ツンデレにこれって間接キスだよなって言ったら594

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1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
◆このスレは何?
ツンデレの妄想でひたすら萌え続ける場です。どんな形でもいいのでアナタのツンデレ妄想を垂れ流してください。
◆前スレ
ツンデレにこれって間接キスだよなって言ったら593.96875
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1304179474/
◆過去ログ置き場
http://www.tndr.info/
◆Wiki(過去ログ置き場以前の過去ログもwiki参照)
http://www45.atwiki.jp/viptndr/pages/1.html
◆ツンデレにこれって間接キスだよなって言ったら 専用掲示板
http://jbbs.livedoor.jp/computer/21510/
◆うpろだ
http://tunder.ktkr.net/up/
http://www.pic.to/ (携帯用)
◆お題作成機
http://f3.aaa.livedoor.jp/~fake/odai/sel.cgi
http://masa.s23.xrea.com/
http://maboshi.yh.land.to/tundere/
◆規制中の人向け、レス代行依頼スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/21510/1275069975/
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 21:22:41.84 ID:mK5w+rtk0
◆ツンデレって何?
「普段はツンツン、二人っきりの時は急にしおらしくなってデレデレといちゃつく」ようなタイプのキャラクターのこと。
◆このスレでよく使われる人物設定
男:デフォルトネームは別府タカシ。ツンデレに色々したりされたりする。
アッパー:デフォルトネームは椎水かなみ。感情表現豊かな基本形。
ダウナー:デフォルトネームはちなみ。ローテンションで「……」を多用して喋る。
お嬢:デフォルトネームは神野りな。お嬢様口調。というかお嬢様。
老成:デフォはまつり。「纏」と書く。わしは〜じゃのう等、古風かつジジ臭い言い回しをする。
尊大:デフォはみこと。「尊」と書く。自信に満ちあふれたような、偉ぶった言い回しをする。
関西:デフォはいずみ。関西弁で喋る。
ボクっ娘:ボクっ娘ツンデレ。一人称「ボク」。デフォルトネームは決まっていない。
勝気:気の強い男勝りツンデレ。デフォルトネームは決まってい(ry
無表情:無表情ツンデレ。デフォルトネームは決まっ(ry
中華:中華系ツンデレ。「〜〜アル」といった言い回しをする。デフォルトネームは決(ry
幽霊:幽霊ツンデレ。憑依したりする。アッパーだったりダウナーだったりする。デフォルトネームは(ry

山田:クラスメイトとして使われることが多い。いわゆる友人A。なぜかVIPPER口調で描かれがち。
友子:クラスメイトとして使われる事が多い友人B。好奇心が強かったり世話好きだったりいろいろ。

※名前の由来などについてはまとめサイト参照

・上記の名前や設定はあくまでデフォルト。
・投下許可は求めなくていいですが、長編SSについては、投下前に宣言をしていただけると他のSSとのごちゃ混ぜ防止になるのでスレに優しいです。
・書き上がってから一斉投下してね。 書きながら投下はイクナイ。
・感想レスは励みになるので大歓迎。
・投下のタイミングは自分で見計らおう。投下直前にはリロードを心がけよう。
・もしスルーされても泣かないこと。
・投下後に殊更に感想を求めたり、レスが付かないからって自虐したりすると、ツンデレに嫌われます。
・みんなも多少のことは大目に見てスルーしよう。
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 21:23:46.51 ID:Yh99thT40
>>1
乙!
今度は落とさないようにしないと・・・
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 21:25:27.88 ID:jE6OMWgsO
>>1
おつんつん
5 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/05/01(日) 21:28:11.79 ID:klpy3ALe0
おつ
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 21:33:14.13 ID:6svJmkzQ0
>>1
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 21:36:54.69 ID:9uJyoGX20
>>1

せめて二日は粘りたい
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 21:43:33.92 ID:eQluissU0
おつ
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 21:45:04.58 ID:dBbVcQ8FO
>>1

よくおちるな
気をつけないと
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 21:47:02.03 ID:bU0JwbhC0
いちょつ!
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 21:49:30.79 ID:mfUuyQld0
1おつ
三日ぶりにネット繋がった…

・連休中、男と会えなかったツンデレ
・連休明け、久しぶりに男と会って嬉しさのあまりデレデレなツンデレ
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 22:01:09.78 ID:38gZeyWZ0
天気悪くてどこにも行く気が・・・

ハッ、これは家でいちゃいちゃしろという天啓!?
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 22:05:30.82 ID:VDP7qIoJO
今日は兄貴の結納でした。
仲良さそうな兄貴を尻目にツンデレ妄想してる俺……

・ついにツンデレとの結婚を決意した社会人タカシ
14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 22:11:27.30 ID:8TLcwivqO
いちおつ
15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 22:12:55.20 ID:o0j2e4nt0
久々にVIP来たらなんだこれ
16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 22:18:12.11 ID:bU0JwbhC0
・かつみんに「かーちゃん」ってあだ名を付けたら
・かつみんに「俺のこのかーちゃんになってくれ」って言ったら




・子づくrターン
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 22:30:00.99 ID:4+yShhJs0
お題
つ・休み中ゴロゴロしてたい男と遊びに行きたいツンデレ
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 22:33:17.14 ID:8TLcwivqO
かーなみーん
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 22:42:46.71 ID:mK5w+rtk0
昨日の夜中に投下して起きたら落ちてたし、長いのよりも落書きで保守してたほうがよさそうだな
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1973.jpg
20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 22:46:15.47 ID:01FlAHXK0
素晴らしい!そして素晴らしい!
21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 22:47:37.40 ID:VDP7qIoJO
いいなぁ……GJ!
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 22:49:25.44 ID:4+yShhJs0
>>19
GJ!!

そして昨日のちなみさんもGJでした
23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 22:55:57.48 ID:iWFCjdWT0
>>1
24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 23:01:03.64 ID:iWFCjdWT0
>>19
GJです
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 23:01:35.84 ID:VS3YV8SpO
ボクっ娘お嬢がかわいすぎて困る
26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 23:04:05.26 ID:dBbVcQ8FO
>>19

GJ!
27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 23:14:03.35 ID:XIlRGxew0
このスレ久々に見た
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 23:22:10.82 ID:iWFCjdWT0
ほしゅ
29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 23:24:56.99 ID:RZYT5SMc0
>>19
GJ!
こういうツンデレは最近あんまり見ないな・・・
30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 23:36:42.41 ID:38gZeyWZ0
甘いツンデレ・・・・
31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 23:39:05.77 ID:VabYQVv80
甘ツン
32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 23:44:49.64 ID:7fdnS1ChO
ツンドレ
33みこちんに料理を教わったら 1/3:2011/05/01(日) 23:52:24.14 ID:4sH2s8OJO
『なんだその適当な切り方は。大きさがてんでバラバラじゃないか!!』
「そう言われてもなぁ。今まで包丁なんて握ったことないし」
『甘ったれるな!!だからこの私がっ、わざわざ休日を使ってっ、教えに来てやっているんだろう!』
「その気持ちは有り難いんだけどさぁ、別に料理なんてできなくても世の中にはインスタントとかレトルト食品もあるわけだし…」
『お前の考えなど関係ない。私はただ、おば様に頼まれたことを実行してるだけだ。いいから早く作業に戻れ!!』
「へーいへい、分かりましたよー……ホント厳しいなぁ尊は」

(ザクッ、ザクッ)
「う〜ん、上手く切れないなぁ」
『……』
「うわ、大きさ全然違うし。料理ってマジ難しいぜ」
『………(イライラ)』
「ギャッ〜包丁抜けなくなったー助けて尊〜」
『……ああもう見てられん!!私が手本を見せてやる!!』
34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 23:59:30.92 ID:6Dg3LNif0
さる
35みこちんに料理を教わったら 2/3:2011/05/02(月) 00:00:49.17 ID:ER0FaiuxO
「へっ……(ぴとっ)おわぁぁぁ、み、みみ尊!?」
『うるさい、お前は目の前の野菜に集中してろ!』
「は、はいぃっ!!!」
『バカ、無駄な力を入れすぎだ。食材はリズムよく切るんだ。ほら、こんな風に…』
「(う、うわぁ、尊の奴、身体密着させすぎだろ!?
せ、背中に何だか柔らかい感触が……
……だ、ダメだ、コイツだって真剣に教えてくれてるんだから!?)」
『いいぞ、私の補助があるとはいえいいかんじだ……うん……』
「(……お、おいおいおい、耳元で喋るとか勘弁してくれよ!?
こ、このままじゃ俺の理性がもたない…)」
『……あっ、ば、バカ者、包丁を扱ってる時によそ見をするな!?』
36みこちんに料理を教わったら 3/4:2011/05/02(月) 00:03:10.74 ID:ER0FaiuxO
「えっ……(サクッ)いってぇぇぇっ!?」
『……はぁ、言わんこっちゃない…ほら、傷見せてみろ』
「いてて、血出てるし…」
『ふん、この程度なら傷は浅い。消毒して絆創膏貼っておけばすぐに治るさ』
「はぁ……優しい言葉をどうも。消毒液どこやったかなぁ…」

(かぷっ、ちゅーっ)

「!!!??」
『ほふぁ、ほぉれれほんらいはるまい……んっ』
「……み、尊……お前……」
『?なんだそんなとぼけた顔して。ほら、絆創膏持って来てやるからちょっと待ってろ』
「……あ、あいつ……気づいて……ない……?」
37みこちんに料理を教わったら 4/4:2011/05/02(月) 00:05:22.61 ID:ER0FaiuxO
(モグモグ)
「あー美味しい!やっぱ自分で作った料理っていいもんだな!!」
『お前は野菜を切っただけだろうが。挙げ句ケガまでしおって!』
「あーそれは面目ない…」
『……まったく、おかげでお前と二人で料理を作る計画が台なしじゃないか』
「えっ、今なんて?」
『……ふん、お前に料理を教えるという計画が狂ったと言っただけだ』
「そいつはすみませんでした。……そういや、今日のお前凄い大胆だったよな〜」
『大胆?何の話だ?』
『だって俺がケガした時さ〜』


みこちんが自分のしでかしたことに気付くまであと30秒
38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:08:35.34 ID:vQR2nIQY0
>>37
20秒ぐらい固まるんですねわかりまGJ
39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:12:22.23 ID:/fDJP35lO
>>37

GJ!

「あ、あれは治療のためであって……」

とあたふたしてるみこちんが見えた
40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:14:15.10 ID:XtDo+MZb0
>>37
GJ
30秒後の世界だけでご飯いくらでもいけるね
41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:17:19.49 ID:A26PDt93O
ID
42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:20:01.79 ID:IhcbXDXD0
>>30
GJ!
想像は無限、この後の尊さんの反応も無限ですな
俺は「中学生か貴様は…」と冷静に呆れつつ内心パニック状態に一票
43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:29:03.09 ID:4+ajxOn+0
>>37
GJ!!
その後を想像するだけで楽しいです
44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:29:29.78 ID:enm67tSx0
>>37
GJ!


>>32より
ツンどれ(い)
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1974.jpg
えっちなのはいけないと思います!
45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:42:09.24 ID:wEqFuMlbO
>>37
>>44

gj!
46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:42:11.01 ID:uHebzpvG0
>>44
お嬢の妄想は正義!!
47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:46:08.86 ID:oQbm/5WB0
>>44
えええええっちなのはふぅ
48以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:58:21.52 ID:A26PDt93O
ふぅ…


ふぅ…















ふぅ………
49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:59:10.12 ID:4+ajxOn+0
>>44
やっぱりお嬢といえば妄想だよね〜
GJ!!
50以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 01:05:04.35 ID:FlKLu48O0
>>44
GJ!

昔さだまさしの「雨やどり」をテーマにしたSSがあったと思うんだけど何スレ目か分かる人いる?
なんか急に読みたくなってしまった
51以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 01:09:34.93 ID:4+ajxOn+0
寝る前ほしゅ
52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 01:16:09.11 ID:/fDJP35lO
>>44

GJ!

このあと、ニヤニヤしてるところをタカシに見られるんですね? わかります
53以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 01:28:44.10 ID:IhcbXDXD0
ねる!
54トイレに行こうとする新妻みこちんに意地悪してみた 1/2:2011/05/02(月) 01:32:49.93 ID:ER0FaiuxO
『……ムッ、いかんなトイレに行かなくては。おいバカ亭主、この手を離せ!』
「……やーだね」
(ギュッ)
『なっ、き、貴様何をする!?』
「だってさー俺が夜中トイレに行こうとすると、いつもダメだって言うじゃん?今日はそのお返しだ!」
『貴様は子供か!?離せ、離さんかバカ者!!』
(ジタバタ)
「暴れても無駄無駄♪こんな風に抱きしめられてたら身動きとれないだろ〜?」
(グググッ)
『き、貴様ぁ…!』
「おまけに、こうして頭を撫でてあげれば…!」
(なでなで)
『ふわっ!?……ぐっ、こ、このままではまずい!?……こ、こうなったら……ていっ!!』
(ゴチンッ)
「……ふごぁっ!!?」
55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 01:35:14.30 ID:vwDultpM0
とりあえず読む前に
いいんちょうはおれの嫁
っと
56トイレに行こうとする新妻みこちんに意地悪してみた 2/2:2011/05/02(月) 01:36:39.51 ID:ER0FaiuxO
〜5分後〜

『バカ者め、腕や足が動かなくても、私には頭突きがある!!(キリッ)』
「……お、お前さぁ、夜中何だから少しぐらい手加減してくれよなぁ……ああ、鼻潰れるかと思った……」
『ふん、因果応報だ。これに懲りたら妙なことは考えないことだな
……はぁ、お前のせいで無駄な時間を喰ったじゃないか。寝るから早く場所を空けろ!』
「あっ、ゴメンゴメン。ほら、早くこっち来なよ」
『……ふん』
(モゾモゾ、ぽすっ)
「……はははっ、何だかんだ言いつつ俺の腕の中に帰って来るんだから可愛いもんだ」
『……う、うるさいっ!!/////』

おもらしして泣いちゃうみこちんも考えたけど、さすがに可哀相なのでやめておいた
57以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 01:41:36.66 ID:uHebzpvG0
>>56
GJ!!






IDがEROじゃないから自重したんですね
58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 02:03:37.25 ID:uHebzpvG0
誰もいないのでお題

つ・なかなか寝付けないツンデレ
59以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 02:18:47.57 ID:/fDJP35lO
>>56

GJ!
60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 02:36:32.30 ID:vwDultpM0
>>56
おっと駄レス挟んでスマン
お漏らしverもよろしくw
61以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 02:37:14.10 ID:/fDJP35lO
寝るほす
62その1:2011/05/02(月) 02:40:43.26 ID:b38eNQ7t0
沸いたので二つ下さい。

「ただいま〜、遅くなっ……ってちなみ、そんなところで寝てると風邪引くぞ?」
 長引いた出張のせいで、丸一日と半分が経過。深夜に帰宅したタカシは、テーブルに
突っ伏すように眠っているちなみを発見。
 いつもなら、仕事の帰りが遅いと悪態の一つや二つ頂戴するはずだが、今日はかなり
寝ぼけている様子だ。
「ぅ……ぅぅん……タカシ……?」
「そうだよ、遅くなって悪いな。……遅れるから先に寝てろ、ってメールしただろ?」
「ぅ〜……ごめんなさい……?」
「いや、別にちなみが謝ることじゃないが……なんか調子狂うな」
 いつも通りであれば『何でもっと早く帰ってこない』とか、『同僚との浮気だったら
ぶっころす』とか、何かしらお小言を頂戴するはずが、
「……ぅ……んぅ……?」
 寝ぼけているらしく、『よく分からない』とでも言いたげな表情を浮かべるちなみ。
どちらかといえば理知的な彼女にしてはずいぶんと珍しい光景だ。
 こうなっている理由を考えると、タカシの疲れも吹き飛ぶというもの。
「待っててくれたんだろ?」
「ん……? うん……」
「ありがとうな」
「ん…………すぅ」
 頭を撫でられながらタカシの感謝を聞いたちなみは、満足そうな笑みを浮かべると、
またテーブルに突っ伏してしまった。
「っておい、ちゃんとベッドで寝なきゃ駄目だろ」
「むぅ……(眠いけど仕方ない……起きよ――)」
「寝てちゃ仕方ない……抱っこして運んでくしかないか」
「(……抱っこ!)…………ぐー……ぐー」
 タカシが運ぼうと言い出したとたんに、ちなみの寝息の調子が変わった。
 当然、タカシはそれに気付かないほどバカではない。
63その2:2011/05/02(月) 02:43:45.50 ID:b38eNQ7t0
「……おいちなみ、まだ起きてるだろ」
「……ぐー……すぅ……」
「(シラを切るか……)あ、そういえばちなみは、ほんとに寝ている時はよく寝言いっ
てるけど、今日は聞こえないなぁ」
「……すぅ……タカシの……ぼけなす……」
「――って嘘に決まってんだろうが。ほれ、起きて自分で寝室行こうな」
 ちなみの手を取り、座っていた椅子から引っ張り上げて立たせるタカシ。
 しかし、ちなみのほうはお気に召さない様子だ。
「……遅い帰りを待っててやった良妻に何たる仕打ち……せめて寝室くらい連れてけ」
 良妻アピールに見せかけた、久方ぶりの抱っこ要求である。
 そんなちなみに、タカシは、
「ま、それもそうか。たまには奥さんを労ってやるとしますかね――よっと」
 ちなみを抱きかかえ、寝室へと歩いていく。
「んじゃ、俺は風呂入ってくるから。先に寝ちゃってていいぞ、おやすみ」
「……タカシ、ひとつお願い」
「ん?」
「……お風呂上がったら……もう一頑張り……///」
「へいへい。……つか、出張後は毎回それだなぁ」
「……ちょっとだけ、寂しいの……早く行ってきて」


(省略されました。続きが読みたい人がいたら俺も読みたいので書いて下さい。
64以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 02:48:30.47 ID:uHebzpvG0
>>63
甘えっ子嫁ちなみんかわいすなあ
65以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 02:51:58.96 ID:5EV/q4nzO
みんなまとめてGJ!

>>44
これってツンマ(ry
66以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 03:29:26.03 ID:uHebzpvG0
この時間だけは余裕あるんだな

お題
つ・余裕しゃくしゃくのツンデレ
67以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 04:05:43.60 ID:ZX8SAHav0
ツン!
68以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 04:52:32.81 ID:YveddgMDP
>>63
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1975.jpg
くそ、俺の脳内はこんなもんじゃないのに・・・!画力の無さが口惜しい
69以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 05:13:06.37 ID:AYXV4ztvO
>>68
うおおおおおおおおおGJ!!!!!!!! 
70以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 06:08:21.84 ID:hq0SjEcC0
>>68
これはハリキリざるを得ないな
71以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 06:36:34.28 ID:/fDJP35lO
>>63
>>68

GJ!

おはようほす
72以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 06:59:50.60 ID:MtISFYPA0
おはよう
73以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 07:33:11.07 ID:/fDJP35lO
ほす
74以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 08:01:02.60 ID:QBKwYOEa0
id
75以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 08:05:37.37 ID:AYXV4ztvO
・着物でおな…

纏「ふ…うん…」
纏「駄目じゃ……指が、止まらぬ……」
纏「タカシ……もっと触っておくれ……タカシぃ……」

男「纏ー、いるかー?」ガラッ
纏「た、タカシ!?」
男「……えと、家族旅行の土産持ってきたんだけど」
纏「……そうか、わざわざすまぬ」
男「……」
纏「……」
男「……着物の裾乱して何してんだお前」
纏「き、聞くな阿呆! 別に主が旅行に行って寂しかったりなどしとらん!」
男「そこまで行くと逆に素直だよな。纏はやらしいなぁ」ニヤニヤ
纏「言うな!! 土産を置いてさっさと帰らぬか!!」
男「そっかー、俺がいなくて寂しかったのかー。じゃあ俺が慰めてやらんとな」
纏「ちょ、やめ……あっ!」

後のことは想像に任す。職場で何書いてるんだ俺は
76以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 08:22:55.73 ID:HqVE8oN8P
ふぅ……

朝からエロとか元気だな。
77以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 08:45:28.12 ID:RCpUy2BP0
h
78以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 09:02:20.88 ID:iAN630pJO
ほほ
79 忍法帖【Lv=7,xxxP】 :2011/05/02(月) 09:08:04.99 ID:CiNpRN6Wi
おはようお嬢
80以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 09:36:19.49 ID:FNxnNaH8O
あげぽょ
81以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 09:55:53.56 ID:Sq10nmD1i
あげ
82以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 10:10:40.71 ID:MwU7HNi40
おはよう
83以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 10:21:32.60 ID:b38eNQ7t0
>>68 ちょ、起きたらテンション上がりすぎてやばい。GJ!

>>75もGJだぜ
84以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 10:34:51.84 ID:A26PDt93O
眠い
85 忍法帖【Lv=30,xxxPT】 :2011/05/02(月) 10:39:47.75 ID:445COXqqi
「ねむ……ふぁ…」テクテク

「ちー…なー…」

「ん……?」クルッ

「みんっ!!」ギュッ‼

「!?」ギュウッ‼

「おお!?」

「な…なにすをする……!!」ギュッ

「いや…でっかいあくびをしてたから、
眠気を覚ましてやろうかと……」

「よ、余計な…お世話……だいたい……いきなり抱きついてくるなんて…タカシは…変態……」ギュウッ

「そう言うなって。それに、眠気は覚めたんじゃないか?」
86 忍法帖【Lv=30,xxxPT】 :2011/05/02(月) 10:40:33.53 ID:445COXqqi
「変質者に…捕まれば……誰だって起きざるをえない……」ギュッ

「んー、ちなみ?」

「なんだ……この変態……通報するぞ」ギュウー

「さすがに、そんなに強く抱きしめられると、苦しいんだけど……」

「!?!?」ドンッ‼

「うおっ!?突き飛ばすことないだろ〜。腰打った……」イテテ

「ち、ちがう……今のは、ちなの本意じゃないもん……」

「いやいや、思いっきり抱きついてましたやん」

「そんな…はずないもん……た、タカくんが……いきなり抱きついて来たから…ビックリして………そう、ビックリして倒れないようにしただけだもん……!」

「ははっ、焦りすぎて、口調が小さい頃みたいになってるぞ〜」
87 忍法帖【Lv=30,xxxPT】 :2011/05/02(月) 10:41:17.34 ID:445COXqqi
「!…ぅう〜…と、とにかく……タカく…タカシに抱きつきたかったわけじゃないの……ないもん……な、ないから」

「ふ〜ん……じゃ、ちよっと試してみっか?」

「…は?」

「つかまえたっ!」ギュウッ‼

「!?」ギュッ‼

「お?」

「!!」バッ‼

「でも俺は離さないぜ!」ギュッ‼

「ぅう〜…!はなせっ……!この…変態……!!」ジタバタ

「なんだよー、ちなみも遠慮しなくて良いんだぜ?」ギュウー

「遠慮…なんて…してないっ……!はやく、はな、せ……!」ジタバタ

「……ちなみ」ギュッ

「……?」
88 忍法帖【Lv=30,xxxPT】 :2011/05/02(月) 10:41:38.51 ID:445COXqqi

「……好きだよ」ボソッ

「!?!?」ギュウッ

「!?くっ、苦しいっ!?」

「!?……!?/////」ギュウゥーー‼

「ち、ちな……俺が、俺が悪かった…!だから、ちょっとたん、ま…」

「た、タカくんが……/////」ギュウッ‼

「ち、ちな……お花畑が……ちなの後ろに……お花畑が……みえ、る」ガクッ

「た、タカくんが……すすすすき、
好き…好きって……/////」ギュウゥーー‼
89 忍法帖【Lv=30,xxxPT】 :2011/05/02(月) 10:42:40.20 ID:445COXqqi
おわり
最初は僕っ子だったんだけどな……
ちなさんは抱き心地良さそうだよね!
90以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 10:42:40.32 ID:uPHyc76O0
>>86
かぁいいなぁ






三次にはいないんd(ry
GJ
91以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 11:16:06.56 ID:z6SXPL2WO
・ボクっ娘とダウナーの乳くらべ
・それを哀れむような目で見るお嬢と勝気
92以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 11:26:33.38 ID:Sp4sYit70
・そしてハァハァしながら見る俺
93以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 11:27:04.06 ID:wEqFuMlbO
ちなみんgj!
94以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 12:01:11.58 ID:YLLvWR/t0
昼飯前にほしゅ
95以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 12:05:56.30 ID:eLyu1E+GO
>>86可愛い
授業中にニヤニヤする俺きめえorz
96 忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/05/02(月) 12:16:04.25 ID:2Zc0ZTSaO
ふぅ…
97以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 12:26:25.14 ID:uPHyc76O0
ほす

つかなみんがお酒をのんだら
98 忍法帖【Lv=7,xxxP】 :2011/05/02(月) 12:34:33.47 ID:CiNpRN6Wi
じゃあ俺はお嬢と酒を飲むぜ!
99以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 12:50:16.46 ID:uHebzpvG0
>>98
あら? わたくしとお酒を飲みたいのでしたら、当然相応のお酒を用意出来ますわよね?
言っておきますけど、スーパーやディスカウント酒店で買える安酒ではお付き合いする気も致しませんわ。
そうですわね。ワインでしたら最低でも“リヴザルト/ドメーヌ・サント・ジャクライーヌ ”の1959年物……くらいは用意して頂けませんと。

貴重なわたくしの時間を貴方の為に費やすのですから、分かっていらっしゃるわよね?
100以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 12:58:05.95 ID:/fDJP35lO
お昼ほす
101以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 12:58:28.03 ID:ER0FaiuxO
>>99
そう、だったら他の子誘うわ。無駄な時間使わせてゴメンな!

とかいう感じでスルーして、お嬢がどんな反応するか見てみたいです
102以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 13:15:07.57 ID:AYXV4ztvO
>>101

た、たまには庶民のお酒に酔うのもいいかもしれませんわね!
あなたごときの安酒に付き合ってあげるのだから、光栄に思いなさい!

……他の女なんか誘ったら、承知しませんことよ?



ってなる!
103以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 13:25:56.24 ID:AYXV4ztvO
セルフお題消化
・ついにかつみさんとの結婚を決意した社会人タカシ

男「なぁ、かつみ?」
女「んー?」
男「ちょっと話があるんだが、いいか?」
女「聞いてっから勝手に喋っていいぞー。あははは」
男「テレビ見ながら話聞くの禁止!」プツッ
女「あ。せっかくいいとこだったのによ」
男「いいから、聞け」
女「はいはい」
男「あのさ、俺らって同棲始めてから何年になるっけ」
女「二年とちょいだな」
男「だよな。それで、俺思ったんだけどさ、そろそろ、その、お互い籍を入れて身を固めないか?」
女「……聞こえない。ぼかさずはっきり言えよ」
男「だから、結婚しようって言ってんの!」
女「……あっそう。勝手にすれば?」
男「俺だけの一存で勝手にどうこう出来る問題じゃないだろ」
女「うるせぇな。ぐずぐず言わずに好きにすればいいだろ?」
男「お前……もしかして、俺と結婚するの、嫌なのか?」
女「違う! 二年も待たせといて、今さら俺から言うことなんかあるはずねぇだろ!」
男「じゃあ、お前もぼかさず、はっきり答えを聞かせてくれ」
女「……バッキャロウ。この日をどれだけ待ったか、分かってるのかよ」
男「うん、優柔不断な男でごめんな」
女「今まで以上に幸せにしないと、許さないからな」ギュッ
男「あぁ。もちろん最大限努力するよ」ギュッ
104以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 13:48:15.40 ID:uHebzpvG0
>>101
「あらそうですの。でしたら、貴方みたいな甲斐性無しとは、今後一切お食事など致しませんわ」
   ↓
家で部屋に篭って後悔
「ハァ……せっかく>>98に誘われましたのに、わたくしと来たら見栄張ってばかりで……このような事ではあの方に嫌われてしまいますわ……どうしましょう……」
   ↓
それをこっそりと見ていたメイドが>>98にお嬢の様子を伝える
   ↓
お嬢の部屋を訪れる>>98に、内心驚きつつも強気な態度を崩さないお嬢
「何ですの? 他の娘を誘ってお酒を飲みに行ったんじゃありませんの?」
すると>>98は困った笑顔で首を振る。
「いや。やっぱり俺、お嬢とお酒が飲みたかったんだよね」
そう言って、ワインの瓶を取り出す>>98
「お嬢のリクエストには応えられなかったけど、俺の買える一番良いワインを持って来たから、これでどうかな? 他にもいろいろ、美味しいお酒を用意してきたよ」
>>98の笑顔に胸がキュンとなるも、素直に喜びを表現できないお嬢
「そ……そこまで言うのでしたら仕方ありませんわね。貴方の頑張りに免じて、今日だけは付き合って差し上げますわ」
そう言いつつも、仏頂面の端々に、幸せそうな笑顔が零れ出てしまうお嬢。


俺の妄想はこんなのでした。


>>103
GJ!!
新婚生活もkwsk
105以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 13:55:14.75 ID:uPHyc76O0
>>104
GJ
106以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 14:07:45.78 ID:wEqFuMlbO
お嬢gj!
107以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 14:21:04.59 ID:HqVE8oN8P
>>89
暴走したちなみんかわゆす (*´∀`*)
GJ!!
108以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 14:45:48.05 ID:Sp4sYit70
109以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 14:47:35.40 ID:qTV9FtXw0
お題
・食事の時は必ず父親の対面に座り、
 父親が隣に来ようとすると「パパはとなりにきたらめーなの!」と拒絶する娘

・拒絶する理由は『横に座られると父親の顔が見辛いから』でした
110以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 14:47:37.47 ID:kuBC7Pxi0
1000年前、結婚したい女性No.1はツンデレだったそうです。
ソースは和光大学のポスター
111以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 15:02:19.83 ID:YveddgMDP
>>101
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1976.jpg
これだろ。
付き合いの長い男は全部わかっててわざとやってるんだけど、
泣きそうな顔してツンツン振舞うお嬢を見てたら、いたたまれなくなって折れるといういつものパターン。
素直にあやまると
『な、なにをっ・・・べ、別にわたくしは、あ、貴方のことなどっ・・・』
とか言ってるので抱きしめて頭なでてやると
『ぐすっ・・・貴方はずるいですわ・・・』
とかなるので何が言いたいかっていうと涙目ツンデレはとても萌える。
112以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 15:03:39.63 ID:uHebzpvG0
>>111
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
113以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 15:16:58.83 ID:uPHyc76O0
>>111
昼まっから萌えしんだわ
114以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 15:32:19.83 ID:MwU7HNi40
GJ
115以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 15:46:01.28 ID:YLLvWR/t0
>>111
GJ
116以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 16:09:42.24 ID:ER0FaiuxO
>>111
これや、ウチはこんな光景が見たかったんや!!

もちろん、抱きしめられて頭撫でられてるお嬢も描いてくれるんだろうな!?
117以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 16:30:57.63 ID:uHebzpvG0
お題
つ・パソコン内部を清掃する時は静電気防止の為に全裸でやるといいよっていうデマをツンデレが信じちゃったら
118以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 16:31:21.90 ID:YveddgMDP
>>19に前面同意なので出かけ前に落書き。

http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1977.jpg
119以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 16:38:15.53 ID:YveddgMDP
>>116
それは前に別件で描こうとしたけど、今の画力じゃ無理だったので他の人頼む。
120以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 16:46:40.17 ID:YLLvWR/t0
>>118
GJ
121以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 17:16:34.98 ID:uHebzpvG0
>>118
GJ!!

長いの書いた直後に落ちるのは、SS書きも同じジレンマ抱えてるな
保守代わりにはならんて
122以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 17:22:00.75 ID:MtISFYPA0
帰宅したら真っ昼間から投下が沢山あったみたいだがどういうことだ!
GJ!そしてGJ!
123以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 17:26:43.25 ID:enm67tSx0
ひわいに感じた人はあなた自身がひわいなんですよー^^
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1978.jpg



>>111
お嬢可愛いGJ
124以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 17:28:27.23 ID:AYXV4ztvO
>>123
全くけしからん。罰としてそのスクール水着を寄越しなさい
125以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 17:38:23.13 ID:3QNnwhRC0
つ・男が甘えん坊スレ常駐者だと知ったツンデレさん
126以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 17:38:29.44 ID:uHebzpvG0
>>123
スク水が健全に見えるのは小学生まで!!
127以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 17:38:30.06 ID:MtISFYPA0
>>123
GJ!
だがこの構図は不自然すぎるだろww
128以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 17:48:33.40 ID:AYXV4ztvO
>>125
甘えん坊スレってどこにあるの?
129 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/05/02(月) 17:50:11.70 ID:RKYDF/uBI
なにこのスレ...素晴らしい
130以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 17:50:22.54 ID:/fDJP35lO
>>123

ふぅ……
そんなものでどうこう思うとでも?
1311/8:2011/05/02(月) 17:55:49.29 ID:8SrvrrwK0
【ツンデレ妖狐2】

前の話はこちら。
http://onyuu.zoku-sei.com/Entry/593/

 前回、妖狐を騙くらかして使役することになった俺。すごいぞ俺。そんな俺が今妖狐と一緒にゆっくりと空から地面に落下中です。
「ところでご主人さま、どうやってワシの封印された土地まで来たのかや? さっき言ってた、わ、わーぷとかいう装置かや?」
「だからそれは嘘だって言ってるだろうが駄狐。一回で覚えろ駄狐。胸が小さいぞ駄狐」
「駄狐じゃないのじゃ! ……あ、あと、最後のは余計なのじゃ!」
「人間形態になれるなら体つきなんて思いのままだろうに、ダ・フォックス」
「言い方を変えても一緒なのじゃ! ……体つきは、その、何回変身しても胸の大きさが変わらんのじゃ。呪われとるのかの?」
「安心しろ、俺の好みは貧乳だ。もし嫌なら、あとで死ぬほど揉んで大きくしてやる」
「未来は地獄しかないのじゃあー……」
 俺のフィンガーテクを想像し、絶望に顔を伏せる駄狐だった。
「で、さっきの質問に答えるが、なんか地面が突然ぴきぴきどかーんって割れて落ちたんだ。その結果頭の悪い狐に見つかり、空中散歩する羽目になってるんだ」
「契約してなかったら絶対に噛み殺してるのじゃ!」
「そいつぁ剣呑」(なでなで)
「ちっとも思ってないのじゃあ! なぜならニコニコ笑いながらワシの頭をなでてるから!」
「頭の悪さはともかくとして、何やら妙に可愛いので頭をなでたくてしょうがないんだ」
「迷惑なことこの上ないのじゃ!」
 そんな無限のフロンティアな感じでふわふわ落下してると、駄狐が下を見て何かに気づいたようだ。
「ぬ? ご主人さま、下で何か騒動が起きとるのじゃ」
「あー……突然巨大な狐が地下から飛んできたと思ったら、空中で人間になって落ちてくるんだもんな。そりゃ騒ぐわな」
 どうやって言い訳しようか考えてたら、妖狐はぷるぷると首を横に振った。
「違うのじゃ、この周辺に結界を張っておったのでそれは大丈夫なのじゃが、そういうのじゃなくて……これは、何かと戦っておる声じゃ」
「うん?」
 下に視線を向ける。地面はまだ遠く、俺の目では未だ何も見えない。
「見えん。騙したな。後で死ぬほど犯す」
「ちがっ、違うのじゃ!? 騙してなんかないのじゃ! ワシの耳はしっかと剣戟の音を捉えているのじゃ!」
「剣戟ぃ? この現代日本で? 何を言ってるのだ、この駄狐は」
1322/8:2011/05/02(月) 17:56:21.39 ID:8SrvrrwK0
「だから、駄狐ではないのじゃあ! 本当なのじゃ、人間が剣を振るい、……ぬ?」
 ぴょこ、と妖狐の頭から狐耳が飛び出した。慌ててその耳をさわさわする。
「ふひゃあっ!? 違う、違うのじゃ! ご主人さまに触らせるために出したんじゃないのじゃあ!」
「柔らかくて暖かくていいなあ!」(ふにふに)
「ううううう……あ、後で、後でじゃ。後でなら特別に触らせてあげるのじゃ」
「いや、気にしないでいいから」
「気にしないとかじゃなくて今は触っちゃいかんと言っとるのじゃ! ご主人さまじゃから我慢するが、これがただの人間なら今頃ワシの滋養になってるのじゃよ?」
「耳から消化液を出すのか。妖怪というより植物じみてるな」
「そーゆー意味じゃないのじゃ! ぱくって食べちゃうぞっていうのを怖く言ったのじゃ! がおー!」
 妖狐は両手をあげ、威嚇(?)した。
「怖くないです。むしろ愛らしいです」(なでなで)
「ううううう……妖怪の威厳台無しなのじゃあ……」
「で、がっかり狐。剣戟がどうとか言ってたけど、どうなってんだ?」
「あっ、そう、そうなのじゃ! 下で戦ってるのは、人間と……妖怪なのじゃ!」
「はぁ? この現代日本で妖怪とか何言ってんだ」
「いやいや、いやいやいや。ワシ、妖怪じゃし」
「そういや駄狐属のダ・フォックスだったな。コンゴトモヨロシク」
「妖狐なのじゃっ! 駄狐属とかじゃないのじゃッ! 歳経た狐の偉い偉ーい変化なのじゃあッ!」
「そう興奮するな。落ち着け」(なでなで)
「誰のせいじゃと……と、とにかくなのじゃ。下で妖怪と人間が戦っておるのじゃ。どうするのじゃ、ご主人さま?」
「どう、って?」
「見なかったことにするか、どちらかに加勢するか、じゃ」
 すっ、と妖狐の目が細まる。まるで俺の全てを見透かすかのような視線に、尻の据わりが悪くなる。
「でもよく考えたらコイツ割と馬鹿だから大丈夫か」
「なんか悪口言われた!?」
 泣きそうになってる妖狐を横目に見つつ、考える。……つか、まあ、考えるまでもないか。
「知ってしまった以上、見なかったことにはしない。状況を把握してからどちらかに加勢する」
「……人間に加勢せんのかえ?」
 すごく意外そうに妖狐は訊ねた。
「人間全てが善で、妖怪全てが悪だなんて分かりやすい設定ならいいが、そんな簡単な話はないだろうしな。ひょっとしたらお前みたいに話ができる妖怪かもしれないし、話せるなら機会を持ちたい」
1333/8:2011/05/02(月) 17:56:54.02 ID:8SrvrrwK0
「…………」
「ん? どうしたダ・フォックス」
「べっ、別になんでもないのじゃ。びっくりなんてしてないのじゃ。感心なんてしてないのじゃ!」
「いや、知らん」
「うう〜……と、とにかく急いで下まで行くのじゃ」
 そう言った途端、俺達の落下スピードが増した。ぐんぐん地面が近づいてきて、気分はヒモなしバンジー。
「いや気分どころかこの駄妖怪の駄妖術がなければ実際ヒモなしバンジーになるんだよな」
「……妖術、解いちゃろか」
「ダメです。命令」
「ううううう……いつか絶対に契約を白紙にしてやるのじゃーっ!」
 妖狐の叫びと同時に、落下速度が一気に減速した。どうやら地面に到着したようだ。地面に降り立つ。
「おー……地面がある。地面を踏めるって素敵」
「それよりご主人さま、早くあそこへ!」
 人が小粋なタップダンスを披露しているというのに、妖狐が俺の服の裾を引っ張って屋内へ引っ張り込もうとする。さっき見た幽霊屋敷じゃないか。
「ここで戦ってるのか?」
 俺にはいくら耳をすましても剣戟どころか人の声ひとつしないが。
「結界が張ってあるから普通の人間には聞こえないのじゃ。ワシくらいすごい妖怪じゃと聞こえるがの」
「ふーん。じゃ、ま、とりあえず入ってみるか」
「それがいいのじゃ。ご主人さまが一番、ワシが二番なのじゃ」
 俺の後ろに回りこみ、ぐいぐいと人を押す妖狐。
「分かった、俺に任せろ。それはそうと、もしここで俺が死んだらお前は余生をアカ舐めとして過ごせ。命令」
「ご主人さまはワシが絶対に守るのじゃっ!」
 ヤケクソ気味に叫びながら妖狐はズンドコ屋敷の中へ入っていった。俺も後に続く。
 屋内は薄暗く、奥の方がどうなっているかよく分からなかった。というか、それ以前にしめ縄がそこらじゅうに張り巡らせられており、部外者を立ち入らせないようにしてあった。
「ご主人さま、これは結界じゃ。これで妖怪を閉じ込めておるんじゃろうな。まあ、ワシくらいの大妖じゃと、この程度の結界なぞ存在せぬも同義じゃがの」
「ふーん」
 特に気にせず中に入ろうとしめ縄を潜ろうと縄を掴んだら、バビっときた!
「おおおうっ!?」
「ごっ、ご主人さまっ!? ダメじゃ、いま死んではワシがアカ舐めになってしまう! 死ぬなら後でーっ!」
「死んでねぇよ……」
1344/8:2011/05/02(月) 17:57:26.25 ID:8SrvrrwK0
 心配顔で寄ってきた妖狐のほっぺをぐにーっと引っ張る。
「ふひゃーっ!?」
「あー……ビリビリきた。これが結界か」
 身体からちょっと煙出たぞ。怖。
「ふひゃひゃ……ふにっ。そう、これが結界なのじゃ。ご主人さま程度では到底破ることなぞできんのじゃ」
「後で乳首もげるくらい吸ってやる」
「べっ、別にご主人さまだけがダメダメなのではなく、普通の人間には無理って話なのじゃよ!? じゃ、じゃから、そのお仕置きはする必要ないのじゃよ?」
「じゃあ、もげない程度に吸う」
「吸ってはダメなのじゃあーっ!」
 真っ赤な顔でぺちぺち叩かれた。そこまで嫌がられては断念するしかないだろう。無念。
「ううう……ご主人さまはえっちなのじゃ。えっちなのじゃ」
「ごめんね。切り取ってから吸うね」
「ご主人さまは猟奇殺人者!?」
 奥様は魔女ではなく、ご主人様は猟奇殺人者か。……どうあがいてもホラー。
「どうでもいい。ていうか、冗談だ。だからそんな震えるな駄狐。着信でもしたのか」
「そんなの冗談かどうかワシには分かんないのじゃっ! そりゃ怖くて震えもするわっ! ちゃくしんってなんなのじゃ!? また怖い話かや!?」
 なんかふがふがうるさかったので、頭をなでて大人しくさせてみる。
「ううう……うふー」
 大人しくなった。この狐思ったよりも簡単で素敵。
「うう……ご主人さまはすぐにワシの頭をなでるのじゃ」
「女の子の頭をなでると興奮するんだ」
「真顔で何を言っとるんじゃご主人さま!?」
「んなことより、この結界を破ってくれ。とっとと奥に行くぞ」
「わ、分かったのじゃ。あまり焦らすでない」
 妖狐は縄を掴むと、いとも容易く引き千切った。
「結構ぶっとい縄だったが……すげぇな。さすが妖怪」
「ふふん。すごいじゃろ、すごいじゃろ? もっと褒めたたえてもよいぞよふがー!?」
 偉そうだったのでほっぺを引っ張ってると、突如屋敷の奥から轟音が響き、それと同時に爆風が俺達を襲う。
「うぉぉぉ!? 何、何!?」
「わきゅあ!?」
135以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 17:57:55.50 ID:/fDJP35lO
8レスってさるくらうかな?

支援
1365/8:2011/05/02(月) 17:57:58.53 ID:8SrvrrwK0
 吹き飛ばされまいと夢中で目の前の物体にしがみつく。むぅ、この物体は柔らかいな。
「ご、ご主人さま!? な、なんで抱きついてるかや?」
「ん、おお」
 目の前の物体と言ったら、俺がついさっきまでほっぺ引っ張ってた妖狐しかいないわけで。その物体に抱きつくということは、つまりそういうことで。
「いやはや、柔らかい」(ふにふに)
「な、何を改めて抱っこしなおしておるかや!? こら、背中をさすさすするな、頭をなでるでない! 頬擦りするなあーっ!」
 叱られたので、渋々妖狐から離れる。
「はあ、残念無念。んーで、妖狐さんや。さっきの爆風はなんだったんだ?」
「正しい手順を踏まずに結界を力技で破ったため、中に溜まっていた霊気が一気に解放されたようじゃな」
「全体的に胡散臭ぇ。なんだ、霊気って」
「そ、そんなこと言われても本当なんじゃからしょうがないのじゃ! 存在するものは存在するとしか言えないのじゃ!」
「んー……まあ、目の前の胡散臭い生物がわにゃわにゃ喋ってる時点で“そういうものは存在する”とするしかないか」
「酷い言い草なのじゃあー……ワシ、すっごく偉い妖怪なのに……なんでこんなことになってるのじゃあー……」
 悲しそうだったので、頭をなでてあげる。
「うぅー……そ、それでご主人さま、結界を破ったが、どうするのじゃ?」
「そりゃ、行くしかないだろ」
 つーわけで、一人と一匹が屋敷の奥へ突き進む。奥へ進むにつれ、先ほど妖狐の言っていた剣戟とやらの音も聞こえてきた。
「カキーンとかコキーンとか言ってるな。かっくいいな!」
「なんと暢気な……恐らく、この先では命のやりとりをしておる。当然、その覚悟はしておるんじゃろうな?」
「してない! 死ぬの怖い!」
「全力で胸を張っておる!?」
「だから全力で俺を守れ」
「なんと情けないご主人さまなのじゃあ……」
「あ、だけど、優先順位は自分自身な。俺とお前が同時に命の危機にさらされてるなら、自分の身の安全を優先しろ」
「……何を言っとるかや? 突然善人でも気取りたくなったかや?」
 さも馬鹿にした様子で、妖狐は俺を見た。
「そうなんだ。善人気取るの超好き」
「うっ……そ、そうかや。それならワシも好都合じゃ!」
 自分で言っておいて、申し訳なさそうな顔をするな。
 そうこうしているうちに、大広間に出た。そこに、長剣を持った学生服の男性と、小さな紙を持ったこれまた学生服の女性、それに、身の丈10mもありそうな巨大なムカデがいた。
1376/8:2011/05/02(月) 17:58:29.21 ID:8SrvrrwK0
「怖っ! えっ、ムカデ!? 長っ!」
 俺のあんまりな叫びでこちらに気づいたのか、ムカデの巨大な二つの目がこちらを向いた。
「えっ、なんで人が!?」
 そして、その巨大ムカデと戦っていたらしき男性と、その傍らにいる女性もこちらに振り向いた。
「ああ、いや、その、こんばんは?」
「何を暢気にこんばんはって言ってるかや!? 来たぞよ!」
「お?」
 妖狐の声と巨大ムカデが涎を撒き散らしながらこちらに踊りかかってくるのは、ほぼ同時だった。いかん、食われる。
「……まったく、なんと手のかかるご主人さまじゃ」
 諦めかけたその時、俺の目の前に立ちふさがる小さな影。妖狐がその手の平に小さな結界のようなものを張り、巨大ムカデから守ってくれたようだ。
「おおおおおっ! 偉いぞ妖狐! 凄いぞ妖狐! ようこそようこ!」
「イマイチ褒められてる気がしないのじゃあ! ……それはともかく、そこな虫。ワシに手を出すとは、それなりの覚悟があってのことじゃろうな?」
 妖狐から凄味が立ち昇る。背中がぞわぞわする。毛穴が開く。怖い。俺の目の前にいるこいつは、本当にさっき俺にほっぺつねられて半泣きになってた奴か?
「ふんっ」
 軽く気を込める。ただそれだけで、巨大ムカデがゴムマリのように何度も弾みながら奥へ吹き飛んでいった。
「まったく……体力だけはあるのぉ。面倒な話じゃ」
 その程度じゃ堪えないのか、巨大ムカデは頭を振ってこちらを威嚇している。
「な、何なの、あなたたち?」
「ここは結界で封じていたはずなのに……」
 先にムカデと戦っていた男女が、当然の疑問を口にした。
「いや、なんつーか、普通の高校生と異常な駄狐(奴隷)のコンビです」
「異常じゃないし、駄狐でもないし、奴隷では絶対にないのじゃあっ! 偉い偉ーい妖狐なのじゃあっ!」
「ああ、こいつぁ失礼。奴隷じゃなくてメイドだったな。はっはっは」
「なんか分かんないけど、たぶんえっちな肩書きなのじゃあ!」
 先ほどの恐怖を紛らわすように、軽口を叩く。……いや、うん。大丈夫。可愛い可愛い。そう思いながら、妖狐の頭をぐじぐじとなでる。
「ぬぅー……」
 ちょっと不満げな妖狐だった。
「よ、よく分からないけど……ここは危険だ。僕たちに任せて、君達は外へ避難して!」
 男性の言葉に、隣の女性もうなずく。
「危険? あの程度の変化を相手に危険などとぬかす貴様らに任せる方が、よっぽど危なそうじゃがのう?」
1387/8:2011/05/02(月) 17:59:02.63 ID:8SrvrrwK0
 傲岸不遜を顔に浮かべ、妖狐が口を歪める。助けてくれたのはありがたいが、その口ぶりはどうかなあ。
「あんまり偉そうなこと言ってると、この二人の前で犯すという羞恥プレイを実行する」
「っ!? あ、あの、あののの? ワシが貴様らの代わりにあの虫を倒してやるのじゃって言いたかっただけなのじゃよ?」
 こちらをちらちら見ながら、妖狐はあわあわしながら言った。あまりの変わりように、男女は俺の顔を不思議そうに見た。
「ああ、ええと。なんというか、こいつは俺の従者みたいなもんだから、俺の目の黒い内は悪いことさせないから大丈夫だ。代わりに俺が悪いことする」
「なんでご主人さまが悪いことするかや!? ていうか今まさにしておる! やめぬか、たわけ!」
 妖狐のお尻をさわさわしたら手をがぶがぶ噛まれた。痛い」
「もういいからワシがあの変化を始末するまでじっとしておるのじゃ!」
「任せろ、得意だ」
 何やら胡散臭げに俺を見た後、妖狐は巨大ムカデに向き直った。
「うぅー……このイライラは全部貴様にぶつけてやるわ。ワシの近くで暴れた己を恨むがいいわっ!」
 妖狐の叫びと共に、お尻から尾が複数生えた。
「えっ!? まさか……伝説の九尾!?」
 それを見て、先に戦ってた女性が驚きの声をあげる。……有名なのか、コイツ?
「死ねいッ!」
 妖狐の身体が青白い光に包まれる。片手をムカデに向け、そう叫ぶと同時に妖狐を覆っていた光は一筋の雷となってムカデを貫いた。
 耳をつんざくムカデの声。たった一撃で、ムカデは全身を焼かれてムカデだったものになった。
「ふん。今の変化は脆弱じゃの」
 そう吐き捨てると、妖狐のしっぽは小さくなって元の場所に収納された。
「ふーむ、収納機能つきか。便利な物件だなあ」
「なんで戦い終わったワシをねぎらいもせず、お尻を触っとるかや!?」
 不思議だったので妖狐の尻をさわさわして調べたら、びっくりされた。
「ああ、気にするな」
「無茶を言ってはいけないのじゃあ! すごく気にするのじゃ! ワシのお尻じゃよ!?」
「大丈夫、えろい意味で触っているのではないから安心しろ。ただ、女性経験のなさが響き、こうして喋ってる間に既にえろい気分になってしまったから気をつけろ」
「がぶー!!!」
 頭をかじられたので尻を触るのはやめる。
「あ、あの……」
「はい?」
 背中によじ登られてがじがじ噛まれてると、横合いから話しかけられた。先ほどの男女が俺たちを見ている。
1398/8:2011/05/02(月) 17:59:40.57 ID:8SrvrrwK0
「ちょっと、僕たちと一緒に来てくれないかな?」
 そう俺に言いながらも、視線はやや上方、俺をかじってる妖狐の方を向いている。
「その……君の使役してるその妖怪についても話を聞きたいし」
 これは面倒なことになった。そういうの超苦手なんだけど。
「君達がここにいるってことは、結界が破れちゃったんだろう。騒ぎを聞きつけて人が集まってくるかもしれないから、僕たちと一緒に来た方がいいと思うよ?」
 人のよさそうな笑みを浮かべる男性。俺とは正反対に、なんとも人が良さそうな雰囲気がにじみ出ていた。
「あぐあぐ……どうするかや、ご主人さま? この人間どもと一緒に行くかや?」
 俺を噛みながら訊ねる妖狐。
「んー……うん。分かった、行く」
 ここに残ってたら警察に見つかり、面倒なことになるのは想像に難くない。だったらまだコイツらについていく方がマシだろう。
「あ、それはいいけど、あのムカデはどうするんだ? 放って置いたらマズくないか?」
「それなら、私達の仲間が処理してくれるから大丈夫よ」
 女性が俺の疑問に答えてくれた。仲間、ね。何らかの組織に属してるのだろう。
 家の裏口からそっと抜け出し、向かった先は近所の学園だった。
「……って、ここ俺の通ってる学校じゃねえか!」
「あら、そうなの? 奇遇ね」
 女性の笑みに、嫌な予感しか浮かばなかった。学校に入り、部活棟へ向かう。その奥の一室に、明らかに雰囲気が違う場所がある。
「ここが私たちの部室よ」
 ドアの上にかかったプレートには、『妖滅部』と書いてあった。
「妖狐滅殺部か。ピンポイントで狙われてるな、妖狐」
「んなこと書いてないのじゃ! ……ぴんぽいんとってなんじゃの?」
「そのネタ飽きた」
「また分かんない言葉が出たのじゃ! ワシに分かる言葉で言うのじゃあ!」
「はいはい」
「適当にあしらってはダメなのじゃ、ご主人さま!」
 わきゃわきゃ言ってる妖狐と一緒に室内に入る俺たち一行だった。


続く
140以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 18:01:31.63 ID:3QNnwhRC0
なんか投下ラッシュ?
出先だからほし☆
141以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 18:14:12.93 ID:uPHyc76O0
>>128
つエロパロスレ
142以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 18:24:13.08 ID:AYXV4ztvO
読むほ
143以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 18:25:48.32 ID:YLLvWR/t0
>>139
GJ
続きが気になる
144以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 18:27:01.88 ID:/fDJP35lO
>>139

超GJ!!!!

老成妖狐とか俺得過ぎる
145 忍法帖【Lv=7,xxxP】 :2011/05/02(月) 18:30:29.30 ID:CiNpRN6Wi
俺がお嬢と酒を飲むとか言ったばかりに、お前らにあらぬ妄想をさせてしまったことについては済まないと思っている…!
そしてGJおまえら
146以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 18:34:21.11 ID:uHebzpvG0
>>139
続きwktk


>>145
妄想を湧き立てるスレなんだから、自分のレスでこれだけの妄想が湧き上がったことをむしろ誇るべし
147以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 18:38:15.06 ID:MtISFYPA0
>>139
すばらしい!そしてすばらしい!!続きを全裸で待たせていただく
どうでもいいけど、メガテンネタ(ライドウ?)は主に俺が喜びます
148以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 18:42:23.89 ID:62ieUa9+0
ちなみんがジト目でこちらを見ています。
149以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 18:49:05.55 ID:AYXV4ztvO
お狐さまいいなぁ……GJ
150以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 19:09:57.53 ID:Sp4sYit70
もふもふ
151以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 19:20:34.33 ID:MtISFYPA0
お題
・恋人なのに主従関係なツンデレと男
152以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 19:26:59.52 ID:6aLpCKuV0
>>139
シャオムゥが馬鹿になるとこんな感じなのかwwwww
153以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 19:32:15.61 ID:uHebzpvG0
お買い物ほ

ツンデレさんと二人で仲良く買い物行って手料理作りたい
154以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 19:38:44.60 ID:AYXV4ztvO
お題作成機より

【深夜 尊大 子供扱い】

男「あ」
尊「どうした」
男「見ろよこの写真。懐かしいな」
尊「これは……私がタカシの横で、眠ってる?」
男「覚えてないのかよ。ほら、小学生ん時だよこれ」
尊「全く覚えていない。むしろお前の横で、こんなにすやすや眠っていたという事実を覚えていたくない」
男「なんで積極的に忘れようとするかなぁ。これ、小三の大晦日の時の写真だよ」
男「除夜の鐘聞きたいって二人で頑張ったけど、結局聞けずに途中で寝ちまったんだよな」
尊「そういえばそんなこともあったような……そういう無駄な記憶だけは確かなんだな」
男「昔は親に子供扱いされるのが嫌だったんだよな。でも結局こんな写真まで撮られちまって」
尊「お前は今でも鼻垂れのガキんちょじゃないか」
男「記憶力に関してはお前より上だし。そういやこのあと、寝ぼけた尊が俺にチュッチュしてきて大変だったっけ」
尊「ば、バカな!? 私が覚えていないと思って、いい加減なことを言うな!!」
男「残念だけどマジです。だからうちの両親も嫁にもらうなら尊をって……」
尊「えぇい! 過去のことを引っ張り出して私を辱しめるな!」
男「覚えてない尊が悪いんだよ」
尊「覚えててたまるか!!」
155以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 19:48:40.34 ID:AYXV4ztvO
・盲腸で入院したタカシを見舞いに来たツンデレ(かなみさんVer.)

女「全く、入院したって聞いたから慌てて来てみれば……」
男「単なる盲腸でごめんなさい」
女「まぁ、大事なくて良かったけど。心配なんかこれっぽっちもしてなかったし?」
男「いやー、急に腹がキリキリ痛みだした時ゃあ死ぬかと思ったよ」
女「……そんなに痛かった?」
男「おうよ、もうこの世の痛みとは思えなかったね」
女「そうなんだ……」
男「かなみ? どうした」
女「……痛いの痛いの、飛んでけー」サスサス
男「いや、手術終わった後にやられても……」
女「な、なんちゃってね! 私があんたのためにお祈りしてあげたんだから、早くよくなりなさいよ!」
男「それより、男の下腹部をさすさすしてお祈りするってのはどうなんだ」
女「あんたはすぐそうやって性欲に結びつける。反省なさい!」バチンッ
男「いってぇ! 患部を叩くな馬鹿!」
156以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 19:55:38.59 ID:AYXV4ztvO
・盲腸で入院したタカシを見舞いに来たツンデレ(ちなみさんVer.)

女「……お見舞いにきた……」
男「おう、ちなみ。ちょうど暇だったから助かったよ」
女「盲腸……切り取ったらしいね……」
男「うん、まぁ間違った表現ではないけど、具体的に言われるとグロいな」
女「……盲腸は不要な機関だから……切り取っても問題ない……」
男「あぁ、らしいな」
女「……その脳ミソも……摘出して取り換えてもらえばいいのに……」
男「俺になんか恨みでもあるのか」
女「……えっちぃことしか考えない脳ミソは……不要な機関と同じ……」
男「けっこう真面目なことも考えてますから! 摘出は勘弁!」
女「……でも……良かった……死なないで……」
男「盲腸で死んでたまるかよ」
女「……これでも……心配……したんだからね……」ウルッ
男「あぁ、泣くな泣くな。ったく、盲腸ごときで可愛いな畜生」
157以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 20:04:28.47 ID:AYXV4ztvO
・盲腸で入院したタカシを見舞いに来たツンデレ(尊さんVer.)

男「お、尊。おぃっす」
尊「な、なんだ。意外に元気そうじゃないか」
男「まぁな。一時はどうなることかと思ったが、ただの盲腸だって分かってホッとしたよ」
尊「見舞いにきて損をしたな。その調子なら、すぐにまた馬鹿面を下げて戻ってくることだろう」
男「そんなキツい言い方しなくても……あ、いつつ!」
尊「ど、どうした!? 大丈夫か!!」
男「患部が急に痛みだした……あつっ」
尊「チッ……ヤブ医者め。待ってろ、すぐにナースコールを……」
男「……なんちゃってね」
尊「へ?」
男「やっぱ口では何と言っても心配してくれてんじゃん」ニヤニヤ
尊「貴様、まさか謀ったのか!!」
男「病人相手に物言いを手加減しない尊が悪い」
尊「よし、そこになおれ。今なら盲腸で一週間入院のところ、特別に半年まで期間を延長してやる」
男「何をするつもりか知らないけど、止めて下さい」
158>>153:2011/05/02(月) 20:08:26.04 ID:6aLpCKuV0
 8時近い時間だというのに、共働きの我が両親がどちらも帰って来ない。おまけに家中探しても、米の一粒も見当たらないときた。
「……腹減ったぁ」
 情けない音を立てる己の腹を、労るようにさする。窓に写った表情の方も、なんとも言えず情けない。
「いつもなら超絶イケメンなんだけどなぁ……」などと減らず口を叩いた所で、腹が減るのに変わりはない。
 とそこに、ピンポーンと気の抜けたインターフォンが響く。こんな時間に誰だろうか。
『……わたしです』
 ちなみさんだった。一体何の用だろう? そう思い訪ねてみる。すると、
『ヒント……。……君と私の、間柄』
 と、なんとも捉えどころのない答えが帰ってきた。間柄……? ……ああ!
「恋人か!」 『ふん……っ!』
 ドボォッ!! と小気味いい音とともに、ちなみさんの鋭いボディーブローが突き刺さった。こんな物しか挙げられないでごめんね、俺の腹。
「お、おとなりさまのおさななじみさまです……」
『ん……。正解。……それを踏まえて、これ』
 ずいと突き出されたのは携帯電話。メールが開かれているのは、読めということだろう。
「何々……? ”二人とも仕事で遅くなるから〜。ちなみちゃん、ウチの馬鹿の面倒よろしくね^^ ” ……なんだこりゃ?」
『……君のお母さんからの、メール。何故、私のメアドを知ってるの……?』
 何故と聞かれても、こっちの方が知りたい。俺だってこいつのメアドなんて知らないというのに。
『……まぁ、いい。……いつも以上に情けないその顔。察するに、夕飯を食べていない。そして恐らくは現在、家の中に何の食料もない……と』
 普段から想像もつかない饒舌さで、我が家の状態をズバリ言い当てるちなみさん。なんとも心が痛い。
『……な、なので』
「なので?」
 しかし突然、歯切れの悪くなるちなみさん。見れば顔を俯けていて、表情が伺えない。
『ここ、これから、い、い、一緒に……、買い物、に……行きます。いいです、ね……!』
「い、いいけどさ……」
 面倒を押し付けられてよっぽどご立腹なのか、こちらと目も合わせずに強い口調。さすがにフォローを入れたくなる。
「でも、買い物なら俺一人で行けるぜ? 暗いし、家で待っててくれても……」
『っ……! ばか……っ!』
 そう俺の台詞を遮り、ぷいと先に歩き出してしまうちなみさん。何を怒っているのかさっぱりわからない。
『……早く来い、ばか』
 肩越しにこちらを見るちなみさんの顔は、何故か妙に楽しそうに思えた。……よかったな、>>153
159以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 20:15:52.83 ID:enm67tSx0
>>139
老成口調の狐とか俺得すぐるww

>>157
GJ
かなみんの「……痛いの痛いの、飛んでけー」がやたらツボに入った

>>158
153がうらやましいのでもげろ!
160以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 20:16:03.28 ID:AYXV4ztvO
・盲腸で入院したタカシを見舞いに来たツンデレ(纏さんVer.)

纏「タカシ、見舞いに来てやったぞ」
男「お、纏」
纏「盲腸炎などとは軟弱な証拠じゃな、不甲斐ない」
男「お前、全然心配してくれないのな。盲腸なんか防ぎようがないと思うけど」
纏「病は気からじゃ。気を強く持てば、防げぬ病なぞない」
男「相変わらずステレオタイプな精神論だこと」
纏「口答えすると、せっかく買ってきてやった見舞い品をやらんぞ」
男「おっ! 俺の好きな虎屋のどら焼だ。分かってんじゃん」
纏「ふん、まぁな。そ、それでじゃな……」
男「うん? なんだ?」
纏「ぬ、主は病気ゆえ、そのどら焼を儂が食べさせてやらんでもないぞ?」
男「え? いや、盲腸ですから自分で食べれますし」
纏「うるさい。病人は病人らしく塩らしゅうしておればよいのじゃ」
男「はぁ……」
纏「さぁ、食べよタカシ。あーん」
男「あ、あーん……」パクッ
纏「どうじゃ、美味かろう?」
男「うん、えと。正直、緊張しちゃって味がよくわかんないでした」
纏「何。ならばもう一度やってやるしかあるまいな。ほれ、あーん」
男「……ノリノリだなぁ、纏」
161以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 20:18:20.45 ID:AYXV4ztvO
>>158
GJGJ。微笑ましいなぁwwww
162以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 20:26:57.95 ID:MtISFYPA0
一人でこんなにGJを投下するとは!
すばらしい!
163以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 20:27:09.48 ID:uHebzpvG0
>>158
ありがとう!!

これから早速ちなみさんと料理だ
164以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 20:38:18.63 ID:6aLpCKuV0
>>163
駄目!! 俺の!!
165以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 20:39:21.26 ID:AYXV4ztvO
・盲腸で入院したタカシを見舞いに来たツンデレ(かつみさんVer.)

女「おいっす! タカシ!」
男「おう、おいっす。かつみ」
女「聞いたぜ。なんか盲腸になったんだって?」
男「あぁ、そうなんだよ。おかげで金もないのに入院生活でよぉ」
女「うひゃひゃひゃ、ざまぁねーな! 天罰てきめんって奴だ!」
男「お前、笑いすぎだから」
女「悪い悪い。ところでさ、タカシ……」
男「なんだよ、急に声ひそめやがって」
女「盲腸の手術って、ちんちんの毛ぇ剃るってマジ?」ボソボソ
男「え。あぁ、手術する場所がわりと下の方だから剃ることは剃るけど……」
女「マジかよ。お前ちょっと見せてみろよ」
男「嫌だよ! つーかここ大部屋だぞ。他の患者に聞かれたらどうすんだ!?」
女「カーテンしてりゃバレないって。昔は一緒に風呂入ったりした仲なんだから、今さら恥ずかしがるこたないだろ?」
男「ちょ……いつつ、傷に響く!」

----ぽろりん

女「うぉっ……!」
男「あーあ、やっちまった」
女「うわー、これ……うわー……」
男「人のちんちん見て感嘆しないでくれ」
女「……これ、触っちゃ駄目か?」
男「駄目に決まってんだろーが!!」
166以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 20:43:45.33 ID:uHebzpvG0
>>165
かつみさん好奇心旺盛すなあwwww
167以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 20:58:09.11 ID:uHebzpvG0
そろそろ危ないな
168以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 20:58:28.54 ID:enm67tSx0
>>165
どこの悪ガキだww



今日は八十八夜で「緑茶の日」らしい
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1979.jpg
169以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 21:07:52.78 ID:MtISFYPA0
>>168
GJすぎる!和服+ツンデレって最高だと思うんだ…

それじゃあ、この流れに乗るぜ
前に投下した『かなみさんがほったらかしにされたら』の後日談の後日談で五レスほどもらいます

前回までは↓
・かなみさんがほったらかしにされたら
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1980.txt
・後日談-かなみさんと登校風景
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1981.txt
上げてからwikiに載せてくれた人がいたことに気付いた…ありがとう!そしてありがとう!
でもちょっと改訂したりしてるので消さないでおきます
170以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 21:08:40.68 ID:vwDultpM0
なんだなんだgjの嵐じゃないかw
1711/5:2011/05/02(月) 21:10:19.25 ID:MtISFYPA0
・後日談の後日談-かなみさんが嫌な夢を見たら

 放課後の夕暮れの中、私とあいつは帰り道をゆっくりと歩いていた。ちょっと前と比べ
ると大分暖かくなってきたとはいえ、まだまだ少しは肌寒い。まあ、私たちの家は学校か
ら結構近いので風邪を引いたりすることはないけど。しかし、そのせいであいつと手を繋
いでいられる時間も限られてしまうので、最近はあまり得だと感じなくなってきた。……
なんだか、あらゆることをあいつを基準にして考えるようになってきたことが悔しくて仕
方がない。
「ふぁ〜あ……」
 そんな益体のないことを考えていたら、だらしなく欠伸をしてしまった。
「はは、おっきな欠伸だなー。寝不足?」
「うっさいわね。今日、体育で死ぬほど走らされたのよ……。おかげでその後の授業じゃ
眠気をこらえるのが大変だったわ」
「それは大変だったな。しっかし、かなみは真面目だね。俺だったら授業中でも寝ちゃう
よ」
「ふん。不真面目なあんたと一緒にしないでよね……ふぁっ」
「お、また欠伸」
「い、いちいち言わないでよ馬鹿っ」
「悪い悪い……でもさ、その」
 なんだか知らないけど、あいつは途中で言葉を切った。表情を伺うと、何やら思いつい
たことを言葉に出そうか迷っているような思案顔である。
「その、なによ。はっきり言いなさい」
「いやさ、口に出したら怒られそうで……」
「ふん、今さらあんたに何か言われたくらいじゃ怒らないわよ。付き合い長いんだから」
「んー、じゃあ言うよ」
 そこであいつは、顔をこっちに向けて私と目を合わせる。
「別に大したことじゃないんだけどね、かなみの欠伸してる顔って可愛いな〜って思って
さ」
「な、なな何言ってるのよ。馬鹿にしてるの!? 欠伸してる顔が可愛いって何それ、
ぜったい悪趣味よ、あんた」
172以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 21:12:43.50 ID:MtISFYPA0
 あいつに真っ正面からそんなことを言われて耐えられるはずもない。私は熱くなる顔を
隠すためにあいつから顔を背ける。
「ほら、やっぱ怒るじゃん」
「あんたが、くだらないこと言うからよ! 馬鹿!」
「……」
「ど、どうしたの?」
 あいつはまた何かを考え込むように押し黙る。
 もしかして、私のあまりにも横暴な態度に、怒ってしまったのだろうか? 私は不安に
なりながらも様子をうかがった。
「コレ言ったらもっと怒られそうだけど……」
「はあ? 今度は何よ?」
「かなみってさ、怒ってるときも可愛いよ」
「っ〜〜〜! ば、ばっかじゃないの!? もう知らないから!!」
 そう言って私は、どんどん道を進んでいく。
 もっとも、繋いでいた手は離していないので、あいつは私に引っ張られるようにして着
いてくる。
「やっぱり怒られたか。でも、本当にそう思ったんだからしょうがないな。……それに、
照れてるかなみも可愛いし」
「照れてない! そう見えるのはあんたの目が腐ってるの! それから、その、何でもす
ぐに可愛いって言うのやめてよ……あんたが思ってるよりずっと恥ずかしいんだからね、
ばか」
「あはは、ごめんごめん」
 うぅ……何が、ごめんごめん、だ。まるで謝ろうという気が感じられない。
 こっちは顔から火が出るくらい恥ずかしいのに、言った本人がすごく楽しそうに笑って
いるのは、どうしても納得がいかない。なんて度し難い馬鹿だろうか。
 だけど、この程度のことですぐに顔に出るくらい嬉しくなる私も、あいつに負けないく
らい馬鹿なんだろうな、と思った。まったく、我ながら情けない……。

 そんなくだらないやりとりをしていると、向かい合ったあいつの家と私の家が見えてき
た。あいつが思いついたように、口を開く。
1733/5:2011/05/02(月) 21:15:08.89 ID:MtISFYPA0
「そういえば、今日もうちに来るの? 疲れてるんだったら、自分の部屋で寝た方が良い
と思うけど……」
 その言葉に私はほんの少し、不安を覚えた。もしかして本当は、あいつは私のことを煩
わしく感じてるんじゃないのかな……と。
 そんな不安をごまかすように私は悪態をつく。
「あんたに怒ってたら眠気もどっか行っちゃったわよ……。それとも、私に来て欲しくな
いの?」
「そうは言ってない、むしろ、いつも一緒にいたいくらいだよ。……ただ、かなみが体壊
したりすると嫌だからさ」
「くっ、また、あんたはそういう……」
 私の抱いた不安を粉々に砕くように、あいつはまたもや、ふざけた台詞を返す。
 しかし、一々律儀に反応して赤くなる私の顔はどうにかならないものか。いやいや、臆
面もなくあんなことを言うあいつが悪いのだ。うん。
「うん、やっぱりかなみの照れてる顔は……」
「そ、それはもういい! さっさと鍵開けなさい馬鹿!」
 あいつは、了解、と短く返事をして私と繋いでいた手を離した。それが、肩にかけた鞄
から家の鍵を取り出すためだとわかっていても――わかっていても、私の胸はなぜだかた
まらなく寂しくなった。
「ん? どうした、かなみ?」
 気付くと、すでに扉は開いていて、あいつは怪訝そうな顔でこちらを見ていた。
「なんでもないわよ。ちょっと考え事してただけ」
 手を離されたぐらいで寂しくなったなんて言えるはずもない。私は取り繕うようにあい
つの脇をすり抜けて家の中に入った。
 靴を脱いで家に上がるとすぐに、「お茶いれてくるから、かなみは先に部屋に行って
て」とあいつが言った。
 珍しいこともあるものだ。いつもなら、私が言わなければ気付かないようなやつなのに
……。いや、逆か。私が毎度のごとく気が利かないだのと罵っていたからだ。脳内でそう
結論すると、どういうわけかまた心が曇るような感じがした。
 お茶なんてどうでもいいから一緒にいて、と言いたくなったが、口から出たのは「早く
しなさいよね」という、素っ気ない言葉だった。
174盛大に計算ミスしてた…本当は全部で九レスです。 4/9:2011/05/02(月) 21:17:48.41 ID:MtISFYPA0
 玄関から入ってすぐの階段を上って二階へ。私は、当たり前だが、迷うことなくあいつ
の部屋に直行した。
 ドアを開けると、まず小さなテーブルが目に入り、その向こうにシンプルなデザインの
ベッドがある。ちなみにドアから入って左にはあいつが小学生の頃から使っている学習机
がある。その上には、私が笑顔でピースしている写真の入った写真立てが――。
「ってえええ!? う、うそ、こんなの前までなかったのに」
 あまりの衝撃に、知らず、言葉が漏れた。
 いや、そういえば、以前部屋に上がったとき、慌てたようにあいつが何かを隠したこと
があったような……。あの時はあまり気にもとめなかったので、今の今まですっかり忘れ
ていた。
「あいつ、こんなの隠してたんだ……」
 自分の写真だというのに正視できない。いないときでさえ、私を辱めるとは、どういう
ことだ、あいつめ……。私は、できるだけ机が視界に入らないように、顔を背けながら
テーブルの向こう側に回った。そして、あいつのベッドに背中を預けるようにして座り込
む。特にすることもないので、自然と目は例の写真立てに行きそうになる。そんな自分に
気付いた私は、気を落ち着かせるために目をつむった。

 こうしていても、思い浮かぶのはあいつのことばかりだ。
 一体、今日何度あいつから可愛いと言われただろう。あの日……あいつと私がずっと両
思いだったことを知り、ちゃんとした恋人同士になったあの日から、あいつは前よりもか
なり積極的になった。
 ――そして、そんなあいつに対して私はほとんど変わることが出来ていない。
 あいつが可愛いと褒めてくれれば、馬鹿と罵倒して。
 いつも一緒にいたいって気持ちは同じなのに、素直に言葉に出来なくて。
 やっとできるようになったのは手を繋ぐことくらいだ。キスなんて、あの日一度したっ
きり。多分未だに『あの約束』を守っているあいつからはしてこないし、私が言わなけれ
ばこれからもずっとそうだろう。あんなに恥ずかしい台詞を連発する癖に変なところで義
理堅いのだ、あいつは。
 こんな……こんな私であいつをずっとつなぎ止めておくことが出来るのだろうか?
1755/9:2011/05/02(月) 21:19:59.99 ID:MtISFYPA0
 あいつは私のことを本当にずっと好きでいてくれるだろうか? ……いや、好きでいら
れるだろうか?
 どんなにあいつの思いが強くたって、私がこんなに意地っ張りで素直じゃなければ、い
つ嫌われたっておかしくないはずだ。
 それに、私より可愛くて、まっすぐな性格の娘なんて同じ学校にだっていっぱいいる。
それなのに、どうしてあいつが私だけを見ていてくれるなんてことがあるだろうか。あい
つだって……あいつだって、素直な女の子の方が好きに決まってるのに。
「私、ばっかみたい……」
 学校でする、体育座りのような格好で、わたしは膝に顔をうずめる。
 本当に、馬鹿みたいだ。自己嫌悪だけでなく、あいつの気持ちまでも疑うなんて。これ
を最低と言わずして何と言うのだ。
 ――あいつが好きだと言う私を、私自身はちっとも好きになれない。
 暗く沈んで、自分を責めていると、また眠気が襲ってきた。私の意識は、嫌な気持ちか
ら逃げるようにして眠りに落ちていった。

 あいつが、見知らぬ女の子と仲良く話をしている。
 私はそれを、少し離れたところから見ていた。
 あいつが、可愛いと褒める。その子は照れくさそうに笑いながらも、ありがとうと言っ
た。
 ――そこは、あんたの隣は、私の場所じゃなくなったの?
 そう問いかけようとしても、喉が働くことをやめたように、言葉に出来ない。
 二人は、まるで私のことなんて気付かないように、楽しそうに会話を続ける。 せめて、
目をそらしたい。そう思っても、首は固定されたように動かないし、まぶたを下ろすこと
すら何故か出来ない。
 やがてあいつが手を差し出すと、彼女は嬉しそうに微笑んで、その手を取った。二人は
私に背を向けて歩いてゆく。追いかけようにも、当然のごとく脚も動かない。
 あいつの名前を叫ぼうとしても、やっぱり言葉が出なかった。
 ……これが、素直になれず、あいつを傷つけた罰、なのかな。
176!ninnja:2011/05/02(月) 21:21:49.54 ID:n+2dXOO30
もしもし、俺のいない日に限ってgjの嵐とかやめくださいもっとやれ。がちゃっ
1776/9:2011/05/02(月) 21:22:18.20 ID:MtISFYPA0
 体のどこも動かないのに、なんでか、涙は流れた。ぼやける視界の奥で二人が笑い合っ
ているのが見えて……。

「かなみ! おい、かなみってば!」
 そこで、あいつに名前を呼ばれて目が覚めた。
 声だけでなく、揺さぶって起こそうとしていたのか、あいつの両手が私の肩に置かれて
いる。
「あれ……? 私……寝てたの?」
「そうだよ。びっくりしたぞ、部屋に入ったら、かなみが泣きながら寝てるんだもん。と
りあえず、涙ふきなよ」
 そっか、夢か。夢、だったんだ……。
「タカシ……タカシぃ!」
 気付けば、あいつの名前を呼んで、胸に抱きついていた。
「な、おい、どうした!?」
「なんでもないもん。なんでもないけど、ちょっとだけこうしてていい?」
「……ああ、いいよ」
 何にも分かっていないだろうに、何もかも察したようにあいつは優しく言って、私の背
中に腕を回した。その答えを聞いて安心した私はさらに問いかける。
「タカシは……タカシは、私のことをずっと好きでいてくれる? 私が素直になれなくて
も」
「何で、そんなこと……」
「そんなことじゃない! 私にとっては、そんなことなんかじゃないもん……!」
 顔を上げて、あいつをにらむ。
 興奮した私の目から、また涙が流れてくる。
「あ、いや、そういう意味じゃないんだ、ごめんごめん。ただ、俺がずっとかなみのこと
を好きだなんてことは、俺にとっては当たり前のことだからさ。かなみがなかなか素直に
なれないのなんてわかってるし、そういうところも全部含めて、俺はかなみのことが好き
なんだから」
「本当に?」
「本当だよ」
1787/9:2011/05/02(月) 21:24:57.30 ID:MtISFYPA0
「じゃあさ、じゃあずっと一緒にいてくれる? ほ、ほかの娘の所に行ったりしない?」
「……なんか、かなみがどんな夢見たかわかった気がする……」
 タカシが小さな声で何かつぶやいたけど、今の私の耳にはそんなどうでもいいことは
入ってこない。それより……。
「ね、ねえ、どうなの? 私のことをずっと好きなら、ずっと一緒にいてくれるよね?」
「それも俺にとっては当たり前のことだよ。だいたい、頼まれたって離さないってちゃん
と言っただろ?」
「そうだけど、そうだけどさ。……もっかい、ちゃんと確かめたかったんだもん」
「別に俺は、かなみと違って恥ずかしがり屋じゃないから、何度だって言えるけどね」
「う、うっさい、ばか! ……私だって言えるもん。……た、タカシが大好きだって」
 そう言いながらも、とたんに恥ずかしくなって、私はあいつの胸に顔を押しつけた。
「やっぱ恥ずかしいんじゃん」
 そう笑うあいつに、何も言い返せずに、私はただ強くあいつを抱きしめ続けた。

 しばらくして、冷静さを取り戻した私は苦悩していた。
 ――な、なんであんなこと言っちゃったかなあ、私ってば……!?
 いくら、最悪な夢を見たとはいえ、あんな半ば幼児退行したような言動は、今思い返し
てみると、あまりにも恥ずかしすぎる。
 いや、嬉しかったけど! あいつの言葉ですっごく安心したけど!
 でも……でも、あれはないだろう。なんというか、もっと落ち着いてお互いの気持ちを
確認すれば良かったのだ。
 そんな風に、眠る前と同じように自己嫌悪に陥っていると、突然あいつから声をかけら
れる。
「えーと、落ち着いたかな、かなみさん?」
「う、うん」
 答えて、私はあいつから腕を離して、顔を上げた。
 そして、私が何か言うより早くあいつの方が口を開いた。
「さっきも言ったけどさ、俺、何があってもかなみのことが好きだから。……だから、素
直になれないとか、そんなことでかなみが自分を責めてるんだとしたら、そんな必要はな
いよ」
179以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 21:26:55.84 ID:62ieUa9+0
支援的な
1808/9:2011/05/02(月) 21:27:19.03 ID:MtISFYPA0
「……うん」
 本当に、あいつには何もかもわかってしまうらしい。それとも、私がわかりやすいのだ
ろうか。とにかく、その一言で私の中のもやもやはすっかり晴れてしまった。
 だから。
「うん、ありがとね。私も、私にも、もっかい言わせて……。あのね、私、タカシが大好
きだから。これからも、嫌なこととか言うかもしれないけど……でも、タカシのことが好
き、大好き」
 だから、俯きながらも、そう珍しく素直に自分の気持ちを言葉にすることが出来た。
「…………」
「? どうしたのタカシ?」
 黙ったままのあいつが気になった私は、顔を上げる。
 そうして、見てみれば、今度はあいつの方が珍しく真っ赤になっていた。
「も、もしかして、照れてる?」
「う、そりゃ、だって、かなみの方から好きって言ってくれることなんて、あの日以来だ
し……」
「そ、そだっけ?」
「そーだよ……」
 あいつはなんだか投げやり気味に言って、そっぽを向いた。……あ、よく見たら耳まで
真っ赤だ。なんか……なんか、可愛いな。そう感じた私は、
「ちゅ」「なっ!?」
 思わず、あいつの頬に口づけをしていた。
「もう、たまにはキスしてあげようと思ったのに、あんたが変な方向くからずれちゃった
じゃない」
「いや、わざとだろ今の!」
「いいから、こっち向きなさいよ。じゃないと、もうキスなんて一生してあげないから」
「それは困るな」
 そう言って、こっちに向き直ったあいつの顔は、未だに赤かった。なんだかいつもと
違って、私のペースで展開が進んでいることが面白くて、またあいつをからかいたくなっ
てしまう。
「ねえ、キスして欲しかったらさ、もっかい好きって言ってよ」
1819/9:2011/05/02(月) 21:30:41.72 ID:MtISFYPA0
「……好きだ」
「ふふん。良く聞こえなかったからもっかい♪」
「好きだ!」
 そうムキになって言うあいつは、やっぱりいつもと違って可愛くて。もう少しだけいじ
めたくなるのが止められない。
「世界で一番?」
「ああ、世界で一番だよ」
「そこまで言われたら、キスしてあげないと可哀相ね……」
 私は今度こそ、あいつの唇に、自分の唇を重ねる。
 ――私は今、世界で一番幸せな女の子なんだろうな。
 そう確信しながら、世界で一番大好きな人に、私はまた抱きついたのだった。

 ……しばらくしてから、私はまた一連の言動が恥ずかしくなって後悔するのだが、それ
はまた別のお話。
182以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 21:38:13.30 ID:YLLvWR/t0
今日はGJだらけで嬉しい限りだ
183以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 21:44:21.05 ID:uHebzpvG0
>>181
GJ!!

めっちゃくちゃ甘いwwwwwwwwwww
184以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 21:58:10.05 ID:uHebzpvG0
おっと。油断は禁物だ
185以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 22:05:46.33 ID:Sb366tqu0
>>181
何このかわいい生き物、顔がニヤニヤしたまま戻らないんだけれどwww
GJ!!

しかし本当に今日はGJだらけだな!
直接レスできないけど全部読んだし見たぜ!全員GJ!!
186以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 22:05:50.72 ID:Maq+iTZu0
>>181
うわあああああああああああ
読んでてうわああああああああああああああああああ
187以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 22:13:58.75 ID:uHebzpvG0
お題
つ・何かと器用なツンデレと不器用な男
188以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 22:15:03.82 ID:AYXV4ztvO
お前らGJ
189以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 22:27:29.40 ID:uHebzpvG0
お題
つ・ツンデレに大人のマナーについて語ってみたら
190以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 22:27:33.45 ID:wEqFuMlbO
読む前
191以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 22:32:04.65 ID:/fDJP35lO
>>181

GJ!
192以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 22:33:39.59 ID:3/uPq1E+0
この流れに乗って、5レス借ります
193以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 22:34:00.93 ID:AYXV4ztvO
支援
194『卒業式後のひととき』 1/5:2011/05/02(月) 22:36:05.21 ID:3/uPq1E+0
  『お前の事が好きだ、付き合ってくれ』
  『ごめんなさい』

 今まで高校三年生だった俺も今日、卒業式を迎えてしまった。
 小学校や中学校の卒業式でも涙を流さなかった俺だが、これで合法的に女子高生とお近
づきになれる桃源郷のような期間が終わってしまったと考えると目頭が熱くなるような気
がしないでもなかった。
 明日からは制服の女の子に近づくだけで通報されるリスクのある地獄のような日々が
始まると思うと憂鬱で仕方がない。
 …………なんてね、ウソウソ、嘘ですよ。よくないよ、人を疑うのは良くないよ。
 女子高生と離れるのが嫌だというのは間違ってはいないけど、俺が別れを惜しむ相手は
せいぜい一人だけだ。
「………さっきから何をぶつぶつ言ってるんです? 頭皮の裏側に虫でも湧きました?」
 赤ぶちの眼鏡をかけた黒髪の小学生が辛辣な言葉を投げつけてきた。
 高校の校舎になぜ小学生が? と疑問に思ったがよく見たら高校の制服を着ているし手に
は今日配られた卒業アルバムを持っているし、オイオイ実はコイツ小学生じゃないのかも
しれないぜ?
 ていうか同級生の椎水ちなみだった。
「何か失礼な想像をしていませんか?」
「当ててみるといい。ヒントは合法ロリだ」
「別府くんは時々私には分からない言葉を使いますねぇ」
 はぁ、と袖の余った手を頬にやり溜息をついてみせる。
 見た目をロリでも仕草はお母さんの様だった。
「それより別府くんにも寄せ書かせて上げましょうか? 見てればさっきから誰にも書いて
ないじゃないですか」
 ナチュラルに上から目線だった。
 寄せ書く、が文法として正しいのかは知らんが俺より成績が良い椎水が言うんだから
間違ってはないのかもしれない。
 卒業アルバムの最後ページは白紙であり、友達同士でメッセージやらを書き込むスペー
スとされている。
195『卒業式後のひととき』 2/5:2011/05/02(月) 22:38:52.88 ID:3/uPq1E+0
 椎水の卒業アルバムにも女子からの寄せ書きがちらほらと見受けられる。
「って言ってもなぁ、どうせ殆ど同じ大学に進む奴らばっかだしなぁ」
「それでも、こういうのは気持ちが重要なんですから」
「気持ちねぇ」
「それに何人かは離れ離れじゃないですか。確か、神川さんも県外の大学でしたっけ?」
 その言葉に、ちらりと視線を横にやる。
 そこには女子の集団があり、その中心には一人の女生徒がいた。
 神川リナ。
 天然の綺麗な金髪を持つ女子生徒だ。
 小学校からの同級生でもある。
 あと、俺が別れを惜しんでいる、その一人だ。
「いいんですか?」
 こっちの顔を窺うように椎水が聞いてくる。
「ぶっちゃけ、神川さんの事好きなんですよね?」
「まぁ、そうだけど」
「だったら告白とかしないでいいんですか? そうでなくても、寄せ書きくらいは」
「したよ」
「え?」
「告白したよ」
「………え?」
「で、フラれた」
「へ、へぇ……そうだったんですか」

  『――私、好きな人がいるのよ。残念なことにね』
  『………やっぱり、って言うべきなのかな、これ』

「なんか、幼馴染の大学生と婚約するらしい」
 その相手は俺も知っていた。
 人の好さを具現化したような良い人で、競う気にも嫉妬する気にもなれない。
「婚約って…………まあ、分かる気もしますけどね。神川さん、大人っぽいですし」
196『卒業式後のひととき』 3/5:2011/05/02(月) 22:41:28.19 ID:3/uPq1E+0
「…………………そうだな。あいつはな、大人っぽいよな」
「何か含んだ言い方ですね? 言っておきますが私の成長期は終わってませんよ?」
「ははっ、人の夢って、本当に儚いよなぁ」
「何を良い事言った風にしてるんですか。言いたいことはハッキリ言ってください」
「正直、おまえはもう成長しないと思う。成長期はもう終わってると思う」
「ぎゃふん!」
 椎水が膝から崩れ落ちた。
 絶望、というタイトルで写真を撮れば芸術として認められそうだ。
「萎びたちなみ……しなみん。駄目だ、上手い名前が思いつかん」
「不可解な思索が漏れ出てますよ。誰がしなみんですか。私の肌は未来永劫つるっつるの
もっちもちですよ。いい加減にしないとぶち殺しますよ」
「なんでそんな必死なんだよ。………どれ」
 自らの指で確かめるべく椎水の頬をもにもにしてみる。
 ふむ、卵肌。
「………いふぃなりあにをひゅるんれひゅか」
「すまんな、好奇心が俺の中で奮い立った」
「自戒というものを覚えましょうよ」
「俺の辞書には載ってないな」
「それは欠陥ですね。取り換えましょうよ、脳を」
「遠まわしに死ねと言ったか貴様」
 椎水がぺちんぺちんと頭を平手打ちしてくる。
 こちらが椅子に座っているので上下のリーチの差が解消されたが故の攻撃だ。
 それでも目線の高さが同じなので多少の背伸びでドーピングしている。
 懸命に手を伸ばすその姿が小動物チックだったのでしばらく観察。上下に揺れる物のない
平らな体に悲しくなってきたので目頭を押さえる。
「そ、そんなに痛かったんですか?」
「…………そうだよな、まな板でも一生懸命に生きてるんだよな」
「だから何でそんな失礼な事を平然と!」
「小さな命の育みに俺様感動。おい、もっと楽しませろ」
「どんなキャラですか!」
197『卒業式後のひととき』 4/5:2011/05/02(月) 22:43:45.53 ID:3/uPq1E+0
「んー、強いていうなら失恋に打ちひしがれる青年キャラかな」
「嘘つけぇ! 失恋した人間はこうも軽快に人を傷つけない!」
「おいおい、お前こそ口調崩壊してるぞ」
「誰のせいですか! …………まったく、本当にリナさんの事を好きだったんですか? フラ
れた割に妙に明るいじゃないですか」
「……………ふぅん。お前にもそう見えるのか」
 なかなかどうして、鋭い事を言うじゃないか。
 告白した本人にも言われたな。

  『後三年………いや、二年早く告白してくれたら付き合ってたかもね』
  『フッた相手に中途半端な希望を持たせるとは。いわゆるキープというやつか』
  『人を悪女みたいに言わないで………その頃ならまだ、私の事好きだったでしょ?』
  『…………………』
  『ふふふ、お見通しよ。私より好きな人が居るでしょう? 今のあなたにはね』
  『時々、お前が本当に同学年なのか疑わしくなってくるよ』
  『あなたが解り易過ぎるのよ。小学校から何年一緒に居たと思ってるの?』
  『そんな解り易いかね、俺って』
  『顔に書いてあるわ。私の事を、もう好きじゃないってね』
  『………そんな薄情な男じゃないつもりなんだけど』
  『薄情でいいんじゃない? 恋って、残酷なものだもの。当人達以外には特にね』
  『そりゃまた、含蓄のあるお言葉で』
  『ちなみちゃんに宜しくね? 手をこまねいて、誰かに掻っ攫われちゃ駄目よ?』
  『相手まで割れてんのかよ………はいよ、義姉さん。兄貴とお幸せに』
  『ふふふ、結婚式のスピーチでもしてみる?』
  『どんな罰ゲームだよ、それ』

 ふと、神川リナ………兄貴と結婚する、未来の義姉に目を向ける。
 恐らく偶然、こちらを見ていたリナと目が合った。
 そして俺の傍にいる椎水に目線を滑らせ、一瞬だけ意味深な微笑みを浮かべた。
 頑張りなさい、とその表情は語っていた。
198『卒業式後のひととき』 5/5:2011/05/02(月) 22:46:12.62 ID:3/uPq1E+0
「…………見透かされてんなぁ」
 未だ人の頭を叩き続けてる椎水に止まれと命じる。
 本人も止め時を見失っていた様なので素直に従ってくれた。
 ふと、椎水の抱えるアルバムに視線が行く。
 …………ふむ、気が変わった。
「ちびっ子、アルバムを寄こせ」
「誰がちびっ子ですか誰が。言っておきますが誕生日は別府くんより早いんですよ」
「悪い悪い、お前の名前を噛んじまった」
「『ち』しかあってないじゃないですか、たまにはまともに名前呼んでくださいよ」
 ぶつぶつと文句を言いつつ椎水はアルバムを差し出す。
 寄せ書き用の白紙のページ、そのど真ん中にキュキュッと筆ペンを走らせた。
「なぜ筆ペン…………しかも微妙に使い慣れてますね」
「気にすんな。ほれ、寄せ書いたぞ」
 俺の文はマジックとは違う字の所為でとても目立つ。
 アルバムを椎水に返し、机にかけていた鞄を持った。
「あれ、帰るんですか? 折角だから他の人に、も―――!?」
 何が書かれているのか理解したらしい椎水が、驚愕していた。
「あの、これって、どういう……」
「んー? 別に、そのまんまの意味だよ」
 帰り支度をすませて出口へと向かう。
 その途中で椎水にだけ聞こえるように囁いた。
 寄せ書いた文と同じ言葉を。
「これからも、末永くよろしくな―――ちなみ」
「そ、そんな名前の呼び方は卑怯だと……あ、逃げないでください別府くん!」
「あっはっは、またなー椎水ー」
「待ってくださいよ! 馬鹿ぁ!」
 視界の端でリナがやり取りを見守るように微笑んでいたが、気にしない。
 椎水の表情を見逃しちゃうしね………とか思ってる俺は、確かに薄情な人間なのかもなぁ。

〜続(かない)〜
199以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 22:48:18.00 ID:AYXV4ztvO
GJGJぅ!
兄貴が近々結婚する俺にはなんか心が痛い内容だった
200『卒業式後のひととき』 5/5:2011/05/02(月) 22:48:50.47 ID:3/uPq1E+0
以上です。
自分の気持ちに気付いてほしいツンデレさんと、
実は気付いてるけどからかってる男の間柄って良いよね。そんな話。だった。
気付いてみるとなんか男の方がツンデレっぽいかもしれない。

この時期に卒業の話だけど、反省はしてない。
201以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 22:49:51.98 ID:Maq+iTZu0
>>198
GJ
続って書いてあるから続くんだね
ね!!!!
202以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 22:49:54.07 ID:uPHyc76O0
>>200
gjなんかタカシがイケメンに…
203以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 22:51:41.36 ID:3/uPq1E+0
>>199
おお、それはごめんなさい。そしておめでとうございます。

こっちも従兄が近々結婚するから他人事とは思えないぜ。
っていうかそれがモデルなんだ、この話の兄貴。
204以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 22:55:38.05 ID:MtISFYPA0
うおおおおお
ちなみんかわええええ
205以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 22:56:46.94 ID:YLLvWR/t0
>>200
こういう雰囲気の話好きだGJ
206以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 23:02:37.09 ID:MLy0fnoR0
友ちゃんのカメラ見たら自分の写真ばっかりだったところを友ちゃんに見つかりたい
207以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 23:06:59.93 ID:enm67tSx0
>>188>>198もGJ!
208以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 23:07:32.84 ID:enm67tSx0
そして>>188じゃなくて>>181だった俺のばかばか!!
209以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 23:17:19.95 ID:uHebzpvG0
>>200
GJ!!
雰囲気がすごくいいね





ただ、かなり昔からなんだけど、何故かリナは引き立て役だったり当て馬に使われることがある。
他のツンデレキャラはそんな事ないのに何故だろう?
210以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 23:27:44.90 ID:hq0SjEcC0
>>209
お嬢様ってキャラクターだからじゃね
211以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 23:34:41.94 ID:enm67tSx0
「ツンデレお嬢様」って記号は昔からよく噛ませにされてたからな…

んでその後のお嬢の面倒は俺が見るってわけだ
212以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 23:40:35.71 ID:ePAsnMY/0
このGJが多い流れ
一人だけ適当なの描いてても流れて許される
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1982.jpg
213以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 23:41:46.32 ID:AYXV4ztvO
だが俺は見逃さぬ
GJ!
214以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 23:43:17.74 ID:uHebzpvG0
>>212
かなみさんがほくほくしとるwwwwww
215以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 23:44:35.24 ID:3/uPq1E+0
>>212
グッジョブだ!
帰省してる今しかパソコン使えないんすよかなみさんwwwwwwwww
216以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 23:56:17.45 ID:MtISFYPA0
満更でもないかなみさん可愛い
217 忍法帖【Lv=17,xxxPT】 :2011/05/02(月) 23:57:47.50 ID:YGqB7dpD0
この流れ…祭りかっ!?
218以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 23:58:34.67 ID:XtDo+MZb0
>>212
GJだ
だが、しかし、俺は明日まで仕事だ!

お題
・ツンデレさんはどこかに行きたいようですが、男は仕事のようです
219以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/03(火) 00:00:15.34 ID:LDqjzVg/P
>>209
俺もやったことあるが、そういう役回りさせるのに都合がいいというか、
「男子の憧れの女生徒」として説明不要で読み手を納得させられるから使い勝手がいいんだよ。
似たところで、「学園のアイドル」としてアッパーを出すとなんかしっくり来るだろ?
220以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/03(火) 00:03:42.75 ID:KfRnwJWB0
>>212
可愛いなぁGJ
221以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/03(火) 00:04:37.95 ID:NTSFzpia0
このスレ的には合わないけどツンデレは当て馬としてつかいやすいからね
222以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/03(火) 00:05:51.26 ID:fV2a1YIV0
ツンデレが脚光を浴びたおかげで当て馬よりメインヒロイン率が上がった気がする
223以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/03(火) 00:06:09.31 ID:RBfe62m50
ヒロインとしてよし当て馬としてよし
ツンデレに残すところなんてなかったんやー
224以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/03(火) 00:10:20.13 ID:3m11ZRm70
おやすみかなみん
225以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/03(火) 00:13:41.31 ID:w2JDMbXSO
IDちぇき
226以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
・盲腸で入院したタカシを見舞いに来たツンデレ(お嬢Ver.)

男「やーやーリナさん。今日はよく来て下さいましたね」
女「何がよく来て下さいましたですの? タカシが入院中暇
  だから構ってくれと、メールしてきたんじゃありませんの」
男「だって、山田くらいしかお見舞い来てくれなかったんだもん!」
女「タカシの人望のなさが伺えますわね」
男「まぁ、ゆっくりして行きなさい。出涸らしだが茶もあるでよ」
女「タカシの飲みさしなんていりません。それにしても、一般病棟に来るのなんて、久しぶりですわ」
男「あぁ、お前んちそういえば専属の医者とかいるんだっけ?」
女「市井のお医者様より腕は確かですわね」
男「そういう医者って、例えば俺みたいに盲腸なった時とかどうすんの」
女「日々の体調管理等のために雇い入れているだけですから、本格的な手術となればやはり外の病院でやりますわよ?」
男「ふぅん。俺はてっきりその医者は、リナのあられもない姿とかいっぱい見てるのかと思った」
女「あら、もしかしてお医者様に嫉妬していまして? さすがは小市民代表のタカシですわね」
男「いや、もし俺が医者なら触診とか触診とかえっちな触診とかいっぱいするのになぁ、と」
女「……タカシは一度、脳も開頭手術してもらった方がよいのではなくて?」

----ぎゅうぅぅっ

男「あ゙ーっ!! 手術したとこつねるなぁぁぁぁいでででっ!!」