まどか「暁美ほむらが独りで戦っている・・・」
まどか「・・・此処に、神はいないのか・・・」
QB「(ちょっと何言っているんだろう・・・)君なら、この結末を変えられるよ?」
まどか「!?本当か!?」
QB「え、あ、うん!だから、僕と契約して、魔法少女になってほしいんだ!」
まどか「了解した」
まどか「わたしは魔法少女になる」
まどか「わたしが、魔法少女だ」
まどか「・・・夢、か」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 10:59:08.95 ID:lbJO3YXJO
乙!すげぇよかった!
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 11:01:31.65 ID:xdlZLOq70
夢オチ乙!
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 11:01:33.25 ID:lb/gCv0e0
まどか「ママは?」
知久「タツヤが行ってる。手伝ってやって」
まどか「了解した。鹿目まどか、介入行動に出る」
詢子「直にこくる勇気のねぇ奴は駄目だ・・・」
まどか「一理ある」
さやか「まどかはあたしの嫁n」
まどか「断る!!」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 11:04:03.06 ID:sR33YOwe0
面白そう
支援やな
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 11:04:26.93 ID:lb/gCv0e0
先生「はいそれじゃぁ、転校生を紹介します」
さやか「――って、そっちが後回しかよ!?」
まどか「・・・」
ほむら「・・・暁美ほむらです。よろしくお願いします」
まどか「・・・お前は・・・」
ほむら「・・・」ギロッ
まどか「・・・」ギロッ
ほむら「!?」
まどか「・・・」
さやか「・・・?」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 11:06:28.28 ID:j+84EBl70
元ネタがわからんがC
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 11:09:10.53 ID:lb/gCv0e0
さやか「ねぇまどか、さっきあんたあの転校生にガン飛ばしてなかった?」
まどか「違う。向こうから飛ばしてきた」
さやか「いや、結局飛ばしてんじゃん!やめなよ、あんたに睨まれると怖いんだからさ・・・
もう・・・他人に変なトラウマ植え付けんはやめなよ・・・」
まどか「・・・」
まどか(暁美ほむら・・・夢に出てきた魔法少女・・・彼女に詮索すれば、わたしも・・・魔法少女に・・・」
さやか「たくさぁ、笑ってれば可愛いのに――って、まどかあんた何処に」
まどか「暁美ほむら」
ほむら「!?な、何・・・かしら、鹿目まどか・・・さん?」
まどか「話がある。・・・みんな、済まないが彼女を借りる」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 11:12:35.24 ID:lb/gCv0e0
ほむら「か・・・かなめ、さん?」
まどか「まどかで良い」
ほむら「そ・・・そう、まどか・・・」
ほむら「何処に向かっているの・・・?」
まどか「・・・屋上だ。付いて来い・・・」
ほむら「・・・」
まどか「・・・」
まどか「暁美ほむら・・・良い名だ」
ほむら「え、あ、そ、そう、かしら?ありが、とう」
まどか「魔法少女には相応しい」
ほむら「!?あ、あなた・・・どうして、それを・・・」
まどか「暁美ほむら。お前は魔法少女はなのだろう?ならば、わたしを魔法少女に
してはくれないか?」
まどか「わたしは、魔法少女に、なりたい」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 11:16:07.98 ID:lb/gCv0e0
まどか「わたしが魔法少女だ!!」
ほむら「!!」ビクッ
まどか「・・・済まない。つい興奮してしまった」
ほむら「い、いえ・・・」
ほむら「――鹿目まどか」
まどか「何だ、暁美ほむら」
ほむら「貴方は自分の人生が尊いと思う?家族や友人がを大切にしている?」
まどか「あぁ」
ほむら「そう――なら、変わりたいだなんて思わないことね」
まどか「・・・」
まどか「断る!!」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 11:19:08.49 ID:lb/gCv0e0
ほむら「いや、従いなさい」
まどか「断る!!」
ほむら「駄目だって、自分の人生が尊いと思うのでしょう?家族や友人を大切にしたいでしょう?」
まどか「あぁ」
ほむら「なら、魔法少女には――」
まどか「断る!!」
ほむら「だからねぇ・・・」
まどか「・・・この街に、もうすぐワルプルギスの夜が来る・・・」
ほむら「なっ?どうして・・・貴方がそれを・・・」
まどか「暁美ほむら・・・貴様一人では、奴には勝てない」
まどか「だから、わたしが駆逐する」
まどか「わたしが、魔法少女だ」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 11:22:40.72 ID:lb/gCv0e0
まどか「話は終わりだ・・・こんなに結果になってしまい、残念だ」
ほむら「そんな・・・どうして・・・」
さやか「CD屋寄っても良い?」
まどか「構わない」
――助け――・・・――助け――て――・・・
まどか「!?」
――助け、て――まどか――・・・
まどか「了解した。・・・鹿目まどか、介入行動に出る」
さやか「あっ、ちょっまどか!?」
13 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/07/07(木) 11:22:59.76 ID:X2Sffu7/O
まっさんか……
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 11:26:18.17 ID:lb/gCv0e0
まどか「わたしを呼んだのは・・・貴様か・・・」
QB「はぁ・・・はぁ・・・」
まどか「貴様を襲ったのは誰だ・・・」
QB「はぁ・・・か、彼女だ・・・!」
まどか「・・・」
まどか「・・・貴様か」
ほむら「・・・」
まどか「暁美ほむら・・・それは本当なのか」
ほむら「・・・えぇ」
まどか「そうか・・・なら」
まどか「鹿目まどか・・・世界の歪みを破壊する」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 11:30:51.94 ID:lb/gCv0e0
まどか「白いの、お前がその元凶だ!!」
QB「えっぐえっ!?」
ほむら「えー・・・」
まどか「暁美ほむら、これで良いのか?」
ほむら「え、えぇ・・・そりゃぁ・・・私にとっては僥倖だけれど・・・」
まどか「わたしは魔法少女になれたのか?」
ほむら「いや、だから成らせないって」
まどか「・・・そうか」
さやか「まどかーっと転校生!?」
ま・ほ「美樹さやか・・・」
さやか「えっ、あっ、ねぇ、これは一体どういう状況・・・?」
さやか「って、あ、あれ?なんか、景色が・・・」
まどか「――来るっ!!」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 11:32:46.30 ID:sR33YOwe0
さるよけ
これ元ネタあんのか
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 11:34:24.20 ID:jrFiXx440
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 11:34:37.22 ID:lb/gCv0e0
ほむら「貴方達、結界を張る。その中で大人しくしていて」
まどか「断る!!」
さやか「良いから、従っておこうって!!」
まどか「美樹さやか、貴様は魔法少女になりたくないのか?」
さやか「は?あんた何言ってるの?」
まどか「わたしは魔法少女なりたい」
まどか「わたしが、魔法少女だ」
さやか「・・・――頑張れー!暁美ほむらぁ!!」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 11:35:32.90 ID:fa83UpcK0
>まどか「わたしが、魔法少女だ」
これ見て俺たちがガンダムだ!を思い出した
20 :
忍法帖【Lv=8,xxxP】 【東電 71.5 %】 :2011/07/07(木) 11:37:50.10 ID:0Wo8A3lh0
OO結構好きだよ
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 11:39:36.43 ID:j+84EBl70
oo知らんが面白いな
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 11:43:05.11 ID:lb/gCv0e0
さやか「おっ、景色が・・・」
まどか「・・・わたしが魔法少女だわたしが魔法少女だわたしが魔法少女だわたしが魔法少女だ
わたしが魔法少女だわたしが魔法少女だわたが魔法少女わたが魔法少女わたが魔法少女だ
わ魔法少女だ魔法少女だわ魔法少女魔法少女魔法少女魔法少女魔法少女魔法少女魔法少女・・・」
さやか「――おかえり、ほむら!」
ほむら「・・・鹿目まどか。その落ち着いて・・・」
まどか「わたしは、魔法少女になれないのか!?」ゴン
ほむら「み、美樹さやか!結界を解くからまどかを押さえて!!」
さやか「ら、ラジャッ!!」
まどか「わたしは・・・魔法少女になれない・・・」グッタリ
さやか「いかん・・・これは重傷だわ・・・」
ほむら「まどか・・・」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 11:44:34.87 ID:lb/gCv0e0
飯食ってきます
なるほど
OOはこんな感じなのか
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 12:02:19.42 ID:lb/gCv0e0
>>25 仲間が居てうれしいけど
ニコ厨を越え、
VIPPERを超越し、
今の俺は
SSだ
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 12:11:15.41 ID:FAm+w+Ys0
なんか言い出した
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 12:11:47.52 ID:lb/gCv0e0
まどか「此処が暁美ほむらの家か・・・」
さやか「なーんとも言えぬ殺風景ですなぁ・・・つか天井の振り子鎌とか、
ある意味ないでしょ」
ほむら「文句を言うのであれば、帰ってもらっても構わないのだけど」
ま・さ「断る!!」
ほむら「美樹さやかまで・・・」
さやか「あぁいやっ!あたしはただふざけてだから・・・あと、やっぱりさっきのと、魔法少女っていうのに
興味あるしね」
まどか「貴様からは魔法少女に付いて聞かせてもらいたい。是非頼む、暁美ほむら」
ほむら「・・・良いわ、教えてあげる」
ほむら「まず、これが魔法少女の根源たるソウルジェムよ」
さやか「へぇ・・・なんかほむらっぽいね」
まどか「同感だ」
ほむら「・・・私達魔法少女となった者達は、魂をこの宝石に閉じ込めて輝きを代価にして魔法を行使するの。
体はただの入れ物でしかなくなる。本体は、あくまでこっち。
そして、輝きを失ったソウルジェムは内包した絶望の卵を産み、跡形もなく散る。
魔法少女になるって、そういうことよ」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 12:19:33.42 ID:lb/gCv0e0
さやか「え・・・それじゃぁ、ほむらの体って・・・」
ほむら「人形というより、ホワイトボードや黒板なんかが、貴方にとっては想像しやすいでしょうね。
自分の理想次第で書きかえられてしまうほど、私の体はもう空虚なものよ」
まどか「・・・済まない」
さやか「うん・・・ごめん・・・あたしも、魔法少女って言うんだからもっとファンシーなの想像してたけど・・・
まさか・・・そんな・・・」
ほむら「・・・貴方達に同情される謂れはないわ。私は、望んでこうなったのだし」
ほむら「それにまだ、貴方達は魔法少女になることの真の絶望を知らないわ」
さやか「え・・・真の絶望って・・・何?」
まどか「・・・絶望の、卵・・・」
ほむら「ご明察よ、まどか。ソウルジェムに穢れが溜まり過ぎると、私達魔法少女は
最後に絶望の卵を産む・・・やがて、魔女へと孵化するものをね」
さやか「魔女・・・それって、さっきのみたいなの・・・」
ほむら「そうね、あれがより凶悪になったもの、とでも言えばいいかしら。あれは使い魔。魔女の手下よ」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 12:31:35.51 ID:lb/gCv0e0
ほむら「魔女は私達の天敵であり・・・私達の餌。魔女を討伐すると、その魔女から
グリーフシードと呼ばれる物を得られるの。そうね・・・これよ」
まどか「これが・・・グリーフシード」
さやか「なんか、禍々しいね・・・」
ほむら「これを当てることによって、ソウルジェムの穢れを浄化することが出来るの。
そうして魔法少女は、グリーフシードを産まずに済む」
まどか「その代わり・・・かつて魔法少女だった者たちを、殺す」
ほむら「その通りよ。私達魔法少女は、そこらへんの人殺しと、何も変わらないわ。
・・・貴方が憧れるようなもんじゃないわよ、魔法少女なんて」
さやか「・・・ねぇ、もしも魔法を使わずにさ、ただ日常を過ごすだけだったら、
グリーフシードが無くても生きて居られるの?」
ほむら「いいえ、無理よ。或いは、その人間の脳に常にα波を流し続けていて、またその状況に
魂も納得するのであれば、おそらくその時期を遅延させることは可能でしょうけれど・・・ねぇ、美樹さやか。
貴女は人生の全てに納得している?確かに貴方は総体で評価して、自分の人生を平和だ、幸福だと言うかもしれない
けれど、貴女は常にそう思っているの?恋心を煩うことはない?テストの点数は全て納得のいくもの?昨日の夕食は?
便は?朝、寝癖は思い通りに直った?毎日が退屈に感じたことは一度もなかった?貴方は生理になったとき、常に
虚心坦懐としていられるの?」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 12:36:42.64 ID:xw41FcQg0
しえん
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 12:44:10.64 ID:lb/gCv0e0
さやか「そ、それは・・・」
ほむら「そういった日常の微細な絶望さえ、ソウルジェムは吸い取るの。・・・もしくは、
どれだけ固い誓いを打ち立てても、魔力に私達の方から魅了される・・・逃れられないのよ、
魔女との戦いは・・・」
さやか「そんな・・・」
まどか「――だが、得られるものはある」
ほむら「それは何?正義を行ったという達成感?充実感?満足感?」
まどか「そうだ」
ほむら「人殺しが、正義を語るだなんて喜劇としても醜悪だわ。どれだけ姿を変えても人は人。
人殺しは人殺しよ。私達魔法少女が正義の味方を語ることほど、おこがましいにもほどがあるわ」
まどか「違う。・・・わざと自分を卑下するな、暁美ほむら。お前は自分を人殺しと罵るが、しかし、
お前が銃を持たねば救われなかった人達居た、お前が剣を振るわねば禍根を残す場所があっただろう・・・
だがしかし、お前が居たからこそ、今わたしたちが平和と幸福を享受しているのは、現実だ。ありがとう、
暁美ほむら。お前は・・・わたしたちの、この見滝原の、正義の味方だ」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 12:53:39.97 ID:lb/gCv0e0
ほむら「そんな・・・私は・・・私は、貴女に感謝される資格なんて・・・ないのに・・・」
さやか「・・・あたし、怖かったよ・・・さっき、使い魔に襲われたとき・・・とっても・・・でも、ほむらが助けて
くれたから・・・あの、上手く言えないんだけどさ、とにかく、さっきのほむらすっげえかっこよかったよ!
ほむらは、あんなのに、ううん、もっと恐いのと一人で戦い続けてきたんだよね・・・それって、凄いことだよ!
確かに元々人だったかもしれない!でも!あたしは、あたしとまどかは、助けてくれたほむらの、味方だから・・・!」
ほむら「さやか・・・私は・・・私は・・・」
まどか「・・・一つ訊かせてくれ、暁美ほむら・・・魔女を人間に戻す方法はないのか?」
ほむら「・・・解からない・・・でも・・・成功例を・・・私は知らない・・・」
まどか「・・・試したことが、あるのか?」
ほむら「・・・えぇ」
まどか「ならば、尚更だ」
さやか「うん!そんなの、聞かない奴らが悪いんじゃない!かぁ〜っ!なんなのさ魔女になる奴らって!
陰湿にもほどがあるっつの!!気にしなくて良いよ、そんなの!」
まどか「さやかの言うとおりだ。恨み辛みの鬱積して者たちこそ・・・世界を歪めるのだから」
ほむら「うん・・・!」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 12:58:16.15 ID:lb/gCv0e0
ほむら「ありがとう・・・二人とも・・・」
さやか「あぁよしよし・・・そんなぐしょぐしょじゃ折角の美人が台無しだよ?
ほれ、これ使いなさいな」
ほむら「ありがとう・・・美樹さやか・・・」
さやか「さやかで良いって、ほむら!」
ほむら「さやか・・・」
ほむら「今度こそ・・・絶対に・・・貴女を救ってみせる・・・!」
さやか「うん?何?」
ほむら「・・・何でもないわ」ファサ
さやか「なーにさー。いきなり澄ましちゃって〜」
ほむら「・・・ふん」
まどか「――ところでだが、暁美ほむら」
ほむら「――何かしら?鹿目まどか」
まどか「魔法少女に成るには、どうすれば良い?」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 13:00:58.50 ID:XOKUodHD0
なにこのまどか
幼い頃に魔法少女に命を救われでもしたのか
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 13:08:35.58 ID:lb/gCv0e0
ほむら「――は?」
さやか「まどか、あんた何を・・・」
まどか「・・・?どうした、二人とも」
さやか「あんた・・・ほむらの言っていたことちゃんと聞いてた・・・?」
まどか「あぁ」
さやか「じゃぁなんでそんな妄言吐けるのよ・・・?」
まどか「彼女の話を聞いて、決心はさらに強くなった。
わたしは暁美ほむらのような魔法少女になりたい。
魔法少女になって、世界の歪みを破壊する」
まどか「わたしが、魔法少女だ」
ほむら「・・・それは、私が引き受けるから・・・貴方は、どうか大人しくしていて・・・」
まどか「断る。貴様一人ではワルプルギスの夜には勝てない。だから、わたしが魔法少女になり、奴を駆逐する」
ほむら「今度こそ・・・私一人で・・・」
まどか「・・・そうしている間に、人が犠牲になる。それはわたしの家族や友人かもしれない・・・」
まどか「だから、そうなる前に奴を破壊する。それが出来るのは、見滝原の魔法少女だ」
まどか「わたしが、魔法少女だ」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 13:08:37.32 ID:JelBXWw10
義兄が何人かいそうな雰囲気がするよ
C
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 13:11:24.76 ID:7Qcf+U+P0
マミ「狙い撃つ!」
杏子「ところがぎっちょん!」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 13:13:19.70 ID:lb/gCv0e0
さやか「――解かった」
ほむら「さやか!?」
まどか「ありがとう」
さやか「――但し、条件があります」
まどか「それはなんだ?言え、早く言えええええ!!」
さやか「うおっ、いきなり熱くなるなよぉ・・・」
まどか「・・・済まない。つい興奮してしまった・・・」
さやか「それじゃぁ気を取り直して、こほんっ!え〜とですね、それは〜」
まどか「・・・」ワクワク
ほむら「・・・」
さやか「それは〜・・・」
まどか「貴様あああああああっ!!」
さやか「うわっ!?ちょっ、ごめ、ごめんって!!」
まどか「それはなんだ!?言え、言えええっ!!」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 13:19:15.39 ID:JelBXWw10
いや、まどかは長兄か
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 13:22:54.49 ID:lb/gCv0e0
さやか「あぁもう!ほむらの家にお泊り会ぱちぱち〜!!」
ほむら「は?」
まどか「断る!!」
さやか「んな威勢良く・・・説明も聞かないで・・・」
まどか「では、聞かせてもらう」
さやか「えーとですね、まどかはさ、魔法少女になりたいんだよね?」
まどか「あぁ。わたしが、魔法少女だ」
さやか「それもほむらみたいな?」
まどか「そのとおりだ」
さやか「だったらさ、やっぱり憧れの先輩魔法少女に多く触れて、学ぶべきところを
学んでから魔法少女になるのが大切だとあたしは思うわけなんだけど。未熟な内に
魔法少女になったら、或いはすぐに魔女になっちゃうかもしれないじゃん?そうなるのは、
まどかとしても不本意でしょ?自分から、えーと、その世界の歪みになるのはさ?」
まどか「・・・一理ある」
ほむら「・・・え?」
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 13:27:17.34 ID:lb/gCv0e0
さやか「ほむらは黙って!・・・だから、やはりだね、まずはお泊り会をして、
ほむらの生活をウォッチして、んで魔法少女のイロハを学んで、
それから魔法少女になれば、魔女で出オチの心配はないと思うんだけどさ?」
まどか『・・・こちら鹿目まどか。本日、暁美ほむらの家に宿泊する。
それと、しばらく彼女の家に滞在する。荷物は折を見て取りに行く』
まどか「許可は取った」
ほむら「え!?た、滞在!?」
さやか「いえ〜す♪」
まどか「これから世話になる、暁美ほむら」
ほむら「え、あ、あの・・・」
まどか「・・・迷惑か?」
ほむら「い、いや・・・」
ほむら「ええと、こちらこそ・・・よろしくお願いします」
さやか「にっしっし♪」
まどかさんかっけー
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 13:31:05.94 ID:lb/gCv0e0
ほむら(ど、どういうつもりよさやか!!)
さやか(良いじゃん、これで好都合でしょ?こうしてあんたの近く居ればさ、まどかが魔法少女になることもないんだからさ)
ほむら(で、でも・・・)
さやか「はいはい、後は若いお二人で。それじゃぁお邪魔虫は帰らせてもらうわ〜」
ほむら「まっ」
まどか「待て」
さやか「うん?どうしたよ、まどか」
まどか「・・・お前は魔法少女になりたくないのか?」
さやか「あー・・・あたしは良いわ。んじゃね、ばいば〜い」
ほむら「あっ・・・」
まどか「・・・」
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 13:33:47.75 ID:clz8StMIO
昨日の人?
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 13:36:24.53 ID:lb/gCv0e0
さやか「しっかし・・・あんなデンジャラスなことが身近で起きていたなんてね・・・全く
気が付かなかった・・・」
さやか「魔法少女・・・魔女・・・うーん・・・よく解かんないや・・・」
さやか「それにしても・・・魔法少女ってどうやってなるものなんだろう・・・
ある日突然覚醒!?とか?いや・・・ない、かぁ・・・あったとしても、はた迷惑
だよなぁ・・・」
さやか「でもそれだったら・・・ほむらはどうして魔法少女に・・・」
「彼女にも、叶えたい願い事が在ったんだろうね」
さやか「え、願い事――って、誰?」
QB「やぁ、美樹さやか。僕の名前はQB!」
さやか「QB――って、あんたデパートでまどかに首締められてた猫兎?生きてたの!?」
QB「あぁ。でも、そんなことより、今は君にお願いが在って来たんだ」
さやか「お願い・・・?」
QB「うん!実はね、――僕と契約して、魔法少女になってほしいんだ!」
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 13:37:24.37 ID:lb/gCv0e0
>>46 まどか「GNドライブ?」ではない
朝起きたらなんか浮かんできたから徒然なるままに書いてる
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 13:53:41.79 ID:lb/gCv0e0
さやか「魔法少女・・・あんたが・・・?」
QB「いや、僕は魔法少女じゃないんだけどね。ただ、僕は君達を魔法少女してあげられる――」
さやか「あんたが!今まで魔法少女たちを・・・?ほむらを、あんな体にしたっていうの!?」
QB「さやか。何も僕らは君達に悪意を持って強制してきたわけじゃないよ?みんな、自分の意志で
魔法少女になったんだ」
さやか「自分の意志で・・・?」
QB「そうさ。だから魔法少女が被害者面をするのも、君達同族が僕らを責め立てるのも、お門違いも良いところだよ。
今まで魔法少女なった少女達はみんな、自分の意志で僕らに奇跡を要求し、魔法少女の宿命を歓迎したのだから」
さやか「何それ・・・つまり・・・どういうこと?」
QB「僕達は、君達に奇跡を与える。どんな願い事だって、叶えてあげる。だけど、その代わり、
魔法少女として戦う宿命を請け負ってもらう、というわけさ。
君が邪推したような行為は、僕らの契約違反も甚だしいんだよね。
僕らは正当な交渉を、これまで君達人類と交わしてきたんだから」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 13:56:07.25 ID:lb/gCv0e0
さやか「だったらどうして魔女なんかに・・・!」
QB「彼女達が、過ぎたる力を望んだ結果、としか僕には言い様がないよ。
普通に魔女を狩っていてそうなるものでもないし」
さやか「・・・ごめん、あたし、あんたのこと信じられないわ・・・」
QB「そうかい?それじゃぁ、君が奇跡を望む時になったら、いつでも呼んでくれ。
そのとき僕は君に奇跡と、魔法少女になる宿命を届けにいくからさ」
さやか「・・・」
さやか「・・・奇跡、か」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 14:05:26.85 ID:JelBXWw10
やめろおおお
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 14:09:22.79 ID:lb/gCv0e0
ほむら「お、美味しい?」
まどか「あぁ」
ほむら「そう・・・良かった」
まどか「魔法少女は・・・料理が出来なければ駄目なのか・・・」
ほむら「え、あ、いや」
まどか「暁美ほむら。わたしに料理を教えてくれ」
ほむら「え・・・」
まどか「・・・迷惑か?」
ほむら「あ、え、ううん・・・」
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 14:10:37.31 ID:lb/gCv0e0
ほむら「お風呂、先に入る?」
まどか「一緒に入らないのか?」
ほむら「ど、どうして!?」
まどか「わたしは魔法少女になりたい」
ほむら「だ、だから」
まどか「・・・迷惑か?」
ほむら「う、ううん・・・」
まどか「暁美ほむらはシャンプーハットを使わないのか・・・!?」
ほむら「え、まぁ・・・」
まどか「・・・わたしは・・・魔法少女になれない・・・」
ほむら「・・・私の家、シャンプーハット無いわ・・・」
まどか「!?」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 14:11:56.60 ID:lb/gCv0e0
まどか「わたしが魔法少女だ」
ほむら「泡・・・入らなかった?」
まどか「あぁ。・・・ん?」
まどか「しまった」
ほむら「ど、どうしたの?」
まどか「下着がない・・・仕方がない。今日は全裸で」
ほむら「はい!これ!私の下着だから使って!!」
まどか「・・・ありがとう」
ほむら「今・・・貴方の下着とブラウス洗っているから、明日の分は大丈夫よ」
まどか「そうか。ありがとう、暁美ほむら。明日学校帰りに、自宅へ衣服を取りに行く」
ほむら「ま、まさか、本当に私の家に?」
まどか「あぁ。滞在させてもらう」
ほむら「え・・・」
まどか「・・・迷惑か?」
ほむら「え・・・いや・・・」
胸に二つのGNドライヴ
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 14:17:52.46 ID:lb/gCv0e0
ほむら(正直・・・これだけまどかと一緒に居られるのは嬉しいけど・・・)
ほむら(このまどかは・・・少しだけ苦手・・・)
ほむら(魔法少女に積極的になりたがるし・・・粗暴だし・・・)
ほむら(・・・でも、私の料理美味しそうに食べてくれたり・・・シャンプー恐がったり・・・)
ほむら(こんな私を認めてくれたり・・・)
ほむら(・・・嫌じゃないわ)
ほむら「あの・・・こんなところで良ければ・・・どうぞ」
まどか「感謝する、暁美ほむら」
ほむら「・・・それから、フルネームは禁止よ。私は貴方にほむらと呼べと言ったはず」
まどか「言われてない」
ほむら「・・・え?」
まどか「言われていない。わたしがお前にまどかと呼べと言ったが、お前には名前に関して何も言われていない」
ほむら「あれ・・・そ、そうだった、かしら・・・?」
まどか「あぁ」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 14:21:49.45 ID:lb/gCv0e0
ほむら「それじゃぁ・・・私のことはほむらで良いわ」
まどか「解かった、ほむら。わたしのことはまどかで構わない」
ほむら「・・・これからよろしくね、まどか」
まどか「あぁ、こちらこそ、ほむら」
ほむら「・・・あ、えと、それじゃぁ・・・私、椅子に毛布敷いて寝るから貴方はベッドに・・・」
まどか「一緒で良いだろう」
ほむら「!?」
まどか「わたしは、魔法少女になりたい」
ほむら「いや、魔法少女関係ない気が・・・」
まどか「・・・迷惑か?」
ほむら「・・・」
ほむら「いいえ!」
しえ
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 14:43:05.95 ID:CGTDpVKX0
マミ「今日もぼっち」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 14:44:56.39 ID:y6npJ4iG0
マミ「明日もぼっち」
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 14:51:02.63 ID:lb/gCv0e0
まどか「zzz」
ほむら「眠ったのね・・・寝顔・・・まるで子どもみたい・・・態度ばっかり威張ってて・・・
やっぱり、まどかなのね・・・」
ほむら「ふふっ・・・おやすみなさい・・・まどか・・・」
ほむら「・・・絶対に、貴方を魔法少女になんかさせない・・・さやかも・・・誰も・・・救ってみせる・・・」
ほむら「私は二人を・・・失いたくない・・・」
ほむら「・・・そういえば・・・巴マミは一体何処で何をしているのかしら・・・
珍しいわ・・・この時点で彼女が登場していないなんて・・・」
まどか「・・・わたしがぁ・・・魔法少女だぁ・・・zzz」
ほむら「・・・させないわ・・・私が絶対に」
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 14:57:43.29 ID:j+84EBl70
このまどか、どうしてもラオウで再生されてしまう
助けてwwwww
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 14:59:13.99 ID:uo7Y9VrsO
うぬが魔法少女だ!
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 15:01:35.16 ID:lb/gCv0e0
ほむら「そう・・・QBと出会ったのね・・・」
さやか「・・・うん。なんか、胡散臭い奴だったよ。質問に答えているようで、
まだ奥歯に物挟めてる感じの・・・」
ほむら「そう・・・それで、貴方はどうするの?」
さやか「あたし?いやぁ、特に叶えたい奇跡があるわけじゃないし・・・当面は
契約なんて必要ないよ」
ほむら「・・・どうしても、契約してしまった時は、必ず私の所に来て。出来る限り
サポートするから」
さやか「あはは、そりゃ助かるね。もしそうなったら、頼むわ・・・」
さやか「・・・あのさぁ、ほむら」
ほむら「・・・何?」
さやか「・・・あんたは、どんな願い事をして、魔法少女になったの?」
ほむら「・・・」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 15:01:56.00 ID:JelBXWw10
俺も刹那よりラオウだわ
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 15:08:38.76 ID:lb/gCv0e0
ほむら「・・・大切な人との出会いをやり直したくて、あの悪魔と契約したわ」
さやか「・・・そっか。それで、その人との出会いは――」
ほむら「・・・」
さやか「・・・ごめん」
ほむら「・・・いいえ。でも、今度こそ、やり直せそうだから」
さやか「そっか。頑張れ!あたしはあんたを応援している!」
ほむら「・・・ありがとう、さやか」
ほむら(貴方だって、絶対に救ってみせるわ・・・貴方だってもう・・・私の大切な友達だから・・・)
さやか「ううん?何熱っぽい視線でさやかちゃんを見てるんだい?あたしに惚れたら火傷するぜ?」
ほむら「・・・ふう」
まどか「待たせた。思いの外保健委員の会議が長引いてしまった・・・では、帰ろう」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 15:11:11.60 ID:lb/gCv0e0
ほむら「えぇ」
さやか「よーししゅっぱーつ!」
まどか「・・・ほむら」
ほむら「何、まどか」
まどか「魔女の気配がする」
ほむら「・・・え?」
まどか「こっちだ」
さやか「ちょっ、まどか!?」
さやか「此処って・・・」
ほむら「病院・・・」
まどか「・・・鹿目まどか、介入行動に入る」
まどか「目標を、駆逐する」
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 15:15:43.22 ID:lb/gCv0e0
さやか「あんたはあたしと大人しくしてるの!」
まどか「なっ!?は、放せさやか!!」
ほむら「お願いまどか、此処に居て。こいつは・・・普通の魔女とは一味違う・・・」
まどか「くっ・・・わたしは・・・魔法少女だ・・・!」
「いいえ違うわ!」
さやか「なっ」
まどか「誰だ!!」
ほむら「この声は・・・!」
マミ「わたしの名前は巴マミ・・・見滝原の魔法少女よ」
マミ「一般人を危険に巻き込むなんて・・・貴方、魔法少女失格ね」
まどか「違う!わたしは、魔法少女だ!!」
マミ「いいえ、貴方は人間よ」
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 15:17:37.55 ID:hRd/0xSRQ
ぼっちが何を言おうと気にするな
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 15:19:04.76 ID:CGTDpVKX0
ぼっちさんかわいい
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 15:19:07.23 ID:/QuGd5hC0
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 15:21:26.86 ID:lb/gCv0e0
マミ「そこで貴方達は大人しくしていなさい・・・この魔女はわたしが破壊する」
ほむら「待って、貴方一人では・・・」
マミ「黒髪の貴方」
ほむら「・・・何?」
マミ「・・・貴方、魔法少女よね?」
ほむら「・・・えぇ、だから、貴方と共闘を」
マミ「貴方は、魔法少女に相応しくない。無関係な一般を巻き込むだなんて、万死に値するわ」
マミ「此処で、彼女達と大人しくしていなさい」
マミ「・・・魔法少女巴マミ。目標を破壊する」
さやか「あっ!?」
まどか「・・・巴マミ・・・奴もまた、魔法少女なのか・・・」
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 15:23:47.94 ID:hRd/0xSRQ
ティエリアか
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 15:24:13.84 ID:7Qcf+U+P0
ワロタ
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 15:26:46.96 ID:/QuGd5hC0
さぁ早くキャストオフするんだ
キュウヴェーダ
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 15:27:39.57 ID:jrFiXx440
このままだと一人でないことになるぞ
電池……がやばい
体型がヴァーチェか。成る程。いつナドレ化するんだ?
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 15:29:54.36 ID:lb/gCv0e0
まどか「結界が・・・」
さやか「崩れてく・・・やったんだ、あの人・・・」
ほむら「・・・」
マミ「黒髪の貴方」
さやか「あっ」
まどか「・・・巴・・・マミ・・・」
マミ「貴方は、魔法少女に相応しくない。これ以上一般人を危険に晒すような
真似をしてプランに支障を来たすのであれば、わたしは貴方を排除する」ジャキッ
ほむら「思い上がらないで、巴マミ」ジャキ
マミ「何・・・!?」
さやか「ほむら、いつの間にマミさんの背後に!?」
まどか「これが・・・魔法少女の力・・・」
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 15:30:24.45 ID:JelBXWw10
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 15:35:47.35 ID:lb/gCv0e0
ほむら「本来であればこのまま真っ直ぐ帰宅してもらうけれど――でも、気が変わったわ。
貴方は喋り過ぎた・・・ねぇ、プランとは、何?」
マミ「くっ・・・なんという愚かな行為を・・・わたしは・・・!」
ほむら「質問に答えなさい・・・でなければ、このまま引き金を引くわ」
まどか「止めろほむら!!」
さやか「そうだよほむら!それは駄目だって!!」
ほむら「答えなさい」
マミ「・・・」
ほむら「・・・どうしても、口を噤むというのね・・・」
マミ「・・・ふっ」
ほむら「?」
マミ「ふっ、ふははははははははは!!」
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 15:38:28.40 ID:JelBXWw10
ブデさん(´・ω・` )
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 15:42:15.93 ID:lb/gCv0e0
さやか「な、何!?」
マミ「ふはははははっ!!」
マミ「舐められたものね・・・わたしは魔法少女よ?何よりも機密事項の保持を優先するわ
それに・・・変わりはいくらでもあるもの。たとえこの肉体が使い物にならなくなっても・・・
これが輝き続ける限り、私のプランは終わらない・・・」
ほむら「まさか・・・あなた・・・!?」
マミ「・・・そう、貴方も、なのね・・・やはり、魔法少女に選ばれただけのことはある」
マミ「しかし暁美ほむら・・・貴方は魔法少女に相応しくない。
この、ユグドラシエルの涙のお導きをあろうことか蔑ろにする貴方は、
万死に値する!!」
ほむら「・・・え?」
さやか「お?」
まどか「(わたしが魔法少女だ)」
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 15:46:07.07 ID:kerbxNssO
いかん、このマミさんは既に発病している
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 15:46:50.08 ID:lb/gCv0e0
マミ「これに内包された世界救済プログラムを水面下で実行するのがわたしたち魔法少女
の役目・・・しかし、貴方はそれを一般人に露呈した。これはプランの大幅の修正が必要だわ・・・
貴方の粛清も含めてね!!」
ほむら「ちょっと時止めたから今のうちに逃げましょうか」
さやか「あ、ほんとだすごい・・・みんな止まってる・・・」
まどか「これが・・・魔法少女の力・・・」
マミ「魔法少女、巴マミ――目標を破壊する――ってあれ、いない!?
ど、何処いったの!?・・・あぁ・・・計画を歪めてしまった・・・
ユグドラシエルに・・・なんと言えば・・・!!」
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 15:49:52.09 ID:Qc0GBR+e0
まどかがラオウみたいなごついムキムキキャラでしか想像出来ない
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 15:51:40.68 ID:lb/gCv0e0
さやか「・・・なんだったんだろう、あの人」
ほむら「・・・悪い子じゃ、ないのよ」
さやか「魔法少女にも沢山いるんだね・・・」
ほむら「えぇ・・・本当にもう・・・沢山・・・」
さやか「――こりゃ忙しくなるよ、まどか!もっとほむらの許で勉強して、
真っ当な魔法少女になれるように頑張れよ!」
まどか「・・・あぁ」
さやか「って、どうしたよ、浮かない顔して」
まどか「・・・いや」
ほむら「どうかしたの?――もし、何処か怪我をしたのなら私が!」
まどか「いや、負傷はない。ただ・・・」
ほ・さ「・・・ただ?」
まどか「・・・世界救済プログラムとは・・・一体どのようなもの・・・かと」
ほむら「そんなもの無いですごめんなさい」
まどか「・・・そうか」シュン
わけがからないよ
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 15:53:30.44 ID:JelBXWw10
中二病って実際にそれっぽい能力を得ても発病するのか
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 15:53:49.32 ID:CGTDpVKX0
俺の右手がうずく
説明無いと意味や役割とか勝手に補完しそうだな厨二の人は
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 16:01:15.78 ID:lb/gCv0e0
まどか「巴マミ・・・奴は本当に敵なのだろうか・・・」
さやか「そりゃぁ、ほむらに襲い掛かってきたんだし、自分から敵意剥き出したんだから敵でしょ!」
ほむら「いいえ・・・彼女は敵ではないわ・・・その、確かに自分の世界に入りがちだけど・・・
強力な力を有しているし、行動原理だってそれほど間違ってはいない・・・そもそも、今回は私が悪かったのだし・・・」
さやか「いや、元はと言えばまどかが突っ走ったからだけど」
まどか「わたしは魔法少女だ。世界の歪みを破壊する」
さやか「だ・か・ら!それが今回の事件を招いたんでしょうが!!少し反省しろよ!」
まどか「・・・済まない」
ほむら「いいえ・・・私の方こそ。これじゃぁ、責められないなぁ・・・」
まどか「・・・誰をだ?」
ほむら「え?あ、いや・・・ちょっと」
まどか「・・・?」
さやか「・・・あぁ」
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 16:10:14.17 ID:lb/gCv0e0
ほむら(さやか・・・!)
さやか「うおっ!?」
まどか「どうした、さやか?」
さやか「い、いやなんでも・・・ない、ははっ」
まどか「そうか・・・?」
さやか(なにこれ、どうなってんの!?)
ほむら(私のテレパシーよ・・・いきなりごめんなさい)
さやか(いいや・・・その・・・なに、こんなことも出来ちゃうわけ、魔法少女って?)
ほむら(えぇ・・・個人差はあるけれど、ある程度のことは出来るわ・・・それで、だけど)
さやか(え、あぁ、ええと、大丈夫だから。あの、勝手に秘密ばらしたりしないって)
ほむら(そうじゃない・・・お願い・・・まどかにQBの存在を臭わせないで・・・)
さやか(あ・・・そうだよね・・・今のまどかなら自分からQB探して契約しそうだもんね・・・)
ほむら(彼女が契約すると危ない・・・貴方のあの朝三暮四はあながち間違いではなかったの・・・彼女の
膨大な資質は、願いを叶えた瞬時に、絶望へと彼女を誘う・・・)
さやか(それって・・・まどかが魔法少女なったらイコール魔女になるってこと!?」
ほむら(そうよ・・・だから絶対に、まどかを魔法少女にはさせない・・・)
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 16:13:34.93 ID:lb/gCv0e0
さやか(うっはマジっすか・・・つーか昨日のあたしGJ・・・)
ほむら(本当に・・・あんな欺瞞に乗せられるまどかもまどかだけど・・・)
さやか(まぁ・・・まどかだからねぇ、それは)
ほむら(それもそうね)
まどか「ほむら、さやか」
さ・ほ「ひゃい!?」
さやか「な、なに、まどか?」
ほむら「ど、どうかした?」
さ・ほ(まさかテレパシー聞かれたんじゃ・・・)
まどか「魔法少女の衣装を書いてみた。ほむらはまんまだが、さやかは騎士装束」
まどか「そしてわたしは、魔法少女だ」
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 16:14:28.53 ID:4u9ynwq90
マミさんに触発されたか
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 16:20:01.74 ID:JelBXWw10
やめて!
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 16:20:24.93 ID:lb/gCv0e0
これからバイトなんで終わり
残ってたら書きたいけれど終わるの十時なんで書ける体力が残っているかどうか
とても楽しかったです付き合ってくれた人ありがとう
とくにキャラのトレースはありません。徒然と書かせて頂きました
杏子=グラハムとおりこ=リボンズ、キリカ=サーシェス
乗っ取る人が居たら、是非ともこれを採用していただけると嬉しいです
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 16:24:00.43 ID:JelBXWw10
え?北斗の拳じゃなかったの?
おわってないぞ!