(ヽ´ω`)していきませんか?
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 19:46:33.36 ID:CLzy0sCq0
今週だっけ?
今週だよ
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 19:48:50.10 ID:V02dYKti0
図書館来週までずっと閉館しててワロタ 課題図書仮に行けない
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 19:48:55.74 ID:A1OQP2gM0
>>1 乙です
ブックオフで野尻抱介のロケットガール全巻を新品同然各105円で買えてホクホク気分
しかし、ふわふわの泉は一向に見つからんなあ
買った本 『ミストボーン』@〜B 『剣姫』 『異星人の郷』 『移行化石の発見』
読んだ本 『朝からキャビアを-科学者セントジョルジュの冒険』 『数えずの井戸』京極夏彦 (ヽ´ω`)2冊だけだと…
8 :
忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/06/11(土) 20:01:16.71 ID:vCKZ1wD/0
久しぶりに参加できるわー
>>5 「ふわふわの泉」は見つからないな
ハヤカワで出してくれないのだろうか?
(ヽ´ω`)そして過疎…
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 20:05:57.42 ID:A1OQP2gM0
読んだ本 『猫の地球儀』 1〜2 『二四〇九階の彼女』 1〜2 『天剣王器 Dual Lord,Reversion』 『ラスト・ビジョン』 『ぼくは落ち着きがない』 ほとんどラノベ。海羽超史郎さんはシュタゲノベライズで復帰したし新作書いてくれないかな。 天剣王器はどうかと思ったが、ラスト・ビジョンは凄く面白かった。 そして反対に秋山さんのEGFは刊行予定から10年か……
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 20:06:04.85 ID:CLzy0sCq0
>>6 ミストボーンのシリーズは毎回終わりになんだってーと楽しませてくれる良作だった。
成田良悟とかからくりサーカスのまとめみたいな。ああいうの好きなら最高の作品
あと、どことなく映画とか漫画、アニメっぽい雰囲気
13 :
忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/06/11(土) 20:06:37.65 ID:vCKZ1wD/0
買った本 『シュレディンガーのチョコパフェ』 『星の舞台からみてる』 『ループ』 『コップクラフト』 『僕は友達が少ない』E
明日の文学フリマ行く人いる?
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 20:07:51.18 ID:7ak9bLsf0
『モーリー先生との火曜日』 読みたいけど、売ってない(´・ω・`)
まだ読んでないけど『剣姫』の設定が厨二入っててちょっと惹かれた オッドアイの瞳を持ち賜物と呼ばれる超人的な才能に秀でた者が生まれる世界 中でも主人公のミッドランズのカーツァ姫は王の暗殺者として恐れられている。
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 20:10:29.48 ID:CLzy0sCq0
読んだ本 「スプラッシュワン わたしのファルコン」 「ヨーロッパ史における戦争」 「罪火大戦ジャン・ゴーレ」 「中国分断/国連解体 民間軍事航空」 わたしのファルコンは続きが出てようござんした。面白かったし区切りはいいけどあんまり進んだ気がしない。 ヨーロッパ史における戦争は順序だてた構成ですんなり入ってきたけど、ところどころ世界史の知識ないからわからんとこあったな ジャン・ゴーレはもはやなにがなんだかわからんひどい小説だったけど面白かったしすんなり読めた 中国分断は地震で忘れた人も多い尖閣ネタをつかった近未来の話。ここで終わったらただの導入だぞ。
>>12 成田良悟も、からくりサーカスも読んでないけど面白そう。ありがとう楽しみに熟成させとくわ
明日もしかしたら藤田和日郎のサイン会に参加できるかもしれない
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 20:12:09.73 ID:8PWh1ekS0
読んだ本 「探究T」柄谷行人 「アメリカの夜」阿部和重 「小説の自由」保坂和志 「ミメーシス上」アウエルバッハ 「天使」佐藤亜紀 俺のIMEが未だに佐藤亜紀を砂糖アキと変換してはばからない
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 20:13:18.21 ID:A1OQP2gM0
>>15 ネットおkならアマゾンに在庫あったけど。
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 20:15:58.28 ID:CLzy0sCq0
TINTINの冒険旅行が今度CGアニメ映画になるらしい。すごいリアルだた。 タンタンの冒険旅行懐かしいな。こんにゃろうのバーロー岬。 となりのせきのますだくんとか続きでてないんだなあ。
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 20:16:21.97 ID:b6tDa3AkP
貴志祐介の新世界よりの文庫っていつの間に出てたんだよ!
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 20:16:24.31 ID:oPOXAVtr0
今週頭から1日1冊「彷徨える艦隊」が増えていっている。 壊滅した艦隊の殿に残った船の艦長が、脱出カプセルで冷凍睡眠に入って100年後に回収されたら伝説の英雄にされていた。って話だけど、一寸誤訳あるもののテンポ良く話が進んでいくからサクサク読める。 駆逐艦の航海長・砲術長を経験した作家によるSFってのがなんともいい。
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 20:18:08.52 ID:A1OQP2gM0
>>21 なつかしいなー タンタン。彼、本名はチンチンだったのか…… 結構ショックな事実だな
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 20:18:44.95 ID:CLzy0sCq0
彷徨える艦隊は評判いいんだよなあ。ミリタリーSFは買わないんだけど一回読んでみようかな。 なんか航海ものっぽい雰囲気とかが味なんだっけ
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 20:20:37.20 ID:On39NBP80
このところ長編を読む気力が無かったから星新一を読み返してた
tes
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 20:28:52.26 ID:oPOXAVtr0
>>25 航海モノというか、ひたすら敵地から帰還するために逃げ回っている。
浦島太郎状態の主人公の葛藤とかもあるし、結構いいところで区切りをつけて巻を終えるので、ツボにハマるとお預け食らった状態になる。
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 20:39:28.87 ID:B9caM9A70
>>13 「星の舞台から見てる」もう読んだ?
俺も昔このスレでオススメされて読んだんだけど、専門用語多すぎなことと恋愛絡めたこと以外は面白かったな
IT系の知識が多少あったとはいえ、あの用語の量は流石に面喰ったわ
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 20:43:10.59 ID:A1OQP2gM0
木本雅彦さんは先月のSFマガジンに短編を載せてたけど、本の形では新作出てないね と思ったら、育児休暇を取ってるのだとか パパになったのか
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 20:43:52.74 ID:A1OQP2gM0
あれ、今月号だったか。
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 20:46:19.11 ID:fMi8Tpho0
買った本 パンセ 現代思想のパフォーマンス 読みたい本 夜は短し歩けよ乙女
読んだ本 殺人鬼/横溝正史 46番目の密室/有栖川有栖 ロシア紅茶の謎/有栖川有栖 レイクサイド・ストーリー/サラ・パレツキー 少女七竈と七人のかわいそうな大人/桜庭一樹 読んでいる本 七つの仮面/横溝正史 火村英夫に捧げる犯罪/有栖川有栖 有栖川は推理小説入門書って感じがする
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 20:49:14.05 ID:B9caM9A70
>>30 SF作家では有名な方なのかな?
聞いた話だと木本さんはラノベデビューらしいが
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 20:51:25.77 ID:A1OQP2gM0
ラノベ畑から早川が引っ張ってきたうちの一人ってとこじゃないかな 木本さんにかかわらず、あのグループは新作あまり書いてないねえ 読みたい
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 20:51:32.57 ID:CLzy0sCq0
いや。新進気鋭って感じ。ものづくりSF的な作風。 声で魅せてよベイビーと星の舞台の主人公がまんま同じキャラ もともとプログラムやらの技術者でちょくちょく書いてるタイプっぽいから筆の速さ的にどうなんだろう
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 20:53:27.71 ID:B9caM9A70
ハードSFよりか今はSF的日常系を読んでみたいんだよなぁ SFで日常モノってなんかない?
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 21:02:36.09 ID:A1OQP2gM0
『ある日、爆弾が落ちてきて』とかかなあ。 あんまり思いつかないというか、自分が読んでないという方が正しいか
. -‐-
〃. ヾ. 試験までもう秒読みだというのに2ちゃんねる
! |ノiノハ从ハゝ1に読書、2に2ちゃんねる、3に試験勉強、4に研究。
i (|r|匸lf匸!i デカダン!
'ハリ、'' ''ノリ
>>5 .c(,_uuノ 4巻も?
>>7 特定した
>>21 コンコンチキのタイタニック号!
>>37 田中ロミオ『人類は衰退しました』 みたいなファンタジー色の強い物は?
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 21:06:57.00 ID:A1OQP2gM0
>>39 四巻までしっかりそろってました
あと、日常系SFは 北村薫のスキップ、ターン、リセットの三部作もいいかもしれない
>>37 SF世界に日常が入り込んでいるのか
日常世界にSF設定が入り込んでいるのかで全然変わるが
前者なら「惑星カレスの魔女」
後者なら「裏山の宇宙船」「深山さんちのベルスティン」
42 :
忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/06/11(土) 21:08:27.44 ID:vCKZ1wD/0
>>29 まだ読んでないんだわ
専門用語そんなに多用されてるの?
囮物語の表紙絵が可愛すぎて、生きるのが辛い
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 21:10:36.84 ID:Uc0Cx1DZQ
読書量、というか作品を読んだことのある作家がえらい少ないんだよなおれ 気に入った作家見つけるとその人間の作品ばかり読む傾向あるから、しかも時には同じ作品を数回 やっぱり、浅くでも良いからまんべんなく色んな作家の小説読んだ方がいいのかな?
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 21:11:17.80 ID:l670hO7F0
偏ってるけど読んだもの 笙野頼子 9冊(だいにっほん三部作、金毘羅三部作、「論争」関係二冊、水晶内制度) 佐藤亜紀 3冊(ミノタウロス、天使、小説のステラテジー) あと新刊で「"日常系アニメ"ヒットの法則」(キネマ旬報) 日常系アニメがなぜウケてるのかを知りたい人には、かなりオススメ
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 21:14:10.57 ID:A1OQP2gM0
>>44 うーん、別にそれでもいいんじゃないかなあ
たとえば色んな作品を読んで吸収して、何か一本書きたい!てなら幅広く読むのがいいんだろうけれど
単純に楽しみたいなら自分の感受性を信じればいいと思うな
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 21:14:30.81 ID:CLzy0sCq0
>>44 学問として小説読んでるわけでもなし、知識を深めようとして読んでるわけでもないし、
気に入った作家ならハズレも少ないから別に構わないと思う
東野圭吾「真夏の方程式」読了 おそらくは容疑者Xを相当意識した作風になってるんだが、 やっぱりこのシリーズは天才対決要素が無いと盛り上がらないんじゃないかなぁと思う
49 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/11(土) 21:16:50.90 ID:fNrBMy6T0 BE:997121063-2BP(791)
読んだ本。
「龍盤七朝 DRAGONBASTER」(1巻だけ) 秋山瑞人
131位/238作品。日本語小説。
「龍盤七朝 ケルベロス」(1巻だけ) 古橋秀之
129位/239作品。日本語小説。
「本所深川ふしぎ草子」 宮部ゆみき
175位/240作品。日本語小説。
「天使」 佐藤亜紀
226位/241作品。日本語小説。
「今夜、すべてのバーで」 中島らも
93位/242作品。日本語小説。
「空飛ぶ馬」 北村薫
215位/243作品、日本語小説。
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 21:17:43.36 ID:03e2QF6i0
>>44 自分もそうだったけど、いま思うと損してた気がする
あと、小説以外も読んだら
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 21:17:54.29 ID:CLzy0sCq0
1巻だけもなにもつづry
>>44 誰に言われて読むわけじゃないんだし気にしなくていいんじゃないかな?
勿論色んな作家の小説を浅くでも満遍なく読むのもいいと思う
別に常にそうあるべきでもないから気分しだいにということで
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 21:22:44.54 ID:NPG6ved50
最近は金欠なのもあって古本屋の隅に置いてある100円の分厚い文学全集を買って 時間かけて読んでる
54 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/11(土) 21:23:17.65 ID:fNrBMy6T0 BE:553956252-2BP(791)
「ケルベロス」の敵が近寄っただけで死ぬというから、
どんなに強いのか期待してたけど、たいしたことなかったな。
まあ、面白かったけど、上手なだけの作品だね、今のところ。
「ドラゴンバスター」は読む価値ないかも。高順位だけど、低評価。
円紫ししょうと私シリーズの一巻を読んでんだけど、
アイデアがちゃんと毎回あるのは嬉しいんだけど、読んでてどれも面白くない。
五巻まで買っちゃったけど、たぶん、読まないな、こりゃ。
かなり期待はずれだったというか。
殺人のないミステリとして存在価値はあるだろうけど、ちょっといまいちかな。
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 21:23:44.77 ID:Uc0Cx1DZQ
>>46 ,47,50,52
レスthx
まぁ自分が「これ良いな!」って思った作家だから無論楽しいんだけどね
しかし外国人作家ばかり気に入って読んで、三島由紀夫作品とか純然たる日本文学をろくに読んでないのは流石にまずいかな…と思ったんだ
あと小説以外となると、何から手を出していいか解らなくなっちまう…
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 21:24:11.28 ID:8PWh1ekS0
>>44 読書の範囲広げたいなら気に入った作家のエッセイなりを読んで、関連のある作家を読んでみるといいかもよ
そうすれば初めは自分の感性に合わせながら、それでも少しづつ色んな感受性を目覚めさせていくことができるからね
自分にとって浅く広く読むというのは深く読むに足る作家を探す手段だから、 既にそういう作家をみつけている人は羨ましい。
>>42 それほどでもないと思うけれど……
何にしても面白い作品なのでオススメ
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 21:25:57.35 ID:B9caM9A70
>>42 たまにギャグかと思うほどカタカナ言葉で埋め尽くされる文章があったり……実際笑ったんだが。
真面目なのか狙ってるのか計りかねる
だけど話としてすごく良く練られてる小説だと思うよ
伏線の回収とか感心したし、それなりに面白かった
自分は名作と評判の小説ばかり読むから必然的に広く浅くなるな だから好きな作家は?と聴かれると返答に困る
61 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/11(土) 21:26:31.04 ID:fNrBMy6T0 BE:4487044199-2BP(791)
>>44 確実に、いろんな作家を読んだ方がいいだろうね。
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 21:30:06.27 ID:l670hO7F0
>>44 「自分で決めた作家を徹底的に読むことです、するとその作家が世界をどういうふうに捉えていたかがわかります」
というようなことをジョゼフ・キャンベルが言ってた
まあ、自然にいろいろな人の作品に目が行くをようになるまでは作家読みでいいと思うよ。
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 21:31:07.18 ID:5KFVAbpa0
同じ作家ばかり読んでると飽きるので一人の作家に集中できるのは羨ましい 文学→ジャンル小説→ラノベ→文学のローテーションで読んでる 文学は発表順に読んでいくと個々の作品への理解が深まるとはよく聞く
64 :
忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/06/11(土) 21:31:31.56 ID:vCKZ1wD/0
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 21:31:32.98 ID:3/Vr0bZW0
疲れたー 長谷部誠の「心を整える」とか長友の「日本男児」とか スポーツ関係の売れ線を読んでる人はあまりいないか
66 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/11(土) 21:31:48.74 ID:fNrBMy6T0 BE:332374032-2BP(791)
「茨の城」サラ・ウォーターズ を読んでる途中なんだけど、
ちょっと、評価低いかなあと。
レズ小説というけど、ご令嬢と召使いが一緒にベッドで寝てるだけだし。
性行為なにもなしだから、エロ漫画とかで、おかしな妄想膨らましていたおれには、
たいへんに残念な作品であった。まだ、半分しか読んでないけど、
こっから、レズ描写が加速することもなさそうだし、
これも、セックスを語らない小説のひとつだね。
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 21:38:35.32 ID:03e2QF6i0
小説は調理済みの料理みたいなところがあって、受け取って楽しみ方も、コックさんの主張をあまり離れられない 調理前の素材を探すなら、小説以外の本。といってももちろん千差万別、ピンきり
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 21:39:13.61 ID:Uc0Cx1DZQ
>>56 エッセイ集みたいなものは読んだりしてる
それで、文面に登場した作家なり作品の引用なり参考にして、その作家・引用元の作品を読んでみたこともあるよ
こういう感じで広げていけばいいのかな?
>>61 やっぱりそうですかね…?
>>62 あ〜、確かに同じ作家の小説やエッセイなんか読んでると、ぼんやりとだけど作家の世界を観る目とかが解ってくるような気がする
あくまでも、ぼんやりとだけど
重ねて、気のせいかもしれないけど
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 21:41:15.82 ID:03e2QF6i0
初恋の人がそのまま運命の相手だったらいいけど・・・ 浮気はたくさんしておくべき 浮気経験によって、本命の相手をより一層理解できるようにもなる
だが女を取っ換え引っ換えする主人公は好きになれない ハーレムとかなおさら
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 21:45:03.54 ID:RyNmTd4O0
今一番熱いラノベってなに というかラノベ自体そもそもまだ熱いの
つまり、本ばっか読んでないで世界ふしぎ発見でも見ようよ
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 21:45:32.14 ID:CLzy0sCq0
俺は付き合う付き合うと言い続けた女たちを百冊ほど放り出したままだぜ
. -‐- 〃. ヾ. ! |ノiノハ从ハゝ わたしのキープは108人いる……! i (|r|匸lf匸!i 'ハリ、'' ''ノリ .c(,_uuノ
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 21:48:20.56 ID:5KFVAbpa0
部屋に積まれてるのが本じゃなくておにゃのこなら 俺たち相当なジゴロだよな
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 21:48:59.86 ID:vrjDJLL40
しかし記憶はセックス描写が好きだな
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 21:49:15.52 ID:A1OQP2gM0
本に性別を感じることってあるのだろうか。なんだかこの本は女の子っぽいとか
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 21:49:44.21 ID:03e2QF6i0
しかしやはり本妻はいたほうがいい。本妻がいたほうが、浮気が楽しい・・・! >ドン・ファン(Don Juan)は、17世紀スペインの伝説上の放蕩児、ドン・フアン・テノーリオ(Don Juan Tenorio)のことで、 >プレイボーイの代名詞として使われる。フランス語ではドン・ジュアン、イタリア語ではドン・ジョヴァンニ >ジャコモ・カサノヴァ(Giacomo Girolamo Casanova、1725年4月2日 - 1798年6月4日)は、 >ヴェネツィア出身の術策家(adventurer)であり作家。その女性遍歴によって広く知られている。 >彼の自伝『我が生涯の物語』Histoire de Ma Vie(邦題『カザノヴァ回想録』)によれば、彼は生涯に1,000人の女性とベッドを共にしたという。
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 21:50:46.13 ID:UinkyESh0
ダレン・シャンっつー人が書いたのが面白い
>>78 薬指が中指と同程度の長さの手のことを「カサノヴァの手」といって、モテ運の手らしい。
ちなみにこれは遺伝する
てのが最近読んだ本の中で出てきたな
81 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/11(土) 21:58:15.49 ID:fNrBMy6T0 BE:1994242649-2BP(791)
>>71 僕の妹がこんなにかわいいわけがない
じゃないかな。ハルヒよりアマゾンで売れてるし。
バカ売れだね。1巻で50万部超えてるわけだから。
>>74 ながもんの奴隷からキープへ昇格するのが夢です。
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 22:00:15.65 ID:B9caM9A70
ダレンシャン懐かしいな 読んでた当時中学生、高校に入ってから最終巻を読み終えて、当時はエンディングに感心しっぱなしだったなぁ まさか本当にヴァンパイアだったとは……www
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 22:01:28.67 ID:03e2QF6i0
「カサノヴァの手」でググったら、トップが 「家庭的なパブスナック カサノヴァ ママのお手伝(女の子)※週1日からOK!」の求人だった モテ運というより、モテてから効力を発揮しそうな気がするよ、カサノヴァの手・・・ 手がテーマの本はなかったかな・・・と考えて出てきたのはなぜかZOMBIE-LOANだった。あと焼きたてジャぱん
ながもんもいい加減彼氏作りなさいよね
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 22:02:39.76 ID:vrjDJLL40
人差し指に比べて薬指が長い人はモテるとかなんとか もはやここまでくると疑似科学ではないかと
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 22:03:27.98 ID:7J+V8jkT0
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 22:03:58.78 ID:cAyLAfsU0
ながもんまでいなくなったイカ臭いAAだらけのスレなんて…
. -‐-
〃. ヾ.
! |ノiノハ从ハゝ 82は逆ではないか
i (|r|匸lf匸!i
>>81 'ハリ、'' ''ノリ 奴隷とキープは相対化されるヒエラルキーだったのか
.c(,_uuノ
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 22:07:15.06 ID:03e2QF6i0
そういえば最近本の紙で指を切ることがなくなった もしかして、本の紙って全体的に薄くフニャフニャになってきてる?
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 22:07:37.88 ID:3/Vr0bZW0
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 22:07:41.33 ID:ci+AwXrS0
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 22:08:06.04 ID:7J+V8jkT0
大学ノートでよく切ってたきがする
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 22:09:05.68 ID:5Ym3Na0S0
>>90 逆に考えるんだ
指の皮膚が読書用に進化し始めているんだと
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 22:09:55.37 ID:03e2QF6i0
めくるときに手が滑って、中指の表側、爪と第一関節のあいだの柔らかい皮膚を、ツィーっと あっ、空気が湿気てきたからか
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 22:11:07.03 ID:5KFVAbpa0
>>84 寄生獣とかぬーべーとか…違うか。でもなんか漫画ばっかり思い浮かぶな
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 22:14:23.28 ID:03e2QF6i0
>>96 ジョジョとか・・・うん、なぜか漫画だな
漫画家は自分の手で仕事してるから、手というものに特別な力を見出しやすいのか?…生命を生み出す魔法の手
>>97 おっずばりだな
乙一のGOTHかなんかに手マニアの話があったな。 まぁ吉良吉影のパロディだけど
指と結婚するやつか 海を失った男の表紙絵のアレがスティッチにみえて仕方ない
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 22:22:41.66 ID:3/Vr0bZW0
親指タイタニック
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 22:26:23.76 ID:03e2QF6i0
「およそ職業と名のつくものがやり切れない。 親方、職工、百姓、穢らわしい。ペンを持つ手だって鋤取る手だって同じ事だ。 ――なんと、手ばかり幅を利かせる世紀だろう。――こんな手などは誰にでもくれてやる。 と言って、奴隷の身分という奴も長持ちし過ぎる代物だ。物乞いの正直さを思えば、俺の心は痛むのだ。」(ランボー) およそ職業と名のつくものがやり切れない・・・なんだ俺か
吉良吉影はスタージョンのパロなのかどうか
104 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/11(土) 22:31:53.21 ID:fNrBMy6T0 BE:1551077074-2BP(791)
>>89 ながもんは、おれの精神的ご主人さまなのですよ。
それを号して奴隷と呼ぶのです。ここに、ながもんの意思は介入しない単なる信者です。
しかし、キープとなると、ながもんのお眼鏡にかなっていることになる。
ながもん108人のキープの中に存在するながもん十二神将。
十二神将の中に存在する四天王。
しかしですね、四天王といっても、まだながもんの心を捕らえているわけではないのです。
いわば、天皇に見初められるだけで、陛下の地位を与えられる皇后のようなものです。
その地位をかすかに望む一賎民なのですよ、わたしは。
>>86 それ俺が聞いたことあるのと逆だな
人差し指が薬指より長い人はもてるだった
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 22:40:13.17 ID:8PWh1ekS0
おまえら勘違いするなよ 手相とか占いの類は統計の結果であって、原因じゃないからな 結果を抽出してるだけ。つまりモニターの前で手を見つめて喜んでるからっていいことが起きるわけじゃないぞ 易だか八卦だったかも統計によって体系ができたんだっけ
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 22:41:13.37 ID:oPOXAVtr0
人差し指・薬指のはギャラリーフェイクでもあったな。
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 22:42:07.63 ID:A1OQP2gM0
人差し指に比べて薬指が長い人は理系が多いというデータが得られるが、当然理系に男性は多い。 男性ホルモンの働きのせいで一指し指が女性に比べて割合短くなっちゃうだけなんだよという種明かし。 こんなのを池谷裕二の本で読んだな。あと天然パーマはIQが低いとかね
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 22:44:35.61 ID:vrjDJLL40
細木和子だって統計って言ってるしな
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 22:52:54.49 ID:khnxgyVN0
読書スレの '´ //|、ヾ_ ヒエラルキー }゙K〈{ノ/リ リリ〉'{ くハ〉(!l.゚ ヮ゚ノ!バ〉 |i!||'⊂)氷!つ!| i' リ く/_j〉 リ'j! /'´ .し'ノ '\ ←士 / ̄ ̄ ̄ ノ.ヽ ̄\ / !. ノノリ)) ) \ ←農 / リ(.(゚0.゚0 \ / ◆AOCHINC0AA \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \ / (●) (●) \ ←工 / \___/ \ ./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄γ"⌒ ヽ ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ / i l!从ノリ) j ::\:::/:: \ ←商 / | リ゚ ー゚ノリ <●>::::::<●> .\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ____ <夜食にアイス買ってきた / ./ /| _|  ̄ ̄ ̄ ̄.| | ___ ←犬 / |_____.|/ /  ̄ ̄.c( っ¶っ¶ノ ̄ ̄ 〜(  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄) ■■■■ /  ̄ ̄ ̄ ヽ / (●):::::(●)| ンゴォォォォォー!! ←SF | ::\___/:::ヽ /、::::::::: \\\:::::、 \ ( . .:.::;;;._,,'/ __::ヽノ\\\> ) ).:.:;;.;;;.:.)(___)::::::::::/\\\丿 ズシーン
その三角形自体がひとつのマシュマロマンに見えてくる不思議
>>114 苦心して作ったんだろうねぇw
当の長門はどこだよw
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 22:57:59.46 ID:cAyLAfsU0
タイムマシンに乗って
筒井だっけ士農工商犬SFって 当時を知らないが今とは比べものにならない程SFの地位が低かったんだろうな
今より低いとか想像もつかぬ
. -‐-
〃. ヾ.
>>85 ! |ノiノハ从ハゝ作れないわけではない
i (|r|匸lf匸!i ただ理想を高くしすぎて降りられなくなっただけ
'ハリ、'' ''ノリ
>>104 .c(,_uuノ よくわからないが108の煩悩の中にそんな格式の高い仏神がいるとはお釈迦様でも……
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 23:05:23.11 ID:vrjDJLL40
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 23:06:14.41 ID:B9caM9A70
圧倒的な裏付けによって綿密に構成された小説か、割といい加減ながらも読みやすさ重視の小説か SFが受け入れられないのは読みづらさなんだろうか
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 23:06:21.62 ID:oPOXAVtr0
低俗の代名詞とか言われていたし、SMの一種とか思われていたしな。 小松御大はセックス&ファックとかスモウ&フンドシとかネタにしていたが。 直木賞なんかはSFは絶対に受賞させないし。
124 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/11(土) 23:07:54.56 ID:fNrBMy6T0 BE:886330728-2BP(791)
SFは最も地位が低い文学ゆえに、最も貧困層の心を理解してとらえるのである。
電波女やってるから入間人間の新刊読んでみたがなんかアレだな
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 23:10:00.91 ID:7J+V8jkT0
読みづらいというかSFだったら映画見たほうがいい気がするんじゃない?
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 23:10:37.66 ID:8PWh1ekS0
直木賞はSFに受賞させないんじゃなくて、SFが直木賞の枠に収まらないだけ それだけでも十分な地位向上
入間人間は電波とみーまーだけ読んだことあってみまーは嫌いじゃないけどいまいちな作家の印象 こいつの一番面白いのってなんだ?
129 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/11(土) 23:11:27.84 ID:fNrBMy6T0 BE:2658989568-2BP(791)
SFは読みづらいだろうね。といっても、海外SFの話だけど。
読むのが苦痛と思ったことは百回を超えるんじゃないだろうか。
それでも、ほんのわずかな刺激のために読みつづけたのだけどね。
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 23:12:02.75 ID:khnxgyVN0
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 23:12:47.53 ID:CLzy0sCq0
SFはオタ自身が衰退する原因になったってよく聞くけどなにやらかしたの? 雲黒斎の野望でひろしがSF研究会入ってたんだぜって言ったのにみさえとしんのすけが引いてた意味が昔はわからなかったな
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 23:13:47.02 ID:u1DhI8Sz0
アニメ化と聞いてはがないを読んでみた ホーンテッド!、ラノベ部は好きだけど、はがないはなにか物足りなかった
>>131 早い話「これはSFじゃない!」って内ゲバしてた
SADISTIC MICA BAND!
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 23:15:44.77 ID:oPOXAVtr0
はがないといえば昔島袋が描いた友達いないいない部を読んでみたい
今日は4度寝までするという自堕落な生活…まあ最近忙しかったから…
>>131 俺は今でもわからない
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 23:17:02.92 ID:khnxgyVN0
. -‐-
〃. ヾ.
>>131 ! |ノiノハ从ハゝ 多分、
i (|r|匸lf匸!i SF研究会=アニメ、ゲームマニア(エロ含む)の隠れ蓑
'ハリ、'' ''ノリ という認識では
.c(,_uuノ
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 23:17:05.78 ID:7Gb87xWS0
お祝いの邪魔をして申し訳ないが、問題が起こった
140 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/11(土) 23:18:19.04 ID:fNrBMy6T0 BE:886329582-2BP(791)
三ヵ月後ぐらいに読む予定の、おそらく宮部ゆみきの代表作「龍は眠る」は
SFなのに、推理作家協会賞受賞しているからね。
SFでもいいんじゃない?
カフカとかマジックレアリズムとかいってる文学連中を、
おれはあいつらはSFのすごさを知らないとバカにしているのだけれど。
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 23:19:01.00 ID:5mK+6Gom0
>>131 「1000冊読んだ」って言うと「3000冊読め」って言われる
「3000冊読んだ」って言うと「じゃあ未邦訳のあれ読んだかこれ読んだか」って言われる
みたいなSFオタの話を「オタクはすでに死んでいる」で読んだような
>>135 関係なくて申し訳ないがドラッグでページ捲るタイプの環境は心底カスだと思う
ストレスが半端なくて頭痛くなってくる
一刻も早くこのタイプが滅びてほしい
pdfは絶滅すべき
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 23:21:10.31 ID:CLzy0sCq0
>>137 SFヲタはキモヲタみたいなもんだ
>>141 入門書が多いんだよな・・・・・・。しかもそんなに深いとこまで潜ってる人が多かったわけでもあるまいに突っ込んでこられたらな
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 23:21:17.87 ID:8PWh1ekS0
まぁカフカとかマジックレアリズムの幻想は副次品みたいなもんだし
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 23:22:12.77 ID:CLzy0sCq0
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 23:22:52.21 ID:vrjDJLL40
「これがSFとか笑わせんなwww」とか「この設定〜のパクリにしか見えない」って感じだったからな ミステリも似たような風潮だけど
定義論争なんてどのジャンルにもあるがな
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 23:24:08.89 ID:QvqD/DN00
電撃ででたゲーム機戦争ってやつはどうなん?
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 23:24:15.75 ID:CLzy0sCq0
>>148 ファースト、Zをみて「これってseedのパクリ?」とか言い出すような人が現れたりな
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 23:25:35.58 ID:vrjDJLL40
>>149 問題は規模。みんな釣られちゃったんだな
154 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/11(土) 23:26:24.21 ID:fNrBMy6T0 BE:4487044199-2BP(791)
これでも、読みやすいSFを普及するのに努力しているんだよ、おれは。
「茨の城」途中であきらめて、ヴォネガット読むか。
いや、今から快速モードで「茨の城」を読もう。
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 23:28:51.40 ID:u1DhI8Sz0
そう考えるとラノベって選民意識すくないな
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 23:35:17.72 ID:5KFVAbpa0
「乙一は?」「西尾維新は?」って言う奴は必ずいるけど基本的にラノベって出版レーベルが決まってるし SFみたいにアニメや映画にまで論争が飛び火することはまずないし ブギポ以前と以後でラノベ読者が世代的に分断されてるし(主観)
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 23:36:30.40 ID:jJvUsm6P0
何が言いたいのか
そういえば本屋で、男子小学生たちが 「これが山田悠介の顔かよおっさんwww」とか言ってゲラゲラ笑ってたなw
159 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/11(土) 23:43:41.72 ID:fNrBMy6T0 BE:2991362696-2BP(791)
ブギポ以前以後はおれにもわかるな。
異世界ファンタジーから学園ファンタジーへ移行した。
ところで、小説家になろうを読んでる人いる?
あそこの需要は偏りまくってて、チートじゃないと人気でないんだ。
チートってのは、主人公が簡単に敵を倒す話ね。
主人公が、SSS級モンスターとかを退治していく話が受けているんだけど。
. -‐-
〃. ヾ.
>>158 ! |ノiノハ从ハゝ山田悠介がおっさん……!?
i (|r|匸lf匸!i 小学生の感覚はよくわからない
'ハリ、'' ''ノリ
.c(,_uuノ
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 23:46:04.74 ID:QuQpHnIW0
,○、 i´.Yニm≡=-+ ……… ゞ-っ" 神にでもならなきゃワルプルギスの夜は倒せないらしい
小学生からすりゃ高校生以上はおっさんおばさんだよ 覚えがあるだろ?
163 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/11(土) 23:46:48.08 ID:fNrBMy6T0 BE:553956825-2BP(791)
おれもホーガンの「創世記機械」とか読んで、これがSFとか笑わせんな、
と思ってるしな。
SFは、本当に面白いSFを読んで価値観が変わるほどの衝撃を
受けた人でないと、入ってこれないだろうなあ。
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 23:47:18.24 ID:7J+V8jkT0
消防の頃は高校生全員不良に見えたな
かがみん規制かw
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 23:50:36.94 ID:QuQpHnIW0
,○、 i´.Yニm≡=-+ ……… ゞ-っ" 創世記機械がSFじゃないなんて・・・
>>163 ホーガンがヴァリコフスキー理論を小説で使った時はだめだと思ったなー。
168 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/11(土) 23:52:51.31 ID:fNrBMy6T0 BE:1107912454-2BP(791)
>>166 だって、あれ、量子力学を使えば、何でもつくれるっていうトンデモ話じゃん。
あんなの相対性理論を知らなかった頃のおれでもつくれるよ。
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 23:58:23.09 ID:QuQpHnIW0
,○、
i´.Yニm≡=-+ ………
ゞ-っ"
量子力学というか量子物理学ってかっこいいだろ
お前は火星に人が住めるはずがないって火星年代記すら否定しそうだよな
>>167 あれはSF的に考えておもしろいだろう
星を継ぐ者だってトンデモ理論だし
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 23:59:41.32 ID:bAroshkQ0
最近買いたいラノベがない 賀東招二とかロミオ、平坂読あたりが好みなんだが、オススメ無いか?
再来週は、みなさんの選ぶ上半期に読んだ本ベスト10でも教えてください
>>170 ロミオと平坂に影響受けたと作者本人がいってた
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている、とか
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 00:03:39.24 ID:Vmi3S1JP0
ksk
174 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/12(日) 00:04:12.80 ID:ruLsnl7q0 BE:830934735-2BP(791)
>>169 逆だよ。「創世記機械」には現実的な話しか書いてない。
もっと荒唐無稽にぶっとんでほしいんだよ。
ハードSFを褒めるやつらを敵対視しているだ。
ハードSFを褒めるやつらは「創世記機械」みたいな話を至高のSFとかいってるんだ。
おまえら、SFなめるなよと。現代科学から類推できる空想なんか、
全然面白いとは思ってないんだからさ。
おれの書くSFはもう、とっくに宇宙をいくつも創造する話にまで発展してるよ。
宇宙開発SFとか、遺伝子がどうとかいってるSFを見てると、
なんて古いSF観をしているんだろうと嘆くね。
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 00:05:04.25 ID:KKv7cMyx0
まあこういう感じで衰退していったわけだ
>>169 『星を継ぐもの』はわくわく感があったんだけどねー。あらかじめヴァリコフスキー理論を小説に取り込みました(キリッ
って言われると。ものすごく萎えちゃう。創元のあらすじのせいかもしれないけど。でも内容もせいぜい中の下だと思うな
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 00:06:13.46 ID:zOzlfn+00
,○、 i´.Yニm≡=-+ ……… ゞ-っ" まどかさんとかおもしろいよな
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 00:06:59.99 ID:1qD8SDG90
近未来を舞台にして科学的考察があればSFと名乗っていいのかな
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 00:08:20.61 ID:c6uB4SJW0
傷心に聴く小説教えてくれ
ガンダムはSFじゃない しかし、SFであるかないかと面白いか面白くないかは別問題 それでもやっぱりガンダムはSFじゃない みたいなことを高千穂遙が言ってたな
ガンダムはSFじゃないけどマクロスはSFだなって思っちゃう
183 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/12(日) 00:10:33.68 ID:ruLsnl7q0 BE:1994241694-2BP(791)
SF作家が空想を忘れてるから、つまらないんだ。
「星を継ぐもの」だって、現代科学では否定される内容なのに褒められてる。
いったい、いつまで、
ロボット、宇宙人、タイムマシーンのSFをつづけるつもりだ!
おれは新しいSFに挑戦しているのに、まったく無視されている。
あの、頭の固い、旧態以前の思想をした試行錯誤をしないSF読者どもが。
ひのもとに新しきことナシだよ
>>182 拾ったロボットにいきなり乗りこんで敵を倒して
そのまま正規パイロットになる所までは一緒なんだけどね
187 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/12(日) 00:14:29.97 ID:ruLsnl7q0 BE:3489923579-2BP(791)
>>182 ガンダムはSFだろうさ。宇宙で戦争しているからね。
でも、マクロスがSFになる理由は簡単だ。
敵巨大ロボットが、巨人の宇宙人の一人乗り兵器だからだ。
あの意外性がSF。
わかるかなあ。
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 00:14:41.45 ID:k5Sq6oVl0
>>175 縮図杉ワロチwwwwwwww
>>186 友達のガンオタに言わせればガンダムはガンダムなんだそうだ
などという議論は80年代にやりつくされている訳だな
謎解きはディナーの後で 読んでみようかな
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 00:18:10.86 ID:D2qqYds40
「ジャンル分けして小説が面白くなるのかよ!」って言うオタクは80年代にはいなかったのか
俺が最近読んでるのは『薔薇のマリア』。 もう10巻まで来てるけど、いまだに主人公の性別が不明w でも、見た目と性格はツンデレ美少女そのものだから、もう性別なんてどうでもええわ!
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 00:18:41.41 ID:KKv7cMyx0
一般人からすると「いや、話が面白けりゃそれで良いじゃん」としか言えないからね そんなものは認めない。その作品を認める奴も感性がおかしい、と言い始めるとおかしなことに
面白けりゃそれで良いって奴は何も考えてないことを露呈させちゃってるよね
196 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/12(日) 00:21:01.03 ID:ruLsnl7q0 BE:332374032-2BP(791)
>>189 おい、ことはそう簡単じゃないぞ。
その結果、SF作家は価値のある作品を書こうと、文学よりの作品を書くようになっていったんだ。
日本もそれを後追いしている。
ここ二十年のSF大氷河期で、いちばんSFしていたのはハルヒだったというオチさ。
勝ったのはハルヒだよ。
中学生なんかは、ハルヒばっかり読んでるよ。
ここでスペオペ派とハードSF派とファンタジーSF派の血みどろの抗争が始まるのであった
面白けりゃ何でもいいよじっさい
谷川流の一問一答式インタビューがダヴィンチに載ってたな.読んでないが
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 00:25:05.24 ID:1qD8SDG90
自ら面白さを求めて行かないとね 受動的になっては自分のためにも、所謂業界のためにもならんのよ多分 というか俺はSFを読みたいのに積んでる小説が太宰に三島という状態 それから前回オススメしてもらった小説もまだ手を付けてないぜ…… 姑獲鳥の夏この間から読み進めてるけど中々面白い
_
'´ ノ.ヽ
!. ノノリ)) )
リ(.(゚0.゚0
. /ノ 〈=i∩リ
(, ( くU_l〉)
)ヽし'ノ
>>180 ケイト ディカミロ『愛をみつけたうさぎ―エドワード・テュレインの奇跡の旅』(ポプラ社)
はどうでしょう。
自分で身体を動かすことはないし、ことばをしゃべることもない。
最後になにか人間やうさぎといった動物に生まれ変わることもなく、
最初から最後まで人形のままの「心を持っているだけ」の人形のお話です。
裕福な家のなかで暮らすうさぎの陶器人形エドワード・デュレイン。家のむすめアビリーンに愛されている彼は、しかし少女を愛してはいなかった。
家族旅行の船上の途、人形を溺愛するアビリーンをからかういとこの少年たちによってエドワードは海に放り投げられてしまう。
着飾られた自分の姿を誇り、愛情なんかよりも、もっと丁重に、敬うように自分を扱えと思いながら人間を見つめる傲慢なエドワードの日々は一転し、
それからは、様々な人間の手を渡りゆく長い長い旅の日々。
旅のさなかで、小さく弱い、壊れやすい人形が覚えることはただひとつ。「人間の話に自分の心のすべてをかたむけて聞く」こと。
心を開くことを知り、愛することを知ったから、旅の中での別れはつらくなる。
やがて辿り着いた、とある人形師のお店。
今度はだれが自分を買ってくれるのだろうと人間と出会うことを楽しみにする人形たちがいるなかで、
エドワードは、だれかを愛するなどというまちがいを、二度とおかさないと心を閉ざす。
その心がまた開いていく過程と、旅の果てに家へ帰る道を見つけるうさぎのエピローグに
ただただ涙します。おすすめです。
ジェノサイド良かったから十三階段買ってみるか
レアキャラと化してるみゆきさんじゃないですかこんばんは
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 00:27:25.62 ID:dfaRJKlv0
. -‐- 〃. ヾ. マクロスはFしか見てない。 ! |ノiノハ从ハゝマクロスプラスを勧められて借りてきて i (|r|匸lf匸!i 再生ボタンを押したところまでは覚えている。 'ハリ、'' ''ノリ 2回挑戦したけれども30分起きていられない。 .c(,_uuノ ガンダムはUCがいいというので1話と2話だけ見た。 聞いたことがあるような台詞がいっぱい出てきたけれども……これ面白くなるの?
すんげー久しぶりに見た気がする
>>204 UCは先に1st〜逆シャアを見てから見るものだから、UCから見るのは・・・
>>204 あれはほかの宇宙世紀作品を見てないと駄目だと思うんだ
>>204 UCはセリフを適当に聞き流してビーム兵器の新しい表現を楽しむものだが
そもそも旧作を見てない人にはお勧めしない
背景の説明ないから解らない事がそのままになるんじゃないかな?
みゆきさん久々に見た 相変わらず紹介がお上手で
イーガンのディアスポラを読み終わった これ凄いな、全然分からなかったけど しかもオチまで分からん 何か疲れたよ……最近のラノベとかでお勧めとかある?
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 00:32:34.91 ID:KKv7cMyx0
>>194 分からんな。何を考えればお前が言う「考えていないこと」から脱却できるんだ
みゆきさん久しぶりすぎて
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 00:35:35.01 ID:D2qqYds40
>>201 みゆきさんが何度かスレでオススメしてた七姫物語読みました。あれは良いラノベですな
5巻まで読み終えたところで最終巻の知らせを聞いて、待たずにすぐ読めて嬉しいやら終わってしまって寂しいやら
. -‐-
〃. ヾ.
>>201 ! |ノiノハ从ハゝ本物や……。
i (|r|匸lf匸!i
>>206 'ハリ、'' ''ノリ 巷間では眠りの小五郎と呼ばれてゐる
.c(,_uuノ
>>207 −210
やっぱりそういう楽しみ方をするものなの。
マクロスFが面白かったから、ガンダムも、
と考えたけど最近のものなら何がいいの?
>>194 しかしどうだろう、考えた末に面白ければいいという結論に至った。とも考えられるのではないだろうか
>>219 マクロスFが面白かったらガンダムOOとかどうよ
あとガンダムなら∀ガンダムがオススメだ
>>219 最近のガンダムをいきなり見ようとしたら00しかないのだが
あれも「俺がガンダムだ」とか意味不明なセリフがあるけど
224 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/12(日) 00:41:28.57 ID:ruLsnl7q0 BE:443165524-2BP(791)
>>212 おれはディスアポラを読んでいないけど、
SF板のネタバレによると、
この世界の根源を調べていったら、この世界が仮想現実だったことに気づく話らしい。
みゆきさんのほどきちんとあらすじを書いて紹介する人はこのスレでも珍しいよなあ
>>194 むしろおもしろけりゃなんでも良い、ってとこから自分にとってはなにが面白いんだろうか、なぜ面白いんだろうかとか考えるための出発点になるんじゃないの
おまいらガンダムほんとすきだよなw
ガンダム主人公ならロランが一番好きです
229 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/12(日) 00:47:18.41 ID:ruLsnl7q0 BE:1938846375-2BP(791)
おれはジオン軍が好きだけどな。
そいや、矢尾一樹が初回放映当時はこんなのガンダムじゃないとか散々言われてへこんだが 最近はガンダムはZZまでって言われて嬉しいって言ってたな
劇場版ZのおかげでなかったことにされそうだけどZZが好きだ。
_
'´ ノ.ヽ
!. ノノリ)) )
リ(.(゚0.゚0
. /ノ 〈=i∩リ
(, ( くU_l〉)
)ヽし'ノ
>>203 >>205 >>216 >>219 こんばんは。
今年は不調で本をまったく読めておらず
なかなか顔を出しづらい状況です……
6月になってもまだ10冊も読めていないですね……
>>208 >>211 30行の制限があるのでこれでもかなり簡略に削っています
vixiにもっと詳しいレビューを書いていますのでよかったらそちらもどうぞ。
この本は本当に涙ぐんだ、おもいでぶかい一冊です。
>>218 さ、最終巻ですか!? はじめて知りました。
続きが出るのは私も嬉しいですが、終わってしまうのですね……
この作者の文章は大好きなので、次回作も早く出て欲しいなと思います。
>>225 要は「私はこの本で泣いたから皆さんも読んでほしいです、おすすめです」
と言いたいだけだったりします。
それをどう伝えるか、に関してすごく悩むので
実は本を紹介するときはいつも疲れます……
結局ガンダムシリーズで最後まで見れたのは∀だけだった
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 00:52:49.48 ID:ro/ZMD+S0
図書館で、下巻から借りて読んだりしたことあったけど、それはそれでおもしろかったよ
こういう設定なのかな、と想像しつつ読んで、上巻を読んで答え合わせ、みたいな
>>226 だから、∀を先に観ても構わないんじゃないかな。レガシーガンダムを観てからあとでまた見なおせばいいんだし
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 00:53:07.75 ID:D2qqYds40
ガノタの友人に「ひとつだけ観るなら∀」と言われて観てみたがたいへん良かった 福井晴敏の小説版読んだ人いる?読んでみたいがあの長さは手を出し辛い
>>231 禿的にはなかったことになってそうだけど
福井的にはなくてはならない作品なのでUCがヒットすれば復権するだろう
ガンダムっぽいロボットが沢山出る作品としては種、種死が割りと好き
頭に残らないストーリーと毎回回想シーンで忘れた所を保管してくれるユーザー思いの演出
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 00:54:22.18 ID:zSYzs+tR0
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 00:55:36.16 ID:ro/ZMD+S0
禿の群像劇な描き方のルーツって何なんだろ トルストイ?
>>235 あれはアニメとは別物だし、個人的に許せないから読まなくていいよ。UCは好きだけどね
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 01:04:56.62 ID:ro/ZMD+S0
禿のすごいところは、やはりあの尖った台詞 そして脇役のキャラの立ち方 ロランなんてかなり影の薄い主人公だった、けどけっして埋もれていない 一人一人が、単なる穴埋めじゃなくて、自分の考えで行動してる
最初に見たガンダムがよりによってVだったからね・・・。シュラク隊がどんどん死亡フラグ立てていくのが悲しかった
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 01:07:03.01 ID:D2qqYds40
>>237 おいらガノタじゃねえ。あとアニオタでもねえ
アニメのノベライズって読んだことないけど面白いものってあるのかな
偏見だが原作が好きであればあるほどげんなりしそうだ
みゆきさんなら読んでなくてもどんどん顔出してくれて構わないのに というかむしろ来て欲しい
>>236 なかったことになってるんじゃなくて新訳のあの終わり方をしたかっただけだと思うけどな
∀のメインにカプルとか出してるわけだし
コミカライズはともかく ノベライズでいいの読んだことないな
「無限のリヴァイアス」の駄目っぷりと比較すると確かにそうだな キャラが描き分け出来てない上に声優も何役も兼ね役で声で区別出来ないからgdgdだった 誰が誰やらさっぱりだった
ヨコハマ買い出し紀行のノベライズもイマイチだった SF映画のシナリオとしては認めるけどヨコハマ買い出し紀行としてはちょっと……って感じ
>>242 首藤剛志の「戦国魔人ゴーショーグンシリーズ」
「その後の〜」以降のシリーズが秀逸だった訳だが
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 01:13:53.74 ID:ro/ZMD+S0
たとえ公式と銘打ってあろうと二次創作レベル、それがノベライズ
_
'´ ノ.ヽ
!. ノノリ)) )
リ(.(゚0.゚0
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)ヽし'ノ
>>243 ありがとうございます。
私も、いちいち引け目を感じていないで
もっと本の話をしに来れば良かったなあと感じます。
>>245 >>249 私はドラゴンクエスト5とか
「魔法遣いに大切なこと」が大好きです。
機動戦艦ナデシコもまあまあだったな
マクロスFのノベライズはなかなかいいね。作家がマクロス好きだってのが伝わってくる
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 01:16:57.21 ID:k5Sq6oVl0
おっといらんこ中隊の悪口はそこまでだ
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 01:17:47.06 ID:ro/ZMD+S0
メディアミックスとノベライズはまた違うんじゃ
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 01:18:04.50 ID:D2qqYds40
アニメやゲームのノベライズを意外なビッグネームが担当してると、名前聞いた瞬間はwktkするんだけどね 宮部みゆきのICOとか神林のラーゼフォンとか 来月のハガレン映画の脚本が真保裕一らしいのでやはりwktkしている
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 01:18:43.26 ID:zSYzs+tR0
ノベライズの逆でジブリの海がきこえるの原作は面白い
ノベライズは桜庭一樹の仮面ライダーくらいしか読んでないな
まあ、でも子供の頃に読んだ物は思い出補正が掛かってるからあんまり参考にならんな 最近は流石にそういうのは読まない
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 01:20:40.17 ID:ro/ZMD+S0
そういえば『秒速』ノベライズだって?新海のとは別に。ややこしい
真保何やってんだよw と思ったけど、元々アニメ畑志望のひとだったのか 知らなんだ
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 01:23:36.62 ID:7yat5vApO
小説家のアニメ脚本というと今度のNARUTOの映画が東山彰良らしいな
メディアミックスっていうとパトレイバー辺りが最初なんだっけ? それより古いのはあるのかな?
シュタゲのノベライズは良かったよ 原作やってないけど
_
'´ ノ.ヽ
!. ノノリ)) )
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)ヽし'ノ
>>254 そう言われると確かに
変な答えを返してしまったかもしれませんね。
申し訳ないです。
純粋にストーリーをなぞるノベライズというと
ほとんど読んだことがないかもしれません。
顔を出して早々ですが、
今日はここでいったん失礼します。
また今日明日に来れればと思います。
それでは皆様、おやすみなさい。
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 01:34:47.57 ID:ro/ZMD+S0
あ、べつに厳密さを求めてるわけじゃなくて、ストパンはどれが原作か決められないってことだったんだ おやすみ
ストパンのノベライズとミルキィホームズのノベライズはひどかったな いらんこ中隊シリーズはおもしろいんだけどさぁ
269 :
忍法帖【Lv=10,xxxPT】 :2011/06/12(日) 01:35:03.45 ID:Vve4Sm5/0
今週買った本 桜庭一樹『砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない』 村上龍『コインロッカーベイビーズ』 あと、ボードレールの本 桜庭の本はよかった ラノベとは思えないほど雰囲気のいい小説だった
. -‐-
〃. ヾ.
! |ノiノハ从ハゝ
>>221 >>222 >>223 i (|r|匸lf匸!i 00と書いてダブルオーと読むの
'ハリ、'' ''ノリ
>>262 .c(,_uuノ ウィキペディアによると元祖的存在は「時をかける少女」らしい
>>268 ミルキィのノベライズとかどんなのか想像できんw
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 01:36:43.41 ID:ro/ZMD+S0
そういえば角川って映画も作ってたっけ
いつだったかこち亀でメディアミックスの回があったな 最終的にセーラームーンみたいなのが自転車とお茶漬けで巨大怪獣と戦ってた
>>271 ミルキィホームズ結成前の前日談的な話だったけど・・・・・
そいや最近読んだラノベにバリツを使う人が出てきてワロタwwww
バリツって格闘術ほんとにあるんだねw
276 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 01:42:13.18 ID:ro/ZMD+S0
そういえば2001年も脚本→映画→小説という順だったっけ?
2001年は小説が先だよ
>>275 あのぶっとんだ内容を文章だけで伝えるのは大変そうだなーw
小説→脚本→映画だよね。
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 01:47:46.46 ID:ro/ZMD+S0
281 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 01:49:38.57 ID:D2qqYds40
ニホンゴムツカシイネー
微妙だな…でも時期的に映画の方が先なんやね
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 01:50:47.99 ID:dfaRJKlv0
主題歌も含めていいんだろうかw
285 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 01:58:55.81 ID:ro/ZMD+S0
だって、それをいったら『秒速』だって
あれ壮大なPVだからな
288 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 02:07:07.12 ID:ro/ZMD+S0
メディアが、活字しかないような時代は、自分の生活とミックスさせて読んでたんだろうな 各種メディアが膨らむと、新しい楽しみが増えるけど、そういう手間がかからなくなる
289 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 02:17:08.85 ID:k5Sq6oVl0
スレタイ梅雨の日にだけど俺とこ梅雨入りしてなくてたまらなく暑い 本読む気にも勉強する気にもならんし朝起きて最初にするのは下着替えることってどんだけwwww 梅雨のしっとり感が待ち遠しいわwwwwww
290 :
忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/06/12(日) 02:18:59.06 ID:u68chwdn0
梅雨は髪の毛がなー
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 02:20:11.68 ID:k5Sq6oVl0
>>290 天パの友達は梅雨になると髪の毛のボリュームが2割り増しになるそうな
昔はサラサラストレートだったのに、今じゃ前髪が陰毛の如しだよ
293 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 02:47:52.89 ID:k5Sq6oVl0
oh...
もう髪の毛で湿度が分かるレベル
ディック原作のアジャストメント見てきたよ
296 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 03:04:54.42 ID:Lm2NoUd+O
>>295 どうやった?スーパー8と127時間だっけと、スカイラインは観たいけど、それ興味なす
>>296 ディックの原作には恋愛要素はないんだけど、
映画では恋愛映画になってるw
SFっぽさも全然ないし、正直駄作
298 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 03:49:30.43 ID:mBIAFxRa0
最近、映画関連の本をよく読むわ
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 03:52:31.29 ID:Lm2NoUd+O
>>298 何かおすすめある?ゼロ年代+の映画ってやつ面白そうだから買ってみたけど
全然読む気になれない
300 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 03:57:30.04 ID:mBIAFxRa0
>>299 ゼロ年代プラスの映画は書店で面陳されてますよねー
あれはパラっと立ち読みしただけだからちゃんと読まないとなぁ
最近内田樹の「映画の構造分析」が文庫されたのでこれをオススメします。
映画について語っているのではなく、映画から現代思想の考えを説明
するという体を取っています。
映画そのものを評論しているものだったらやっぱり町山智浩がいいかなぁ
301 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 04:03:52.62 ID:Lm2NoUd+O
>>300 ありがとう。買ってみるわ。
町山さんのは映画欠席裁判二冊と、映画の見方が分かる本を二冊持ってるけど面白いな。
目から鱗で驚かされる。
あと映画秘法は時々買ってる。
302 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 04:14:46.23 ID:mBIAFxRa0
>>301 映画評論本は読みたいけれど観てない映画の解説読んでもあまりピンとこないのがねw
でもそれが悔しくて名作を観るきっかけになるのも嬉しいところ。
映画秘宝くらいしかまともな映画雑誌は無いみたいなこと言われてますもんねぇw
私はライムスター宇多丸という人がラジオでやっている映画評論コーナー
「ザ・シネマハスラー」が大好きで、映画を観るようになりました
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 05:11:06.36 ID:CaJ8tpL/0
ほす
304 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 05:18:42.54 ID:YrEuBiaV0
貴志祐介面白過ぎワロタwwwwwwwwww だが悪の教典、テメーはダメだ
305 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 05:25:22.17 ID:OV4I7PoZO
烙印の紋章アニメ化されないかな
306 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/12(日) 06:00:01.40 ID:ruLsnl7q0 BE:2215824858-2BP(791)
おはよう。目覚めが悪いんで二度寝する。おやすみ。
307 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 06:12:50.99 ID:CaJ8tpL/0
最近戦争に関する本とか読むんだけどなにかおすすめある?急降下爆撃とか再販しねーかな。 ちなみにヨーロッパ史における戦争と補給線、大空のサムライは読んだ。 ちょっとだけ読んだのは 完全版 図説・ドイツ装甲部隊全史、世界の戦闘機ガールズイラストレイテッド
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 06:57:02.13 ID:EI4roDSM0
>>307 ティム・オブライエン著 本当の戦争の話をしよう
309 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 07:01:27.81 ID:CaJ8tpL/0
トンクス。購入予定リストに追加した。
>>305 俺も好きだけどアニメ化はしてほしくないなぁ
_
'´ ノ.ヽ
!. ノノリ)) )
リ(.(゚0.゚0
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(, ( くU_l〉)
)ヽし'ノ
おはようございました。
>>307 ジョン・W・トリート『グラウンド・ゼロを書く 日本文学と原爆』(法政大学出版局)
はどうでしょう。
日本人ではなく、英語圏の人間が分析する「原爆文学」の本です。
空襲被災と原爆被災のちがいや、
「信じられない体験」を言葉にするにあたって、
ありのままの事実を表現したいという欲求と修辞的に表現したいという欲求の在り方。
日本の古典文学に天災や人災の記述がたくさんあるのに被爆作家の表現の参考にならないこと。
被爆二世という存在。
などなど、「原爆」というものの特異さを、様々な作家やその文体の特徴などに着目しながら論じています。
原民喜、太田洋子、大江健三郎、井伏鱒二、小田実などの日本人作家のみならず
外国で論じられた原爆文学や評論からの引用も多く、あまりの引用の数に
ちょっと知識不足を責められているような気ぶんにもなりますが、
直視しがたい、一種の触れてはいけないタブーでもあるような原爆というものに対して
逆に、原爆を題材にした作品がこんなにもあり、
原爆というものに対して、苦心して思いを綴ろうとしている人はこんなにも居たのだなと新しい認識を得られました。
技術革新は進んだ核の時代でありながら、戦争の体験者がいなくなりつつある現代において
一度は触れてみたほうがいい題材なのかなと思います。
312 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 08:38:27.71 ID:1DG3uUC00
『あなたのための物語』を読んでたらこっちまでお腹痛くなってきた…… 大テーマはもちろん「死」なんだけど、言語や言葉、物語についても語られてるんで 気に入る人結構いると思う。
313 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 08:42:10.30 ID:pPf1xKwm0
フィクションや物語じゃなくて、ビジネス書や新書でおすすめある? 最近のだと、 ・誰からも「気がきく」と言われる45の習慣 ・わかりやすく<伝える>技術 池上彰 ・プレゼンテーションzen ・絶対にブレない「軸」のつくり方 は読んだ。
314 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 09:20:00.53 ID:1DG3uUC00
保守 新書は最近やたら原発関連のが出てる印象しかないや
315 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/12(日) 09:25:40.39 ID:ruLsnl7q0 BE:1329495146-2BP(791)
まずまずの夢を見た。
入庫品をばらしてしまい、片付ける途中、現場に邪魔される夢だった。
316 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 09:40:18.07 ID:RDUl2C0k0
ラノベだとフルメタが一番面白かった
317 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 09:47:26.55 ID:pPf1xKwm0
>>316 あれがラノベの最高峰の一つであることは今更論じるまでもねーよ。
最近のラノベは萌え比重が多すぎる気がしてなー。
今まで萌えとそれ以外の要素を半々ぐらいで両立してた作家が、新シリーズで萌え比重を上げてたりすると悲しくなる。
オレも年取ったな。
コップクラフトのことかーーー!!
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 09:53:48.21 ID:dfaRJKlv0
. -‐-
〃. ヾ. おはよう
! |ノiノハ从ハゝ
>>313 i (|r|匸lf匸!i いくらか挙げてみる
'ハリ、'' ''ノリ 山田真哉『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』
.c(,_uuノ ビジネス関係で真っ先に思い浮かんだ。
わたしはいいなとは思ったけれども、後続の食い逃げされても〜のほうが評判が高いみたい。
読売新聞(編)『現代科学のキーワード』
まだ通して読んでいないけれども、たまに気になる項目を読むとよく出来た本だと思う。
最近の「地震」だとか「原子力」についても過不足なくしかも図が豊富。
池内了『疑似科学入門』
疑似科学について網羅的に書いた新書はあまりなくて、とりあえずこれかなという感じ。
最近、少しだけ読み始めた、
竹内薫『99.9% は仮説』
は、その「正しく疑う心」についてよく書かれている。
前川健一『旅行記でめぐる世界』
わたしの趣味も入っているけれども再読に堪える好著。
日本から飛び出すのに昔はどれだけ苦労したか、どんな人が旅行したかが書いてある。
岡田斗司夫『 「世界征服」は可能か? 』
趣味が入っているというか趣味100%で再読にも堪えないかもしれないけれども
マンガやアニメの「世界征服」を通して社会や経済を考えようというそういうものが好きな人なら。
岡本裕一朗『12歳からの現代思想』
現代思想についても話題になりやすいものに絞って根本的な原理が簡潔に書かれている。
ビジネスに関係しなくても関心は持っておきたい分野。
320 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 09:55:44.33 ID:Hfdnqgga0
サイバーパンク系の小説とかラノベでオヌヌメ教えろください!
321 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 09:56:35.09 ID:pPf1xKwm0
>>318 あれも出版社変えてちょっとずれたね。挿絵は好きだけど。
なんて言うか、オレがラノベに求めてたモノは硬派なSF世界とか、少年漫画的熱さとかで、萌えは添え物・複合要素なのね。
萌えが中心に来て他の要素がおざなりになってると、くどく感じてしまう。
まあオレの好みの問題で、嫌なら読まなきゃいいんだけど。
すまん。落ちるわ。
322 :
わふー ◆wahuu.1qww :2011/06/12(日) 09:56:52.73 ID:9GdbNBwq0
されど罪人は竜と踊るっての読んだけどすごい面白かった、昨今のラノベとは比べ物にならない
323 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 09:58:12.18 ID:pPf1xKwm0
>>319 サンクス。いくつか興味が湧いたので探してみる。
324 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 09:58:33.96 ID:5UiZ8VGg0
>>307 板倉光馬のあゝ伊号潜水艦とかは作者自身の経歴も面白いけど、回天の実情とかわかるのでいろいろ面白かったかな。
あとは、杉山隆男の「兵士に聞け」からのシリーズ。
325 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 10:32:04.33 ID:83YDS/Zq0
ほしゅ。 俺はむしろゴテゴテしたラノベとか好きじゃないなぁ
326 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 10:35:54.29 ID:dfaRJKlv0
. -‐-
〃. ヾ.
>>307 ! |ノiノハ从ハゝ 水木しげる『総員玉砕せよ! 』
i (|r|匸lf匸!i 内容は『ボクの一生はゲゲゲの楽園だ』の3〜5巻のほうがページ数だけ詳しい。
'ハリ、'' ''ノリ 会田雄次『アーロン収容所』
.c(,_uuノ にも水木マンガのような悲哀と呑気さを感じる。
327 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 10:39:18.22 ID:CaJ8tpL/0
. -‐-
〃. ヾ. 補足。『ボクの一生はゲゲゲの楽園だ』の3〜5巻は
! |ノiノハ从ハゝ『完全版水木しげる伝(中)』に相当する模様。
i (|r|匸lf匸!i
'ハリ、'' ''ノリ
>>322 .c(,_uuノ 終わりのクロニクルと並んで分厚い&しかも巻数多いで手が出しにくい。
それでも売れてるってことはやっぱり面白いのだろうけれども。
>>322 あの作品はエログロが過剰だよなあ
俺は気にしてないけど、あれがダメって人は結構いそう
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 11:11:09.04 ID:dfaRJKlv0
. -‐-
〃. ヾ. 前回から読んだ本をまだ書いてないので保守ついでに
! |ノiノハ从ハゝ川端裕人『バカ親、バカ教師にもほどがある』
i (|r|匸lf匸!i 岡本裕一朗『12歳からの現代思想』
'ハリ、'' ''ノリ 呉智英『知の収穫』
.c(,_uuノ と学会『トンデモ本の世界V』
アマルティア・セン『貧困の克服 ―アジア発展の鍵は何か』
感想は読書メーターに。
http://book.akahoshitakuya.com/u/86217 進研ゼミを溜めていたものぐさなわたしが読書メーターのおかげで
ここまで読んだ本に全部コメントをつけている……。
これはもはやマイブーム。
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 11:14:48.19 ID:83YDS/Zq0
あるある。俺もだよ。
332 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 11:38:24.61 ID:1DG3uUC00
進研ゼミの漫画の主人公たちは、ゼミによって成績その他もろもろが上向きになっていくが、 そもそもあれを真面目にやるだけの根気があれば、何の問題もないんじゃね?と思っていたな。 あの物語世界はなんていうか不気味だ。
334 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 11:41:03.57 ID:jj3GGs3q0
そろそろスティーブン・キングのベスト1を決めるべきだと思うんだ 「デッド・ゾーン」で
>>312 それもそろそろ文庫落ちしたんだっけ
読まねば
336 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 12:03:03.11 ID:1DG3uUC00
>>335 先日文庫になったよ。一つおせっかいを言っておくと、後書きも解説もないんで、後ろから見てみる人は注意したほうがいいかも。
337 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 12:03:04.13 ID:CaJ8tpL/0
>>330 簡単にコメントつけられるし顧みられていいよね。
>>336 解説よもうと後ろのページ開いたら強烈なネタバレ文が飛び込んできて読む気なくした自分が通りますよ
339 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 12:14:56.08 ID:1DG3uUC00
内容としてはネタバレしてないんだけどね… 冒頭一文と同じことだし 読んだうえで最後の一文にたどりつくとまた違った衝撃があるんでぜひ読んでみてね
340 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 12:29:28.22 ID:KKv7cMyx0
>>332 ちょっとした出来事一つで人が変わるなんてよく見る設定じゃないか?
まあ時々酷いストーリーもあったけど
進研ゼミをやった友達は難関校でリア充生活、やらなかった主人公は微妙な高校でボッチとか
341 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 12:33:02.25 ID:CaJ8tpL/0
342 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 12:33:14.93 ID:sfS5v4XR0
サリンジャーが何度か示したような自我のイノセンス化とは逆に、 自我の絶えざる絶望的な闘争の必要を描いた、「ポスト・モダン文学期」の「短編小説家」はいない?
343 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 12:38:09.57 ID:tn6pHmgl0
>>342 短編小説家どころか中上健次くらいしか思い浮かばん
あとは『槿』までの古井由吉か
344 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 12:39:35.59 ID:zfS0C4BUO
345 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 12:41:55.47 ID:tn6pHmgl0
346 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 12:44:40.88 ID:sfS5v4XR0
>>343 ありがとう
おれはちょっと器質的な問題があって、小説は短篇しか読むことができないから、
そいつが短篇を書いているようなら読んでみる
今週は、シャクンタラー(オマル=ハイヤーム)タルチュフ(モリエール)の2つ読んだ
348 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 12:54:29.44 ID:sfS5v4XR0
オマルの『ルパイヤート』を小川訳の口語体調で読み直しているが、 非常に印象が変わったぜ、オマルと一緒に酒飲みにいきたい気分だよ
349 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 12:54:37.54 ID:tn6pHmgl0
>>346 よくわからんけど、中上だったら『枯木灘』とかの長編の方が、そういう自我の頓挫具合はわかりやすいと思う
本人の関心ももっぱら長編だったし。短編は、どうだろうな。というか彼の短編はあまり読んだことがない
古井だったら『杳子』みたいな中編とか、『木犀の日』っていう自選短編集を読んでみるといいかもしれない
どっちかっていうと自我の危機のほうが近いかもしれん。自我の闘争だったら、
『槿』っていう長編が一番近い(ただ最早これまでくると自我の解体のレベルだと思うけど)
問題は二人とも文章が凝ってるし、流通もそこまではかばかしくないってところだな
ああ、間違えたルバイヤートだ
351 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 13:06:34.42 ID:sfS5v4XR0
>>349 承知した、ありがとう、探してみる
さいきんニューエイジ・ステレオタイプ的な自我のとらえかたにちょっと辟易している(サリンジャーは必ずしもそうではないと思うが)、
ショーペンハウアー‐キュルケゴール‐ニーチェ的な近代実存主義を、現代的な文脈で捉えなおしたような小品が読みたいと思った
352 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 13:09:33.16 ID:CaJ8tpL/0
353 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 13:11:35.68 ID:sfS5v4XR0
ところでおっぱいを偏執的にひたすら描いた現代作家っていない? 本読みの知り合いがいなくて、なかなかちゃんとした紹介がもらえないのよ・・・
354 :
忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/12(日) 13:17:12.01 ID:rPJsJLE/0
部屋でうんこしながら本読んでたら本にうんこがついちまった BOOKOFFに売ってくるか・・・
355 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 13:18:55.51 ID:+Xb9JaV80
やめろぉー
357 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 13:23:05.10 ID:IrpJ6rPs0
最近になって詩の良さに気づいたわ
358 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 13:24:44.08 ID:IrpJ6rPs0
へえ、フルメタとかいうのがラノベの最高峰なのか 偏見持たずに一度読んでみようかな
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 13:27:51.92 ID:KKv7cMyx0
そして「ラノベなんてこんなもんか」と思うまでがデフォ
>>351 最近の実存主義の作家というと中村文則が思いつくけど彼は別に「現代の文脈で捉え直し」てはいないからなぁ。
個人的には実存主義を日本的な文脈で捉えたのが自己啓発とかビジネス書の分野じゃないかと思ってるけど、
特になぜか日本で大人気のドラッカーとかはその色が強く、ドラッカーも若い頃キルケゴールを読み漁っていたそうだしあながち間違えではないのではと思う。
フルメタは漫画を4巻くらいまで読んだけど 最高峰って思うほどのものではなかったかな これならハルヒ1巻のほうがまだ面白いとおもう
362 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 13:32:56.39 ID:D2qqYds40
363 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 13:33:15.74 ID:IrpJ6rPs0
筒井が小津風人情劇を書いたらどうなるんだろ
364 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 13:35:17.09 ID:tn6pHmgl0
あいにく日本じゃ実存主義はサルトルの文脈でしか読まれてないからな・・・ で、生まれてきたのが安部公房とか大江健三郎 キルケゴールやニーチェを実存主義の枠に入れちゃうのも、多分その文脈 実際は実存主義が彼らを無理矢理組み込んじゃった、って言う方が近いと思うんだけど・・・ あいにく実存主義も流行んなくなっちゃったしねえ 今は自我解体とか自我分裂のほうが流行ってる
365 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 13:35:34.36 ID:IrpJ6rPs0
水木マンガの、脱力を基盤としたあの感情表現は妙技だよな 実際すげーと思うわあのバランスが
>>353 古屋兎丸さんの漫画で「π」というものがあってだな…
367 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 13:37:57.93 ID:YuzwOLFe0
〜( ̄ ")
.〓〓
( ・∀・)
誰にでも優しく〜愛に生きる人〜
>>358 そういえばフルメタ最終巻読んでないなぁ…
図書館に入ってるはずだからチェックしとこう
>>361 ロボットもののエンタメとしてはなかなか良いものだと思うよ
368 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 13:38:24.67 ID:IrpJ6rPs0
フルメタルジャケットなら見たんだけど
369 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】 :2011/06/12(日) 13:39:01.57 ID:hVUOczFT0
フルメタはラノベらしいラノベって意味では、確かに代表格かも
今妖女サイベルの呼び声読んでるけど、たまにはFTも悪くないな
371 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 13:42:30.84 ID:YuzwOLFe0
〜( ̄ ") .〓〓 ( ・∀・) 前回から読んだ本 -『麦撃機の飛ぶ空』(神林長平) 麦を武器に戦い続ける二つの村の戦争を描いた”麦撃”や、オーガズムを感じると脳が爆発する惑星の話”射性”など、13 のショートショートをまとめた短編集。 特に先ほど紹介した二つの短編とか、いったいどこからこういう発想が出てくるんだろう… 機械と人間、セクシャル、カニバリズム、滅亡と再生、多くのテーマが詰まった良作短編集でした。ただ、前半の短編は印 象が薄い感じ。 -『ソクラテスになった猫』(左近司祥子) つまらない本というわけではないんだけど、イマイチな印象。猫を引き合いに哲学の解説してるかと思えば、単に自分の飼 っていた猫の思い出話だったりするし、あるいは急に哲学史の話になったりする。 猫が好きでなおかつ哲学大好きな人なら楽しめるんじゃないかな?僕は後者の条件を満たしていないんだけどね。 -『キャッチワールド』(クリス・ボイス) 異星体クリスタロイドへの報復作戦を実行する地球艦隊。大きな損害を出しつつも目標アルタイル星系へとたどりついた艦 ≪憂国≫と生き残りのクルーは…。人の知性・精神について深く踏み込んだワイドスクリーン・バロックの名作だ。 昔読んであまりの意味不明さに圧倒されながらも面白くて一気読みした作品。今読んでも理解不能な点は多いけど、やはり 面白い。 SF的ガジェットはリアルかつとらえやすく扱われ、随所に日本文化の知識と理解があらわれている。ていうか武者とか好き なんだねクリスさん。
372 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 13:43:25.50 ID:npLlrltH0
働 そ / `丶´ ̄ ̄ '' ‐- - - - ァ ろ \ヾ / /ア| ,, -‐ '' / け そ / >::/\/ /' |∧ヾ `丶 / ろ \/::_/ ', ミ / よ ┌ゝ / \ / i ::l / ./\l/:: :::} f:(_)ヽ .r(_)、l :::l ', /\/ /| ..::ノ {O:c::j {::c::::}| :::| ヽ / | :/:::{ `ー´.._, 、__ ー ´| :::| ;;\ゞ {´ヽ、|/レ小、. { _ノ ノ :/|/ヾ、l ゝ ヽ..、_r-ヾ¨ TE_ァ ヾ´V |/ /`¨_} } ∨ \|l / ,,/ヽ {ゝ、Y´__ノ--´/ ヾ/´ \ { ○ |/ ヾ . /`7ー⌒ヾーT ヾ ヽ /} └/t--/,,_|_.|/´ヽ_ノ三ノ ヽ::::::', ヽ::::::',
373 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 13:44:08.04 ID:IrpJ6rPs0
SFがアシモフならラノベはなんだよ
375 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 13:55:46.56 ID:YuzwOLFe0
〜( ̄ ")
.〓〓
( ・∀・)
>>368 太るやつは甘党だ!
太らないやつは良く運動された甘党だ!
ほんとおやつは地獄だぜフゥハハーハー!
>>373 SFはサー・クラークを推します
ラノベは…だれだ?
376 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 14:01:59.18 ID:YuzwOLFe0
〜( ̄ ")
.〓〓
( ・∀・)
>>374 麦撃は面白かったよ!
みんなにおすすめするにはちょっと高いのが難点…
377 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 14:03:33.43 ID:WvLYFl9U0
ちょっと尋ねたいんだけど せっかく買った小説の文体が全く合わなかった時はどうしてる? 自分は一人称な小説がダメみたいだ。相手の格好の特徴をくどくど語るともう投げ出したくなる。
378 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 14:05:12.60 ID:IrpJ6rPs0
それほどでもないときはなんとか読む どうしようもない駄作のときはガチでゴミ箱に投げ捨てる
改めて思うと嫌いな文体ってないなあ 少し読んで嫌だと思った文体でも読み進めているうちに嫌だったことを忘れてしまう
380 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 14:10:50.02 ID:D2qqYds40
合わなかったらさっさと別の本を読む 終盤でそこまで読んできた苦しみが報われるような読書も多いけど、 我慢ばっかりしてると読書が楽しくなくなるかもよ
381 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 14:14:45.61 ID:kLEmcGKt0
少し読みすすめれば慣れるから我慢して読む もしくはその作家の違う作品を先に読んで慣れるとか めんどくさかったら投げてしまってもいいと思う
382 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 14:15:45.74 ID:YuzwOLFe0
〜( ̄ ") .〓〓 ( ・∀・) 僕も腹立たしいほど自分と合わないと思ったら壁に投げ…もとい読むのを諦めるなぁ
383 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 14:16:08.53 ID:83YDS/Zq0
読む速さなんかに違いがでるけど構わず読み進めるかな 下手すると内容が頭に入ってないこともあるけど
384 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 14:32:44.14 ID:NqkTv+jI0
お勧めの全集教えてください 個人的には集英社世界の文学がナイスチョイス 思想系でもいいです
古川日出男は合わなかったな 話は面白かったんだけど
386 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/12(日) 14:59:01.25 ID:ruLsnl7q0 BE:1551077647-2BP(791)
また寝ていた。最近、昼寝がはかどりすぎて怖い。
387 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 14:59:55.08 ID:YuzwOLFe0
〜( ̄ ")
.〓〓
( ・∀・)
>>383 飽きてくると斜め読みで済ませちゃうこともあるんだよね…
面白かったらそこからもう一度読み返すんだけど
>>384 早川SF全集で
あと、国産SFをまとめた「日本SF全集」がちょっと気になってる
388 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 15:06:58.39 ID:WvLYFl9U0
レスありがとう やっぱり少し読んでみて慣れるか どうしても合わなかったら読むの止めるんだね こういうのは漫画でいう絵柄みたいなもんで 内容は面白そうなのに文体が合わないとなると本当に残念だわ
389 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 15:11:44.35 ID:NqkTv+jI0
>>387 そんなものが…やっぱ早川すげーって34巻目ヤバいなこれ
同じ早川から黒人文学全集とかもいいですね
390 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 15:24:00.11 ID:dfaRJKlv0
. -‐-
〃. ヾ.
>>384 ! |ノiノハ从ハゝ飾るならファインマン物理学とアインシュタイン選集。
i (|r|匸lf匸!i 年一回ぐらいは読んで一生かけて読むのも。
'ハリ、'' ''ノリ 読破目的なら手塚治虫漫画全集。
.c(,_uuノ マンガ全集ってほかに藤子・F・不二雄とちばてつや、長谷川町子ぐらい。
391 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 15:31:05.36 ID:CaJ8tpL/0
藤子f全集は現在も毎月届いてるけどとんでもない量になってる
392 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 15:32:18.75 ID:kTNjfR8z0
「もしドラ」今から読む
393 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 15:38:56.37 ID:kLEmcGKt0
久夫十蘭前首相とか
394 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 15:38:57.85 ID:WvLYFl9U0
全集は書斎を見栄え良くする為のアイテムとして買うのが良い
395 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 15:44:19.90 ID:NqkTv+jI0
コスパ的に実用にも充分耐えると思う 文庫で逐一揃えてく必要がなくなるからお得、部屋が図書館みたいになるけど
396 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 15:55:29.81 ID:hGotmgp80
天使どくりょー 予想はしてたけど解説(豊崎由美)はひどいなw
397 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 15:56:21.89 ID:EI4roDSM0
398 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 16:11:11.06 ID:mBIAFxRa0
>>396 豊崎の解説なんだ
男にモテない同士仲が良いんだな
399 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 16:21:39.46 ID:kLEmcGKt0
400 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 16:23:02.94 ID:D2qqYds40
トヨザキ社長に限らず本の雑誌関係の書評家は大抵読むに耐えない
それでもニッポンの書評とか 出しちゃってるトヨザキ社長
402 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 16:32:31.37 ID:tn6pHmgl0
トヨザキさんはそろそろ書評断られてもいいレベル
403 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 16:39:26.36 ID:WvLYFl9U0
トヨザキさんの書評って物凄く主観入ってるような… いや、良し悪しを区別する目はあるんだろうけど とてもツボな作品を無条件で褒め称えちゃうよね
解説ひどいと思ったけど解説ひどいので有名な人だったのか
・「小説の一愛好家」の立場から作者のデビューに「反応の鈍かった」「日本の批評家たちの不遜と無知を憂う」 ・美男美女の織り成す交歓とアバンチュールに「欲情」「萌えっ」 ・「文学理論とやらから外れた作品を腐したり」せずに「佐藤亜紀という大きな器に己の小さな言い分を譲ってしかるべき」 主観入ってても構わないんだけど、貴重な解説でコンプレックスを撒き散らすのは勘弁して欲しい・・・。
406 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 16:45:52.36 ID:tn6pHmgl0
島田雅彦の『君が壊れてしまう前に』の解説で「流行のブログを先取りした日記体小説」とか書いちゃう人なんで・・・ スノビズム気取ってるんだろうけど、それがアイロニーにならず見事にスノッブにしかならない人 本当に競馬の予想屋出身って感じ
ただ多読してるから他の作品と比較して書けているってレベルなだけで、 トヨザキの意見というものが全然見られない気がする… 文才がない
図書館にハードカバーしかなかったからしかたなくそっち読んで 解説読みたいと思ったけどこっちにして正解だったか
409 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 16:50:00.32 ID:KKv7cMyx0
結論:書評って難しいよね!
410 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 16:54:16.28 ID:tn6pHmgl0
>>408 うらやましいです。もっとも自分の場合本自体にそこまで魅力を感じなかったので
大勢に影響は無かったんだけど
佐藤亜紀+豊崎由美ってもう完全にスキマ産業的に売り込むこと目的にしてるよね
411 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 17:00:27.49 ID:OCEnWyrg0
豊崎は完全に自意識だけで書評書いてるからなぁ大森は若干マシ
412 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 17:05:59.59 ID:k5Sq6oVl0
書評読んで微妙だと思ってもホントに微妙だかどうだか自信がもてねえwwwww 助けてママンwwwwwwww
413 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 17:24:21.36 ID:IrpJ6rPs0
主観だけで書いてる奴ってよく生き残っていけるな コネとか根回しがすごいのかな
414 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/12(日) 17:27:25.67 ID:ruLsnl7q0 BE:1495682339-2BP(791)
主観以外になんで書くの?
コネとか根回しとか怖い。
415 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 17:27:40.31 ID:CaJ8tpL/0
読んでもいない俺が主観のすさまじいアクの強さが逆に根強い人気を・・・・・・とか言ってみる
416 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 17:36:27.50 ID:KKv7cMyx0
こればっかりは記憶に同意。主観で書けないのなら、それこそコネと根回しが酷いんじゃないかと ただ、「俺はこう思う」ってのをほんの少し漂わせる程度の書評が巧いんだろうとは思う 我を全面に出すと反発を生みやすいからな
評論家が客観性を欠いたら意味がない 主観はもちろんあってもいいけど
河合隼雄の書評は気持ち悪いくらい客観的に見えた
419 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 18:04:44.80 ID:YuzwOLFe0
〜( ̄ ")
.〓〓
( ・∀・)
>>389 学校の図書館では26巻までだったけど、あの後追加されてたのかな?
>>412 マ(シュマロ)マンが助けに来たよ!
…と思ったけど、書評について詳しくないのでどんなアドバイスをしていいかわからない…
420 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 18:10:16.57 ID:zy07yUBc0
感想は主観的でいい 批評は客観的じゃないといかん 書評は感想よりのとか批評よりのとか色々あるだろうから別に何でもいいんじゃね
421 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 18:12:50.00 ID:EI4roDSM0
422 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 18:16:35.79 ID:WvLYFl9U0
>>419 マシュマロマン!可愛い男の娘が出るラノベ教えて!
秀吉はもう十分!
423 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 18:17:28.50 ID:k5Sq6oVl0
>>419 なんつーか、本読んでて思うこと全部に自信がねーんだけどwwwwww
コテとかみんなどうやって良し悪し判断支店の? 好き嫌いじゃなくて
隠喩とか見つけたと思ってもほんとにそういう意味であってんのかわからんし
理系だから周りにそういう話できる人皆無だし
424 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 18:20:15.30 ID:WvLYFl9U0
>>423 考えるんじゃない、ここで(胸に手を当てて)感じるのさ?(どやっ
425 :
忍法帖【Lv=9,xxxP】 :2011/06/12(日) 18:30:51.16 ID:/loa71Dc0
カラマーゾフの兄弟が高く評価されている理由を教えてほしい
426 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 18:30:51.79 ID:zy07yUBc0
実際のところ出発点はフィーリングだと思う
427 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 18:32:16.96 ID:TbLfYXTDO
まわりの目を見ての主観もあるし、客観であると思う、判断するのは自分だし、ようわからん
428 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 18:33:14.91 ID:YuzwOLFe0
〜( ̄ ")
.〓〓
( ・∀・)
>>422 ベタなところで『蒼海ガールズ』
あと「男の娘で勇者の息子」というキャッチフレーズで気になってるので『まなかみ!』って言う作品があるね
これはラノベじゃないけど、純粋に少年が可愛い…というか愛されてる(性的な意味でなく)作品で『殺人者の涙』も面白かった
>>423 読んでいて楽しさとかワンダーとかロマンがあるかどうかかな
文章そのものの良し悪しよりも、作者が表現したいものは何かを感じられるかどうかを重視してる…つもり
隠喩とかは自分の感じたものが正しいかどうかは深く考えないなぁ…
そもそも、読書感想に正しいor間違ってるって概念はないんじゃない?
どちらかといえば、読者が感じたことこそ正解で、それが作者の狙い通りでないとすれば、作者の方が間違っているとさえ思う
429 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/12(日) 18:33:48.06 ID:ruLsnl7q0 BE:1994242649-2BP(791)
>>425 リーゼのツンデレ。この一点にかぎる。あれは至高のものだ。
>>422 薔薇のマリア 超オススメ
表紙の主人公が男の娘(?)とりあえず女の子ではない
431 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 18:40:59.71 ID:k5Sq6oVl0
432 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 18:44:46.79 ID:EI4roDSM0
>>425 読んだのか読んでないかわからんと言いようがない
433 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 18:49:12.14 ID:3STe+eEQ0
書評にしろ感想にしろ別に主観でいいと思うけど 誰が何言おうが面白いものは面白いしつまらないものはつまらないだろう
434 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 18:52:43.84 ID:zy07yUBc0
逆に考えろ 世評なんてのは一瞬で変わりうるもんだ 気付けばメルヴィルは世界的な文豪になっていたし石坂洋次郎は忘れられつつあるし それに比べて、自分がこの本で感動した、っていうのは明確じゃないか 「この本で感動したなんて馬鹿じゃねえの?」とは言われるかもしれんが 「お前は実はこの本で感動なんてしてない」とは言われないだろ
435 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 18:53:26.16 ID:tn6pHmgl0
>>425 普通の小説なら人物には「キャラクター」ってものがあって、それはたいてい作者が作り上げるものなんだけど、
ドストエフスキーはたいていキャラクターを勝手にしゃべらせる。一見物語に関係なさそうな人物もしゃべりまくるし、
カラマーゾフ兄弟でさえも物語に関係ないことをしゃべりまくる
それが実に現実をとらえている。それは人物のみならず物語中の出来事にもいえる
カラマーゾフの兄弟は新潮文庫版の中巻だと少ししか時間がたっていないはずなんだけど、
倍以上の時間が経っているようにも感じられる。それだけ物語が錯綜としてる
それが現実というもの
436 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 18:56:06.19 ID:WvLYFl9U0
437 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 18:56:14.73 ID:CaJ8tpL/0
なんページもしゃべり続けるもんな・・・・・・
438 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 18:56:22.97 ID:3STe+eEQ0
作家の評価は世間のも学問のも偶然や時代の風潮に影響されやすいからな いちいちまともに付き合う気がしない よっぽど信頼できる評論家なりいるなら別だけど
439 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:01:59.50 ID:tn6pHmgl0
彼は僕なんかははるかに及ばないくらいの読書家だったが、死後三十年を経ていない 作家の本は原則として手にとろうとはしなかった。そういう本しか俺は信用しない、と 彼は言った。 「現代文学を信用しないというわけじゃないよ。ただ俺は時の洗礼を受けてないものを 読んで貴重な時間を無駄に費やしたくないんだ。人生は短い」 (『ノルウェイの森』村上春樹) ここにある現在という評価が定まらない状況で、必死に自ら価値を定めていく作業も面白いとは思うけどね
440 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:02:42.23 ID:WvLYFl9U0
ミステリー小説が「人間が書けていない」とよく指摘されるのは そういう無駄な会話が少ないから人物造形が薄くなってしまうというのが原因だよね でも、ミステリーなのに無駄な会話なんてしたら「いいからとっとと真相追えよ!」と言いたくなるのも事実だしな
P・オースターがマイブーム 特に「ムーン・パレス」が面白い
442 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:05:20.27 ID:CaJ8tpL/0
445 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:07:17.97 ID:tn6pHmgl0
>>440 無駄な会話こそ小説の醍醐味だと思うんだけどね
『カラマーゾフの兄弟』を「大審問官」のところしか読まない・語らない、
あるいは『罪と罰』をラスコーリニコフの英雄思想の頓挫としてしか読まない・語らない、
っていうのは、ちょっともったいないと思う
カフカとかドストエフスキーはそういう意味で小説の方向を根本から変えてくれた人なわけです
446 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:07:29.32 ID:WvLYFl9U0
>>439 今の小説の30年後には果たして生き残っているのだろうか…
447 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:09:42.63 ID:4zFz5HMu0
ブックオフ「大丈夫だ、屍は拾ってやる」
448 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:10:04.28 ID:3STe+eEQ0
>>440 ミステリで人物描きすぎるとなんか冗長になっていくからな
松本清張はそれ避けるために新聞記事みたいなさらっとした文章にしてるとなんかで書いてた
個人的には別に人間なんか書かんでも面白いならいいじゃんと思うけどね
449 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:10:08.37 ID:tn6pHmgl0
>>446 残るか残らないかなんてのは未来に任せとけばいい
大事なのは今ひたすらに小説を書くことですよ、偉い人には(ry
漱石なんかは時代をそのままに書いても未だに読まれるし、
フォークナーなんかも土俗的な世界を書き続けても世界中で読まれてるしね
450 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:10:58.57 ID:WvLYFl9U0
>>444 ごめん、読んだ事ないからそんなつもりじゃ…
ちなみにどっちの意味ですか?無駄な会話があるミステリーならむしろ喜んで読みたいw
451 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:11:08.20 ID:k5Sq6oVl0
>>433 それはある
でも自分が何かに気付いてないせいでつまらなくなってんじゃないかと思うと気が気でならないんだようwwww
>>434 その言葉ずしんときたぜwwwwww
ありがとう!
>>441 ポール・オースターいい
ニューヨーク三部作とかムーンパレスもいいけど自分は最後の物たちの国でが一番好き
>>428 マシュマロマン!僕にも可愛い娘が出てくるもの教えて!
可愛ければケモでも人外でも物でも何でも良いよ!
453 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:16:47.62 ID:3STe+eEQ0
>>446 残るやつは残ってるんじゃね
ラノベは残るかな
454 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:18:02.37 ID:WvLYFl9U0
>>445 俺もそういう無駄な会話が好きなんだよね
本筋が見事に停滞しまくるけれど
その人物への思い入れが強くなって行って
物語のクライマックスを迎えた時のカタルシスが凄まじくなるんだよな
ドストエフスキーが評価されているのはこのおかげだと思う
455 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:18:49.77 ID:kwdkNYAZ0
こういうスレ見ると紹介されてる本を読みたくなるけど なかなか読むまでにはいかないんだよな
>>439 これ見るたびにスゴイぞわぞわする
よくこんな気持ち悪い会話書けるなぁと
457 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:20:31.85 ID:wnfrGDSj0
. -‐- 〃. ヾ. ! |ノiノハ从ハゝ無駄な会話どころか i (|r|匸lf匸!i 主人公の京極堂が物語に登場するまで優に400ペエジを超える 'ハリ、'' ''ノリ あと矢吹駆もとうでもいいようなことばかり延々喋っている .c(,_uuノ
京極の会話は真相を理解するために必要なことだからなぁ 矢吹駆は高校生時代は何を言ってるのかワケワカメだった
459 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:24:04.69 ID:3STe+eEQ0
会話じゃないけどフリッツ・ライバー『ビッグタイム』はどうでもいいようなことや駄洒落やら地の文に仕込んでて楽しい 今度出るサミュエル・R・ディレイニー『ダールグレン』もそんな感じらしいので楽しみ
460 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:24:25.82 ID:ro/ZMD+S0
どんなに読んでも“読み残し”は必ず残る いまの自分にはこれが精一杯、と思って読書をすればいいんじゃね まずは、書き込みすることをおすすめ “わかった“部分も大事だし、わからなかったところも大事。疑問こそ書き留めておく価値がある
461 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:25:20.17 ID:tn6pHmgl0
>>454 そればっかりではないと思うけど、やっぱりドストエフスキーは人間大好きなんだ、ってよくわかるよね
好ましい人間であろうと嫌な人間であろうと、ちゃんと受け入れてあげる
そうして作品のみならずドストエフスキーがそれまで出会ってきた人間なんかも透けて見えたりするし、
背景にあるキリスト教に対する帰依も活きてくる
きっとドストエフスキーは小説書くことでキリスト教とはこうあるべきなんだ、ってのを示したかったんだと思うし、
人間や小説のあり方なんかもよく考えてたと思う。だからこそ読まれてるし、受け入れられる
462 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:25:20.78 ID:k5Sq6oVl0
>>460 残念ながら俺は図書館通いだった…
天使はアマゾンでかったから書き込みしてみようかな
463 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/06/12(日) 19:25:23.60 ID:u68chwdn0
最近の小説は糞高いな 一冊700円の試算で行ったら、文庫本のくせに800〜1000円もしたぞ
464 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:26:46.05 ID:zy07yUBc0
講談社文芸文庫、ちくま学芸文庫あたりは1500円前後が当然とでも言わんばかり
465 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:27:05.37 ID:KKv7cMyx0
小説はそんなに高くないと思うが。翻訳ものとか学術系の高さは異常
466 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:27:08.65 ID:3STe+eEQ0
文庫で1000円オーバーは辛いな 希少税だと思って諦めてるが
467 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:27:51.49 ID:CaJ8tpL/0
>>463 翻訳本かなにか?最近は翻訳権とかも高くなってるんだよね。
というか本そのものが高くなってるからもうね。昔の本とかの値段見るとすげーよ。
ハードカバーでも1000円いかどころか500円前後とかあるしな。30〜40年くらい前の古い本だけど
ハヤカワは翻訳以外でも高いから困る 300ページちょっとの国産小説が800円overとか勘弁
469 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:30:09.50 ID:3STe+eEQ0
好きなんであんまり悪く書きたくないが東京創元社の文庫は高い まあよそじゃ文庫にならないようなのを足出るの覚悟で文庫にしてくれるので助かるから文句は言えんが
470 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/06/12(日) 19:31:30.24 ID:u68chwdn0
>>467 ハヤカワ文庫のSFだよ
日本人も外国人もみんな高かった
471 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:32:06.54 ID:ro/ZMD+S0
>>462 やっぱり、図書館の本は、他人の彼女みたいなものっすよ
本を買って、書き込みをして、自分色に染めてあげて
印象に残った台詞とか、重要そうなところに、傍線を引くあたりからはじまって
文中でのクロスチェック(このaという人物は、何ページで初登場している、とか)
あとWhy?を少しでも感じたらメモしておく
自分はこんな感じだ
俺、1000円以上する小説買ったことないわ。全部中古
473 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:32:32.22 ID:3STe+eEQ0
>>464 ともにその価格でも赤らしいので許してやれ
474 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:36:15.69 ID:4zFz5HMu0
部屋にある1967年版の「千夜一夜物語」(単行本)はキャンペーン特価で一冊280円となってる どんな時代だよ
475 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:37:22.92 ID:WvLYFl9U0
>>461 おお、詳しい解説ありがとう
自分の読みがまだまだ浅くて邁進せねばw
どんな人間でもとにかく受け入れるってスタンスは好きだなー
まずドストエフスキーがとんでもない人物だったらしいが…
そういう意味で他にも巧みな書き手はいるのかな?
476 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:37:32.11 ID:3STe+eEQ0
昔は早川や創元でも400円〜500円の時代がありました・・・
477 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:37:35.19 ID:tn6pHmgl0
>>471 自分の女は買わなきゃならんのに、よその女はタダで借りられるとはこれいかに……
478 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:39:09.81 ID:CaJ8tpL/0
>>474 バートン版のえろい表紙のやつ? でっかいのと、ちょっと大きいのと、文庫があるんだよな。
479 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:39:24.94 ID:WvLYFl9U0
ハヤカワはノンフィクション分野の文庫はわりと良心的な値段だと思う あの神話の力が千円で買えるのは凄いと思う
>>471 他人の女を借りるとつい数年くらい手元に置いてしまう
誰のものであれ女は手元に置きたくなる性格なのがよく分かってるので、なるべく借りないようにしてるが
客と主の話
結局、現生人類とかがみん等旧支配者、どちらが主なのだろう
481 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:40:16.67 ID:zy07yUBc0
俺は本に直接の書き込みはしないなあ 再読するときとか、どうしても目に入って前の読みに囚われてしまう感じがする だからポストイット貼ってなんとかしようとしたけど 本棚に並べたとき景観が悪すぎてこれもやめた メモ帳にとろうとしたときもあったけど、一々メモ帳出すのが面倒くさすぎてやめた 結局何もできん、読む用と保存用に二冊買う人の気持ちが最近分かってきた
482 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:41:06.01 ID:ro/ZMD+S0
ドストエフスキーは、収容所で4年だっけ、ずっと誰かがそばにいて一人になれない状態
そういうところで人間観察を磨いたんだろうな
>>477 彼女や妻には維持費がかかる。不思議はないと思うが
483 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:42:08.72 ID:Klu+FtmxO
なんだかんだいって俺の評価が一番正しいと思う。
484 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:42:17.91 ID:WvLYFl9U0
ブックオフとかで丹念に書き込まれた本を発掘した事があるが そこまで思い入れもある本を何故手放したという疑問が気になって仕方なかった
485 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:42:29.18 ID:3STe+eEQ0
>>477 図書館の本もめぐりめぐりゃ税金だからな
結論:女は金がかかる
ハヤカワ高いよ…… トールサイズになって値段変わったのかしら。 誰か知ってる?
487 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:45:27.52 ID:YuzwOLFe0
〜( ̄ ")
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( ・∀・)
ご飯食べたりまったりしてきた
>>431 Let's 開き直り
>>482 音楽が背徳を伴わない快楽なように、
図書館利用は修羅場を伴わない不倫なわけか…
488 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:46:03.07 ID:3STe+eEQ0
>>486 トールサイズっつーより活字組みが変わってページ数増えたのと物価の問題じゃね
早川じゃないが集英社の広瀬正の諸作品が重版扱いで内容変わってないのに活字組の変更で
ページ数が増えて厚くなって値段も上がってた
489 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:46:17.22 ID:KKv7cMyx0
買ったは良いがそれ以来相手にしていない女が反乱を起こさないか心配です
490 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:46:26.39 ID:ro/ZMD+S0
>>480 カサノヴァさんや
>>481 鉛筆、シャーペンで書けば。消せるボールペンでもいいけど
俺の場合、何を感じたか、たいてい忘れてるから、自分の書き込み見て驚くことも
ひどい読み違いしてて驚くことも
7割ぐらい、書かなかったら忘れてる。だからやっぱり書き込むのおすすめ
>>484 書き込むスペースがなくなったから、次に突入、とか・・・
俺の『論考』はまさにそんな感じ
491 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:47:56.57 ID:zy07yUBc0
>>490 うむ、試しに一年ぐらい書き込みながら読んでみる
本を女に例える話、気持ち悪いからやめてください
493 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:48:19.78 ID:1DG3uUC00
>>486 確かに高いよねえ。 日本人作家の本でもページ数は関係ないみたいで、作家によって値段高かったりする
最近出た神林長平さんの「言壺」なんかページ数に比べて結構高い。復刊だから?
494 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:50:06.73 ID:CaJ8tpL/0
ハヤカワが高いのは多分、採算の問題だとおもう 作家、作品によって値段買えるのはどこでもやってる
495 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:50:13.45 ID:3STe+eEQ0
>>489 ジョン・スラデックに『教科書用書籍の渡りに関する報告書』って本が何の意味もなく羽ばたき出して空のかなたに飛んでくって話があるが
読んで置くスペース無いからダンボールにしまってある本がそんな事態になったら笑えん
496 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:50:52.68 ID:YuzwOLFe0
〜( ̄ ")
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( ;・∀・)
>>486 ,488,493
1冊あたりの単価が明らかに高くなってきてるよね
採算が取れなくなってきてるんだろうか…
497 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:51:39.91 ID:KKv7cMyx0
売れる作品を安くして、売れない作品はちょっと高くするのは割と普通だしねえ 本なんて基本的には売れない時代だから仕方ない
498 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:52:59.85 ID:WvLYFl9U0
>>497 それだと売れない作品はますます売れなくなる気が…
隙間産業だからそうでもないのかな
499 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:54:01.48 ID:3STe+eEQ0
翻訳小説は一部のヒット商品のぞいて国産もの以上に売れないからな ほとんど採算ぎりぎりのタイトロープじゃないかと思う そんな状況で翻訳ものを主に出すところはよく出版してくれてると思う
500 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:54:17.23 ID:4s1IuaSFO
辛酸なめ子のアイドルエッセイが面白い
501 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:55:18.57 ID:OYbP+ycF0
親子で主人公張ってる小説あるかね 親父と息子ならなおよし
502 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:55:47.35 ID:KKv7cMyx0
>>498 売れない作品を買うような人間は多少高くても買うものだし
売れる作品は「売れてるみたいだし買ってみるか」って人も対象にしてる
503 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/06/12(日) 19:56:01.08 ID:u68chwdn0
1冊1000円が当たり前の世界になるのかね?
スマホ等で本をもっと手軽に読めるようになれば、 売れない本もより手軽に入手できるようになるかも? 部数が少ないことで印刷コストが嵩んでいる本に限った話だが 印刷より手間と時間がかかる辞書みたいのはどうしようもないだろうけど
505 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:56:28.73 ID:sfS5v4XR0
シモーヌ・ヴェイユの『重力と恩寵』の文庫本をもう三回も無くしてるんだけど、 これも「重力」ってヤツなの? またAmazonで注文するからいいんだけどさ。
506 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:56:54.74 ID:3STe+eEQ0
>>500 BUBKAで連載してるやつか?
あれは他の芸能人の連載が異常すぎてたまに霞む
507 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 19:56:56.92 ID:k5Sq6oVl0
本を女に例えるのは彼女いない童貞暦=年齢の俺には実感わかんぜwwwwww いま周りにあるので一番高いのはラブレイス,ドラゴンは踊れない,みすず書房が\3400だ ボリューム同じくらいなのにバラード,千年紀の民,東京創元社は\2200、 バラードのほうが絶対に人気あるだろwwwwなんで安いwwwww
508 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:00:51.58 ID:sfS5v4XR0
文字通りの専門書や、研究所がプロジェクトごとに出してる報告書を買うと、 一冊あたり5000円を超えるなんてザラにあるぜ
509 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:01:23.37 ID:3STe+eEQ0
>>501 スティーヴン・キング『シャイニング』が浮かんだ
本を女に、で思い出したけどスパイ映画なんかにある 分厚い本を開いたら中がくりぬいてあって、大事なものの隠し場所が! ってベタな設定の本 小さい頃作ってみたくてたまらなかった(隠すものが無いという重大な欠陥があるのだが) これ課題にも出てきてたな
511 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:01:51.44 ID:tn6pHmgl0
>>475 日本人だったら小島信夫。読んでみないことにはわからんと思うけど、
評論にしても小説にしても話が脱線する脱線する。おまけにドストエフスキーにはたいてい主題と思しき物が合ったけど、
小島にいたっては主題すら明確にしないで勝手にストーリーが進んでいく
おまけにカフカの不条理性とかゴーゴリ的なメタ視線まで設定してくるから、いつ読んでも面白い作家です
512 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:02:26.44 ID:ro/ZMD+S0
513 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:02:46.46 ID:OYbP+ycF0
>>509 言われると思ったぜ!
つーか聞き方が悪かっただろうからちょっと頭冷やしてくる
>>510 某有名映画であったな
最近だとジェノサイドでもそういうのが
515 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:04:29.52 ID:3STe+eEQ0
>>507 出版社の規模の問題じゃないかと
どうしても経営規模小さい出版社のほうが価格が高くなる傾向がある
バラードは文庫もハードカバーも基本赤字だと増田まもるが言ってたので
あんまり人気はないと思う
ディックは割りと売れるらしいのに・・・
516 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:05:10.34 ID:ro/ZMD+S0
「救いはこの中に」 獄中でカッターなんてないだろうし、あれ、1ページずつ、ロックハンマーの形に破いていったんだろうか・・・
>>511 小島の主題は「小島が語ること」なんではないかと以前思っていたがどうも違うようだ
たぶん「小島が」語ることではない
あるいは「語る」側だけが主題なのではない、というのか
上手く表現できない
518 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:06:00.81 ID:YuzwOLFe0
〜( ̄ ")
.〓〓
( ・∀・)
>>501 JoJo三部とかサガフロ2とか小説以外が先に思い浮かんだ
アレステア・レナルスの『啓示空間』なんてどう?
主人公がはるか昔の異星種族の滅亡について追いかけて…って話
>>504 授業で「絶版書籍を優先的に電子化して復刊の目安にすべき」といった内容の小論文仕上げたのを思い出した
実際ニーズの少ない書籍はどんどん電子化しちゃえばいいのに…SFとか最優先で
519 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:06:23.53 ID:ro/ZMD+S0
小さい出版社だと、コミックで稼いで文芸書で蒸発、という伝統技が使えない
520 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:07:11.22 ID:3STe+eEQ0
>>518 つまりSFはニーズが少ないと
事実なので返す言葉もございません
521 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:08:20.16 ID:ro/ZMD+S0
>>518 Googleがまさにそんなことをやろうとしてるんだっけ
電子図書で探すのがあたりまえになると、稀覯本がますます稀覯本になって、それはまたおもしろそう
SFの名を冠すると売れないがSFは売れるよ
523 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:10:34.47 ID:WvLYFl9U0
>>511 なんつー破天荒な書き手が国内にもいたとは…
教えてくれてありがとう。とりあえず評判良さそうなのから読んでみる!
_
'´ ノ.ヽ
!. ノノリ)) )
リ(.(゚0.゚0
. /ノ 〈=i∩リ
(, ( くU_l〉)
)ヽし'ノ
>>371 ソクラテスになった猫、合わなかったようですが
読んでいただけてうれしいです。
哲学か猫、主題がはっきりしていたほうが良かったということでしょうか。
著者の想い出を形作るものが
猫であったり哲学を勉強したことだったり家族のことだったり、というだけのことで
そういうふうに育ってきたことで生まれたエッセイなんだな、と私は思いました。
>割り振られた役割をしなやかに果たしきろうと毛繕いをする猫の智慧を愛でていたいだけ
猫や哲学が好きだからこの本を面白いと思うのではなく
猫や哲学に限らない「何かに強く影響されて考える」ことに出会えた生き方がいいなあと感じます。
それはたとえば、SFや飛行機に出会ってそれを好いたからこそ自然と深い造詣を得た人に対してすごいと思うことと同じで。
>>423 >隠喩から感じるもの
わかります。
詩歌を読んでみるときがとくにそうなのですが、
なんとなくなにかの雰囲気を感じ取るまではできるのですけれど、
その真意まで届いた気もちにはどうしてもならないんですよね。
でも、その「なんとなく感じ取るなにかの雰囲気」に浸れたら
それはもう(自分にとっては)その本との良い出逢いであることは間違いないと思います。
525 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:12:05.48 ID:4zFz5HMu0
>>512 むしろ「ヒットの傾向が読めない時代なので乱発してベストセラーを狙ってる」というのが実情らしい
昔、初めて4000円ぐらいする『ソドムの百二十日』の完訳を買ったときは手が震えたけど
今では上下各4500円する『逆光』を買っておいて平気で積むように
慣れって怖い
526 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:13:49.24 ID:3STe+eEQ0
>>522 星新一いわく「昔はロボットをだせばSFと言われたのに、今はその程度じゃ誰もSFと思ってくれない」
浸透と拡散は本当に重い
個別の小説にSFという語を冠する必要がなくなってしまったから
527 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:13:53.78 ID:tn6pHmgl0
>>517 『美濃』なんかでは「語る」こと自体否定しちゃったもんな、あの人
多分小島は登場人物に「語らせる」ところがあると思うんだけど、それでもちゃんとみんな小島に興味を持ってくれる人だったりする
その点がドストエフスキーと違って、しっちゃかめっちゃかにはなりきれていない。でも語る内容はしっちゃかめっちゃかだったりする
>>519 ほんとに弱小なら無理だけれど、
小〜中規模程度の出版社だとエロで稼いで文芸(他専門書)へってのは結構ある気がする
たいていエロとは表面的な社名を分けるので一見分かりにくいけれど
こういう社名を隠すのの有名例では、角川にとっての富士見書房がある
富士見は既に企業内企業的な独立採算になっているしエロからは手を引いているけれど、
本来、角川の名前を出したくないエロ本出すために使った名前
角川書房富士見出版局、が社内での正式な名称だったかと
>>527 感覚的な話になるけれど、小島には目の前の文章を自分が語っているという意識がないんじゃないだろうか
529 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:17:17.84 ID:sfS5v4XR0
作品中で、現実的なイメジを解体していって、幻想的なイメジのレベルに定位し、 その幻想性を損なわないようにしつつも、「近代期のような」「構成的で明証的」な記述をやるという、この対立を発展的に乗り越えた、 「ポストモダン期」の「短編作家」っていない? ここまで好みを限定するとね、Google先生に聞いても答えてくれないのよ・・・うふふ、ダメなひと。
530 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:18:03.15 ID:3STe+eEQ0
>>525 新書やラノベレーベルの各社大量新規参入みてるとその傾向がはっきりするな
ちょっとでも伸びた分野があれば民族大移動のようにいっせいに動く
柳の下のドジョウとかいう優雅な状況じゃない
>>450 「本格推理小説を書くなら人間の描写なんて無駄無駄ァ」みたいな事言っていたのを覚えてる
その割にはハズレ多いけど
とりあえず水野サトルシリーズ、渋柿シリーズオススメ
久々に国内外問わず文学然とした文学を読んでみたいんだがオススメはある?
名文が多くて、「神曲」ほど読むが苦痛じゃないような、できるなら面白いヤツ
532 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:22:16.99 ID:tn6pHmgl0
>>528 それは小島が自分の言葉とは他人の言葉だと自覚してる、ってこと?
それならよくわかる
ただ小島の場合メタフィクション的な過去著作の読み直しでも、簡単に他人の作品みたいに扱ってみせるけど
>>529 またお前か
昼にも挙げたけどそれもまた古井由吉くらいしか思い浮かばん
533 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:22:22.84 ID:Klu+FtmxO
出発点数が増えてるのは単純に出発業界全体が自転車操業的経営になっているからじゃね
534 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:23:36.47 ID:sfS5v4XR0
>>532 わたしここに書き込んだっけ?
覚えてないわよ、きょうは軽くトリップしちゃったから記憶がないのよ・・・。
>>531 ファウストとか読みやすくておもしろい
もう読んでるかも試練けど
536 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:23:58.95 ID:3STe+eEQ0
>>525 『逆光』チョビチョビ読んでいったが面白かった
カウンターフライかわいいよカウンターフライ
537 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:25:23.23 ID:WvLYFl9U0
超訳ニーチェがヒットするとか本当に何が流行るかわからなくなってきた世の中だよね あれって1800円ぐらいするんじゃなかったけか。その割に中身が薄すぎるような。
>>532 そうそう
小島の背後に膨大な数の亡霊がいて、それが小島の口(筆)を借りて語っている
これはマンキンみたいな能動的に小島が霊を憑依させて、ってのじゃなく
小島自身の行為としては極めて自然に、それが当たり前のことのように、
何も意識することも無く他人が自分の口で語っている
小島にとって彼の口や筆は他人のものというか、
もはや小島には小島自身が入れ替わり立ち代り現れる膨大な亡霊を背負った他人というのか
そういう感覚の人だと思っている
この感覚は俺個人として、非常によく分かる
539 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:26:53.06 ID:tn6pHmgl0
>>534 342 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/12(日) 12:33:14.93 ID:sfS5v4XR0
サリンジャーが何度か示したような自我のイノセンス化とは逆に、
自我の絶えざる絶望的な闘争の必要を描いた、「ポスト・モダン文学期」の「短編小説家」はいない?
346 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/12(日) 12:44:40.88 ID:sfS5v4XR0
>>343 ありがとう
おれはちょっと器質的な問題があって、小説は短篇しか読むことができないから、
そいつが短篇を書いているようなら読んでみる
もしかしてこのときに書いた器質的な問題って、記憶障害みたいなもんか?
『博士の愛した数式』みたいな
540 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:26:54.60 ID:83YDS/Zq0
>>531 文学然とした、というのが適切かどうかよくわからんのだけど『ドン・キホーテ』をオススメする
541 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:28:04.59 ID:3STe+eEQ0
>>529 短編ばっか書いてるわけでもないがドナルド・バーセルミやアンジェラ・カーターなんてどーか
前者だとパロディっぽい作品多めの『帰れ、カリガリ博士』、後者だと童話モチーフの『血染めの部屋』あたり
542 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:28:11.86 ID:EI4roDSM0
青チン表現うまくなったなぁ
543 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:29:11.49 ID:Klu+FtmxO
そうかな。俺はここ数年の流行をみてると、「分かりやすい」ってのが一つのキーになってる気がする。 漫画でよむ名作シリーズとか、超訳だって。 感動!とかもさ。
544 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:29:46.54 ID:YuzwOLFe0
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>>522 SF的成分は他のジャンルでかなり生き残ってるんだけどね…
そもそもSFという定義がラノベ以上に曖昧になってしまっているような気がする
>>524 >哲学か猫、主題がはっきりしていたほうが良かったということでしょうか。
どちらかというとそんな感じかな
あまり合わなかったけど、まるっきり楽しめなかったわけでもなくて…
一気に読んだら、どうにも内容がちぐはぐな感じがしてしまったんだ
…実は哲学史的な話はかなりはしょって読んでたせいもあるんだろうけど
(興味がなかったので)
>>526 エンタメにSF的なガジェットを全く出さないことの方が少ないぐらいな気がする
ガジェットではないSFそのものがなんなのかは僕には説明できないけど
545 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:30:32.95 ID:CaJ8tpL/0
>>544 ハヤカワちゃんは売りたい本はNVレーベルで出すって誰かが言ってた
546 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:30:47.12 ID:KKv7cMyx0
情報ソースではなく、その情報を噛み砕いて紹介するほうが売れる時代だとかなんとか
547 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:30:58.97 ID:EI4roDSM0
最近の小説か、、ドラえもん鉄人兵団と ハルヒしか読んでねーや
548 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/06/12(日) 20:31:06.64 ID:u68chwdn0
>>543 池上彰なんかも「わかりやすい」で人気になったよね
549 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:32:55.47 ID:sfS5v4XR0
>>539 Oh...ありがとう
そんなんじゃないのよ、単なる一種の発達障害で、活字を目で追うのが苦手なだけなのよ・・・
ロゴスティックな文章なら、次に来る文章を、文脈からおのずと「予期」することで、ハイデッガーやラカンのような難解なテクストでもどうにかなるんだけど、
小説の場合はそれができないことが多くてね・・・根をつめても、せいぜい短編ぐらいで力尽きちゃうのよ・・・
記憶がトリップしたのは、たぶん今までずっと寝てたからよ!!!
>>541 ありがとう、「読むべきリスト」が増えたわ
550 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:32:56.89 ID:CaJ8tpL/0
わかりやすいってのは本当は難しいことなんだけどね。本当にわかってなきゃ噛み砕けないし。 超訳、てめーはだめだ
551 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:33:44.03 ID:x//WgvoT0
みーまー、電波女の作者ってこの二年で人生変わったんだろうな
文学は難解でわかりにくいのが高尚みたいな風潮が長く続きすぎた
553 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:34:18.96 ID:EI4roDSM0
わかったつもりってのが一番残酷だze
554 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:34:38.78 ID:tn6pHmgl0
>>538 俺も言葉だけならそういう感覚はわかるつもりなんだけど、
実感としてはいまだにわからないんだよな
小島の小説の大抵が主人公が受動的で、しかも主人公の関せぬところで物語が始まって行っちゃう、
ってとこまではわかるんだけど。実際小島は私小説気味の作品であろうと統御しない時だってあるしね
『私の作家遍歴』なんかは完全にインスピレーションで語ってて、あの辺りにそういう
亡者が語る、って感覚があるのかな、ってのはわかるんだけど……
555 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:35:12.63 ID:WvLYFl9U0
わかりやすいか、言われてみれば確かに。 カラマーゾフの新訳がベストセラーになった頃からかな 果たして最終巻まで完走した人はどれほどいるか気になるものだけど…
556 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:35:20.18 ID:3STe+eEQ0
>>544 つーかガジェットそれ自体がSFの本質なんかもしれん
だとするなら浸透と拡散を経た現在SFなんて語にはほとんど意味がなくなるので
SFオタの身としては見ない振りをするw
>>524 どのような詩歌を読まれるのか気になります。よかったら教えてください
>>542 「うまく」なってはいけない、気がする
>>549 ログ見てて一つだけ疑問なんだけど、「ポストモダン」である必要があるの?
その欲求でポストモダンの必要性をあまり感じないなあ
昨日、内田樹の講演会行ってきたわ 白川静のことを中心に話していたが、 全共闘時代の学生は白川静先生に対してだけは畏怖を感じていたとか 色々と面白かった。
>ニーチェ 2chとかが、せかせかして、無知に対して不寛容だから、 その煽りでそういう思想やらを楽に吸収できそうなものに飛びついてるように俺には見えるな。 現実と戦う処方箋を探してるんだ。評論家とかに対する評価とかにも同じようなものを見て取れる気がする。 自分の人生を変えてくれるような、そういう存在を探してるんだろう
560 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:38:42.29 ID:sfS5v4XR0
>>557 それは、わたしがこれから、大学のサークル内サークルの、
ポストモダン文学研究会に参加しようと思っているから、それだけよ
動物たちが主人公のSF小説ってないな 面白そうなのに
562 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:39:48.61 ID:3STe+eEQ0
>>559 なんという宗教
仮にそれが事実だとしたら見事にオウムの教訓生かされてないな
563 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:40:44.74 ID:KKv7cMyx0
しかしなんでニーチェだったんだろう。ドラッカーとかはまだ理解できるんだけど
564 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:41:26.03 ID:tn6pHmgl0
>>549 ふーん、よくわからんが大変だな。
論理的な文章が予測できて、小説が予測できない、っていうことはあれか、
頭の中のストックで読んでるようなものなのか
俺は未だに逆だったりするけどなぁ
565 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:41:26.44 ID:4J3oRCe00
「わかりやすい」よりむしろ「原典を読まなくてもわかる」ことが重要になってる気もする 漫画名作シリーズしかり、ドラッカーしかりで 読書に時間のかけられない、でも教養は付けておきたい社会人らしい発想というか
566 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:41:39.68 ID:YuzwOLFe0
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>>543 もしドラに対抗して「女子図書委員がフォン・ブラウンの『宇宙へ挑む』を読んだら」とか、「組長の一人娘がクラウゼヴィッツの『戦争論』を読んだら」とか、
そういう本が出ないかな?
>>545 初耳
早川の販売戦略ってよくわからないところがある
>>556 ガジェットが本質だとは思いたくないなぁ…
パヤオや冨野監督だって、『絵として面白いorカッコいい』というのから出発して科学的肉付けを行って、『風の谷のナウシカ』や『機動戦士ガンダム』を作り上げたのに…
ニーチェって誰しも一度は読もうとする時期があるじゃない
568 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:42:56.29 ID:3STe+eEQ0
>>561 SFか微妙なところだがウィリアム・コッツウィンクル『ドクター・ラット』は動物実験で気の違ったねずみが主人公
あとは猫のガミッチが主人公のフリッツ・ライバー「跳躍者の時空」とか犬型の宇宙人が主人公のクリフォード・D・シマック『都市』とか
569 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:44:04.31 ID:ro/ZMD+S0
>>538 「純粋な作品においては詩人は語るものとしての姿を消してしまう。彼は言葉にその主導権をゆずりわたすのだ」
(マラルメ、『詩の危機』)
「ぼくはいまや非人称的存在になっていると君に知らせているのです。
ぼくはもはや君の知っていたステファヌではありません」(書簡)
こんな感じか
570 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:44:23.66 ID:WvLYFl9U0
確実としたものが見えなくなってきた世の中で 頼れるのは己のみ、そこで自己の再構築としてニーチェが選ばれたんじゃないかな? 一周して実存主義ブームが来てるのかな? なんか上の方にある自己分裂とかも気になるけど
571 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:44:43.20 ID:0Majo8x+0
>>559 マルクス(だっけ?)の言葉を借りるなら、アヘンが必要なんでしょうね。貧乏人にも
>>560 なるほど・・・そういう外的要因があるなら仕方ないのかな
そのポストモダン研究会はどのような方面を読まれてるのです?
目的がそれなら、会の傾向の方を調べた方が早いかも
会がどうあれ、
>>560 さんが自分がおもろいと思ったものをその会に持ち込むというのなら、
短編でそういう傾向の欲求なら、ポストモダン期から外れますがビアス読まれるといいかもしれません
次いで、ポオのしょうもないの(アモンティリャアドとか不条理の天使とか)
572 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:45:59.35 ID:tn6pHmgl0
ニーチェは「理解」を否定した典型的な哲学者なんだけどな…… 哲学者でも小説家でも誰でもいいから、『もしニーチェが「超訳ニーチェの言葉」を読んだら』って書いてみて欲しい 永井均とか中島義道なら遣ってくれると思うんだが
>>571 ああまた名前欄が勝手に消滅してる
まあ消滅しても害はないのだけれど
ていうか消滅
574 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:46:14.76 ID:3STe+eEQ0
>>557 そもそも「ポストモダン文学」と呼ばれるものの大半が別にポストモダンである必要ないからな
現代文学でなんかわけわからんことやってる連中=ポストモダンみたいなもんだし
分類不能なもんを区分けするごみ箱のような扱いだから困る
575 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:47:13.76 ID:WvLYFl9U0
ポストモダンは実は何もないと聞いて何だか府に落ちた気がする
でもはっきりいってドラッカーとか大人になってから学ぼうと思う? 学生のうちは色々なものを吸収して友人たちとそれについて話したり したいとは思うけれど、社会人になってから触れたとしてもどうにもならんと 思うのだけれど
577 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:47:56.53 ID:ro/ZMD+S0
ニーチェは毒が強すぎて、逆に毒にも薬にもならなくなってるような 日常生活に活かす、ということが想像できにくい。遠くにあるヒーロー像とかトリックスターみたいな扱いなんじゃ
578 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:48:45.87 ID:sfS5v4XR0
大衆って、あれよあれよと言うまに、貴族的な快楽だったものを取り返してきたけど、 いくらかまえから、その反逆は、知的コンテンツのレベルに定位するようになってきてるのね 「○○が××を読んだら」……どうして、原語のテクストとは言わないまでも、原典を読もうとしないの? せめて、由緒正しい概説書や研究書を読むとかね……答えは簡単、大衆には「読めない」からよ でも、大衆は知的所有欲を満たしたいのね、それは貴族的なものによって今まで奪い去られてきたものだから そのゆがみがドラッカーのヒットとして現れてきたんじゃないのかしら
579 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:49:31.94 ID:tn6pHmgl0
ニーチェさんは実利や功利や合理を否定した哲学者だったので……
580 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:49:45.67 ID:BjVyXJol0
本の内容の話ほどつまらない話はないよね
581 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:49:56.38 ID:3STe+eEQ0
>>575 建築用語としてのポストモダンにはそれなりに実もあるんだろうけど文学になってくるとちょっと怪しい
582 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:50:24.70 ID:Klu+FtmxO
文化の庶民化が進んでるんじゃね 文化って触れる手が多ければ多いほど陳腐化していくじゃん それが良いことなのか悪いことなのかは別問題だけど、どっちにしろインディアンは土地を追われるんだよ
583 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:50:27.39 ID:YuzwOLFe0
〜( ̄ ")
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( ・∀・)
>>565 原典読んだ方が良いような気が…
『よい子の君主論』と『君主論』を並行して読んだときに感じたんだけど、あくまで解説本は解説でしかなく、原典に比べれば得られる情報量は格段に少なくて簡素なものにしかならないと思う
>ニーチェ
なんかへんたいさんが持ってる銃に見えてきた
,○、
i´.Yニmニーチェ+ ………
ゞ-っ"
584 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:51:41.77 ID:sfS5v4XR0
>>571 まあ、基本的になんでもありよ、たぶん、テクストの「傾向」を定めること、
このことそのものがモダン的なのよ、彼らにとっては
ポストモダン文学は、「排除の原理」によって規定されてるから
ビアスもポオも父親の本棚にあるから読んでみるわね、ありがとう
原著はもとより新書が読まれなくなっちゃってるからなー 新書は糞だって言う人が多いのがなんとも…
586 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:53:09.44 ID:tn6pHmgl0
ところで課題の話はいつするんですかね 風呂入ってきたいのでなるたけなら9時半とか10時あたりにはじめていただけるとありがたいんですが
587 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:53:16.26 ID:3STe+eEQ0
>>585 新書はレーベルが増えすぎて収拾つかなくなってるのがな
数が増えれば玉も増えるが石も増えるわけで
石ばっか掴まされれば糞だと思うんじゃね
>>568 動物たちが団結したり対立したり冒険したりなSFがないなあと思ってさ ウォーターシップダウンみたいな
でも『跳躍者の時空』が面白そう 奇想コレクション好きなのに未チェックだった
新書は糞が多いよ!
590 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:54:10.67 ID:WvLYFl9U0
恐らく一度は読まないといけないと分かっているのに なかなか踏ん切りがつかないという意味で一番なのは聖書だと思う
591 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:54:31.14 ID:IrpJ6rPs0
揚げ足とりはやめぃ
592 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:55:21.68 ID:ro/ZMD+S0
>>578 カセットのように、好みや流行に応じて入れ替えられる知識が欲しいので
深いところまで降りていって本と向き合い自分を発見する経験を多くの人は求めていないのでしょう
問題意識のないまま、結局、“話題”として消費される
>>590 よくわかるわ
聖書ほど必読なのに読むのが阿呆らしいものはない
594 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/12(日) 20:55:52.88 ID:ruLsnl7q0 BE:3489923197-2BP(791)
>>588 跳躍者の時空はつまらない。やめておけ。
595 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/06/12(日) 20:56:01.53 ID:u68chwdn0
596 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:56:10.40 ID:EI4roDSM0
かがみんは俺の隣りで寝てるので マシマロくんに一任しよう ってか俺は読んでないけどせっかく読んだのに 開始が遅くてすぐ次回の安価になるのはむごい
597 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:56:53.65 ID:83YDS/Zq0
要点をまとめた本と、理解が困難な原典(必ずしもそうでない場合とあると思うけど)とどちらを読むべきか
>>587 たしかに何読めばいいか分からないってのがね…
だからAmazonのレビューとかに頼ってしまうことが多いのだけれど、
最近は小説でも評判見てから買うの決めるっていう完全に他力任せの自分に
なっている自分に辟易する…
599 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/12(日) 20:58:14.51 ID:ruLsnl7q0 BE:1329494764-2BP(791)
そろそろ課題の時間かあ
「天使」読んだぞお。悪いが酷評だあ。
600 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:58:15.13 ID:3STe+eEQ0
聖書は最初の家系語りがだらだらうざい
ヨセフなんてどうでもいい
>>588 『跳躍者の時空』は猫たちが対立も団結も冒険もするがシリーズもの以外の短編も入ってるので注意を
>>361 児童文学には多いぞ。
リチャード・アダムス『ウォーターシップダウンのうさぎたち』
ビアトリクス・ポター『ピーターラビットのおはなし』
斎藤惇夫『グリックの冒険』『冒険者たち ガンバと十五匹の仲間』『ガンバとカワウソの冒険』
斎藤洋『ルドルフとイッパイアッテナ』
どれも名作ぞろい。
あとジョージ・オーウェル『動物農場』なんてのもある。
602 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:59:20.81 ID:ro/ZMD+S0
>>597 何のために読むか、どんな楽しみを期待して読むか、などによって。
結論が重要なたぐいの本なら前者だし、プロセスが重要な本なら後者
読まなきゃわからないって・・・?
603 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 20:59:26.70 ID:WvLYFl9U0
>>597 両方読んだらいいんじゃないかな?
解説本はその為にあるからね、一応は…
佐藤優の新書の新約聖書もまだパラーっとしか読んでないな… 神学を一度くらい学んでみたいものだ
605 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:00:11.76 ID:EI4roDSM0
>>597 どこまで必要とするかによるけど
原典の方が結局は一番の近道と言う気がする
両方読めばいいじゃない
606 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:00:57.61 ID:sfS5v4XR0
ニイチェ(キアケゴーも)は、すっかり商品化されてしまっているわよね・・・
彼らの哲学は、徹底的な絶望なしにして成り立たないのに・・・売れ筋のヒロイックな部分だけが注目されているのね
>>592 いまや、いっさいが娯楽的・・・床屋トーク的だものね
607 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:01:03.67 ID:YuzwOLFe0
〜( ̄ ")
.〓〓
( ;・∀・)
>>561 魚を主人公にしたSF短編があった記憶があるんだけど…
ごめん!タイトルと作者が思い出せない
>>586 そういえばかがみんも今回は規制だったっけ
避難所にでも書きこんでくれれば…
って
>>596 そこかわってくださいおねが(ry
異存がなければ9:30頃から始めようと思うけどいいかな?
…僕は課題図書読めてないんだけどね!
聞いた感じすごく面白そうな作品なのに…!
608 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:01:09.25 ID:Vmi3S1JP0
ksk
あ、SFだったか 見逃してた恥ずかしい
610 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:01:19.71 ID:3STe+eEQ0
>>597 両方読みゃいいんじゃね
要点まとめたほうは副読本で
>>609 ウォーターシップダウンは大好き
というかこれのSF版ないかなあと思って書き込んだくらい
612 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:02:46.81 ID:+Xb9JaV80
ここにいる人達で思想系読んでおる方はおりませぬか 最近柄谷行人や浅田あきら、東浩紀などのメジャーどころを 読んでるんですが、誰か面白い人がいれば御教授ねがいたい
613 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:02:48.82 ID:tn6pHmgl0
9:30ですね、わかりました 間に合うように風呂入ってきます
>>607 > 魚を主人公にしたSF
インスマスが舞台のあれかと一瞬思った
615 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:03:43.28 ID:WvLYFl9U0
>>612 吉本隆明はどうだろう
とにかくスゴいらしい
616 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/12(日) 21:04:35.53 ID:ruLsnl7q0 BE:830934735-2BP(791)
>>607 魚を主人公にしたSF短編とは、おいらの大好きな「表面張力」かな。
ジェイムス・ブリッシュだよ。
「スタータイドライジング」も登場人物の半分はイルカだけど、つまらないので
すすめない。
つかウォーターシップダウンは世界で何千万部も売れてる割に日本ではマイナーだな エロゲで知った自分が言うのもなんだけどさ
618 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:05:54.58 ID:3STe+eEQ0
>>606 売れ筋だけしか省みられないのは資本主義と民主主義が主流である以上どうしようもないな
かつては一部でしか消費されなかったもんが大衆化して売り上げと言う計量をかけられるとそうなるという
だから娯楽としての教養で十分だと思う
619 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:06:31.99 ID:/dXBCMlR0
名前しか知らなかったウッドハウスがここのとこ続いて文庫になってるから買ってみたんだけど、実際面白い? ユーモア小説ってけっこうスベってそうな印象がある
620 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:07:07.40 ID:ro/ZMD+S0
>>606 そのようにも読める、消費できる、というのは、本として流通したことの宿命、物としての本の宿命だから
ニーチェやキルケゴールには冥界で臍を噛んでいてもらうしかない
しかしそのように食べ散らかして、通りすぎてしまうのは、上等の料理に蜂蜜をぶちまけるがごとき思想ッ!
621 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:08:28.88 ID:ro/ZMD+S0
>>615 なにがすごいって、外国語ができないらしいな。本は全部和訳で読む、と
いまうっかり過去形で語りそうになってしまった
622 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:08:32.21 ID:+Xb9JaV80
>>615 吉本隆明ですか…確か吉本ばななの父堂でしたね
メジャーどころですが、難しいと聞いていたので敬遠していました
チャレンジしてみようと思います
623 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:08:34.05 ID:BmWvPCtH0
>>612 福嶋亮太「神話が考える ネットワーク社会の文化論」
ゼロ年代批評家の後発でなぜか未だにamazonレビューすら誰も書いてないんだけど
もし東のサブカル批評的な部分にも興味があれば
624 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:10:02.13 ID:3STe+eEQ0
>>607 マーガレット・セント・クレア『アルタイルからきたイルカ』を思い出したが魚ではなかったし短編でもなかった
>>612 つ 蓮實
あわなかったとしても怨まなんでもらいたい
625 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:12:44.48 ID:WvLYFl9U0
>>622 入門なら12歳からの現代思想とかどうだろう。
上の方でながもんが読んでたから、感想読んでくるといいと思う
626 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:13:45.77 ID:+Xb9JaV80
>>623 福嶋良太は確か思想地図に寄稿されていた方でしたね
サブカル批評は結構興味があるので書店で注文しようと思います
>>624 蓮見重彦は「闘争のエチカ」読んで、何を言っているのか良く分かりませんでした
確か朦朧文っていうのを書く方でしたね、映画批評もしてたような…
読まず嫌いは悪いと思うので、読んでみようと思います
627 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:13:51.38 ID:ro/ZMD+S0
>柄谷行人や浅田あきら、東浩紀など 元気がいい、ジャーナリスティックに行動する思想家のは、話し半分に聞いておかないと・・・という気にさせられる 文壇に場を占めるための論争とか、自己喧伝とか、本人にとっては意味があるんだろうけれど。 枯れてる、良心的な人のがいいと思うんだけど、いま例が思いつかない
628 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:14:00.62 ID:PGkligHc0
>>623 佐藤亜紀とブロガーに糞味噌に言われてたな
629 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:15:16.89 ID:YuzwOLFe0
〜( ̄ ")
.〓〓
( ・∀・)
>>616 昔のSFマガジンで読んだ記憶だから、多分それだな
>>601 人生で初めて読んだ長編は『ながいながいペンギンの話』かもしれない
…長編だったよね?
630 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:16:01.48 ID:sfS5v4XR0
>>612 いまの哲学的アクチュアリティの代表格のひとつは、心の哲学だから、
古典期‐現代期心理学、精神分析、認知科学、認識論、この諸分野を勉強しつつ、
ジョン・サールとか、ネッド・ブロックとかの本を読んでみたらどう?
631 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:16:29.66 ID:IrpJ6rPs0
今頃になって詩を読んでこなかったことを猛烈に後悔したわい
632 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:16:44.98 ID:wpMiMVVO0
>>612 西部邁
特に「昔、言葉は思想であった」は読みやすくて、一昨年かな?
読書人が薦める年間最優秀書物に選ばれてたよ。
そのお三方とは全く毛色が違うけどね
633 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:17:09.67 ID:3STe+eEQ0
>>626 蓮實は『小説から遠く離れて』が比較的読みやすい
>>627 中沢新一・・・はまったく枯れてないな
山口昌男とか?
634 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:17:38.65 ID:BmWvPCtH0
>>607 まさか阿部公房ではないよね?
と言っても魚人だった気がするけど
>>628 そうなのか
やっぱり嫌いな作家とは趣味も合わんものだな
635 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/12(日) 21:18:00.39 ID:ruLsnl7q0 BE:1495681193-2BP(791)
正直、哲学の本を読むなら、
おれの2ちゃん語録を読んだ方が哲学的だと思ってたりする。
誰ぞ、おれより哲学的な現代人がいるのけ?
636 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:19:45.82 ID:+Xb9JaV80
>>625 ながもん氏の感想を拝読してきました
現代思想の入門書は少し読んだことがある程度で
ちゃんと理解しているとは思えないので、理解の補強として
読んでみようと思います
>>627 それはよく言われますね。でも「枯れてる、良心的な人」が
私が初心者ゆえに良く見当たらないのです。
637 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:20:19.10 ID:3STe+eEQ0
>>632 西部はいいよな
正直その保守思想の内容には無理があるんじゃないかと思うが『ニヒリズムを超えて』は名著
自分は柄谷が一番好きなのだけれども、 柄谷の頃に思想を思想として語れる状況は終わったのだと認識している とっくに終わっていたのかもしれない(あるいは初めからそんな状況なかったのかもしれない) とりあえず思想かどうかは抜きにして、バルトは好きです 他フーコーやクリスティヴァ、スピヴァック、デリダなどが面白かった 読めたっていう自信はいつも持てないけれど
639 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:20:51.53 ID:/dXBCMlR0
哲学思想系で、特に最近のものは誰を読めばいいのか全然わからん プロアマ問わずお祭り騒ぎに加わりたがってるようで胡散臭く感じるし そういうのを羨ましく思うときもあるけど
640 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:22:22.09 ID:ro/ZMD+S0
>>633 文化人類学の人か。読んだことないけど、交友・同人関係とか見るかぎり、気に入りそうだ
本のタイトル眺めると、状況に積極的にコミットしていくタイプみたいだし
チェックしてみるわ、thx
641 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:22:26.82 ID:wpMiMVVO0
佐高信がブックレビューで柄谷行人を酷評して場が凍り付いた動画みた人いる? 「もうこの人の本は読まないでしょう」みたいなこと言ってるやつ。あれ糞ワロタ
漫画家さんやら大沢在昌のサイン会に行ってきた。疲れた('A`)
643 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:23:27.37 ID:3STe+eEQ0
バルトは『表徴の帝国』が好きだ 例のあれで評判落としたがボードリヤールも結構好き
辻村深月って何から読めばいい?
645 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:25:04.24 ID:IrpJ6rPs0
646 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:25:22.35 ID:sfS5v4XR0
いまの哲学は、自然科学や社会科学の方向へすりよるか、文学と結びつくか、 評論家の思想的道具に堕すか、いずれにせよ、すっかり空中分解していて、純粋な哲学が消失している
647 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:25:48.12 ID:+Xb9JaV80
>>630 精神分析の方はラカンを読めば良いでしょうか
幸い「文脈病」と「羅漢の精神分析」が手元にあるので読みなおそうと思います
ジョンポールサルトルではなくジョン・サ―ルですか…
調べてみます
>>632 西部まいは「知識人の裏切り」の著者の一人ではなかったでしょうか
確か政治論壇に関係が深かったような…だけど評価は安定してそうですね
読んでみます
>>633 ありがとうございます! ぜひ読んでみようと思います
>>642 wikipediaで新宿鮫調べてたら、
最新巻の重大なネタバレが堂々と書かれてて吹いたわ
649 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:26:21.20 ID:WvLYFl9U0
もしかすると哲学はもう死んでる状態?
そういえば文学フリマ…
651 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:26:47.38 ID:Qph83HdjO
>>644 まんがかされた冷たい…からでいんじゃね
652 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:27:08.85 ID:wnfrGDSj0
|┃三.:.:.:.:.:.::.:: : : : : : :: : :: |┃:.:.:.:/:.::./.:.:./:.:.:.:.:.:.::.:. ;: ::ヽ |┃::: ::|.:.:.:i|:.:./ |:.:li、:.:.∧:.:.:.::ヽ. |┃: :: !.:.:. ||/_ _l/ |ノ_ヽl:.: .:.lヾ、 21時半前なので、そろそろ課題図書の話。 ガラッ.|┃: ::(|:.:.:.:| { }={ Y::.:/ |┃三ヘ.:.:.:l ー‐ '_ ` ~/.:.ノ ※ここから、佐藤亜紀『天使』の話題が多くなる可能性が高い。 |┃ \ヽ、 _ , イ!::/ 未読の人はネタバレされる覚悟を決める。 |┃ / ヽ{ ト、ヽ l: l:′ |┃ ∧\ マ三ソ| .\ ネタバレの危険性があるレスをする場合には、名前欄と本文一行目に |┃./: : \\ ヾ-〃 ..∧ 「ネタバレ含む」と記入して警告すること。 |┃三:: : : \\.り/: : :i |┃三:: :: : : : :|<V>| : : : ! (いってやった……マシュマロより先にいってやった……)
653 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:27:25.66 ID:tn6pHmgl0
哲学自体19世紀後半に死滅してる 現代思想は、そろそろじゃないのかな
654 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:27:29.19 ID:ro/ZMD+S0
655 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:28:42.73 ID:IrpJ6rPs0
課題図書っていつ決めてんの?
656 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:28:44.83 ID:YuzwOLFe0
〜( ̄ ")
.〓〓
( ;・∀・)
>>652 準備してたら奇襲された…だと?
657 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:29:34.68 ID:wpMiMVVO0
658 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:30:16.62 ID:wnfrGDSj0
. -‐-
〃. ヾ. ちなみにわたしは課題を読んでいない。
! |ノiノハ从ハゝ
i (|r|匸lf匸!i
>>649 'ハリ、'' ''ノリ サンデルの政治哲学空前のブームだと思う。
.c(,_uuノ
>>655 最近はは22時過ぎぐらいに安価で。
659 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:30:45.30 ID:IrpJ6rPs0
661 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:31:00.35 ID:sfS5v4XR0
>>647 おれがいま大学の一年で、まさしく心の哲学をやろうとしているのだが、
・フロイト、ユング、ラカンの代表作は原書でそろえた
・認知科学や心理学の概説書の購入を計画中
・認識論は哲学史レベルでおk
・ジョン・サールは邦訳がたくさん出ているのでいくつか購入、『MIND』などが入門者向けでわかりやすい
これで準備万端なはずだ、といってもおれはまいにち遊び暮らしているがな、がはははは
安価合戦始まったら呼んでくれ それまで電脳コイルみてる
663 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:34:04.30 ID:KKv7cMyx0
664 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:34:13.85 ID:+Xb9JaV80
>>661 おおっ、当方は高校学徒なので大学、うらやましいです
ぐぐってみたら「心の哲学」は現代哲学の1ジャンルだと
知って驚きました。こういうのは実存主義ぐらいかと思っていたので
ここまですれば準備万端なのですね、原書の方はともかくとして
頑張って集めたいと思います
筒井の「旅のラゴス」を読み終わったんだが、 他に似たような雰囲気の旅ものってあるか? ファンタジー旅って絶対数が少ないよな
666 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=5,xxxP】 【ネタバレ含む】 :2011/06/12(日) 21:37:06.14 ID:ruLsnl7q0 BE:1329495146-2BP(791)
「天使」佐藤亜紀
正直、どこが見せ場なのかわからない。超能力も第一次大戦も、
その魅力を引き出せているようにはまったく思えない。
物語の初めの辺りに、心を読める超能力があるかのような描写があるが、
それが具体的なオチには結びついていないし、
終盤の特殊任務でも、超能力が具体的なオチに結びついてはいない。
いってみれば、この小説はオチなし小説である。
第一次大戦のドイツやオーストリアを舞台にしているが、
歴史小説として楽しむのも不可能であろう。
こんな小説を読んで時間を無駄にしたと思っており、
佐藤亜紀の代表作「ミノタウロス」はもう少しマシなのかどうか、
読んだ人の感想が聞きたいが、
この天使とはちがう深みをもっていてほしいものだが、たぶん、読まない。
667 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:38:06.57 ID:WvLYFl9U0
正直若い内に思想は手を出さない方がいい気が…いや、麻疹と思えば良いか
668 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:39:08.14 ID:sfS5v4XR0
>>664 すばらしい!!!!高校でそれほどまでの興味関心!!!すばらしい!!!!
>>646 で言ったように、現代の哲学概念は空中分解していて、
自然科学・社会科学、文学、評論の方面へそれぞれ擦り寄って、「純粋な」哲学は消滅している
皮肉なことに、もともと学際的なものとして生まれた哲学が、中世近世の純化を経て、
現代に至って再び学際的なものとなったわけだ・・・ギリシア期とちがって女王的でなく奴隷的だが・・・
だから、こうやって周辺領域のひろい学習が大切になるわけだ、哲学者とは万学者である、がんばれ
ところできみもしかしてJK? かわいいね^^
>>667 別に手を出したって大したことないけど
まあ別にいいんじゃね?
670 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=5,xxxP】 【ネタバレ含む】 :2011/06/12(日) 21:39:25.76 ID:ruLsnl7q0 BE:2326615676-2BP(791)
あれ、おれしかいない……
671 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:39:43.79 ID:IrpJ6rPs0
672 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:40:09.19 ID:/dXBCMlR0
本を読んでも貶すことができなくて困る 読書経験が全然足りないから何を読んでもどこかしら面白いと思ってしまう
673 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:40:12.56 ID:KKv7cMyx0
今回ニャル子が居ないっぽいのは痛い
674 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:40:31.01 ID:WvLYFl9U0
課題図書は読んで来てないけど 佐藤亜紀はとにかくなんでああまで喧嘩腰で毒舌なのだろうか 作家に人間性を求めてないけど、あれは少しおかしい
675 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:40:47.39 ID:1DG3uUC00
ニャル子さんはせっかく安価取ったのに規制で、しかも代行はしない派みたいだ
676 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:41:40.14 ID:wnfrGDSj0
677 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:42:52.92 ID:YuzwOLFe0
〜( ̄ ") .〓〓 ( ・∀・) *課題を読んでいない人向けのWW1小噺* ・始まった当初は「全戦争を終結させる戦争」(War to end wars)と呼ばれていた。 (その終結条約がWW2の原因になったが) あとは…当時の飛行機はレンガで爆撃してたとかそのくらい?
678 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:42:53.91 ID:+Xb9JaV80
>>667 いわゆる中2病ですよ、ははは
>>668 受験勉強に飽きたルソー似の男です
知り合いが顔綺麗目の古代哲学好きJKですが…申し訳無い
>>648 俺は多分そのネタバレを2年くらい前に大沢在昌本人から喰らってるwwww
今野敏とのトークショウで
「今度書く新宿鮫の続編ではM井さんが大変なことになります。
俺ってよく大事な人殺しちゃうんだよね〜…って言っちゃったよ!」
って感じでwwww
680 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:44:46.13 ID:BmWvPCtH0
>>674 俺もそう思ってたけど、実作に反映しない姿勢だけは好感もてるな
681 :
【ネタバレ含む】 :2011/06/12(日) 21:45:11.89 ID:tn6pHmgl0
『天使』 色々な材料を用意しておきながら、それを活かせないまま終わった、という印象です 「感覚」というのは恐らく超能力の枠の中に入れていいと思うんだけど、ただそれがひたすら「超能力」の次元にとどまっていて、 結局こちらに訴えかけてこない、あるいは「平凡な」人間を覆してくるところがない、といったところで 第一次大戦を背景にするならそういうのが尚のこと出てきてもいいはずなのに、「感覚」を持った人間と持たない人間は いつまで経っても区別されたまま、というのが不満でした それから登場人物がいつまで経っても「キャラ」を演じたままでいるのもどうかと たとえば「顧問官」だと、彼はいつも冷酷なキャラを演じ続けて、部下が死んでも上司と難しい立場に置かれても、 帝国が危機に瀕しても、いつまでたっても冷酷なキャラのまま。 物語自体主人公・ジェルジュのビルドゥングスロマンな側面があると思うんですけど、 彼はある時期を境に徹底的なニヒリズムという殻のなかに閉じこもったままで、 それが混乱の中にあって生き抜く態度なのかなぁ、とは思いつつも、やっぱり感情移入はできかねる 彼がある時期まで殺すことを嫌がったり、人に従うことを理不尽だと思ったりするのも、 後々のニヒリズムのせいで申し訳のものだったんじゃないか、という感じもする あと登場人物が軒並みのっぺらとしているように感じられました たまに出てくるプロレタリアートの人間とか、農民のおかみさんだとか、そこら辺をもう少し穿って書けば厚みが出たんじゃないかと思うし、 第一次大戦期の雰囲気も伝えられたんじゃないかと 結論から言えば、超能力も第一次大戦もスパイも、なんでこの設定の必要があったのか、という作品でした
682 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:45:17.97 ID:CaJ8tpL/0
>>677 WW1〜WW2の教訓
勝ったからっていじめちゃいけない
683 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:45:45.66 ID:D2qqYds40
ネタバレ含む? 読んでみてたいへん面白かったけれど、文章しか印象に残ってないな 触れることも見ることもできない「感覚」を文章だけでここまで達者に描写できるんだね!みたいな 主人公の成長譚とかロマンスとか割とどうでもいい。たぶん作者もそうだろうけど
684 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:45:57.06 ID:sfS5v4XR0
>>678 おいおい、もしかしてきさま、マゾヒストで露出狂なのか?
少女の集団を見かけたら、ケツ出して踊りかかるってか? ケツをたたいてもらえるように
685 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:46:13.52 ID:WvLYFl9U0
>>680 それが凄いと思ったんだ
実作を読んでからTwitterを見たら結構驚いたもんだ
哲学といやぁ『ツチヤ教授の哲学講義』が大変面白かった。
687 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:47:17.82 ID:WvLYFl9U0
なるほど。枯れてて良心的の方が良いってのはこのスレを見てよく分かった。
688 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:47:51.85 ID:+Xb9JaV80
>>684 あうあうあーをはらましたりはしませんよ
マゾの可能性はあるかもしれませんが
だけどアレほどの天才がもらえるのなら、そうなってもいいですね
689 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:48:31.42 ID:wnfrGDSj0
. -‐-
〃. ヾ.
>>670 >>683 ! |ノiノハ从ハゝがんばれーがんばれー
i (|r|匸lf匸!i
'ハリ、'' ''ノリ
.c(,_uuノ
690 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=5,xxxP】 【ネタバレ含む】 :2011/06/12(日) 21:50:27.56 ID:ruLsnl7q0 BE:443165142-2BP(791)
ニャル子と対決しようとしたけど、
なんか、突撃した銃をかわされ、真っ暗闇に置かれた気分。
怖い。
図書館は先週からしまってるし本屋には置いてないしで完全に未読
692 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:52:49.87 ID:YuzwOLFe0
〜( ̄ ")
.〓〓
( ・∀・)
>>682 >勝ったからっていじめちゃいけない
WW2後ではいじめるどころか実効支配されちゃう東西ドイツ…
今回は規制が多いせいか盛り上がらないね…
かがみんも来ないし…
693 :
ネタバレ含む :2011/06/12(日) 21:53:11.92 ID:skdB18ou0
ネタバレ含む 文章はうまいんだけど淡々と進むし話に意外性がない 超能力者がスパイになるというあらすじ以上のものがない いっそ超能力をラノベばりに派手にして展開したほうがもうちょい面白かったんじゃないかと
ネタバレ含む 佐藤亜紀はどうせ面白いのは面白いと分かっているのでそれ以外のことを 「感覚」という現実には存在しないものを何とか読者の中に刷り込もうと努力した文章が散見する この筆致が実に興味深かった この「感覚」というものがこの小説の大きなキーであり、小説的な仕掛けともなっている 三人称でジェルジュに強く焦点化した語り手だが、そのジェルジュが他の人物の心象をのぞく「感覚」の持ち主 そのまま書けばいわゆる全知めいた語りにもなりかねないことだが、それを極めて自覚的に抑制している むしろジェルジュの意志のまま、読む/読まない、覗くにしてもどこまで、何を覗くかを厳密にコントロールしている これは、全知、あるいは三人称に限らず上手い小説の書き手が何よりも気を遣うこと。 この語りの操作を、「感覚」という小説的な仕掛けによって浮き上がらせた小説だと言える
695 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:54:42.11 ID:IrpJ6rPs0
なんか君達のレスを読んでると読書欲が久々に少し沸いてきたよ
696 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=5,xxxP】 【ネタバレ含む】 :2011/06/12(日) 21:54:45.90 ID:ruLsnl7q0 BE:3102154087-2BP(791)
誰か、「ミノタウロス」の感想を頼む。
正直、「天使」は、佐藤亜紀の失敗作というか習作の部類に入ると思う。
この本を読んで、アマゾンで天才といってた人がいたけど、
何をもって天才と評したのか、激しく疑問。
いちばんの驚きは、「天使」という題の本は、この小説一冊しかなかったということだ。
もっとうじゃうじゃあるかと思ってた。
697 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:55:21.63 ID:sfS5v4XR0
なんだなんだ、課題ってのは、このスレはネットサークルみたいなものだったのか
698 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:55:30.21 ID:BmWvPCtH0
読んだけどなんかいま極端に眠くていけない このままではニャル子がいじけてしまう・・・
699 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 21:56:29.21 ID:CaJ8tpL/0
>>697 定期スレ。毎回次のスレまでに課題図書がでる。読まないなら読まないで別に構わない。俺も読んでない。
700 :
【ネタバレ含む】 :2011/06/12(日) 21:57:06.62 ID:tn6pHmgl0
結局悪かった点ばかりしか書かなかったので、良かった点を一応書いておくと、 極めて潔癖な文章で好感が持てました。「感覚」を持った者同士の戦闘などは普通なら贅言を尽くして書いてしまうところなのでしょうけど、 非常にスパっと書いて見せてリズムを出せている。「感覚」の手に取るようにわかる描写も上手い ただ、「感覚」が人知を超えたものとして描かれる以上は、これだけ手にとるように書くのはどうかな、と思いました 多分作者はこの作品で何かを揺るがそうとは思っておらず、明快に書こうとしていたんだと思う。 けれど、人知を超えた何かを書きたい、人知を超えたところに行きたい、という際に作者もまた挑戦的になって限界まで行こう、 とするほうが好ましく思える人間としては、やや保守的に思える。 小説に即して言えば、ジェルジュが自殺に失敗して「向こう側」に行くことを断念した時に、 作者もまた「向こう側」に行くことを諦めたんじゃないか、と あとp190にこういう文章があるんだけど、 「ダーフィットはいつも同じ席に腰を下ろし、濃いコーヒーにたっぷりと砂糖を入れて飲んだ。 クリームも牛乳も、久しくあったためしはかったが、ダーフィットには無用だった。それでも、 糖蜜のように甘ったるいコーヒーはいまや奇跡だ――人間の必死の努力によって齎される奇跡 であることはダーフィットも十分以上に承知していたが、無用の賞賛でその努力を汚すような ことはしなかった。鷹揚に、当然のように、ダーフィットは受け入れた。その態度は貴族的で さえあった」 文章力で持ってるような小説にこういう文章かかれると読むの辞めたくなりますね。
701 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=5,xxxP】 【ネタバレ含む】 :2011/06/12(日) 22:00:58.25 ID:ruLsnl7q0 BE:1329494764-2BP(791)
なんか、途中で子供生まれてるけど、
この主人公の男は子供に無頓着だね。
子供について配慮した描写がいっさいなかった。
佐藤亜紀は、子供をつくることを肯定はしても、かわいがることを肯定していないのでは
ないかと邪推したりした。
702 :
【ネタバレ含む】 :2011/06/12(日) 22:04:14.65 ID:D2qqYds40
【ネタバレ含む】 語ってるの俺含め3人か…きつっ… で、俺は超能力の描写が上手いなーと思ったわけだけど、こういう「感覚」って小説よりマンガで描かれる方が圧倒的に多いよね しかも小説にしろマンガにしろ、スタンドや念能力みたいに可視化されたものが多い そういう意味で大友克洋が描く超能力と比較して語れんじゃないかなーと思う。俺頭悪いからやんないけど 超能力で壁や地面がメコッってへこむの、最初にやったの大友だよね? ただ『天使』で描かれた「感覚」は完全には不可視という感じがしなくて、 なぜかというと「手」とか「指」が感覚を使用するときに比喩として多用されてるからなのね 「彼はその暖かい塊を手の中に包み込むように感覚で包んだ」とか それだけに感覚による攻撃の描写がいっそう肉体的に生々しい痛みを想像させるんだけど あんまり感覚の描写を肉体で比喩してほしくはなかったかな。この小説好きだけどな
703 :
ネタバレ含む :2011/06/12(日) 22:04:24.78 ID:ro/ZMD+S0
ネタバレ含む いろんな意味で漫画的。 少年漫画的、もっとはっきりいえば、ジョジョのパクリまたはオマージュ 全体が有機的に絡まず、エピソード一つ一つが数珠つなぎになっていく そのエピソードが陳腐 台詞が陳腐
704 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:06:31.41 ID:wnfrGDSj0
705 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=5,xxxP】 【ネタバレ含む】 :2011/06/12(日) 22:07:06.27 ID:ruLsnl7q0 BE:1329495146-2BP(791)
青チンコは、課題を毎回読んでいて偉いね。
おれはくじけそうだよ。
課題は、蒼空時雨が酷評された時点で、おれの感覚はおかしいのだろうかと
思い始めたけど、しかし、天使も人気ねえなあ。
おれには不思議なのは、この難解な描写をする佐藤亜紀のどこが文章が上手なのか
疑問なこと。
706 :
ネタバレ含む :2011/06/12(日) 22:07:56.60 ID:ro/ZMD+S0
ネタバレ含む 肉体的動作とのアナロジーで「感覚」を描こうとしてるけれど、 文体のレベルまで及ばない仕掛けであれば「感覚」を導入する理由が弱くなる ようするに主人公SUGEEEのための道具ではないのかと 暴力表現を一生懸命書いているのが微笑ましい。セックスの感覚的描写も 「ソープに行け、小僧」のオッサンや菊地秀行に負けてると思います
707 :
【ネタバレ含む】 :2011/06/12(日) 22:08:21.55 ID:tn6pHmgl0
あとは個人的な感想なんだけど、島田雅彦を思い出しました。
もちろん文章や人物が、とかじゃなくて、執筆にあたっての態度
上手い文章や上手い設定を思い浮かべるのは得意なんだけど、それを書いたら満足しちゃって
継続的に穿つことができない。
>>694 言われてみて納得
けれどそれ以上は穿ってなくて、え、だから? というところはあると思います
あとp161にこういう文章があって
「その後語を、ジェルジュは蝋管に残された短い録音を聞いて過ごした。ブタペストの部屋で
録音された演奏だった。(中略)その向こうにあったものが姿を現すのを、ジェルジュは感嘆
とともに眺めた。音楽は弾き手よりもはるかに強い。だがこの弾き手は、荒れ狂う音の流れの
上で軽々と均衡を酉、両手の間で意のままに操っていた」
こういう言い方はキザになるんですが、この小説をよく象徴してるなあ、と。登場人物は
南極に合っても自分の「キャラ」を崩さないし、作者もまた自分のスタイルを崩さない
そういうのってどうなのかな、と
708 :
ネタバレ含む :2011/06/12(日) 22:09:49.03 ID:ro/ZMD+S0
ネタバレ含む 佐藤亜紀の美点は、ネガティブなものだと思う。凸凹がない、欠点が少ない、突出がない 文体にしろ、筋立てにしろ、構成にしろ。 セミナーで習ったかのような、上品さ、お行儀の良さ
ネタバレ含む 超能力という言葉でイメージするものとは違うな 身体感覚の延長として描かれていると思う。だから「感覚」と名づけたのだろう 手足を目でみなくても自由に意識でき、操作できるように あるいは「見よう」としなくても見えるように、 超越的なものではなくて、身体の延長として描こうとしたのではないか 文章の問題点はだいぶひっかかる 短文を連ねた簡潔(場所によっては簡潔すぎる、素人臭い)文章と 食べ物など形容を重ねた文章の、ひらきに大きな断絶を感じる。ありていに言えばちぐはぐ だけれども、これは「感覚」の世界と普通の世界を描き分けようとした、のかもしれない 作中の私生児は自分が親にやられたことを、本人が繰り返すというのを描いてみせただけ ありきたりの小説手法
710 :
【ネタバレ含む】 :2011/06/12(日) 22:11:53.53 ID:YuzwOLFe0
〜( ̄ ")
.〓〓
( ・∀・) 【ネタバレ含む】
>>696 …あ、ネタバレ含ませちゃダメか
『ミノタウロス』も第一次世界大戦を舞台背景にしてるけど、疾走感と暴力が心地よい作品だったよ
文章的なことに関しては素人だから上手く説明はできないけど、結構面白かったと思う
711 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=5,xxxP】 【ネタバレ含む】 :2011/06/12(日) 22:13:01.31 ID:ruLsnl7q0 BE:3988483698-2BP(791)
>>704 ありがと。これがニャル子のミノタウロス評かあ。
718 :ネタバレ含む:2010/07/04(日) 23:43:38.12 ID:J3XJI91XP
ネタバレ含む
,.-- 、
-ィ i
/ ヽ. i
│ii八 从 ) '
{|| |゚ -゚ノ||
ノ((゙}丕i)つ━┓
( U、/_li〉
し'ノ
薬物に頼って復活したニャル子です、こんばんは
某所でお馴染みの方々はご存知のとーり、わたしは亜紀閣下の下僕ですので一切公平な視点で見ておりませんww
ぼそぼそと語らせていただこーかと
ミノタウロスでまずわたしがすきなトコは「主人公にぜんぜん魅力が無い」のになお読ませるというとこ
同じ作者の中では戦争の法がもっとも印象が近いのですが、こっちはまだ主人公に魅力がある
ミノタウロスの主人公は本当にクズに他ならず、敵役のグラバクのほうがまだ魅力があるという
で、この心底クズの主人公が(それこそこれは昨今のラノベに共通する特徴だったりするのですが)
痴呆のように内心を垂れ流すのですよ、全く共感できねーような理屈で
712 :
忍法帖【Lv=11,xxxPT】 :2011/06/12(日) 22:13:04.10 ID:YTgzL8mq0
雨の日はVIP晴れの日もVIP
713 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:14:27.41 ID:N0KnreHS0
なんか恩田陸でオススメある? 小枝子とピクニックとネバーランドとユージニアは読んだ
714 :
ネタバレ含む :2011/06/12(日) 22:14:30.44 ID:ro/ZMD+S0
ネタバレ含む >むしろジェルジュの意志のまま、読む/読まない、覗くにしてもどこまで、何を覗くかを厳密にコントロールしている これがこの物語をいちばんつまらなくしてる躓きの石。 ただの便利機能になってしまってる 「感覚」がどんな能力として顕現しているか、その種類を数えてみた・・・あまりにも多岐に渡って、要するに なんでもあり状態になってる そんな便利なだけの能力がありますか、と あれほど血縁・ルーツにこだわる主人公が、母親を前にして、何も見ないことができるような自制心 そういう鉄面皮をもったダーク・ヒーローとして描けば、それはそれでおもしろかっただろうけれど、 中途半端に少年漫画の主人公的な、読者への好感アピールも感じられたりして
715 :
【ネタバレ含む】 :2011/06/12(日) 22:14:40.13 ID:tn6pHmgl0
>>732 >ただ『天使』で描かれた「感覚」は完全には不可視という感じがしなくて、
>なぜかというと「手」とか「指」が感覚を使用するときに比喩として多用されてるからなのね
徹底して可視化されるように努力してますよね。ただこのままだと小説としての面白さ、
文章でしか表現できない面白さは、成就してないんじゃないかと思います
多分アニメとかでも置き換えられる
ザヴァチルとの戦闘のシーンで、追い詰められたジェルジュの「感覚」が暴発して、
叙述もまた混乱したものになっていく、あたりは非常に興味深かったですけれど
あれが終始続いていたら、まぁ難読にはなるんでしょうけど、挑戦してる、という感じは持てる
716 :
ネタバレ含む :2011/06/12(日) 22:14:44.64 ID:skdB18ou0
ネタバレ含む みんな長文感想すごいな もう語ることないぞ俺 主人公の成長譚としてもいまひとつかなあ 優秀すぎるせいかハードルをあっさり飛び越えちゃって成長した感じがしない 次にせまる壁も「ああ、なんとかなるんだろうな」と思ってしまい続きが気にならない
717 :
ネタバレ含む :2011/06/12(日) 22:14:48.65 ID:BmWvPCtH0
ネタバレ含む まあ、とにかく展開が早い早い。 人物の心情とか、物語の背景とか、あらゆる「説明」を削りまくって展開していくうえに 配役は絵に描いたような美男美女揃いと来ているので、こちらとしてはまるで映画を観ているかのよう。 それが「空気のなかで何かが膨れ上がり、止まった」(P292)以下の文章で初めてリズムを変える(たぶん)ので ここで「おっ」と思った人も多いんじゃないだろうか。 気になったのは史実を参照していながら「年号」をいっさい明記していなかったことかな。 たぶんだけど、作者によって意識的に排除されてる。 これは読者も気づかぬうちにジェルジュ視点で「大戦」に巻き込まれていくことを狙ったものなのかどうか・・・。 物語論的に言えば貴種流離譚とか、そういうものに該当するのだろうか。 とはいえプロットだけでそれをストレートに提示されても今さら楽しめるわけはなく、 描写をただ削ったところで古川日出男のようなドライヴ感が生まれているわけでもなく・・・ つまらなくはないんだけど、何を楽しめばいいのかよくわからない、といった感じだったかも。
718 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:14:56.27 ID:/dXBCMlR0
最近のラノベの主人公ってそんなにクズなのか
719 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:14:59.87 ID:7I1DnWLU0
絶望が書かれている小説で何かオススメないですか?
>>719 そんなことを言うから毎回ケッチャムの名前を出してしまうんじゃないか!
あとコーマック・マッカーシーの『ザ・ロード』とか
722 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:17:18.36 ID:N0KnreHS0
食べ物の雑学がつくような小説ない?
724 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=5,xxxP】 【ネタバレ含む】 :2011/06/12(日) 22:17:44.76 ID:ruLsnl7q0 BE:1772660148-2BP(791)
>>719 漫画でしか読んだことないけど、「NHKへようこそ」
725 :
ネタバレ含む :2011/06/12(日) 22:17:51.25 ID:ro/ZMD+S0
ネタバレ含む
>>717 >映画を観ているかのよう
この人は、たぶん、心の中ですごく鮮明なビジュアルが描けてるんじゃないか、
それを見てきたように書いてるんじゃないか、とは俺も思った
簡潔にもかかわらず、シーンの連続性は、ちゃんと糸がつながってる。そのへんの取捨選択は綺麗
>>713 『ドミノ』と『ライオンハート』はなかなか
『象と耳鳴り』も面白い
『Q&A』はつまらない
>>719 まだ上巻しか読んでないから何とも言えないけれど、
最近文庫化された平野啓一郎の「決壊」
728 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:18:37.28 ID:CKeQhVAb0
ミノタウロスはつまんねーなーと言いながらも 最後まで読んだし不快に思ったり(思わされた)したのはやっぱそれなりの迫力があったからかな 本当につまらなかったらしらけるしそれを読み続けるのは苦痛以外のなにもんでもない しかしいまだに凄さがわからんので 三年くらいしたら読み返してみるか
>>724 NHKにようこそは絶望とはまた違うような…w
730 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:19:48.96 ID:N0KnreHS0
731 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=5,xxxP】 【ネタバレ含む】 :2011/06/12(日) 22:20:07.62 ID:ruLsnl7q0 BE:1329494483-2BP(791)
わからん。小説を書いてるおれからすると、
読者に伝わるように書くのは非常に難しく、佐藤亜紀はそれができていない作家なのだが。
なぜ、この人の文章力が褒められるのだろう。
732 :
【ネタバレ含む】 :2011/06/12(日) 22:20:48.12 ID:D2qqYds40
>>719 『悪童日記』『二人の証拠』『第三の嘘』の3部作どうぞ
733 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:21:33.64 ID:wnfrGDSj0
__ ∧ ,,__,,_,,_,,__,,_ ∧. _ \ \| |/yvvvvvvv,\| |/ / >┴ ,ィ´ ⌒ ⌒ `ゞ、┴< そろそろ課題安価もいってしまっていいかな? /:::ィー{} Y ̄ }={' ̄ } {}ヘ::::\ /:::/ ./::::::⌒(__人__)⌒::::::\ \:::\ /:::::::/ | |r┬-| | ∨::∧ モチのロンわたしも全力でいかせてもらう |::::::::|. \ `ー'´ /ヽ.._|::::::::| . \__|. //`ン=- __ -= -‐ ´\(:.:.:.|__/ { / .l☆|::|~^介^^|::|_,ハ ___ 〉、ィゝ| | | l |::| .| / ,' 3 `ヽーっチ.} { ヒト-、|:」 | l ⊃ ⌒_つ | . `/.:.:.:.:.:.: ̄ ̄ ̄`'ー-―ヘ'''" i.:ノ /_/.: /.:.:.:.:.:.:.:.:.ヘ__:__ム-ー'´ ノ  ̄/ ̄ ̄.! ̄ ヽ └‐ '´ ` -┘
734 :
【ネタバレ含む】 :2011/06/12(日) 22:21:34.84 ID:tn6pHmgl0
>>709 >超能力という言葉でイメージするものとは違うな
>身体感覚の延長として描かれていると思う。だから「感覚」と名づけたのだろう
あぁ、なるほど。でもそうした場合なおのこと「超能力」といった感じが抜けないんですよね
だって通常の人間の感覚を狂わせたり、超越しかやってくれないから
「平凡な」人間と交わってくれないせいで、「感覚」の相対化も為しえないし、比較すらできていない
一番「平凡な」人間に「感覚」が近づいたのはヨヴァンとの交流、共闘、それから別れだったと思うんだけど、
でも結局他の人間と同じであっさりと別れちゃうしな、最早擁護のしようもないですね
735 :
ネタバレ含む? :2011/06/12(日) 22:21:38.34 ID:k5Sq6oVl0
良くも悪くもこの解説は的を得てるんじゃね 砂糖秋褒め称えてる文とノイズばっかりで結局のところこの本はどこがいいんだって? 好きなのはわかるけどそこから先を全然言わないのはなんでなんだぜ? 洗練されたラノベを読んでるような感覚
736 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:21:52.72 ID:Soma02gX0
ティム・オブライエンって日本ではどれくらい知られてんのかな
737 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:22:08.15 ID:sfS5v4XR0
いやあああああああんんんん 英語のレポートやだよううううううううう 気分転換に、さくっと読めて少女趣味満載の短篇はありませんこと? アンナ・カヴァンの『氷』みたいな、神秘的な少女が出てくるのが読みたいな・・・聞いてばかりでごめんなさいね
739 :
ネタバレ含む :2011/06/12(日) 22:22:13.97 ID:ro/ZMD+S0
ネタバレ含む あと、平行して作品世界を補間する短篇集があるそうだけど、だからって、意図不明で 効果的とは思えないギャップがいきなり出てくるのは勘弁 本人としては簡潔さを好んだのかもしれないが、そのへんの取捨選択が、自分の好みで、 好きなところ、書きやすいところだけを選んでるような気がしてしまう 禿やドストエフスキーのような力技がない ドストエフスキーといえば、ペトラシェフスキー会のエピソードにはニヤリとさせられた ドストエフスキーは銃殺刑の判決を一時受けたことがある 死刑執行の直前に恩赦でシベリア送りに減刑された(もっともこれは最初からその予定で、死刑はお芝居だった) だから、もうちょっと早くジェルジュがP市に着いていれば、ドストエフスキー本人に会えたはず
740 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:22:26.90 ID:YuzwOLFe0
〜( ̄ ")
.〓〓
( ・∀・)
>>719 『地球最後の男』なんてどう?
>>723 う〜ん…
お酒ならブルーバックスの『ウィスキーの科学』や『ワインの科学』がわかりやすかったけど、食べ物は何かあったかな?
ネタバレ含む
>>705 文章が上手というよりは、文章の使い方をよく知っている作家
なんだかんだ言って、どんなつまらない本でもどこかしら楽しめるとこはあるし、
つまらないならつまらないなりに、つまらないことが面白いってこともあります
>>707 さっき挙げた料理なども同じだけれど、そういうキザったらしい描写は鼻につくね
これも違う意味で実に素人臭い描写
>>708 俺の感覚とは逆だなあ
確かに本一冊としてできあがったものは、いつも良以上をつけられるハズレの無い作家なのだけれど
個々の要素はそれぞれ極めてピーキーで問題のある作家
誰も言ってないけれど、佐藤亜紀の大きな魅力であり、また最大の欠点は人物造形(男性ね)にある
非常に面白い、魅力的な男性を描いてみせる。見せ方も上手い
が、彼女の書く男性は、佐藤亜紀という「女」の幻想の中にしかいない、
現実には存在しない、魅力的だけれども上っ面だけの男性にいつも終始する
この点、塩野七生とも共通することだけれど、さすがに年の功、あっちのが欠点隠すのが巧いつまらないならつまらないことも時には面白いからね
>>719 ネヴィル・シュートの『渚にて』も絶望感があるかな
744 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=5,xxxP】 【ネタバレ含む】 :2011/06/12(日) 22:24:12.51 ID:ruLsnl7q0 BE:1661868465-2BP(791)
例えば、「分解された男」と比べると、「天使」の
超能力の描写の少なさ、わかりにくさは歴然であり、
物語への生かしている点もまるで少ないのだが。
おれは誰かに、この小説は超能力者の話だよ、という説明を受けていなければ、
おそらく、幻想的な描写をする一般人の小説として読んだはずなのだ。
ひょっとしたら、作者の狙いはそっちだったのかと思うと、可哀相な扱われ方をしている
小説だと思う。
745 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:24:33.56 ID:YuzwOLFe0
〜( ̄ ")
.〓〓
( ・∀・)
>>733 ,738
では課題安価はちょっと近いけど
>>777 でどうかな?
>>737 少女趣味で神秘的な少女……
少女禁区なんかはどう?
>>733 それひょっとして真宵のつもりか?
あ、ふざけんな
748 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:26:08.62 ID:sfS5v4XR0
749 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:26:10.42 ID:wnfrGDSj0
__ ∧ ,,__,,_,,_,,__,,_ ∧. _
\ \| |/yvvvvvvv,\| |/ /
>┴ ,ィ´ ⌒ ⌒ `ゞ、┴< 課題安価は
>>777 。
/:::ィー{} Y ̄ }={' ̄ } {}ヘ::::\
/:::/ ./::::::⌒(__人__)⌒::::::\ \:::\ ・二週間で読み切れるもの
/:::::::/ | |r┬-| | ∨::∧・なるべく一巻完結(か続き物ならそれの始めの巻?)
|::::::::|. \ `ー'´ /ヽ.._|::::::::|・絶版、希少本ではないもの
. \__|. //`ン=- __ -= -‐ ´\(:.:.:.|__/・価格はできるだけ1500円以内
{ / .l☆|::|~^介^^|::|_,ハ ___ 〉、ィゝ|
| | l |::| .| / ,' 3 `ヽーっチ.}
{ ヒト-、|:」 | l ⊃ ⌒_つ |
. `/.:.:.:.:.:.: ̄ ̄ ̄`'ー-―ヘ'''" i.:ノ
/_/.: /.:.:.:.:.:.:.:.:.ヘ__:__ム-ー'´
ノ  ̄/ ̄ ̄.! ̄ ヽ
└‐ '´ ` -┘
751 :
ネタバレ含む :2011/06/12(日) 22:26:46.23 ID:ro/ZMD+S0
ネタバレ含む 人物造形も、やっぱり、俺は納得いかない なんか衝動のようなものを奥深くもっている、とか、少年らしい功名心だとか、なんか安っぽく見えてしまう 作家本人がそういうものを自覚してるでもなく、幻想の男として、そういうものをもってるんでしょ?もっていてもらいたい、みたいな セックス描写の借り物感にそれがいちばん強く表れる、ように感じる
752 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:26:57.18 ID:k5Sq6oVl0
>>737 ICOとか?
ICE読んだことないからどんなんがいいかわかんねwwwww
753 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:28:47.37 ID:YuzwOLFe0
〜( ̄ ")
.〓〓
( ・∀・)
>>749 把握
754 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=5,xxxP】 【ネタバレ含む】 :2011/06/12(日) 22:28:50.24 ID:ruLsnl7q0 BE:886330728-2BP(791)
弾幕。怪人二十面相
kskじゃ
いちばん意見を聞きたいニャル子がいないとかないわー 規制されてるようだが代行してもらえばいいのに
ねじまき少女でも読んでみるか
758 :
ネタバレ含む :2011/06/12(日) 22:29:12.69 ID:BmWvPCtH0
>>725 「映画的」とか「音楽的」とか小説に対して安易に使ってはいけないと思ってるんだけど
この人の作品に関してはどうしても使いたくなるんだよなー
(「ミノタウロス」も「『ソナチネ』みたい」と思ったし)
台詞がいかにも字幕的だったり、描写する人物動作が脚本的だったりするからなのだろうか
ちょっとまだわからない
ただ青チンも
>>709 で「私生児〜」云々についても書いてくれてるけど
やっぱりプロットとしては平凡なもので、作者なりの+αが〈感覚〉だけというのはちと痛い
ニャル子<課題買えませんでした
760 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=5,xxxP】 【ネタバレ含む】 :2011/06/12(日) 22:30:37.95 ID:ruLsnl7q0 BE:443165524-2BP(791)
弾幕。風の歌を聴け
ネタバレ含む
>>714 読み方の差に還元されてしまう問題かもしれないけれど
「感覚」を便利な道具(外的な)とするか、
生まれつき備わった自身の身体として見るかだと思う
便利機能という印象はないなあ
不便・便利ではなくて自分の足はこういうふうについてるからこう使う、
という描かれ方をされていると俺は読んでいます
>>718 >>725 映画的(映像・動画的)なイメージの極めて強い作家ですね
映像イメージのある作家はいくらでもいるけれど、
「動く」映像をイメージさせる作家は希少ではないかと思う
>>741 なんか末尾にノイズが
まあ読みとれなくはなってないでしょう
762 :
【ネタバレ含む】 :2011/06/12(日) 22:30:55.25 ID:tn6pHmgl0
>>739 そうそう、トヨザキ社長が解説で「多声的(ポリフォニック)」って言葉を使ってたんだけど、
これ全然ポリフォニックになれてませんよね。台詞回しが致命的に下手
地の文では説明を避けてるのに、台詞になると補足的に説明してしまう。
スレの前のほうでいえば、「無駄な会話」が一つもない
さっきも書いたけれどプロレタリアートとの会話や、落ち延びた農家での会話なんかを詳しく書けば
(というかドストフスキーなら絶対に詳しく書く)
歴史物としてはある程度成功したと思うのに、あっさりと拒否してしまった
多分、この作者人間のことに興味が無いんだと思います
>>741 それは気になりました。ジェルジュ君は行く先々で女性にモテるけれど、これ本当にモテる男か?と
ニヒリスティックでそれでいて甘えん坊という、典型的な男なんですけど、
これって光源氏以来の定型パターンですよね
763 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:31:01.82 ID:sfS5v4XR0
トマス・ピンチョンの『スローラーナー』とか、過去に課題であったのかしら?
加速
765 :
記憶喪失した男【ネタバレ含む】 :2011/06/12(日) 22:31:28.99 ID:ruLsnl7q0 BE:1384890555-2BP(791)
世界は密室でできている。
766 :
【ネタバレ含む】 :2011/06/12(日) 22:31:37.21 ID:D2qqYds40
>>709 >>758 まあ大蟻喰さんはプロット3時間くらいでつくっちゃうらしいし
ストーリー重視してないって言ってたし
安価下
767 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:31:52.00 ID:CKeQhVAb0
加速
初めての人もいるようなので課題図書てんぷら ・二週間で読み切れるもの ・なるべく一巻完結(か続き物ならそれの始めの巻) ・絶版、希少本ではないもの ・価格はできるだけ1500円以内 ・語るのは日曜の夜にかがみんが中心になって話すことが多いですが、かがみんがいない時に課題図書を語る流れに成ることもあります ・その際には名前欄と本文一行目に「ネタバレ含む」の表記をお願いします
770 :
719 :2011/06/12(日) 22:32:09.66 ID:7I1DnWLU0
ケッチャムは大好物です 人間失格、NHKは既読ですね 他のは知らないのでチェックしてみます、ありがとうございました
771 :
記憶喪失した男【ネタバレ含む】 :2011/06/12(日) 22:32:20.81 ID:ruLsnl7q0 BE:1772659384-2BP(791)
世界は密室でできている。
772 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:32:22.00 ID:CaJ8tpL/0
不動カリンは一切動ぜず
ビブリア古書堂の事件手帖
白川静「孔子伝」
775 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:32:26.01 ID:1DG3uUC00
『あなたのための物語』
776 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:32:26.89 ID:D2qqYds40
笙野頼子『金比羅』
777 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:32:27.32 ID:YuzwOLFe0
____ 〜( ) ■■■■ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ / \ / ヽ / ̄\ l \,, ,,/ | 『戦士の肖像』! 〆| ト| (●) (●) | (神立 尚紀) | \_/ ヽ \___/ | | __( ̄ | \/ ノ ヽ___) ノ
パニッシュメント
779 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:32:28.65 ID:BmWvPCtH0
前田司郎「グレート生活アドベンチャー」
ルナ・ゲートの彼方
781 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:32:31.13 ID:sfS5v4XR0
トマス・ピンチョン『スローラーナー』 過去にあったのならフロイト『モーセと一神教』 それもだめなら安価下
私は魔境に生きた
783 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:32:38.90 ID:CKeQhVAb0
クンデラ 存在の耐えられない軽さ
おおマシュオメ
なにこのマッチポンプ
. -‐- 〃. ヾ. ! |ノiノハ从ハゝ アラン『幸福論』 i (|r|匸lf匸!i 'ハリ、'' ''ノリ .c(,_uuノ
オオオオオオオオオマイガァァァァァ!!!!!!!!
>>777 作者の名前見たことあると思ったら、2年前に読んでた
790 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:33:36.38 ID:k5Sq6oVl0
小川一睡 青い星まで飛んでいけ
791 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:33:43.78 ID:CaJ8tpL/0
課題なら「ジーキル博士とハイド氏」
793 :
ネタバレ含む :2011/06/12(日) 22:33:48.53 ID:ro/ZMD+S0
ネタバレ含む 「感覚」が徹底して血縁的なものだというのも、モヤモヤが残る 作者が書きたいこと、書こうとしたことにはその設定が便利だったんだろうけれど そんな家系がなんで羊のような普通人と暮らしていて、世間の片隅で不遇を託っているのか? あと、官僚組織とかの盲目的なパワーを描こうとしてるけれど、いつもそれに失敗している印象 (といってもこれと『ミノタウロス』しか読んでない) 組織の不気味さ、自動性というより、結局、右翼の大物、みたいな強大なパワーをもった特定の個人に集約されちゃう 人を動かす裏の力、みたいなものに狙いをつけているような気はするんだけど でもこれは、書かれてないこと、陰画として書かれたことを、俺がうまく読み取れていないのかもしれない
795 :
【ネタバレ含む】 :2011/06/12(日) 22:34:42.84 ID:tn6pHmgl0
課題語ってる間に安価終わってるとかひどいよ、こんなのってないよ・・・
796 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:35:07.79 ID:CKeQhVAb0
797 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:35:12.72 ID:OCEnWyrg0
kワークスさんみたいな文体の奴いて笑える
戦争とか歴史を全然知らないからなぁ でもこれを機に読んでみようかな じいちゃんも隼乗ってたみたいだし
799 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:35:44.53 ID:ro/ZMD+S0
>>795 me too....
『西部戦線異状なし』でとりたかった・・
800 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:35:54.14 ID:BmWvPCtH0
コテが本気すぎて生きるのが辛い でもおめでとうましまろ
801 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:36:58.98 ID:YuzwOLFe0
____
〜( )
■■■■
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ なんか胸がドキドキしてる
/ \ やった!
/ ヽ
l:::::::::. |
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4890362061 |:::::::::: (●) (●) |
|::::::::::::::: *\___/* |
>>794 ヽ:::::::::::::::::::. \/ ノ 大空のサムライほどメジャーな作品じゃないけど、この本も気になってたんだ
というわけで僕もまだ未読だけど、内容には期待してる
>>787 アランの幸福論は読んでいると「ねーよwwwwwww」ってなるところがところどころあるよな
課題おもしろそう 最近永遠の0読んで太平洋戦争関連の本読みたいと思ってたんだよね
>>801 この本で安価取った理由、見どころ、坂井氏と対比などあれば一言お願いします
805 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:38:48.26 ID:CKeQhVAb0
マジでここ観てなかったら読むことなかろうな っとことで次回は参加しよ
806 :
記憶喪失した男【ネタバレ含む】 :2011/06/12(日) 22:40:12.23 ID:ruLsnl7q0 BE:1938846375-2BP(791)
すまん、マシュマロ。
実は今月の予算、後、2000円しかないんだ。
コンビニで立ち読みした時についでに買うカライーカを買わないといけないんで、
今回はパス。
遠くから眺めているよ。
テストで忙しいだろうけど本屋に会ったら買って読むよ
808 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:42:18.16 ID:IrpJ6rPs0
よし、じゃあ俺も読んで感想書こう
809 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:42:40.64 ID:KKv7cMyx0
あれ、文庫版もあるのか
>>803 ぜひ「私は魔境に生きた」を読んでください
陸戦も大変なんです
あと、小説だと吉村昭「戦艦武蔵」「零式戦闘機」「背中の勲章」「空白の戦記」等々
ネタバレ含む
>>762 解説がどうこうではなくて、「ポリフォニック」という概念自体に俺は違和感あるなあ
あれはドストエフスキーならドストエフスキーの小説という、読む対象の側にある性質ではなくて、
読み手の側にある性質を指す言葉なのではないかと思っている
>>777 おめでとう。齧るか
>>793 血縁は、おそらく異物(人間ではなくなってしまったもの)を書こうとした必要からだと思う
人間と交配できるけれども、人間とは異質の存在になってしまったもの、アウトサイダー
この「感覚」という語を選んだ点で俺は佐藤亜紀はやはり只者ではないと思ったけれど
幻想的な小説世界ではなくて、日常のわれわれでも、ある時ふと他人とはちがうことに気がついてしまう
当たり前のことだけれど、当たり前に異物なわけで
もしこの本にテーマがあるとすればこれではないかな? (ただし、はっきり言って詰め込みすぎです)
だからこそ、ジェルジュは「感覚」のある血族の中でもとりわけ異質な存在、強力なものとして描かれているし
他の感覚持ちとも、その感覚の強度の差で相容れることはない
感覚持ちの中に、自分と同じような「感覚」を持つ相手を、だからこそ執拗に求めるのが描かれている
これが表題『天使』にも恐らくつながっていくのだろう
812 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:45:57.10 ID:wnfrGDSj0
. -‐-
〃. ヾ.
>>777 ! |ノiノハ从ハゝ ……。
i (|r|匸lf匸!i
>>795 'ハリ、'' ''ノリ すまない。大衆には生活がある。
.c(,_uuノ
>>796 失礼な。こう見えても反射神経には全く自信がない。
>>802 面白そうだと思って買ってきたばかり。
>>806 アマゾンのマケプレ中古で397円(送料込み)
「大空のサムライ」まだ積んだままなのを思い出した 「戦艦大和いまだ沈まず―艦橋見張員の見た世紀の海戦」っていうのはなかなか良かった
>>810 これは・・・すごいそそられる・・・ジュルリ
でも1000円って高いなー
815 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:48:48.33 ID:YuzwOLFe0
〜( ̄ ")
.〓〓
( ・∀・)
注文してきた!
>>804 坂井三郎氏についてよく書かれていることなんだけど、坂井氏が負傷して後方に下がるまで日本軍は比較的優勢であり、
本格的に劣勢な状況になった戦争後半の体験が少ないってことなんだ
(逆に水木しげるさんは劣勢な戦争終盤の状況しか知らないらしい)
だから、より多くの人にインタビューを行い、戦争についての記録を残そうとしたこの本がすごく気になってたんだ
>>806 今月って…まだあと半分以上残ってるじゃないか
>>809 あるよ〜
816 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:49:21.99 ID:k5Sq6oVl0
>>810 タンク・バトル読んで欧州大戦と陸戦のほうにも目を向けてくさいね^q^
817 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:49:51.47 ID:BmWvPCtH0
ああ次回は「上半期ベスト10」だな
○○ベスト10とかどんどん間隔狭まってるんだけど
819 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:51:06.27 ID:IrpJ6rPs0
中島みゆきの歌詞いいなー
820 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:51:47.94 ID:YuzwOLFe0
____
〜( )
■■■■
>>811 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ アッー!
\ \
Σ ヽ
,,_,,,,/ | ちょっと用事があって明日早いので、そろそろお休み〜
|:::::::::: (○) (○) |
|::::::::::::::::: \___/ |
ヽ:::::::::::::::::::. \/ ノ
821 :
ネタバレ含む :2011/06/12(日) 22:51:52.19 ID:ro/ZMD+S0
ネタバレ含む 「自分は人と違う」そんなことをいまさら主題化されてもねえ・・・ みんな同じこと思ってるでしょ、「俺は人とちがう」 違和感を形象化したかった、というなら、それはそれでいいけど、それが魅力的に描けてますか?と 青チンコは、自分とちょうど響き合うものを、この作品に見つけだしたようだけど 俺にとっては、それは単なる出発点じゃないかと思います
>>814 大空のサムライくらい厚いからなー
でも、おもしろいよ
航空戦史だと「彗星夜襲隊」もいいよ
じゃ上半期ベスト5で
>>816 「雪中の奇跡」「流血の夏」のフィンランド陸軍の無双っぷりは異常
それでも負けるけど
闘いは数だよ兄貴
826 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/12(日) 22:55:15.67 ID:ruLsnl7q0 BE:3489923197-2BP(791)
おつ。ではでは。
次回までに、豊饒の海を読み終えてるといいなあ。
827 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:55:40.99 ID:zy07yUBc0
上半期積読ベスト5だ
828 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:55:51.15 ID:IrpJ6rPs0
来週は戦士の肖像でいいんだよね?
829 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:56:09.43 ID:TbLfYXTDO
>>819 空と君とのあいだ が自分のなかで再ブーム
830 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 22:56:36.40 ID:AI60ihWX0
さてこっからが一番好き
ネタバレ含む
>>821 その違和感を身体感覚と繋げたのはなかなか無いのでは?
ただテーマ自体に重点が置かれている小説ではないと思うよ
この小説の狙い、あるいは力点は、
視点操作(それも視覚以上の「感覚」まで備えた)された中での疾走感だと思う
だからこそ映画的というのはよく分かるし、一方でそうした映画の欠点も引き受けている
かがみんは今日はパコみんかー
>>828 このスレ隔週だから再来週な
たぶん25日の夕方くらいに立つんじゃね
. -‐- 〃. ヾ. ! |ノiノハ从ハゝ 397円ではなくて297円だった。 i (|r|匸lf匸!i 'ハリ、'' ''ノリ あと、この中に一人、マケプレ47円で買ったひとがいる。 .c(,_uuノ
835 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 23:04:34.41 ID:BmWvPCtH0
今回は「毒を食らわば皿まで」のつもりで佐藤亜紀と笙野頼子を読みまくろうと思ったけど、 結局佐藤亜紀まで手が回らなくて残念 ゼロ年代のサブカル批評で面白いもの何かある? 未だに東で始まり東で終わる、みたいな見取り図しか描けていなくてちょっと心細い
836 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 23:04:48.79 ID:k5Sq6oVl0
>>834 ったく誰だよしけた金使い方しやがったやつだよwwwwwwwwwwwwwwww
佐藤亜紀も笙野頼子も作者本人は知らぬが仏な作家だな
ネタバレ含む 三人称の語り手だから当たり前なのだけど、 この語りはジェルジュの背後に語り手がいるのをどうしても想像させるね。 ジェルジュよりさらに、はるかに強力な「感覚」のある語り手が彼の背後にいて ジェルジュ自身には全く気づかれないほど完璧に気配を消しながら、 彼の行動や意識を攫っている。 時にはジェルジュの意識から離れ、時には彼の意識に入り込み、その感覚を借りて、と。 理論的なことを言えば、焦点化の度合いを近づけたり離したりしているのだけれど、 これが小説内の「感覚」とパラレルにできている。 まさに「感覚」のある語り手というイメージがつきまとう。
839 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 23:09:22.51 ID:wnfrGDSj0
. -‐-
>>836 〃. ヾ. 単行本だと一円からある……。
! |ノiノハ从ハゝ ――いや、あった。
i (|r|匸lf匸!i わたしがたった今注文確定した。
'ハリ、'' ''ノリ
.c(,_uuノ
俺だよwwwwwwwww笑えよwwww全財産500円玉1個になったよwwwwwwwww
何だこの貧乏スレ
仏ってなんだよ花だ
リロ…………リロ………
ながもんがフリーダム過ぎて惚れる
>>839 1000円上げるからおじさんといいことしよう
846 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 23:13:05.33 ID:D2qqYds40
飯抜いて本を買うなんて誰もが通る道 俺も昨日ブックオフのセールで散財してご飯のランクが下がったぜフハハ
847 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 23:14:03.24 ID:AI60ihWX0
ぼくは椅子のある本屋さんにいきます
本屋の試読スペースでコンビニのチキンくっちゃくっちゃ しながら宿題やろうとしてる中学生に腹立ったからつい注意したわ
ブコフはよく叩かれるけど近所のじいさんが個人でやってる古本屋よりはよっぽどいい そこは補完状態悪いし品揃え悪いしなにより本に鉛筆で値段を直書きしやがる
850 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 23:16:52.83 ID:zy07yUBc0
>>849 値段直書きはよくあるだろ、ムカつくけど
851 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 23:17:06.32 ID:BmWvPCtH0
17日発売のjojo荒木のホラー映画論が気になるな
852 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 23:18:17.97 ID:IrpJ6rPs0
個人の古本屋は愛想悪いの多いからねーw
853 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 23:24:44.25 ID:wnfrGDSj0
. -‐-
〃. ヾ.
>>840 ! |ノiノハ从ハゝ貧乏をしても心迄貧しくしてはいけない。
i (|r|匸lf匸!i
>>842 'ハリ、'' ''ノリ 仏でもいいのでは
.c(,_uuノ
>>844 これが洗脳社会。
>>845 1000円ぽっちでどんな善行を積もうというのか。
時に長門は教育実習は終わったのかね?
855 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 23:51:01.92 ID:wnfrGDSj0
856 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 23:51:45.19 ID:AAP3+v6l0
,○、
i´.Yニm≡=-+ ………
ゞ-っ
>>850 おれ買った本に買った場所と名前と日付書いてる
857 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 23:52:05.08 ID:4s1IuaSFO
>>835 宇多丸とか吉田豪とかはどうなの?
マブ論とかあまり文学系の人は読んでない気がするが
858 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/12(日) 23:54:14.58 ID:IrpJ6rPs0
俺って学び方が雪だるま式というより、広域の積雪式だから 多くの芸術文化を受容する態度はできてるしそれなりの理解はあるんだけど これを語らせたら負けねえってのがないんだよな
859 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 00:08:05.29 ID:4zsIGfZM0
. -‐-
〃. ヾ.
>>835 ! |ノiノハ从ハゝじゃあ「トンデモ本の世界」シリーズ
i (|r|匸lf匸!i ゼロ年代はR、S、T、U、V、Wの計6冊。
'ハリ、'' ''ノリ 「例会本」シリーズは読み物としてあまりよくない。
.c(,_uuノ あとは本田透とか。
>>858 わたしも自分でそう思う。
オタクといえるほどのオタク的教養もないし、
研究者としてやっていけるほど専門性もない。
860 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 00:25:24.75 ID:4zsIGfZM0
861 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 00:31:45.55 ID:2/SybvE30
>>858 俺もそんな感じだから
「これ語らせたら負けない」って人に会えたらそれだけで尊敬しちゃうな
課題までの勢いであっという間に1000行くかと思ったが、やっぱり止まるんだな
862 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 00:43:15.28 ID:zSTHoORo0
| ∧ ∧ |/ ヽ ./ .∧ | `、 / ∧ |  ̄ ̄ ̄ ヽ | ̄ ̄ ̄月曜日 ̄ ̄ ̄) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.\ |ヽ-=・=-′ ヽ-=・=- / 明日は月曜日 |:: \___/ / |::::::: \/ /
863 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 00:46:57.00 ID:PQwqnKzH0
もう月曜は来たものかと思ってたが、なら安心だな
864 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 00:53:23.67 ID:9nTPdYR80
よし、そろそろだれもいなくなったか・・・ あのね、わたしね、ちょっとさいきん自分で短篇を書いてるんだけどね、 うんとね、ほとんどはじめて書き上げた作品をね、これから画像化してアップロードするからね、 英語のレポートをやっている間に読んで、そして酷評してほしいな・・・//// 画像化する途中で気が変わらなければね
>>864 勇気あるなwwwwwwwwwROMってるのがどれだけいるかわからんのにwwwwww
866 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 01:04:43.82 ID:9nTPdYR80
マジで・・・これだけ良い読み手が集まる場所はそうそうないと思ったから、 チャンスだと思ったんだけどなあ・・・怖くなってきたしやめよかな
867 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 01:04:58.24 ID:tP6/28aT0
黙読に飽きたから音読してみようかな
868 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 01:08:15.09 ID:lS3kM0ml0
まあ安価戦争が終わってこの時間だとあとは落ちるだけだしいいんじゃないでしょうか
このスレって読書系の板でたまーに話題になるらしいし、俺らが思う以上にROM多そうだけど
>>866 弱気になるなよベイビー
869 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 01:08:35.26 ID:o4dMVDKG0
うわめんどくせーやつ
870 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 01:08:43.86 ID:zSTHoORo0
試しにzipでどこかにアップしてみろwwwwwそれでどんだけ人いるかわかるwww
871 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 01:12:06.70 ID:9nTPdYR80
重いがな
873 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 01:24:21.50 ID:tP6/28aT0
詩への理解・考え方によって文章に対する意識が変わる気がする
874 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 01:28:02.80 ID:9nTPdYR80
あまりに重いのなら、ドットうpろだで再うpしたほうがいいかしら?
875 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 01:29:00.79 ID:lS3kM0ml0
面白かった 時間が時間だしパスがパスなものだから、扉=おまんこ 部屋=子宮 ぼく=精子 少女=卵子と読んでた それだと花びらをどう説明したものか悩んじゃうんだけどな!
876 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 01:31:22.31 ID:9nTPdYR80
ありがと それってすごく斬新な解釈ね!!! そうしてみると、花びらは生命そのものになるかしら・・・あるいは、生命の可能性ってところかしらね もっと感じたことがあったら、どんな些細なことでもいいので聞かせてほしいわ いまのところ趣味以上のものにするつもりはないけれど、もっと良いものをつくりたいの
関係ないだろうけど最後の部分はディッシュの短編思い出すわ ウチとこの学校で毎年、現視研が出してる冊子とか学生作文よりは明らかに洗練されてるけど…
何で画像なんだよwwtextでやれよ
879 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 01:36:28.64 ID:9nTPdYR80
>>877 そんなものなのかしら?
ところで、どのような点が、わたしの作品を学生作文より洗練させていて、
文学作品より洗練させていないのかしら? 教えてくれるとうれしいわ
>>878 textでアップロードしたら、変なふうになっちゃったのよ・・・
880 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 01:37:56.83 ID:5Zv2YIYv0
眠いので最初のほうしか見てないが一行目は大事な所だからもう少し練ったほうがいいような気がする リズミカルにするのがいいのか雰囲気を出すのがいいのか解らないけど なんとなく歯切れが悪くて掴みが足りない感じ 中身を読めば印象変わるかも知れんが
882 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 01:39:42.38 ID:9nTPdYR80
>>880 こんなんじゃ、たぶん選評をもらえる段階までいけないわよ
>>881 冒頭の部分は大切よね、もっといいのがないか探してみるわ
もうすぐ寝るので単なる語句だけ、「致し方ないので」「ややもすれば」が気になった 書き方で言えば接続詞を使いすぎてる。歯切れが悪いって言うのは多分このあたり
まず導入が雑じゃね? そんでもって、俺にはなんで主人公が自分で扉をあけようとしないのかわからん それと別に、主人公は扉をめちゃめちゃ見つけたいと思ってたし夢中になってそこに入りたいと思ってたはずなのに 扉の変化とか、扉の中についての感想はほとんどなくて、いきなり少女に焦点が移ってる。 やっぱり最初の文だからかすっごい違和感ある
885 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 01:49:21.65 ID:K988OqAk0
よく読んでないが改段してなくない? 全体で一つの思想単位ということで改段しないのならそれでもいいけど
886 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 01:51:39.96 ID:9nTPdYR80
>>883 >書き方で言えば接続詞を使いすぎてる。
それは気づかなかったわ!! ありがとう
>>884 前の人もいっていたとおり、導入をもっと美しくするべきなのね、ありがとう
あくまでも「つもり」なんだけど、この作品世界では、一貫して主人公の側からのはたらきかけがなしえないようになっているのよ・・・
自我の側からの働きかけが意味を持つ「因果応報」的世界じゃなくて、主人公が世界のうちに引きずり込まれ所有されているところ、
存在論的なレベルでの切り口で書きたかったの・・・それがうまくいっていないから、そういう疑問がでてきたと思うけど
その部分もあいまいになっているわね
わたしとしては、扉の中に入ること、扉の中にあるものが重要だと思っていたんだけど・・・
>>885 かいだんしたほうが見やすいかしら?
理系な俺にもわかるようにいってくりゃれ OTZ 主人公はロボットみたいなもんなの?
888 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 02:01:04.04 ID:9nTPdYR80
>>887 説明べたでごめんなさいね・・・カフカの掟の門って短篇は知ってる?
ようはああいうニュアンスなのよ、
門を探し求めてやってきた男、門の中に入れてくれてくれようとしない門番、
男は自分から門に入ろうとせず、門番に幾度も入れてくれるよう頼むだけ・・・男は最終的に老衰死するの
わたしは、ものの正しさの大部分は、昨今の相対主義者たちが言うように、
わたしたちによって「人それぞれに」決定されるのではなくて、
むしろ、そこにあるいろんな状況、展開、そうしたものによって関数的に決められると思っているわ
男が扉を開いて真理を求めるのではなくて、扉のほうから真理に向けて開かれねばならないのよ
主人公はふつうに男に設定したつもりよ・・・でも、これだけ疑問が浮かんでくるってことは、それだけ改善の余地が大きいということなのね、やりがいがあるわ
889 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 02:07:30.23 ID:fzvUPCMD0
非常に抽象的だと思った。どんな作品世界を書きたかったのか886でレスしてくれて やっとどんな世界を表現したかったのかわかった。
890 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 02:09:26.31 ID:9nTPdYR80
>>889 >非常に抽象的だと思った。
一読して、理性的なレベルでなくとも、印象のレベルでなにか感じるものが鳴ければ、
だめだわよね・・・ちなみに、
>>886 は作品の基礎的な視座を表現しただけで、
扉、少女、桜の木、桜、無限階段、これらの道具立てはいちおうの思想的意味を持ってるわよ
891 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 02:11:49.90 ID:hTK1X8eIO
俺もワナビなんだけど、色々なジャンルに首つっこんではいるが博覧強記なタイプじゃないから読書量コンプレックスなのと、洗練された文体で書けないコンプレックスなのと、読んでて自作に役立つかどうか考えてしまうコンプレックスなのだが どうしたもんかね
892 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 02:12:48.31 ID:fzvUPCMD0
888まだ眠らないでくれよ。言いたいことが残っているのでw 俺も大きなことは言えないし、偉そうに聞こえるかもしれないがそれはすまんw 男が扉を開いて真理を求めるのではなくて、扉のほうから真理に向けて開かれねばならないのよ ここに矛盾を感じる。人それぞれに決定されるべき世界を目指して、それを皮肉的に語りたいのならば 男が扉を開いて真理を求めることが正解だと思うのだが
893 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 02:14:40.60 ID:4dwBD8LW0
ラノベ含むってなー
重いから読んでないけど、思想的な小説を書く理由は何? もう寝るから三行以内で答えてプリーズ
895 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 02:15:12.71 ID:Jkkd/iMN0
良作って駄作を知っているからこその物だよなあ つまらない作品読んだからといってそれが時間の無駄って事は無いはずですよね?
896 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 02:15:30.30 ID:fzvUPCMD0
少女が現われてから終わりまでの展開は引きこまれた(俺が男で少女キターwと思っただけかもしれないが) 話は少し変わるが、よく言えば文章レベル高い。羨ましいくらいだ正直w。 でも悪く言えば文学的で模倣的な気がした
897 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 02:17:04.62 ID:5Zv2YIYv0
>>895 本当につまらない作品は無駄だと思われ
例えばこの前の課題とかね
898 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 02:17:37.61 ID:fzvUPCMD0
891 読んでて自作に役立つかどうか考えてしまうのはワナビとはいっても創るものとして 仕方のないことだと思う
899 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 02:20:07.58 ID:9nTPdYR80
>>892 レポートが残ってるので眠りたくても眠れないのよ!!!!!!!!
突っ込んだ議論をありがとう、とてもためになるわ
わたしは、人それぞれによっておのずと決定される世界・・・まさに現代的な思想世界は、ちょっと病的なところがあると思っているわ
わたしは古臭いハイデガーリアンなのよ・・・いかなる思想も、真理も、わたしたちの一人称的なレベルでない、存在論的レベルで「根を持つ」のよ
だから、その点を真っ正直に指示するなら、真理へいたる扉は「男によって」あけられてはならない、
男は扉のところにたどりつき、その前に立つだけ・・・そして、すべての準備が整ったとき、扉のほうから開かれるの
>>894 私がたんに
思想的な人間なだけ
おちんちん
>>896 ありがとう、うれしいわ
>悪く言えば文学的で模倣的な気がした
これはまさしくそのとおりだわ・・・カフカ、アンナ・カヴァン、わたしが印象深く感じた作家が、十分に消化されずに残っているのよ
それはとても大きな課題ね・・・
900 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 02:21:34.89 ID:zSTHoORo0
901 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 02:21:57.21 ID:fzvUPCMD0
日本文学の枠の中ならこの短篇は歓迎されると思う エンタメの枠では歓迎されるのかはわからない。ただ一定のレベルがあるし、読み物としていいと思う でも、作者の意図、思想が伝わりにくい。伝わらない。俺だけかもしれないが、「え、男どうなっちまうんだよ」って思ったわww なんだろうな、これは俺が思想的なものじゃなくて物語的なものを求めているだけかもしれないな
902 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 02:23:28.82 ID:CsssjUSo0
このキモイ設定厨はさっさと消えてほしい
903 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 02:26:26.59 ID:9nTPdYR80
>>900 ちょっと語ると長くなるわね・・・でも、深い意味はこめられてないわよ
わたしにそんな技量はまだないからね
>>901 >でも、作者の意図、思想が伝わりにくい。伝わらない。
この点がこの作品の致命的な問題だとみたわ、わたしのほかのテーマは、
明晰であろうとすることが取りこぼすものを、しかし明晰に語ること・・・つまり、思想として整形されているものを、ばらばらのイメージ、印象に分解しておいて、そうでありながら印象の全体が思想としての意味合いをたもっていること、これを可能にすることなんだけど、
それだとこのテーマはとうてい達成されたとはいえないわね・・・いえ、でも得がたい経験になったわ
904 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 02:26:35.15 ID:lS3kM0ml0
開かれるべき状況・場・時間エトセトラであれば、 扉の前に立つ人が望む望まざるに関わらず扉は開く(=開いてしまう) しかしそこには立つ人と彼の意思だけが介在しない、という世界つーかシステム 扉にとって立つ人が能動的であるか受動的であるかは関係ない はハイデガー読んでないけどということでよろしいか
905 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 02:28:42.55 ID:TYZDimDRO
この前このスレで紹介された殺人者の涙面白かったよ サンクス
906 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 02:28:50.33 ID:Jkkd/iMN0
>>903 その女言葉には何か意味があるの?
女という事でのある意味逃げに使っているように見えるけど
907 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 02:32:12.27 ID:g4EDbunY0
だーって一気に書いて後ろを振り返らなかった印象
文章、物語以前に人に(俺様に)読ませるなら少しは読む方に配慮してくれ
元々の字が小さく拡大しても文字がつぶれてるので字をもっと大きくして
そうしなくちゃいけない必要がないなら改段はしてくれ頼む!読みにくい!
読ませてもらったお礼にマジレスする
あなたと同じように書いてて読んでほしい人の作品を読む事
みつけにくいならてっとりばやく文学フリマとか、この作品の場合はそれがよい鏡になると思う。
>>906 女じゃなくて お ね え
908 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 02:34:32.00 ID:fzvUPCMD0
>わたしは、人それぞれによっておのずと決定される世界・・・まさに現代的な思想世界 多分ここに俺とyouとの間に乖離があると思う。俺はこの現代的な思想というか、現実は 「人それぞれによっておのずと決定される世界」ではないと思っているんす。出生から、 養育環境、そういった生まれながらにして避けられない状況が絶対的に存在している。 だからそんな世界というか現実が「人それぞれによっておのずと決定される世界」とは思えないんす
909 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 02:34:39.08 ID:5Zv2YIYv0
つまり不条理性を出してるってことなんだよ!
910 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 02:36:04.48 ID:9nTPdYR80
>扉の前に立つ人が望む望まざるに関わらず扉は開く
ハイデッガーは、「問いを発見し確かなものにすること」もとても重視しているわ、
つまり、扉そのものは、ちゃんと発見されることがなければ、開くことも決してないのよ
しかし、だからといって、扉を好き勝手に開くことができるわけではない、扉が開かれるということは、扉の中にあるものが現れ出てくるということ、
男は扉を見出すことはできても、それを好き勝手に開くことはできないの・・・男は正しいものに到達する問いを発見できても、正しいものそのものは存在論的なものに根を持っているんだから
>>906 不自然だからやめたほうがいいのかな・・・
すごく自分勝手な理由で申し訳ないけど、女の言葉や女のふるまいってすごく好きなもので
>>907 >読みにくい!
わかったわ!!!
>だーって一気に書いて後ろを振り返らなかった印象
確かに一晩で書いたものね・・・これ・・・
ほかの人のパトスに触れてみるということかしら?
911 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 02:36:54.44 ID:zSTHoORo0
>>908 まさしくそういうこと言ってんじゃね??
912 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 02:37:12.67 ID:9nTPdYR80
>>908 >俺はこの現代的な思想というか、現実は
>「人それぞれによっておのずと決定される世界」ではないと思っているんす。
あら、わたしもまさしkそう思っているわよ!!!
「そういった生まれながらにして避けられない状況が絶対的に存在している」のよ、もっと根源的なレベルで!!!
913 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 02:41:22.22 ID:fzvUPCMD0
>>903 そういった達成したいテーマがあるのは純粋にいいと思う。
資本主義の中で「物語は消費物でとにかく売れればいい。思想などいらん。わかりやすい物語を書け」
ってことを強要されている気がするんす。で、その中でそういったテーマをもった書き手はそうはいないと
思う。だからこそ貴重な存在だし、一時的な消費だけじゃなくて、数年後、数十年後の消費にも耐えうる作品を
生み出せるテーマの持主だし、生み出してほしい
914 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 02:44:35.35 ID:9nTPdYR80
もうなんだか自分の言ってることがよくわからなくなってきたわね・・・だめね
>>913 >「物語は消費物でとにかく売れればいい。思想などいらん。わかりやすい物語を書け」
ってことを強要されている気がするんす
まさにそう思うわ!!
ありがとう、今のところこれを趣味以上のものにするつもりはないけれど、
折を見て研鑽を積んでいくとするわ・・・いつか作家をやりたいと思うようになるかもしれないし
915 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 02:46:09.33 ID:5Zv2YIYv0
>>913 > その中でそういったテーマをもった書き手はそうはいないと思う。
売れなきゃ次書きたくても書けないだろ
916 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 02:46:30.26 ID:fzvUPCMD0
911 912 正直すまんかった 議論に興奮してよく理解してなかった
917 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 02:48:03.48 ID:UexsgnRcO
とりあえず俺も謝っとく。
918 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 02:49:51.78 ID:9nTPdYR80
いや、こちらの書き方がわかりにくかったのが悪い、いま読み直してもひどい説明ばかりだ いまパートナーと連絡をとりながらペアワークをやってたんだが、そのメドがもうすぐつきそうなので、 そろそろお暇しようとおもう(長居しすぎたかもしれない)・・・非常に良い意見をもらった、どうもありがとう
そのオネエ言葉は照れ隠しなわけかい。 とりあえず本読みとして、何かを書こうとしてる人は応援するよ。頑張れ。 ということで寝る
920 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/06/13(月) 02:54:06.99 ID:J6UjslBvi
ハイペリオン読んでるけどモチベーション上がらなくて全然進まない… 後半からが面白いって言うけど後半までが長いよ…
921 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 02:54:31.97 ID:fzvUPCMD0
>>917 なんか可愛いからレスしといてやるよ
>>918 思想に対する意見が同じだったことはよかった。現実世界で誰にも言ってないんだが
俺も創作(といってもまねごとにすぎない)ことをやってるんだ。活字媒体で表現できることって
すごく限られているけど、活字だからこそできることもあると思う。
んで、まあ深夜のテンションでよくわからなくなったが、なにが言いたいかっていうと女言葉やめないでくれってことだ
なかなかよかったぞww
922 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 02:55:36.59 ID:Jkkd/iMN0
ここで女言葉使う事に関しては気持ち悪いとしか言いようが無い なぜならそれを使わないと書き込めない、自分の言いたい事が言えないととれるから 匿名掲示板なのにさ
923 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 02:58:16.55 ID:zSTHoORo0
別にいいじゃん言葉づかいくらい 自由度の低い匿名掲示板だなおいwwwwww
924 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 02:59:47.74 ID:tP6/28aT0
9nTPdYR80の書いたものに小説であるべき必然性はあったのだろうか?
925 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 03:00:01.19 ID:Jkkd/iMN0
あえて女言葉を使う事の意味を考えると いやらしくて気持ち悪さしかないな
926 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 03:05:40.01 ID:fzvUPCMD0
>>924 「読者に想像してもらう」点では思想的なテーマは小説で有効だと俺は思う
漫画的だと、想像の余地をなくしがちだと思う
ただ、9nが活字媒体を能動的に選んだのか、それとも絵が苦手で、でも思想を書きたいということで
小説という手段を選んだのかはわからない
927 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 03:10:20.65 ID:fzvUPCMD0
深夜のグチっぽくなるけど、活字って読むのにちょっとした決心が必要な気がするんす ここの9nの短編でさえ最初少し躊躇ったくらい(読んでよかったと今は思っているが) で、マンガとかアニメや映画だとそういった決心がいらないんだよ、俺は じゃあ漫画で創作活動しなよ、ってそりゃ確かにそうさ。でも絵を描く努力が俺にとっては苦痛なんす それに対してキーボードを打って物語を考えるのは苦痛じゃない 「そうよかったね」って感想しか生まないレスですまん
928 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 03:11:57.90 ID:g4EDbunY0
だからおねえだっつのに、どこにそんな言葉使う女がいるんだよ
クレしんとかののおかまボイスで再生しろよ
>>907 パトスうんぬんよりもっとシンプルな問題でね、これは口でいうより読んだらわかる
同じような抽象的なテーマを選んでみるといい
929 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 03:13:25.85 ID:tP6/28aT0
「自身の伝えたいテーマ」に意識が傾きすぎて、小説という媒体を活かすことのできていない印象を受けた 単なるテーマだけなら論文でもいいんじゃないか?ドラマが追従する形となって「文学」的ではあっても「小説」的ではないように思えた
930 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 03:13:44.49 ID:Jkkd/iMN0
喋り方加工しないと物も言えない人ですかw
931 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 03:14:53.67 ID:g4EDbunY0
すまんテーマじゃねえし同じようなのってのは失礼だな 抽象的な話を書いてる作品 ね。 違うのでも全然問題ないと思うけど
932 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 03:15:01.80 ID:tP6/28aT0
まあ、俺のスタンスからの意見 小説的でないゆえに「悪い」ってわけじゃない
933 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 03:21:15.08 ID:Jkkd/iMN0
こういった匿名掲示板でキャラ付けする人の心理やバックグラウンドって どうなってるんだろうねw少し興味あるなあwwww
むしろそれを糾弾しようとするお前らに興味あるよ^^
935 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 03:25:00.28 ID:Qu0QuUD/O
主人公がめちゃくちゃ強くて旅をしてて俺ツエエ感が味わえる小説ない? スレイヤーズ、ラグナロク、オーフェン、ブギーポップは読んだ
936 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 03:36:44.50 ID:fzvUPCMD0
>>935 レス内容と異なる返レスだけど、気が向いたら答えてくれ
主観的なんだけど現在のライベの主流が陳腐だけど萌え系だと思うんだよ
それが主流ならそれ以外の少数のテーマ(スレイヤーズとかラグナロク)を好む読者も存在してくれているのは
よくわかる。で、そういった主人公つえぇ作品が好きな935にとって昨今の萌え主流のラノベってどういう存在っていうか
どんな印象や意見をもってる?よかったら聞かせてくれ
937 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 03:50:34.46 ID:tP6/28aT0
俺って編集者または批評家・評論家辺りの才能ある気がする 気がするだけだけど
938 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 03:58:45.92 ID:Qu0QuUD/O
>>936 萌えの良さがさっぱり分からないから1冊も読んでないから分からない
940 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 04:05:43.04 ID:fzvUPCMD0
>>937 自分に自信を持つことは必要だよね、お兄ちゃん!!
試しになにか批評してほしいな
>>938 萌え系だとアニメも観ない?
まずはトヨザキ社長にモノ申してからだな
942 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 04:09:09.89 ID:tP6/28aT0
俺も萌え系は駄目だな、客に媚びてるの丸出しなところが嫌い
943 :
◆EozpWJ4jR2 :2011/06/13(月) 04:10:56.03 ID:eH0ciGjh0
____ / \ . / _ノ ヽ_ \ / (●) (●) \ | (__人__) | かがみおっさん、自分がおっさんだってバレてかなり落ち込んでるみたいだな \ `⌒´ ,/ / ー‐ \
944 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 04:11:43.26 ID:Qu0QuUD/O
945 :
◆EozpWJ4jR2 :2011/06/13(月) 04:12:10.56 ID:eH0ciGjh0
____ / \ . / _ノ ヽ_ \ / (●) (●) \ | (__人__) | かがみがおっさんで あんなAA使って 女言葉使ってる キモいやつでも \ `⌒´ ,/ 結構、頑張ってたんだし・・・じゃけんにする事はないぞ / ー‐ \
946 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 04:13:31.76 ID:g4EDbunY0
課題終わってからのグランドカオスっぷりが半端ない
947 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 04:15:51.54 ID:tP6/28aT0
ピカソのような歴史的天才でも世界一多作な画家で ビートルズも売れるまでに1200回もライブしたんだよな 天才でもこれだけやらねーと成果はでないってことだ
948 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 04:16:53.66 ID:Jkkd/iMN0
馴れ合いは成長を妨げる、マイナスでしかない
949 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 04:17:52.94 ID:fzvUPCMD0
>>944 そうか
参考になった。質問ばかりで申し訳ないがどういう物語を好む?(主人公つええ作品以外に)
あと、どんな物語なら読みたい?好きな文体とか主人公の視点(一人称が好きor三人称がいいとか)
あとなにかあったら付け加えてくれ
よかったらでいいので答えてくれるとありがたい
950 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 04:21:07.17 ID:fzvUPCMD0
951 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 04:25:34.30 ID:cgY88Gb80
>>871 せっかく読んだのでコメント
まず設定とかは作品から読み取れない時点で関係ない。よって全体的に意味不明。
でも雰囲気は出てるし、そういうものとすれば一概にマイナスではないかと。
気になった点は肉包丁とピストル。
明らかに雰囲気にそぐわない。大体あんな現実離れした世界で自殺に意味があるの?
それと個人的な感想だと、最後の文の時制を工夫したらもっといいと思う。
あの文脈だと、このままずっと下り続ける、的な未来型にして永続的な必然性を強調する。
もしくはそれまでの文を過去形にして、ラストで現在に辿り着いて、今も下り続けているとか。
このスレに一番要求したいのはまともに本を勧める態度 数こなして知識蓄えるのも結構だけど、批判ばっかじゃなくって好きになったのをきちんとプレゼンしてほしい みゆきさん?はそういう態度がとても好き
953 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 04:29:23.83 ID:tP6/28aT0
意見のぶつけ合いかな俺が求めるのは
喧嘩にならないほどのこだわりのぶつかり合いが理想
955 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 05:00:34.08 ID:Ahd+sC2O0
「ラノベ含む読書」の名の元に集いし者たち 右手に(各々がこれだと思う)聖書を 左手に(言葉の)剣を持ち 力の限りを尽くしてぶつかり合う… 女神かがみんが混沌の世界に安価を示すとき、 彼らが視るのは創造か、破壊か?
956 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 05:01:23.43 ID:tP6/28aT0
何の導入だよw
957 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 05:08:35.24 ID:fzvUPCMD0
tP6/28aT0 あなたいつまで起きてんすかwww
958 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 05:15:30.88 ID:g4EDbunY0
埋めるまで寝かせないze
959 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 05:18:46.30 ID:YelJS9Iu0
F1やってるし寝れんがな
960 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 05:25:06.49 ID:Koxfhyg/0
ラノベなんてそもそも客に媚びてなんぼの世界じゃん 俺も昔のことはようしらんけど ビキニアーマーにあかほりさとる、でスレイヤーズの裏には天地無用みたいな世界だったんでしょ スレイヤーズだって、付加価値というかプラスアルファとしてはそういう要素兼ね備えてたわけで あらいずみるいとかことぶきつかさとかみたいな絵柄だし、おんなじような作風の話が電撃時代まで量産されてたらしいし いまあるような萌え要素オンリー、みたいな頭空っぽな立ち位置に居たようなのが名前残ってないだけかもしれなくね
961 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 05:39:25.32 ID:dYDGd89g0
ラノベほど中身がスカスカなのは遠慮したいし かといって純文学とかのカチカチなのも読めないから 間を取って大衆文学で僕は満足する事にした。
962 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 05:42:25.45 ID:g4EDbunY0
このご時世カチカチの純文なんてねーでござるよ
963 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 05:44:55.60 ID:tP6/28aT0
ごく大衆的な人間の考えの中でも科学万能幻想は払拭された気がするな 時代は変わるねえ
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)ヽし'ノ
おはようございました。
>>557 あたらしく詩歌の本を手に取るということはなく
すでに持ってる作品を気分によって繰り返して読んでいるだけで詩歌に関してはまったく範囲は狭いです。
ですので過去にこのスレで語ったことの繰り返しになってしまいますが
自由詩はワーズワース、ハイネ。定型詩は塚本邦夫と寺山修司が好きです。
ワーズワースは自然風景を畏れる表現がただただ強烈で印象に残ります。
塚本邦夫と寺山修司はこのスレで薦められたことがきっかけで読みました。
・ゆでたまご売りの老婆が公園へ走る 安息日に栄光(はえ)あらむ
・すでに亡き父への葉書一枚もち冬田を越えて来し郵便夫
・剥製の鷹抱きこもる沈黙は飛ばざるものの羽音きくため
・出奔後もまわれ吃りの蓄音機誰か故郷を想わ想わ想わ
詩歌を読むときというのは、掲載されているなかにはもちろん、特に意味が感じられない、自分の趣味に合わないものもありますけれど、
逆に自分の感性に引っかかる歌にも何度もぶつかることにもなって。
そこから読み取れる情景から、人物の心や風景の移ろいなど、頭のなかでいろいろ連想することをページを繰る都度に繰り返すものなのですが、
そんなふうに「頭のなかをふわふわさせるちから」がすごいなと思います。
文章で世界を作ることは小説も同じだけれど、語彙の選びかたや使いかたはぜんぜん別物で。
定型詩ならではの、形が定められている文章だからこその強い暗示の力が好きですね。
また、そんな詩歌への影響から、中勘助やリャマサーレスなど、とある小説家が「詩歌畑出身」と聞くと
ちょっとときめくものがあったりしますね。
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)ヽし'ノ
>>952 >>953 本を読了したとき、
本の内容について議論したい気もちと、
ただただ「こんな本を読んだよ」ということを聞いてほしくなる気もちとの
二つの感覚が湧いてくるものだと思います。
どちらの気持ちが大きいかはそのときによって様々ですけれど。
本の議論も本の紹介も、
本って面白いですよね、というスレッドの流れに共感して楽しむという点では
同じことで、どちらもあって良いものだと思います。
どちらにもこだわりすぎないように、
こんな価値観のひともいるんだなと柔らかく受け止める程度でいいのではないでしょうか。
966 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 06:17:00.54 ID:Qu0QuUD/O
>>949 フォーチュンクエストみたいにパーティの一員になって苦難を乗り越える感が味わえるもの
クリスクロスみたいに圧倒された後にポカーンとした後味のあるもの
一人称のほうがライトで読みやすいけどそれぞれにあった書き方がいい
967 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 06:19:01.33 ID:fzvUPCMD0
968 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 06:21:52.82 ID:Qu0QuUD/O
あともう一つ大事なのが臨場感 ロードスみたいに伝説を読んでる感じのだと 読む側の立ち位置が遠すぎて嫌だ 歴史の教科書読んでるみたいで退屈に感じる 現在進行形で自分がその場にいる気分になれるようなのがいい
969 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 06:25:40.34 ID:fzvUPCMD0
臨場感、把握。感謝
>>964 おはようございます。
ありがとうございます。名前を挙げた方々を自分はあまり読んだことがなかったですね
一つ目の「ゆでたまご〜」が印象深く、ネットで塚本邦夫を探していくつか読んでみました
見つけた中では俺にはこれがいいですね
・煮られゐる鶏の心臓いきいきとむらさきに無名詩人の忌日
> 「頭のなかをふわふわさせるちから」
詩文を考えた時に、いつも分からなくなるのがこの「ちから」の源、
詩に特有の文の、なにか、があると思うのですが、
それが感性的・感覚的なものなのか、逆に論理的で精密機械を組み立てるようなものなのか
自分の感覚では日本の詩は前者の傾向が強く、欧米のものは後者の傾向が強い気がします。
この、説明しようとすると真逆にも感じられる文章の傾向が、
けれども根は同じものだろうという感覚があるのですが、その当たりがきちんと自分の中で統合できてないですね。
「定型詩」に言及されているのを見、この二極に意識的に読まれているようお見受けしました。
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)ヽし'ノ
>>970 http://www.kokubunsha.co.jp/series/kajin.html 国文社の「現代歌人文庫」として、戦後以降の歌人が推されているので
書店なり図書館なりでみかけたら、よかったら手に取ってみてください。
現代短歌の入り口としてこのスレでお勧めされたのがここの1〜3巻として出ている塚本邦雄、岡井隆、寺山修司でした。
塚本邦夫は特に、戦中、戦後の暮らしについての知識がないとなかなか理解できないなと思いました。
(旧字体仮名を使っている印象もあるのでしょうが)
経済的な貧困であったり飢餓であったり、あるいは物売りに出かける人の生活ぶりとその思いであったり、
ほんとうに「なんとなく」の想像でしか楽しめない自分の教養の貧困を感じさせられます。
ゆでたまご売り〜 で私が想像した単語・情景は
白い日射し、ひとごみの遊歩道、埃が混じる公園のなか。
並ぶ列、真昼の月、皺だらけの顔と細い腕。安息の日にものを売りに出かけるひと。
と、こんな感じのサンデーバザールのことでした。(安息日は別に日曜のことでもないのですが……)
>感性か論理か
どんな文章もそうですが、思いつくのは感性で、それを推敲するのは論理というのは変わらないと思います。
ただ、出発点である感性の持ちようが、時代によってまったく違うのではないかなと感じます。
日本と欧米の傾向と言うよりは、時代によっての傾向ではないでしょうか。
欧米の詩でも、格調高さや思索を重視された伝統的な古典と、現代で特に楽しまれている通俗的なものが混在しているという点では
日本の純文学/大衆文学の在り方と同じですしね。
_ '´ ノ.ヽ !. ノノリ)) ) リ(.(゚0.゚0 . /ノ 〈=i∩リ (, ( くU_l〉) )ヽし'ノ それと、 なぜ定型詩に「ちから」があると感じるのかは 私も上手く説明ないです。 これも「なんとなく」の意見になってしまうのですが 小説と違って詩は「詩う/歌う」と表現されることがありますよね。 詩歌にしろ歌詞にしろ。小説より遙かに短い文字数の中で、 韻の踏み方、単語の並べ方などを「計算していく楽しみ」というのがあって それは「論理を考える感性」といえばいいのか、感覚と論理の相乗が生まれやすいところだと思います。 感性的なのか論理的なのか、と分けるのではなく、混ざるからこそ、のちからなのではないかなと感じます。
973 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 09:40:28.98 ID:9nTPdYR80
>詩に特有の文の、なにか、があると思うのですが、 ハイデガーリアンからすると、詩が持っているように思える「ちから(芸術性)」を考察する方法論としては、 まずもって、「感性的あるいは理性的なもの」という、認識論的なアスペクトから切り込んでいくのではなくて、 「もの的なもの」いわば「記号」としての詩、すなわち、存在論的な下部構造(規定性)に定位しておいて、 そこから、いかに詩がもの性を超越していくのか、これを論及していくほうが周到のように思われるなあ。 参考文献:ハイデッガー『芸術作品の根源』(読んでないけどね!)
974 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 09:52:29.27 ID:v1wXTvcz0
深夜の伸び方を見ると、このスレも幼稚化したもんだなあと感じたわ 10代〜20代前半って、やたらと哲学、思想、文学の言葉を浪費して満足したがるもんだが、 ネットだと恥のかき捨ての分だけこの傾向が強まるからタチが悪いな。 まあ、リアルでそっちの欲求が満たされてたらわざわざネットでの自分語りに執着しないしさ、 深夜に2ちゃんに長文連投してるって、それだけリアルが貧しい証拠でもあるから、 ここでの自己満にケチつけるのも可哀想だけど、それにしてもレス内容が幼稚でうんざりするんだよな
そうですか
976 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 10:17:25.62 ID:wH+eGLBc0
どかーん! (⌒⌒⌒) || / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | ・ U | | |ι |つ U||  ̄ ̄ ||  ̄  ̄ もうおこったぞう
977 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 10:51:08.54 ID:WRXKTvO70
まだあったのか
978 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 11:33:08.00 ID:HcmegA2w0
. -‐-
〃. ヾ. 誰も
>>855 を拾ってくれなかった
! |ノiノハ从ハゝ悔し(ry
i (|r|匸lf匸!i
'ハリ、'' ''ノリ 『戦時公債者名簿』の詳細知ってる人はいない?
.c(,_uuノ
979 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 12:09:21.61 ID:tP6/28aT0
>>974 自分でそういう方向にもっていくように働きかけるしかないな
駄々っ子じゃ何も変わらんぞ
せやせや
981 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 12:22:31.81 ID:4I02a+3e0
>>978 ヴィヴィアンウエストウッドの本もデカかった
982 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 12:25:41.05 ID:tP6/28aT0
983 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/13(月) 12:59:43.07 ID:HcmegA2w0
何でこんなでかくするんだ…
985 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :
2011/06/13(月) 14:05:17.98 ID:4I02a+3e0 >>983 これこれ。自分じゃ見つけられなかった
渋谷パルコのリブロ?に展示してあって予約販売してた。でも、読めないよね