少女「貴方のための娼館へようこそ。存分にお楽しみくださいませ」
1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
男「娼……館……?」
少女「不思議な顔をなされてますね。もしや娼館をご存知でない?」
男「……いや、それは知ってるけど……」
少女「ああ、ご安心ください」
少女「当館ではどのような殿方にも満足していただけるよう、尽くせる限りの“遊び”をご用意しております」
少女「きっと貴方にも満足していただけるでしょう」
男「そうじゃなくてさ」
少女「はい?」
男「ここ、どこですか……」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/20(日) 21:12:51.40 ID:cVuPaKwZQ
怪人20面相だ!このスレは頂いた。
3 :
忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/03/20(日) 21:13:57.07 ID:a97AegsQ0
おいつづきはやく
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/20(日) 21:15:08.37 ID:lrzudbjd0
ズボン抜いどいた
少女「……? ですから、娼館でございます」
男「そうじゃなくて! なんで俺ここにいるのって!」
少女「貴方が来館されたのでしょう?」
男「そんな覚えは無い」
少女「ふむ、困りましたね」
少女「きっとそれだけお疲れなのでしょう」
少女「ではまず、お部屋へご案内いたしましょう。そこでご休憩くださいな」
男「は、はあ」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/20(日) 21:16:16.49 ID:QH6Fb5Pw0
パンツは降ろした
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/20(日) 21:17:19.54 ID:vBjDgIp30
期待
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/20(日) 21:18:09.34 ID:u4Ddl6C80
乳首も立てといたから、続き早く
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/20(日) 21:18:53.97 ID:cGzSWLJL0
家が流されて寒いから早く
10 :
圭一 ◆nvitZrA8hA :2011/03/20(日) 21:20:06.09 ID:VgQZILB+0
ネコ耳と巫女は用意しとけ
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/20(日) 21:20:18.83 ID:EWV0mNURO
少女(マリーダ・クルス)でお送りします
メイド「私が案内しますね! ついてきてくださいな!」
男「え、誰?」
メイド「見ての通りメイドさんです! さあさついてきてください!」
男「あ、ああ」
俺はとりあえず流れのままに、元気なメイドの後をついていくことにした
少女「行ってらっしゃいませ」
後ろの方で深々と頭を下げる挑発の少女が、印象的だった
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/20(日) 21:22:52.68 ID:880esHq00
続けたまえ
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/20(日) 21:23:27.36 ID:9/nEtw520
ふむ
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/20(日) 21:23:39.66 ID:Td5Jh1yeO
ペドフェリアの気はないが見てみよう
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/20(日) 21:24:05.92 ID:gKUiLpPG0
メイド「こちらがお部屋です!」
男「なんかでかくない? っていうかこの館でかすぎじゃない?」
メイド「そりゃあ由緒正しきお屋敷ですから!」
男「そ、そうなんだ」
それにしても浮世離れしすぎではないかとおもう装飾の数々
まあ、俺が一般人すぎるだけかもしれないが。
男「あ」
メイド「どうしましたか!」
男「そうだよ俺一般人! 普通の人! こんなとこにいられるはずがない!」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/20(日) 21:27:53.28 ID:jAhfOR1n0
挑発の少女ですか
強そうですな
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/20(日) 21:28:49.12 ID:uiT3ff/Y0
マリーダさんのせいで暗い話になった
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/20(日) 21:30:48.90 ID:kV3CY6LM0
おもしろいじゃないか
メイド「でもいますよ?」
男「いますね……」
メイド「おつかれなんですよやっぱり!」
男「いやそんなわけないだろ」
メイド「あ、ちなみに私貴方専属のメイドさんなので、お疲れ取りとかやっちゃいますよ?」
男「話きく気ないな君」
メイド「細かい事は、気にしない!」
男「普通きになるって」
メイド「だから疲れてるんですってば! ほら、夜伽しましょ!」
男「は!?」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/20(日) 21:32:31.92 ID:0ne/GTyE0
よしきた
これは期待だ
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/20(日) 21:33:18.24 ID:vBjDgIp30
おっ⁉
期待
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/20(日) 21:34:01.25 ID:0xCnkOMT0
期待するから明日まで頼んだ・・・!
よく分からないメイドが、はいていたジーパンに手を掛けようとしたので俺は慌てて制止する
メイド「あれ、疲れてないんですか?」
男「疲れてないです。じゃなくて、疲れててもそういうことしないでください」
メイド「むむう、娼館にきて遊ばないなんて、貴方変わってますね!」
男「だから来た覚えないんだっつの!」
メイド「わあ頑固!」
男「当たり前だ! なんか変な空気に流されて部屋まできちゃったけどな、俺帰るぞ! 帰る!」
高級そうな扉を乱暴に開いて、俺はその部屋から飛び出した
メイド「ちょちょ、待ってくださいー!」
風呂入って寝るから落とすなよ
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/20(日) 21:41:38.33 ID:MnKJ0NB8O
メイドさんは処女だといいなっ
男「なんだこれ……」
先ほど自分がいた玄関ホールに戻ってきた俺は、巨大な扉を開けようとしたのだが
男「開かない、ぞ?」
メイド「あ、いた!」
男「……」
メイド「まったくー。せっかく来たのに帰るなんてもったいないですよ!」
男「いや帰りたいのは山々なんだが、扉が開かない」
メイド「あや、立て付けわるいんですかね?」
メイド「まあそのおかげで帰られないですみました!」
メイド「さすがに来館したお客さんに逃げられたとあっては、私のクビとんじゃいますし!」
男「あ、ああ」
どうやらあきらめるしかないようなので、とりあえず俺は部屋へと戻る事にした。
でもすこし気がかりだったのは――
男(あの扉、元々開けるためにあるものではないような気が……?)
ベッド――何故か天蓋付きで落ち着かない――に座り、メイドさんと向かい合う
男「なあ、もしかしてこれ、夢なんかな」
メイド「あー、男の子のための楽園ですし、夢の国とも言えますかね!」
男「そういうつもりで言ったんじゃないんだが……」
男「……まあいいか。なんか全然思い出せないし」
メイド「お、あきらめましたか」
男「考えても本当になんもでてこないからな、今騒いでもどうしようも」
メイド「なるほど、懸命ですね! ではさっそく遊びますか?」
男「いや寝る。こういうのは大体寝て起きたら元通り」
えーえーと文句を言うメイドを部屋から追い出し、俺は毛布をかぶった
めちゃくちゃ豪勢なベッドに部屋だったが、あえてそれは全て見ないようにして。
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/20(日) 21:51:18.61 ID:LYq5N9kh0
どっかで見た気するけど
文章のテンポがいい
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/20(日) 21:53:06.61 ID:v1PzW6oV0
メイド:大塚明夫
翌日。
メイド「おはようございますご主人様!」
男「あ、ああ……?」
メイド「朝ですよ朝。お食事をお持ちしました!」
――どうやら、昨日と状況は変わっていない模様
男「……もっかいねる」
メイド「だめですー。もう寝るのだめですー」
男「不貞腐れたいのは俺だっつの!」
メイド「ではおあいこで!」
男「なんだそれ……」
朝食は正直、美味しかった
メイド「これ、私作りました」
男「ふーん」
メイド「これ、私作りました!!」
男「……ふーん」
メイド「これ……私が……」
男「そんなあからさまに褒めて欲しそうな顔すると余計褒めたくなくなる」
メイド「うう」
男「ああもう、美味かった美味かった!」
メイド「ふふ、私ってばさすがメイドさん!」
俺はとりあえずため息をつくより他なかった
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/20(日) 21:56:19.84 ID:dk5man7j0
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/20(日) 21:59:15.60 ID:v1PzW6oV0
男:宮田幸季
メイド「今日のご予定は!」
男「帰る」
メイド「それはこまる!」
男「いやだって、なんで俺ここにいるかわかんないし」
メイド「むむう。娼館にいるんですから、遊んだらどうですか?」
男「そうは言ってもなあ……」
男「それに娼館ってことは、金かかるんだろ。俺もってないぞ」
メイド「その点は問題ナッシング! 当館は貴方に金銭やその他の要求をいたしません!」
男「なんだ、ボランティアか? ヤったんだから一生働けとか無しだぞ」
メイド「無しです無しです! お好きなように楽しんでいただければ問題ありません!」
男「なんか胡散臭いなあ」
メイド「むむむう。あなたは本当に疑りぶかい!」
メイド「仕方ありません、本当は秘密なのですが一つこっそりお教えしましょう!」
男「ん?」
メイド「貴方の予想通り、ここは本当に夢の世界です!」
メイド「貴方のいた現実世界とは完全に別物です!」
男「ああ。やっぱり」
なんだかすんなり受け入れられた
むしろそうでなければプー太郎の俺が――あ、そうそう俺ほぼニートだったっけ――こんな豪華な館にいるわけがない
メイド「だからお金とか気にしなくて良いのです」
男「なるほど」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/20(日) 22:08:10.12 ID:0ne/GTyE0
タダより高いものはない…
男「細かく突っ込んじゃいけないのはそういうことか」
メイド「そういうことです」
男「まあ納得してないけどな。理解と納得は別」
メイド「うわ! 頑固!」
男「うるせえ」
メイド「でもそれで良いのです。ではそろそろ、遊びに行きませんか?」
男「見るだけな、見るだけ」
メイド「え、なんでですか?」
男「き、気分だ」
そういって見せるが、本当はただ尻込みしているだけである
状況に納得がいかないし、なにより俺は――
――童貞であったのだ
夢魔か何かですか
メイドについて、屋敷を歩く
今一度歩いてみてわかるのは、その巨大さ
軽く歩いた程度では、まったく全貌が見えない
幅の広い階段を下り、窓の無い廊下を少し歩いたところでメイドは止まった
メイド「ここですね」
男「ここか」
別段他と代わり映えのない扉
メイド「ささ、どうぞお開けくださいな」
男「お、おう」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/20(日) 22:25:37.41 ID:fUrUgkyY0
支援
明るく照らされた部屋は、多分割り当てられた部屋と同じくらいの広さ
その中央
紅いソファーの前に
「お待ちしておりました」
白のドレスをまとった少女達が立っていた
その数、五人
男「あ、おう」
少女の誰かが言う
「どうぞこちらへ」
その誘惑は、凶悪なほどに強かった
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/20(日) 22:33:40.73 ID:xZzpfVAc0
遅い…
見るだけ、見学だけのつもりだったのに
体は吸い込まれるようにして少女達の環の中へ
「貴方のお好みを教えてくださいな」
男「そうだな……」
無意識のうちに答える
女の香りが鼻を突いて脳天を揺さぶる
それはもう問答無用で、自身を奮い立てた
頭の中が真っ白になって
少女達の伸ばす手に抵抗することはできない
女装少年マダー?
男「……っ!」
吸い付く唇に、肌をなでる指先
それを危険信号だと捕らえられたのは、ある意味自分の経験の無さだったのかもしれない
男「ま、まてまて、見にきただけだ俺は!」
いつのまにか倒されていたソファから、バッと起き上がる
少女達はそんな俺を、不思議な顔で眺めた
男「遊ぶつもりは、ない。そう、ないんだって」
少女達は悲しそうな顔をする
それはまるで「自分達じゃ満足できないのか」といっているようだった
男「いやえっと……」
そこまできてやっと、自分が拒んだ理由に気づく
男「お、おいそれなんだ?」
彼女達の方に、皆同じようにしてあるもの
男「焼印……!?」
黒く、痛々しく
それぞれ「一」「二」「三」「四」「五」と、無駄なほどに大きく、押されていたのだ
男「おい、どういうことだ」
メイド「どういうことって、ああ、ウチで働いてますよーって証です」
男「な……」
メイド「どうかしました?」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/20(日) 22:46:34.15 ID:xZzpfVAc0
しえ
娼館――売春の場において、遊女に押される焼印は
男「奴隷かよ……!」
誰もそれに答えない
俺の頭はさっきとは違う感情で、真っ白になった
――その後明確にどうしたかは覚えていないのだが
気がついたときに覚えていたのは
少女達を無我夢中でその部屋から出したこと
制奴隷なんてものが許されていい道理なんてなかった
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/20(日) 22:53:16.65 ID:wu6pcuSb0
私怨
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/20(日) 22:54:58.18 ID:LYq5N9kh0
あれ?エロじゃないの
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/20(日) 22:55:30.71 ID:cGzSWLJL0
ハッピーエンドならエロじゃなくて許す
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/20(日) 22:57:41.37 ID:5aHxNDkJ0
我を通すのもありだと言ってみる
男「おい、説明しろ」
メイド「説明といいましても……」
男「なんで焼印なんだ」
メイド「うーん、そういう決まりなんですよ」
一と焼かれた少女が割って入った
一「あ、あの、これ、私達が望んでやってることなので……、気にしなくても!」
男「……え?」
ニと焼かれた少女が追随する
ニ「焼印も承知の上なのです。……だから、お気を静めてくださいませ」
彼女達は言う
今のこの場にいるのは自身の意思だと
男「おいおい……マジ、かよ」
メイド「マジです!」
少女達も頷く
三「そう、だから気にしないで。私達は貴方を喜ばせられればいいの」
四「うん」
五「ふふ、きっと心根の良いお方なのですわ」
男(あれ……?)
自分と周りの温度差に、気づく
男(あれーーー……?)
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/20(日) 23:04:28.13 ID:Hq0ZOcF00
ぽぽぽぽーん
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/20(日) 23:08:24.71 ID:f/mLRuQA0
しえn
メイド「全くひどいおっちょこちょいですね! 話も聞かずとは!」
男「いや、えーと……」
ニ「でも、あの一心な感じ、ちょっとかっこよかったです」
一「う、うん! 私も、そう思いましたっ」
三「そう? 馬鹿じゃないの」
五「まあ、そんな風に言ってはいけませんわ」
四「うん」
よく分からない流れに、俺は置いてけぼり
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/20(日) 23:13:13.19 ID:wu6pcuSb0
書き溜めしとけよ
メイド「ほらほら、貴方も元気を取り戻して!」
メイド「それとも人見知りが激しかったりしますかっ?」
男「いやなんていうか、ついていけてないって言うか」
一「そ、それでしたら、貴方に落ち着いてもらえるよう、私達がんばります!」
五「ええ、頑張りましょう」
彼女達はそういって微笑みかけてくる
俺はどうすればいいんだって……
メイド「そうですね、滞在期間に制限はありませんし」
メイド「ゆっくり仲良くなるのもいいですね!」
ニ「そうですね。ではこれからよろしくお願いします」
男「よ、よろし、く……?」
こうした紆余曲折を経て、俺の館での生活が始まったのであった
62 :
忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/03/20(日) 23:25:29.31 ID:RhH6CEFj0
ぽぽほぽーん
館は基本的に、自由に使って良いそうだ
メイド「だけど、主様の部屋は勝手に入っちゃいけません!」
男「ういうい。人の部屋に勝手に入るほどずうずうしくないよ」
男「ちなみに、俺はいつ現実世界に返れるの?」
メイド「夢みたいな物なので、気づいた時には帰っちゃってます」
男「ああそうなのね」
昼食をとりながら話す
料理したのはさっきの少女達だった
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/20(日) 23:35:20.97 ID:8jD4j4/00
一「お、お口に合うと良いのですが……」
男「ん、おいしいぞ」
一「よかった」
彼女達は自身を焼印の数字で呼んでくれと言う
それはすこし抵抗のあるものだったが、彼女達自ら望むのであればと俺は了承した
男(慣れない……)
メイドを入れれば六人の女の子に囲まれているのである
しかも恐ろしい事に、全員が全員男心をくすぐるのである
男(まいった、これはまいった……!)
ニ「どうしました? 気分でも悪いのですか?」
男「あっ、いやなんでも!」
内心嬉しいと思うこともあったが、やはり俺は生来のヘタレであった
もう頭の中は半分パニック状態である……
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/20(日) 23:38:28.97 ID:NuCR8DakO
わっふるわっふる
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/20(日) 23:39:41.26 ID:3NzDtewjO
しえん
俺は早々に食堂から抜け、自室に向かう
男(このままいたらどうなるかわかんねえ)
自分だって男性である。
魅力的な女性が五人もいて、全員が誘ってくるとあれば耐え切る自信は無い
五「本当に大丈夫ですの?」
男「うわっ」
考えながら歩いていたから、ついてきた誰かがいたことに気づかなかった
少し背の高いつやのある黒い長髪が特徴なのは、五の印がある少女だ
俺の驚きに、五は目をパチクリとしばたかせる
五「お、驚かせてしまいましたか?」
男「……ちょっとな」
五がついてきてるなら他の子もいるだろうと覚悟して振り返ると、誰もいない
五「ふふ、じゃんけんで勝ちましたの」
得意げに、五は笑う
男「じゃんけん?」
五「はい。勝った人が、貴方と一対一でお話できるのですわ」
五「皆でいっきに押し寄せてしまっては、きっと困るだろう、と」
男「なるほど……」
確かに、全員を一度に相手するというには、俺には難しい
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/20(日) 23:56:53.03 ID:Hq0ZOcF00
ぽぽぽぽーん
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/20(日) 23:57:05.75 ID:8jD4j4/00
五「その、やはり疑問なのですが」
五「何故、私達と、しないのですか?」
男「いや、ん、なんでかな……」
単純にヘタレである以上に理由は……
ないようなあるような?
男「恥ずかしいんだけど、俺したことないから……」
男「始めては出来れば、好きな人と、みたいな?」
自分で言ってて、恥ずかしさに顔が火照る
五「くすっ」
男「わ、笑うな」
五「いえいえ、操を立てるのは良い事ですわ」
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/20(日) 23:57:33.77 ID:jAhfOR1n0
エロか非エロなのかだけしりたい
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/20(日) 23:57:59.02 ID:vBjDgIp30
支援
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 00:00:02.74 ID:50JL+Ypy0
五「睨んだとおり、良い人なのですわね」
男「良い人かどうかは分からんよ」
五「またまたご冗談を」
そうして話しているうちに自室へとついた
五「ついちゃいましたね。……どうです、食後の一服に」
からかうように五は笑う
男「い、いいってば。からかわないでくれって」
五「ふふ、ごめんなさい」
俺が部屋に入ると、五はそれ以上ついてこなかった
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 00:00:27.90 ID:i8R8scur0
男娼「貴方のための娼館へようこそ。存分にお楽しみくださいませ」
ってのはまだか
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 00:02:45.08 ID:7PUay1Ev0
>>74 イケメンに囲まれるとか素晴らしいじゃないか
全員殴らせろ
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 00:03:27.80 ID:50JL+Ypy0
男「あれ」
部屋には既に先客があった
三「やっと帰ってきた」
男「なんでいるんだ? 一応俺の部屋らしいんだが……」
三「なんでって、娼館だし。部屋ってのはするところでしょ」
男「プライバシーとかはないのか」
三「プライバシーなんて、いる?」
男「いる!」
三「あげない」
男「なら聞くなよ……」
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 00:08:20.95 ID:ruZ/0IiSO
なにこれおもしろい
聞けば、三は五の次に勝ったようで、部屋で待ち受けてたとの事
三「だってこれ、貴方にとっては現実世界じゃないんでしょ?」
三「プライバシーとか気にするところ?」
男「いや、まあ、それはそうなんだが……」
なんだがあまりに意識がはっきりしすぎていて、現実のように感じられてしまうのだ
実際、完全に夢の世界ではないのだとおもう
あのメイドの言い様からして、あくまで夢の「ような」世界であるというのはなんとなく察しがついていた
元いた自分の世界を現実世界と呼ぶのならば、確かにそれとは違うと言い切っていたが……
男「一応、考えてくれるとうれしい」
三「……ふーん。ま、仕方ないわね。ちょっとくらいは考えない事もないわ」
ほっと俺は息をついた
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 00:14:29.47 ID:50JL+Ypy0
三「で、えっちい事する?」
男「なんですぐそうなる」
三「私の仕事だし」
男「男を楽しませるのが仕事ならなあ、エッチい事以外もしてみろ」
娼館と名打ってるくらいだから、楽しませるってのはつまりソウイウコトをするってのとイコールだ
だけどまあ、それ以外もアリなんじゃないかなとおもって、だめ元で言ってみる
三「他の事ねえ」
三「何してほしい?」
しかし存外に、普通に受け答えされてしまった
男「む、そういわれると困るな」
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 00:17:30.37 ID:xEUAtA500
朝
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 00:26:14.24 ID:50JL+Ypy0
三と印された少女は、紺色のポニーテールを揺らして俺ににじり寄った
男「な、なにを」
三「ふん、なんもしないわよ。時間切れ。次の子と交代」
彼女は不満そうに目をそらしてそう言うと、部屋から出て行った
そして変わるように、別の少女が入ってきた
一「あ、あれ、どうしたんですか? そんな胸をなでおろして……」
男「いや、なんでもないよ」
何事も無かった事に、安堵しただけである
一「あはは、なるほど。三ちゃんは押しが強かったんですね」
男「よく分かったな」
一「分かりやすい顔してましたから」
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 00:40:54.18 ID:50JL+Ypy0
一「隣、いいですか」
男「あ、ああ、どうぞ」
少女が、隣にすわる
一と印された少女は、濃い茶色の髪の三つ編み左右からたらしていた
それを恥ずかしがるように弄る
一「え、えっと、貴方の事を教えてもらいたいです」
男「俺の事?」
一「はい。仲良くなるなら、知ったほうがいいかなって」
男「うーん、大した事無いけど……」
自分のことを簡単に説明する
一言で言えば半ニート。時たまバイトしながらその日暮らしの身である。
ふぉ
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 00:46:38.99 ID:bCDl3bte0
支援
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 00:47:52.50 ID:50JL+Ypy0
なのに一は、ふむふむと熱心に聴いていた
男「そんなに面白いか?」
一「はい、面白いです」
男「なんの変哲もないんだが……」
まあ、聞いて面白いと言うならいいんだろう
一「その一人暮らしというのは、誰も周りに人がいないんですか?」
男「隣人くらいはいたけど……。ああ、そういえば幼馴染がたまに遊びに来てたな」
一「幼馴染ですかー、いいですねっ」
男「そうかねえ」
男(……あれ?)
そういえば俺、幼馴染がいたんだっけ
……すっかり忘れてた
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 00:50:29.49 ID:IdCV7nDoO
地の文使うのは良いが「。」を使うのか使わないのかキッチリ決めとけ
余 裕 の 2 ゲ ッ ト
見ろよ
>>3の意気揚々とした書き込みをwww
今度からこいつのことクソムシって呼ぼうぜw
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 00:52:44.01 ID:/lxyhjI60
なんかライアーとかそういうサブカルチックなエロゲーの匂いがする
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 00:55:32.48 ID:50JL+Ypy0
男「それはそうと、一はどうしてこんなとこで働いてるんだ?」
一「あ、それは……」
一「うーん、話すと少しだけ長くなっちゃいそうです」
一「でももう時間ですから、又後にしましょう」
男「あ、ああ。分かった」
別に急ぐ必要はない
一はにっこりと笑うと、部屋から出ていった
男「次は君か」
四「うん」
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 01:05:25.03 ID:50JL+Ypy0
四と印された少女は、手にお盆をもっていた
その上にのっているのはティーカップ
四「はじめまして」
男「ん、はじめまして」
ぺこりとお辞儀
四「紅茶、飲む?」
男「ああ、いただこうかな」
落ち着くのに、飲みもというのは欠かせない
ちらりと少女を盗み見る
切りそろえられた髪はボブカット
静かだからだろうか、この子は他の子に比べて線が細かった
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 01:11:18.00 ID:50JL+Ypy0
四「ここは、どう?」
男「ん、どうと聞かれても難しいが」
男「まあ、刺激の無い生活だったし、たまにはこういうのも良いかなって思ってる」
四「刺激無かったの?」
男「まあ、それは皆一緒なんだけどな」
男「平和ボケするくらい、いつも普通だよ」
男「事件とか災害とかが起こったって、自分が渦中に巻き込まれなきゃ何も無いのとさして変わらない」
四「そんなもの?」
男「そんなもんだ」
四「そっか」
ほ
そうして紅茶をすすりながら、静かな会話が続いた後
四「じゃあ、そろそろ」
男「うん」
四は頃合を見て座っていた椅子から立ち上がったのだった
男(最後は……)
ニ「一番負けちゃいました」
男「負けちゃったか」
ニと印された少女は、すらりとした体躯
セミロングの栗毛がかわいらしかった
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 01:23:29.19 ID:50JL+Ypy0
ニ「一番最後だと、話す事が見つかりづらいですね」
男「何でも良いよ」
ニ「とは言いますが、全部聞いてましたから」
男「え?」
ニ「そこでです」
ニは扉を指差す
ニ「皆いますよ」
男「え、えー……」
ニ「私含め、皆、興味深々なんですよ。許してあげてくれると嬉しいです」
男「ま、まあ、聞かれて困る話もしてないから構わないけどな」
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 01:28:22.65 ID:50JL+Ypy0
ニ「そうですね、先の話できになったのですが」
ニ「恋人などはおられないのですか?」
男「ぐっ……」
男「おられません……」
ニ「そうですか」
なんだか納得のいっていなさそうな顔で、二はクビをかしげた
男「どうした?」
二「いえ……、貴方のような人ならば、女性もよってくるかと思いまして」
男「ハハハ、冗談はよしたまえ」
ニ「ははは、冗談です」
男「あ、冗談なのね、そうだよね……」
ニ「……?」
96 :
忍法帖【Lv=9,xxxP】 :2011/03/21(月) 01:28:27.77 ID:t8WjoSWX0
支援
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 01:30:15.59 ID:tgp4ugoWO
男の末期の夢とかありがちだよな
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 01:31:26.13 ID:C+GCeGyS0
支援
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 01:38:32.49 ID:50JL+Ypy0
二「でも、実際貴方は少し特殊だと思います」
男「なんでさ。聞いてたなら分かるだろうけど、一般人よ俺」
二「いえ。多くの男性は、女性に誘われればほとんど断りません」
ニ「ケダモノばかりです」
男「それは偏見なような……?」
二「でも、ここは貴方にとって夢のような場所。現実ではありません」
二「果たして、夢で誘われた目合いを断る人は何人いるでしょう」
男「んー、まあそりゃあそうなんだが」
男「俺みたいなヘタれってのはさ、いざってなるとどうしても手がだせないっていうか」
しないならしないで決めてしまえば良いのに
心の中で娼館なのだからしてもいいじゃないかとも思っている
男「優柔不断なだけだと思うよ」
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 01:40:45.19 ID:cX37hKRC0
こういうのはラストで
「ああ・・・ゴミじゃん」って
なっちゃうからラスト頑張ってほしい
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 01:42:44.33 ID:50JL+Ypy0
二「ふむ……。では誘いではなく」
男「……?」
二「襲ってみましょう」
男「え? え。ちょ。ま。まって! すとっぷ!」
ベッドに腰掛けていた俺は、あっさりと少女によって押し倒された
肩を抑えられて、上から見下ろされる
男「お、おちつこう、な?」
二「いやならば私を拒絶してみてください」
二「男性ならば、容易でしょう」
栗色の髪の毛が頬をなでた
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 01:43:18.43 ID:jly6xmYzO
しえ
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 01:49:27.44 ID:50JL+Ypy0
男「い、いや、えっと……」
俺が迷っている間にも、少女の手は俺の体を這う
つーっと指でなでられると、服の上からでもそれはぞくりと背筋を緊張させた
これは現実じゃない
そうだ、現実じゃない
二「もし初めては好きな人と言うのならば、そうですね」
二「手と口だけというのもアリでしょう」
男「……っ」
確かにそれでは童貞喪失にはならないかもしれない
なら、いいんじゃないか……?
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 01:51:26.42 ID:XNFlCbds0
いい雰囲気だ 期待
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 01:53:41.69 ID:cX37hKRC0
>>104 へー絵うまいじゃん
バクマンで中学時代に出てきて
高木にぶん殴られた人?
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 01:55:54.00 ID:50JL+Ypy0
二「……!」
覆いかぶさっていた少女が、横に倒される
男「……わ、悪い、痛くないか」
二「いえ、問題ありません」
俺はやはり、だめだったらしい
二「やはり、特殊かもしれません」
二は何故か嬉しそうに微笑んだ。
男「ヘタレにもほどがありますね……」
二「……」
男「ん……?」
二「いえ」
しかし俺の答えは腑に落ちない様子だった
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 01:57:35.06 ID:EYNrVnl20
なにこれこわい
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 01:58:28.72 ID:jly6xmYzO
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 02:03:06.23 ID:zaVcZB9IO
絵師様(笑)
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 02:03:42.96 ID:50JL+Ypy0
時間が来て、二は部屋から去った
もうその後に続くものはなく、少しだけ、さびしく思った
窓から外をみると、まだ空は明るい
男「そういえば、今何時だろう」
かるく部屋を見回すと、アンティークの時計が鏡台においてあった
針は三時すぎを指している
男「……昼寝でもするか?」
ここは娼館であって自分の家ではもちろん無い
なのに娼館でいう“遊び”をしない自分は、まさにすることがなかったのだ
俺は体をベッドに投げ出すと、すぐに眠りへと落ちてしまった
114 :
忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/03/21(月) 02:08:09.92 ID:uL3jGRYtO
支援
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 02:09:08.13 ID:50JL+Ypy0
目が覚めれば本来の意味での自室にもどっているのではないかと、少し期待はしていた
男「そんなことはない、か」
見上げれば天井はなく、ベッドの天蓋が俺に影を落としていた
紛れも無く、ここは自分の家ではないどこかだった
男「結構寝ちまったな」
時計をみればもう7時半
昼寝にしては少し長いようだ
男「ん……?」
そういえば、と自分に掛けられた掛け布団を見て思いだす
俺、掛け布団なんてかけてなかったような……
男「誰かがかけてくれたんかな」
なんとなく、嬉しかった
一人暮らしではそんなこと、なかったのだから
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 02:11:20.02 ID:cX37hKRC0
作者もなさそうww
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 02:13:13.96 ID:50JL+Ypy0
メイド「とんとん! 起きてますかー!」
扉の向こうで、あの闊達なメイドの声が聞こえる
男「ああ、今起きた」
メイド「それはよかった!」
言いながら、メイドは部屋へと入ってくる
メイド「ご飯の準備が整いました! お夕食です」
男「わかった」
メイド「しっかし貴方、私服のままねてましたけど、寝疲れしませんでした?」
男「慣れてるよ。家じゃいつもこうだ」
メイド「それならよいのですが、次寝るときはちゃんと着替えてくださいね」
メイド「昨日から同じ服きっぱなしですし」
男「あ……そういえば。言われるまで気づかなかった」
男「飯が終わったら、着替えるよ」
118 :
忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/03/21(月) 02:15:13.69 ID:uL3jGRYtO
゚<(・ω・)>゚。
へノへノミ 。゚
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 02:21:28.87 ID:50JL+Ypy0
そうして夕食
昼よりも少し打ち解けて、少女達と話す事ができた
三「夕食作ってあげたんだから、感謝しなさいよね」
男「ああ、してるよ」
一「三ちゃんが作るのは、久しぶりだよねー」
三「うるさいな。たまには気が向く事もあるだけよ」
二「彼に“えっちい事以外にもなにかしてみろ”って言われたからですよね」
三「こ、こら! 無駄な事いわんでいいでしょーが!」
四「健気だね」
五「三は案外、可愛いところがあるのですよ」
三「だー! もう私のことなんかどうでもいいっでしょうっがッ!」
三可愛いよ、三
ツンデレはいいものだ、いいものはなくならない・・・
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 02:25:41.22 ID:hfw0Y2ECO
3か5か1か2か4かメイドで悩むなぁ…
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 02:27:38.69 ID:Q6BhlnWr0
あなたそれ全員じゃないですかーっやだーっ
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 02:29:02.01 ID:50JL+Ypy0
それはもう、賑々しいと表してよいほどの時間だった
しかし楽しい時間と言うのは本当に早く過ぎるもので
気づけばテーブルを華やかに彩っていた料理たちは、白いお皿だけになっていた
男「そいじゃ俺は引き上げるよ」
片付けを手伝おうとしたが、それは断られてしまったのだった
男「あ、そうだ。ちょっとメイドさんや」
皆がわいわいと片づけをはじめたところで、俺はメイドに声を掛けた
メイド「はいはいメイドさんですよ!」
男「風呂ってのはあるんかな」
メイド「ありますよ! 案内しましょか」
男「頼む」
メイド「いえっす! では片付けは皆さんたのみましたよー!」
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 02:32:00.53 ID:rkt+3U5J0
四一択かな
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 02:33:35.90 ID:hfw0Y2ECO
風呂イベントきたー
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 02:39:06.79 ID:50JL+Ypy0
風呂場――いや浴場は、なんとなく察してはいたけど大きかった
十人もはいれば窮屈にはなりそうであったが――
男「一人ではいるには、もったいないくらいだ」
メイド「あれ、私も入るから二人ですよ?」
男「……あほか!」
メイド「むむう、でもここしかお風呂ないんですよ!」
男「そういう話か!? まあそれなら俺が後にはいる。それでいいだろ」
メイド「それこそどういう話ですか! 一緒に入ると言っているのです!」
男「それを拒否してるんだっつの!」
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 02:41:00.58 ID:viTUhC31O
速さが足りないっ!
書き溜めしてからおながいします
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 02:41:21.60 ID:iZoVweKcP
しえん
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 02:42:35.48 ID:MBfG/lOcO
頑張れ
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 02:45:03.47 ID:50JL+Ypy0
しぶしぶと言った様子で、メイドは引き下がった
男「はあ……、さすがに危ないって……」
一緒にお風呂など入れば、さすがの俺だってたかが外れかねない
男「……いや、俺のことだ。その前にのぼせるな」
苦笑するしかなかった
脱衣所にはバスタオルなど必要なものは一通りそろっていた
俺はさっさと服を脱ぎ捨てると、タオルを一枚つかんで浴場へと入る
男「うむ、こういう場を一人でっていうのも悪くない」
なんだかんだいって、大きいと言うのは胸をくすぐるものである
俺は少しわくわくしながら、壁沿いに設置されたシャワーで体を洗った
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 02:46:54.34 ID:xC9HIK5q0
メイドさんかわいい
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 02:49:06.66 ID:50JL+Ypy0
そうしておれば、湯船へとつかる
男「ふううう」
和風ではなかったから、檜風呂なんてのがあったりはしない
浴場は高そうな石で作られていて、それは浴槽も同じ
たぶんころんだらやばい
天井にはまた壮大な絵がかかれていたが、俺にはよくわからなかった
男「いいな、これ」
純和風も嫌いじゃないが、西洋っぽい感じはまた別の感慨があるというか
男「ふう」
わけのわからない状況ではあったが、お風呂にはいるとそういうのもひっくるめて
全てながしてくれるような気がした
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 02:51:58.53 ID:psn5E5Qz0
これ普通に売り物にできるレベルじゃない?
執筆頑張ってくれさい
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 02:54:47.87 ID:50JL+Ypy0
――そう、俺は完全に気をぬいていた
脱衣所から浴場まで扉などの敷居がなかったのも災いしたのかもしれない
何かのざわつきに気づいて目を開いた時そこは
四「皆でお風呂ー」
五「ふふ、たまには良いですね」
男「……は」
一「お、お邪魔してます」
男「……」
目を覆うのは石の壁じゃなくて
肌色の肉質で
男「な、なんでじゃああああああ」
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 02:56:18.54 ID:80lCN8/b0
続きまだかよまどかkれjふぉkshjふぃおsdふぉせfhうぇじゅいrfws
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 02:59:58.68 ID:50JL+Ypy0
三「なんでもなにも、夜にお風呂って入るでしょ?」
男「ったー、そんなこと言ってるんじゃないだろーが!」
二「まあまあ、細かいことは気にしないほうがいいです」
メイド「その通りだよ!」
男「引き下がったんじゃないのかよ!」
メイド「え? 皆連れてきただけですよ?」
メイド「一人だけ一緒にはいるとか抜け駆けじゃないですかー」
なにを当たり前な事を聞いてるんだというように、メイドは笑った
男「悪魔だ、悪魔だ!」
メイド「メイドさんですってば!」
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 03:01:05.94 ID:CobPSdzl0
こういうのも嫌いじゃないぞ
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 03:04:15.06 ID:80lCN8/b0
>>137 「その通りだよ!」
メイドさんの口調がいきなり変っててワロタ
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 03:08:46.67 ID:50JL+Ypy0
ああ、どうすればいいんだ
総勢6人の女の子と湯を共にするなんて……!
っていうかみんなタオルちゃんとまいてください!
シャワーしてる子とれてるよ! 見てないけど!
男「〜〜〜」
三「あんた大丈夫?」
男「黙想してる」
三「お風呂で? へんなの」
男「我は自身と向き合わねばならぬ」
三「……?」
男「我は内なる自分と戦うのだ」
三「ねえどうしよう。壊れちゃったよ」
四「大丈夫?」
男「我は仏様へ近づくのだ」
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 03:11:28.95 ID:cbvcLt7l0
禁欲はいいぞぉ
スッキリする
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 03:12:47.15 ID:50JL+Ypy0
男「……はっ!」
浴槽の水位が増す事を肌で感じ取る
いかん、黙想に邪念が!
男「精神統一精神統一」
五「やっぱり、入らなかったほうが良かったのでしょうか……」
すぐとなりで、女子の声を確認
一「そ、そうだね、出た方が良いかも……」
また隣で女子の声を確認
二「大丈夫じゃないでしょうか」
四「なんで?」
二「なんとなくです」
一「て、適当なこと言ってー……」
そこら中でオナゴのコエをカクニン
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 03:17:02.57 ID:JPhmsuMA0
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 03:17:32.55 ID:50JL+Ypy0
のぼせて、頭がクラクラとしだす
さすがにやばい気がしてきた
男「お、俺はでる!」
立ち上がる
一「わっわっ」
二「ふむ」
三「あらま、立派」
四「ん」
五「あう……」
メイド「ほうほう」
三者三様ならぬ六者六様
男「へ?」
何事かと下を見る
元気に屹立した自身の愚息が、そこにいた
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 03:19:13.38 ID:yyQg6o790
|∧∧
|・ω・`) そ〜〜・・・
|oCo
|―u'
| ∧∧
|(´・ω・`)
|o ヾ
|―u' C <コトッ
| ミ ピャッ!
| C
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 03:26:54.18 ID:50JL+Ypy0
三「まったく。のぼせると面倒なのに」
気づくと、自室のベッドの上で俺は横たわっていた
男「あれ……」
あの後がむしゃらにこの部屋までにげきたのは覚えているのだが……
その後どうなったか良く思い出せない
五「良かった、目を覚ましましたわ」
ゆったりとした涼しい風が、頬をなでる
どうやら、扇であおがれいるらしい
四「大丈夫?」
男「ん、ああ。大丈夫」
はあ、と俺はため息をつく
気を失うほどとは、よほどあせっていたのだろう
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 03:27:07.01 ID:WL/KdEgH0
メイドさん!メイドさん!うっ・・・
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 03:30:38.86 ID:50JL+Ypy0
男「ん」
頭に、やわらかい感触を感じる
枕のものでないのは当然で……
三「どしたの」
真上にあるのは三の覗き込む顔
ああつまり
男「膝枕、か」
三「そうよ」
二「じゃんけんで三に決まりました」
男「そ、そうか……」
普段なら飛び上がるところだが
今の俺にそんな元気はなくて、しかたなくそのひざに甘えることにした
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 03:34:06.02 ID:50JL+Ypy0
二「ちなみに、洋服の着替えは私がしました」
男「え?」
はっ、と自分の服を見る
なるほど、寝巻きに変わっていた
男「そ、そっか……」
二「大丈夫ですよ、何もしてませんから」
突っ込む気力もなかった
五「お疲れですわね」
男「そりゃな」
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 03:34:48.98 ID:IU8IdnK90
たまらん
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 03:42:33.23 ID:50JL+Ypy0
俺と同じく、他の子たちも服を着替えていた
白いドレス、いや、ワンピース、か
サテンの質感が、妙に気持良い
二「服が気になりますか?」
男「ん、ああ。良い服だなって」
五「ふふ。なんていうか知っていますか? このお洋服のデザイン」
知るはずもない、と答えようとして止まる
ファッションなんか全然興味ないし、たぶんこの服は時代物だろうから俺とはそりゃあ縁遠いとおもうんだけど……
なんかどこかで、聞いたことがあったような
男「エンパイア・スタイルだっけ」
そうだ。たしかそんな名前
三「あれ、良くしってるね。詳しいの?」
男「いや、そういうわけじゃないんだけど、どっかで聞いた事あったかなーって」
152 :
忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/03/21(月) 03:44:17.95 ID:gif4QlOP0
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 03:45:55.26 ID:rkt+3U5J0
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 03:46:39.84 ID:ZZYmcx4EO
追い付いた支援
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 03:47:10.90 ID:50JL+Ypy0
着替える前のドレスもそれと同じだったと思う
まあそういう変な知識ってのは、どっかで小耳に挟むことくらいあるだろう
メイド「あ、おきてますねー」
扉が開いて、メイドと一が入ってきた
一「冷たい飲み物をお持ちしましたよ」
メイド「特性ミックスジュースです! とっても自信作ですよ!」
三「飲む?」
男「ああ」
三「んじゃおきて」
男「悪いな、足しびれなかったか」
三「大丈夫よ。これくらいでしびれるほど柔じゃないわ」
男「はは、そっか」
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 03:51:09.12 ID:CyuzdDby0
ねむ 朝まで残しといてね!
俺は寝る
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 03:51:24.72 ID:50JL+Ypy0
そうして皆で、特性ミックスジュースとやらを飲む
体にしみこむようなおいしさだった
メイド「……さっきはすみませんでしたっ」
男「ん?」
メイド「いやさすがに倒れるとは思ってなくて……。気を悪くしたなら悪いなと思いまして」
男「ああ。いや、別に構わな……いや構うけど、次がなければ気にしなくて良い」
メイド「ありがとうございます、ご主人様は寛大ですね!」
男「適当いうなあ」
メイド「ささ、これはお詫びのしるしです、どうぞ何杯でもぐいぐいいっちゃってください!」
男「おう」
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 03:52:30.24 ID:Z2/2E9wz0
まさか媚薬が・・・
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 03:55:44.99 ID:50JL+Ypy0
その夜、俺は夢を見た
男(ここは……俺の部屋か?)
上から眺めるような感覚からして、夢だというのははっきりと分かる
男(あれは……)
ちらかった部屋の中央に、俺が座っていた
そしてその隣で、雑誌を広げている女が……
男(幼馴染、だな)
彼女は何かを言っていた
俺はそれを聞こうと、耳を澄ましてみる
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 04:00:24.62 ID:50JL+Ypy0
幼馴染「ねえねえ、今度ドライブいこうよ」
幼馴染「桜とか、きれいじゃない!」
手に持っているのはどうやら、旅行雑誌らしい
そのページを指差しながら、しきりに俺に話しかけていた
男(ああ、そういえばそんな話をしてたっけ)
幼馴染「もう、聞いてる?」
俺は生返事
幼馴染「全く。ドライブいかない? 運転してあげるから」
しかし曖昧な答え
男(気恥ずかしくて、あんまりちゃんと答えられなかったんだよな……)
幼馴染といえば、小さい頃から付き合いのある友人だ
そんな彼女が、故郷から離れて一人暮らししているというに毎度遊びに来てくれていた
なんていうかそれがとってもむずがゆくて
嬉しいのだけど素直に喜びを表せてなかったのを良く覚えている
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 04:04:11.53 ID:50JL+Ypy0
…
………
男「ん……」
目が覚めると、朝だった
男「幼馴染、か」
そういえばいつもああやって誘ってくれていたなと思い出す
それで遊びにいったのは、あまり多くなかったが
男「この夢から覚めたら、たまには付き合ってやるか……」
夢での光景を客観的に見たら、なんとも幼馴染がいたたまれなかったのだ
メイド「朝ですよー起きてますかー」
男「ああ、起きてるよ」
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 04:04:25.13 ID:AakP+ylO0
支援ー!
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 04:11:59.89 ID:50JL+Ypy0
朝食はまた賑やかなものだった
最初は何がなにやらわからなかったが
今は正直、こんな空気が好きになっていた
朝食が終わる頃に、ふと思い出す
そういえば、俺はすることがないなと
一「じゃ、じゃあ、しますか?」
男「しないっての」
一「あう」
四「娼館なのに」
三「ねー」
二「ヘタレですからね。まあ、気が向いたらいつでもお相手させていただきますよ」
男「へいへい」
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 04:12:35.11 ID:rUYsp85jO
童貞ヒキニートの設定だと思ったのに
毎日のように部屋に来る幼なじみがいるリア充だったでござる
彼女とのドライブ中の事故による走馬灯で目覚めてエンディングまで想像余裕でした
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 04:13:16.41 ID:h6wiB04sO
て
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 04:16:23.70 ID:50JL+Ypy0
五「では、お屋敷の散策などいかがでしょう」
男「お?」
五「まだあまり見ていないのではありませんか?」
男「ああ、言われてみれば確かに」
男「これだけの屋敷だ、見て回れば一日くらいはつぶせるかもしれん」
男「良い案だな」
五「ふふ、お役に立てて光栄ですわ」
男「そんな大仰な」
メイド「じゃあ私が案内してさしあげますよ!」
男「頼む」
168 :
忍法帖【Lv=8,xxxP】 :2011/03/21(月) 04:16:52.62 ID:QNkkHHLLP
ちょっともう無理
おやすみZZZ
明日の昼まで残ってますように
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 04:17:38.29 ID:QUq4yb+40
これは期待
保守
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 04:20:19.74 ID:2fOjupCw0
リア充www
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 04:24:09.95 ID:9gjAC2cL0
保守
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 04:26:20.31 ID:50JL+Ypy0
自室に戻り、私服に着替え――あれ、服ないんだけど
メイド「ああ、お洗濯中ですっ」
男「そうなのか……。これで歩き回るのもなんだな。なんか服ないか?」
メイド「ありますよ!」
メイドはこれぞ仕事といわんばかりに、部屋にしつらえられたクローゼットを開ける
メイド「お好きなのをどうぞ!」
男「うへ、見たことない服ばっかだな」
メイド「気に入りませんかっ。結構良いものばかりですが!」
男「できれば、もっとラフなやつない?」
メイド「んん、しかたありません」
と言ってメイドは、クローゼットの下の引き出しを空る
メイド「こんなもんですかね」
Yシャツとスラックスが出てきたので、俺はそれを着ることに決めた
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 04:34:02.85 ID:50JL+Ypy0
さっそく館内を回ろうと、部屋を出る
自室の前は窓の無い廊下で、右を見れば突き当たりだった
メイド「当館は地上三階、地下一階の構造となってるんですけど」
メイド「上から行きます? 下から行きます?」
男「うーん、じゃあ上からで」
メイド「了解ですっ。ではまず玄関ホールへ向かいましょう」
この部屋から玄関ホールに行くには、廊下を一度曲がれば良い
曲がるまで、自室以外の扉は無かった
メイド「お客様専用のVIPルームですからねーあそこ」
疑問に思って聞くと、そう答えられた
なんだか無駄に広くて豪華だとおもったら、特別な部屋だったのね
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 04:39:37.29 ID:rXPNaDnlO
し
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 04:45:08.06 ID:50JL+Ypy0
玄関ホールには、左右に廊下が二本と、普通サイズの扉が一つ。それと玄関口になる大きな扉があった。
中央には、二階へとつながる踊り場付きの立派な石の階段がどっしりと構えている
見上げると三階まで吹き抜けとなっていた
その階段を上り、二階へ向かう。二階の吹き抜けを一度反対側へと回ってから三階へと上った
意外にめんどうである
メイド「三階は、ご主人様の部屋と、図書室。そして私の執務室がありますー」
左右に伸びる二つの廊下は、それぞれ途中で折れている
折れるまでに扉は見えないから、その折れた先に部屋があるのだろう
二つの廊下の左側をさして、こちらに私達の部屋がある、とメイドは言った
男「じゃあそっちはみなくてもいいか。図書室を見せて欲しい」
メイド「はーい!」
以前娼婦をブラックカードで買い取って自分のメイドにして
各メイドにそれぞれの髪の色のを名前として付けてあげたSS思い出した
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 04:50:09.34 ID:Vgsil2VKO
続きが気になる支援
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 04:50:53.28 ID:JPhmsuMA0
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 04:53:12.23 ID:50JL+Ypy0
図書室は電気をつけても一番奥が見えないほど広い
曰く、ご主人様――俺じゃなくて、この屋敷じたいのね――は、本を集めるのが好きらしい
男「はあ、すごいなこりゃ」
おれは驚くばかりであった
一通り図書館内を歩いてみて、満足したころに二階へとおりた
二階にはいくつもの部屋があったが、大半は空き部屋なようだ
使っていても、ほぼ倉庫のような状態だったが
それらを一つ一つ開けて見ながら歩いたので、それだけで結構な時間がかかった
時間はとっくに昼を過ぎていたが、部屋を見るというのは中々におもしろくて
そんなのはおかまいなしだった
そうして、俺達は一階に戻ってくる
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 04:57:09.34 ID:50JL+Ypy0
男「いやあ、大きいな」
二階で一番おもしろかったのは、遊戯室
つかってはいなかったが、色々面白そうなものが置いてあった
メイド「お褒め頂き光栄ですっ」
嬉しそうにメイドさんは笑う
男「一階は、いつものダイニングと厨房、それと浴場くらい?」
メイド「それと、サロンがありますよ」
男「サロン?」
メイド「んー、談話室、ですね」
男「なるほど」
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 05:01:12.57 ID:50JL+Ypy0
男「ってことは、あの扉がそれかな」
俺は玄関ホールの一つにとりつけられた扉をさして言う
メイド「あー……」
メイド「あれはちょっと別物ですね」
男「あ、そうなのか。何があるんだ?」
メイド「別館につながってますね」
男「別館!? すごいな」
メイド「必要ですからねー」
男「今そっちは入れないのか?」
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 05:04:51.44 ID:50JL+Ypy0
メイド「入れないって事は無いんですけど、それはまた別の機会にしませんか」
メイド「結構歩きましたし、ね」
まるで行きたくなさそうにも見える言動で、メイドは言う
男「ん、そうだな」
興味はあったが無理に行く必要もないし、俺は素直に従った
が、一つ気になったことがあるので聞いてみる
男「扉のとなりのあの飾り、壊れてないか?」
小さめの机の上に、大き目の綺麗な石が二つつんであった
しかしその隣に、さらにもう一つ、石が置いてある――いや、落ちている
メイド「ああ、あれはあれで良いのです」
メイド「そういった置物なんですよ」
男「そっか」
取り立てて芸術の分かる自分ではない
だから特に深く聞くことも無く、俺達はそのまま食堂へと向かった
三「あ、やっと来た」
五「散策は、終わりましたか?」
食堂には、三と五の二人。
男「ああ、なんとかな」
三「結構時間かかってたね」
男「広くてな」
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 05:10:12.21 ID:ZLG13aB8O
わっふるわっふる
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 05:10:59.79 ID:ayxnam9f0
寝る前に四円
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 05:12:15.37 ID:50JL+Ypy0
五「ではかなり遅いですが、昼食を」
男「いやいいよ、今食べたらなんか中途半端だし、夜が食べれなくなるかもしれないし」
三「あ、私の当たりー」
男「え?」
五「あはは、負けました。いえ、遅くなっても昼食を取るか取らないか、なんて話をしていたのです」
三「そういうこと。だからね、おやつを作っておいたのよ。つまむくらいならいいでしょ」
男「おお、ソレは気が利くな」
メイド「ではさっそく準備しちゃいましょう!」
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 05:17:42.92 ID:50JL+Ypy0
残りの三人―― 一と二と四――は、サロンでくつろいでいるとのことだったので
おやつはそちらに持っていくことにした
四「あ、良い匂い」
五「ドーナツと、クッキーですわ。簡単にね」
二「これはまた、美味しそうですね」
三「中々良い出来よ」
横長のテーブルに、それらを置いていく
メイド「お紅茶はいりましたよー」
一「わ、ありがとうございます」
すぐに場は賑やかなものへとなっていった
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 05:19:40.31 ID:Y+yWbw8vO
見ててすげえ楽しくなってくるわ
紫煙
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 05:22:20.38 ID:6kb/m9KG0
期待期待
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 05:27:41.07 ID:CxQN5x+UO
少女が気になる
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 05:31:21.92 ID:50JL+Ypy0
男「あ、そういえばさ」
屋敷を歩いてて、気になったことがある
男「皆は、どこで寝泊りしてるんだ?」
二「ああ、地下ですよ。最初に会ったでしょう」
男「え、あの部屋?」
五「違いますわ。あそこは接待室。お客様をお迎えするところです」
五「それとは別に、廊下の奥に別々の部屋がありますの」
男「ああ、そうなんだ」
そういえば地下はさっきいかなかったなーと思い出す
ちなみに地下へつながる階段は、玄関ホールにある階段の裏だった
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 05:36:22.93 ID:GmUuDeQd0
wktk
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 05:38:36.22 ID:GADgJsBd0
パンツはおろしたままでいいのかね?
外は雨が降ってきて寒くなってきたんだが…
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 05:39:40.48 ID:v/YHkeTu0
おもしろい
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 05:41:31.37 ID:50JL+Ypy0
俺にはもったいないくらい品の良い紅茶の香りと、甘いお菓子の匂いにつつまれて
なんだかとても幸せだなあと俺は思った
男「そういえば散策してる時に、遊戯室を見つけたんだが」
男「明日遊ばないか?」
五「わあ、良いですわね」
二「そうですね、行きましょう」
皆快く了解してくれた
本当に、のんきなものである
そうして、日も暮れだす頃、解散となった
夕食の準備らしい
料理に関して俺は全く役にはたたないが
だからといって他にやることもないので、俺はそれを見せてもらう事にした
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 05:47:43.63 ID:50JL+Ypy0
これまた厨房は広かった
一「な、なんか見られていると恥ずかしいですね」
メイド「これはもしや調査ですね!?」
メイド「仕事をしっかりしているか、俺がみてやるぜー! なんて!」
男「別にそんなこと思ってないよ」
男「興味があっただけだ」
四「ふふ、気合はいる」
二「がんばりましょー」
話していられたのは最初だけで、皆はせわしなく動く
たぶん、あらかじめ分担がきまっていたのだろう
少し寂しかったので、俺は厨房を歩きながらどんな事をしているのかと手元を覗いてみることにした
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 05:48:54.15 ID:v/YHkeTu0
しえん
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 05:49:52.31 ID:50JL+Ypy0
――のだが
三「ああこら! ちょろちょろ歩かない!」
男「わ、悪い」
ひょいと退くと
五「っとと、危ないですわ」
五にぶつかってしまった
男「ご、ごめん」
厨房そのものはそこそこ広いが、全員が動きだすとたちどころに狭くなってしまったのだ
男(動かない方がいいな……)
俺はすぐに、部屋の角においてあった椅子へと非難するのだった
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 05:50:00.60 ID:UaflFFh2O
支援ヌ
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 05:57:46.50 ID:50JL+Ypy0
そうして夕食
四「肩身狭かった?」
男「ああ、正に」
四「よしよし」
四は頭をなでるしぐさをする
男「きっと、調理場に男が入るのがいけなかったんだな」
三「あはは、端っこで縮こまってるのは、見ててちょっと面白かったよ」
男「ぐう」
五「ではおやつ作る時にでもいらっしゃってください」
五「そのときなら、そうあわただしくもないですし」
男「ああ、ありがとう」
読みやすいなぁ
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 06:03:29.13 ID:50JL+Ypy0
二「それに、今日は皆いつもよりやる気でてましたよ」
二「貴方がいたから、だと思います」
男「そ、そうなのか……?」
二「はい」
俺はどう答えて良いか分からなくて、頭を掻く
とりあえずフォローだと受け取っておこう
メイド「落ち込んだら、これ!」
メイド「この特製ミックスジュースを飲んで、元気になりましょう!」
男「ああ、そうするよ」
あれはおいしくて、俺は好きだった
その日の夕食もこうしてつつがなく終了した
そして自室に戻ると、寝巻きに着替えてベッドに横たわる
今風呂に入ればきっとまた皆が来るだろうから、今日は早く寝て夜中に行こう、という考えだった
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 06:06:59.85 ID:0W7u58rw0
そのジュース絶対なんか盛ってるだろ
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 06:09:31.23 ID:rXPNaDnlO
盛られてえな
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 06:12:13.95 ID:50JL+Ypy0
夜、また夢をみた
昨日と同じシチュエーションのようだ
幼馴染「このまえのドライブの話なんだけどさ」
幼馴染「この日に行こうって言ってたじゃない?」
男(そうだ……、確かあの後、結局行く日をきめたんだ)
男(幼馴染任せで、俺は頷いてただけだったけど)
幼馴染「でもごめん! その日別の予定が重なっちゃって!」
幼馴染「だから別の日にしてもいいかな」
男「ああ、うん。構わないよ」
幼馴染「……ごめんね」
男(そうだ、それで結局、いかなかったんだっけ……?)
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 06:18:10.32 ID:50JL+Ypy0
男「ん……」
真夜中に目が覚める
早朝というには少し早すぎる時間だった
狙い通りである
男(あいつ……。出かけるのなんていつでも良いのに、なんであんなに謝ってたんだろう)
俺はどうせ頷いていただけだ
俺は別に予定があるわけでもないし、決めるのも変えるのも、彼女の自由だった
男(いや……、違うな。決めるときは確か、そうだ)
男(俺が適当に、この日でいいんじゃないか、なんていったっけ)
なるほど、俺が適当に指した日が、彼女には「男が行きたい日」だと勘違いしたのだ
そう考えれば、ああして謝っていたのも説明がつく
男「なんかますます悪い事してんな俺……」
その場ではあまり気づかないものなのだなと、少し後悔した
激しく支援
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 06:20:55.13 ID:n/l+nQ5c0
>>177 幼馴染もでてるし色々似てるよな
案外同じ人だったりして
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 06:22:17.34 ID:rkt+3U5J0
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 06:23:56.82 ID:50JL+Ypy0
男「風呂はいれば、さっぱりするかな」
変な気持になったので、切り替えるために俺はすぐに部屋からでた
廊下は昼間と比べて薄暗い
実際光量がおちているというのもあるだろうが
何より、人がいないということが、薄ら寒さを感じさせるのだ
若干怖気づきながら、そそくさと廊下を抜けて浴場を目指す
男「あれ」
玄関ホールを通り過ぎようとした時、別館へつながっているとメイドが言っていた扉が開いた
少女「あら」
出てきたのは、一番最初に会った少女だった
>>210 メイド「だから愛しています”ご主人様”」
でググれ
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 06:31:51.52 ID:N6vgsotE0
館の主が気になるな
是非完結までいってもらいたい
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 06:32:49.37 ID:50JL+Ypy0
少女「こんなお時間に、どうされました?」
少女は人当たりよく微笑んだ
男「ちょっと起きてしまったので、お風呂にでもつかろうかと」
少女「まあ、そうでしたの」
男「貴方は……?」
少女「私? ああ、別館へ少し用がありましたので」
少女「今はちょうど、その帰りです」
男「あ、なるほど」
やはり、あの扉は別館へと通じているらしい
疑っていたわけではないが
こんな大きな屋敷のほかに、さらに別館がある。というのも少し信じづらかったのだ
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 06:38:21.11 ID:j22Mha3tO
追いついたしえん
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 06:39:12.35 ID:50JL+Ypy0
少女「……ところで、調子はどうですか?」
男「調子?」
少女「……ええ」
何を言っているのか図りかねて、答えに窮する
少女「ふふ。……そう、まだまだなのね」
男「……?」
少女「そうですね、ここで会えたのも何かの縁かしら」
少女「多少の助言くらい、いいのかもしれない」
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 06:41:11.73 ID:Y753rlXf0
あげ
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 06:46:51.95 ID:50JL+Ypy0
少女「ねえ、お客様。仏の顔も三度、と言う言葉をご存知?」
男「あ、ああ。知ってる」
男「仏さんは三度までなら許してくれるけど、四度目は許してくれないってこと、ですよね」
少女「いいえ。それは“仏の顔も三度まで”っていう、間違った言い伝え」
少女「本当は、“仏の顔は三度”と言うの」
少女「だからね、仏様が許してくれるのは二度まで」
少女「三度目は、もう呆れてしまっているのです」
少女「仏様がいなくなってしまえば、きっとそこには鬼が来る」
少女「ふふ、気をつけてくださいね」
男「……」
少女は言うだけ言うと、もう話す事は無いという風に会釈して、俺に背を向けた
そして階段の上の暗闇へと消えていったのだ
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 06:48:55.49 ID:GADgJsBd0
>>212 うろ覚えだけど、確か最後はパラレルワールドってオチじゃなかった?
今回もそんな感じか希ガス
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 06:53:14.86 ID:50JL+Ypy0
男「ふう」
風呂につかり、少女を思い返す
男(仏さん、二度までしかゆるしてくれないのか……)
思っていたより一回少ないだけで、とたんに仏様が人間くさくなった気がした
……とか言ったら怖いお兄さんに怒られちゃうか
でも助言って言っていたのが引っかかる
一体何を俺は助言されたのか、さっぱり分からないのだ
男「まあ、夢だし」
メイドさんはきっぱりとそういっていた
気づいたときには醒めている、と
深く考える必要もないのだろう
今はただ、この暖かい湯が心地よかった
不自然に大きな屋敷、姿を見せない主、メイド、謎の少女と来たら双子と入れ替わりトリックと最後に屋敷炎上ですね分かります
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 06:58:20.12 ID:50JL+Ypy0
一時間近く掛けてゆっくりと湯を楽しんで、俺は浴場を出た
男「いやはや、良い湯だった」
これで牛乳があれば最高なのに――いや、さすがに洋風の風呂に瓶牛乳は似合わないか
男「あれ?」
何かもう一つ、ひっかかる
タオルでごしごしとこすりながら、思考を集中する
男「あ!!」
あの少女『帰る』と言っていた
そしてあの階段を上って消えた
そしてそして、あの階段の上にあるのはあのメイドの部屋と――ご主人様だけ
男「も、もしやあの少女が、ご主人様か……!」
とんでもないことに気づいた、と俺は思った
あたっているかどうかは分からないが……あまり触れて良い話でもない気がする
男(とりあえず、そっと心にしまっておこう……)
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 07:01:55.03 ID:ShMO5fq/0
|∧∧
|・ω・`) そ〜〜・・・
|oCo
|―u'
| ∧∧
|(´・ω・`)
|o ヾ
|―u' C <コトッ
| ミ ピャッ!
| C
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 07:04:46.67 ID:50JL+Ypy0
朝食を伝えに、メイドが来た
メイド「あれっ、はやい!?」
既に私服に着替えていた俺を見て、彼女は驚く
男「ま、ちょっとな」
メイド「……! この匂い、さては風呂に入りましたね……?」
男「おお、よく分かったな」
メイド「なんでですか! なんで誘ってくれなかったんですか!」
メイド「お背中も、ええもちろんどこもかしこも、特に息子様も! 綺麗に洗って差し上げるのに!」
男「ああたぶんそうなりそうだから誘わなかったんだよ」
メイド「ひどい!」
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 07:05:33.42 ID:N6vgsotE0
メイドが元気よくていい
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 07:06:22.59 ID:vHzsqQhSO
やだ続き気になる
227 :
忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/03/21(月) 07:09:20.56 ID:9DHep965O
追い付いてしまった
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 07:16:47.09 ID:o4NQWGkq0
支援
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 07:17:14.42 ID:rHHs/OSFO
紫煙
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 07:17:40.62 ID:50JL+Ypy0
朝食後、昨日の約束どおり俺達は皆で遊戯室へとやってきた
男「ビリヤードにダーツ、そっちはテーブルゲーム台か」
五「カラオケもありますわね」
メイド「いえっす! 一通りそろってます!」
男「しかしどれも初心者だな……。ビリヤードなんてやったこともない」
四「私もない」
何人かが頷く
メイド「やるのであればお教えしますがっ」
男「いや、皆結構やった事無いみたいだし、とっつきやすいテーブルゲームかダーツにしよう」
そうして俺達はまず、ダーツから取り掛かることになった
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 07:19:38.05 ID:wdvLRQgpO
追いついた
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 07:24:24.04 ID:50JL+Ypy0
詳しいルールを決めてやる必要もなかったので
とりあえず順番に三回ずつ投げてボードの得点を競いあうということになった
メイド「では私は得点係でっ」
男「え、やらないの?」
メイド「ふふふ、私はメイドですから! 一緒に遊んではいけません!」
男「なにをいまさら」
メイド「それにですね、私が参戦しては……」
メイドは持ってきた箱にはいっていたダーツを一本取り出して、軽く投げる
メイド「ほら、ね」
完全に、中心を射抜いていた
男「おお……」
メイド「そんなわけで、私は得点と、助っ人係でもやらせていただいちゃいます!」
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 07:27:13.08 ID:UVIUMFi8O
続けたまえ
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 07:31:40.14 ID:50JL+Ypy0
そうして始まったダーツ大会は、やはり盛り上がった
一「あ、あたりません……」
メイド「ダーツはですね、こう投げるのですよっ」
なんて言って、一の手をとって、一緒に投げてみせるメイドさん
一「わっ、すごい!」
メイド「ふふふ、さすがメイドさん!」
参戦していないというのに、大張り切りである
二や三は、案の定というか負けず嫌いだった
二「負けてられませんね……、こういうのはそこそこ得意なのです」
三「ちょ、なんでよ! あたんないこれ! ダーツがおかしいんじゃないの!?」
男「ものすごい責任転嫁だな」
三「うっさい! あんただって当たってないじゃない!」
男「それとこれとは別だ」
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 07:32:00.52 ID:w0zZFfhfO
ガンガンいこうぜ
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 07:37:22.66 ID:50JL+Ypy0
四は黙々と投げると言った感じだった
男「やるたびにうまくなるな」
四「ふふ」
五はあまり熱くならないようで、付き添いのお姉さんと言った感じのノリである
五「ううん、あたりませんわね」
メイド「こうですよ、こう!」
五「こうですか?」
メイド「そうそう!」
五「えいっ……っと。お? おお、少し真ん中にちかくなりましたわ」
でも喜ぶ姿は、なんていうか無邪気で
そのギャップはそそるものが――って何考えてるんですかね
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 07:39:38.52 ID:TM5sY2Ja0
なにこれおもしろい
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 07:43:50.32 ID:50JL+Ypy0
昼までそれは続いた
案外皆やりだすとすぐにはやめられないタイプらしい
だから途中で五が消えていた事にきづかなくて――
五「さあみなさん、お昼ご飯ですよ」
と言ってサンドイッチやおにぎりを持ってきてくれたときには、さすがに驚いた
五「朝から作っておいたのです」
五「きっとみんな、熱中しちゃうかなと思いまして」
四「やりおる」
二「もてますね彼女」
メイド「もてますな、彼女」
五「ちょ、何をいってるんですの! ほら、ちゃんと椅子にすわってくださいな!」
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 07:50:24.85 ID:/7yWL3w5O
複線大杉期待
240 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/03/21(月) 07:50:36.94 ID:xyIuyIN70
test
241 :
1:2011/03/21(月) 07:58:23.96 ID:50JL+Ypy0
だめだごめん、さすがに11時間もぶっとおしはちょときつい
少し休憩させてください
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 08:00:39.36 ID:ShMO5fq/0
ゆっくり休んでくれ
期待してるぞい
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 08:02:04.49 ID:MJF9/GhaO
お疲れ様です。
どうぞごゆるりと、お休みなさいませ。
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 08:02:11.40 ID:7PUay1Ev0
構わない、少しくらいなら保守しよう
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 08:06:01.89 ID:IhR4xQbwO
朝ご飯だよ みんな
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 08:06:28.79 ID:0yUn1LsEO
起きてから読みはじめたが
お も し ろ い
保守
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 08:07:33.70 ID:n/l+nQ5c0
保守間隔は30分くらいかな
248 :
忍法帖【Lv=10,xxxPT】 :2011/03/21(月) 08:28:13.31 ID:U5rP5AtV0
ほしゅ
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 08:30:10.56 ID:/5D6pVGg0
ほ
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 08:30:22.30 ID:o4NQWGkq0
↓保守目安表
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 08:30:53.25 ID:w0zZFfhfO
捕手
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 08:37:09.23 ID:KRBbpksE0
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 08:37:49.68 ID:TIuwQYZs0
吉田栄作「ノーエロスでフィニッシュです」
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 08:49:29.30 ID:eBsnvY3L0
オチが気になるからほしゅ
255 :
◆IGEMrmvKLI :2011/03/21(月) 09:10:42.25 ID:Fs3SpMzd0
あああ
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 09:11:55.15 ID:h1vPsK6R0
保守ダァ!絶対に落としてはならない
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 09:21:16.29 ID:I9eQshYAO
干す
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 09:30:01.13 ID:o4NQWGkq0
ほ
ドゥフフwwwwww面白いでござるwwwwww
>>1氏頑張ってくだされwwww
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 09:41:05.12 ID:mpUNdsQYP
保守
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 09:47:29.96 ID:n7cvHpkA0
☆
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 09:55:07.31 ID:OseXvsvw0
ほしゅ
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 09:57:02.17 ID:ShMO5fq/0
ほ
おもしろいね
露骨にエロい展開は望まない
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 10:01:31.08 ID:ShMO5fq/0
今頃だけど5分で落ちなくなったよね
元に戻ったのかな?
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 10:13:46.14 ID:YUbR+O4B0
hosyu
267 :
忍法帖【Lv=9,xxxP】 :2011/03/21(月) 10:25:45.68 ID:pvINCGPmO
保守
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 10:30:00.97 ID:gnlXA+w2O
ここまで保守したいスレは久しぶりだ…
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 10:31:37.01 ID:AP+9LJGr0
保守
保守
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 10:40:00.40 ID:MBfG/lOcO
ほ
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 10:52:04.78 ID:n7cvHpkA0
コンビニで「あそこで温めてるの俺の弁当なんすよwww」って後ろに並んでる人に自慢する
ほし
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 10:58:11.26 ID:QUq4yb+40
保守
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 11:01:47.54 ID:GADgJsBd0
今の保守目安ってどのくらい?
275 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 11:16:01.65 ID:TM5sY2Ja0
15〜20ってとこか?
ただ油断すると落ちる。このスレを落とす訳にはいかない。
ほしゅ
276 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 11:18:15.01 ID:62XkRIng0
277 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 11:22:22.69 ID:eBsnvY3L0
ほ
278 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 11:27:23.01 ID:cP2BynRSO
ほ
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 11:31:54.82 ID:TM5sY2Ja0
☆ゅ
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 11:33:04.07 ID:z9yZOLNv0
ほっほっほ
281 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 11:34:25.64 ID:Ed7a11j70
髪の色って黒かブロンドか金やん
282 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 11:35:50.49 ID:0KfstCJmP
今こそPを解き放つ時
ほしゅしえん
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 11:43:44.03 ID:eBsnvY3L0
「女」じゃなくて「少女」なSSは良作が多いの法則
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 11:44:18.53 ID:jly6xmYzO
ぽ
285 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 11:45:56.96 ID:tR9rqhkK0
良スレほす
286 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 11:47:02.81 ID:Rwn3ro2wO
続き気になる!!
287 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 11:49:36.38 ID:62XkRIng0
もちっとペース落とせ
288 :
忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/03/21(月) 11:52:01.58 ID:O5SXuunIO
紫煙
289 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 12:00:24.03 ID:QnY8PARSO
ガシッ
CV:丹下桜
コレで解決
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 12:06:30.44 ID:62XkRIng0
ほ
292 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 12:13:49.11 ID:h1vPsK6R0
む
293 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 12:15:33.96 ID:62XkRIng0
ほ
294 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 12:16:40.42 ID:gYnfeaGk0
も
295 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 12:17:32.11 ID:eBsnvY3L0
296 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 12:20:49.60 ID:62XkRIng0
メイドがましろ色のアンジェで再生される
298 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 12:37:27.38 ID:h1vPsK6R0
し
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 12:37:38.96 ID:n7cvHpkA0
300 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 12:44:18.66 ID:62XkRIng0
ほ
む
302 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 12:46:29.83 ID:62XkRIng0
ほ
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 12:46:39.51 ID:jTAL7ALFO
ほ
304 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 12:48:39.07 ID:h1vPsK6R0
む
305 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 12:48:57.17 ID:gnlXA+w2O
楽しみなのは分かるがペース落とそうぜwwwwww
306 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 12:58:54.53 ID:AP+9LJGr0
ほす
ほむほむ
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 13:13:53.84 ID:A8w+GppJ0
>>177 懐かしいな
後日談的なやつブログでやってるんだっけ?後で覗いてこようかな
309 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 13:17:14.11 ID:J1BsDMLb0
ほむ
310 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 13:25:04.88 ID:y+I/sRL+O
久々にwktkするSSに出会えた
>>177 久々にログ探してみたがやはりいいな
地震後作者HP更新ないのが不安だが
これいいな!
序盤にでた絵とこの話が
ゲームとかアプリとかなったら
絶対買うわ
313 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 13:39:46.94 ID:n7cvHpkA0
314 :
忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/03/21(月) 13:42:02.20 ID:/MIACCBA0
おもしろい
315 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 13:45:16.49 ID:2Nsl6rCx0
谷
316 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 13:48:31.26 ID:4IgCntAx0
亮子支援
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 14:05:17.06 ID:b1rwYGL40
ほ
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 14:15:27.29 ID:ZrBfaSeBO
も
320 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 14:18:31.58 ID:4IgCntAx0
せ
321 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 14:19:52.49 ID:lN1Q+KiO0
っ
く
323 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 14:21:05.47 ID:cP2BynRSO
す
324 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 14:22:17.83 ID:h1vPsK6R0
う
325 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 14:23:08.71 ID:ZrBfaSeBO
p
326 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 14:23:25.47 ID:QhIgXpAVO
ち
1
\ /: :/;;; : : : : : : : : : : 〉 ゝ'、_\: : ), く 百
\ /: : : : : : : : : : : : : : : : :.\斗 ::ヽ_: く だ 合
i` Y: : : : 〃: : : : : : : \: : : : : : i__ >:ヽ, さ 以
`ヽ、 `y' : : : : : ハ: : : ヽ: :\: ヾ: : : :〈 l ヽ'": : :,ノ い .外
{: : : :!: : { ヽ: : :、ヾ: :, : ミ、: }:|: : :i: : : |: :く で は
``''ー- |: : : {: :!!:ヽ. ヽ: : ;_,イ从|`v'レrうヽ: : :|: : :) す 帰
|: : : ∧|: : ハ レ从ノ,,ィ禾;ソ ツ .j: : :|: : :L の っ
l:l、: :{: :7;;┼'\ " ゞイ _,/:/'、/: : : :| !. て r
≡=-. |\N: :.\《;沁 .i Y i: : /: :.| ,へ r┘
,、yx=''". ヽゝ: :.`、゙''" ′ __ト、/: /: :/.レ': : ,'ヽr ⌒
i: : :i: : :ヽ つ ノ/ /: /i::/ i: : :/
_,,、- i: : i: .;ィ: `!' ‐ - ィ ^/ /i: :i i:iヽ/: :/
-''"_,,、-''" i: :i / i: : :| /_/ .i: /ヽi:i /: :/i
-''" / /:// i: : :| / i: i: : :V: ::ハ:i
// /: :/ /: :从 / ̄\ ゞ:i : : x: :i \
// ./: ://:/ `ヽ / \ \: :.i i::ヽ | }
328 :
忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/03/21(月) 14:38:17.11 ID:AP+9LJGr0
ほすてす
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 14:39:09.13 ID:n7cvHpkA0
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 14:40:49.15 ID:lN1Q+KiO0
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 14:41:21.91 ID:sxquySXc0
これって本当は現実なんじゃないの?
何かしてこの館に閉じこめられたんじゃない?
332 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 14:42:48.89 ID:uGoGAplRP
展開先読みは不粋ってもんよ
333 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 14:44:16.00 ID:sxquySXc0
すまん
334 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 14:54:10.65 ID:ZEE9T7Ic0
ほす
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 15:07:33.45 ID:viTUhC31O
保守間隔おとせよ
>>1が来る前にいっぱいになっちまうぞ
336 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 15:07:58.98 ID:KNhFZcVy0
ほしゅ
337 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 15:09:53.54 ID:rkt+3U5J0
15分ぐらいでいいって言ってんだろ
338 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 15:18:57.61 ID:umxmrBU50
てか何時にくんだ?はらいたいんだけど
339 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 15:20:06.98 ID:IfJ3WNJVO
☆くん
340 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 15:23:56.80 ID:7PUay1Ev0
早朝まで投下し続けたからな、まだ寝てるんじゃないか?
11時間連続とか今時のSSにしては気合い入ってたな
341 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 15:31:55.34 ID:wV8cuj3F0
po
342 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 15:38:06.33 ID:fArKRpYz0
このメイドはまちがいなくアンジェ
343 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 15:46:32.20 ID:QTVXda9oO
ほ
344 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】 :2011/03/21(月) 15:47:28.66 ID:6OFyrkoG0
追いついた
支援
345 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 15:53:33.26 ID:v/YHkeTu0
s
346 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 15:53:46.58 ID:UN6Wgrna0
リアルの夢にいろいろと着色していったような話だな
夢の中の夢がヒントになってそうなあたり某ゲを思い出す
347 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 16:05:34.45 ID:q8DSPzc90
S
ho
結末が気になるな。エロはいらん
エロゲでおk
352 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 16:18:04.74 ID:hfw0Y2ECO
久々に続きが気になるスレだな
ほせ
353 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 16:22:04.81 ID:UdflmxWl0
実は男は今仮死状態。つまり生死の境をさまよっているわけだよ
幼馴染とドライブに出かけその途中交通事故にあい、
意識不明の重体の男。
仏様が気を利かせて最後のチャンスの場を与える。それがこの館なわけだ
少女は恐らく仏の化身であろう。
別館があるといっていたが、それはつまり現実の世界への出入り口だな
つまり現実と死後の世界の狭間の世界(館)にいる男がどうなるかってのがこの話の面白い所だ?
354 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 16:22:58.89 ID:MBfG/lOcO
355 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 16:23:10.28 ID:LYUl07a+O
356 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 16:24:35.09 ID:XBEvrtFmO
ほ
357 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 16:27:25.21 ID:4IgCntAx0
>>353 先読み止めろよ
作者が書きにくくなるだろ
>>353 ほうほう。なるほど…な?
だが、先読みならチラウラでやれ
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 16:31:47.94 ID:CobPSdzl0
保守でスレ埋まるだろーが減速しろ
360 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 16:35:40.83 ID:3l8yzqDo0
ほ
361 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 16:45:03.72 ID:50JL+Ypy0
テーブルゲーム用においてある椅子に座り、昼食を摂る
男「なんかピクニックみたいだな」
メイド「室内ピクニックとはまたマニアックですね!」
男「そ、そういう言い方――」
二「そうですね。いつも中でやる事を外ですると盛り上がりますが」
二「その逆ですね、これは」
三「野外プレイならぬ屋内プレイか……味わい深い」
男「うわー。うわー」
俺は顔を覆う。何故とめようとした話を続けるのか!っていうか単語までいらねー!
五「あら、これも逆ですわね。下のお話に頬を紅くするのは女性と決まっていますのに」
メイド「と、言う割りには頬が赤いですな奥さん」
五「……っ!」
362 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 16:46:27.47 ID:n7cvHpkA0
きたーーーー
363 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 16:46:54.91 ID:R+BC3S+A0
1キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!
364 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 16:46:55.50 ID:rL1aI94KO
待ってました
365 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 16:47:50.31 ID:n7cvHpkA0
イヤッフォォォ
366 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 16:48:36.43 ID:yo9sftmP0
屋内プレイって普通じゃ…
368 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 16:50:24.21 ID:o4NQWGkq0
きてた
369 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 16:51:44.39 ID:JbnxSh+P0
370 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 16:52:43.29 ID:GG0LsQtO0
371 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 16:53:05.79 ID:50JL+Ypy0
昼食を終えて始まったのは、トランプだった
ババ抜きからはじまり、ちょっと凝ったのをやってみようといって大富豪に移り
メイドさんがノリノリになってカジノ気取りなことをはじめてからはポーカーやらブラックジャックに盛り上がった
メイド「うわ、貴方……」
男「も、もう少しチップ貸してくれ……」
俺は惨敗だった
特に運要素の強いカジノゲームは、何故か全然勝てない
メイド「あなたこれがリアルカジノだったら大破産ですよ」
メイド「いいとこパンツ一枚じゃないですか」
男「お、俺はカジノ行かない方がいいな……」
372 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 16:55:45.44 ID:50JL+Ypy0
――というかだな
一「す、ストレート!」
三「なんのフルハウス!」
とか
男「よおおしフルハウス!」
四「フォーオブアカインド」
男「ええええ」
なんていう恐ろしい戦いが繰り広げられていたのだ
そんな中で戦い抜くほど俺に技量なんてなかったのである……
三「あはは、よしよし。落ち武者みたいにボロボロだねえ」
男「拙者、慰めなどいらぬ!」
373 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 16:57:57.81 ID:ayxnam9f0
正直エロはいらないな
374 :
忍法帖【Lv=9,xxxP】 :2011/03/21(月) 16:58:00.77 ID:pvINCGPmO
四円
375 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 17:00:08.99 ID:89q8hGRN0
>>373 このSSの場合、エロが無いのが最高のエロ要素になり得るな
376 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 17:02:29.09 ID:50JL+Ypy0
そのまま気づけば時は過ぎ
昨日と同じく夕食の前に解散となったのだが
男「ちょ、ちょっと悔しいから終わったら続きを……」
メイド「わっ、ギャンブルで転落する人のテンプレートな発言!」
メイド「借金つくりまくって彼女に背負わせるようなダメ男ですね!?」
男「だ、大丈夫だ。カジノどころかパチンコもスロットもやったことないからっ」
二「でもこれからやるんですか?」
男「やらないって!」
という会話があって、夕食後は皆俺の部屋にあつまって、トランプの続きをすることになった
パチンカスになるのか
378 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 17:07:40.12 ID:A8w+GppJ0
借金の肩に童貞を持って行かれるのか
天国すなぁ
379 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 17:09:46.07 ID:50JL+Ypy0
トランプはおおいに盛り上がって、それは日をまたぐくらいには続いた
その元気をくれたのは、メイドさん自信の特製ミックスジュースだろうか
だがさすがに時刻が一時を過ぎ二時に迫ると
三「うー、ねむいー」
脱落するものが現れ始めた
男「元気なくせに一番最初にねるのか」
メイド「私はまだまだ元気ですが!」
三「私夜弱いのよ……。夜更かし結構、苦手で……ふわあ」
ろれつが少しずつ回らなくなって、三はうーとうなる
男「お前が夜弱いって、なんか冗談みたいだな」
三「う、るしゃい、なあ」
380 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 17:19:49.66 ID:50JL+Ypy0
とろんとした目は虚空を見つめ
男「うっ……」
そのままことりと三は倒れた
――どちらにでも倒れようがあったはずなのに、なぜか……俺の方に
二「そういう堕し方……落し方とは、考えましたね」
一「い、いや、そんなこと考えてないんじゃないでしょうか……、ほら」
三はもう、完全に眠りこけていた
俺のひざで、しかもこちら側を向く形でまるくなって
男「……」
気にすれば、気にするたび、どんどん気になってしまう
ポニーテールを解いていたから、なんだかすこし違う気がして胸が沸く
髪は三の整った顔にかかりそれはなんとも妖艶で
鼻息はズボンの上からでも、ふとももをぬるくあたためた
381 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 17:25:11.51 ID:50JL+Ypy0
男(だめだ! 本当に堕ちる!)
それはやはり経験の無さからくる危険信号なのか――
男「と、トランプ続けようか!」
――俺はごまかすためにそう言った
メイド「ふふ、顔があせってますな」
男「あせってない」
メイド「まあ構いませんが、集中できなくてもっと負けまくってもしりませんよう?」
男「うっ……」
結局俺はゲームに集中できなくて、メイドさんの言うとおりになったのは言うまでも無い
夜はゆっくりと、更けていった
382 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 17:25:30.14 ID:0L98FQwzi
さるよけ
383 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 17:26:22.88 ID:ZLG13aB8O
紫煙
おいついたしえん
385 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 17:31:42.35 ID:ZrBfaSeBO
イイヨーイイヨー
386 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 17:32:25.11 ID:0KfstCJmP
三は俺がもらっていこう
387 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 17:33:48.02 ID:50JL+Ypy0
男(あれ……)
いつの間に寝ていたのだろうか
それはまた、夢の中
夢の中の俺はあさってのほうを向きながら、幼馴染に聞いていた
男「そういえば、予定ってなんなんだ?」
俺はこの時、内心ではドライブに行く事を楽しみにしていたんだ
でもそれがだめになってしまって、気にしていないように振舞っていたけど
せめてどんな理由でか、くらいは知りたかったのだ
幼馴染「あ、えっと、同窓会だよ」
俺が自分から聞いた事が嬉しかったのだろうか
幼馴染は少し頬を緩ませながら言う
388 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 17:38:10.61 ID:ZLG13aB8O
しえーん
389 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 17:39:19.83 ID:50JL+Ypy0
男「そ、そっか」
彼女が一人で行く同窓会といえば、高校のものだろう
中学までは一緒だったけど、高校からは専攻が別々だったから、こいつとは他の学校にいったんだっけ
幼馴染「……行って欲しくない?」
幼馴染「も、もし行って欲しくなかったら、その、ドライブ優先してもいいかなー、なんて」
男「い、いや、ドライブはいつでも行けるけど、同窓会ともなるとそうはいかないだろ」
男「いってこいよ」
幼馴染「……いいの? わ、私べつに、皆とは連絡とってるし、すきなときにあえるから」
幼馴染「高校の同窓会に、わざわざ行く必要もないかなって、思ったり……」
男「い、いいよ。そんな気を使わないでも」
幼馴染「……うん」
390 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 17:41:07.90 ID:ZLG13aB8O
優男乙
391 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 17:44:32.92 ID:50JL+Ypy0
ふと夢の景色が消えて、意識が戻る
男「ん……」
どうやら、目覚めたらしい
部屋は暗いから、まだ深夜のようだ
男「ん……?」
何か冷たいものを感じる
ああ、これが気になって俺は目を覚ましたのか、なんて納得した
男「……」
冷たいと思う部分、下腹部を見る
男「おい……」
そこには涎をたらしながら、三がすやすやと眠っていたのであった
三ちゃんの涎飲みたい
393 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 17:53:28.65 ID:50JL+Ypy0
雑魚寝をしていたようだが、体はあまり痛くない
それはたぶん、この柔らかいお高そうな絨毯のおかげだろう
男「……」
絶賛爆睡中の三は、何故かこう上手い具合に俺の股の辺りに頭を乗っけていた
口元はふとももの辺りにあり、その周辺は涎のしみこみによって少しひんやりとしている
周りに目をやると、皆この部屋で寝てしまったのが見て取れた
そうして目を戻す
男(……や、やばいって!)
自分の意に反して、我が宝刀は、頭を擡げはじめていた
それは止まれと命じて止まるものではない
394 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 17:57:17.84 ID:50JL+Ypy0
男(嗚呼……なんてこった……)
ジーパンであればそれも気づかれなかっただろう
しかし今の装備は柔らかい寝巻き
その布地はしっかりと、裡に収める其の姿を代弁していた
ありていに言えば
盛り上がってしまったのである
男(ちょ、ちょ!)
自身の其は大方の皆様方と同じく右曲がり
そして、三が頭をおいているほうも右
男(ああ……!)
其は大きくなりながら、勢力と精力をましながら
三の方へ進行していったのである
395 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 17:58:09.74 ID:I9eQshYAO
さるよけ
オッキしてるのに右に曲がってるの?
ズボン脱いだ
398 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 17:58:44.83 ID:n7cvHpkA0
左利きなんじゃないか?>右曲がり
400 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 17:59:46.24 ID:50JL+Ypy0
あ、ごめん、右じゃない左だ
さっきのとこ左曲がりに修正してください
401 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 18:00:50.56 ID:JKcTORUh0
右手でマウス操作左手でしごくんだから右曲がりでいいだろ
402 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 18:01:45.12 ID:98umVQ7Y0
修正乙。
関係ないが曲がってるが一般的なのか?
人により
俺はスクリューだし
405 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 18:04:28.97 ID:IqvKd7h9O
俺ドリル
406 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 18:06:05.03 ID:50JL+Ypy0
ついに肥大化が終わったところで、安心できるものではない
その先は、彼女の眉毛の辺りに当たっていたのだ
それもかすって、とかではなく
押すように、である
三「ん……」
男(……ちょおお!)
童貞の呪いなのか
それはなんにもしていない、ただあたっているだけのはずなのに十分――気持よくて
でも飛び上がれば他の子がびっくりしてしまう
せっかく皆気持よさそうに眠っているのに、それはあまりにひどいことではないのか
男(ど、どうすんだよ……)
407 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 18:09:37.80 ID:50JL+Ypy0
男(で、でも……)
悪魔が言う
この感覚を愉しんでいたところで、誰も咎めないじゃないか
男(そ、そうだ、誰も見てないし、三だって寝てるし……)
天使が言う
手を出さないって決めたんじゃないの!? 男なら徹底しなさいよ!
男(そ、そうだよな……、やっぱ愉しむわけには……)
男「ぐうう」
しかし心中の戸惑いは、次の瞬間に打ち砕かれた
三「ん……んにゃ……」
三「ん……? ……。…………。あら」
三が起きてしまったのである
408 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 18:09:40.38 ID:UdflmxWl0
右曲がり左曲がりは利き手説もあるみたいだがそれは間違いだ
多くは癖によって曲がってる。たとえばズボンはいて右か左のどちらかに息子が寄ってれば
その方向に癖がつくってわけだ
409 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 18:15:26.87 ID:XOhzzlG30
エロ展開ようやく来たか
410 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 18:17:37.24 ID:tH8PnJBw0
411 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 18:18:12.92 ID:50JL+Ypy0
じっと見詰め合う事十秒ほど
たらりと顔を汗が流れる
三「やあ」
男「や、やあ」
悪戯娘のような微笑
三「これ、なーに?」
周りを気にしてか、声は小さくささやくように
それがさらに淫靡さを増していた
男「……なんでもないから、ほら、起きたなら、な。そっちいけって」
三「いいの? このままで」
男「い、いいよ。黙ってりゃ収まる……」
しかしその空気に俺はもう頭をやられていた
匂いだってやばい
部屋中に女の子がいて、しかも彼女達は一日中俺につきあっていたから風呂にも入っていなくて
充満するのはそれはもう、すさまじく心をゆするのだ
412 :
忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/03/21(月) 18:21:30.61 ID:ZIRem9fP0
もどってきたか
413 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 18:22:19.19 ID:50JL+Ypy0
ごめんなさい、ちょいと呼ばれたので、いったん休憩とさせてください
遅くとも三時間後には再開できると思います
414 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 18:23:00.85 ID:xzzr9svN0
ok、保守してやんよ
ほしゅ
416 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 18:25:49.91 ID:umxmrBU50
おけなわけねーだろ。hkb
417 :
忍法帖【Lv=9,xxxP】 :2011/03/21(月) 18:29:36.68 ID:wCa7EX410
保守
418 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 18:31:13.89 ID:nnZFnODX0
作品として出せよ
少なくとも俺は絶対に買う
419 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 18:39:00.62 ID:UPLIWFbW0
ほしゅいちろー
420 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 18:44:08.67 ID:9S7i6r12O
まぁーだぁだぁよぉー
421 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 18:53:48.21 ID:gYnfeaGk0
ほ
422 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 18:56:18.01 ID:4IgCntAx0
おとさせはせん
ほしゅ
424 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 19:08:22.13 ID:v7mXN67D0
426 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 19:14:01.99 ID:v7mXN67D0
まじだ。生きてた
今北ほしゅ
428 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 19:21:24.84 ID:PoKK4C+VO
追い付いた保守
429 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 19:27:07.86 ID:vHzsqQhSO
追い付いたぜ。これはまとめに載るから記念age
430 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 19:34:15.49 ID:ZLG13aB8O
保守
431 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 19:34:51.96 ID:/7yWL3w5O
ずっと裸で風邪ひきそう
432 :
忍法帖【Lv=19,xxxPT】 :2011/03/21(月) 19:39:26.90 ID:UWJBlEOv0
433 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 19:42:03.50 ID:hn5AHa60O
この5人は処女だよな
434 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 19:47:12.35 ID:R+BC3S+A0
職業上5人ともビッチだろ
435 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 19:47:16.83 ID:23hsK9QN0
面白いな
頭の中の存在なら五人とも処女の可能性が
437 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 19:50:40.86 ID:xxleDw8U0
ほ
438 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 19:55:23.07 ID:ReSoydii0
とりあえず靴下はけよ
439 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 19:58:07.02 ID:h1vPsK6R0
うがああああああ
俺の見たSSスレはまともに完結した試しがない
441 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 20:06:49.87 ID:o4NQWGkq0
ほ
442 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 20:06:58.27 ID:O5SXuunIO
5人ともジョジョだったらどうなるのっと
443 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 20:07:59.47 ID:KNhFZcVy0
書き込みすぎ落ち着け
444 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 20:08:57.07 ID:qq47zgr70
ほゆs
445 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 20:09:57.89 ID:hfw0Y2ECO
やっぱ3だな…
いや5も捨てがたいが…
446 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 20:10:47.90 ID:uGoGAplRP
俺のは右にも左にも曲がってないけど、僅かにお辞儀してる
反ってるやつはかっこいいよな。羨ましい
保守
448 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 20:22:31.64 ID:umxmrBU50
>>446 真っ直ぐに沿ってるよ。形としては美しいだな。なんか日本刀みたいな感じ
449 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 20:30:32.97 ID:ldsn4lAo0
抜けない刀がいくら美しかろうが・・・
450 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 20:32:33.34 ID:Jk2htg5e0
鞘の中で錆びるのを待つだけなのに
451 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 20:36:16.06 ID:50JL+Ypy0
三は答えず、その盛り上がりに目をやる
そして――
男「お、おい……」
軽く、なでた
三「こんなになっちゃってるよ」
男「……っ」
三「……」
しかし俺は制止できない
欲情に負けていると言われれば言い訳は出来ない
だけどそれだけじゃなくて
その目に宿っていた悪戯な輝きが、いつのまにか形を潜めていたのだ
変わりに見えるのは――戸惑い……?
嬉しそうだったり、悲しそうだったり、つらそうだったり、困惑していたり
触れるたび、三の表情は如何様にも変わったのだ
悲しいこと言うなよ
反り立ちもしない俺はどうすればいいんだ…
453 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 20:38:46.69 ID:IqvKd7h9O
454 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 20:40:17.88 ID:Uqg6LdPA0
>>452 鍛えろ
どちらかというとカブトムシの角だな
455 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 20:41:31.14 ID:50JL+Ypy0
しtっとりと、空気が湿っていた
夜、明かりは窓から差し込む月明かりだけ
三「なんで」
三「なんで……、こんなになってるのに」
三「目の前にたくさん、ソレを満たす道具があるのに」
三「何もしない、……かなあ」
まるで独り言のように静かに。からかう風では全くなく
三「……おかしいよ」
男「……そう言われてもな」
この頃になれば、俺自身、そうやって拒む理由は、なんとなく分かっていた
男(幼馴染……)
多分、いやきっと、俺はアイツの事が好きなんだ
そして……もしかしたら、もしかしたら。確証はもちろんないけども
ありつだって、きっと
456 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 20:47:34.46 ID:DyYIFWAn0
ありつ?
457 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 20:48:32.14 ID:wAqsZjEG0
きた
支援
458 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 20:49:17.96 ID:FHmB9YsSQ
俺この前幼なじみに手作りチョコとカレーもらったぜ
其処らのラノベよりよっぽど面白いな
460 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 20:55:03.45 ID:50JL+Ypy0
三「私達の仕事なんだよ、慰めるの」
男「そういわれても」
三「……」
三「私知らないよ。こんな人」
三「男性ってのは皆……」
何かを思い出すように、三は目を伏せた
三「いいや、なんでもない」
しかし目を開けたとき、一瞬見せた感情の波はすーっと引き下がっていた
三「こういうの私にあわないからね。他の子に任せよう」
男「……そうか」
三「くううう!! なんだその悟ったような目は! むかつく!」
男「!?」
恥ずかしさを隠すためか、三は勢いに任せて俺に触れていた手で乱暴に擦る
もちろん、愚息の上でであった……
461 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 20:56:06.20 ID:9S7i6r12O
462 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 20:56:58.40 ID:KzfuERLg0
おい三の非処女が確定したじゃねえか
463 :
忍法帖【Lv=12,xxxPT】 :2011/03/21(月) 20:57:53.42 ID:MKehLsOR0
そんなことは些細なことだよ!!
464 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 21:05:14.81 ID:50JL+Ypy0
三「こんなにしやがってもう!」
三「させろっていうの!」
声の大きさ事小さかったが、その勢いは猛獣のそれ
男「ちょ、や、やめ」
声にもならないような声で止めようとするが
さすがにそこまでドタバタすると、他の子も目を覚ましてしまったようだ
一「あ、あれ……」
五「ど、どうなされ……まあ」
いたたまれなって立ち上がったせいか
男「ふ、不可抗力だ!」
三の手がズボンにかかって、立ち上がった拍子にそれが脱げて
ひざ立ちだった三の顔がちょうどなんていうか股のあたりにあって
三「お口でしろっていうから……」
男「いってねえ!」
466 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 21:10:49.20 ID:LY/XJ0OyO
支援
467 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 21:13:21.84 ID:50JL+Ypy0
そうしてこの館にきて五日目の朝となった
あの後、俺は逃げるようにしてベッドにもぐりこんだのだが
四「ベッドイン?」
二「これはサインですかな」
一「で、ですかね!?」
とか言い出して
五「入りますわね」
なんて皆がベッドに入ってきて
男「ノータッチ! ノータッチです!!」
俺はそのあと、朝まで襲われる恐怖に耐えていたのであった
468 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 21:19:23.26 ID:50JL+Ypy0
俺が部屋からやっとでれたのは
メイド「はーい、朝ですよー」
メイド「おお、昨日はお楽しみでしたね!?」
男「お楽しんでません!」
と、元気なメイドさんが部屋へやってきたからであった
あ、ということは……こいつは皆が寝てからいったん部屋にもどったのかな
メイド「ほんとうですかー?」
メイド「うりゃっ」
といって、掛け布団がはがされる
ワンピースだから、寝ている間に皆スカートの裾がまくしあげられていて
なんか二のふとももが足にからまったりしていた
メイド「はぁああレム! やっぱりお楽しみでしたね!」
本当に何も無かったのが、さすがにこれでは弁解のしようもないなと
俺はため息をつくのだった
メイドかわいいよメイド
470 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 21:23:46.89 ID:rXPNaDnlO
はぁああレム!が黒子の声で…
471 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 21:23:46.83 ID:y+I/sRL+O
一とか四も五もも二もいいけどやっぱメイドだよな
472 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 21:27:12.10 ID:50JL+Ypy0
朝食後、自室に一人となった
男「はあ、疲れた」
男の子として嬉しくなくはなかったが
疲れるものは疲れるのである
男「そろそろ、元の世界に戻りたいなあ……」
ふとした呟きだった
それは初日以降、一度も口にださず、頭の中でもそれほど考えていなかったこと
さすがに五日目となってなんの進展もないとあれば
俺もそろそろ心配になってくるというものであった
男「あいつに早くあやまんないと」
幼馴染の顔を思い浮かべてそう思った
男「あのメイドに聞いてみるか」
>>1 何で書き溜めないのにおっ始めるの?バカなの?
SS上げるのはいいけど、この手が一番ウザイ。内容以前の話だから
474 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 21:32:42.92 ID:50JL+Ypy0
部屋から出て、適当に探してみる
男「どこだ、アイツ」
そういえば、自分から誰かに会いに行くというのはこの屋敷でなかったなと思う
案外、大変そうだ
既に朝食から三十分
さすがに片付けは終わっているだろうが、一応と思って食堂を覗く
四「あれ、どうしたの?」
食堂では四が一人、テーブルを拭いていた
男「ちょっとあのメイドを探してたんだ。聞きたい事があって」
四「メイドさん?」
四「たぶん、図書室」
四「整理してると思う」
(省略されました。続きを読むには「嫌なら見るな!」のAAを貼ってください。)
477 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 21:36:34.41 ID:YKXFva8UP
この題材で処女を期待している奴が何人もいることに驚きと失笑を禁じ得ない
メイド可愛すぎる支援
478 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 21:36:38.21 ID:ZEE9T7Ic0
しえん
C
482 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 21:42:16.29 ID:M95kjecxO
483 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 21:43:45.37 ID:/vUrvaeq0
>>473 このツンデレめ・・・
「なんでこんなに楽しみなのにわかってくれにゃいの?!ばかぁ!
もう静かに見てられないんだから!
べっ、べつに
>>1が好きなわけじゃないんだから!」
>>475これか?w
ヽ人人人人人人人人人人人人人人人ノ
/ ̄(S)~\ < >
/ / ∧ ∧\ \< 嫌なら見るな! 嫌なら見るな! >
\ \( ゚Д,゚ ) / /< >
\⌒ ⌒ / ノ Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Yヽ
)_人_ ノ
/ /
∧_∧ ■□ ( ))
( ; )■□  ̄ ̄ヽ
γ⌒ ⌒ヽ  ̄ ̄ノ ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
485 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 21:48:45.53 ID:50JL+Ypy0
男「そっか、ありがとう」
四「うん」
居場所を聞けたので、俺は立ち去ろうとする
四「あ、あの」
男「うん?」
四「……えっと……」
何かを伝えたそうに、四は止まるが、しかし言葉にならない
俺は少し、待ってみた
四「……河原。うん、河原は、何で出来てる?」
男「河原? 砂と、石。かな」
四「……うん。正解。それだけ」
男「……?」
四「メイドさんに用事でしょ。行ってきて」
男「あ、ああ」
486 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 21:50:59.58 ID:89q8hGRN0
何か賽の河原的な何かを感じる
河原と言われると泡様しか…
488 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 21:53:37.92 ID:50JL+Ypy0
よくわからない事を言うなと思いながら、俺は食堂を後にした
階段を上り、二階へ、手すり沿いに回って、三階へ続く階段を上る
男(左は私室だから……、図書室は、右だったかな)
三階についた俺は、右の廊下を進み、角を折れる
思ったとおり、そこには図書室へとつながる両開きの扉があった
ひらいて、中に入る
男「おーい、メイドさんはいるかー?」
虚空にむかって、声を投げかけてみると――
メイド「はいはいはーい! ちょーっとおまちくださーい!」
元気なメイドの声が返ってきた
489 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 21:57:15.03 ID:50JL+Ypy0
ドンッと何かすごい音がして
メイド「どうなされましたか!」
はたきを持ったメイドが現れた
男「ちょっと聞きたい事があってな。……さっきの音、大丈夫か?」
メイド「ああ、私が脚立から飛び降りただけです!」
男「ほんと元気だな」
メイド「元気じゃないとやってられませんから!」
メイド「それで、聞きたい事とはっ」
男「ああ、えっと」
490 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 22:00:04.48 ID:50JL+Ypy0
メイド「あー。なるほど」
五日目になってなんの進展もない
一体どういうことなのか
メイド「まだ夢から醒めてないだけじゃないですか?」
男「といっても、五日も眠ってるのか? 俺」
メイド「ああ、いやいや」
メイド「気づいてるとは思われますが、ここは貴方にとってはあくまで夢の『ような』世界です」
メイド「本当に眠ってるとはかぎりません!」
男「ああ、だよね」
前に考えた予想はとりあえずあたっていたらしい
サルサ
492 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 22:02:09.90 ID:Po66IHnR0
C
493 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 22:05:02.11 ID:50JL+Ypy0
メイド「でも勝手に醒めるのも事実です!」
メイド「そういう意味ではほとんど夢とかわりません!」
男「ん、ややこしいな」
メイド「ですです。理屈は考えなくても良いでしょう」
確かに、よくわからん説明をされても困る
男「じゃあ、俺はどうすればいいんだ?」
知りたいのはそれ
このままずっとこの屋敷で暮そうとは思っていないが
今のままでは本当にそうなりかねない
キャサリンか?
495 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 22:06:00.30 ID:yfKFG1n30
俺が代わってやるよ
496 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 22:12:23.08 ID:50JL+Ypy0
メイド「どうすれば……ううん、そうですね」
メイド「貴方が望めば、やはり自動的に進むはずです!」
男「帰りたい、ってか?」
メイド「さあわかりません。それくらい自分で考えてください!」
男「む……」
メイド「何かをしてみて、それでも分からなければ聞いてください」
メイド「何もしてないけど教えてくれ、なんて受身なことを言うお人なら私――」
くいっと、腰を曲げて、俺の顔をメイドは覗き込んだ
メイド「――嫌いになっちゃいますよ?」
497 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 22:16:47.45 ID:ZEE9T7Ic0
せっかくだから
>>104に色を塗ってみたものの
どうしたものか
498 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 22:17:25.34 ID:UdflmxWl0
はるしかねーだろjk
やっぱりメイドさんいいな
元気好きの気持ちが理解できる
501 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 22:18:57.04 ID:KNhFZcVy0
>>497 メイド「色を塗ってみたものの何もしない、なんて受身なことを言うお人なら私――嫌いになっちゃいますよ?」
502 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 22:19:04.49 ID:50JL+Ypy0
俺は図書室から出た
男(そうだよな……、あいつの言うとおり)
確かにこの生活も面白いと思い始めてたから、それをしっかりと自覚することはなかったけれど
この五日間、心のどこかで早く醒めないかなと思っていたのも事実
その気持に対して、俺は何もしていない
男(いやそれどころか)
この生活のほぼ全てが受身だった
最初だけ、あの子達を外へと出したけどそれっきりだ
男(あ……)
そうだ、そこは自分からやっている
初日から彼女達のところへいくまでの間――彼女達は朝食への参加もしなければ、姿を現すことも無かった
しかし俺が外へ出してから、彼女達はこの屋敷を出歩くようになった
これは変化ではないのか?
503 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 22:21:31.20 ID:ZEE9T7Ic0
504 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 22:24:22.11 ID:UdflmxWl0
>>503 いいじゃねーか!でもあれだな1番と3番同じ色だから1番は茶髪でもいいと思う
3番が緑でもいいと思うの。
505 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 22:24:49.45 ID:h1vPsK6R0
三途の川の河原かな?
507 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 22:25:49.45 ID:50JL+Ypy0
男(物語が、そこで進展している)
その後、彼女達との楽しい生活は続いたが
男(大きく設定が変わる事は無かった)
ならそれはつまり
男(なにか俺がアクションを起こせば、何か変わる……?)
ああ、そう考えられるならば
さっきのメイドさんはものすごいヒントを俺に、与えてくれていたのだ
男(変えられる事……か。それはなんだ?)
思考の方向が、決定された
509 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 22:28:59.37 ID:iCKycCjh0
>>503 二がマミさん、三が杏子にしか見えない。
510 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 22:29:22.26 ID:UdflmxWl0
ツンデレは赤でもいいと思うんだ。うん。赤でお願いします
511 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 22:29:32.56 ID:ZEE9T7Ic0
メイドさーーーん!!
おっぱーーーーーーーい
513 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 22:31:44.89 ID:50JL+Ypy0
あまり使わない頭をフル回転させながら、ゆっくりと階段を下りていく
そして、玄関ホールにたどり着いた
男(していないこと、保留にしていること)
それは大きく二つ
男(一つは、この屋敷に関して)
あの扉をあけるということは、メイドにやんわり断られてからしていない
そしてまた、主人の部屋に挨拶に行った事も、ない
男(もう一つは彼女達に関して)
彼女達は何故こんなところにいるのか、それは一との会話で少しでそうになったものの
これもまたやんわりと遮られていた
男(それと……)
彼女達との、目合い
514 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 22:35:39.19 ID:h1vPsK6R0
あの扉って出口の方?それとも、別館の方?メイドさんにやんわり断られたのは後者だっけ
515 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 22:36:07.95 ID:n7cvHpkA0
516 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 22:36:14.87 ID:50JL+Ypy0
男(しないとは言っても情に流されかけたり、じゃあといって手を出す事もしない)
確かにいまだ手をだしていないが、それだっていつ崩れるか分からないのである
曖昧なまま保留にしていることの、決定打だった
彼女達はソレに関して立場をはっきりさせている
なのに俺は……
男(どうする)
やれるべきことは、いくつもあった
なのにそれをしなかったのは俺の怠惰であり、そして
男(楽しくて……、踏み込めなかった俺の、弱さ)
彼女達の楽しい生活を、壊したくなかったのだ
517 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 22:36:39.62 ID:O5SXuunIO
セクロスより目合いのがはるかにエロく聞こえる
518 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 22:39:37.57 ID:50JL+Ypy0
だが決めなければならない
ここまで考えて、何も行動を起こさないというのは、さすがに臆病にすぎる
男(だが何からはじめる?)
すぐできる事、やりやすい事からはじめるべきか
それとも彼女達の話に踏み込むべきか
事の重要度は後者のほうが高い
しかしそれを選択するのは、あまりに気が重かった
男(なら……まずはできること、から)
屋敷について調べてみよう
行っていない部屋を、訪ねてみよう
519 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 22:42:15.05 ID:ZEE9T7Ic0
なんかホントにこんなゲームありそうだ
520 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 22:44:20.12 ID:50JL+Ypy0
二度手間ではあったが、俺はもう一度三階へと上がる
二つある廊下の左へと進んだ
男「向かい合って部屋が二つ、どっちがどっちだろう」
どちらかがご主人様とやらの部屋で、どちらかがメイドの部屋
男「まあ間違えたところであのメイドさんだし、問題ないか」
そう思って、適当にドアをノックしてみるのだが
男「誰もいない……?」
悪いと思いつつドアノブをひねるが、しかし扉には鍵がかかっていた
どうやら不在らしい
男「また後で来てみるか」
開かなければしかたないので、俺は次なる扉へと向かった
521 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 22:46:10.74 ID:AyJZbeRb0
支援
522 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 22:48:47.12 ID:50JL+Ypy0
玄関ホール
一応確認してみたが、出入り口となる扉もまた、開かない
男(となれば、残るはこの扉か)
別館へと続く扉の前に、俺は立っていた
その横にある置物に、自然と目が移った
二つの石が詰まれて、一つは落ちている
男「積み石なら、なんで一つ残してるんだろう」
メイドは確か、こういうものだといっていたが
やはり不自然だと思う
男「もし手詰まりになったら、これもちょっと見てみるか」
とりあえず今はそれよりも分かりやすい、道がある
俺はドアノブに手を掛けた
523 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 22:51:58.86 ID:89q8hGRN0
なんかこう、シャキーンシャキーンってハサミの音が聞こえてきそうな・・・・・
支援
525 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 22:54:08.52 ID:y+I/sRL+O
526 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 22:54:50.67 ID:h1vPsK6R0
メイド・・・・・冥土?
あと三途の川の石積むと川渡れるんじゃなかったっけ
あんまり邪推しても良くないか
とりあえず支援
527 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 22:56:02.16 ID:50JL+Ypy0
扉はあっけなく、開いた
でもそれはなんとなく予想されていたので、俺は驚かない
男「……?」
踏み込んだ先は、大体2メートル四方程度の四角い小部屋
男「風除室か?」
たしか、外の空気と中の空気が交わらないように、外と中の間に余分にスペースを設ける事が在る
それは例えばオフィスビルだったり、寒冷地の一般住宅だったり
すぐに風除室だとおもったのは、目の前にもう一つ扉があったから
男「行くか」
俺はその扉も、開ける
528 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 22:59:36.57 ID:IdQ3gPO70
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529 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/03/21(月) 23:00:54.01 ID:AP+9LJGr0
今夜も寝かせてくれないのか?
530 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:01:17.81 ID:50JL+Ypy0
瞬間、突然の光の変化に目がくらむ
男「な……」
俺は何故か、年季のはいった木造の橋の上に立っていた
空は暗く、紅い
橋の下にはどうやら、川が流れているようだ
男「これは、どうしたもんかな」
振り返ると扉があって、しかしソレより後ろは真っ暗で何も得ない
見えるのは橋と、川と、空と――そして向こう側にある、更なる扉
男「いったいいくつ扉を作ってんだよ……」
自分を落ち着けるように、大きめに独り言を言う
そして、橋を渡って、その扉も開けた
男「もうやけくそだよ……」
531 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:03:23.23 ID:RDVPEups0
追いついたぜ支援だぜ
パンツ脱いで読んでたらいつの間にか脱出ゲームになってた
何を言ってるのか(ry
534 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:04:18.89 ID:h1vPsK6R0
年季のはいった木造の橋の上
空は暗く、紅い
怖えええ、そもそも館とかだしなんか怖いぞ。少女達可愛いけど
536 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:04:39.21 ID:XOhzzlG30
>>503 すげーかわいい、すげーかわいいんだけど
なんでみんなちょっと巨乳なの?
537 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:06:11.94 ID:KNhFZcVy0
538 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:06:34.36 ID:gnlXA+w2O
進んじゃだめだよな…
539 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:07:43.90 ID:zkIpR/NM0
嫌な予感しかしない
540 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:08:06.98 ID:4IgCntAx0
だめだ、やめろ、もどるんだ
541 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:08:11.08 ID:50JL+Ypy0
またも、風除室
先ほどの部屋とそう変わりなかった
男「あれ」
気づくと、入ってきたはずの扉は勝手に閉まっていた
川の部屋に入るときもだったが、扉を開けてから中にはいるというステップが、どうにも曖昧だ
男「……」
怖かった
単純に俺は、怖かった
足元が寒気にすくみ、体中がねっとりと汗ばむ
男「こ、ここまできたら、なあ」
扉はあるから、多分戻ろうと思えば戻れる
でも、それは……
恐怖をかみ殺して、震える足を前に進めて、俺は更なる扉に手を掛ける
来た時と同じであるならば、この先こそ別館のはずだ……
ストーブつけるか…
543 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:10:06.02 ID:h1vPsK6R0
ホラーチックになってきたよ・・・怖い
544 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:10:37.52 ID:ZEE9T7Ic0
五人と戯れていたのが懐かしい
546 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:13:22.28 ID:JI+HtkMa0
ドライブ中に事故って生死の境目みたいな?
547 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:13:57.92 ID:O5SXuunIO
548 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:14:56.55 ID:1pQ3ROKx0
三途の川を自ら渡ってしまったのです
549 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:15:11.34 ID:XOhzzlG30
もう幼馴染とかどうでもいいから
1〜5とメイドさんといちゃつくラブコメでいいよ
550 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:15:51.58 ID:50JL+Ypy0
扉を開くとそこは、大きな部屋だった
シャンデリアによって部屋は明るく照らされている
足元は自室にあったようなたかそうな絨毯が引かれ、調度品もまた逸品ぞろい
しかし目を引くのは、正面の壁一面を全て多い尽くす巨大な窓
そしてその前に置かれた、ソファと――
そこにすわる、見覚えの在る少女
男「……・」
生唾を飲み込んで、目を開く
心臓はものすごい音を立てて警鐘を鳴らす
扉を開いて覗き込んでいるだけだったのに気づき――こんどは入室が曖昧じゃないとも気づく
そして俺は、部屋へと完全に入ったのだ
551 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:16:23.33 ID:JI+HtkMa0
552 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:16:52.16 ID:bfiygwo40
追いついたああああ支援
553 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:17:27.20 ID:4IgCntAx0
PCが荒らしてどうすんだよ
555 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:19:31.78 ID:Em/H71DQ0
追いついてしまった支援
557 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:19:55.51 ID:JI+HtkMa0
>>553 なんでも厨付け厨は黙ってろ
ミステリーテイストなんだから推理しても構わないだろks
キチガイ萌え豚は死ね
558 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:20:36.32 ID:Jk2htg5e0
い、いま起こったことを在りのままに話すぜ!
パンツを脱いでキャッキャウフフしていると思ったら脱出をめざしていたなにをいってるか(ry
559 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:20:55.39 ID:3CkRv9VJ0
560 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:21:39.95 ID:4IgCntAx0
>>557 そういう趣旨のスレではありません
推理したいなら創作板にでもどうぞ
ここは作者が書いた物を眈々と読むスレです
561 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:22:15.25 ID:wV8cuj3F0
>>557 おいお前、そう怒り狂ってるお前
お前が怒っているそのレスだけど、確かに文面を読めば不愉快極まりないものだろう
まっすぐなお前のことだ、スルー出来ないのも無理はない
だがお前が怒っているそのレス、信じられないかもしれないが 猫 が 書 い て い る ん だ
わかるか?耳をうにうに動かしながらぷにぷにの肉球でキーを叩いている
「Eはどこかな?」なんて時々キーボードの隅々を見回している
そしてようやく書き上げたレスを尻尾をピンと立てながら「書き込み」ボタンを押しているんだ
後は自分にどんなレスがつくのか画面をじっと見ている
そう思えばお前もそんなに厳しいレスは返せないんじゃあないか?
口論に見せかけた保守か
ハイレベルだなあ
563 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:22:35.41 ID:1pQ3ROKx0
564 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:22:46.21 ID:JI+HtkMa0
565 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:23:08.12 ID:Ik4nhSIO0
あいよくのユースティアはやくやりてえ
566 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:23:17.96 ID:0KfstCJmP
このスキに俺は三とついでにメイドをもらっていくっ…!
567 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:23:21.69 ID:89q8hGRN0
568 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:23:27.93 ID:50JL+Ypy0
少女「あら」
少女は振り返って、微笑んだ
その笑顔は今まであった二度の時と全く変わらないのに
動かないはずの人形が突然笑出だすような薄気味悪さを感じさせる
少女「そう。来てしまったのですね」
少女は立ち上がらず、体をひねってこちらを向いていた
恐怖のせいか、それは顔だけ半回転させてこちらを向いているように一瞬錯覚する
男「う、うわっ」
でもそんなことは無かった。少女はあくまで少女である
彼女はそんな俺をみて、やはり笑顔を崩さない……
569 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:24:05.24 ID:PpUwS5LGO
どうでもいいからお前ら黙れ
推理なら勝手に脳内でやってくれ
570 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:24:29.60 ID:4IgCntAx0
571 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:25:11.77 ID:bfiygwo40
うう怖くなってきた
572 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:26:54.73 ID:JI+HtkMa0
>>570 猫もVIPに来るようになったなんて知らずに煽っちゃってごめんな
仲直りの印にモンプチやるから
573 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:27:07.40 ID:50JL+Ypy0
少女「くすくす」
少女「ねえ、お客様。もう、準備は整ったのですか?」
男「な、何の話、だ?」
少女「あら……。そう。また、まだまだなのね。くすくすくす」
少女は楽しそうに笑う
嘲っているようにも見えたがしかし、見ようによっては本心から屈託無く笑っているようにも見える
だがそんなことを一々考えている余裕はなかった
少女「さあ、こちらへいらっしゃい」
少女「あなたは、どう見るのかしら?」
少女は自身の座るソファからさそう
そして、窓の向こうを指して見ろと示す
俺は、進むしかなかった
574 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:27:36.55 ID:h1vPsK6R0
続きがここまで気になるのも久しぶりだなぁ
575 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:29:42.67 ID:JI+HtkMa0
アフィ転載禁止って入れといて欲しい
576 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:33:10.42 ID:50JL+Ypy0
窓の向こう、最初の一瞬はなにがあるのか分からなくて、目の前にある壁を見る
それは風呂場でみたような石の壁だった
そこで俺は、ああ窓の向こうは吹き抜けになっているのだなと気づいて
目線を下へと向ける
次の瞬間にまず認識したのは、銀色の鎖
男「あ……」
クビが湿られたように声が搾り取られる
石の壁が、そう。どこかでみたように――肌色の肉に覆われていた
男「あ……」
それは蠢いていた
よくよく見れば、本当はそれらが密集しているのではなく、ある程度バラけているのが分かる
そして、俺は、見てしまった
577 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:34:24.20 ID:DJ4dvJGM0
ゴクリ
578 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:35:06.10 ID:89q8hGRN0
良いペースデスネー有難や有難や
579 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:35:27.81 ID:1pQ3ROKx0
グロ展開か
580 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:38:11.40 ID:50JL+Ypy0
にこりと笑いかけてくる肌色のナニカ
ナニカ? ナニカって、ナンダ?
少女「不思議な顔をなされてますね。もしや――貴方の幼馴染をご存知でない?」
男「あ……あっあっあっ……」
少女「ああ、ご安心ください」
少女「当館ではどのような殿方にも満足していただけるよう、尽くせる限りの“遊び”をご用意しております」
少女「彼女もまた、その一人なだけです」
男「 」
返す言葉は沈黙にもならない
581 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:38:19.72 ID:ZhW05XAx0
ergrktkr
582 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:39:00.94 ID:hn5AHa60O
ドライブの途中で事故ったんだよ
その時の死骸
あわわわわ
584 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:39:29.57 ID:ZEE9T7Ic0
どうなってるんだー
585 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:40:30.10 ID:89q8hGRN0
ぬひゃー
586 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:40:51.30 ID:2QOQOWNCO
ひゃああああ
587 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:41:01.06 ID:XNFlCbds0
男が殺しちゃったとか?
それはないか
わけがわからないよ
589 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:42:14.80 ID:1pQ3ROKx0
幼馴染も男も死んでいたのです
しんでいたのです
眠い。。
つまり・・・どういうことだ?
このスレのせいで明日有給とった
593 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:43:57.29 ID:FunJmp+J0
なんだこの鳥肌は!?
SSのせいか?
それとも全裸待機してたせいか?
594 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:44:48.73 ID:ZEE9T7Ic0
596 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:45:01.06 ID:Y8CfCkG90
エロ展開にwktkしてたらグロ路線に変わったでござる
598 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:46:27.44 ID:50JL+Ypy0
男「な、なんだ、これ、は」
鎖につながれた×××が、強欲に脂肪を付けた男の動きに喘いでいた
でも顔はこちらを見ながら、微笑んでいるというのはいかなる奇怪か
少女「……? 貴方の幼馴染ですが?」
男「そんな、わけ」
少女「貴方が来館されたのでしょう?」
少女は最初の会話をなぞるのが面白かったのか、くすくすと笑う
少女「娼館がどういうものか、知っているのですよね」
少女「ええ、当館も他と違わず、性を提供して対価をいただきます」
少女「貴方に対価を求めなかったのは、そう」
少女「彼女がこうしてここで働いて払っていてくれたから」
599 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:47:48.48 ID:89q8hGRN0
('A`)
600 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:48:01.37 ID:sxquySXc0
これってなんかドグラ・マグラと似てる
いやーーーー!!!
鬱展開か・・・・('A`)
603 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:48:30.02 ID:Jk2htg5e0
い、いったいどうなってるんだってばよ・・・
だれか俺をビンタしてくれ寝ちまう
うあああああああああ
マジキチ三平
ナ ゝ ナ ゝ / 十_" ー;=‐ |! |!
cト cト /^、_ノ | 、.__ つ (.__  ̄ ̄ ̄ ̄ ・ ・
ミミ:::;,! u `゙"~´ ヾ彡::l/VvVw、 ,yvヾNヽ ゞヾ ,. ,. ,. 、、ヾゝヽr=ヾ
ミ::::;/  ゙̄`ー-.、 u ;,,; j ヾk'! ' l / 'レ ^ヽヘ\ ,r゙ゞ゙-"、ノ / l! !ヽ 、、 |
ミ/ J ゙`ー、 " ;, ;;; ,;; ゙ u ヾi ,,./ , ,、ヾヾ | '-- 、..,,ヽ j ! | Nヾ|
'" _,,.. -─ゝ.、 ;, " ;; _,,..._ゞイ__//〃 i.! ilヾゞヽ | 、 .r. ヾ-、;;ノ,.:-一'"i
j / ,.- 、 ヾヽ、 ;; ;; _,-< //_,,\' "' !| :l ゙i !_,,ヽ.l `ー─-- エィ' (. 7 /
: ' ・丿  ̄≠Ξイ´,-、 ヽ /イ´ r. `ー-'メ ,.-´、 i u ヾ``ー' イ
\_ _,,......:: ´゙i、 `¨ / i ヽ.__,,... ' u ゙l´.i・j.冫,イ゙l / ``-、..- ノ :u l
u  ̄ ̄ 彡" 、ヾ ̄``ミ::.l u j i、`ー' .i / /、._ `'y /
u `ヽ ゙:l ,.::- 、,, ,. ノ ゙ u ! /_  ̄ ー/ u /
_,,..,,_ ,.ィ、 / | /__ ``- 、_ l l ``ーt、_ / /
゙ u ,./´ " ``- 、_J r'´ u 丿 .l,... `ー一''/ ノ ト 、,,_____ ゙/ /
./__ ー7 /、 l '゙ ヽ/ ,. '" \`ー--- ",.::く、
/;;;''"  ̄ ̄ ───/ ゙ ,::' \ヾニ==='"/ `- 、 ゙ー┬ '´ / \..,,__
、 .i:⌒`─-、_,.... l / `ー┬一' ヽ :l / , ' `ソヽ
ヾヽ l ` `ヽ、 l ./ ヽ l ) ,; / ,' '^i
608 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:48:56.25 ID:FunJmp+J0
>>593 この展開は…
やっぱり服を着なくてもいいのか?
609 :
忍法帖【Lv=8,xxxP】 :2011/03/21(月) 23:48:59.05 ID:QNkkHHLLP
イヤーーーーーーーーーーーーーーー
610 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:48:59.17 ID:XOhzzlG30
どういうことだよ…??
おう・・・・
612 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:49:12.86 ID:1pQ3ROKx0
やはりグロ展開だったか
613 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:50:18.26 ID:h1vPsK6R0
グロじゃないじゃん
ばらけていたってのは肌色一色に見えたけどよく見たら人の集まりだったって事じゃないかな、この場合
614 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:50:37.27 ID:wV8cuj3F0
つまり・・・どういうことだってばよ?
615 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:51:16.34 ID:JgazmE0q0
616 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:51:21.03 ID:XNFlCbds0
なるほどわかった
617 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:51:32.55 ID:89q8hGRN0
広い場所で何百組と交わっているようなイメージでいいのかね・・・・・
どちらかというと鬱展開か?
619 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:51:44.76 ID:FunJmp+J0
620 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:52:38.54 ID:2QOQOWNCO
男がはやく満足して出れば幼なじみも解放されるのかな
621 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:52:44.48 ID:XOhzzlG30
…わかったこれ夢オチだろ
別館には別の客がいたってことか…?
623 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:53:19.84 ID:uGoGAplRP
おい予想外なんだが
怖いの苦手なんだが
でも続き気になるんだが
624 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:53:47.46 ID:ZEE9T7Ic0
理解できない俺に誰か産業で
625 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:53:49.23 ID:50JL+Ypy0
少女「おかしな顔をしていますね」
頭が回らない
真っ白になったのか、それとも考えすぎて詰まってしまったのか
少女「ふふ」
少女はそれ以上何も言わない
俺はその光景からめを背けられない
理解ができなかった
窓の向こうに見えているというそれに、理解が――いや、理解はできていた?
少女は丁寧に説明までしてくれたのだ
そうだ、理解はできる
だが、納得がいかないんだ。そう、どこかで。そんなことを。
男「く……あ。あああああああああああああああああああああああああああああああああ」
626 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:54:44.87 ID:IfJ3WNJVO
ああ…俺こーいうのマジで嫌なんだよな
幼馴染み救済頼む!
627 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:54:57.77 ID:URdslOOE0
>>624 男がSEXしないと娼館の運営が成り立たないから別館で
幼馴染が男の代わりにSEXをして娼館の運営費を払っていた
って事だと思う
本館は男性が訪れ
別館は女性が訪れる
こうなのか?
>>628 ん?男はサービスを享受してる訳だからそれは違くね
631 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:57:22.05 ID:iCKycCjh0
誰がこんな鬱展開だと予想しただろうか
632 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:58:00.91 ID:50JL+Ypy0
男「……」
思い出せ、頭を回せ
あのメイドは言っていた。受身ではいけないといっていた
少女「……」
ここでこうして悲鳴を上げて、とまっていて、さてそれがなにになるのか
男「……っ」
考えろ、今までの話を思い出せ
どこかに、どこかにこの状況を打開する何かがあると考えろ
そうだ考えれば、なにか、なにか
状況を打開する手立てを……ッ!
633 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:58:23.05 ID:1pQ3ROKx0
幼馴染がバラバラになってるけど笑顔ってことじゃないのか
>>628 え、幼馴染が別館で娼婦をやってたから
男が娼館の客になれたってことじゃないのか?
あんまりだよ・・・こんなの・・・。
いや嫌いじゃないけど。
637 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:59:31.59 ID:fbnkLPba0
ここで寝たら落ちてるだろうな
638 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/21(月) 23:59:37.64 ID:UxLWjpUcO
男が本来払うはずだった金を
幼馴染みが身体で払っている
って思ったんだが
>>628 男の支払う対価が幼馴染だって事でしょう?
非常に苦手な展開だが、続きが気になってしまう…
642 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:00:25.78 ID:LjBfXl9b0
んんん、ちと分かりづらいな。
644 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:00:38.52 ID:pi7KLsdT0
こんなの絶対おかしいよ・・・
1-5は幼馴染と同じような経緯できたのかな
646 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:01:25.14 ID:w7UnM6lr0
でも男は娼館のサービスをここまで拒否しているのだから
幼馴染が娼婦をやる必要はないのでは?
647 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:01:26.92 ID:18BgxNAt0
>>628 男がセクロスしようがしまいがお客なんだから金は払わなくちゃいけないだろ
その金を幼馴染が体で払ってたと
648 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:01:33.28 ID:QW0OhmvUO
凄い展開になってた
649 :
1:2011/03/22(火) 00:02:06.99 ID:GHDu0+TR0
っと途中だがごめん、できればこのスレでおわらせたいけど、
このスレのペースだと書ききれないorz
だから皆ごめん、もう少し書き込みペースをおとして静観体制をお願いします;
ちゃんと皆さんの疑問は解けるように書きますので
650 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:02:13.92 ID:Alq8IlPI0
651 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:02:20.01 ID:focxNftv0
だが…しえんっ…!
652 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:02:33.61 ID:kVIxca1l0
だがなんでこの娼館に迷い込んでしまったんだ?
653 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:02:37.70 ID:1f7S71hA0
エロい行為をしないのは男の自由
ただし、行為に及ばなくても男が滞在しているのは娼館なのだから当然費用がかかる
その分の対価を幼馴染が身体で支払わされていたと
654 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:02:45.42 ID:cmDL6GDVO
>>646 滞在して一緒にゲームしたりするのも提供される「遊び」なんじゃないのかな?
655 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:02:56.52 ID:I164FP/M0
gnsk
657 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:04:02.62 ID:RqBXPOsF0
真面目に1人1人描こうと思ったけどそんな雰囲気じゃないなwwww
そうそう、
>>646の部分でひっかかるんだよね。
まあまだ続きを見てみないとわからんけど。
1レスに書き込む文字数をもっと増やせないのかね。
でももう書かないから、思う存分やってくれ。
デリヘル呼んで部屋の掃除手伝わせても料金は安くなるわけじゃないだろ?それと同じだ
661 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:09:07.83 ID:xQtP5+tC0
つまり俺は服を脱げばいいのか?
662 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:11:35.17 ID:ozSY06Oo0
663 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:11:49.70 ID:MEdrgnkw0
SAN値が下がりそうになる展開かと思ったら別にそうでもなかった
664 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:12:29.51 ID:mIyY4HSw0
今までの五日間を思い返す
目の前の光景はそれはもうひどいものであったが、心を打ち砕くものだったが
それでも止まればどうしようもないことは事実
単語を抽出……
たくさんのものがまぎれていた五日間の中で、なにかおかしなものはなかったか
男(おかしなもの……イレギュラー。……助言……!)
男(え、えっと、その話は、仏の顔は、三度で……。三度目で仏はいなくなって鬼がくるんだ)
男(鬼とつながるものはなんだ……鬼とつながるもの……)
男(鬼は黄泉の世界の住人だから……あッ! 河原ッ!)
男(そう、そうだ、三途の川の河原、賽の河原ッ! ここに鬼がいる!)
男(鬼が来て困るのは……)
男(……子供……ッ! 積み石をする子供!!)
男(親より先に死んだことを詫びて、子供たちは石を積む……たしか、ケアン)
男(でも、石を積んでも積んでも、……完成する前に鬼に壊される……!!)
男(積み石……、ああ、あった。あったぞ……!)
665 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:13:39.88 ID:Z+6x7JZ50
この男パねえな
oh...
667 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:14:35.96 ID:C9tJcPlS0
冴えすぎ
668 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:14:39.65 ID:rxEiG0hB0
名探偵や!!
669 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:14:47.83 ID:1nL5ov790
やっぱりなんか怖え、またストーブつける
670 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:16:11.65 ID:kvjCQo2w0
マジパネェwww
じっちゃんの名にかけてを思い出した
672 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:17:07.93 ID:nK4uhndRO
スーッ
673 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:17:15.73 ID:YVRRT5Ju0
頭冴え過ぎwwww
674 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:18:02.90 ID:Sp+Lq8VF0
保守間隔落とそうぜ
675 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:20:48.28 ID:XQWqJNcd0
ほのぼのエロコメかと思ったら欝展開じゃないですか!やだー!
676 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:22:06.43 ID:mIyY4HSw0
口の中に鉄の味を感じる
集中しすぎて、気づかぬうちに唇を噛み切っていたようだ
少女「あら、どうするのですか?」
俺は答えず、自分の辿った道を戻る
少女「……まあ。……ふふ、前よりは少し、早いわね」
俺は扉に手をかける
少女「さて、このペースならどれだけ引き継げるのか……」
俺は悪魔に耳を貸すまいと、扉を思いっきりしめてやった
すぐに風除室を抜けて、端を渡る
遮られたら、などとおもったがそれは愚考
わたりきり扉を開いて風除室。そして館へと戻る
出入り口に設置されたそれ
二つ積まれ、一つが落ちている石の飾りの前へ立つ
677 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:22:24.39 ID:I164FP/M0
678 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:22:52.68 ID:1hzWw1Ks0
そういえばvipって寝取られ的なの苦手な人多い希ガス
それとおまいら減速しようぜww
679 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:25:02.46 ID:Alq8IlPI0
680 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:26:01.80 ID:X7G8Tmui0
ネタバレ:このスレはハム糞が金儲けのために転載する
681 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:27:04.73 ID:kvjCQo2w0
僕は赤大文字でお願いします
682 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:28:10.81 ID:mIyY4HSw0
男(一度積まれているのか……?)
積み石は誰かが二つの石を重ねなければ、ただの石でしかない
ということは、こうして積み石となっているということはつまり、誰かが積んだのだ
男(……これも何かの暗示か?)
考える
男(そういえば、助言……。仏がいなくなれば云々のところはなんとなく理解できるが、“三回”というワードがまだつながらない)
男(そう、これは二回までならゆるされるということで……)
男(それを俺に助言として話したと言う事は、俺は何か二回まで許されるとも考えられる……?)
男(……あ、ああああ!)
俺はたどり着く
鬼が来るのは仏がいなくなってから
ということは、仏は積み石をする誰かを見守っているとなる
そしてこの積み石はすでにいちど積まれていて……
男(いや、まさか、そんな)
俺が、積んだ、のか……?
683 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:31:03.12 ID:yxGD0rVVO
まさかのエンドレスエイト
684 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:31:12.75 ID:I164FP/M0
一度バッドエンド経験済みかよ
まじひぐらし
685 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:32:44.78 ID:w7UnM6lr0
ちょっと誰か頭良い奴生理してくれ
積み石に一回失敗してるということなのかこれ?
686 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:34:02.07 ID:1hzWw1Ks0
話進めば分かるんじゃない?
687 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:34:07.04 ID:UGAh4p/A0
>>685 やだ・・・血がでてる・・・//////
各でやってくれー減速しろー
積み石が何を意味するのかがまだ分からんから失敗かどうかは
>>685疑問が沸くのはわかるが
質問は終わってから主にたっぷり聞けばいい
今は減速だ
てことで俺はもう書き込まない
691 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:36:03.38 ID:mIyY4HSw0
もちろん積んだ覚えなど無い
それがどういうワケなのかも分からない
しかしそう考えるならば、俺は既に一回を使っていることになる
男(なら……これを積むのはつまり、ラストチャンス……)
男(だが、何を俺は失敗したんだ……?)
全く記憶にな――あ、れ
記憶にないのに、というワード
まさにそれを体験して、何故か覚えていたことに疑問をもったような……
男(エンパイア・スタイル?)
そう、そうだ。聞いた事もない単語を覚えていて
男(そういえばあの少女、引き継ぐとか……)
それは、あ……ッ!
男(そ、そうか、分かった……!! そういうことか……!)
俺は積み石の仕組みを理解する
もちろん納得はしていない
でも、今はこれにかけるしかなかった
男(頼む……!)
そうして俺は、最後の積み石を積んだ
692 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:36:03.28 ID:rCmGCX4W0
お前らはROMという言葉を覚えて実践するべきだな
693 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:37:41.40 ID:zmBmij490
この物語は2回目つまり1回目も謎は解けたが積み石で失敗して、記憶を失った?かなんかで最初っからになってるって事じゃないの?
只今2回目しかし仏の顔は2回までだから次はない
壁殴
695 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:39:18.38 ID:iTbidtkS0
予想厨湧きすぎィ!
696 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:40:41.36 ID:XPj08+lq0
これを書いてる
>>1がすごく賢く思える
どれくらい前から構想を練ってたんだろう
それとも即興で書いてる??
697 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:41:13.91 ID:b6tNcslxO
書き込み控えてもらうよりお前が早く書けば解決するだろ馬鹿
698 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:41:46.22 ID:w7UnM6lr0
もしかしてもう1〜5といちゃつくシーンないんじゃね?
もう寝るかな明日平日だし
ひぐらしのなく頃に 三途の川編
臭いの多すぎでございます
701 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:44:07.55 ID:mIyY4HSw0
男「娼……館……?」
少女が言った。ここは貴方のための娼館だと
なんのことかわからず、聞き返す
少女「不思議な顔をなされてますね。もしや娼館をご存知でない?」
男「……いや、それは知ってるけど……」
周りを見渡す
そこはなにやら広いホールで、豪華っぽい
左右に廊下が二本と、普通サイズの扉が一つ。それと玄関口になる大きな扉が、後ろにあった
少女「ああ、ご安心ください」
少女「当館ではどのような殿方にも満足していただけるよう、尽くせる限りの“遊び”をご用意しております」
少女「きっと貴方にも満足していただけるでしょう」
男「は、はあ」
なんか見覚えがあるなあとおもうのだが、よく分からない
疲れているのかもしれないといわれて、俺は適当に頷いた
するとなにやら元気なメイドが現れて、俺を案内してくれると言い出した
よくわからないまま俺はそれについていった
正直に申し上げますと、幼馴染の置かれてる状況が結構ツボだったりします
703 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:45:12.03 ID:8yOPUwUp0
えええ
>>600の鋭さに脱帽
ほとんどドグラマグラだなチャカポコ
705 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:46:31.82 ID:w7UnM6lr0
時系列ループものはなんか知らんけどアツいよな
706 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:46:47.79 ID:BjWy/NSz0
お前ら黙れよ
649 :1:2011/03/22(火) 00:02:06.99 ID:GHDu0+TR0
っと途中だがごめん、できればこのスレでおわらせたいけど、
このスレのペースだと書ききれないorz
だから皆ごめん、もう少し書き込みペースをおとして静観体制をお願いします;
ちゃんと皆さんの疑問は解けるように書きますので
結末書かずじまいで終わってもいいのか、おまえら
709 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:50:00.92 ID:TpZuB8GoO
全然違うがサザエさんの館の話を思い出した。
あとドクラ・マグラってこんな感じの話なの?
710 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:50:14.74 ID:mIyY4HSw0
部屋は豪華で、俺はたじろぐ
なのに妙な既視感
男「な、なあ」
メイド「はい! なんでしょう!」
男「うーん。俺の事しってる?」
メイド「しってますよもちろん! お客様データは完璧です!」
男「どんな人?」
メイド「へたれです! ほら、いまも大きな部屋で尻込みしてて!」
ううん、なにか聞いてるのとずれているような
男(どっかで、みたことある気がするんだけどなあ)
男「あ、そうだ」
メイド「はい?」
男「特製ミックスジュース、とかっていうやつあったりする?」
711 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:52:24.88 ID:JNzTZUFH0
>>709 ドグラ・マグラってのは自分が誰だかを突き止めるストーリー
712 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:53:46.48 ID:c/4Smbqj0
>>709 そうだけど
それ自体かなり深刻なネタバレになったりする
713 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 00:55:30.07 ID:mIyY4HSw0
なんとなく、そんなワードが頭をよぎって聞いてみる
すると何故かメイドは顔を輝かせた
メイド「おおお、何故しってるんですか!? あります、ありますよー!」
男「あ、まじか」
やっぱり、俺の記憶のどこかしらに、この人物はいるような気がする
メイド「あ、じゃあウェルカムドリンクってことで、一杯いっちゃいます!?」
男「いっちゃいます」
メイドさんはうきうきと、ソレを取りに行く
なんか可愛い子だなーとおもった
男(いやいや何をのんきな。こんなわけの分からん場所にいるんだからさっさと帰らないと)
自分で自分をいさめる
こんな状況でゆっくりしてるほうがおかしいじゃないか
あのメイドさんが来たら、帰る事を伝えよう
714 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 01:00:26.84 ID:mIyY4HSw0
メイドさんの持ってきたその特性ミックスジュースとやらを飲む
美味しかったのでお変わりを頼んだら、結構いっぱいあるようだった
そうしていると、なんだか帰る気持ちも失せてくる
自分の部屋でくつろいでいるような、そんな感覚で、むしろ帰るというほうがおかしいんじゃないか? なんて思えてくるのだ
俺は元気なメイドさんと一応「帰る帰らないの問答」をしてから、寝ることにした
大体こういうのは、寝て醒めれば元通り
起きた時にはきっと、自分の元の部屋にいるのだ
メイド「電気けしときますねー。おやすみなさい!」
男「ああ、お休み」
そうして暖かい布団の中、ゆっくりと俺は夢の中へと落ちていった
715 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 01:01:17.96 ID:FcAy1/F8O
ドグラ・マグラは青空文庫で読めるぞ
716 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 01:08:26.99 ID:mIyY4HSw0
夢の中、俺は浮遊している感覚で――
男(……?)
自分と同じ顔をした誰かが過ごす屋敷での生活をみた
一日目は俺と同じく適当にねて
二日目は焼印を押された少女達に合って、皆とギクシャク食事して風呂はいって
――幼馴染がドライブしようといっていて――
三日目は屋敷を歩いて、皆で楽しくおやつを食べて
――幼馴染はドライブの日に予定が入ったといっていて――
四日目は遊戯室で遊んで、そのまま夜中までトランプをし通して
――幼馴染は同窓会よりもドライブでもいいかな、なんていっていて――
五日目は――
男(……)
男(……これは……、予言か……?)
男(いや……ちがう)
特製ミックスジュースとやらを飲むたびに、毎回毎回夢をみた
それは今日とて同じ
このジュースは、そう
飲むたびに、記憶を呼び戻してくれていたのだ
717 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 01:10:37.66 ID:TpZuB8GoO
718 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 01:14:58.67 ID:4rZJHGM3O
追い付いたああああああああああああ
うげえぼおおおぉぉおぐげ
719 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 01:15:23.11 ID:c/4Smbqj0
720 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 01:16:22.62 ID:mIyY4HSw0
目が覚めると朝
男「……」
アレだけの量の記憶をみたのはきっと、昨日の夜にあのジュースを大量にのんだからだろう
男「そう、か」
一週目の記憶は思い出せない
それは引き継げなかったと言う事だろうか
男「まだ二日目の朝……、俺は少女達とあってないから……もしかしたら」
希望は、あった
俺はすぐさま部屋を飛び出す
メイド「わっ」
扉の前に、ちょうど朝食を持ってきていたメイドがいた
男「ちょうどいい! 今、あの少女――いいや、館の主はどこにいる?」
メイド「……あら……」
メイドは驚いて面食らったような顔をした
解答編クルー?
722 :
忍法帖【Lv=8,xxxP】 :2011/03/22(火) 01:23:19.60 ID:NNyC9v7KO
だめだねる
723 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 01:24:15.52 ID:akoukCHwO
ラストにこれだけwktkするSS久しぶりだな
だから愛していますの人と似てるが
>>1がんばれよ
724 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 01:24:23.27 ID:mIyY4HSw0
メイド「この時間であれば……私室に」
男「ありがたい!」
俺はすぐに廊下を駆け出して、玄関ホールから階段を上り、三階の部屋へ
さすがに息がきれそうになったが、それでもおれは二つの扉を乱暴に叩く
男「いるか!」
すぐに返事が無くて、俺はすこし焦る
でもすぐに、扉は開いた
少女「あら、どうなされました?」
男「幼馴染はどうなってる!」
少女「ああ、立替人ですか。いまはたしか、システムのお勉強中です」
男「もうやめさせてくれ! おれは絶対に“ここの女を抱かない”から!!」
少女「あらあら……」
困ったように少女は笑う
725 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 01:30:41.20 ID:mIyY4HSw0
そう、少女は言っていた
「性を提供して対価をいただきます」と
二週目の俺はそれをずっと曖昧にしていた
しかし俺がそれを明確に拒否すれば――
少女「ふふ、分かりました。では、キャンセルといたしましょう」
男「ほ、ほんとうか……!」
少女「ええ。当館は性を提供して対価をいただきます」
少女「一泊泊まっておられますが、ふふ、それは迷った旅人を好意で止めてあげたようなものとしましょう」
男「い、いいのか?」
少女「ええ。当館は悪魔の館ではありませんもの」
少女「望まぬ人に無理やりサービスを提供して対価を得るなんて事、しません」
男「ああ……本当に……っ」
ありがとう、と俺は言う
ああこれで、俺の幼馴染は救われる……!
>>717 俺の唯一途中で読むのを諦めた本だから注意な
嫌な予感…
バットエンドが見える
729 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 01:32:17.22 ID:hC8jZEdJO
まだ油断できない……っ
ざわ・・・・・
731 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 01:33:18.14 ID:zY/cDsyT0
仏の顔も三度ってことは・・・?
732 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 01:33:35.51 ID:I164FP/M0
あげて、おとす?
おい
仏の顔も3度なんだろ
やめてくれよ
734 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 01:37:14.51 ID:mIyY4HSw0
玄関ホールで待てといわれ、二十分くらいたっただろうか
男「よ、よう」
幼馴染「……」
別館の扉から、少女とともに幼馴染がやってきた
男「元気か?」
幼馴染「……うん、元気、だよ」
弱弱しく、彼女は微笑んだ
男「お、おい、どうしたんだよ」
幼馴染「……ううん」
なんだか不思議な間があって――
幼馴染「ね、ねえ。本当に、かえるの?」
――彼女はそんなことを聞いた
男「当たり前だ、こんな場所にいられるか」
なんでだろう
彼女はひどく、暗い顔をしていた
735 :
忍法帖【Lv=8,xxxP】 :2011/03/22(火) 01:37:30.35 ID:yaKhgywBP
あれ?
一度目・・・過去
二度目・・・本編
三度目・・・イマココ
仏の顔は3度・・・?
736 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 01:38:12.46 ID:h6glCrTwO
そんな・・・まさか・・・!
737 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 01:38:52.89 ID:zY/cDsyT0
1・・・仏
2・・・仏
3・・・鬼
738 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 01:39:12.72 ID:Alq8IlPI0
フランスの顔は3度だと・・・?!
ここまででも三途の川とか言っちゃうし・・・
現実で何があったんだよ
幼馴染はもう救われないのかな
癖になっちゃったか
742 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 01:42:51.19 ID:Q8vPJKIL0
743 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 01:43:10.29 ID:yPz7xqpp0
明日仕事なのに、気になって眠れない。
役員会議サボったらアウトかな?
745 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 01:44:42.18 ID:zY/cDsyT0
746 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 01:46:05.74 ID:rTtOg3rU0
>>742 ふむ、良い支援絵だ
などと私が言うのもおこがましいかも知れんが
748 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 01:46:17.73 ID:mIyY4HSw0
それでも、彼女とここを出られる事は、嬉しくて
少女「さあ、どうぞ」
開かなかった出入り口の扉が、簡単に開く
そこは森の中だった
少女「森の中をゆっくりと歩いていってください。そうすれば、無事、元の世界に戻れます」
男「わかった。さあ、いこう」
幼馴染「……」
自分から動こうとしない彼女を見て不振におもった
けど何も聞かず、俺は強引に彼女の腕を取る
そうすると、彼女はゆっくりと踏み出してくれた
少女「それでは、次回のご来館を心よりお待ちしております」
扉にたって、少女はにっこりとわらった
男「かんべん。じゃあな、もうここには来ない」
そう捨て台詞を残して、俺達は歩き出した
749 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 01:46:22.93 ID:FcAr0qr80
750 :
忍法帖【Lv=8,xxxP】 :2011/03/22(火) 01:46:43.94 ID:yaKhgywBP
3と幼馴染が欲しい
751 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 01:47:34.22 ID:MFgR8JPP0
752 :
忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/03/22(火) 01:47:45.60 ID:h6glCrTwO
こえー
753 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 01:47:56.33 ID:zY/cDsyT0
754 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 01:48:52.06 ID:KU21hOBQO
いいからちょっと減速しろっての
755 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 01:48:57.24 ID:Xpe6swj20
なあ
とりあえず無駄なレスせずに ROM ろうぜ
756 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 01:49:06.05 ID:x+6o1t6a0
うおおwktk
757 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 01:49:27.43 ID:yPz7xqpp0
758 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 01:50:05.32 ID:vPNwV7BD0
森の中をWゆっくりとW歩いてください。
759 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 01:53:08.27 ID:bO1hGXb70
幼なじみどうなっちゃうんだ!
760 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 01:54:48.72 ID:mIyY4HSw0
彼らの背が見えなくなると、扉はゆっくりとしまった
メイド「あー。行っちゃったかー」
少女「ええ、お帰りになられましたね」
少女「ふふ、ちゃんと鬼が来る前に帰れました、すごいすごい」
ご主人様――いや、館の主である少女は、積まれた石を見なが言った
メイド「そうですねー」
少女「あら、不満?」
少女「珍しいじゃないですか、二回の巻き戻しで帰れるなんて」
メイド「ま、そうですけど」
少女は面白そうに、くすくすと笑う
メイド「まあとりあえず、皆に伝えてきますー。皆待機してるでしょーし」
少女「ええ、お願いします」
761 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 01:56:25.25 ID:b6tNcslxO
>>724 男「もうやめさせてくれ! おれは絶対に“ここの女を抱かない”から!!」
ここの女って幼馴染み含めるよな
1〜5が鬼か
763 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 02:00:07.00 ID:FcAy1/F8O
男「もうやめさせてくれ! おれは絶対に“お前以外を抱かない”から!!」
少女「…///」
764 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 02:01:16.54 ID:mIyY4HSw0
地下へ降り、接待室へと入る
三「あれ? お客様は?」
メイド「ごめんなさい、帰っちゃいました」
二「ああ……」
私が淡々と告げると、皆は大きく落胆する
五「運が良かった、と思いましたのに」
メイド「そーですね」
彼女達は「彼が来る事を良し」とする契約の中にいる
でも彼は「帰ることを望んだ」
この結果は、たしかに望んだ事を実現した彼にとって良しとなることであり、この少女達は不運であると言える
メイド(でもこの結果では……)
――どちらも、よくならないではないか
!?
なん…だ…と……
767 :
忍法帖【Lv=19,xxxPT】 :2011/03/22(火) 02:04:54.84 ID:cNtoLjjb0
解説を
助けて
768 :
忍法帖【Lv=8,xxxP】 :2011/03/22(火) 02:05:07.98 ID:NNyC9v7KO
まじかよ
769 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 02:06:38.86 ID:kxQVQwEvO
バッドエンドしか見えないんだが…
頼むぜまじで…
770 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 02:07:51.35 ID:mIyY4HSw0
一「ああ……」
泣き崩れそうになる一
四「泣かないで」
自分だって泣きそうなのに、四はその肩をさする
メイド(……)
この館のシステム――
その1――館に来る少女は直接的、または間接的に、“性の理由”によって残酷な運命を辿ったものである
三「せめて、記憶だけちょうだい。三回目なんでしょ? どんな人だったから知りたいから」
三はいつもの調子でそう乱雑に言うが、目は赤くはれていた
メイド「それくらいなら」
私は例のジュース――の元になるタブレットをポケットから出す
男が部屋に来ることで少女達は解放される
けど3回目の世界では男が帰ってしまったので彼女たちは解放されない
みたいな?
772 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 02:08:00.33 ID:an9RuxhT0
頼むよ
>>1ェ…
こいつらを幸せにしてくれよ。なぁ。
773 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 02:08:25.86 ID:I164FP/M0
減速しろ
解説とかいってる奴は終わるまで待て
終わってから
>>1に聞け
おいちょっとまて・・・
まさか幼馴染も・・・運命が・・・
775 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 02:09:38.95 ID:iSqgjIqhO
つまり・・・どういうことだってばよ
777 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 02:15:51.79 ID:Alq8IlPI0
もっとジュース飲んでから帰れば良かったのにな
778 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 02:16:56.41 ID:mIyY4HSw0
その2――従業員の要素を持たない来館者には、システムを直接教えてはならない
だからこれだって、ジュースの形で何気なくなるように出していた
タブレットでは、さすがにおかしいと思われてしまう
私の知る限り、確か四やご主人様も、だから遠回しに何かを伝えていたはずだ
タブレットを、皆は口に含んだ
三「ああ……、結構、いい人じゃん」
ぽろりと涙が流れる
三「そっか、こんな会話してたんだね」
三「本当に、“私知らないよ。こんな人”“男性ってのは、皆……”」
三はへたり、と地面にひざをつく
二「男性はケダモノばかりでした。でも、ああ、本当に、この人は特殊だった……」
彼女達は今までの会話のなかで、何度も何度も、そのギャップに驚いていた
それは、この館にくる条件を満たしているなら、当たり前だったのだ
779 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 02:17:25.28 ID:N66iohU0O
どうでもいいこと書き込みまくってスレ埋めて
このスレに至っては
>>649で本人が減速しろと言ってるにも関わらずそれも無視
そしてスレが埋まりそうになると早く書けとか次スレ立てようぜとか言うんだろうな
池沼にもほどがあるな
眠い…
どうせ明日わ落ちてるし寝れんな
781 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 02:18:55.85 ID:Alq8IlPI0
少女があの……
名前出てこないけど、ゴシックの金髪ロリなヒロインで再生された
>>779 そのレスも不要なんじゃないか?
783 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 02:26:45.28 ID:mIyY4HSw0
その3――来館者は積み石による二回の巻き戻しを利用することができる
それがあるのは、来館者の意思を汲み取るため
もし拒否するのであれば、それを使って情報を集め、館から出る事が可能
しかしそれはもちろん、可能なだけであって「良いか悪いか」はまた別の話である
館から出て、それが良い事につながるかは分からないのだ
その0――この館の従業員は働いた対価として『残酷ではない運命』を約束される
そしてこれこそが、この館の存在意義
彼女達は様々な理由によってここへとたどり着き
そして働く事によって、新しい運命を約束される
もちろん断る事もできるが、それでも願ったものがここにいる
残酷な運命を変えられるならば、と
だから彼女達は一週目でも二週目でも、彼に言ったのだ
「望んでやっているから、気にしないで」と
784 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 02:28:56.63 ID:94efAZ7z0
寝れない…
3回目で出るってのは全員不幸になる最悪のパターンじゃん
寝れないから早くしてくれww
datあげてやっからもう寝ろおまえらwwwwwwwwwwwwww
788 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 02:34:52.81 ID:mIyY4HSw0
そしてこれは館のシステム
五「私は、そう。だめでしたのね」
本館の従業員の定員は五名
新しい従業員が来るたびに、一番古くからいるものが別館へと送られる
そして、途方もない時の間――売春をすることになる
しかし本館に来館があった場合に限り、その人物を性的に満足させることで
別館への移動を免れる
これは一種の運試し
どんどん来る新しい従業員に対して、五人の定員というのは本当にすくなかった
しかしその中に残っている間に、非常に数少ない来館者の訪問があれば
そして満足をさせることができれば
彼女達はそれだけで対価を支払った事になる
それは別館のおぞましさを知る彼女達にとっての、一縷の希望だった
三「ぬか喜びも、いいところね……」
そうなのだ
来館者の数は少ない
それに当たったというのに、彼女達はノルマ達成できなかったのである……
え・・・じゃあ幼馴染が別館にいたのは・・・
訳わかめ
791 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 02:39:16.06 ID:Alq8IlPI0
幼馴染は手遅れだったのです
792 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 02:42:21.67 ID:avH1rE4j0
幼馴染を助けたら、少女達が助からなかったってことだよな?
で、幼馴染が何か微妙な反応してたのはこの事も知ってたからって事かな
793 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 02:44:04.55 ID:I164FP/M0
だから先読みとか解説希望は黙れ
エビフライぶつけるぞ
,.、,、,..,、、.,、,、、..,_,,_ /i
;'`;、、:、. .:、:, :,.: ::`゛:.::'':,'.´ -‐i
'、;: ...: ,:. :.、... :.、.:: _;... .;;.‐'゛ ̄  ̄
ヽ(´・ω・)ノ
| /
UU
794 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 02:44:06.09 ID:XpzEGDA5O
もうむりぽ
寝る
795 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 02:45:00.65 ID:mIyY4HSw0
だから彼女達は、本当に不幸だった
来館者は、また特別な理由でこの館へやってくる
それはもう、本当に特別な理由
それは絶望的なほどに、彼女達との人数に差を作る理由
メイド「気を落とさないで」
そう声をかけたところで、誰が聞き届けるであろう
二「……く、う……」
四「……っ」
居たたまれなかった
ある意味、これは全て自分の所為でもあったのだ
こんな複雑で残酷なシステムを作らなければいけなかったのは、自分の所為だった
なぜなら――私は――
――いや
あきらめたら、そこで終わってしまう
本当はいけないのだけれど
でも、そう―― 一人前になれていたならば、もしくは……
壁に鎖でつながれて肉奴隷って展開は個人的におまたにキュンとくる
797 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 02:46:38.22 ID:b6tNcslxO
うめ
798 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 02:47:25.36 ID:7tPDlUx/O
焦らさないでwww
799 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 02:49:24.24 ID:WG0X9ciiO
こういうのが一番精神的にくる
鎖骨の下がモヤモヤしてきた。
でも先が気になる
泣きそう
800 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 02:49:28.08 ID:b6tNcslxO
うめ太
余計なレスしてんのもしもしばかりだな
802 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 02:51:06.24 ID:mIyY4HSw0
深夜、幼馴染の部屋に俺はいた
男「お、おい、どうしたんだ!」
今さっき電話があって、何か様子が変だったので駆けつけた
電気は消えて、部屋の端で彼女はうずくまっていた
男「どうしたんだ? 同窓会で何かあったのか?」
今日彼女は同窓会へっといったはずだ
帰ってきたらこの有様である
俺は方をゆする
男「おい、どうしたんだって」
彼女は顔をあげた
男「な……」
紅く、目が腫れていた
それは泣いたからだけではなく
まるで殴られた後のようだった
803 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 02:51:41.27 ID:NOiAAUJv0
804 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 02:52:43.26 ID:b6tNcslxO
きたー!
805 :
忍法帖【Lv=12,xxxPT】 :2011/03/22(火) 02:53:48.74 ID:I164FP/M0
もしもしも黙れ
尻穴にエビフライ突っ込んで出し入れするぞ
,.、,、,..,、、.,、,、、..,_,,_ /i
;'`;、、:、. .:、:, :,.: ::`゛:.::'':,'.´ -‐i
'、;: ...: ,:. :.、... :.、.:: _;... .;;.‐'゛ ̄  ̄
ヽ(´・ω・)ノ
| /
UU
806 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 02:54:20.35 ID:mIyY4HSw0
幼馴染「……、されちゃった」
男「……え?」
幼馴染「強姦、されちゃった」
つーっと、彼女は涙を流す
幼馴染「もう、だめだ、私……」
幼馴染「君と一緒にずっといようと思ったのに、こんなんじゃ……もう」
男「な……」
声がでない
幼馴染「ねえ……どうしよう、私……」
幼馴染「どうすれば、いいの……?」
808 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 02:55:13.43 ID:XwtKXjL20
あああああああああああああああああ
809 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 02:56:08.16 ID:ohYGN1h+O
鬱はやめろよ糞が
810 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 02:56:19.39 ID:yF1QRWmXO
もしも男がヤってたら
>>806 笑顔で別館で強姦されていたのに今頃泣くのは矛盾
812 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 02:57:44.89 ID:wY3CBfjDO
なにいってんだこいつ
813 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 02:58:16.17 ID:iCAnu8lt0
まだだまだ男が館に来る条件とか伏線が残ってる
鬱で終わるはずがない・・・!
815 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 02:58:30.42 ID:mIyY4HSw0
話を聞けば、同窓会は普通に終わったらしい
しかしその帰り道、一人で夜道をあるいていて――
男「け、警察に……っ!」
そういうと、彼女は俺の袖をつかんだ
幼馴染「嫌ッ! こんなの、誰にも、誰にもしられたくないよ……!」
男「……」
かける言葉見つからない
幼馴染「もう、だめ……」
彼女は隠していた左手を持ち上げる
それは、ナイフだった
>>811 あのまま別館でされて、男もヤってたら、
運命変わってリアルではされなかったからじゃね
817 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 02:59:40.53 ID:aAAzZqmA0
ちくしょう!もう俺は寝るぞ!
あぁ……
819 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:00:11.65 ID:7tPDlUx/O
不本意だがすいとん使わせてもらうよ
3回目で気づけば仏様は呆れてはいるけど鬼は来ないってことになんないのかな
822 :
忍法帖【Lv=12,xxxPT】 :2011/03/22(火) 03:01:46.43 ID:I164FP/M0
>>820 不本意ならするな
エビフライ献上すっから
,.、,、,..,、、.,、,、、..,_,,_ /i
;'`;、、:、. .:、:, :,.: ::`゛:.::'':,'.´ -‐i
'、;: ...: ,:. :.、... :.、.:: _;... .;;.‐'゛ ̄  ̄
ヽ(´・ω・)ノ
| /
UU
823 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:02:18.93 ID:mIyY4HSw0
そのあとどうなったか、明確には覚えていない
でも、結果だけはわかる
幼馴染「ひっ……」
止めようとして、もみ合いになって
男「ぐ……」
俺は致命傷を負ったのだ
目が赤くなり
寸前で耐えていた俺が最後にみたのは
同じく倒れる、幼馴染だったのだ
824 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:02:44.27 ID:9YuSXcWE0
もうだめぽ…寝る
ああ・・・
826 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:03:36.76 ID:94efAZ7z0
ひぐらしかと思ったらアウターゾーンだったのか
827 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:05:04.46 ID:21pOY/bM0
追いついた
これで男が刺されるのは「2回目」なんだよな?
828 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:05:15.88 ID:b6tNcslxO
早く早く
829 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:05:38.27 ID:g3svzePuO
最初のほうしか読んでないけどモイラの人みたいな作風だと思った保守
830 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:09:42.64 ID:mIyY4HSw0
これが彼のお話だ
この後、幼馴染は来館者の契約をする
彼女は自身が殺してしまった事を悔やんだ
対価を払えば本来自分に与えられるべき『残酷でない運命』を、男へと譲った
だから、対価を払わない来館者が発生する
従業員として対価――来館者が生活する対価も含まれるため高くなる――だけを支払う『幼馴染』
来館者として生活していれば、自然にそれは醒めて『残酷でない運命』を約束される『男』
しかし彼は現実へと帰り、死に行く事を選択した
後悔して、彼のためにと思って自らこの館の従業員となった幼馴染は
だから帰ることを拒んだのである
それが、この物語
831 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:10:58.98 ID:NOiAAUJv0
なるほど
832 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:11:14.61 ID:zY/cDsyT0
すごいなこれ
833 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:11:14.80 ID:UXyUkWZI0
あかん 読みかえさな・・
寝ていいの?
835 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:11:27.45 ID:rCmGCX4W0
読み終えたほうが鬱なのか
読まずに寝たほうがよかったのかどっちなんだろうな・・・
836 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:11:49.39 ID:XpzEGDA5O
結局気になって寝れなかった
>>1乙
なのかな
世の中はままならぬ……
あああ・・・
839 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:12:03.60 ID:d3FyEc8R0
>>835 どっちにしろまとめブログに探しにいくだろ?
幼馴染が帰ることをもっと拒んでもいいような気が
841 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:12:39.81 ID:LsRRMb+l0
やったか・・・?!
842 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:12:46.62 ID:iCAnu8lt0
なあ、お前らわざとやってんじゃないか?
>>649読め。そして議論を止めろ。
そうしないと話が中途半端な所で終わる事になるぞ
843 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:12:52.49 ID:94efAZ7z0
なんというBAD END
844 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:12:57.25 ID:hC8jZEdJO
終ったのか……?
845 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:13:06.91 ID:rCmGCX4W0
>>839 Janeの片隅においておくから探しに行く必要は無い
846 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:13:12.85 ID:ohYGN1h+O
要約すると幼なじみがスケベってことか
847 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:13:37.15 ID:mIyY4HSw0
――終わらせない
星空の下、私は思う
――これで終わらせない
あの屋敷のシステムは私が作った
この悲劇は、私の所為
――気に入ってしまったから
やらなければいけないことだったのは、私の立場からして確か
だけど、こんなにも居たたまれない気持ちになってしまう
――最高のハッピーエンドを……ッ!!
おっ
二人とも死んだのか・・・・?
幼馴染が全然抵抗しなかったのが謎だな
850 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:14:23.51 ID:ulnpQtFf0
おや…?
ここからメイド視点とか
ああこれ1000までにおわんねえや
852 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:14:35.54 ID:I164FP/M0
>>1おつ
作家になれそうだな
⊂ ⊂ヽ、 /)/)
c、 `っ( ヽ
( v)c、 `っ
V''V ( v) / ̄`⊃
V''V | ⊃
( v) ハ,,ハ
V''V (・ω・ )
⊂⊂ ヽ
> ) 寝る
(/(/
<⌒/ヽ-、___
/<_/____/
853 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:14:36.93 ID:b2iUahiD0
寝れんのか……
おおお!!あつい!
そしてねれねえええええ
856 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:16:54.36 ID:FBXg2H+h0
857 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:17:23.03 ID:TpZuB8GoO
まだみたいだよ
858 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:18:12.48 ID:VHV6s6gBO
859 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:18:21.20 ID:mIyY4HSw0
男「お前は……」
メイド「こんにちは!」
男「なんで、俺、ここに?」
そこは屋敷、でも、見たことの無い部屋
メイド「私の私室です!」
男「は、はあ」
もう全て終わったんじゃないのか、と俺は思う
メイド「ごめんなさい」
メイド「私、見ていて、居たたまれなくなっちゃって」
男「いやそうは言っても、俺死んじゃったよ。もう終り」
860 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:18:22.62 ID:txJrpWmn0
男館でそのまま暮らし、幼馴染快楽堕ちENDがみたい
861 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:19:16.72 ID:I164FP/M0
ここからまた減速しよう
もしもし控えろ
862 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:19:41.36 ID:b6tNcslxO
乙
そこそこおもしろかった
863 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:21:12.16 ID:xyEU7b5AO
やっとプロローグが終わったか・・・
649 1 sage 2011/03/22(火) 00:02:06.99 ID:GHDu0+TR0
っと途中だがごめん、できればこのスレでおわらせたいけど、
このスレのペースだと書ききれないorz
だから皆ごめん、もう少し書き込みペースをおとして静観体制をお願いします;
ちゃんと皆さんの疑問は解けるように書きますので
【静観】してくれと
>>1は言っている
続きが気になるのはみんな一緒だ
だから解説や予想、無意味なレスはそろそろ辞めにしないか?
全く書き込まずROMに徹して楽しみにしてる人、それに何より
>>1に迷惑がかかる
たがらもう少しゆっくり待ってみようよ
貴重な1レス使わせてもらってすまない、ではROMに戻る
865 :
忍法帖【Lv=9,xxxP】 :2011/03/22(火) 03:21:13.99 ID:yaKhgywBP
減速減速減速減速
866 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:21:14.95 ID:mIyY4HSw0
メイド「……はい。本来なら物語は終了です」
メイド「そういう運命でしたから」
男「……そっか」
メイド「でも……。頑張っている姿を見たら、私、いけるかなって」
男「……?」
メイド「もし貴方が、最後の答えを理解していたら」
メイド「私は一つだけ、手助けをしたいと思います」
男「……」
ここまで導入部分で
この後1から5まで全員のエピソードと問題解決分岐入れればエロゲ作れんじゃね
全員攻略後メイド章を経て少女章でトゥルーエンド
DVD3枚組みだな
868 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:24:36.15 ID:b6tNcslxO
wktk
869 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:25:00.04 ID:mIyY4HSw0
メイド「私の紹介がまだでした」
男「紹介?」
メイド「はい!」
メイド「私運命の女神見習いの、メイドさんです!」
男「また突拍子も無い事を」
メイド「そうは言いますが、あの屋敷自体突拍子もないでしょう?」
男「……ん、まあ、そうだが」
メイド「運命の女神は、人々の運命を作ります!」
メイド「その見習いである私は、練習のためにあの屋敷を作りました」
メイド「本当の女神様なら、あんなややこしいことしなくても、思うように出来るんです」
メイド「でも私はできません。ああやって人に対価を払わせたり、理屈をつけたり、奇跡をねがったりしないとできません!」
870 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:25:27.81 ID:FBXg2H+h0
>>867 だいたいCLANNADじゃねーかwww
871 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:26:28.24 ID:kxQVQwEvO
1〜5を救ってくれ
872 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:28:28.67 ID:b6tNcslxO
早く早く
873 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:28:53.81 ID:5H9VNLadO
結局鬼とは何だったのか?
別館の労働者と本館の従業員はどう違うのかよくわからん
本館は一人でいいけど、別館は大量にこなさなきゃならないってこと?
874 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:34:13.23 ID:nKkQrUo00
875 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:34:54.16 ID:mIyY4HSw0
メイド「でもはい、長く長くあの屋敷にいて、なんとなーく運命の流れをつかみました私!」
メイド「とくに来館者が帰るという奇跡は非常にひさしぶり!」
メイド「ですので特大大大サービスで私、ちょっと頑張っちゃおうと思います!」
男「大サービス?」
メイド「はい! でもそれは貴方が答えられたらです!」
男「……答えられなかったら?」
メイド「また練習します! 私も今、貴方にかけてるんです」
男「しらないぞ、ったく」
メイド「はい! 信じてます!」
メイド「では、問題」
メイド「貴方方二人の悲劇。さて、どこで間違えたから起こったのでしょうか!」
メイド「今までのお話の中から、貴方の行動で答えてください!」
>>874 別にそんなに怖い話じゃなかったぞ
まー既に精神科に通ってるからかもしれんが
877 :
忍法帖【Lv=9,xxxP】 :2011/03/22(火) 03:35:25.76 ID:yaKhgywBP
もうむりぽ(( _ _ ))..zzzZZ
明日の朝9時ぐらいまで残しといてね
878 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:36:59.27 ID:b6tNcslxO
ちんちん!
880 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:37:30.22 ID:ecrFi2L9P
>>874 もう著作権切れてるから、青空文庫で読めるよ
881 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:38:41.01 ID:c/4Smbqj0
______________________________________
| ̄ ̄ ̄\. /: : : : : : : : : : : : : /: : : : : : : l: : : : :',: : : : : : : : : : : : :ヽ./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ヘ : ::|
| や │ l: : : : : : : : : : : : : :l: : : : : : : : l: : : : : ',: : : : : : :',: : : : :/ ゲ 展 ま \ヘ : |
|あ っ |.. l: : : : : : : : : : : : : :l: : : : : : : : l: : : : : : ',: : : : : : :',: : : / l 開 っ i l |
|る た |. l: : : : : : : : : : : : : :ll: : : : : : : : : : : : : : : ',: : : : : : :',: : l .ム .の .た l l |
| こ | l: :i: : : : : :i: : : : : : l l: : : : : : : ト、: : : : : : :',: : : : : : :',: :ll .を く l l |
| と | l: :ll: : :i: : : l: :- 、_ :l l: : : : : : :l ',: : : : : : ト、: : : : : : : ヽ, ・ 同 l l |
| が .| l: l l: : l: : : :l: : : : `l¨ーl-、_: : : l ヽ: : : : : l ヽ:ヽ: : : : : i .・ じ l. l |
|____ゝ.. l: l ',: :l: : : :l: : : : ::l ',: : `ーl-、 ヽ: : : ::l \\__: :ヽ、 ・ /ll...l |
| ─ニ二 l:l ',: :',: : : ',: : : : l_ニヽニ_l_`ー 、\: : l ___>'ヽi: : :l \ / l l l |
| l:l ヽヽ: : : ヽ: : :l ヾ \|:::::・::゙ヽ、_ヾヽl //_/i \f´`i冖  ̄jノ゙ー─'" ヽ、/-l.l |
|ニニ二二 ',l \: : : : \:l _` ー-‐'' `¨´/ ¨ / ./ゞ=i __ ll |
| ', i\: : : :',ヾ、  ̄ ̄ _/ ./ / l、__/_li ノl |
| // / ヽ \ \: :ヽ`¨ー───‐'" ̄/ ./ ./ l l l¨ー────'"¨ j |
|.// //// / \ \ヾ / / ./ l l l // |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
仏:deja vu (既視感)
>>879だったら寝る
娼館来てからの行動で覆せるならまだ見る
883 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:40:22.38 ID:mIyY4HSw0
……心当たりはあるが、当に些細な事だぞ? いいのか?
――はい、かまいません!――
俺は答える
――だらららら!――
――正解!――
その瞬間、目がくらむ
――ふふ、では、大サービス――
館が粉となって消えてゆく
――この館の皆に、幸あれーーーーーーー!!!!――
884 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:40:38.28 ID:b6tNcslxO
汗拭くふりして腋匂う
はい!はい!はい!はい!はい!
885 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:42:08.75 ID:FBXg2H+h0
>>389では無いんじゃね?
館に入ったのが男が死にかけてからだから、それ以前をどうこうってのは無茶ぶりな気がする
886 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:42:21.09 ID:hC8jZEdJO
救われたの……か…?
ホントにゲームみたいでわくわくする
888 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:44:29.78 ID:mIyY4HSw0
――それは“問題”ではなかったのかもしれない
幼馴染「ねえ、あの、さっきの話だけど」
男「ん?」
――なぜならもう、分かりきっていたから
幼馴染「ドライブの日、同窓会がはいっちゃって……その」
男「……ああ」
――運命をここからやり直す
幼馴染「いかなくてもいいかなー、なんて」
男「なら、ドライブいこうか」
幼馴染「……!」
男「たまには、な」
――そんな記憶はもう俺にはなくなったけれど
――あの元気なメイド、いや、女神様には、感謝しなきゃいけないのかもしれないな
もうゲーム化決定でよくね?
890 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:45:50.41 ID:h6glCrTwO
よし
うおお・・・
892 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:46:25.31 ID:0wM8snHO0
これはヤバイ
893 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:46:25.73 ID:pKXk/gNu0
低脳な俺には理解できる閾値を超えてたようだ
>>500あたりからさっぱりです^q^
894 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:46:26.95 ID:vVDAYsVgO
やっぱりそこか……
1から5は?・・・
どうしようもなく救いようの無い終わりが見てみたい
897 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:48:01.77 ID:ohYGN1h+O
練ってある答えなのかとおもったら案外普通だった
だが面白い
898 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:48:48.16 ID:mIyY4HSw0
メイド「よし! なんとかなった!」
少女「……強引ですね。練習台をああも崩してしまうなんて」
メイド「あう、ごごごごめんなさい、女神様!」
少女「こんなおてんばじゃ、まだまだ運命の女神なんかにはなれないですね」
メイド「そそそこを! なんとか! みのがしてほしいななんて!」
少女「さ、お勉強からはじめますよ」
メイド「ああああごめんなさいってばああああ」
どこかで、あのメイドが悲鳴を上げてる声が聞こえた気がした
幼馴染「どうしたの?」
男「いや、なんか耳鳴りが。……あ、ほら、そこ右にまがるって」
幼馴染「あ! せーふ!」
それはとても普通な、男女のカップルだった
fin
レベル99の男が1〜5を救いに行く物語がはじまります
901 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:50:01.37 ID:h6glCrTwO
乙
902 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:50:09.51 ID:pKXk/gNu0
乙
>>895 この館の皆に、幸あれ
で男の運命は変わったし他の子たちもきっと救われたさ
そして
>>1乙!
904 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:50:17.52 ID:7CaJVadB0
これは金取れるレベル
乙面白かった
906 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:50:24.11 ID:5H9VNLadO
手のひらを返したように安易にハッピーエンドに行くのはどうかと思うのだが…
せめて1から5のエピローグを書くべき
907 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:50:24.49 ID:Alq8IlPI0
908 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:50:29.13 ID:rCmGCX4W0
鬱エンドじゃないって信じてよかった・・・・
乙
909 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:50:33.73 ID:3gAS2I370
910 :
きびなご ◆ixr4/nDQQ. :2011/03/22(火) 03:50:50.24 ID:s+G360sQO BE:2611229999-PLT(13666)
乙、面白かった
911 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:51:05.57 ID:rYtnKINS0
もう、寝てもいいのか?
912 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:51:06.81 ID:IFVHMmQi0
913 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:51:07.96 ID:hC8jZEdJO
これはマジでゲーム化するべき
914 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:51:12.43 ID:DLkys4yG0
いいぜ
お前が少しだけ手助けしてくれるっていうなら
俺は運命をここからやり直す!
明日も仕事だってのに気になって楽しく読ませて貰ったよ
乙
他の女性の運命とかも気になるな
917 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:51:27.54 ID:NOiAAUJv0
乙です
919 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:51:34.84 ID:gpJGdHHl0
920 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:51:42.73 ID:RTDTY8EaO
921 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:51:43.75 ID:STRJWbSLO
むしろハッピーエンドの方が鬱になった
922 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:51:45.11 ID:xXqugHQW0
おつ
923 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:51:51.84 ID:ecrFi2L9P
おつ
これ分岐とか作るんなら、Androidでビジュアルノベルツクール作ってるから、サンプルとして使いたい
924 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:51:58.86 ID:oLKE40yh0
>>1乙でした〜。
唯のハーレム物かとおもったらwいい意味で騙されたw
おもしろかったです。
925 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:52:16.92 ID:M12wqR/5O
乙
すげぇおもしろかった
dat欲しいから10時ごろまで残ってますように・・・
926 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:52:35.16 ID:VHV6s6gBO
927 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:52:36.35 ID:d/uY6Q8p0
928 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:52:44.63 ID:I2IcOjHXO
乙
929 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:52:47.18 ID:Alq8IlPI0
むしろ運命の女神がいるなら
俺たちも3月10日からやり直したい
そして3月11日の地震おきないで欲しい
931 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:52:56.28 ID:c/4Smbqj0
>>1乙
あと残量気にして書けなかったが誤爆本当に申し訳ない
932 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:53:03.99 ID:cC8rEpwuO
乙
途中なんか抜かして終わらせた感があるけど面白かった
色々言いたいことはあるが、とにかく面白かった。
>>1乙
そしてみんなおやすみ
934 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:53:10.36 ID:b8V0gMG9O
終わったか
寝る前から読み始めたけど鬱すぎで寝れなくなったどころか
恐怖で体の震えが止まらなくなってきて、しまいにはトイレでゲロ吐いたけど
>>1乙
935 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:53:29.91 ID:3W1VDZh/0
乙
ゲーム化誰か頼みます
1乙
機会があったら5人のエピローグ的なのも書いてくれ
937 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:53:48.61 ID:mIyY4HSw0
はい、ということでなんとか1000以内に終わらせることが出来ました
長かったでしょう、皆さんお疲れ様です!
文章内には書いておりませんが、一も二も三も四も五も、きっとみんな幸せでしょう
本当はそのあたりも詳しく書きたかったのですが、レス数てきに限界ですね
あと
>>177や
>>723で言われてましたが、よくわかったなとびっくりでした
ぼくです
それと、
>>649は何故かIDが違いますが、これも僕ですっ
ではでは、お疲れ様でした
938 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:53:49.02 ID:vVDAYsVgO
>>906 そういうことをしたからメイドが少女に呆れられてるんだろ。本来運命なんてコロコロ変えていいもんじゃないがメイドはいたたまれなくなったんだろ。
939 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:53:50.40 ID:PVB4p82P0
>>1乙
きれいなお花畑の下に無数の屍が転がっている感じの終わり方か
940 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:54:01.66 ID:waItFfpd0
941 :
忍法帖【Lv=9,xxxP】 :2011/03/22(火) 03:54:02.03 ID:yaKhgywBP
結局まだ起きてる・・・
1乙
おやすみ
942 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:54:02.97 ID:xXqugHQW0
やっとねれる
943 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:54:13.63 ID:xyEU7b5AO
あ…誕生日終わってた…
945 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:54:24.25 ID:EtOpQDWwO
何回かあがってて気になって開いたのが今日、面白かった
>>1、超乙
948 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:54:28.70 ID:gv3w4g+t0
>>1乙
一〜五が幼馴染と同級生で同じようにレイプされた、とかだと辻褄合ってオールハッピーかもね
幼馴染が行かないなら私らも行かないやーで綺麗に回避
大量に助けを求めて女が来る娼館なのに若い子ばかり集まるっていう矛盾も解決
950 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:55:49.62 ID:ulnpQtFf0
1乙
寝るぜ、俺は
951 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:56:02.26 ID:3kejqIIGO
くっ・・・このスレ開いたときはまだ
>>149だったのに
後でいっきに読もうとか思ってた俺がバカだった・・・全然追いつかんwwwww
953 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:56:35.81 ID:b2iUahiD0
今度こそ終わりか、乙!!
954 :
忍法帖【Lv=6,xxxP】 :2011/03/22(火) 03:56:43.22 ID:HyVaeYH90
乙
1〜5も詳しく書かれたコンプリートボックスはどこにありますか?
956 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:57:29.42 ID:rCmGCX4W0
1〜5も幸せになってほしいよな・・・
957 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:58:07.10 ID:pMdU2y3LO
乙
958 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:58:24.45 ID:zY/cDsyT0
959 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:58:26.75 ID:RTDTY8EaO
>>944 おめでとう。944てモシモシで打つと「らたた」なのな。
きっと良い一年になる。
乙
解説はあるのか?
結局男が来館する条件はこの男みたいな状況を指すの?
962 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:59:38.39 ID:FBXg2H+h0
幼馴染みが館の門を叩いたのに男の選択で事を左右させるっておかしくね?
963 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:59:45.36 ID:0Buw4Bw00
>>1 乙
メイドの奴と並行に読んでたけどすっごく面白い作品だったよ!
964 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:59:47.30 ID:nKkQrUo00
くそおもろかった!!!
こういうのもっとよみたい!
乙
966 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 03:59:56.62 ID:vVDAYsVgO
パー速行って堂々と1〜5を書いてください
967 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 04:00:11.39 ID:PWMJpeszO
すっごい面白かったです
ゲーム化したら買います
ありがとうございました
乙です
968 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 04:00:23.06 ID:Alq8IlPI0
>>961 だとすると別館にいた脂ぎった男と無数のうごめく肉が説明つかないんだよな
そこの伏線の回収はまだかね
969 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 04:00:30.36 ID:rCmGCX4W0
970 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 04:00:48.95 ID:hcW4Kcv0O
今追いついたら終わってた
>>1乙
久しぶりに読むのが止まらなくなるSSだった
明日起きれる気がしねええええええええええええええええええええええええ
みんなおやすみなサイ
971 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 04:01:20.33 ID:TpZuB8GoO
>>
1乙
少女1〜5の話を読みたいな。
972 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 04:02:18.41 ID:PfGktJI8P
別館で幼馴染とヤってたおっさんは、なんで館に来たんだろ?
973 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 04:02:24.05 ID:XwtKXjL20
普段こういうSSスレ嫌いなんだがたまたま見入っちゃって最初からずっと読んでたんで
まあとりあえず乙
974 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 04:02:33.69 ID:mIyY4HSw0
>>923 このスレから連絡手段をさがせるはずですっ
たどり着いたら是非、連絡をくださいな
>>906 >>936 >>955 >>956 そうですね、機会があれば書いて見たいです
というより、機会があるなら全編ゆっくり推敲しなおしたいです……
その場合は、「だから愛しています」のときと同じく、自分のサイトかなーとおもいます
976 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 04:02:53.54 ID:UXyUkWZI0
乙!
おもしろかった
少女もっとおおおおおおおおおおお
977 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 04:03:08.73 ID:QfEcyI7A0
いちおつ
978 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 04:03:10.64 ID:FBXg2H+h0
>>968 夢みたいなものだって言うからあおおっさんたちは虚像なんじゃね
979 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 04:03:27.63 ID:xP/6+cOBO
幼馴染が笑ってたのは自分が殺してしまった男が生きてた(正確には少し違うけど)からか
980 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 04:03:57.54 ID:nhiJDEWJO
>>1乙
面白かった!
良ければ暇な時にでも1〜5の話を頼む
おやすみ
別館だけ入れる入り口があるんじゃね
入館条件は金や権力で女とやるためだけに来るある意味選ばれた連中用の入り口だ
とか
乙
予約はどこですればいいのでしょうか
983 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 04:05:11.26 ID:rCmGCX4W0
>>974 気が向いたらでいいから細かい補足と一〜五のエピローグとかをサイトに乗せてくれるとうれしい
984 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 04:05:28.90 ID:FBXg2H+h0
サイトのURLまだか
986 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 04:05:59.20 ID:Z+6x7JZ50
一回目の積み石はどこで気付けるシステムなんだろうな
記憶はほぼ無いみたいだから相当後だったんだろうが
ところで
>>830からすると男が何も気付かずに館でずっと過ごしてたら
その内(幼馴染の対価が支払い終わったら)現実に戻って幼馴染は死んでるって事になるのかな
987 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 04:05:59.95 ID:XwtKXjL20
さあ!このスレはコピペブログの朝鮮乞食どもの餌になりますよ!
>>961 そです
>>962 たしかにそうかもしれません
ですがこの物語での幼馴染の彼女は、最終的に男の事を尊重した、ということで
>>968 >>972 書ききれませんでしたが、そもそもこの世界はまたどこか別の世界のお話です
その世界の金持ちの男達であったり、妖怪であったり、そういう感じだと捉えてくださいませ
基本的に来館者(本館)と従業員意外は、あちらの世界の住人ってかんじ
989 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 04:07:03.16 ID:ecrFi2L9P
>>974 有料とかじゃなくて、素人の無料のツクールですよ。
もし使っていいんなら、ツールがある程度できたら連絡するかもです
>>986 男が過ごしてたらそれはそれで対価が支払い終わったのち最後の運命に変わったんじゃね
ただしこの場合他の子達は男が抱かない以上救われない
992 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 04:08:50.85 ID:tCDQl3AO0
一乙
とっても面白かったですm(_ _)m
993 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 04:08:57.82 ID:5H9VNLadO
主のHPのアドレス教えてくれー
続きないかもしれないとわかっているけど、期待せずにずっと待ってるからさ
>>984 >>985 だから愛していますご主人様 または 空隙のモイラ で検索していただけると……っ
>>986 そですね、一週目に関して記憶の引継ぎが無いのは
長く同じ世界(一週目とか二週目とか)にいる分、引継ぎがしづらいという設定からでした
幼馴染に関しては、概ねそんな感じです
995 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 04:09:21.73 ID:STRJWbSLO
死にたくなってきた
996 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 04:09:23.99 ID:pKXk/gNu0
主()
997 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 04:09:40.10 ID:FBXg2H+h0
>>988 それならそもそもそこに来る意味が無いと思うんだけど…
998 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 04:09:46.07 ID:es4pkKkR0
おつかれさま
999 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 04:09:55.70 ID:ksJH4mQxO
萌あるちめっと!
か
1000 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/22(火) 04:10:03.59 ID:Alq8IlPI0
1001 :
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>>1 そっヵ、残念やわ(´・ω・`)
お 付き合ってくだしあ>< 今から元カノに痛メする
>>3 ウチは高校生だぉ☆
>>9 うはwwこれがVIPクオリティw
∩∩ V I P は ぼ く ら の 時 代 だ !! V∩
>>2 自重しろwwwww Be
ハ (7ヌ) (/ /
>>7 ブラウザゲーやらないか?
ル / / ∧_∧ || モリタポ
ヒ / / ∧_∧ ∧_∧ _( ゚ω゚ ) ∧_∧ || 埼
>>5 2chって有料なんですか?
\ \( ゚ω゚ )―--( ゚ω゚ ) ̄ ⌒ヽ( ゚ω゚ ) // 玉
>>6 え?俺マジ貧乏なんだけど
\ /⌒ ⌒ ̄ヽ ゆとり /~⌒ ⌒ / O
>>8 お母さんに何て言えば
| |ー、 / ̄| //`i構って女/ F 安価で絵描くお
低 | 恋愛 | | 厨房 / (ミ ミ) | | F 14歳♀中学生処女だけど質問ある? ハ
年 | | | | / \ | | ム
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