1 :
ID:ncbs5oEn0:
代理
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 21:46:52.89 ID:huy1OhSI0
>>1 //::::::::::::::___::::::::::::::::::::::::::::::::..... \
/ ::::; '"´ /  ̄¨ 丶、::::::::::::::::::::.... \\
. // / | l \::::::::::::::::::::::::....\ヽ
/\ /\ ,、 ノ_ | \:::::::: ∧\、
. / / \/ \_,, ィ´ \ l ヽ∧::: \ ∧ \
// ∧ ∨ l ::}: ,
. // / / / ハ ! ’ | ::| |::. ‘
. 〃 | | ハ! / / } |V | :. , ! ::| !:. ト、::. l
l | l十‐|─{/‐ 、| | ∨ ,ハ ト、:::. l | ::| |:::: |::. |ハ:::. | 20半ばで童貞は、寂しいもんな
|ハ| | | 八 { ノ゙ ̄} 7ナi‐;-}::::: | l .::::::リ |:::: |::: | }:::. , いいよ・・・アタシが卒業させてやるよ
| i | {`メミx ノ' }/ !:::::: | | :::::/ |::: j!::| |::::;'
. 八 | トイリ イテマサメ;|::::: ノリ⌒;:: |:::ノ|::::| :/
ヾヘ. ゞ-' トイ リ ノ !:::://`ヽ }::: l/ |::,’ /
| ’ `¨ ゚ ノノ )Уノ::: | j/
\ 、 , ´ /¨´::|:::::::: |
|丶  ̄ . <|::|:::::::::|:::::::: |
| ::::::>、 _ .. -‐≦|ト、:::::|::|:::::::::|:::::::: |
. ' .:::/、 ``ー 、 ,メ爪=ー- 、:::::::::::::::. !
. /_,,メミx、\ || ノノ \ ',:::::::::::::::. ,
/⌒ Y ゙==〉X" ∧ :::::::::::::::. ',
. / || / {ハ \ ∧ |::::::::::::::::.
. /, || \ 弋!/ ∧ |:::::::::::::::::::. \
3 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/06/04(土) 21:47:26.20 ID:qq8IqJ2V0
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 21:53:07.23 ID:Yd03JkCu0
5 :
>>1代理感謝:2011/06/04(土) 21:54:14.51 ID:ncbs5oEn0
まどか「マミさんにも言われたし、いっそ素敵な彼氏が欲しいとかお願いしちゃえって」
まどか「素敵な彼氏……」
まどか「欲しいなあ……」
さやか「まあ急ぐことはないんじゃない?そんなのでほんとに契約したら怒られるって」
まどか「けど、とりあえず何よりも恋がしたいの!」
さやか「はあ?」
まどか「さやかちゃんはいいよねえ、上条くんがいるし」
さやか「なななっ!?」カァアッ
まどか「彼氏欲しいなあ……」
トトト...
ほむら「……」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 21:55:23.52 ID:97G4Uh7E0
濃厚なほむまどの予感
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 21:55:57.93 ID:yC909AJzO
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 21:57:57.36 ID:JD6E4Bco0
代理でSSスレとか人類の最底辺だよな
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 21:58:55.68 ID:ncbs5oEn0
◆
恋がしたい、恋がしたい、恋がしたい。
私だって中学二年生で、それなりに年頃の恋に恋する乙女だったりするのだから。
だから恋がしたい、彼氏が欲しいと公言していたし、好きな人が欲しかった。
というより、「好き」と言ってくれる人が傍にいてほしかったのかも知れない。
だから、私はほむらちゃんに呼び出されて告白されたとき、ひどく吃驚して、
女の子だよ?と混乱して、でもそれ以上に「好き」だと言われた喜びが大きかった。
それでつい、頷いてしまったのだ。
まどか「……私でよかったら」
―――――
―――――
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 22:04:13.37 ID:jL2wxzd40
今日はほむまど豊作だな
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 22:04:23.56 ID:ncbs5oEn0
ほむらちゃんと、いわゆる“恋人同士”になってから数日経った。
最近では、二人きりで帰れるようになっていた。
けれど、やっぱり会話は中々弾んでくれない。友達だったときのほうが、ちゃんと
会話できていたような気さえする。
まどか「……」
ほむら「……」
会話を振ろうにも、ほむらちゃんはちゃんと答えてくれないのだ。
それがなぜなのか、私はわからなくてよけいに不安になる。
もしかして嫌われちゃったのかな、とか。
別れようって言われたらどうしよう、とか。
まどか「……あ」
突然、ほむらちゃんが立ち止まった。
いつもの別れ道まで来ていた。
12 :
1:2011/06/04(土) 22:06:19.12 ID:wqwo4SRK0
すみません最初から書き直します。
「あ〜!!超お腹減ったしっ♪♪」
待ちに待った昼休み。
まどかはいつものように
机の上でお弁当を開く。
学校は面倒。
だけど同じクラスで仲良くなったサヤカとヒトミと一緒にお弁当を食べるのが唯一の楽しみなのだ。
━鹿目まどか━
今年の4月二年生になったばかりの中学二年生。
仲良しで気の合う友達も出来て結構楽しく過ごしていた。
13 :
1:2011/06/04(土) 22:08:24.03 ID:wqwo4SRK0
チビだし
バカだし
特別かわいいってわけでもないし
特技なんてないし
将来の夢なんてあるわけもない。
中学に入ってすぐに染めた明るい茶色のストレート髪。
ほんのりと淡いメイクがまだあまり馴染んでいない今日この頃。
小学校から平凡な生活を送ってきた。
普通に友達もいた。
普通に恋もした。
付き合った人数は三人。
多いのか少ないかなんてわからない。
だけど共通してるのは
どれも短期間で終わりを告げているということ。
14 :
1:2011/06/04(土) 22:10:26.58 ID:wqwo4SRK0
本当の恋なんて知らない
知ってるのは遊びの恋
ただ一つだけ。
恋なんて
しなくてもいい。
そんな中…
君に出会った。
このまま平凡に終わるはずだったまどかの人生は、君に出会ったことによって変わっていく…。
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 22:11:28.61 ID:ncbs5oEn0
ほむら「……それじゃ」
そういえば、最近ちゃんと目さえ合わせていない気がして。
私はつい、ほむらちゃんの腕を掴んで引きとめた。
ほむら「……」カアァッ
まどか「ふえ?ほむらちゃん……?」
日が暮れかかって暗くなり始めていたのに気付いてしまうほど、ほむらちゃんは
顔を真っ赤に染めた。
それを見て、私は慌てて手を離す。
まどか「あ、ご、ごめん……」
よくわからずに謝ると、ほむらちゃんは「ううん」とか細い声で首を振った。
16 :
1:2011/06/04(土) 22:14:56.40 ID:wqwo4SRK0
いつものように
まどかとサヤカとヒトミの三人は
もくもくとお弁当を食べていた。
食事の時って無言になるのはなぜだろう。
その時教室のドアがガラガラと音をたてて開き、
それと同時にポケットに手を入れた一人の女の子が三人のもとへと
近づいて来た。
その女の子は三人の前に立ち止まり、
軽い口調で話し始める。
「こんちわ〜!私の名前はホムラ。同じクラスなんだけど〜知ってる?」
目を合わせる三人
しかしそのまま知らんぷりをして
お弁当を食べ続ける。
かゆい
うま
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 22:19:22.21 ID:bVp5kyWx0
しえん
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 22:19:43.45 ID:ncbs5oEn0
まどか「……」
ほむら「……」
何となく、普段よりも近い距離のまま、私たちは黙り込んだ。
そういえば、付き合うってなんだろう。恋がしたい、そう思っていたけれど。
ほむらちゃんは素敵な彼氏でもなんでもなく、これじゃあまるでただの友達だ。
そんなことを考えていると、不意にほむらちゃんの手が。
私の頬に、添えられて。
まどか「……ほむら、ちゃん?」
――これって、まさか。
ほむらちゃんに、キス、される……?私の大事な大事なファーストキス。
どんっ
ほむら「……まどか」
まどか「……ご、ごめん」
ファーストキス。
そう思うと、なぜか私の身体は勝手にほむらちゃんを拒んでいた。
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 22:24:31.10 ID:ncbs5oEn0
だって、私たち恋人同士だよ?
キスするくらい、普通なのに……どうして私。
まどか「……ほむらちゃん」
ほむら「……まだ、早かったわね」
まどか「そ、そんなこと……!」
慌てて首を振る。
だって、ほむらちゃんとキスするのが嫌だったわけじゃない。
きっと、心の準備が出来ていなかっただけなのだ。だからもう一度――
ほむら「……無理、しなくていいから」
まどか「……無理なんて」
ほむら「……ごめんなさい」
まどか「ほ、ほむらちゃんが謝ることないよ!」
20 :
>>1:2011/06/04(土) 22:27:34.45 ID:hTItZC/U0
初めての長編SSなので緊張しました!
ご静聴ありがとうございました!
落としといてください!
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 22:41:07.33 ID:M7LeKqbY0
C
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 23:01:15.73 ID:1jW7KK/w0
wktk
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 23:05:46.24 ID:jL2wxzd40
あれ続き…
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 23:06:01.74 ID:ncbs5oEn0
もう、日は完全に沈んでしまっていた。
ほむらちゃんは、私から一歩、離れてしまった。そのまま、私に背を向ける。
まどか「ほ、ほむらちゃん!」
何度引き止めたって、何度呼び止めたって。
どうしようっていうわけでもなく、何ができるわけでもないのに。
ほむら「……」
ほむらちゃんはもう、振り向いてさえくれない。
だけど私は、「またあした!」と。少し大きめの声で、言ってみる。
ほむらちゃんは小さく頷いてくれた。
ほっとした。まだほむらちゃんの隣にいられることに。
―――――
―――――
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 23:07:58.00 ID:2EtM+1l40
http://www.youtube.com/watch?v=zB4wgunOErU&feature 第10話 放送禁止のナイスボート
あらすじ
その日の夕方、岡部はまゆりをラボに呼んで、病院での結果を聞いた。 「で、どうだったのだ?」 しかし、まゆりは無言のまま。
しばらくして、お茶を入れると言い、立ち上がった。 冷蔵庫に向かうまゆり。 その背中を目で追う岡部。
「やはりまゆりの思いこみだったようだな・・・あの様子じゃ・・・」と岡部が呟く。
ジューシー唐揚げNo.1が無惨にゴミ袋に捨てられているのを見つめるまゆり。そして、ポケットから携帯を取り出した。
岡部の携帯が隣の部屋で鳴った。 それに気づいて、立ち上がる岡部。 岡部の携帯には、まゆりからのメールが届いていた。
トゥットゥルー♪ と書かれ、ずっと長い改行が続く・・・
”トゥットゥルー♪
さよなら”
そして、改行の最後に さよなら と・・・
振り向くと、包丁を岡部に向けてまゆりが立っていた。 そのまま、岡部の腹部に突き刺す。
「酷いよ。オカリン!まゆしぃは悲しいです」 そして、倒れ込む岡部に馬乗りになり、岡部に何度も刃を突き立てる。
「自分だけクリスちゃんと幸せになろうなんて!!」
「・・・まゆり・・・」と岡部の最期のことば。 目を剥き出し絶命した岡部の姿に、我に返ったまゆりは、その場から後ずさりし、逃げ出した。
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 23:10:55.59 ID:ncbs5oEn0
まどか「付き合うってなんなんだろう」
翌日、私はさやかちゃんの席を陣取り呟いていた。
私に席をとられたさやかちゃんが、前の席に勝手に腰を下ろしながら「いきなり何さ」と
驚いたように私を見る。
まどか「……付き合っても、何をすればいいのかわかんないよ」
さやか「まあそりゃあねえ。あたしらまだ中学生なんだし。ていうかあんた、相手もいないくせに
何言ってんのよ」
さやかちゃんや仁美ちゃんにはまだ、ほむらちゃんのことは話していなかった。
なんと言えばいいのかわからなかったのだ、ほむらちゃんのこと。
彼氏……ではさすがにないし、恋人っていうのは気恥ずかしい。
まどか「あはは……でも、キスされそうになったら、だよ?」
さやか「はあ?」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 23:15:00.90 ID:ncbs5oEn0
まどか「キスされそうになって、でもまだ付き合いたてで、キスする前にすることとか
ある気がして……」
さやか「ちょっと待って意味わかんない」
まどか「……だからその、キスはまだちょっと、だから。それ以外で、付き合ってる人同士が
することってあるのかな」
さやか「それってB以上!?」
まどか「B?」
さやか「あ、いや違うか。何でもない」
さやかちゃんがぱたぱた首を振り、よくわからない単語を打ち消した。
深くは聞かない方がいい気がして、私はさやかちゃんの答えを待つ。
さやか「えーっと、付き合ってる同士ですること?キス以外で?そりゃあもうデートとかじゃん」
まどか「デート!」
さやか「そ、デート」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 23:17:50.71 ID:jL2wxzd40
B?
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 23:17:57.02 ID:ncbs5oEn0
そういえば、そんなイベントもあったような。
そういうときよく、女の子は手作り弁当を持っていくんだっけ。
あぁ、でも私の場合ほむらちゃんも女の子だ。
さやか「デートで定番の場所行ってさ、お化け屋敷とかだったらきゃーって叫んでぎゅってしてー、
そんで海辺で散歩とか!さりげなく手とか繋いだりしてさあ!……と、まあそんな感じ?」
>>28 まどか「さやかちゃんの知ったかぶり!」
……ミスった、申し訳ない
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 23:22:03.32 ID:ncbs5oEn0
まどか「手、繋ぐか……」
それなら私とほむらちゃんでも出来そうだ。
それにデート――
どうして今まで思いつかなかったんだろうと思うほど初歩的なこと。
まどか「……にしても、さやかちゃんってロマンチストだよね」
さやか「うっ」
デート、デート、デート。
頭の中で三度繰り返す。普段私たちは、教室ではあまり話していない。
おまけに昨日のこともあるから少しほむらちゃんと話しづらいけど、今日の放課後、
ほむらちゃんに次の休日の予定を聞いてみよう。
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 23:24:53.74 ID:ncbs5oEn0
◆
放課後。
私は掃除で遅れてしまい、ほむらちゃんとの待ち合わせ場所まで走っていた。
いつも私たちは、ほむらちゃんがあまり誰かに見付かりたくないからと言って
裏門で待ち合わせていた。そこは、大きな桜の木が一本堂々と立っていて、私と
ほむらちゃんが恋人同士になったところでもある。
まどか「ほむらちゃん、まだ待ってるかなあ」
はあはあと息を切らせ、私は急ぐ。
――と。
目印の桜の木の下、二つの人影があった。
ほむらちゃんと、もう一人――
私はつい、反射的に校舎の影に身を隠した。
ここからの距離なら声は聞こえないはずなのに、もう一人の声が聞こえてしまう。
よほど大きな声なのだろう。背の高い、男子生徒。
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 23:29:19.34 ID:ncbs5oEn0
「どうして俺と付き合えねえんだよ!?」
まどか「!」
付き合う……?
どうやら私は、ほむらちゃんへの告白の場面にいるらしかった。
胸の奥がざわざわとざわめく。
ほむらちゃんの反応は……。
そっと顔を出そうとしたとき、木の枝を踏みつけてぽきっと音が鳴ってしまった。
はっとしたように男子生徒とほむらちゃんが私のほうに顔を向けた。
男子生徒は同じクラスの人だった。
「鹿目……」
まどか「あ……はは、えっとー」
「っ!じゃあな暁美!」
ほむら「……」
まどか「行っちゃった」
男子生徒は顔を真っ赤にしてどこかへと行ってしまった。
ほむらちゃんがそれを何も言わずに見送る。
好きとか嫌いとーかー最初に言い出したのは支援なのかしら
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 23:32:04.88 ID:Yd03JkCu0
俺「っち…見られちまった」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 23:34:48.58 ID:wktHQq/h0
性格の描写が下手くそ
途中で見限ったわ
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 23:35:00.19 ID:jL2wxzd40
>「どうして俺と付き合えねえんだよ!?」
DQNくせえ
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 23:40:06.15 ID:ncbs5oEn0
まどか「……いいの、かな?」
ほむら「構わないわ」
まどか「……そっか」
帰りましょう。
ほむらちゃんがそう言って、歩き出す。私もその後に続いた。
一瞬ほむらちゃんが何か期待したような顔をしたように見えた。
けれどそれが何なのかわからずに、私は何も言えなかった。
突然、ほむらちゃんが立ち止まって振り向いた。
真剣な目。
ほむら「……嫌なとこ、見せちゃってごめんなさい」
まどか「へ!?う、ううん!?」
ほむら「でも私……その、大丈夫、だから」
まどか「……あ、う、うん」
ほむらちゃんが何を言いたいのか、私にはよく理解できなくて。
曖昧な返事。
それでもほむらちゃんは満足したように再び歩き出す。
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 00:00:03.09 ID:bj+cYJEq0
ほ
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 00:10:56.17 ID:tQYvgZB20
支援
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 00:38:54.38 ID:1cECuCmF0
ほ
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 00:51:19.94 ID:lXmX0iRh0
し
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 01:13:02.16 ID:TeQbDw+R0
ゆ
ほ
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 02:13:28.65 ID:1cECuCmF0
む
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 02:36:34.12 ID:78nHHPJH0
まどほむまど最高
48 :
忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/05(日) 02:55:30.32 ID:fn6R4ZmD0
ho
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 03:24:09.49 ID:tgk3D9+s0
mu
homu
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 04:52:37.38 ID:tgk3D9+s0
homu
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 07:20:19.58 ID:IDtAq/H3O
ほ
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 08:13:15.06 ID:tgk3D9+s0
む
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 09:05:16.64 ID:wHH1TL7O0
ほ
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 09:12:56.16 ID:d5pqnll40
む
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 09:35:24.37 ID:z/5RGVrz0
支援やな
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 10:40:49.85 ID:tgk3D9+s0
とりあえず保守
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 11:41:15.42 ID:RVvkmFETI
まだか
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 12:33:27.94 ID:ltcTEgzy0
ほ
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 12:34:27.03 ID:9ujFS4k2O
それが俺だ
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 12:46:58.26 ID:RVvkmFETI
ほむ
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 13:09:19.51 ID:IYjCnWjL0
ほむほむは俺の嫁とか言っちゃってるにわかが多いけどさ
やっぱりまどかの嫁なんだよね
でもやっぱりあんこちゃんは僕の嫁だよね
63 :
結論から ◆HotHz4tVdI :2011/06/05(日) 13:15:58.31 ID:khBsLBZ00
>>62みたいにあんこちゃんは僕の読めるとかいってるにわか多いけどさ
やっぱりさやかの嫁なんだよね
でもやっぱりほむほむは俺の嫁なんだよね
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 13:24:19.32 ID:z/5RGVrz0
>>63 お前そう思ってたんか……
失望した
まどかはほむらの嫁で
ほむらはまどかの嫁だろが
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 13:24:31.32 ID:ltcTEgzy0
>>63みたいにほむほむは俺の嫁とか言っちゃってるにわかが多いけどさ
やっぱりまどかの嫁なんだよね
でもやっぱりマミさんはぼっちなんだよね
66 :
忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/05(日) 13:33:43.94 ID:NAzcfxIH0
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 13:40:21.26 ID:in0PWAHl0
まあ、百合厨がいくら喚こうが、まどかは私の嫁なんですがね。
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 13:49:22.59 ID:IYjCnWjL0
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 13:57:09.19 ID:Lodt/W6U0
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 14:00:32.97 ID:1cECuCmF0
ここまでほむらとまどかの自演
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 14:11:05.31 ID:in0PWAHl0
さやか派が一人もいなくてワラタ
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 14:18:33.13 ID:qjLhO27pO
さやさやは恭介が好きすぎて俺の嫁とか言えないです
73 :
忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/05(日) 14:46:56.69 ID:y5Jml0LdO
てす
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 14:51:00.84 ID:9CIApVItO
さやかは俺の嫁になるのだ〜!
保守
ほしゅ
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 15:46:13.70 ID:RVvkmFETI
ほむほむは俺の嫁だ!
78 :
結論から ◆HotHz4tVdI :2011/06/05(日) 15:48:15.42 ID:khBsLBZ00
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 16:37:46.37 ID:K7MGlI7U0
ほむ
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 17:48:13.67 ID:bj+cYJEq0
続きこないのかな
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 17:59:05.36 ID:RVvkmFETI
うわ、やられた
ほむ
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 19:16:24.71 ID:Hw3gw0VcO
ほ
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 19:31:38.83 ID:/8TdNS2J0
いきなりぶつ切りで音沙汰なしはひでえなあ
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 19:50:40.88 ID:n0AZ+LWP0
続きまだー?
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 20:23:04.74 ID:n0AZ+LWP0
ほむ…
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 20:29:07.58 ID:e+tiBdgLO
SSはおもしろいのにいつもこんな風に放置してdat落ちする
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 20:30:06.84 ID:n0AZ+LWP0
続きがくると信じてほむ
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 20:42:43.18 ID:pLffm+4o0
すまん、法事とか色々あって書けなかった
今から投下再開する
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 20:44:25.62 ID:K7MGlI7U0
メシ食ってる場合じゃねえ!
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 20:51:52.01 ID:pLffm+4o0
私もほむらちゃんの後に着いて行くけれど、何となく、ほむらちゃんが遠くのように思えた。
けれど、だからこそ私はもっとほむらちゃんに近付かなくっちゃいけないんだ。
そう思い、思い切って私はほむらちゃんに言った。
まどか「あのね、ほむらちゃん。次の日曜日って暇かな?」
ほむら「……次の、日曜日」
ほむらちゃんの歩くスピードが少し衰える。
私の言葉を、ゆっくりと繰り返すとほむらちゃんはさっきよりも早足になった。
まどか「ほむらちゃん?」
ほむら「……暇よ」
まどか「本当!?」
ほむら「えぇ……」
遠慮がちにも聞こえる、ほむらちゃんの返事。
それでも私は嬉しくって、ついほむらちゃんの隣に並ぶと「ありがとう!」と
笑いかけた。ほむらちゃんは顔を逸らしながら、「私こそ」と小さく言った。
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 20:53:18.75 ID:z/5RGVrz0
引き続き支援やな
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 20:57:12.35 ID:tQYvgZB20
来たか
しえん
93 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/06/05(日) 20:58:05.35 ID:pLffm+4o0
翌日から、私の毎日は少し忙しくなった。
来るべき日曜日のために、家に帰るとパパに料理を教えてもらった。
デートといったらやっぱり手作りお弁当。絶対に自分で作ったものじゃなきゃ、
私は嫌だった。
知久「まさか彼氏でも出来たのかな?」
まどか「えへへ」
料理を教えて欲しいと言ったとき、パパの冗談めかした質問。
私は笑って誤魔化した。
気持ちが弾んでいた。たぶん、ほむらちゃんと一緒に出かけられることが嬉しかった。
けれど、その裏で何だか違う気もしていた。
だってこの気持ちは、小学校の時の遠足の前夜のようにただうきうきしているだけで。
何かが、足りない気がしていたのもまた事実。
それが例えば何なのか、と言われればちゃんと説明できないのだろうけど。
今まで私は彼氏なんていなかったし(ほむらちゃんは彼氏というには違うけど)
誰かを好きになったことなんてなかったから。
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 21:04:04.35 ID:JjHEeIWoO
ティヒヒ
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 21:05:38.68 ID:pLffm+4o0
頭を捻っていても仕方は無いとわかっているけれど。
だから私は、出来るだけ何も考えないように日曜日を待った。
それでも一度だけ、たぶん上条くんに恋してるさやかちゃんに聞いたことがある。
「好きってどんな感じだろうね?」と。
さやかちゃんは、わたわたと可愛く慌てながらも「その人のためなら何でも出来ちゃうとか、
そんな感じじゃないかな」と答えてくれた。
少女漫画でよくあるドキドキだってきっとそうなんだろうけど、本当に誰かに恋してるさやかちゃんの
言っていることが私には新鮮で、「そっか」と納得させた。
だからさやかちゃんみたいな子は優しいんだなと。
そんなふうにして一週間を過ごした私。
そして、日曜日。
ほむらちゃんとのデートの日だった。
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 21:11:37.26 ID:pLffm+4o0
朝から早起きしてお弁当を完成させた私は、はたと気付いた。
金曜日の放課後、一緒に帰ったときに待ち合わせは家の近くの公園で。
そうは決めたけど。
まどか「……」
どこに行くか決めていなかった。
なんて今更。そうは思うけど、そういえば私はほむらちゃんの家に電話したこともないし、
今から電話したって遅いことはわかっているから、落ち着かない気分で待ち合わせの時間まで
時計と睨めっこした。
そして、待ち合わせの時間ちょうど15分前に私は家を出た。
身嗜みはもちろんきちんとして。
空は少し曇り模様だった。
――――― ――
待ち合わせの時間まで、後5分。
それなのに、ほむらちゃんはもうそこにいた。落ち着かなさげに辺りを見回している。
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 21:15:07.24 ID:tg/j5yP7O
おかえりなさい
早乙女先生は貰って行きます
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 21:19:07.21 ID:i5qB2EPjO
ほむら 「まどかのお弁当床にグシャーwwwww」
ごめんなさいC
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 21:19:17.90 ID:jDEJlq9y0
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 21:23:15.57 ID:pLffm+4o0
私はほむらちゃんに駆け寄りながら手を振った。
まどか「ほむらちゃーん!」
ほむら「……まどか」
私に気付き、ほっとしたようにほむらちゃんが私に手を振り返してくれた。
これもよくあるデートの一こま。
そう思うと少し嬉しくなる。私たちちゃんと付き合ってるのかなと。
まどか「待ったかな?」
ほむら「……今来たところだから」
まどか「そっか……ふふっ」
ほむら「まどか?」
まどか「ううん、何でもない!」
突然笑い出した私に、ほむらちゃんが不思議そうに首を傾げる。
けれど仕方無い、ほむらちゃんの答え方が想像していたとおりだったのだから。
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 21:41:54.39 ID:RVvkmFETI
支援
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 22:04:57.90 ID:pLffm+4o0
ほむら「……」
まどか「大丈夫、変なことじゃないよ!」
不安そうなほむらちゃんの表情に慌ててそう言うと、ほむらちゃんは「そう」と
今度は嬉しそうな顔をしてくれた。
まどか「あ、それでねほむらちゃん」
ほむら「なに?」
まどか「凄く言いにくいんだけど……」
ほむら「……えぇ」
まどか「……どこに行くかとか、決まってなかったよね」
そっとほむらちゃんの様子を伺う。
ほむらちゃんの表情は、少し拍子抜けしたようなものだった。
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 22:05:26.11 ID:BDTFvRAj0
レズ展開・・・
4
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 22:08:17.30 ID:pLffm+4o0
ほむら「そんなこと?」
まどか「え、うん……そんなことだけど」
頷くと、今度はほむらちゃんが小さく笑い出した。
肩が小刻みに震えている。控えめな笑い方。
魔法少女のほむらちゃんはかっこいいけど、ほんとは凄く可愛い子なんだな、と思う。
まどか「ほむらちゃん、どこか行きたいところある?」
ほむらちゃんの笑いに釣られ、私も笑ってしまう。
それでもそう息をする合間に訊ねると、ほむらちゃんが目許を拭って首を振った。
涙が出るほど笑うことでもないと思うのに……。
ほむら「私は……」
まどか「うん」
ほむら「……まどかと一緒なら、どこでもいいわ」
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 22:20:21.90 ID:pLffm+4o0
相変わらず、ほむらちゃんはそういう言葉を私の顔を見て言ってくれない。
顔を背けられてしまう。真正面から言われたら、きっと私だってドキドキしちゃうはず……。
あれ?
でも、それじゃあまるで私はほむらちゃんといるとドキドキしないみたいだ。
けれど思い出してみると確かにそう。ほむらちゃんと一緒にいて楽しいとは思うけど、
さやかちゃんの言うように何かしたいとは思わないし、ドキドキもしない。
なのに私はほむらちゃんと恋人同士。
ほむらちゃんが「好き」と伝えてくれたから。だから私はほむらちゃんと付き合ってる。
けど私は――私だって、ほむらちゃんが好きなはずだ。
無理矢理自分を納得させ、私は笑った。
まどか「えぇー、それじゃあ私も困っちゃうよー」
ほむら「……それなら、あまり人の多いところ以外」
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 22:26:35.50 ID:pLffm+4o0
まどか「へ?」
ほむら「……人が多かったら、きっとまどかも辛いだろうから」
私が?辛い?
どうして……。
時々ほむらちゃんは、私にはよくわからないことを言うときがあった。
その度に私はどうしてと訊ねようとして、結局訊ねられない。訊ねたらいけない気がして。
まどか「あ、うん……そう、だよね」
ほむら「でも今日は曇り空だから、出かける人は少ないかもしれないわね」
ほむらちゃんはそう言ってはにかむ。
空を見上げると、朝よりもずっと雲が厚かった。
もうすぐ雨が降ってしまうかも知れない。
まどか「……うーん、どこか買物って言っても私、今お金ないんだよねえ」
ほむら「デパートを見て回るだけとか」
まどか「そ、それは……それはだめ!」
ほむら「……えぇ?」
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 22:30:01.74 ID:pLffm+4o0
大きな私の拒絶の声に、ほむらちゃんが少し引いたように私を見た。
あぁ、だめだつい。
けれどせっかくお弁当を作ってきたのにデパートに行って食べるなんてことは
嫌だった。
まどか「あ、そうだ!」
ほむら「どこかいいとこでもあるの?」
まどか「そういうわけじゃないんだけど、もうそろそろお腹、空かない?」
ほむら「……まだ11時を回ったところだけど」
まどか「う、うん。そうなんだけど……私、お弁当作ってきたの」
ほむら「お弁当?」
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 22:32:36.15 ID:pLffm+4o0
まどか「だからね、出来れば外で食べたいなって。ほむらちゃんと二人で」
“ほむらちゃんと二人で”を敢えて強調して私は言った。
食べてる間くらいなら、天気は持ってくれるはず。
ほむら「……作ったって、まどかが作ったお弁当?」
まどか「へへっ、そうなんだけど……」
少し照れ臭くなって言うと、ほむらちゃんは想像以上に嬉しそうな顔をして。
嬉しそうな声で「えぇ」と頷いてくれた。
110 :
忍法帖【Lv=10,xxxPT】 :2011/06/05(日) 22:40:09.92 ID:G7EhnXaA0
支援
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 22:58:17.93 ID:z/5RGVrz0
保守
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 23:10:55.92 ID:wd4hF1dZ0
ほ
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 23:20:29.04 ID:cd+YdHqH0
む
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 23:37:38.57 ID:bj+cYJEq0
ほ
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 23:39:28.09 ID:zDA0XhH30
も
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 23:53:11.48 ID:xEtNY+A80
まどかは○○の嫁とかいっちゃってるけど
概念だし
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 00:26:58.37 ID:lSfLn4l1O
ほ
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 01:02:28.28 ID:BFy7GGx60
む
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 01:04:37.92 ID:7acGWGwu0
うひひ
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 01:47:34.10 ID:BFy7GGx60
ほ
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 02:23:42.48 ID:NlYu2qU4O
む
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 02:49:25.79 ID:EwlgLs0GQ
たとえ概念だとしても全力で愛してやんよ
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 03:18:19.67 ID:F7uASQ6K0
ほむっ
a
125 :
忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/06(月) 04:42:35.32 ID:haiBsTYb0
寒い
126 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/06/06(月) 06:06:13.08 ID:SYf70zmM0
ほ
おはよう、まどか
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 07:27:45.91 ID:Ho2iImu20
ほ
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 07:42:54.13 ID:Mwyp28Ui0
また途中で消えてしまってごめん
夜まで書けないから、残ってたら書くが落としてくれても構わない
代理してくれた人ありがとう
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 08:15:22.35 ID:37IZcSZM0
どういたしまして
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 08:34:37.77 ID:EwlgLs0GQ
ほむぅ
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 09:00:54.26 ID:qsIYQFk9O
>>129 残ってたら書くだ?保守する奴みんなニートってわけじゃねえんだぞ?
楽しみにしてる奴蔑ろにしてんのか?
落ちたら建て直してでも続き書けよ。
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 10:42:09.99 ID:WT5dmjeN0
ほ
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 11:28:51.22 ID:WT5dmjeN0
む
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 12:05:08.40 ID:lSfLn4l1O
ほ
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 13:22:12.86 ID:IMzXOQ4H0
む
137 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/06/06(月) 14:18:50.38 ID:fmwvXccC0
ほ
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 15:22:58.24 ID:haiBsTYb0
ほ
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 16:07:46.80 ID:EwlgLs0GQ
危ないところだったな
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 16:13:34.39 ID:37IZcSZM0
VIPのみんなには内緒だよ☆
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 17:43:37.19 ID:CFB8BMCXO
ほ
2話だか3話であっさりベテランさん死亡
終盤では親友が魔女になっちゃいますたーとかの鬱展開wwwwwwww
正直日曜の朝やってるようなハッピーエンド至上アニメかと思ってた
ほ
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 18:58:13.29 ID:qsIYQFk9O
信也アニメがそんなわけないだろW
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 19:16:31.47 ID:X245Njkw0
ほむっふう
「まどか:彼氏が欲しいなあ・・・」
「アクセラ:俺がなってやろうか!?」
「まどか:・・・誰?」
「遊星:こいつはただのロリコンの変態野郎だZE☆彡 気を付けなw」
「木乃香:そうか〜、変態さんなのかえ〜。だったらウチが相手してあげよーか?」
「アクセラ:遊星、木乃香っ!? チッ、邪魔が入ったか。」
「まどか:だったらあたし、この蟹頭と付き合ってみたいな(*´∀`*)」
「遊星:なん・・・だと・・・!?」
「木乃香:男の子はみんなロリコンなんやな〜。ウチも中学生なのに相手してもらえへんのはなんでやろ?」
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 19:29:14.32 ID:T/aXtmQTO
ウおおおおお
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 19:31:15.32 ID:KGN4ePTm0
この公園には屋根のある場所がない。
だから私たちは、とりあえず雨が降ってきてもある程度は防げそうな大きな木の下にある
青いベンチに腰掛けた。
まどか「うわあ、傾いちゃってる」
お弁当を広げると、持ち方が斜めだったせいか少しぐちゃぐちゃになっていた。
ほむらちゃんの分と私の分。
どちらも私のお気に入りのお弁当箱。
ほむら「ちょっとくらい傾いてたって気にしないわ」
まどか「ほんと?」
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 19:33:21.35 ID:KGN4ePTm0
ほむらちゃんが当たり前だという風に頷いて、私の差し出したお箸を手に取った。
そのまま、受取ったままの手で私の作ったお弁当に手を伸ばす。
少し、緊張した。
ほむら「……卵焼き?」
まどか「あ、うん。形、崩れちゃったんだけど……」
朝は上手く綺麗な形に出来たのに、傾いていたせいか卵焼きの形は崩れてしまっていた。
ほむらちゃんはそれを摘むと、口に入れた。
ゆっくりと咀嚼する。
まどか「……どう、かな?」
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 19:36:27.44 ID:4/UQ80VV0
続ききた?
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 19:37:53.03 ID:KGN4ePTm0
初めて私がちゃんと作れるようになったのは卵焼きだった。
他のものは、確かに自分ひとりで作ったけれど微妙だと思う。
だからせめて卵焼きだけでもおいしく作りたかった。
けれど、朝は他のもので忙しくて卵焼きを味見していなかったことを思い出して、
ほむらちゃんが何か言う前に私も卵焼きを口に入れた。
甘い味ではなくって、辛い味が口の中に広がって。
塩と砂糖を間違えてしまったんだ。
なんて典型的な。
それよりも、一番の自信作がこれなのだからきっと他のものだって――
まどか「ほむらちゃん……」
ほむらちゃんは何も言わなかった。
ただ、全てを飲み込むととびっきりの笑顔を見せてくれた。
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 19:41:07.33 ID:KGN4ePTm0
美味しいでもなく、不味いでもなく、慰めの言葉でもフォローの言葉でもなんでもなく、
ただ笑ってくれた。それも嫌味や皮肉じゃなくって優しい笑顔。
吃驚した。けれど、それ以上に嬉しくなった。
まどか「あのね、私調味料、間違っちゃったみたいで……」
だから、本当のことも言ってしまえた。
ほむらちゃんはもう一口、残ったものを口に入れると、小さな声で言ってくれる。
ほむら「……まどかの作ってくれたものは何でも美味しいから」
まどか「……そう、かな?」
こくっと。
確かにほむらちゃんが頷いてくれる。
ほむら「好きな子が自分のためだけに作ってくれたんなら、それって凄く、嬉しい」
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 20:05:40.56 ID:SSeYo47k0
続ききたー
引き続き支援やな
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 20:27:08.27 ID:uPOk8tArO
お弁当グシャーC
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 20:31:59.02 ID:Vq8gTDUS0
まだかい!
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 20:40:54.49 ID:zw9O/XCX0
俺も塩で卵焼き作るか
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 20:42:05.80 ID:KGN4ePTm0
好きな子。
久しぶりに面と向かって「好き」なんてこと言われた気がする。
たぶん、ほむらちゃんに告白されて以来。
まどか「えへへ、そっか」
つい嬉しくなって、口許が緩んでしまう。
大丈夫、私もちゃんとほむらちゃんのことが好き。きっとそう。そうに違いない。
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 20:46:12.65 ID:KGN4ePTm0
卵焼きがなくなると、あとは形の悪い味なんて保証できたものじゃないおかずばかりが
残ってしまった。
けれどほむらちゃんはそれを全部ちゃんと食べてくれた。
「美味しい」と言いながら全部ちゃんと。確かに、卵焼き以外は全部成功したらしく
まずまずの出来だったから私はほっとした。
静かな時間。
けれど、きっといつもよりも濃い時間。
そんな時間をほむらちゃんと過ごせることに、私は感謝した。
デートでお弁当の定番である「あーん」もやってみた。
ほむらちゃんは最初は恥ずかしそうに頑なに黙っていたけど、最後は口を開けて
私のつまんだタコさんウインナーを受取ってくれた。
けど、これはやるほうもやられるほうも恥ずかしいんだということを学んでしまった。
次はさすがに出来ないかなあ。
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 20:48:57.99 ID:NlYu2qU4O
ちゃんと完結させてほしい
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 20:51:08.10 ID:KGN4ePTm0
そんなことを考えていると、お弁当はあっという間に空になってしまった。
ぱちん、とほむらちゃんが丁寧に手を合わせる。
ほむら「ごちそうさま」
まどか「へへっ、おそまつさま」
全部食べてくれてありがとね。
心の中で付け足す。普段ほむらちゃんが食べているお弁当の方が数倍も美味しいはずなのに、
私なんかが作ったあまり美味しくないものをちゃんと食べてくれる。
空になったお弁当を見るのは嬉しいことなんだなあ、とパパが空の弁当箱を持って帰るたびに
嬉しそうな顔をしている理由がわかった気がした。
『その人のためなら何でも出来ちゃうとか、 そんな感じじゃないかな』
不意に、さやかちゃんの言葉を思い出した。
私って、もしかしたら思っている以上にほむらちゃんに愛されちゃってるのかも知れない。
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 20:53:42.13 ID:zw9O/XCX0
ほむぅ
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 20:55:59.53 ID:KGN4ePTm0
まどか「雨、降らなくて良かったね」
ほむら「そうね」
まどか「日ごろの行いがいいせいかな?」
ほむら「……きっとそうよ」
まどか「えぇ!?否定されずに頷いてくれたのほむらちゃんが初めてだよ!」
ほむら「そう?……だって、ほんとのことだから」
お弁当を元のように包んでくれながら、ほむらちゃんが言う。
真剣な表情。どうやら本当にそう思ってくれているらしかった。
実際、そんなことはないと自分でもわかっているから何だかくすぐったい。
まどか「そんなに褒めなくてもいいのにー」
ほむら「……好きな子のことは何でもよく見えちゃうものなの」
まどか「あ、そ、そっか」
何だか今日のほむらちゃんは、いつもよりも饒舌で、それから少し積極的だと思った。
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 20:58:17.33 ID:Vq8gTDUS0
ほむほむまどまど
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 21:00:18.73 ID:KGN4ePTm0
いつもはこんなふうに何度も「好きな子」とか「好き」とかちゃんと言ってくれないのに。
さすがの私も、少し恥ずかしくなってきてしまう。
逆にほむらちゃんは平気なようで、涼しい顔をしている。
まどか「……あ」
今からどうしよっか。
そう声をかけようとしたときだった。ちょうどお弁当を包み終え、鞄に入れなおしたその瞬間。
冷たい雫が、私の頭に一粒。
雨が降ってきた。
まるで狙ったように。
まどか「……雨」
ほむら「……降ってきちゃったわね」
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 21:05:09.68 ID:KGN4ePTm0
言っているうちに、雨の勢いは増していく。
通り雨だといいけど。
そんなことを思い木の下に逃げ込むも、大きく広げられた葉も最早役に立たなくなった
らしく雨粒を私たちの上に降らせてくる。
まどか「うわあ、これじゃあ意味ないや……」
ほむら「もう少し待って止みそうになかったら……」
まどか「止みそうになかったら?」
ほむら「……家に、来ない?」
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 21:06:54.64 ID:zw9O/XCX0
服が透けるぞ!
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 21:07:20.94 ID:KGN4ePTm0
少し緊張したようなほむらちゃんの声。
私は何も考えずにこくりと頷いた。
たぶんここからだと私の家に近いのだろうけど、今日はパパもママも出かけているはずだった。
私が出かけるから、タツヤと三人で買物に行くと言っていた気がする。
まどか「ほむらちゃんさえいいんなら……」
ほむら「誰も、いないから」
まどか「お母さんやお父さんも?」
ほむら「……えぇ」
まどか「それじゃあお邪魔させてもらう!雨、止みそうに無いし……」
頑張れほむほむ
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 21:13:50.30 ID:sZ44Rq7N0
ほむ
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 21:13:59.17 ID:KGN4ePTm0
ざあざあと降る雨は、もう私たちをすっかりびしょびしょに濡らしてしまっていた。
冷たいし、これじゃあお互い風邪を引いてしまう。
ぽた、ぽたと雫が垂れていく。
まどか「……」
そろそろ行っちゃおうか。
そう声をかけようとして、ほむらちゃんのほうに顔を向けた。
まどか「……っ」
つい、息を呑んでしまった。
雨に濡れたほむらちゃんの横顔が、何だかとても綺麗に見えて。
女の子なのにどきどきしてしまう。
あ、あれ?
でもこれは当たり前なんだよね?
私はわけがわからなくなって、それから服が濡れている所為で透けて見えるほむらちゃんの白い肌にまた
声を漏らしそうになり慌てて目を逸らした。
目のやり場に困ってしまうというのはまさにこのことだ、なんて思った。
まどまど冷めてんのかと思ったら醒めそうでござる
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 21:18:14.84 ID:iJExSbMP0
ほむぅ
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 21:23:55.36 ID:KGN4ePTm0
ほむら「……まどか」
まどか「へっ!?」
と、突然名前を呼ばれて私の声は裏返ってしまった。
妙に意識するとそうなってしまうらしい。
まどか「あ、ご、ごめん……どうかした?」
ほむら「……風邪、引いちゃうから」
まどか「そう、だよね」
ほむら「そろそろ行きましょう」
まどか「う、うん」
私の言いたかったことをほむらちゃんが言ってくれ、少しだけ弱まってくれた
雨の中、走り始めた。
思えば、私はほむらちゃんの家を知らなかった。だからほむらちゃんの少し後ろを
走るしかない。
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 21:37:46.38 ID:WT5dmjeN0
し
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 21:43:33.89 ID:nYGPYNsI0
ハッピーエンドだよな? な?
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 22:10:35.13 ID:16sn/htL0
ほみゅう
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 22:20:33.28 ID:FZuLcuZu0
すまん、電話来て抜けてた
10時半ごろには投下再開する
178 :
忍法帖【Lv=13,xxxPT】 :2011/06/06(月) 22:22:05.10 ID:CdAWz4C70
よしきた
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 22:23:55.74 ID:OX7j/NS90
ほむ
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 22:35:45.29 ID:FZuLcuZu0
雨のせいで、視界は最悪。
おまけに音も遮断されているようだった。不意に、不安になる。
聞こえるのはざあざあという雨だけで、周囲は暗い。
誰も、いないみたいに感じてしまう。
ついさっきまで隣にいた人が見えないと、
私は不安になってしまう性質なのかも知れない。
だから私は「ほむらちゃん」と、名前を呼んでみる。
返事は聞こえなかった。当たり前だ。私の声さえ届いているかわからないのに。
けれど。
手に、冷たい何かが触れてぐいっと手繰り寄せられた。
それがほむらちゃんの手だと気付くのに時間はかからなかった。
181 :
忍法帖【Lv=14,xxxPT】 :2011/06/06(月) 22:37:09.80 ID:CdAWz4C70
支援
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 22:38:09.31 ID:Vq8gTDUS0
よしよし
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 22:41:48.33 ID:Nl3rlRsR0
これが恋する乙女か
支援支援
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 22:48:30.43 ID:FZuLcuZu0
まどか「……」
ほむらちゃんの手は、私の手を温めてくれるほど温かくはなかった。
けれど、それでもベタなのかも知れないけど。その手は私の心を温めてくれるような
気がして、私はぎゅっとその手を握り返してみた。
雨の中、真っ暗な。
二人で手を繋いで走り抜ける。
何だかそれだけで、私は驚くくらいに不思議な気分になった。
今まで感じたことの無いような気持ち。
けれど、それが嫌だとは思わなかった。寧ろずっとずっと浸っていたいと思った。
◆
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 22:51:58.09 ID:FZuLcuZu0
ほむらちゃんの家は本当に誰もいないらしく、静かだった。
雨の音が遠くに聞こえる。
私は落ち着かない気分で、ほむらちゃんの家の固い椅子に座っていた。
濡れた身体が冷たかった。
ほむら「今、お風呂いれてきたから」
まどか「えっ、そんなことしなくてもいいのに」
ほむら「風邪、引いちゃう」
まどか「ほむらちゃんだって風邪引いちゃうよ」
ほむら「……はい、タオル」
私の言葉を無視して、ほむらちゃんは淡いピンク色の大きなタオルを渡してくれた。
甘い香りのするタオル。
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 22:58:14.76 ID:FZuLcuZu0
ほむら「今もちゃんと拭いておいたほうがいいわ」
まどか「あ、うん……ほむらちゃんは」
ほむら「私は平気だから。それより何か飲む?」
まどか「……えっと」
ほむら「コーヒーしかないけど……」
まどか「じゃ、じゃあそれでいいや」
そういうと、ほむらちゃんは頷いて私に背を向けた。
タオルで身体から水分を拭き取りながら、私はほむらちゃんのほうをうまく
見ることが出来ずにきょろきょろ辺りを見回した。
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 23:01:08.89 ID:FZuLcuZu0
ほむらちゃんの背中まで、変な感じに透けてしまっていたから。
長い髪が隠しているけれど、それがよけいに艶かしいような気がした。
どうしてか私は、いつもと立場が逆転しているようだった。
いつもよく話す私が、ここに来て何も話せなくなっている。
しかも急に。
たぶん、ほむらちゃんの濡れた姿を見たときから。
そういえば随分前にもこんなことがあった気がする。
確か、あれはさやかちゃんのとき。私は……一体どうしてしまったんだろう。
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 23:01:46.29 ID:iJExSbMP0
支援
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 23:04:17.47 ID:FZuLcuZu0
不思議な感じ。
もしかして、ヨクジョウしているのかな。
――ヨクジョウ、欲情。
つい最近、知ったばかりのその言葉。
私はほむらちゃんに欲情している。
そう思うと、今の私のこの感覚にも納得できた。
だけど。
「さやかちゃんにも」感じたことのある感覚。
ほむらちゃんだけじゃなくって、他の女の子にも。
私は、ほむらちゃんが好きだからこんなふうに思ってしまうんじゃないのだろうか。
190 :
ミス:2011/06/06(月) 23:05:20.49 ID:FZuLcuZu0
>>189 不思議な感じ。
もしかして、ヨクジョウしているのかな。
――ヨクジョウ、欲情。
つい最近、知ったばかりのその言葉。
私はほむらちゃんに欲情している。
そう思うと、今の私のこの感覚にも納得できた。
だけど。
「さやかちゃんにも」感じたことのある感覚。
ほむらちゃんだけじゃなくって、他の女の子にも。
私は、ほむらちゃんが好きだからこんなふうに思ってしまうわけじゃないのだろうか。
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 23:10:16.32 ID:FZuLcuZu0
ほむら「……まどか」
はっと、俯かせていた顔を上げた。
ほむらちゃんが立っていた。
まどか「あ……ほむらちゃん」
ほむら「温かいコーヒー、たぶん少しでも身体が温まるわ」
まどか「う、うん、ありがと」
受取る。
その手が震えた。
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 23:18:27.31 ID:Vq8gTDUS0
いいよーいいよー
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 23:21:00.06 ID:X245Njkw0
ウェへへ
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 23:33:19.14 ID:0mEKizUA0
あいー
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 23:36:16.99 ID:sZ44Rq7N0
ウェヒヒwww
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 23:44:08.16 ID:Ho2iImu20
ウェッヘヘヘヘヘヘ//////
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 23:48:48.36 ID:37IZcSZM0
書け、猿は俺が面倒をみる
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 00:04:59.76 ID:Aev0Ow0A0
ほ
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 00:29:37.24 ID:oyb1HqRd0
保守
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 00:42:40.22 ID:1XyDT9Uj0
ほむ
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 01:16:04.70 ID:3R+/tqz+O
ほむぅ…
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 01:30:11.99 ID:XonYAemDQ
しえん
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 02:10:44.58 ID:SR4saxdi0
ほ
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 02:48:14.82 ID:XonYAemDQ
む
205 :
忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/07(火) 03:11:00.81 ID:SsnAWIzW0
ほ
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 03:58:39.14 ID:MxDqz8+B0
め
ほ
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 04:58:08.53 ID:VCC6NdevO
む
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 06:08:01.26 ID:2UYZ2Src0
ほ
│
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 07:07:00.77 ID:2UYZ2Src0
む
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 07:15:22.41 ID:lyXvTrjr0
で
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 07:31:06.16 ID:eRuMAzurO
ま
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 07:55:00.47 ID:lga23D0M0
ん
と
216 :
忍法帖【Lv=22,xxxPT】 :2011/06/07(火) 08:06:10.29 ID:nocM2YTC0
ひ
217 :
忍法帖【Lv=23,xxxPT】 :2011/06/07(火) 09:54:19.09 ID:DWAv+cUU0
保守
218 :
忍法帖【Lv=24,xxxPT】 :2011/06/07(火) 10:57:16.32 ID:DWAv+cUU0
保守
219 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/06/07(火) 11:06:23.15 ID:iDvD+MS70
ほむ
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 12:12:03.76 ID:SR4saxdi0
ほむ
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 13:23:21.78 ID:1XyDT9Uj0
の
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 14:27:28.82 ID:SR4saxdi0
保守
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 15:23:26.30 ID:Aev0Ow0A0
ほむん
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 16:05:56.94 ID:XonYAemDQ
ほむっ!?
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 16:46:28.07 ID:Aev0Ow0A0
ほっむーん
226 :
結論から ◆HotHz4tVdI :2011/06/07(火) 16:48:18.08 ID:XFaoORo10
t
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 17:41:21.39 ID:Aev0Ow0A0
保守
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 18:51:03.41 ID:eRuMAzurO
ほ
せっかくだし何個あるのか誰か数えてよ
ごめん誤爆
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 19:39:01.21 ID:3R+/tqz+O
ティヒヒ
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 19:52:57.51 ID:LsKJXnB10
ほ
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 20:02:56.56 ID:HPyxdUoJ0
遅くなってしまったごめん
すぐ飯食って再開します
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 20:12:57.77 ID:T2qdyL880
ssかいたんで投下してもいいだろうか?
愚問
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 20:22:50.60 ID:T2qdyL880
ただスレタイとはそぐわないから;;
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 20:23:31.90 ID:bjfyefac0
再開されるんで投下しなくていいです
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 20:35:30.70 ID:IgyD+KgW0
>>191 急に、恥ずかしくなってくる。
私は一体何を考えているんだろう、と。
渡されたコーヒーをまだ飲んでもいないのに、身体の芯がびりびりと熱かった。
このままじゃ絶対、変なことを考えてしまいそうで。
私はほむらちゃんと頑なに目を合わせない。
まどか「……」
ほむら「……まどか?」
そんな私の様子を、ほむらちゃんは心配そうな顔をしてみていた。
「どうしたの」
そう問いかけられる前に、私はがたっと音を立てて立ち上がった。
まどか「あ、えっと……」
カップを持っていたままだったから、コーヒーが少し、零れた。
それがほむらちゃんの指にかかってしまう。
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 20:43:45.72 ID:IgyD+KgW0
ほむら「熱っ……」
まどか「ご、ごめん!」
私はわたわたすることしかできずに、痛いはずのほむらちゃんのほうが随分と
落ち着いていた。
大丈夫、と私を安心させるように優しい声で言ってくれる。
突然、その声に泣き出しそうになる。
まどか「……でも」
ほむら「これくらいの火傷、よくあることだから」
まどか「……ごめん」
俯いたときだった。
廊下の奥のほうから、呑気な『お風呂が沸きました』という声が響いてきた。
ほむら「……ゆっくり温まってきて」
私は、ただ黙って頷いた。
今ほむらちゃんと一緒にいたら、おかしくなってしまいそうだった。
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 20:46:46.90 ID:IgyD+KgW0
――――― ――
熱いシャワー。熱い……頭の中。
一人になって、ほっとした。
ほっとしたと同時に、力が抜けてしまう。
私はただ座り込んで、シャワーのお湯を流し続ける。
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 20:48:19.91 ID:LsKJXnB10
支援
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 20:51:20.86 ID:IgyD+KgW0
いよいよ、私はわからなくなっていた。
だって、私がほむらちゃんと付き合っているのは、ほむらちゃんが好きだから。
そうでしょ?
自分に問いかける。けれどもう、「うん」と頷ける自信はなかった。
思い返してみると、ほむらちゃんに対する気持ちは友達に対するそれと何ら
変わりなかった。これが恋だとすれば――私は友達全員に恋してることになってしまう。
私は、恋に恋してるだけだった。
きっと、そうなんだろう。けれどこのおかしな欲情は――
私は、女の子なら誰でもいいっていうことなの?
私だって、女の子で……。けど、こんな気持ちになるのは女の子だけだし……。
頭の中でそんな考えが低回してゆく。
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 20:55:10.36 ID:IgyD+KgW0
自分が、わからなかった。
私が、違う誰かに思えて仕方がなかった。
彼氏が欲しい。
確かに私はそう思っているし、だからほむらちゃんと付き合った。
けれど、よくよく考えてみれば私だっておかしいとはわかっていた。
相手も私も同性。
それが世間では忌み嫌われていることも、なんとなく知っていて。
だから無意識に、ほむらちゃんのことは誰にも話さなかったのかも知れない。
男の子なら、誰でも良かった。
女の子なら、誰でも良かった。
好きだと伝えてくれる人が、欲しかった。
でも、だったら私はほむらちゃんに恋してるわけじゃない。
じゃあ何度も好きと伝えてくれたほむらちゃんはどうなる――?
私が、ほむらちゃんと遊び半分な気持ちで付き合っていたと知ったらほむらちゃんは――
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 21:01:50.53 ID:R2LIfy3u0
支援
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 21:07:10.83 ID:5jx9ii+E0
ほむぅ…
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 21:08:43.89 ID:0wDDtrBA0
ksk
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 21:26:51.15 ID:IgyD+KgW0
まどか「……」
キュッと音をさせ、蛇口を閉める。
ぽたりぽたりと水滴が落ちていく。外の雨は、まだきついようだった。
私の気持ちはまだ、完全に固まってくれなかった。
―――――
―――――
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 21:29:32.80 ID:Af8XyQBo0
わ
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 21:29:53.31 ID:IgyD+KgW0
お風呂から上がると、濡れた私の服の変わりにほむらちゃんのものらしい服が
置いてあった。
ほかに着るものがなかった私は、それに袖を通した。
少し大きかった。上なんてぶかぶかだ。
ほむらちゃんの匂いに包まれて、私はよけいに気分が悪くなってしまう。
ごめんなさい、と謝るのがいいのか。
それともこのまま、何も知らない振りをしてほむらちゃんと一緒にいるべきなのか。
そんなことを考えていると、「まどか」と声がした。
洗面所のドア越しに、ほむらちゃんがいる。
それを意識すると、私の身体の奥底が、また熱くなっていくのを感じた。
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 21:37:48.42 ID:JB07O6Pt0
続きキテター
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 21:39:03.91 ID:R2LIfy3u0
ハッピーエンド…になってくれよ…
252 :
結論から ◆HotHz4tVdI :2011/06/07(火) 21:41:17.36 ID:XFaoORo10
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 21:54:31.20 ID:2UYZ2Src0
続きだウェヒヒヒヒwwww
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 22:13:29.08 ID:aSR+ZPPm0
wktk
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 22:31:40.96 ID:LsKJXnB10
ほむーん
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 23:02:47.76 ID:aSR+ZPPm0
ほむ
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 23:16:19.96 ID:kUGHcHI20
ほーむ
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 23:37:32.92 ID:2UYZ2Src0
ほむ…
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 23:53:08.48 ID:xGvNWzwB0
ほ
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 00:10:38.35 ID:T//O33EPO
守
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 00:40:57.46 ID:UQPYDlJ7O
ほ
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 01:06:10.20 ID:xSW/7oQu0
ほむー
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 01:18:43.29 ID:Yx52U+x50
まだかよー
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 01:54:23.53 ID:qwGLbpFw0
ほむ?
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 02:19:33.95 ID:BahqCWTn0
ほむ!
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 03:14:23.86 ID:ryG1kw1w0
ま
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 03:53:58.88 ID:ryG1kw1w0
ど
268 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/06/08(水) 03:55:10.40 ID:zWcgcNTx0
ほむん
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 04:21:18.71 ID:BahqCWTn0
えっさ
270 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 04:52:22.44 ID:BahqCWTn0
ほいさ
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 06:57:56.21 ID:zkBhpPTl0
まどか「……うん」
ほむら「まどかの服、乾かしてるから。帰りには着れると思うわ」
まどか「……ありがと」
小さくお礼の言葉。
私はドアに背を向け、着ているほむらちゃんの服の袖をいじった。
洗面所の大きな鏡が私のそんな様子を映している。
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 07:04:11.03 ID:zkBhpPTl0
鏡の中の自分と目を合わせないように、私は俯いた。
ほむら「まどか」
まどか「……うんっと」
ほむら「……そっちで待ってる」
中々出てこない私を待っていたらしかった、ほむらちゃんは。
けれど、それでも出ない私に、そう言うとほむらちゃんがさっきいた場所へ
戻っていくらしい足音が聞こえて。
ほむらちゃんが、行ってしまう。
なんて勝手なんだろう、私は自分が最低だとわかっているのに。
ドアを開けると、「ほむらちゃん」
名前を呼ぶ。
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 07:17:45.54 ID:zkBhpPTl0
ほむら「……」
背中が震えたように見えた。
ほむらちゃんは振り向くと、私を見た。
ほむら「……少し大きかったわね」
まどか「あ、うん……けど、大丈夫」
呼び止めたことを、後悔はしていない。
けれど、今更何をどう話したら良いかわからなくて、私は目を逸らしてしまう。
ほむらちゃんも、着替えてしまっているようだった。落ち着いた色の、ワンピース。
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 07:20:51.11 ID:zkBhpPTl0
ほむら「……」
まどか「……」
私もほむらちゃんも、もう何も言わなかった。言えなかった。
お互い、思っていることは違うんだと思う。
けれどもしかしたら、考えていることは一緒なのかも知れなかった。
ほむらちゃんの様子が、そう思わせた。私が自分のいいように解釈してしまっただけ
なのかも知れないけど。
いいよね、と。
半分、自棄気味になっていた。
275 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 07:25:14.54 ID:zkBhpPTl0
何より、ほむらちゃんの見慣れない姿が。
私の心を、頭を、理性を大きく掻き乱していた。
まどか「……ほむらちゃん」
一度、抵抗したはずのほむらちゃんの唇に触れるのは思ったよりも簡単だった。
ほむらちゃんの腕が、待っていたように私の背中にまわされる。
それがますます私をヒートアップさせて、何度もキスし続ける。
ほむら「まどか……っ」
その間に時折挟まれる吐息混じりに私を呼ぶ声。
胸の奥がぎゅっと絞られる。
そろそろ出かけてきます、戻るのはたぶん夜になると思われる
今日中には完結させられるようにする、ごめん
277 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 07:30:59.16 ID:9qUzl4SB0
支援する
よっしゃあああああああ
保守じゃー
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 08:32:23.83 ID:5YASH8iYP
ほむ
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 09:14:01.82 ID:WFy2fmZxO
ほむ
ほむほむ
282 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 10:31:26.32 ID:SZPIoSTsO
バーン
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 11:41:40.20 ID:7gnaOFwC0
ほ
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 12:27:45.51 ID:BahqCWTn0
ほ
285 :
忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/06/08(水) 13:00:35.57 ID:ueLgTYvq0
待ってる
286 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 13:44:48.32 ID:IJHQ8A4J0
ほ
287 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 15:38:36.65 ID:UHcGFOvwO
む
ら
の
290 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 16:30:12.30 ID:P7dM30sAi
ま
291 :
結論から ◆HotHz4tVdI :2011/06/08(水) 16:44:28.95 ID:48x6H8PDi BE:512223124-PLT(44460)
ん
292 :
結論から ◆HotHz4tVdI :2011/06/08(水) 16:44:36.93 ID:48x6H8PDi BE:1152501629-PLT(44460)
こ
293 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 17:05:51.15 ID:aNpGuGus0
ん
294 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 17:12:08.68 ID:w7FUuc0f0
295 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 17:58:53.45 ID:lTN9TNIG0
保守
296 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 18:28:19.67 ID:wS6XAtVr0
マダーちんちん
297 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 19:09:24.56 ID:AMFaUVS+0
保守
298 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 19:17:04.82 ID:MQO1ylFQ0
帰宅
投下再開します
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 19:19:56.55 ID:mf4kI14O0
キター
300 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 19:30:55.45 ID:MQO1ylFQ0
――――― ――
私たちは――私は、ほむらちゃんに誘われるまま固いベッドの上にいた。
私の下でほむらちゃんが、小さな喘ぎ声。
頭の奥も身体の奥も熱いまま、ほむらちゃんを掻き乱していく。
お互い、きっと初めて。
慣れない手つきで、探り合う。求め合う。
私を動かしているのは好きという気持ちでも何でもなく、ただの欲望。
けれど、止まらなかった。
ほむら「……んあっ、まど、か……っ」
止めて、くれなかった。
ほむらちゃんの首筋に這わせた舌。すっかり敏感になってしまったほむらちゃんの甘い悲鳴。
301 :
結論から ◆HotHz4tVdI :2011/06/08(水) 19:35:33.70 ID:48x6H8PDi BE:3585557287-PLT(44460)
最高
302 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 19:37:36.93 ID:D5LctSYx0
うっひょー!!
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 19:50:59.87 ID:MQO1ylFQ0
露わになっている胸に触れ、軽い愛撫。
もっともっと、もう頭が爆発しちゃうくらいに熱くなってしまいたかった。
ほむら「ふぁ、……っん」
薄く開いた唇に、自分のそれを重ねる。深い深いキス。
ほむらちゃんの舌と私の舌が絡み合う。
「好き」と。
ほむらちゃんは何度も言った、こうしている間、何度も。
その度に私はもっともっと、ほむらちゃんの身体を傷つけるほどに愛撫することしか
出来なかった。
ごめんね、と心の中で呟きながら。
支援
305 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 20:18:39.46 ID:MQO1ylFQ0
――ごめんね。
ほむらちゃんの一際高い嬌声が。
ぷつり。
私の中で、全てが終わってしまったような音がした。
306 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 20:27:50.56 ID:IJHQ8A4J0
支援
307 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 20:44:38.88 ID:MQO1ylFQ0
◆
私はあの後、ほむらちゃんと目も合わせられずに家に帰った。
放心したようなほむらちゃんを一人置いて。
本当は、ほむらちゃんだって気付いていたのかもしれない。
だから、何も言わなかった。
私が何も言わなくても、ほむらちゃんは何も言わなかった。
お互い、黙ったまま。
そのまま、何もなかったように私たちは別れた。
308 :
忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/08(水) 20:48:57.10 ID:Yx52U+x50
しえ
309 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 20:50:05.81 ID:MQO1ylFQ0
学校では普段どおりの生活を続けた。
一緒に帰ったし、ちゃんと話したし、手も繋いだ。
けれど私にとってのほむらちゃんはもう、「恋人」ではなく「友達」だった。
私にとっては、ただの友達。
ほむらちゃんにとっては、大切な恋人。
それでも私が「付き合う」という行為をやめなかったのは、きっとほむらちゃんに対する罪悪感。
それから好きだと伝えてくれたほむらちゃんに対する感謝だけなのだろうと思う。
310 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 20:51:24.97 ID:Yx52U+x50
ほむぅ…
311 :
結論から ◆HotHz4tVdI :2011/06/08(水) 20:52:20.56 ID:48x6H8PDi BE:1536667283-PLT(44460)
うわあゝああああああああああああああああああああ
312 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 20:54:53.34 ID:MQO1ylFQ0
ごめんね。
私は何度も心の中で繰り返す。
あなたの想いをちゃんと受け止められなくてごめん。
自分の気持ちがあなたにないこともあなたの気持ちもわかっているのにこんな関係を
ずるずると続けて。私は、ずるい。
けれど、あなたに嫌われるかと思うと何も、言い出せない。
だからごめんねを。
何度も何度も。
313 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 20:57:45.50 ID:Yx52U+x50
ほむほむ…
314 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 21:01:05.21 ID:MQO1ylFQ0
拭えない痛みと、拭えない傷と、拭えない罪。
どうしてあの時、付き合ってしまったのだろう。
どうして軽い気持ちで「うん」なんて。
「素敵な彼氏が欲しい」
違う。私は素敵な恋人が欲しかった。
彼氏でも彼女でも、「好き」だと言ってくれる人が欲しかった。
けれど、自分が愛していない人の「好き」はただの無力。
ほむら「……まどか」
隣を歩くほむらちゃんの冷たい手。
私はそれを握りなおすと、安心させるように笑いかける。
ごめんね、をまた繰り返して。
315 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 21:02:24.22 ID:8LbxbHRX0
苦い!苦いよ!
とりあえずここで終わっとく
長い間に渡りぼそぼそと書いてしまいすいませんでした
このままぐだぐだ続けるのもよくないだろうからすぱっと切るよ
続きはまた機会があれば
317 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 21:03:47.63 ID:67hXn1MpO
こんなのってないよ
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 21:04:07.00 ID:/Zk3ae/e0
こんなの絶対おかしいよ
ほむぅ・・・
320 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 21:05:29.56 ID:7gnaOFwC0
なんでまどかはほむほむのこと好きじゃないの?
絶対おかしいよ
321 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 21:05:31.62 ID:lTN9TNIG0
ほむ・・・乙なんだよ
乙!
だけどこんな結末あんまりだよ…
久々に甘酸っぱいのが見れた
ありがとう乙
324 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 21:16:16.10 ID:ztpUU6uAO
乙
できれば別れる展開まで見たかった
325 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 21:19:04.48 ID:Yx52U+x50
おつ!
ほむほむ目線で別れるらとこまでやってほしかったな
326 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 21:23:09.60 ID:d0N6EY86O
平気な顔で嘘を吐いて笑った
嫌気が差して楽ばかりしようとしていた
お前のせいでずっと頭の中で反芻されんだがどうにかしてくれよ乙!
327 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 21:30:29.16 ID:D5LctSYx0
乙!
なんかせつないお話だったね……
328 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 21:37:16.95 ID:AMFaUVS+0
乙っちまどまど
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/08(水) 21:55:35.82 ID:JEWXw3CM0
だらだらと続けたわりには クソッタレな落ちだな
二度と書くんじゃねぇよ
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
悪くはなかったが、尻切れトンボだな
たしかにほむら視点も欲しいところだ
っつーかハッピーエンドが欲しかったよママン