83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 14:45:20.14 ID:ALxCmK64O
掲げるだけで勝利できる剣が…
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 14:45:36.68 ID:DgBvQ5xD0
鬼畜やでぇ…
もはや缶けりじゃねえなwww
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 14:49:12.43 ID:nlD7J2OOO
( ^ω^)「勝てると思った? 逃げられると思った? 生きられると思った?」
( ∀ )
( ^ω^)「おっおっおっwww まwwwwさwwwwかwwwww自分が死なないとでも思ってたのかおwwwwwww」
( ;∀;)
( ゜ω゜)「笑えねぇんだおおおおおおっ!!」
黒く塗り潰された空間が眩く煌めく。
轟音と共に世界は崩れ落ち、モナーの意識は一瞬にして刈り取られた。
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 14:51:06.56 ID:CkLBuhcdO
やっべ面白い
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 14:51:20.16 ID:0p+sIgS3O
すごくモナーを応援したい
小学四年生が被害者だろこれはどう見ても
始めからチート過ぎるだろう…
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 14:55:00.21 ID:nlD7J2OOO
( ゜ω゜)「ひっ……ひひひっ……」
( ゜ω゜)「あっはははははははははははははははっ!! はははっ!! ははははははっ!! ゴホッゲフゲフッ」
( ゜ω゜)
( ^ω^)「とっもだっち百人出来るかな〜」
ブーンは業火が燃え盛る中庭を後にした。
背中を照らす血のような赤色に背負われているものは何も無い。
ピカチュウのイラストがあしらわれた靴下をぐいっと伸ばし、ブーンは現実を虚構に帰す為に歩を進める。
(//////)
炭化した何かの塊。
それが何なのかはブーンにしか解らない。
俺も缶蹴りやりてぇ
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 14:55:58.94 ID:0p+sIgS3O
いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああ
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 14:56:16.28 ID:DgBvQ5xD0
おまんこさわりっちです
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 14:58:01.40 ID:gbspki8l0
なんだこのクオリティすげえ
支援
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 14:59:10.44 ID:r1vu7n7v0
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 14:59:40.32 ID:hJwKKyr00
んげぇ
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 15:02:16.31 ID:nlD7J2OOO
( ^Д^)「くくくっ、頃合かと思って来てみたら……。あのしょぼくれ野郎寝てやがるじゃねーか」
(´-ω-`)
校舎の屋上からグラウンドを見下ろすプギャー。
視線の先には分厚い本を胸に置いて横になったショボンの姿があった。
( ^Д^)「お前達は缶けりが何たるかを解っていねぇ。だからこそそんな失態をかましちまう」
( ^Д^)「勝負は勝負だ。俺は違反もしてないし、真っ当に缶けりをしている」
( ^Д^)「だから手前の失態を恥じろ。お前らは俺達を相手にするのは早過ぎたんだよっ」
両手を広げてグラウンドに飛び降りる。
目標は敵の拠点の缶。行使するは神の蹴り。
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 15:03:44.82 ID:0p+sIgS3O
死亡フラ・・・いやなんでもない
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 15:05:52.81 ID:hJwKKyr00
グ
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 15:06:42.06 ID:nlD7J2OOO
(´-ω・`)「ん……」
地面を揺らす轟音にショボンは目を覚ました。
缶から距離を置いた位置で寝ていたショボンにはプギャーが缶に向かって駆けるのが手に取るように見えている。
だが…………。
( ^Д^)「今更気付いてもおせぇんだよ!!」
ショボンと缶の間にある隔たりはあまりにも長過ぎた。
だからショボンは何もしない。手を下さない。
その代わり……。
(´・ω・`)「遅かったね」
死の宣告をプギャーに下した。
(´・ω・`)「ブーン」
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 15:08:53.57 ID:0p+sIgS3O
プギャー逃げろー!!!
逃げてぇええええええええええええええ
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 15:12:47.84 ID:nlD7J2OOO
( ^Д^)「──っ!?」
缶はもう目の前にあるというのに、それでもプギャーは動けなかった。
ぞわりと髪を逆撫でる死の気配。それは直ぐ真後ろに来ていたのだから。
( ^ω^)
( ゜ω゜)
( ゜ω゜)「ひひひっ、きひっ! 零と唯の狭間『盲目白痴の王の間』ああああああっ!!」
死を呼ぶのではない。
死を与えるのではない。
常に死と共に戯れ、生を弾圧する存在だから。
( ^Д^)「……あ」
生きてるものなんてオカシイジャ
ナイ?
え、tanasinn?
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 15:18:12.73 ID:nlD7J2OOO
('A`)「開け、冥府の門。紡げ、混沌の調」
校舎の屋上から飛びこむ影が一つ。
ドクオが気怠そうな顔をして、何かを紡いでいる。
('A`)「一を零に、全を零に。俺の邪悪を顕現しろ」
('A`)「トリックスターモードチェンジ」
('A`)「冥王ヘル」
ドクオが翳した両手から黒い稲妻が迸り、黒塗りの女神像が現れる。
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 15:25:10.21 ID:nlD7J2OOO
女神像は這い寄る混沌と対峙し、額に描かれた瞳を開く。
( ゜ω゜)「ドクオ……。何のつもりだお」
('A`)「コイツを助けるのに理由なんているかい? お前ならよく解ってる筈だけどな」
征け、ヘル。ドクオがそう命じると同時に裸体の女神像が叫び声を上げる。
耳が張り裂けそうなその叫びは混沌を吹き飛ばした。
( ゜ω゜)「やらせるか! やらせるかお!!」
ブーンの腕から再び闇が迸る。
('A`)「クレバーにいこうぜブーン。お前のそれは飽きるほど見てんだよ」
女神像の胸に光が収束し、球体を生み出す。
触れてしまえば魂さえも残らないだろう。誰もがそれを確信していた。
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 15:27:37.57 ID:0p+sIgS3O
支援
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 15:29:08.22 ID:nlD7J2OOO
(´・ω・`)「…………」
端から見ていたショボンは何も語らない。
それどころかまるで興味なさげに寝転がった。
('A`)「死ね」
打ち出された魔弾。
ブーンにそれを止める術は無い。
( ^ω^)「ちっ……」
大きく身を捩って球体を躱す。紙一重だ。
背後で迸る衝撃を堪えて体勢を整えた頃には、ドクオは既にプギャーに手を差し出していた。
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 15:33:14.59 ID:nlD7J2OOO
('A`)「立てるか?」
( ;Д;)「死ぬかと思った……。怖かった! 怖かったよおおおっ!!」
(;'A`)「うわきたねっ! 鼻水拭けよ鼻水!」
プギャーは言われるがままに手の甲で鼻水を拭う。
奇跡的に繋がれた自分の命の糸。ドクオには感謝してもしきれない。
( ;Д;)「ありがとう……。ありがとうありがとう!!」
('A`)「感謝するこたねーよ。俺だってブーンにムカついてたし、それに……」
これはいいwwwwwwww
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 15:35:20.46 ID:nlD7J2OOO
だって
お前
俺の
獲物
だもん
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 15:36:29.17 ID:0p+sIgS3O
ひぃっ
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 15:36:40.15 ID:Qzd+QHXx0
追いついた
なにこの缶けr・・・いや、なんでもない
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 15:39:28.25 ID:nlD7J2OOO
(母^ω^)「あっ、こらブーン。アンタあれほど学校終わったら真直ぐ帰って来なさいって言ったでしょ!! あーあ、こんなに血塗れになって……」
(; ^ω^)「ごめんだおカーチャン。ドクオ君とショボン君と遊んでたら夢中になっちゃったんだお」
(母^ω^)「もう、仕方ない子だねぇ。ドクオ君、ショボン君。いつもホライゾンと遊んでくれてありがとね?」
('A`)「んーん、僕も楽しいから良いよー」
(´・ω・`)「ブーンが居ないと始まらないしね」
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 15:44:24.75 ID:nlD7J2OOO
カーチャン、今日の晩ご飯はなんだお?
今日はブーンが大好きなカレーだよ
やった! じゃあ僕帰ったら手洗いとうがいしてカーチャンのお手伝いするお!
ふふ、ブーンは良い子だねぇ。じゃあお皿を並べてご飯をよそってもらおうかな
任せとけお!
( )(母 )
( ω)(母 )
( ゜ω)(母 )
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 15:47:22.66 ID:DgBvQ5xD0
プギャーあああああああ!!
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 15:48:09.94 ID:nlD7J2OOO
○月×日はれ
きょうはショボンくんとドクオくんといっしょにかんけりをしたお
小がっこうのおにーさんたちといっしょにするかんけりはとってもたのしかったお
だからドクオくんもショボンくんもたのしかったはずだお!
あしたもあたらしいともだちとかんけりしたいお
ぼくはいいこだからもうねるお あしたもかんけりできるといいなあ
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 15:51:03.35 ID:nlD7J2OOO
第一話「ぼくたちのかんけり」
お
わ り
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 15:53:50.46 ID:j6GtU4dPi
続くのか
乙
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 15:54:18.59 ID:0p+sIgS3O
本当に
>>24だったでござる
いやいや面白かった乙!続きが楽しみだ
過去作あれば良かったら教えてくれ
まぁこんな感じでだらだらやっていこうかなぁなんて思ってる。ます。
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 15:56:13.95 ID:cZOnV2oA0
乙
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 15:56:25.81 ID:DgBvQ5xD0
短編としても充分なおもしろさ、乙
>>122 今まで読み専だったからこれが初めてですぅ。やっと童貞卒業出来ました。
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 16:00:39.58 ID:DgBvQ5xD0
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 16:01:53.89 ID:nF5xBHoI0
乙でした
乙、ホラー?
>>129 ちょっぴり黒いイナズマイレブンと思ってくれればしっくりくるかなあ
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 16:18:39.37 ID:vn9Hra7ZO
乙
今時の小学生ってこんなに怖いのか
ちょっぴり!?ちょっぴりってレヴェルじゃなくね!?