1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
宮子「キツツキだよ、ゆのっち。」
ゆの「キツツキって、鳥の? こう書くんだ・・・」
宮子「うん。それがどうしたの?」
ゆの「いや、なんで宮ちゃんのカバンに見慣れない文字があるのかなー、って思って。」
宮子「私の苗字だもん」
ゆの「えっ」
宮子「え?」
しえん
啄木鳥宮子…
良家のお嬢みたいだな
>>1にスレ立て代行してもらった者です。
以下からは私が書かせていただきます。
宮子「うん。啄木鳥宮子。知らなかった?」
ゆの「全然知らなかった… もう1年半も一緒にいるのにね。」
宮子「ひどいなぁ、ゆのっち」
ゆの「ご、ごめん…… ずっと宮ちゃんで通してたから、気にならなかったんだ」
宮子「そういえば、ゆのっちの苗字はなんていうの?」
ゆの「」
ゆの「ひどいよ、宮ちゃん……」
宮子「ごめんごめん。ずっとゆのっちで通してたから、気にならなかったんだ」
ゆの(すごいデジャヴ)
宮子「なんだっけ? 湯野?」
ゆの「ちがうよ! 小宮山(こみやま)だよ!」
しえん
宮子「おお、そうだったそうだった。朝の出席とるときとかに聞いたことあるね。」
ゆの「じゃあ覚えててよ……」
宮子「ゆのっちだって私の苗字覚えてなかったくせに〜」ホッペツンツン
ゆの「う゛。それもそうか……」
※ 当たり前だけど、これらの苗字設定は全部俺の妄想です。
宮子 ⇒ 啄木鳥(きつつき)宮子
ゆの ⇒ 小宮山(こみやま)ゆの
しえん
ゆの「私、宮ちゃんのことよくわかってるつもりだったけど・・・」
ゆの「こうしてみると、知らないところとかいっぱいあるんだね。」
宮子「そうだねー。でもまさか苗字も知らなかったなんてねー。」
ゆの「あはは。ちょっと珍しいかもね。」
し
宮子「私はゆのっちのすべてを知ってるつもりだったんだけどなぁ。」
ゆの「あはは、なにそれ宮ちゃん」
宮子「たとえば今はいてるぱんつの色とか〜」
ゆの「え゛」
宮子「桃色だよね? 上と合わせて」
ゆの「え゛・・・」
宮子「3サイズだって言えちゃうよ? 上から順に、ななじゅ
ゆの「わーっ!わーっ!」
え
ゆの「な、な、なんで知ってるの?! 見たの? ぱ、ぱ、ぱんつとか・・・」
宮子「え? 見てないよ?」
ゆの「じゃあなんで・・・」
宮子「表に干してある洗濯物を見ればだいたい絞れるよ。」
宮子「あとは、まぁ、ゆのっちの服装とか見れば色くらい予想できるよ。」
ゆの「・・・え、じゃあ、その・・・3サイズとかは・・・」
宮子「一昨日、一緒にお風呂入ったもん。見れば±2pくらいでわかるよ」
ゆの(宮ちゃんすごい・・・!)
宮子「そんな私でもゆのっちの苗字を忘れるとは・・・不覚っ!」
ゆの「そ、そんなに気にしなくてもいいんじゃないかな? 私も気にしてないよ。」
宮子「うう〜 もったいなきお言葉〜 一生ついてゆくでござるよゆの姫〜」
ゆの「もう、宮ちゃん大げさだよ。」
ゆの「そういえば、沙英さん達の苗字ってなんだろ・・・・」
宮子「おお〜、言われてみれば、ひだまり荘の誰一人として知らないかも〜」
ゆの「不思議だね。」
宮子「むぅ、気になる・・・」
ゆの「宮ちゃんも気になる? 実は私も・・・」
宮子「ようし! そうと決まればいざ出発!」
ゆの「えっ? 出発って、どこに?」
宮子「決まっておるであろう! みんなの苗字を聞いて回るのだ!!」
ゆの「ええ〜っ?!」
ん
各キャラに俺設定で付けた名字を語って面白いの……?
※※※ 203号室@なずなroom ※※※
ドンドンドン!
宮子「頼も〜う! 頼も〜う!」
ゆの「み、宮ちゃん、ダメだよあんまりドア叩いちゃ・・・」
宮子「むぅ、だってゆのっち、このドアしまってるんだよ? ひだまり荘なのに」
ゆの「確かに変かも。ひだまり荘って基本的には鍵とかかけないから・・・」
宮子「ひょっとしたら事件かもしれないのですぞ、小宮山くん!」
ゆの「じ、事件っ!?」
なずなさんはお上品な苗字なイメージ
勝手なイメージ
しえん
宮子「こうしている間にも、室内には猛毒ガスが充満しているのかもしれん・・・!!」
ゆの「そ、そんな・・・・・・!」
宮子「あるいは乃莉スケ殿を人質にとり、立てこもっているのかもしれん!」
ゆの「た、たいへん! どうしよう・・・!」
宮子「私たちで呼びかけるしかない! いくぞゆのっち!」
ゆの「う、うん!」
しえん
ドンドンドン!! ドンドンドン!!
宮子「お前はすでに包囲されているーっ! 観念して出てこーい!!」
ゆの「なずなちゃん、早まっちゃダメ! 私たちが相談に乗るよ!!」
ドンドンドン!! ドンドンドン!!
宮子「要求はなんだーっ!? コッペパンかーっ!?」
ゆの「死んじゃったりなんかしたら絶対ダメだよ! お母さんもお父さんも悲しむよ!」
ドンドンドン!! ドンドンドン!!
宮子「コッペパンはやらんぞーッ! 私のだぞーっ!!」
ゆの「なずなちゃん、お願い、返事をしてよう!!」
しえん
ドンドンドン!! ドンドンドン!!
ドンドンドン!! ドンドンドン!!
ドンドンドン!! ドンドン……
ガチャッ! カン!カン!カン!カン!カン!・・・・・・
沙英「 う っ さ い わ ! ! 」
スッパーーーーーーーーン!!!!
宮子「あべしっ」
ゆの「み、宮ちゃ―――――ん!!」
しえん
※※※ 102号室@沙英さんroom ※※※
ヒロ「もう、何さわいでたの宮ちゃん。ここまで聞こえてたわよ?」
宮子「まことに面目ない・・・」ションボリ
沙英「なずなは今日は普通科の英検で昼までいないって昨日聞いてたろ?」
ゆの「すいません、忘れてました・・・」
宮子「すいません、悪ノリが過ぎました・・・」
ゆの「宮ちゃん覚えてたの?!」
宮子「ごめんゆのっち、なんか途中から楽しくなっちゃって・・・」エヘ
沙英「もう一発いっとく?」
宮子「ごめんなさいっ!!」
しえん
ゆの「それで、今日の本題なんですけど……」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
沙英ヒロ「「私たちの苗字??」」
ゆの「そうなんです。実は私、考えてみたらひだまり荘のみんなの苗字を聞いたことないんです。」
沙英「あー、言われてみれば・・・・。」
ヒロ「ずっと名前呼びで通してたものね・・・。」
宮子「それでまずは同じ階のなずな氏に聞こうと思いまして〜」
沙英「あんだけ騒いでた、と。」
しえん
沙英「それなら乃莉も呼んだ方が早くない?」
ヒロ「そうね。この時間ならたぶん起きてると私も思うわ。」
宮子「よっし! それじゃあさっそく出ぱt
ガチャ
乃莉「あ、呼びましたー?」
宮子「」
ゆの「ご、ごめん宮ちゃん、さっき私がメールしたの・・・・・・」
しえん
〜〜〜〜〜〜再び説明中〜〜〜〜〜〜
乃莉「なんで苗字も知らないんですか、もう・・・」
ゆの「あれ? 乃莉ちゃんは私たちの苗字知ってるの?」
乃莉「当たり前じゃないですか。宮子さんは色々賞とか取ってよく檀上に上がりますし」
乃莉「それでなくても普通に生活してたら普通に知る機会くらいあると思いますけど?」
ゆの「うっ・・・」
ヒロ「まぁまぁ、乃莉ちゃん抑えて抑えて。」
乃莉(それでなくても『あのひだまり荘』の住人は有名なんですから)
沙英「ん? なにか言った?」
乃莉「え? あぁいえ、別に何でも。」
しえん
ヒロ「それじゃあ、改めまして……」
ヒロ「大戸屋(おおとや)寛子です。よろしくね?」
沙英「宇賀神(うがじん)沙英です。・・・なんか恥ずかしいねこういうの・・・」
ゆの「2人とも珍しい苗字なんですね。おおとやさんに、うがじんさん・・・」
ヒロ「そうね。よく言われるわ。」
沙英「あたしは実感わかないなぁ。地元ではけっこういるし、宇賀神。」
ゆの「そうなんですか? 私は初耳です、その苗字・・・」
沙英「みたいだね。小中の時は同級生にもいたんだけど、こっち来てから全然聞かないや。」
しえん
宮子「ヒロさんのはなんだかおいしそうな苗字ですなぁ〜」
ヒロ「えっ? そ、そうかしら……」
宮子「親戚のおじちゃんの家に遊びに行ったときはよく連れて行ってもらいましたのですよ〜」
ヒロ「えっ? えっ??」
乃莉「大戸屋、って言う定食屋さんがあるんですよ。このへんにはないかもしれませんけど。」
ヒロ「あら、そうなの? 初めて知ったわ。」
乃莉「東京とかだと駅近くにあったり、北関東らへんならちょくちょく見かけますね。」
乃莉「東京の友達の家に遊びに行ったときに食べたことあります。」
宮子「炭火で焼いた魚がおいしい店なのだ!」
ゆの「へぇ〜〜……」
名字を付けるだけならともかく名前まで改変するとか…
乃莉「それで、私の苗字なんですけど……」
宮子「わかった! 若芽(わかめ)!!」
ゆの「ええっ!?」
乃莉「ちょっ、ぜんぜんちがいますよ! びっくりさせないでください!」
宮子「んー……昆布?」
乃莉「聞いたことないですよ?! いやいるかもしれませんけど違いますよ!?」
ゆの「ひょっとして磯野さんとか?」
乃莉「訴えますよ?!」
宮子「液体! 澱粉(でんぷん)! スティック! アラビック・ヤマト!!」
乃莉「もう当てる気サラッサラ無いですよね・・・・・」
しえん
乃莉「五十嵐(いがらし)ですよ、イガラシ。まったくもう・・・」
ゆの「あ、それ、聞いたことあるかも。」
ヒロ「珍しい苗字かもしれないけど、けっこう有名な苗字よね。」
乃莉「? ちょっと矛盾してるような気もしますが、たしかにそうですね。」
沙英「そういや、乃莉達が入学してくる前まではベリマ店員にいた気がする、五十嵐。」
ゆの「そうなんですか? 覚えてないです・・・」
ヒロ「去年卒業した先輩の中にもいた気がするわ、五十嵐さん。」
乃莉「あんまり珍しくもない、ってことですね。」
宮子「珍しいようで珍しくない、少し珍しい乃莉っぺ」
乃莉「ラー油みたいに言わないでください!!」
しえん
ゆの「これで後はなずなちゃんだけだね。」
宮子「長い道のりであった・・・・・・」
乃莉「えっ・・・なずなの苗字も知らないんですか・・・?」
ゆの「うん、実はそうなの・・・。」
宮子「言わんでいいぞえ乃莉スケおやびん。こいつぁ俺たちが自分で聞きまさぁ。」
乃莉「・・・・・・・・・」
沙英「・・・・・・・・・」
ヒロ「・・・・・・・・・」
ゆの「?? どうかしたんですか?」
宮子「なずな殿の苗字になにか問題でも・・・?」
しえん
乃莉「あー… 問題といいますか、その…」
沙英「いや、別に悪くはないんだけど… こうなんていうか、ねぇヒロ?」
ヒロ「えっ、ええそうね・・・。なにも無理して聞くことないんじゃないかしら・・・」
ゆの「???」
宮子「余計に気になりますぞ?」
乃莉「えっと、今まで知らなかったんだから別にこれからも知らなくても…」
沙英「そうそう、いままで通りに接してあげればいいんだし…」
ヒロ「あ、わ、私お茶煎れるわね?」スタスタ
しえん
乃莉「とにかく、なずなには苗字について聞かないこと! いいですね?!」
ゆの「え? 乃莉ちゃんどうして?」
乃莉「どうして、って・・・それはその・・・」
宮子「やはりなずな殿の苗字にはなにか秘密が・・・っ!?」
沙英「いや秘密とかじゃなくて、上手く言えないけどその・・・あ〜・・・」
乃莉「なずなにだって聞かれたくないことくらいありますよ!」
沙英「そ、そう! それ!」
しえん
ガチャ
なずな「沙英さん、今日の英検の自己採点手伝ってもらいたいんですけど……」
乃莉(うわぁ、なずなのばか・・・!)
沙英(タイミング最悪・・・っ!!)
宮子「おお〜、いいところに来たぞよなずっち〜」
なずな(なずっち?)
なずな「え? なんですか? みんなで集まって…」
ゆの「ううん、なんでもないよ。ただね、私と宮ちゃんでね」
ゆの「 み ん な の 苗 字 を 聞 い て 回 っ て た だ け で 」
しえん
なずな「」
ゆの「なずなちゃん知ってた? 宮ちゃんって、啄木鳥って言うんだよ。めずらしいよね!」
宮子「ヒロさんはおいしそうな苗字でうらやましいなぁ〜」
ゆの「乃莉ちゃんは五十嵐さん、沙英さんは宇賀神さん。かっこいいよね!」
宮子「ゆのっちの小宮山もかわいくていいよ〜」
ゆの「もう、宮ちゃんたら〜」
乃莉「」
沙英「」
ヒロ「」
ゆの「それでね、あとはなずなちゃんの苗字だけなの。」
宮子「ひだまり荘ファミリーネームツアーもあとわずか!」
ゆの「おしえて? なずなちゃんの苗字」
宮子「早く早く〜〜」
沙英ヒロ乃莉「「「」」」
なずな「・・・・・・」プルプル
なずな「……しいですか」ボソ
ゆの「え? なに?」
なずな「 私 が 権 田 原 で そ ん な に お か し い で す か っ ! ! 」
シーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン・・・・・・・・
ゆの「」
宮子「」
沙英(あ〜ぁ・・・)
乃莉(シラネ)
ヒロ()
しえん
ごんだわら「うわああああぁぁぁぁぁああああん!!」ダダダダダ……
ゆの「」
宮子「」
ゆの宮子「「ごんだわらぁぁぁあああああ!!????」」
あきた
お終いです
ネタが全く分からないんだけどなんなの?
どこがおかしいのか分からん
全国の権田原さんに謝れよ
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
苗字って公式ないんだっけ?