唯「君にさよならを」

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1 忍法帖【Lv=12,xxxPT】
あの時、私たちは大きな選択をした。

その選択は間違ってはいない、世間一般で言えば、"普通"なのだから。

あれから、何年経っただろうか。
大学を卒業し、それぞれの道を進み始めた私たち。

ー私は幸せ、と言えるだろうか。
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 17:22:05.78 ID:9v/eCDe+0
ほむほむ
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 17:22:18.81 ID:INZ1FwozO
と、思わせてからの↓
4 忍法帖【Lv=12,xxxPT】 :2011/03/06(日) 17:33:26.01 ID:c/Pty4Fq0
大学に入って、アルバイトを始めると、皆で集まることも減っていった。

大学の授業に、課題に、アルバイトに…高校より自由にできる時間が増えた分、やることも増えた。

澪「梓…」

私は目の前に居る黒髪ツインテールの女の子の名を呼んだ。

梓「どうしたんですか…?そんな悲愴な顔して…」

澪「今日もまた集まらなかって、思ってさ…」

梓「しょうがないですよ!皆さん、いそがしいんですから…」

しょうがないと言いながら、梓はどこか元気がない。

5 忍法帖【Lv=12,xxxPT】 :2011/03/06(日) 17:38:46.29 ID:c/Pty4Fq0
大学二年生になって、唯と律は、一人暮らしを始めた。

大学の授業に遅刻するから…というしょうもない理由だったけれど、本当は、自律することに、あこがれてだと思う。

さらに、正確に言えば、唯の家には、今、同じ大学の憂ちゃんがいる。

一人暮らしの姉ー唯を心配してだろう。
高校卒業が決まると、すっとんで、引っ越して来た。

澪「まぁ…こうしてても仕方ない!練習するか!」

梓「は、はい!」

二人で黙っていたら、もっと寂しくなる。

私たちは寂しさを紛らわすべく、練習を始めた。
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 17:40:02.71 ID:kwJb/mEx0
スレタイ唯で釣っておいて語り手が澪とはどういう了見か
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 17:42:40.70 ID:M6nCV+wp0
しえ
8 忍法帖【Lv=12,xxxPT】 :2011/03/06(日) 17:43:35.85 ID:c/Pty4Fq0
律「あざっしたー」

はぁ…と、私はため息をつく。

空いてしまったバイトの穴をどうしても埋めてくれと店長に頼まれ、請け負った。

ほんとは、先に用事があったんだけど…。

一人暮らしをしたいと、親に直談判したら、「家賃は出すけど、生活費は自分で稼げ!」と、言われ、私はこのバイトを始めた。

アパートの近くのコンビニ。
まぁ、大学生のバイトと言ったら、これだよな。

後一時間…終わったら、スーパーで、惣菜買って、明日の準備して、テレビ見て…。

律「ドラムの練習…できないなぁ…」

そんなことをぼそっとつぶやくと、無性にドラムが叩きたくなる。
9 忍法帖【Lv=12,xxxPT】 :2011/03/06(日) 17:49:36.09 ID:c/Pty4Fq0
律「いらっしゃ…澪!」

澪「…よっ」

律「まだ終わらないよん。スーパーで、惣菜買っておいてくれよ。」

澪「また惣菜か…バランス考えて、食べてるのか?」

この口うるさい幼なじみは…。

私は発破をかける。

律「じゃあ、澪が何か作ってくれよー。」

澪「やだ。」

ありゃりゃ、ご機嫌斜め…そりゃそうか。
バンド練習を差し置いて、バイト優先にしたもんなぁ。

私は生活かかってるんだぞー!
とは言えず、私は澪に鍵を渡し、先に行っといて、と言うと、さっさと行ってしまった。

律「ご機嫌取りに、何か作ってやるか!」
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 17:50:03.79 ID:LddFIioa0
さよならなんて言わないよ唯ちゃん

いつだって僕たちはそうだったね

またこうやって君に会えた



再始動うれぴーwwwwwwwwwwwwwwwwww
11 忍法帖【Lv=12,xxxPT】 :2011/03/06(日) 17:55:50.35 ID:c/Pty4Fq0
「はぁ…はぁ…」

ぜ、全力疾走したのなんて、マラソン大会以来だよぉ…。
泣きそうになりながら、私は時計を確認する。

10分オーバー。
もうスタジオにバンドメンバーはいないだろう。

唯「走って損した〜」

道にあるガードレールに腰掛け、息を整える。

唯「あずにゃん…」

ぼそっと、私は愛しの後輩の名前をつぶやいた。
そうつぶやいたら、そばに来てくれそうな気がしたからだ。

もちろん、そんなことはない。
もしかしたら、会えるかもしれないという可能性があっただけに、落差が激しいがっかり感に襲われる。

私は、はぁ、とため息をつくと、駅への道を歩き出した。

駅に付属している本屋に何処かで見た後ろ姿ーいや、私が見違うはずかない、あれは愛しのー。
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 17:59:25.26 ID:kwJb/mEx0
視点が変わるのか
13 忍法帖【Lv=12,xxxPT】 :2011/03/06(日) 17:59:27.18 ID:c/Pty4Fq0
唯「あずにゃ〜ん!」

私は周囲のことなどお構いなしに、後ろから抱きついた。

梓「ゆ、唯先輩!」

次にあずにゃんは、やめてください!こんな公衆の面前で!と、言うだろう…。

梓「もう…突然どうしたんですか…今日はバイトだったんじゃ?」

唯「…あれ?」

梓「…へ?な、なんですか?ぽかんとして…」

あずにゃんが嫌がらないなんて…それほど寂しかったのかしら…。

梓「あの…唯先輩?」

14 忍法帖【Lv=12,xxxPT】 :2011/03/06(日) 18:05:32.52 ID:c/Pty4Fq0
私は、かぶりをふって笑顔を作ると、なんでもないよと言った。

梓「今日は、ムギ先輩も居なくて、澪先輩と二人で、ほんとに…さ、寂しくて…」

寂しくて、で照れちゃうあずにゃん。
愛いやつ、愛いやつ。

唯「なんとか、間に合いそうだったから、電車に飛び乗ったんだぁ。でも、だめだった。」

梓「そうだったんですか…」

本当にあずにゃんは残念そうに、つぶやいた。

ムギちゃんは、今ではハンバーガーショップで、店舗のチーフを任されるほどで…よくわからないけど、店長の次くらいにえらくなってしまったらしい。
15 忍法帖【Lv=12,xxxPT】 :2011/03/06(日) 18:08:14.46 ID:c/Pty4Fq0
唯「ところで、あずにゃんや」

梓「はい?」

唯「ご飯ってもう食べちゃった?」

梓「まだですけど…」

唯「じゃあ、うちで食べようよ!」

梓「い、いいんですか?憂に迷惑じゃ…」

私は私が夕飯を作るわけでもないのに、大丈夫!と、胸を張って言った。
16 忍法帖【Lv=12,xxxPT】 :2011/03/06(日) 18:08:45.38 ID:c/Pty4Fq0
すいませんが、1時間から二時間くらい消えます。

次書いたら。
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 18:10:13.15 ID:kwJb/mEx0
1時間は大丈夫だと思うけど流石に2時間は落ちるんじゃね
18 忍法帖【Lv=12,xxxPT】 :2011/03/06(日) 18:15:19.14 ID:c/Pty4Fq0
どうしよう…私は頭を抱えていた。
大きな難問だ。

「すぐに決断し無くても良いよ。でも、梓も高校を卒業したんだし、着いて来て欲しいんだ。」

お父さんに言われた、突然のアメリカへ
引越しするという提案。
音楽の、ジャズの本場で音楽を学べる絶好のチャンス。

でも、今の私には、音楽と同じくらい大事な物が、この日本に出来てしまっていた。

「すぐに答えを出さなくても良い。」

その言葉が逆に私を悩ませる。

最良の決断は、なんなんだろう。

梓「唯先輩…」

私はこの国を離れられない原因を、ぽそっと一人でつぶやいた。

あずにゃんって、パパって呼んでたっけ?
まぁ、良いか。

失礼します。

ちなみに、行き当たりばったりで書いてるので、話の辻褄が合わなくなったら、すいません。
19 忍法帖【Lv=12,xxxPT】 :2011/03/06(日) 18:26:05.64 ID:c/Pty4Fq0
紬「と、言うことなの。わかってくれた?」

「は、はい!」

私は新人さんの教育を任され、丁寧に仕事について教えていた。

私がまさか、人を教える立場になるとは…。
ハンバーガーショップの仕事は、最初は何もかもが初めてで、魅力的で…。

今は新しく入ってくる子に、一から教えることが楽しみになっていた。

でも…でも、本当に楽しめる活どうを私が一番できないでいる。

紬「キーボード弾いて、皆と演奏したい…。」
20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 18:39:15.97 ID:0uVeWDytO
規制解除で落ちやすくなってるらしいからなるべく早く戻ってこいよ
保守
21 忍法帖【Lv=12,xxxPT】 :2011/03/06(日) 18:47:18.87 ID:c/Pty4Fq0
「あの…どうかしました?」

いけない!
思ったことがつい口にでてたみたい。

紬「ごめんなさい!…あ、そうそう。カウンターに居る時は…」

「笑顔を忘れずに!…ですよね?」

そう言って、彼女はカウンターへ駆け出した。
私も後を追う。
カウンターのそばに立つと、見知った顔が店内へ入って来た。

紬「唯ちゃん!梓ちゃん、憂ちゃんまで…」

唯「やっほームギちゃん!」

梓「どうもです。」

憂「こんばんわ〜」





22 忍法帖【Lv=12,xxxPT】 :2011/03/06(日) 18:54:36.95 ID:c/Pty4Fq0
私は久しぶりの友人に、思わず見を乗り出す。

紬「どうしたの?皆して!」

唯「いや〜」

なぜか、唯ちゃんが頭を掻いて照れている。

梓「本当は、唯先輩のお家でごはんを食べようって誘われたんですけど…」

憂「用意がなかったんです。それでお姉ちゃんが、折角なら、ムギさんに会いに行こうって…」

その提案は、私の心を本当に満たしてくれた。

紬「ありがとう!私も皆に会いたかったから…」

唯「ほんと⁈良かったぁ」

唯ちゃんが笑顔を見せてくれた。

唯「どうせだから、皆を呼んじゃおう!」

そういうと、唯ちゃんは携帯を取り出し、梓ちゃんの制止も無視して、メールを打ち出した。

久しぶりに、ティータイムが開けそう。
私は久しぶりに、ウキウキする気持ちが止まらなかった。



23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 19:14:39.27 ID:+VoJCEA70
桑田か?
24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 19:30:09.25 ID:oxPmap8v0
桑田だな
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 19:34:02.70 ID:kwJb/mEx0
何が桑田なの?
26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 19:36:04.62 ID:oxPmap8v0
桑田佳祐の曲に「君にさよならを」って歌がある
それだけ
27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 19:55:09.14 ID:M8I6HPRAO
早くしろ
28 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/03/06(日) 20:05:35.89 ID:ODZiXSD3I
テスト
29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 20:07:19.08 ID:kwJb/mEx0
忍法帖って何もしてないのに攻撃されたら報告すれば相手の●焼けるんだっけ
30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 20:16:22.43 ID:CyVvYQ3X0
テスト
31 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/03/06(日) 20:20:21.43 ID:CyVvYQ3X0
忍法庁なんか、エラーで書き込めなくなった

律「良いのか…?」

律はいつもそう言ってキスをする。
私はその問いかけに、黙って頷く。

女の子同士はおかしいと思う。
それなのに、私は律を求めている。

律が男だったら、どんなに良かったのだろう。
でも、律が男だったら…私たちは仲良くなれたのだろうか。

律「澪…?」

呼び掛けられて、はっとする。
そんな事を考えている場合じゃない。
今は、今はただこの目の前の愛しい人にすべてを捧げるんだ…

迷いを断ち切るように、もう一度キスをしようと、顔を近付けた。その時ー。
32 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/03/06(日) 20:35:19.91 ID:CyVvYQ3X0
テーブルの上の携帯が、けたたましくバイブの振動で、テーブルを叩いている。

律「メール…」

澪「見ないのか?」

律「だって…」

私はベッドから降りると、携帯を取って、律に手渡した。

律「ありがと…あ!唯からじゃんか!」

澪「唯?」

律「うん…ムギのハンバーガーショップに、皆集まってるよーだってさ。」

そう言うと、律は携帯の画面を私に横した。
携帯には、唯が撮影したであろうしゃしんが映っている。
確かに、みんな揃っているようだ。

澪「行こう。久しぶりに、放課後ティータイムが集まれる!」

律「おう!そうだな」

律と私はなんとなく、軽くキスをするとでかける準備をした。
33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 20:36:45.19 ID:RLqIWSqz0
パンツ脱いだ
34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 20:37:40.32 ID:xJDc9v15O
大学編の律澪シリアスも、食傷気味だな

きっとこの先、増えまくるだろな
35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 20:39:08.71 ID:kSl9YvM70
メンバーの視点が切り替わるタイプのssは最近まとめで見たな
36 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/03/06(日) 20:44:10.76 ID:CyVvYQ3X0
「遅くなっちゃったわ…」

なんとなくそうつぶやいた。
自分自身に言い聞かせるように。

ハンバーガーショップの前を通る。
さりげにちらと中を見る。
そこには、見知った顔が揃っていた。

「あら…皆…」

思わず立ち止まると、ちょうどガラスを向いていた唯がこちらに気付いた。

唯「和ちゃん!」

唯は立ち上がって、こちらに手を振っている。

相変わらずの、屈託のない笑顔。
久しぶりの旧友たちとのお茶会に参加したくなった私は、携帯を手に取ると、お母さんに、遅くなることをメールした。

37 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/03/06(日) 20:52:05.49 ID:CyVvYQ3X0
唯「なんだかんだで、皆そろったねぇ」

何故か唯が一番嬉しそう。

和「なんで、また、このハンバーガーショップに…ってムギ…その、格好…。」

紬「私、ここでアルバイトしてるの。知らなかったかしら?」

和「そうだったの。知らなかったわ。」

私はそう言いながら、席に座る。
皆の間にいるとなぜか落ち着く。

梓「誰か足りない気が…」

律「誰だよー…もしかして…梓、お前…」

澪「そ、そっち系の話はやめろぉ!」


38 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/03/06(日) 21:02:24.51 ID:CyVvYQ3X0
テスト
またBB2Cかけないよ
39 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/03/06(日) 21:07:40.17 ID:CyVvYQ3X0
皆、変わっていない。
最後に会ったのは、大学一年の時の唯たちのライブの時だったからしら・・・。
でも、この皆の雰囲気が心地よい。

なかなか集まることができない日が続いているらしい。
それもそうだろう。
唯と律は独り暮らし。
環境が変われば、状況が変わる。
皆にとっての”いつも”が”いつも”でなくなる。

唯「この前も、お客さんの前で、こけそうになってさ〜。」

律「唯は相変わらずだなー。」

梓「雇った店長さんに同情します・・・。」

唯「あずにゃん・・・しどい・・・。」

唯はアルバイトで、喫茶店のウエイトレスをしている。
私も一度見に行ったが、はらはらして、見ていられず、一度きりしか行っていなかった。
40 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/03/06(日) 21:12:22.55 ID:CyVvYQ3X0
律「和はどうなんだ?」

和「どうって・・・。別に普通よ。」

律「つまんないなー!共学なんだから、恋愛とかさー」

澪「グフッ」

なぜか澪がむせたのが、気になったが、それよりも恋愛という甘酸っぱい響きが私を慌てさせる。

和「れ、恋愛なんてしてられないわ。べ、勉強が忙しくて・・・。」

律「お?慌ててますな〜?」

唯「ますな〜?」

唯が悪乗りしてくる。

和「そ、そういうあなたたちはどうなのよ!」

私は矛先を変えるべく、話題をそらす。
41 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/03/06(日) 21:20:41.77 ID:CyVvYQ3X0
律「わ、私たちはじょ、女子大だからさぁ・・・。」

唯「出会いなんてないよぉ。」

和「そう言う律、なんかあやしいわね。」

澪「そ、そそそんなことないだろぉ!」

なぜか澪が律の弁明をしだした。
ますます怪しいわ、この二人。

恋愛は自由。
最近では、同性愛も認められてきている。
でも、それは海外での話で、日本では風当たりが厳しい。

そんな恋愛を私は二人にしてほしくはない。
しかし、こんな忠告を、彼女たちは快く思わないだろう。

梓「あの・・・私、提案したいことが・・・。」

そう言って、後輩である中野さんが手を挙げた。
42 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/03/06(日) 21:36:56.91 ID:CyVvYQ3X0
律「合宿か〜」

律先輩は、ポテトを口にくわえながらそう呟いた。

唯「あずにゃん!名案だよー!」

そう言って、唯先輩は私に抱きついてくる。
その抱きつかれることに私は抵抗どころか、嬉しさを感じている。
この気持ちは好きということなのだろう。

女の子が女の子を好き・・・おかしいよね。
でも、間違いない。抱きつかれた時の高揚感。
唯先輩のぬくもりに抱かれたい。
会えない分、思いはかさむ。

でも、私は、決断を迫られている。

澪「皆で集まれないなら、強制的に集まるってのも手だしな。」

紬「私は大賛成!」

和「ムギ、あなた、まだ休憩してて良いの?」
43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 21:39:20.11 ID:kwJb/mEx0
切ない感じが
44 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/03/06(日) 21:39:52.33 ID:CyVvYQ3X0
唯「りっちゃん!行こうよ!」

唯先輩が、身を乗り出す。
私ももうひと押ししようかと、身を乗り出そうとしたけど、そこまでがっついたら、私のキャラじゃないかな。

律「よーし!合宿やるか!」

唯・紬・澪「おー!」

和「気をつけてね。」

唯「和ちゃんも来なよぉ!」

和「私は一応部外者よ。それに、合宿でしょ。」

和先輩に戒められて首を垂れる。
その姿もどこか可愛い。
あぁ、私は完全に唯先輩に心を奪われている。

律「じゃあ、今度具体的なこと決めるために、また集まろうぜ!」

律先輩の号令で、皆がうなずくと、ムギ先輩がさすがに声を掛けられ、仕事に戻って行った。
それを機会に、私たちは解散することになった。

45 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/03/06(日) 21:50:25.22 ID:CyVvYQ3X0
澪「合宿か・・・。」

律「久々だよなぁ」

私は澪と手をつなぐ。
自然と手をつなぐと、澪も握り返してくれる。

私たちのこの恋愛は、周りの人には認められないだろう。
だから、いつか私たちは離れなければならない。
澪も・・・どこかでわかっている。そんな気がする。

離れ離れになっても私たちは、きっとどこかでつながっていれるはず。

律「澪・・・。」

澪「なんだよ、律。」

私はどうしても、キスがしたくなって、道端だけど、キスをした。
最初は戸惑った澪だったが、そのまま大人しくなった。

律「嫌がらないのかよ・・・。」

澪「嫌がる必要、ないだろ?」

そう言って、澪は笑った。

やっぱり、離れたくないな。
46 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/03/06(日) 21:55:04.29 ID:CyVvYQ3X0
憂「お姉ちゃん、良かったね。」

憂にそう言われて、私の気分はさらに高まった。
満面の笑みで、うなずき返す。

唯「今度はどこかな〜海かな、山かな♪」

私の気分はすでに旅行気分だ。
本当に久しぶりにみんなと楽しく遊びに行ける。

合宿だということを完全に忘れている私は、あずにゃんに現実に引き戻される。

梓「合宿ですよ、唯先輩。」

唯「わ、わかってるよぉ・・・えへへ〜。」

憂「浮かれてるお姉ちゃんもかわいい」
47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 22:27:14.06 ID:r0zxRvGk0
48以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 22:50:17.45 ID:kwJb/mEx0
49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 22:51:49.49 ID:1HAoxxDKO
どうした
50以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 22:58:04.34 ID:MLJus95Z0
なんかこの憂うざいな…自律したいのに来るとかないわ
51以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 23:17:15.60 ID:kwJb/mEx0
どうした
52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 23:29:28.95 ID:8JR/mBlt0
続けないのか?
53 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/03/06(日) 23:33:47.30 ID:CyVvYQ3X0
書けない
54以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 23:34:30.17 ID:aOPHjm1w0
終了
55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 23:37:51.28 ID:kwJb/mEx0
何があった
56以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 23:38:00.02 ID:xJDc9v15O
んじゃ、終了。

このまま落とそう

保守するな……と言っても、保守する奴は現れるんだよなー
57 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/03/06(日) 23:38:46.87 ID:CyVvYQ3X0
連続で書き込んだから、パソコンまで規制されちまったい

58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 23:42:47.71 ID:MLJus95Z0
解散
59以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 23:44:24.62 ID:x6ScmGuh0
書きこめないって意味か
60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 23:45:28.87 ID:M8I6HPRAO
どうにかならんのか
61以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 23:45:56.52 ID:aOPHjm1w0
このスレにさよならを
62以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 00:08:21.79 ID:YxjfINFq0
背中に人生を
63 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/03/07(月) 00:10:11.38 ID:6UqLgoOC0
かけるけど、明日面接なので、寝かせてください。

SS速報で書きますわ。
そのうち

私は根本的な心配を吐露する。

唯「皆、ちゃんと集まってくれるかなぁ。」

梓「皆さん乗り気でしたから、ちゃんと集まりますよ!」

憂「うん。大丈夫だよ、お姉ちゃん。」

今の私の気持ちに、”合宿”以外に考えられなくなっていた。
このウキウキした気持ちが、杞憂にならなきゃ良いけど・・・。

梓「大丈夫です。」

私のその不安を読みとったかのように、あずにゃんが声をかけてくれる。
やっぱり、あずにゃんは、やさしいなぁ。
あずにゃんのその横顔をちらと見る。

なんだろう。この気持ち。

私はあずにゃんが―。
64以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 00:11:32.35 ID:QIADPcWNO
はじめからVIPで書くなゴミ
65以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 00:14:31.42 ID:eWaDEZJ/0
律澪は好きですが
澪律はもっと好きです
66以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
面接なので寝かせてくださいってwwwwwwww
誰も書けなんていってませんがwwwwwwwwww