垣根「は？俺がイケメン？」

垣根「これから作戦実行だってのに何を言い出すんだよ」

心理「いやぁなんとなく。でもイケメンよね」

垣根「なに、誘ってんの？」

心理「それも面白そうだけど」

垣根「うっわ。はっきりしねえのな」

心理「じゃあ、付き合ってみない？」

垣根「は？」

定規なら定規と書かないとこころんと区別が付かない件

垣根「待て待て」

心理「不満？」

垣根「そうじゃなくて、お前そういう目で俺を見てたな？」

心理「うーん、どうかしら」

垣根「悪いけど、ガラ悪いけど実は誠実そうなだとか思ってんならお門違いだぞ」

心理「わかってるわよ」

垣根「……」

垣根「取り敢えずこの話は作戦が終わってからで」

─素粒子工学研究所─

麦野「第二位のくそったれ！」

浜面「そう荒れんなよ」

麦野「荒れてない！」

浜面（なんでこんな顔赤いんだ…）

定規「ピンセットは？」

垣根「無事ゲット。運転手は死んだ、あと博士っぽい奴も」

定規「やるわねぇ」

垣根「あったりめえだろ。未元物質なんかの相手じゃねえ」

定規「で、そろそろ考えは出た？」

垣根「は？　なんの？」

定規「私と付き合うか」

垣根「……」

垣根「ま、まだ」

ほぅ・・・

未元物質なんかの相手じゃねえ？

─サロン─

滝壺「──結論。未元物質はこの建物の中にいる」

浜面「なに！？」

バァンッ！

垣根「よお」

麦野「だ、ダークマター…！///」

垣根「名前で呼んでほしいもんだな。俺には垣根帝督って名前があるんだからよ」

垣根（なんか顔赤けぇな…）

絹旗（これが…）

滝壺（第二位…）

絹旗（超イケメンですね…）

麦野「///」

ていとくんは童貞

垣根色男だもんね、危険な雰囲気漂わせてるし

麦野「ピンセットか…」

垣根「カッコイーだろ（ピンセットが）」

麦野「あ、ああ///（顔が）」

麦野「ごほん！　あ、アレイスターに選ばれなかったスペアプランが！」

麦野「た、態度ががらりと変わってくれたね」

垣根「いやいや。研究所では世話になったしな」

麦野「そ、それは愛情の裏返しっつーか…///」

垣根「え？なに？聞こえない」

浜面（絹旗…！）

絹旗「……」ﾎﾟｰ

浜面（なにやってやがる…！）

浜面「このやろ！」

パンッ！パァンッ！

垣根「いってえな」

浜面「き、効いてねぇ…」

麦野「は〜ま〜づ〜ら〜…」

浜面「どうしたむぎn…」

麦野「なにやってんだ！」ﾌﾞﾝｯ！

浜面「ぐぼぁっ！？」ﾄﾞｺﾞｫｯ!

超期待です

はまづらカワイソス

垣根（え…ま、まぁいい）

垣根「ムカついた。まずはテメエから粉々にしてやる」

浜面（や、やべえ、怒らせたか！み、みんなは…）

シン……ッ

麦野「……」

滝壺「……」

絹旗「……」

浜面（全員動く気ゼロだと！？）

絹旗「……はっ」

絹旗「浜面、超急いで車の確保をお願いします！」

浜面「お、おう…」

まぁ男気はあるが所詮主人公補正なければ
浜面なんてこんなモンさね

イケメンは正義だと…なんて世の中になっちまったんだ…

　＊

垣根「──はん、暗闇の５月計画の残骸か。難儀だよな」

絹旗「……」

垣根「自分で惨めと思ったことはねえのか」

絹旗「べ、別に///」

垣根（……ん？）

垣根「AIMストーカーはどこにいる。教えりゃ見逃してやってもいいぜ」

絹旗「応じるわけないじゃないですか」

垣根「そうかい──」

ゴッ！

垣根「──誇りと死を天秤にかけたか。感傷的だが、現実的じゃねえな」

一話で退場したわりに人気あるなこいつ

モアイちゃん可愛いおちゅっちゅ

浜面（駐車場は地下か…）

滝壺「……」

垣根「いたいた」

浜面「ッ！？」

垣根「捜した捜した、捜したよん。テメエがサーチ能力者で良いんだよな」

滝壺「……うん///」

浜面「え！！？」

垣根（うん……？　まぁいい……）

浜面（……滝壺、お前はエレベーターに乗って降りろ）

滝壺（だめ、はまづらが降りて）
浜面「え？」

グイッ
チンッ

浜面「ちょ──」

滝壺「ごめん、はまづら……」

まああんぐらいのイケメンなら上条以上のフラグメイカーにはなれそう

>>22
上条さんは人智を軽く凌駕してる

浜面「ふざけやがって……」

─２５階─

チンッ
ガァー

垣根「なんだ、戻ってきちまったのか」

定規「あら、まだ終わってなかったの？」

垣根「ゲ……。ま、まぁいい。さぁ帰れ、さもねえとここで潰すハメになる」

浜面「──う、ォォォオ！」

垣根「……やれやれ」

ポイッ

浜面「ゴフッ！」

垣根「さぁ帰ろうぜ」

定規「あーらら」

浜面「……うぅ」ﾋﾟｸﾋﾟｸ

一通の贄にならなければ主役張れる度量は有ったしな

─隠れ家─

垣根「あれ、お前一時間もどこ行ってた訳？」

定規「ちょっとお小遣いを稼ぎにね」

垣根「ふーん。一時間って時間が生々しいな」

定規「別にやましいことはしてないわよ」

定規「それともなに、変な想像でもした？」

垣根「ち、ちっげえよ」

定規「ふーん…」

垣根「……なんだよ」

定規「ううん。ただ貴方って童貞っぽいわね」

垣根「ブフーッ！！！」

垣根「なんだよいきなり！」

定規「あ、もしかして図星？」

垣根「ちげえから、マジで！」

定規「隠さなくてもいいのに」

垣根「隠してねぇ！」

定規「でも取り乱してる」

垣根「乱してねぇ！」

定規「意外と可愛いところあるのね」

垣根「うるせえ！」

定規「そうそう。アイテムのことだけど」

垣根「あ？」

定規「機能停止したわ」

垣根「……」

定規「で、ピンセットの解析の方は？」

垣根「ああ、解析結果だけじゃ足りねぇ」

定規「なら、やっぱりやるのね」

垣根「ああ。第一位を殺す。そしてメインプランになる」

定規「……死なないでね」ﾀﾞｷｯ

垣根「……お、おう」

─カフェ─

垣根「失礼、お嬢さん」

初春「はい…どちら様ですか」

初春（い、イケメン…///）

垣根「垣根帝督。人を探してるんだけど」

ピラッ

初春「……残念ですけど、見てないですね」

垣根「そうか」

初春（つい喋りそうになりました……///）

垣根「ああそうだお嬢さん。いい忘れていた事があるけど」

初春「？　──ッ！？」

ドゴォッ！

初春「かは──ッ！」

垣根「テメエがラストオーダーと居たことは分かってんだよボケ」

初春「──ッ！///」ﾋﾞｸｯﾋﾞｸｯ

そういや原作でも殴られてたな

おいおい初春さんｗｗ
何故に殴られてその反応なんだよｗｗ

初春（い、イケメンに、肩を──！///）

垣根（……？）

？？「ったく、シケた遊びでハシャイでンじゃねェよ、三下」

垣根「な──ッ！？」

ドゴォッ！

一方「もっと面白いことして盛り上がろォぜ」

一方「悪党の立ち振舞いってのを教えてやるからよォ」

なんでだろう
原作よりも凄く一方さんを応援したくなってきた

垣根「いってえな」

垣根「そしてムカついた。流石は第一位、大したムカつきっぷりだ」

一方「ハッ。あのガキを狙った時点で戦力差は決まっちまってンだよ」

垣根「そいつは保険だよ。誰が五分五分の勝負なんかしかけるっつーだ、バカが」

初春（イケメンのケンカって…画になります…///）

─中央分離帯─

ゴッ！

一方「似合わねえな、メルヘン野郎」

垣根「心配するな、自覚はある」

ブォンッ！

垣根「──知ってるか、この世は全て、素粒子によって作られている」

垣根「──だが」

一方「……」

垣根「俺のダークマターに、その常識は通用しねぇ」

一方「そンなもン、ベクトルさえあれば関係ねェけどな」

垣根「分かってねえな、テメエ」

ゴウッ！

一方「！？」

垣根「日焼けで死ぬ気分はどうだ？」

ジリジリ…

一方「な──ッ！？」

垣根「俺のダークマターってのは、この世に存在しない物質だ」

垣根「そいつに既存の物理法則は通じない」

垣根「そしてダークマターに触れて反射した太陽光も独自の法則に従って動き出す」

垣根「異物ってのはそういうもんだ。たったひとつ混じっただけで、世界をガラリと変えちまうんだよ」

一方「ぐ、あ……ぎゃああああああああ！！！」

ブスブス…

垣根「……逆算が終わる前に死んじまったか」

一方さん死んだｗ

垣根「ふん、やはりメインプランには俺が相応しいな」

定規「あら、案外あっけなかったのね」

垣根「所詮温室育ちはこんなもんさ。太陽光で死んじまうくらいにヤワ」

定規「それじゃあ今日はお開きね。帰りましょう」

垣根「おう。しっかし少し派手にやりすぎたか」

定規「気にしないで。それより、決まったかしら」

垣根「は？なにが？」

定規「私と付き合うか」

垣根「あぁ…」

─垣根宅─

垣根「…ふう」

定規「あ、シャワーから上がった？」

垣根「おう」

定規「昨日は凄かったわね。やっぱり童貞だった」

垣根「うるっっせえ！」

定規「第二位って、案外そんなもんなのね」

垣根「黙れよオマエ！」

定規「そういうところも可愛いけど」

垣根「……ちっ」



次回の垣根青年の活躍に期待してください！
ゴーゴーダークマター！

おわり

え？














え？

おい










おい

こっからハーレムしたり上条さんボコったりもいいかなって思いました。
思いました。
だけです。

え？

ていとくんが童貞なのはわかったが定規たんは処女だったのか

>>44
非処女の方が面白いかなって思いますけど、
任せます

誰かまとめてくれえええええ！



という訳で次回作に期待して下さい。
アディオス！