まどほむほむマミさや杏『クランクアップお疲れ様！』

パーティレストラン『シャルロ亭』
個室

＜ﾓｳｼﾞｭﾝﾋﾞﾃﾞｷﾀ？

＜ｼﾞｬｱ、ﾊｼﾞﾒﾖｯｶｰ

＜ｾｰﾉ

六人『カンパーイ！　まどか☆マギカ、撮影クランクアップお疲れ様！』

マミ「本当にみなさん、撮影お疲れ様！
こんなに人気作品になるなんてね」

ほむら「そうね。撮影始まってすぐ手ごたえはあったけれど」

さやか「まー、あれだね。
このさやかちゃんの人気あってのことだね！」

杏子「さやかはこれドラマデビュー作だろ？
スカウトされたばっかでいい気になってると仕事なくなるぞ」ﾑｼｬﾑｼｬ

さやか「モデルの仕事がぼちぼちあるから、
ドラマとかあんまいいかなあ」

杏子「もったいねーなー。
監督も褒めてたぜ。さやかはスクリーン映えするってさ。
あの新人は化けるかもって」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

さやか「マジで？」

杏子「マジ」

さやか「さすがさやかちゃんよぉ！」

http://beebee2see.appspot.com/i/azuY36jXBAw.jpg

仁美「ｷﾞﾘｷﾞﾘｷﾞﾘｷﾞﾘｷﾞﾘ」

http://beebee2see.appspot.com/i/azuYwajeBAw.jpg

マミ「それはそうと、暁美さん。
その方、紹介していただけるわね？」

ほむら「ええ、そうね。
ほら、挨拶しなさい」

めがほむ「……あ、あの……」

ほむら「はっきりしなさい」

めがほむ「暁美めがほむ……です。
暁美ほむらの双子の妹です……。
よ、よろしくお願いします」

ΩΩΩΩ＜ﾅ､ﾅﾝﾀﾞｯﾃｰ

ほむら「過去の回で出てきたのはこの子なの。
勿論これがデビュー作よ。
事務所社長がこの子のことを知って、
どうしても使いたいって」

まどか「それで、あのとき本番まで顔出さなかったんだ」

ほむら「ええ、ごめんなさいまどか。
契約上どうしてもあなたにも言えなかったの。
今度BDが出たら、調べてみるといいわ」

マミ「なかなかの才能がありそうね」

めがほむ「///」

うわ此れダメだ痛い

支援
あと、画像貼れてないよ？

ほむら「演技の練習でいつもつき合わせていたから、
自然と実力がついたのね。
今度のドラマで記者会見するときには発表があるわ」

杏子「あれか！
内気な女の子が鏡の中の自分と難事件に挑むってやつ。
たしかタイトルは……」

さやか「『ダブルフェイス/鏡の中の真実』だよな。
あれ、ほむらが出るんだ！」

ほむら「私は鏡の中の方ね。
メインヒロインはめがほむよ。
がんばるのよ」

めがほむ「は、……はいっ」

ほむら「そういえばマミに言いたいことがあるのでしょう？」

めがほむ「……あ、あの……」

マミ「なぁに、めがほむさん？」

めがほむ「マミさんファンです！
サインください！」

ほむら「この子はあなたに憧れてこの世界に入ったの。
もっとも私を日本美少女コンテストに勝手に応募したのもこの子だけどね」

マミ「まあ、ふふふ。うれしいわ。
……え、このDVDって」

めがほむ「はいっ。マミさんのイメージDVD、
『天使なえぷろんまじっく』です！」

マミ「小学校一年生のころじゃない。
恥ずかしいわね」ｷｭｷｭｷｭ

めがほむ「ありがとうございます！」

マミ「めがほむちゃん可愛いわね」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

めがほむ「///ﾎﾐｭｰ」

まどか「めがほむちゃん！
ほむらちゃんって家ではどんなの？」

めがほむ「そうですね。
姉は家に帰ったらずっと私の背中でおんぶお化けです。
『めがほむ、疲れたわ』とか『めがほむ、ジュース飲まない？』
とか『めがほむ、お風呂入りましょう』とか、
『めがほむ、宿題教えて』とか『めがほむ、早くページめくって』とか
ベッドの中でもくっついてます」

まどか「ほむらちゃんかわいー！
（ああ、それで胸が潰れたんだね）」

ほむら「ちょっと！
余計なこと言わないでよ！」

めがほむ「ごめんなさい、姉さん！」

マミ「あらあら、お姉ちゃん。
妹をいじめちゃだめよ」ｷﾞｭ

めがほむ「あ、ありがとうございます///」

マミ「そういえば暁美さん。
相変わらず人気あるみたいね。
今後もハリウッド作品で『ホム・ハード』、
続いて『沈黙の焔』、、
極めつけは話題のミステリー『ワルプルギスは二度啼く』にも出るそうじゃない」

ほむら「おかげさまで」ﾌｧｻ

マミ「『ホムリックス』から不動の地位を手に入れたようね。
私もうかうかしていられないわ」

ほむら「ﾏﾐｼｬｰｸVSｼﾞｬｲｱﾝﾄﾎﾑﾄﾊﾟｽ』が懐かしいわ」

マミ「本当にあれはいい時代だったわ。
おかげで『ｼﾞｮｰｽﾞｲﾝｼﾞｬﾊﾟﾝ』の出演依頼が流れてしまったけれど」

ほむら「お互いやっとここまで来たわね」

まどか「……」

杏子「聞いてくれよ！
あたしもさ、今度イタリアロケだぜ。
イメージBDの撮影でいってくるんだ。
イタリアブランドのコラボで特集ページもらっちゃった」

さやか「すげえじゃん杏子。
ウルフ系カリスマモデルは伊達じゃないっすねー」

杏子「へっへっへ。
あたしなんか見てくれるへんなやつも結構いるらしいな」

さやか「っつかさ、
食べ歩き写真集『くうかい？』も売れてるって聞いたよ。
私も買ったけど、杏子本当においしそうに食べたねー。
すごいお腹空いちゃったよ。
そ、その、すげえ可愛かったし！」

杏子「さ、さやかも、へんなやつの一人ってことだな！」

さやか「へっへっへー。
保存用も買っちゃった。
そういえばあれにあたしも写ってるって知ってる？」

杏子「うそ！？」

さやか「巣鴨だったかな。丁度私も撮影があってね、
杏子が見えたからスタッフたちとずーっと後ろでポーズ取ってる」

杏子「言ってくれよー！」

さやか「忙しかったんだってー」

杏子「い、いやいいんだけどさ。
（チョット会いたかったナ……）」

さやか「杏子雑誌でコラム持ったみたいじゃん。
可愛い服でスイーツショップ巡りのやつ。
あれも好きなんだ。
私も、今度一緒にお店回りたいなって」

杏子「あ、いいな。
いくつか貰えた服あるんだ。
さやかに貸すよ」

さやか「本当！　今度お台場いこ！」

杏子「うん！
そうださやかもNHKドラマ出たり忙しそうじゃん。
冬公開映画『ぼくの恋』のトレーラーでさやかが
『ぼく、お兄ちゃんが好きなんだ』って言うじゃん。
アレむちゃくちゃ気になるんだよね///」

さやか「楽しみにしてて！///」

杏子「海外撮影のレギュラー番組も始まってるんだろ。
スカウトからいきなりシンデレラかよ！」

さやか「ロケは海外だけど、枠は国内のCSで数分だってば。
ほとんど服と旅行会社とCMみたいなものだし」

杏子「実は今この時間放送してるよな。
『美樹さやかと世界の街角デート』。
恋人目線のカメラワークがずるいんだよね。
へっへ、予約しといたから帰ったら見るんだ」

さやか「杏子が見てくれるのはうれしいけどー！
くあーっ、なんか恥ずかしいなー！」

杏子「でも、あれホテルのベッドでごろごろするじゃん。
だ、大丈夫なのか？　スタッフに変なことされたりしないか。
夜は鍵かけてるよな？」

さやか「ばっ、ばか！
50万のスイートに泊まれるわけないじゃん。
日帰りロケだよ！」

杏子「そそ、そっか！
あー、あとこの間のフランスのどこだっけ。
修道女のコスプレしたやつ」

さやか「フランスも何回かやってるからなあ。
修道会ならプロヴァンかな」

はやいから書き溜めかな、さるよけ
まどかさん今のところ空気

杏子「そうそう。
あれなんか、すげー乙女って感じした！
マジで綺麗だった！」

さやか「うわー、もうやめて！
ハズカシィー///」

まどか「みんないーな……」

ほむら「……」

さやか「あれ、まどかは仕事いそがしそうじゃん。
『まどか☆マギカ』の主役ってことで、
PSPの収録だったり、雑誌インタビューあったり、
関連グッズの撮影もすごくあったでしょ。
ローソンやHMVの一日店長とかさ。
事務所でマネージャーさんにスケジュール見せてもらったよ？」

まどか「う、うん。
『まどか☆マギカ』関連はね……。
一応ラジオの『まどか☆放送部』とか、モデルも続いてるけど。
ううん、でもいいの。
そろそろ役者引退しようかなって思ってるから……。
私、こういう業界向いていないってわかったし……」

さやか「もったいないじゃん！
これからだって！」

杏子「そうだぜ。
アメリカとかでも『まどか☆マギカ』の新アニメとかドラマとか聞いてるぞ。
ドラマは主人公だけ原作のキャストを使うってのと、
アニメは一人だけ焦点当てるって話。
むしろこんだけ仕事あるほうがすげえって」

さやか「えっと、作品はなんだっけー」

ほむら「……めがほむ、言って上げなさい」

めがほむ「……。
一本はアメリカのドラマで
『MADOKA☆chronicle』。
もうひとつは
『MADOKA☆MAGICA the animation』……です」

ほむら「キャストを」

めがほむ「ドラマの『まどか役』は
……マミさんです」

まどか「……」

さや杏子『えー！』

ほむら「そうよね、マミ」

マミ「う、うん。
ごめんね、いいづらくて」

さるよけ

まどか「ｷﾞﾘｷﾞﾘ」

さやか「どうして？
なんでまどかじゃないの！？」

ほむら「ひとつはスタイル。
まどかの愛らしくてキュートで、
可憐で美しくて、宇宙の黄金比を秘めた日本の美より、
海外ではこのホルスタインが受けたそうよ」

マミ「叩くわよ」

ほむら「構わないわ。乳を持たざる者の嫉妬よ。
やはり海外ではある程度映える凹凸が必要らしいの。
すでに予告映像やスチールが発表されてネットの評価は高いわ。
あと、マミは5ヶ国語話せるの」

さやか「ちょ、ちょっとマミさん、
どうして言ってくれなかったんですか。
杏子と私でティロ・フィナーレ（笑）とか、
イタリア語わかるんですか〜？
とか言ってた私たち馬鹿みたいですよ」

マミ「E molto infantile per avvertire una bazzecola」
（些細なことで注意するのは、とても子供っぽいわ）

さや「はい？」

マミ「大人気ないからって言ったのよ」

杏子「もうひとつのアニメはどうなんだよ」

ほむら「正式名称
『Lovely Magic [tiro finale]　MAMI
MADOKA☆MAGICA the animation』。
魔法少女巴マミの完全オリジナルストーリーよ。
しかもドイツ語やフランス語、ドイツ語への吹き替えも
本人ができるということで期待されたコンテンツなの。
先行販売されているグッズの売れ行きも上々……。
まどか。大丈夫よ。
絶対あなたなら、これから活躍できるわ」

まどか「いいの、ほむらちゃん。
私もさやかちゃんとスカウトだったし、
もう興味ないかなーって……。
それに、PSPとかの仕事以外はもう
変なSSの出演依頼ばっかりだし……。
ほむらちゃんのウンコカレー食べるとか、
ほむらちゃんのパンツかぶってるだけとかペロペロしてるだけとか、
疲れちゃった」

ほむら「そんなに私のパンツが嫌いなの！」ﾌｰｯﾌｰｯ

まどか「プレイベートと仕事は別だよ、ほむらちゃん」

ほむら「なななななら、いいいいいのよ」

すんませんでした。

ごめんなさい
そんなに長くないんだけど急用で45分ほど離席します
落ちたら落ちたで、そんなもんです

SSは「で検索する人多いから気付かれにくそうだ

ほむほむ

ほむ

ほみゅ

ほむん

保守

さやか「あー、SSの仕事は正直ないわーって思うねえ。
たまーにいい脚本あるけどね」

杏子「収録はじまって1レスで終わると安心すること多いけどな」

さやか「わかるわー。
深夜のSSとかもう何がなんだかだよね」

杏子「『あんあん！』って言っただけで終わった収録もあったぜ」

マミ「私も愛されているのか嫌われているのか、
よく疑問になるようなSSの依頼は多いわね」

めがほむ（『デミさん』とか書き込み見つけるたびに、
屋上、って書いてるの私ですマミさん！）

まどか「みんなごめんね。
でも、私やっぱり普通の女の子がいいよ。
魔法少女だからってもう芸能界は……」

ほむら「だめよ、あなたは続けなきゃ」

まどか「ほら、私劇中でも結局地味だったし。
さやかちゃんみたいに舞台映えしないし」

ほむら「誰かと比較してどうするの。
あなたの良さがあったからスカウトされたのよ」

あんあん！

まどか「そ、そうなのかな」

ほむら「それはこの私が一番知っているわ。
まどかはこれからもっと素敵な女優になる。
みんなを見てごらん。
ただ食べてるだけで人気になった杏子、
芸能界ナメきってるけどなんか仕事があるさやか、
芸暦だけ無駄に長いマミ、
みんなそれなりにがんばってる」

ｹﾞｼｹﾞｼ

ほむら「痛……。ごめんなさい。まどかの為なの。
そんなみんながあなたを応援してるわ。
無能だったらはじめからあなたの周りに
こんな素敵な仲間が集まるわけないじゃない」

まどか「で、でも」

ほむら「まどかっ！」

ｸｸﾞｸﾞﾞｯ
ﾎﾞｶｯ

まどか「ﾏﾄﾞｯ」

ﾄﾞｻｯ

ほむら「今の魔法覚えてる？」

杏子（魔法っつか、ｸﾞｰﾊﾟﾝ）

さやか（ﾊﾟﾝﾁ）

マミ（ｸﾞｰﾊﾟ……あの引かれた弓のようなｽﾄﾚｰﾄは！）

まどか「私が教えた魔法だね」

ほむら「そうよ。
悩んでる私を助けてくれた、
あなたの魔法！」

まどか「懐かしいね。
最終回撮影前に一緒に大魔法峠にいったこと」

さや杏「（？？？）」

マミ「大魔法峠。
魔力を失った魔法少女が最後にいきつく修行場よ」

ほむら「最終回の撮影で、
魔法武器もない私が魔獣に勝てないって逃げようとしてた。
そうしたら、
『ほむらちゃん、あきらめちゃだめ』
そういって……」

ｶﾞｼｯ
ｸﾞｸﾞｸﾞｯ
ｷﾞﾘｷﾞﾘｷﾞﾘ

ほむら「あなたの武器。
弓と矢をくれたじゃない」

まどか「ｸﾞｳｯｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞ！」

杏子（関節技？）

さやか（関節技？）

マミ（ﾎﾞｳｱﾝﾄﾞｱﾛｰ！）
http://fairygarden.anime.coocan.jp/fg-gallery/bowandarrow1.htm

まどか「ぞっ、ぐふっ、ぞぷだっだね！
ぼぶらぢゃん！」

ほむら「まどかっ！」

マミ「鹿目さん！
ギブアップ？　ギブアップするの！？」

まどか「NO! NO!」

ほむら「そうよ！
まどか、あきらめちゃだめ！
あなたなら勝ち取れるわ！」

ｷﾞﾘｷﾞﾘｷﾞﾘｷﾞﾘ

まどか「ｸﾞｳﾞｪｯー」

マミ「レフェリーストップよ！
勝者暁美ほむら！」

ﾄﾞｻｯ

まどか「ｺﾞ、ｺﾞｳﾞ……。
ほむら……ちゃん……がんばる……よ！」

ほむら「まどかぁ！」

ｶﾞｼｯ

まどか「ほ、ほむらちゃん……」
私、私なんだかできそうな気がしてきた！
ｸｿSSもがんばるよ！」

ほむら「ええ！」

マミ「でも、暁美さん。
そんな簡単に言っていいの？」

ほむら「何が言いたいのマミ」

マミ「私たちはそれぞれの道を歩むわ。
進学して、仕事もして、会う時間も減るでしょう。
その中で、ずっとお友達なんて言っていられる？
こんな風にみんなでおしゃべりなんてできるのかしら」

ほむら「ええ、できるわ。
来年だって再来年だって、
十年後も二十年後も、こうして今日、この日を
懐かしく話すの。
私にはそれがわかるわ」

マミ「ふふふ。だそうよ、みんな」

さやか「へー、ってことはほむらが幹事だね」

杏子「うまいとこ期待してるぜ」

まどか「言っちゃったね、ほむらちゃん」

ほむら「え、え、どういうこと？」

マミ「うふふ。
暁美さんあなた自分で言ったのよ？
毎年魔法少女同窓会するって……ねっ」

ほむら「あっ」

まどか「えへへっ。
ずっと一緒だよ、ほむらちゃんっ」

杏子「あたしたちもなっ、さやか！」

さやか「あたりまえじゃん。
杏子は私の嫁だからね！」

めがほむ「マミさん……。
私ずっと応援してます！」

マミ「ありがとうね、めがほむちゃん」

まどか「じゃ、もう一回、
私たちの未来に！」

魔法少女たち『かんぱーい！』


まどほむほむマミさや杏『まどか☆クランクアップお疲れ様！』 end.

乙乙乙

以上で終了です

>>24参考になります

他保守してくださった方々本当にありがとうございます
短くてごめんなさいボウアンドアロー言いたかっただけなんです
B級映画が好きなんです
あとマミさん好きなんです
シナリオの偏りはそのせい

楽屋落ちネタで和気藹々とはめずらしい
乙

ハッピーエンド主義者なんです
創作でも喧嘩してると自分がｷﾘｷﾘする

それとｼｭｰﾙﾈﾀは難しいね

乙

乙、次回も期待してるわ