか、わかったよ、ほむらちゃん」

ほむら「良い子ね｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

まどか「えへへ｣ﾃﾚﾃﾚ

………………
…………
……

杏子「……｣ﾃｸﾃｸ

杏子「……あ、マミじゃん｣ｵｰｲ

マミ「あら、佐倉さん」

杏子「あいつのとこ、行って来たの？」

マミ「ええ、ケーキを差し入れに、ちょっと、ね。」

杏子「なに？ケーキ！？……じゃなくて」

杏子「どんなかんじだった？」

マミ「ケーキをあげたら、喜んでくれてたみたい｣

杏子「……そっか、早く、元気になるといいな」

マミ「佐倉さんは、良く行ってるみたいね？」

杏子「ん？……まあ、学校行ってないし、
暇だしな」

マミ「優しいのね、佐倉さんは」

杏子「なんだよ、急に」

マミ「……ごめんなさい？｣ｸｽｯ

マミ「美樹さんは？」

杏子「さやか？さやかは学校の事とかで忙しいくて、あんまり行けてないっていってたな」

マミ「そう……みんな、大変よね」

杏子「一番大変なのは、あいつだろ？」

マミ「……そうね、ごめんなさい」

杏子「……じゃ、あたしはこっちだから」ｽｯ

マミ「ええ、それじゃあ」

お待たせ
ちんこをドラム缶くらいにして来たよ

>>25まさかお前グンマー帝国を滅ぼした…

………………
…………
……

ほむら「じゃあ、また明日、学校帰りに来るわね、まどか」ｽｯ

まどか「うん、またね、ほむらちゃん」


ﾊﾞﾀﾝ

ほむら「……｣ﾃｸﾃｸ

ほむら「……ふあ｣ｸﾗｯ

細菌、殆ど寝ていない為か、目眩がよく起こる。
起きて、学校へ行き、まどかの所へ行き、夜遅くに帰る。
このサイクルは、なかなかにハードなものだった。

ほむら「……あの子が頑張っているんだもの、私も頑張らないと」

ほむら「まどか……」

ほむら「わたしの大切な人……」

あんあん！

記憶がティロティロ

ｼﾞﾘﾘﾘﾘ

ほむら「……朝、ね｣ｶﾁｯ

ほむら「学校へ行く支度をしないと」ｽｯ

ほむら「……眠い｣ｼｮﾎﾞｼｮﾎﾞ


ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

さやか「うわ、あんた今日も眠そうだね……」

ほむら「ほっといて頂戴｣ﾎﾑｯ

さやか「朝ごはん、ちゃんと食べた？」

ほむら「……ええ」

さやか「無理しすぎちゃだめだよ、ほむら」

ほむら「……ええ、わかってるわ」

さやさやほむほむ

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ
昼休み

さやか「ごはんだー！いこ、ほむら｣ｸﾞｲｯ

ほむら「さやか、ひっぱらないで」

ﾃｸﾃｸ

ｶﾞﾁｬ

マミ「あら、二人とも」

さやか「ういーす、マミさん」

マミ「じゃあ、食べましょうか」

ｲﾀﾀﾞｷﾏｰｽ

さやか「おー、その卵焼き美味しそー！｣ｲﾀﾀﾞｷ！

マミ「もう、美樹さんたら｣ﾌﾌｯ

ほむら「……さやか、行儀が悪いわ｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ

さやか「めちゃうまっすよー！」

ｱﾊﾊ

さやさや

さやか「でさー、仁美がそのとき、「え、リンゴって野菜なんですの？」なんていったんだよ！？｣ｱﾊﾊ

マミ「ふふ｣ｸｽｸｽ

さやか「で、あたしが……」

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

マミ「あら、もう授業が始まる時間ね」

さやか「じゃあそろそろ……ってほむら？」

ほむら「……｣ｽｰｽｰ

ほむら「……？｣ﾊｯ

ほむら「……え、あ、な、なにかしら？」

さやか「もう授業始まるよ、早く行かないと」

ほむら「え、ええ、わかったわ」ｽｯ

お、このトリは見たことあるぞーいつも乙

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

さやか「はー終わった……」

ほむら「……｣ｲｿｲｿ

さやか「あ、ほむら、今日、C、CDショップ行かない？」

ほむら「……」

ほむら「……せっかくだけど、遠慮するわ｣ｽﾀｽﾀ

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

さやか「あ……」

さやか「……」

さやか「……マミさん、空いてるかなぁ」

………………
…………
……

さやかのこと忘れてるのはキツいな

さやさや

ｶﾞﾁｬ

ほむら「まどか？」

まどか「……！」

まどか「ほむらちゃん！｣ﾀﾞｷｯ

ほむら「ど、どうしたの、まどか｣ｱｾｱｾ

まどか「えへへ、ごめん、嬉しくてつい」

ほむら「き、気にしないでいいわ｣ﾎﾑｯ

ほむら「さ、さあ、今日はなんの話がいいかしら？」

まどか「うーん」

まどか「あ、私と、ほむらちゃんって、前はどうやって知り合ったの？」

ほむら「私と、あなた？」

まどか「うん！」

ほむら「そうね……私は転校生で……」

ほむほむ

ほむら「……それが、あなただったのよ、まどか」

まどか「そ、そうなんだぁ……」

ほむら「ええ、だからあなたは私よとっても大切な人なのよ」

まどか「ほむらちゃんの一番の友達、か！なんだか嬉しいな｣ｴﾍﾍ


ｶﾞﾁｬ

まどか「あれ、誰か来たね？」

ほむら「……」


杏子「よっす｣ｽﾀｽﾀ

まどか「あ、きょーこちゃん！」

ほむら「杏子、また来てくれたのね」

杏子「まあ、暇だからなー。ん、こいつは……？」ｽｯ

杏子「たく、ほむら、食べ物を粗末にすんなよな……ってもう食えないか」

ほ

あんあん！

ほむら「え？……あ、落としちゃってたのね、リンゴ」

杏子「おいおい、らしくないじゃん？」

ほむら「……ごめんなさい」

杏子「……」

杏子「……なあ」

ほむら「……？」

杏子「たまには息抜きしたらどうだ？」

ほむら「……え？」

杏子「……いや、ごめん、なんでもないよ」

ほむら「……」

杏子「……そういえばさ」

ほむら「……？」

杏子「最近、何か変わった事はないか？」

ほむら「……変わった事？」

ほむら「特に、ないわ。どうして？」

杏子「……ん、まあなんでもないよ」

杏子「……じゃあ、また来るな｣ﾋﾗﾋﾗ

ほむら「……え、ええ」

まどか「じゃーね、きょーこちゃん｣ﾊﾞｲﾊﾞｲ


ほむら「……」

ほむら「……ねえ、まどか？」

まどか「どうしたの？ほむらちゃん」

ほむら「少しだけ、少しだけ一緒に寝てもいいかしら？」

まどか「……う、うん、いいよ？」

ほむら「ありがとう」

ﾓﾌｯ

まどか「うわぁ……ほむらちゃん、ポカポカだねｰ｣ｷﾞｭｰ

ほむら「ほむっ……」

ほむら「……｣ｳﾄｳﾄ

ほむほむ

杏子は食い物を粗末にする奴は許さない
アニメでもリンゴを投げたさやかを殺したほど

ほむら「……｣ｽｰｽｰ

まどか「ほむらちゃん、もう寝ちゃった」

まどか「えへへ、ほむらちゃんは良い子だ、寝んねしな……｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

………………
…………
……

まどか「映画、面白いかったね、ほむらちゃん！｣ﾃｸﾃｸ

ほむら「そうね。さやかは途中からずっと寝ていたけど｣ﾃｸﾃｸ

まどか「さやかちゃん、子供向けのは好きじゃなかったのかな？｣ﾃｸﾃｸ

ほむら「まあ、巴マミと杏子は喜んでたし、いいんじゃないかしら」

まどか「ウェヒヒ、またみんなで行きたいね！｣ﾆｺｯ

ほむら「ええ｣ｸｽｯ


まどか「あ、信号青だよ？」

ほむら「先に行ってて頂戴、靴紐が解けちゃったわ」

まどか「うん、わかった」

>>47
ワロタ

ほむら「……しょっと」ｽｯ

ﾌﾟｯﾌﾟｰ！

ﾄﾞﾝｯ

ほむら「え？」


ｼﾞｺﾀﾞｰ！ ﾋﾄｶﾞﾊﾈﾗﾚﾀｿﾞｰ！
ｷｭｳｷｭｳｼｬﾖﾝﾃﾞｰ！


ほむら「まどか……？」

………………
…………
……

ほむら「……ま、どか｣ｽｰｽｰ

ほむら「……！｣ﾊｯ

まどか「ほ、ほむらちゃん、大丈夫？」

ほむら「……まどか？……あ、私寝てて……」

まどか「おはよう、ほむらちゃん。もう夜だよ？」

ほむぅ……

俺「危なかったな、トラックは反らしたぞ」

いいや俺が反らした

ほむら「……え？」

まどか「ぐっすり寝てたね、ほむらちゃん」

ほむら「……みたいね」

まどか「えへへ、今日はもう帰るの？」

ほむら「……そうね、そうさせてもらうわ」ｽｯ

まどか「明日も来てくれるよね？｣ｼﾞｯ

ほむら「勿論よ」

まどか「また あした｣ﾊﾞｲﾊﾞｲ

ほむら「ええ、また明日」

ﾊﾞﾀﾝ

ほむら「……帰ったらまた寝てしまいそうだわ｣ﾃｸﾃｸ

………………
…………
……

>>53
戻って来たじゃねーか！

きれいな顔してるだろ…

ｼﾞﾘﾘﾘﾘ

ほむら「……」ｽｯ ｽｯ

ｼﾞﾘﾘﾘﾘ ｼﾞﾘﾘﾘﾘ

ほむら「……」ｽｯ ｽｯ ｽｯ

ｼﾞﾘﾘﾘﾘ ｼﾞﾘﾘﾘﾘ ｼﾞﾘﾘﾘﾘ

ほむら「……｣ｶﾞﾊﾞｯ

ｶﾁ

ほむら「……朝、ね｣ｼｮﾎﾞ


ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

早乙女「出席をとります。……くん、……さん、……上條君……」

早乙女「……さん、……くん、暁美さん、」

早乙女「……暁美さん？」

ほむら「……！は、はい｣ｶﾞﾊﾞｯ

早乙女「HRから居眠りなんて、疲れてるのかな？」

ほむら「……すみません」

早乙女「以後気をつけてね」

ほむら「……はい」


ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

さやか「ちょっと、ほむら、あんた本当に最近変だよ……」

ほむら「……関係ないわ」

さやか「……なによ、その言い方｣ﾑｯ

ほむら「……ほっといて」

さやか「……はあっ？」

さやか「友達だからホット毛ないに決まってるじゃん！あんた、ほんとに最近どうしたの？」

ほむら「……」

さやか「自分の事も考えなよ、ほむら！｣ﾊﾞﾝ

ほむら「……」

さやか「……」

さやさやほむほむ

頭に血が上りすぎてホット毛とか言っちゃうさやかちゃんさやさや

ほむらちゃん；；

過労でぶっ壊れそうだなぁ

さやか「……ごめん、大声だして」

ほむら「……気にしないで。今日はもう帰るから」ｽｯ

さやか「……え？」

ほむら「……それと、しばらく学校を
休む事にするわ」

さやか「ちょ、ちょっとほむら？」

ほむら「……あの子か学校かなら、私はあの子を選ぶ｣ﾃｸﾃｸ

さやか「あ……」

さやか「……」


ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

ｶﾞﾁｬ

マミ「あら、美樹さん……暁美さんは？」

さやか「マミさん……実は」

ほむぅ……

マミ「暁美さん、そんな事を……」

さやか「強くいっちゃったけど、ほむらの事、ほっとけなくて……」

マミ「暁美さん、放課後はずっとだものね」

さやか「杏子に聞いたら、放課後から、夜の結構遅くまで居るみたいなんです」

マミ「疲れ、溜まっちゃうのも無理はないわね……」

さやか「学校も休むって言ってたし……」

マミ「……そう」

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

マミ「……難しい、問題よね」

さやか「……はい」

マミ「じゃあ、私もう行くね？」ｽｯ

さやか「はい、あたしも……」

ﾃｸﾃｸ

さやさや

ｶﾞﾁｬ

ほむら「まどか」

まどか「ほむらちゃん！？今日は早いんだね！」

ほむら「ええ、あなたに会いたくなってね」

まどか「えへへ……｣ﾃﾚﾃﾚ

ほむら「あら？それは」

まどか「お花、綺麗でしょ？｣ﾆｺｯ

ほむら「綺麗だけど……どうしたの？」

まどか「お散歩行ったときに、見つけたんだ」

ほむら「……そう」

まどか「今日も何か聞かせて、ほむらちゃん！」

ほむら「ええ、勿論や」

ほな聞かせたるで〜

しゃ〜ないな〜
いっちょ話したるか

せやな

せやろか

ほむら「……それで、まどかが「それいけホム太郎の映画がみたい！」なんて言い出して……」

まどか「ホム太郎？へんなﾀｲﾄﾙｰ｣ｱﾊﾊ

ほむら「ふふ。それで、みんなで映画を見に行ったのよ……そして」

まどか「そして？」

ほむら「……そして」

まどか「……？」

ほむら「ごめんなさい、別な話を
しましょう？」

まどか「……？……うん、いいよ！」

まどか「じゃあ、学校でのお話が聞きたいな！」

ほむら「じゃあ、あなたが体育の高飛びで……」

ほむほむ

まどまど

まどか「それ本当？ほむらちゃん｣ｱﾊﾊ

ほむら「本当よ。それから……ってもうこんな時間ね｣ﾁﾗｯ

まどか「……続きはまた、あした、かな？」

ほむら「みたいね。でも、明日はもっと早く来れるわ」

まどか「本当？やった！」

ほむら「じゃあ、また明日ね、まどか」

まどか「うん、バイバイ、ほむらちゃん！」

ﾊﾞﾀﾝ

ほむら「ふふ、まどか……｣ﾃｸﾃｸ

………………
…………
……

ほむほむ

こりゃあかん
寝させてもらうわ

しえん

ﾁｭﾝﾁｭﾝ

ほむら「……！｣ﾊﾟｯ

ほむら「……今何時かしら？｣ﾁﾗｯ

8:30

ほむら「……さやかに言っておいたし、大丈夫よね？」

ほむら「……まどかに会う支度をしないと｣ﾑｸﾘ


ｶﾞﾁｬ

まどか「！」

まどか「ほむらちゃん！｣ﾀﾞｷｯ

ほむら「おはよう、まどか｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

まどか「ほむらちゃん、今日って休日じゃないよね？」

ほむら「細かい事は気にしないの｣ﾎﾟﾝ

まどか「えへへ、はーい」

ほむら「今日は私も一緒に散歩していいかしら？」

まどか「え？……もちろんだよ、一緒にいこ？」

ほむぅ…

ほむらが可愛すぎて眠れない

ｽﾀｽﾀ

ほむら「いい天気ね」

まどか「うん！あ、ネコちゃんだ｣ﾆｬｰﾆｬｰ

ほむら「白ネコね。ネコと言えば、あなたによくなついた黒ネコがいるのよ？」

まどか「本当に？ネコちゃんてかわいいよね！」

ほむら「ええ、本当に｣ﾎﾞｿｯ

まどか「え？」

ほむら「ふふ、なんでもないわ。少し昔を思い出しただけよ」

まどか「あ、いっちゃった」

ほむら「私達も行きましょう」

…………
……
まどか「いっぱい歩いたねー。ここは、公園、かな？」

ほむら「少しここで待っていて？何か飲み物を買ってくるわ。」

ほむら「何がいいかしら？」

まどか「うーん、じゃあミルクティーがいいな｣ｴﾍﾍ

ほむら「そう、わかったわ｣ｽﾀｽﾀ


ﾋﾟｯﾋﾟｯ ｶﾞｺﾝ

ほむら「ミルクティー、だったわよね」ｽｯ

ほむら「戻りましょう｣ﾃｸﾃｸ

「お嬢さん、お釣りを忘れてるよ」

ほむら「え？……ありがとうございま……って杏子じゃない」

杏子「へへ、こんな昼間っからなにしてるんだ？」

あんあん！

ほむら「散歩よ」

杏子「散歩って……学校は？サボりか？」

ほむら「あなたこそ」

杏子「はは、まあ違いないな」

ほむら「何か飲む？｣ﾁｬﾘ

杏子「お、いいのか？サンキュー」ｽｯ

ﾋﾟｯﾋﾟｯ ｶﾞｺﾝ

杏子「それで、散歩ってったって、なにしてたのさ？｣ﾌﾟｼｭ

ほむら「何って、散歩は散歩よ」

杏子「……一人で？｣ｺﾞｸｺﾞｸ

ほむら「まさか。まどかと二人よ。ベンチで待ってるわ」

杏子「……なる程ね」

ほむら「じゃあ、そろそろ行くわ」

杏子「……ジュース、ありがとな」

ほむら「……｣ﾋﾗﾋﾗ

すみません、睡魔が

おい















おい

ほむら「おまたせ、まどか｣ｽﾀｽﾀ

まどか「あ、ほむらちゃん」

ほむら「どうかした？」

まどか「うん、指が少し動かしにくくて」

ほむら「久しぶりに動いたから、疲れちゃってるのよ、きっと。……はい、ミルクティー」ｽｯ

まどか「えへへ、ありがとう」ｽｯ

ほむら「……あ、ちょっとかして？」

まどか「？」

ﾌﾟｼｭ

ほむら「はい」ｽｯ

まどか「……ありがと！｣ﾊﾟｱｧ

ほむほむ

まどか「このあと、どうする？」

ほむら「そうね……」

まどか「あ！、あっちには何があるのかな？｣ﾁﾗ

ほむら「あっち？あっちは……駅前の映画館のほうね」

まどか「じゃあ、飲んだら行ってみようよ！」

ほむら「別に構わないわ｣ﾎﾑｯ

ｽﾀｽﾀ

まどか「ホム太郎、まだ上映してるかな〜｣ｳｷｳｷ

ほむら「あら、みたいの？｣ｸｽｯ

まどか「だってホム太郎だよ〜？｣ﾏﾄﾞﾏﾄﾞ

ほむら「もう、まどかったら」

まどか「っと、信号だよ、ほむらちゃん」

ほむら「え？」

まどか「おっきな十字路だねぇ……」

ほむら「……」

まどか「……ほむらちゃん？」

ほむら「……」

ほむら「……あ、そうだ、この近くに美味しいケーキ屋さんがあるのよ、まどか」

まどか「え、ケーキ！？」

ほむら「人気のお店だから、早く行かないと無くなっちゃうかも知れないわ」

まどか「い、行きたいよ、ほむらちゃん！」

ほむら「ふふ、ホム太郎は良いのかしら？｣ｸｽｸｽ

まどか「うーん……ホム太郎……ケーキ……うん、やっぱりケーキ！｣ﾏﾄﾞｯ

ほむら「そう、じゃあ、行きましょう」ｽｯ

まどか「うん！｣ｷﾞｭｯ

ﾃｸﾃｸ

ほむぅ

ケーキ屋さん

店員「いらっしゃいませ」

ほむら「私はチョコケーキ……まどかは？」

まどか「……うーんと、じゃあこれがいいな！」ｽｯ

ほむら「まどかはイチゴショートね」

ほむら「チョコケーキとイチゴショートください」

店員「…かしこまりましたｰ｣ｲｿｲｿ

店員「630円になります」

ほむら「600……30……と｣ﾁｬﾘ

店員「ちょうどお預かりします。ありがとうございましたー」


まどか「美味しそうだね、ケーキ！」

ほむら「ええ。どこか落ち着ける場所はないかしら……」

ほむほむ

まどか「あ、あそこは？ほら、あの病院の近くの公園」ｽｯ

ほむら「よさそうね。ベンチもあるし」

まどか「えへへ、ほむらちゃんとデート、楽しいなー」

ほむら「ほむっ！？｣ﾃﾞｰﾄ!?

まどか「…あ、ごめんね、変な事いって｣ｱﾊﾊ…

ほむら「そんな事ないわ｣ﾏﾄﾞｶﾄﾃﾞｰﾄ……ｳﾌﾌ


まどか「さあ、ケーキ！ケーキ！」

ほむら「ふふ、焦らないの」ｽｯ

ｲﾀﾀﾞｷﾏｰｽ

まどか「美味しい！このショートケーキすっごく美味しいよ！」

ほむら「そう。よかった｣ﾌﾌ

お休みなさい

なん…だと！？


ほむほむ

おやすみほむほむ

皆ー保守の時間がはっじまるよー！

＼保守／＼保守／＼保守／＼保守／

ﾎﾑﾗﾁｬﾝ！

君たちSS書きはいつもそうだ。
いいところで睡魔だ用事だと離席して読者を焦らす。わけがわからないよ。

乙ほ

寝ほむほむ

ほむ