長門「泊めてほしい」男「は？」

【家(アパート)】

ピンポーン

男「(こんな時刻になんだ？)」

　　　　|┃　 　 , '´ ￣￣ ` ､　　　　　ガラッ
　　　　|┃　　 i　r-ｰ-┬-‐､i　　
　　　　|┃三　|　|,,＿ 　 ＿,{|
　　　　|┃　　 Ｎ| "ﾟ'`　{"ﾟ｀lﾘ　　
　　　　|┃　≡ ﾄ.i 　 ,__''_　 !　　　
＿＿__.|┃＿／i/ l＼ ー .ｲ|､
　　　　|┃　/ 　|　ｌ　 ￣ / |　|` ┬-､
　　　　|┃/　　　ト-` ､ノ- |　 l　　l　 ヽ.

男「(一人暮らしの男の家に夜訪問)」

男「(彼女もいないし、あり得るとしたら集金か宗教か勧誘か)」

男「(まあ暇だし出てみるか)」

ガチャッ

男「どちら様ー……」

長門「泊めてほしい」

男「」

>>1-2
もういいよこれで

バタン！

男「(……こいつは想定外だ)」

男「(家出少女か……)」

男「(そんなのテレビかフィクションにしかいないと思っていたが)」

男「(リアルに実在するとは……)」

男「(別にロリコンじゃないし断っておくか)」

ガチャリ

男「すまんが家出人は警察に突き出すのが家訓でな」

男「……え、いない？」

長門「こっち」

男「！」

にわかが死ねって言われる理由がわかった

男「(既に室内……だと!?)」

男「何者だおm長門「この空間の清掃を実行する」

長門「〜〜〜〜〜〜〜〜」

男「うおっ、眩しっ……」

【10秒後】

男「……収まったか」

男「一体何が……ってうわ！」

男「あれだけ散らかっていた男の一人暮らしの部屋が！」

男「見違えるほど綺麗……に？」

ガラーン

男「……なんで家具まで無くなっているんだ？」

長門「全て収納した」

男「も と に も ど せ」

長門「承知した」

男「なあ」

長門「何」

男「あんた……一体何もんだ？」

長門「私は……『ナガトユキ』」

【二日後 バイト先にて】

仲間A「なあ男」

男「なんだよ」

仲間A「お前ってさ……もしかして同棲とかしてる？」

男「(！)」

男「してないしてない」

仲間A「そうか……昨日、お前がスーパーで女の子と一緒にいたのhイタイイタイおい男首を掴むなイタイイタイイタイ」

男「ワスレロ」ゴゴゴゴ

仲間A「分かった分かっただから離せ」

男「分かればいいんだ」

仲間A「……じゃああれは誰なn男「姉の娘だよ言わせんな恥ずかしい」

仲間A「ナンダソウダッタノカー……マジで？」

男「ああ」

仲間A「ならいいんだけど……いろいろ気をつけろよ？」

男「そうする」

見てるよ

【家】

男「ただいまー……」

長門「…………」

男「何をしている」

長門「調理」

男「『どう見てもレトルトカレーです、本当にありがとうございました』」

男「好きなのか？」

長門「……」コクン

男「明日買ってくるか……」

長門「心配には及ばない」

男「心配には……てめえもしかして俺のへそくりで」

長門「自分の金」

男「ならいいんだが……」

男「(絶対印鑑の場所とか知ってるよな……)」

男「よく食べるな」

長門「おいしいは正義」

男「それは言えてる」

男「(一人で二人前を平らげるとは……)」

これは痛い

【次の日、バイト先にて】

男「(ここ、仕事中の休憩時間多くね？)」ズズズ

仲間A「男ってお茶が好きなのか？」

男「いや……ただ」

仲間A「ただ？」

男「同居人がすこぶる旨いお茶をよく煎れてくるものでね」

仲間A「……男」

男「？」

仲間A「お前何羨ましいことしてもらってるんだよ！」

男「う……裏山？」

仲間A「お茶煎れして料理して掃除ってそれどんなメイド!?」

男「ちょっと待て、後ろ二つはなんで知っていr仲間A「せめて名前とかメアドとか教えろさもなくば……」

男「あー分かったよ……」

男「名前は『ナガトユキ』、メアド以前に携帯を持っているかすら知らん」

男「これでいいか？」

仲間A「ちょｗナガトって戦艦かよｗｗｗ」

男「えっ」

仲間A「えっ」

仲間B「『ナガト』……『長門』ですと!?」

長 門 じ ゃ な く て よ く ね ？

男・仲間A「……誰だっけ？」

仲間B「こｗれｗはｗひｗどｗいｗｗｗ」

仲間B「……という冗談はともかく」

仲間B「『長門』ですと!?」

男・仲間A「(そこからか……)」

男じゃなくて俺のほうが生々しくて良い

さすがに面白いぞｗｗ

男「『ナガトユキ』について何か知ってるのか？」

仲間B「知ってるも何も、超有名キャラじゃないですか」

男「……マジで？」

仲間B「今目の前にある箱で叩けばすぐ出てくるでしょう」

仲間A「分かりづらいから『ググれ』でおk」

男「えっと、『ナガトユキ』っと……」←携帯版Googleで検索中

--------------------
「宇宙人ナガトユキ」
「長門有紀とは」
……
「もしかして：長門有希」
--------------------

男「(『もしかして』？)」クリック

--------------------
「長門有希とは」
「涼宮ハルヒシリーズの登場人物」
……
「約381000件」
--------------------

男「」

支援しよう

【家】

男「ただいま」

長門「……おかえり」

男「しっかし暑いなー、まだ春だってのに」

長門「……」

男「ん？ どうした『長門』」

長門「……あなたは知っている」

男「」

男「……何をだ？」

長門「先ほどのあなたの口調、瞳孔等の挙動、発汗、心拍数……総合的に判断すると、あなたは緊張している」

男「(！)」

長門「しかも、私を呼ぶ時のアクセントが当初の呼び方と異なっていた。これは、外部の情報の認識によってのもの。その情報とは」

男「(……)」

長門「『長門有希』についてのもの」

男「……流石『長門』だな。参ったよ」

男「別に試すつもりはなかったんだ」

男「どのようにして君と接しようか考えていたr長門「ただし」

男「？」

長門「私は『彼女』ではない。正確に言うと、同じ振り仮名の他人」

男「……え？」

昔はこんなのが多かった

続けて

長門「若干姿形が似ているが他人。通う高校も違う」

男「なるほど……」

男「(制服も地味だしな……)」

男「いやでも最初に会った時に一瞬で……あれ？」

長門「それは記憶違いと思われる」

長門「あの時、私はあなたの横をすり抜け、大急ぎで片付けをした。いつの間に、と思っても不思議ではない」

男「でもなんか明るかったような……」

長門「懐(ふところ)の懐中電灯で照らしてしまった。すまない」

男「な、なるほど……」

男「(顔と名前がそっくりなだけか)」

長門「後」

男「？」

長門「私のことは黙っていてほしい。姿が割れたりするとまたつけ回されるかもしれない」

男「あ〜……顔が良いからオタ関係無く好まれそうだもんな……」

長門「」

男「(……アレ？)」

男「どうした、『ナガト』」

長門「何でもない」

男「そうか……」

トラック諸島に2名様　っていう展開を期待したのに

まぁオリジナルの長門有希は
今俺とドラえ○ん見てるからな

【次の日、バイト先】

男「仲間A・B、ちょっといいか」

仲間A・B「(その呼び方はやめてくれ……)」

仲間A「なんだ？」

仲間B「どうだった？」

男「例の同居人だが……結論から言うと『無関係』だ」

仲間A・B「……え？」

男「顔と名前が似てるだけの他人だと。……アニメキャラだから人間ですらないか」

仲間B「お前は俺を怒らせた……ちょっと屋上までいこうや……」

仲間A「いや事実だろ」

仲間A「でも別人だったんだな」

男「本人曰くな。でもまあその方がいいや」

仲間A「何で？」

男「有名人って大変だろ？ 忙しいし付きまとわれたりするし。普通でいいんだよ」

仲間A「なるほど」

仲間B「ギブミーフォトオブナガト」

男「うん、それ無理♪」

仲間B「何でなんだぜ……」

男「(これからどうしようか……)」

【家】

男「ただいま」

長門「おかえり」チラッ

男「……今何を見た？」

長門「何も見てない」チラッ

男「『自分に正直になれよ！』(修造風に)」

長門「……あれ」ユビサス

男「あれ？」チラッ

[上からの眺め]
--------------
長　→　PC

男
--------------

男「……別にいいぞ」

長門「感謝する」

男「えっと、とりあえず管理者権限でログインしてっと……」

長門「心配ない」

男「なんで？」

長門「パスは分かって……あ」

男「……」

男「知らなくとも勝手にログインしたら不正アクセス。豆知識な」

長門「済まなかった」

男「ちなみに何故分かった」

長門「それはOptcrackで……あ」

男「身体検査してやろうか」

長門「それだけは勘弁して」

【次の日の朝】

男「遂に来たか……」

長門「何が」

男「『給料日！給料日！』」

長門「あまり上手くない」

男「言ってみたかっただけだ」

男「正直な所食費が嵩んでな……」チラッ

長門「すまない」

男「いやいや。ある漫画家も書いてたぞ、『痩せてたら食べさせてもらってないみたいでかわいそうじゃないか』って」

長門「ハガレン乙」

男「やはり知っていたか……」

長門「(……朝倉派？)」

男「まあ業務スーパーの存在を教えてくれただけでもありがたい」

長門「安くて旨いは正義」

男「きしめんかよ(食品的な意味で)……」

男「さて、準備も出来たし、行ってくるか」

長門「独り言……」

男「あ、そうか、ナガトも行くんだったな、学校に」

男「……学校に？」

長門「いきなり不登校は怪しまれる」

男「家出してる時点でバレてるだろ」

長門「家の親は抜けてるから」

男「そういう問題かよ……」チラ

男「(青信号だな)」テクテク

長門「あ、危な……」

男「え？」

ププーーーー！
キキーーーー！
ドーーーーン！

男「(……あ、れ)」

男「(空が青いな……)」

男「(何で俺空を見てるんだ？)」

男「(つか何で道路で寝そべって……)」

気持ち悪い

男「(あ、俺トラックにひかれたのか)」

男「(やべ、いしきうすれてきた)」

男「(こんなことなら、しんたいけんさでとしょかーどまでぼっしゅうしなきゃよかった)」

男「(おれ、しぬのかな……)」

『私 が さ せ な い』

男「(あ、あかるい……)」

男「(あの、ひかり……だ…………)」

【？？？】

男「(…………あれ？)」

ガバッ

男「体が軽い？」

男「ひかれたはずなのに痛みも無い……」

『私が治した』

男「！」

男「その声……まさか」

『そう、その通り』

長門「私が治した」

男「治したって……どうやって」

長門「体内の損傷箇所の物質を再構成した」

つまんね。さっさと死ね

男「ここはどこだ？」

長門「情報制御空間」

男「……意外と落ち着いているな」

長門「あなたも」

さるくらうぞ

男「嘘、ついてたのか」

長門「そう」

男「なぜ嘘をついた」

長門「私の希望」

男「……嘘だろ？」

長門「信じて」ジッ

男「……」ジーーッ

長門「……」ジーーッ

男「……分かったよ。信じる」

長門「……」

気持ち悪い

長門はチョンが好きなんだぞにわか！

つまらん

男「で、この後どうなるんだ？」

長門「時間経過を考慮して、直接バイト先まであなたを転送する。壊れたその他の物も直す」

男「ちょっと待て。『事件』はどうなる？」

長門「あなたも知っているはず。『大丈夫。情報操作は得意』」

男「……そうかい。じゃあ頼むよ」

長門「……」

長門「〜〜〜〜〜〜〜〜」

男「(あれ、意識が遠のいて……)」


『アリガトウ』

【バイト先】

男「(……あれ)」

男「(なんで俺バイト服？)」

仲間A「おい男、注文だぞ」

男「お、おう」

仲間A「大丈夫か？」

男「まあな」

男「(何なんだろうな、この気持ち)」

仲間B「『追想』の長門可愛すぎるだろ常識的に考えて……」

男「長門って誰だよ……」

仲間A「戦艦か、それ？」

仲間B「ん？ お前ら知らんのか？ 通常Verと消失Ver、両方可愛いのが長門」

男「それじゃ分かんね……」

男「(あ……れ？)」

仲間B「ん？ やっと思い出したか？」

男「な訳ねーだろ」

男「(聞いたことがある……)」

男「(戦艦でも地名でもNARUTOのキャラでもない)」

男「(なんだろうな……)」

仲間A「じゃ、配達に行くか」

男「……おう」

【長門宅】

ハルヒ「テストも終わったし、みんなで徹マンするわよ！」キラキラ

キョン「その言い方は誤解を受けるだろ……徹夜麻雀と言え」ハァ

古泉「麻雀は良いのですが……『男女で一泊』は大丈夫なのですか？」

ハルヒ「え？ そんなの有希んちで女の子だけでパジャマパーティーするって言ったに決まってるじゃない。でも三人じゃサンマしか出来ないからキョンと古泉君を呼んだのよ」

キョン「だめだこいつ……早く何とかしないと」

古泉「今の彼女に逆らうのは推奨出来ませんね」

キョン「冗談だ」

長門「……お茶」

ハルヒ「サンキュー！」

キョン「なあ長門」

長門「何」

キョン「なんでここ一週間連絡が取れなかったんだ？」

長門「……一週間別の家で過ごしていた」

キョン「嘘……じゃないだろうな。じゃあ何故？」

長門「狭い部屋で生活してみたかった」

キョン「なにそれこわい」

単純にアニメキャラとイチャイチャするSSより酷い
ここまで気持ち悪いのは初めて
随所に厨房臭いネタが混じっているのも気持ち悪い

ピーンポーン

長門「(！)」

ハルヒ「あ、頼んでおいたピザかしら」

キョン「なんでピザなんだよ……麻雀ならもうちょっと食べやすい物をだn長門「私が出る」

ハルヒ「気を使わなくてもいいのよ？」

長門「いや……」スタスタ

ガチャ←インターホンを取った

長門「どうぞ」

長門「〜〜〜〜」←小声

ピーンホーン！！

ハルヒ「あれ、もう？」

キョン・古泉「(空間移動か……)」

ガチャリ


男「(懐かしい顔の少女だな……)」

おしまい

お前みたいのが長門の評価下げるんだよ。辞めてくれよキモチワルイ

なんぞこれ

案外短いな

乙

つまらなすぎてわろた

綾波は長門のパクリ、まで読んだ

この長門はナルトの長門です

嫌なら見るなって知ってるか？

悪くはなかったぜ

>>1-2の流れワロタｗｗ

…？

ksk

山がなかったからオチもなかったな