1 :
ID:1Dv7apup0代理:
――――
――
―
唯「今日から高校生だねー和ちゃん」
和「そうね。唯と同じ高校に通うとは夢にも思わなかったけど」
唯「ひどいよ和ちゃん……。私はあの事故から奇跡的に回復して勉強を頑張ったんだよ!」
和「奇跡、ね……」
唯「どうかした?」
和「なんでもない。早く学校に行きましょう」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 01:22:30.95 ID:1Dv7apup0
>>1 代理ありがとうございます!
そそくさと書いていきます
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 01:25:06.04 ID:1Dv7apup0
教室!
和「どうしたの?」
唯「あ、和ちゃん。実はまだ部活何しようか決められなくて」
和「まだ決めてなかったの!?こうやってニートが出来上がっていくのね」
唯「部活やってないだけでニート!?でもでも、私運動とか得意じゃないし…」
和「そうね。とりあえずいろいろ見学だけでもしてみたら?」
唯「そうだねー。和ちゃんも一緒に来てお願い!」
和「まったくしょうがないわね」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 01:31:07.21 ID:1Dv7apup0
廊下!
唯「そういえば和ちゃんはもう決めたの?」
和「わたしは生徒会役員よ」
唯「さすが和ちゃんだね、すごいよ!」
和「そんなに大したことじゃないわよ。私は主に校外のパトロールだし」
唯「パトロール!?お巡りさんみたいだね、敏腕警官!」
和「それはおおげさよ」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 01:35:34.19 ID:zZt8XN5a0
さるくらわない様にな
6 :
>>5気をつけます:2011/03/10(木) 01:39:13.30 ID:1Dv7apup0
音楽室付近!
和「なにか興味のある部は見つかった?」
唯「いまのところはあんまりないかなー」
和「そう。でもあとは音楽室で最後だけど」
唯「ほんとに!?どうしよう音楽なんてカスタネットくらいしかできないよ」
和「ま、まあともかく行ってみましょう」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 01:42:42.95 ID:9a74rZkRO
構わん、続けろ
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 01:46:10.26 ID:1Dv7apup0
音楽室!
唯「こんにちはー。部活見学させてもらいにきましたー」
律「部活見学!?そ、それはこの軽音部にですか!?」
澪「まだ軽音部じゃないだろ……」
唯「え、えっと、二人は軽音部員なんですか?」
律「正確には軽音部を作ろうとしてるってとこかな。ちなみに一年生」
和「確か部活として認められるには部員が4人以上必要だったわね」
律「4人……。この場にいるのも4人……。お願いします軽音部に入ってください!」
澪「強引すぎるだろ!」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 01:50:59.63 ID:1Dv7apup0
唯「あ、あの、軽音部って何をするとこなんですか?」
律「知らないのになぜ見学に来た……。軽音部はおおざっぱに言うとバンドがやることやるみたいな部かな」
唯「バンド!?私ギターとか全然弾けない」
律「そんなの練習すればなんとでもなるって!どうかこの通り!」
唯「そ、そうかなあ。でもギター弾けたらかっこいいかも。それに他にやりたいこともないし」
律「いまならテスト勉強教えるぜ、澪が」
澪「私かい!」
唯「うーん。決めた、私軽音部に入部します!」
律「ほんとか!?ありがとう!私はドラム担当の田井中律。こっちはベースの秋山澪」
澪「なんか強引に決めさせたみたいでごめん。よ、よろしく……」
唯「私は平沢唯。こっちが真鍋和ちゃん」
律「軽音部無事結成か。今日はめでたいな!」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 01:56:10.85 ID:1Dv7apup0
和「私は入部しないんだけど」
律「え!?なんで!?」
和「私生徒会役員だから部活はちょっとね。なんかごめんなさい」
律「くっ……、何か方法はないのか」
唯「ユーレイ部員だよ、和ちゃん!」
律「その手があったか!どうか名前だけでもくれ、いやください!」
澪「失礼すぎるだろ!」ガンッ
律「いて!」
和「ま、まあほんとに名前だけでいいなら入部するけど……」
律「え、いいの!?まじでありがとう!テスト勉強はかどらせるよ!、澪が」
澪「だから私かい!」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 01:58:55.44 ID:ifvqq19aO
…マンボウは?
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 02:02:43.31 ID:4ZAPpkdSO
紬ェ…
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 02:03:16.30 ID:1Dv7apup0
〜1年後〜
音楽室!
律「私たちももう二年生か」
唯「だねー。あっという間だったなあ」
澪「和はほとんど来れなかったから実質3人だったけどなんとかやってこれたな」
律「だなー。今年はちゃんとした部員をゲットするぞー!」
唯「おー!」
澪「あ、あのビラ作ってきたんだけど……」
唯「ほんと!?見せて見せて―」
澪「や、やっぱり恥ずかしい……」
律「いーからいーから。どれどれ、ってうわ地味」
澪「」グサッ
唯「りっちゃんひどいよ!私はけっこう好きだよ澪ちゃん!」
澪「ありがとう唯……」
唯「早速ビラ配りに行こうよ!」
中々面白くならないなぁ
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 02:11:04.19 ID:1Dv7apup0
校門付近!
律「け、軽音部でーす」
澪「し、新入部員募集中でーす」
唯「どんどん見学に来てねー」
律「な、なあ。やっぱり着ぐるみはおかしくないか?」
澪「私もそう思う」
唯「えー、かわいいじゃん」
律「唯のセンスはわかんねえよ……」
ムギは黒幕だから今は出番がないのか
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 02:17:23.83 ID:1Dv7apup0
和「……あなたたちなにしてるの?」
唯「あ、和ちゃん。見ての通りビラ配りだよ!」
和「格好はおいといて、私も手伝うべきなのかしら……?」
澪「いや、生徒会の仕事大変だろ?こっちは大丈夫だから気にしないで」
和「そう。でもいつでも声かけてね」
梓「なんであの人たち着ぐるみきてるんだろ」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 02:25:31.62 ID:1Dv7apup0
音楽室!
律「誰も来ねー!」
唯「なんでだろうねー。あんなに宣伝したのに」
澪「明らかに着ぐるみが原因じゃ……」
ガチャ
梓「あのー、見学させてもらいたいんですけど……」
律「うおー新入部員!」
梓「え?いやあの見学を……」
唯「ほら澪ちゃん!着ぐるみは成功だったんだよ!」
梓「だから、見学……」
澪「見学だって言ってるだろ!ごめんな、騒がしくて」
梓「い、いえ(きれいな人だなあ)」
律「えっと、見学だっけか。じゃあ演奏でも聞いてもらうか」
ジャカジャカ
梓(やっぱり、みんな楽しそう)
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 02:34:00.62 ID:1Dv7apup0
ジャカジャン
律「ふー、どうだった?」
梓「え!?えっと、あんまりうまくないですね!」
唯律澪「」
梓「あ、違うんです!みなさんとても楽しそうで、あの、だから、入部させてください!」
律「い、いまなんて……?」
梓「あの、入部したいって……」
律「うおー大歓迎だよ!えっと……」
梓「中野梓です」
唯「よろしくね梓ちゃん!」
澪「よ、よろしく」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 02:38:33.85 ID:Tkd/royvO
あんまりだらだら書かんでくれよ
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 02:42:20.68 ID:1Dv7apup0
〜一週間後〜
音楽室!
唯「結局新入部員はあずにゃんだけだねー」
律「まあ梓だけでも入ってくれて良かったよ」
澪「そうだな。でも梓はさびしくないか?一年生一人で」
梓「今は少しさびしいですけど、先輩方といればだんだん慣れてくると思います」
キュゥべえ「お話し中のところみたいだけど、ちょっといいかな」
唯「?だれかしゃべった?」
律「わたしじゃないぞ、澪か?」
澪「いや、私でもないぞ、梓、じゃないよな」
キュゥべえ「ここだよ、ここ」
唯「!?猫がしゃべってる!?」
キュゥべえ「みんな。ぼくと契約して、魔法少女になってよ!」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 03:08:01.43 ID:xMCH7c+40
んー
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 03:15:58.11 ID:1Dv7apup0
唯「魔法、少女?」
律「なにいってんだこいつ」
澪「見えない聞こえない見えない聞こえない見えない聞こえない」ガクブル
梓「猫がしゃべるとこあっさり流さないで下さいよ!おかしいですよ!」
キュゥべえ「猫ではないのだけれど、できれば流してくれたら助かるかな」
律「そうだぞ梓。私はそれより魔法とか言ってる方が気になる」
唯「私もー」
梓「もういいです……」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 03:27:16.34 ID:1Dv7apup0
キュゥべえ「ぼくは、魔法少女になってもらう代わりにどんな願いでもひとつかなえる、そういった生き物だ」
律「どんな願いでも、ねえ」
唯「すごいね!でも魔法少女って何?」
キュゥべえ「この世界には、魔女という存在がいる。きみたちの目には見えないけどね。簡単に言うと、人間に悪さするこいつらを退治するのが魔法少女さ」
律「へー。でもわたしたちにそんな力ないぜ」
キュゥべえ「魔法少女としての資質はまた別にあるのさ。特に唯、きみはとてつもない力を持ってるよ」
唯「え、私!?ていうかなんで名前知ってるの?」
キュゥべえ「ちょっと下調べすれば分かることさ、そんなに気にするようなことじゃないよ」
律「でも資質だけで魔女に勝てるのかよ」
キュゥべえ「だけで、は勝てないかもしれない。戦闘のセンスもある程度必要だけど、訓練すれば問題ないよ」
キュゥべえ「今すぐにとは言わない。じっくり考えてよ」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 03:35:12.94 ID:1Dv7apup0
唯「いっちゃった」
律「なんだったんだろうな」
澪「な、なんだもういなくなったのか」
梓「澪先輩おびえてただけですよね……」
唯「でも現実味のない話だったねー」
律「そうだなー。いきなりあんなこと言われてもな」
梓「どんな願いでもかなえてくれる、ですか……」
梓「……」
澪「と、とりあえず練習しよう、練習!」
律「そうだなー、やるか」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 03:38:05.77 ID:NCyR8woaO
つまらん
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 03:43:52.20 ID:1Dv7apup0
〜翌日〜
音楽室!
梓「今日はあの猫来ないですね」
律「そういやそうだな、気になんのか?」
梓「い、いえ、そういうわけではないですけど」
唯「今すぐじゃなくていいとか言ってたからねー」
梓「そうですね……」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 03:47:49.38 ID:1Dv7apup0
〜また翌日〜
音楽室!
律「なんだ、机に何か置いてあるぞ」
律「なになに、『キュゥべえと契約してはいけない』だってさ」
梓「キュゥべえってあの猫のことですかね」
唯「私たち以外にあの猫を知ってる人がいるんだね」
澪「いったい誰なんだろうな」
梓「契約しては、いけない……なんでですかね」
律「さあなー、私には分からん」
梓「……」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 04:04:12.63 ID:NCyR8woaO
つまんないって
寝ろ
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 07:08:23.12 ID:xMCH7c+40
寝たのか
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
途中まで面白くなりそうな感じはあったのに一気にダメになったなq