唯「唯梓だけど眠くなってきたら私がトラックに轢かれて死ぬ話」
1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
にちようび!
唯「やっほー、おまたせあずにゃん!」
梓「もう、おそいですよっ」
唯「ごめんごめん、出かけるの久しぶりだったんだもん」
梓「・・・・」
唯「・・・・あずにゃん?」
梓「は、はい!」
唯「もしかして私にみとれちゃってたぁ? やだなあもうあずにゃんったら!」
梓「そんなことないですから早く行きましょう!」
唯「どこに?」
梓「そ、それは…えっと……」
唯「じゃあアイスでも食べに行こっか」
梓「・・・そうですね。はい!」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 01:40:40.18 ID:yLs0Nnji0
以下トラック禁止
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 01:44:56.20 ID:MdcUz1Kf0
唯「ふっでぺーんふっふー♪」
梓「道でうたわないでください・・・まったく、小学生ですかっ」
唯「だってあずにゃんと一緒にでかけるの久しぶりなんだもーん」
梓「そういえば・・・そうですねー」
唯「ちょっと前まではよくデートしてたのにぃ」
梓「デートじゃないですよっ」
唯「……ぎゅ」
梓「ひゃっ」
唯「あずにゃんの手、あったかいね」
梓「な、なんでいきなり・・・」
唯「だって手をつないだら、デートみたいなんだもん」
梓「……変なこと、言わないでくださいよぉ・・・」
唯「あ、ついたよ!」たったっ
梓「きゃっ?! 突然走らないでください!」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 01:47:01.04 ID:9w1Twtyo0
唯梓支援
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 01:47:17.69 ID:RnK2ISZZO
キキッー、ドーーーンwwwww
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 01:53:11.44 ID:MdcUz1Kf0
唯「あずにゃんみてみてー! 三段重ねだよっ」
梓「こぼしますよ、そんなことやってると。ていうかはやく食べちゃいましょうよ」
唯「あ、あずにゃんチョコチップだね! ひとくちー」
梓「ひゃっ」
唯「ふむぅ・・・やぁらはい、あいふのなかにほりほりとかはいひょこひっぷが・・・・」もぐもぐ
梓「もう、溶けちゃいますよ?」
唯「んーじゃああずにゃん私のも食べてよぉ」
梓「え・・・いいんですか?」
唯「はやくー、溶けちゃうってば!」
梓「あ、それじゃあしつれいします・・・はむっ」
唯「どう、どう? お味の方はっ」
梓「……甘くて、なんかほっこりしますね」くすっ
唯「でしょでしょー! このお店のストロベリーミックスは絶品だよ!一年分たべちゃいたいぐらい!」
梓「ふふ、おなかこわしちゃいますよ?」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 02:05:27.32 ID:MdcUz1Kf0
唯「ふぅ・・・食べたねー」
梓「なんか唯先輩とデートするといつもアイス屋さんに行ってる気がする…」
唯「え、デート?」きらきらっ
梓「こっことばのアヤです!」あたふた
唯「なぁんだー、やっぱりあずにゃんもデートだとおもってたんだー」だきっ
梓「ま、まちなかで抱きつかないでください!」
唯「あずにゃんかわいいー!」ぎゅう
梓「もう・・・クラスの子に見られたら、はずかしくてしんじゃいますよ」
唯「みつけたら紹介してよねっ。桜高軽音部の天才ギターボーカル、平沢唯先輩ですって!」
梓「調子のりすぎですっ」がばっ
唯「あうっ……あずにゃんしどい・・・・」
梓「だいたいAmもおぼえてないのになにが天才ですか。もっと練習してくださいっ」
唯「あうー・・・あずにゃぁん・・・・」
梓「じゃあ、次は楽器屋さん行ってみましょうよ」
唯「そうだね!」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 02:09:59.61 ID:iAkwOn2a0
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「スタンバってるぞ」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 02:12:14.74 ID:Yv/5bbHe0
寝たかったのに!
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 02:17:40.59 ID:MdcUz1Kf0
がっきてん!
唯「みてみてこのギター、さわちゃんのとおんなじ!」
梓「わ、フライングVがこの値段かー…中古かな」
唯「ぎゅいーん! おぉまえらかぐごじろぉ゙ぉ゙おおおっ」
梓「店内で騒がないでください!」
唯「だってー、ギター持ったらやりたくなっちゃうじゃん、鏡の前とかでさー」
梓「そ、それは……」
唯「あずにゃんはないの? 小さいころ、ギターはじめてもった時に」
梓「う・・・・」
唯「小4のあずにゃんが、鏡のまえで・・・・ぎゅいーん!」
梓「ぎゅいーんはしてません!」
唯「他はやったんだねー」にやにや
梓「うぅ・・・!」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 02:23:18.68 ID:MdcUz1Kf0
梓「あ、これ欲しかったんだ」
唯「なあに、それ」
梓「これ、自分が弾いた音をその場で録音できるんですよ」
唯「ほぇー・・・」
梓「えっと……ちょっと試しにやってみますね」
じゃーん♪
梓「こうすると」
じゃーん♪ じゃーん♪ じゃーん♪
唯「わ、一人で合わせられるんだね! 私もやってみる!」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 02:24:01.20 ID:MdcUz1Kf0
梓「はい、ここをこうですよ」
唯「こ、こうかな?」
じゃきみょーん
唯「あ、まちがえちゃった」
じゃきみょーん じゃきみょーん じゃきみょーん じゃきみょーん
唯「あずにゃーん、これどうやってとめるのー?!」うるっ
梓(お客さんの視線がいたい・・・!)
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 02:24:18.53 ID:XSrHFudG0
唯×トラックはもう飽きた
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 02:29:10.43 ID:MdcUz1Kf0
唯「はぁっ・・・はあっ……」
梓「ふぅ…」
唯「あずにゃあん・・・急に走り出さないでよぉ……」
梓「視線がいたたまれなかったんです! もう、みてらんないですよっ」
唯「ごめんなしゃい・・・」
梓「これにこりたらちゃんと練習するんですからねっ」
唯「うん・・・あれ?」
梓「?」
唯「雨、降ってきたかも…」
梓「あ・・・傘、もってますか?」
唯「……ない」
梓「……すいません、私もです」
唯「――はしれえっ!」
梓「ひゃっ、はい!」
何か凄い昔に読んだ気がするスレタイだな
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 02:39:26.29 ID:MdcUz1Kf0
唯「……ふぅっ、ここなら雨宿りできるね」
梓「でもここって立ってたら邪魔になりますよ」
唯「んー、じゃあもう電車乗ってどっか行っちゃおっか?」
梓「あ、それもいいかも・・・・」
唯「私ね、あずにゃんと行ってみたかったところあるんだあ」
梓「え……あ、はい。どこですか?」
唯「?」
梓「いえ、なんでもないです。それより唯先輩の行ってみたかったとこって――」
唯「それは着くまでのないしょ! さ、あずにゃん切符買って」
梓「あ、私パスモなんで大丈夫です」
唯「あー、いいなあ! なんか都会人みたい!」
梓(私と、って……どういう意味なんだろ……?)
唯「あずにゃん?」
梓「ひゃ、はい!」あせっ
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 02:48:26.93 ID:MdcUz1Kf0
唯「なんか暗くなってきたねー」
梓「はい……まだ5時なのに」
唯「陽が沈むの、早くなったよねえ」
梓「もう12月ですもんね…」
唯「・・・・来年は、大学生かあ…」
梓「・・・・」
唯「……想像つかないなあ」
梓「・・・・」
ぎゅ
唯「……あず、にゃん?」
梓「なんでもないです」
唯「手、あったかいな」
梓「・・・・唯先輩だって」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 02:52:27.32 ID:MdcUz1Kf0
唯「あ、着いたよ!」
梓「……はい」
唯「……いこ! ドア閉まっちゃうよっ」ぐいっ
梓「あっはい!」
唯「……えーっと」
梓「どうしたんですか?」
唯「……こっから、どっちだったかなあ」
梓「はぁ・・・大丈夫かなあ・・・」
唯「心配しないであずにゃん! ちゃんと連れてってあげるからねっ」
梓「はぁ・・・」
梓「・・・・ふふっ」
唯「?」
梓「ほら唯先輩、いきましょう!」
唯「うん!」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 02:54:10.16 ID:e5ZSh1wZi
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 02:56:26.93 ID:EgpAHQA90
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 03:00:24.51 ID:MdcUz1Kf0
唯「あれ、こっちだっけ? いやでもこっちだったような……」
梓「……」
唯「うーん…たしかあの看板が見えたとこだから・・・・」きょろきょろ
梓「……」にこにこ
唯「……あずにゃん? えへ、どしたの?」
梓「えっと………」
梓「……なんでもないです」くすっ
唯「……そっか」にこっ
唯「あ、あった!」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 03:01:09.36 ID:gf1hIjnA0
ええい!まだか!
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 03:01:44.76 ID:E963BfsGO
ちょっとトラック借りてくる
24 :
忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/04/11(月) 03:02:45.45 ID:5IbOAENY0
唯は将来、トラックの運ちゃんか声優になればいいと思うよ。
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 03:05:56.93 ID:MdcUz1Kf0
梓「ここは…?」
唯「プラネタリウム。むかし、今のうちに越してくるずっと前に来たんだよ」
梓「そうなんですか・・・・」
唯「結構混んでるなー……あ、よかった。きょうやってるって!」
梓「そんなあせらないでください、子どもみたいですよ」
唯「あずにゃんの方が子どもだもん」
梓「唯先輩の方が子どもですー」
唯「むぅ……あ、そろそろ次の上映はじまっちゃうって!」
梓「あ、待ってください。チケット買わなきゃ」
唯「あはは……そうだったね」
唯「あずにゃんがいなきゃ忘れちゃうところだったよ」
梓「・・・えへへ」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 03:14:15.86 ID:MdcUz1Kf0
梓「わあ……思ったより広いんですね」
唯「でしょ? この天井いっぱいに星空が広がるんだよ!」
梓「なんだか楽しみですね」
唯「Cの12と13だから・・・・あずにゃん、こっちだよ」
梓「あ、はい……きゃっ」
ぎゅっ
唯「あ、あずにゃん大丈夫?」
梓「はい……ちょっと、つんのめちゃって。すいません」
唯「ここ段差あるから気をつけてね?」
梓「・・・・はい」
唯「あずにゃん?」
梓「・・・・あ、はい!」
唯「ほんとにだいじょうぶ?」
梓「……だ、だいじょうぶです!」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 03:19:14.95 ID:MdcUz1Kf0
唯「ふう! 着いたねっ」
梓「はい・・・・って、席けっこう近いですね」
唯「そうなんだよぉ、だからこうやって、ぎゅーって!」だきっ
梓「もっもうはしゃがないでくださいよぉ・・・・」
唯「あずにゃんあったかーい…」
梓「そんな、・・・・はずかしいですからっ」
唯「えー。ぎゅってするのだめー?」
梓「だーめです。ていうか変だと思われちゃいますよ」
唯「むー・・・・じゃあ、なにならいいの?」
梓「へ?!」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 03:21:36.04 ID:MdcUz1Kf0
唯「あずにゃんはなにならしていいの?」
梓「へ、えっ、えっと……そのっ」
唯「ちゅー?」
梓「だっだめです! それは絶対にだめ!」ぶんぶんっ
唯「そっか…」しゅん
梓「あ……」
唯「……むぅ」
梓「……その、えっと」
唯「?」
梓「……手なら、つないでても、…いいですよ」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 03:25:31.28 ID:MdcUz1Kf0
唯「……はい」にこっ
梓「・・・・」かあっ
唯「あずにゃん、顔まっかだよ」
梓「唯先輩は……ずるいです。ずるいですよっ」
唯「……あずにゃんだって、手をはなさないくせに」
梓「……しりませんっ」ぷいっ
唯「……」
梓「……」
唯「…ぷふっ・・・ふふふっ……」
梓「くふふっ・・・・なにが、おかしいんですか……ふふっ」
唯「あずにゃんだって……くふふっ」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 03:29:53.86 ID:MdcUz1Kf0
唯「あ。はじまったね」
梓「……わあ…!」
唯「ね。……すごいよね」
梓「はい…!」
唯「私ね、おぼえてるんだ。あっちがオリオン座でね、あれがペテロ……なんだっけ?」
梓「ペテルギウス、ですか?」
唯「そうそれ!」
梓「ぜんぜん覚えてないじゃないですか」くすくす
唯「そんなことないもん……あ、あそこがおうし座かな」
梓「……」
唯「……」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 03:34:14.72 ID:MdcUz1Kf0
唯「……」
梓「……」
梓「……唯先輩」
唯「なぁに、あずにゃん」
梓「……いえ、やっぱなんでもないです」
唯「そっか…」
梓「唯先輩も、東京いくんですか?」
唯「・・・・そう、かな」
梓「……」
唯「……」
ぎゅ
梓「…その、受験。がんばってくださいね」
唯「うん……ありがと、あずにゃん」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 03:36:46.80 ID:MdcUz1Kf0
唯「きれいだねえ」
梓「そうですね……」
唯「あっちがおうし座で」
梓「はい」
唯「おおいぬ座と、こいぬ座」
梓「……あは」
唯「?」
梓「私たちみたいだなって」
唯「……えへへ」
唯「こねこ座って、ないかなあ」
梓「あるかもしれませんね」
唯「こんど、見つけとくね」
梓「……はい」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 03:38:37.57 ID:E963BfsGO
どーん
唯トラ久しぶりだな
まだ轢かれないの?
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 03:42:21.22 ID:MdcUz1Kf0
唯「なんだか、ねむくなってきちゃうね……」
梓「……はい」
唯「あれは……冬の第三角形の上のほうだから、ふたご座かな」
梓「はい」
唯「あれは……なんだろう、四つの星が、こうつながってるやつ」
梓「あ、それはたぶんトラック座ですよ」
唯「へえ……あずにゃんもの知りだねえ」
梓「えへへ・・・・わっ」
唯「へ?!」
梓「トラック座がこっちに近づいてきます! 唯先輩避けて!!」
唯「なっ……きゃあっ!!」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 03:44:35.14 ID:gf1hIjnA0
きたwwwwww
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 03:46:20.87 ID:M0VWohiZ0
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39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 03:48:00.32 ID:IZ5IhH9X0
おかしいだろおい
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 03:48:12.05 ID:gf1hIjnA0
>>1の眠気が下の階層であるSSに影響を与えてるってインセプションみたいだな
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 03:50:26.65 ID:hcfZEiN1O
どんな登場の仕方だよwww
42 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】 :2011/04/11(月) 03:52:50.47 ID:azaCI1Lg0
梓「トラック座がこっちに近づいてきます! 唯先輩避けて!!」
梓「トラック座がこっちに近づいてきます! 唯先輩避けて!!」
梓「トラック座がこっちに近づいてきます! 唯先輩避けて!!」
梓「トラック座がこっちに近づいてきます! 唯先輩避けて!!」
梓「トラック座がこっちに近づいてきます! 唯先輩避けて!!」
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 03:53:01.49 ID:OzKdScO60
殺意丸出しだろwwwww
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 03:53:10.76 ID:MdcUz1Kf0
――――――
――――
――
梓「……ぃせんぱい、唯先輩っ!」
唯「ほぇ…あずにゃん?」
梓「起きてください、唯先輩!」
唯「あれ……いつの間に」
梓「はぁ・・・もうプラネタリウムおわっちゃいましたよ」
唯「あはは……一瞬ねちゃってたよ」
梓「まったく、自分から連れてきておいてなんですかっ」
唯「ごめんってぇ…あ、じゃあせっかくだからどっか食べにいこっか?」
梓「もう……そんなので忘れませんからね?」
唯「ええー、なんでぇ…!」
梓「……唯先輩、無防備すぎますよっ」
唯「ほえ?」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 03:54:38.70 ID:1PLpz2MqO
なんかホラー
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 04:00:43.39 ID:MdcUz1Kf0
梓「とにかく行きましょうよ、もうみんな出ちゃいましたよ」
唯「あ、うん・・・・」
梓「・・・・」
唯「あずにゃん、おこってる?」
梓「・・・そりゃあ怒りますよ、自分から言い出したのに途中で寝ちゃうとかありえないじゃないですか」
唯「……えへへ」にやにや
梓「なっなんですか」
唯「…あずにゃんってさ、本当に怒ってる時って『怒ってない』って言うもんねぇ」
梓「……!」
唯「よかったよかった。さ、あずにゃんいこ?」
梓「もう唯先輩なんてしらない・・・・」
唯「でも。ごめんね、あずにゃん」
梓「・・・・気にしてないですよ」にこっ
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 04:06:06.47 ID:MdcUz1Kf0
梓「それに、唯先輩は明け方までずっと勉強してるんですもん。私のほうこそ気を使えなくてすいません」
唯「あ、……う、うん! いっやーもう大変なんだよ、ずっと英単語をたっくさん・・・・あははっ」
梓「・・・・してるんですかー?」じとっ
唯「き、昨日はちょっと夜更かししちゃったかな・・・・あははっ」
梓「正直にいってください。寝たの何時ですか」
唯「ええーっと・・・・四時過ぎかな、いや五時かな?」
梓「はぁ・・・・まったくもう、無駄に起きててどうするんですか」
唯「だってギー太がぁ・・・・ひっく、えぐっ」
梓「・・・・まあ、息抜きも大事ですけどね。きょうみたいな日だって、うん」
唯「ところであずにゃん、いいことあったの?」
梓「え、なんでですか」
唯「だってなんか、うれしそうだし」
梓「しりませんっ」
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 04:15:27.98 ID:MdcUz1Kf0
唯「じゃあ晩ごはんどうしよっか?」
梓「唯先輩はなにか食べたいものとかあります?」
唯「えーっと……じゃあ、駅前のサティ行こっか! 屋上レストラン行こうよ!」
梓「いいですね! ……でもお金、大丈夫ですか?」
唯「だーいじょうぶ! きょうのためにたーくさん貯めといたんだよっ」
梓「きょうのために、ですか?」
唯「それにお母さんがね、偏差値あげたらボーナスくれるって言ってたからがんばっちゃったよ。えへへっ」
梓「あ、それでこないだの模試で…」
唯「えっへん!」
梓「・・・・調子にのって遊んでばっかだと、また下がりますよ」くすっ
唯「あずにゃん、てきびしい・・・うぅ・・・・」
梓「でも、……ありがとうございます」
唯「……えへ」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 04:16:47.92 ID:d0zNWBG+O
し
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 04:17:20.23 ID:qoBX++Oa0
そのサティも今はイオンになっちゃったんだね
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 04:17:37.61 ID:LZKdM+vl0
トラック座って言いたかっただけだろwww
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 04:20:24.76 ID:UJbfAdgrO
しえ
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 04:20:56.76 ID:MdcUz1Kf0
唯「ふわぁ……」
梓「……って、言ってるそばからあくびしてるじゃないですか」
唯「らって、昨日ねむれなくってぇ…」
梓「もう、勉強もいいですけど夜更かししすぎは身体によくないですからね」
唯「そうだねぇ……ふぁあ」ふらふら
梓「ちゃんと前みて歩いてください。あぶないですよっ」
唯「ごめんってぇ……あ、じゃああの劇団トラック座の看板のとこを右だよ」
梓「はい。……でも結構遠いんですねえ」
唯「プラネタリウムへの行き道はあんなにすぐだったのにねー…」
梓「きっと行く道は楽しみだから早いんですよ」
唯「そうだね……いき〜はよいよい、かえりは♪」
梓「きゃ?! 唯先輩あぶないっ! 看板が落ちてくる!」
ドンッ
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 04:23:22.30 ID:UJbfAdgrO
これはひどい
いいぞもっとやれ
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 04:24:16.76 ID:qoBX++Oa0
なんかドラえもんでこんなネタあったよな
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 04:29:31.64 ID:LZKdM+vl0
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 04:33:18.08 ID:MdcUz1Kf0
唯「あ、あぶなかったぁ・・・・」がくがく
梓「そ、そうですね・・・・」ぶるぶる
唯「ちょっと今ので目が覚めたよ…」
梓「唯先輩はあぶなかっかしいんです、気をつけてください」ぐいっ
唯「あ、あずにゃん待ってよぉ!」
唯「あれ? サティ、この辺のはずなのに……」
梓「道間違えちゃったんでしょうか・・・・?」
唯「うーん、じゃあたしか駅の反対側にそごうがあったはずだからそっち行ってみようよ」
梓「はい!」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 04:40:30.54 ID:hcfZEiN1O
これはそごうも潰れてる
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 04:44:55.47 ID:MdcUz1Kf0
唯「・・・・あれー? おっかしいなあ…」
梓「ほんとにそごう、このビルなんですか?」
唯「うん……たぶんこの、ヤマダ電機だと思う・・・・・」
梓「そうだったんですか・・・」
唯「ヤマダ電機じゃ、ごはん食べられないよねえ・・・」
梓「・・・あ、じゃあいっそ東京の方いってみませんか?」
唯「おお、それはいいかも!」
梓「じゃあ駅に急ぎましょう! 遅くなっちゃいますよっ」
唯「うん!」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 04:51:24.71 ID:MdcUz1Kf0
がたんごとん
唯「そういえば、雨あがってたね」
梓「あ、そうですね。気づきませんでした」
唯「えー、もう8時かあ・・・あ、そろそろ着くね」
梓「どこ行きましょうか?」
唯「ふふん、いいとこ知ってるんだぁ」
梓「それは楽しみですね」くすっ
ぷしゅー
梓「着きましたね」
唯「こっちだよ、あずにゃん!」
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 04:57:01.17 ID:MdcUz1Kf0
てんぼうれすとらん!
梓「ちょ・・・こんな高いとこ、大丈夫なんですか?!」
唯「そりゃ11階だもん! あ、あずにゃん高所恐怖症?」
梓「そっちじゃないです! お金の話ですよっ」
唯「ここね。今日はれでぃーすでーなんだよっ」
梓「へぇ・・・すごいですね」
唯「むかしはおばあちゃんや憂と三人でよく来たんだよねぇ♪」
ウエイター「お席は喫煙と禁煙どちらにいたしましょうか」
唯「あ、禁煙でおねがいします!」
ウエイター「それではこちらにどうぞ」
梓「わあ・・・・・!」
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 04:58:03.11 ID:qoBX++Oa0
うむ
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 05:14:58.39 ID:IqpRWRIzO
ほう
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 05:17:07.44 ID:MdcUz1Kf0
梓「すごい・・・」
唯「なんだか・・・空を飛んでるみたいだよね」
梓「はい・・・街の灯って、こんなにきれいだったんですね・・・」
唯「ささ、ごはんたべようよ!」
梓「・・・あ、はい!」
唯「みとれちゃった?」にこっ
梓「・・・はい、ちょっとだけ」くすっ
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 05:20:39.88 ID:MdcUz1Kf0
唯「ほら、あずにゃんの来たよ」
梓「はい・・・おいしそうですね」
唯「ピラフ、すきなの?」
梓「えっと・・・好きっていうか、小さい頃よく食べてたんで」
唯「ほえー……」
梓「たまにこういうレストランとか連れてってもらった時、いつも同じもの食べてたんですよね」
唯「へえー・・・じゃあわたしと一緒だね!」
梓「ハンバーグ、ですか?」
唯「思い出の味だよ!」
梓「ふふ、いっしょなんですね」
唯「えへへ」
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 05:22:58.28 ID:MdcUz1Kf0
唯「ふぅ! おいしかったなっと」
梓「まだデザートが残ってますよ」くすっ
唯「あ、そうだったね・・・ふぁ」
梓「もう、またあくびなんかしちゃって。ていうか口よごれてますよ」
唯「あずにゃんふいてー」
梓「はいはい。……あの」
唯「んー?」
梓「きょうは、誘ってくれてありがとうございました」
唯「んーん! あずにゃんと会いたかったんだもん!」
梓「・・・えへへ」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 05:27:25.54 ID:MdcUz1Kf0
キキーッ
ドンッ
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 05:33:45.12 ID:3OxFIyY60
おやすみなさい
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 05:34:36.27 ID:lKHx0v+h0
ほ、保守!
そうだ、保守しとくよ!
だから、な……!?
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 05:36:30.69 ID:lKHx0v+h0
俺らが保守しとくから!
だからお前はゆっくり眠ればいい
そして起きて、飯食って少しネットして、それからまた書けばいいよ!
このスレの
>>67は永久欠番だ
だからさ、な?
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 05:37:24.87 ID:8Xv+9HygO
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 05:37:24.48 ID:+dwIDga/0
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あちゃー、また轢いちゃったかー
寝たの?、唯梓の会話がツボだから続き読みたい。
保守できる人お願い
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 05:39:04.80 ID:MdcUz1Kf0
唯「――はっ」
梓「大丈夫、ですか・・・?」
唯「ごめんごめん、一瞬寝ちゃってたかも・・・」
梓「あの、無理しないでくださいね? 身体の方が大事ですから」
唯「あずにゃんごめんね、心配かけちゃって」
梓「・・・それはいいんです。気にしないでください」
唯「そんなことないよぉ」
梓「だって、心配できるのも・・・一緒にいるうちだけですし」
唯「あずにゃん・・・!」
梓「ほら、アイスとけちゃいますよ。ていうかまたアイスですか」くすっ
唯「だって好きなんだもん・・・えへ」
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 05:41:17.89 ID:lKHx0v+h0
もおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
一本取られたぜ!
全く冗談が上手いんだからな!
必死になった自分と、今更
>>1を信じ切れなかった自分が恥ずかしいぜ!
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 05:41:43.77 ID:MdcUz1Kf0
唯「じゃあ・・・帰ろっか」
梓「はい・・・」
唯「あずにゃん、どしたの?」
梓「いえ、・・・でもなんか、一日が終わっちゃうなあって」
唯「家に帰るまでがデートだよ、あずにゃんっ」
梓「またそんな遠足みたいな」くすっ
ぴろりーん♪
梓「あれ・・・ええっ?!」
唯「どうしたの?」
梓「いや、純からメール来たんですけど……」
唯「なになに……ええっ、電車で人身事故?!」
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 05:44:15.04 ID:PLEKov+G0
投げ出しを許す環境を作ってしまうと読み手はこうもかわいくなれるのか
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 05:44:25.74 ID:MdcUz1Kf0
梓「うわー…踏み切りでトラックが……」
唯「うーん、当分帰れないね・・・どうしよっか?」
梓「とりあえず、マックで時間でもつぶします?」
唯「そうしよっかあ」
梓「はい!」
唯「・・・あずにゃん、なんだか楽しそうだねっ」
梓「そっそんなことないですよっ」ぎゅー
唯「いたた、手にぎるのつよすぎだよぉ」
梓「あ……ごめんなさい」
唯「んーん、わたしもあずにゃんと一緒にいれてうれしいもん!」
梓「……そんなこと、言わないでくださいよぉ」
唯「・・・?」
梓「離れられなく、なっちゃうじゃないですか・・・」
かわいすぎんだろ
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 05:50:13.60 ID:MdcUz1Kf0
唯「・・・・あずにゃん」
梓「?」
唯「行こっか」
梓「・・・はい」
唯「ねえ、帰りはこっちのエレベーターのろ?」
梓「あ、はい」
唯「ここね、壁がガラスになっててすーごいきれいなんだよ!」
ぴんぽーん♪
唯「さ、のってのって」
梓「はい・・・わ、すごいですね!」
唯「……ぎゅー」
梓「ひゃっ」
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 05:50:57.99 ID:PLEKov+G0
キキーッ
ドンッ
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 05:51:20.37 ID:+dwIDga/0
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83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 05:52:49.07 ID:MdcUz1Kf0
梓「……」
唯「……あずにゃん」
梓「……」
唯「……また、行こうね」
梓「……」ぎゅっ
唯「また、遊びにいけるよ。きっと」
梓「……はい」
ぴんぽーん♪
唯「えっと・・・駅ってどっちだったっけ」
梓「こっちですよ。もう、しっかりしてください」くすっ
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 05:54:42.27 ID:qoBX++Oa0
学園祭から受験までの空白にこんなふうにイチャイチャしてたのか
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 05:54:49.91 ID:MdcUz1Kf0
梓「・・・あ、そうだ」
唯「ほえ?」
梓「せっかくですし、TSUTAYA寄ってきませんか? たぶんまだ時間かかりますし」
唯「いいねえ!」
梓「たしかこの辺にあるって……あ、あれだ」
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 06:00:50.95 ID:r1O34ZKXO
唯が轢かれてどんな風に息絶えるのか想像するだけで萌える
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 06:00:56.83 ID:MdcUz1Kf0
つたやさん!
梓「あ、このCD」
唯「どれどれ?」
梓「この緑のやつです。アイスランドのバンドなんですけど、すっごいきれいなんですよ」
唯「へえ・・・」
梓「ここ試聴できるみたいですよ。よかったら聴いてみましょうよ!」
唯「うん!」
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 06:01:37.65 ID:MdcUz1Kf0
〜♪
唯「なんだかゆったりして・・・この女の人、かわいい歌声だねぇ」
梓「唯先輩の声とちょっと似てませんか?」
唯「え? そうかなあ。てへへ」
梓「……なんだか聴いてると、ちょっと眠たくなっちゃいますね」くすっ
唯「ふふ、そうだね。」
梓「……あ、このアルバムの4トラック目が――」
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 06:03:52.03 ID:MdcUz1Kf0
ガッ シ ャ ー ン
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 06:04:01.33 ID:IqpRWRIzO
>>87 mumの『finally we are no one』?
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 06:04:38.83 ID:IqpRWRIzO
っておい
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 06:05:34.45 ID:PLEKov+G0
ねるな!ねたらしぬぞ!
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 06:06:22.10 ID:r1O34ZKXO
居眠り運転のトラックキター!!
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 06:09:06.36 ID:MdcUz1Kf0
梓「うわあ……」
唯「あの人、買ったばっかりだったのに・・・」
梓「ま、まあ落としちゃったのは仕方ないですよね」
唯「あ、うん。私もベッドから起きた時にCD踏んじゃったことがあって」
梓「それはちゃんと片付けてないからでしょっ」
唯「ごめんごめん」
梓「もう・・・憂にばっかりまかせっきりだからそうなるんですよ。上京したらどうするんですかっ」
唯「は、はんせいします・・・・」
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 06:10:12.80 ID:LqK9W6Y9O
もういい・・・もう頑張ったよお前は・・・っ
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 06:12:18.64 ID:MdcUz1Kf0
梓「そろそろマックにでも行きます?」
唯「あ、うんそうだね」
てくてく
唯「って、」
ぽつぽつ
梓「また、」
唯梓「「雨、降ってきちゃった……」」
唯「ぬれないように急がなきゃ!」
たっ たっ たっ
唯「あ、たしかこっちだから!」ぐいっ
梓「ちょ・・・ほんとに道あってるんですかー?!」
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 06:15:13.78 ID:MdcUz1Kf0
唯「はぁっ…はあ……」
梓「ふぅっ………って、いきおいで入っちゃいましたけど・・・ここってその、えっちな、」
唯「ほえ?」
ぴっ
梓「あっ!」
唯「ボタン、おしちゃった・・・」
梓「しゅ、宿泊のボタン・・・」
唯「ど、どうしよう・・・」
梓「……ここは、あの、カウンターで間違えましたって、」
唯「あずにゃん」にやにや
梓「へ?」
唯「……泊まってみない?」
梓「ええっ」
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 06:18:26.46 ID:MdcUz1Kf0
梓「でっでもお金とかっ」
唯「そこは大丈夫! 唯先輩にまかせんしゃーい」
梓「はぁ・・・」
唯「あ・・・あずにゃん、おうち大丈夫?」
梓「それは、今日もうちの両親いないですから大丈夫といえば大丈夫ですけど……」
唯「じゃあ行ってみようよ! なんかお風呂とかきらきらしてて面白いとこなんだって!」
梓「あっ・・・ちょっ――」
梓「・・・もう」
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 06:18:59.24 ID:qoBX++Oa0
唯、わざとだろww
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 06:24:06.02 ID:MdcUz1Kf0
へや!
梓「私きょう、なんかすっごい流されてる感じがする・・・」
唯「どしたのあずにゃん?」
梓「いえ、なんでもないです・・・」
唯「ふうん・・・それにしても広いねえっ、ダブルベッドだよ」
梓「そりゃダブルベッドに決まってるでしょ」
唯「なんでー?」
梓「いや、その・・・えーっと」
唯「なんでダブルベッドなの?」
梓「・・・しっしらないですっ」
唯「ふふ、あずにゃん赤くなってるよ」
梓「・・・わざとですかっ」
唯「んー、お風呂みてくるねっ」
たっ たっ たっ
梓「・・・まったく、もう」
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 06:31:51.21 ID:MdcUz1Kf0
唯『わあっ、ねえきてきて! すっごいよ!』
梓「なんですかー?」
唯『こっちこっちー! はやくぅ!』
梓「はいはい・・・」
唯「みて! ここ、お風呂の色がかわるの!」
ぱっ
梓「わあ・・・」
唯「……あずにゃんこういうとこ初めて?」
梓「なっなに聞いてるんですかっ、初めてに決まってるでしょ!」
唯「わたしはねー、」
梓「え・・・・?」
唯「……うちのクラスの子がね、面白いとこだよって言ってたから気になってたんだぁ」
梓「そ、それだけ?」
唯「うん。……あずにゃん、どうしたの?」
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 06:35:54.84 ID:Y1WElpUrO
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 06:39:44.56 ID:MdcUz1Kf0
梓「なんでもないです。心配して損しましたよ」
唯「……あずにゃん、もしかしてやきもち?」
梓「ちーがーいーまーすーっ!」
唯「あーずにゃんっ♪」だきっ
梓「ひゃっ…!」
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 06:40:36.68 ID:MdcUz1Kf0
梓「……」
唯「……」ぎゅー
梓「……」
唯「……おふろ、はいろっか?」
梓「あ、・・・・・はい」
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 06:41:25.35 ID:lKHx0v+h0
俺は知ってるぜ!
ラブホテルにはトラックなんか突っ込まないってことがね!
>>105 トラック座、というのをご存知だろうか。
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 06:43:42.65 ID:PLEKov+G0
唯「地震だ!」
梓「危ないです、今すぐ外に出るです!」
トラック「今です!」
キキー ガシャーン!
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 06:44:45.80 ID:BCbRgFUZ0
なんか熱い保守マシーンがいるな
支援
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 06:47:44.89 ID:qoBX++Oa0
そろそろ仕事いく支度しなきゃなんだけどエロくなるの?
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 06:49:53.67 ID:MdcUz1Kf0
梓「あの・・・えっと、とりあえずお風呂にお湯ためましょうよ!」
唯「うん・・・そうだねっ」
きゅっきゅっ
じゃー
唯「そのあいだ、あっちでのんびりしようよ」
梓「・・・はい」
唯「……」
梓「……」
唯「・・・ねむくなってきちゃうよ」
梓「ねたらだめです、しにますよ」
唯「……なんで?」
梓「・・・言ってみた、だけです」
唯「へんなあずにゃん」くすっ
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 06:51:36.86 ID:MdcUz1Kf0
唯「じゃあ、寝ないようにテレビでもつけよっか」
梓「そうですね。映画でもみてみましょうよ」
ぴっ
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 06:55:59.19 ID:MdcUz1Kf0
ド ー ン
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113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 06:57:12.10 ID:PLEKov+G0
アメニティのトラック
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 06:58:59.92 ID:BCbRgFUZ0
エロシーンマダー?
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 07:00:34.09 ID:MdcUz1Kf0
唯「きゃああああっ?!」
梓「いやあああああっ!!」
梓「ゆっゆいせんぱい、音が!!」
唯「こっ、これかな・・・!!」
ぴっ
しーん
唯「・・・ふぅ」
梓「死ぬかとおもいましたよぉ・・・」ぎゅっ
唯「よしよし」なでなで
梓「でも、まさか音量が最大になってたなんて・・・」
唯「ひどいいたずらだよ。ぶーぶー」
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 07:01:17.75 ID:wge5I1NoO
まだ読んでないけど轢くなら俺を轢け
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 07:03:10.77 ID:MdcUz1Kf0
唯「あ、あずにゃん・・・・いまの映画、なんだったの……?」
梓「はい、えーっと番組表番組表……」
梓「――スティーヴン・スピルバーグ監督の『激突』、みたいです」
唯「そ、そうなんだ・・・」
梓「出世作ですよ、たしか」
唯「へぇ……こわかったねぇ」
梓「ほんとですね・・・ジョーズかと思った・・・・」
唯「あ、そろそろわいたんじゃないかな?」
梓「そうですね。もう、水に流しましょう!」
唯「さんせーっ!」
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 07:06:47.72 ID:lKHx0v+h0
ははは!
さっきまでバックトゥーザフューチャー3を見ていたよ!
奇遇だね!
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 07:07:26.52 ID:upLQWoFd0
キキドンちゃんまだー?
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 07:09:15.23 ID:hcfZEiN1O
121 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】 :2011/04/11(月) 07:10:56.28 ID:yXqpy2eT0
いちいちトラック混ぜんなwwwwww
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 07:15:42.69 ID:4qKznWPM0
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 07:16:20.89 ID:MdcUz1Kf0
唯『あずにゃーん、まだあ?』
梓「待ってください・・・」ぬぎぬぎ
がらっ
唯「まあまあ、そんな恥ずかしがらないで」
梓「きゃっ?! いっいきなりあけないでください!」
唯「……もう、はやくぬいじゃいなよぉ」
梓「いつも思うんですけど、唯先輩にははじらいっていうのがないんですか?!」
唯「はじらい?」ぽかーん
梓「もういいです。なんかふっきれました」ぬぎぬぎ
唯「ささっ、あずにゃんおじょうさまこちらへ」
梓「はいはい」
唯「・・・えいっ!」ばさっ
梓「あっ、バスタオルかえして!」
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 07:16:30.88 ID:fq3dAKWs0
なんだこの新しい感じは
もっとみたいような、もどかしいような
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 07:18:23.39 ID:BCbRgFUZ0
トラックを回避する方法
=眠くなる前にこのSSを完結させること
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 07:23:34.22 ID:MdcUz1Kf0
梓「うぅ……!」もじもじ
唯「あずにゃん、かわいいねぇ」
梓「唯先輩のばか・・・・うぅ・・・・!」
唯「ぎゅー」ぴとっ
梓「ひゃっ・・・」
唯「からだ、ひえちゃうよ?」
梓「・・・・・ゆいせんぱいが、わるいんだもん・・・」
唯「ごめんね。……じゃあ、からだあらってあげるね」
梓「えっ・・・・・・は、はい」
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 07:26:49.48 ID:MdcUz1Kf0
唯「あずにゃんはいつもどこからあらうのー?」
梓「えっと・・・肩、とか」
唯「この辺かなー」
梓「やっ・・・」
唯「んー?」
梓「……あの、耳元に息かかると、その・・・・」
唯「ふー」
梓「ひゃあっ」
唯「あずにゃんってほんとかわいいよねえ」
梓「・・・・さいっていです…」
唯「ごめんごめん、ちゃんと洗うからあ!」
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 07:28:56.17 ID:UU/z30Dt0
かずny
おっと
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 07:35:28.83 ID:BCbRgFUZ0
かず坊は最近忙しいらしい
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 07:35:49.30 ID:MdcUz1Kf0
唯「〜♪」ごしごし
梓「……」
唯「いいなああずにゃん、足がしゅってしてて」ごしごし
梓「そんなこと・・・・ないですよ」
唯「肌がね、つるつるのすべすべなんだよ」つるっ
梓「やっ・・・くすぐったいですって」
唯「……足のゆびもちょこんてしてて、あずにゃんみたい」
梓「あんまりみないでください……ていうか、あずにゃんみたいってなんですか」
唯「……」ごしごし
梓「・・・んっ・・・」
唯「きもちいい?」
梓「……はい・・・」
唯「ちゃーんと洗ってあげるからねっ」
梓「……はい」かあっ
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 07:42:12.79 ID:qoBX++Oa0
唯梓の風呂率は異常
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 07:44:44.93 ID:MdcUz1Kf0
唯「あいをーこめてーすらっすーらとねっ♪」ごしごし
梓「……ゆいせんぱい」
唯「なあにー?」ごしごし
梓「どうして……どうして、私なんかのために、ここまでしてくれるんですか?」
唯「あずにゃん・・・?」
梓「……わたし、唯先輩に迷惑かけてばっかりなのに・・・」
唯「……あずにゃん」
ぎゅっ
梓「……ううっ・・・ひっく・・・」うるっ
唯「……私、あずにゃんが入ってくれてよかった」
唯「あずにゃんのこと、ほんとに大好きなんだよ」
梓「・・・ぐすっ……くふっ……ひっ・・・」
唯「だから……そんなこと、言わないで」
梓「……はい・・・」ぎゅっ
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 07:47:05.91 ID:MdcUz1Kf0
唯「さ、あわ流しちゃお!」
ぱしゃーっ
梓「ひゃっ・・・」
唯「うりゃ! シャワーこうげきだぞっ」きゃっきゃ
梓「きゃっ、目にはいっちゃいますってえ!」きゃっきゃ
唯「あははっ」
梓「もう・・・ほんとうに子供みたいな人ですね」くすっ
唯「あずにゃん、全部ながせた?」
梓「……はい!」にこっ
唯「じゃあ、一緒にお風呂はいろうよっ」
梓「・・・そうですね」
飯くってきます
30分以内に再開
飯食ったら眠く・・・
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 08:00:30.71 ID:PLEKov+G0
微妙に長続きしてるっていう
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 08:08:29.94 ID:qoBX++Oa0
このスレのおかげで眠いが、仕事いくから先に
>>1乙しとくわ、続きはまとめで読ませてもらう。
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 08:25:53.32 ID:BCbRgFUZ0
30分
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 08:26:26.18 ID:MdcUz1Kf0
かぽーん
唯「ふぅ・・・あったかあったか」
梓「……ひろいですねえ」
唯「あずにゃんこっちきなよぉ」
梓「・・・は、はい……」
唯「えいっ」だきっ
梓「……えへ」
唯「あったかくて気持ちいいねえ」
梓「……なんだか、とけちゃいそうですね」
唯「・・・そうだねっ」
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 08:29:14.70 ID:MdcUz1Kf0
梓「……」
唯「……はじめて、だね」
梓「なにがですかー・・・・?」
唯「こうやって……ちょくせつ、抱きしめるの」
梓「……あったかいです」
唯「そう、だね……」
梓「……」
唯「あずにゃん、どしたの」
梓「なにがですか?」
唯「……今のあずにゃん、すごくさみしそうな目してた」
梓「……ふふ、超能力者みたいですね」
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 08:35:52.62 ID:MdcUz1Kf0
梓「なんだか……明日が来るのが、怖くなっちゃいました」
唯「……うん」
梓「わがままとかも、思っちゃいますよ」
唯「どんな? ・・・・・きくよ?」
梓「いいです」
唯「言って」
梓「………」
梓「たとえば、もし……」
唯「……」
梓「……このまま、離れたくない・・・なんて言ったら、おこりますか?」
唯「………」
梓「……すいません、やっぱりなんでもない――」
ちゅ
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 08:42:10.39 ID:MdcUz1Kf0
梓「……!」
唯「……」
梓「……」
唯「……ごめんね」
梓「……勝手、ですよ」
唯「……ごめん」
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 08:42:40.00 ID:MdcUz1Kf0
梓「わたしの気持ちなんて知らないで、どんどん振り回して」
唯「……」
梓「いっつも一歩前で、わたしの知らないとこを引きずりこんでいって」
唯「……」
梓「……わすれられなく、なっちゃいますよ」
唯「……ごめん」
梓「……はなれられなく……ぐすっ・・・なっちゃい、ます……」
唯「……じゃあ、離さないもん」
ぎゅっ
けいおん!!!
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 08:47:12.91 ID:MdcUz1Kf0
梓「……どういう、いみ、ですかっ……」
ちゅ
唯「……こういう意味じゃ、だめ、かな」
梓「……意味、わかんないです。ちゃんといってください」
唯「うん……じゃあ、あずにゃんだけに、言うね」
梓「……あ…」
唯「……聴こえた?」
梓「・・・はい。……聴こえました」にこっ
梓「唯先輩、私も・・・おねがいします」
唯「……ありがと。だいすき!」ぎゅっ
梓「……わたしもです」ぎゅー
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 08:48:45.74 ID:MdcUz1Kf0
唯「……のぼせちゃいそう。あがろっか」
梓「あ・・・はい」
唯「……ねむくなってきちゃったもんね」
梓「……はい」
唯「えっと・・・一緒に、ねよ?」
梓「・・・はい」
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 08:51:06.25 ID:MdcUz1Kf0
唯「……なんか、あっついね・・・」
梓「そう、ですね……もう冬なのに、のぼせちゃいましたよ」
唯「うん、私も」
梓「唯先輩の、せいですからねっ」
唯「あはは。じゃあクーラーとかつけちゃおっか」
梓「クーラーにがてなのに?」
唯「なにごとも挑戦なのです! ふんすっ」
梓「もう・・・」くすくす
ぴっ
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 08:52:29.42 ID:MdcUz1Kf0
ド ー ン
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唯「わああああっ!!!」
梓「はっはやくとめてください!!!?」
ぴっ
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 08:55:32.86 ID:PLEKov+G0
唐突過ぎて吹くわw
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 08:55:48.94 ID:hcfZEiN1O
学習しろよwwww
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 08:59:20.31 ID:VtrGgU25O
講義中だぞどうすんだおい
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 09:03:19.17 ID:MdcUz1Kf0
唯「ふぃー・・・なんかもう眠気がふっとんじゃったよ・・・」
梓「もう……同じ失敗くりかえさないでください!」
唯「だって、いいところにリモコンがあったからクーラーかなって・・・」
梓「そのリモコン置いたの唯先輩でしょうがっ」
唯「ごべんなさぁい・・・ぐすっ」
梓「まったくもう……」
梓「……しょうがない人ですね、ほんと」くすっ
唯「……えへへっ」
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 09:06:54.03 ID:MdcUz1Kf0
唯「……でも、おふとんも冷たくて気持ちいいね」
梓「そうですね・・・」
唯「……あずにゃん」
梓「……はい」
唯「……手、つなご」
梓「・・・はい」
唯「……こっち、きて」
梓「……」
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 09:18:00.99 ID:V9bkycmgO
初せっくす!
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 09:27:57.06 ID:DuQbQrgF0
とりあえず支援
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 09:29:33.44 ID:E963BfsGO
どーんどーん
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 09:32:22.64 ID:IgsRFyDr0
まだ轢かれてなかったのか
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 09:34:22.74 ID:5dTyly3+O
わっふる…?
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 09:39:16.54 ID:MdcUz1Kf0
梓「……ゆい、せんぱい」
私が呼ぶと、あずにゃんはこわごわと近づいてきた。
ろうそくのようにおぼろげな灯りの下では、身体を包む白いタオルがひどく目立ってみえる。
手を伸ばせば届くほどの、片腕分の距離を、オレンジ色の熱が満たしている。
片腕の向こう岸で、息づかいがひどく高鳴って聴こえた。
この熱はたぶん、二人の発したもの。私とあずにゃんの熱に、自分で溶けそうになってしまう。
いま吐いた息も燃え上がるようで、火に吸い寄せられる虫みたいに私は手を伸ばす。
お風呂の熱っぽい蒸気を吸って少ししなびた白いタオルに手をかける。
あと数センチ。
薄膜のような、コンドームみたいな私と彼女の距離を……この手で突き破る。
触れた。
――ゆいせんぱい。
まどろみそうな意識に飴のような声が響く。
私はあずにゃんの細い身体の上に身を寄せ、橙色の熱に照らされる彼女を見下ろした。
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 09:46:44.10 ID:dHY9wmr3P
まだ続いてんのかよwww
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 09:58:25.61 ID:MdcUz1Kf0
一瞬――何年も経ってしまった気さえした一瞬、意識をうばわれてしまった。
濡れた髪をほどいた姿は黒く広げた花びらのように見えた。
手を伸ばすと夜露のような水滴が私の指先を冷ます。でも、熱は消えない。
それどころが余計に燃え上がるようだった。
なぜなら……私はあずにゃんの目に、射止められてしまったから。
「あずにゃん」
名前を呼んだ。
熱に溶けた瞳はまるで別人みたいで、少し嫌だとも思ってしまう。
あずにゃん、こんな顔もするんだ。
当てつけのように唇をあてた。
湿った唇同士の感触で、頭の奥がしびれそうになる。
少し開いたあずにゃんの口から、熱っぽい息が私に流れ込む。
その熱の元に向けて舌を押し込。
抵抗。けれどいつしか彼女の小さな舌が重なった。
舌の触れ合う感触を求めるのに精一杯で、思わず目を閉じてしまう。
そしたら右手に小さな指が繋がれた。すぐに私たちの指は絡まりあう。
目を閉じた分、余計に唾液のからまる音が強く響いた。
身体の奥から、熱が流れ出すような気がする。
私たちを隔てる白いバスタオルも熱にやられて、不快感しか与えない。
唇をそっとはがす。唾液の糸があずにゃんの舌につつっと伸びる。
私はあずにゃんのタオルを左手で引き剥がした。
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 10:05:24.85 ID:Vn+LwyK20
最高
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 10:08:27.32 ID:DuQbQrgF0
こういう展開になると地の分が増えるのは仕方ないのかね
164 :
忍法帖【Lv=17,xxxPT】 :2011/04/11(月) 10:09:36.64 ID:DMzLr9Ag0
キキー
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 10:19:58.13 ID:GhEjc5zk0
机「」ガタガタ
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 10:20:26.77 ID:MdcUz1Kf0
ゆいせんぱい。
私を呼ぶ声が遠く聴こえた。
それどころじゃなかった。
息をのんだ。薄明かりに照らされた、熱の色に染められたあずにゃんの肌に。
そこにはいつもの薄く透き通った身体はなかった。
この部屋の色に染められて、息の仕方も忘れてしまった女の子がそこにいた。
電影に浮き上がった鎖骨の影が、細く乱れた息と共にゆらめく。
その下で白くふくらんだ胸も呼吸に合わせて静かに上下する。
つるんとした胸のふもとで、一粒の水滴が滑り落ちた。
思わずその一滴に唇を寄せる。遠く、うめくような声が聴こえた。
汗に少し湿った肌に舌をなぞらせる。
私の熱っぽい唾液がべっとりとあずにゃんの胸を濡らしていく。
頭の方で、こもったような息づかいを感じた。
その息づかいを求めるように首を上げ、鎖骨のくぼみに舌をねじこんだ。
あずにゃんの声が、いっそう強く響いた。
壊したい。
いじめてみたい。こわれるぐらい抱きしめて、本当に溶かしてしまいたい。
ふと垣間見たあずにゃんのすがるような求めるような瞳に乱されて、そんなことを思ってしまう。
だめにしてしまいたい。私のものにしちゃいたい。
私は鎖骨をなぞった唇をはがし、もう一度ふたりの舌を絡め合わせた。
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 10:25:53.04 ID:Vn+LwyK20
おっおっお
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 10:27:39.19 ID:Y1WElpUrO
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 10:37:01.37 ID:MdcUz1Kf0
ふたたび重ねたあずにゃんの味はほんの少し苦く感じる。
うれしかった。なぜか、もっとほしくなった。
鼻のあたまが当たりそうなぐらい、歯がじゃまになるぐらい強引に口づけを交わす。
それは小さい頃に聞いた「愛しあう二人」の健全な像とはまるで違った。
ただ、生き物がするようにむさぼってしまう。
唇の隙間から聴いたことのなかった声がもれて、その音を強めようともっと舌を重ねる。
ゼリーを口の中でもてあそぶように舌を絡めながら、左手を彼女の太ももに沿わした。
ふるえが起こる。お風呂で洗ったばかりなのに、どろどろした汗が肌に浮いているのを感じた。
身体の芯へ押し込むように指を強く這わせる。
シャンプーの香りに混じって、あずにゃんの匂いがつんと鼻につきだした。
それは生々しくて、たぶん汚くて、だからこそおいしそうな匂い。
壊しちゃいたいのに、いとおしくてたまらなくなった。
唇を離すとその匂いを求めてうなじに吸い付いた。
抑えそびれた声が海鳴りのように響きわたった。
もっと聴きたい。私の指で、唇で、もっとあずにゃんを唄わせてみたい。
――あずにゃん。愛してる。
本心だった。なのに自分の声がグロテスクな熱に歪んで、ちょっと気持ち悪かった。
あずにゃんは聴こえたのか分からないような顔で、ほんの少し唇を歪ませた。
あはは。私たち、だめになりそう。
食べるようにキスを重ねる私の裏側で、変に他人事のように感じるもう一人の私の気配も感じていた。
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 10:41:53.10 ID:0q0E/PiT0
わっふる
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 10:43:23.77 ID:HWDbv7Jn0
なんだよ轢く気ねえのかよ
死ぬ死ぬ詐欺氏ね
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 10:52:30.84 ID:DuQbQrgF0
わっふるわっふる
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 11:03:44.83 ID:MdcUz1Kf0
少しざらついたうなじに噛み跡を残す。
あずにゃんは面白いように声をあげた。
初めて聞くあずにゃんのそんな声を、私は取りつかれたようにむさぼってしまう。
太腿から腰の骨へと手を伸ばしながら、唇を長い髪に隠された耳に唇を寄せた。
耳たぶを唇の肉で挟んでみる。吐息に鼻にかかったようなうめきが混じる。
私はあずにゃんの耳にわざとあつい息を吹きかけた。
すると跳ね上がるように腰が少し浮き、あずにゃんは繋いだ右手をはずしてこらえようとする。
まるで赤ちゃんみたいにいやいやと身体をそらす。
でも逃がさない。離すものか。
唾液をべたべたと、音を立てて耳の方へすりこんでいく。
あずにゃんの声は吹き上がっては消えるしぶきのように強く弱く響いた。
広くはない部屋に反響して、より強く聴こえて、ますます身体を縮こまらせようとする。
目が合った。
助けを求めるように潤んだ瞳。
だけど、求めてるのは助けだけじゃないのも分かってた。
左手を上のほうに這わせて、柔らかい胸を掌で包む。
中指の腹が先っぽに当たって、一弦を爪弾いたような甲高い声が漏れる。
こんな声、あずにゃん本人だって知らなかっただろう。
だから怯えてるんだ。聞いたこともなかった、自分の声に。
味わったことのなかった、こんな熱に。
待っててあずにゃん。
今、教えてあげるから。
私は左手をそっとのけて、あずにゃんの胸の先端に唇を寄せた。
ひときわ甲高い声が部屋中に響いた。
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 11:16:23.13 ID:4MYLcNFZO
けいおん知らんから一文も読んでないけど、スレタイに惹かれてやってきました
早く轢かれてくれ
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 11:21:38.00 ID:5bEuyPZb0
唯梓支援
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 11:24:20.02 ID:Mvk/MFmY0
>>174 だめだよこいつ轢く気ねえもん
スレタイは完全に釣り
けいおん豚をヒヤヒヤ()させて楽しませてるつもりなんだろ
くっそつまらん話ダラダラ垂れ流しやがって氏ね
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 11:28:16.47 ID:MdcUz1Kf0
柔らかい肉を押し込めるように舌を押し当てる。
かと思えば、唇を少し離して熱い息で胸の先っぽを撫でる。
気まぐれにもてあそぶごとにぴんと張り詰めたような鳴き声をあげた。
ゆいせんぱい、ゆいせんぱい。
うわごとのように私の名前を呼ぶ声にぞくぞくしてしまう。
私はあずにゃんの胸に強く吸い付いた。
あずにゃんはまた身をよじらせる。避けようとして? いや、もっと私の唇を求めて。
そうしてかたくなった乳首を、舌でほどくようにちろちろ舐める。
でも余計に張り詰めるばかりだった。
私たちの吐いた息は、流れ出た汗粒を吸い込む布団のような熱気に絡め取られる。
脳みそが溶けていくような感じがして、とても気持ちよかった。
そして私は、左手の指先をあるべき方へ向かわせる。
あずにゃんは知ってか知らずか、身を少し堅くした。
私はあずにゃんのどろどろした汗を皮膚ごと舐め取った唇を、そのままうなじに向けた。
高い声が漏れた一瞬。
左手を、ふとももの内側に滑り込ませた。
汗のすべりに引きずり込まれるように指先があの方へ連れて行かれる。
そのまま綿のように薄い陰毛に向けて手を伸ばす。
汗で湿りきったところを少しまさぐると、ぬるっとした部分に指先がふれた。
私のあずにゃんが、また違う声をあげた。
本番はいった瞬間本気モードか…うっ
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 11:30:12.92 ID:wge5I1NoO
ふむ
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 11:31:13.31 ID:SLqVCMXC0
寝るなよ!絶対に寝るなよ!
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 11:40:33.78 ID:BCbRgFUZ0
残っているだと…?
全力支援
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 11:45:57.82 ID:MdcUz1Kf0
汗とは違ったぬめりに指をふれさせると、唾液よりも粘っこい感触が絡みつく。
あずにゃんはもう私の名前を呼ぶのすら精一杯だった。
途切れかけた声は指や舌を動かすととたんに跳ね上がる。
気づくと私も熱に浮かされたように身体をすり合わせていた。
言葉にならない言葉が、いつもじゃ考えられないぐらい下品な息と共にひたすら私を求めている。
――あずにゃん。
ふと、呼びかけてみた。熱に浸る中でも不安がよぎったのかもしれない。
あの匂いに満ちた中で見たあずにゃんの目は、気づくと怯えたような色に変わっていた。
求めては、いるんだ。私のことを。それはどうしようもなく、そういう目だったから。
けど……このまま続けたら、あずにゃんの瞳の色も変わってしまう。
このままめちゃくちゃにしてしまえる気がした。
あずにゃんは、別人のようになってしまうかもしれない。
だけど、私の腕は止まってしまった。
誓わなければ、許しを得なくてはいけない気がした。
もう……許されないところまで、あずにゃんを引きずり込んでしまっていたのに。
――あずにゃん。すき、だよ。
声に出した途端、胸の奥で別の色の炎がともった気がした。その色は、たぶん青。
赤い光よりも冷たく見えて赤い炎よりも温度の高い、あの色。
今度の声は歪まなかった。肌を伝ってそのまま流れた。なぜだか確信があった。
あずにゃんはしばらく涙の粒を浮かばせてから。
自由な方の腕で私の首を引き込んで、強くキスをした。
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 11:58:29.81 ID:MdcUz1Kf0
脳の奥まで溶かし込むような口づけを交わした後、私たちはまた身体を動かし始める。
さっきまであった何かに操られるような、ただ食べるような交わりは感じない。
ただいじるような、もてあそぶだけのような動きではなく、
皮膚をすりこんで溶け合わせて、心臓と心臓を重ねるぐらい強く抱いて。
無理やり抱きしめてつぶれた私の胸が、ちょっと邪魔だなと思った。
私たち、一つになっちゃえばいい。
癒着してシャム双生児みたいに一つの奇形になっちゃえばいいんだ。
頭の隅に浮かんだ、気持ち悪いと思っていたはずの画が急にいとおしく感じた。
――ゆいせんぱい。おねがい。
甘く響いた声に導かれるように、改めて私は太ももに内側に指を差し込む。
腫れ上がって膨らんだ場所に指を当てると撥ねるような声が聴こえた。
もっと、もっと聴かせて。私だけに、その声を。
私はあずにゃんの奥から流れ出る熱い液を指になすりつけて、腫れたふくらみを指でこねる。
あずにゃんのあえぎ声は、最初のぴんと鳴くような声ではなくなっていた。
それはもっと重みのあるような――たとえば一弦だけじゃなくて、六弦まで重なったコードのような。
やっとあずにゃんが、本当の声を聴かせてくれた。
胸の奥が青い炎で焼けただれるような感じがして、私は指をその奥に差し込んだ。
熱くなった内側で指を折って、新しい楽器の唄わせ方を探す。
あずにゃんはもう、部屋中に響くような声をあげていた。
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 12:00:04.74 ID:UfC69w+0O
なんか臭いな
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 12:01:14.47 ID:BCbRgFUZ0
ここまで来てトラックは御免被りたい
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 12:05:45.93 ID:DuQbQrgF0
たまんねぇぜ
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 12:06:51.33 ID:IqpRWRIzO
トラック頼むから空気読めよ
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 12:13:16.73 ID:Y1WElpUrO
トラック来るなよ
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 12:20:07.11 ID:otGMpXsT0
|∧∧
|・ω・`) そ〜〜・・・
|oCo
|―u'
| ∧∧
|(´・ω・`)
|o ヾ
|―u' C <コトッ
| ミ ピャッ!
| C
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 12:21:51.96 ID:AxzuY+EdO
おいトラックまだなのか
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 12:23:52.84 ID:MdcUz1Kf0
熱くなったところを指で探って、あずにゃんから流れ出る粘っこい汁をかき回すようにいじる。
あずにゃんは身体中を震わせて声を上げ、それに応えてくれる。
好き、好きだよ。大好き。あいしてる。
私もうわごとのように、さっきのあずにゃんみたいに勝手に溢れ出る言葉を繰り返した。
くちゃくちゃと水の混ざる音が聞こえる。
思うような歌声が聴きたくて、ギターをかき鳴らすみたいに指の動きを速めた。
あずにゃんは唄う。誰にも聴かせたことのなかった、自分でも知らなかったような生々しい声で。
酸っぱいような匂いが鼻の奥につんと刺さって、気づくとまた唇を重ねた。
もう舌の動きに迷いはない。二人で口の中の柔らかいところをなぐさめあう。
あずにゃんを壊してしまいたいなんて気持ちはとうに消えていた。
夜の歌をもっと部屋に響かせたかった。
やがて、指の動きにあわせて違った言葉が入り混じる。
耳を澄ますと、私の名前がそこにあった。ゆいせんぱい。ゆいせんぱい。ゆいせんぱい、だいすき……!
途切れ途切れで、獣の鳴き声に邪魔されながら、それでも私の名前を呼んでくれた。
歌うように。訴えるように。
重ねた胸のふくらみはもう青い炎で焼け焦げていて、私の乳首もすこし痛いぐらいだ。
気持ちよかった。
思わず私も声を漏らしてしまう。
歌声は最後の間奏を越えてクライマックスに辿り着く。
横に捨てられたバスタオルが目に入る。けどそのバスタオルも橙色に染まっていた。
私たちの身体を青白い炎が包み込んだ。燃やし尽くした。
あずにゃんは腰の奥を身体ごと震わせながら、一番はしたなくて一番きれいな歌声を上げ、
――ぱったりと倒れ込んだ。
ド ー ン
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193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 12:33:11.14 ID:KGkkVzDR0
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 12:35:35.99 ID:MdcUz1Kf0
引き潮のような吐息の波が、耳の奥で寄せては返す。
私はふたりの荒れた息が鎮まっていくのをしばらく他人事のように聞いていた。
自然と腕を絡ませて、いつもみたいに抱きしめていた。
あずにゃんは身体中どろどろの汗にまみれて、強い酸のようなあそこの匂いをただよわせて、
なのに子どもみたいに小さな頭を私の胸にあずけていた。
心臓の音が聴こえる。うるさいぐらいに聴こえる。
私の音だけじゃない。あずにゃんのリズムも頭の奥まで響いてくる。
……今の私たち、おんなじだ。
あずにゃんはしばらく、魂をどこかに置き忘れてしまったような顔でいた。
黒い瞳に映る私のことも見えないぐらいに、ぼんやりした表情で。
私はそんなあずにゃんに生命を吹き込むようにキスをした。
今度はもっともっと穏やかなやつ。食べるようにではなく、撫でるようなそれを。
唇をはなした時、あずにゃんが微笑んだ。
――ゆいせんぱい、あいしてます。
口元がにやけるのを押さえられなくて、思わずぎゅっと抱きしめた。
二人で踏み越えてしまったけど、後悔はしてない。
触れ合わせた頬から伝わる熱が、その日の夜はとっても心地よかったんだ。
手を伸ばして室内照明を切ると、やわらかい暗闇に満たされる。
あは、あずにゃんもう寝ちゃったみたい。
私も追いつけるように、手をつないだまま目を閉じた。
重ねた皮膚から、あずにゃんの熱が伝わってくるのを感じながら。
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 12:37:53.65 ID:MdcUz1Kf0
ボ ボ ボ ボ ー ン
ヽ (. : ) ,________~ヽ (. : ) , ( ' ) ( 、
(、. ' __ロ_ロ_ロ____/(、. ' ⌒ ` ) ; ( ) '
.; ( __ ||__ヽ (. : ) , ( ' (、. ' ⌒ ` )
(、. ' ⌒ ||::| |; ) ( . ⌒ ) ~ヽ (. : ) , ( '
. ~ヽ (. : ⊆⊇ . ||O_─..||‘ ' ` ”, )|| ̄ ̄|| ̄, . (、. ' ⌒ ` )
, . (、. ' ⌒  ̄ ̄ ̄゜.| |─ ̄_|| ||:|__||__||_ヽ (. : ) , ( '
~ヽ (. : )_ F U S O___|_|_─」 ̄ ||:|__||__||__||__||__||
; ) ( ||_|二 二 二|__|_||_.__/|_____________|
. _□□|二二二|□□|]_|_/⌒、|___:::::::::::::::::::::::::::::::/ ̄ ̄ヘ:⊇
.〔⊆|⊇__[二]___⊆|⊇:_〕_|.∴.|::| ||::||::::| 〔三三三〕|||||.∴.||.∴.|ヘ
~ゞゝ__ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~ゞゝ∵ノ ̄ ̄ゞゞゝノゞゞゝ .ゞゞゝ∵ノゝ∵ノ
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 12:38:07.72 ID:DuQbQrgF0
さて…
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 12:38:35.99 ID:IgsRFyDr0
乙!!
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 12:39:54.03 ID:otGMpXsT0
青い炎がトラックを焼き焦がしたのか…
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 12:41:42.04 ID:MdcUz1Kf0
唯「うっひゃあ・・・・昨日の人身事故、ほんとにすごかったんだねえ」
梓「ほら、テレビばっか見てないで早く支度してください。チェックアウトの時間近いんですよ?」
唯「・・・・えへへー」
梓「なんですか、その顔は」
唯「いやあ、昨日のあずにゃんかわいかったなあって・・・・ほむっ?!」
梓「もうしらない!!」
バタン
唯「あずにゃん…いきなり顔面にバスタオルはひどいよ……うぅ」
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 12:44:33.18 ID:MdcUz1Kf0
えきまえ!
唯「でも、楽しかったねえ・・・・!」
梓「・・・・はい」にこっ
唯「それに、」
ぎゅ
唯「……これからは、恋人つなぎしなきゃね」
梓「・・・・は、はい」かあっ
唯「あー、あずにゃんてれてるぅ」ぷにっ
梓「からかわないでください! ……もうっ」
唯「あ。ねえねえ」
梓「なんですか?」
唯「せっかくだから、こっちのゲーセンよってこうよ!」
梓「はぁ……帰ったらちゃんと受験勉強再開してくださいよ?」
唯「わっわかってるよお!」
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 12:46:11.51 ID:Y1WElpUrO
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 12:47:09.44 ID:MdcUz1Kf0
唯「じゃあ私、こっちのシミュレーションゲームやってみる!」
梓「はぁ……遊ぶのもほどほどにしましょうね?」
唯「わかってるよぉ……よし、すたーと!」
ぽちっ
唯「おっ、おおー……こ、こうかな?」
梓「あ、うまいですうまいです。そこをこっちで」
唯「やったあ! これなららくしょーじゃん……ふぁ」
梓「ほら、あくびしてるとミスりますよ」
唯「だって昨日あずにゃんのせいでよふかし――」
梓「あっ、唯先輩あぶない?!」
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 12:48:20.41 ID:HlwXqfV+O
きたか?
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 12:48:46.45 ID:MdcUz1Kf0
ボ ボ ボ ボ ー ン
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205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 12:54:24.91 ID:MdcUz1Kf0
唯「……あっちゃー、私死んじゃったー」
梓「もう、油断してるからですよっ」
唯「公園のゾンビを倒したと思ったら、トラックが突っ込んでくるなんて……」
梓「さっ帰りましょう! 唯先輩には受験勉強が待ってます!」
唯「ええっ、このまま休まず勉強なんてしたら、本当に死んじゃうよぉ・・・・!」
梓「もう憂にはメールしましたからね。みっちり勉強してもらいますからねっ」
唯「うぅ…あずにゃんのきちくー・・・・!」
梓「それに……だいじょうぶですよ」
唯「?」
梓「人間、そんな簡単にしんじゃったりはしませんから」にこっ
唯「そんなぁ・・・!」
おわり。
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 12:55:21.76 ID:MdcUz1Kf0
読んでくれた人ありがとう
寝るまでの暇つぶしだったのになんでこんなことに
次こそもう少しまともな唯梓にする とりあえず超寝る
>>90 あってる
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 12:55:31.85 ID:HlwXqfV+O
スレタイ詐欺だが乙!
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 12:57:14.25 ID:otGMpXsT0
乙乙
素晴らしい
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 12:57:13.95 ID:2BQ3MfjEi
やっぱ
>>176じゃねえか
クソつまらんし二度と書かなくていいよ
胸糞悪い
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 12:59:44.46 ID:DuQbQrgF0
むしろスレタイのおかげでそこまで期待していなかったから良かった
おつかれ
すげーおもしろかった
また書いてくれー乙
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 13:01:14.03 ID:KGkkVzDR0
/:::/::::::::;: --- 、:::::::::|::::::::ヽ
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|:::」.ィ ┴――┴‐- L::::::::|
|´ : | , -‐ 、 ‐- 、| `T ト、 ありゃー
l: : : |{ じ じ }: : :V::::::} 唯とうとう死んじゃったのか・・・
〃!: : | ー ー | i: : }_/
/ |:i ; | u ' jイ : ハ
l:ト、:ト . ^TTIト .イ/: /: :ヽ
| ヾ ィ>イl川´}∨∠ェー ´
_.. ヘ ヽ 川||/ ハー- ._
, ィ''´ } ンrtく { /ヽ
/ l 、\ {_/ |o| \_} / ,
{、 l >--\ |o| 、 ,′ 、
ハ_} / _二ヽ \ Ll V/ ヽ
{ / -- 、ン‐ヘ {i __}
に7 ‐ァ-一'’_¨二\二二¨ `Y⌒ヾ_-―‐ノ
// /ヽ、<´ ミ=三ゝ=ミ `>ノ ノ `ヽ |
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 13:01:39.16 ID:IqpRWRIzO
>>206 あってたか。アレ4曲目より3曲目のが好きだわ
それはそうと乙!楽しませてもらったわ
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 13:18:26.51 ID:upLQWoFd0
チィッ!!!
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 13:41:26.99 ID:BCbRgFUZ0
乙!
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 13:48:08.50 ID:AxzuY+EdO
しね
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 14:20:50.16 ID:BC8K2sBz0
なんでそんなに怒ってるの?
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 14:23:57.75 ID:/RODO5770
乙っす
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 14:27:22.62 ID:Y1WElpUrO
乙でした
最初の方のあずにゃんの思わせ振りな言動が気になる
220 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】 :2011/04/11(月) 14:28:18.59 ID:azaCI1Lg0
乙!!
よかったよ!!
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 14:30:28.32 ID:KG+RBzwR0
まさかおっきするだなんて
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 14:53:55.26 ID:WZ0SOJGk0
良いよ
乙乙
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
乙乙