1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
やることはいっぱいあるはずなのに
今日一日会社でVIPとようつべ見てたwww
スレ立ったら
なんで自分がここまでクズになったのかを
昔を振り返りながら勝手に考察する
ID:E80R9PkiP
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 17:44:57.61 ID:pnPB7cg40
チラ裏で
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 17:45:20.36 ID:f1PKyKKj0
----------終了-------------------
しなくていいです
5 :
忍法帖【Lv=9,xxxP】 :2011/06/10(金) 17:45:28.58 ID:51My886Q0
つまんね
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 17:45:30.40 ID:NEWCXRs8O
終
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 17:45:31.86 ID:ZX/BV6Dp0
_
 ̄ ̄ ̄二二ニ=-
'''''""" ̄ ̄
-=ニニニニ=-
/⌒ヽ _,,-''"
_ ,(^ω^ ) ,-''"; ;,
/ ,_O_,,-''"'; ', :' ;; ;,'
(.゙ー'''", ;,; ' ; ;; ': ,'
_,,-','", ;: ' ; :, ': ,: :' ┼ヽ -|r‐、. レ |
_,,-','", ;: ' ; :, ': ,: :' d⌒) ./| _ノ __ノ
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 17:45:44.78 ID:iSuJG20S0
ここまで ラーメンの具
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 17:46:01.68 ID:ZtDZwcuz0
P2使ってて●持ちじゃねーのかよ
さすが末尾P
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 17:46:54.64 ID:wrnN7qne0
_,. -‐1 ,. - ‐:‐:‐:‐:‐- 、
_,. -‐:'´: : : : : | , :'´::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.丶
,.イ ,.-:'´: : : : : : : : : : : ! /::.::.::.;.ィ::; ヘ::.::.::.::.::.::.::.::.::.:\
/: ∨: : : : : : : : : : : : : : :l'/l:/::./ ,':/ i::.:ト、::.l、::.:!::.::.::.::.',
,. -:' : : : : : : : : : : : : : : : : : : : -┴-'.._l/ l:| i::| i::l::.::.::.::.::i
ー‐ァ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :`ーァ l| l| l:|::.::.::.::.::|
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :/ ー‐‐---、!ヘ::.::.::.::|
,': : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :/ ┬--、 }::.:/::.!
! : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ;.イj {辷リ ′/::/!::/ここは貴方の日記帳じゃないわ。
ノ: : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:.:.:.:.. : :、/ ; /〃ノ:/
´. .:.:.:.:.:.:.:.: : : .:.: : : .:.:.:.. : : :.:.:.:.:.:.:__:.:.ヽ r―-, /-:'´::;′ チラシの裏にでも書いてなさい。
`ー---;.:.:.:..:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:...:.:.:.:.:.:.:.V ̄`ヽ、 `ー‐' ィ;、:::∧:{
/:.:.:.:._:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|'´ヽ rく` ト、. -‐'´ | `:く ` ね!
厶-‐'´ |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ト、:.:.:.| _,.-‐! \ __,,. -‐''´ }‐:、
_l;.ィ´ヽ:./ヽ:|'´ ,>‐'´: : く ∨ > \
_,r{`7  ̄{ ̄} ̄¨`‐く__ヽ_;,: -‐; :\ _,.-:'´: : : : : :>、
,.イ | 〉´ ̄ ̄ ̄:  ̄`ー‘v'´>‐_く : : : \___,,. -‐:'´: : :ト-、_;,.-'´ ヽ
r'l ! ,し′: : : : : : : : :}_ノ/ __,,.ヽ: : : : : : : : : : : : : : V l
,Jー'´: : : : : : : : : : :`辷'_,,、 '; : : ∧: : : : : :_; -'´ |
l´: : : : : : : : : : : : }´ l l`ー':.:.:`ー:.'"´:〈 v'
とりあえず続き書いてみろよ
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 17:47:33.04 ID:5dSxppayO
ここからは 俺の鼻糞 の提供でお送りします
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 17:48:30.14 ID:Kh627tai0
,, -―-、
/ ヽ
/ ̄ ̄/ /i⌒ヽ、| オエーー!!!!
/ (゜)/ / /
/ ト、.,../ ,ー-、
=彳 \\‘゚。、` ヽ。、o
/ \\゚。、。、o
/ /⌒ ヽ ヽU o
/ │ `ヽU ∴l
│ │ U :l
|:!
U
15 :
忍法帖【Lv=6,xxxP】 :2011/06/10(金) 17:49:54.12 ID:+AWKazIUi
ちんこちんこちんこちんこちんちんこちんこちんこちんこちんこちんこちんこちんこちんこちんこちんこ
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 17:49:57.68 ID:yEUMMHjZi
社会人式かまってちゃん
17 :
1:2011/06/10(金) 17:50:06.10 ID:DBqSwwe20
代行ありがとうございます
どうでもよくなったんでやめます落としてください
いらねぇよ糞が
19 :
忍法帖【Lv=6,xxxP】 :2011/06/10(金) 17:51:01.44 ID:+AWKazIUi
ちんこちんこちんこちんこちんこちんこちんこちんこちんこちんこちんこちんこ
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 17:51:36.56 ID:+3NvqPao0
/⌒ヽ
∩ ^ω^) な ん だ
| ⊂ノ
| _⊃
し ⌒
/⌒ヽ
(^ω^ ∩ う そ か
t⊃ |
⊂_ |
⌒ J
/⌒ヽ
( ) おっおっおっ
/ 、 つ
(_(__ ⌒)ノ
∪ (ノ
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 17:51:51.53 ID:ZX/BV6Dp0
会社でvip見てようつべ見ただけでクズ気取りしてんじゃねぇぞ?あ?
世の中には俺みたいに30代後半になっても親の脛かじりながら一日中部屋でオンゲしてるクズも居るんだぜ?
俺にとっちゃてめぇは赤ん坊なのよ。赤ん坊。赤ちゃん。わかるか?バブ〜
わかったらさっさと消えな。
このゆとりクズが。
>>1 ありがとう。
暇な人だけ見て行ってくれ。
ちなみに今会社。
スペック>
28歳リーマン
営業
入社3年目
中肉中背のフツメン
既婚小梨
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 17:52:20.25 ID:bEmrojoD0
それわしやないか
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 17:53:30.78 ID:es4t9sOQO
どんなクズかと思ったら普通にイイヤツっぽいな
25 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/06/10(金) 17:54:44.05 ID:aMxuwKX30
このスレの流れ完全ガイド
スレ序盤
「構ってちゃん死ねよ」「なんでVIPに立てるの?」「興味ないです」「日記にでも書いてろカス」「リア充死ね」「塩こそ至高」 ←いまここ
しばらく叩きが続いた後
「俺は聞くぜ」「聞いてやるから早く話せ」「書き溜めてこいよ」←こいつらがID真っ赤にしてスレに居座る
↓
スレ中盤
「ちょwwwワロタwwww」「テラ武勇伝wwwwwww」「日付変わるから酉頼む」
「俺も似た経験有るわ・・・or俺の場合は・・・(以下こいつも自分語り)」×複数
電話「今北産業」 →
>>1の話が終わる→「乙!これからも頑張れよwww」「乙」「またスレ立てて近況報告してくれよwww」
↓ここで分岐
>>1「残ってたら結果報告するわ」
保守の嵐
「おいまだ来てねえのかよ」
「保守」「ほ」×多数
↓
>>1戻る
>>1「ただいま 保守サンクスwww」
「お帰り」「戻ってきてたwwww」
↓
しょうもない話を少々誇大して
>>1が語って 終 わ り
運が悪いスレの場合パー速にスレが立つ
これが本当のリーマン・ショックってか?
27 :
1:2011/06/10(金) 17:57:01.76 ID:E80R9PkiP
よくよく考えて見れば人生はイージーモードだった。
これから苦労していくんだろうけど。
親は高給取り。
父親:私大教授兼研究員
母親:外資系管理職
世帯年収は3000万くれーあったんじゃないかな。
俺はこういう家の長男だった。
幼稚園くらいからしか記憶がないんだが
なんか制服とか着せられて、大層な幼稚園に行っていた気がする
28 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/06/10(金) 17:58:57.08 ID:aMxuwKX30
>>27 語りだしたぞおおおおおおおおおおおおおおおwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 18:01:46.67 ID:ZX/BV6Dp0
書き溜めてから来いよカス
()
30 :
1:2011/06/10(金) 18:01:51.08 ID:E80R9PkiP
あまり書くと身ばれするから書けないが、
俺の家の血筋はかなり優秀な血筋であるらしい
東大とかそういう名門校をトップで卒業していくような人たちがいっぱい。
そんななかで、うちの父方の祖父は、
趣味に時間をかける人で、学歴に興味がなかった。
大学は早稲田を出たようなんだが、落ちこぼれだと勘当されかけたらしい。
で、そんな祖父に嫁いだばーちゃんは、
そんな血筋にプレッシャーを感じながら
この家に嫁いだらしい。
だから、ばーちゃんはかなり学歴に関してはうるさかった。
()
31 :
1:2011/06/10(金) 18:04:40.50 ID:E80R9PkiP
生まれてから小学校3年生までは
父親がヨーロッパに仕事で出かけていて
母親は忙しすぎたので、ばーちゃんの家に預けられていた。
俺が幼稚園から帰ってくると、
山のように詰まれた公文式と、計算ドリルと漢字ドリルがあった。
それが終わるまでは遊ぶことはほぼ許されない感じだった。
友達と外で遊んでくることもあったけど、
夕飯までに終わらないと死ぬほど怒られた。
じいちゃんはそれを見て「まぁまぁ」となだめることもあったけど
ばーちゃんはほぼそれを聞かなかった。
32 :
忍法帖【Lv=6,xxxP】 :2011/06/10(金) 18:06:02.88 ID:+AWKazIUi
ちんこちんこ受かるやつは受かるちんこ受かるやつは受かるちんこ受かるやつは受かるちんこ受かるやつは受かる
33 :
忍法帖【Lv=6,xxxP】 :2011/06/10(金) 18:06:34.23 ID:+AWKazIUi
ちんこ受かるやつは受かるちんこ受かるやつは受かるちんこ受かるやつは受かるちんこ受かるやつは受かる
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 18:06:37.03 ID:bEmrojoD0
35 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/06/10(金) 18:07:24.71 ID:aMxuwKX30
事あるごとに「勉強しろ」「良い大学を出なさいね」
と俺に指図してくるばーちゃん。
でもそれも当たり前だ。
なんたって俺の家の血筋はかなり優秀な血筋であるらしいから。
俺もその一族として誇りをもって生きるべきだった。
けれど俺にはそんな重荷に耐える精神力も根性も無かった。
相変わらずばーちゃんは俺に指図してくる。
そんなとき、俺はファンタに出会ったんだ。
ファンタは本当に美味しくて、
疲れ切った優秀な一族の汚点である俺の心をいやしてくれた。
ありがとうファンタ。
本当にありがとう。
END
36 :
忍法帖【Lv=6,xxxP】 :2011/06/10(金) 18:07:37.08 ID:+AWKazIUi
37 :
忍法帖【Lv=6,xxxP】 :2011/06/10(金) 18:08:07.64 ID:HwWhiONrO
(^^)
38 :
1:2011/06/10(金) 18:08:20.10 ID:E80R9PkiP
周囲の友人と話をすると、俺の家が厳しい家であることがわかった。
ファミコンは家にもあったから、話についていくことはできたけど
遊んでいる時間が圧倒的に違った。
俺はしばしば、ばーちゃんに対し
「なんで僕だけこんなにドリルやらなきゃいけないんだ」と
反論していたが
ばーちゃんは「ほかと同じことをやっていたら1番にはなれない」
と繰り返すばかりだった。
当時の俺にはそこまでして1番になることが
意味のあることだと思えなかったので
ばーちゃんが言っていることに常に反発してた。
怒鳴られると何も言えなくなるから言わなかったけど
心の中で何度もクソババァって言ってた
39 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/06/10(金) 18:09:22.25 ID:aMxuwKX30
だから俺はばあちゃんにある仕返しをしようと思った。
ばあちゃんは入れ歯を使ってるんだけど、
いつもポリデントで洗ってる。
そこに俺は小便を入れておいたんだ。
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 18:10:59.50 ID:O34X2XTz0
何でそんな一生懸命に自分語りしてんの?
自分の身の上話に皆が興味を持ってくれるくらいに自分は特別な存在だと思ってるの?
そんなに自分が大好きなの?
41 :
1:2011/06/10(金) 18:12:59.15 ID:E80R9PkiP
何だかんだいって課題をこなしていた俺は、
周囲よりも算数ができたし、幸いなことに運動神経もよかった
周りは賞賛してくれるけど、
俺としては友達と遊ぶことをどうしても優先させたかった
でも、ばーちゃんは必ず家にはいるし、
夜遅く帰ってくる母親に対し、ばーちゃんは
俺の日々の行動を事細かに報告していることをチラつかせるので
怖くて言うとおりにしていた。
(ちなみにうちの母親はメチャこわい。今でも。
にらまれたら何もいえなくなる)
で、小学校3年になったとき、
ばーちゃんの家を出て引っ越すことが決まった
俺は歓喜した
会社いってるふりすんな
43 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/06/10(金) 18:15:07.18 ID:aMxuwKX30
そして俺は友人Aの家に居候することになった。
Aはサッカー部で体格が良くて、
俺にめちゃくちゃ親切にしてくれる奴だった。
俺の部屋はそいつと相部屋で、
いつも寝るときは一緒に寝てた。
ある日俺が学校から疲れて帰ってくると、
Aが俺のためにサーターアンダギーを用意してくれた。
形はぐちゃぐちゃなものの、
丁度良く塩味が効いてて最高のサーターアンダギーだった。
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 18:17:12.72 ID:ZX/BV6Dp0
めっちゃ自慢するなこの
>>1wwwwwwwwwwww
45 :
1:2011/06/10(金) 18:18:19.35 ID:E80R9PkiP
じーちゃんと相撲できなくなるのは悲しいけど
ばーちゃんと離れれば、俺ももう少し友達と遊ぶ時間ができるのかなぁと
考えてた。
引っ越した先は都心だった。
俺は学校のあと、児童館に移動し、
6時くらいになったら家に帰る、という生活をすることになると
母親に説明された。
児童館では出席をとられるらしく、
あまり自由ではなさそうだ。
「でも、それが終わった後は家で自由にできるじゃないか」
俺はこう思っていたが、現実は違った。
46 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/06/10(金) 18:19:47.51 ID:aMxuwKX30
児童館で俺はサーターアンダギー作りに従事した。
これでもかという位サーターアンダギーを作った。
来る日も来る日もサーターアンダギー作り。
頭がどうにかなりそうだった。
でも俺にはAという最高の友人が居た。
Aから色々とコツを教えてもらって、
数カ月もしたら俺は児童館一のサーターアンダギー職人になっていた。
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 18:20:01.60 ID:BSUjkwiY0
ほうほう
ちゃんと聞いてるよ
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 18:21:11.47 ID:aMxuwKX30
49 :
1:2011/06/10(金) 18:23:07.22 ID:E80R9PkiP
児童館で過ごしていて、6時になると、
俺に迎えが来たことを先生に告げられた。
俺は不振に思って入り口まで言ってみると
ぜんぜん知らないおばさんだった。
先生もまったく不思議がらずに俺をおばさんに引き渡すし
俺は完全にパニックだった。
おばさん「お母さんから聞いてないかな、私はポピンズのものですが」
ポピンズっていうとメリーポピンズくらいしかピンとこなかった俺は
魔法使いかなんかが、俺に何かしにきたと思った。
だいぶ抵抗したが、俺はその人と共に家に帰った。
この人のことを岡さんと呼ぶ。
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 18:24:55.50 ID:aMxuwKX30
岡さんはポピンズ隊という部隊のキャプテンだった。
ポピンズ隊と言うのは要するに、
ポピンズを駆除する舞台なんだけど、
これが本当にヤバい存在だった。
俺はあるひ岡さんの寝室に入ると、
そこにはおびただしい量のサーターアンダギーがあった。
俺は自分の目を疑ったが、
確かにそれはサーターアンダギーだった。
ポピンズ隊の重要な食料源として、
サーターアンダギーは作られていたのだった。
51 :
1:2011/06/10(金) 18:27:52.14 ID:E80R9PkiP
岡さんは基本的に俺の児童館が終わるくらいの時間に、
迎えにきて、俺の面倒を見ながら母親か父親の帰りを待つのが
仕事のようだった。
俺は「東京だとこんな人がいるのか」と本気で思っていた。
岡さんは俺を連れて帰ると、
宿題をやれだの公文をやれだの進研ゼミをやれだの色々言ってくるが
ばーちゃんよりもやさしかったので、ある程度素直に従っていた。
ばーちゃんと違って、俺が学校のことを話出しても
「勉強しろ」とか言わずに聞いてくれるし、
俺としてはかなりうれしかった。
ついでに言うと、俺が
公文式にプリントを複製して
答えを書き写し、取り組んだ日付だけ変えて提出しても
気づかないところも大好きだった。
どうしてもわからない問題があったら
「お父さんが帰ってきたら聞いてみましょうね。
今日はスーパーファミコンやっていいのよ」
とか言ってくれたりして。
天使だった。
52 :
1:2011/06/10(金) 18:29:51.03 ID:aMxuwKX30
面倒だから終わるわ。
付き合ってくれてありがとうノシ
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 18:31:47.03 ID:bEmrojoD0
>>52 さっさと続きかけよ、おまえすぐ逃げるんだなw
54 :
1:2011/06/10(金) 18:32:39.55 ID:E80R9PkiP
共働きなのに鍵っこではなくて、
暖かい飯も食うことができた俺は幸せだったんだろうと思う。
まぁ岡さん以外にもポピンズは何名かいて、
児童館仲間に「俺君のおかーさん何人いるの?」とか言われたりして
いやだったことも歩けど。
でも、俺が学校から遅く帰ってきたり、
スーファミをちょっと長めにやっていたりすることは、
すべて母親にバレていた。
母親は「お母さんはなんでもお見通しだから」と言っていて
俺は本気でそれを信じていた。
岡さんは母親か父親が帰ってくると
すぐに会社に電話をかけて帰ってしまうから
ばーちゃんのように報告する時間もないだろうと思っていた。
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 18:34:59.94 ID:27sTTMxD0
どうしたサーターアンダギー
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 18:35:41.69 ID:bEmrojoD0
誰も相手にしてくれんから、涙目で終わる宣言w
57 :
1:2011/06/10(金) 18:37:16.31 ID:E80R9PkiP
でも、俺の行動を知っているのは岡さんだけだし、
やりたかないが俺は岡さんを疑うようになった。
いや、自分の行動が筒抜けって言ったって、
宿題サボってきたり、寄り道しなけりゃいいんだろうけど、
あくまで周囲との格差に俺はイライラしていた。
俺は岡さんがトイレに行っている間に
岡さんがいつも荷物を置いている場所あたりを探ってみた。
そしたら、1冊のノートが出てきた。
おそるおそるめくってみると、
俺の行動が事細かに記されていた。
「こう言ったらこう応えた」
「宿題やれといって〜回目にはじめた」
「ゲームをいつもより長くやっていた」
「学校にこっそり漫画を持っていっていた」
子供ながら、ショックだったのを覚えてる。
58 :
忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/06/10(金) 18:38:23.01 ID:UkpIdMT1O
ふむ
59 :
1:2011/06/10(金) 18:39:24.21 ID:aMxuwKX30
更にページをめくると、
そこにはサーターアンダギーの秘伝のレシピがあった。
これはポピンズ隊に古くから伝わるレシピで、
門外不出のとっておきのレシピらしい。
俺は禁断の領域に脚を踏み入れてしまった事に気付いて、
急いで自室に戻って布団にもぐり込んだ。
得体の知れない恐怖に包まれ居ていたんだ。
気付いたら俺は寝ていて、
目覚めたのは夜中の2時だった。
何やら下の階でガヤガヤと声をしているので、
気になって覗きにいってみると、
なんとそこではサーターアンダギーパーティが開かれていた。
60 :
1:2011/06/10(金) 18:42:15.10 ID:aMxuwKX30
そこではおびただしい量のサーターアンダギーがあった。
軽く1億個は超えていたとおもう。
辺り一面はサーターアンダギーの臭いにつつまれて、
もはやこの家全体がアンダギーと錯覚するほどだった。
そこに居たのは近所の人?ポピンズ隊のメンバー?
よくわからないけど20人程が集まっていた。
?
62 :
1:2011/06/10(金) 18:44:13.76 ID:E80R9PkiP
邪気眼体質も持ち合わせていた俺は、
岡さんのことが一気に信じられなくなっていた。
俺の家族はなんらかの方法で俺を見張っているんだと思うようになった。
なんだかだまされたような気がして、
母親たちが思い描くようなノートの内容になるように
従うことは、なんだか悔しかった。
いろいろうそついてみたりしたけど、
結局家での行動を偽るなんて無理だったので、
岡さんとはそれ以来、あまり口を利かなくなった。
聞いたとしても、あたりさわりのないことを
ノートにかかれるように努めるようになった。
サーターアンダギーの中を開けた、すると中から紳助が出てきた
64 :
1:2011/06/10(金) 18:46:55.65 ID:aMxuwKX30
岡さんは言う。
「サーターアンダギーこそ思考のおやつ。」と。
俺にはそれが信じられなかった。
俺が好きなのはウグイス餅であって、
サーターアンダギーなんて沖縄のオヤツは邪道だった。
和菓子こそ日本が誇るべきお菓子なんだ、と。
しかしそうも言ってはいられない。
俺は所詮居候の身であって、
岡さんの言いなりなのだから。
俺は泣く泣く毎日サーターアンダギーを食べた。
朝食もアンダギー。弁当もアンダギー。
夕食も勿論アンダギーだし、
夜食もアンダギーだった。
気付いたら俺は、
アンダギーに支配されていた。
65 :
1:2011/06/10(金) 18:49:43.54 ID:E80R9PkiP
俺がノートの存在に気づいていることに
岡さんや母親が気づいていたのかは今もわからないけど、
ある日のノートに「俺君の様子が急に変わったようですが・・・」
というような一文は書かれていた。
それでも母親は、家でおとなしくしている俺に満足しているようだった。
で、小学校4年生くらいの授業参観の日、
こっちに引っ越してきてから初めて母親が着てくれた。
母親はすごく楽しみにしていた。
俺も、別に問題ないだろうと思っていた。
授業中にはしゃぎはするが、不真面目だとは思っていなかったから。
授業参観は図工の時間だった。
俺は友達とはしゃぎながら、工作に没頭していた。
そしたら、突然、脳天にものすごい衝撃を受けた。
母親が授業中にもかかわらず俺を殴った。
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 18:53:46.87 ID:ZX/BV6Dp0
サーターアンダギーで殴られたんだな。
67 :
1:2011/06/10(金) 18:54:00.55 ID:E80R9PkiP
「たらたらしゃべってないでちゃんとやれ!!」
教室中に怒号が響き渡った。
母親は涙目だった。
俺はまったく理解できずに座ったまま母親を見上げていた。
とりあえず先生が止めに入って授業が再開されたんだが
異様な雰囲気だった。
授業が終わり、皆が親とワイワイ帰って行く中で
俺は教室の隅で死ぬほどビンタされた。
マジで死ぬかと思った。
学校だとはしゃいでいるが、
家でキャラを作っていることがバレたんだな、と思った。
キャラを作っていたことに対して怒っていたのか
学校での態度に怒っていたのかはよくわからんが
とりあえず、俺は学校でもいい子でいることを
義務付けられているんだな、と思った。
それから、友達と寄り道して帰ることすら怖くなった。
68 :
1:2011/06/10(金) 19:00:34.73 ID:E80R9PkiP
同じ頃に、今思うと他愛のないことなんだが
俺は初恋をしていた。同じクラスの子なんだが、
小学生にしてはやたらおっぱいがでかかった。
ジャンプで連載中のDNA2とかで興奮しまくってた俺は
まぁそういう心がきっかけともいえなくもないが、
一緒にいて楽しかったりもしたので
なんとなく好きになっていた。
真偽のほどはわからん。
で、その子のことを好きとは言っても
いじめるのが精一杯で
その子が給食で牛乳飲んでるところを
笑わせようとすると
「やめてよ〜」と東北なまり(転校生)というのが
かわいくて、何回もやった。
でも、たまたま帰り道に
一人のその子と鉢合わせたことがあった。
69 :
1:2011/06/10(金) 19:02:57.67 ID:FSFlqEZb0
夕焼けに照らされるその子は、
天使かと見間違えるほど神々しかった。
なにやら様子がおかしいので近づいてみると、
どうやら泣いているらしかった。
おお泣きと言う程では無く、
すすり泣きだ。
「どうしたの?」
俺が尋ねたらその子はこう言った。
「サーターアンダギー、嫌いなの。」
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 19:03:06.87 ID:+3NvqPao0
バナナの皮を剥いたまで読んだ
71 :
1:2011/06/10(金) 19:04:23.36 ID:FSFlqEZb0
衝撃が走った。
確かにその子は「サーターアンダギー」と言った。
ここにもサーターアンダギーだ。
この街は何かが可笑しい。お菓子だけに。
全員気がくるってるとしか思えない、
それほどこの街にはサーターアンダギーが溢れていた。
72 :
1:2011/06/10(金) 19:06:39.52 ID:FSFlqEZb0
でも落ち着いて考えてみると、
その子は同時に「 嫌 い 」だとも言った。
おかしな程にアンダギーが出てくるこの街に置いて、
そのアンダギーを嫌いだと確かに言ったのだ。
73 :
1:2011/06/10(金) 19:07:51.91 ID:FSFlqEZb0
全てが現実離れしたこのアンダギー街に置いて、
この子は俺とリアルを共有できる唯一の存在かもしれなかった。
いや、存在だったんだ。
74 :
忍法帖【Lv=12,xxxPT】 :2011/06/10(金) 19:08:30.78 ID:cp8ai+830
サーターアンダギーまで読んだ
75 :
1:2011/06/10(金) 19:09:22.82 ID:E80R9PkiP
結局その子は、俺に警戒しながらも
「一緒に帰ろう」と言ってくれた。
「いつもいじめるからひどい」と怒られる帰り道だったけど
俺は心底幸せだった。
進研ゼミの付録の漫画みたいなシチュエーションだなぁ〜とか
ニヤニヤしてた。
その日は本当に幸せで、母親がなんか機嫌悪かったけど
総スルーしてた。
その週末、父親と「クラスの女子にちょっかいを出す男子」
という話題になった。
父親が「中には好きな子に対して思わず邪険に当たるやつもいるだろ〜」
みたいな話を振った瞬間、
母親が「そーよね〜そういう年頃だもんね、
俺にもそういう子いるんでしょ、ほら、○○さんだっけ」
とか言い出した。
俺はなんで知っているのか理解できなかった。
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 19:09:31.21 ID:wtb/BWbkO
家柄は比べるのもおこがましいが
>>1の思考と年齢が俺に似すぎでビビった
外面で適当にやりすごしすぎるとやる気が全く無くなるよな
その癖、適当にやっても問題なく毎日が過ぎるから、本気出す意義が見つけれずさらにやる気が無くなる悪循環
打開したくても、自分を殺してやり過ごし続けて来たから本当にやりたいことなんて見つけられない(そんなもん無いと半分は思ってる)
しかし嫁がいるなら嫁でモチベーション上がらないの?
俺はまだ嫁いないから「嫁の為に本気出す(本気出せる嫁を探したい)」とか思ってるんだけどやっぱ無理かね?
77 :
1:2011/06/10(金) 19:13:06.95 ID:FSFlqEZb0
おかしい。何かがおかしい。
俺は子供ながらに身の危険を感じた。
感じざるを得ない状況だった。
監視カメラでもついてるのか…?
それとも盗聴機…?
昔ドラマで見た事があるが、
かなり高性能なそれらが簡単に入手できる時代らしい。
俺は笑顔を取りつくろいながらも自室へ戻り、
徹底的に身辺をチェックしてみたが、
それらしきものは何処にも見当たらなかった。
「見当違いだったか…?」
とがっかりして、宿題をやろうとランドセルを開けると、
そこには不自然にサーターアンダギーが入っていた。
「もしかして…。」
閃いた俺はアンダギーを割った。
すると、そこから出て来たのは盗聴器だった。
78 :
1:2011/06/10(金) 19:13:38.09 ID:E80R9PkiP
その次の週、俺は岡さんのノートを久しぶりに見た。
そしたら、偶然あの子と帰ったことが書いてあった。
ああ、本当に筒抜けだったんだな。
岡さんが道を歩いていたときに、ちょうど見かけたらしい。
俺に関することはすべて記載するのがルールなのかもしれないが
顔から日が出るかと思うくらい恥ずかしかった。
それをいきなり指摘してくる母親も、信じられなかった。
本当にこのポピンズと母親の連携は油断できないと
改めて思った。
79 :
1:2011/06/10(金) 19:16:36.07 ID:E80R9PkiP
>>76 問題なく毎日が過ぎていくってのは問題だよな。恵まれてるんだろうけど。
嫁のことを考えるとモチベーションはあがる。
だがすぐに失速する。
そんな自分に嫌になる・・・っていう体たらくだ
80 :
1:2011/06/10(金) 19:23:29.97 ID:E80R9PkiP
俺は習い事が多かった。
公文式、進研ゼミ、ピアノ、サッカー、野球(学校)、英会話。
小学校高学年になって、ばーちゃんが中学受験の話をしだした。
当然、開成だの筑駒だのの名前が出てくる。
日々を適当に流していた俺の学力では受かるはずもないので
塾に行かされそうになった。
これ以上行くところが増えたら、
俺はいつ遊べばいいんだとおびえた。
俺は仕方なく、
サッカーとピアノに精を出すことにした。
サッカーではレギュラーになり、
ピアノはヤマハのあるコースを一気に卒業できるくらいまで
練習しまくった。
このときは我ながら努力していたんじゃないかと思うが
ただ受験をしたくないという思いからだけで
不順な動機だった。
母親がその様子を見ていたく気に入り、
ばーちゃんを説得することによって受験を免れた。
一方、俺の通っていた小学校はなぜか受験組みが多く、
塾に入っていないやつは遊び人扱いされることとなった。
81 :
1:2011/06/10(金) 19:27:16.31 ID:E80R9PkiP
公立の中学に進むと、
何だかんだいって英会話やってたり、
進研ゼミや公文式をやってたこともあり、
成績は上位のほうだった。
相変わらず岡さんのノートは怖かったけど
先生にも気に入られ、学級委員をやったりして
学校生活は充実していた。
多少なりとも積み重ねがあったから、
その立場があった、ということについて
俺は気づけずにいた。
俺凄くねwwwww と調子に乗るようになった。
82 :
1:2011/06/10(金) 19:33:16.87 ID:E80R9PkiP
中学に入ってから進研ゼミをやめ、
友達と塾に通うようになった。
塾の帰りには、みんなパンやカップめんを買って食べたりしていたんだが
俺はここで初めて「お小遣いをもらっていない」ことに気がついた。
今思うと小遣いなんてもらえるだけで幸せなのに、
周りは結構もらっていたこともあって、
納得いかない気持ちになってきた。
そこで、俺は母親に交渉した。
俺「小遣いほしいんだけど・・・」
母親「ガキが金持つなんて100年早い」
いきなりのけん制にひるむ俺。
俺「なんで? クラスのやつらはお小遣いで漫画買ったりしてるんだよ」
母親「ゲームや漫画は誕生日に買ってるでしょうが」
俺「俺も小遣いほしい」
母親「じゃぁ働け」
俺「なんで俺だけもらえないんだよ!」
母親「文句があるなら一人で生きて行け!」
機嫌が悪かったのか知らないが
すげー怖かった。
父親はその間ずっとビール飲みながら模型作ってた。
83 :
1:2011/06/10(金) 19:38:04.25 ID:E80R9PkiP
そのとき、俺は親の収入を知らなかったので
うちは貧乏なんだと思っていた。
だからこんな理不尽(当時はそう思った)な理由で
小遣いをもらえないんだと、そう思うようにした。
こういったら何だが、それまで俺は
まともに買い物なんかもしたことなくて
金銭感覚がなかった。(夕飯の食材とかは生協で自動的に届く)
誕生日やクリスマスに、漫画やゲームを買ってもらえるだけで
そのほかは何も買い与えられなかった。
なので、父親が模型を作っていたとしても
そんなに高価なものだとは思っていなかった。
で、ある日、学校のDQNが
「昨日ババァの財布から千円抜いたwww」とか言ってるのを聞いた。
俺はそれを聞いて、取るのは悪いことだが
そういえばうちの親はいくら持ってんだろうと知りたくなった。
84 :
1:2011/06/10(金) 19:42:02.30 ID:E80R9PkiP
夜、両親が寝静まったところで、
財布を捜した。
両親の財布はズッシリと重かった。
中を見ると10万くらい入ってた。
そのとき、親は金を持っているが自分が持っていないことについて
再び腑に落ちなくなった。
同時に、毎年のお年玉を全没収されていたことも思い出した。
なんだこりゃ。
俺に金をくれない理由があるなら、ちゃんと言ってくれればいいのに
怒鳴って押し返すなんて、俺に金を渡したくないだけなんだな。
俺が友達とワイワイパン食べたりするのが嫌なんだな
俺はその場で泣いていた。
泣きながら俺は1万円を抜き取った。
85 :
1:2011/06/10(金) 19:49:54.10 ID:E80R9PkiP
翌朝起きて、一万円を見たときは
マジでやべぇと思った。
いつ帰そうかとビクビクしていた。
でも不思議とバレなかった。
俺は2ヶ月に1回くらいのペースで
両親の財布から諭吉を抜き出す作業をしてた。
家計簿とかつけてないのか知らんが、
金の減り具合に不振に思わなかったのか、
2年生の半ばくらいまで、俺のリッチな生活が続いた。
その間も、何回か小遣いの交渉をしてみたが
両親は取り合ってくれなかった。
そのくせ母親は、3万もするドラマのLDBOXを購入した。
「自分の稼いだ金を何に使おうと勝手」と言っていた。
86 :
1:2011/06/10(金) 19:56:10.26 ID:E80R9PkiP
ある日、俺の凡ミスで部屋に置いてあった千円の束を母親に発見された。
俺はあらざらい白状させられ、母親にボコボコにビンタされたあと、
外に叩き出された。
「かあさんが金くれないから悪いんだ!」とかたわ言を叫んだ後、
俺は家から猛ダッシュで離れた。
でも、空腹に耐えられず、半日くらいたって家に戻った。
必死こいて謝ったら家の中に入れてくれた。
それから、岡さんに加え、家庭教師が俺につくこととなった。
ピアノも、母親が同伴できる土曜日に変更された。
サッカーは日曜日になった。
87 :
1:2011/06/10(金) 20:04:12.39 ID:E80R9PkiP
中学三年になって、受験のシーズンになった。
初めて俺は自分の進路についてまじめに考えた。
勉強が嫌いな俺は、付属校を受けて
メチャキツイといわれる大学受験をスルーしようと試みた。
やっぱりここでも動機が「楽をしよう」なんだなと思った。
俺の行動理念はこれなのか?
親族からは開成だの灘だの、名門校の名前ばかりが挙がってきた。
そんなの無理だよ! というと「落ちこぼれなのかお前?」
と真顔で聞かれたりした。
家庭教師も家庭教師で
「俺が教えるからには早稲田くらい行かないと」とかほざくやつだった。
でも、俺は大学受験をしたくない一心で勉強をした。
・・・といいたいところだが、そんな動機でモチベーションを
維持できるはずもなく。
家庭教師から与えられる課題をのらりくらりと交わしていた。
努力という努力はほとんどしなかったんではと思う。
記念受験的に開成やらを受けさせられたが
当然落ちた。でも、なぜかある大学の付属校に受かってしまった。
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 20:04:54.23 ID:wtb/BWbkO
私怨
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 20:07:05.22 ID:yDMC70KU0
中学生から諭吉で買い物してたとか羨ましすぎ
家庭環境は羨ましくないけど
90 :
1:2011/06/10(金) 20:08:57.97 ID:E80R9PkiP
高校にうかったとき、怒ると思っていた母親は泣いて喜んでいた。
父親もジャンプして喜んでいた。
親族からは総バッシングを受けた。
俺が入った高校は中高大一貫だった。
だから入学した当初は、多少なりとも受験を経験した組は
付属中学組みとは歴然とした差があった。
だから最初、俺はそこでも成績は上位のほうだった。
高校時代は部活に熱中しまくっていたので
あんまり書くことはないんだが、
成績はどんどん落ちていった。
でも俺は「勉強すりゃー余裕だよwww」とほざく
カス学生の仲間入りをしていた。
91 :
1:2011/06/10(金) 20:15:06.64 ID:E80R9PkiP
高校2年くらいになると、俺はもう赤点常連のクズになっていた。
そのくせ口だけはでかい。
部活に熱中していたからまだよかったものの、
なんもしてなかったら完全に孤立していたと思う。
実際、このままじゃ進級できないと思って
少し勉強すると、そこそこの点数を取ることができた。
思えばそれも、小さい頃に基礎をちゃんと習わせてくれた
下地があってのことだと思うんだが、
俺は完全に自分の能力を過信していた。
高校3年になって、進路を聞かれると
実際はエスカレーター枠に漏れてるんだが
「俺はほかの大学受けるんで。」と大口叩いて先生に呆れられた
92 :
1:2011/06/10(金) 20:19:23.18 ID:E80R9PkiP
やべーなぁ、勉強しないと大学いけないなぁなんて考えながらも
なんだかんだで勉強しない日々。
母親がこのころ、俺の成績に口を出してくることはあったが
「部活に熱中してる」でしのいでいた。
何回かボコボコにされかけたけど、
両親は自分の仕事が山場を迎えているようだった。
俺にはほとんど干渉してこなかったし、
俺もやりやすかった。
クズの癖に、俺は早慶上智クラスの大学を狙っていた。
受ける模試では続々のE判定。
でもそれは勉強していないからで
事実勉強すれば、模試の点数はすぐにあがる(当たり前)
んだから、ぜんぜん余裕でしょうとたかをくくっていた。
そして、受験当日を迎えた。
93 :
1:2011/06/10(金) 20:25:16.57 ID:E80R9PkiP
なんか知らんけど、滑り止めで受けた2つに受かってしまった。
本命だけ落ちた。
なんとかなってしまった。
でも、調子をぶっこいていた俺はここで進学することはしなかった。
「もう一年やりゃ、どの大学も余裕なんじゃね?」
俺がもし、このときの自分に会ったら、全力で
受かった大学いっておけと説得しただろう。
でも、俺は母親に「もう一度挑戦したいんだ!」みたいなことを
ほざいて浪人を許可してもらうことにした。
ちなみに、同時期に従兄弟が
東大だの慶応だの一橋だのに合格していき、
いわく直系の長男で浪人したのは
戦後初めてらしく、
親戚の集まりで皿を投げられた。
94 :
1:2011/06/10(金) 20:32:23.45 ID:E80R9PkiP
1浪目、俺はある予備校に通った。
あの程度の勉強で中堅大学に受かったんだから
マジ余裕杉wwwww と浮かれていた俺は、
朝予備校で出席カードを通し、そのままバイトにいくという
生活を送っていた。
さらにパソコンのチャットでJKと知り合い、
人生初彼女に浮かれまくり、勉強どころではなかった。
電話もしまくって、携帯代月7万とかいったときもあった。
マジで受験生の生活じゃねぇ。
模試の前だけは適当に勉強して
それなりの結果を出しつつ、月日は過ぎていった。
そろそろちゃんと勉強しないとやばいよなぁと思い始めたのは
夏の終わりごろ。
俺は付き合っていた彼女に「そろそろ受験に専念しようかなぁ」
という話をした。
するとJKは「私のことなんてどうでもいいのね!」と騒ぎ出す
ヒステリーに変身した。
95 :
1:2011/06/10(金) 20:35:35.20 ID:E80R9PkiP
JKは突然、「私前の彼氏に付きまとわれてて殺されそうなの!」みたいな
ことを言い出した。
真偽はわからんが、当時の俺はそれを真に受けて
一緒に帰ったり毎晩相談に乗ったりしてた。
電話代は加速しまくった。
そんなこんなでまったく勉強をせず、
受験当日を迎えることになった。
今度は見事に全部落ちた。
母親に「とっととどっか受けて来い」といわれ
二次募集を3つほど受けたがそれも全滅した。
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 20:36:18.75 ID:ZWOsbRleO
ほうほう
わくわくてかてか
98 :
1:2011/06/10(金) 20:41:04.45 ID:E80R9PkiP
俺は本当は馬鹿なの? と考えたものの、
彼女にうつつを抜かしてたら受かるものも受からないよな、
と思うことにした。
なんだかんだと失敗したことを正当化しようとがんばっている自分がいた。
結局その彼女とは別れ(カッターで刺されかけたが)
俺は頭を丸めて2浪目に突入した。
この頭を丸めたというのも、
母親に誠意を見せるために何かないかと考えた結果なんだが、
根底にあるのは「真にがんばりたい」という
気持ちを表したいという動機ではなく
「ここまでしている俺を許さないってことはないでしょ?」と
いうようなパフォーマンスだったんだと思う。
ちなみに、ばーちゃんは、2浪すると聞いて失神した
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 20:41:22.67 ID:yDMC70KU0
どこの大学受けたかが、気になるんだけど
100 :
1:2011/06/10(金) 20:46:08.31 ID:E80R9PkiP
2浪目、俺は大きな予備校ではなく、
あえて、出席が厳しく管理される予備校を探した。
岡さんのノートのように、監視されるものがあれば、
それに乗ってある程度はできるんじゃないかという仮定を立てて。
なんでこんな前向きなことを考えたかというと
正直2浪は無理だと思っていた俺は
専門学校のパンフレットを漁っていた。
母親「あんた何やってんの」
俺「いやぁ、大学無理なら専門でもって思って」
母親「大学受かっても専門行くの?」
俺「受かったらそりゃ大学いくよw」
母親「そんなことは許さない。男なら自分が行きたいと思ったところに
いけるようにチャレンジしろ」
みたいなことを言われて、
普段そんなことを言わない母親なだけに
俺は痛く感動して、今度はがんばるぞ!と決意した。
結局、ちまちまと勉強して中堅の大学に受かることができた。
第一志望は落ちたけど。血の滲むような努力、というものを
知らずに、また前進してしまう俺。
101 :
1:2011/06/10(金) 20:48:49.81 ID:E80R9PkiP
>>99 現役
専修・MARCHのどれか、早慶上智
1浪
明治・上智・早稲田
2浪
専修以下のどこか、MARCH、早慶
102 :
1:2011/06/10(金) 20:51:13.47 ID:E80R9PkiP
っていうか見てくれている人いたんだ。
オナニースレでごめん。でもありがとう。
書くの遅くてごめんなさい
103 :
1:2011/06/10(金) 20:57:57.12 ID:E80R9PkiP
大学時代。
+2だったが、同じような境遇のやつが回りにいたこともあって
不安なこともなく授業とサークルにまじめに出席し、
リア充生活となる。
が、秋ごろ、俺はとあるバイトに手を出す。
雑誌の編集なんだが
ひょんなことがきっかけでバイトとして雇われることになった。
学生のバイトとしてはかなり高給だったので、俺はそれに没頭した。
その仕事の性格上、昼も夜もない仕事で
学校と会社の往復、睡眠は電車、という日々が続いた。
104 :
1:2011/06/10(金) 21:03:20.07 ID:E80R9PkiP
大学は埼玉のほうにあったんだが、
その会社は神奈川にあったので、移動時間が長く、
睡眠にはもってこいだった。
だが、締め切りに追われて授業に間に合わず、
欠席する日も続いた。
3年になるころには、俺の単位はギリギリだった。
3年の半ばごろ、卒論に取り掛かる時期なんだが、
俺の忙しさは頂点だった。
ワークショップみたいなものにも誤魔化し誤魔化し出席し、
教授にもいい印象をもたれていなかった。
会社の人間に、「そろそろ大学のほうが・・・」という話をすると
「おー、ドロップしたらうちでやとってやんよ」と言われて
相手にしてもらえなかった。
というより、俺がそう聞いて安心していた。
会社が会社が〜といってやるべきことを後回しにしていた。
周りが就職活動を始めるなか、
俺はやっぱり仕事。
現嫁にも「就職しないの?」といわれるも
「仕事ならあるからいいんだよ」と流す始末。
気がついたら、卒業論文提出まであと1ヶ月を斬っていた。
105 :
1:2011/06/10(金) 21:10:14.44 ID:E80R9PkiP
久しく開いていなかったプライベート用のPCメールを開くと
教授からのメールが数通。
結構怒っている。やばい。なんとかしないと。
卒業論文やればいいのに、俺は「なんとかする」ということに
頭を使い始めた。
これまで連絡しなかったことについて
どうすれば不自然じゃないか?
卒業論文が途中であることについて
どういった理由なら「しょうがない」のか?
俺は頭をフル回転させた。
しょうもない頭をフル回転させて出てきた答えは
「病気だったことにする」だった。
我ながらアホだなと思うが、これしか思いつかなかった。
「入院していた」だと「診断書もってこい」になるので
「今やっているバイトがキツすぎて療養生活をしていた」
ということにすることにした。
そんなようなメールを教授に送ったところ、
即効でメールが帰ってきた。
106 :
1:2011/06/10(金) 21:15:24.53 ID:E80R9PkiP
教授「事情は理解いたしました。お体はお大事にしてください。
さて、それとは別に、私との連絡を絶ってからの君の生活状態について
手記のようなものでよいので、私に提出してください。
それと、ご家族の方も大変苦労されたと思いますので
その生活状態を証明する書面を、手書き、捺印付で提出してください。
その後、その内容について親御さんと電話確認のうえ、
卒論委員会に提出期限の引き延ばしを交渉いたします」
あまりに冷静に書かれたそれは「バレテル」という感想しかなかった。
それでも馬鹿な俺は、手書きをしてくれる人の手配や
電話代役の確保等を考えはじめた。
どう考えても詰みなのに。
どう考えても謝るしかないのに。
知り合いにこんなことを話せないので
出会い系に登録して適当なオバサンとっ捕まえて
金払ってやってもらおうかとか、そんなことまで考えた。
ひとしきり考えたあと、
猛烈な吐き気を覚えてのた打ち回った
107 :
1:2011/06/10(金) 21:21:10.63 ID:E80R9PkiP
翌日、教授に謝りに言った。
教授には冷たい声で「帰れ」といわれたけど、
内定をもらってる会社があるんですと言って食い下がった。
まぁ、あるにはあるんだが、内定という類のものではないし
ほかの人たちが、汗水たらしてもぎ取ったような
卒業できないことによって大打撃をこうむるものでもない。
まぁそうであったとしても自己責任なんだけれど。
3時間くらい土下座したあと、騒ぎを聞きつけた
学科長が入ってきた。
学科長は
「まぁさまざまな事情があれ、締め切りまでは
まだ1ヶ月ある。とりあえずだしてみんしゃい」
的なことを言った。
本当に親切心なのか
新設学科なんで、就職率を下げたくないのかとか
ゲスみたいな想像をしながら
俺はその申し出を受けた。
俺は1ヶ月で卒論を書き上げ
最低の評価ギリギリで単位をもらい、
大学を卒業した。
108 :
1:2011/06/10(金) 21:27:29.97 ID:E80R9PkiP
卒業して1年、俺は大学時代でお世話になった会社で働いていた。
親族からはもう、長男というか跡取りとして見られていないみたいだった。
書き忘れてたが、俺には弟が2人いるんだが、
その2人は俺が卒業する頃に一橋と京大に合格した。
正社員じゃないやつが、このなかにいる、というような
話題にたびたびなり、俺は就職を決意した。
今の仕事は気に入っていたが、
仮にこのまま結婚したとして、
嫁もなんらかのバッシングを受けるだろうと考えた。
そんな風に考えていた頃、
アメリカでなんとかショックが起こった
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 21:30:09.01 ID:NIuBhBBw0
なんか>>1みたいに程々でいいかってのはすごくよくわかる
110 :
1:2011/06/10(金) 21:33:11.52 ID:E80R9PkiP
俺は就職活動を開始したが、
新卒じゃないうえに+2、しかも文系私大卒である俺を採用する
まともな会社はほとんどなかった。
かといって、どの会社でもいいから正社員!という意気込みはなかった。
現状、それなりに稼げているし、
親戚の集まりでの暴言に耐えればいいだけだし・・・
こんなモチベーションだったので、
俺が面接に向かう頻度は、日に日に落ちていった。
嫁には「今日も面接!」とかメールを送っていたけど
実際は会社で仕事をしていることも多かった。
素直にそういえばいいのに、そう取り繕う自分に嫌気も差していた。
そんなとき、親戚のうちの一人が
実家に尋ねてきた。
その人が働いている会社と取引がある会社に求人があるということを
俺に教えてくれた。
俺はそのパンフレットを何枚かもらい、説明会に出かけた。
111 :
1:2011/06/10(金) 21:38:06.47 ID:E80R9PkiP
そのうちの1社は、なかなか面白そうだった。
リクナビで検索しても出てこなかった会社なので
若干不安になったが、俺はそこの採用試験を受けてみた。
書類審査と適性検査を経て面接に行った俺は、
今回の面接受験者は俺だけであることを告げられた。
俺は一気に緊張し、たどたどしく自分をアピールした。
面接官は淡々と聞いていた。
特に質問もされず、面接は終了となった。
こりゃだめかもなと思っていると、その日のうちに
役員面接の案内が届いた。
役員面接でも、
やはりたどたどしく自分をアピールした。
相手からの質問は2・3あったものの、
珍しいものでもなかった。
こりゃだめだなと思っていると、
採用通知が届いた。
俺は目を疑った。
112 :
1:2011/06/10(金) 21:44:35.58 ID:E80R9PkiP
勤労条件確認のため、俺はその会社に向かった。
するとそこには、2回の面接で俺の案内をしてくれた
男性が座っていて、名詞を差し出してきた。
そこには「専務取締役」の文字があった。
「君は不思議な人だなという印象だった。
でも、必死に自分をアピールする姿勢を感じることができた。
不器用そうだけど、がんばればモノになると思う」
みたいなことを言われ、なんだか初めてほめられた気がした。
俺は感激し、「がんばります!」と継げて入社手続きをした。
このご時勢に不定休ながら残業がつくという境遇だった。
大喜びで帰宅すると、
俺にその会社を紹介してくれた親戚がいた。
そこで、俺はその人が俺が内定した会社の親会社の
重役であることを知った。
俺は吐き気を感じたが、
よもやこのご時勢に一人の人間をそんな採用の仕方はするまいと思っていた。
113 :
1:2011/06/10(金) 21:52:05.65 ID:E80R9PkiP
で、俺はある日、残業して帰る際に
キャビネットが開け放たれているのを発見する。
閉めて帰ろうと思ったら、
「人事「俺が面接を受けた日付」と記載があるファイルが。
だめだと思いつつも、そのファイルを手とって開いてみた。
面接評価:DCCD(最低限の能力はあるのでそこに期待)
と書かれていた。
まぁこの会社の基準は知る由もないけど。
やはり自分の力ではなかったんだなぁと実感してしまった。
でも、なんとかなってしまった。
恵まれているんだと思うけど、
どうなんだろう。
114 :
1:2011/06/10(金) 21:54:39.50 ID:E80R9PkiP
以上で現在に至る。
こうして振り返ってみると。
「なんとかなった」というのがクセモノで
仕事にもそれは反映されているように思う。
締め切り前になんとかあわてて終わらせる。
そんなことじゃこの先通用しないって思ってるけど
危機感を持つことができない。
ああ、これで終わったな、と思ったことは何回かあったけど
そのたびになんとかなった。
やはり痛い目を見るしかないのだろうか
115 :
1:2011/06/10(金) 22:05:18.57 ID:E80R9PkiP
嫁もいるし、路頭に迷わさないために
ガンバらなきゃいけないのはわかるけど。
この言い知れない倦怠感はなんなんだ。
根拠もなく「このままじゃだめだ」と思ってしまうのは
ただ単にサボってることに対する良心の呵責なのか
自分の欲求がよくわからない状態になった。
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 22:09:17.23 ID:bEmrojoD0
営業なんてそんなもん。俺なんか外回り行った瞬間にネカフェいってましたが
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 22:09:38.02 ID:NIuBhBBw0
失敗したら次は失敗しないように考えるんだろうけど
何とかなるから次につながらない
だから自分の底の浅さがいやになる
118 :
1:2011/06/10(金) 22:13:24.11 ID:E80R9PkiP
>>116 もっとバリバリやらなきゃ・・・でもサボっちゃう!
ってなる自分が馬鹿なんじゃないかと思えてくるよ。
ネカフェ行く瞬間、そんな葛藤ない?
>>117 失敗から学ばない・・・か、なるほど。
でも、振り返ってみると失敗はしているんだよね。
満足の基準が低いってことなのか?
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 22:14:02.05 ID:FFuFtfnz0
試しに、ADHDでググってみ
120 :
1:2011/06/10(金) 22:19:59.63 ID:E80R9PkiP
>>119 ググッてみた。
なんか一時期話題になったよな。
片付けられない症候群だっけ。
チェックリストあった。
1じっとしているのが苦手で落ち着きがない
2人の話を集中して聞くことができない
3順番が待てずに割り込んでしまう
4忘れ物が多く、物をよくなくしてしまう
5遊んでいるときにケガをすることが多い
6時と場所をわきまえずにしゃべりつづけてしまう
7宿題や課題を最後までやりとおすことができない
8授業中に座っていられず、歩き回ってしまう
9集団行動が苦手で、友だちがあまりできない
10かんしゃくを起こしやすい
11友だちにちょっかいを出したり、邪魔したりする
12物事を順序だてて行うことができない
13相手の話を最後まで聞かずに答えてしまうことが多い
14大切な約束やスケジュールを忘れてしまうことがときどきある
15静かに行動することが苦手で「静かにするように」と注意されることが多い
4 5 10 12 14
が当てはまったわ・・・
俺らみたいな底辺に聞くのは筋違いだと思うな。
おまえは十分がんばってるんで、そのがんばりを今後も維持してくださいとしかいいようがない
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 22:28:58.56 ID:zno0QHqz0
なんか似てるなぁ
「なんとかなった」ってのが曲者なんだよな
123 :
1:2011/06/10(金) 22:30:01.96 ID:E80R9PkiP
>>121 がんばっている自覚はないんだ。
自信がないだけなんかな。
なんかウジウジしててすまん。
底辺だなんつーことは思ってないよw
124 :
1:2011/06/10(金) 22:32:34.65 ID:E80R9PkiP
>>122 振り返ってみると、「なんとかなった」って感じなんだよね。
これを色々な人に話すと
「周りの人たちのサポートがあってこそなんだ!」
みたいなこと言われるんだけど
んなこと言ったって「なんとかなった」事実はかわらんわけで。
ポシャったらなんとかしてもらおうwwwwって
ハナから思ってるわけでもない。
どう表現したらいいかわからんな・・・。
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 22:36:46.08 ID:NIuBhBBw0
でも、
>>1みたいに仕事に親戚とかが関係してたら
なかなかそう見てもらえないことってない?
126 :
1:2011/06/10(金) 22:40:57.16 ID:E80R9PkiP
>>125 ごめん。「そう見てもらえない」ってのは
「しっかりがんばってる」ってことでおk?
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 22:41:22.79 ID:NIuBhBBw0
128 :
1:2011/06/10(金) 22:44:58.97 ID:E80R9PkiP
>>127 親戚は確かに親会社にいるんだけど、
会社内では1人しかその人のことを直接知らない(と俺は思ってる)
直属の上司には一応話したけど
「そういう話するといらん誤解されるからやめとけ」って言われてる。
だから皆からそんな風に見られてるってことはなさそう。
ま、俺もあの評価シート見なかったら口利きがあったなんて
そこまで疑わないけどさ・・・。
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 22:46:20.01 ID:vo7j1yvl0
支援
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 22:49:24.15 ID:zno0QHqz0
んで、結局
>>1はどうなりたいんだ?
俺は「本気出す」じゃないが環境変えるため転職活動中だww
131 :
1:2011/06/10(金) 22:55:23.92 ID:E80R9PkiP
>>130 転職活動か! 成功を祈ってるよ!
どうなりたい、かぁ。
極端なことを言えば、「やる!」と思ったら
先延ばしにせず、ちゃんとやる人になりたい。
発端は「今やらなきゃいけない」のになぜかサボりに走る、というこの
異常な思考回路の根っこを知りたくてこのスレを立てた。
スレ立てること自体がもうこの思考回路なんだけどさwww
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 22:56:11.19 ID:p+usuuqLO
133 :
1:2011/06/10(金) 23:01:45.96 ID:E80R9PkiP
>>132 サボり癖を直したい、につきるのかな・・・。
やらなきゃいけないこと、があって
それをやらないと確実に不利益があることがわかっているのに
やらない、という自分でもよくわからない思考回路をなんとかしたい。
同じようなことをしてしまう人がいたら話を聞きたい
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 23:06:52.93 ID:bEmrojoD0
量をこなすだけなら、インターバルをあけないことと継続時間が重要っぽい。
でもそれを知ったから何?って話で、結局できねーから。
俺は昔たばこ辞めれなかったけど、一週間やめたら、今度はまずくて吸えなくなった。
仕事だけしつづけたら、遊びたいって気持ちもなくなるかもしれない、けどそれが無理w
135 :
1:2011/06/10(金) 23:12:43.70 ID:E80R9PkiP
>>134 サボる暇がないくらい仕事をやり続けるか・・・。
でもそれって言うとおり無理だなw
たばこを1週間やめたのはなんか理由があったのかい?
タバコを上回る何かの欲求があったからなのかね。
>>1乙
それも才能だと思うよ
のらりくらりとやって何とかなるならそれで良し
痛い目みるまで頑張りな
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 23:17:46.20 ID:bEmrojoD0
5年ぐらいずっと辞めたいと思ってた。体調悪くなるし金かかかるし。
ことあるごとにタバコ吸いいって集中できないし。
138 :
1:2011/06/10(金) 23:23:05.76 ID:E80R9PkiP
>>136 反応してくれてありがとう。
才能ってのはピンとこないww
たぶん、自分の力でなんとかした! っていう実感がないからだと思う。
でもありがとう、色々考えながらもがいてみるよ
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 23:23:28.17 ID:yDMC70KU0
日記でもつけてみたら?
もしかしたらサボり癖治るかも
140 :
1:2011/06/10(金) 23:27:35.89 ID:E80R9PkiP
>>137 金かかるよね。俺も吸ってたけどやめた。
嫌煙ブームでめんどくさくなったんだけどすぐにやめられたよ。
俺も吸ってた頃は喫煙所に入り浸って仕事してる振りしてたわ
141 :
1:2011/06/10(金) 23:29:43.00 ID:E80R9PkiP
>>139 その日その日を振り返ることが
自分を見つめる機会になるのかな?
このスレでオナニー自分語りして、
少しわかったこともあるし、やってみるのもいいかも
サンクス
142 :
1:2011/06/10(金) 23:38:35.85 ID:E80R9PkiP
もうこんな時間か。
実は会社から書き込みしているので、今日はこのまま
帰ることにする。
こんなスレに助言を書き込んでくれた人たち
本当にありがとう。
聞いてくれてうれしかったです。
ノシ
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: