ホオズキはかせ「ポケットモンスターの せかいへ ようこそ」
1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
ホオズキ「わたしの なまえは ホオズキ」
ホオズキ「みんなからは ポケモンはかせと したわれている」
ホオズキ「しってのとおり この せかいには ポケットモンスター ……ちぢめて ポケモン と よばれている いきものたちが いたるところに すんでいる」
ホオズキ「わたしたち にんげんは ポケモンと いっしょに あそんだり ちからを あわせて しごとをしたり」
ホオズキ「そして ポケモンどうしを たたかわせ きずなを ふかめていったりしている」
ホオズキ「わたしは そんな ポケモンのことを くわしく しるために まいにち けんきゅうを つづけている というわけだ」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 11:06:20.35 ID:fTutX8960
ホオズキ「さて…… セツナ そろそろ じゅんびは できたかな?」
ホオズキ「いよいよ これから きみだけの ものがたりが はじまる」
ホオズキ「たのしいことも くるしいことも いっぱい きみを まっているだろう」
ホオズキ「ゆめと ぼうけんと! ポケット モンスターの せかいへ! レッツゴー!」
ホオズキ「またあとで あおう」
* * *
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 11:06:59.20 ID:fTutX8960
コナギタウン
ママ「あらセツナ ちょうどいいところに降りてきたわね」
セツナ「どうしたの?」
ママ「ふふっ おにいちゃんからプレゼントよ さっき届いたの」
セツナ「ぼくに? なんで突然?」
ママ「突然って…… あなた、今日誕生日でしょう? 忘れたの?」
セツナ「あ」
ママ「忘れてたみたいね」
セツナ「あはは……うん」
ママ「まったく ……はい、これ」
セツナ「わ、モンスターボール! もしかしてポケモン!?」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 11:08:13.34 ID:fTutX8960
ママ「そうみたいね ふふ、だったらちょうどいいかもしれないわ」
セツナ「どういうこと?」
ママ「はい、こっちがママとパパからのプレゼントよ じゃーん、トレーナーセット」
ママ「高性能バッグに、電子日記帳、それから新しい靴よ キズぐすりも一つおまけしておいたわ」
セツナ「こんなにたくさん…… 本当にいいの?」
ママ「だってポケモントレーナーは、あなたの小さい頃からの夢でしょう?」
セツナ「う、うん! ありがとう!」
ママ「それより、そのボール 何のポケモンが入ってるのかしら?」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 11:08:54.01 ID:fTutX8960
セツナ「あ、そうだね」
セツナ「えっーと」
セツナ「でてこい!」
ぽんっ
ロコン「こーんっ!」
セツナ「え!?」
ママ「まぁ」
キラッ
セツナ「金色の……ロコン!? 色違いだ!」
ママ「ふーん あの子も立派に研究してるってことかしらね」
ロコン(じーっ)
セツナ(はっ! ロコンがこっちをじっと見ている…… ぼくがトレーナーに相応しいか、見極めようとしてるのか?)
セツナ「あ……えっと、よろし――」
ロコン「こんっ!」ばっ
セツナ「え? うわぁっ!!」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 11:09:48.97 ID:fTutX8960
ロコンが いきなり だきついてきた!
セツナは ロコンを もらった!
ママ「あら ふふっ その子、とっても人懐っこいのね」
セツナ「えぇ? ちょ、ロコン! 顔舐めるのやめてってば!」
ロコン「こーん♪」
ママ「気に入られたみたいで良かったじゃない」
セツナ「い、いきなり好かれても、わけがわからないよ」
セツナ「兄さんと匂いが似てる……とか?」
ロコンは うれしそうだ!
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 11:12:10.75 ID:fTutX8960
ママ「そうだ、セツナ せっかくだし、その子と一緒に散歩がてら、イズミちゃんのとこに行って来たら?」
セツナ「イズミ姉ちゃんか……」
ママ「ずっとポケモンのこと教えてもらってたんでしょ? この子を見せてあげなさいよ」
セツナ「うん、そうだね」
ママ「決まりね それじゃあ、ちょっと頼みたいことがあるんだけど」
セツナ「……もしかして、そっちが本題?」
ママ「ふふっ どうかしら? ねぇ、ロコンちゃん」
ロコン「こん!」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 11:12:43.18 ID:fTutX8960
* * *
301ばんどうろ
ママ『この小包をイズミちゃんに届けて欲しいの』
セツナ「はぁ まさかこの年になっておつかいを頼まれるとは……」
ロコン(きょろきょろ)
セツナ「ロコン、あんまりウロチョロしないでね」
ロコン「こんっ!」たったった
セツナ「聞いてないし! まったく、ボールの外にいるのがよっぽど楽しいんだなぁ」
セツナ「それにしても、色違いのポケモンって噂には聞いてたけど、こうして本物を見ると、やっぱり神秘的だな……」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 11:13:49.24 ID:fTutX8960
ロコン「こん?」
セツナ「ん? ロコン? どうかした?」
がささっ
セツナ「!?」
やせいの オタチが とびだしてきた!
セツナ「う、うわっ」
ロコン「こんっ」
ロコンは やるきだ!
セツナ「た、戦うしかない、のか?」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 11:14:24.66 ID:fTutX8960
セツナ「えっと、ロコンが覚えているわざ…… ええと、ひ、ひのこ!」
ロコン「こーんっ」
ロコンの ひのこ!
オタチ「きゅうっ」
セツナ「よ、よしっ! きいてるぞ」
セツナ「あ、でもこのあと、どうしたらいいんだ?」
オタチ(よろよろっ)
オタチは にげだした!
セツナ「ああっ!」
???「ふむ」
ロコン「こーん……」
ロコンは すこし しょんぼりしている
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 11:15:15.94 ID:ScezX99b0
許す続けろ
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 11:15:43.94 ID:fTutX8960
セツナ「ごめんな、ロコン ぼくがしっかりしてれば」
???「君はなかなか珍しいポケモンを連れているね」
セツナ「! だ、誰ですか?」
???「おっと失礼 わたしはホオズキ ポケモンの研究をしている」
セツナ「ホオズキ博士……って! ポケモン遺伝学の権威じゃないですか!」
ホオズキ「ふふ そんな立派なものじゃないよ ただポケモンが好きなだけさ」
セツナ「ど、どうして、こんなところに?」
ホオズキ「コナギに知り合いの家があってね ちょっとしたヤボ用かな」
セツナ「はぁ、そうなんですか」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 11:16:28.47 ID:fTutX8960
ホオズキ「それより、君は見たところトレーナーになって間もないみたいだけど」
セツナ「はい」
ホオズキ「そうか、さっきは惜しかったね ポケモンの捕まえ方は知ってるかな?」
セツナ「えっと、まずはポケモンを弱らせて……ボールを投げます」
ホオズキ「グッド そのとおりだ」
セツナ「でも、僕はまだボールを持ってなくて」
ホオズキ「ふむ ならこれをあげよう」
セツナ「え? いいんですか?」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 11:20:18.60 ID:fTutX8960
ホオズキ「あぁ 気にするな モンスターボールの一つや二つ」
セツナ「で、でも」
ホオズキ「なら、その代わりと言ってはなんだが、これも持って行ってくれないか?」
セツナ「これは?」
ホオズキ「ポケモン図鑑といって見つけたポケモンや、捕まえたポケモンのデータが自動的に記録されていく便利な図鑑だよ」
セツナ「これがポケモン図鑑……初めて見た あの、本当に頂いてしまってもいいんですか?」
ホオズキ「構わないさ 君がこの図鑑を完成させてくれれば、それはわたしの研究にも役立つ」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 11:21:30.02 ID:fTutX8960
セツナ「……わかりました 頑張ります! 行こう、ロコン!」
ロコン「こんっ」
ホオズキ「色違いのロコン……そうか、あの子がトキオの弟か」
ホオズキ「頑張れよ、少年」
* * *
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 11:22:25.84 ID:fTutX8960
アザミシティ
セツナ「うーん ポケモン捕まえようと張り切ってたら、あっという間に着いちゃったよ」
イズミ「あれ? セツナ?」
セツナ「イズミ姉ちゃん! どうしてここに? ジムはいいの?」
イズミ「えーっと、今は休憩中かな セツナこそ、どうしてここに?」
セツナ「イズミ姉ちゃんに会いに来たんだよ」
イズミ「ふぅん、嬉しいこと言ってくれるじゃない さてはプレゼントの催促かにゃ?」
セツナ「ち、違うよ 兄さんからポケモン貰ったから、見せようと思って」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 11:26:37.57 ID:fTutX8960
イズミ「あー、なるほど じゃあついにセツナもトレーナーだね! お姉ちゃんはいつでも挑戦を待ってるよ」
セツナ「そ、そのうちね」
イズミ「そっかそっか それで、そっちの何かキラキラしてるロコンちゃんが……」
セツナ「うん ぼくのパートナー」
イズミ「ふーん」 じーっ
ロコンは しっぽをふって たのしそうだ
イズミ「うん セツナ」
セツナ「何?」
イズミ「この子はね、育てればきっと強くなるよ」
セツナ「うん」
イズミ「だって可愛いもの!」
セツナ「え?」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 11:27:58.42 ID:dFKGFr1mO
俺が…!俺達が!ポケモンだっ!
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 11:29:50.26 ID:fTutX8960
イズミ「あ、あぁ、うそうそ 冗談よ」
イズミ「一人前のトレーナーを目指すなら、どんどん人と戦うのが一番! まずは西にあるシシウドシティを目指してみなよ」
セツナ「え?」
イズミ「302ばんどうろはトレーナーがたくさんいるし、シシウドにはジムもあるからね」
セツナ「そっか あ、でも母さんに断ってからじゃないと」
イズミ「くすっ お母さんは何でもお見通しみたい」
セツナ「え?」
イズミ「ごめんね 実はさっきお母さんから電話があって、セツナのこと待ってたんだ」
セツナ「え? え?」
イズミ「お母さんに頼まれた小包、それはセツナの旅に必要なお金よ」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 11:31:37.79 ID:fTutX8960
イズミ「それから、これはお姉ちゃんからのプレゼント」
セツナ「タウンマップだ!」
イズミ「これからの旅には必要でしょ?」
セツナ「うん、そうだね 各地のジムを回って、バッジを集めるんだ……!」
イズミ「あ、そうそう ジムバッジを3つ持ってきたら、お姉ちゃんが相手してあげる」
イズミ「頑張ってね、セツナ」
セツナ「……うん! ぼく頑張るよ」
イズミ「いってらっしゃい」
セツナ「イズミ姉ちゃん、ありがとう 母さんにもありがとうって、伝えておいて」
イズミ「もちろん」
セツナ「よしっ! やるぞー!」
ロコン「こんこんっ!」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 11:33:16.55 ID:fTutX8960
* * *
302ばんどうろ
たんぱんこぞう「いけっ! コラッタ、たいあたり!」
セツナ「負けるなロコン! ひのこ!」
ロコン「こーんっ」
あいての コラッタは たおれた!
たんぱんこぞうの アキラとの しょうぶに かった!
ロコンは レベルが あがった!
セツナ「やったね! ロコン」
ロコン「こんこんっ♪」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 11:33:47.99 ID:fTutX8960
たんぱんこぞう「くっそー お前のロコン強いな」
セツナ「ありがとう」
たんぱんこぞう「色が金色なのにも驚いたけど、おれのコラッタより速いなんて……」
セツナ「色が違うのと、何か関係あるのかな?」
たんぱんこぞう「わかんない でもポケモンのせいかくによって能力は違うって、この間テレビでやってた」
セツナ「そっか」
たんぱんこぞう「セツナ、だっけ? ジム戦頑張れよ! よし、コラッタ! 俺たちは特訓だ」
セツナ「ありがとう! きみも頑張ってね」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 11:35:20.24 ID:fTutX8960
* * *
シシウドシティ
セツナ「ふぅ すっかり夜になっちゃったな」
ロコン「こーん……」
ロコンは つかれている みたいだ
セツナ「よし 今日はポケモンセンターに泊まろう ジムに挑戦するのは明日だ」
ロコン「こんっ」
セツナ「レポートを書いて、っと ――さて、晩ご飯……何食べようか?」
ロコン「こんこんっ」
???「金色のロコンとは……実に珍しいねぇ うひひっ」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 11:36:00.06 ID:Kz5sGo50O
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 11:38:48.78 ID:fTutX8960
* * *
シシウドシティ
ポケモンセンター内
セツナ「う……うん もう朝か……」
ロコン「こんっ! こんっ!」
ロコンは げんきに はねまわっている
セツナ「よし、じゃあ早速ジムに挑戦――」
ざわざわ
セツナ「ん? 何だろう? なんだか騒がしいな」
ロコン「こん?」
セツナ「ロコン 一回ボールに戻ってて」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 11:40:24.10 ID:fTutX8960
おじさん「おい 一体どうなってるんだ!」
ジュンサ―「ですから、ただ今調査中でして……」
セツナ「あの、どうかしたんですか?」
おじさん「あぁ なんでも男の子が一人、いきなりポケモンに襲われたそうだ」
セツナ「野生のポケモンに、ですか?」
おじさん「いや、どうやらトレーナーらしい ったく、ポケモン警察はいったい何をしてるんだか」
セツナ「……その男の子は?」
おじさん「命に別状はなかったみたいだが、大けがだとよ ボウズも気をつけな」
セツナ「ありがとうございます」
セツナ「……それにしても、ポケモンを使って人を傷つけるなんて――」
???「許せない」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 11:41:37.90 ID:fTutX8960
セツナ「! き、きみは?」
???「……」じっ
セツナ「え、えっと」
???「……ふん」てくてく
セツナ(あ 行っちゃった…… )
セツナ(すごく綺麗な子だったな 思わずドキリとしちゃったよ)
* * *
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 11:43:03.37 ID:fTutX8960
シシウドシティ
シシウドジム前
セツナ「え? ジムリーダーがいない?」
ジムトレーナー「はい ですから、申し訳ないですが本日はどうか、お引き取りください」
セツナ「そうですか…… わかりました」
セツナ「あ えっと、いつ頃戻られるか、聞いてます?」
ジムトレーナー「わからないですね 犯人を捕まえるまで戻らない、とおっしゃっていたので」
セツナ「犯人?」
ジムトレーナー「はい ローノさんの弟さんを襲ったトレーナーで――」
セツナ(トレーナーに襲われた……? それって、もしかして)
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 11:44:54.64 ID:fTutX8960
ジムトレーナー「し、しまった! つい言ってしまった! こ、この話は内緒にしててください」
セツナ「わかりました」
ジムトレーナー「お、お願いしますね くれぐれも」
セツナ(襲われた男の子は、もしかしたらジムリーダーの弟かもしれない)
セツナ「ジュンサ―さんに話を聞こう もしかしたら犯人の手がかりが聞けるかも」
* * *
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 11:46:55.99 ID:fTutX8960
シシウドシティ
ポケモンセンター前
セツナ「駄目か……何にも教えてもらえなかった」
どんっ
セツナ「いたっ」
???「おっと ごめんよ、ケガはないかい?」
セツナ「だ、大丈夫です こっちもボーっとしてたので……すみません」
???「いや、いいんだ ボクも慌ててたせいで前をよく見てなかったから」
セツナ「本当すみません それじゃ、ぼくはこれで失礼しま――」
???「あぁ ちょっと待って」
セツナ「?」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 11:50:07.03 ID:fTutX8960
???「ボクの名前はローノ この街でジムリーダーをやっている キミに聞きたいことがあるんだけど、いいかな?」
セツナ(この人が……ジムリーダー!)
セツナ「なんでしょう?」
ローノ「キミは今この街で起きている事件を知っているかい?」
セツナ「男の子が一人、トレーナーに襲われたっていう、あれですよね?」
ローノ「そうだ ボクは、この街のジムリーダーとしてその犯人を捕まえたいと思っている」
ローノ「小太りでメガネをかけた男を見なかったかな?」
セツナ「……すみません、見てません えっと、その人が犯人なんですか?」
猿さん気をつけろよ
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 11:53:20.73 ID:fTutX8960
ローノ「あぁ おと――襲われた男の子がそう言っていた」
セツナ「わかりました ぼくも探すのを手伝います」
ローノ「本当かい? ありがとう」
セツナ「その代わり、犯人を見つけたらジムに挑戦させてください」
ローノ「もちろんだよ それじゃあ、またあとで会おう!」
セツナ「……よし これでやるべきことは決まったな 小太りでメガネをかけた男を探す、それだけだ」
セツナ「ぼくも街の人に話しかけて、情報を集めよう」
34 :
>>32 そろそろこわい:2011/10/15(土) 11:55:22.23 ID:fTutX8960
* * *
シシウドシティ
おばさん「知らないわねぇ」
女の子「知らなーい」
男の人「いやー 知らないな」
セツナ(駄目だ…… 全然見つからないよ)
???「邪魔 どいて」
セツナ「え? あ ごめんなさい」
???「……ふん」
セツナ「あ きみはポケモンセンターにいた……」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 11:55:59.38 ID:wOiIZ59w0
帰ったら大騒ぎだろっfqっふぁf
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 12:02:27.31 ID:fTutX8960
???「だったら何?」
セツナ(こ、こわー なんでこの子いきなり不機嫌そうなんだ?)
セツナ「ね、ねぇ 小太りでメガネをかけた男、見なかった?」
???「……ひょっとして、それみんなに聞いてまわってるの?」
セツナ「う、うん そうだけど」
???「そう なら忠告 余計なことはしない方がいいわよ」
セツナ「……どうしてきみにそんなこと言われなくちゃいけないのさ」
???「忠告はしたから」
セツナ「どうもありがとう 考えておくよ」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 12:03:03.06 ID:wFpl5WF50
これってルビサファ?
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 12:04:52.03 ID:fTutX8960
セツナ(なんなんだ、あの子…… 余計なことだって? 犯人を探すことのどこが余計だって言うんだよ)
セツナ「あ すみません、ちょっといいですか? 人を探してるんですが……」
優しそうな男「なにかな?」
* * *
シシウドシティ
路地裏
セツナ「この辺りで見たんですか?」
優しそうな男「うん、そうだよ 言われてみれば、確かに怪しい男だった」
39 :
>>37 ごめん ただの妄想:2011/10/15(土) 12:05:53.55 ID:fTutX8960
セツナ(そうか……もしかしたら、ここに何か手がかりがあるかもしれない)
セツナ「ありがとうございます あなたのおかげで――」
優しそうな男「あ! あそこ見て! 今何か光ったよ?」
セツナ「え? 本当ですか?」
優しそうな男「なーんちゃって 嘘だよーん」
セツナ「!?」
優しそうな男「スリープ かなしばり」
スリープ「すりぃーぷ」
ぴきーん
セツナ「! か、からだが……動かない!?」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 12:07:24.29 ID:fTutX8960
優しそうな男「うひひっ ケッサク」
セツナ「ど、どうして こんなことを?」
優しそうな男「え? まだわからない? あぁ、そっか メガネかけてないからか」
セツナ「! 小太りで、メガネをかけた男……!」
優しそうな男「ぴんぽーん 正解でぇーす」
優しそうな男「んふぅ こそこそ人のことを嗅ぎまわってるお馬鹿な君は、このトーレス様が直々にお仕置きしてあげるよ」
セツナ「くそっ! からだが……」
トーレス「さーて、どうやってお仕置きしてあげようかなぁ?」
???「お仕置きされるのは、あんたの方よ」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 12:09:12.16 ID:wFpl5WF50
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 12:10:24.68 ID:KBlRZkUd0
支援
ポケモン新作と聞いて
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 12:15:38.97 ID:fTutX8960
トーレス「! その声……! トワちゃん、こんなところまで追いかけてきたの?」
セツナ(さっきの女の子! どうしてここに!? 逃げるように言わなきゃ――)
トワ「……見張りをつけておいて正解だったみたいね」
セツナ「え?」
トワ「トーレス、あんたたちタイム団の好きにはさせないわよ」
トーレス「……うひひ、隙ありっ スリープ、かなしばり」
スリープ「すりぃーぷ」
ぴきーん
45 :
ハードルは低いままでお願いします:2011/10/15(土) 12:17:32.87 ID:fTutX8960
トワ「チルット! おどろかす!」
チルット「ちるーっ」
こうかは ばつぐんだ!
スリープは ひるんだ!
トーレス「なにぃ!?」
トワ「今よ! みだれづき!」
チルット「ちるちるっ!」
セツナ(! よし、さっきの攻撃で、かなしばりが解けてる!)
チルット「ちるっ!」
3かい あたった!
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 12:18:43.89 ID:ScezX99b0
新ポケモンは出ないよね
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 12:18:58.67 ID:fTutX8960
トーレス「くぅぅ こうなりゃ2対1だ! 出てこいドガース! たいあたり!」
セツナ「そうはさせない! いけ! ロコン!」
ロコン「こーんっ!」
きらっ
セツナ「ロコン、でんこうせっかだ!」
ロコンの でんこうせっか!
ドガース「ど、どがー」
トワ「ふぅん 案外やるじゃん」
48 :
>>46 世界観壊したくないから、出さないと思う:2011/10/15(土) 12:20:58.87 ID:fTutX8960
トワ「負けてられないわよ、チルット! つばめがえし!」
チルット「ちるっ!!」
スリープは たおれた!
セツナ「とどめだ! ひのこ!」
ロコン「こーんっ」
ドガースは たおれた!
トーレスとの たたかいに しょうりした!
トーレス「負けた? ……この、トーレス様が?」
トワ「あんたに手持ちのポケモンはもういない 投降した方が身のためよ」
トーレス「……く、くそぉぉぉおおおお!」
49 :
>>1は初代〜ダイパまでしか知りません:2011/10/15(土) 12:24:14.97 ID:fTutX8960
* * *
シシウドシティ
セツナ「ありがとう きみのおかげで助かった」
トワ「別に それよりあんた、あたしの忠告、無視したでしょ」
セツナ「……う ごめん」
トワ「ま、いいわ おかげでこっちも収穫あったし」
セツナ「きみは一体、何者なの?」
トワ「ただのポケモントレーナーよ それじゃあね、セツナ」
セツナ「あ、うん それじゃあ」
セツナ(あれ……ぼく、名乗ったっけ? まぁいいか)
50 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/10/15(土) 12:24:16.40 ID:uybq8gbx0
テンポはいいな
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 12:25:50.82 ID:fTutX8960
ローノ「ありがとう キミたち二人のおかげで犯人を捕まえることが出来た」
セツナ「いえ、そんな」
ローノ「約束どおり、キミの挑戦を受けるよ 勝負は明日でいいかな?」
セツナ「はいっ! よろしくお願いします!」
セツナ「……ところで、あのトーレスって男の目的は何だったんです?」
ローノ「ボクも詳しいことはわからない けど、“ひみつのコハク”を狙ってたのは間違いないみたいだ」
セツナ「ひみつのコハク?」
ローノ「ボクの実家は宝石商でね そこで取り扱ってるものなんだけど、中には大昔のポケモンの遺伝子が眠ってるんだよ」
セツナ「大昔の……ポケモン」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 12:28:12.45 ID:fTutX8960
ローノ「弟もだんだん元気になってるみたいだし、なにはともあれ一件落着さ」
セツナ「そうですね」
ローノ「よし、それじゃあ明日の勝負、楽しみにしているよ」
セツナ「はい!」
* * *
夜
シシウドシティ
ポケモン警察 拘置所
ジュンサ―「もう寝なさい 就寝時間はとっくに過ぎているわよ」
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 12:30:12.48 ID:fTutX8960
トーレス「……寝なさい? 誰に言ってるのかな?」
ジュンサ―「はぁ あなたに決まってるでしょう?」
トーレス「それはどうかな」
〜〜〜♪
ジュンサ―「どういう――な、何? この歌……」
トーレス「……うひひっ」
ジュンサ―「な、仲間が、いたのね……」zzZ
ばたっ
トーレス「助かったよ」
???「……ボスの指示なの 勘違いしないでなの」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 12:31:00.02 ID:fTutX8960
* * *
翌日
シシウドジム内
審判「それでは、ただ今よりヘキサバッジを賭けた、ジム戦を行います!」
審判「ルールは一対一の勝ち抜き戦、どちらかの手持ちポケモンが0になったら試合終了です!」
観客たち『ローノさまぁ! 頑張ってぇ!』
わーっ
セツナ「えっと、すごい歓声ですね」
ローノ「そう ボクはこうして応援してくれる街のみんなのためにも負けるわけにはいかない」
ローノ「なぜなら、それがボクのジムリーダーとしてのあり方だからだ」
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 12:33:29.29 ID:fTutX8960
ローノ「……セツナくん、この街の平和を取り戻してくれたこと、ジムリーダーとして、一人の兄として、感謝している」
セツナ「は、はい」
ローノ「でもボクは、手加減はしない 正々堂々、正面からキミを倒す!」
セツナ「はいっ! よろしくお願いします!」
審判「それでは両者! ポケモンを!」
セツナ「頼んだぞ、ロコン」
ロコン「こんっ!」
ロコンは はりきっている!
ローノ「金色のロコンとは珍しいね……でも、相性は悪いみたいだよ」
ローノ「いけ! イシツブテ!」
セツナ「まずはイシツブテか」
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 12:34:15.53 ID:fTutX8960
…
……
黒服『おーっす 未来のチャンピオン』
黒服『シシウドのジムリーダーは、いわタイプの使い手だ』
黒服『生半可な攻撃は通用しない』
黒服『ほのおタイプなんかは相性が悪いから気をつけろよ』
……
…
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 12:36:27.69 ID:fTutX8960
ローノ「イシツブテ! たいあたりだ!」
あいての イシツブテの たいあたり!
セツナ「ロコン! かわしてでんこうせっか!」
ロコン「こんっ!」
イシツブテの こうげきは あたらなかった
ローノ「うん かわされたか」
ローノ「……なるほど、キミのロコンはなかなか俊敏みたいだね――でも、そんな攻撃はボクのポケモンには通用しない!」
ロコンの でんこうせっか!
こうかは いまひとつの ようだ
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 12:37:42.68 ID:fTutX8960
セツナ「まだだ! たたみかけろ!」
ロコン「こーんっ!」
ロコンの ひのこ!
こうかは いまひとつの ようだ
ローノ「無駄だよ そろそろこっちもいかせてもらう!」
あいての イシツブテの いわおとし!
セツナ「かわせロコン!」
あいての こうげきは はずれた
セツナ「よし!」
ローノ「横っ飛び! ……なんて身の軽さだ」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 12:38:38.02 ID:fTutX8960
ローノ「でも甘いね かわした後は隙だらけだよ!」
あいての イシツブテの たいあたり!
どがっ
セツナ「ロコン!?」
ロコン「こ、こん!」
セツナ(……マズい 動きが読まれてきてる)
セツナ(こっちの攻撃があまり効いてないぶん、こうなると向こうが断然有利だ)
セツナ「くっ どうすれば……」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 12:39:22.59 ID:fTutX8960
ロコン「こんこんっ!」
セツナ「ロコン……?」
ロコン「こん! こんこん!」
セツナ(ロコンはまだ諦めてない! そうだよ、ぼくが弱気になってどうするんだ!)
セツナ「勝とう……! ロコン!」
ロコン「こんっ!」
ローノ「……いいね キミはやっぱりいいトレーナーだ ここにきてまた闘志が強くなった」
ローノ「なら、こっちも全力でいく! イシツブテ! いわおとし!」
イシツブテの いわおとし!
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 12:40:41.46 ID:fTutX8960
セツナ(一か八か、あの技を試してみよう)
セツナ「ロコン! おにび!」
ロコン「……こんっ!」
ぼっ ぼっ ぼっ
ローノ「何っ!? 青い炎だって!?」
あいての こうげきは あたらなかった
ローノ「なんだ? 目くらまし……?」
イシツブテ「……」がくっ
イシツブテは やけどを おった!
セツナ「――違う! そうか! おにびは、相手をやけど状態にする技か……!」
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 12:41:52.64 ID:fTutX8960
あいての イシツブテは やけどの ダメージを うけている
ローノ「だけど! それなら、やけどにやられる前に倒せば!」
セツナ「させない! ロコン、でんこうせっか!」
ロコン「こんっ!」
きゅうしょに あたった!
セツナ「やけどで追加ダメージ!」
あいての イシツブテは やけどの ダメージを うけている
あいての イシツブテは たおれた!
ロコンは レベルが あがった!
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 12:44:21.61 ID:fTutX8960
ローノ「……まさか、ほのおタイプにボクのイシツブテが負けるとはね」
ローノ「でも次はそうはいかない でてこい! プテラ!」
プテラ「てらーっ!」
セツナ「あれが……蘇った、大昔のポケモン」
ローノ「お互い、これが最後のポケモンだ ……決着をつけよう!」
ロコン「こん?」
ローノ「プテラ! 一気に決めるぞ! つばさでうつ!」
プテラ「てらーっ」
セツナ「ロコン! かわしておにびだ!」
ロコン「こんっ」
あいての こうげきは はずれた
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 12:44:37.83 ID:Cl7sXbQF0
さるよけ
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 12:45:30.20 ID:fTutX8960
ローノ「甘いよ もうロコンの回避パターンは読み切った」
ローノ「決めるぞプテラ! ストーンエッジ!」
セツナ「! マズい! かわせロコン!」
あいての プテラの ストーンエッジ!
こうかは ばつぐんだ!
セツナ「ロコーン!!」
ロコン「こ、こん……」
ロコンは つらそうだ
ロコンは なんとか たちあがった!
ローノ「少しはずしたか…… でも、次で終わりだ」
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 12:46:10.77 ID:fTutX8960
ぼっ ぼっ ぼっ
ローノ「!」
あいての プテラは やけどを おった
あいての プテラは やけどの ダメージを うけている
ローノ「驚いたな あの状態でおにびを……」
セツナ「ロコン!」
ママ『キズぐすりも一つ、おまけしておいたわ』
セツナ「そ、そうだ 確かバッグの中にキズぐすりが……!」
セツナは キズぐすりを つかった
ロコン「こん……」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 12:47:36.35 ID:+3bvwa1C0
ほとんど誰も読んでないのに一生懸命書く人ってすごいよね
68 :
ご飯食べてくる:2011/10/15(土) 12:48:36.33 ID:fTutX8960
セツナ「全回復……とまでは、いかないか」
セツナ(どうする? やけど状態にしたとはいえ、あっちはまだまだ元気なのに対して、こっちはこんな状況……)
ロコン「こん」
じーっ
セツナ(これ以上ロコンを傷つけたくない…… でも、決めたんだ! 勝つ、って!)
セツナ「大丈夫 諦めたりしないよ」
ロコン「こんっ♪」
セツナ「やろうロコン 一つだけ策がある」
ロコン「こん!」
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 12:57:22.65 ID:iWIMJ6jF0
ほしゅ
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 12:58:16.25 ID:fTutX8960
ローノ「もういいかい?」
セツナ「はい お待たせしました」
ローノ「それじゃあ、行かせてもらうよ! プテラ! つばさでうつ!」
プテラ「てらーっ!」
あいての プテラは やけどの ダメージを うけている
セツナ(ここでかわしたら、またあの技がくる! かすっただけで、あの威力だ……次くらうわけにはいかない!)
セツナ「ロコン! そのまま突っ切れ!」
ローノ「正面突破か おもしろい!」
あいての プテラの つばさでうつ!
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 13:00:42.47 ID:fTutX8960
セツナ(今だ! 攻撃が当たる瞬間に、加速する!)
セツナ「ロコン、でんこうせっかだ!」
ロコン「こんっ!」
あいての こうげきは はずれた!
ローノ「なにっ!?」
セツナ(さっきの戦いで覚えたわざ……昔イズミ姉ちゃんに教えてもらったことがある)
セツナ(決まりさえすれば……!)
セツナ「いけっ! ロコン! あやしいひかり!」
ロコン「こん!」
あいての プテラは こんらんした
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 13:02:36.82 ID:fTutX8960
セツナ「決まった!」
ローノ「く、しっかりしろ、プテラ!」
あいての プテラは こんらんしている
わけもわからず じぶんを こうげきした
プテラ「てらーっ!」
ローノ「やめろプテラ! 落ち着け!」
あいての プテラは やけどの ダメージを うけている
あいての プテラは こんらんしている
あいての プテラは やけどの ダメージを うけている
あいての プテラは こんらんしている
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 13:02:59.17 ID:wFpl5WF50
ロコンちゃんマジ鬼畜
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 13:03:51.85 ID:fTutX8960
ローノ「プテラ! おいプテラ!」
セツナ「ロコン! とどめのひのこ!」
ロコン「こーんっ!」
ロコンの ひのこ!
きゅうしょに あたった!
プテラ「て、てら……」
どさっ
あいての プテラを たおした!
セツナ「か、勝った…… 勝ったよロコン!」
ロコン「こんこーん♪」
ロコンは うれしくて こおどりしてる
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 13:05:38.88 ID:fTutX8960
ローノ「……おめでとう、セツナくん まさかプテラまでやられるとは、想像してなかったよ」
セツナ「あ、は、はい! えっと、ちょっと反則みたいな勝ち方でしたけど」
ローノ「そんなことはないさ ボクは全力で戦った でもキミがそれ以上に強かっただけだ」
セツナ「あ、ありがとうございます」
ローノ「これはボクを倒した証、ヘキサバッジ」
セツナ「これが……」
きらーん
ローノ「それから、これも持って行ってくれ 最高に楽しいバトルのお礼だ」
セツナは ヘキサバッジと わざマシン71「ストーンエッジ」をもらった
セツナ「ありがとうございます ローノさん」
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 13:06:30.93 ID:fTutX8960
ローノ「キミは次のジムを目指すんだろう?」
セツナ「は、はい そのつもりです」
ローノ「なら次は、この街を北に行った先にあるフクジュシティを目指すといい」
セツナ「フクジュシティ……」
ローノ「道行きは厳しいけど、付近には色々なポケモンが生息しているからね 新しい仲間をつかまえてみるのもいいかもしれない」
セツナ「わかりました」
ローノ「キミには色々学ばされた…… これからも頑張ってくれ」
セツナ「はいっ! それでは、失礼します」
セツナ「ありがとうございましたっ!」
ロコン「こんっ!」
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 13:07:10.60 ID:fTutX8960
* * *
ホオズキはかせ「きみの ぼうけんは まだ はじまったばかりだ」
ホオズキはかせ「これから もっと つよいてきに たくさん であうだろう」
ホオズキはかせ「これから もっと すてきななかまに たくさん であうだろう」
ホオズキはかせ「わたしも きみの ぼうけんの ゆくえを たのしみに しているよ」
セツナは これまでの ぼうけんを レポートに かきのこした!
つづく
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 13:09:36.48 ID:iWIMJ6jF0
びっくりした、一瞬もうエピローグかと思った
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 13:09:41.78 ID:u6U+1vqI0
上Bセレクト!
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 13:11:08.68 ID:fTutX8960
書き溜め終了しちまいました
ちょっと書き溜めてくる
次のジムリーダー、草か氷以外で
>>82
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 13:12:03.83 ID:wFpl5WF50
タイプを書けばいいのか?
悪で
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 13:15:17.66 ID:u6U+1vqI0
ノーマル
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 13:18:21.66 ID:fTutX8960
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 13:18:55.04 ID:+MtppdFxi
俺は楽しんで読んでるぞー!
頑張ってくれー!
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 13:19:14.08 ID:wFpl5WF50
男(43)
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 13:19:21.12 ID:+MtppdFxi
ksk
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 13:19:37.95 ID:+MtppdFxi
男5
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 13:20:29.40 ID:wFpl5WF50
おいおいショタコンか
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 13:25:37.63 ID:fTutX8960
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 13:27:53.61 ID:wFpl5WF50
kskst
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 13:32:35.58 ID:iWIMJ6jF0
ケンタロス
ミルタンク
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 13:36:35.13 ID:+MtppdFxi
>>89 5歳は喋れるよー
天才児設定でもいいしwwww
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 13:36:49.64 ID:7ybu551w0
コラッタ
ピジョン
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 13:37:29.96 ID:fTutX8960
>>91 牛と牛か いいね
じゃあ書き溜めもうちょいするから少し待ってて
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 13:44:23.60 ID:ScezX99b0
投下スピード早いから書き込みする暇ないねん保守
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 13:48:50.35 ID:41ibRorG0
なにオリジナル?三世代ってこんなのだった?
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/15(土) 13:55:11.75 ID:ScezX99b0
>>96 ジム保留とか雰囲気で俺は第三世代で想像してる
追い付いたけど上手いね
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
ほ