1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
たったら書く
ID:hW3i8xya0 が
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:13:54.47 ID:MwSy/BNu0
かりびと?
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:14:42.27 ID:9tvDnWgy0
あずさ2号
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:16:33.56 ID:hW3i8xya0
こないだ立てたけど落ちたからリベンジしなおすわ
見たことある人おるかもしれんが許してくれ
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:17:15.76 ID:Ko74JIPl0
占いCO
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:17:19.11 ID:hW3i8xya0
狩人「……あーしんど。」
戦士「!?」
魔術師「どうしたんですかー?戦士さん?」
武術家「はやくしろぉー飯がさめるぅー。」
戦士「なぁ・・・」
魔術師・武術家「?」
戦士「あいつ、口が利けたのか?」
…………
7 :
忍法帖【Lv=26,xxxPT】 :2011/04/15(金) 02:17:39.06 ID:HoFuA7ymP
8時ちょうどの〜
あずさ2号で〜
8 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/04/15(金) 02:18:09.24 ID:+goeZZ820
ナニコレ支援
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:18:20.55 ID:hW3i8xya0
魔術師「まっさかぁー!そりゃぁ喋ることぐらいできますよ!」
武術家「仲間をバカにするなんてあんまり関心せんぞぉ戦士君。」
戦士「じゃあお前ら、聞いたことあるの?」
魔術師「そりゃありますよぉー」
武術家「そりゃあねぇ?」
戦士「んじゃ、いつ聞いた?」
武術家「えぇっとぉ、パーティー組んだ時になんか言ってなかったっけ?」
戦士「そうか?たしかお前があの時最後だったが、一言も喋ってないぞ?」
武術家「えぇ〜、そんなことないよぉ〜ちゃんと自己紹介だってしたもん!」
戦士「あんときは、俺があいつの名前を紹介して、あいつはただうなずいてるだけだったぞ?」
武術家「えぇ?そうだったっけ?ってか、よくそんなことまで覚えてるねぇ。」
戦士「アホか!つい1月ほど前のことだろうに、それにアノ日のことは忘れんさ。」
共有CO
>>5吊りで
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:19:19.00 ID:hW3i8xya0
魔術師「でも、はいとかいいえぐらいは……おかわりの時だってぇ。」
戦士「いつも黙って皿を差し出すよな?」
魔術師「う……」
狩人「腹が減ったな、飯できてるか?」
三人「!?」
武術家(ほら、ちゃんと喋ってるじゃないか!たしかにあまり喋らないとはいえひどいぞ?)
コソコソ
魔術師(そ、そうですよ!失礼です!親しき仲にも礼儀ありってですねぇ)
武術家(それに今までだって、こんな会話ぐらいだな)
戦士(確信を持って言えるのか?)
武術家(そ、それはだなぁ・・・・・・)
狩人「なにをコソコソやってるんだ?飯できてるんならさっさとしようぜ?先に食っちまうぞ?」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:19:54.73 ID:hW3i8xya0
三人(ビクゥッ!)
魔術師「は・・・・・・はぁい!今いきます!」
武術家「こ、こら!私の分はおいておけぇ!」
戦士「やれやれ・・・・・・」
モグモグ
武術家「はー食べたぁ。」
戦士「ごちそうさん。」
狩人「・・・・・・」
魔術師「はい、お粗末さまでした〜。」
チョンチョン
戦士「なんだよ?」
武術家「やっぱり、普通じゃないかな?」
戦士「いや、また無言になったし。」
武術家「えー?いっつも喋ってたきがするよぉー。」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:20:29.27 ID:hW3i8xya0
魔術師「もう、いいじゃないですかそんなことは。ほら!片付け手伝ってくださいよぉ」
狩人「俺が手伝おう。」
魔術師「はぁい、それじゃ洗った食器を片付けていってくださいね。」
戦士(順応力たけぇなぁ、おい)
武術家(気にしても仕方ないさ、私たちも手伝おう)
戦士「さてと、おい狩人。」
狩人「ん?」
戦士「ちょっとよぉ(クイックイッ)」
狩人「あぁ。」
武術家「二人ともどこ行くんだ?」
戦士「なに、ちょっとツレションだ。
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:21:17.59 ID:hW3i8xya0
魔術師「あんまり遠くへはいかないでくださいよぉ?」
戦士「あぁ、分かってるって。」
ザッザッ
戦士「なぁ?何かあったか?」
狩人「何がだ?」
戦士「いや、前はあんまり喋ってなかったからな。」
狩人「あぁ、様子がおかしかったのはそのせいか・・・・・・」
戦士「そりゃあな、パーティを組んでから一月半あんなに喋るお前を見たのは初めてだわ。」
狩人「ふー、そうだな。なぁ戦士。」
戦士「なんだ?」
狩人「今日はいい月夜だ、こんな日には魔物と戦をやってるなんて忘れさせられる。」
戦士「そうだな、って何か関係があるのかよ?」
ガサッ
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:22:12.23 ID:hW3i8xya0
二人「!?」
狩人「戻ろうか。」
戦士「あぁ・・・・・・」
イッポウソノコロ
武術家「ん・・・・・・風が変わった・・・・・・。」
魔術師「へ?」
タッタッタッタッタッ・・・・・・
戦士「無事か!?」
武術家「一応は、ね?」
狩人「囲まれてるな・・・・・・」
武術家「そのようだね。」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:22:46.78 ID:hW3i8xya0
戦士「山犬・・・・・・じゃなさそうだな。」
魔術師「いつでもいけます」
狩人「数は・・・・・・17いや、8かな?」
武術家「うへぇ、かなりきついねぇ。」
戦士「山犬なら何とかなるんだがなぁ。」
狩人「ぼやいても仕方ないさ、くるぞ!」
ゴブリンA「ぎゃっへっへへへへぇ!人間だぎゃあ!今夜は久々にご馳走だでぇ!」
ゴブリンB「最近、食いもんちゅうたらどんぐりぐらいなもんだったでねぇ。」
ゴブリンC「早いもん勝ちだぎゃあ、お先にいただくでぇ!」
ヒュウ・・・・・・ガキィン
戦士「ち、ゴブリンの群れかよ。」
狩人「まったく、どうやら俺たちは彼らにとっては久々のたんぱく質のようだね。」
ヒュ・・・・ザクッ
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:23:18.65 ID:hW3i8xya0
ゴブリンC「みゃああああああああああああ。」
武術家「私はまだやだよぉ、若いうちにヤツらの腹の中なんてぇ。」
魔術師「防御陣術!」
4人を中心とした円ができ、光を放つ。
ゴブリンA「みゃあ!?Cがやられたぎゃあ。」
ゴブリンB「ひ、ひるむな!数ではコッチが上だぎゃ!それに囲んでるぎゃ!」
ガキィン…・・・ヒュゥ
戦士「防御陣の中つったって。」
武術家「この数じゃ、辛いよぉ。」
狩人「・・・・・・」
ザクゥ
ゴブリンD「みゃあああああああああ」
戦士「口を動かすよりちったぁ働けよ!」
武術家「やってるよ!」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:23:49.17 ID:hW3i8xya0
ドン!ボキィ
魔術師「火術!」
ゴブリンF「あっちちちち。」
ヒュン…・・・ザクゥ
戦士「ぜーはー、だがきついなぁこりゃ。」
狩人「たしかに面倒だ。」
赤ゴブリン「おみゃーら何をやってるみゃ!久しぶりの肉だぎゃ!もたもたするでにゃーよ!」
ゴブリンG「そんなこと言ったっておかしらぁ。」
戦士「おい、狩人!」
狩人「ん?何だ?」
戦士「あいつだ、あいつをやれるか?」
狩人「少し暗いがな。」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:24:21.76 ID:hW3i8xya0
魔術師「任せてください!・・・・・・光術を!」
武術家「ほぉーらお間抜けさんたちこっちだよぉ!」
ゴブリンG「みゃみゃ!女だぎゃあ!あの女だけでもいただくにゃあ!」
スッ…・・・ジャキ…・・・シャコン
ゴブリンH「隙だらけだぎゃ!」
ブスッ!・・・・・・ザクッ
戦士「お前もな!」
狩人「いいぞ」
赤ゴブリン「なにをやっとるでー、こうなったらワシが直々に」
パンッ
赤ゴブリン「にゃんだ?血でにゃーか、なんでワシの血が?」
ドサッ
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:24:55.95 ID:hW3i8xya0
ジャキン・・・・・・パンッ
ゴブリンG「にゃ?」
乾いた音とともにゴブリンGの頭が弾けた。
戦士「なんとか、退けたか」
狩人「あぁ」
魔術師「ふぇぇ、大変でしたぁ」
武術家「食後の運動にはなったんじゃないかな?」
戦士「とりあえず、今日は俺と狩人で見張るから二人は休みな」
武術家「うん、わかったよ」
20 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/04/15(金) 02:25:23.71 ID:kHtiVbKz0
これは酷い
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:26:08.60 ID:hW3i8xya0
狩人「・・・・・・」
魔術師「はい!じゃあお願いしますね!」
戦士「んじゃ、交代でな。先に休むぞ?」
狩人「構わん、そういえば剣を見せてみろ。」
戦士「ん?ほれ」
狩人「かなりガタがきているな」
戦士「そりゃあ、親父のお下がりだからなぁ」
武術家「戦士は、武器がなきゃ商売あがったりだもんね!」
戦士「うるせぇ!この体力バカ女」
武術家「なんだとぉ、私だってコレでも武器ならある程度使えるんだぞ?」
戦士「おぉ、やだやだ体力バカに加えて武器まで持ち出されちゃ勝ち目がねぇ」
武術家「戦士のぉ、バカアアアアアアアアアアア」
バギィ
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:26:50.21 ID:hW3i8xya0
戦士「うぉ!」
魔術師「もう、戦士さんったら!武術家ちゃんも女の子なんですから少しはわきまえてくださ!」
狩人「面倒は御免だ、謝っておけよ」
戦士「ハハハ、ちょっと言い過ぎたか?」
狩人「さすがに、この時間だからなどこかに行かれてもかなわん、今すぐ行って来い」
戦士「え?今からか?」
魔術師「そうですよー、ちゃんと謝ってください!」
戦士「んじゃ、行ってくるか」
狩人「魔術師、休めるうちに休んでおけ見張りは任せておけ」
魔術師「はい、ではおやすみなさい」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:27:32.24 ID:hW3i8xya0
戦士「おう」
武術家「なんだよぉ、体力バカに何か用?」
戦士「い、いやぁそのなんてーかだな・・・・・・」
武術家「いいよ、私はどーせ体力バカで女の魅力なんて」
戦士「いや、少し言い過ぎたわ。それにだな、そんなこと無いぞ?」
武術家「え?」
戦士「なんでもねぇ、とにかくみんなのところに戻るぞ。離れてて何かあっても困る。」
武術家「あ、うん」
狩人「なんとか治まったようだな?」
戦士「あぁ・・・・・・」
狩人「あまり、悪ふざけが過ぎると嫌われるぞ?」
戦士「なっ、別に・・・・・・ま、仲間としてはまずいか?」
狩人「どうした?顔が赤いぞ?」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:28:09.19 ID:BurWflS00
駄作wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:28:10.87 ID:hW3i8xya0
戦士「おう」
武術家「なんだよぉ、体力バカに何か用?」
戦士「い、いやぁそのなんてーかだな・・・・・・」
武術家「いいよ、私はどーせ体力バカで女の魅力なんて」
戦士「いや、少し言い過ぎたわ。それにだな、そんなこと無いぞ?」
武術家「え?」
戦士「なんでもねぇ、とにかくみんなのところに戻るぞ。離れてて何かあっても困る。」
武術家「あ、うん」
狩人「なんとか治まったようだな?」
戦士「あぁ・・・・・・」
狩人「あまり、悪ふざけが過ぎると嫌われるぞ?」
戦士「なっ、別に・・・・・・ま、仲間としてはまずいか?」
狩人「どうした?顔が赤いぞ?」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:28:48.11 ID:UpR6ApiRO
スレ立て代行してもらって
立ったら書くもくそもねーだろアホか
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:28:49.85 ID:hW3i8xya0
魔術師「すぅ・・・すぅ・・・」
武術家「くー・・・かー・・・」
狩人「そろそろ休んだほうがいい、見張りのときに居眠りでもされたら構わんがな」
戦士「あぁ、そうするよ。ところでさ、寝る前にひとついいか?」
狩人「なんだ?」
戦士「やっぱなんかあったか?」
狩人「いや、何も・・・・・・」
戦士「そうか、詮索する気はねぇさ」
狩人「何かあった・・・・・・か、そんなもの・・・・・・」
魔術師「うぅ、さぶぅまだ春先って言っても冷えますぅ」
シュッ・・・・・・ボゥ
魔術師「あぁーあったかーい」
魔術師「お休みなさーい」
魔術師(あれ?今起きてたのって狩人さんだよね?・・・・・・ま、いっか)
ヒュン…・・・ザクゥ
なにこういうやつ 恋空と同レベル まともな本読んでから出直せ
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:29:36.08 ID:hW3i8xya0
戦士「おう、交代の時間だぜ?」
狩人「あぁ」
戦士「ん、俺の剣ずいぶんとまぁきれいになったな。」
狩人「あぁ、研ぎをかけただけだがな。やはりかなりガタが来てる、そろそろ変えたほうがいいな」
戦士「そうだなぁ・・・・・・って、あれ?刃毀れひとつねぇじゃん」
狩人「武器の手入れは基本だからな」
戦士「俺も、手入れは怠ってないんだがなぁ、なんつーか新品みたいっつーか普通研いだら刃はやせるじゃん」
戦士「刃がぜんぜんやせねぇってか、なんつーの?鍛冶屋で修復したみてぇに」
狩人「そうか?ま、いい俺は寝るからあとは頼んだぞ」
戦士「あいよぉー」
文才がまるで無い
ちゅん・・・ちゅん・・・ちちち
魔術師「ふゎー」
武術家「おはよ」
戦士「おう、おはよう」
魔術師「狩人さんは?」
武術家「薪集めだよ」
魔術師「ほへぇ、皆さん朝はやいですね、ふぁー」
戦士「お前がねぼすけなだけだよ」
武術家「そうだぞ?戦士は見張りで寝てないだけだが」
魔術師「そうなんですかー?うぅなんか申し訳ないです」
戦士「いや、ちゃんと睡眠は摂ってるからな問題ねぇそれより飯の支度をだな」
魔術師「はぁーい、じゃ薪が来るまでに下準備はしておきますね!」
狩人「こんなもんでいいだろう」
ガラガラドサッ
戦士「おう、ご苦労さん」
狩人「少し持ってきすぎたな」
戦士「そうだな、ちょっと多いなどうしたんだ?」
狩人「なに、無駄な枝が生えてた木があったんでな、拝借しただけだ。」
スッ・・・・・・パカーン
武術家「しかし、すごいな」
狩人「何がだ?」
武術家「その刀、斧にもナイフにもなる。戦闘のときはそれで戦うし」
狩人「あぁ、ついでに包丁にもなるな。」
武術家「うげぇー魔物の血を吸った刃物ではしないでほしいな!」
とりあえず要塞までスキップ
狩人「・・・・・・」
魔術師「薪の追加ありますかぁ?」
武術家「うん、今もって行くよ」
戦士「さて、行くか」
魔術師「今日は、ふもとの町まででしたっけ?」
武術家「そうだよ、昨日ゴブリン倒したからね報奨金も出るんじゃなかったっけ?」
戦士「あぁ、たしか昨日のヤツらの耳飾りを持っていけば」
武術家「ふんふんふーん♪」
魔術師「武術家さん楽しそうですねぇ」
戦士「あぁ、結構ガメつい性格してるからな」
狩人「昨日の分はコレだ」
魔術師「なんか赤いのがひとつありますねぇ?」
武術家「本当だ、今までは黒いのばっかりだったのにね」
戦士「どうせ変わらんさ、ほっとけ」
武術家「何を言う!赤は力の色としてだな」
狩人「さっさと行くぞ」
――ふもとの町
戦士「久しぶりにきたなぁ」
武術家「戦士はきたことあるの?」
戦士「あぁ、お前らは初めてかま、ココは黄の国でも北の方だからなぁ」
武術家「そうなのか?」
戦士「あぁ、ここからさらに山を越えてさらに北に行くと俺の故郷だ。ちょうど白の国との国境近くだな。」
狩人「ふむ・・・・・・」
魔術師「そんなことより、役場に行って換金しましょうよ」
狩人「そうだな、とりあえずその後にギルドにでも寄るとしようか」
――傭兵ギルド
戦士「さってと、なんか良い依頼はねぇかな?」
武術家「これは?」
魔術師「商人の護衛依頼ですねぇ。報酬は・・・・・・すごっ」
戦士「あぁ、そいつはダメだ」
魔術師「なんでですかぁ?」
戦士「ここに条件が書いてあるだろ?実績1200以上って」
武術家「私たちの実績じゃかなり足りないな」
戦士「そういうこった、ここは運送かなんかで実績をためて」
狩人「だが、四人で運送依頼となるとたいした稼ぎにはならんな」
魔術師「じゃあどうするんですぅ?」
戦士「そうだなぁ」
狩人「おい、この地区での・・・・・・そうだ・・・・・・」
ギルド受付「はい、そちら関係はこちらに」
戦士「なんだ?」
――傭兵ギルド
戦士「さってと、なんか良い依頼はねぇかな?」
武術家「これは?」
魔術師「商人の護衛依頼ですねぇ。報酬は・・・・・・すごっ」
戦士「あぁ、そいつはダメだ」
魔術師「なんでですかぁ?」
戦士「ここに条件が書いてあるだろ?実績1200以上って」
武術家「私たちの実績じゃかなり足りないな」
戦士「そういうこった、ここは運送かなんかで実績をためて」
狩人「だが、四人で運送依頼となるとたいした稼ぎにはならんな」
魔術師「じゃあどうするんですぅ?」
戦士「そうだなぁ」
狩人「おい、この地区での・・・・・・そうだ・・・・・・」
ギルド受付「はい、そちら関係はこちらに」
戦士「なんだ?」
狩人「こいつならどうだ?実績条件・報酬ともに問題はなかろう」
魔術師「軍の強行偵察任務・・・・・・ですか?」
武術家「たしかに、この金額だったら・・・・・・」
戦士「決まりだな」
狩人「じゃあこいつを受ける、詳細をまわしてくれ。」
ギルド受付「はい、詳細はこちらです。任務に関する説明は町から東へ行った要塞でお受けください」
戦士「集合時間まで余裕があるな、んじゃ必要なものをそろえていくか。」
武術家「よし、じゃ分担しようか」
魔術師「そうですねぇ」
狩人「じゃあ、俺と魔術師は道具屋へ戦士と武術家は武器・防具の調達で」
武術家「わかったよ」
戦士「おう」
会話だけじゃ読む方には伝わらないよ
狩人「その剣とは別に予備を用意しておけ、あとしっかりやれよ?」
武術家・魔術師「?」
戦士「ばーか」
――道具屋
魔術師「結構いろいろありますね、薬草に血止め・・・・・・あとは」
狩人「これとこれを、あとはあれを」
魔術師「これって、何に使うんですか?」
狩人「なに、たいした物じゃないさ」
魔術師「そうですか?燐と瓶なんて普通は使いませんよ?」
狩人「そんなことより、魔術師の分はどうなんだ?」
魔術師「わたしですか?そうですねー任務の分は問題ないです魔結石も買いましたし」
魔術師「あとは、これから野営が増えることを考えると調味料ぐらいですかねぇ?」
チョットトキハモドリマスガ
――役場
戦士「どうも」
職員「はい、今日はどういったご用件でしょうか?」
武術家「たしかさ、ゴブリン倒したら報奨金がでるんだよね?」
職員「はい、証明として耳飾りを提出していただいておりますが。」
狩人「ここに」
職員「はい、確かに・・・・・・!?」
魔術師「どうしたんですかー?」
職員「しょ、少々お待ちください」
タッタッタッタッ
上司「どうしたの?」
職員「コウコウコレコレしかじかカクカクうまうま」
上司「何?」
タッタッタッタッ
上司「いやぁーあんたたちすごいねぇ」
四人「?」
戦士「どういうこった?」
上司「この赤いのあるでしょ?これ、赤ゴブリンのヤツだよ!うん」
武術家「あのぉ、話が見えないんですが・・・・・・」
上司「あぁ、そうね!赤ゴブリンってのはねーま、ここいらで悪さしてるゴブリンのリーダーみたいなのよ」
狩人「・・・・・・」
上司「そんだらばねー、こいつ倒してくれたってぇことはだ一つのグループはしばらく動かんさね」
魔術師「なるほどー」
職員「報奨金がご用意できました、お改めください」
武術家「こんなに!?」
戦士「すげぇな、おい!」
上司「そんだらばーココにサインしてちょ」
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:38:10.41 ID:UoSaPmee0
武術家「これだけあれば・・・・・・むふふ」
トイウコトガアッタノデアル
トキハモドッテ
――武具店
戦士「さぁてと、どうするかね?」
武術家「んーそうだねーこんなのは?」
戦士「なんだこりゃ?」
武術家「トンファーだよ?知らないの?」
戦士「ソレぐらいしってらぁ、つーかそれお前向けじゃねぇの?」
武術家「私は、あんまりこういうのは得意じゃないんだ」
戦士「そうか、じゃあどんなのならいいんだ?」
武術家「んーそうだねーよくわかんないや、今まで素手だったし」
戦士「これなんかどうだ?」
武術家「これは・・・」
戦士「ど、どうだ?」
武術家「鉄扇?・・・・・・いいかもしれない!」
戦士「そ、そうか!」
武術家「じゃあ、戦士の武器は私が選んであげよう!こんなのとかは?」
武術家がさしたソレは金襴豪華な装飾が施された飾り剣であった。
戦士「やっぱり、自分の武器は自分で・・・・・・」
武術家「そう?」
――東要塞
戦士「さぁて、お仕事っと。」
魔術師「こんなところにこんなのがあったんですねぇ〜」
狩人「要塞というよりは、砦だな。」
武術家「そうだね、想像してたよりはちいさいや」
門兵「ここは東第一要塞である、何用で参ったか?」
戦士「あぁ、ふもとの町で依頼を受けてな」
武術家「強行偵察任務だっけ?」
門兵「なるほど、依頼状は確認した。中に入るが良い」
門兵「説明は2時間後に中央会議室だ、ソコに見えるのが西棟だからその先を行けば良い」
戦士「ありがとよ、んでそれまではどこにいればいいんだ?」
門兵「ここから先に少し進むと中央広場がある。兵の待機所となってるゆえそこで待つが良い」
戦士「ふぅー」
魔術師「じゃあ買出しの品物関係なんですけど・・・・・・」
武術家「あ、わすれてた」
戦士「おう、任せてあるからな」
狩人「俺は少し離れるぞ?集合までには戻る」
魔術師「じゃあ、とりあえず応急処置品からくばりますね!」
戦士「おう、ってこんなに買ったのか?どうせ偵察だろうよ?」
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:39:57.63 ID:7Xug2WcK0
1が下げてちゃ…
武術家「魔術師ちゃん、あれある?」
魔術師「あぁ、あれですね?ちゃんと買ってありますよー」
武術家「そうか、(ホッ)」
魔術師「でもダメですよ!ちゃんとしたのを買わなきゃ!」
武術家「い、いいんだ!」
戦士「なんの話だ?」
魔術師「戦士さんには関係ないです!」
戦士「ガビーン」
武術家「戦士、古い」
戦士「うるせぇ」
狩人「すまんな、待たせた」
魔術師「狩人さんも、はい!」
狩人「あぁ、包帯と薬草か、そういえば最後に買ってたあのさ」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:42:19.70 ID:hW3i8xya0
魔術師「わーわー!」
武術家「!!!」
狩人「?」
要塞兵「今回の強行偵察に参加する傭兵および軍関係者は直ちに中央会議室に移動するように」
魔術師「ほら!いきますよ!」
狩人「あ、ああ」
戦士「・・・・・・」
下げるのまずい?
というか、文才無いのは百も承知しているし、正直形式が違うから
イマイチどう書いていいのか分からん
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:42:19.84 ID:UpR6ApiRO
立て直しまでしてsageるって…
読んでもらいてーのかもらいたくねーのか…
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:43:15.83 ID:hW3i8xya0
要塞兵「今回の作戦における説明をするにあたり、傭兵もいるので当要塞の責任者である要塞司令から一言いただく」
要塞司令「うむ、まず当要塞兵は知っているとは思うが私がここの要塞司令だ
今回の作戦に関する目的と説明に関しては、あとで副指令および参謀から説明がある」
要塞副司令「どうも、副司令です今回の作戦は強行偵察とありますが、ここ最近北東地域に魔物がよく出現するそうだ」
要塞副司令「諸君らの今回の任務は、地域および数を確認、そののち帰還してもらいたい。」
要塞参謀「要塞参謀ですここから先は私が説明いたします、今回の任務の目的はあくまで偵察
もし、魔物と遭遇しても極力戦闘は避け、帰還を優先してください」
要塞参謀「万が一、戦闘が避けられない場合は、極力時間を稼ぐように、予定の時間を過ぎた場合こちらから回収部隊をまわします
何か質問は?」
戦士「つまり、敵と出会っても戦わずに逃げてこいってことだな」
要塞参謀「ええ、そのとおりです。今回の作戦の最終目標はあくまで北東地域の魔物の殲滅です
極力無駄な戦闘は避けるよう努力してください、まぁやむを得ない場合というのはあるでしょうが」
要塞副司令「それでは、編成表をあとで張り出しておく、作戦開始は明朝0900時
明日は0800時までに広場に集合せよ」
要塞司令「解散!」
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:43:49.48 ID:hW3i8xya0
戦士「ふぃ〜かったりー」
武術家「まぁそういわない、一応仕事だよ?」
魔術師「でも戦わないで偵察だけでいいなんて楽な仕事ですよねー」
狩人「・・・・・・」
戦士「さて、明日に備えてとりあえず飯にでもすっかー」
魔術師「その前に編成表を確認しておきましょうよー」
武術家「そうだね、どんな人と一緒になるかは分からないけどとりあえず見ておこうよ」
戦士「それもそうだな」
ガヤガヤ
戦士「偵察任務っつったって結構ひとがいるもんだなぁ」
武術家「そりゃ、一箇所だけを見ればいいわけじゃないからね」
魔術師「あっ、ありましたよー」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:44:22.92 ID:hW3i8xya0
狩人「ふむ・・・・・・」
魔術師「私たちはC-3エリアだそうです」
戦士「C-3エリアってぇと・・・・・・お?もう一組パーティがいるみたいだな」
武術家「本当だ、どんな人だろうねぇ」
男「あー、ブリーフィングってなぁ何であんなにかったりぃかねぇ?」
男2「文句を言わないで下さいよ、コレもあなたの言うところの飯の種でしょ?」
女「あー編成表でてるわよー」
女2「そうだねーちょっと見ていきましょうよ」
男「えーっと、今回はっと・・・・・・」
女「C−3ねぇ?そんなに遠くなくてよかったわね」
男2「前回はG-11でしたっけ?あそこはもうこりごりですよ」
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:44:59.00 ID:hW3i8xya0
女2「そうそう、あの時は確かシーフちゃんがころんでえらいことに」
シーフ「もう、あの時のことは言わないで下さいってば///」
男「そうそうあの時のなぁ・・・かっかっかっ」
男2「そういう槍使い君だって、あのとき水筒を落として苦労しませんでしたっけ?」
槍使い「うるせぇ、そういや今回の相手は見たことねェなまえだなぁ?なぁ?メイジ?」
メイジ「そうねぇ、新人さんかしら?道師君は?」
道師「んー聞いたことありませんねぇ」
戦士「おい、会話の流れ的に」
武術家「あの人たちだね」
魔術師「探す手間がはぶけちゃったね」
狩人「・・・・・・」
戦士「おい、槍使いってなぁあんたかい?」
槍使い「あぁ、そうだが?」
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:45:33.94 ID:hW3i8xya0
戦士「俺は戦士、今度あんたらと組むことになった」
武術家「武術家だよーよろしくね!」
メイジ「あらぁ?本当にここらでは見たことないわね?新人さん?ま、とりあえずよろしくね」
魔術師「ま、魔術師ですよろしくお願いします。」
狩人「狩人だ・・・・・・」
シーフ(ビクゥ!!)(サッ・・・・・・
狩人「?」
戦士「はっはっはっ、狩人ぉ嫌われたな」
メイジ「ゴメンねこの子人見知りだから、私はメイジこっちはシーフよ。よろしく」
狩人「あぁ」
道師「私を忘れないで下さいよ、もう・・・・・・」
メイジ「あら、ゴメンね」
道師「道師です、よろしくおねがいします」
シーフ「お、男の人の手が・・・・・・手がぁ(うぅ・・・」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:46:09.39 ID:hW3i8xya0
戦士「俺は戦士、今度あんたらと組むことになった」
武術家「武術家だよーよろしくね!」
メイジ「あらぁ?本当にここらでは見たことないわね?新人さん?ま、とりあえずよろしくね」
魔術師「ま、魔術師ですよろしくお願いします。」
狩人「狩人だ・・・・・・」
シーフ(ビクゥ!!)(サッ・・・・・・
狩人「?」
戦士「はっはっはっ、狩人ぉ嫌われたな」
メイジ「ゴメンねこの子人見知りだから、私はメイジこっちはシーフよ。よろしく」
狩人「あぁ」
道師「私を忘れないで下さいよ、もう・・・・・・」
メイジ「あら、ゴメンね」
道師「道師です、よろしくおねがいします」
シーフ「お、男の人の手が・・・・・・手がぁ(うぅ・・・」
潜伏狩人CO
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:46:59.11 ID:hW3i8xya0
槍使い「おやおや、まったく男に耐性がないってのも困りモンだねぇ」
メイジ「あんたに触れられてもなんともないのにね、男として見られてないんじゃない?」
槍使い「うるせぇ」
戦士「なんか・・・・・・」
武術家「にぎやかな人たちだね・・・・・・」
魔術師「えぇ・・・・・・」
狩人「・・・・・・」
戦士「さて、飯にでもしようや」
狩人「そうだな」
魔術師「メイジさんたちも一緒にどうですか?」
メイジ「そうね、明日は一緒に任務をするんだから親睦を深めましょうか?」
槍使い「それもそうだな、酒がないのが残念だが」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:47:07.79 ID:Zp7Y1mcT0
SS用の板があるのは知ってますか?
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:47:41.48 ID:hW3i8xya0
道師「酒保にいけば少しは買えますよ?」
戦士「そりゃいいや」
槍使い「お?あんたもいける口かい?」
戦士「ま、そこそこにな」
狩人「・・・・・・」
戦士「こいつも、まぁいける口だし付き合うぜ?」
狩人「何も言っていないだろう・・・・・・」
戦士「いいじゃねぇか、どうせ飲むんだろ?」
狩人「うむ・・・・・・」
メイジ「明日は早いんだからほどほどにしてよね」
槍使い「へいへい」
道師「じゃあ、とりあえず食堂で待っててください私は酒保に寄ってから行きます」
魔術師「あ、私もいきますぅー」
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:48:09.76 ID:4j+eR4yI0
対抗狩人CO
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:48:52.14 ID:hW3i8xya0
道師「そんなに多くは買いませんよ?」
魔術師「いえ、こういうところって初めてだからイロイロと見てみたくて」
道師「そうですか、じゃ案内もかねて」
武術家「あ、ずるーい私もぉー」
狩人「では俺は荷物を」
シーフ「あ・・・・・・わ、わたしも・・・・・・」
メイジ「あぁ、頼んだよ」
槍使い「ん?俺も行こうか?」
メイジ「あんたが行ったら席とりは誰がやるのさ?」
槍使い「そりゃおめぇがだな・・・・・・」
メイジ「いいじゃないのサ、それともあんた私が戦士と二人っきりでも?」
槍使い「ぐっ」
>>58 狼CO そいつ狐な
>>60 申し訳ありません存じません
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:49:38.68 ID:hW3i8xya0
戦士「??」
武術家「にぶちんが一人いるぅー」
魔術師「武術家さん、いきますよぉ」
武術家「あ、魔術師ちゃんまってぇー」
――酒保
道師「さて、ではココが酒保です。」
武術家・魔術師「おぉー」
道師「そんなに驚くことではないと思うのですが?」
武術家「いや、だって」
魔術師「ねぇ?」
道師「なんです?」
武術家「私たち、こういう軍施設って初めてなんですよ」
魔術師「というか、傭兵として登録したのがつい一ヶ月半ほどですからっ!」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:50:19.59 ID:hW3i8xya0
道師「あぁ、そういうこと」
魔術師「なんです?」
道師「いや、ギルドで依頼をこなしていけばそれなりにこの手の依頼には出くわすと思いますよ?」
武術家「そうなのかー」
道師「われわれも、傭兵として登録したのは1年ほど前ですが序盤に受けられるような依頼なんて軍からみぐらいしかいいものはありませんからねぇ」
魔術師「ほへー、ほかにはどんな依頼があるんですー?」
道師「そうですねぇ?民間だといろいろありますが、やはり運送関係でしょうか?」
武術家「でもぉ、それじゃ報酬がすくないよぉ」
道師「そうですね、たしかに四人編成のパーティじゃ一人当たりの取り分を考えると赤字になるかも知れません」
道師「でも、運送でも同じ方面に複数の荷物を運ぶのならどうです?」
魔術師「あ!」
武術家「なるほど!」
道師「それぞれが、少ない報酬でも」
魔術師「同時に数をこなせば」
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:50:54.15 ID:hW3i8xya0
武術家「それなりの金額になる!」
道師「ま、でもそれでも運送ですから知れてはいますがね」
道師「次によくあるのが、調査依頼ですねぇ」
武術家「調査?」
道師「そうです、たとえば・・・・・・分かりやすいので言えば浮気調査なんかも含まれます」
魔術師「浮気調査ですかー尾行とかしちゃうんですかー?」
道師「ま、その手のモノは少ないですが、多いので言いますとたとえば戦場検分なんかですね」
道師「ほかにも、遺跡や史跡、鉱山や採掘場なんかの調査もあります」
魔術師「ほへぇーイロイロあるんですねぇ」
道師「ま、遺跡や鉱山の調査はともかく運送や浮気調査なんていうのはシングルの仕事がおおいですが」
武術家「そりゃ、報酬的にってこと?」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:51:32.88 ID:hW3i8xya0
道師「それもあります、ですが浮気調査に4人も5人もゾロゾロというわけにはいかないでしょう?」
魔術師「そっかー」
道師「あと、一人で仕事をする傭兵をシングルワーカーもしくはワーカーとも言いますね、
逆に我々みたいなパーティーを組んでいるのをパーティーワーカー」
武術家「ほかには何かあるの?」
道師「そうですねぇ?分かりやすいところでいくと傭兵団ぐらいじゃないでしょうか?」
魔術師「よーへーだん?」
道師「ある一定の規模のパーティだと思ってください、一部は有力者の私兵であったり、盗賊団が傭兵団化したこともありますが」
道師「傭兵団は、国軍の大規模作戦なんかによく参加していたりもしますが、今回のような小規模作戦には参加していないようですね」
道師「あとは、そうですねぇ臨時に傭兵団を集めて傭兵師団や軍団を構成したり、パーティを集めて傭兵連隊を構成したり程度ですね」
魔術師「今回みたいなのもですか?」
道師「そうですね、今回のような小さな作戦の場合は軍の指揮官が上へつくことはありませんが、規模が大きくなれば軍の指揮官がつくことがほとんどですね」
(ぐぅ〜)
武術家「はっ!?」
道師「おや?こんな時間か、急ぎましょう」
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:52:06.64 ID:hW3i8xya0
狩人「・・・・・・」
シーフ「・・・・・・あのっ!」
狩人「なんだ?」
シーフ「さっきはごめんなさいでした」
狩人「・・・・・・気にするな」
シーフ「で、でもぉ・・・・・・」
狩人「もともと狩人という職業はあまり人とは接触しないからな、なれている」
シーフ「は、はひぃ」
狩人「さて、ここでいいか」
シーフ「はー重かったぁ」
狩人「重いならば彼に頼めばよかったんじゃないか?」
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:52:39.44 ID:hW3i8xya0
シーフ「・・・・・・そうですね、でも」
狩人「さて、しょくj・・・・・・うぉっとぃ」
ドンガラガッシャーン
狩人「・・・・・・」
シーフ「大丈夫・・・・・・ですか?・・・・・・」
狩人「あ、あぁ」
シーフの手を借りて起きる狩人
狩人「フッ・・・・・・」
シーフ「クス・・・・・・」
狩人・シーフ「なにがおかしいん(だ)ですか?」
狩人「あ、いや・・・・・・」
シーフ「いえ、まさか転ぶなんておもってませんでしたから」
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:53:12.41 ID:hW3i8xya0
狩人「俺だって、失敗ぐらいはするさ」
シーフ「狩人さんは、何でわらったんですか?」
狩人「いや、ずいぶんと軽い人見知りだと思ってな」
シーフ「えっ?」
起こすために握った手を見るシーフ
シーフ「えっ?くぁswでfrふじこlpl;p」
シーフ「し、してうれいしままましゅ」
狩人「・・・・・・」
狩人「食堂に・・・・・・いくとするか」
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:53:43.37 ID:3OklNFj30
あずさ2号スレだと思ったワシ涙目
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:53:46.12 ID:hW3i8xya0
メイジ「さて、席はこの辺でいいかしらね?」
槍使い「あぁ、いいだろう」
戦士「二人とも慣れてそうっすね」
メイジ「あぁ、あたしらはもう傭兵やって5年になるからねぇ」
槍使い「そうだな、ま道師とかはまだ1年ほどだがな」
戦士「そうなんっすねぇ、俺たちなんてまだパーティ組んで1月半っすから」
槍使い「ま、いろいろ厳しいがお互いがんばろうや」
メイジ「それにしても、今日は人がおおいわね、第二要塞からも結構人が着てるんじゃない?」
槍使い「そうだなぁ、ま軍も軍でいろいろいそがしいんだろうよ」
戦士「あの、俺たち軍の仕事を受けるのは初めてなんっすけど普段はどんな感じなんっすか?」
メイジ「そうねぇ、ここの位置は魔族領と呼ばれている北東の地域からはやや南南西に位置するわ」
戦士「はい」
槍使い「最前線はココだ」
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:54:52.28 ID:hW3i8xya0
槍使いが地図を指す
戦士「ここから北の・・・・・・」
槍使い「そう、最北要塞線だ聞いたことはあるだろう?」
戦士「あぁ、確かココみたいな規模より大きい要塞がいくつもあるっていう」
メイジ「そういうこと、でここが北の司令部ね。で今いるのがココ」
戦士「東要塞って名前でもこの国の中心からしたらどちらかというと北北東って感じっすね」
メイジ「そうね、だって正式名称が麓町東要塞線建造予定区だもの」
槍使い「長すぎてそりゃ縮めるわな」
メイジ「で、ここがその要塞線の第一要塞ってわけね」
戦士「うっす、でもココからの位置だと最北に阻まれて魔物は入ってこれないんじゃ」
メイジ「そうね、普通の人はそう思うわね。でも、最北要塞だって完璧じゃないの」
戦士「どういうことっすか?」
メイジ「たしかに、地図だけで見れば完璧に見えるけれど、この範囲がすべて要塞ってわけではないわ」
槍使い「あくまでも要塞線だからな、要塞と要塞の隙間を通って魔物は来るってこった」
戦士「ってぇことは・・・・・・」
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:55:39.06 ID:fVKQ9DNJ0
クソワロタ
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:55:56.32 ID:hW3i8xya0
メイジ「軍も定期的に巡回はしているけれど、すべてを把握は仕切れてないというわけ」
メイジ「特に今回のエリアなんかは定期巡回するには遠すぎるのよ」
槍使い「で、定期的に俺たちみたいな傭兵を派遣するってわけだ」
戦士「つーことはいないかも知れないってことか?」
槍使い「そういうことだが・・・・・・なぁ?」
メイジ「そうね、今回の司令部の物言いだと何かいそうよね」
槍使い「ま、俺がサクッとザクっとやっちまうがなハッハー」
メイジ「あんたも相変わらずねぇ」
槍使い「どういうこったよ?」
???「お待たせしました。」
戦士「ん、おぉ遅かったな」
道師「いや、お待たせして申し訳ありません」
魔術師「いろいろと案内してもらっちゃいましたー」
武術家「結構広いんだねーココ」
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:56:40.42 ID:hW3i8xya0
戦士「そういえば狩人は?」
魔術師「狩人さんですか?会ってないですよ?」
武術家「そうだねぇ?道にでもまよったんじゃない?」
シーフ「お、お待たせしましたぁー」
槍使い「おう!ご苦労さん」
メイジ「重かったでしょ?さ、座って。あ、あなたたちもね」
シーフ「ふぅー・・・・・・あ、道師さんお酒!何を買ってきたんですか?」
道師「いえ、普通のモノばかりですよ」
シーフ「ビールに・・・・・・ワインとあとブランデーですかぁ」
狩人「待たせたな・・・・・・」
シーフ「あっ」(サッ
メイジ「どうしたの?シーフちゃん、別に取って食われはしないわよ」
狩人「・・・・・・」
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:56:44.48 ID:Gb31ipqVO
これは…C
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:57:36.32 ID:hW3i8xya0
魔術師(じぃ〜)
狩人「なんだ?」
魔術師「いえ、別に・・・・・・なんでもないですよぉ」
武術家「あらら、先が思いやられるねこの人は」
狩人「さて、明日の予定だが」
戦士「そうだな、どうするんですかい?」
槍使い「べつにどうするってこたぁねぇさ」
メイジ「そうね、ちょっとお使いにいってかえって来るだけですもの」
シーフ「道師さん、ワインおわかりです!」モグモグ
道師「口の中にモノを入れたまま喋らないで下さい!」
武術家「軍隊のご飯もなかなか」
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:58:08.83 ID:hW3i8xya0
魔術師「いけますねぇー、もっとこうボリュームだけで味は・・・・・・」
狩人「・・・・・・」モグモグ
槍使い「ま、魔物がでたとしても俺らの行くエリアに出ると決まったわけでもねぇし」
メイジ「そうね、気楽にやりましょ」
武術家「ふぅ、ご馳走様」
魔術師「ご馳走様でしたー」
炊事係「あいよ、お粗末さん食器はそこの返却棚に置いておいてくれ」
魔術師「さて、ご飯も食べたことですしお風呂いきましょうか!」
武術家「そうだね、あ、魔術師ちゃんアレもお願いね!」
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:59:13.81 ID:hW3i8xya0
魔術師「はぁい!でも、本当にちゃんとしたやつ買ったほうがいいですよ?」
武術家「い、いいんだ///」
トクトクトクトク
槍使い「ぷはぁー」
戦士「カーッ」
シーフ「ぷっはー」
道師「二人はともかく、シーフは飲みすぎです!」
シーフ「えぇー?いいじゃないれすかー」
道師「だめです!明日二日酔いで働けなかったらどうするんですか!今日はもうおしまいです。」
シーフ「えぇー、メイジさぁん」
メイジ「そうねぇ今日のところは道師の勝ちね」
シーフ「えぇーそんなぁ」
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 02:59:49.54 ID:hW3i8xya0
戦士「おい、狩人ぉおめぇも付き合えよ」
狩人「うむ」
グッ・・・・・・
戦士「おぉ・・・・・・良い飲みっぷりじゃねぇか」
槍使い「へっ・・・・・・ビールなんざ小便だ、いくら飲んだって酔えやしねぇよ」
狩人「ふん・・・・・・」
槍使い「おめぇも男ならこいつだろ?」
狩人「・・・・・・」
槍使い「それとも、飲めねぇか?ま、それならママのおっぱいでも吸ってな」
メイジ「ちょっと槍!あんたねぇ」
道師「そうですよ、このひと酔うといつもこんなですから気にしないで下さい」
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 03:00:22.27 ID:hW3i8xya0
グッグッグッ・・・・・・ドン
次がれたグラスを空にして、槍使いをにらみつける
槍使い「ほぉ・・・・・・」
狩人「おい戦士・・・・・・」
槍使い「道師・・・・・・」
狩人・槍使い「バカルディあるだけもってこい!」
ワーッワーッ
グビッグビッグビッ・・・・・・・ドンッ
槍使い「ふんっ!」
グッグッグッグ・・・・・・ドンッ
炊事係「すげぇな」
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 03:00:55.42 ID:hW3i8xya0
グッグッグッ・・・・・・ドン
次がれたグラスを空にして、槍使いをにらみつける
槍使い「ほぉ・・・・・・」
狩人「おい戦士・・・・・・」
槍使い「道師・・・・・・」
狩人・槍使い「バカルディあるだけもってこい!」
ワーッワーッ
グビッグビッグビッ・・・・・・・ドンッ
槍使い「ふんっ!」
グッグッグッグ・・・・・・ドンッ
炊事係「すげぇな」
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 03:01:27.96 ID:hW3i8xya0
要塞工兵「あぁ・・・・・・」
要塞軍曹「いいぞー!もっとやれー!」
メイジ「このバカどもが・・・・・・」
戦士「ははは・・・・・・洒落にならん・・・・・・」
狩人「次は?」
槍使い「どうしたぁ?」
道師「もう種切れですよ」
狩人「なんだと?」
槍使い「もうひとっ走りいってこいやぁ」
メイジ「いい加減にしなさいよ!いくらかかると思うのよ!」
槍使い「ケッ」
要塞司令「おもしろそうなことをしているな」
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 03:02:09.59 ID:hW3i8xya0
要塞軍曹「ゲッ!司令」
道師「あちゃー」
要塞司令「もう酒はないのか?」
メイジ「このペースで飲ませたらコッチの財布が持ちませんよ」
戦士「あぁ、こっちもさすがに・・・・・・」
要塞司令「ふむ、今まででどのぐらいだ?」
道師「こんなもんですね」
要塞軍曹・要塞兵その他「おーいつづけろぉー酒保が空になってもかまわんぞぉ」
要塞副司令「こら!おまえら!」
要塞司令「よし、今までの分と含めワシが出そう!」
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 03:02:43.97 ID:hW3i8xya0
要塞副司令「司令!」
要塞司令「たまには生き抜きも必要だ、ほかの者にも一杯おごろう」
一同「ひゃっほーう!」
要塞参謀「さぁ張った張った!狩人!槍使いさぁさぁ一口100から受けるぞ!」
要塞兵「じゃあ俺は狩人だ!」
要塞軍曹「じゃあ俺はやり使いだな」
メイジ「あーあ・・・・・・」
シーフ「私にも一杯おごるろらーきゃはははははー」
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 03:03:16.44 ID:hW3i8xya0
グッグッグッグ
槍使い「ブハー、そろそろペースが落ちてきたんじゃねぇか?狩人さんよぉ」
狩人「・・・・・・」
グイーッ ドンッ ニヤッ
メイジ「アホども・・・・・・」
戦士「風呂でもいくか」
道師「そうですね」
シーフ「きゃはははーシレーちゃん太っ腹ぁ!」
メイジ「シーフちゃんも!行くわよ!」
要塞兵「あいつら・・・・・・底なしかよ・・・・・・」
要塞軍曹「見てるこっちが・・・・・・」
要塞司令「コレ経費で落とせるよね?」
要塞副司令「ダメです」
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 03:04:22.24 ID:hW3i8xya0
ちゅん・・・・・・ちゅん・・・・・・
戦士「ふぁーあ」
狩人「どうした?早いな?」
戦士「お前こそ、アレだけ飲んで早いじゃないか」
狩人「まぁな」
武術家「おはよう!」
魔術師「おはようございましゅ・・・・・・グゥ」
戦士「おーい、魔術師さーん?朝だぞー?」
武術家(ボソボソッ)
魔術師「ふぇぇぇ!」
戦士「何言ったんだ?」
武術家「秘密だ」
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 03:05:13.77 ID:hW3i8xya0
狩人「目が覚めたなら、行こうか」
戦士「おう」
槍使い「頭いてぇ・・・・・・」
メイジ「バカねホントに」
シーフ「くー・・・・・・かー・・・・・・」
道師「ほら!シーフさん起きてくださいよ!」
シーフ「ん、おはよごじゃます・・・・・・くー」
道師「やれやれ、どうします?」
メイジ「こういうときの手段っていえば」
道師「やっぱりアレですか・・・・・・」
戦士「なんだ?」
魔術師「さぁ?」
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 03:05:48.78 ID:hW3i8xya0
道師「んじゃちょっと失礼して・・・・・・」
狩人「ん・・・・・・なんだ?」
バッ・・・・・・・・・・・・ペタッ
狩人「!!」
魔術師・武術家「!?」
シーフ「んー、邪魔するなぁ・・・・・・ムニャ」
道師(ボソボソッ)
シーフ(ビクン!)
シーフ「あ・・・・・・くぁwせdrftgyふじこlp;@」
道師「目が覚めましたか?」
狩人「おい・・・・・・」
シーフ「ぎにゃああああああああ」
槍使い「大声だすな、頭がいてぇ・・・・・・」
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 03:06:23.64 ID:hW3i8xya0
魔術師「これは・・・・・・」
武術家「ラッキースケベ?」(ボソッ
戦士「朝からお盛んなことで、はっはっはなぁ?魔術師」
魔術師「知りません!」
武術家「まぁまぁ・・・・・・」
戦士「何カリカリしてんだ?カルシウム取るか?」
バッ・・・・・・ゴクゴクゴク・・・・・・・・・・ドォン
戦士「なぁ、なんかあったか?」
武術家「牛乳瓶にヒビが・・・・・・」
要塞副司令「以上が、今回の偵察プランだ」
槍使い「うぅ・・・・・・」
メイジ「ほんと、今回は近場でよかったわ」
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 03:07:10.41 ID:zqdrvvwK0
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 03:07:24.17 ID:GFPYtrXI0
支援
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 03:16:08.13 ID:JQGd4Yna0
なんだこれ・・・・・絶望的に才能ないな・・・・
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 03:26:13.98 ID:QgN1HqB1O
寝る前に見たら…気になって眠れなくなった
96 :
忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/04/15(金) 03:31:48.95 ID:40phQYWI0
前書いた時より批評が多いな
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 03:50:12.62 ID:03cLzo7I0
なんでこんなにいじめられてんの?
べつに面白くないかもしれんがつまらないわけでもないと思うんだが
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 04:00:23.59 ID:hW3i8xya0
狩人「使え」
槍使い「なんだコレ?」
狩人「楽になる」
武術家「うげ、アレって確か・・・・・・」
戦士「ま、二日酔いにはなぁ」
道師「あれって、すごく苦いヤツですよね?」
槍使い「うげぇー」
メイジ「えぇっとぉ・・・・・・ここの岩がコレだからっと」
魔術師「じゃあもう少し先ですねぇー」
シーフ「じゃ、ちょっと斥候に出てきますね」
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 04:01:14.89 ID:hW3i8xya0
メイジ「気をつけてね」
武術家「一人で行かせて大丈夫なのかなぁ?」
狩人「なら、俺も行こうか」
武術家「それは、やめといたほうがいいんじゃないかな?」
道師「そうですねぇ、ココは彼女に任せておいたほうが」
戦士・槍使い「お前が言うな」
狩人「・・・・・・?」
メイジ「合図ね、行くわよ」
ほか6名「おう」
戦士「しっかし、強行偵察つったって、楽なもんだな」
武術家「魔物に遭遇すらしないもんね」
さっきまでさるさん食らってた眠い
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 04:02:08.71 ID:hW3i8xya0
魔術師「そうですねぇ、いつもこんな感じならいいんですが」
狩人「そういうわけにもいかんな」
戦士「ま、俺たち傭兵はある意味魔物がいるから成り立ってるってのもあるしな」
道師「なんというか、ジレンマですね」
狩人「今回も、無事にと言うわけにはいかなさそうだが・・・・・・」
メイジ「どういうことよ?」
シーフ「何か・・・・・・います」
戦士「!?」
バッ・・・・・・
槍使い「あわてるな、まだ敵と決まったわけじゃねぇ」
魔術師「へ?・・・・・・へ?」
武術家「私らには特に変わりないようにおもうけど?」
道師「シーフさんや狩人さんは、その辺の勘が良いんでしょうね」
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 04:02:55.48 ID:hW3i8xya0
狩人「先行する、後ろを頼む」
シーフ「は、はひぃ」
シーフが腰から短刀を抜く
槍使い「さて、鬼が出るか蛇が出るか」
メイジ「逃げる準備だけはしとくよ!」
武術家「逃げる?」
魔術師「なんでですか?」
道師「我々はただの偵察部隊ですからね、叩くのは要塞のヤツらに任せるってことですよ」
戦士「なるほどな」
狩人(行くぞ・・・・・・)
シーフ(は、はいぃ)
狩人も腰からマチェットを抜きだす。
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 04:03:42.54 ID:hW3i8xya0
狩人(!?)
シーフ「きゃっ」
戦士「どうした!?」
武術家「人・・・・・・?」
槍使い「おい、あんた大丈夫か?」
男「うぅ・・・・・・」
メイジ「道師、手当てを」
男「・・・に・・・げ・・・ろ・・・ばけ・・・・・・」
男の言葉はそこで途切れた
道師「だめです、もう手遅れです」
魔術師「ひどい・・・・・・」
狩人「・・・・・・」
メイジ「一度退くわよ!」
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 04:05:12.53 ID:hW3i8xya0
戦士「なんだありゃ?」
道師「野犬ではないか・・・・・・まずいですね・・・・・・」
武術家「この程度の数なら、突破できるさ」
戦士「そうだな、いっちょやるか」
槍使い「いや、退くぞ!」
戦士「なんだって!?」
槍使い「こいつらは群れる習性がある、仲間を呼ばれたらアウトだ」
メイジ「とは言っても、退路は絶たれてるわよ?」
槍使い「後ろがダメなら前があるじゃねぇか」
道師「仕方ないですね、ソレしか道はなさそうですし」
戦士「仕方ねぇか」
武術家「じゃあ殿は私たちが」
槍使い「やるしかねぇな?」
狩人「俺は右半分を見る、左は任せる」
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 04:06:40.30 ID:hW3i8xya0
戦士「なんだありゃ?」
道師「野犬ではないか・・・・・・まずいですね・・・・・・」
武術家「この程度の数なら、突破できるさ」
戦士「そうだな、いっちょやるか」
槍使い「いや、退くぞ!」
戦士「なんだって!?」
槍使い「こいつらは群れる習性がある、仲間を呼ばれたらアウトだ」
メイジ「とは言っても、退路は絶たれてるわよ?」
槍使い「後ろがダメなら前があるじゃねぇか」
道師「仕方ないですね、ソレしか道はなさそうですし」
戦士「仕方ねぇか」
武術家「じゃあ殿は私たちが」
槍使い「やるしかねぇな?」
狩人「俺は右半分を見る、左は任せる」
シーフ「はい!」
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 04:07:23.09 ID:hW3i8xya0
獣の群れは獰猛な本能のまま8人を威嚇する
戦士「早速新しい武器の出番だな」
槍使い「退くのが第一だ、無理はするなよ?」
戦士「分かってるって」
武術家「くるよ!」
メイジ「あたしらは援護を!」
魔術師「はい!詠唱します!」
道師「無茶はしないで下さいよ?」
メイジ「タイミング間違えないでよね?」
道師「わかってますよ」
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 04:08:25.08 ID:hW3i8xya0
戦士「しかしこいつら、増えてねぇか?」
槍使い「そりゃ、群れで行動するヤツらだからな、手間取るともっと増えるぞ?」
武術家「はっ!」
武術家「でも、コレじゃキリがない」
メイジ「いくよ!」
魔術師「はい!」
メイジ・魔術師「火術!」
ゴォォォ・・・・・・
一匹、一匹とサンドウルフを倒しては行くが、減ることはなくまた、連携に押されつつある
狩人「よし、この辺でいいか」
シーフ「へ?」
狩人「一度止まるぞ、周囲警戒を頼む」
シーフ「は、はいです!」
スチャッ・・・・・・ジャッキン・・・・・・パンッ!
獣の頭が、はじける
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 04:09:21.77 ID:hW3i8xya0
戦士「おらぁ!」
武術家「こいつら、数が増えてない?」
槍使い「まずいな、おい!まだか!?」
パンッ!・・・パンッ!・・・パンッ!
乾いた、音とともに複数のが倒れ、その動きもまた緩やかなものに変わる
メイジ「連携が乱れた!いまよ!」
道師「はい、水術!霧ッ!」
道師の手が光り、辺りがきりに包まれる・・・・・・
槍使い「今だ!退け」
戦士「おう!」
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 04:30:24.72 ID:1hK3lkOCO
寝ちゃったん?
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 04:43:27.87 ID:I0GslT0SO
携帯からさるさん再びです
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 04:47:50.76 ID:AA1FUPWhi
まだー!
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 04:49:24.01 ID:1hK3lkOCO
何か他に作品書いてたりしなかった?
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 04:52:38.97 ID:I0GslT0SO
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 05:02:33.44 ID:hW3i8xya0
要塞副司令「困りましたね・・・・・・」
要塞司令「どうした?」
要塞副司令「いえ、部隊が一つ予定を過ぎても戻ってこないんですよ」
要塞司令「どうせ適当に暇を潰して残業手当でも稼ごうってはらじゃないのか?」
要塞副司令「いえ、流石にそれは無いかと・・・・・・傭兵では残業手当は出ませんよ?」
要塞司令「そうか・・・・・・」
要塞副司令「いかがいたしますか?」
要塞司令「いちいちワシがどうこう言うことでも無かろう任せる」
要塞副司令「はっ」
要塞副指令「と、いうわけだ」
要塞参謀「まったく、面倒なことはコッチに回すんですから」
要塞副司令「ま、私も書類の整理で忙しいからな、暇そうなのは貴官ぐらいなもんだ」
要塞参謀「また建設やら補給の書類ですか・・・・・・そのうち禿げますよ?」
要塞副司令「やかましい!」
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 05:03:57.14 ID:hW3i8xya0
要塞参謀「さてと・・・・・・とはいっても一応従わねばならんのが宮仕えの辛いところ」
要塞参謀が辺りを見渡すと、黒い鎧を着た大柄な男がいた
要塞参謀「お?いいところに」
男「なんだ?参謀閣下ではないか?どうした?昨夜の賭け分を支払いに来たか?」
要塞参謀「そんなんじゃない、それより頼みたいことが」
男「金の支払いなら待ってやらんぞ?」
要塞参謀「だからなぁ・・・・・・ま、いい今回偵察で出したパーティなんだがな」
男「おう、なんでも魔物が出るらしいな?それなら俺を出せばよかったんだ最近体がなまってかなわん」
要塞参謀「話の腰を折らないでくれ・・・・・・まったく、まぁいい一組戻ってきてないとこがあるんだ」
男「なんだ、そういうことか・・・・・・ガキのお守りじゃねぇんだ、いちいち世話していたらかなわん」
要塞参謀「そうかい、じゃこの話は魔道長のところにでもまわすしかないな」
次さるさん発動したら眠気に勝てないかも
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 05:06:14.40 ID:hW3i8xya0
男「待て、誰が行かんと言った?久々に体を動かす機会だからな部下どもも連れて人暴れしてくるさ」
要塞参謀「そうかい、それじゃ宜しく。黒色騎兵隊の活躍しっかりと見せてもらうよ」
機嫌よさそうに去っていく参謀長を見送った男がつぶやく
黒騎兵長「しまった・・・・・・やられた」
戦士「なんとか巻いたか?」
道師「術で惑わしているとはいえ、獣です嗅覚で追いつくかも知れません」
武術家「ふへぇ、もうこれ以上追いかけっこは勘弁だよ」
魔術師「本当ですよ、食料もないしこんなところで野宿なんてことには」
槍使い「俺たちが当たりくじってこった、そのうち戻らなきゃ救援部隊でも来るだろ」
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 05:08:49.73 ID:hW3i8xya0
メイジ「あの程度だったらまだ何とかなるわね」
シーフ「様子はどうですか・・・・・・」
狩人「まだなんともだな・・・・・・追撃の気配は無い」
シーフ「それにしても、珍しい武器ですよね?」
槍使い「そうだな、そいつは銃ってヤツだよな?」
狩人「いまどき銃なんて、どこの軍でも少しはあるさ」
メイジ「それはそうだけど・・・・・・」
道師「今まで見たものは、なんというかあんなに早く連射はできなかったですね」
シーフ「そうですね・・・・・・今までのだと先から弾と火薬を詰めて押し込んで・・・・・・」
戦士「そんなもんなのか?」
武術家「さぁ・・・・・・?私たちは他の銃を使う人なんて見たことないから」
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 05:10:04.67 ID:hW3i8xya0
シーフ「あと、あっても一発ずつ後ろから弾を込めないといけないものだったり」
魔術師「へぇ〜」
槍使い「とにかく、そんな代物は見たことがねぇって」
狩人「・・・・・・」
メイジ「いいじゃない、そんなことは。とにかく何とか要塞に戻れるようにしないと」
武術家「そうだねぇ、せめて私たちの位置を知らせないと」
魔術師「迷子ですもんね」
???「グルオオオオオオオオオオオオオオオ」
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 05:11:25.18 ID:hW3i8xya0
戦士「!?」
魔術師「何かいる!?」
槍使い「ハハハ、冗談だろ?」
メイジ「冗談だったらどんなにいいかしらね・・・・・・」
???「こんなところにまた人間か・・・・・・最近は食うものに困らんでいいな」
道師「どうやら、友好的な相手ではなさそうですね」
武術家「これじゃとんだ貧乏クジだよぉ」
林の中から姿を現したのは、双頭の巨大獣
獅子と山羊のような頭を持ち、体は、蛇のようなうろこで覆われている
狩人「こいつは・・・・・・」
道師「キマイラ・・・・・・ですね、なぜこのようなところに」
キマイラ「ほぅ、8匹も人間がおるとはな・・・・・・」
武術家「何・・・・・・こいつ、今までのヤツより格段に・・・・・・」
メイジ「仕方ないわね、逃げるしかないわ」
キマイラ「どこに逃げようというのだ?」
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 05:15:57.95 ID:hW3i8xya0
シーフ「囲まれてます・・・・・・」
気づけば、8人の周りを獣の群れが取り囲み、徐々にその包囲を狭めてゆく
キマイラ「逃げ道などもう無い!おとなしく、食われることだな人間」
バッ・・・・・・
キマイラが8人へと飛び掛る
ガキィ
槍使い「へっ、冗談じゃねぇこんなところでくたばってたまるか」
メイジ「そうね」
道師「しかし、この状況をどう突破するか・・・・・・」
戦士「道が無ければ作るまでよ!」
武術家「やるしかないね!」
魔術師「援護しますっ!」
狩人「あぁ」
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 05:17:42.36 ID:hW3i8xya0
槍使い「おうおう、ルーキーなのにまぁ頼りになることで」
メイジ「あなたも、余所見してないで集中してよね!当たるわよ?」
シーフ「味方の攻撃で死ぬなんて冗談じゃないですよ」
道師「防護術・・・・・・いきますよ!」
武術家「来るよ!」
魔術師「行きます!」
魔術師の放つ炎により、前衛の獣が1匹灰と化す
戦士「こっちもいくぜ!」
戦士が斧でなぎ、獣がソレをすばやくかわす
だが、そこにシーフの短刀が突き刺さる
続いて武術家は飛び掛る獣を空中で迎撃する
パンッ
空中へほうりだされた獣は狩人の銃弾によってあえなく絶命する
そんな動作が、幾度となく繰り返される
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 05:19:25.87 ID:hW3i8xya0
魔術師「これじゃ魔力が持ちませんよ」
武術家「それにしても、多いね」
戦士「半分ぐらいにゃあなっただろ?」
シーフ「槍使いさんたちは!」
槍使い「へっ、図体がでかいだけでたいしたことねぇな!」
キマイラ「そうかい人間よ、あまり私をなめるなよ?」
キマイラの爪による攻撃を槍で受けながし、バランスを崩したところ突く
だが、その槍もうろこにはじき返されてしまう
槍使い「硬てぇないやなヤツだ」
メイジ「槍使い、アナタ一人でやってるわけじゃないわよ?水術・・・・・・氷塊三連!」
メイジの放つ氷塊が、キマイラを捉え、その一部を凍らせてゆく
道師「やったか!?」
キマイラ「ふん、なんのコトは無い」
キマイラがメイジへ向かう、その進路上には槍使いが立ちはだかる
槍使い「お前の相手はこの俺だって言ってるだろ?」
キマイラ「図に乗るなよ?人間」
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 05:21:07.46 ID:hW3i8xya0
キマイラが前足を繰り出す、槍使いはまたソレを受けようとするが
今度は受けきれずに吹き飛んでしまう。
そして、キマイラから炎が吐き出された。
道師「まずい、水・・・・・・」
道師が反応するも、間に合わずメイジを炎が包み込む
メイジ「きゃああああああ」
槍使い「メイジ!糞!」
槍使いは弾き飛ばされた地点から立ちあがり、再びキマイラへと向かおうとする
だが、キマイラは道師へと標的を切り替えて突進する
ソレと同時に狩人も動く
キマイラ「男より女の肉の方がうまいのだがな、前菜と言うことで我慢してやる」
狩人「伏せろ!」
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 05:22:43.05 ID:1hK3lkOCO
そうでしたか、さるよけしえん。
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 06:28:23.71 ID:7bhQJIK00
C
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
支援