1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
ID:P1K80XEK0
代行
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/18(土) 06:17:59.65 ID:uVwyOoI90
エリオ「知るかボケ」
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/18(土) 06:19:03.90 ID://K00D59O
胸を叩きながら喋る感じ
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/18(土) 06:20:35.19 ID:3/X2E1Km0
喉をチョップ
5 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】 :2011/06/18(土) 06:20:41.04 ID:ZAx/tTP+0
しゃべらない
ネクラだから
ソースはオレ
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/18(土) 06:21:09.45 ID:qFFNUDlN0
人間は言葉を抜きにして概念を伝達するすべを持たない。
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/18(土) 06:21:19.89 ID:VuMODDtd0
ふぉっふぉっふぉっふぉっふぉっふぉっふぉ
>>1 代理ありがとうございます
見慣れた部室。見慣れた光景。見慣れたオセロ。見慣れた朝比奈さんのメイド姿
団長席にふんぞり返っているいささか見飽きたと言っても良い涼宮ハルヒ
普段と何も変わらぬ部活だ。
日々是好日とでも言えば良いのだろうか、ハルヒの言う非日常とやら
にも慣れて俺は日々を淡々と受け入れてそれなりに楽しませてもらっている。
「うーむ……どこに打っても返されますね」
目の前に居るどこぞの機関とやらに属してるやつもいつもと変わらず
俺とこうやってオセロをしているわけだ
部屋の隅っこには長門がいつも通り何を読んでいるのか知らんが、読書をしていて
朝比奈さんはふりふりとしたメイド服であたりをウロウロしている
どれ、そろそろお茶のお代わりでもしようかと思った時、団長席に座っていた
我らが団長様が口を開いた
「ねえキョン。宇宙人ってどんな言葉をしゃべると思う?」
キョン「待て待て俺は今オセロで忙しいんだ」
ハルヒ「別に良いじゃない。もうだいぶ前からあんたの勝ちが決まってるでしょ?」
古泉「はは、涼宮さんこれは厳しい一言で」
キョン「まあそれはそうかもしれないが……んで何だって?」
ハルヒ「宇宙人っているでしょ?」
キョン「ああ、宇宙人か。そいつがどうした?」
ハルヒ「一体どんな言葉でしゃべると思う?」
キョン「そうだな。宇宙人だから宇宙語を話すんだろうなきっと」
ハルヒ「宇宙語って何よ」
キョン「そりゃお前宇宙人がしゃべる言葉に決まってるだろ」
ハルヒ「じゃあ私たちは地球に住んでるからって地球語をしゃべるって言うの?」
キョン「まあ宇宙人から見たらそうなんじゃないだろうか」
ハルヒ「まあ馬鹿なあんたならそんな馬鹿な回答しかできないってのは分かってたわ」
予想はしていたとはいえ馬鹿と言われたことに多少なりとも感情の揺らぎを覚えた
俺はハルヒに聞き返す
「じゃあハルヒは宇宙人はどんな言葉で話すと思ってるんだ?」
ハルヒはそうねえと言いながら人差し指を立てて口元に寄せた
「私は宇宙人は地球の言葉を話すと思うの。もっと詳しく言うと日本語」
先ほどまで後ろで快調にページをめくっていた音が聞こえなくなった
キョン「待て待て待て何で宇宙人が日本語を話すんだ?」
ハルヒ「どこかおかしい?」
キョン「この地球で一番話されてる言葉は英語だろ
確率的に考えれば一億人ほどしかしゃべってない日本語を選択するのはおかしいだろ」
ハルヒ「だってそう思わない?私たちが宇宙人と会うことが出来るときって
大抵私たちのすぐそばにいて一般の人の振りをしてるときよ。なら、私たちと
同じ言葉を使っている可能性が高いわよね」
キョン「いやいやその理屈はどう考えてもおかしいだろ。別に宇宙人は一般人の振りをする必要は
ないじゃないか。いきなりUFOか何かから出てきて俺たちをさらう可能性があるわけだし」
ハルヒ「でもいきなり訳の分からない言葉を言われても分かんないわよね
もしかしたら不審がって逃げる可能性のほうが高いわけだし
だからさらうにしても怪しまれないよう
その現地の言葉をばっちり覚えてから私たちをさらおうとするに決まってるわ」
先ほどから後ろから本を読む音が聞こえない長門が気になる俺は話題を変えようと
目の前にいる超能力者の話題を出すことにした
「なあハルヒ。お前の中で超能力者はどこにいることになってるんだ?」
先ほどまでオセロの盤面を必死に見ていた古泉がこっちを向く
すまん古泉。今回の勝負はわざと負けてやっても良いから
14 :
忍法帖【Lv=12,xxxPT】 :2011/06/18(土) 07:05:26.45 ID:DncyEtpW0
あれ…?これ見たことあるぞ…?
宇宙人「?勹?ス????勹?ス???」
ハルヒ「超能力者はね多分学校に居ると思うの」
キョン「へえ何でまた」
ハルヒ「超能力を使える人は感性豊かじゃないと駄目なの。だから若い人ってのが絶対いるわけ
そして集団でいるわけ」
キョン「集団ってのは?」
ハルヒ「能力を使える人たちは自然とお互いの能力を見つけて
集まったりするのよきっと、それで厨二心を出して【組織】とか名前付けたりしてさ」
古泉「すいません。ちょっと電話が鳴ったので外に出ますね」ニコッ
ハルヒ「あら?バイトかしら。良いわよ」
古泉があわてて部室から消えて部室には一種異様な空気が漂いはじめた
長門はいつも通り本を読んでいるつもりだが、先ほどからページをめくる音が
聞こえないし、俺は古泉がいなくなった後の盤面を冷静さを装いながら見ているし、
朝比奈さんなんかわざとらしく「えっと、皆さんお茶入りませんか?」とか
聞いてくる。朝比奈さん、先ほどお茶は入れてもらいましたから大丈夫ですと
言いたいが俺も何か言おうとしたら大根っぷりが露呈される可能性が高いため
とっくの昔に勝敗がついたオセロを眺めていた
ハルヒ「そういえば何だったっけ。キョン」
キョン「な、何って何だよ」
ハルヒ「ほら。私が言っていたのは宇宙人と超能力者と何だっけ」
キョン「……確か未来人だったかな(朝比奈さんすいません)」
みくる「!」
ハルヒ「キョンは未来人ってどういう人だと思う?」
キョン「未来人って言うくらいだから未来から来てるんだろそりゃ」
ハルヒ「やっぱり私たちが知らないこともいっぱい知ってるのかしら」
キョン「まあ、そりゃ知ってるんじゃないか」
ハルヒ「そうね。だけど未来から来てる人って言っても物事全てを知っている
わけじゃないと思うの」
キョン「何でそうなるんだよ」