1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 22:02:01.52 ID:Bp4hODvZ0
代理です
コール(どうなってやがる・・・)
コール(確か俺はビーストを倒すためにRFIを起動させて・・・)
コール(だがどう見てもここはニューマレイじゃない・・・一体俺は・・・・あぁクソっ、思い出せない)
???「・・・ちょっと、そこのアンタ」
コール(とにかく俺がこんな得体の知れない場所に飛ばされたのにも理由があるはずだ・・・。ひとまずこの辺りを調――)
???「アンタよアンタ!無視してんじゃないわよ!」
コール「あぁ?」
???「あなた、こんなところで何やってるわけ?」
コール「どうしてそれをお前に教えなきゃならない。子供は帰って寝る時間だ」
???「誰が子供よ!私には御坂美琴って名前があんの!それに真夜中の、しかもこの学園都市にこんな見るからに怪しいおっさんがいて変に思わないほうがおかしいわよ」
コール「ガクエントシ・・・?それがこの街の名前か?」
美琴「えっ?、そうだけど・・・ってか人の話聞きなさいよ!」
コール「心配するな、嫌でもでも聞いてやる・・・。だから怪我する前に話せ、ここが一体どういう場所なのかをな・・・」
美琴「ハイわかりましたって私が喋るとでも思ってるの?おっさん」
コール「なんだやる気か?悪いが今は子供だろうが手加減しない」
美琴「上等じゃない・・・こっちはついさっきあのバカにやられてムシャクシャしてんの、よッ!!」バチィッ
コール「!?」ドガァン
美琴「あ、ヤバ・・・ちょっとやりすぎちゃったかも・・・まぁ直撃しても気絶程度に加減は――」
コール「驚いた・・・今の雷・・・お前もコンジットなのか・・・?」
美琴「ッ!?いつの間に後ろに!」バッ
コール「質問に答えろ。お前もコンジットか?」
美琴「コンジッ・・・ワケわかんないこといってんじゃないわよッ!」バチィッ
コール「チッ・・・!」ドガァン
美琴「ハァ…ハァ・・・今のは流石にかわしきれない・・・直撃したはず・・・」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 22:13:31.86 ID:muNK3Ya4O
なんとインファマスとな
コール「おいおい、人の話を聞けってのはお前が言ったんじゃなかったのか?」
美琴(嘘・・・!?どうして無傷なの?まさかあのバカと同じ能力を――)
コール「もっとも」バチバチ
コール「俺はもう人じゃあないかもしれないがな」ドシュゥ
美琴「てから電撃を・・・!?こいつも私と同じ電撃使い(エレクトリカルマスター)!?」バチィン
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 22:16:40.31 ID:Bp4hODvZ0
支援
コール「さぁ小娘、観念して質問に答えろ」
美琴「だから私には御坂美琴って名前があるって言ってんでしょーがッ!!」ブンッ
コール「おっとなんだその剣、そりゃ砂鉄か?」
美琴「よくわかったわね、お互い電気が通じないからって攻撃する手がないわけじゃないのよッ!!」ブンブンッ
コール「電撃が通じないか・・・だが悪いが俺にも手はある」キィン
美琴「んなッ!?氷っ?あいつ電撃使いじゃ・・・」
コール「チェックメイトだ」キィィン
美琴「!!しまっ・・・」
コール「おおっと、無駄な抵抗はよせ。っていっても両手両足凍らされちゃあ抵抗できないか?」
美琴「くっ・・・離しなさいよ!」
コール「離してほしいなら話せ、凍傷になる前にな。お前は一体何者だ?、ここは一体どういう場所だ?、どうすれば俺はニューマレイに帰れる?」
美琴「だあぁもう!いっぺんに質問するんじゃないわよ!大体、あんたみたいな不審者に答えることなんてないって言ってるでしょうが!!」
コール「答えないか・・・なら体に聞くまでだな・・・」バチバチバチ
美琴「じょ、上等じゃない・・・私を脅そうなんて100年早いわよ」
コール「そうか・・・」ニヤァ
美琴「くっ・・・」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 22:26:10.52 ID:Bp4hODvZ0
vipではageたほうがよくね?
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 22:29:25.13 ID:M6VRWns+0
コール「・・・」バッ
美琴「ッ!」ビクゥッ
コール「・・・」
コール「チッ」スタスタ
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 22:31:14.37 ID:M6VRWns+0
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 22:34:02.91 ID:Uf1hFCDR0
期待アゲ
美琴「・・・えっ?ちょ、ちょっと待ちなさいよ!」
コール「安心しろ、その氷はしばらくすれば外れる」
美琴「そうじゃなくて!私に力ずくでも吐かせるんじゃないわけ!?」
コール「俺が手を上げただけでビビッちまう様な子供にそういう気は起こらない」
美琴「なっ、ビビッてなんかないわよ!!」
コール「あぁ、わかった。じゃあもう子供はママの所にでも帰んな」
美琴「」ブチッ
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 22:44:34.91 ID:M6VRWns+0
コール(さっきのガキといいどうもこの街は普通じゃねぇ・・・早いとこ情報を集めねぇと。ジークやクオは無事なのか・・・?)
美琴「・・・子供子供って」バキバキ
コール「?」
美琴「バカにしてんじゃないわよッ!!!」ドガァァァァン
コール「ッ!なんだこの威力・・・!ヤバイ、後ろは川じゃ―――」バシャァン
美琴「ハァ・・・ハァ・・・レールガンまで使うなんて我ながらやりすぎたかしら・・・っていっても狙ったのは足元だしあのおっさんなら川に落ちた程度だし大丈夫でしょ」
美琴「ってあれ・・・おっさん中々浮かんでこないわね・・・しかもなんだか川が放電してるような・・・」
コール「」
コール「」プカァ
美琴「」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 22:46:24.69 ID:Uf1hFCDR0
\(^o^)/
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 22:52:47.96 ID:M6VRWns+0
美琴「えっ嘘、いやでも足元にしかも手加減したレールガンであのおっさんが死ぬわけ・・・あーもう!考えてる暇はないわ!!」バシャァン
美琴「だぁーもう!何で私はこんな時間に川に飛び込んでへんなおっさんの人命救助やってんのよぉぉぉ!」バシャバシャ
美琴「まったく、あいつじゃないけど・・・不幸だぁぁぁぁぁ!」
プロローグ 完
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 22:58:10.43 ID:M6VRWns+0
―――プロローグ6時間前
初春「そういえば佐天さん、虚空爆破事件って知ってます?」
佐天「あー最近話題になってるよねー。ぬいぐるみが爆発するってあれでしょ?」
初春「そうです。しかも未だ犯人の特定もされてないんで佐天さんも気をつけてくださいね」
佐天「あれー?初春もしかして心配してくれる感じ?」
初春「っ佐天さん!人が真面目に話してるんだから聞いてくださいよ!」
佐天「あはは、ごめんごめん。大丈夫だって初春、じゃ私こっちだからまた明日ねー」
初春「あっ佐天さ・・・まったくしょうがないなぁ・・・」
佐天(とは言ったものの・・・)
佐天(やっぱ夕暮れの人気のない道はちょっと怖いかも・・・)
佐天(今日は初春の忠告通りまっすぐ帰るとしますかっ!)ダッ
???「おっと」ドン
佐天「キャッ!」
???「ごめんよお嬢ちゃん、怪我はないか?」
佐天「イタタ・・・あ、いえ大丈夫です・・・ってあなたは・・・!?」
???「どうやら言葉は通じるみたいだな。突然だが、お嬢ちゃんに聞きたいことがあるんだが」
佐天「あ・・・ハ、ハイ・・・なんでしょうか・・・?」
???「実は、俺はある男を探しててな・・・」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
―――時間は戻りプロローグ後
コール「・・・くっ、俺は一体・・・そうだあのガキにか川に突き落とされてッ・・・!」バッ
コール「あの野郎一体どこに―――ん?」
美琴「zzzzz」スーッスーッ
コール(のん気に寝てやがる・・・それに全身ずぶ濡れ・・・まさかこいつ俺を川から・・・?)
コール「・・・チッ、本来なら黒焦げにしてやりたいところだが今日は見逃してやる」
コール「・・・というか」
コール「ここはどこだ?」