男「なっ……何言ってんだよ！」

男友「頼むよ男、な、な、俺ら親友だろ？」

男「そんなの僕には無理だよ……」

男友「男なら出来る、いや寧ろ男じゃないと無理なんだよ……」

男友「お前よく女の子に間違えられるじゃん」

ID:qOMpBf300

　　　 ＿＿＿　　　　　　
　 ／ 弋十 ナ＼　　　　　
　 |::::｢ ﾞtヽ|/ ,rﾞ}|　　　　　　あなたの親愛なる隣人、スパイダーマンが２ゲット！！！
　 |::::ﾞｰ‐ﾞ＊ﾞｰ‐ﾞ|
　 |弋 ナ十弋　|
　 ＼メ‐十ー／
　　　￣￣￣
>>1 ヴェノムじゃねーよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
>>3 キレたメロンパンナちゃんじゃねーよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
>>4　鼻にｱﾅﾙなんかついてねーよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
>>5　モンゴルマンじゃねーよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
>>6　ハロウィンのカボチャじゃねーよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
>>7　逆境ナインのボールじゃねーよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

>>9-1000 With great power comes great responsibility

男「うっ……」

男友が言うように、男は身長は低いし、声も高いし、見た目も繊細で
よく女の子に間違えられる事があった

男友「だって見てみろよ、うちのクラスの他の奴らを……」

男友「むさ苦しい体育会系の筋肉馬鹿か、キモオタしかいねーじゃん……」

男「確かに……ね」

男友「男子校で唯一の楽しみなんだってさ。毎年皆が楽しみにしてんだとよ」

男友「学祭の実行委員から頼んでくれって言われちゃってさ」

男友は募集のプリントを見せる。そこにはこう書いてあった。【こんなに可愛い子が女の子の訳が無い！　男の娘コンテスト
】

男友「だから頼む！　な、この通り」

男友「あ、そうそう優勝したら副賞凄いぞ！　豪華温泉ペア宿泊券だってさ」

男「（温泉か……、ちょっといいかも……）」

男友「だから頼むよ。な、お前なら可愛いから絶対優勝出来るって！」

男「可愛いって……そんな……」カァァッ

男「だって僕は男だよ！　女装なんて出来ないよ……」

男友「馬鹿、今男の娘って流行ってるんだぜ？」

男「男の娘？」

男友「ああ、こういうのだよ」チラッ

男友は携帯の画像を見せる

男「ふ〜ん、みんな可愛い女の子じゃん」

男友「馬鹿！　これ全部男だぜ？」

男「えぇぇー、これ全部男なの？　本当にー？」

男友「ああ、本当だ」

男「ほえー……」

男友「ろくな男が集まらないって泣きつかれちゃってさ、な、頼むよ」

男「んー……」

男友「出てくれたら何でもお礼するから頼むよ」

男「何でも……？」

男友「ああ何でもだ」

ゴクリ・・・

寒いよ〜

男「（ま、いっか、女装する位なら）」

男「（いつも友にはお世話になってるしね）」

男「うん、いいよ出てあげる」

男友「おぉぉぉ、恩に着るぜ」ガシッ

男「全く、友はオーバーだね」クスッ

男友「助かったよ」

男「あ、あんまり期待しないでねっ！」

男友「ツンデレかよ」ハハッ

男「つんでれ？」

男友「じゃあ、明日ちょっと付き合ってくれ」

男「えっ？　どこに？」

男友「うちだよ、うち」

男「友の家？」

男友「おお、作戦会議というか、何というか」

男「ふ〜ん」

男友「明日は無理？」

男「ううん、大丈夫だよ」

男友「じゃあ明日うちに来てくれ」

男「うん」

ー翌日友家ー

男「友の家久々に来たな」ピンポーン

男友「男か、じゃあ上がってくれ」

男「お邪魔します」

男「作戦会議って何をするの？」

男友「観客の心を掴むには、衣装、言葉遣い、仕草だ」

男友「だからこれから、その特訓だ！」

男「友……、随分気合入ってるね……」

男友「お前が優勝出来るように、ビシバシしごくから覚悟しておけよ」

男「え〜……」

定期スレ化してるな
なんかい同じ内容で立ててんだよ

男友「lesson1、まずは衣装だな。これ着て」

男「ぶっ……、これって制服？　こんなのどうしたの？」

男友「ああ、姉貴の」

男「友のお姉さんの？　僕が着ても平気なの？」

男友「ああ平気だ。まだ帰って来ないだろーし」

男「でも本番でも無いのに、こんな格好する必要有るのかな？」

男友「気分が大事なんだよ（お前の女装姿見たいんだよ）」

男「ふ〜ん、そんなものかな？　じゃあ着替えるね」

男友「……」ゴクリッ

男「ちょっ、何そんなに凝視してるの〜？」

男友「あっ？　ああ、すまん……」

>>11
立て魔と同じだろ
注目されたいんだよ

男「これでいいのかな」

男友「（似合いすぎ）」

男「恥ずかしい……」モジモジ

男友「可愛い」ボソッ

男「えっ？」

男「これから、どうすればいいの〜？」

男友「lesson2言葉遣い」

男友「本番のお前の設定はメイドだから、観客は『ご主人様』な」

男友「そう言ってやれば、うちの馬鹿な男共はイチコロだぜ」

男友「甘えた感じで言ってみ」

男「えへへ〜、ご主人様〜」ニコッ

男友「ぐっ、まだメイドの衣装着てないのに、なんという破壊力……」

男「？」キョトン

ー2時間後ー

男「優しくして下さいね、ご主人様……」

男友「萌え死ぬ……）」

男「どう？　上手くなったでしょ〜？」

男友姉「ただいまー」ガチャ

男友「げっ、姉貴なんでこんなに早いんだよ」

男友姉「おやおや弟君。ふーん随分可愛い娘を連れ込んだものねー」ニヤニヤ

男友「馬鹿っ！　これには訳があってだな」

男友姉「はいはい、みなまで言わなくて良いわよ」

男友姉「あれ？　それって私の高校の時の制服？」

男「あ、あの……、ごめんなさい」

男友姉「気にしないでいいのよ。どうせこの馬鹿に無理やり着せられたんでしょ？」

男友「……兎に角、俺の話を聞けって！」

男友姉「はっ？　またまたそんな訳ないでしょ？　こんな可愛い娘が？」

男友「だから！　本当なんだってば！」

男友「男、お前からも言ってやってくれよー」

男「あのお姉さん？　僕男です……」

男友姉「！　きゃー、可愛い」ギュッ

男「むが……（胸が口に……苦しい……）」

男友姉「こんなに可愛くて男の子なんて反則ね」グリグリ

男友「……」

男友「おい姉貴！　いい加減に止めろよ！」

男友姉「あら、ごめんね男君、可愛すぎてつい」

男「……（窒息死するかと思った）」ゼエゼエ

男友「つう訳なんだよ、理解したか？」

男友姉「ふーん、そんな悲しい事やってんだ。流石男子校ね」

男友「ほっとけ！」

男友姉「でも、男君マジ可愛いわね。女の子って言っても全然通るわね」

男「そんな事無いですよ……」

男友「いや、そんな事あるだろ……」

男友姉「もう優勝間違い無しじゃない？」

男友「かもな」

男「……」

男友姉「そっか〜男の子か〜、じゃあお姉さんといけない事でも、し・て・み・る？」

男「ええと……、あの」カァァッ

男友姉「真っ赤になっちゃって、可愛いー」

男友「おい姉貴！　悪ノリし過ぎだぞ！」

男友姉「あー、君みたいな可愛い妹が欲しかったなー。あ、間違えた弟か」

男友「たくっ、何言ってんだよ糞ビッチが！　男もこんなの相手にすんな」

男友姉「実の姉に向かって糞ビッチとは何よ、糞ビッチとは！」バシッ

男友「いってーな、ビッチにビッチと言って何が悪い！」

男友姉「こんな清純で綺麗なお姉さんをつかまえて糞ビッチだなんて。
お姉ちゃん悲しくて泣いちゃう」シクシク

男「友酷いよ！」キッ

男友「おいおい、嘘泣きに決まってんだろ」

男友姉「男君、弟が酷い事言うよ〜」エーン

男「お姉さんに謝って」

男友「ちょ、何マジになってんだよ」

男「謝らないなら、コンテスト出ないからね」

男友「……悪かったよ。言い過ぎた、ごめん姉貴」

男「うん、姉弟なんだから仲良くしないとね」ニコッ

男友姉「ぐすっ、男君優しいのね」

男友「ちっ」

男友姉「そんじゃ、お姉ちゃんも協力するわね」

男友「もう自分の部屋に行けよ」

男友姉「馬鹿ね、現役JDの私が色々アドバイスしてあげるって言ってんのよ」

男「友〜、トイレ借りてもいい〜？」

男友「ああ、リビング出て右側のドアな」

男「うん、ありがと」

男友姉「ねえ、あんたひょっとして、男君の事好きでしょ？」

男友「な、な、何でだよ、俺達男同士だぞ！」

男友姉「ふーん、それにしては、あんたの男君を見る目がねー」クスクス

男友姉「さっきも私が男君に、抱きついたから嫉妬したんでしょ？」

男友「ち、ちがっ……」カァァ

男友姉「その反応、わっかりやすーい」

男友「うるせえ！」

男友姉「まあ男子校だし、あんな可愛ければ気持ちも分からないでもないか」

男友「……」

男友姉「ま、いいんじゃない？　あの子優しくて、純粋で、良い子そうだし」

男友「ああ（でも俺が告ったらあいつ引くだろうな……」

男友姉「さてと、邪魔者は部屋にいこっと」

男友「あっ、おい姉貴」

男友姉「あんたが責任を持ってあの子を優勝させてあげなさいよ」

男友「ああ、任せておけよ」

しぇん

男「ただいま〜、あれお姉さんは？」キョロキョロ

男友「自分の部屋に行くってさ」

男「ふ〜ん」

男友「……」ジーッ

男「な、何？」

男友「お前って本当に男っぽくないよな？」

男友「肌は白くて綺麗だし、肩幅は狭いし、髪の毛はこんなにサラサラだし」スッ

男「ちょっ……、友……？」

男友「お前が女の子だったら良かったのに……」

男「え、えっ、えっ？」

男「な、な、何言ってんだ……よ？」カァァッ

保守

濃厚な

男「（友が変なこと言うから気まずいなぁ……）

男友「……」ボーッ

男「お〜い、友〜！」

男友「うわっ！　びっくりした」

男「どうしたんだよ〜？　友本当に大丈夫〜？」サッサッ

男友「ああ、すまん」

男「疲れたんじゃない？　僕もう帰るよ」

男「お姉さんに挨拶してくるね。服もクリーニングに出さないといけないし」

男友「そんなの気にしないでもいいと思うぞ」

男「そういう訳にはいかないよ！」

男友「（全く礼儀正しい奴だな）階段上がって手前の部屋な」

男「じゃあ挨拶してくるね」

男友「ああ、いって来い」

これはこれは

ー男友姉部屋ー

コンコン
男「あの〜……」

男友姉「どうぞ〜」

男「失礼します」ガチャ

男友姉「あら男君、どうしたの？」フフッ

男「あの勝手に制服着てしまってご免なさい。クリーニング出してお返ししますね」

男友姉「君は本当に礼儀正しくて良い子ね。まったくあの馬鹿も見習って欲しい位だわ」

男友姉「でも、そんなの気にしなくていいのよ。はい、それ貸しなさい」

そう言うと男友姉は、男の手から制服をさっと奪い取る

男「あっ……」

男友姉「君に今日初めて会ったけど、とっても良い子って分かったわ」

男「いえ、そんな……」

男友姉「またいつでも遊びに来てね」

男「はい」

男友姉「あの馬鹿とも、これからも仲良くしてあげてね」

男「はい！　勿論です」

男「じゃあ、失礼しますね」ペコリ

男友姉「うん、またね、ばいばい」ニコッ

hosyu

まだか

1ですがＰＣがフリーズしました・・・
飯食べた後に再起動してみますが、もしだめだったら落として下さい
折角立てて頂いたのに申し訳ないORZ

なん・・・・・・だと・・？

とりあえず保守