1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
ラヴと少しの中二具合があれば10年は戦える
2 :
>>1あとんす:2011/03/05(土) 19:07:14.98 ID:eL8aLuLc0
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 19:11:21.76 ID:3Emy8HRe0
★☆★これがブーン系有名作者だ!★☆★
オムライス
現在ナギと付き合い毎日セックスを楽しんでるのは有名
ナギ以前にもかなりの人数と性交渉している
メンへラビッチでネット上では女王様を気取っている
見た目は悔しいがかわいい
ナギ
オムのまんこをゲットしたブーン系を見捨てた元まとめ
現在連載中の現行もあるが
最早ブーン系は眼中になくオムとのセックスばかりしている
めろん
ブーン系がここまで衰退したのはこいつのせい
馴れ合い厨の極み
名前を利用し取り巻きを作りスカイプで王様を気取っていた
三国志などの祭を企画し女が多い絵師に近づき取り巻きたちとオフをくりかえしセックスをしまくっていた
本人曰わくセックスの為にブーン系を書きまとめをしていたらしい
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 19:11:27.97 ID:eL8aLuLc0
主人公サイド
( ^ω^) “ブーン” 内藤ホライゾン 昏倒中
('A`) “雷帝” 毒島ドクオ 交戦中
ξ゚听)ξ “癒者” 津出ツン 移動中
<ヽ`∀´> 5番隊副隊長 “ウリナラ” 弐田ニダー 移動中
(´・ω・`) 4番隊副隊長 “鉄蜘蛛” 相歩ショボーン 交戦中
敵サイド
『五隊長』
( ФωФ) 5番隊隊長 “鉄拳” 杉浦ロマネスク 再起不能
( ´ー`) 4番隊隊長 “解体屋” 白根シラネーヨ 再起不能
(-_-) 3番隊隊長 “自宅戦闘員” 比木ヒッキー 再起不能
ノパ听) 2番隊隊長 “焔帝” 素直ヒート 再起不能?
( ・∀・) 1番隊隊長 “迷宮師” 摸羅モララー 再起不能
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 19:12:06.74 ID:3Emy8HRe0
天国
めろんに媚びを売り女を回してもらい彼女ができセックスをし調子にのっていたが
ペルソナに寝取られてやる気をなくして消滅
名前だけ、口だけ作者
面白い人気作品はかいたことがない
伝助
めろんに媚びを売り女を回してもらってた作者
ナギを女と勘違いし口説こうとしていたが男としり発狂
絵が描けるため女絵師を絵チャットに誘い口説きまくっていた
だがブサ男なのでオフまでいっても相手にしてもらえなかった模様
ペルソナ
女とわかると執拗にスカイプに誘いメルアドと電話番号を聞き出す真正出会い厨
合作を企画したのもそのため
オムを狙っていたがナギにとられたためイライラしている
はらいせに天国の女を寝取りセックスをし調子にのっている
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 19:12:47.19 ID:3Emy8HRe0
ブーン系小説スレッド〜隆盛と衰退の歴史〜
2005年………黎明期(まだ基礎が定まっていない時代。ポケマスが新たな土地を開拓する)
2006年………発展期(ブーン系の存在が確立される。個性的な作品が多い時代)
2007年………黄金期(群雄割拠の時代。作品が鬼のように投下され、右も左も名作ばかり)
2008年………衰退期(やる夫系が頭角を現し、多くの作者が移籍したり、変な荒らしが湧いたりする)
2009年………暗黒期(現行を惰性で投下する作者が増える。投下ペースも落ち、立つスレも減る)
2010年………氷河期(心も凍てつくブーン系大氷河期時代。三国志の大爆死がとどめを刺す)
2011年以降…終焉期(もはや再生の希望はなく、ブーン系がゆるやかに滅びるのを見守るのみ)
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 19:13:28.36 ID:3Emy8HRe0
『史上最大級』
対有名作者対抗組織「2ちゃんねるブーン系エリア空気結束連合チーム」
真リーダーチーム「クラッシャーズ(仮)」
拳王、風神、シュート、修羅、スイカ、マントマン、ミガワリ、ジャズバンド、散策 new!!
旧リーダーチーム「アンチクライスト」
圏央、180、けんちゃん、三代目圏央、キミイル、イニD
「レボリューションブーンスターズ」
浜崎、西本、水の上、僕と少女、蝿の王、望遠鏡
「ゴー・ゴー・ゴースト」
砂漠、水酸素、ハップー、惚れ薬、星を探す、VIPPERS
「チームAAA(トリプルエー)」
ブラックサバス、某スレのボス精霊使い、ディスカイザー、島を守る、モナー日記
「ボルカニック・デビルレイズ」
伝説、虹、大富豪、ニーイチ、空中庭園、交換殺人
「チームハンバーグ」
ハンバーグ、黄色いモアイ、ブーン君、島を守る、僕と少女、死人
「論争武田信玄」
師匠、懸賞金、きかんしゃトーマス、携帯電話、フォックス
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 19:14:09.75 ID:3Emy8HRe0
有名作家会議
その名の通り、ブーン系で有名作家と呼ばれる者だけが招待される会議。
招待基準は有名まとめ5つ以上、又は現行が毎回300以上伸びている(いずれも複数作品の合算でも可)。
連載期間が短いものの将来の有名作家間違いなしと会議で判断された者については
基準達成前に招待されることも多々あるが、最低でも人気作基準達成は必要。
また女性作者は基準以下でも招待されることがある
実際には部屋が三つほどあり、中堅以下の作者が集まる部屋、それにすら呼んで貰えないハブられた連中の部屋、
真の有名作者(アルファ・アフロクラス、超絶技巧作家やプロ、美少女作家)のみが呼ばれる本物の人気作家会議が存在する。
集会は毎月第一水曜日の午後10時よりスカイプで行われる。
主な内容は某スレや総合・避難所・ツイッターのヲチ報告などで、
並以下作家の醜態を見ながら優雅に談笑する。
半年に一回、極秘裏にオフも行っている。
有名作者は皆リア充で美男美女なので、毎回多くのカップル及び穴兄弟が生まれる。
また真の有名作者らは、毎月第3日曜日に自宅や高級ホテルなどで朝食会を開催している。
なおブーン計の人口が増えるにつれて、招待基準も上がっていく。
その存在が疑問視されることもあるが、俺はあるときっと信じてる。
並作家以下の者達は、自分も早く人気作家会議に招待されるよう日々精進されたし。
健闘を祈る。
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 19:15:07.27 ID:3Emy8HRe0
30秒でわかる最近のブーン系まとめサイト近況
芸 ←唯一生き残った大手まとめ
(オムライス) ←活動停止
(エスカルゴ) ←一ヶ月以上更新無し
(7x) ←もうすぐ二ヶ月更新無し
(速。) ←閉鎖
(文丸新聞) ←活動停止
(花束) ←活動停止
(くるくる) ←よくわからんうちに更新停止
↓以下空気まとめ+総合短編しかまとめないカス↓
裏まとめ
曇天もというんちゃら
かぎまとめ
3分即席
ひとくちシュール
ブーン本舗etc
ブ ー ン 系 終 わ っ た な
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 19:15:11.95 ID:eL8aLuLc0
『四天王』
/ ゚、。 / “サムライ” 鈴木ダイオード 再起不能
从 ゚∀从 “ミュージックウーマン・スティングレイ” ハインリッヒ高岡 交戦中
(`・ω・´) “鉄蛇” 相歩シャキーン 交戦中
川 - ) “???” ??? 待機中
現時点での登場人物まとめ
特に意味はないけど、一度やってみたかった
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 19:15:48.40 ID:3Emy8HRe0
テンプレは以上です。
このスレは、清潔で美しくすこやかな毎日を目指す修羅の提供でお送りいたします。
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 19:20:01.27 ID:eL8aLuLc0
九話 「ブレイヴ」 前編
弐田ニダー、通称“ウリナラ”。
聖女親衛隊、5番隊の副隊長を務めている。
<ヽ`∀´>「ふっふふーん。姐御、疲れてないニダ?」
ξ゚听)ξ「あんたよりは体力あるわ。あと、次に姐御って言ったら脳天カチ割るわよ」
<ヽ`∀´>「ホルホル!相変わらず手厳しいニダ!」
現在、彼はツンと共に行動している。
ツンは反逆者・内藤ホライゾンの友人であり、彼女の手助けは、組織への裏切りを意味する。
つまりニダーは今、親衛隊の抹殺対象リストに名を連ねているということだ。
なのになぜ、彼は全く臆していないのか?
理由は簡単。
――――これから臆すのだ。
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 19:23:08.55 ID:eL8aLuLc0
<ヽ;`∀゚>「ニダッ!!?」
ξ;゚听)ξ「えっ!?」
<ヽ;`∀゚>「そ、そこの曲がり角に影が見えたニダ!」
<ヽ;`∀゚>「親衛隊の回し者がウリを殺しに来たニダあああああ!!」
ξ;゚听)ξ「ほ、ほんとにぃー?」
<ヽ゚∀゚>「助けてくれニダああああああ!!!」
|听)ξ ソォ〜…
ξ゚听)ξ「……誰もいないわよ」
ξ゚听)ξ「ひょっとしてあんた」
ξ゚听)ξ「この壁に貼ってあるポスターを見間違えたんじゃあないの?」
<ヽ;`∀´>「……」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 19:23:20.86 ID:Xqez9h8QO
来た!支援!
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 19:24:43.58 ID:Pewck4Wm0
ラブウォーズか
支援
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 19:25:55.68 ID:eL8aLuLc0
<ヽ;`∀´>「そ、そんなことはないニダ!」
<ヽ`∀´>「ウリのオーラを感じ取った敵が、尻尾をまいて逃げて行ったに違いないニダ!」
<ヽ*`∀´>「ホルホルホル!」
ニダーの根拠のない強気な発言。
これは、彼の少年漫画好きに由来する。
強い志を持った主人公。
癖があるが憎めない仲間たち。
強大な敵。震えながらも立ち向かう正義。
幾度も窮地に陥り、それでも圧倒的な力で逆転するヒーロー。
自分の意思を最後まで貫き、戦い続ける登場人物たちは、まさにニダーの憧れだったのだ。
<ヽ`∀´>『仲間のためにここまで命張れるなんて……カッコ良いニダ』
<ヽ`∀´>『ワンピースやべぇ……スラムダンク最高……ジョジョ1部泣いた……』
そして、ある日気づいた、自分の持つ特殊能力。
“劣化コピー”を使いこなせるようになってから、彼の野心はみるみるうちに膨れ上がった。
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 19:28:48.08 ID:eL8aLuLc0
<ヽ*`∀´>『うひょぉー これでウリも能力者ニダ! 漫画の登場人物みたいなバトルが出来るニダ!」
<ヽ*`∀´>『この“劣化コピー”で! “劣化コピー”……!』
<ヽ`∀´>『……』
<ヽ`∀´>『劣化って……』
<ヽ*`∀´>『まあいいニダ! どんな能力にも適材適所があるってDIO様が言ってたニダ!』
<ヽ*`∀´>『ホルホルホル!』
しかしニダーは普通の学生。
アメリカ軍に入隊でもしない限り、そうそう戦いの機会など訪れるはずもない。
ニダーはひたすら、悶々とした日々を送っていた。
しかし、そんなある日。
彼に転機が訪れる。
( ・∀・)『親衛隊に入らないか?』
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 19:30:27.56 ID:U5/O+XIf0
こんな拳王作品と一緒なもんがウケてんのか
避難所で宣伝されてたからどんなもんかと思ったが
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 19:31:31.31 ID:vA9kgxmA0
劣化でもいいじゃない、能力だもの
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 19:31:59.44 ID:eL8aLuLc0
<ヽ`∀´>『何それ?』
( ・∀・)『デレ様を守護する秘密組織だ』
<ヽ`∀´>『デレ様って、あの学園一の美女ニダ!?』
( ・∀・)『そう。我々は聖女と呼んでいるけどね』
<ヽ`∀´>『ふぅん……聖女ねぇ』
( ・∀・)『君の能力はとても興味深いよ。もし入隊するのなら、そうだね……』
( ・∀・)『5番隊の副隊長の座を与えよう』
<ヽ`∀´>『おぉ……なんかカッコいいニダ』
<ヽ`∀´>『闘ったりするニダ?』
( ・∀・)『当然』
( ・∀・)『デレ様に近付く反逆者は、誰だろうと叩き潰す。それが使命だ』
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 19:35:22.13 ID:eL8aLuLc0
隊長の言葉と威圧感は、少年漫画を愛するニダーにとって、これまでにない高揚感をもたらした。
美しいヒロインを守るため、隠密で戦う護衛集団。
ニダーが即座に首を縦に振ったのも無理はない。
喜び勇んで親衛隊に身を置いたニダー。
いきなり副隊長という身分を得た彼は、夢心地で毎日を過ごしていた。
しかし――――。
( ФωФ)『今回も我輩の一撃で終わってしまったか』
( ФωФ)『やれやれ、雑魚ばかりでウンザリする。もっと骨のある者はいないのか』
<ヽ`∀´>『隊長』
( ФωФ)『なんだ、ニダー』
<ヽ`∀´>『もう終わったニダ?』
( ФωФ)『うむ』
( ФωФ)『一瞬で頭を吹き飛ばしてやった。もう少し苦しませてやったほうがよかったと、後悔しているところだ』
<ヽ`∀´>『……』
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 19:38:29.14 ID:eL8aLuLc0
( ФωФ)『なんだ……?お前もやりたかったか?』
<ヽ`∀´>『……そういうわけじゃあ』
( ФωФ)『我輩のやり方に文句でもあるのか?』
<ヽ;`∀´>『い、いえ』
( ФωФ)『“腰抜けニダー”。運よく副隊長になれた分際で、あまり調子に乗るなよ』
<ヽ;`∀´>『す、すいませ……』
( ФωФ)『聞いたぞ。昨日、シラネーヨに金をせびられたんだってな』
<ヽ; ‐ >『!』
( ФωФ)『卑屈な態度で金を献上したらしいではないか。解体屋め、楽しそうに吹聴しておった』
( ФωФ)『我輩の顔に泥を塗りおって』
<ヽ; ‐ >『そ、それは……』
( ФωФ)『分かっている。お前は自分と同等か、格下の相手としか戦えないってことをな』
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 19:39:57.90 ID:S7ijtNiTO
あぁ、俺も犬の書く話と似てると思ってた
違うのね
おおおラブウォーズ!支援
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 19:41:25.75 ID:eL8aLuLc0
( ФωФ)『やり合うとしたら……お前と同じ副隊長の“鉄蜘蛛”あたりが限界だろう』
<ヽ; ‐ >『そ、そんなことないニダ』
( ФωФ)『ふん、“腰抜けニダー”めが。 物影でコソコソして漫画でも読んでいろ』
( ФωФ)『お前には、物語の主人公が持つ度胸など』
( ФωФ)『ないのだ』
<ヽ; ‐ >『……』
<ヽ`∀´>「――――ところで、ツンさん」
<ヽ`∀´>「“ブーン”ってのは、内藤ホライゾンのことニダ?」
ξ゚听)ξ「ええ、そうだけど」
<ヽ`∀´>「今回の親衛隊の抹殺対象であって、この騒動を引き起こした張本人ニダ」
ξ゚听)ξ「なによ。文句でもあるの?」
<ヽ;`∀´>「そ、そういうわけじゃあないニダ……ただ、その、なんていうか」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 19:41:26.16 ID:Xqez9h8QO
二ダーも色々あったんだな
>>12 >ブレイヴ
作者っちゃん――まさか、バトスピユーザー!?
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 19:43:49.88 ID:U5/O+XIf0
仲間になったキャラには適当な過去話で同情を誘うか
あざといなあ
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 19:44:12.02 ID:eL8aLuLc0
<ヽ`∀´>「……」
<ヽ`∀´>「ツンさんは、内藤ホライゾンのことが好きニダ?」
ξ゚听)ξ
ξ゚听)ξ「は?なに言ってんの?ちげーし。全然そんなんじゃねーし」
<ヽ;`∀´>「や、やっぱりそうニダ!?安心したニダ!」
<ヽ*`∀´>「ホルホルホル!資料で見たけど、あんな豚野郎を好きになるヤツなんてブリーダーくらいしかいないニダ!」
ξ゚听)ξ「それ以上言ったら脳髄掻き出すわよ」
<ヽ´д`>「ファビョーン……」
<ヽ´д`>(やっぱり好きなんじゃあねーか……)
<ヽ´д`>(そりゃあそうニダ……ヤツのことが好きでもなければ)
<ヽ´д`>(こんなところに、いつまでも留まっていやしねーニダ)
<ヽ´д`>「はぁ……」
なんだこのニダーかわいいな
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 19:46:54.47 ID:eL8aLuLc0
ξ゚听)ξ「あれっ」
ξ゚听)ξ「ここ中庭じゃない?」
<ヽ´д`>「……あ、ホントだ」
ξ゚听)ξ「殺伐とした光景を見た後だと、少し落ち着くわねぇ」
<ヽ`∀´>「無機質な建物の中に、ぽっかりと空いた長方形の庭園」
<ヽ`∀´>「男のロマンを刺激するニダ」
<ヽ`∀´>「ということでツンさん。この中庭を通って行こうニダ」
ξ゚听)ξ「えー? あまり見通しがいい場所を歩くと、恰好の的になりそうだけど」
<ヽ`∀´>b「チッチッ、分かってないニダ」
<ヽ`∀´>「狭くて小回りの利かない廊下で敵に出会うより、こういう開けた空間のほうが逃げやすいニダ」
ξ゚听)ξ「なんで逃げるのが前提なのよ……」
>>21 ロマネスクの台詞が悪役にしか見えねえ……
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 19:48:21.68 ID:U5/O+XIf0
さっさと投下しろよウスノロ
お前●持ってるって前々スレくらいで言ってたじゃねえか
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 19:49:25.37 ID:eL8aLuLc0
|听)ξ ソォーット
ξ゚听)ξ「……大丈夫よ。誰もいないわ」
<ヽ;`∀´>「絶対ニダ? 絶対いないニダ!? 嘘ついたらツンさんでも許さんニダ!」
ξ#゚听)ξ「あーもう、めんどくさいわね!あんたが中庭を通るって言い出したんじゃない!」
ξ#゚听)ξ「そんなに怖いなら、私ひとりで行くわよ! あんたはそこでずっと震えてなさい!」
<ヽ;`∀´>「お、置いていかないでニダ!」
ξ#゚听)ξ「だったらキビキビ歩きなさいよ!」
<ヽ`∀´>「すーぐそうやってヒスる」
ξ#゚听)ξ「あぁッ!? いまなんつったァッ!!?」
<ヽ;`∀´>「大声出さないで……親衛隊に気づかれるニダ……」
川 - )「――――その心配はない」
女性の親衛隊員は何が目的なんだろう
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 19:51:37.39 ID:eL8aLuLc0
突如、中庭に響いた冷たい声。
言い争っていた二人の動きが止まり、声の方向に顔を向ける。
川 - )「もうすでに――――」
川 - )「君たちの存在は把握している」
庭園の中央。
まるで見えない翼が生えているかのように。
その女子生徒はゆっくりと上空から舞い降り、地面に足をつけた。
ξ;゚听)ξ「……な、何者よ」
川 - )「ふむ。自己紹介をしようか」
川 - )「聖女親衛隊、四天王であり、“四帝”のひとりでもある」
川 - )「素直クールだ……反逆者の友人、津出ツンくん」
川 - )「そして、裏切り者の弐田ニダー」
<ヽ;`д´>「ヒッ」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 19:52:37.16 ID:vA9kgxmA0
さぁ二つ名はなんだ
>>35 いや、ニダーが漫画のヒーローに憧れて入ったって書いてあるからさ
理想とは正反対だなと
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 19:53:56.49 ID:eL8aLuLc0
川 ゚ ー゚)「すぐに冷たくしてやるから、まぁ、安心しろ」
聖女親衛隊 四天王
“ 氷 帝 ”
素直クール
ξ;゚听)ξ「し……四天王って」
ξ;゚听)ξ「ショボンのお兄さんや、刀を持った人と同じ……!?」
川 ゚ -゚)「む……もう“鉄蛇”と“サムライ”に会ったか」
話しながら、一歩ずつ歩み寄ってくる素直クール。
その顔からは、一切の感情が排除されている。
氷の仮面を被っているようだった。
川 ゚ -゚)「だがね、君の認識は間違っている」
川 ゚ -゚)「四天王で一番強いのは」
川 ゚ -゚)「この私、“氷帝”だ」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 19:54:27.97 ID:RzPLZ1KD0
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 19:57:01.05 ID:eL8aLuLc0
ξ;゚听)ξ「……!」
ツンは反射的に身を引いて、女子生徒から距離をとった。
川 ゚ -゚)「ほう、逃げないのか? なかなか肝の据わった女だな」
ξ;゚ -゚)ξ「ふ、ふん……来てみなさいよ」
素直クールの能力を、細かく観察して分析する。
勝てなくとも、それをブーンかショボンに伝えれば、微力でも助けになるかもしれない。
その二つ名から、能力は何となく予想できるが。
ξ;゚听)ξ「物体を……冷却する力?」
川 ゚ -゚)「その通り」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 19:58:41.49 ID:Xqez9h8QO
氷属性か
さっきの空中浮揚は一体…
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 19:59:46.32 ID:eL8aLuLc0
ドズッ。
ξ 听)ξ「っあ゛……?」
ア イ シ ク ル
川 ゚ -゚)「 “ 氷 柱 ” 」
ツンの脇腹を貫いた、激痛。
見下ろすと、巨大なツララが、胴体に突き刺さっていた。
川 ゚ -゚)「空気中の水分を昇華させ、槍を作って放つ」
川 ゚ -゚)「もっとも単純で疲れない殺傷方法だ。ある程度距離を置いていれば大丈夫、などと考えている」
川 ゚ -゚)「君のような浅はかな思考回路の人間を始末するのに適している」
ξ; )ξ「ぁ……」
ξ; )ξ、;'.・「かッは……!」
吐血。
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:01:51.04 ID:3Emy8HRe0
現実的ヒーローぱくってんじゃねえぞカスが
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:02:50.66 ID:eL8aLuLc0
腹部に埋め込まれた質量によって、体のバランスが崩れる。
体が折れ、膝が芝を擦る。
ξ; )ξ「あぁ……あ゛…」
氷柱に触る。
引き抜かなければ。
このままでは、動けない。
ξ )ξ「ぐ……ぞぉ゛……」
氷柱に触った手が、貼り付いて剥がれなくなった。
傷口も、急速に冷やされている。
体温が下がっていく。
痛覚がなくなっていく。
意識が薄れていく。
目の前が霞んでいく。
死ぬ―――――……
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:03:21.18 ID:OQXkktjW0
ラヴウォーズキターー!!!
投下待ってましたw
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:05:12.87 ID:VukrIBuBI
現実ヒーローにもラブウォーズにも失礼なこと言ってんじゃねえよカス
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:05:25.95 ID:eL8aLuLc0
川 ゚ -゚)「一般人が親衛隊に刃向うなど、自殺行為ですらない」
川 ゚ -゚)「『死』そのもの」
地面にうずくまるツンを一瞥し、“氷帝”はニダーのもとへ向かった。
川 ゚ -゚)「さて、次は君だ」
<ヽ; д >「ヒィッ!」
川 ゚ -゚)「選びたまえ。彼女のように串刺しになり、体温を奪われて夢心地のまま逝くか」
川 ゚ -゚)「脳を粉砕されて汚らしい死に様を晒すか」
<ヽ; д >「……」
川 ゚ -゚)「ん?」
.:<ヽ; д >:. ガタガタガタガタ
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:07:03.87 ID:3Emy8HRe0
現実的ヒーロー盗作するな。現実的ヒーロー盗作するな。現実的ヒーロー盗作するな
現実的ヒーロー盗作するな。現実的ヒーロー盗作するな。現実的ヒーロー盗作するな
現実的ヒーロー盗作するな。現実的ヒーロー盗作するな。現実的ヒーロー盗作するな
現実的ヒーロー盗作するな。現実的ヒーロー盗作するな。現実的ヒーロー盗作するな
現実的ヒーロー盗作するな。現実的ヒーロー盗作するな。現実的ヒーロー盗作するな
現実的ヒーロー盗作するな。現実的ヒーロー盗作するな。現実的ヒーロー盗作するな
現実的ヒーロー盗作するな。現実的ヒーロー盗作するな。現実的ヒーロー盗作するな
現実的ヒーロー盗作するな。現実的ヒーロー盗作するな。現実的ヒーロー盗作するな
現実的ヒーロー盗作するな。現実的ヒーロー盗作するな。現実的ヒーロー盗作するな
脳串刺しに出来るんだったら……
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:07:55.96 ID:eL8aLuLc0
川 ゚ -゚)「……」
川 ゚ -゚)「そうか、そうだったな」
川 ゚ -゚)「“腰抜けニダー”。噂は聞いていた」
川 ゚ -゚)「親衛隊でも随一の臆病者。なぜこんな奴が副隊長など務めているのか、不思議でならなかったよ」
.:<ヽ;д;>:.「あ……ぁ……」
川 ゚ -゚)「そんなお前が、反旗を翻す度胸を見せたことは認めてやろう」
川 ゚ -゚)「だが」
.:<ヽ;д;>:.「あ………あぁ……だ、だずげで……」
.:<ヽ;д;>:.「ごべんなざい……ごろざないで……ぐだざい………」
川 ゚ -゚)「その無様な態度は許しがたい」
.:<ヽ;д;>:.「いやだ……死にだぐないニダ……だれか…だずげでぇ……」
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:09:01.91 ID:oLqp3FBF0
クールの技の説明に萎えた
ダイオード戦ではそういうことしなかったのに…
作者は何も考えずに書いてるなこりゃ バカだこいつ
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:10:49.65 ID:eL8aLuLc0
涙と鼻水で汚れきったニダーの顔を、眉をしかめて見下ろすクール。
腕を掲げ、掌を宙に広げる。
周囲の空気が、急速に冷却されていく。
川 ゚ -゚)「貴様のような下種を、助ける者などいない」
川 ゚ -゚)「それ以上醜態をさらす前に―――――」
氷の粒子が集まり、再び氷柱を形作った。
針のように尖った頂点が、ニダーの頭部に向けられる。
が――――
ξ; )ξ「待ちなさい……ッ!!」
中庭に響く少女の声。
よろめきながら立ち上がり、血で汚れたブレザーを脱ぎ棄てた。
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:11:23.43 ID:jKN3g3rw0
きたーーーーー!!
作者さん大好き。頑張ってください!!><
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:13:21.49 ID:eL8aLuLc0
川 ゚ -゚)「なんだと……?」
川 ゚ -゚)「あの氷柱を、自分で引き抜いたのか? いやそれ以前に、立ちあがる体力など――――」
ξ; )ξ「うっさいッ!!」
_,
川 ゚ -゚)「ぬッ」
ξ; )ξ「ガタガタ抜かしてないで……さっさとかかって来なさいよッ!!」
川 ゚ -゚)「……」
川 ゚ -゚)「いいだろう」
川 ゚ -゚)「お望みどおり、今すぐトドメを刺してやる」
川#゚ -゚)「 “ 雹 弾 ” ! 」
小さな球形の氷が数個、クールの周囲に生成された。
彼らは意思を持っているかのように、その場に浮遊。
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:14:12.41 ID:DHsm92yf0
うっはwwwwwwwww支援ぬwwwwwwwwwwww
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:15:30.34 ID:eL8aLuLc0
人差し指をツンに向け、拳銃のように狙いをつけると――――
川#゚ -゚)「発射ッ!」
凍てつく弾丸が飛び出し、一瞬で、ツンの体を突き破っていった。
少女の背中から吹き出した、赤い飛沫。
ξ; - )ξ.:∵「くぁッ………!」
後ろに倒れそうになる体。
ξ; 听)ξ「な……」
ツンは足を踏ん張って堪え――――叫んだ。
ξ# 听)ξ「 “ 治 れ ” ッ !! 」
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:16:16.55 ID:oLqp3FBF0
べらべらしゃべってねえでさっさと殺せよ
この作者、展開に説得力を持たせるの下手だな
だから過疎のブーン系の中でもそこそこの読者数しかねえんだ
書き手が頭悪けりゃキャラも愚鈍ってか
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:17:03.88 ID:Xqez9h8QO
そんなアグレッシブに治るのかwwww
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:17:46.54 ID:eL8aLuLc0
言葉と共に、淡い光が傷口を覆った。
まるで映像を逆再生をしているかのように。
信じられないスピードで肌に空いた穴が塞がっていく。
ξ゚ー゚)ξ「よぉし、治せる……!」
ξ゚ー゚)ξ「自分の傷も治癒できるわ!」
川;゚ -゚)「なん……だとッ……!?」
驚愕するクール。
ツンが、大きな目で睨みつける。
ξ゚听)ξ「―――1年Z組、津出ツン」
ヒ ー リ ン グ
ξ゚听)ξ「“治癒能力”を持ってるらしいわ」
川;゚ -゚)「……!」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:17:54.63 ID:vA9kgxmA0
気合すげー
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:17:59.36 ID:oLqp3FBF0
ラヴウォーズ待ってた!
支援!
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:18:38.81 ID:DHsm92yf0
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:19:31.85 ID:oLqp3FBF0
おっと…
ミスったか
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:19:44.07 ID:3Emy8HRe0
>>66 自演失敗ワロタ
あとで拳王が荒らしてたとか言うつもりだったんだろ
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:20:15.23 ID:eL8aLuLc0
ξ゚听)ξ「幼馴染が告白するっていうから、冷やかしに来ただけなんだけど」
ξ゚ー゚)ξ「ふふっ、どうせフラれるくせに……まぁ仕方ないわよね」
ξ゚ー゚)ξ「あいつ、馬鹿だから」
ξ゚听)ξ「でもね」
ξ゚听)ξ「人の恋路を邪魔する奴は、もっと馬鹿」
ξ゚听)ξ「悪いけど、ブチのめさせてもらうわよ」
川 ゚ -゚)「……興味深いな。 誰が馬鹿だって?」
川 ゚ -゚)「君のような非力な女が、誰をブチのめすって?」
ξ゚听)ξ「あんたのこと言ってんのよ、この偽巨乳」
川;゚Д゚)「なっ……!」
自分のも治せるのか
超つええな
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:21:14.26 ID:DHsm92yf0
途端に危機感が無くなるよね
仗助ぐらいが妥当
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:21:14.25 ID:vA9kgxmA0
ほう、偽…
クールっちゃん――まさか
パッド!?
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:22:11.82 ID:eL8aLuLc0
ξ゚ー゚)ξ「パット入れてんのバレバレよ。 みんな気づいてないと思ってんの?」
川;゚д゚)「そ、そんな馬鹿な……」
ξ゚ー゚)ξ「周りも気を使ってるんでしょうね。 ふん、何が親衛隊よ、おめでたい女」
川#゚д゚)「貴様……言っていいことと悪いことが分からんのか!?」
川#゚д゚)「だ、だいたいだな、貴様のような――――隠そうともしない貧乳よりマシだァッ!!」
ξ゚'听)ξ ブヅンッ
ξ#゚听)ξ「 泣 か す ぞ 紛 い モ ン 」
川#゚ -゚)「 や っ て み ろ 純 粋 培 養 」
ξ#゚听)ξ「ごるあああああああああああああああああああ!!!」
川#゚ -゚)「ぬうあああああああああああああああああああ!!!」
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:22:32.24 ID:VukrIBuBI
久しぶりに酷い自演
昔はこういう自演も微笑ましかったんだが
今では馬鹿しかやらないから困る
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:23:00.89 ID:vA9kgxmA0
ツンがキレたときのAAがなんかすげぇ怖いwwwww
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:24:34.54 ID:eL8aLuLc0
中庭というコロシアムで、二人の闘士が声を張り上げる中――――
唯一の見物人であるニダーは、抜けた腰を地面につけ、声を失っていた。
<ヽ; ∀ >「……」
クールの標的が、ツンに変わったのを見て。
ニダーは、ほっと胸を撫で下ろしていた。
<ヽ ∀ >「……」
なのに何だ? この気持は。
腹の底に渦巻く、重くて嫌な臭いのする感情は。
劣等感?
罪悪感?
羞恥心?
それとも――――
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:25:33.51 ID:p0ZKCCmD0
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:26:43.39 ID:eL8aLuLc0
ξ; )ξ「ぅぁぁあああああッッ!!!」
<ヽ;`∀´>「!?」
思考を遮る、ツンの悲鳴。
とっさに顔を上げる。
ξ; )ξ「くぅッ!」
腕で顔を覆ったツンに、雹弾の雨が降り注いでいた。
川#゚ -゚)「チッ、しぶとい奴め!」
ツンの体を貫く、数多の弾丸。
しかし、その出血が一秒以上続く事はなかった。
負ったそば治癒していく銃創。
ξ# 听)ξ「いつまでも………調子に!」
ξ#゚听)ξ「のんなよなああああああ!!!」
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:26:47.13 ID:p0ZKCCmD0
ラララララヴウォーズ!!
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:27:20.69 ID:yf/a719G0
てかどういう自演なのこれ
叩かれちゃいました的な?
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:28:28.12 ID:p0ZKCCmD0
あああああああああああああああああああああああ
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:28:46.58 ID:eL8aLuLc0
川;゚ -゚)「!」
弾丸を受けながら、ツンはクールに向かって駆け出した。
痛みを抑え込み、姿勢を低くして攻撃の発生源へ向かう。
川;゚ -゚)「マズい……!」
予想外に凄まじい、ツンの治癒能力。
動きのキレの良さと、男勝りな気力。
一介の女子高校生とは思えないタフさ。
ξ#゚听)ξ「 “ 右 ” …… 」
クールがようやく分析を終えた時には――――
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:30:04.44 ID:p0ZKCCmD0
ラブウォーズおもしろすぎ
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!ラヴウォーズ!
はやくとうかして!?
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:30:30.21 ID:eL8aLuLc0
ξ#゚听)ξ「 “ ス ト レ ー ト ” ォ ッ !! 」
∴。・(- (# 川 「ごふゥッ!?」
固く握られたツンの拳が、クールの頬をブチ抜いていた。
川; - )「ぬぐッ……!」
よろめく脚。
口の端が切れ、一筋の血が滴り落ちた。
顎が、痛みと熱に震える。
川# -゚)「この……貧乳がァッ!」
川# -゚)「誰を殴ったと思っているッ!!」
川#゚ -゚)「 “ 雹 砲 ” ッ !! 」
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:32:30.36 ID:WykxRLBx0
自演なら失敗したときにわざわざミスとか言わないでしょ
荒らしの工作に一票
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:32:33.84 ID:Xqez9h8QO
この異能バトルで右ストレートwwwwww
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:33:10.07 ID:eL8aLuLc0
現れたのは、バスケットボール大の氷の塊。
クールの肩口で待機するその砲弾は、主が示した指の先、ツンの薄い腹へ――――
川#゚ -゚)「発射ァッ!!」
高速で飛び込んだ。
ξ; ‐ )ξ・:∴「ごう゛ゥ……ッ!!」
少女の腹部に穿たれた、大穴。
千切れ飛ぶ寸前の、上半身と下半身。
<ヽ;`Д´>「ツンさぁぁああああんッ!!」
川#゚ -゚)「終わりだッ!!」
ξ )ξ「――――ぉれ」
川;゚ -゚)「!?」
肉弾戦で能力持ちと同等ってツンチートすぐる
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:33:43.51 ID:3Emy8HRe0
>>87 ほらな?やっぱり荒らしのせいにする
さすがブーン系民汚いな
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:34:43.44 ID:WykxRLBx0
氷で動き止めればいいだけなのに
ちょっと戦術にご都合主義的な違和感があるかな
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:34:53.54 ID:vA9kgxmA0
回復力を防御力に
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:35:12.77 ID:eL8aLuLc0
ξ# )ξ「……“なおれ”………“治れ”」
ξ#゚听)ξ「 “ 治 れ ” ェ ッ !! 」
被弾して飛び散った体のパーツが、光を纏って元の部位に集まる。
異常に加速された新陳代謝によって、傷口が新たな細胞で埋められていく。
川;゚ -゚)「うッ……!?」
「嘘だろう?」という言葉が、無意識に口から零れ出た。
嘘ではなかった。
ツンの体には、すでに。
傷一つ残っていないのだ。
ξ#゚听)ξ「貧乳は―――――」
そして撃ち込まれる、
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:37:16.87 ID:eL8aLuLc0
ξ#゚听)ξ「てめぇもだろーがァァアッ!!」
川 #) -).・:∴「ぅぐッ……!!」
叩きつけるようなフック。
クールの口から飛び出した血反吐と奥歯が、地面を跳ねた。
川; - )「―――」
ついに地面に膝をついた、“氷帝”。
黒く真っ直ぐな髪が、彼女の俯いた顔を覆った。
<ヽ;`∀´>「す、すげぇ……ツンさん、すげぇニダ!!」
<ヽ;`∀´>「あの四天王を相手に、一歩も引いてないニダ!!」
が、その時。
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:37:35.00 ID:niIJ9dzcP
そもそも頭貫けば終わるじゃん
何も出来ずに右ストレートとか貰っちゃってるし
一気に四天王(笑)になったな
能力バトルで一番ダメなのが根拠のないごり押しだろ
ニダーさんマジ空気
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:39:05.91 ID:eL8aLuLc0
ξ;゚听)ξ「っ……!?」
ツンの両足が、氷の枷によって地面に固定された。
俯けた顔の奥、“氷帝”が口元を歪めた。
川#゚ ー゚)「 “ 氷 結 ” ッ !! 」
ξ; )ξ「ぅああッ!?」
足元の氷は、みるみるうちにツンの体を這いあがり――――
完全に、彼女の動きを封じた。
一メートル以上ある氷の板に、身体を埋める少女。
唯一外気に晒している部位は、頭部だけ。
まるでモグラ叩きのモグラのような姿。
屈辱と痛みに、ツンは表情を歪めた。
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:39:06.37 ID:DHsm92yf0
ワンピース見てる気分
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:39:41.87 ID:3Emy8HRe0
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:40:17.94 ID:dVHUDVSb0
批評家読者様はラヴウォーズレベルの現行持ってから文句言え
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:40:43.93 ID:DHsm92yf0
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:41:33.44 ID:eL8aLuLc0
ξ;‐听)ξ「くっ……! 出しなさいよ!」
川 ゚ -゚)「ふん、こんな状態でも威勢はいいんだな。まったく、見上げた根性だ」
ξ;‐听)ξ「うっさいわね……この、紛いモン!」
ツンの声から、勢いが失われていく。
白く並びの良い歯が、細かく打ち鳴らされる。
紫に変色していく、薄い唇。
急激に低下する体温。
ξii )ξ「うぅ……」
川 ゚ -゚)「どうだ、寒いだろう? 今の君は北極で全裸になっているようなものだからな」
川 ゚ -゚)「常人ならすでに、体の末端から凍傷になっているはずだが……」
川 ゚ -゚)「それすら治癒し続けるか。感服するよ」
ξii ‐ )ξ「……ぅ」
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:43:37.55 ID:eL8aLuLc0
川 ゚ -゚)「しかし残念」
川 ゚ -゚)「聖女の純潔のため、その逞しい命を絶たなければならない」
川 ゚ -゚)「いくら貴様の再生力でも、頭部を一瞬で粉々にされたら生き残れんだろう」
<ヽ;`∀´>「や……」
やめろ。
惚れた女が、目の前で処刑されようとしているのに。
ニダーは、どうしても、その一言を口にすることが出来なかった。
<ヽ`∀´>『お前を信じる俺を信じろ! 何てカッコいい言葉ニダ!』
<ヽ`∀´>『泣いてる女の子に助けを求められて、“当たり前だ!”なんて……濡れちまうニダ!』
<ヽ`∀´>『ウリも不良に絡まれたら、喧嘩の前に、冷静に不良のための救急車を呼んでやるニダ!」
<ヽ*`∀´>『ホルホルホル! ウリもいつか、こんな風にビシッと決めてやるニダ!』
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:44:11.20 ID:DHsm92yf0
ニダー、死亡フラグ立てんなよ
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:44:42.99 ID:dVHUDVSb0
愚痴るように嫉妬で粗探しするなら黙って支援しろな
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:44:56.40 ID:vA9kgxmA0
ニダーもっと熱くなれよ
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:45:19.85 ID:kBc6K4OgO
ニダー頑張れよ
支援
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:45:47.15 ID:dVHUDVSb0
支援
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:46:22.04 ID:Xqez9h8QO
今覚醒しないでどうする!
っていうかデレ相手に巨乳アピールしてなんの意味が
単なるコンプレックスか
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:48:21.83 ID:C9n4DbJI0
<ヽ; ∀ >「……」
クールの標的が、ツンに変わったのを見て。
ニダーは、ほっと胸を撫で下ろしていた。
<ヽ ∀ >「……」
なのに何だ? この気持は。
腹の底に渦巻く、重くて嫌な臭いのする感情は。
劣等感?
罪悪感?
羞恥心?
それとも――――
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:49:42.94 ID:niIJ9dzcP
>>101 よくある反論出来なくなった場合の逃げ文句だな
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:50:00.66 ID:C9n4DbJI0
<ヽ;`∀´>「や……」
やめろ。
惚れた女が、目の前で処刑されようとしているのに。
ニダーは、どうしても、その一言を口にすることが出来なかった。
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:51:01.61 ID:eL8aLuLc0
どんなに頭の中だけで勇んでも。
一歩外に出て、残酷な現実と向き合えば。
( ´ー`)『よぉ、“腰抜けニダー”じゃあねーかよ』
<ヽ;`∀´>『あ……シラネーヨさん、どうもニダ』
( ´ー`)『挨拶なんていらねーよ。俺らの仲じゃんよ』
<ヽ;`∀´>『ニダ……』
( ´ー`)『ところで今、カネがねーんだよ。またちょっと恵んでくんねーかな』
<ヽ;`∀´>『いや……このまえ貸したお金は……』
(#´ー`)『えっ!?なにっ!?ごめん聞こえねーよッ!!』
<ヽ;` ‐´>> ビクッ
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:51:43.79 ID:eXTzMGCL0
追いついた!
支援!
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:53:23.65 ID:VukrIBuBI
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:53:23.63 ID:eL8aLuLc0
<ヽ;` ‐´>『……』
( ´ー`)『なになに?あ、くれない?』
( ´ー`)『隊長の俺の命令に、副隊長のお前は従わないって?』
<ヽ;` ‐´>『隊長って……ウリの隊長はロマネスクさんニダ……』
( ´ー`)『あぁーそう。分かったわかった』
( ´ー`)『ちょっと痛い目見よーか?ね?いや俺だってこんなことしたくねーよ?』
メキメキメキ…
<ヽ;`д´>『ひっ』
( ´ー`)『ん?どうしたよ?』
<ヽ;`д´>『の、能力を使うのは……』
( ´ー`)『はぁ?いいじゃあねーかよ。お前だって使えんだろ』
( ´ー`)『“劣化コピー”だっけ?ひゃはは!だっせー上に使えねー能力だけどな!』
<ヽ;`д´>『うぐ……!』
( ´ー`)『で、どーすんだよ?カネ、くれんの?くれないの?』
ニダーがんばれ
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:53:30.58 ID:eXTzMGCL0
ん?なんかおかしくね?
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:55:32.51 ID:eL8aLuLc0
<ヽ; д >『きょ、今日は……』
<ヽ; д >『千円しか、持ってないニダ……これで勘弁してくれニダ』
( ´ー`)『……』
( ´ー`)『しょっぼいよ、お前』
<ヽ; д >『だ、だって、このまえ貸したばっかりだし……』
( ´ー`)『金額のこと言ってんじゃあねーよ』
<ヽ;`д´>『え?』
( ´ー`)『……もういーよ。こんな小金だったらいらねーよ』
( ´ー`)『チッ、時間無駄にしたよ。あぁそうだ、借りた5000円、返すよ』
<ヽ;`∀´>『ニダ!?あ、ありがとうニダ!』
( ´ー`)『そんで、もう俺に近寄るんじゃあねーよ』
<ヽ;`∀´>『……?』
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:57:12.93 ID:eL8aLuLc0
( ´ー`)『ゲスがうつる。確かに俺は出来た人間じゃあねーけどよ』
( ´ー`)『お前みたいにはなりたくねー。じゃあな』
<ヽ`∀´>『……』
――――信念を持って、困難な道を突き進む。
仲間や友達が危機に陥ったら、自分の体を盾にしてでも助ける。
そんなのことを考えられるのは、フィクションに触発された一瞬だけ。
安全な場所に身を置いている時だけだ。
<ヽ`∀´>『構わんニダッ!』
<ヽ;`∀´>『盾にでもなんでもするニダ!だから――――』
<ヽ`∀´>『男ってのは、やらなきゃならん時ってのがあるニダ』
平和な場所で、平和を叫ぶ。そんなことは、誰にだって出来る。
だけど、銃弾飛び交う戦場に乗り込んで、命を賭けて戦う双方の兵士たちに
「殺すのはやめろ」と説教できるか?
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:57:32.55 ID:eXTzMGCL0
ニダーはカスだなー
朝鮮人だしなー
シラネーヨの能力ってなんだっけ……
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:59:02.03 ID:eL8aLuLc0
<ヽ; Д >「なんで……」
<ヽ; Д >「なんで!なんで!なんで!なんでッ!!」
なんで言えない?
川 ゚ -゚)「――――最後に言い残す言葉はあるか」
ξii ‐ )ξ「……ぅ」
ξii )ξ「うるさい……偽巨乳……」
川#゚ -゚)「まだ言うか貴様!もう許さんぞ!」
ξii ‐ )ξ「……」
川#゚ -゚)「いいんだな!? 最後の言葉が偽巨乳でいいんだな!?」
何のために声をもらった?
川#゚ -゚)「よぅし、殺してやる!」
川#゚ -゚)「私の秘密を暴いたことを後悔して死んでいくがいい!!」
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:59:48.34 ID:EdA2KXuX0
にだーがんばれ
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:01:34.71 ID:eL8aLuLc0
今、この瞬間、
叫ぶためじゃあないのかよ―――――
<ヽ д >「や……」
<ヽ Д >「やめろ………ッ!」
川 ゚ -゚)「……む?」
突然響いた、絞り出すようなニダーの声。
ゆっくりと、氷帝の視線が動く。
川 ゚ -゚)「“腰抜けニダー”」
川 ゚ -゚)「いま、何か言ったか?」
<ヽ`∀´>「はっ」
<ヽ;`∀´>「い、いえ、その」
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:03:54.34 ID:eL8aLuLc0
川 ゚ -゚)「耳障りな声が聞こえた気がしたが」
川 ゚ -゚)「お前の声か?」
<ヽ;`∀´>「そ……」
<ヽ;`∀´>「そんなワケ、ないじゃあないですか……ニダ」
川 ゚ -゚)「……」
<ヽ;`∀´>「はは……やだなぁ、そんなこと……ウリみたいな雑魚が」
<ヽ;`∀´>「四天王様に向かって、言うわけないニダ……」
川 ゚ -゚)「なら消えろ。 存在が不快だ」
川 ゚ -゚)「今のお前の答えで確信した。 お前には」
川 ゚ -゚)「殺す価値もない」
<ヽ ∀ >「な」
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:05:31.10 ID:eL8aLuLc0
なんだと――――――?
<ヽ#`∀´>「 ツ ン さ ん に 手 を 出 し た ら ブ ッ 殺 す ッ ! 」
川 ゚ -゚)「ぬっ!?」
<ヽ#`∀´>「分かったか……この……」
<ヽ#`∀´>「 “ 偽 り の 胸 囲 ” が ッ !!!! 」
川 - )「……ッ!!!!」
<ヽ#`∀´>「ウリが相手ニダ! かかってきやがれェッ!!」
言ってしまった。
もう戻れない。
だけど。
<ヽ;`∀´>「はぁ……はぁ……」
<ヽ*`∀´>(今のウリ、最高に輝いてるニダ?)
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:05:49.22 ID:Jl6L74kB0
おじさんの家には従妹のミユがいて、小学校6年生になっていた。
1泊した翌日、その日はゆっくりするつもりだったが、
ミユがプールに一緒に行きたいというので電車に30分乗って、
大きなプールのあるところに行った。
そこには流れるプールやウオータースライダーがあり、
いろいろ遊べるのだが、やたらとミユが体を密着させてくるので
俺は途中で勃起してしまった。もちろん、ミユには気付かれていない
と思うが、小学生とはいえ、結構いい身体している。
俺はミユの体に女性を感じてしまった。
その日の夜、夕飯を食べるとずーとテレビを見ていた。
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:07:16.15 ID:vA9kgxmA0
偽 り の 胸 囲、なんかルビ振れそうだなwww
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:07:53.37 ID:Jl6L74kB0
夜遅くなって、みんなが寝静まるころお風呂に入った。
しばらく湯船に浸かっていると、
ミユが水着を着て、お風呂に入ってきた。
体を洗ってくれるという。
俺は内心恥ずかしかったが、臆することなく、全身洗ってもらった。
もちろん俺の息子もだ。ミユも男の人の体には興味があるようだ。
オチンチンの形を確認するように丁寧に洗ってくれた。
それから、二人で湯船に入った。
俺はミユの体を引き寄せると、唇と唇を重ね、
舌を絡めるように吸い付いた。ミユも応えるように舌を絡めてくる。
ミユはいろいろと知っているようだ。
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:08:27.95 ID:Xqez9h8QO
よく言った!
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:08:55.01 ID:Jl6L74kB0
俺はミユの水着をゆっくり下ろすと、乳房、おへそ、アソコと
舌全体で舐めまわした。嫌がる様子はない。
クリは小さくてよく判らなかったが、ここら辺というあたりを
刺激するとミユのアソコが濡れ濡れになってくるのが
分かった。我慢できなくなった俺はミユをお風呂マットの上に
寝かせ、熱くなった息子をミユのアソコにぶち込んでしまった。
ミユは激しく痛がったが、俺はお構いなく腰を振った。
2分も腰を振るともう限界。俺はミユの中におもっきり出してしまった。
それも旅行中で溜まりに溜まったものを全部、噴射した感じ。
ミユのアソコは精液だらけであったが、処女ではなかったようだ。
俺はミユのアソコを綺麗に流し、寒いから、続きを部屋に
戻ってすることにした。
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:12:05.85 ID:eL8aLuLc0
余韻に浸るニダーの目が捉えたのは――――
川 - )「世界のどこかに、1人だけ」
川 - )「最も死すべき人間がいるとする」
<ヽ`∀´>「は……?」
川#゚'Д゚)「 そ れ が 貴 様 だ ァ ッ !!! 」
鬼。
<ヽ;゚∀゚>「ニダああああああ!!」
地を蹴り、ニダーに迫る“氷帝”。
もはや人ではない。
殺意の塊だ。
川#゚' -゚)「 “ 氷 剣 ” ッ !! 」
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:14:06.13 ID:Jl6L74kB0
彼女は色白でFカップのOLです。
AVでいう水城奈緒のようなカラダです。
最初は、お嬢かと思ったんですが、私のネトラレフェチを話すと、次から次へと色んな体験談が出てくるエロい女でした。
私はエロい中年男性とのカラミが興奮するので、
ネットで知り合ったSさん(48歳)と飲みに行きました。
Sさんは背が低くて、色黒でずんぐりした重役さんって感じです。
彼女を呼びました。服の上からもわかるカラダにSさんの目はヤラシクなってました。
Sさんの素性は明かさず、その日はそのまま解散しました。
彼女とのエッチの時に、『エロいおっさんにヤラレたら洗脳』をしました。
何回かやってるうちに、
「エロくて溜まったおっさんにヤラれたらどうする?」
「あー…やらしい!されたい!」
と、喘ぐようになりました。
そのうち、会社にいる時でも「妄想してヤラれたくなっちゃった。」
と、メールがくるようになったので、セッティングを考えました。
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:16:04.32 ID:eL8aLuLc0
彼女の掌で、瞬時に凍りついていく空気中の水分。
形作るは、薄く鋭い長剣。
狙うは、無礼者の首。
川#゚' -゚)「千切れ飛べェッ!!」
<ヽ;゚∀゚>「ヒィィィッ!」
――――瞬間。
クールの踏みつけた地面が、衝撃と共に爆ぜた。
川#゚ -゚)「!!?」
吹き上がる土埃。
一挙に遮られた視界。
川#゚ -゚)「な、何が起こった……!?」
川#゚ -゚)「見えん……! ニダーめ、どこだッ……!」
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:17:57.86 ID:Jl6L74kB0
「Sさんに迫られたらどうする?」
「シちゃうかも…。エロそうだったもん!」
と、エッチの時にもノってきたので、
「Sさんと飲むときにエロい服装で来て。」ということになりました。
当日、彼女はミニスカートに生脚、胸の谷間がわかる服装で、
飲んでいる時からSさんのモチベーションは上がっていました。
それぞれには話は通してあったのですが偶発的にしました。
「シたくなったらシちゃっていいよ。」と彼女にコッソリ告げ、
私は仕事で外すから、Sさんに私の部屋まで送ってもらうように頼んで席を外しました。
ここからは彼女から聞いた話です。
私が席を外してしばらくしたら、Sさんの高級セダンで送ってもらう事になり、
車の中で「きれいな脚だねえ。」と言ってフトモモに手を置いてきたそうです。
もう彼女はエロモードになってましたので、
「え〜そうですかぁ。。」なんて言いながらもそのままにしていると、
車を走らせるフトモモを撫でながら、
「オッパイもおっきいよねぇ。ちょっと触ってもいい?」
「・・・内緒ですよぉ・・・。」
なんて会話すると、服の上から揉み始めたそうです。
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:18:13.15 ID:eL8aLuLc0
<ヽ`∀´>(――――“劣化コピー・地雷”)
<ヽ`∀´>(劣化だから殺傷力はないけど、目くらましには使えるニダ)
<ヽ`∀´>(ヒッキーの能力を見たことがあって助かったニダ)
<ヽ`∀´>(ホルホルホル! 5番隊副隊長をナメんなニダ!)
土埃に紛れてほくそ笑むニダー。
にじり寄る、影。
川#゚ -゚)「そこだッ!!」
<ヽ; ∀ >「ニダッ!?」
薙ぎ払われた剣が、ニダーの影を捉える。
もぎ取られた、左腕。
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:18:52.06 ID:vA9kgxmA0
ストック可能か、器用貧乏だな
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:20:38.45 ID:Jl6L74kB0
彼女はかなり敏感なんですが、興奮がさらに敏感にさせたらしく、
もうそれだけで、かなり声が出たそうです。
「すごく感度がいいねぇ。」というと、
ブリンと彼女のアンサンブルのキャミを下げて、オッパイを出したそうです。
「隣の車から見られちゃうかもしれないよ。」
「・・・やだぁ・・・。」
などと言いながら敏感になった乳首を太い指でなぞられると、
体を反らして感じまくったそうです。
私の部屋の近くの堤防の暗がりに車を止めると、オッパイを揉みながら、
「しゃぶっちゃうよ。」
と、彼女の白いオッパイに、しつこいくらいむしゃぶりついたのです。
彼女は、もう頭がジーンとして感じまくったそうです。
「ここ、どうなってる?」
と、パンツの横から指を入れられ、グチョグチョされながら、
「ヤラシイねぇ。こんなに濡れてるじゃん。」
と、乳首を舐められながら手マンされまくったそうです。
「もう我慢できん。入れさせて。」かきまぜる指は止まりません。
「・・・はぁはぁ、はい・・・。」
と、答えると後部座席に移り、Sさんは彼女の上半身を裸にし、
パンティを脱がすと、下半身裸になりました。
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:21:05.65 ID:eL8aLuLc0
<ヽ; ‐ >「うっ」
動きが止まる。
肩口に入った、氷の刃。
容赦なく、一気に胴まで引き裂き――――
川#゚ -゚)「ゲスが」
<ヽ д >「……ッ!」
首を刎ね落とした。
ボトッ、という、生々しい落下音。
崩れ落ちる胴体。
川 ゚ -゚)「むッ!?」
そこで気づく。
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:23:19.80 ID:eL8aLuLc0
クールが斬り伏せたものは、ニダーではなかった。
ニダーを模した、ただの人形。
川 ゚ -゚)「自分自身を“劣化コピー”した……変わり身……!?」
「ホルホルホル! 大正解ニダ!」
川#゚ -゚)「チィッ!!」
想定外の反抗に、クールは苛立たしそうに舌を打った。
副隊長ごときが。
“腰抜けニダー”が、四天王である自分に刃向うだと?
川#゚ -゚)(落ち着け……ビー・クールだ)
川#゚ -゚)(雑魚だからといって、少し甘く見ていた)
川#゚ -゚)(だが―――)
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:23:28.70 ID:Jl6L74kB0
Sさんは、黒くゴツゴツしたチンコにコンドームを付け、
「入れるよ。いいかな?」と先っぽを彼女のアソコにこすりつけ、彼女のトロトロのアソコに挿し込みました。
「あーーーっ!」っと彼女は入れられただけで、体がビクビクしていると、容赦なく腰を振られて、すぐにイッってしまったそうです。
「もうイッちゃったの?やらしいね。」
と、またオッパイを舐めて、鷲掴みにしながら、腰を振りまくったそうです。
彼女は何回かイッって、時間的には15分位だったようですが、こんなエロいオジサンにヤラれているシチュエーションにも興奮して、感じまくったそうです。
私は電車で先回りしたんですが、私がSさんの車を発見した時は終盤だったらしく、
車が揺れているのは2、3分でしたが、
あの中でやっていると思うと興奮しました。
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:25:53.62 ID:eL8aLuLc0
ニダーの声が聴こえた方へ、視線を向ける。
粉塵のベールを透かした向こう側に、彼の姿を捉えた。
目を見る。
命の光がある。
ダミーではない。
氷剣を横に構え、間合いを詰めていく。
スリ足で、トラップがないことを確認しながら進む。
川#゚ -゚)(土埃で視界が悪くなっているのは、ニダーも同じ)
川#゚ -゚)(死角からの一撃で殺してやる……“腰抜けニダー”め!)
ニダーの影を、間合いに入れる。
どこにも小細工がないことを確認して――――
劣化とはいえなんでもコピー出来るのは中々のもんだよなあ
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:28:00.24 ID:Jl6L74kB0
レイコは結構可愛くて、眼鏡がとてもよく似合う女の子でした。
3回くらい告白された事があるとか、彼女の友達が言っていたのを覚えています。
1回目は小学生の時、2回目3回目は中学生の時と。
引っ込み思案な彼女は全てお断りしていたそうですけど。
僕とレイコが付き合っていた事を知っている人はあまりいなかったと思います。
5月に入った辺りの事です。放課後、レイコとゲームセンターで遊んでいるとAに声をかけられたのです。
「久しぶりだなぁオイ」
Aは近所に住んでいた素行のよろしくない男でした。僕より5歳年上で小学生の時から彼を知っていますが
弱い者イジメと暴力が大好きで、僕も何度か被害に遭っていたものです。
しょっちゅう警察のお世話になっていたそうで、今はヤクザだかの下っ端をやっているという噂を耳にしました。
つるつるのスキンヘッド、シャツから覗く肩にはタトゥーが。そして似た様な雰囲気の男を二人連れています(BとCで)。
「それお前の女?可愛いなぁ」
そう言うとAは慣れ慣れしく彼女の肩に手をかけてきたのです。僕だってした事ないのに・・・。
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:28:30.21 ID:eL8aLuLc0
川#゚ -゚)「もらった……!」
横薙ぎに剣を振るう。
しかし。
川#゚ -゚)「ッ!?」
<ヽ`∀´>「おっと」
刃を受けたのは、分厚い鉄の円盤。
数cmだけめり込んで、剣は止まった。
なんだ?
<ヽ`∀´>「二つ、教えとくニダ」
<ヽ`∀´>「一つ目。 あんたの剣、鏡みたいに光ってるから」
<ヽ`∀´>「土埃の中でも、動きが丸見えニダ」
川;゚ -゚)「!!」
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:29:57.91 ID:Jl6L74kB0
固まっている彼女にA達は名前や年齢を聞いたりしていましたが次第に
「もう交尾してるの?」だとか「彼氏のチンポで満足?」などと、とても聞くに堪えない話をふり出しました。
レイコは助けを求めるように僕を見ます。でも生まれてから一度も喧嘩をした事がなかった僕には「やめてください」と言うのが精いっぱいでした・・・。
その様子を見てA達はしばらくニヤニヤしてました。
しばらくするとAに電話がかかってきました。どうやらこれから用事があるらしく、彼女とアドレスの交換をして帰ってしまいました、アッサリと。
なんとか僕達は解放されましたが、気まずい雰囲気だったのでそのまま帰宅する事に。
その日の夜は情けないやら腹立たしいやらで、胸がムカムカしてなかなか寝付けませんでした。
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:31:02.88 ID:eL8aLuLc0
<ヽ`∀´>「そんで二つ目」
<ヽ`∀´>「あんたが立ってる場所、ちょっと危ないニダ」
その言葉で、氷帝は理解した。
ニダーを守った、重そうな円盤の正体に。
川;゚ -゚)「マンホールの……」
自分が踏みしめている物を見る。
ニダーが支える物と同じ、地面に埋め込まれた、円形の鉄板。
川;゚ -゚)「れ……」
川;゚ -゚)「“劣化”――――!?」
不吉な音が鳴る。
足の下――――マンホールの蓋に、亀裂が入った。
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:31:39.62 ID:Jl6L74kB0
その後、彼女は何度もA達から遊びに誘われたそうです。
彼女は全て断っていたらしく、一週間ほどでその誘いも無くなりA達は諦めたのだろうと僕はホッとしました。
押しに弱いと思っていたのに「やるなぁ」と。
でも、その辺りから彼女の様子がおかしくなっていったんです。
眼鏡をコンタクトに変えたり、髪を茶色に染めたり、制服のスカートの丈を短くしたり、ピアスを開けたり、肌を焼いたり、時にはタバコの臭いがしたり・・・。彼女は「これくらい普通だよ」と。
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:34:20.93 ID:eL8aLuLc0
<ヽ`∀´>「 “ 劣 化 コ ピ ー ” 」
<ヽ`∀´>「 “ マ ン ホ ー ル の 蓋 ” 」
ズッ、という擬音が似合う。
地の底へ、引きずり込まれるような感覚。
<ヽ#`Д´>「 墜 ち ろ ォ ッ ! ! ! 」
川;゚ -゚)「ぬぉおおおおおおおおッ!!!?」
『劣化したマンホールの蓋』は、女子生徒一人ほどの重さにも耐えられず、
その身を砕き、“氷帝”を道連れに、
地の底へと墜ちていった。
<ヽ#`∀´>「……っらぁぁああああああッッ!!!」
呼吸を置かずに、『オリジナル』のマンホールの蓋を、ポッカリと開いた穴に叩きつける。
氷の魔物を地下に閉じ込めると、ニダーはすぐに、氷漬けになったツンのもとへ向かった。
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:35:29.15 ID:vA9kgxmA0
やったか…!?
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:36:08.24 ID:Jl6L74kB0
レイコがベッドで横になり男達の前で裸を晒していました。
隣でへばりついているAとCが彼女の太ももを掴んでM字開脚状態に。
彼女が照れ臭そうにA達に笑顔を振りまいてる傍で、Bがビデオカメラで撮影していました。彼女はカメラに向かってピースしています。
Aが顔を引き寄せキスを迫ると、彼女は僕にも見せた事がないいやらしい笑顔でそれに応えます。
ベランダの僕と室内のA達とは2メートルも離れていないので、その生々しいキスの音がしっかり耳に響いて・・・。5分間はディープキスをしていたと思います。
しばらくするとAが唇を離し、口の中をモゴモゴさせ溜めに溜めた唾をドロリ垂らすと、彼女はそれをしっかりと口全体で受け止め本当に美味しそうにゴクリゴクリと飲み干します。
次はCとのキス。クッチュクッチュと激しく音を鳴らしネットリと唾液交換を行い、彼女は「んふんっんふっ」とくぐもった声で呻き、それをまた美味しそうに飲み下します。
AVとか洋画の中でしか見た事のないような濃いディープキスをその後も、AとC相手に交互に繰り返し繰り返し・・・。
ひょっとしたらレイコのファーストキスはこいつらの内の誰かだったのかな・・・と思いました。
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:37:07.53 ID:eL8aLuLc0
<ヽ`∀´>「ツンさん! 大丈夫ニダ!?」
ξ‐听)ξ「……あんた」
ξ‐听)ξ「やるじゃない……見直したわ」
<ヽ*`∀´>「もっと褒めてニダ!」
ξ ー゚)ξ「調子のんなマジで……」
<ヽ`∀´>「ホルホルホル!元気そうでよかったニダ!」
カチャ カチャ
ξ゚听)ξ「……え? ちょ、ちょっと、なに貼り付けてんのよ」
<ヽ`∀´>「劣化コピーした地雷ニダ。 大丈夫、威力は弱いから、死にゃあしないニダ」
ξ;゚听)ξ「ふざけないでよ! もっと穏やかな壊し方はないの!?」
<ヽ#`∀´>「臓物まき散らして闘ってたんだから、これくらい我慢するニダ! ヤバかったら回復すればいいニダ!」
ξ;゚听)ξ「なによ!自分は安全圏にいるくせに!」
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:37:55.72 ID:Jl6L74kB0
レイコが四つん這いになってA達を迎え入れます。当然、コンドームなんか付けずに・・・。
最初に彼女に入れたのはA。Bから受け取ったカメラ片手にバックからハメ撮りしているようでした。
「あ!あぁっ!あんっ!」とかなり大きな声で喘ぎを洩らします。窓も開けてるし、近所に丸聞こえだろうなぁ・・・。
Bが彼女の前に仁王立ちになり咥えさせます。後ろからAに突かれているせいか、何度か口から飛び出していましたがBが彼女の頭をしっかりと掴んでイラマチオ状態で腰を動かします。
Cは彼女とベッドの間に潜り込み、乳首ピアスを引っ張ったり舐めたり弄んでいます。
Aが「どうだ、気持ち良いかレイコ?」と聞くと、Bのモノを咥えながらも「うんうん」と何度も頷きます。
Bの動きが小刻みになり「出すぞ!」と口からモノを引き抜いた瞬間、射精が始まり彼女の顔をビュルビュルと汚していきます。
チラ見えした彼女の表情はウットリとしていました。
B「マジこいつの口マンコ最高だわ」C「口は俺がたっぷり仕込んでやったし」などと彼女の調教を自慢しています。
Aは相変わらずバックから責めていますが、彼女の喘ぎ声が少し変化しました。
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:39:20.13 ID:eL8aLuLc0
<ヽ`∀´>「……安全な場所なんて、どこにもないニダ」
<ヽ`∀´>「ウリはもう引き返せない。 死ぬか、戦い続けるか。 それしかないニダ」
ξ゚听)ξ「え……?」
<ヽ`∀´>「そんなことより、ツンさん」
<ヽ`∀´>「重要なのは――――“氷帝”ニダ」
ツンが顔を上げると同時。
ニダーの背後、視線の先。
マンホールの蓋が粉々に砕け、氷の粒子が噴き上がった。
ξ;゚听)ξ「……!!?」
氷帝が一番ランクひくくねーかこれw
かっこいいじゃねーか……
活躍するニダーはやっぱ映えるなぁ
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:42:42.10 ID:Jl6L74kB0
Aは彼女に覆いかぶさり腰を振り始めました。レイコもAに合わせて自ら腰を振り出します。
A「おら、ケツいいかレイコ!」レイコ「はあぁぁいいですっ、きもちいいぃ〜」
Aと自分が繋がっている部分を見ようと振り向いた彼女は満面の笑みを浮かべ、とても幸せそうでした・・・。
B「ギャハハ!こいつマジでケツでヨガってる!」C「スゲェなレイコ」
体位を変え、正常位でアナルセックスを再開すると、彼女の太ももがAの腰に絡みつき、さらに腕をAの首に巻きつけ激しくキスを求め、Aもそれに応えます。
まるでAとレイコが本当の恋人同士の様に・・・。
次に後背位になるとピアスで彩られた局部が露わになり、そこにCが挿入してきました。C「ピアスが擦れて超気持ちいいわぁ〜」
上から下から突き上げられ、彼女は今までで一番大きな声で喘いでいます。Bは撮影に専念しています。たまに自分で手コキをしたり。
グッチャグッチャと、もう彼女のどこの穴から音が出ているのか分らないくらいに・・・。
「うぅっ」Cが先に果てた様で、何度も彼女に腰を打ちつけては痙攣を繰り返しています。
カメラマンのBが接合部に廻り込みOKサインを出すとCが彼女から離れ、局部から大量の精液がドロッと溢れてきました。
C「あ〜出た出た、搾り取られたし」B「次俺ね〜」避妊はしているのだろうか?と思いました。
その後もレイコはA達に穴という穴を使われ続けました。
彼女はもう僕の知っている彼女ではなくA達の女にされてしまったんだ・・・。
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:44:32.19 ID:eL8aLuLc0
ツンが見上げるその先。
浮遊する“氷帝”がいた。
川 ゚ -゚)「茶番は終わりだ」
川 ゚ -゚)「貴様らの生命活動の、一切を停止させる」
足元には、氷の階段。
クールの動きに合わせて、影のように形を変化させていた。
<ヽ`∀´>「ウリが“氷帝”を引きつけて、動きを止めるから――――」
<ヽ`∀´>「ツンさんには、それまで、ここにいてもらうニダ」
ξ;゚听)ξ「え……!?」
<ヽ`∀´>「ツンさんがやられたら、全てが終わるニダ。だから」
<ヽ`∀´>「地雷を爆破するのは、もう少し待ってくれニダ」
ξ;゚听)ξ「な……何言ってるのよ!?」
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:46:06.77 ID:4GHLwH7i0
川#゚ -゚)「うんこおおおおおおお!!!」
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:47:57.93 ID:eL8aLuLc0
<ヽ`∀´>「大丈夫」
<ヽ`∀´>「死にゃあしないニダ」
ξ;゚听)ξ「ちょっ……!」
ツンの声に構わず、ニダーは背後を振り返った。
身を低くして、全力で走り出す。
向かう先は、“氷帝”。
川 ゚ -゚)「ふん」
川 ゚ -゚)「せいぜい足掻け」
接近してくるニダーに一瞥を投げかけ、クールが鼻を鳴らした。
彼女の周囲、空気中の水分が、急速に結晶化していく。
現れたのは、数多の氷鎚。
川#゚ -゚)「 “ ダ イ ヤ モ ン ド ・ ダ ス ト ” ッ ! 」
振り下ろされた、“氷帝”の裁きが、ニダーの行く手に振り下ろされた。
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:48:57.16 ID:4GHLwH7i0
現れたのは、バスケットボール大の氷の塊。
クールの肩口で待機するその砲弾は、主が示した指の先、ツンの薄い腹へ――――
川#゚ -゚)「発射ァッ!!」
高速で飛び込んだ。
ξ; ‐ )ξ・:∴「ごう゛ゥ……ッ!!」
少女の腹部に穿たれた、大穴。
千切れ飛ぶ寸前の、上半身と下半身。
<ヽ;`Д´>「ツンさぁぁああああんッ!!」
川#゚ -゚)「終わりだッ!!」
ξ )ξ「――――ぉれ」
川;゚ -゚)「!?」
ニダやん頑張りー
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:52:50.71 ID:sjW1SkbH0
川////)「あああああ!! おちんぽしゅごいいいっ!!!」
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:55:36.63 ID:sjW1SkbH0
ニダー頑張れ!
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:57:31.61 ID:Xqez9h8QO
死亡フラグなんてへし折ってしまえ!
モンキーに捕まったか!?
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:59:15.36 ID:eL8aLuLc0
>>164 修正
振り下ろされた、“氷帝”の裁きが、ニダーの行く手に振り下ろされた。
を
“氷帝”の裁きが、ニダーの行く手に振り下ろされた。
に。
ハドゥカティ・・・
中学生じゃねーんだからよ・・・
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 22:02:06.18 ID:eL8aLuLc0
<ヽ#`∀´>「ぅおおおおおおおおッ!!」
飛来する氷鎚が、地面を抉る。
ニダーは叫びながら、それでも臆さずに前へ進んだ。
氷の殺意が頬を掠る。
足元の地面が爆ぜる。
ニダーの足は止まらない。
<ヽ;`∀´>(“ダイヤモンド・ダスト”……大技だけに、コントロールはあまり良くないニダ)
<ヽ;`∀´>(直撃さえ避ければ、いけるニダ!)
もう迷いはなかった。
自分に出来ること。
惚れた女のために、無力な自分が出来ることを、やるだけだ。
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 22:02:47.63 ID:sjW1SkbH0
そんなん後にして
ぶっちゃけ俺らなんも考えないて読んでっから
振り下ろされた。
……“氷帝”の裁きが、ニダーの行く手に振り下ろされた。
みたいに中二っぽく脳内変換してたからぉk
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 22:04:20.13 ID:eL8aLuLc0
目標まであと数メートルにまで近づいた時。
無表情だった“氷帝”の口元が歪んだ。
川 ー )「狙いは貴様ではない」
川 ゚ ー )「地面だ」
ビル群のように突き立った氷鎚。
その狭間を駆け抜けながら、ニダーはようやく気が付いた。
中庭の地表の全てが、凍り始めていることに。
川#゚ -゚)「 “ ア イ ス ・ バ ー ン ” ッ !!! 」
氷に浸食されていく地面。
冷気の波が地を這い進み、ニダーに襲いかかった。
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 22:05:18.62 ID:7LzwAHD90
<ヽ#`∀´>「プリプリうんちアタックうううう!!!」
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 22:07:18.93 ID:7LzwAHD90
川;゚ -。)「もべらあああああああ!!!」
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 22:07:58.01 ID:eL8aLuLc0
<ヽ;`∀´>「くっ、このペースは危ないニダ……!」
<ヽ;`∀´>「仕方ない……! “劣化コピー”ッ!!」
まだ凍り付いていない地面を選び、手を当てる。
<ヽ#`∀´>「 “ 樹 木 ” ッ !!! 」
“氷帝”を円形に取り囲むように。
数本の太い樹の幹が、土から生え出した。
標的に向かって体を伸ばしていく植物。
それを見て、クールは薄ら笑いを浮かべた。
川#゚ ー゚)「ハッ、こんなもので私の動きを止めようって?」
川#゚ ー゚)「この氷帝をコケにするのも大概にしろ」
川#゚ ー゚)「 “ 氷 霧 ” ッ !! 」
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 22:10:22.24 ID:eL8aLuLc0
クールに近づいた樹木が、次々と凍り付いていく。
急激に温度を失い、命を枯らす植物たち。
だが、ニダーの作戦は、まだ終わっていない。
<ヽ#`∀´>(この木々で動きを止める?バーカ、どのみち“劣化”した命)
<ヽ#`∀´>(何もしなくても、すぐに枯れちまうニダ!)
<ヽ#`∀´>(こいつは、お前に近接するための――――)
<ヽ#`∀´>(ただの踏み台ニダッ!!)
一本の樹から飛び出した、影。
放物線を描いて、“氷帝”へ向かった。
手に握るのは、巨大な鎖。
ショボンの兄、“鉄蛇”が見せたオリハルコン製の武器を、劣化コピーした物。
『オリジナル』が、あまりに常軌を逸した代物だ。
劣化してオリハルコンではなくなったとしても、強靭な鎖であることには変わりない。
支援ー
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 22:13:04.10 ID:eL8aLuLc0
<ヽ#`∀´>(こいつで動きを封じてやるッ!!)
が。
川 ゚ ー゚)「分かっている」
川 ゚ ー゚)「この木々が囮であり、踏み台であるということ」
川 ゚ ー゚)「そして――――」
人影の腹に突き刺さる、氷の槍。
唾液と血液が、その口から零れ出た。
川 ゚ ー゚)「これがダミーだということも」
“氷帝”はゆっくりと振り返り―――――
川 ゚ ー゚)「“腰抜けニダー”」
川 ゚ ー゚)「貴様が、正面から勝負を挑んでくるはずがない」
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 22:16:18.49 ID:eL8aLuLc0
背後の樹木から跳躍していた、もう一つの影。
クールに近接しようと挑む、愚か者の本体。
川 ゚ ー゚)「二重に囮を使うとは……その臆病さ、国宝級だな」
川 ゚ -゚)「だが死ね」
<ヽ; ∀ >「……!!」
川#゚ -゚)「 “ 雹 砲 ” ッ !! 」
氷の砲弾が、その体を貫いた。
千切れ飛ぶ肉片。
湿った音を立てて、地に落ちる。
原形を失った血みどろの残骸を見て、クールはつまらなそうに息を吐いた。
川 ゚ -゚)「こんな二番煎じで、私を出し抜くつもりだったか。阿呆めが」
川 ゚ -゚)「臆病者にふさわしい最期だったな―――――」
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 22:17:35.94 ID:ItRjYBOE0
と、思わせておいて…
支援
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 22:19:12.50 ID:eL8aLuLc0
<ヽ# ∀ >「本体は……ッ」
川;゚ -゚)「!?」
<ヽ#`∀´>「こっちのほうニダァァアアッッ!!!」
空中から放たれた鎖。
操るは、腹に氷柱のピアスを付けたままの、ニダー。
雹砲に砕かれた肉体こそが、フェイク。
川;゚ -゚)「貴様ッ……」
川;゚ -゚)「最初から………私の一撃を受ける覚悟で………ッ!!」
墜落の最中。
ニダーの握る長大な鉄の蛇は、“氷帝”の白い肌に絡みつき、
引力を味方につけて、
彼女を、地に引き摺り落とした。
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 22:22:18.83 ID:kBc6K4OgO
カッコいい!
ニダやん今凄いカッコいい!!
支援
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 22:22:29.44 ID:ItRjYBOE0
あー、治癒能力がありますもんね
攻撃受けても平気ですね
しえ
いいぞ
やったぞ
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 22:24:54.41 ID:Xqez9h8QO
これぞ王道!
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 22:26:34.52 ID:eL8aLuLc0
<ヽ ∀ >「姐御」
<ヽ ∀ >「―――――あとは頼むニダ」
離れた地表で、爆発が起きる。
氷の破片が飛び散る。
同時に、二つの影が地面に激突。
それぞれの身体が、一度だけ、大きくバウンドした。
川; - )「ぐぉア゛っ……!!」
<ヽ; ∀ >「う゛グォッ……!」
クールを戒める鎖が、甲高い音で鳴いた。
川; - )「がハぁッ……くそが」
川; - )「ニダー……副隊長の分際で、この私をォ……」
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 22:29:12.03 ID:eL8aLuLc0
<ヽ ∀ >「―――――………」
少し離れた場所。
ニダーが、静かに横たわっていた。
仰向けた顔に、生気はない。
重たげな瞼を開き、薄れゆく視界の中、渦巻く灰色の雲を眺めていた。
腹に生える氷柱を中心に、体が凍り付いていく感覚。
そのおかげか、痛みは全くなかった。
恐怖さえ。
氷結の波に、体が飲み込まれていく。
もう、ツンでも回復は出来ないだろう。
氷帝を倒して、氷を溶かさない限り。
<ヽ ∀ >「もう……間に合わない、ニダ……」
ここで無くすには惜しい男だ
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 22:32:23.52 ID:eL8aLuLc0
敵わないことは、分かっていた。
四天王に刃向ったら、生きては帰れないことも。
死ぬか、戦い続けるか。
違う。
自分は、死ぬしかなかった。
弱いから。
<;;ヽ::∀;::>「あ゛ー……」
物語の主人公になど、なれやしない。
感情に任せて勇気を振り絞った結果が、このザマだ。
正直、後悔している。
やめときゃよかった。
ここで悔いを残すか、誇って死ぬかが、ヒーローとの違いなんだろうか。
なら、自分はヒーローじゃなくていい。
「一生懸命やったんだから、負けても悔いはない」だと?
ふざけやがって。
悔しいに決まってるだろうが。
スポーツ漫画の読み過ぎだ。
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 22:34:43.26 ID:a/RwCCi40
だが頑張ったのは事実支援
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 22:36:30.22 ID:eL8aLuLc0
――――だけど。
だけど、誇れることがひとつだけ。
<;;ヽ::∀;::>「惚れた女のために、死ぬ……」
<;;ヽ::∀;::>「男の死に様として……これ以上は」
<;;ヽ::∀;::>「望めないニダ……」
心残りは、数えきれないほど。
<;;ヽ::∀;::>「内藤ホライゾン……」
ξ゚听)ξ『幼馴染が告白するっていうから、冷やかしに来ただけなんだけど』
nidaaaaaaaaaaaaaaa
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 22:39:25.03 ID:eL8aLuLc0
<;;ヽ::∀;::>「“ブーン”……か……」
<;;ヽ::∀;::>「……」
<;;ヽ::∀;:>「……くそ……」
5番隊副隊長 “ウリナラ” 弐田ニダー。
内藤ホライゾンの友人、津出ツンの行動に感銘を受け、無謀にも親衛隊を裏切る。
その後、志を持って津出ツンに助力するも――――
リ タ イ ヤ
再起不能。
九話 前編 了
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 22:39:37.32 ID:S8hG0owA0
<;;ヽ::∀;::>「おちんぽロブスター・・・」
乙だす
ぇえええほんとにリタイア!?
ニダァァァァァァ!!
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 22:40:59.46 ID:kBc6K4OgO
わあああニダアアォォォアア!!!
おつ!!!!!
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 22:43:16.02 ID:8YCwQEXJ0
ところどころジョジョだな
乙
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 22:44:29.38 ID:I2QpW0z+0
最後だけ頑張った奴より初めっから頑張ってた奴の方が好き
ニダーもどうせ生き返るだろうしね
作者おっつ〜
二ダー…乙
この勢いと王道驀進っぷりが好きだ
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 22:47:34.43 ID:eL8aLuLc0
今日は以上です
このバトルが一番書きたかった
そしてバトル物の文章の難しさを改めて思い知りました
質問指摘あったらplz
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 22:47:46.95 ID:HFWJq8VN0
裏切り者のニダーが死んでスカっとしました!
乙です!
乙
後編はどうなるのやら
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 22:50:56.17 ID:78Z1vHyq0
乙乙
>>204 btcmとか読んできた俺としてはちょっとボリュームが物足りないかな
一応ギリギリ合格点のバトル物だね
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 22:55:45.16 ID:73OR/QgT0
乙、追いついたと思ったら終わってた
ニダーがこうなるのは読めてたからあんまwkwkしなかた
次は戦わせるだけじゃなくてドラマも工夫してほしいな
読む側の立場になってさ
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 22:57:04.21 ID:73OR/QgT0
つまんなくはなかったけどね
純粋な感想
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 23:00:28.01 ID:3Emy8HRe0
正直に言えよお前らw
つまんねーってよ
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 23:04:13.16 ID:eL8aLuLc0
>>199-200 リタイヤですよ・・・おそらくね
>>201 ジョジョっぽく再現するようです
的なスレを二つくらい、けっこう前にVIPに立てたよ
まとめられてるみたいだから、気が向いたら読んでやって
>>207 どうやってあの作品を超えろと・・・?
へへ・・・無茶言いやがるぜ
>>208 死亡フラグ立たせすぎたかな
ドラマについては任せて
後編は半分近くが回想シーンだから
支援と乙と代理ありがとう
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 23:04:39.56 ID:niIJ9dzcP
まあたしかに陳腐で退屈なバトルではあったけど、まだ伸びしろがあるかもしれないじゃん
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 23:06:36.81 ID:+0MVyReu0
つまらなかった、1才能ないよ
悪いけどつまらん
戦闘に緊迫感がない、三文芝居
言い回しとかID変えとか上手になっちゃってまぁ
可愛げ無くなってきたなわんわんお……
乙乙ー
次回も期待
なんと、バイトの人だったか!
面白かったですお( ^ω^)
乙
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 23:14:22.89 ID:6c2iPr53O
犬とか言ってる奴馬鹿すぎだろ
これはつまんねー
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 23:18:02.08 ID:EQpVmadC0
厨二病のセンスがない
必殺技名がとにかくしょぼい
致命的
>>216 犬だと思うならスルーしたら?
作者がスルーしてるのに恥ずかしいと思わないの?
それとも、もしかしたら、
作者が携帯で使って荒らしに抗議しているの?
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
乙
最初からニダーが戦ってたらツン必要なかったね
ニダーだけで勝ってるし