夜科アゲハ「出席日数が足りない」 【PSYREN-サイレン-】

アゲハ（ガッコー行くのも半年ぶりかぁ……。なーんか懐かしいような気だるいような……）

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ…

サカ「アゲハァァァ！！」　ｶﾞﾊﾞｯ

アゲハ「ぬおおおっ！？」

ヒロキ「久しぶり！　元気そうでなによりだよ」

アゲハ「サカ！？　ヒロキ！？」

サカ「心配かけやがってこのヤロー！　半年も入院してたんだってなァ！」　ｳﾙｳﾙ

アゲハ「お、おう。ちょっと調子悪くてな……」

・・・誰だっけ？

アゲハ 「ぐ、ぐるじ……！　やめ……ろ……！」　ﾀｯﾌﾟﾀｯﾌﾟ

ヒロキ 「その辺にしときなよ。アゲハにも事情があったんだからさ」

サカ 「おおっといけねえ。嬉しくてつい、な」　ﾊﾟｯ

アゲハ 「ぜーっ……ぜーっ……ったく、少しは加減しろよな。まだ病み上がりなんだぜ俺ぁ……」　ﾌﾗﾌﾗ

ヒロキ 「まあとにかく」



サカ＆ヒロ 「「おかえり」」

アゲハ 「！　……ただいま」

こんなの書いてて恥ずかしくないの？

期待

サイレン好きだったわ
�C�C�C

アゲハ「――――…………って事件に巻き込まれててな」

サカ「いやはや。そりゃー大変だったなぁ」

アゲハ「フツーの高校生相手にスタンガンに催涙スプレー使ってきたんだぜ？」

ヒロキ「あの偽警官がねえ。確かにヤバそうな雰囲気はしてたけど」

アゲハ「ま、積もる話もあるけど、ひとまずガッコーについてから――――」　

ﾂﾝﾂﾝ

アゲハ「ん？」　ｸﾙﾘ

雨宮「…………」

サカ「雨宮じゃん。おっす」

ドルキさん期待

時間軸どの辺だ？

サイレンスレきたー

雨宮 「夜科。ちょっと」　ｸｲｸｲ

アゲハ 「あ……。悪ィ！　お前らだけで先行っててくれ」

サカ 「おう、先に……って……え？　お前は？」

アゲハ 「雨宮と一緒に行くわ。んじゃ」　ｽﾀｽﾀ


＜寝坊しないでよく来れたわね？
＜うんにゃ。アネキに叩き起こされた。


サカ 「お、おい、あれって……もしかして……」

ヒロキ 「そういうこと。半年間付きっ切りでアゲハの看病してたらしいよ、彼女」　ﾎﾟﾑﾎﾟﾑ

サカ 「チクショー！　お前だけは仲間だと思ってたのにぃぃぃ！　アゲハの裏切り者おおおおお！！」

いつもの人？
本編で学校の面々とか最初しか出てなかった気がする

キチ宮さん来るか

雨宮 「体調はどう？」

アゲハ 「悪くはねえな。でも、どうにも身体がなまっちまってる」

雨宮 「半年も寝てれば仕方ないわ。少しずつカンを取り戻していけばいいのよ。
　　　 そもそも普通に生活してればＰＳＩを使う機会もまずないでしょうし」

アゲハ 「だな」

雨宮 「それか……ら……ッ！？」　ｶﾞｸｯ

アゲハ 「？　……雨宮？　どうし――――」

雨宮 「ちょっと待ちなさ……ああっ……！」

ﾎﾞﾌﾝ

アビス 「ハァイ☆　おひさー」

アゲハ 「ア、アビス！？」

夜科が好きだった子って陰湿だったよね

詠夜さんマダー？

雨宮の財布隠したりしてたな

アゲハ 「な、何でお前が……？」

アビス 「今日はアタシが主人格の日なのよ。毎日入れ替わっててー、アタシもガッコー楽しんじゃってるんだからぁ♪」

アゲハ 「お前が主人格で学校！？　色々とヤバくないか！？　それ！！」

アビス 「ちょっとー。その言い方ヒドいんじゃない？
　　　　　アタシは桜子みたいに根暗じゃないしー？　オトモダチもいっぱいできてるしー？」　ｹﾗｹﾗ

アゲハ （サカのヤツ、それで雨宮のことを氷の女王って呼ばなかったのか……？）

アビス 「友達には、アタシが桜子の別人格だってことで納得させてるけど」

アゲハ 「別に隠してるわけじゃないのか？」

アビス 「そ。ちなみに肌の色を指摘されたことあるけど。
　　　　　 それは人格が入れ替わるとこうなる謎の奇病ってことで通してるから」　ｸﾞｯ

アゲハ 「そんな言い訳が通るとは白瀧高もいよいよだなオイ」

全部が岩代絵で再生される
>>1上手いな

アビス 「ところで話は変わるけどさ」

アゲハ 「うん？」

アビス 「アゲハとアビスって表記が似てて紛らわしくない？」

アゲハ 「あー。それは俺も思ってたわ。正直どっちがどっちだか」

深淵 「だから私の事はこれ以降“深淵”って表記にするわね♪」

アゲハ 「悪ィ。助かる」

アビス軽w

ｶﾞﾗｯ

アゲハ 「うぃーっす。おひさー」

＜アゲハ……！？
＜退院したのか……

アゲハ 「ハハ。ちょっとした有名人になっちまったな、俺！」　ｷﾘｯ

深淵 「おはー」

まどか 「ヒッ！？」　ﾋﾞｸｯ!!

アゲハ 「？」

まどか 「お、おはようございますアビスさん！　お久しぶりです夜科クン！」　ﾍｺﾍｺ

アゲハ 「まどか……ちゃん？　何かキャラ変わってね……？」

深淵 「アゲハ、ちょっとテレパス」

アゲハ 「ん。おう」

こんなんあんのか！期待させてもらう

深淵 《このまどかってのさー、昔、アタシらの財布を隠すとか随分と調子こいてたじゃない？》

アゲハ 《まさかお前……》

深淵 《そ。桜子は『無視してればいい』なんて言ってたけど。そんなに人間できちゃいないのよ？　アタシは》

まどか 「机もピカピカに磨いておきましたっ！」　ﾍｺﾍｺ

深淵 《だからね、ほんのちょっとだけオシオキしてあげたらとっても素直な娘になったの♪》

アゲハ 《……ちなみにどんなオシオキを？》

深淵 《んー？　あの子の家に忍び込んで、指をへし折ってあげただけ。あまり残虐なことはできないモン》

アゲハ 《……》

深淵 《面白かったわよー？　『お母さん助けてー』なんて泣き喚いてさあ。
　　　　 アンタの親なんて下の階でもうとっくに私が寝かしつけたっつーの》



※まどかちゃん＝雨宮さんの財布を隠したクラスメイトでまどマギの主人公とは一切関係ありません

深淵「この際 名前とかどうでもいいでしょ？」

深淵 《んで、また明日来るって言ったら土下座して謝ってきたからさあ、特別に許してあげることにして》

まどか 「どうぞこちらにおかけください！　バッグはお預かりします！」　ﾍｺﾍｺ

深淵 《その次の日は約束どおり指は折らずに爪剥ぎで許してあげたの。アタシって優しいでしょ？》

アゲハ （女ってコエー……）　ｿﾞｸﾘ

深淵 《面白かったわよー？　最後は泣きながら泡吐いてオシッコまで漏らしてたんだから》　ｹﾗｹﾗ

まどか 「あ！　先に肩をお揉みしますので！　どうぞくつろいでください！」　ﾋﾞｼｯ

深淵 「うむうむ。くるしゅうないくるしゅうない」

アゲハ 「まどかちゃん……」　ﾎﾛﾘ

ヒリョー先輩はまだか

KOEEEEEEEEEEEEEEEE

そういやタツオって違う高校だっけ？

サカ 「およ？　いつの間に雨宮からアビスになってたんだ？　今日はアビスの日だっけ？」

アゲハ 「途中で入れ替わった。ってかアビスの日って……」

ヒロキ 「日替わりで交代ってのはみんな知ってるよ。彼女自身がカミングアウトしたんだからね」

アゲハ 「……マジかよ。教えたのは友達だけって言ったのに」　ﾁﾗｯ

深淵 「えー？　クラスメイトはみんな友達でしょー？　ねっ、まどか」　ﾆｺｯ

まどか 「はッ！　はひぃッ！」　ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

アゲハ 「なるほど。これはひどい」

ヒリャーさんたちは
地久和高校だった希ガス

まどマギの回転寿司スレから
連続して書くとはタフだな

ヒロキ 「最初のうちはみんな困惑してたけどね……。
　　　　　 あんな風に性格だけじゃなく肌の色まで変われば、みんな信じざるをえないさ」

サカ 「アビスが雨宮の事を色々と教えたりはっちゃけてくれたおかげでな。
　　　　 アイツもようやくクラスに馴染めたっつーかなんつーか」

アゲハ 「へえ」

ヒロキ 「アゲハとしてはちょっと安心したんじゃない？　彼女のこと気にかけてたんでしょ？」

アゲハ 「まあな」

サカ 「そこは照れ隠しとかしろよ！　すっかり勝ち組気取って即答しやがって！　この！」　ｶﾞｼｶﾞｼ

アゲハ 「へへ」



アゲハ （そっか……。俺が寝てる間に……みんな変わったんだな……）

　　　　　　　　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　 /l
　　　　 　 　 　 　　　/:;'
　　　　　　　　　　　/::;'
　　　　　　　　　　./.:/
　　　　　　　　 ,r':::ｨ´─-＝--=ニヽ、
　　　　　　　／:::'"-─ー弋ヽ、　 ｀
　　　　　　r":::ｧ'"~"~"''ｰ､::ヽヽ＼､
　　　　　 _ﾉ::f ｲ.ヽ,,　　､　 ヾl｀　ヽ｀ヽ、
　　　 ,ｧ''"ヾ;l .^-:'"　　 ';.　 ゛l　　 ヽ　 ＼
　　 / _,,_､　 ,l　　　　　　; 　 .l　　 　 '､　 ヽ　　　　　　　ふむ、続けるといい
　　'"´　｀7ﾕ」 　 　 　 　 　　 ! 　 　 　'､ 　 '､
　　　　 ,ヾ-ﾍ::;　 　　 　 　　　l　　　　　'､.　 !
　　　 / ィ､}＾､::;　　 i　　,: 　 '､!　　　　　 '､　l
　　　lr, ニ.)　!:::　　 l　　l　　　l　　　　　　'､ .'､
　　 / ＾ -く,ィ､;;　 f　|!　l|　l　 l､_,　　 　　　ヽ,_ヽ、
　　 '､　 r_/::::::::ヽl､ ,l.　 l!　l_ｨ'^ヽ　　　　　　　｀ヽヽ
　　　,l　　ト､;;;;;;;;;;:::｀ヽﾄ､!ィ'::::::::::::ト、　　　　　　　ヽ'､
　 ／ fヽ-' ' l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::／　｀'--､　　　　　 ヽ､
　ト、 ,'､　　 l、ヾ:::::::::::::::::::::::／　｀　　/　ヽ　　　　　 ヽ!
　!　r'＾｀ー''＾ﾊ ':､｀ー､:::::::／　　　,／,'　　 ヽ､_
　l./.l　　　　' /　｀　　　lT　　　.／　 /　　　ヽ ヽ
. {/　l　　　　 l|　　　　　l.l　 ／　　　l　　_,,　 ヽ　＼
　.l　 !　　　　 l　　　　　,l.l／　　　　 l^ヽ､.　　　 '､　 ヽ、
　 l　l　　　l　 |　　　_,／ l.l　　　_,,　　l　　｀"ヽ,-､ 　 　ｲ
　 .l　l　　 |l　 l　_-''"　　 l.l,､-'"　　　 l　　　r'´ 　　　,/

ｷｰﾝｺｰﾝ　ｶｰﾝｺｰﾝ


サカ 「かーっ！　数学がトップバッターかよぉ」　ｺﾞｿｺﾞｿ

アゲハ 「……ん？　あれ？」

深淵 「どうかしたの？」

アゲハ 「あ、いや。何つーか、そこはかとない違和感が……？　ここ、白瀧高だよな？」

深淵 「当たり前でしょ。それ以外に何があるっていうのよ？」

アゲハ 「？　何か今まで見てた景色と違うような気がすんだよなぁ……？」

ｶﾞﾗｯ

教師 「出席とるぞー。全員座れー」

マジレスすると5thゲーム帰還時に一年ズレてて留年してたのが確実な件

教師 「坂口ー」

サカ 「ういーっす」

教師 「犬塚ー」

犬塚 「ここにいる」

教師 「眞白ー」

眞白 「おうよー」

教師 「雉ノ葉ー」

雉ノ葉 「へーい」

教師 「雨宮ー」

深淵 「今日はアビスでーす」

教師 「ん？　ああ、そうか。悪かったな」

アゲハ 「……」

教師 「よし。今日は轟以外、全員来てるな」　ﾊﾟﾀﾝ

アゲハ 「！？」

教師 「それじゃあ昨日のおさらいから始めるぞ。教科書の――――」

アゲハ 「ちょ、ちょっと待った！」　ｶﾞﾀｯ

教師 「どうした？」ｸﾙﾘ

アゲハ 「俺だけまだ名前を呼ばれてないんだけど」

教師 「え？　そんなはずは……」

教師の呼ぶ順番適当すぎだろ

教師 「名簿にある名前は全部読み上げたはずだ……。というか誰だ、キミは？」

アゲハ 「へ……？」


ﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾊﾟｰﾝ


アナウンス 「１年Ｃ組夜科アゲハ君、至急職員室へ来なさい。繰り返します、１年Ｃ組夜科アゲハ――――」

サカ 「復活初日から呼ばれるなんて人気者だなーアゲハ」　ｹﾗｹﾗ

アゲハ 「ちっ、サカの野郎。他人事だと思いやがって……」　ｶﾞﾀｯ

何で終わってしまったんだ…

休み時間……


深淵 「あれ？　アゲハはまだ戻ってないの？」

ヒロキ 「うん。教頭の説教にしちゃ長すぎだね……。多分、別のことで呼ばれたんだと思う」

深淵 「ふーん」

サカ 「何でアゲハ呼ばれたのかは、お前の方がよく知ってるんじゃないのか？　半年付きっきりだったんだろ？」

深淵 「知ってたらアンタらに聞いたりしないわよ。アタシにも桜子にも全く心当たり無いんだから。
　　　　 あ、まどか、喉かわいたから飲み物買ってきてー。よく冷えた苺オレを。アゲハの分もね」

まどか 「はいっ！　喜んでっ！」　ｼｭﾀｯ

ｶﾞﾗｯ

アゲハ 「……」　ﾄﾞﾖｰﾝ

ヒロキ 「あ、戻ってきたじゃん」

サカ 「どうしたどうしたー？　まるで死人みてえな面ぁしやがって」

ヒロキ 「授業時間全部使うだなんてよっぽど絞られたみたいだね。何したの？」

アゲハ 「……何でもねえよ」　ﾌﾟｲｯ

サカ＆ヒロ 「……？」

アゲハ 「…………」　ﾎﾞｰ

サカ （そこはかとなく近付き難いな）　ﾋｿﾋｿ

ヒロキ （話しかけてもうわのそらだね）　ﾋｿﾋｿ

ｺﾄｯ

まどか 「あ、あの。苺オレを買ってきたからどうぞ……」

アゲハ 「……あ、サンキュー。まどかちゃん」



深淵 「私のアゲハに色目使うな話かけんな息吹きかけんな近寄んなミンチにして肥料にすんぞ糞ビッチのメス豚が」　ｷﾞﾘｷﾞﾘ

まどっちソス…

アゲハ 「…………ハァ」　ｶﾞｯｶﾘ

深淵 「アゲハに溜息までつかせた。あの糞メス豚を再調教しなきゃ。厳しく……厳しく……」　ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

ヒロキ （アゲハの分も買って来いってパシらせたのは自分なのに）　ﾋｿﾋｿ

サカ （理不尽すぎる）　ﾋｿﾋｿ

深淵 「！　そうだ……ふふ。フフフフ……」　ﾆﾀｧ

ヒロキ （あ、何か思いついたみたい）　ﾋｿﾋｿ

サカ （ひでー面してんな。どんだけ邪悪な笑いしてんだよ）　ﾋｿﾋｿ

深淵 「アンタらのそのヒソヒソ話、さっきから全部筒抜けだけど？」

サカ＆ヒロ 「「　！！　」」　ﾄﾞｯｷｰﾝ

地味にガクとツキタケが混じってる…

――坂口家――


ヒロキ 「ではでは！　夜科アゲハの完全復活を祝って！」

サカ 「快気祝いとしゃれ込みますかぁ！」

アゲハ 「……」　ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

サカ 「オーイオイオイ待て待て待てよ！
　　　　 パーティの主役がそんな辛気くせー面で携帯いじってんなっての！」　ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ

ヒロキ 「サカが何でも好きなもの奢ってくれるって言ってたし、
　　　　　 とりあえず特上寿司でも頼んどく？　それとも懐石でも食べに行く？」

サカ 「うぉぉぉい！？　どっちも高校生の小遣いじゃ厳しすぎるだろ！？　遠慮と自重を頼むぜ！」

アゲハ 「……はは。いいよ、別に腹は空いてねー……」　ﾊﾟﾀﾝ

サカ 「あ、分かったぞー。アビスが来てないから落ち込んでんだろ？」

アゲハ 「……そうかもな」

サカ 「？　あ……れ……？　おい、本当にどったのよアゲハ？
　　　　 朝からずっと元気ねーみたいだけど……まさか、まだ調子悪いとか？」

アゲハ 「……そんなんじゃねえ」

サカ （おいヒロ！　どうなってんだよ！　何言っても生返事しかしてくれないぞ！？）　ﾋｿﾋｿ

ヒロキ （うーん。だとしたらやっぱりアレが原因かな）　ﾋｿﾋｿ

サカ （アレ？）　ﾋｿﾋｿ

ヒロキ （今朝職員室に呼ばれてたアレだよ。アゲハが思いつめてる理由ってのは多分――――）　ﾋｿﾋｿ

カッパ寿司行こうぜ！！

ヒロキ 「留年……」　ﾎﾞｿｯ

アゲハ 「！」　ﾋﾞｸｩｯ

ヒロキ 「あー。やっぱり。そうだったんだねアゲハ」

サカ 「留年？　留年てどういうことだ？」

ヒロキ 「アゲハって半年も入院してたじゃん？　その前からも欠席がちだったし。
　　　　　 出席日数、全然足りないんじゃないかなって思ったら、案の定だったってわけさ」

サカ 「そういやそうだったな。つまり今朝呼ばれてた理由ってのは」

アゲハ 「ハッキリと言われたよ……補習しても足りないって……」

ヒロキ 「あちゃー。確定かぁ」

アゲハ 「１年Ｃ組の名簿にずっと載りっぱなしらしいぜ？　俺の名前がさあ……」　ｲｼﾞｲｼﾞ



※本編に基づくとアゲハは２年留年確定してます

これは酷い事実

フブキさんのお仕置きが受けられるねやったね！

まあ小説版ではこのあと日本から消えるけどな

サカ「気にすんなよアゲハ！　人生は８０年もあるんだぜ？」

アゲハ 「……今すぐ死にたい」　ﾄﾞﾖｰﾝ

サカ 「大袈裟だなー。一度や二度の留年じゃ死にやしねーって。気楽に行けよ、ナハハハ！！」　ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

ヒロキ 「補習でも無理じゃどうしようもないね。……あ、このオードブルいただき」　ﾊﾟｸｯ

アゲハ 「アネキにも連絡行ったみたいで……携帯見たら全部アネキからの着信になってた……」

サカ 「人殺して逮捕とかじゃないんだからさ、いくらでもやり直し聞くだろ？
　　　　 俺らは上級生になっちまうけど、歳は同じだし、ずっと親友だぜ？　な！」

アゲハ 「……そこまで言うならお前の出席日数を俺にくれよ、親友」

サカ 「それとこれとは話が別だ、親友」　ｷﾘﾘｯ

ヒロキ 「そもそも他人の出席日数を分け与えるなんて事、できるわけないしね」　ﾓｸﾞﾓｸﾞ

>>54
そういえばそうだったな



まさか留年したから……

アゲハ 「だああああー！！　クッソー！！　これから俺はどうすりゃあいいんだよ！！」　ｶﾞﾝｯ


ヒロキ 「諦めたらそこで留年確定だよ」

サカ 「安西先生……！！　進級がしたいです……！」


アゲハ 「くそっ、帰ったらアネキに殺される……！」

サカ 「これが完全スルーされるなんてよっぽど応えてるみてえだな」

ヒロキ 「だね」

アゲハ 「俺の留年を決定したっつー校長が憎い」　ｷﾞﾘｯ

サカ 「おお。それならもう復讐は完了してるから安心していいぜ？」

アゲハ 「え？」

ヒロキ 「アゲハと雨宮が失踪した時とか入院してる時とかも、ウチの校長は事なかれ主義を貫いててさー」

サカ 「毎回俺らが抗議したんだけど全く取り合わなかったからな。ちょっと思い知らせてやったんだよ」　ﾆﾔｯ

アゲハ 「思い知らせる……？　どうやって？」

それでも…っ！
それでも雨宮さんなら！
きっとなんとかしてくれる！

サカ 「校長のＢＭＷに毎日ションベンひっかけてやった。俺が実行犯でヒロキが見張り役」

アゲハ 「……！」

ヒロキ 「しばらくして錆が浮いてきたよね校長の車。変な臭いもするようになったし」

サカ 「週明けには必ずワックスかけてピカピカに磨いてきたからな。
　　　　 そんな無駄な努力、すぐさま俺のションベンでカピカピにしてやったぜ。へっへっへ」

ヒロキ 「タイヤの前後には犬や猫のウンコを敷いておいたし」

サカ 「燃料タンク開けて角砂糖放り込んだこともあったなあ。うんうん」

ヒロキ 「最近だとマフラーの中に大量の砂利を詰めたっけか」

アゲハ 「でかしたぞお前ら。やっぱり持つべきものは友だな！」　ｸﾞｯ

サカ＆ヒロ 「「バイバイバースデー！！」」　ｸﾞｯ

>>59
雨宮さんもりゅうね…あれ向こうから鎌g

サイレンSS・・・だと？
しえん

雨宮さんはずっと意識有るから学校は行ってたんじゃね？

廃車になるだろｗｗｗｗ

>>59
「出席日数１日もーらった☆」

>>63
07号さんに1年飛ばされてるぜ！

>>53
流石に事情が事情だし、大目に見てくれる…はず

ヒロキ 「そう言やさ。アビスは呼ばないの？」

アゲハ 「あー、アイツ呼ぶとちょっと面倒になりそうで……なあ」　ﾁﾗｯ

サカ 「でも呼ばなかったらもっと面倒なことになるんじゃねえの？
　　　　 下手したら俺らに飛び火しそうだし。来る来ないは別として電話しといてくれよ」

アゲハ 「ん。じゃあ電話してみっか」　ﾋﾟﾎﾟﾊﾟ

ﾄｩﾙﾙﾙﾙ…

ｶﾞﾁｬ

深淵 『あらアゲハ？　アンタの方から連絡くれるなんて珍しいわね。どうかした？』　ｸﾁｭｸﾁｭ

アゲハ 「今さ、サカの家で俺の快気祝いしてんだけど……アビスも来るか？」

オナニーしてんじゃねーよｗｗｗ

ここまでヒリョーさんの出番なし

なんか変な音しとる…

深淵『んーと、ゴメン。アイツの家、場所知らないし、先約入ってるからパスで』　ｸﾁｭｸﾁｭ


＜あっ　あっ　あっ　あっ　あっ　ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝ


アゲハ「？　今のはまどかちゃんの声か？」

深淵『えっ、あ、ああー……っと、い、今ちょっとね、まどかの家にお邪魔してるのよ。
　　　 クサレ脳み……じゃなかった。互いのユージョーを深めるジョシカイってヤツ？』　ｸﾁｭｸﾁｭ


＜あびすさん　あびすさん　あびさん　あびさん　あび　あびあびあびび　ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝ


アゲハ「そっか。悪かったな、邪魔して」

深淵『また今度改めて快気祝いしましょ？　二人っきりでさ♪』　ｸﾞﾁｬｯ

アゲハ「考えとくよ。じゃあな」　ﾌﾟﾂｯ

ああポックル状態か

あかんでこれは

水見式の方法きいとる…

アゲハ 「アビスは来ないって。今日はまどかちゃんのウチで遊ぶんだとさ」

サカ 「それってヤバいんじゃ」

アゲハ 「？」

ヒロキ 「……明日、まどかちゃんの人格変わってなきゃいいけど」　ﾎﾞｿｯ





深淵 「――――ふぅ。これくらい丹念に脳味噌弄っとけばもう大丈夫よね。気分はどう？」

まどか 「……」　ｺｸﾘ

深淵 「よかったぁ。私、桜子ほどトランスが得意じゃないから、途中で死んじゃったらどうしようかと思ってたけど」

まどか 「アグロ……」

深淵 「じゃあ、そろそろ私は帰るから。また明日、学校でね☆」　ｼｭﾀｯ

まどか 「エイブラハム……」　ﾊﾞｲﾊﾞｲ

死んでるだろこれwwww

アビスさん…

タブーになってんぞまどかちゃん

アルフレッドｗｗｗ

いつもの人きてたー

アルフレッドはまどかちゃんktkr

帰り道・公園付近……


アゲハ 「帰ったらアネキになんて言い訳すっかなー……。……ん？」　ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ

碓氷 「ぎ……！　ぐ……！　うぎ……かッ……クク、見えるぞぉ……！
　　　　 ……なになに？　『無縁断世がとうとうわしらの代で現れよった。
　　　　 すぐにでも牢に入れたいところじゃが女は身篭っとる』か……。そうか、クク……。よし、行くぞ三宅」

三宅 「はい。お疲れ様です」

アゲハ （！　アイツらはたしか夢喰島の……）　ﾋｭﾊﾞｯ

碓氷 「無縁断世を手にするのは案内屋でも人間願望でもない。この我々――――」　ﾋﾟﾀｯ

ｻﾞﾘｯ

アゲハ 「うーいネオ天草発っけーんと」

碓氷 「な……！？」

三宅 「だ、誰だお前は！？」

アゲハ 「昔、アンタらにボコられた白瀧高（シラコー）の夜科アゲハ。もしかしてもう忘れた？」

三宅 「！　まさかあの時の……！？」

アゲハ 「ブッブッー。半分不正解でーす。強くてニューゲーム状態でーす。
　　　　　 それよりオッサンたちさ、ちょっとだけ面貸してくんない？」　ﾆﾀｧ

ｳﾞｵﾝ

アゲハ 「ああ別に答える必要はねえ。勝手にやらせてもらうからよ」　ﾊﾞﾁﾊﾞﾁﾊﾞﾁﾊﾞﾁ…

三宅 （！　な、何だあの黒い球は……！？）

碓氷 （トランス偏重型の私でも分かる……！　コイツとは絶対に戦ってはいけない……ッ！）

支援

アゲハ 「昔のお礼参りもしたくてさぁ。そっちのおっさんには顔面ブン殴られたし、
　　　　　 アンタにゃあスタンガン押し当てられた挙句、催涙スプレーまで吹きかけられたっけか」　ﾆﾀﾆﾀ

碓氷 「ひ、退くぞ三宅ッ！　我々が手に負える相手じゃ――――」

ｷﾞｬｯ　ｶﾞｺﾞｯ


＜ぴぎゃっ！！


碓氷 「…………へっ？」

アゲハ 「あ、やべ。もしかして力加減間違ったかな？」　ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

三宅 「」　ﾁｰﾝ

碓氷 「み、三宅ぇぇぇぇぇえ！？」

アゲハ 「さーてと……」　ｺｷｺｷ

碓氷 「た、たたっ頼む！！　見逃してくれぇっ！！　金なら出す！　いくら欲しいんだ！？」　ｶﾞﾀｶﾞﾀ

アゲハ 「金ならアンタたちをボコボコにしてから勝手に貰うから。わざわざ出さなくていいよ」　ｷﾞｭﾝ

碓氷 「そ、そんなっ！　や、止め――――」

ｷﾞｬｯ　ﾄﾞﾎﾞｫｯ


＜ふぎゃああああああああああああ………………！！


アゲハ 「うーん。やっぱイマイチ本調子出ないなぁ」　ﾊﾟｯﾊﾟｯ

碓氷 「う、うぐぐ……ッ！　何故……私たちがこんな悲惨な目に……がはっ……」　ｶﾞｸｯ

ｺﾞｿｺﾞｿ

アゲハ 「うっわショボ……。もしかして俺より金無いんじゃないか、このおっさんたち」　ﾊﾟｻｯ

タオパイパイが完全体セルに挑むようなもんだな

――夜科家――


ｶﾞﾁｬﾘ　ﾊﾞﾀﾝ

アゲハ 「ただいまー……」

フブキ 「あらおかえり。随分遅かったわね？　話は聞いたわよ。留年したんだって？」

アゲハ 「……はい」

フブキ 「半年も寝てれば当然かー。まあ、父さんも今回ばっかりは怒ってないってさ」

アゲハ 「だよなぁ。ハァ……。………………えっ？」

フブキ 「鳩が豆鉄砲喰らったような顔して何突っ立ってんのよ。さっさと上がって手洗いうがいしなさい」

アゲハ 「あの、俺……留年したんですけど……？」

フブキ 「事情ってモンがあるでしょ。そんな事で怒るような理不尽な人間じゃないわよ、私も父さんも」

アゲハ 「ア……アネ……っ！」　ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

フブキ 「それでも留年経験はデカいわよー。大学入るときや社会出るときに大変で――――」

アゲハ 「アネキぃぃぃ！」　ｷﾞｭｳｳ

フブキ 「だーッ！　ひっつくな馬鹿弟！　気持ち悪い！」　ｹﾞｼｯ

アゲハ 「へへへっ、悪い悪い」

フブキ 「それよりもアンタ。金返さなきゃならないのよ？　自分の立場分かってる？」

アゲハ 「金？　俺、アネキから金なんか借りてたっけ？」

フブキ 「違う違う。私が言ってるのは入院費のことよ」

アゲハ 「は……？」

ﾎﾞｷﾞｬｧ

アゲハ 「ぬぐおッ！？」

フブキ 「は？　じゃない。半年分の入院費、耳揃えて払えっつってんの」　ﾎﾟｷﾎﾟｷ

アゲハ 「にゅうい……？　……えっ！？　え？　えええッ！？」

フブキ 「入院費よ。にゅ・う・い・ん・ひ。もう一度殴って聞かせてほしい？」

アゲハ 「ま、待て待て待て！　待てよアネキ！　どういうことだよそれは！？」

久々のサイレンssktkr

ガメツイぞエルモア
さすがクソババア

エクレアさん払ってくれてもーさるよけ

アゲハ 「俺ってたしか保険に入ってたはずだろ！？　あれはどうした！？」

フブキ 「保険？　ああ、保険ね。確かに入ってたし保険金も下りたわよ」

アゲハ 「ならそっから差し引きすりゃあ――――」

フブキ 「……ふう」

アゲハ 「な、何だよ、その溜息に遠い目は？　……ま、まさか……」

フブキ 「あのお金はね、すべて朧クンのグッズと等価交換しちゃったの」

アゲハ 「」　ﾌﾞﾌｫｯ!!

フブキ 「素敵だったわー。金に糸目を付けずに朧クンのグッズを買い漁る、あの至福のひとときは」　ｳｯﾄﾘ

アゲハ 「こ……の……ッ！！」　ﾜﾅﾜﾅ

フブキ 「今じゃ部屋に入ればいつだって朧クンと見つめ合うことができるし」

アゲハ 「クソ……アネ……キ……がッ！」　ｷﾞﾘｯ

フブキ 「私の部屋はもはや朧クンと私の愛の巣。まさに魂のオアシスなの……」

アゲハ 「ふざけんなよ！！　どう考えても俺のせいじゃなく勝手に金を使いこんだアネキのせ」

フブキ 「あ？」　ｷﾞﾛｯ

アゲハ （ッ！　だ、ダメだ……！！　これ以上追求したら殺される……ッ！！　話題を変えなくては……ッ！！）

期待

イアン涙目

アゲハ 「そ、その入院費用ってどんくらいなんだよ？」

フブキ 「請求書ならもう届いてるわよ。はい、これ」　ｽｯ

アゲハ 「どれどれ……ん？」

ﾋﾟﾗｯ

アゲハ 「いち、じゅう、ひゃく、せん――――…………へっ？　じょ、冗談だろ……？　これ……」　ｻｰｯ

フブキ 「大きな病院で半年も個室借りてればそうもなるわよ。フツーに」

アゲハ 「こ、こんな巨額をイチ高校生の俺に払えと？」

フブキ 「んじゃ、私はそろそろ寝るからあとヨロシク」　ﾌﾘﾌﾘ

アゲハ 「ガン無視かよ！？　生死の境をさまよってた、病み上がりの弟がこんなに切羽詰ってるのに！！」

フブキ 「ふはははー。若いうちにもっといっぱい苦労して大きな人間になれー。我が弟よー」

ｽﾀｽﾀ


アゲハ 「どうしてこうなっちまったんだ……？　ひどいぜ……こんなのあんまりだ……」

フブキ鬼畜wwwww

ちょい休憩
これ始める前に書いたまどマギスレがまだ落ちてないのでよかったらおやつにどうぞ

マミ「かっぱ寿司にしましょう」　ほむら「！？」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1316827544/

久々にサイレンスレktkr

ほ

ババアに頼めばすぐだろ

1日に2スレも書くとかすげーな

ほす

グッズ買わずに会いに行けよ…雨宮通せば会えるだろ…

>>101
誤爆してんじゃねーよｗｗｗｗｗ
支援

保守空間

回転寿司スレ読み終わった
誤爆わろたｗｗｗ

保守

まさかまたサイレンSSを見る日がくるだなんて

回転寿司おわった面白かった

保守

保守

ho

ほ

――アゲハ自室――


アゲハ 「誰だよ……俺を一般の病院なんかに運び込んだのは……ったく……」

アゲハ 「イアンかヴァンに見てもらえばタダだったのに」　ｸﾞﾃﾞｰ

アゲハ 「……ん？　ヴァン？　ヴァンといったらバアさん……あッ！」

ﾋﾟｺｰﾝ!!

アゲハ 「そうだ！　あの手があったじゃないか！！」


ｺﾞﾝｺﾞﾝｺﾞﾝｺﾞﾝ!!


アゲハ 「アネキ、おい！　アネキ！！」

ｶﾞﾁｬｯ

フブキ 「何なのよもー。人がうたた寝してる時に……ふぁぁ……」　ｺﾞｼｺﾞｼ

アゲハ 「こんなチンケな治療費なんか、明日には倍にして返してやるぜ！」

フブキ 「……はぁ？　アンタ、それ本気で言ってるわけ？」

アゲハ 「本気も本気、大マジさ！」

フブキ 「ほー、何のアテがあるのかは知らないけど大きく出たわね。
　　　　　 それじゃあ、明日までに返せなかったらホントに倍額にするわよ？」

アゲハ 「ヨユーヨユー。アネキには諭吉先生の大行進を見せてやるさ！　うははははは！！」





フブキ （こりゃ間違いなく調子のって後で泣き見るパターンだわ……。ま、いっか）

ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!!!!

――翌日・エルモア邸――


カイル 「ほっ！」　ｶﾞｯ

シャオ 「ちいっ！」　ｽﾞｻﾞｯ

カイル 「ッシャア！」　ﾋｭﾝ

シャオ 「ぬ……！」

ﾋﾟﾋﾟｰｯ!!

フレデリカ 「はいそこまでー。今日もカイルの勝ちー」

カイル 「うーし！　今週は調子いいぜー！！」

マリー 「カイルくんすごーい」　ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

シャオ （マリーの前で３連敗するだなんて……死にたい……）　ｽﾞｰﾝ

ヴァン 「うー」　ｸｲｸｲ

カイル 「大丈夫。俺もシャオも怪我はしてな――――」

アゲハ 「おっす！　元気してたかーお前ら」

カイル 「あっ！　アゲハだー！」

アゲハ 「カイルとシャオの組み手、見せてもらったぜ」　ﾋｮｲｯ

シャオ 「見られてた……？　アゲハさんにも……？」　ｽﾞｰﾝ

フレデリカ 「ちょっとちょっと何よ。このフレデリカ様に会いに来たってのに、手ぶらで来たワケ？」

アゲハ 「悪ィな、今日はバアさんに急ぎの用事があってさ。奥にいるんだろ？」

マリー 「ハイ。ババさまなら中にいます」

さる？

よけ？

必要？

エルモア 「――――何？　懸賞金を出して欲しいじゃと？」

アゲハ 「サイレンの謎を解き明かしたものには懸賞金５億円くれるって言ってたよな？」

エルモア 「ふむ……。確かにワシはそう言ったのう。約束した手前、金は出さにゃあならん」

アゲハ 「すまねえなバアさん。今どうしても金が必要なんだよ。だからさ」

エルモア 「だが５億というのは無理な話じゃなあ」

アゲハ 「今すぐ５億を出してくれってワケじゃないんだ。今日中に５００万円もあれば――――」

エルモア 「いや、ワシが言っとるのはそういうことじゃあない」

アゲハ 「……？」

エルモア 「おヌシ、ワシらと関わる前からずっとトラブルバスターをやっておったんじゃろ？」

アゲハ 「？　そうだけど？」

エルモア 「そして報酬はどんな内容でも１件につき１万円でやってたそうじゃの？」

アゲハ 「お、おお。ストーカーのゴリラ野郎ぶちのめすのも１万。居なくなった猫探しも１万」

エルモア 「ということはじゃ、サイレンの謎を解き明かした報酬も１万ということになるはずじゃがのう」

アゲハ 「なるほ――――…………えっ」

エルモア 「なんじゃいその顔は」

アゲハ 「ちょ、ちょっと待てよバアさん！　それとこれは話が別で――――」

エルモア「それに屁理屈こねて５億をつっぱねたのはヌシ本人ではないか。
　　　　　 一度はワシの方から受け取ってくれと頼んだというに。意趣返しじゃよ。今更遅いわ」

アゲハ「」

エルモア 「残りの金は、救われぬ幼いサイキッカーを助けるための必要経費にする。
　　　　　　 ……と言って、４億９９９９万円を経費にしたのは他ならぬ、ヌシ自身じゃよなあ？」　ﾆﾔﾆﾔ

アゲハ 「ぬぐぐ……！」

エルモア 「まあワシとて鬼じゃないからの。ホレ、特別に足代として１万円やるから帰りんさい」　ﾋﾟﾗｯ

アゲハ 「そんな殺生なあああああああああああああああああああ！！！」



フレデリカ 「アイツ、留年した挙句借金作って、それでババ様に泣きつきに来たらしいわよ。
　　　　　　　 まったく、情けないったらありゃしない。あんなのが世界を救った男だなんて思えないわ」

カイル 「半べそかきながら帰ってたしなあ。だっせー……」

マリー 「アゲハさん……」

シャオ （…………）　ｸﾞｯ!!

かわいそうに

ｷﾞｨｨｨ…ﾊﾞﾀﾝ

アゲハ 「…………」

フブキ 「おかえり。で、あんだけ自信満々に言ってた諭吉先生はどこにいるの？」　ﾍﾟｼﾍﾟｼ…

ﾋﾟﾗﾘ

アゲハ 「…………」

フブキ 「…………うん」

アゲハ 「な、なあアネキ。話だけでも――――」

フブキ 「大きく振りかぶってぇッ！」

ﾌﾞﾝｯ

フブキ 「パー！！」

ﾊﾞﾁｨｯ!!

アゲハ 「がぶべぇっ！？」　ｽﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞ

フブキ 「ま、どうせこんなことだろうと思ったけど」

アゲハ 「」　ﾁｰﾝ

フブキ 「でも男に二言はなし！　約束した以上は責任果たしなさい」

アゲハ 「」　ﾁｰﾝ

フブキ 「コラ！　いつまで伸びてんのよ！　さっさと起きる！」　ｸﾜｯ

アゲハ 「ふ……ふぁひ……」　ﾎﾞﾛｯ

フブキ 「今すぐコンビニにでも行って求人情報探してきな。良いトコ見つけるまでは家に帰ってこなくていいからね」

アゲハ 「わ、わひゃひまひふぁ……」　ﾌﾗﾌﾗ

さる？

よけ？

支援するぜ！

懐かしいな

アゲハ 「いっててて……。人の顔をハエ叩きで思いっきり引っ叩きやがって……」　ﾋﾘﾋﾘ

ｳｲｰﾝ　ｶﾞﾗｶﾞﾗ

黒滝 「らっしゃせー」


アゲハ 「求人誌求人誌……っと。あったあった」　ｽｯ

アゲハ 「…………。んー。学生不可のとこ多いなぁ」　

ﾍﾟﾗﾘ

アゲハ 「お、学生可で給料もいいじゃんここ。ふむふむ……あー、土木作業かぁ」


神吹 「ファミチキをくれたまへ☆　オレとマサムネ君の２つで」

黒滝 「はいー。３２０円になりますー」　ﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯ

火神楽 「あとタバコもだ。銘柄は――――」

普通に姉がクズ過ぎてヤバいな

ヒーローもファミチキ好きなのか

ゲート繋ぐおっさんと協力すればいいやん

これは日本イクスプロジア工業フラグ

アゲハ （日本イクスプロジア工業。交通費全額支給。土日のみ可。学生可。勤務先もそう遠くないな）

ﾍﾟﾗﾘ

アゲハ （詳しくは採用担当の『土井春樹』までお気軽に……か。よし）　ﾊﾟﾀﾝ

ﾋﾟｯﾎﾟｯﾊﾟ　ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ……

ﾌﾟﾂ

土井 『お電話ありがとうございます。こちら日本イクスプロジア工業採用担当の土井です』

アゲハ 「あの、求人誌を見て電話したんですが。高校生でも大丈夫なんですか？」



カーゲル 「お疲れさまデス黒滝サン。コレ、今月分の明細デス」　ｽｯ

黒滝 「いつもありがとうございますオーナー。……じゃなかった、伯爵」

土井 『旧人種……もとい、求人誌を見て応募されたということですね？　はい。高校生でも可能です」

アゲハ 「それなら面接を希望したいんですが」

土井 『はい。それでは早速ですが、都合のつく日を教えていただいてもよろしいでしょうか』

アゲハ 「えっと、明日は学校休みなんでいつでも」

土井 『畏まりました。それでは明日の午前１０時までに履歴書と判子、
　　　　 持っているのなら預金通帳も持参して直接こちらまで願います』

アゲハ 「求人誌にのってる地図のこの事務所ですね？　……はい。分かりました。失礼します」

ﾋﾟｯ

アゲハ 「何かどっかで聞き覚えのある声だったような気が……まあいいか」

ｳｲｰﾝ

黒滝 「あじゃじゃしたー」

アゲハ 「ふぁ〜あ……。寝る前に履歴書いとかないとなあ」

ﾍﾟﾗﾘ

アゲハ 「入学と卒業の年を書く、か。中学入学したのって何年だっけかなあ？」

ｽﾞﾘｯ!

アゲハ 「あ、漢字を間違えてたな……危ねえ危ねえ」

ｶﾘｶﾘ…

アゲハ 「うげっ！　書く欄が一段ずれてたあ！！　また最初から書き直しかよチクショォォォォ！！」

この岩代キャラをさりげなく挟むセンスにはマジ脱帽

ﾁｭﾝ…ﾁｭﾁｭﾝ…


アゲハ 「……結局、履歴書書くだけで一晩かかっちまった」　ｸﾞﾃﾞｰ

ｺﾝｺﾝ

フブキ 「アゲハー？　今日面接なんでしょー？　時間大丈夫なの？」

ｶﾞﾁｬ

フブキ 「！　アンタ、目の下にクマできてるわよ？　緊張して寝られなかったんじゃ」

アゲハ 「もしかしたら履歴書を一発で書けててもそうなってたかも……」

フブキ 「そんなんで大丈夫なの？」

アゲハ 「ハハ……。問題ないさ……。いってきまーす……」　ﾌﾗﾌﾗ

色々言ってるけど全部フブキが悪い件

いつでもいいのでイルカちゃん下さい

イルカってーと子供のころから姫のん狙ってたあいつか

ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ…

アゲハ 「――――って、何だよここ。思いっきり山ん中じゃねーか！」

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ　ﾌﾞﾛﾛ…

アゲハ 「！　おーい！　そこのトラック！　停まってくれー！」　ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

ｷｷｯ　ｽﾞｻﾞｻﾞｻﾞ…

ｳｲｰﾝ

運転手 「おいコラ邪魔だ退け！　道の真ん中で突っ立ってんじゃねえ！」

アゲハ 「すいません。今日、面接を受けに行く会社の名前入ったトラックだったんで」

運転手 「面接だあ？　じゃあウチのバイト希望した高校生ってのはお前のことか？」

アゲハ 「多分」

運転手 「ならそっから中に入って奥にあるプレハブに行ってみな。もう待ってると思うぞ」

アゲハ 「あの中か……。ありがとう！」

※素手で止めました

あれ？

アゲハって一年先の未来に飛んでから半年寝てたわけだし、1年半学校行ってないんじゃない？

>>150
>>51

アゲハ 「……」　ｺﾞｸﾘ

ｺﾝｺﾝ

面接官 「どうぞ」

ｶﾞﾗｯ

アゲハ 「面接を希望した夜科アゲハです。よろしくお願いします」　ﾍﾟｺﾘ

面接官 「はい。よろしくお願いします。こちらへおかけください」

アゲハ 「はい。失礼しま――――…………あッ！？」

ドルキ 「……ん？　お前は確か」　ﾋﾟｸﾘ

面接官 「それでは履歴書の提出を願います」

アゲハ 「お、お、お前は……！！」　ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

面接官 「おや？　どうかしましたか？」

アゲハ 「ドルキ……！！　W.I.S.E星将の……！！」

ドルキ 「おう。久しぶりじゃねえか。言霊山で会った以来か？」

面接官 「社長、彼をご存知で？」

ドルキ 「一応な」

アゲハ 「社長！？　ここ、お前の会社なのかよ！？」



※ドルキさんは経営者の経験を積んで精神的にも成長しました

ドルキ 「昨日の電話の声……聞き覚えはあったんだが、まさかお前だったなんてな」

アゲハ 「え！？　じゃあ、あの土井春樹ってのは」

ドルキ 「俺のことだよ。名刺必要か？」　ｽｯ

アゲハ 「えええええええッ！？　お前、そんな名前だったの！？」

面接官 「……ゴホン。夜科クン、ひとまず履歴書を社長へ」

ドルキ 「いや。その必要はねえ」

面接官 「！」

ドルキ 「採用だ。今日からコイツを現場に入れるぞ」

アゲハ 「……だよな。お前が俺を雇うわけが――――…………え？」

>>151
なるほど

面接官 「ということは彼も」

ドルキ 「ああ。サイキッカーだ」

面接官 「それでは、他の採用は見送ってもよさそうですね」

ドルキ 「だな。職安や求人誌に募集の打ち切りを通達しておけ」

面接官 「はい。では失礼します」

ﾊﾞﾀﾝ

アゲハ 「えっ？　な、何？　話が見えないんだけど……？」

ドルキ 「お前を採用するっつたんだ。バイトでも正社員でもサイキッカー超優遇なんだよ。ウチは。
　　　　 お前よりも先に判戸と三輪ってヤツの面接もしたんだが……アイツらはパスだな」

ドルキさんあんた今は社長だけどなんで未来じゃ孤島でロリコンとバトってんだよ・・・

アゲハ 「ほ、ホントにいいのかよ？　ロクに面接すらしないだなんて」

ドルキ 「お前のだいたいの力は古都霊山の一見で知ってるつもりだ。一応、履歴書には目を通させてもらうが」

アゲハ 「でもよ……」

ドルキ 「トップの俺が良いって言ってんだから良いんだよ。俺が黒っていや白でも黒だ。
　　　　　 ただし、入った後はサイキッカーだからと言って特別扱いはしねえ。払う時給に関してもな」

アゲハ 「そういうとこは抜け目ねえのな」

ドルキ 「腕っ節だけじゃ会社の経営なんてできやしねえんだよ」　ﾍﾟﾗﾘ

アゲハ 「弥勒よりもアンタの方がW.I.S.Eの首領に向いてるんじゃねえか……？」

とりあえず支援

弱点増やして負けた人か

�C

>>160
男のロマンだよ

ドルキ 「あと、二人の時はかまわんが、部下たちの前では俺のことは『社長』か『ドルキ様』と呼べ。
　　　　　 新入りが社長とタメ口じゃあ古株に対して示しがつかねえからな。できなきゃクビにすんぞ」

アゲハ 「う……。分かったよ」

ドルキ 「……ん？　白瀧高の学生だったのかお前。つくづく面白いヤツだな」

アゲハ 「そうだけど？　シラコーのこと知ってんのか、アンタ」

ドルキ 「知ってるも何も、あそこのＯＢだぞ俺」

アゲハ 「え！？　ええええええッ！？」

ドルキ 「んだよ、その反応」　ﾑｽｯ

アゲハ 「い、いや。あまりにも意外だったんでつい……ハハハ……」

ドルキ 「何の因果かは知らねえが、世界は繋がってるとはよく言ったもんだ」

ドルキさんが普通にかっこいい

ドルキ 「――――で、そっちのロッカーはお前のな。中に作業着が入ってるから着替えろ」

ｶﾞﾁｬ

アゲハ （工事現場の作業着が肩パット入りって……根（ルート）で着ていた戦闘服を思い出すなあ）

ドルキ 「まさかとは思うがよ、トランス偏重型のサイキッカーじゃねえよなお前」

アゲハ 「どっちかって言うとトランスはあまり得意じゃないかな。ライズとバーストなら得意だぜ」　ﾇｷﾞﾇｷﾞ

ドルキ 「なら問題ねえ。分かってるとは思うが、ガテン系の仕事は体力勝負になる。
　　　　　 高レベルのライズ使いなら怪我や疲労をすることもないだろう。センスよりもストレングスが大事だな」

アゲハ 「…………」　ｼﾞｰ

ドルキ 「あ？　なに不思議そうな顔で人様のことジロジロ見てやがる」

アゲハ （俺が旅してきた未来じゃ、ライズの事を『つまらねえ』って言ってたのに……どうなってんだ……）

ドルキ 「現場じゃ何が起きてもおかしくねえ。それが自然の恐ろしさだ」

アゲハ （もしかして、コイツには雨宮の言ってた『歴史の強制力』ってのが働いてないんじゃ？）

ドルキ 「それにな――――」　ﾌｯ

アゲハ 「？」

ドルキ 「道を通すのも、家建てんのも、全ての工事は自分との戦いだ。
　　　　　 ……人の暮らしを守るため、いい働きを頼むぜ。夜科アゲハ」　ｷﾘｯ

アゲハ 「……」　ﾎﾟｶｰﾝ

ドルキ 「おい何ボーっとしてんだ。着替えたんならさっさと表のトラックに乗れ。置いてくぞ」

アゲハ （なっ、何か分かんねえけど今のすげえカッコイイ！　あのドルキなのに！！）

流石ドルキさんは違うな

流石俺達のドルキさん

ドルキ 「ここのトンネル復旧工事は今回の東日本大震災復興に直結している重要な仕事だ！
　　　　　 俺たちの看板に泥を塗らねえようにしっかりやれよ！」

一同 「うーっす！」　ﾋﾞｼｯ

アゲハ （何だこの統率……軍隊とか目じゃねーな……）

先輩 「おっ！　お前が新入りかぁ。先輩――――じゃなかった、社長と知り合いなんだってな？」

アゲハ 「あ、ども……。今日からお世話になります、夜科アゲハです」　ﾍﾟｺﾘ

先輩 「俺もはれて『後輩』から『先輩』になれてなあ。
　　　　 石切り場で働いてた頃や濁業會のクズ共を相手してた頃が懐かしいぜ……」

アゲハ 「え？」

先輩 「こっちの話さ」

ドルキ 「地質調査に向かった新崎と古郷はまだか？」

先輩 「まだっスね。もうそろそろ戻ってくるかと――――」

ﾄｯ

ドルキ 「――――来たか」

新崎 「ギシシシ。社長、お早いお着きで」

古郷 「……」　ﾄﾞｽﾝ

アゲハ （！　こいつらはまさか……！）

新崎 「ＪＥＩ特別任務小隊の新崎と古郷、只今、地質調査から帰還しました……！」



※ＪＥＩ＝日本イクスプロジア工業

めっちゃ大企業っぽいｗｗｗｗ

先輩 「遅えぞ新崎、古郷。てめえらまたサボってやがったな？」

新崎 「そんな滅相もない。ちゃんとデータはとってきましたよ。なあ、古郷」

古郷 「……」　ｺｸｺｸ

ドルキ 「よしご苦労だったなお前ら。早速それを見せてもらおうか」　ﾋﾟﾗｯ

アゲハ 「あの二人は？」

先輩 「あっちの爬虫類みたいな顔してる小さいのが新崎（にいざき）で、
　　　　 あっちの象みたいにデカいモリモリマッチョが古郷（ふるごう）だ」

アゲハ 「……そうなんですか」

先輩 「ここに来る前は『ギッザーニ』と『ゴルドフ』って芸名で、売れない漫才コンビやってたんだとよ」

アゲハ 「……！？」

新崎と古郷てｗｗｗ
土井春樹なみにしっくりくるなｗｗｗｗ

ドルキ （岩盤軸圧縮強度、超音波伝播速度、単位単積重量、関連有為な差は無し。……安定しているな）　ｽｯ

先輩 「……」　ｺｸﾘ

ｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯ!!

ドルキ 「各員持ち場へ着いたな！　目標工期は今日を含め七日だ！　うたかたトンネル復旧工事、着工！！」

アゲハ 「た、たったの七日ぁ！？　いくらなんでも無理だろ！！」

先輩 「まあ、並の連中なら一月かけても無理だろうな。けどよ」

ｳﾞｵﾝ　ｳﾞｵｳﾞｵﾝ

アゲハ 「なっ！？」

先輩 「――――限界なんてもんは越える為にあるんだ。お前もそうだろ……？」　ｼﾞｼﾞｼﾞｼﾞ…

アゲハ （サイキッカー！？　まさか、ここの作業員全員が――――…………！？）

ユンボルっぽくなってきた

あれこの先輩って・・・

遊坂さん？

遊坂さんは死んでるはずじゃ

先輩 「社長は俺らの中に眠っていたＰＳＩの力と使い方を教えてくれた」　ｽｯ

ﾌｵｯ

アゲハ 「！　テレキネシス……！」

先輩 「俺もサイキッカーになれるだなんて、昔は夢にも思わなかったがな」　ﾊﾟｯ

ﾄﾞｽﾝ

先輩 「俺たちはただ金のために社長に付いてきたワケじゃねえ。恩を返すため、命張るって決めたんだ」

アゲハ 「……！！」　ｿﾞｸﾘ

先輩 「ま、これから７日間よろしくな。もしサボったりハンパしたら、
　　　 俺ご自慢のバールのようなものでみっちりしごいてやるから覚悟しとけ」

アゲハ 「……ウス！」　ｸﾞｯ

ほんとに遊坂さん！？

遊坂さんがドルキさんの下に付くとか想像できねーｗｗ

甘き毒薬さんじゃないですか

ｶﾞﾁｬ

フブキ 「おかえり。バイト初日はどうだった？」

アゲハ 「…………。それについてちょっとアネキに話があるんだ」

フブキ 「話？　まさかもう辞めるとかじゃないでしょうね？」

アゲハ 「その逆だよ。明日から一週間、学校休んでみっちり現場で働くことにした。もうそう決めたんだ」

フブキ 「！」

アゲハ 「家に戻ってこれるかも分からねえ。この仕事はそんだけ大事なんだ」

フブキ 「……そこまでしてやりたい仕事なの？」

アゲハ 「ああ。必ず一週間で終わらせる。そう約束した」　ｷﾘｯ

ユンボルで見た

フブキ　「……そう。なら、学校にはまた体調崩したってことで連絡しておくわ」

アゲハ 「サンキューな、アネキ。それじゃあ――――」

フブキ 「アゲハ！」　ﾋｮｲｯ

ﾎﾟﾝｯ

アゲハ 「ん？　これ……財布？　アネキのか？」

フブキ 「餞別代わり。出世払いにしといてあげるから、しっかり働いてきなさい」

アゲハ 「！　……おう！」　ﾀﾞｯ

ﾊﾞﾀﾝ

フブキ 「やっとアイツらしさを取り戻したわね。借金なんてハナから無いのに」

翌日……


ドルキ 「お前は夜科をどう見る？」

先輩 「正直、俺らとは桁違いのサイキッカーでしょうね。おそらくヤツは先輩よりも……」

ドルキ 「それは俺も確信していたことだ。気にすることじゃねえ」

先輩 「恐縮っス」

ドルキ 「できりゃあアイツをこのままウチに引き入れたいとこだがな……」

先輩 「よく働いてくれてますぜ。とても未経験者の動きとは思えねえっス」

ドルキ 「本来なら今回は新入りの、しかもバイトにやらせるような仕事じゃねえんだがな。
　　　　　 今はほんの少しでも早く復旧を終えなきゃならねえ。安全に、確実に、迅速に、な」

ドルキさんのカッコよさがぐんぐん上がってる気がする

先輩 「交代勤務、残業と休暇についても説明したら了承してくれましたよ。
　　　　 それどころか、嫌な顔一つせずに快く二つ返事で引き受けて」

ドルキ 「そうか……。色つけて特別手当でも出してやらんとな」

ｺﾝｺﾝ

先輩 「お。ウワサをすれば……」

ドルキ 「夜科か？　開いてるぞ」

ｶﾞﾁｬ

アゲハ 「ウィス」

ドルキ 「じきに遅番の連中が上がってくるはずだ。タイムカード押したら着替えて待機してろ。今日も一日忙しいぞ」

ドルキさんの度量が半端ない

先輩 「全員配置につきました！　遅番の連中も戻らせてます！！」　ﾋﾞｼｯ

ドルキ 「各員、脳に負担を感じたら迷わず休憩しろ！
　　　　　 事故って遅れちゃ元も子もねえからな、安全第一で焦らず急げ！！」

一同 「おおーっ！！」

先輩 「ロックボルトの定着も十分っスね。遅番の連中がほぼ仕上げたみたいっス」　ｶﾝｶﾝ

ドルキ 「裏込めに空洞ができてねえか注意しながら作業を続行しろ！
　　　　　 終わったとこから俺らがハツリ落としと断面修復を並行して行う！！」

アゲハ 「ロック？　ハツリ？」　ｷｮﾄﾝ

先輩 「ハハハハ。まだお前が覚えても仕方ねえ言葉だ。気にすんな」

フブキさんはゲスじゃないと思ってたけどわざとだったのか

てかドルキさんぱねぇｗｗｗ

ＪＥＩ面接会場は
ここで良いでしょうか？

ドルキ 「夜科。お前には資材の運搬作業をやってもらうぞ。いいな？」

アゲハ 「あ、ああ。分かっ……りました」


数時間後……


アゲハ 「ぐっぎぎぎぎぎ…………！！　お、重……！！」　ﾌﾗﾌﾗ

ドルキ 「――――さて。俺は早めに昼休憩取ってくる。何かあったら休憩室じゃなく事務所の方へこい」

先輩 「了解っス」

アゲハ 「はぁはぁ……」　ｾﾞｰﾊｰｾﾞｰﾊｰ

先輩 「どうした？　息が上がってるぞ」

アゲハ 「なんの、まだまだぁ……ッ！」　ｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞ…

ﾄﾞｽﾝ

アゲハ「ふぅ……。すいませーん。コイツはどこに運べば――――」

ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ…

アゲハ「うぷっ！？　ぷえっ！　何だこの破片……ペッペッ！！」

新崎「おっとっと。足元不注意だったぜ。すまねえなあ新入りぃ、ギシシシ」　ﾆﾀｧ

アゲハ「い、いえ……」

古郷「……」　ﾁｮﾝﾁｮﾝ

アゲハ「え……？　な、何スか？」

し

え

ん

ん

古郷 「……」　ｸｲｸｲ

アゲハ 「えっと？　これをあっちへ運べばいいんスか？」

古郷 「……」　ﾌﾙﾌﾙ

アゲハ 「時計？　……あ、昼休憩入っていいって事スか？」

古郷 「……」　ｺｸﾘ

アゲハ （一緒に働く仲間とはいえ、なんか複雑だな……）

――仮設事務所内――


ドルキ 「次の仕事は雑居ビルの改装か……。依頼主はゴッドランドカンパニーのハイゾノ……？」　ﾍﾟﾗﾘ

＜社長ーッ！

ドルキ「……ん？」

ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ

ｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝ!!

ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ!!

ドルキ （この慌てようは尋常じゃねえな……何かデカいトラブルでも起きたか）

ドルキ 「入れ」

ｶﾞﾁｬｯ

先輩 「た、大変っス！！」

ドルキ 「血相変えてどうした？　トンネルん中で埋蔵金でも掘り当てやがったか？」

先輩 「いえ、今、幻視“脅威”（ヴィジョンズ・メナス）持ちのヤツから報告があって……
　　　　 あのトンネル内部には、多数のホットスポットが点在してるみたいなんです！」

ドルキ 「なんだと……！？」　ｶﾞﾀｯ

先輩 「新崎と古郷の野郎ぉ……！！　杜撰な調査しやがってぇ……！」　ｷﾞﾘｯ

ドルキ 「いや。あれは俺の指示ミスだ。まさかここら一帯で放射能が検出されるとは、
　　　　　 夢にも思わなかったからな。ヤツらに計測器を持たせてはいなかったし、その調査すら命じていなかった」

先輩 「しかし……！」

なんか超能力版サラリーマン金太郎的な

カブトも居るのかよ

ドルキ 「それより線量は？　どこでどのくらい出てるんだ？」

先輩 「あっちもこっちも測定器が振り切れるくらいに値が高いみたいっス……！
　　　　 いくらサイキッカーでも、こんなのを浴び続けてたら……！！」

ドルキ 「万一に備えて用意してた防護服が倉庫にあったはずだ。あれはどうした？」

先輩 「すぐに出せます。が、全員分には程遠い状態で」

ドルキ 「総員退避発令。今日現場に詰めてたヤツは残らず除染を行い、
　　　　 休暇を取ってる連中にも連絡しろ。本社からＣＵＲＥ使いも呼べ。
　　　　 俺とお前で現場に向かうぞ。――――防護服を被ったら俺について来い」

先輩 「はい！　今すぐに！！」

ﾊﾞﾀﾝ

ドルキ 「まさか放射能汚染とはな……チィ、運がねえ……！」　ｷﾞﾘｯ

ドルキさんかっけぇ

ｶﾞﾗｯ

先輩 「ここに居たか夜科！」

アゲハ 「あ、おつかれっす」

先輩 「なあお前、いつここに戻ってきた？」

アゲハ 「ついさっきですけど……何かあったんスか？」

先輩 「ああ。――――かなりマズい事になったんだ。とにかくそこのシャワー浴びてこい。服着たままな」

アゲハ 「え！？　これ着たまま！？」

ﾋﾟｼｬｯ

アゲハ 「あっ！　行っちまった……。何だってんだ？」

ｻﾞｰｰｼﾞｬﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ

＜後がつかえてるんだから早くしてくれ！
＜トンネルの奥で作業してたヤツらが優先だ！！

アゲハ （……とりあえず外行ってみるか）

――トンネル内部――


ﾋﾞｰｯ!!　ﾋﾞｰｯ!!

先輩 「ここも測定不能、か」

ドルキ 「……俺の爆塵者で汚染物質を除去するって案も非現実的すぎる話だな。
　　　　　 換気するのでさえ困難だっていうのに、こんな所でぶっ放したらトンネル自体が崩落する危険がある」

先輩 「となると……」

ドルキ 「最低でも休工にはなるだろうな。このままここが廃トンネルになる可能性も高い」

先輩 「そんな！　復興に直結する大事な仕事だって言ったじゃないっスか！　ここで諦めちまうんスか！？」

ドルキ 「例えここを復旧できたとしても、一般人がこんな汚染区域を通れるとでも思ってるのか？」

先輩 「そ、それは……」

ドルキ 「割り切れよ。ここで時間をかけるよりも他の復興作業を進めたほうが合理的だ。……止むをえん」

こいつ作者じゃね？

保守

アゲハ 「――――その報告、ちょっとだけ待ってくれねえっすか？」

ｻﾞﾘｯ

先輩 「！　夜科！？　お前……！？」

アゲハ 「表の連中から話は聞いてきました。……俺にとっておきの策があるんです」

ドルキ 「策だと……？」

アゲハ 「要は放射能に汚染された塵とかを吸い取って綺麗にしちまえば良いってことなんすよね？」

ドルキ 「簡単に言うがな。まさかお前のあの黒い流星を撃って消していくとか言う気じゃないだろうな？
　　　　　 あんなのでやってたら何年かかるか分かったモンじゃねえぞ」

アゲハ （やっぱりそうか。なら、プログラムを少し書き換えれば――――）　ﾊﾞﾁﾁﾁﾁ…

ｳﾞｵﾝ

ドルキ「！？」

ｳﾞｰﾝ……ｳﾞｰﾝ……

ドルキ （あの黒球が夜科を中心に円軌道を描いてやがる……？　これは……！？）

アゲハ 「暴王の渦（メルゼズ・ボルテクス）。ＰＡＣＳの研究所で遊坂と戦ったとき、
　　　　　 ヤツが放った毒ガスを吸収し、無効化するために生み出した力――――…………！！
　　　　　 これでトンネル内に散らばっている放射性物質を全て吸い取ってしまえば――――…………！！」

先輩 「！　まさか……！」　ｽｯ

ｷｭｲﾝｷｭｲﾝｷｭｲﾝ…

先輩 「測定値がどんどん下がっている！　ホントに除染できてるってのか！？」

アゲハ 「俺がこのまま放射性物質を全て吸着してくるから、少しだけ時間をください」

ドルキ 「！　ああ……頼んだぜ、夜科……！！」

あれ？

先輩は遊坂さんじゃなかったのか

保守

除湿とかもできそうだな

ドルキさん遊坂さん
連載中馬鹿にしてすんませんしたっっ

ドルキさんはともかく遊坂さんは最後までカッコ良かっただろ

ﾊﾟﾘｨﾝ

アゲハ 「やぁーっと終わったー……。もうヘトヘトだぜ」　ｺﾃｯ

先輩 「でかしたぞぉアゲハぁ！」

ドルキ 「お前には褒美に特別ボーナスを支給してやらんとならんな……いくら欲しい？」

アゲハ 「え？」

ドルキ 「ウチは実力・実績・現場主義の会社だ。師匠であるゲンバー大王の教えに習っている。遠慮なく言っていいぞ？」

アゲハ 「じゃあ、ご、５００万円欲しいかなー……なんて無理だよな――――」

ドルキ 「５００万か！？　諭吉が５００人欲しいのか？　５００万……イヤしんぼめ！！」

アゲハ 「……」

ドルキ 「……ゴホン。ふざけるのはこれくらいにしておこう」

アゲハ 「え？　何、今の？」

ドルキじゃなくてグラナにしてほしかった

遊坂さんはともかくドルキさんは最後までカッコ良かっただろ

遊坂さんは確かにぶれなくてカッコよかったな

ゲンバー大王の弟子かよｗｗｗｗ

ユンボルとかジョジョネタとか随所に散らされててあきないな

ユンボルはウルトラジャンプで絶賛連載中！

ドルキ 「俺が会計に連絡しておく。本社の金庫から金持って来い」

先輩 「了解っス！！」　ﾋﾞｼｯ

アゲハ 「……ホントにこんなノリでいいのかよ？　５００万だぞ？」

ドルキ 「Ｊ.Ｅ.Ｉでは俺の権限が絶対だって言っただろうが。同じこと言わせんなよ？」

アゲハ 「…………ドルキ、今まで俺はアンタの事を誤解してたみてえだ……ありがとう……」

ドルキ 「こっちが礼を言いたいくらいだ。お前のおかげで運が向いてきたからな……。
　　　　　 今回の除染作業成功の実績を武器に、我がＪ.Ｅ.Ｉがゼネコン界に名を馳せる！！」　ｸﾜｯ

アゲハ （あれ？　でもよく考えたら俺って５００万円以上の価値がある仕事したんじゃね？）

ドルキ 「お前とグラナ、そしてこの俺がいれば世界のベクテル社を越えるのも夢じゃねえ。
　　　　　 クク……！　ククククク！　ハハハハハハ！！　カカカカカカカカカ！！」

グラナもいるのか

それから……



先輩 「社長！　土砂崩れです！」

ドルキ 「お前らは下がってろ！　俺が吹き飛ばしてやる……！！　爆塵者（イクスプロジア）！！」

ｶｯ!!　ｺﾞｵｵｵｵ

作業員 「う、うわああああああ！！」

ドルキ 「チィ……！　爆塵者だけじゃカバーしきれんか！　古郷！　押し返せ！！」

古郷 「……」　ﾄﾞｼｯ

ｽﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ…

作業員 「た、助かった……のか？　ありがとうございます！　古郷さん！」

古郷 「……バオ」

ドルキ 「！？」

おいグラナいつ出た

アゲハ 「暴王の流星！（メルゼズ・ランス！）」　ﾋｭﾊﾞｯ

ｽﾞﾊﾞｧ

アゲハ 「……よし！　仕留めた！！」

先輩 「お？　何だそれ」

アゲハ 「イノシシっすよ。これ食ったらうまいんじゃないかって思って」

新崎 「解体するなら俺の出番だなあ……ギシシシ……」　ｼｬｷﾝ

ｻﾞｼｭｻﾞｼｭ

新崎 「ヒャッハ☆　ひっさしぶりに肉を刻めるぜェ〜！」　ﾌﾞｼｰ

先輩 「アイツ、刃物握ると途端にああなるんだ。気をつけろよ」

アゲハ 「知ってます」

なんてサバイバルな現場だ

イノシシにPSI能力はないから近場の味方にホーミングしてぶっ刺さるんじゃね？

最初の「直進」するところで仕留めたんじゃね？

つプログラム書き換え

アゲハ 「――――化物？」

ドルキ 「ああ。このところ、夜に山林の中で妙な化物に襲われたという報告が相次いでいる」

アゲハ 「……それで？」

ドルキ 「そこで俺とお前でその化物狩りをすることにした」

アゲハ 「……」

ドルキ 「禁人種だろうが工事戦士だろうが仕事の妨げになるものを放置してはおけん。
　　　　　 不穏分子は全て排除しろ！　いいな！！」

味方が使用中止もしくは開始距離を変えればおｋ

ｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯ

ドルキ 「そこかぁ！　爆塵者（イクスプロジア）ァ！！」

ｶｯ　ﾄﾞｺﾞｫｯ!!　ｺﾞｵｵｵｵ…


ハセ 「くそッ！　案内屋でもないただの人間如きが調子に乗りやがって……！！」

ﾀﾞｯ

アゲハ 「お前……？　誰だ？」

ハセ （！　しまった、もう一人いやがったのか……ッ！！）

アゲハ （……妙なナリをしているな。一見、人間にも見える、が……。どうする……？）　ｸﾞｯ

ハセ 「まッ、待てよ！　俺はハセ！　悪いヤツじゃないってェ！」

アゲハ 「何……？」

　　　　　　　　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　 /l
　　　　 　 　 　 　　　/:;'
　　　　　　　　　　　/::;'
　　　　　　　　　　./.:/
　　　　　　　　 ,r':::ｨ´─-＝--=ニヽ、
　　　　　　　／:::'"-─ー弋ヽ、　 ｀
　　　　　　r":::ｧ'"~"~"''ｰ､::ヽヽ＼､
　　　　　 _ﾉ::f ｲ.ヽ,,　　､　 ヾl｀　ヽ｀ヽ、
　　　 ,ｧ''"ヾ;l .^-:'"　　 ';.　 ゛l　　 ヽ　 ＼
　　 / _,,_､　 ,l　　　　　　; 　 .l　　 　 '､　 ヽ　　　　　　　おれは？俺は出るの？
　　'"´　｀7ﾕ」 　 　 　 　 　　 ! 　 　 　'､ 　 '､
　　　　 ,ヾ-ﾍ::;　 　　 　 　　　l　　　　　'､.　 !
　　　 / ィ､}＾､::;　　 i　　,: 　 '､!　　　　　 '､　l
　　　lr, ニ.)　!:::　　 l　　l　　　l　　　　　　'､ .'､
　　 / ＾ -く,ィ､;;　 f　|!　l|　l　 l､_,　　 　　　ヽ,_ヽ、
　　 '､　 r_/::::::::ヽl､ ,l.　 l!　l_ｨ'^ヽ　　　　　　　｀ヽヽ
　　　,l　　ト､;;;;;;;;;;:::｀ヽﾄ､!ィ'::::::::::::ト、　　　　　　　ヽ'､
　 ／ fヽ-' ' l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::／　｀'--､　　　　　 ヽ､
　ト、 ,'､　　 l、ヾ:::::::::::::::::::::::／　｀　　/　ヽ　　　　　 ヽ!
　!　r'＾｀ー''＾ﾊ ':､｀ー､:::::::／　　　,／,'　　 ヽ､_
　l./.l　　　　' /　｀　　　lT　　　.／　 /　　　ヽ ヽ
. {/　l　　　　 l|　　　　　l.l　 ／　　　l　　_,,　 ヽ　＼
　.l　 !　　　　 l　　　　　,l.l／　　　　 l^ヽ､.　　　 '､　 ヽ、
　 l　l　　　l　 |　　　_,／ l.l　　　_,,　　l　　｀"ヽ,-､ 　 　ｲ
　 .l　l　　 |l　 l　_-''"　　 l.l,､-'"　　　 l　　　r'´ 　　　,/

アゲハとドルキさん相手とかハセｶﾜｲｿｽ

ハセ 「森の中に隠れてたのさ！　あっちにいたら化けモンがウロウロしてやがって……。
　　　　 そしたらだ！　あの辺りでドンパチやり始めるじゃないか……」

アゲハ 「……」　ﾋﾟｸ

ハセ 「巻き込まれたらかなわんと、こうして俺は森の中に隠れてて――――…………！！」

アゲハ 「森の中に隠れてた？　この近くには明かりが煌々とついた、俺らの事務所や休憩室のプレハブがあったのに？」

ハセ 「……！！」




ドルキ 「チィ……。逃げやがったか……。気をつけろよアゲハ……！
　　　　　 アイツ、人間でもサイキッカーでもねえ、別の存在だ……！」

ハセ 「あ、明かり？　そ、そうだったかな……」

アゲハ 「まさか見えなかったのか？　事務所と休憩室の明かりをあんなに明るくしてたのに？」

ハセ 「み、見えてたさ。事務所と休憩室の明かりが二つ！　でもそこに辿り着くのさえ危ないから……」

アゲハ 「……へえ。そりゃおかしな話だな」　ﾊﾞﾁｯ……

ハセ 「え？」

アゲハ 「夜は事務所に明かりがついてるはずねえんだよ。
　　　　 　みんなは休憩室に詰めてるし、今は節電協力中だからそこまで明るくもねえ」　ﾊﾞﾁﾁﾁ…

ハセ 「……ッ！！」

アゲハ 「もし見えるとしても明かりは一個なはずだぜ？　何で二つも見えてんだ？」

呼び方がいつの間にかアゲハになってる

ハセ 「テメェ……！　俺にカマかけて……！！」　ｼﾞﾘｯ

アゲハ 「お前なんだろ？　この辺でウロついてる化物って」　ｼﾞｼﾞｼﾞｼﾞｼﾞ…

ハセ 「く、くそがッ！　くたば――――」　ｳﾞｵﾝ

ﾋｭｯ　ｽﾞﾊﾞｧ

ハセ 「…………！？　か……ッ！」　ｼｮﾜﾜﾜ




ドルキ 「アゲハ！　……！　片付けたのか」

アゲハ 「ああ。大したヤツじゃねえ」

ハセ瞬殺されたｗｗｗｗ

ドルキ 「そうか……。よくやってくれたな」

アゲハ 「それよりいいのか？　アンタの放った爆塵者で山火事になってるぞ」

ドルキ 「あ？」　ｸﾙｯ


ｺﾞｵｵｵｵｵｵ　ﾒﾗﾒﾗﾒﾗ……


ドルキ 「…………」

アゲハ 「…………」

ドルキ 「……悪ィ。手当て出すから騒ぎになる前に消火手伝ってくれ」

アゲハ 「よしきた」　ｳﾞｨﾝ

岩代帰ってきてくれ

ドルキさんwwww

かっこよくなってもやっぱり愛されるなwwww

長谷川……

こうしてあっという間に５日が過ぎた……


ドルキ 「この７日間、よく働いてくれた！！　仕上げ作業をもってうたかたトンネル復旧工事を竣工とする！」

＜うおおおおお！　やったぜえええええ！！
＜おつかれっしたぁ！！
＜ばんざーい！　ばんざーい！

ﾜｰﾜｰ　ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ…

アゲハ（終わったんだな……俺たちの戦いが……）

先輩「おうアゲハ。いっちょ前に工事戦士の面構えになったんじゃねーか？
　　　 近いうちに落成式もあるだろうからよ。ちゃんと予定は空けておいてくれよ？」

ドルキ「今回の主役はアゲハ……お前だから、な！」　ﾆｶｯ

アゲハ「……！　ウッス！！」

アゲハ 「それで、最後の仕上げってのは……？」

ドルキ 「それは俺たちがする仕事じゃねえ。そろそろ来るはずだ。お前もよく知った顔だよ」

アゲハ 「知った顔……？」

ｻﾞｯ

グラナ 「うーい。来たぞー」

アゲハ 「！？　アンタは……！」

ドルキ 「おう来たかグラナ。早いとこ頼むぜ」

グラナ 「あいよ」　ｽｯ

ﾊﾞｺﾊﾞｺｶﾞｺﾞﾝｶﾞｺﾞﾝ

やっとグラナ来たか

ﾄﾞｺﾞﾄﾞｺﾞﾝ　ｶﾞﾝｯ

グラナ 「ほいっと。終わり」　ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

アゲハ 「な……！」

ドルキ 「俺らで７日かかった仕事の総点検をたった１０秒で仕上げんのかよ。相変わらずとんでもねえテレキネシスだな」

グラナ 「かっかっか。本気出しゃこの半分以下で終わるぜ？」　ｹﾗｹﾗ

アゲハ 「…………なあ」

ドルキ 「ん？」

アゲハ 「これなら俺たちが汗水流す必要なかったんじゃ？」

ドルキ 「まあそう言うな。グラナは万能すぎて使いどころに色々と困るんだよ。
　　　　　 それにアイツのレンタル料は馬鹿みてえに高いんだ。全部弥勒の金になるんだがな」

アゲハ 「弥勒はニートやってんのか」　ﾎﾞｿｯ

グラナ 「毎日部屋に引き篭もってアニメ見たりネットやってるぜ？」

クズな弥勒略してミロクズか…

ミロクｗｗｗ

グラナって誰だっけ

>>252
作中最強キャラ

戦闘可能時間とかバランス考えりゃ覚醒アゲハよりも強いんだよなグラナは

――夜科家――


ｶﾞﾁｬｯ

アゲハ「おーっす！　帰ったぞアネキィ！」　ﾋｮｲｯ

ﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻ……

フブキ「おかえ――――はっ？　はあああっ！？　札束じゃないこれ！」

アゲハ「別に怪しい金じゃねーって。ちゃんと汗水垂らして稼いだ綺麗な金だから安心してくれよ」

フブキ（い、一週間でホントに５００万稼ぐだなんて……！　我が弟ながら恐るべし……！）　ﾜﾅﾜﾅ

アゲハ「まあアネキじゃ一年かかったって稼げねえ金だろうからな！　ウハハハ――――」

ｺﾞｶﾞｧｯ!!

フブキ「いちいち一言多いのよ。アンタは」　ｺｷｺｷ

アゲハ「ご、ごめんなひゃい……」　ﾎﾞﾛｯ

>>1がんばってくれ

アゲハ 「……このまま学校辞めてドルキのとこで働こうかな。俺」


-------------------------------------


ドルキ 「なあアゲハ。お前、明日からずっとウチで働かねえか？」

アゲハ 「……それは俺に、遠まわしに学校辞めろって言ってんのか？」

ドルキ 「察しがいいな。わざわざ我慢してもう一年学校に通うことはねえだろ？
　　　　　 弥勒みたいなグリゴリの連中なんて保育所すら出てねえ無学歴人間なんだぜ？」


W.I.S.Eアジト内リビング

弥勒 「ぶっ、ぶ……っ！　ぶえーっくしょぉぉん！！」　ﾄﾞﾌﾞｼｬｱｰ

シャイナ 「うわ汚ッ！？　口に手を当てるとかしてくださいよ！」

弥勒 「すまんな」　ｽﾞﾋﾞｯ

ウラヌス 「オレのマフラーで鼻かむな殺すぞ」

弥勒さんｗｗｗｗｗｗｗ

幼卒以下ｗｗｗｗｗｗ

ヴィーゴ 「く、くしゃみは一回につきウイルスが約２００万個……
　　　　　 　時速約３００ｋｍでおよそ１．５メートルほどを飛散する……。
　　　　　　 もうテーブルの上にある食料は全部汚染されて食えない……最悪だ……」

ジュナス 「聞いたか理子。そのウインナーは未知の病原体……アマギミロクリウムに犯されている。だから食うな」

カプリコ 「うに！　わかったジュナス！　ぜんぶ捨てればいいんだね！」　ﾎﾟｲｯ

弥勒「替えの朝餉を用意しよう。……シャイナ」　ﾁﾗﾁﾗｯ

シャイナ（またすぐこうやって僕をほっともっとまでパシらせようとする、この根性がね）　ｲﾗｯ

弥勒 「かっぱ寿司でもいいぞ？」

シャイナ 「誰もそんな事きいてませんその首を手刀で薙いであげましょうか？」



グラナ「……何で俺はこんなヤツの下についてるんだろうな？」

ミロクズに禿同だわwwww

グラナさんの強さは反則

ここでかっぱ寿司ネタを引っ張る>>1のセンスに脱ぼ(ry

海の家でも屑だった弥勒

グラナさんは最初から最後まで大物だったからなあ

読んでるうちにサイレンに興味わいてきた…

こんなのぜったいおかしいよ

>>264
あれだけ廚二こじらせてんだから
しょうがないwwww

サイレン好きだったけど毎回後ろの方で打ち切り強制ｴﾝﾄﾞにならないかﾊﾗﾊﾗしてた

上条「俺より少ないのか」

ドルキ 「もちろん場所や場合によっては学歴主義のとこもあるが、ウチはその対極にあるような会社だ」

アゲハ 「けどよ」

ドルキ 「今すぐ返事をくれって言ってるワケじゃねえ。
　　　　　 どうしても卒業してえって言うなら、俺はそれまで待つことにするぜ」

アゲハ 「…………」

ドルキ 「だがよ、できりゃあ早いことに越したことはねえんだ。
　　　　　 成長中とはいえウチの会社も世界からみればただのイチ企業にすぎねえ。
　　　　　 糞をクソ程浴びせられたら、明日にも倒産しちまうかもしれねえんだ……」

アゲハ 「ドルキ……」


-------------------------------------


アゲハ （ドルキのヤツ、俺が必要だって本気で言ってんだな……）

アゲハ 「あー……。もういいや。今日は寝よう」　ｶﾁｯ

ドルキさんの名台詞が台無しにｗｗｗｗ

相変わらずドルキさんは糞好きで安心した

というかやっぱり>>1はサイレンSSの人だったか

翌朝……


アゲハ 「くかー……くかー……ｚｚｚ……」


ｶｶﾞﾔｸﾅﾐｰﾀﾞｦ　ｱｰﾂﾒﾃｰ　ｼﾞｰｶﾝﾉｳﾐｦ　ﾜﾀｰﾛｳｰ♪


アゲハ 「ふが……？　ん……何だ雨宮か……ったく、こんなこっ早くから……ふああ……」

ﾋﾟｯ

アゲハ 「ふぁ〜い？」

雨宮 『やっと出たわね。この一週間どこをほっつき歩ってたの？　何度も連絡してたのに』

アゲハ 「んん？　ちょっとリハビリもかねてバイトしてたんだ。悪ィ」　ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

雨宮 『まったく……。ま、かえって都合良かったんけどね』

出席日数どころか、いつの間にか人生の岐路に立たされてるぞ

すげーおもしろい

アゲハ 「都合？　何の？」

雨宮 『こっちの話よ。それよりちゃんと学校きなさいよ？』

アゲハ 「あ。あのさ雨宮。俺、シラコーを退学――――」

雨宮 『それじゃ。待ってるから』　ﾋﾟｯ

ﾂｰ…ﾂｰ…ﾂｰ…

アゲハ 「あっ」

ﾎﾟﾁ　ﾊﾟﾀﾝ

アゲハ 「切りやがった……しょうがねえなあ、ったく」

ﾓｿﾞﾓｿﾞ

アゲハ 「ま、退学願いとか出さないと駄目だろうし、どっちにしろ行く必要あるか」

すっかり忘れてたヒロイン

――白瀧高・昇降口――


アゲハ 「おっす」

雨宮 「おは――――うわ……。アビス並に焼けたわね。何のバイトしてたの？」

アゲハ 「土木作業員。ＰＳＩ使いながら作業してたから勘もだいぶ戻ってきた」

雨宮 「フゥン」

ｶﾁｬ　ﾊﾟﾀﾝ

アゲハ 「んじゃ。また後でな」

雨宮 「？　どこへ行く気してんのよ？」

アゲハ 「どこって……１年Ｃ組だけど」

雨宮 「何寝ぼけたこと言ってんのよ。アンタはこっちでしょ」　ｸﾞｲｯ

アゲハ 「あだだだ！　な、何すんだ！？」

雨宮 「アンタと同じくらい休んでた私が何で留年してなかったのか。疑問に思わなかったの？」

アゲハ 「……え！？」

雨宮 「はぁー……。鈍いわねまったく。シラコーの教員全員の脳味噌を私がジャックしたからよ」

アゲハ （！　だから雨宮は留年扱いされてなかったのか……！）

使い勝手いいな

流石雨宮さんｗｗ

やることが違うぜｗ

いっしょにアゲハの分もやってやれよｗｗｗ

どうあがいても絶望

さすがイカレ女さんはレベルが違った

雨宮 「それにね。この一週間、私が何もしてなかったとでも思ってるの？」

アゲハ 「と、申されますと？」

雨宮 「教員全員の脳味噌弄りなおしてアンタの留年、取り消させておいたわ」

アゲハ 「！　マジかよ！？　……ってことは！」

雨宮 「そ。アゲハも晴れて進級ってワケ」

アゲハ 「あ、あ、雨宮ッ！　お前ってヤツは……！」　ｼﾞｰﾝ

雨宮 「けっこう手間だったんだからね？　感謝しなさいよ？」

アゲハ 「ああ！　ああ！　早速そのお礼……
　　　　　 ってワケじゃないんだけど、今晩バイト先の打ち上げに来てくれないか？」

雨宮 「バイト先の打ち上げって……それアンタのでしょ？　私は部外者じゃない」

ドルキのところに就職するって言ったらドルキさんがキチ宮さんにころされてまう

てその前に殺されてまう…

雨宮さんちゅっちゅっ

多分ハゲアさんが説明する間もなく殺りにかかるんだろうな

アゲハ「いやー。それがそうでもなくてさ。
　　　　 実はそこの社長がお前もよく知ってるヤツで……会ったらきっと驚くぜー？」

雨宮「ふうん。……それじゃいっその事、今からサボっちゃおうか？
　　　 極端な話、教員の記憶を改竄しちゃえば登校する義務なんてないのよね。私たちって」

ﾎﾞﾌﾝ

深淵「それずるーい！　私も混ぜなさいよー！！」

雨宮「！？　何でアンタが具現化してんのよ！？　今日休みでしょ！？」

深淵「何よ！　アンタにこの一週間ずーっと主人格譲ってあげてたじゃない！」

雨宮「それは教員の記憶改竄してたから……！」

深淵「ね！　桜子なんて放っておいて私と一緒に街行きましょアゲハ」　ﾀﾞｷｯ

雨宮「ハァ！？　っつーか何どさくさに紛れてアゲハに引っ付いてんのよ！　離れなさい！！」　ｸﾞｸﾞｸﾞ

深淵「やーだー！」　ｸﾞｸﾞｸﾞ

リア充乙

一人で二度美味しいだと…！
爆発

卒業した事にすれば…

雨宮「ちょっとアゲハ……！　デレデレしてないでこの子に何とか言ってやって！」

深淵「へーんだ。打ち上げに私も連れてってくれるわよね？　ね！？」

アゲハ「え、えーっと。……ハハ、参ったなコリャ……」　ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ



その頃、地久羽高では――――――



タツオ「朝河さん……」

ヒリュー「……………………」

タツオ「今日から同級生」

ヒリュー「言うなぁあああああああああ！！！！！！！！！」






めでたしめでたし？

ヒリューェ

え？

なに？最後文字化けして見れない

いや、最後に？がある
これはなんかまだある

>>296乙
懐かし楽しかったぜ！

えっ

この>>1は必ずサイレンｓｓでは後日談をつける>>1だ
もう少し待とう

えっ打ちきり？

え？

おわり！？

でもヒリョーさんは流石ドラゴンさんですね

おつ

その日の放課後……


雨宮 「私たちも留年ってことは、きっと朝河君も留年してるんじゃない？」

アゲハ 「あー。そういやヒリューのヤツも学生だったな」

雨宮 「チク高の教員も記憶改竄……でも正直面倒なのよね。朝河君だし、放っておいてもいいかしら？」

アゲハ 「でもそれじゃあヒリューが可愛そうだよなあ。アイツだって一緒に戦った仲間なんだし」

雨宮 「私以外にトランス型のサイキッカーでもいれば楽になるんだけど」

アゲハ 「トランス……？　あ、そうか。それなら手頃なヤツがいるぜ？」

深淵 「？」

アゲハ「多分、今日もあの公園あたりをうろついてんじゃないかな……」

トランスでぶらぶらしてるやつってまさか…ネオ天草様！？

ネオ天草様なにしてんだろ

＜うーいネオ天草はっけーんと
＜ひ、ひいっ！？　お、お前はぁッ！？

ﾎﾞｷｨ

＜うっぎゃああああああああああ！！
＜碓氷さああああああああああぁぁぁぁぁぁぁん！！！！
＜腕一本もーらった♪


アゲハ 「……っつーわけでさ。死にたくなかったらちょっと俺らに協力してよ」

碓氷 「わっ、分かったぁっ！　分かったからもう折らないでくれえぇ……っ！」　ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

深淵 「ねえアゲハー。こっちのデブはどうするー？」　ﾂﾝﾂﾝ

アゲハ 「放っておけよ。そいつ役に立たないから」

三宅 「」　ｸﾞｯﾀﾘ

アゲハも良く考えなくてもだいぶイカレだよな

えげつなさすぎワロス

アゲハひでえｗｗｗ

ほんまウヒョーさんの不幸っぷりは世界に響き渡るでぇ

深淵 「ホラホラァ♪　早く仕事しないと、首撥ねちゃうわよ？　オ・ジ・サ・ン♪」　ｷﾗﾘ

碓氷 「はぁっ……はぁっ……！　で、削除（デリート）！」　ﾎﾜｧｧｧ

教員 「」　ﾄﾞｻｯ

アゲハ 「うーし。残りはあと１０人くらいか？　これなら今日のうちに終わりそうだな」

碓氷 「ぬぐっ……！　脳の使いすぎで鼻血が止まらない……！　少しだけ休ませて――――――」　ﾎﾞﾀﾎﾞﾀﾎﾞﾀ

雨宮 「あっそ。じゃあ私がマインドジャックしてアンタを動かすから。もう休んでいいわよ」　ﾌｨﾝ

碓氷 「！？　そ、それは嫌だ！！　や、やめてくれえええええええええええええ！！！！！！」

ﾌﾟｽｯ

碓氷 「ｱｯｰ!!」




こうしてネオ天草様の尊い犠牲の末に学生ドリフターたちは皆、無事に進級できましたとさ

ありがたやありがたや




―完―

今度はホントに終わり
PSYRENってなんぞやって人はここのwikiがおすすめ
http://www23.atwiki.jp/psy_ren

お粗末さまでした

おいこのずり下げたズボンどうすればいいんだよ

乙

今後こそ乙

また来るのを楽しみにしとるぞ！

乙
ずっと書いてたっていう禁書とのクロスはまだかね？
SS速報で検索かけてもちっともヒットしないんだが

乙乙

この調子で打ち上げも書いてよ！

>>1乙！
おもしろかったぜ！！！！

乙乙！

ネオ天草四郎時貞様ァァァーーーー！！

乙乙
PSYREN大好きだけど全然見かけんから、楽しませてもらった

素晴らしい

>>1の作品ってどこかに一塊になってるの？

>>1
乙乙

禁書のはもうちょっとで完成ってとこでHDDがｹﾞﾌﾞﾗｧされて灰になった
代わりに今まどか×PSYRENで何かできないかと模索中してますごめんなさい

みんなも岩代作品を題材にして何か書こう

書きかけでやる気が灰になったことなら

乙乙
禁書クロスポシャったのか…どんな内容だったのか気になる

マジかよ…
残りカスでもいいからあるなら晒してほしいわ…

乙
今日一日書きっぱなしなんだな感動した

ライズなくすだけで戦闘バランス取れそうな辺り禁書は結構クロスしやすいと言えばし易いのよね

>>1乙だ

乙乙！めっちゃ面白かった
久々にサイレン読み返そうかな
禁書クロスすごく気になる

おつ！
ちょっと見直してくる

乙
相変わらずの高クオリティだったぜ

やっぱﾄﾞﾙｷ△

>>333
バランス取れそうに見えて影虎やドルキさんみたいな偏重型が無双しかねないんだよな
一応科学サイドの超能力者で勝つチャンス生まれるってかそうしないと勝ち目低過ぎだし

禁書の話すると一方さんとか右手の人とかの例のコピペ貼る禁書厨がくるからやめろ
って言おうとしたけどもう完結したしいいか

岩代先生ジャンプに戻ってきてください

結構前の禁書クロスはレベル高かったな

どっちかというと禁書にサイレン混ぜた感じだったけど

>>341
ｋｗｓｋ

>>342
http://sea-mew.jp/nox/modules/webarc/2ch/ss/1267072151-0.html
これでね？

>>342-343
それそれ

禁書クロスならロリコン対決をぜひ

ジュナスは散々な結果になってたっけな・・・
確か美琴にも一方さんにもボコられてた気が

まどか×PSYRENか…灰化する前に書けるかわからんけどやってみるか！楽しそうだし

とにかく乙！！

乙でした！

期待

まどかとクロスとかむっちゃハードル高そうだ・・・

結局本編で詳しいこと書かれなかったほむらの能力で外野が荒れると見た

さて、今からまどマギ全話見てくるか

内容が気になりすぎて寝られない…教えてくれ…

神まどかでもなきゃグラナや弥勒が出てきたら詰むな
魔法少女が倒せる限界て非グリゴリナンバーズのシャイナまでじゃないか

面白かったなあ

一体どれほどまで書いてポシャッたのか
中盤以降まで書いていたならここまで悔しい事もそうない

PSY持ちと魔女は戦わせてみたい。あと、朧なら魔女解放できるんじゃね？

雨宮「ワルプルギスの夜がやってくるわ…！」ほむら「！？」

っての書こうかと思ったけど妄想だけで終わった

>>353
内容はジュナスが戦力増強のために学園都市入るいわゆる上条さんポジの置き換え

つぶれかけのバー経営してるバーリィや元浮浪者のデルボロを従えてたり
未来星将候補の御坂と手合わせしたりインさんめぐって神＆ステペアと死闘したり
酔ったアッシュにガソリン飲ませたり名無しキャラに腹いせしたりするお話だった


まどかは大好きなキリカちゃんを出してあげたいなあと思ってたり

>>359
おかげでバーリィのバー貸し切りにしてスカージらと一緒にカプリコの誕生日会をするジュナスという電波をキャッチした

今>>1のかっぱ寿司のやつ読み終わった
まどマギ見たことないけど面白かった
サイレン×まどマギも期待してる

今さらながら乙

>>359
ありがとう
これで気持ちのいい夜を迎えれそうだ…

>>359
キリカとはまた物好きだね
まぁ楽しみにしてる

>>364
キリカ対アビスなんてどうですか？書いてみませんか？

ヤンｖｓヤンとか熱いな

>>365-366
遊坂「オイオイ主役差し置いて何喋ってんだよ！？」

>>367
お前は多分力使おうと思ったら時止めで瞬殺されるポジで安定だから諦めろ

キリカが好きとはまどかをよく分かってるねぇ

雨宮って貧乳メガネだっけ？
ｷﾁｶﾞｲで二重人格で6月7日生まれってくらいしか覚えて無いな

>>370
なぜ誕生日は覚えてるのか詳しく聞きたいなｗ

>>371
勘違いするなよ
たまたま誕生日一日違いでコミックス読んで覚えてただけだし
連載中なんて全く興味無かったから嫌がらせに友達から用紙もらってﾂｲﾝｲﾙﾐﾅﾌｫｰｼﾞしてやったし

>>372
む（ね）な（し）
６ 月 ７ 日

で覚えてるのかと思ったよ

>>373
　 ﾘ　ﾘ ||　　||　　/　　　 //　/　＿＿｀``-　、　　　 ＼} / /　,　　 ／　　　　
　 /　} ,||　　||　　{　　　./､`ー/ニ---`ニミ ﾆ;;:､、..　　 |ヽ/ //　 /　 　　
　/　}　||　　||　　{　　　//-ニ{ {　　　 ,;::::::,,、　＼ヽ＼　{ /ヾ/、/　　　　も 　月宛
　{　 }　||　　||　 }　　　// / 　| |　　／　...　 }　　 ヽ ゝV / //　{　　　　　　　
ﾉ{　 }　 ||　　||　{　　　/ /　 　ヽ!　 |: 　i|||i　:}　　　 } }`//　ﾘ　,{　　 　 　 |　　 ｰ―
リ　}　　||　　||　}　　 ﾉ /二’;;;; ` ､ ヽ､,,,,,,,,,/　　　　}| リ 　||　 {　　　　　　　　
ﾉ　||　　||　　||　{　　/| {　　/::/"　ゝ,,_ 　 　　　　 ﾒ　 ||　 {{　 '|　　　　　 ら　　,木
}　.||　　 |　　||　{　 / | {　　{::{ー ､ __　￣"'ー―''::::ヽ ||}　:||　 {　　　　　　っ　' 十｀
　 ||　　 |、　｜ |　 {　|/　　{::{　　 　 ￣"''''::::::;;;;;,,:::::::ゝ｛ :::|　: |　　　　
　 ﾘ　　ﾉ }.　 {　|　/　'　　　ゝゝ､　　......::::::::::::::::::::::::::/ |::}:::}　::　{.　　　　 た
-イー ､|　{　 |　|　{　　　　　 ｀ｰﾆ;;;::::::::::::::::::::::::::::::::/::/rー:|　::　{
　　　　　`ｰ､ |　|　|::: 　　　　　　`ｰﾆ;--____:;;;;;;;;;;;;/::/ ￣~ﾘ|　:::/|＼
　　　　　　　ヽ;;;;;;リ:::::　　　　　　　　 ￣ーー-ｰ "　　　　::::|　/　|　|ヽ
　　.............　　 ヽ 、::::::::::::　　　　　　　　　　　　　............　 ::::|/　::::| ﾉ //`ｰ､
::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、:::::;;;;;;,,　　　　　　　　　　:::ｰ:::,,;;;;::''"《,;;;;;;;::|/ //　/ /｀iｰ-――ｰ
~~~~~~~~~~　　　　~　 ｀"""`ｰ--,,,,,,,_＿　　　　　:::::::::::::::::::::::"''- ''{/　 /　/ //

狗童覚えてる人とかいる？

>>373
深淵を覗く時、深淵もまた あなたを覗いているのです
無茶しやがって…

乙を乙ほど浴びて乙
スレを落とすのがもったいないｗｗ

ﾎﾊｯ！

じっくり読んでたらこんな時間だよ
>>1のスレにリアルタイムで出会えて良かった
PSYREN面白いよね本当に
みんな買って読んでみてよ

本当に>>1乙でした

早く岩代の新作読みたい…
次連載したら単行本に狗童収録されるかな

確かみえるひとからサイレンまでは１年だったっけ

とりあえず過去作品まとめ更新して張っておく

天戯弥勒「サイレン塔すら建てられん」
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1270358359/

ドルキ「PSYREN？　サイレンだと？」
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1273316690/

臨也「PSYREN -サイレン-…か」
http://live28.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1276056967/

天戯弥勒「グラナ、海の家を開くぞ」 グラナ「寝言は寝てから言え」
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1285599867/

夜科アゲハ「出席日数が足りない」 【PSYREN-サイレン-】
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1316839686/

マミ「かっぱ寿司にしましょう」　ほむら「！？」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1316827544/

やっと全部読み終えた超乙
今日は本当に気持ちのいい夜だ…

海の家だけ見たことなかったわ

一つ抜けてたので>>382修正

天戯弥勒「サイレン塔すら建てられん」
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1270358359/

ドルキ「PSYREN？　サイレンだと？」
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1273316690/

臨也「PSYREN -サイレン-…か」
http://live28.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1276056967/

天戯弥勒「グラナ、海の家を開くぞ」 グラナ「寝言は寝てから言え」
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1285599867/

【PSYREN】 天戯弥勒「W.I.S.E崩壊の危機なう」 【サイレン】
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1304214281/

夜科アゲハ「出席日数が足りない」 【PSYREN-サイレン-】
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1316839686/

マミ「かっぱ寿司にしましょう」　ほむら「！？」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1316827544/

何作か見てないのあるけどググれば何処かで読めるかな？

来たら終わってた
乙！