妹｢妹＋猫はもう終わり。これからは妹＋犬よ！｣

妹｢というわけで妹犬だわん｣

兄｢………｣

妹｢いや、犬妹？………どっちも言い辛い感じね｣

兄｢………｣

妹｢まあいいわ。とりあえず私を散歩させなさい｣

兄｢はい………｣

妹｢ほら紐を持ちなさい！｣

兄｢四つん這いになるの？｣

妹｢もちろんよ！犬だもん！｣

妹｢アスファルト暑い！アスファルト暑い！………私は犬類初の二足歩行の妹犬よ！｣

兄｢………｣

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　 |　　　ワ　　　 |　/,　| | 　 |　　||　|　l l∠-‐ﾆ!lTl|　ｌ 　 |/,=､ヽ l |l　 l　|′ 　 　 ひ　あ
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　 |　 　 ワ 　 　 | |　ｌ　| |｀＞ﾄ＜、 {/{爪__ノ_ノ 川　 | i　|　 / /ｌ l | ｌ│‖　　　　 っ
　 ヽ. 　 ン 　 　 |│ l　lVﾍiY代ﾐ、　　 ´￣　　 i l l　 ｌ l　| ﾄ-ｲｌ l l│l |l l|l、　　 　 と
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　／　　 　 　 /　　　ヽ､　ヽリﾊ´ k、‐　_ ＿___,ｌ ｌ |　 l ｌ　l ｌ /＿l⊥!-亠‐'¬ﾄ、 　 て
/　　　 　 　 <　　 　 　 　 ,ﾊl ハ　 ､rく_ﾝ‐宀ィ| l ｌ　 ｌ ｉ　レ'´ 　 　　 __, ニフ´　　　　　　　/
　　 ワ　　 　 l　　　　　／//l　l ヽ、 ＼｛ 　 ﾉ/ l | 　ｌ ｌ　|　　,.ﾆ‐ ￣ __ ／　 　 　 　 　 r‐′
　 　 |　　 　 │　 　 ／　' / !　i　i l＼　`三'´　,l l　 l l　/ ／　 　,∠-/　　　　　　　　 　ヽ
　 　 |　　　　/　 ,／ ／／ /　 l　l l　 l＞､__. ィ/ l　 ! l,/'´　　 ／-‐ /　 　 か .な　犬　　 !
　 　 ｌ　　　　＞´ ／／／/　　i　i l　/ﾚ了´／l　l 　l／　　 ∠ - ‐　l 　 　 な　い　語　　 |
　　 ン　　 /　 ／／／, '/ 　 /　l l　l 厂l／　/ /／　　 ／´　　 __　| 　 　 ？　と　 じ　　 |
＼＿_＿／ ／／／／ /,　 '/　//　l/／ 　 / /' 　 　 / -‐　￣　　 l 　 　 キ　駄　ゃ　　│
　　　 　 ／／ ∠ -‐ ７,　//　//　/'´　　 / /　 　 ／　　　 -‐　　　＼　　ミ　 目　　　　 l
　　　 ／／, く　　 　_// //　//／　　　 / /　　 ∠− ￣ 　 　 　 　 ∠ 、　　　 　 　 　 /
　 ,／／／ ／＼,／// //　//′　　　 //ニﾆﾝ′　　　　　　　　　　　　 ＼_　　　　__／
／／／ ／ ＿_/　 j/ //　//　　　 　 //　 ／　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ￣厂

妹｢いやー。今日も暑いわね｣

兄｢只今の温度が三十八度だからね｣

妹｢アイスが食べたいわ｣

兄｢犬ってアイス食べるの？｣

妹｢食べるわよ！私は妹犬よ！犬にも妹にもなるのよ！｣

兄｢じゃあコンビニに行こうか｣

妹｢わっふ〜ん！バニラねバニラ！｣

兄｢はいはい｣

兄｢買ってきたよ。はい、バニラ｣

妹｢食べさせなさい。犬は手なんか使わないわん｣

兄｢ほれ｣

妹｢んぐっ！………ペロペロ………ちゅぱちゅぱ………｣

兄｢余程食べたかったみたいだね。もうコーンしかない｣

妹｢パリパリ………じゅるるる………もぐもぐ………｣

妹｢あーおいしかった。ありがとう！お兄ちゃん！｣

兄｢うひゃあ！！か、顔を舐めようしないで！｣

妹｢いいじゃない！………ペロペロ………犬だもん！｣

妹｢口元にチョコ付いてたから舐めたわけじゃないんだからね！｣

兄｢はいはい………もう………びっくりするなあ………｣

妹｢まだ散歩に付き合ってもらうわよ！｣

兄｢公園でも行こうか｣

妹｢うん！いや、わん！｣



妹｢わっふ〜！広い〜！芝生がいっぱいだ〜！｣

兄｢そんなに走ったら転ぶぞー｣

妹｢大丈夫よ！私は妹犬だから………ぎゃん！｣

兄｢あー。言ったそばから………｣

妹｢何よ！この石！この邪魔くさい石がいけないのよ！わんわん！｣

兄｢八つ当たりしないで。膝擦りむいてない？｣

妹｢あ、擦りむいてるかも………うう………｣

兄｢とりあえず水で洗おう｣

妹｢うん………｣

兄｢血は出てないね。良かった良かった｣

妹｢………｣

兄｢妹………？｣

妹｢ありがとう………わん｣

兄｢俺はお前の兄貴なんだ。当然だろ｣

妹｢ふ、ふん！犬妹の世話が出来ないなんて飼い主失格ね！｣


妹｢もういいわ！もう痛くない！私は強い！｣

兄｢ふふ。そうだな｣

妹｢さあ！まだまだ散歩タイムよ！｣

ID通りgooな展開やで

妹｢これ投げて｣

兄｢何これ｣

妹｢ボールよ！早く投げて！｣

兄｢え？いいの？｣

妹｢いいの！私はボール遊びがしたいの！｣

兄｢んじゃそれ｣

ポイ

妹｢わっふわっふ｣

妹｢ふぉへきふぁわ｣

兄｢やっぱり口で取ってきた………｣

妹｢もっかいよ！｣

兄｢そーれ｣

ポーイ

妹｢わっふふ〜わっふ｣

ドッガーン

妹｢ぎゃああああ！！｣

兄｢妹！｣

女｢あ、兄君………｣

兄｢女さん！何故ここに！｣

女｢何ってラッキーを散歩に………って妹さん何してるの？｣

ラッキー｢わんわん｣

妹｢犬にボール取られたわ！ちくしょー！返しなさい！｣

ラッキー｢わんわん｣

妹｢お前みたいな若手にボール取りなんて出来ないさ。ですってー！｣

兄｢会話出来るんだ………｣

女｢何が何やら………｣

ラッキー(ほねっこくいてー)

女｢つまり妹さんは今、妹犬になってると｣

兄｢そうらしい｣

女｢今日の温度は三十八度だからね｣

兄｢察してくれ｣

女｢わかった。私もちょっと日を当たりすぎてしまったから。ちょっとベンチで休みましょう｣

兄「飲み物買ってくる」

女｢お構いなく｣



妹｢返して！ボール返して！｣

ラッキー｢わんわん｣

妹｢やっと返してくれた………え？家来にしてやる？な、な、なんですって犬の癖に私は妹犬なのよ！｣

ラッキー｢わん！｣

妹｢すいませんでしたー！私はみすぼらしい野良犬でございますー！｣

ラッキー(ぼくはラッキーだよ。よろしくね)

獸姦かと思ったのに

馬鹿じゃねぇの？（嘲笑）

兄「ごばごばーげっふー」

女｢兄君、コーラ飲み過ぎだよ｣

兄「ごめん。コーラには目がないんだげっふげほん」

女｢だからって三本は飲み過ぎだよ。おしっこコーラになっちゃうよ｣

兄「そうなったらおしっこでも飲み干すわ！」

女｢まあ、兄君ったら｣



妹｢すいません！先程の失礼極まり無い発言！誠に申し訳！｣


ラッキー｢わんわん｣

妹｢はっはー！私のボールを使って下さい！それい！｣

ポーイ

ラッキー｢わんわん｣

妹｢すっげー！ラッキー様！ボールの取りっぷり！見事で御座りまするー！｣

ラッキー(ボール！ボール！ほねっこ！ボール！)

妹犬のおしっこコーラでマーキングの展開はまだですか？
それを兄が飲み干してくれるとなおいいですｗ

コーラをゴバゴバ飲んだら確実にブフォァってなるな

兄「そーれ」

ポーイ

女｢わんわーん｣

女｢なんふぇわふぁしまでやってるほ？｣

兄「よしよし！いい子だいい子だ！」

女(まあいいか////)



妹｢となるとラッキー様は歴代一位のボール取りだと！｣

ラッキー(うん。ぼくはほねっこが大好きなんだよ)

妹｢そうですかー。私もラッキー様と肩を並べるくらいに成長しなければ………｣

ラッキー(ほねっこってね。がりがり出来て楽しくて美味しいんだよ)

妹｢いえ！例え私が一位になろうともラッキー様が私の中で一位ですぞー！｣

ラッキー(あーほねっこ食べたいなー)

兄と女の前で妹がラッキーに種付けされるのか

女｢それじゃあねー｣

兄「ばいばい」

妹｢ラッキー様お疲れしたっ！｣

ラッキー(またね。ほねっこたべたい)



兄「帰ろうか」

妹｢そうね。日も赤くなってきたし｣

兄「夕方だね」

妹｢お兄ちゃんって女さん好きなの？｣

兄「うん、好き」

妹｢………｣

兄「どうしたの？」

妹｢いや！なんでもないよ！わんわん！｣

兄「そっか」

妹(ラッキー様じゃなくて良かった………)

妹｢ただいまー｣

姉「お帰りなさいにゃん」

妹｢姉猫！？｣

兄「また温度三十八度に病んでしまったのか………」

姉「そうだ！姉＋犬は終わったのだ！これからは姉＋猫がこれからのこれからを作り上げる」

妹｢こらー！パクるなー！｣

姉「パクリではない！オマージュだー！」

妹｢わんわん｣

姉「にゃんにゃん」

兄「素麺食べよ」

似たようなのあったな
躾のために尻叩くやつ

姉「兄よ！猫になった私を可愛がれ」

兄「汗でべったべたな身体で擦り寄せるな」

妹｢私もー！｣

兄「あっつい！あっつい！」

姉「じゃあいいや」

妹｢あれ？じゃれついたと思ったら｣

姉「猫は気まぐれなのだ。今から勉強してくる」

兄「姉さんは名門校に通ってるからね」

姉「ああ、中間テストなんて嫌いさ！では！」



妹｢お姉ちゃん忙しそうだね｣

兄「まあな。てか、お前も中間………」

妹｢わんわんー！人間の言葉は分からないわーん！｣

兄「勉強しなさい」

そして翌朝

妹｢わおっーん！｣

兄「どうした！？」

妹｢は、入ってくるなー！見るなー！｣

兄「そ、それは………猫耳………」

妹｢猫なの！？ほ、本当だ！し、尻尾も！？｣

兄「今日まで犬だった妹が猫になってしまうとは………」

妹｢妹＋猫は終わってなかったのか………わん｣

兄「猫なのに………わん………」

妹｢もうラッキー様に顔を見せられない………どうしよ………｣

兄「耳触りたい」

妹｢すっげ！頭の上に耳が！動く動く！すっげ！すっげ！｣

兄「尻尾も触りたい」

妹｢にゅる〜んって出来る！しかももふもふ！｣

兄「今、どうしたい？」

妹｢すっごい魚食べたい！脂がたっぷり乗ったやつ！｣

兄「うん。完全に猫だ」



姉「犬耳………もふもふさっふさっ尻尾………」

兄「こっちにも異変が！？」

妹「………」

姉「………」

兄「まあ元気だしなよ」

妹「………」

姉「………」

兄「人間に獣耳や尻尾が付くなんてありえなくは無いしさ」

妹「や………」

姉「こ………」

兄「え？」

妹「やったー！これで学校休めるー！」

姉「中間テスト受けずにすむー！そのまま夏休みだー！」

兄「やれやれ姉妹のポジティブパワーには参ったぜ！」

妹「猫耳で犬ってのもありよ！ありあり！」

姉「そうだな。犬耳なのに猫も新しいじゃないか！」

妹「でも混乱しそうだから猫として生きよう！」

姉「そうしよう」



妹「あっつい………」

姉「わっふう………尻尾が熱を吸収してあっつい………」

妹「水………」

姉「ミルク………」

妹「猫だから屈んで水を飲もう………ぴちゃぴちゃ………」

姉「じゅるちゅ………じゅるちゅ………」


兄「クーラー付けよ」