ほむら「いきなり人の手を握るのはどうかと思う」
ほむら「まどかの手、手汗がすごくて気持ち悪い」
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 01:15:54.70 ID:GKynCBAr0
ほむら「まどかの笑い方、妖怪見たいで気持ち悪い」
ほむら「また似合わないリボンをつけてきて痛々しい」
ほむら「いまさらだけど、なにその髪の色、ふざけてんの?」
杏子「それ・・・さやかもだったよ・・・嫌だって言ってるのにもう何度も何度も
へらへらと・・・あいつはあたしが照れてると思って笑ってるけどさ、実際小さい頃の
親父の温もりを上書きされるのが嫌なだけなのに・・・しかもそれ言ったらさ、あいつ、
なんか真面目な顔して自分が親父の代わりになるとか言い出したんだぜ・・・うぜぇ、
超うぜぇ」
ほむら「それはうざいわぁ・・・」
杏子「だろ?」
QB「お邪魔するよ・・・」
ほむら「いらっしゃい」
杏子「おう」
QB「ふぅ・・・やっとマミが寝付いてくれたんだ。でも脱出するのに難儀してさぁ・・・
まったく、苦しいったらありゃしなかったよ」
ほむら「麦茶、飲む?」
QB「ありがとう。是非とも頂くよ・・・しかし、やはりほむらの家は居心地が良いね。
同じ境遇の人間が他に居る、というのもあるからかな」
ほむら「私もよ・・・しかし、今はどうにかしてこの聖域を保っているけれど・・・
いつの日か破られそうで怖いわ・・・もう・・・住所を特定されてしまったし・・・」ガクブル
杏子「あたしなんか・・・今にも住所を与えられそうだよ・・・嫌だよいらねえよあたしの家は
親父の家だけなんだよ・・・!」グス
QB「星に・・・帰りたい・・・」プイン
ほむら「明日なんて来なければ良いのに」
杏子「太陽のばかやろーっ!!」
QB「そもそもお前がエントロピー無駄遣いしてんだよちったぁ気付けやっ!!」
ほむら「そもそもの原因は太陽だったのね・・・今まで貴方達を責めてごめんなさい、インキュベータ」
QB「いやいや・・・僕達の方こそ、ただ太陽系の住人だという理由で君達に因縁を付けたのは申し訳なかったよ
下げる頭もない・・・」
ほむら「・・・この際、許し合いましょう、私達」
QB「・・・僕からも、お願いするよ」
杏子「イイハナシダナー」
ほむら「それじゃぁ寝ましょうか」
杏子「川の字だな!」
QB「僕は真ん中だね」
ほむら「えぇ。インキュベータの耳、気持ちいいから」
杏子「だな・・・」
QB「ふふっ。なんたって僕の自慢の触手だからね!」
ほむら「おやすみ・・・」
杏子「zzz」
QB「おやすみなさい、二人とも・・・僕もまた、君達とこうして眠りに付く瞬間が、
好きだよ。・・・明日も、頑張ろうね?」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 01:34:49.94 ID:g8FF2PgcP
おやすみ
まどか「あっ、ほむらちゃん髪に付いてるよ、芋けんぴ♪」パク
ほむら「貴方が出会い頭に付けたんじゃない・・・」
まどか「ウェヒヒ♪ばれちゃった?ティヒッ!」
ほむら「またその気持ち悪い笑い方を・・・せめてそれ治しなさい・・・」
まどか「うーん、ほむらちゃんがチューしてくれたら、治るかも?」
ほむら「うぜぇ」
さやか「きょーこ♪」
杏子「」ダッ
さやか「ちょっ、待ってよ杏子〜♪」ダダッ
杏子「くっ、来るな、学校行けよ反対だろこっちは!!」
さやか「えへへ、心配してくれてるのぉ♪もう、杏子って本当に優しいよね?
いっつも・・・こんなあたしなんかに・・・だから、あたし、杏子にその恩、
返してあげたいな?」
杏子「だったらもうあたしに付き纏うな!!それがあたしにお前が出来る唯一にして最高の贈り物だ!!」
さやか「照れてる照れてる♪」
杏子「超うぜえええええええええええっ!!」
QB「マ、マミ・・・お、落ち着いて・・・」
マミ「・・・QB、わたし、寂しかったの。朝起きたら貴方が居なくてとても寂しかったの。
解かる?わたしの気持ち?パパとママが死んじゃって、一人でお家に暮らすようになってから
何度もそんな朝を迎えたの。ずっと辛かった。幸せな記憶や夢が、全部恨めしかった。それは
貴方に出会うまでのわたし。あなたに出会って、わたしは変わった。あの嘆きの川に足を浸けた
ような気分を味わうことが無くなった・・・貴方のおかげよ、QB。貴方が現れてから、
わたし、段々とあの喪失感に襲われることもなくなったの。パパとママとの記憶より、貴方との記憶が
優先されて夢に現れるようになったわ。寂しいとき、泣きたいときには必ず貴方が居てくれたから、わたしは
強がりを覚えた。貴方のおかげで変われたの。
でもねQB。それって結局、貴方が居なければ意味なかったのよ。貴方に惚れてもらうためにわたしはつよがりを
覚えたんだから。いつだって貴方の力になりたいって、まず貴方に第一に頼られる存在になりたかったからね・・・
そうしたら、貴方がずっとわたしの傍に居てくれるとわたしは信じていたから・・・だけど、違うんだね・・・
QBにとってわたしは・・・一番傍に居たい人じゃないんだね・・・ごめんね・・・今までごめんね・・・」
QB「や、やめるんだマミ!即興の絞殺台なんて消して、ほら、一緒に帰ろう?君の家にさ?ねぇ?」
マミ「それは貴方の家は此処だってこと?だからそんな、わたし独りだけの家みたいに言うの?あとで
誤魔化すために!」
QB「あぁもう僕と君の家に帰ろう!ねぇマミぃ!?」
マミ「本当に・・・わたしなんかで良いの・・・QB」
QB「あぁもう寧ろ君以外考えられないねさぁ帰ろう!」
QB(これ以上僕の安住の地を汚そうとしないでくれ!!)
流石ぼっちデミさんキチガイ
ほむら「・・・もぅ・・・やだよぉ・・・」
QB「・・・頑張ろう・・・僕達三人で・・・」
杏子「・・・」
ほむら「・・・」
QB「・・・頑張ろう・・・!」
杏・ほ「うん・・・」
ほむら「・・・それにしてもインキュベータ、よく出てこれたわね」
QB「あぁ・・・僕はあれほどまでに自分がインキュベータであったことに感謝したことはなかったよ・・・」
杏子「壮絶な舌戦が・・・目に浮かぶぜ・・・」
QB「・・・しかし、自由と引き換えに・・・大事な物を失ってしまった・・・」
ほむら「・・・一体、何を・・・?」
QB「・・・表札に、僕の名前を記入することが、条件だったんだ・・・」
杏子「それは・・・御愁傷様・・・」
ほむら「南無さん・・・」
QB「これから近所の人と出会うたびに僕は・・・僕は・・・!」
杏子「言うな・・・そんな自分の傷口に塩を塗るような真似は・・・やめろ・・・」
ほむら「そうよQB・・・此処では嫌なことなんて忘れて・・・さぁ、アルカナハート3でもやりましょう・・・」
QB「うん・・・今日こそパラサ・シルサを倒してみせるんだ!」
杏子「頑張れよ!」
ほむら「それじゃぁ、私はご飯の用意でもしようかしら・・・って、冷蔵庫の中身が・・・」
ほむら「ちょっと買い物に行ってくるわ」
杏子「おっ、じゃぁあたしも行って良いか?」
ほむら「構わないけど・・・お菓子は買わないわよ?」
杏子「あんたがどういう目であたしを見ているかよぉく解かる余計な一言だな!」
杏子「これ買おうぜ」
ほむら「・・・買わないわよ」
杏子「でも、お得パックだぞ?お得なんだぞ?此処で買わなきゃ損なんだぞ!?」
ほむら「そういう意味じゃないわよお得パックという言葉は・・・」
ほむら「そもそも貴方・・・さっき・・・」
杏子「誰もねだらねーとは言ってねえだろ!」
ほむら「どうして貴方がキレるの・・・?」
杏子「お前が人を嘘吐きみたいに言うから・・・!」
ほむら「あれ?これ私が悪いのかしら?」
杏子「おう。だからほら、これ買ってくれたら許してやるよ」
ほむら「ありが・・・とう・・・?」
杏子「あとこれもな」
ほむら「いい加減にしなさい」
杏子「馬鹿!頑張ってるQBへのお土産だよ!」
ほむら「・・・」
杏子「うめぇ!超うめぇ!!」
ほむら「それ・・・QBへのお土産ではなかったのかしら・・・?」
杏子「ばーか。QBがお菓子なんか食うかよ。たくっ、ほむらは頭わりぃなぁ!」
ほむら「さやかに杏子が空腹で死にそうってメール送ったわ」
杏子「ごめんなさい」
杏子「え、つかっ、何?マジで送ったの?ねぇ、そういうの止めてくんない?」
ほむら「冗談よ」
杏子「ほんと止めろよな!」
ほむら「貴方が私の意にそぐわない行為をした折には即美樹さやかに貴方を回収してもらうわ」
杏子「おまっ!今日だってなぁ、あいつにおっかけられてあすなろ市とかいう訳わかんねーところまで
行ったんだからなっ!そういうのちょっと考えろよ!」
ほむら「だったら、これから放恣しないことね。何も死ねと言っているわけじゃないのだから、難しいことではないでしょう?」
杏子「うぅ・・・でも、いきなり今までとは違う生活しろとか言われても・・・」
ほむら「そのうち馴れるわよ。どうせ貴方が帰るところは、私の家なのだから。
生活するうちに、規律に準じることになるわ」
杏子「・・・あたしの家は、親父の家だけだしっ」
ほむら「はいはい」
杏子「けっ・・・!」
杏子「・・・おい」
ほむら「何かしら?」
杏子「・・・食うかい?」
ほむら「・・・」
ほむら「・・・えぇ、貰うわ」
杏子「・・・おう」
ほむら「私が買ったものだけど」
杏子「一言多いんだよお前は、ったく!」
ほむら(・・・あれ?どうして私が怒られているの・・・?)モシャモシャ
ほむら「ただいま」
杏子「帰ったぞー」
QB「あぁ二人とも、お帰りなさい」
杏子「QB、戦果はどうだい――って、お前ACFAやってたのかよ!」
QB「あぁ・・・やはりストレスが溜まっているときは輸送ミッションに限るよ・・・
僕のこの洗練された超軽量機体で奴らの捕捉から俊敏に逃れた瞬間にビームソードでばさっと両断
・・・とね。最高だ」
杏子「うわぁ・・・お前・・・それゲーム脳・・・」
ほむら「QB、貴方におみあげよ」
杏子「え、マジ!?」
ほむら「貴方にではないわ、杏子」
杏子「いやぁ、そんなぁ、解かってるよぉ!」
ほむら「はいQBパス」
杏子「おっとぉぉぉぉぉぉ――」
QB「ナイスロー、ほむら。おっ、タンビーフとは、君も解かっているね?」
杏子「んだよおっさんくせー。一つくれ」
ほむら「こらっ」
QB「良いよ良いよほむら、これだけの量僕じゃ食べきれない。召し上がれ、杏子」
杏子「さんきゅー!QBやっさしぃ!」
ほむら「ご飯はいらなくなるわよ・・・?」
杏子「大丈夫大丈夫。全部食える」モシャモシャ
QB「楽しみだな、なんだかんだで、ほむらの料理って初めてだから」モシャモシャ
杏子「ほむらの料理は超うめえぞ!・・・空腹で味わうのが一番だぜ?」
QB「キュップイ!それは良いことを聞いたよ、ありがとう杏子!これ、是非とも全部食べほしいんだけど!」
杏子「おうおう・・・任せとけ・・・!」
ほむら「・・・もう」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/07(木) 02:38:38.89 ID:jrFiXx440
支援
杏子「ふぅ・・・食った食った・・・」
QB「キュップイ・・・御馳走様でした」
ほむら「お粗末様。QBがあんなに食べるだなんて思わなかったわ」
QB「いやいや。正直甘くみていたよ。あんなに美味しいだなんて思わなかったんだ。だからついね」
ほむら「そう。そういって貰えると光栄ね」
QB「杏子はいつもこんなに美味しいものを食べていたのか・・・羨ましいな・・・」
ほむら「また、いつでも来たら良いわ。夜中に抜け出したときでも、貴方がお腹が空いたと言ったら、
御馳走するから」
QB「本当かい!?」
ほむら「えぇ」
QB「ありがとう!僕は宇宙一の幸せ者だよ!」
杏子「・・・ししっ!」
ほむら「?」
QB「どうしたんだい杏子、いきなり?」
杏子「あん?いやぁさ、夜中にばっかり来て食ってたら、QB完璧に太るだろ?
でっ、その姿を思い浮かべたら・・・しししっ!」
QB「な、なんだい!?」
ほむら「・・・ぷっ」
QB「ほ、ほむらまで!!」
ほむら「ごめんなさい・・・でも、饅頭みたいなQBというのもね・・・」
杏子「えー、あたしはリアルな白豚に耳毛生えたの想像してんだけど」
ほむら「ぶっ!?」
QB「なっ、きょ、杏子!それはいくらなんでも僕を馬鹿にしすぎだよ!!第一これは耳毛なんかじゃなくて、
触手なんだからね!?君達にとっての腕のようなもんさ!!」
杏子「耳からwww腕の生えたwww豚www!!」
ほむら「だ、黙って杏子・・・!」
QB「二人とも!いくらなんでも笑いすぎだよ!!もう、絶対に許さないよ僕は!!」
杏子「その腕でwww逆立ちをしてごらんにいれましょうwww!」
ほむら「www!」
QB「もっ、もう絶対に許さないよ!二人なんて知らないからね!!」
ほむら「ごっwwwごめwww」
杏子「しかも歩くんだぜwww逆立ちでwwwwwぶっぷいぶっぷいwwww」
ほむら「wwwwwww!!」
ほむら「ごめんなさい、QB」
杏子「あたしらが悪かったよ、機嫌直してくれよ、なぁ?」
QB「ぶっぷい」
杏子「おいおい、ちょっとした冗談じゃねーか」
QB「ぶっぷいぶっぷい」
杏子「なぁ、そろそろ許して耳毛をだな――ってほむら、お前なぁ・・・」
ほむら「だってwwwwぶっぷいってwwwwぶっぷいってwwww!」
QB「ぶっぷいぶっぷい」
ほむら「wwwwwwww!!」
杏子「如何・・・これじゃぁ堂々巡りだ・・・」
杏子「悪かったよ、あたしの所為なんだよな?なら謝るからさ、このとーり!
お前の耳毛貸してくれよ。もうそれないと寝らんねぇんだよ」
QB「逆立で鍛え上げたこの耳毛ぶっぷい?」
ほむら「wwwwwwww!!」
杏子「あのなぁ・・・いい加減にだな・・・」
QB「ふんっ。元はと言えば君達が始めたことじゃないか!僕が糾弾される謂れも、
触手を貸す義理もないね!」
杏子「――あぁそうかい、じゃぁ解かったよ、あたしにだって考えがある」
QB「ふんっ、いきなり立ち上がって――まさか力付くでかい?杏子、君ってやつは――」
杏子「ほむら、ちょっと腕広げろ」
ほむら「え?」
杏子「今日はお前の腕を枕にして寝る」
ほむら「えっ、ちょっと、え?」
杏子「お前の耳毛なんているかばーか」
QB「なっ!ふ、ふん!だったら僕にだって考えがあるさ!!」
杏子「へーへー見せてみなぁぶっぷいさんよぉ?」
ほむら「ちょっwwww不意打ち止めてwwww」
QB「もう!ほむら、腕借りるよ!!」
ほむら「Q、QB・・・」
杏子「・・・あん?てめえ、何あたしのほむら勝手に枕にしてるんだよ許可とれやこらっ!」
QB「ふんっ!そんなの知らないね!大体ほむらが拒否しないじゃないか、僕には君の許可はないが
彼女の腕を枕にする権利を有している!君の戯れ言に付き合う義理はないよ!」
杏子「てめっ、こらっ、ほむらから離れろや!!」
QB「君こそ!!」
ほむら「・・・私を間に挟んで争うのは止めて・・・」
杏子「だってよ、QB、お前マミんち帰れよ」
QB「君こそ!大人しくさやかの家に転がり込んだらどうだい!?」
ほむら「・・・二人に回収しにきてもらうわ」
Q・杏「ごめんなさい」
杏子「なぁほむら、冗談だよな、ほむら?何でお前すぐそういう嘘吐くかなぁ?
ばればれなんだよ、たくっ、ほむらは可愛いなぁ!!」
QB「ほむら。僕は君を誰よりも信用していると言って過言ではないよ、ほむら。
だからこそ、僕の期待を裏切らないで欲しいと率直な意見を述べることが出来るよ、ほむら。
ねぇ、ほむら。お願いだから、僕を失望させないでくれ。賢明な君なら、どういう意味か解かるだろう?」
ほむら「私は・・・寝かせてほしいわ・・・」
Q・杏「おやすみほむらzzz」
ほむら「・・・」
ほむら「えっ。うっそマジで寝たの?」
ほむら「きょ・・・杏子・・・?」
杏子「zzz」
ほむら「Q、QB・・・?」
QB「zzz」
ほむら「・・・はぁ」
ほむら「・・・私も、寝ましょうかしら」
おやすみなさい
おい待て寝るな
乙
おやすみとっつぁん
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
意外とありやな