1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
in いつものファミレス
いつものメンバー(−1)で雑談中のこと
初春「そういえば、最近の白井さんって大人しいですよねぇ」
佐天「ん? 白井さん?」
御坂「黒子が大人しい、っていうと?」
初春「いっつもかっつも。それこそ365日24時間フル稼働で
『お姉さまの貞操は私のものゲフフゲハハハ』って涎垂らしてたのに、それがなくなったなーと思いまして」
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 19:39:25.38 ID:IhxmtWhd0
佐天「あー……。言われてみるとそうかも」
御坂「んー。確かに、あの子の過剰すぎた親愛行動は最近なりを潜めてるかもしれないわねー」
初春「あ、やっぱり」
御坂「『お姉さまお姉さま』って言って私の後ろをついて回ってくることも減ったし。
晴々しく思いつつ、ちょっとだけ寂しい心境だったり」
初春「ええええっ!?
御坂さん、白井さんの熱烈アプローチがあったほうが良かったんですか!?
実はそっちの人だったんですか!?」
御坂「いや、それはない。断じてない」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 19:45:52.79 ID:IhxmtWhd0
佐天「まぁ、あんまりフォローできない程度には白井さんの御坂さんへの親愛行動、というか求愛行動って
見てるこっちが引くくらい、時々凄まじいものがありましたから……(……てか、あれはもう変態行動とも言える)」
御坂「あ、あはははは……」
初春「盗撮の手伝いをさせられそうになった時は、流石に全力で断りましたねー。はは」
佐天「なんと! そんなことがあったのか。それは、『さすがそれでこそ白井さん』と言うべき、なのかな?」
御坂「なんか……黒子が色々とご迷惑をかけてたみたいで……」
初春「ああ、いえいえ。御坂さんはむしろ被害者(?)側ですし謝ることはありませんよ」
御坂「……そう、なのかなぁ…?」
佐天「まぁまぁ。終ったことですし未遂ですしいいじゃないですか。
今はその件よりも、『どうして白井さんが御坂さんへの全力アタックをしなくなったか』、ですよ!!」
5 :
忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/03/02(水) 19:50:16.92 ID:CDizA1Eh0
よろしい
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 19:55:49.14 ID:YpZbUvGz0
続けたまえ
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 19:56:14.09 ID:IhxmtWhd0
初春「どうしてアタックしなくなったかぁー……。
うーんと、『御坂さんに彼氏とか出来て失恋したから』とか?」
御坂「ブハッ」
佐天「え!? そうなんですか!? 彼氏、出来ちゃったんですかぁ!!??」(ドキドキ
初春「もしかして、一発目で当たりですか!?」(ワクワク
御坂「違う違う違ぁぁぁああああう!! 私に彼氏なんていーまーせーんー!!」
佐天・初春「「えー、つまんなーい」」
御坂「いやいやい、つまらなくないから……」(ハァ
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 19:58:03.64 ID:sypgf05hP
続ける権利を与える
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 19:59:07.20 ID:FLjGixboO
御坂は上条の嫁
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:00:33.18 ID:apCP4FbnO
続けたまえ
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:01:29.37 ID:4bVQn6cxO
Tレックスさんが出るなら全力で保守するが?
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:02:25.09 ID:dKQlijZPQ
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:03:42.13 ID:IhxmtWhd0
初春「結構いい線いってると思ったんですけど」
御坂「まあ。あながち間違ってはいない、……かな?」
佐天「あながち間違っていない―――ってことは、彼氏じゃなくて好きな人が出来たってことですね!」(ガタッ
初春「なんと!」(ガタッ
御坂「だから。私じゃないっていってるでしょー?」
佐天「えええええ。勢いよくガタッと立ちあがった私たちの高揚はどうしたら……」
初春「いま凄いテンションあがったのに……」
御坂「テンションはあげたままでいいんじゃない? 私じゃないけど、黒子には出来たみたいだし」
佐天「……えっと」
初春「何が、ですか?」
御坂「好きな人」
初春「…………」
佐天「なん、だと……!?」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:08:55.96 ID:apCP4FbnO
佐天さんは俺の嫁
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:10:06.71 ID:IhxmtWhd0
佐天「……ちょ、ちょおおおおお、それマジですか!?!?!? マジなんですか!?!?!?」
御坂「マジマジ。大マジ」
初春「どこ情報ですか、ソレ!? ちょっとくわしく教えてもらえますか!?」
御坂「黒子情報」
初春「白井さん本人からの、情報……っ!」
御坂「つい先日、本人からカミングアウトされました。私も聞いた時はすっごい驚いたわー」
佐天「やばい、ちょっと本気でテンションあがってきた……!」
初春「これは面白い恋話が聞けそうな予感ですよー! キャー!!」(バンバンッ
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:10:44.88 ID:lLh9r6gE0
しろいだと思ってた
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:11:57.28 ID:wTrvZaWS0
バンバンッバキッ
読める!私にも展開が見えるぞ!
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:14:37.87 ID:4bVQn6cxO
パンッパンッドピュ
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:16:47.71 ID:IhxmtWhd0
佐天「で? でっ!?」
御坂「うん? 『で』?」
初春「お相手ですよ、お相手!
御坂お姉さまラブ一筋だった白井さんのハートを落とした人の事です!」
佐天「そうそう。いったいどんな人なんですが? すごっっっっく気になります!」
御坂「……うーん。黒子いないのに、ばらしちゃっていいのかなぁ」
上黒期待
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:17:27.35 ID:KqhalKX20
ビアージオだろ?
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:19:38.47 ID:uqrINDQ20
大穴でステイル
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:19:45.57 ID:YqeKTJaVO
あいつだろ。熱血野郎
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:19:56.78 ID:dKQlijZPQ
黒子「お前だ」
初春「私だったのか」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:20:14.13 ID:FHgHJ86SO
まさかの打ち止め
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:22:36.51 ID:IhxmtWhd0
初春「ここまで言ってしまえば何を言っても同じですよ、御坂さん! さあさあさあ、どうぞ暴露してください」
佐天「そうですそうです! 私たちだって白井さんの恋の応援したいですから! お相手さんのこと、教えて下さいよー!」
御坂「と、いいつつ、半分は興味本位?」
初春「はい! 勿論!!」(ニッコリ
御坂「じょ、冗談で聞いたのに、なんともいい笑顔で返答が返って来た…っ」
佐天「興味本位ってのも嘘じゃありませんけど。
半分……というか八割九割は『白井さんの恋を応援し隊』を結成するつもり満々です!」
御坂「隊員構成は?」
初春「決まってますよー。私と、佐天さんと、御坂さん!」
佐天「御坂さんが隊長!」
御坂「マジで?」
初春・佐天「「マジで」」
三人のお友達、白井黒子さんが恋に落ちたようです。
お相手は一体誰?? >>+5
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:23:13.25 ID:wTrvZaWS0
ksk
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:24:27.60 ID:uqrINDQ20
ksk
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:24:40.36 ID:uqrINDQ20
加速
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:24:43.27 ID:/U/FeWBpO
kskst
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:24:44.00 ID:bqMF1ikSO
一方通行
ビアージオ
青ピ
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:24:49.90 ID:wzMlgv460
ステイル
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:24:52.73 ID:uqrINDQ20
kskst
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:24:55.54 ID:YqeKTJaVO
上条パパ
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:25:37.28 ID:uqrINDQ20
一黒入りましたー
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:25:54.74 ID:hxS08uy/0
カエル医者
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:28:34.44 ID:+jRUTETX0
当夜
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:28:41.01 ID:s3IVIegU0
oh……
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:28:50.94 ID:iNh97hsj0
Oh.....
まさかの一通
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:30:37.75 ID:IhxmtWhd0
御坂「……隊長か。あんまり、ノリ気はしないわね」(ボソッ
佐天「? 御坂さん、何かいいました?」
御坂「ううん。なーんも」
初春「さあさあさあ。私たちが白井さんの恋を応援するためにも、相手のこと、知ってる限り吐いちまって下さい」
御坂(……初春さんたちのことだものね。
ここで誤魔化したって、ほんの少しの情報の欠片でも見つければ『書庫』でアイツのこと突き止めそうだし……)
(ある程度は本当のこと言っておいた方が無難、か……)
佐天「御坂さーん、もったいぶらないでくださいよ〜」(ワクワク
初春「早く早くー」(ソワソワ
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:36:48.72 ID:IhxmtWhd0
御坂「……『一方通行』」
佐天「えっと、あ、あくせ……?」
御坂「アクセラレータよ、アクセラレータ。黒子はそいつに惚れてるみたいね。……なんでか」
初春「はて、どっかで聞いたことのある名前なような…?
それにしても明らかに人名じゃないですよね。能力名とか通称みたいなものでしょうか」
御坂「まぁ、そんなところでしょうね。私もその人に関するくわしいことは知らないわ」
佐天「んん? なんだか話の素振りから言って、御坂さん、その人と知り合いっぽい雰囲気ですね」
御坂「はは。佐天さん、結構が感がいいのね」
初春「じゃあお知り合いなんですね!」
御坂「…………」
「……そう、ね」
「――――一応、顔見知りってことにはなるかも、……しれないわね」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:40:11.43 ID:wzMlgv460
ぷん太見てるー??
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:42:17.79 ID:vjjYGaF90
文太見てるー?
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:42:33.43 ID:ya239zwxO
なんだ一方かさようなら
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:43:55.95 ID:c2/T13tf0
そういえば、一方通行ってデスノート耐性もあるよな、本名わからないし。
誰か夜神 月vs一方通行みたいなの書いてくれないかな、、、
てかあれも反射すんのかな?
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:47:19.96 ID:PEit3eXm0
>>48 反射はしないだろ、体の中で心臓麻痺は起こるんだから
反射するものがない
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:47:47.99 ID:sypgf05hP
うっかり上条さんがテレポしちゃう展開になるよりずっといい
むしろこの組み合わせでどこまでやるのか気になる
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:50:04.39 ID:IhxmtWhd0
佐天「その、あくせられーたさん? ってのはどういう人なんですか?」
初春「あ、それもすごい気になります! なにせ、あの白井さんが惹かれた人ですからね」
御坂「……そんな。急に、どういう人って聞かれてもなぁ」
初春「イケメンとか優しそうとか。大体のイメージでいいですよー」
御坂「…………そうね。すっごく大雑把に、だけど」
佐天「うんうん!」
御坂「強いと、思うわ」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:54:43.03 ID:IhxmtWhd0
初春「強い…ですか?」
御坂「私が思うに、だけど」
佐天「第3位の御坂さんにそう言わせるなんて、相当の凄い能力者とかなんでしょうね」
御坂「……それで」
初春「それで?」
御坂「それで。私の知り合い曰く――すごく、自分に厳しく他人に優しい人、だそうよ」
(……打ち止め曰く、ね)
(―――私は、どうだか知らないけど。……知りたくも、ないけど)
初春「へー。なんだが本当にいい人みたいですねー。ちょっと安心しました」
佐天「そうだね」
御坂「……そうだと、良いわね」
―――
1黒子視点へ行こうか
2一方通行視点へ行こうか
>>+5
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:55:19.25 ID:wTrvZaWS0
ksk
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:55:52.74 ID:wzMlgv460
1
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:56:00.69 ID:2NELdeav0
上黒こそ至高であるとなぜわからんのだ!
kskst
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:56:30.08 ID:wTrvZaWS0
1
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:56:46.86 ID:wzMlgv460
1
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 20:57:12.66 ID:eBf2hXiR0
黒子
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 21:03:32.96 ID:IhxmtWhd0
――――黒子視点――――
翌日の3時間目。
in 校庭にある能力判定場
白井「………」(ボヘー
婚后「ちょっと、白井さん」
白井「………」(ボヘー
婚后「白井さん、私の話を聞いていますの!?」
白井「――ッ!?」
婚后「まったく。このわたくしをガン無視するなんていい度胸ですこと」
白井「……あら、誰かと思えば貴女でしたの」
婚后「誰も何も。身体検査の時、いつも貴女の隣のレーンで判定をしているのは私ではありませんの」
白井「ああ。そういえばそうでしたの。申し訳ありません、貴女の存在などすっかり脳の片隅にも置いておりませんでしたわ」
上黒を期待したが…ちがったか
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 21:09:17.34 ID:iNh97hsj0
白井「」
って書くより
黒子「」
の方が、いいじゃね?
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 21:11:51.94 ID:IhxmtWhd0
婚后「なっ!? あ、相変わらず先輩に対して口のなっていないじゃじゃ馬ですのね! 白井さん!?」
白井「心外ですわね。私これでも礼節に関してはウルサイほうでしてよ?」
婚后「学年が上の私を前にしてのその態度。どこがどう礼節を弁えているのか、こっちが知りたいくらいですわぁ」
白井「いいえ礼節をもって接しています。
た・だ・し。私が尊敬に値すると感じた方のみにですけど。
そう、たとえば可憐で麗しい御坂美琴お姉さまのような、ね」
婚后「キィー! ああ言えば、こう言いますのね!」
白井「ちょっとした言葉遊びでそんなに全力でハンカチを加えないで下さいまし。
こんなくだらない悪態の応酬いつものコミュニケーションではありませんか」
婚后「わかっていてよ! 言葉遊びだとしても、それでも、貴女に負けるのは悔しいのですわ!」
白井「……貴女も、相変わらず厄介な性格をしていらっしゃいますこと……」
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 21:14:34.41 ID:u2t60oaa0
面白いな
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 21:21:36.71 ID:IhxmtWhd0
白井「それで、いったい何の御用で?」
婚后「……え?」(ポカ-ン
白井「いえ。だから、私に何か用事があって声をおかけになったのでしょう?」
婚后「……え。あ!――そ、そうでしたわ、そうでしたわね!」(アセアセ
白井(婚后さん、用事のことなんて忘れてしまうくらいに本気で悔しがってましたのね……)
婚后「この婚后光子たる私がせっかく話しかけているというのに、白井さんったら全く気がつかないんですもの」
白井「はいはい。それは悪ぅございましたの」
婚后「反省の色がまったく見えないけれど……まあ、今回は宜しくてよ」
白井「それはまったく嬉しくないご配慮ありがとうございます。さっさと本題に入って頂けると助かるのですが?」
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 21:26:38.74 ID:z4O0XKMM0
いつの間に安価スレになったんだ・・・
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 21:36:00.12 ID:IhxmtWhd0
婚后「本題、というほど仰々しい話しでもないのですけれど。
……その、白井さん。最近、御坂さんと何かありまして?」
白井「……はい?」
婚后「私はそれほど気にしている訳でも、違和感を覚えている訳でもありませんけれど。
最近、妙にピーチクパーチクと、可憐には程遠い声で鳴いて煩い小鳥たちが多いのが、少々気になりまして」
白井「……申し訳ありませんわ。
私、ここのお嬢さま文化とは程遠い身ですの。
もっと簡潔に、ストレートにお願いできます?
皮一枚剥げば純真さの欠片すら見えない、常盤台特有の比喩は私たち(ココ)には必要ないでしょう」
婚后「ではお言葉に甘えて」
白井「ええ、是非に」
婚后「『最近、超電磁砲と空間移動が仲違いをした』ともっぱらの噂ですわよ。
これを気に御坂さんが何処かの派閥に入れる、
もしくは自身で立ちあげるなど空想を描く女子の多いこと多いこと。ああ、鬱陶しい」
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 21:37:46.02 ID:zlLqZDvF0
なんでマンガサロンより面白いんだww?
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 21:40:08.07 ID:uqrINDQ20
キャラがしっかりしてる
一方通行相手に御坂が軽くない
これは期待して良いはず
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 21:46:03.51 ID:IhxmtWhd0
白井「なんですの? その根すら見当たらない陳腐な噂は……」(ハァ
婚后「ですわよねー。私は『派閥』に関してある種必要なものと考えていますけど、
御坂さんは貴女はまったくその価値すら利用しようとしない、一匹オオカミの部類ですものね」
白井「そんな馬鹿げたこと言いまわる小鳥は誰ですの?」
婚后「さぁ? 『鬱陶しい程多い』としか」
白井「……お姉さまの御手を煩わせる面倒事にならなければいいのですが……」
婚后「とは言っても、この噂の原因は貴女にあってよ白井さん?」
白井「私に?」
婚后「ええ。あれほど……そうですわね、いっそ気味が悪いと思えるほど
御坂さんにベッタベタだった貴女が、あまりそういう行為をしなくなったのが、そもそも発端ですわ」
白井「…………それで、私とお姉さまが仲違いをした、という極論に至ったのですわね」
婚后「ええ。短絡的に考えれば、そういう思考回路になっても致し方ありませんもの」
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 21:48:41.13 ID:zlLqZDvF0
混合は関西弁でしゃべりそうだ
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 21:54:56.34 ID:uqrINDQ20
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 22:01:58.31 ID:y8cy7TP50
京言葉を話す婚后さんは見てみたい
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 22:02:21.59 ID:IhxmtWhd0
白井「白井黒子は今だって御坂美琴お姉さまの露払い。ルームメイトにしてパートナー。
私の、お姉さまを慕う心に変化など起きることなんて、絶対にあり得ませんの。……おわかり頂けまして?」
婚后「そんな当たり前のこと、私は嫌というほど知っています!」
白井「貴女に言ったのではありませんわ。そこまで貴女を愚鈍だなんて評価はしておりませんの。
今の言葉は、安全な位置で、聞き耳を立てていた小鳥さんたちに、はっきり申したまでのこと」
婚后「……ああ、そういうことでしたの。
まぁ精神系か聴覚発達系ってところかしらね。
それよりも、そんな高評価をもらえていたことのほうが意外」
白井「私のライバルなのでしょう?」
婚后「光栄に思いなさい」
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 22:08:02.56 ID:IhxmtWhd0
白井「その天狗鼻、さっさとへし折ってさしあげますわ」
婚后「折れるものなら折ってみなさい。無駄な努力だと、痛感するだけですけれど。
……ああ、そうだわ。あともう一つきになることがあったことを忘れていましたの」
白井「まだ、何かありますの?」
婚后「貴女が御坂さんにあまりべたべたしなくなったのって、もしかして好きな殿方が出来たから?」
白井「――――ッ!?!?」
婚后「あら、図星でしたのね」
白井「―――な、なななにを馬鹿をことを、い、ぃ、いいい言ってますの!?!?」(///
婚后「珍しく取り乱す貴女を見るのも一興ですわね。
そんなうろたえ方、肯定しているようなものですわよ」
白井「な、わ、わわわたくし、お、おねさ、ま、しか………っ!!!」
婚后「御坂さんにしか話してなかった―――って?」
「なんというか……」
「女の勘ですわ、女の勘♪」
白井「」
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 22:19:53.51 ID:uqrINDQ20
支援
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 22:21:07.00 ID:IhxmtWhd0
婚后「他人の色恋を周囲に言いふらすような下世話な趣味はありませんから、ご安心を」
白井「……そんなこと言って、貴女だって噂好きの部類だったと記憶していますけど?」
婚后「有益なものや愉快なものは好きですけれど、色恋に関するものは別でしょう。
『人の恋路を邪魔するやつは馬に蹴られて死んじまえ』とはよく言ったものですわねぇ」
白井「……そういう線引きが出来る当たりが、いまいち貴女を嫌いになれない理由かもしれませんの……」(ハァ
婚后「それって、褒めてます? それとも貶してます?」
白井「―――両方、ですわ」
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 22:24:22.26 ID:dKQlijZPQ
何かいいなこの二人のやり取り
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 22:29:57.60 ID:dOfZg6wiO
金剛さん出番がない以外はダントツで俺が好きな禁書キャラだからな
金剛>黒子>(見えない壁)>一方通行さんな俺にこのスレはメンオブディスティニーすぎる
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 22:30:47.32 ID:IhxmtWhd0
婚后「ああでも。貴女の想い人には少し興味を抱きますわね」
白井「……また、何故?」
婚后「御坂さんに対する恋愛とも盲信ともつかぬ感情を、『憧れ』だと気がつかせたのも、きっとそのお方なのでしょう?」
白井「―――貴女、精神感応系でしたっけ?」
婚后「いいえ。私は常盤台きっての空力使い。いずれはエースにもなる器だと、覚えておいて頂戴」
白井「また馬鹿な発言を。エースはお姉さま意外あり得ない。そもそもこの黒子が許しませんの!」
婚后「あら。まだ盲信的なところはのこっていてね」
白井「盲信ではなく、信頼、ですわ」
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 22:34:42.45 ID:IhxmtWhd0
婚后「そう。美しい絆は嫌いではないわよ。愉快だとは思うわね」
白井「とことん根性がねじ曲がってますのね、貴女」
婚后「余計なひと言が可愛くないこと!
まぁ……そんな、強情すぎる貴女の心を手に入れた殿方もまた、『超電磁砲』にも勝るとも劣らない人物なのでしょうね。
貴女、己が慕うに足ると判断する人間に求めるスぺックは、並大抵そうではありませんもの」
白井「……お姉さまと並びたつ方かどうか、そこまでくわしくは分かりませんけれど……」
婚后「……けれど?」
白井「――――いまは、ただの予感ではしかありませんが」
「きっと、お姉さまと同じが、それ以上に尊敬できると思える人だと、思いますわ」
婚后「……そう」
白井「ええ」
婚后「せいぜい、良い恋になるといいわね」
白井「とっても棒読みな激励、痛み入ります」
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 22:39:04.71 ID:IhxmtWhd0
ちょっと飯る 30分後には再開
2一方通行視点へ行こうか
3ミサカズ視点へ行こうか
>>+5
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 22:39:21.71 ID:TVVutgNrO
やりとりかっこいいね
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 22:41:20.40 ID:/+4RJ8D50
kskst
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 22:44:41.61 ID:sypgf05hP
2
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 22:46:16.74 ID:iNh97hsj0
2
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 22:47:11.14 ID:uqrINDQ20
支援
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 22:52:05.04 ID:cnu3eMVu0
2
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 23:11:45.81 ID:87dLu7cs0
まだか
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 23:14:32.58 ID:IhxmtWhd0
――――ミサカズ視点――――
同時刻。
in 教員用の4LDKマンションのエントランス前
10032号「またこのパターンかよ、とミサカは学習能力の無さを惜し気も披露する上位個体にため息をつきます」(ハァ
打ち止め「別に学習能力ない訳じゃないよ、ちょっとした不注意による事故だったの!
ってミサカはミサカは自分がマンションのオートロックに再び阻まれてしまった理由を10032号に述べてみたり!」
10032号「そんなに自信満々に『ミサカの能力ではこのマンションの電子ロックは解除できない』、と主張するのはいかがなものかと、
とミサカは敢えてスルーしてやろうと思っていた事柄を無い胸を張るちびっこに浴びせてみます」
打ち止め「ぶー! そんなえらそうなこと言ってるけど、10032号は出来るの!?
ってミサカはミサカは反撃ののろしを上げてみる!」
10032号「出来ませんけど、上位個体と違って、出来なくても実生活に支障は来たしませんので、とミサカはシレッと言ってみます」
打ち止め「ぅぅぅうう〜〜〜、なんだか今日の10032号は世知辛いかも! ってミサカはミサカは……びぇぇぇええん」(シクシク……チラッ
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 23:21:50.51 ID:IhxmtWhd0
10032号「そんなに分かりやすい誘い受けに騙されるのは貴女の保護者くらいなものですよ、
とミサカは目薬を片手に泣き真似をする上位個体につげてみます」
打ち止め「……ちぇ〜。あの人なら、この手で大抵のことはころっと折れてくれるのに。
ってミサカはミサカは小悪魔的テクニックが10032号に通用しなかった現実に打ちひしがれてみたり……」
10032号「ですから以前にも言ったでしょう。
そのような口調、態度、仕草などは同性にとってはイケスカないものだと、
とミサカは過去の発言を振り返ります」
打ち止め「むむむ〜〜。なんだか悔しいな、ってミサカはミサカはしょんぼりしてみる……」
10032号「悔しがるポイントが違いませんか…? とミサカは素直な疑問を問いかけます……」
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 23:26:16.86 ID:uqrINDQ20
支援
自分のことを思ってくれる相手に対して涙を武器にするとか打ち止めクズ女一直線だな
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 23:33:58.09 ID:IhxmtWhd0
番外個体「あれー? あれれれーん? これまた珍しい客がきてるね」
打ち止め「あ、番外個体!」(トタタタッダキッ
番外個体「うわっ、ちょっとひっつかないでよ。ミサカ、暑っ苦しいの嫌いなの!」
打ち止め「いいでしょ減るモノじゃないもん!
ミサカは今、人の温かい温もりがほしいの、ってミサカはミサカは番外個体に抱きついてみる!」
番外個体「離・れ・ろ・よ!」
10032号「あ、人がちょっと手厳しい態度で接したら他の個体に逃げやがりましたね、
とミサカは一人ごとを言ってみます。
ところで、実際に会うのは初めてですが、貴女が例の20002番目のミサカ。
―――第三次製造計画を元に生まれた妹達、番外個体……ですよね?」
番外個体「やっほう。10032号のミサカ。そうだよ。
このミサカこそが、胸糞悪い第一位をブッ殺すためだけに作られたミサカさ」
打ち止め「とってもツンツンな言い方してるけど、実はいい人だから、ってミサカはミサカは番外個体の自己紹介につけたしてみる!」
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 23:44:38.51 ID:IhxmtWhd0
10032号「大丈夫。そのことはこのミサカもしっかりと存じていますよ、とミサカは言います。
貴女のことやロシアでのことは、ミサカネットワークを通じて情報を得ています、とミサカは更に情報をつけたします」
番外個体「なら結構、結構。安心したよ。しっかりとこのミサカの情報を脳味噌に叩きこんでいるなら申し分ない。
ミサカが『存外に良い野郎』だとか、『実はそれほど悪い人ではない』とかいう反吐がでる褒め言葉は言わなくなるからね」
10032号「それらの言葉は貴女にとっての褒め言葉ではないのですね、とミサカは再度確認するために質問します」
番外個体「そう。10032号〜20001号(アンタら)には理解できないかもしれないけどね。
ミサカの頭は特別製でね。悪意が大好きで大好きでたまらなーい☆って作りになってんのさ、生まれつき、ね」
打ち止め「番外個体は、なんというか、少しあの人に似てるのかもしれない、
ってミサカはミサカは更なる補足説明を10032号に伝えてみる」
番外個体「うっわ!!! それこそ止めてよ、あの第一位とソックリだなんて、ミサカ鳥肌たっちゃう……っ!!」
10032号「なるほど、同族嫌悪、というやつですね、とミサカは理解します」
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 23:53:34.36 ID:IhxmtWhd0
10032号「概ね、番外個体に関することは理解できました、とミサカは現状報告をします」
番外個体「いけすかねぇクソ野郎って評価だと嬉しいね。いっそ殺したくなっちゃうくらい大好きになるかも♪」
打ち止め「駄目駄目!
同じ姉妹なんだから、冗談でもそんなこと言ったら悲しいよ、
ってミサカはミサカは番外個体の腰に巻きつけている両腕で、ぎゅっぎゅとしてみたり……っ!」
番外個体「だぁー……。だから、暑苦しいんだって……」(ハァ
10032号「番外個体とは、なんだかんだ文句を垂れつつ、抱きついて甘えてくる打ち止めの両腕を引っぺがさない、
なんともツンツンしていて中々素直になれないミサカなのですね、とミサカは本人に評価をつげてみます」
番外個体「―――んなっ!?!?」
打ち止め「10032号ピンポンピンポン大正解ー! ってミサカはミサカは満面の笑みで採点してみる!」
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 23:58:16.30 ID:uqrINDQ20
さるよけ
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 23:58:18.99 ID:x6ILTWXOO
おもしれえから支援
黒子の相手は美琴以外だと
土御門兄とか似合うと思ったけど
アレはアレで義妹一直線だからにゃー
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 00:05:48.38 ID:DB+BaFb30
番外個体「……ちょっと! 10032号、その評価は気に入らないよ、ああ、実に気に入らない……っ!」
打ち止め「真っ赤な顔して反論したら、いつもの凄味の影すらないね、
ってミサカはミサカは敢えて指摘してみたり」
10032号「残念ですか諦めてください、番外個体。
ミサカは絶対にいまの発言は訂正しませんよ、
とミサカはお姉さまとは違って素直になる道を選んだ個体ですので、と理由を説明します」
番外個体「……なんだぁ、そりゃ……」
10032号「まあ、ミサカの生きる道に関してはいいのです。今の場面では。
さきほどミサカネットワークと発言して、ふと思い出した事柄がるのですが、とミサカは口を開きます」
打ち止め「ん? なになに? ってミサカはミサカは身を乗り出してみる」
10032号「ミサカネットワークと言えば、最近、『例の動画』がついに殿堂入りしたなぁ、とミサカは思いだしてみました」
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 00:14:04.00 ID:DB+BaFb30
番外個体「うっそマジで!? ぎゃっははは! 超うけるんだけど☆」
打ち止め「…………おおっ!
今確認してみたら、ミサカネットワーク内にある全ての動画再生情報の中で、断トツの再生数になってる……っ!
って、ミサカはミサカは再生数の多さにビックリ仰天!」
10032号「およそ1万人からなるミサカネットワークでトリプルミリオン達成とはこれいかに……と、ミサカは意味深な発言をしてみます」
番外個体「トリプルミリオンンンンンン!? あっはっははははは!! だっめ、ミサカの腹筋崩壊する!! ぎゃっは」
打ち止め「単純計算、ミサカ一人で300回視聴したのね、ってミサカはミサカはまたもやビックリ!」
10032号「投稿者の10036号もこれは予想外の展開でしたでしょうね、とミサカは察してみます」
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 00:25:06.32 ID:DB+BaFb30
打ち止め「あんまり笑ったらあの人に失礼だよ、番外個体、ってミサカはミサカは腹筋が崩壊しそうになってる番外個体に注意してみる」
10032号「どちらかと言うと腹筋崩壊する動画ではないと思うのですが……、とミサカは首を捻ります」
番外個体「いやいやいや! あれはどう見ても腹筋崩壊動画だよ! だって、だって、あの第一位が……っ! っくひ」
10032号「余りに物珍しさなことだったことと、純情恋愛ドラマを見ているようなことが、人気の理由ですが、とミサカは冷静に突っ込みをいれます」
番外個体「なんだぁ? その月9でも見てるような乙女チックな理由ぅー」
10032号「胸キュンしていいじゃないですか、とミサカはこの動画の1ファンとして返答します」
打ち止め「うーん。ミサカとしては実はちょっぴり複雑だけどね。
あの人にとってプラスになることなら、ミサカは受け入れるけど、ってミサカはミサカは言ってみる」
番外個体「………まぁ、アンタが悔いるようなことがないなら、それでいいんじゃないの?」
打ち止め「ミサカは悔いたりなんかしない。だって、ミサカはいつだってあの人が笑えるために全てのものから守るって決めたから」
10032号「……ませた信条をお持ちですね、上位個体。そんな貴女を、ミサカは嫌いじゃありませんよ、とミサカは再び素直な女になってみます」
打ち止め「うん。ありがと、二人とも!
ミサカもね10032号が好きよ。勿論番外個体も、あの人も。
ミサカは、ミサカと妹達を認めてくれる人、皆がだいすきだから、ってミサカはミサカはまた胸を張ってみる!」
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 00:33:12.42 ID:DB+BaFb30
―ミサカネットワーク―
各々好きに発言してね、ってミサカはミサカは提案してみる―――上位個体
1.【大反響】一方通行がツインテ少女となんか出会ってた件について【純愛&仰天動画】738再生(54)←NEW!!
2.上条当麻の画像くれ(458)
3.本日のねこスレ(922)
・
・
・
・
ミサカズが話しあっていた動画はしっかりきっちり保存されているようです。
1一方通行視点へ行こうか?
2御坂美琴&白井黒子視点へ行こうか?
>>+5
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 00:45:45.37 ID:mtT9pWGu0
ksk
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 00:46:54.20 ID:Driaid3KO
何これ面白い加速した
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 00:47:09.60 ID:sKdc0vfQ0
あわきん
2
1
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 01:01:52.70 ID:sKdc0vfQ0
やっと第一位のおでましか
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 01:11:50.85 ID:DB+BaFb30
――――一方通行視点――――
同日。放課後の時間帯。
in 某ファーストフード店にて、いつものメンバー(-1)
土御門「にゃー。平和ってのも悪いもんじゃねえが、こう、いきなり暇になると何をすればいいのか分からなくなるにゃー……」
海原(エツァリ)「なんともぜいたくな悩みですね」
一方通行「………………」(カタカタカタ
土御門「ロシアから凱旋してきた野郎のおかげで、『グループ』の機能は完全停止中だからな」
海原「これも一時の平和なのかもしれませんが。
いままでの自分達とは程遠い穏やかな日常、というのは、中々に、馴れないものですね」
一方通行「……………」(パタン
土御門「まぁ、俺は全部が全部「お仕事」無くなったわけじゃないけどにゃー」(チラッ
海原「そうですね、自分たちは、元々居た畑が学園都市とは異なりますし……。」(チラッ
一方通行「………っ!」(prrr.pi,…パカッ、カタカタカタ
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 01:23:25.90 ID:DB+BaFb30
土御門「学園都市の対応が変化し、『グループ』としての機能は停止した。
けれど、この状況がいつ何時、激変するかなんてわからない。
俺らをブリキのおもちゃとして乱雑にあつかって来やがった連中だ。用心するに越したことはない」
海原「……故に、時々こうやって『グループ』のメンバー同士で情報交換の場は設けてはいますが……」
土御門「ロシア以後、とんと学園都市上層部も魔術サイドも動きゃしねえからなあ」
海原「今さっきのような、ただの雑談にしか会話が発展しませんねぇ」
一方通行「…………」(パタン
海原「いやぁ、それでも、いまは平和でいいですねー」(棒読み
土御門「ああ、まったくもってそのとおりだぜーい」(超棒読み
土御門・海原「「一方通行が女の子とメールのやりとりをする程度には、平和ですもんねー(だにゃー)」」
一方通行「……あァっ!?」(ビクッ
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 01:32:02.16 ID:DB+BaFb30
土御門「一方通行、いい加減、そろそろ吐いたらどうなんだ?」
海原「面倒くさがりで短気でまどろっこしいことを死ぬほど嫌う貴方が、
こまめに携帯メールのやり取りを、御坂さんの妹さんでもなく、仕事上の相手でもない人とするなんて珍しい」
土御門「珍しい、なんてもんじゃない。正直、天変地異レベルの代物だぜい?」
一方通行「あァ? オマエら何訳わかンねェことほざきやがってンだ」
土御門「ほざくも何も。俺は真実を聞こうとしてるだけですたい」
海原「自分も、ちょっとした好奇心に駆られていましてね」
一方通行「……あんま俺の癪に触ンじゃねェぞ。
オマエらでも俺の領域に無断で土足でご来場しようってンなら、徹底的にその身体ミンチにするぞコラ」
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 01:42:21.58 ID:DB+BaFb30
土御門「ミンチ、ねぇ? ああ、そうだ舞夏から夕飯何がいいって聞かれてたなそういえば。
よし、『ハンバーグで、デザートは舞夏がいいにゃー』って後で返信しておこう」
海原「……うわぁ……」
一方通行「土御門、ソレはねェよ……ねェよ、ソレは」
海原「自分も同意見です」
土御門「にゃー? なんですか、その遠い目は、ゴミ収集車に収容されていく汚物を見るようなその目はぁああ!!」
一方通行「オマエ、いっぺン冥土帰しの居る病院でシェイクされまくってるその脳みその中、看てもらってこい」
海原「仲間としの慈悲です。診察代はカンパしますよ。100円ほど」
一方通行「太っ腹だな。俺10円出すのも惜しいわ」
土御門「何それ! いま食ってるポテトより安い値段じゃねえかよ! 俺らの絆ってそんなもの!?」
一方通行「テメェのケツはテメェで拭う。それが俺達(グループ)の規則だったろォが」
土御門「……こんな展開の時にその台詞つかうかぁ……?」(ガクリ
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 01:50:01.53 ID:DB+BaFb30
やっべ眠い……。一方さん視点終ったあとの安価決めたら寝る。
起床したら再開
てか想像以上に登場人物が増えてく…
1御坂美琴&白井黒子視点
2MNW殿堂入り動画視点
3その他
その他はなんかキャラとかあればどぞ
>>+5
口が悪すぎて一方さんただのチンピラみたいだな
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 02:02:26.35 ID:2/j6wCBt0
ksk
2
おやすみ。の前にksk
3
あわきんに会ってあれこれ聞かれる黒子
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 02:08:21.69 ID:DB+BaFb30
テレポコンビktkrおやすみ
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 02:22:42.49 ID:feLAr/bSO
黒子のふとももにおにんにんはさみたいよぉ
保守
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 03:11:02.14 ID:k1HTkTeG0
ほ
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 03:11:47.02 ID:/AZln0az0
ほ
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 04:23:05.54 ID:meLpOZMx0
ほ
あわきん期待
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 05:29:25.89 ID:LEcfaXcT0
ほ
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 07:10:06.09 ID:sMF9bIl00
どことなくニコ厨臭いのはなんでだ
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 08:02:09.97 ID:yp4tdecgO
は
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 08:18:40.49 ID:Driaid3KO
ほ
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 09:12:52.28 ID:meLpOZMx0
ほ
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 09:52:58.70 ID:DB+BaFb30
おはよう 保守ありがとうございます
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 09:58:00.54 ID:Qw7A3jat0
期待
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 10:16:41.57 ID:DB+BaFb30
土御門「オマエらには義妹の良さ素晴らしさについてこの土御門先生自らがご教授ないとだめなようだにゃー!!」
一方通行「結構ですゥ。ンな生きていくのにまったく役にたちそうにない講義」
海原「自分は御坂さんが健勝でいらしたらそれでよいので」
土御門「何をえらそうに高い位置で喋っているだか…。
テメェらにだって打ち止めやショチトルという妹的ポジションの女の子が身近に居るじゃねーか!!」
海原「いや、彼女とは師弟関係のようなもので義理の兄妹ではありませんし!」
一方通行「……打ち止めは、そォいう対象じゃァねェな」
土御門「本当かにゃー?実生活のほんのちょっとしたトラブル……。例えば脱衣所で着替えているところに遭遇して
『きゃ、お兄ちゃんのエッチ!』とか怒られたりしたようなことがなかったと、全然皆無だったと?
いつもは見せない女の子らしさを目撃して、1ミリも心臓を動かすことは無かったとぉぉぉおお!?」
海原「……いやぁ、そ、そんなことは……っ」(キョロキョロ
土御門「海原〜? 目が泳いでいるにゃー」(ニヤニヤ
海原「む、昔の。ええ、ずっと昔の話ですよ! 自分は御坂さん一筋ですから!」
一方通行「……あァー……。そォいや打ち止めプラス他二名で、ンな場面があったと言えばあったが、別に大したこたァなかったなァ」
土御門「…………その淡泊通り越して仙人入ってる反応は思春期真っ盛り少年の発言としてどうよ?」
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 10:29:31.86 ID:DB+BaFb30
土御門「いやはや、それにしても海原くん? なにやらずっと昔に面白可笑しい出来事があったようで?」
海原「……は? ちょ、なんで何時の間に吐かせるターゲットが自分になってるんです!?」
一方通行「シスコンの次はストーカーの変態話かよ……」
結標「あら? 貴方だって変態(ロリコン)の一味でしょうに。なにを自分は関係者じゃありませんって顔をしているのかしら、一方通行?」
海原「おや結標さん。おかえりなさい」
一方通行「俺は変態じゃねェっつってンだろ、ショタコンさンよ」
結標「んぐ、な、なななんなによ!? シシシ、ショ、ショタコンって誰がよ! またそんな訳のわからないことを言う訳!?」
土御門「結標、一方通行。同じ穴のムジナって言葉しってるかにゃー?」
海原「自分で言うのもアレな気がしますが。類は友を呼ぶ、とも言いますよね。……はは」
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 10:55:00.18 ID:DB+BaFb30
結標「いい!? わ、わたしは別にそんなものではないの! わかってるの貴方たち!?」
一方通行「あーへいへい。わかりましたわかりましたァ」
土御門「てか、結標。何を買いに行ってたんだ? 結構な時間席を外していたが」
結標「……、もう。
なんでもかんでも女の子のことが気になるお年頃みたいだけど、
レディーの買い物の中身まで丸裸にしようなんて止めてよね。セクハラで訴えるわよ」
海原「自分たちに『言えない』ような代物をこんな呑気な時間帯に無防備に取得しにいくのもどうかと思いますけど?」
結標「いや別に。そんな物騒な代物じゃないわよ」
海原「そうですか。それは失敬しました」
一方通行「てか、頼んでたチキンは?」
結標「テーブルの上に置いた袋の中に入ってるわよ。ったく人をパシリ代わりにしてくれちゃって……! はい、お釣り」
一方通行「いらねェ。手間賃ってことでオマエが持ってろ」(ガサゴソ
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 11:27:41.63 ID:DB+BaFb30
一方通行「…………おォ、結構美味ェ」(ムグモグ
結標「あーでもさすがにちょっと歩きすぎたわね。ふくらはぎがパンパンになってるわ……」(ガタッ、ストン
土御門「常日頃からダイエットだなんだと騒いでるんだから、運動になって良かったんじゃないかにゃー」
結標「……わたし、そんなにダイエットダイエット煩かったかしら?」
海原「食べるものも徹底してサラダサラダサラダ。何やら無言の圧力みたいなものは感じていましたよ」
一方通行「…………」(モグムグ
結標「ああ、そう。気をつけるけれど……多少は仕方ないわ。女の子だもの、やっぱりダイエットは永遠の課題なのよ」
海原「女性はふくよかな方が魅力的だと思いますけど」
土御門「だにゃー。少しは『ぷにっ』と具合がないと萎えるってもんで」
一方通行「…………」(モグモググ
支援
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 11:38:55.81 ID:DB+BaFb30
結標「男の『女はぽっちゃりが良い』発言は、女の『これ、可愛い〜』発言と同じくらい信用出来ないわね。
言ったでしょう、『ダイエットは女の子の永遠の課題』だって。
体重計と日々終りなき格闘を繰り広げているのは私だけじゃないもの、―――ええ、わたしだけじゃないわ、ね」(クスクス
海原「まあショチトルも似たようなことを時々言ってますね」
土御門「舞夏も最近、妙にダイエットダイエット煩くてなー。抱き心地が最高な今のままで十分だっていうのに」
結標「さりげなく惚気ないでよ。これだからシスコン野郎は。
さっき立ち寄ったお店でもダイエット仲間が見つかって、結構意気投合したのよねー?」(ニヤニヤ
土御門「オマエこそさりげなく手厳しいこというなよ」
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 11:42:21.70 ID:DB+BaFb30
海原「なにやら先ほどから妙に嬉々とした(というか、ニヤニヤした……?)表情をしていますけど、
そんなに意気投合した方とのお話が楽しかったのですか?」
結標「そりゃあもう! 愉快で可笑しくて大変可愛らしい話を聞いてきたわ!」
土御門「へー。そら良かったにゃー」
結標「ええ。何で以前は対立していたのか、なんて忘れてしまうほどに盛り上がったわぁ」(フフフ
一方通行「…………ごっそさン」(ケフッ
海原「対立……? え、元・暗部のどなたかと和解でも……?」
結標「いいえ違うわ。わたしたちとは大違いのとってもとっても心根が綺麗な子よ」
「名前は―――そう」
「白井黒子さん、と言ったかしら?」(ニヤニヤ
一方通行「………は?」
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 11:45:23.85 ID:DB+BaFb30
朝昼飯る
昼飯……ごふん、
ご苦労様っ!
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 11:59:33.58 ID:LXn0ELZl0
ほ
ほし
ですのォ
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 12:19:39.18 ID:DB+BaFb30
土御門「白井黒子って言ったら確か舞夏の常盤台の友達……だったような?」
海原「それに御坂さんのご友人、でしたよね?」
結標「そうそう。その、『超電磁砲』をこよなく崇拝している白井黒子さんと、貴女、最近親しくしてるそうじゃない?」
「あの子の落としたハンカチを拾ってあげる、なんて少女漫画みたいな出会いをしたとか」
「貴方ってば、見かけによらずに紳士な所もあるのね」
土御門「ん? ってことは、さっき熱心にメールのやり取りをしたのは」
海原「もしかしてもしかしなくとも白井黒子さん……?」
結標「もしかしてもしかしなくとも、ね。だって、わたしの目の前で白井さん、コイツに返信してたし」
土御門「なん……だと……?」
一方通行「……チッ。何が言いたいんだ結標。頼んでもいねェのにさっきから余計なことペラペラと」
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 12:33:10.80 ID:DB+BaFb30
結標「あら? さほど暴露したつもりはないのだけれど。
暴露したくても、いまこのタイミングでしてもさして旨みはなさそうだし」
一方通行「アホらしい勘ぐりでもしてるよォだが無意味なことを御苦労さン」
土御門「マジかよ……。本当に一方通行に女の子とのフラグがたっているだと……!?」
海原「いやー。本当に《今》は平和な世ですねぇ」
結標「そうね。私、貴方と白井さんのことをさして知っている訳でもない。
けれど、一方通行が知らない……いいえ、気がつかない振りをしていると言えば正しいのかしら。
貴方が無意識無神経に目を背けようとしている事柄については、察しているわ」
一方通行「よく回るめでてェ口してやがるのな。俺は回りくどい物言いはあまり好かないンだが」
結標「言葉のキャッチボールすら放棄する愚鈍な男はもてないわよ。少しは忍耐ってのを覚えたら?」
一方通行「お生憎と。その必要性を感じたことをは無い」
結標「あっそ。その言葉あとで後悔いしても遅いとおもうけど……。
そうね、少しだけ情けをかけて一つだけ助言をしてあげなくもないわ」
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 12:37:24.89 ID:Qw7A3jat0
あわきんちょっと苛立ってね?
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 12:51:10.94 ID:DB+BaFb30
結標「その根底にある「罪悪感」から抜け出せずにズルズル続けるのだけは、よしなさいね」
一方通行「な……っ!?」
土御門「…………あー……」
海原「……なるほど、と感心すべきアドバイス……かもしれませんね」
結標「年上お姉さんからの、最初で最後、最大級の重要アドバイスよ」
一方通行「こンのアマ……。言いたいことだけ好きなだけ言いやがりやがって」
結標「一時的とはいえ、せっかく平和になったんだもの。
安寧の結果が、わたしたちを置いてロシアでやんちゃな無茶ぶりしたってのは気にくわないけれど」
「ねえ、一方通行、そろそろ自分自身のために物事に目を向けてみたら?」
「案外、面白可笑しい世界が垣間見れるかもしれないわ」
一方通行「……ケッ。余計なお世話だ」
土御門「いやはや、なんだか今日の結標さんは本当に手厳しいのですたい」
海原「さすが年上のお姉さん、といったところでしょうか?」
土御門「それにしても、やっぱ暇すぎるぐらいに平和だにゃー。にゃー……」
海原「そうですね。季節は秋から冬にうつりつつあるのに、どこぞには春が来ているみたいですし、ねぇ」
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 13:08:53.09 ID:DB+BaFb30
――――結標視点――――
同日。グループの雑談より30分程遡り。
in 近場の薬局
結標(……あ、あったあった。コレよコレ。
今CMで話題の『これならやせれ〜る茶』!!
人気すぎてネット通販でも3カ月待ちが常識。
この小さな薬局に数量まだ置いてあるという情報はガセじゃなかったのね……っ!!)
「これでさらにウエストを絞って、あの子やこの子を悩殺……」(ウフフフ
「―――っと、あらいやだ。ちょっと心の声が外界に漏れてしまっていたわ」
「さて、お目当てのものは見つかったし、レジに行こうかしら……って、あ! あれは」
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 13:32:44.57 ID:DB+BaFb30
白井「これならやせれ〜る茶は何処に置いてあるのでしょう。
初春がネットで見つけた情報によりますと、こちらの薬局で取り扱っているとのことでしたのに」〈ハァ
御坂「黒子ー? まだ見つからないのー?」
白井「申し訳ありません。じっくり探してはいるのですが……」
御坂「ん、わかった」
佐天「わたしたち欲しいモノ見つけましたから、先にお会計してますねー!」
初春「外にあるベンチのところで待ってますから〜」
白井「すぐに見つけて購入しますので、しばしお待ちくださいませ」
佐天・初春・御坂「「「りょーかーい」」」
結標(残骸事件の時の……白井さんと、御坂さん)
〈あとの二人は――お友達、ってところかしら?)
>これならやせれ〜る茶
うさんくせーwwww
今の日本なら完全に薬事法違反だこれwwwww
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 13:52:11.12 ID:DB+BaFb30
結標「…………」(スタスタスタ
白井さん「これならやせれ〜る茶、これならやせれ〜る茶は……っと」
結標「お客さま、お客さま。御探し物はこちらの商品でございましょうか?」
白井「あら、ご丁寧にどうも―――、ッ!?」
結標「お久しぶりね白井さん。九月のあの事件以来―――だから、かれこれ2、3カ月ぶりってところね」
白井「貴女は……ッ!」
結標「あれだけ激しい殺し合いをした相手の顔をもう忘れちゃったというのなら、貴女は意外に薄情な人なのね」
C
一方通行は番外か打ち止めだとおもうけど面白く読ませてもらってるぜ。
しかし、冷静に考えると禁書の世界って明らかに男不足だよな・・・
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 14:08:55.36 ID:DB+BaFb30
白井「殺し合い、だなんて表現は謹んでいただけます?
私は風紀委員として、そしてお姉さまの露払いとして。貴女の目の前に立ちはだかっただけのこと」
結標「相変わらずつれないのね」
白井「私、そう安い女ではありませんの」
結標「自分自身を簡単に高い安いなんて値踏みするもんじゃないわ。
目尻釣り上げてこちらを睨んでくるのは構わないけど、それよりも、コレ、いらないの?」
白井「それは、これならやせれ〜る茶……っ!?」
結標「お友達待たせるほど熱心に探していたのでしょう?」
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 14:21:34.45 ID:DB+BaFb30
白井「……貴女から物を手渡される、というのはあまり進んでは望みたくはありませんわね」
結標「当然ね。私も貴女からもし施しなんて受けようものなら全力で拒絶するわ、十中八九」
白井「おわかりなのでしたら―――、」
結標「私もこのお茶を買いに来たのだけれど、5パックはさすがに要らないのよね〜。
1パックあれば3週間は持つし。今なら、このお茶2パックまでなら、購入する権利を譲ってもいいのだけれど。
学園都市でこれが買えるのはもうこの薬局に残ってた分、しかも私が籠に入れているだけでしょうねぇ」
白井「……うぐっ」
結標「どうせ休戦状態なし、この場に関してはお互い平和的にいきましょ、平和的に」
白井「―――なんだか、いつになく上機嫌、ですの? 貴女のいつもは知りませんけれど」
結標「……ええ。そうね。見知らぬ内に、ってのが癪に障るけど、
貴女の言うとおり。最近ちょっとした脚元の鎖が外れて上機嫌なのかも。
いつになく上機嫌ではなければ、貴女に話しかけようなんてけったいなことを実行したのね、きっと」
白井「そうですの。貴女をしばる鎖が多少でもほどけたのでしたらそれは素直に喜ぶべきことですわね」
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 14:49:38.39 ID:DB+BaFb30
結標「今こうして結局貴女そのようなコメントもらう当たり、皮肉と言えば皮肉かも。
はい。『これならやせられ〜る茶』。コレを飲むと健康的に痩せられるって評判よね」
白井「その。あ、ありがとうございますの……」
結標「いいえ。何時ぞやに有難くもないお節介とお説教をしてくれたお礼よ」
白井「……皮肉めいたことを言っているのは、貴女のほうでは?」
結標「性格よ、自覚もしている。どうでもいいことは目をつむりなさい。
それじゃあーね。お互い理想の体型を手に入れ垂れるといいわねー」
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 14:53:39.45 ID:DB+BaFb30
白井「あ、ちょっと、結標さ――て、あ」
(ガタッ、コト! prrr,prrr
結標「あら、白井さん携帯落としたみたいよ。しかもなんか電話かメールかしらないけど鳴ってるわよ――」
(って……え? ええええええ!?!?)
(ちょ、はあ!? この液晶表示…………マジもんな訳…っ?)
----------------------------------
【一方通行からメールが届きました】
----------------------------------
結標「………………、うっそぉ」
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 15:01:01.43 ID:DB+BaFb30
結標「えっと…………はい、携帯」
白井「お手数をおかけしてすみませんわ。
佐天さんたちから連絡でしょうか―――って違う。違いますわ」
「そっか……」
「あの方が、メールの返事、くれたのですわね……」
結標(えぇぇえええええ!? なに、なんなのこの急展開!!)
(白井さんの携帯に一方通行からメールが来て、そのメールを見て白井さんが頬を染めてる……っ!?
え? 一方通行って、『あの』一方通行よね……?)
(――――どういうこと?)
さるよけ支援
この黒子は可愛い…!
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 15:10:55.17 ID:DB+BaFb30
結標「ねえ、白井さん。不躾な質問だったら申し訳なんだけど……」
白井「はい?」
結標「その……液晶画面に映ってる『一方通行』ってのは、変わったお名前ね。なんて読むのかしら」
白井「―――一瞬にして、プライバシーの一部がバレテしまうなんて、この携帯も駄目でしたわね……」
結標「権利を侵害しようと思った訳ではないのよ。ふと、目に入ってしまったの」
白井「不可抗力はある程度仕方ありませんわ。
SF的外見が気に入って使用していた前の携帯はやはり使いずらくて。
つい先日、使いやすいと店員に勧められた、普通の二つ折り携帯に機種変しましたけれど……。
使いやすさを求めた結果の背面の大き目の液晶。これが駄目でしたわね……」
結標「ああ。それで……」
白井「このお方の名の読み、でしたっけ?
なんども「アクセラレータ」とお読みするそうですわ。
くわしくは知りませんけど、お姉さまの『超電磁砲』と似たようなものでしょうね、きっと」
結標(やっぱあの一方通行だったーーーーー!!)
くううううほ
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 15:21:32.58 ID:DB+BaFb30
白井「……なんて返信しましょうか。
先日のお礼をしたメールに返信を下さっただけだし……。
話題としては、もう完結してしまいましたの」(ハァ
結標「やっぱりアイツか……」(ボソッ
白井「え?」
結標「へ?」
白井「……いま、『やっぱりアイツか……』と呟いておられませんでした?」
結標「そ、そうだったかしらぁああ?」(アワアワ
白井「私、結構な地獄耳でして。
専門の能力者には劣りますけど聴覚に関しては人より少し自信がありますの」
結標「そうなの。それはよかったわね。ははは」
白井「誤魔化さないでくださいまし!
今回この場に関しては休戦状態平和的にいくのでしょう?」
結標(……さて、どうしたものかしら。
この子がこんな反応している相手が本当にあの一方通行ってんなら、実に面白い展開ね)
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 15:33:09.17 ID:sKdc0vfQ0
御坂のですのがこんなに可愛いわけがない
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 15:35:34.13 ID:DB+BaFb30
白井「…………あの、結標さん」
結標「改まった顔してなにかしら、白井さん」
白井「貴女に頭を下げるのも、少しでも頼るというも、本当に気が引けるのですけど」
結標「容赦ない前置きをしてからはじまるお話ねえ」
白井「……その。もし、このお方とお知り合いだというのなら」
「この方のことを、……教えて、下さいませんか?」
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 15:38:06.93 ID:DB+BaFb30
結標「………………、また、どうしてそんな頼みを?」
白井「恥ずかしながら。
私、この方の事は名と外見くらししか知らないんですの。
先日、街中で私が落としたハンカチを拾ってくれた中々にお優しい方なのですが……、」
結標「…………そ、それで……っ(は、ハンカチを拾ったぁ!? に、似合わないわね……)」
白井「お礼をしたいとメアドを聞いたまでは良かったのです。
けれど、自身のことは何も教えてくださいませんし、なんだか一歩引いた態度で接していられる感じがして……」
「…………ですから。その」
「……あ、あの方のことを。―――もう少しお知り出来れば、と。
そ、そのお礼の品を選びたいですし!」
結標(…………ああ)
(――これは正真正銘、恋に落ちた女の子のだわ)
(ふーん。あの白井さんが、あの一方通行を、ねぇ……)
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 15:45:41.94 ID:DB+BaFb30
結標「……コーヒー」
白井「? コーヒー?」
結標「一方通行が好んでるものって言ったら、私にはそれくらいしか思い浮かばないわ。
……ああ、あとフライドキチン? というか、肉? も好物みたいだけど」
白井「あっ、あの方はコーヒーがお好きなのですね!?」
結標「『多分』よ『多分』。そこまで親しい知り合いではないし。
……そうね、かつて似たような場所にいた、ただの『同級生』、みたいな関係だし。
確証はあってないようなものよ」
白井「いいえ! それだけでも知ることが出来るのも収穫ですわ! ありがとう、結標さん!」
結標「……そこまで全力でよろこばれるなら、教えた価値くらいはありそうね」
C
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 15:53:35.37 ID:Driaid3KO
なんで変態じゃない真面目な黒子はこんなにかわいいのだろうか
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 15:54:37.76 ID:DB+BaFb30
白井「お礼の品はコーヒー関係のものにしましょう……っ!」
結標「ちょっとつっこんで聞くけど。
そのお礼とかなんとかも、アイツに会うための口実づくりみたいなもの?」
白井「―――え、はぁ? な、なにを!?」
結標「やっぱり。アイツってさ、ブッつぶしたくなる程には嫌な奴ではないけど、
貴女が惚れるような要素はほぼ皆無な気がするのよねぇ……。
何処に惚れたの?」
白井「ほ、ほれた、とか、あ、あああああ貴女は急に何を」
結標「一度ドツボに入ると案外年相応な対応になるのね。可愛らしい。
だって、本当にどこに惚れたか気になるじゃない? 相手も知り合いだし」
(…………だって、気になるじゃない?
多分、知らない上での反応なのでしょうけど――――、
アイツは『超電磁砲』の間逆の立ち位置に居るのに。憎むでなく怨むでなく……惚れる、だなんて)
しえしえしえ
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 16:01:54.78 ID:DB+BaFb30
白井「……なんだか、今日は一日中年上の方にからかわれているような気がしますわ」
結標「恋バナは女子にとって、三度の飯より食後のデザートよりも美味しい美味しい花の蜜なのよ。
それに、私はお茶も情報も提供したわよ? もう少しくらい謝礼を受け取ってった問題ないわ」
白井「そういうの、等価交換っていうんでしたっけ?」
結標「知らないわ。けど、何かを寄こせと主張するなら同じくらいに何かを提供しないと世の中成り立たないでしょ」
かわええ
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 16:07:52.75 ID:AU5uHd400
黒子「お姉さまの息臭いですのーw」
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 16:10:31.25 ID:0p4EkbrZQ
最近あちこちの作品で2828しっぱなし支援
黒子「お姉さまの……息、ハァ、いいですのぉーァン!」
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 16:15:17.31 ID:DB+BaFb30
白井「……とある方の言葉を借りるなら、女の勘、でしょうか」
結標「まだ十代も前半の貴女が、女の勘だけで好いた惚れたを語るなんて、面白いわね」
白井「他に例えようがないんですの。
『運命を感じた』とか『電撃が走った』なんて言葉ともまた違うと、思いますから」
結標「―――一目ぼれ?」
白井「大きな部類で語るならばそうでしょうね。
なんでしょう……。もしかしたら私はお慕いするに値する人間に、目が離せなくなるのかもしれませんわ」
「お姉さまに、背中合わせるに足る存在になりたいと思う程に、強烈な憧れを抱くのも」
「……あのお方の、隣に入れたら温かいのだろうなと夢見る程に、一瞬にして心が奪われたのも」
「こういう方々にこそ、この黒子の身をささげても後悔しない、と本能で悟っているのかもしれません」
結標「……本能?」
白井「お姉さまだから。あの方だから。私、白井黒子は―――、お慕い申し上げてしまう。
憧れにしろ、恋慕にしろ。「こうだから好き」という理由も動機づけも、私の中にはないに等しいのですから、
………一種、たちの悪い惚れ方かもしれませんわ」
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 16:27:37.05 ID:DB+BaFb30
結標「要するに、『超電磁砲』とか『一方通行』みたいなタイプに弱いのね、貴女」
白井「あまりズバッと言わないでくださいまし。……簡単にいえばそういうこと、ですけれど」
結標「ふ〜ん。あの二人が似たようなタイプ……か。これはまた、中々に、面白い解釈かも」
白井「全てが全て似ている、とも思いませんが。
やはり完全に似ていないと否定できないあたり、似てるかもしれない、と。
私も心の何処かで思っているかも、……ですの」
結標「―――でも。白井さんは別に、
超電磁砲に一方通行の影を重ねていることも、一方通行に超電磁砲の影を重ねていることもないのでしょう?」
白井「それは勿論ですの!」
結標「……なら、大丈夫でしょ。しっかりと区分けが出来ているなら問題はないわ」
―――一これは読みにくいと思うの
おんもしれー
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 16:40:54.10 ID:Qw7A3jat0
あの二人も、馴れ合う必要はないけど
ずっと恨みあって欲しくはないなぁ……
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 16:41:00.87 ID:DB+BaFb30
結標「なるほどね……。分かったような分からないような。
中途半端にしか納得出来ていないのは、やはり私が貴女とは、また別の思考回路をしているからでしょうね。
……けど、なんだか羨ましいわ。貴女も一方通行も」
白井「……羨ましい?」
結標「なんでもないわ。最後のは独り言よ。
地獄耳もいいけどたまにはきかなかった振りをするのも、心遣いかもね。
そろそろいい加減、私も貴女も仲間を待たせるのは駄目だし、ここまでにしましょうか」
白井「そうですわね。……唯意義なことを教えて頂き感謝しますわ。
その分きっちりかっちり根掘りされた気分で、あまりすっきりしませんが」
結標「私たちに仲良しこよしなんて無用だわ。
……それでも、可愛らしい恋の話が聞けて楽しかったと言えば楽しかったわ。じゃあね、白井さん」
白井「ええ。……また、機会がありましたら」
結標「そうね。そうそう有りそうにないけれど、もし有ったのならば、またお話でもしましょうか」
>>180 半角スペース入れた方がいいかもな
結標さんいいこだな
185 :
―:2011/03/03(木) 16:51:03.44 ID:DB+BaFb30
店員「ご購入、ありがとうございましたー」
結標「さて目当てのものも買えたし、さっさとケンタッ○ーによって集合場所に戻らないと」
(……ったく、この私をパシリ扱いするなんてなんて野郎かしら、アイツは……っ!
一応、年齢的には守備範囲内と言えば守備範囲内だけど、私なら絶対に遠慮しらい物件よだわー……)
「―――でも、羨ましい、と思うのは本当だったり……」
「あんなドロドロの血まみれの泥沼に居た私には、想う事も、想われることも、遠く感じるわ」
(……だから、尚の事想うのかもしれない)
(せめて、あの子の恋が向かくいって、一方通行だけでもそういう風に救われれば―――)
「私にもいつか同じ救いが訪れるかもしれない……なんて、ね。」
「なんて、醜くて自分勝手なエゴかしら」
「」
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 16:53:21.18 ID:LEcfaXcT0
あわきんかわいい
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 16:54:53.37 ID:DB+BaFb30
誤字脱字がひどくなってきた…すまない
早いけど晩飯る 半頃再開
1このまま結標視点継続(御坂と絡みます)
2MNW殿堂入り動画
3御坂&黒子視点へ行こうか
>>+5
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 16:56:06.97 ID:LEcfaXcT0
kskst
ksk
2
3
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 17:02:18.59 ID:N51fSx2C0
3
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 17:19:40.75 ID:ZGtITI/7P
動画じらすのう
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 17:23:33.78 ID:XMO//8dD0
あわきん期待
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 17:34:48.95 ID:DB+BaFb30
――――御坂美琴&白井黒子視点――――
同日。夕食後からの自由時間。
in 常盤台中学の外部寮、私室。
佐天『それで、御坂さん隊長! 何かいい案って浮かびましたか?』
御坂「だから隊長呼びは止めてよー。なんか馴れないのよねぇ……」
佐天『そうですか? 結構いい感じだったんですけど、個人的に』
御坂「佐天さん的には、でしょー。はは」
佐天『むむ。あだ名もまた難しいものですね。
あ、それで話し戻しますけど、白井さん応援大作戦の案、なにか思い浮かびました?』
御坂「うーん……。黒子自体、あんまり大げさ感じではないしなー……」
佐天『そうかもしれませんけど! それでも、何かお手伝いしたいじゃないですか。友達として』
御坂「……そうねぇ。
そういえば、さっき黒子が『何かいいコーヒー関連の粗品はないかな』とかなんとか言ってたかな?」
佐天『ほっほう! てことは、白井さんは何時ぞやの御坂さんと同じで、
プレゼント贈与大作戦路線にうつったってことですね!?』
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 17:41:08.03 ID:DB+BaFb30
御坂「ええ? いつぞやの私?」
佐天『ほら、いつだったかな。たしか夏休みくらいの時。
御坂さんが「とある人にあげるんだー」って、ウチにクッキー作りに来たことがあったじゃないですか』
御坂「ああ。…………そういえば、そんなこともあったわね」
佐天『最近、あんまりその人のことについて聞きませんでしたけど、何か進展ってあったりしました?』
御坂「――――ッ!?」
佐天『? 御坂、さん……?』
御坂「あ、ううん。なんでもない。そいつと特に進展もなにもないわよ」
「……発展するもしないも。その前に、アイツ、勝手にどっかにいっちゃったんだから」(ボソッ
佐天『そうなんですか。また何かイイ感じな進展があったら教えてくださいね?』(ワクワク
御坂「ん、そうするわ。私のことなんていいのよ。黒子のことを話してたんだし」
佐天『ああ、ついつい脱線してしまいましたね。ごめんなさい』
うわ
辛い
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 17:49:57.55 ID:SaIUf3swP
上条さん帰ってきてないのか
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 17:50:04.47 ID:DB+BaFb30
御坂「……あの子、世話になったお礼を送りたいみたいね。
私もさっき聞かれたわ『お姉さまは何か美味しいコーヒーのメーカーはご存じですの?』って」(クスクス
佐天『おおおおお! 白井さんってば超健気! あの変態行為で暴走しまくっていた彼女はいずこに……っ!?』
御坂「あれは若干大げさなお遊びも混じったやり取りだったからね。
見えにくいかもしれないけど、黒子の本質は、びっくりするくらいの一途さ、だもの」
佐天『思い込んだら一直線!』
御坂「そうそう」
佐天『まあ、それは御坂さんにも言えることですけどー』
御坂「……うぐっ」
佐天『はっはっはー。たまには自分の猪突猛進ぶりを反省して下さい。
しばらく学園都市から姿をくらませた時は、本当に本当にほんとぉぉおおおに心配したんですからね!?
結局、最後までどこに言ってたのか教えてくれないし……』
御坂「……その件につきましては。その本当にごめんなさい……。
(といっても、さすがにハイジャックしてロシアに行った…とまではいえない……)」
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 17:51:50.49 ID:ZGtITI/7P
支援
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 17:58:25.28 ID:DB+BaFb30
佐天『反省していただけてるなら結構ですよ』
御坂「猛省しております……」
佐天『さーて。「プレゼントをしたい」「コーヒー関連のものがいい」って
この2点が分かれば、少しは私たちも白井さんの恋のお手伝いが出来るかもしれませんね♪』
御坂「具体的にどうやって?」
佐天『私や初春は白井さん本人から直接話を聞いた訳じゃありませんから、大げさに応援もできませんから。
「何やか最近はこんな美味しそうなコーヒーがはやってるみたいだー」って感じの、なんともあざとい助言をしようかと』
御坂「自分であざとい言わなくても」
佐天『それじゃあ、夜遅くに電話失礼しまた。それじゃまた明日』
御坂「うん。おやすみなさい」(ガチャ……、ツー、ツー、ツー
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 18:05:26.02 ID:DB+BaFb30
御坂「佐天さん、すっかり張りきっちゃってるなー。
初春さんもなんだかウキウキしてたし。……そら、友達の恋は応援したくなるのが、普通……よね」
「…………それが、普通なのに。
それなのに、あの子の背中を押すことに躊躇してるなんて………」
「ホント、私ってば、―――――最低」(ボソッ
白井「お姉さまー。お風呂お先に失礼しましたの」
御坂「―――!」
白井「なにやら楽しげな声が浴槽まで聞こえてきていましたけれど、どなたかとお電話を?」
御坂「うん。佐天さんとちょっとね」
白井「あら、そうでしたの」
まあそりゃ御坂は心中複雑になるわな
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 18:08:11.05 ID:MyYijlJJO
ウフフ
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 18:16:41.41 ID:DB+BaFb30
御坂「…………黒子。アンタ最近可愛くなったねー」
白井「へ? え? お姉さま何を突然いきなりぃ?」
御坂「ああ。ちょっとなんとなーく。なんというか女子力があがったなーみたいな? そんな感じ?」
白井「褒めて頂けるは嬉しいですわ。
けど、なんだが口調が、どこかのちゃらい殿方みたいになってますわよ、お姉さま」
御坂「どこぞのちゃらい殿方っては誰の事かなー? アンタが好きになった人ことだったり?」
白井「違いますわ。物のたとえ、というものですの。あの方はちゃらい方ではありません……多分」
御坂(うん、まぁ……だろうね。ナンパに命かけてそうな人種ではないわ、アイツ)
白井「いいですか? お姉さまはこの学園都市の第3位。常盤台中学が誇る最強無敵の電撃姫ですの。
エースとして恥じない振舞いを、と。黒子はいつもいつもいつも申し上げていますのに……っ!」
御坂「ああもう! アンタは私のママかー!!」
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 18:24:03.11 ID:AU5uHd400
黒子「お姉さまの息臭いですのーw」
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 18:27:03.49 ID:DB+BaFb30
白井「ママと言われようがひく気はありませんわよ?
いい機会ですのでさらに言わせて頂きますけど。
「寒いから」という理由でピ○チュウの着ぐるみを寝巻代わりするのはおやめになったほうが」
御坂「い、いいじゃない! 可愛いじゃない! 電気タイプで私とお揃いだし!」
白井「ええ、勿論! 着ぐるみをお召しになったお姉さまもお可愛らしいですわ!
ですが。で・す・が!! せめて年相応という言葉を覚えてくださいまし!」
御坂「年相応って……。12やそこらで大人用ランジェリーを愛用してるアンタにだけは言われたくない……」
白井「私の下着事情に関してはそれなりの理由があるからいいんですの」
御坂「ピ○チュウだって防寒には最適よ! 十分それなりの理由になるわ!」
白井「……防寒ならば、他にも方法はありましてよ、お姉さま……」(ハァ
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 18:33:21.00 ID:vm8x2Xz9O
支援
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 18:41:11.23 ID:DB+BaFb30
御坂「いやまあ、ピ○チュウはいいのよ。
要は、恋をすると人って綺麗になるっていうじゃない? アンタもそうだなーと思ったのよ」
白井「……そう、でしょうか?」
御坂「お風呂の時間はいつもの倍。
いまだって髪のブラッシングに余念がないじゃない。
『食欲の秋』だからっていって中断してたダイエットもいきなり再開させるし
あと、それから―――、」
白井「お、お姉さま!! ソレ以上は結構ですの!」(///
御坂「……がんばってるのね、色々」
白井「……べ、別にそのためにがんばってる訳では……」
御坂「私はただ「がんばってる」としか聞いてないけどねー」
白井「―――なあッ!?」(///
御坂「ピ○チュウのお返し」
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 18:44:29.15 ID:ZGtITI/7P
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 18:47:18.78 ID:DB+BaFb30
白井「……もう。なんなのでしょう。今日はからかわればかりですわ本当に」(ハァ
御坂「あれ? 私以外の誰かにからかわれたの?」
白井「ええ。婚后さんと……ちょっとしたお知り合いの方に。「恋でもしてるのー?」とかそのようなことを」
御坂「…………まあ。実は黒子ってば、わかりやすいもんね。結構、大体のひとが察してたりするよ」
白井「……と、いいますと?」
御坂「佐天さんたちも、それとなーく、感づいてるっぽいし(わたしが暴露したんだけどね、うん)」
白井「………っ! ………っ!」(バンバンッ
御坂「こらこら。布団にくるまって悶絶しないの。せっかく綺麗に整えた髪がぐちゃぐしゃになるわよー?」
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 18:54:51.67 ID:DB+BaFb30
御坂「ほら。そこでみのむし状態になってるくろこさーん?」
白井「…………っ」
御坂「からかって悪かったって。髪の毛梳かし直してあげるからこっちにおいで」(ヒョイヒョイ
白井「……その、皆にバレバレだったのが、凄く―――というか物凄く恥かしいのですが」(……ヒョコ
御坂「あははは。そうなのよね。
何でか片思いって秘めていたかったりするのよね。分かるよ、その気持ち」
白井「……別に佐天さんたちに教えるのが嫌なわけではありませんわ」(スタスタ、トテン
御坂「なんというか。自分自身の気持ちでいっぱいいっぱいで、他のことに気が回らないんでしょ、いまのアンタは。
よし、美琴お姉さんが綺麗御髪を梳いてあげますからねー」
白井「子ども扱いはやめてくださいな」
御坂「後輩扱いよ。いいでしょ、たまには先輩面させなさい」
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 18:56:08.09 ID:ZGtITI/7P
かわいい
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 19:04:25.77 ID:DB+BaFb30
白井「……やっぱり、お姉さまも同じなのですか?」
御坂「んー? 何が?」(サッサッ
白井「私の今の内心を的確に指摘なされるから……。
お姉さまも同じようなことを経験してきたのでしょうか、と思っただけですの」
御坂「……さあ。どうだろうね」
白井「ズルイですわ。私の揺れる乙女心は全てお見通し状態ですのに、黒子には何も見せてくださらないなんて」
御坂「全部お見通しって…。私は心理掌握の先輩ではないわ。そんなの不可能よ」
白井「ですけど……」
215 :
忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/03/03(木) 19:04:44.18 ID:KpnGOvEh0
てst
空間通行とはいいものだ
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 19:07:47.08 ID:DB+BaFb30
御坂「……そうね。似たような経験はしてきたし、いまも続いてはいるわね。
けど、全く同じなんてありえないわ。考えも感じ方も感受性も人それぞれ。
わたしの発言だって、自分の経験とか考えを基に有る程度「予測」したってものに過ぎない」
白井「同じなんてありえない、ですの?」
御坂「……そう。同じなんてありえないわ。黒子は黒子。私は私」
「黒子の恋は黒子だけのモノ……」
「――――だから、」
(……そうだ。これは黒子の恋だもの。私の、好き勝手にしていいものじゃない……だから)
「……だから。大切に、しなきゃだめよ?」
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 19:11:15.14 ID:X3ixWkGn0
御坂大人だな
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 19:13:54.15 ID:7UzkPvU50
この御坂なら許せる
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 19:19:36.15 ID:DB+BaFb30
白井「お姉さま……」
御坂「大丈夫。何があろうと私はアンタの味方よ。アンタがいつも私の味方で居てくれたように」
白井「……お姉さまが黒子の味方でいてくださるなら、百人力ですの。悔いだけは絶対に、残しませんわ」
御坂「それでこそ私のパートナーね。よし、もう動いていいわよ。枝毛ひとつない仕上がり具合、パーペキ完璧!」
白井「お手数おかけしましたの。ありがとうございます」
御坂「ん〜? なにそんな涙目になってんのよー」(クスクス
白井「……それは。それは! お姉さまがお優しい言葉をおかけになるからですわ!」
御坂「―――よーしよし。よっしゃ、今日は一緒のベットで寝る? 黒子ちゃん?」
白井「ですからちゃらい殿方みたいな口調はおやめくださいとあれほど―――ッ!」
御坂「ああもう! 煩いわね、細かいことは気にしないの!」
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 19:25:17.70 ID:j258D5dMi
嫌味の無い綺麗な展開だな
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 19:31:25.28 ID:DB+BaFb30
御坂は後輩の背中をそっと押したようです。
1MNW殿堂動画
2一方通行視&黄泉川家視点
3その他
その他はなにかキャラとか展開とかあれば
>>+5
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 19:32:40.25 ID:6weMv3Ry0
1
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 19:33:16.61 ID:SaIUf3swP
1
ksk
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 19:34:58.19 ID:7UzkPvU50
そろそろ動画行くかな?
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 19:35:09.46 ID:tbaFGX0N0
1
エツァリってなんで御坂守ってるんだっけ?好きだから?
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 19:39:49.64 ID:DB+BaFb30
――――MNW視点――――
同日。深夜
in MNW
―ミサカネットワーク―
各々好きに発言してね、ってミサカはミサカは提案してみる―――上位個体
1.【大反響】一方通行がツインテ少女となんか出会ってた件について【純愛&仰天動画】790再生(29)←NEW!!
2.殿堂動画ノベライズ計画2(482)
3.あの人の行方捜索報告所354(239)
・
・
・
・
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 19:44:52.99 ID:AU5uHd400
黒子「お姉さまの息臭いですのーw」
美琴「そういう黒子こそマンコくさいじゃないの」
>>228 うん
殺しに来たけど惚れちゃったから組織裏切って暗部にいる
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 19:48:26.39 ID:cMGNPqaN0
でもエツァリが美琴に惚れた理由って描写されてたっけ?
見た目だけで惚れて組織裏切ってまでストーカーしてるんならそりゃあショチトルもブチ切れるわ
>>232 1週間ほど付きまとってたとは明記されてた気はするが細かい動機は不明
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 19:52:54.66 ID:DB+BaFb30
【大反響】一方通行がツインテ少女となんか出会ってた件について【純愛&仰天動画】790再生
22:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka10342
トリプルミリオンおめ!
23:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka11111
やべえ 胸がキュンキュンする
もう何百回ってみてるけど、キュンキュンする
24:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka14378
>>23 お前は俺か
25:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka20000
10777号の例のゲコ太ストラップに関する報告以降、あの人の所在はとんとつかめないからな…
月9というか少女漫画のようなこの動画をみてねえと、俺、正直やっていけねえんだもん
26:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka14603
……有る意味、癒しでもあるんだよな、コレ
続きが気になるんだが、学園都市組は続編うpマダー?
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 19:55:24.38 ID:DB+BaFb30
27:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka10036
>>26 すまねえまだなんだ
一方通行はツインテ少女と遭遇していないらしく……
28:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misakawarst
なんか仲良よさげにメールのやり取りしてるっぽけどwwwwww
なんだか近いうちにでも会う雰囲気プンプンだ☆
29:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka10932
ガタッ なんだと……!?
・
・
・
・
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 20:07:16.80 ID:DB+BaFb30
・
・
・
・
数日前。
in路上
白井「はい、こちら白井」
初春『あ、白井さんですが? 初春です』(バリボリ
白井「私はいま警ら中なのですが……何かありましたの?」
初春『あったと言えば有ったんですけど、無いと言えばないですねー』(ゴクゴク
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 20:08:36.84 ID:DB+BaFb30
白井「……なにやらまったく緊急性を感じない効果音が聞こえてくるのですが、貴女、何か食べてます?」
初春『固法先輩からの差し入れの御煎餅と武蔵野牛乳を、ちょっとだけ』
白井「うーいーはーるぅうう!??」
初春『白井さんの言うとおりさしたる危険性がある訳じゃないんですもん、今回の件』
白井「だからって任務中に菓子を漁るのは褒められた行為ではありませんことよ?」
初春『ううう。白井さん厳しい』
白井「まったく……」
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 20:15:20.46 ID:WPFovhEsO
追いついた
面白いながんばれ
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 20:18:36.09 ID:DB+BaFb30
すまねえちょっと展開おもいつかねーってことで安価
白井さんと一方通行はハンカチを拾ってあげるという
超古典的な方法で出会ったようですが、
他に何かミサカ達が胸ズッキュンされるようなクサイ展開などはありましたか?
>>+5
kskst
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 20:30:37.96 ID:SaIUf3swP
難しいな
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 20:30:52.09 ID:eWMPMBw+0
20000号がまとも・・・だと・・・?
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 20:34:32.70 ID:7UzkPvU50
スキルアウトをぶち倒せば誰でも旗男だ
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 20:43:57.82 ID:X3ixWkGn0
ありがちだが黒子がテレポートの演算ミスって一方と事故チューとか
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 20:44:31.25 ID:G8TxG8PKQ
一方通行の言った言葉に対して、黒子が口説かれたと勘違い
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 20:53:23.69 ID:l+Eu2mNjO
>>244 関係ないけど一歩間違えれば顔面抉れるんだよな、それ
247 :
!ninja:2011/03/03(木) 20:59:11.56 ID:qXbzwQV00
tes
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 21:06:53.37 ID:DB+BaFb30
白井「それで? いったいどんなようで連絡してきたんですの?
私だってそんなに暇ではありませんのに」
初春『ええ。ちょびっとだけ気になることがあるので、その現場に向かって頂けたら助かるかなーって』
白井「気になること?」
初春『隣の支部に所属する風紀委員に強能力の予知能力者(ファービジョン)が居るのは、白井さんもご存じですよね?』
白井「ええ、まぁ。大変珍しい予知の能力をお持ちの方がいる、とは聞いたことありますけれど」
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 21:09:59.48 ID:VsCIPEVK0
このSSなかなか面白ェですのォ
支援
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 21:17:53.02 ID:DB+BaFb30
初春『その人がウチの担当区域内で何やら女の子にとってとても嫌なことが置きそう!って予知をしたみたいなんですよ』
白井「なんとも曖昧な予知ですこと」
初春『強能力、といっても。この方は予知内容の鮮明さより、予知回数の豊富さでレベル判定をされている方ですから……』
白井「確かに予知能力はある程度行為能力者でなければ、正確な未来把握は難しい、と聞きますものね」
初春『でも『何か女の子が嫌がること』が起きること自体は明白なんです』
白井「それで、私に現場に行けと?」
初春『ええ。ついでに私たちが余り焦っていないのは、
その事件が起こるとされているのが後1時間後だからです』
白井「その方の予知の鮮明度はそうでもない、ということではなかったんですの?」
初春『時間補足に関してはかなり正確につかめるようです。「書庫」にもそのように』
白井「……なんともアンバランスな能力の使い手さんですのね……。
了解しましたの。一時間後、ではアレですので、いまから現場に向かい、その時間まで待機することにしますわ」
初春『よろしくお願いしまーす!』
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 21:19:07.40 ID:FshdoNlY0
マンガサロンにはこういうのが描ける面白い奴が
いないからこまる
やはりここにかぎるなww
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 21:24:31.86 ID:DB+BaFb30
白井「女性が嫌がること、でしたわよねぇ。強姦、とかでなければいいのですが」
初春『抽象的すぎてちょっと困っちゃいますよね。
予知されたポイントまでの地図は携帯端末の方へ転送しておきましたー』(バリボリ
白井「仕事が早くてたすかりますわ」
初春『いえいえー』
白井「ああ、そうそう。初春」
初春『なんですかー?』(ゴクゴク
白井「私も御煎餅食べたいので、少しは残して置いて下さいませね」
初春『ういういーっと。了解です』
・
・
・
・
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 21:38:11.85 ID:DB+BaFb30
・
・
・
・
打ち止め「うぁああああ!! ここは夢の国なのかな!?
ってミサカはミサカは抑えきれない胸の高鳴りに身を任せつつ、目をキラキラと輝かせる!!」
番外個体「……うっわー。三六〇度何処を見てもブサイク面のカエルカエルカエル、カエルばっっっかり! ……気色わるー」
打ち止め「ブサイク面のカエルじゃないよ! この子にはゲコ太って名前があるの!
ってミサカはミサカはゲコ太に悪態をつく番外個体に反論してみたり!」
番外個体「こんなカエルのどこかいいってのさ…。ミサカには全然理解できな〜いっ」
打ち止め「むむむむ。お姉さまだってこのキャラ好きなんだよ?
ってミサカはミサカはゲコ太ファンはミサカだけじゃないことをつげてみたり」
番外個体「あっはぎゃは! それマジ話?
中学生にもなってこのカエルをご愛用とか! お姉さまってばどんだけ幼女趣味なのさ!」
一方通行「オイクソガキども。店内で煩く騒ぐンじゃねェよ、うっとしい」
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 21:58:14.47 ID:DB+BaFb30
番外個体「ミサカまで「クソガキ」でまとめないで欲しいな。
見てくれの通りこのミサカの設定年齢は他の妹達とは違い、アナタと同年代かまたはそれより少し上なんだから」
一方通行「見てくれがどうであれ、オマエも実年齢零歳児に変わりわねェよ」
番外個体「はあ? こんなどうでもいい時に限ってガキ扱いな訳?
ロシアでは散々ミサカに色々とお仕事押し付けてきた癖にー」
一方通行「どうでもいいと思える時だからこそガキ扱いするンだよ。
それに……アレだ。ロシアでのことは、押し付けたんじゃなくて任せたンだ」
番外個体「……おやまあ、素直な言葉がポロポロ簡単に零れてくるようになっちゃって☆」
一方通行「俺だってちったァ丸くなったンだよ」
番外個体「ちびっこミサカさんのおかげで?」
一方通行「――――さァなァ」
打ち止め「ゲコ太の国へ猛ダッシュ! ってミサカはミサカはよーいドン!」
番外個体「あー、あー。ガキらしくキャラグッズ専門店に飛び込んでいっちまったわ」
一方通行「オマエも全速力でダイブしてきたどォだ?」
番外個体「全力でお断り☆」
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 21:58:53.38 ID:tbaFGX0N0
ですの!
>>1ってインデックス×ピアージオなんてものを書ききった人?
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 22:13:30.69 ID:DB+BaFb30
10036号「イラッシャーセー、とミサカは挨拶をします」
打ち止め「あれ? 10036号?」
10036号「おや、これは上位個体ではありませんか、とミサカはレジの前でアホ毛を揺らす上位個体に話しかけます」
打ち止め「こんなところで何やってるの? ってミサカはミサカは頭にはてなマークを浮かべてみる」
10036号「ちょろっと年齢を詐称してバイト中なのです、とミサカは小遣い稼ぎをしていることを暴露します」
打ち止め「ええええ。年齢詐称とか駄目じゃないの? ってミサカはミサカは思うんだけど……」
10036号「ミサカ達の実際の年齢は月齢としか言えないほどです。
なので14と言おうが16歳と言おうが大差ありません、とミサカは力説してみます」
打ち止め「そう言われると、そうなの、かな……?」
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 22:15:57.55 ID:vm8x2Xz9O
しえ
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 22:24:39.68 ID:DB+BaFb30
10036号「おやおや? お店の入口近くでつっ立てるのは一方通行と……見たことのないミサカですね、
とミサカは戸惑いの感情を含んだ視線を上位個体に向けます。」
打ち止め「20002番目のミサカ。通称・番外個体だよ、ってミサカはミサカは返答してみる」
10036号「ああ。では彼女が新しく妹達に加わったという番外個体ですか、とミサカは彼女の正体がはっきりしたことで疑問が解消されました」
打ち止め「照れ屋さんでちょっぴりツンツンしてるけど、皆と一緒でイイミサカだよ、ってミサカはミサカは本音をいってみたり」
10036号「そうですか、それは良かったです、とミサカはも本音で返答します」
打ち止め「うん!」
10036号「店に来た、ということは何か欲しいものがあったのでは? とミサカは尋ねます」
打ち止め「えっとねー。あの人と番外個体とヨミカワとミシカワとミサカで
お揃いのゲコ太ストラップが欲しいなって思って、ってミサカはミサカは10036号に来店理由を言ってみる」
10036号「! つまり、『家族でお揃いのものがほしい』ということですね? とミサカは上位個体のニーズを確かめます」
打ち止め「えへへへ。そういうこと!」
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 22:26:25.61 ID:zucMiZGU0
C
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 22:31:35.06 ID:DB+BaFb30
懐かしいなwww
あれ書いてからやたらビアージオに愛着を感じるようになったわ
ホントにすまん、ちと急用が出来てしまい今日はここまでで……orz
明日の昼前には戻りたいと思う。
じゃあMNW終ったら後の次の安価
1黄泉川家
2一方と黒子さん
3その他
>>+5
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 22:32:28.29 ID:Es3Vyf4H0
kskst
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 22:35:08.13 ID:tbaFGX0N0
kskst
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 22:40:18.07 ID:G8TxG8PKQ
3 フレンダ
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 22:40:38.96 ID:G8TxG8PKQ
3 フレンダ
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 22:41:25.42 ID:/PY2wpeM0
2
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 22:41:45.13 ID:i4o/T1x4O
1
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 22:41:59.42 ID:G8TxG8PKQ
3フレンダ
わかっているじゃないか
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 22:55:45.30 ID:C9NjuXxx0
うひょー
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 23:00:55.49 ID:wDtci3L00
フレンダなら俺の隣で寝てるよ
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 23:12:14.17 ID:X3ixWkGn0
誰かビアージオのssとやらをkwsk
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 23:16:02.46 ID:FshdoNlY0
期待
>>273 御坂「よーっす」インデックス「おはよーなんだよ」
でググると幸せになれる
277 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/03(木) 23:56:29.84 ID:cMGNPqaN0
278 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 00:09:30.46 ID:G6WKnQaC0
この作者なら信頼できるな
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 00:30:53.72 ID:Zp+zBlpr0
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 00:36:23.44 ID:DlgIPnKc0
あれの作者だったのか
超期待
281 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 00:52:25.33 ID:CNJOUOpNO
黒子とフレンダがライバルだとっ!?
台詞回しが上手すぎる
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 01:07:08.21 ID:C10uRSXA0
>>281 なん…………だと…………?
フレ通行のスレ軒並み書き手がいなくなったなぁ…
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 01:28:33.51 ID:Zp+zBlpr0
>>277 読んだわー
やばいなんかあったらビオージオで安価取りたくなってきたw
禁書アニメしか見てないんだけど、原作ってこんなん台詞回しうまいの?
286 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 01:49:16.10 ID:2b7w9W22P
原作もアニメも台詞回しはほぼ同じだ
アニメはちょっと台詞省略してあるけどな
288 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 02:18:21.35 ID:isEpw/xp0
ほ
289 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 02:35:31.80 ID:BMVnAusn0
しゅ
290 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 03:01:10.77 ID:BMVnAusn0
しえ
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 03:25:04.53 ID:ZMpSUYK90
ほ
し
く
294 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 06:11:09.76 ID:dxYM4Fpo0
ほしゅですの
295 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 07:05:12.27 ID:p1a3lU7E0
ですの
296 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 08:35:25.77 ID:gaW9ACjd0
わたくし常盤台の婚后光子が保守をしてさしあげますわ!
297 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 09:09:57.96 ID:CNJOUOpNO
ほ
298 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 09:48:16.81 ID:/+foxnv10
ほっほっほ
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 10:06:58.66 ID:uD/UcLjQO
御坂「よーっす」インデックス「おはよーなんだよ」
これ書いた人じゃね?
300 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 10:20:12.41 ID:CNJOUOpNO
301 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 10:51:42.28 ID:BMVnAusn0
ほ
302 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 11:12:59.77 ID:5qlIZbOa0
保守ありがとうございます
昼前って入ってたのに、ちょっとまだ時間がとれず、
3時ごろ再開になるかと
本当にすいません
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 11:42:22.19 ID:chhJCMl10
おもしろい 期待
304 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 12:11:48.43 ID:/+foxnv10
そーかそーか
305 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 12:19:07.08 ID:/ynFfOK10
これでバラバラッ!!・・・・ですわ♪
306 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 12:27:01.19 ID:VlEslVin0
h
307 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 13:13:45.76 ID:BMVnAusn0
o
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 13:50:53.16 ID:tf4gbCJ40
s
309 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 14:10:58.64 ID:b/dnxpDx0
y
u
311 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 14:50:30.10 ID:/+foxnv10
うっうーうっうー
312 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 15:19:40.11 ID:5qlIZbOa0
10036号「では、そこの棚に置いてある秋の新作ストラップにしてみたら如何ですか?
と、ミサカは学習装置を介さずに自らの努力だけで取得した自慢の営業トークで、ストラップを売り付けます」
打ち止め「あ、これ可愛くていいかも。秋使用のシックなジャケットを来たゲコ太〜♪
たくさん色違いがあるみたいだし、ってミサカはミサカは進められた商品を手にとって吟味してみる」
100036号「一番人気は赤い紐のゲコ太ですよ、とミサカはセールスポイントをここぞと披露します」
打ち止め「赤いの可愛いよね。ミサカは赤いのにしよっかなってミサカはミサカは大決定!
ヨミカワは緑でしょー。ヨシカワは…青がいいかなっ。
番外個体は―――う〜ん、何色が似合うかな? って10036号に助言を求めてみる」
10036号「彼女似合う色ですか? そうですね余り少女趣味は好みではなさそうですし、
ピンクとかは避けた方が無難かと、とミサカは入口付近の壁によりかかる彼女をみつつ答えます」
打ち止め「そうだね。パステルカラーとかもあまりいい顔しないかもしれない、ってミサカはミサカは同意してみたり」
313 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 15:24:25.26 ID:/+foxnv10
おっ
314 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 15:24:27.32 ID:+jf4AtZe0
キタ━━━(シ)━━━!!!!
315 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 15:38:32.63 ID:5qlIZbOa0
10036号「ミサカ達よりも設定年齢は上なのでシックかつシンプルなものがいいと思われます、
とミサカはありきたりな助言しが出てこない己をちょっぴり悔しがります。
これだから接客業は難しいぜ……」
打ち止め「大人っぽいものってことだよね? ってミサカはミサカは更に聞いてみる」
10036号「そうですね。きっぱりさっぱり言うとそんなニュアンスです、
とミサカはすぐさま心を持ち直してにこやかな営業スマイルで受け答えします」
打ち止め「黒・紺・藍・紫――辺りかなぁ。
う〜んと。よく来てる私服を見ると番外個体はモノクロが好きみたいだけど、ってミサカはミサカは思い返して呟いてみる。
そういった意味で黒を選んでもいいけど、なんかありきたりな感じもするしな……むむむ」
10036号「そうですね。
営業トーク抜きで答えるならミサカ的には紫をチョイスします、
とミサカは多数ある選択肢を目の前にして悩みまくっている上位個体に
救いの手を差し伸べてみます」
316 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 15:41:14.66 ID:5qlIZbOa0
打ち止め「紫色? ってミサカはミサカはオウム返し」
10036号「紫は昔から高貴な色とされてきました。
どのミサカより自律心が豊富そうな番外個体に似合いそうだなと思いまして、とミサカは理由を述べます」
打ち止め「そっか、紫か。うん、良いね! 番外個体は紫する!
ってミサカはミサカは10036号のアドバイスに従うことにする!
だって、番外個体ににあってるってミサカもミサカも思うもん!」
10036号「それで、貴女の保護者はどうするのです? とミサカは今だに残っている最後の一人の分について質問します」
打ち止め「そりゃあやっぱり白だよ! ってミサカはミサカは即答する!」
10036号「ですよねー」
317 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 15:52:13.52 ID:5qlIZbOa0
10036号「一点が580円なので、合計で2900円となります、とミサカはお金をよこしやがってくださいと要求します」
打ち止め「これでお願いします、ってミサカはミサカは野口さんを三人分手にとってみる」
10036号「これは意外ですね。カードで買うとばかり思っていました、とミサカは驚きの展開に僅かばかり目を見開きます」
打ち止め「え? カードじゃないと駄目なの? ってミサカはミサカは尋ねてみる!
ど、どどど、どうしよう……っ。
ミサカはカード類はあの人に『まだオマエには早い』って言われてて一枚も持ってないの
って、ミサカはミサカはしょんぼりする……」
10036号「い、いえいえいえ! 現金で購入することは可能です! とミサカは慌てて訂正します」
打ち止め「そうなの! あー、よかったってミサカはミサカはほっと一安心」
10036号「紛らわしいことを言ってスミマセンでした、とミサカはしずしずと頭を下げて謝罪します。
上位個体が「一方通行がカードでこれこれ買ってくれた」とミサカネットワークで逐一報告していたので、
今回も上位個体を「目に入れても痛くない」ほど可愛がってる一方通行がお金をだすのだとばかり……」
俺「ですよねー」
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 16:03:49.90 ID:5qlIZbOa0
打ち止め「ううん、違うよ。このストラップはこのミサカが買うの。
お風呂掃除とかお皿荒いのお手伝いを一生懸命して、
ちみちみ溜めたお小遣いで買うのってミサカはミサカは懇切丁寧に説明してみたり」
10036号「「このミサカ」が、……ですか。
なるほど、上位個体が買うことに意味があるのですね、とミサカは雰囲気で悟ります」
打ち止め「10036号の言うとおりだよ。
このミサカが買って皆に送りたいのってミサカは宣言してみる!
ミサカ、みんなにいっぱいいっぱい迷惑かけて、いっぱいいっぱい感謝しているから」
「今までありがとうって意味を込めて。
これからも家族としてよろしくねって願いを込めて」
「皆に、ミサカから、プレゼントするんだ!
………ってミサカはミサカは照れくささを感じながら10036号に教えてあげんだけど……」(///
320 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 16:07:17.60 ID:5qlIZbOa0
10036号「きっと―――いいえ。みんな絶対に喜ぶはずですよ、とミサカは微笑みかけます」
打ち止め「そうだといいな、ってミサカはミサカは願望を吐露してみたり」
10036号「そうなりますよ、とミサカは念押しします。
でも、プレゼント選ぶに、送る相手を連れて来てよかったのですか?
っとミサカは素朴な疑問をぶつけてみるのですが」
打ち止め「本当はミサカ一人だけできたかったんだけど……。
『外は危ないから一人でうろちょろするな』って二人が」
10036号「ふふ。大層、二人から愛されているのですね、上位個体」
打ち止め「過保護気味だけどね、ってミサカはミサカはてれ隠しにひねくれた返答をしてみる」
一方が嫌いな色なら番外個体は好きな気がする
322 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 16:14:15.92 ID:5qlIZbOa0
10036号「お買い上げありがとうございました、またのおこしをお待ちしております、
とミサカは己の中で定型文のなりつつあるお客さまへと挨拶を口にします」
打ち止め「それじゃあね10036号ってミサカはミサカは手を振って大きくバイバイしてみる!」
10036号「喜んでもらえるといいですね、とミサカは上位個体につられて手を振り返します」
・
・
・
・
番外個体「よーやく返って来た」
一方通行「ンで? 目当てのもンは買えたのか?」
打ち止め「うん、もうばっちり! ってミサカはミサカは買い物袋を抱きしめながら、ただいまーって二人の元に駆け寄ってみたり」
番外個体「よくもまあ、あんなカエルで溢れかえった密閉空間に30分も入れるよね……。ミサカ、逆の意味で尊敬しちゃうわ……」
一方通行「用がすンだのならココにでいつまでもたむろしてる理由もねェ。さっさと家に買えンぞ」
番外個体「へーい」
打ち止め「うん!」
打ち止めかわいい
324 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 16:39:24.70 ID:5qlIZbOa0
・
・
・
・
白井「……さて、そろそろ初春が送って来た地図に従ってポイントまで移動し待機しはじめて1時間、ですわね。
目の行き届にくい路地裏ではないのはいいですけれど……、
比較的人通りも多いですし、武器所有のモノややっかいな能力の使い手だと面倒くさそうですわね……」
(……特に、怪しい人影は見当たりませんわね。
隣の支部の方には言えない事ですが、物騒な予知ははずれていて欲しいモノですわ。
いえ、予知が高度になればなるほど、その予知に速やかに対処ができる訳であって……)
「う〜ん、何とも複雑ですわね……」
打ち止め「あー、ミサカ、クレープ食べたいって、ミサカはミサカはクレープ屋さんを指で示してみたり」
一方通行「ふざけんな。オマエはどンだけ甘味を口にすれば気がすむンだ。
さっきアイス食いたいって行って喫茶店に入ったじゃねェか。これ以上寄り道するなンざ、俺は御免だ」
325 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 17:05:56.92 ID:isEpw/xp0
C
326 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 17:25:01.82 ID:5qlIZbOa0
白井(『嫌なこと』……。それこそ何にでも当てはまりますわね。
これは頭から除外していい情報ですわね。
有用すべきは、唯一指定されているワードは『女の子』。
これは実年齢を指すのか外見を指すのかは定かではありませんが、
大雑把に区切るならば男性と妙齢以上の女性は保護対象から外して構わないでしょう。
たかか強能力、されど強能力。予知が曖昧とはいえそれくらいの信用度は保証されているはずですの)
「ならば私がすべきことは極々、簡単。
この付近にいる『女の子』を注意深く観察。
事件・事故に巻き込まれないよう、身をていして守ることのみ」(チラッ
(―――この付近にいる『女の子』と言えば……)
番外個体「アイスの後にクレープ? さすがに摂取する糖分はこれ以上必要ないとミサカも思う」
打ち止め「甘いものは別腹なの、ってミサカはミサカは典型的な台詞を言ってみたり」
一方通行「はい残念。さっきも同じこと言ってアイスを三つも平らげてましたァ」
打ち止め「……どうしても駄目? ってミサカはミサカは」
一方通行・番外個体「「却下だ(だね)」」
白井「あの子くらい、ですわね。
……丁度、指定された時間ですけど―――まだ、何も起きそうにありませんわね」
327 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 17:38:04.31 ID:5qlIZbOa0
白井「……………」(ジー
打ち止め「うー、ってミサカはミサカは項垂れる。ガクッ」
番外個体「自ら擬音を発してまでしょぼくれ具合を演出しても、ミサカは靡かないよ。
ミサカだって甘い物は嫌いじゃないけど、
さすがにこれ以上甘ったる菓子の匂いを嗅ぐのは勘弁」
一方通行「コイツと意見が一致するのは珍しいが、俺も同じくこれ以上は勘弁願いたいな」
番外個体「うわ第一位と考えがかぶると最悪。ありえねえ。超ありえねえええ。うげ」
一方通行「オマエはちったァ恥じらいってモンを覚えろ、恥じらいってモンを」
白井「……………?」
(何でしょうこのデジャブ感……。
あそこ子にいる小学生くらいの子と高校生くらいの女性。
何処をどう何回みても、お姉さまそっっっっくりですの!!!!!)
(―――いいえ。そっくりなんて可愛いモノではありませんの)
(小さい子はお姉さまの小学生時代に。
高校生くらいの女性は、大覇星祭の時にお会いしたお姉さまのお母さまに。
瓜二つ、ですわ。…………ええ、まるでお姉さまをコピーしたかのような)
「――――ん? コピーしたような……?」
328 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 18:03:45.50 ID:jo2vR5rvO
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 18:21:40.83 ID:5qlIZbOa0
白井「………なんなんですの、この喉をチクチクと針で刺すような感覚は……」
(そう、ですの。 ……彼女たちは
『まるでお姉さまをそっくりそのままコピーしたのかと感じるほどそっくり』なのですわ!
何故、私はそのことに異様なまでにひっかりの覚えていますの……?
だって、わたくしは『お姉さまに姉妹が居る』なんて聞いたことがない!
…………造形は似ている。けれど表情や仕草はお姉さまとはまったく違う。
同じ顔の人間はこの世に3人は居るとはよく言ったもの。他人の空似と考えるのが妥当)
「……余りにもおねえさまにそっくりな方々にあって、頭が混乱しているのでしょうか……?」
(深く考え過ぎですわ。きっと、『そういうこと』ですの)
「………………」
(…………いいえ)
(いいえ、白井黒子。思い出しなさい。
一度。そう、たった一度だけ、わたくしは近づいたことがあったはずですわ)
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 18:32:12.02 ID:5qlIZbOa0
・
・
・
・
結標「――――御坂美琴も大変でしょうね。
何者かが『樹形図の設計者』破壊してくれたから悪夢は終っていたのに、
それを再び修復されそうだって言うんだから――――」
「――――その分だと『実験』についても何も知らないみたいね。
けれど、貴女はその断片を覗いているはずよ―――」
「――――まだ分からないの?――――」
「――――八月二一日。この特別な日に貴女の周りで何か変わった事とかはなかった?――――」
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 18:36:08.26 ID:5qlIZbOa0
・
・
・
・
白井「―――八月、二一日……!」
(そうですわ、確か。あの時、あの座標移動の女は、そんなことを言って………っ!)
―――――ドンッッ!!!
白井「―――――ッ!?!?」(ハッ
332 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 18:40:24.97 ID:5qlIZbOa0
晩飯る。30分後再開ですの
333 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 18:43:44.43 ID:CNJOUOpNO
舞ってる
334 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 19:00:42.61 ID:jlyMKau4O
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 19:03:21.92 ID:BMVnAusn0
そろそろ脱いどくか
俺も正装に着替えておくか・・・・
337 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 19:12:18.54 ID:5qlIZbOa0
服は来ておくれこの時期に脱いだら寒いだろ
338 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 19:20:22.73 ID:p1a3lU7E0
俺もパンツ一丁にしとくわ
お前らも下くらい穿いとけよ
339 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 19:25:26.74 ID:5qlIZbOa0
打ち止め「――――へっ? え? え?
今何が起こったのってミサカはミサカは突然のことに茫然自失……」
一方通行「……ちッ面倒クサェ。招かれざる客人が土足でご来場ってとこかァ?」
番外個体「いっひっいっひ!
なにさ、なにさ、なあにこれぇぇぇぇえええええ!
ヤバイね最高じゃないの、不意打ち過ぎてちょっとイキそうになっちゃったじゃん!?
こんな、ミサカ好みのきな臭いドラマティック急展開、投げキッス付きで歓迎するよ!!」
??『……随分と余裕だな、第一位』
??『……何時まで、その態度がとっていられるか見物だな』
白井「―――な、んですの、アレは………ッ!?」
(多少あった人混みが薄れたと思ったら、黒づくめの集団が………っ!?)
340 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 19:38:28.99 ID:Mva7hZ+f0
美琴も大きくなったら番外個体みたいな口が汚いオンナになっちゃうんですか?(><)
341 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 19:45:41.34 ID:chhJCMl10
紫煙
342 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 19:49:38.64 ID:5qlIZbOa0
白井「……警備員の正規隊員の装備とも、
テレスティーナ=木原=ライフラインが率いていた先進状況救助隊(MAR)との装備とも、違う……!」
(見たことがない得たいのしれない集団。
背筋を虫が這いずりまわるようなこの気味の悪い感覚。
――――これは、明らかな『異常事態』!!)
(はっきりとわかるのは、あの集団は、
私がみてきた八月や九月の事件の時よりも『深い』ところに居た……と、それだけは断言できますの)
(どう動くのが一番の正解ですの……っ!?)
番外個体「さぁあああて!! 美味しく骨一つ残さずに調理されるクズ野郎の総数は、っと!!
ひい、ふう、みい――――ぱっと見、八人ってところか。上等上等!
第一位、ここは平等に一人の取り分は半々でいいね!?」
一方通行「なに突然ラリってンだ馬鹿野郎。
どこぞの俳優にあった小娘が騒ぐような甲高い声ではしゃぐな、鼓膜が痛む」
番外通行「普段ならアナタの暴言を三倍に返しているとこだけど、いまは見逃してあげる!
ロシア以後、とんと、こんな『ドッロドロのぐっちゃぐちゃ』な機会には恵まれなかった。
正直言うと、のんびりと喫茶店でアイスをつっつく日常に、ちょっぴり退屈してたんだよね☆」
一方通行「番外個体。ンなとち狂った発言を俺の前で吐くなンざいい度胸だなァ? オイ。
血に飢えた戦闘狂気取るはオマエの勝手だが、
……せっかくお気楽にアイスを食えるくらいには『マシ』になったンだろォがよ」
番外個体「…………ほんと、まぁるく御なりになったこと」
343 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 19:52:04.46 ID:b/dnxpDx0
しえ
344 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 20:09:19.96 ID:5qlIZbOa0
番外個体「あーあ。―――なんか、アンタの言葉でミサカ少し萎えた」
一方通行「俺としては好都合だ」
番外個体「美味なご馳走を目の前に置かれたこの状況下で、
またミサカただ指をくわえてお預け状態になる訳?
自分だけいいとこどりして、ミサカに『子守り』担当を押し付ける気満々なの? うげ、最ー低ー」
一方通行「オマエの頭は三歩歩けば情報が脳味噌からすっぽ抜ける鳥並なのか?
さっきも言っただろ。押し付けるつもりなンて更々ない。
オマエ自身のことを見越して『任せる』ンだ」
番外個体「……いいよ。今回は第一位に譲ってあげる。
まったく心に響かない気障な口説き文句も聞けたしね。しばらく、笑い話ネタくらいにはなりそうだ」
一方通行「フン、勝手に言ってろ」
白井「…………ええい、グズグズ考えていてもラチがありませんわっ!」
(私一人で『勝てる』見込みはたたいのなら周囲の人間の安全確保が最優先!
人混みが解消された時だったのが不幸中の幸い―――いえ、そのタイミングに合わせたのかもしれませんけど。
この場にいるのは私含め、前方にいる三人のみ。
救出次第、すぐに風紀委員及び警備員に緊急連絡、ですわっ!!!)
345 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 20:11:41.47 ID:5qlIZbOa0
勝てる見込みが立たないのなら、だった。
346 :
三人じゃなくて四人だわ……orz:2011/03/04(金) 20:24:59.48 ID:5qlIZbOa0
打ち止め「はわわわわ! なんか奇妙はピカピカるお面をつけてる人たちがいっぱいってミサカはミサカは……っ」
一方通行「おびえなくていい。すぐに『片づける』」
打ち止め「え? そんな、片づけるって……っ!」
番外個体「上位個体。残念だけどアナタのエスコート役はミサカだよ。
悪いんだけどアイツらはせっかちな連中みたいだから、さっさとミサカの右手を取ってくれる?
ヒーローに対する気配りが上手な戦隊ヒーロー物のショッカーさんを見習ってほしいもんだけど、
アイツらにいまはそんな余裕はないみたいだし。文句も悪態も愚痴も、全ては終ってからにしてもらえるかな?」
打ち止め「……場違いなのは分かってる! でも! やっぱり無茶はしないでって思う!
ミサカはあの人やアナタが無茶するのは見ていられないよ、ってミサカはミサカは本音で語ってみる!
アナタ達が、自分から進んで危ないことするなんてヤダよって
ミサカは、…………ミサカはっ!!!」
一方通行「安心しろ。ちょっと今を邪魔するなって『わかってもらうだけだ』」
番外個体「(……物は言いようだねぇ)
―――第一位は、何かを『守る』のが大好きで仕方ない物好きなドMお坊ちゃんだからね。
気にすることはないよ。気にしないで、心配しないで、安心して、ミサカと一緒に高見の見物と洒落こもうよ、上位個体」
打ち止め「…………」
一方通行「―――無茶なんてしねェ。…………『約束』だ」
打ち止め「……っ! わかった。『約束』、だからね!」
一方通行「あァ」
347 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 20:36:00.65 ID:p1a3lU7E0
四円
348 :
三人じゃなくて四人だわ……orz:2011/03/04(金) 20:36:45.03 ID:5qlIZbOa0
番外個体「迷子の迷子の子猫ちゃんになりたくなかったら、ミサカの手を離すんじゃないよ」
打ち止め「わ、わかった、ってミサカはミサカは頷いてみたり」
??『……さて、第一位よ。居もしない神への祈りは済んだか?』
??『なんなら我らが貴様の醜い懺悔でも聞こうか。それくらいの情けはかけてやらなくもない』
一方通行「余計な気遣いあンがとさン。
でもよォ、オマエらココが何処か理解した上でそンな陳腐な三下発言しやがってンですかァ?
科学を謳い文句にしてる学園都市(この街)で、神なンて確かめようがない存在を口にするとか滑稽だな。
ああ、実に滑稽だなァ、オマエら」
??『――――ッ生意気な口を』
一方通行「そういう台詞が三下だなンだよ」
349 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 20:36:49.20 ID:b/dnxpDx0
いいよいいよぉ
支援だ
351 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 20:45:13.24 ID:5qlIZbOa0
白井「な、んて無茶なことをしていますの、あの白髪頭……ッ!!!!」
(見覚えのない装具だとしても、学園都市生産の特別製に変わりはないはず!
やけに身軽な作りが気になりますが、相手方は明らかに完全武装)
「そんな奴らを一人で相手しようだなんて、どこのお馬鹿さん!?!?」
(加勢に加わるべきか、否か。
……いや。それでもあの余裕あの態度……。
なにか勝てると思う要素でも。いやもしそんな要素があるにしても、ペラペラとおしゃべりをし過ぎでは―――ッ!?)
「―――視線の先に、女の方々が居る……? もしや、あの方、なにやら会話で時間稼ぎを?」
(……よく分かりませんが、効率を考えても少女が居る『あちら』をさきに安全な地へ飛ばしましょう!)―――シュン
352 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 20:50:51.13 ID:b/dnxpDx0
ほ
支援、だ
354 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 20:58:55.20 ID:5qlIZbOa0
??『そんな態度でいられるのも今のうち――』
一方通行「はい残念。
オマエらは俺の目の前に現れた時点でチェックメイトだ。
どんな策略も武器も作戦も。意義がない意味がない価値がない。
一%にも満たねェ可能性に醜くしがみついちまったその時から。すでにオマエラは負けは決定事項だ」
??『――――なにを根拠にっ』
一方通行「…………やっぱオマエら三下だわ。
たかが超能力者のガキと言葉の応酬を交わしただけで異常なまでにビビりやがって。
つーか、オマエらみたいなのを真に『三下』って言うンだろォな」
(第一位なんて仰々しく名乗ってはいるが、国語に関しては小学校からやり直す必要があるな俺も)
(本物の『三下』ってのを目撃した以上、……アイツの事を、易々と三下呼ばわりするのは止めたほうがよさそうだ)
355 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 21:00:26.51 ID:chhJCMl10
尾も白い
インデックス×ビアージオといいよく安価から即興で話作れるな
357 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 21:06:19.68 ID:b/dnxpDx0
面白す
358 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 21:10:50.20 ID:5qlIZbOa0
??『必要以上に口が回るということは、それだけ許されている己が生命の時間を短縮すると理解しろ、クソガキ』
一方通行「―――ハッ。ようやく薄気味わりィ仮面とっぱらったな」
??『こうなったのも全ては、底辺の生き物でお情けで生きていられた『貴様ら』が、
小生意気にも自分の存在価値を声高に主張したのが、元凶なのだっ!!』
一方通行「あァ? 用は只の責任の所在を『俺ら』になりつけてるだけかよ。
犯行動機がしょぼすぎて涙がでてくンぞ、オイ」
??『全力叩きつぶさせてもらうぞ、一方通行』
一方通行「これ以上時間を浪費するのは俺もいけ好かねーから大歓迎だ。
さっさと終らせようや。なあ、第四位の連中の猛攻から尻尾まいて逃げてきた、
――――『Edu.DarkMatter(ダークマター)』の残党どもの負け犬野郎がァあああ!!」
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 21:16:23.64 ID:b/dnxpDx0
人少ない希ガス
360 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 21:24:23.17 ID:6rFM3YhjO
このスレじゃ終わんなそうだよね
ぶっちゃけ序盤も序盤だもんな
362 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 21:27:38.20 ID:5qlIZbOa0
・
・
・
番外個体「だあ、もう! ミサカは磁力操作はさして得意分野って訳でもないのに! 苦手でもないけ・ど・さぁっ!!」(――ビリィッ!!
打ち止め「ミサカを担いだまま、ビルとかに張り付いて、路地裏をすり抜けるように移動するの大変じゃない?
ってミサカはミサカは遠慮勝ちに尋ねてみるんだけど……っ。
というか、こういう能力の使い方があったのね」
番外個体「なあに別にどうでもいい、そんなこと!
ちょっとばっかしお姉さまの真似事をしてるだぁけ!
ま、強能力程度のお嬢さまにはちっとばかっし出来ない力技か、も、ねっ!」(――パチッ
打ち止め「そっか。……なんか、おにも――」
番外個体「自分を御荷物とかいったら、その頬思い切りブン殴るよ。
ミサカは女子供にだって容赦はしない。
アナタがすべきは舌噛まないよう、もの静かなお利口さんを演じて、
何もなかったように、『おかえり』と言うだけでいいんだよ」
363 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 21:31:43.56 ID:TrTAXxOjO
ワーストは俺の嫁に来るべきだよな
364 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 21:33:08.07 ID:Mva7hZ+f0
じゃぁ美琴は俺の所へ来ようか
365 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 21:34:01.53 ID:5qlIZbOa0
打ち止め「……うん、わかった、ありがとう番外個体ってミサカはミサカは」
番外個体「言っただろ。もの静かなお利口さんを演じてろって」(――バチビリ
打ち止め「っ!!」
番外個体「―――よしよし。ミサカ、聡い子どもは嫌いよ」
(それにしても、……ミサカは知らないけど、つーか第一位が口を割りやがらない。
あの訳のわからない装甲を身につけている連中は、結構やばめ物件かもしれないね。
大能力者として戦力になるミサカでさえ、前線から引けと暗に言っていた。
誰かの協力を仰ぐ素振りすら見せなかったのは、
この学園都市内でミサカ達を援護してくれる人物で、アイツ以上に強いやつはいないから、か……。
ムカつくことこの上ないけど、伊達に第一位の王冠をかぶってるわけじゃない、ってねー)
「あー……むかつくっ!」
打ち止め「??」
366 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 21:38:52.87 ID:b/dnxpDx0
支援
367 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 21:42:09.60 ID:5qlIZbOa0
番外個体「さて、何処へ逃げ込むかな…………―――ッ!!?」(――タンッ
打ち止め「……? 急に立ち止まってどうしたのって、」
番外個体「黙って。……何か、来る」
打ち止め「え? ってミサカはミサカは」
―――シュン
白井「失礼しますわ。眼前に唐突に表れたことは先に謝っておきますの。
まぁ、なんとも器用に蜘蛛の如く右往左往に移動なさるものだから、
移動しそうなルートを割り、先回りする作業にすこし手間取りましてよ?」
368 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 21:46:30.34 ID:5qlIZbOa0
番外個体「なんか、ミサカが発する電磁波が変な方向に反射するから何事かと思えば……」
白井「優秀な発電能力者ですのね。空間把握まで出来る人なんて、私一人しかお会いしたことはありませんの」
番外個体「…………所詮、真似事。戦闘機憧れる子どもが飛行機のおもちゃで満足してるくらいの、その程度だけどね」
白井「さようですか」
番外個体「それ、……アンタ、見慣れない顔だけど?」
白井「この状況下。警戒するなと言うほうが酷というもの。
それでも、わたくしはいつも通りに言うだけですけれど」
番外個体「……………」
打ち止め「―――言うって、何を? ってミサカはミサカは聞いてみるんだけど……」
番外個体「オイ、上位個体ッ」
白井「――――風紀委員ですの。
異常事態発生につき、これから貴女がたを安全な「非武装地域」へとご案内いたしますわ」
369 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 21:46:46.38 ID:b/dnxpDx0
むうむ、
370 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 21:47:59.68 ID:b/dnxpDx0
筆がちょっとはやくなって嬉しい
371 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 21:50:47.14 ID:cDFhcuis0
期待紫煙
372 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 21:53:01.99 ID:s0f5kjfN0
これ安価スレだったんだよな…
おもしろくなりすぎだろ
373 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 21:57:09.41 ID:5qlIZbOa0
・
・
・
・
残党『……な、ぜそれをっ』
一方通行「怠惰で進むことを辞めたオマエと違って、『俺ら』は常に前を向いてる。……自分でいうのもアレだけどな」
残党『我らは貴様とは接触していないはずだ!!』
一方通行「そうだな俺とは初対面だ。ハジメマシテ、下衆野郎共。
つってもオマエらは第四位の連中とは遭遇したンだろ?
そして俺は情報を持っている。つまりはそういう事だ。
実にタネが簡単すぎて、こじゃあ手品すら出来ねぇな」
残党『―――ッ!』
全裸支援
375 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 21:58:17.62 ID:4AE4NdJh0
やばい面白いわ
376 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 22:03:35.91 ID:XaQ8aXdl0
全力支援だッ!
377 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 22:06:37.72 ID:5qlIZbOa0
一方通行「一筋縄じゃいかねえ奴らをなンだかンだ言いつつ束ねてたのは、流石だったてェことだなァ」
残党『貴様ら……ッ!? そういう事か』
一方通行「おお。最低限空気をよむ力はあンのか安心したわ。
いやいや。ウチンとこの土御門のリーダーさンも、
『情報交換の集まり』の時、中々に面白い情報を持ってくる時があってよォ」
残党『あの、いけすかない多角スパイがその『繋がり』の元締めかッ……! クソ』
一方通行「アイツ、多角スパイだったのかよ。初耳だ。
映画の主役でも出来ンじゃねェか? 似合いそうにねェけど。
しっかし、まぁ。垣根くンも可哀想になァ、脳味噌三分割とかありえねェよ。ああ、ありえねェ」
残党『可笑しいなことを言う!!
第2位を最初にぶちのめしたのは第一位、貴様だろうが!!!』
378 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 22:15:06.59 ID:5qlIZbOa0
一方通行「そォだ。あン時は俺がアイツをぶっつぶした。全力でな。
思い返してみれば、垣根の野郎のほうが俺よりも……暗部の誰よりも。
本質をその目で見ていたかもしンねェ」
残党『……は、はっは、あははは、あははぎゃはああああ!
そうだ、そうだそうだ、そうなんだよ!
結局貴様はそうなんだクソガキ!
自分より真理に近い場所にいた、もしかしたら同志なれたもしれない者を潰し、壊し、殺し!
後になってなにものねだりする、救いようのない、底辺で血まみれシャワーをあびてるのが、貴様なのだ!!』
一方通行「―――ああ?」
「なンなンですか? なンなンですかァ……?」
「どっかの自称戦闘狂にソックリな口調で負け犬の遠吠えしやがって……」
「――――鼓膜に、痛ェえつってんだろォォォがよォォォおおおおおおおおおおお!!!!!!」
379 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 22:15:26.87 ID:V9n7YdSY0
話なげぇ
380 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 22:20:12.60 ID:5qlIZbOa0
残党『―――ハッ、貴様の中身の罵声など…ッ!』
一方通行「あーあー。うるせえ雑音が多いな」
「さぁーて……」(カチッ
「愉快で楽しい狩りの時間だぜ、狐共ォォおおおお!!!!!」
――――轟ッ!!
残党『――――ッンが、っは、あああああああああああ!!!』
一方通行「おら、まず一匹ィッ!!」
381 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 22:20:13.89 ID:b/dnxpDx0
支援
382 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 22:30:00.09 ID:5qlIZbOa0
残党『……チッ、一人仕留めたところで言い気になるなよ小僧!!』(――バサッ
一方通行「…………相変わらず、クソメルヘンなことで」
「にあえわねェはオマエらには。
その羽根が痛い自覚もしてねェ野郎がソレを扱うのを見るのは胸糞わりィんだよ」
(―――確かに、アイツは俺が潰した。徹底的に残虐に慈悲すらなく。
俺が壊し潰し殺してきた奴のウチの一人だ―――まぁ、垣根に関しては殺しまではいかなかったらしいが。
俺は本気で殺しに行った。それぐらいの相手だった)
(けどなァ、命の削り合いをするに相応しいくらいには『互いの価値』のためにぶつかった相手だった……!)
「俺の前でその翼を展開するな。癪に障るンだよ」
「ハンカチ拾う」をここまで膨らませられるとは
384 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 22:31:45.41 ID:b/dnxpDx0
支援
385 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 22:42:24.93 ID:5qlIZbOa0
一方通行(……心理定規は健気だぞ垣根くン。
今でもオマエの『捜索』を諦めてないらしいからなァ)
「……まァ、機会があったら俺も手伝いくらいはしてもいいかもしンねェ、な」
(……競い合う能力者がいねえのもつまらねえし。
戦いにかけたものは違っても、そこまで心底にがにがしく思ってるわけじゃねえし……)
「――――」
「…………まあ、とりあえずは、アイツの『自分だけの現実』(モノ)を
本人許可なく無断使用してる著作権侵害している馬鹿どもを叩き潰すのが、まず一歩てかァ?」
386 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 22:42:46.45 ID:XaQ8aXdl0
いいよ、いいよー
387 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 22:45:10.97 ID:5qlIZbOa0
残党『何をごちゃごちゃとう、うるさい事を――――――ッ????』(……バサ、
一方通行「おいおい遅いな」(ピタ
残党『―――ひっ』
一方通行「垣根はもうちっと早かったけどなァ。
さーて。コース選択のお時間だ、好きなのを選ばせてやる。
その羽根をもぎ取るか? 血液を逆流させるか?
ああ、それとも猟犬部隊の野郎みたいに皮膚の5割をひっくり返す特別メニューをご所望ですかァ? お客さン
チ、チ、チ、ブー。
あーあ、時間切れだ、それじゃ御休みの時間だ。オヤスミナサイ、いい夢を」(…トン
残党『ひ、あ―がああっ……、あっ !?!?』
一方通行「はい、2匹目終ー了ー。さあさあ、ショータイムはこれからだ」
「――――全員、神への祈りの時間は終ったか?」
388 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 22:47:21.42 ID:5qlIZbOa0
なぜか書くほどに長くなる。
ちょっと席外す。20〜30分で戻ります
389 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 22:59:40.05 ID:v/6zJBymO
かっこよすぎだろ…
390 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 23:00:09.56 ID:hXvNQzIhO
チ、チ、チ、ブー。
391 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 23:05:53.55 ID:5qlIZbOa0
・
・
・
白井「……本当にこのようなところでいいんですの?
こんな何もなく誰もいないただひろいだけの公園だなんて……」
番外個体「ここでいい」
白井「―――要請すれば、警備員の詰め所でも。
……いえ、それがお嫌なのでしたら、私が所属する風紀委員の支部にでも」
番外個体「いやここでいいんだよ。あの場所から数十キロは離れた。
敵が隠れそうな障害物が見当たらず、かつ誰の目にも触れられない。
とたん場で要求した条件を全てクリアしてる好条件すぎる場所だよ」
白井「……まあ私は第七学区内の地形はスべて叩きこんでいますので、
これくらいの場所を探すのは容易いですし、
監視カメラ等の機器すら駄目というなら、仲間に連絡して場所を探すことも……」
番外個体「大丈夫。もういいよ風紀委員。
あんたは無事に任務をこなしミサカ達を案内した。十分だ。
だからこれ以上踏む込むな。踏み入るな。
―――アンタだって言ってたろう『異常事態』だって。そう感じるなら、余計にね」
白井「…………」
392 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 23:12:48.37 ID:5qlIZbOa0
白井「………………、それは『風紀委員』としての任務外、と?」
番外個体「………。そう、しいて言うならこれは……、警備員が扱うレベルの話しだね」
白井「――――左様ですか」
番外個体「さようなの☆ アンタはここまで。出来るのはバトンタッチすることだけ」
白井「…………」(ハァ
「なんとも意固地なお方ですのね、貴女。
わかりましたわ『風紀委員』としての任務はバトンタッチまで、と致しましょう」
「……最後に。何かリクエストはありまして?」
番外個体「―――バトンタッチをするなら、『黄泉川愛穂』ってやつにしてくれると助かる」
白井「……しかと、うけたまわりましたわ。では、私はこれで―――」
打ち止め「――――あの!」
白井「―――なにか、まだ後用事でしょうか?」
393 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 23:18:55.21 ID:5qlIZbOa0
打ち止め「その、ミサカ達に手を差し伸べてくれてありがと、
ってミサカはミサカは感謝の言葉をのべてみる」
白井「いいえ。どういたしまして」
打ち止め「ミサカ達に笑いかけてくれる人って、少ないから。
優しくしてくれる人ってほんの一握りだから。
風紀委員のお姉ちゃんが「お仕事」とはいえ、助けてくれたのは、本当にうれしかったの
ってミサカはミサカは―――、」
番外個体「上位個体。お礼は十分に言えてる。必要以上に饒舌になるのは阿保の子がすることだ」
打ち止め「!?」
白井「お仕事であろうとなかろうと。
わたくしは貴女方に手を差し伸べますわ。
困っていても、泣いていても、悲しく思っていても。
どんな状況下の貴女方でも、助けに向かうんですの」
394 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 23:26:08.40 ID:5qlIZbOa0
番外個体「救いようのないお人よしだね。よくもまあ早死にする生き方が出来ることで」
白井「回りくどいご注意ありがとうございますの。
これが私の生き方。私がお慕い申し上げる方が進む道、ですの」
番外個体「へぇ。他にも馬鹿がもう一人いるんだー。
じゃあそいつにも伝えといてくれるぅ? それは『早死にするよ☆』って」
白井「覚えていましたら、ね」
打ち止め「………あ」
白井「? 何か私の顔についています?」
打ち止め「路地裏からここまでずっと空間移動してきたからかな。
頬にちょっと泥がついてるよって、ミサカはミサカは言いながらハンカチを差し出してみる」
白井「そんな汚れのないハンカチを借りる訳には……」
打ち止め「ううん。これはせめてものお礼なの、受け取って
ってミサカはミサカは、ズズイとハンカチをさらに差し出してみる!」
395 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 23:28:40.55 ID:DlgIPnKc0
シエンタ
396 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 23:29:43.59 ID:5qlIZbOa0
番外個体「うけとってやってよ。ガキの我がままに付き合ってもらって悪いけど」
白井「―――では、有難く頂戴いたしますわ」
打ち止め「うん! 風紀委員のお姉ちゃん、本当にありがとう!
ってミサカはミサカは大きな声でもう一度お礼を言ってみる!!」
番外個体「……まぁ、世話にはなったよ。これ以上踏み込むなよ、ツインテのおじょうちゃん?」
白井「それでは、もう少しだけやることがありますので」(――シュン
打ち止め「ばいばーい! ありがとー!!」
397 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 23:30:16.89 ID:IN2izP8u0
黒子って妹辺りで妥協しないの?
オリジナルは上条の愛人だから落とすのは無理だし
398 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 23:35:24.02 ID:lrQxmfi+0
>>397 そもそも恋愛感情なのかどうかすら怪しい
上条さんのことを認めていないだけだと思う
399 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 23:36:15.34 ID:5qlIZbOa0
・
・
・
一方通行「………ハン、口ほどにもねェな」(カチッ
残党「……ぎ、……が、はっ」
一方通行「どいつもこいつも面妖な仮面の下の顔はイケメン揃いだな。
鼻の骨は折れてるは、前歯は全部折れるは、目の周りは青黒くなってるは愉快なことこの上ねェ」
残党「……き、さ……ぁ、、がっ!」
一方通行「うっせェな。愉快な顔にしてやる程度にしてやったンだから感謝しろが三下どもが」
「――――クソガキ、と『無茶しねェ』って約束があったかンな」
「……ンでェ? どォしてこンな間抜けな事をしやがったんだァ? オイ」
400 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 23:43:50.33 ID:5qlIZbOa0
残党「な、ぜ……っ ぐは ――−わ、れらはま、けっ」
一方通行「俺ら超能力者が火、とはよく言ったもンだ。あながち間違いじゃねェ。
鉄を打って固く鋭くするように、超能力もまた何かに研ぎ澄ますってのも、面白い考えだ。
火である、俺としてはいい気はしねェが」
「だがなァ? どンだけ性能のいい刃物や銃器を手に取ったところで、
使用者が説明書通り正しく使用しねえと意味がない」
残党「……く、そっがっ、……が、」
一方通行「未元物質は第二位の暗算があって初めて全力で成り立つ代物だ。
一朝一夕で、俺らが脳味噌弄りまわして、数年単位で獲得してきたもんを使えると思うなンざ、
傲慢以外の、何者でもねーよ、ボケが」
401 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 23:47:22.71 ID:c/RZGDbOP
はとわの使い分けもできないとか先生もう見てられない
402 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 23:48:11.68 ID:5qlIZbOa0
一方通行「……少し、大げさに騒ぎ過ぎた。手短に頼むぜ」
「もう一度、確認するぞ」
「なぜ俺を襲った。
人通りがなかったとはいえなぜ表の十人の気配があるところで、火花をおとした。
……表裏。いまとなってはさほど気にすることでもねェが……。
それでも、無関係の人間が俺とオマエらの諍いに巻き込まれるのは、きにいられねェ」
「――――答えろ、残党」
403 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 23:50:53.32 ID:5qlIZbOa0
うわー誤字ひで。
はとわ、正直すまんかった。
あと十人じゃなくて住人だよな
404 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 23:53:34.58 ID:DlgIPnKc0
脳内変換する程度の演算能力はあるから気にせず続けて
405 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 23:57:25.07 ID:MBWI4YsY0
一方さんと黒子くっつかないの?
406 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/04(金) 23:59:43.94 ID:5qlIZbOa0
残党「…………い、っただろう。
がはっ。――−貴様らが。貴様ら、がっ……!立場をわ、きまず……っ」
一方通行「自分の存在価値を声高に主張したから。だっけか?
ンだよ。マジでただの責任転嫁だってンならますます救いようがねェな」
残党「わか、ってわまるかっ! ……暗部こそ、暗部…こそ。
わ、れらの最後の、地、だったのだ、だというに―――ッ」
一方通行「…………」
「…………なるほどな。
俺も元は暗部に居た人間だ。
そこに落ちたやつらは俺と同じ、クズな生き方しちまった奴ばかりだってのは分かる。
居場所がない奴らばかりだってのも、……なンとなくは理解している」
「オマエらにとって、暗部が最果ての居場所だったのとかもしンねえが―――
それでも、俺は自分の選択を間違っだった思わねえぞ」
残党「……なに、が。凱旋、だ……っ!!」
一方通行「悪いな。俺にとっては凱旋だ」
残党「……くそ、――――クソが」
407 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 00:04:24.20 ID:T7RQ3M0x0
黒子と一方のいちゃラブがどうしてこうなった
でも面白いから支援
408 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 00:08:26.22 ID:qXAraSjg0
一方通行「……もォいい。話はここで終いだ。オマエらのバックに何もないなら、もォいい。
察するに、第四位回収、あの浜面って野郎の暗殺失敗とかの罪で、学園都市に捨てられたンだろ、オマエら」
残党「………………、」
一方通行「暗部に……。いや、裏に、価値を見出すことを馬鹿にするつもりはねェ。
俺も少し前まではそうだった。―――悪かったな救いがねェと言って
その点して関してだけは、訂正しとくわ」
「―――ただ、俺は、元通りなンざうんざりだ。俺は、俺でつかみ取るぞ全てを。
この学園都市の見えないカーナビ通りに運転すンのはまっぴらだ」
残党「……、むり、に、きまっている」
一方通行「そう思って追い詰めて、暗部崩壊の元凶になった一員の俺に特攻ってか?
オイオイオイ。そんな無茶なやんちゃをするには、オマエら少し年取りすぎだ」
残党「……だ、まれ。くそ、…………ガキ」
409 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 00:14:33.73 ID:qXAraSjg0
一方通行「……『回収』の手だてくらいはお膳立てしてやる。
成功するも失敗するも、居場所を見つけるも、そのまま朽ち果てるも、後はオマエら勝手にしろ」
残党[…………]
一歩通行「―――ああ、ただ。これからオマエらを『回収』しにくる女は「馬鹿」かつくほどのお人よしだ。
せいぜい、ベットに拘束された状態で、うるせえ小言を何時間も聞きまくるンだな。ハッ、ざまァねェ」
残念「……、いつ、か」
一方通行「いつかまた殺しにいくぞって? それもまた好きにしろ」
「――――また、そのうるせえ女の小言を聞く地獄空間に再送してやるだけだ」
・
・
・
・
410 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 00:17:54.23 ID:qXAraSjg0
なにがって俺が残念なだけだけど。
長ーーーい残党とのやり取りが終了したようです。
これから一方さんと黒子さんはちゅーするみたいですが、
……いったい、どこにチューしたんですか?
ほっぺ、唇、その他?
>>+5
411 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 00:18:48.36 ID:Hro4znsE0
唇
412 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 00:19:02.68 ID:qDT3iuQQ0
唇に決まってるよ!
413 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 00:21:52.18 ID:/uC4uZQMO
唇からギリギリずれる位がいい
414 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 00:23:05.11 ID:qDT3iuQQ0
一方通行の口と黒子の下の口
415 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 00:23:20.63 ID:uMXjBh180
膝裏
416 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 00:23:35.43 ID:IemIH2/w0
ほっぺに続けて唇
マニアックすぎるwwwwww
418 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 00:24:59.85 ID:Io0kcAIrP
変態だー!!(AA略
419 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 00:25:21.89 ID:Hro4znsE0
どんなシチュだよwww
420 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 00:25:26.82 ID:cZE7OZTH0
あえて耳
421 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 00:27:34.42 ID:IemIH2/w0
20000号しか喜ばんわwwwwwww
422 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 00:27:47.19 ID:Yjo+yMJuO
急展開w
423 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 00:33:57.89 ID:qXAraSjg0
・
・
・
・
白井「ああ、初春ですの?」(―――ヒュン
初春『あ、白井さん。まったく連絡がありませんでしたけど、何もなかったんですか……』
白井「……例の、予知の話しですの?」(――−ヒュン
初春『ええ。補足された時間からかれこれもう一〇分はたっていますので』
白井(……あれだけのことがあって、まだ一〇分しかたっていないのが、不思議ですの……)(――ヒュン
初春『……ていうか、白井さん。ところどころ声が聞こえにくいんですけど、もしかして』
白井「ええ。移動しながら通話しておりますの」(―――ヒュン
初春『白井さんって、結構、器用なことしましよねえ』
白井「棒読みですわよ、初春」(―――ヒュン
初春『あららー。それは申し訳ない、ともおもってませんが』
白井「…………」(――−ヒュ
424 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 00:35:33.33 ID:Hro4znsE0
ここから神の安価捌きか
425 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 00:38:55.59 ID:qXAraSjg0
初春『あ、あと白井さんごめんさい』
白井「なんですの急に」(―――ヒュン
初春『御煎餅、全部食べちゃいました。』(テヘ☆
白井「初春。次の休日出勤のシフト、わたくしの代わりに貴女がいってくださいましね」(―――ヒュン
初春『えっ!?』
白井「残しておいてと頼んだのに……。
固法先輩がお持ちになる和菓子はいつも絶品のものばかりなのに……。
わたくし、すごくすごく楽しみにしていましたのに……」(―――ヒュン
初春『うえええ。わかりましたよ! かわりますー!!』
白井「商談成立ですわ」」(―――ヒュン
426 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 00:43:30.15 ID:qXAraSjg0
白井(……と、目的地が見えるとこまで到着しましたわね)(……ストン
「…………なんとまぁ」
(あの、女性が最後に移動中に言って通りですわね。
『どうぜ、戻った頃にはかたがついてるんだよ、ああむかつく』―――でしたわね)
初春『ぐすん。その日は佐天さんたちと一緒に遊ぶ予定だったのに……』
白井「……初春、雑談はこのくらいに。お仕事のお話に移りますわよ」
初春『は、はいっ』(スチャ
ああ、アマガミか
膝裏か……胸圧
429 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 00:52:38.16 ID:qXAraSjg0
白井「……先ほどいた地点の近くで、ちょっとした『人身事故』がおきましたの」
初春『―――ッ! それ、本当ですか!?』
白井「ええ。とは、言っても。大事にする必要はありませんの。
何人か怪我をしている人もいますが、『軽傷の部類』に入るでしょう
(―――と言っておいたほうが楽ですわね)。
当人同士の間で、現状の時点で特に『言い争い』はしておりません。
けれど、やはり念のため、警備員と救護班を要請したほうがいいと思いまして」
初春『あんまり大きな事故じゃないですね、自転車の転倒とかですか?』
白井「ええ。そのようですわ(……襲ってきたほうが全員倒れてますもの…地面に)」
初春『わかりました。私のほうから直接、警備員に連絡を―――、』
白井「ああ。そうでした。出来れば、『黄泉川愛穂』という教員がいい、とのことですの」
初春『え?』
白井「………知り合いだから、そっちの方が相談しやすいと『白い髪の人』が」
初春『まあたまにあるますよね。こう言う事。
知ってる先生がいいって言う人も少なくないですし。わっかりましたー了解です』
白井「よろしくお願いしますわ」
430 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 01:00:05.96 ID:qXAraSjg0
黒子(これでいいんでしょうかね? ……『白い髪』でなんとなく伝わる、との事でしたけど)
「『風紀委員』としての任務はここまで、
――――ここから先は『白井黒子』という、一『女の子』のプライベートタイム。
……なにをしようと、自由、ですの!」
「なんだか騒ぎの前に色々考えていたことが、吹っ飛ぶくらいに疲労がたまっていますの」
(―――それでも、あとひと踏ん張りですわ)
「さ、あそこまでなら、あと一回の移動で済みまわわね」
―――ヒュ……、ふらっ
(―――しまっ! 連続移動の疲れがこんな時に……ッ!!!)
―――ヒュン……
(座標軸の計算が、ズレ――――ッッ!?!?!?)
・
・
・
・
ちゅーーーーーーーー!
432 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 01:04:25.89 ID:JVjTU1GCO
プハー ごっそさん
(膝裏
434 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 01:05:40.14 ID:qXAraSjg0
・
・
・
一方通行「――――そォいう事だ。少し暴れちまってな。後片付け頼むわ」
黄泉川『……オマエなぁ。あまり私の心臓に悪いことしないでくれ。
今回の事後報告も、オマエには言いたいことが山程じゃんよ!!』
一方通行「『少しばかり派手な喧嘩』をしただけだァ。説教されるのは御免こうむる」
黄泉川『……その、少しばかりの範囲が図りきれないから心臓に良くないだ!
せっかく。せっかく、打ち止めも一歩通行も、元気な顔で家に戻ってきてくれた。
―――私も、桔梗も。あんな喪失感を味わうのは御免こうむるじゃん』
一方通行「…………」
435 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 01:07:14.43 ID:uMXjBh180
一歩通行で深くにも吹いたw
436 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 01:11:20.61 ID:qXAraSjg0
黄泉川『まあ、めずらしく素直に『お願い』されたから。
これ以上は何も聞かないで、言われた通り『後片付け』してやるけども、何度も通用する手だと思うなじゃんよ』
一方通行「今回きりだ」
黄泉川『ああ、今回きりにしてくれ。
……オマエは非難した打ち止めと番外個体を迎えにいってこい』
一方通行「言われなくてもそのつもりだ」
黄泉川『ちゃんと三人で私の家に戻ってこい。
誰ひとり欠けることなく、全員で帰ってこい。絶対に、だ―――いいな?』
一方通行「……あァ」
黄泉川『宜しい。それじゃ、さっさと『後片付け』しないとじゃんよ! じゃあ、また家で』(ガチャ
一方通行「――――やっぱ、馬鹿がつくほどのお人良しだわ、コイツ」
437 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 01:12:29.31 ID:qXAraSjg0
○一方通行 ○避難
ちょっとコンビニいってくる
438 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 01:19:48.38 ID:T7RQ3M0x0
キースキース!!
ところでどっちが膝裏にキスすんだろ
439 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 01:21:14.16 ID:uMXjBh180
まさか黒子が一通さんに…さすがの淑女ぶりだな
440 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 01:22:37.01 ID:qDT3iuQQ0
もういいから膝裏からの流れで危険なとこまでキスしちまえよ
441 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 01:28:48.17 ID:qXAraSjg0
一方通行「………………」(カタカタカタ……。prrrrrrrrrrr,prrrrrrrrr
「………………」(prrrrrrrrrrr,prrrrrrrrr
「………………」(prrrrrrrrrrr,prrrrrrrrr
「………………」(prrrrrrrrrrr,prrrrrrrrr
「………………チッ、あの馬鹿、電話にでやがらねェ」(ブチッ
(能力使用は問題なかったてことは、ミサカネットワークは通常運転だったことの証だ。
そのネットワークを取り仕切る打ち止めになんらかの異常があれば、小さな綻びはどうしても生じる)
「それがねェってことは、ガキも、一緒にいるデカイガキのほうも無事ってこったなァ」
442 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 01:30:10.65 ID:dJP+QrxXQ
黒子の膝裏にちゅーして重さで転倒してヘッドインスカートまで想像した
443 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 01:36:31.56 ID:qXAraSjg0
10036号「なん、だと……!? とミサカは顔をひきつらせます」
(い、いま起きたことをありのまま話すぜ、とミサカは切り出します!
上位個体たちが去った後、お店の裏で在庫の整理をしていて、
『さーってやっと休憩時間だ、近所のドーナッツでも買おう』と外に出たら、)
「――――店の前の大通りが、半壊状態……、とミサカは茫然と立ち尽くします……。なんだりゃー……」
「なんだかすごい惨状ですね。
これを目撃したのも何かの縁、とミサカは視覚情報の録画を開始します」
一方通行「まあ、無事なのはいいンだが、…………」(カチッ
10036号「と、あの少し遠くに居ても一発で特定できる白髪頭は、一方通行……? とミサカは呟きます」
444 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 01:41:26.76 ID:Hyi4hCFN0
き・す!
き・す!
445 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 01:42:30.77 ID:LJC1lSZ/0
なんだりゃー もえた
録画はMNWで殿堂入りフラグですねわかります
446 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 01:42:46.06 ID:Hyi4hCFN0
膝裏からのアワビにキッス期待
447 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 01:50:36.74 ID:qXAraSjg0
10036号(何故かアンニュイな表情でたそがれている一方通行をズームしてみます、とミサカは脳内で器用に操作します)
(…………)
(『―――ちょっと天気が曇りに差し掛かっている平日の昼下がり、少年は、ただ待っていたのでした』
とミサカは即興でそれらしいナレーションを遊び心満点でくっつけてみます)
一方通行「…………近くにはいねえみたいだな」(カチッ
(駄目だな。番外個体の発する電磁波のベクトルが反射の『膜』に感じられない)
10036号(『少年は、ただ、待ちます。
なんとなく―――今日の目覚めの時に感じた予感が、忘れられなくて―――』と、ミサカは続けます)
(『立ち尽くす少年―― 一方通行は、夢に出てきた運命の少女を待っているのです……!』
と、ミサカは良い感じでテンションがあがって来た…!! うひひひ!!)
448 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 01:55:40.47 ID:qXAraSjg0
10036号(『「こォいうのは柄じゃねェンだが……。なンでこンなところに居るンだァ?」
(10036号の全力の脳内モノマネ)』と、ミサカは台詞もつけてみます)
(『「ンな都合のいい夢なンざ、ある訳ねェンだよ。――ハッ、アホだな、俺も……」』
と……ミサカは…ぶっは、台詞と表情が全然あってないいいいい!! あっはっはっは)
……―――ヒュン
一方通行「ったく……面倒くせェな。しらみつぶしに探すしか―――って、あ? なンか頭上がくr」
白井「やっぱり座標軸がずれたって―――ちょ、まって、し、下に人がああああ!?!?」
10036号(ってか何か、本当に空から落ちてくる系のヒロインが現れただとーーー!?!? とミサカは奇跡の展開に大・ハ・ッ・ス・ル!!)
449 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 01:58:52.55 ID:Fzxi3VM90
きたー!
450 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 01:59:00.36 ID:Hyi4hCFN0
キターーー
451 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 02:00:51.67 ID:T7RQ3M0x0
うひょおおおおおおおwwww
452 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 02:02:57.21 ID:qDT3iuQQ0
…ふぅ
453 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 02:03:00.32 ID:IemIH2/w0
セロリたんの膝裏の汗ペロペロ
454 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 02:06:04.95 ID:9a2acxOyP
きたあああ
455 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 02:06:39.96 ID:uMXjBh180
親方ァ!空から女の子がっ!!!
456 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 02:08:40.76 ID:qXAraSjg0
10036号(っしゃ――――!!キタ―――!!)
( これはアレですね!!
『夢で出会った少女が空から落ちてきて出会ったという少女漫画の王道系』ストーリー!!
な、ナレーションは……ええい、そんなの後です!! 後で捏造すればいいことです!
今は一心不乱に、完璧なカメラアングルで録画をするのみぃぃいいい、とミサカはプロ魂を持つカメラマンに変貌しますっ……!!)
一方通行「……ンだァ?」
白井(え、ちょ、白髪頭が上を向いた……、って、えええちょっと!!
わたくし、お姉さまと違ってスカートの下に短パンとかの類は一切はいてな――――ッ!?!?)
「あ、や、ちょ、……か、顔をあげないでくださいまし!
視線を私に向けないでくださいまし!!
必然的な、不可抗力的な、極自然な動作かもしれませんけど、上を向かないでくださいですの―――!!!!!」
一方通行「はァァァァあああああ!? なンなンだ、この展開――――ッ!!!」
――――ドンッ!
うええええい
458 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 02:12:25.25 ID:/+979ax10
きたきたきたー!
459 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 02:19:46.59 ID:qXAraSjg0
10036号(……ドンガラガッシャーン、とミサカは漫画に出てきそうな擬音を心中で呟きます)
一方通行「……」
白井「……い、いたタタタタ」(ムクリ
一方通行「…………」
白井「――――色々と混乱して、空間移動が間に合わなかったですの……っ!!」
一方通行「………………オイ、このマセガキ」(ボソッ
白井「ゃ、んっ(み、右のひざ裏になんか、変な変色が……!?)」
一方通行「……今すぐ即効で俺からのけろ」
白井「にゃひっ!!」
(え、ヤダと、なんなんですの!? と、吐息的な何かのような…変な、感触!!)」
一方通行「人を地面との衝突を防ぐクッション代わりにしてンじゃねェぞ、オイコラ」
白井「ふっ、ぅ。ちょ、喋ったら、――−そこ、や……ぁっ」
一方通行「―――いい加減、人の顔面から脚をのけろつってンだ!!」(ガタッ
白井「わっ、わわ」(―――ドテン
460 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 02:20:40.29 ID:qXAraSjg0
変色……。○感触
461 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 02:22:21.30 ID:ajVvisde0
かわええのう・・・
462 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 02:24:02.35 ID:ggOoap+xO
やっぱ黒子だわ
463 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 02:30:46.66 ID:qXAraSjg0
10036号(うわー……。なんか、うわー……と、
ミサカは何か変態プレイでも強制的にみせられているような気分です。……うへ)
(いやしかし、ここで動画を止める訳にもいけません、
とミサカは決意を新たにして、
物静かにそっと二人の動向を見守ることにします)
白井「よっこいしょ、……と。ああ、なんか背中全体が痛い。
それもこれも2度も地面に衝突したからですわ……」(ハァ
一方通行「カウントをわざとらしく間違えンな! オマエが地面に落ちたは一回だろォが……っ」
白井「いいえ。私、『地面』に、二度落ちたんですの!」
(ええ、そうですわ。わたくしは地面に落ちましたの!
スカートの中を(多分)見られたことも、ひ、……ひざ裏に息をかけられてへへへ変な声を出しのだって。
夢幻ですわ幻想ですわ。ええ、絶対にブチ壊れるこのない幻想ですのっ!!!!!!)
464 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 02:36:37.76 ID:qXAraSjg0
一方通行「……こンのマセガキが。
人様に謝るどころか地面扱いするとか…。ハッ、常盤台の子女教育ってのはたかがしれてンなァ」
白井「―――なっ!? ま、マセガキだなんて心外ですわっ」
一方通行「あァ? オマエどうみたってガキ体型だろ。てか中坊は十分にガキンチョだ。
どォせその紐をといてくれる男もいねェってのに、
年を逆に鯖読んだような黒下着をつけるとか、どこをどォみたって、マセガキだろォが」
白井「く、黒、――――ッ!?!?
み、みみみ見ましたわね、見たんですのね、見るなとあれほど申し上げましたのに!!」
465 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 02:37:25.30 ID:djnsqR0OP
>中坊は十分にガキンチョだ。
こいつ・・・ただの一方通行じゃねぇ!!
466 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 02:38:33.11 ID:ggOoap+xO
一方さん細部までばっちりみすぎだろwww
467 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 02:39:21.47 ID:IemIH2/w0
中坊は声もババァなンですの!
468 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 02:43:02.26 ID:qXAraSjg0
一方通行「ぎゃーぎゃーどォでもいいことで喧しい女だなオマエ。
そっちが、勝手に空からパンチラサービスのローアングルで落ちて来やがったんじゃねェか」
白井「好きでそうなったんではありません!!!
たまたま目に入ったそのアングルを覗きこんだだけで、
貴方に非は何もないと、そうおっしゃりたんですの!?」
一方通行「そォいうこった。あンなもン見たって興奮も何もしねェっての。
純情気取るなら今後は白の下着でも身につけるンだな、マセガキ」
白井「あ、貴女という人は……信じられませんわっ!!」
469 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 02:48:06.00 ID:utthp2Wg0
さすがセロリさん
470 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 02:50:19.23 ID:qDT3iuQQ0
フェチから始まる恋もある
471 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 02:53:05.65 ID:qXAraSjg0
一方通行「まぁ、まったく色気という実用性を発揮してないオマエの下着の話しどォでもいい」
白井「実用性云々は余計です!!」
一方通行「……オマエ、察するに空間移動系だろ? 自分を『運べる』ンなら大能力級だ。
座標軸の計算がトチ狂ったのか、ただのスタミナ切れで落ちてきたのかわしらねェけど、気をつけろ。
―――じゃねェと、いつか誰かの人体の中に『移動』したってシャレにならねェミスを犯すぞ」
(……ったく。コイツ運がいいのか悪いのか……。
俺が『反射』を切ってなかったら、怪我だけじゃすまなかったってのに……運のいい奴)
(―――いや、この俺に出会ってる時点で運は悪いな)
白井「…………ッ!!」
(この人――――、一瞬で私の能力・レベル・更に能力的抱えている懸念まで見抜いて……ッ!)
「―――無意識下とはいえ、人の下着みて、ひざ裏に口づけする変態、ってだけではありませんのね」(ボソッ
一方通行「オイ、……いま何か言ったか?」
白井「いいえ。何も」
472 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 02:56:27.34 ID:IemIH2/w0
てっきり寝ぼけた黒子がお姉様の脇の下か何かと勘違いしてペロペロしてるのかと
セロリ感度良さそうだし
473 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 03:04:25.05 ID:qDT3iuQQ0
なんかもうめんどくせぇから挿れちゃえよ
風邪引きそうだわ
474 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 03:07:52.65 ID:uMXjBh180
>>473 パンツぐらいは履いとけよ今夜は冷えるぞ
475 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 03:12:33.59 ID:qXAraSjg0
白井「あと良いですか、変態覗き魔の白髪頭さん?
わたくしの名はマセガキではなく、白井黒子と申しますの!」
一方通行「あーそォかよ、マセガキ。
人のこと覗き魔だ変態だうるせェ。いい加減、そのネタひっぱってくンな。飽きる」
白井「で・す・か・ら! 白井黒子ですの!
貴方だって、随分と同じネタを繰り返し繰り返し……っ! 人のことは言えなくて!?」
一方通行「キャンキャン声で吠えやがって。
オマエはポメラニアンかチワワか何かかって。
――――止めだ、止めだ。これ以上続けてもやちがあかねェ。
もォ、全部どォでもいいってことで良いだろ。悪いが用があるンで、ココで切り上げさせてもらう」
白井「いい逃れる気ですの!?」
一方通行「だから、用があるつってンだろォが!!!」
476 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 03:19:42.27 ID:qDT3iuQQ0
ポメラニアンをファックですの!
477 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 03:22:17.07 ID:qXAraSjg0
一方通行(……チッ。なンだ、なンなンですか、この常盤台のクソガキはッ!
人のペースを乱しに乱しやがって……ッ!!
一々、全力で皮肉をふっかけてくる番外個体より、違う意味でタチが悪ィぞ……)
白井「……はて? あれだけあぼれ回っていて、まだ何か用事ですの?」
一方通行「―――あァ? オマエ今、何を言った?」
白井「ですから、あれだけ暴れまわって、と。
……ああ。そういえばば、もう一つの役職(名)をまだ名乗っていませんでしたわね、変態さん。
私は白井黒子。制服をよくみて頂けるわかると多いですが、――――風紀委員、ですの」
一方通行「………あァ、そういえば、腕章がついてやがンな」
白井「貴方がいったい何をもってここで暴れていたかは知りませんれけれど。
たまたま―――、そう、それこそ黒づくめの集団が下りてきた時、
私もこの場に居たのですわ」
一方通行「―――ッ!!」
478 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 03:31:36.29 ID:qXAraSjg0
一方通行「オマエッ」
白井「余計な勘ぐりは無駄な努力になりますわよ。
この場にいたのは警ら中だったからですの。
もし、嘘だとお思いになるなら、風紀委員第一七七支部の端末情報をハッキングなさってみては?
同僚が作り上げた防衛システムを突破できる自信があるのなら、ですけど」
一方通行「……オマエがココに居たのはまァ良い。
黒づくめの奴らと俺が暴れまわってた、てのもこの際無視してやる。
『風紀委員』の一員なら……。触れていいラインとその違いはなンとなくわかるだろ
これは、オマエ等が扱うような『代物』でもねェってこと自覚してるなら、問題はねェ」
白井「あら、面白いですこと」
一方通行「面白い……だァ?」
白井「髪の毛の茶色い……、ああ、そうですわ。
少しばかり『わたくしの知り合いに似ている』んですけど、
高校生くらいの女性が、まったく同じような注意をして来たものですから」
479 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 03:32:45.91 ID:qDT3iuQQ0
そういえばこの作者で垣根×麦野で絹旗でシロちゃんのスレって
途中で落ちてて、絶望したんだけど続編とかあったの?
480 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 03:32:59.22 ID:9a2acxOyP
ここからどうやって惚れるのかw
481 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 03:40:37.19 ID:qXAraSjg0
一方通行「…………っ」
(番外個体が『知り合いに似ている』……だと?)
(ああ……そうかよ、そォいうことかよ!)
(コイツがきているのは、一万回も見て――嫌でも見慣れちまって
脳味噌の片隅に記憶されている、常盤台の制服。
あそこは少人数制の学校だ。
常盤台ってだけで――――『超電磁砲(オリジナル)』の関係者だと考えるには十分だ)
「――――運が悪かったのは、俺のほォだったてェオチかよ」
白井「……? は? 運が悪かった…? なんですの、それ。どうかしました?」
一方通行「……ンでもねェよ、こン畜生がッ」
482 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 03:45:50.95 ID:qXAraSjg0
白井「……? まあいいですけど。
それでまったく同じことを言われたの可笑しかったので……。
あ、そうですわ。貴方、用があるとおっしゃてましたわよね?」
一方通行「……それがどォした」
白井「もしかして、その女性と。一緒にいた女の子、その二人を探しにいくのが、用だったのでは?」
一方通行「…………あァ」
(………超電磁砲の関係者である以上、へたなことは出来ねェ。
コイツは何処まで知ってて何処までしらねェンのか。
その境界線がはっきりと見えてこねえ現状で、俺から余計な情報は言うべきではないな)
483 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 03:47:49.75 ID:9a2acxOyP
支援
484 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 03:53:14.39 ID:qXAraSjg0
一方通行(…………、超電磁砲は己の問題に一般人を巻き込むよォな輩ではない。
あのツンツン頭の野郎は例外として……。
最初、俺とぶつかった時も、あの女は一人で俺に挑んできた。―――そォいうタイプの女だ)
(このマセガキは『純粋に』風紀委員をしている少し変わり種の、……一般人だ)
(――――こォいうややこしい対応は海原や土御門の担当だったつーのによォ)
白井「私がこの場に戻ったのは現状の確認意外にも、
この場に残った貴方に、二人の居場所をお伝えしようと思ったからなのですわ」
一方通行「……オマエ、しってンのか!?」
白井「ええ。だってその場までお連れしたのは私ですのもの」
一方通行「――――なっ……!?」
485 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 03:59:00.35 ID:qXAraSjg0
白井「ええもう。下着やら覗くやらで本来の目的を今の今まで忘れていましたけれど」
一方通行「何のつもりだ」
白井「なっ、急に睨んで来ないでくださいまし!
……あの時は明らかな異常事態でした。訳がわかりませんでしたけど、
今、そこらにのさばっている黒づくめの集団が誰かに危害を加えようとしていたのは明白。
貴方が先ほど見抜いた通り私は『空間能力』の大能力者。
「勝てる」とは思いませんでしたので、生徒保護を優先したまでのことですわ」
一方通行「――――そんな、なにをさらっと、至極当然といった顔でいってのけてやがる!?」
486 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 04:06:30.14 ID:qXAraSjg0
白井「いえ、そんな……当然といった顔、と言われましても……」
一方通行「―――オイ、マセガキ。オマエは大能力者で間違いねェンだよな?」
白井「ええ。貴方が見抜いた通り。自身の重量を空間移動出来る程度の能力ですわ。
本当は貴方を含め、三人を連れ脱出したかったのですが、
若輩故、と言うと言訳がましいかもしれませんが、わたくしが人を伴って移動するのは二人が限度。
ですので、幼子から優先しましたの」
一方通行「そォいうことを聞いてるんじゃねェ。
オマエは大能力者。頭の出来だって悪かねェだろ。
風紀委員ならそこらへんのスキルアウト並の実戦経験もあるはずだ。
――――なのに、何故、そんな行動に移った、って聞いてンだ」
白井「……? わたくしは、あなたが質問していることの意味がわかりませんの」
一方通行「いいから答えろ」
487 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 04:07:57.46 ID:cBxQKit60
C
488 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 04:15:33.31 ID:qXAraSjg0
白井「よくわからない突っかかり方をしますのね。
何故、……言われても、先ほど貴方が言った言葉を借りるなら、
そう行動するのが『当然』と思っているからですわ」
一方通行「………俺がのした奴らは、どうあがいたって、オマエが勝てる相手ではない。
オマエが経験と本能と演算能力の全てからはじき出した『勝てない』という結果は大正解だ」
白井「そうバッサリ『弱い』と言われるとさすがに傷つくのですが……」
一方通行「そォだ。オマエは『弱い』。それは学園都市の基準でじゃねェ。
俺やこの黒づくめの奴らから見た基準で言っている。
甘すぎるママゴト基準ではなく、オマエが立ち入ったことのないラインから判断した実際の基準からみて、だ」
白井「…………確かに、
わたくしが一人も倒せると思えなかった人たちをブッ倒した貴方は強いでしょうね。
それに比べて逃走手段しか提供できなかった私は、弱いでしょうね。
そんな強さ比較を繰り広げて、貴方は何を言いたんですの?」
sien
490 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 04:21:56.25 ID:qXAraSjg0
一方通行「…………オマエは、立ち向かう術がなかっただろう」
(戦うことに、守ることに、何かを大事だと思う事に理由も動機もいらねェ、と知った)
(あのツンツン頭も、そうやって動いたように。俺もそうやって動くようになった)
(―――――けど。
ソレはアイツには……『俺の能力すら打ち消す程の何か』があり、
そして俺には……学園都市第一位としての力があった)
(巨大な何かが立ちふさがった時、俺やアイツは立ち向かうにたる術を持っていた、有していた!!)
「それを持たないオマエが、なンで、」
「―――――なンで、自分の身を守ることすら考えず、死線につっこんでいったのか、と聞いてるンだ」
491 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 04:27:18.41 ID:QrlouwF50
支援
492 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 04:28:28.10 ID:qXAraSjg0
白井「………………」(ポカーン
一方通行「―――間抜けな面してないで、さっさと、答えやがれ!」
白井「……貴方、お馬鹿さんですの?」
一方通行「……あァ!?」
白井「いいえ。聞くまでもありませんわね。貴方、馬鹿ですの。
変態で覗き魔で馬鹿とか―――将来が逆の意味で有望な方ですわね」
「いいですこと? 実に簡単にわかりやすく答えてさしあげますわ。
自分に力があるからないからとか。
自分の身すら危ういとか危うくないとか。
そんなもんは、論議すること自体、わたくしに言わせればナンセンスですの」
「助けたいと思ったから、助けた。
手を差し伸べたいから、手を指し述べた。――――それだけですわ」
「……まぁ。わたくしの場合は、ですけれど」
493 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 04:33:29.83 ID:qXAraSjg0
一方通行「助けたいから、助けた……」
白井「なんで奇妙なものを眺めるような眼で私を見ますの!?
わたくしは希少種でも絶滅危惧種でもありません。ただの一介の女生徒ですわ!」
一方通行「………………」
白井「貴方だって。あの二人を守るために戦ったのでしょう?
すくなくとも私にはそう見えましたけど。
……何故、似た理由で行動を起こした貴方に、
ここまでつっこんで自身の行動を批難されるような質問を投げつけられなければなりませんの?」(ハァ
一方通行「…………力のあるなしは、関係ねェ、だと…っ?」
白井「――――ああ。そういうことですの」
494 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 04:41:41.86 ID:qXAraSjg0
白井「他者に手を伸ばしていいのは『力あるモノ』だけだと、誰が決めたですか?
他者を外敵から守るために、外敵にして強敵に立ち向かって良いのは『力あるモノ』だけど、誰が決めたのです?」
一方通行「――――ッ!!」
白井「貴方の理解は中途半端もいいところですわ。
精神的なサポートも体力的なサポートも。
どちらにも『強弱』はありません。あってたまるもんですか
力なき弱いモノが心の支えとなり、
力あるモノが外敵の侵入を防ぐ防波堤になる、なんて形は一例にすぎません」
「……確かに、『守りきれる』保障がない行動はあやぶまれるかもしれません。
それでも。わたくしには関係ないことですわ」
「――――力を有している、という前提が崩れないうちは、貴方と私の価値観が共有されることは、難しいでしょうね」
495 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 04:41:42.69 ID:D646d2BC0
黒子マジかっこいいわーマジ俺の嫁だわー
496 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 04:51:34.34 ID:qXAraSjg0
白井「……と、偉そうに説教されてみても、全ては受け売りに過ぎないのですけれど」
一方通行「受け売り……?」
白井「講義を受けた訳でも、説教をうけた訳でもありませんわ。
わたくしが『お姉さま』の日々の仕草、習慣、礼儀作法から学んだもの。
――――お姉さまの背中を見れば、分かりますもの」
一方通行(……『お姉さま』かよ。これで完璧、超電磁砲の身内決定、だなァ……)
白井「―――貴方の考えもまた、一つの尊ぶべき価値感ですわ。
少しの他人と価値観の相違があったからと、気にすることはありません。
なんて……後だしフォローも、なんですけれど。
さあ、あまり雑談ばかりしていると、彼女たちが待ちぼうけを喰らってしまいます。
議論はここまでしましょう」
一方通行「―――――」
「…………先に、話しを切り上げるって言ったのは、俺だったはずなンだがなァ」
白井「……ふふ。そういえば、そうでしたわ」
497 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 04:56:48.75 ID:qXAraSjg0
一方通行「……俺、オマエのこと、嫌いじゃねェわ」
白井「……えっ? な、な、な………ッ!!!!
な、何を急にどこをどうやったら、そんな話題にシフトしますの!??」(///
一方通行「オマエみたいな偽善を通り越した阿保は、嫌いじゃねェ」
白井「…………………ああ。そういう意味ですの。紛らわしい略仕方はおやめ下さいまし」
一方通行「は?」
白井「なんでもありません!!」
黒子可愛い
499 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 05:02:23.32 ID:qXAraSjg0
白井「杖をついて歩いて行くには遠すぎますし、タクシー等で行くにもかなり時間がかかる所に二人はおいでですわ」
一方通行「距離的には」
白井「直線で数〜数十キロ。ギリギリ第七学区に区分けされている場所ですの。
ですのね、『飛んでいく』のが一番手っとり早いんです」
一方通行「……座標軸の計算を間違えのはどこのどいつだ」
白井「あれは一瞬の気がに緩んだだけですわ!
あなたとあーだこーだと騒いでいる内に多少体力も回復しました!!
さっさと行って、さっさと終わらせますわよ!―――今、わたくしは『プライベートタイム』を割いてココにいるんですの!」
500 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 05:05:50.38 ID:oBmChk6CO
愛と〜呼ぶのなーらば〜そーですの〜♪
C
501 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 05:08:15.31 ID:qXAraSjg0
白井「文句を垂れずにちゃっちゃと私の手をとってくださいませ!!」(ズイッ!……ヒラリ
一方通行「……あ?」(ヒョイ
白井「ほら、お早く!」
一方通行「これは……打ち止めのハンカチ……?」
白井「―――? あら、嫌だ。
せっかく女の子から頂いたハンカチを落とすだなんて。
わざわざ拾ってくださるなんて、口調も態度も最悪に近かったですけど、
案外ご親切なところもあるんですのね」
一方通行「――このハンカチ、オマエのか?」
白井「正しくは、『助けになってくれてありがとう』と小さな女の子から頂いたものですけれど」
502 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 05:08:21.79 ID:Dt5PlpZYi
一通さんがフラグメイクするなんて
503 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 05:16:43.40 ID:qXAraSjg0
一方通行(……これは、アイツがいつも肌身離さず持ち歩いてる、お気に入りのシロモンなンだがなァ……)
(―――それを、親切にされたとはいえ、初対面のコイツに送ったのか)
「………………っ」
(……近親者以外で、打ち止めが同年代
(とい言っていいのか微妙だが) の奴に声をかけられることすら極稀。
――――それが、好意的な理由で接してきたというなら……)
「アイツにとっては……天文学的な数字に近い、『奇跡』だったのかもしれねェ」
白井『――――助けたかったから、助けた。それだけですわ――――』
一方通行(…………すげェ奴も、この街にはまだいたもンだ)
(―――そンで、コイツがその教えを貰ったというのが『超電磁砲』だっていうンなら)
(―――――、)
(…………やっぱり、アイツと俺は相容れないな。『色んな意味で』)
504 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 05:19:47.52 ID:IemIH2/w0
>>502 一方さんはフラグを全部目敏く見つけた上で一本残らずわざとへし折るイメージ
505 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 05:21:28.14 ID:Dt5PlpZYi
/ヽ ,. . .-‐…‐- . .
{_/)'⌒ヽ: : : : : : : : : 〉`: 、
{>:´∧;;;;;/. : : : : : : : : : : : : :ヽ
/: : : /;;;;;;Y: : : : : : : : : : : : : : : : : : .___
. /: : : :/丁⌒: : :∧ : : /: /` }: : : : : :ハ;;;;;;}
/: : : :/: : :{: : 八: :{:>x/| / |:i : : :}: : : };;;∧
. /: : :/} : : :八Y⌒jY´んハ从 从-‐ノ: : :/Y: : :.
/: : / /: :/: : : V(. 弋ツ 心Yイ : ∧ノ: : ハ
!: : :!//i: : : : : 个i '''' , {ツ /彡く: ハ: : : :i
}: : :ヽ / : : : i: :´{入 _ /: : : ∧: i i: : : | 支援ですの!
〃. : : : ∨: : : :/l: :/⌒ヽ、 ` イ: : : :/ }: リ: : :ノ
: : :/\: : V : /ノ:/ VT爪_八: : : { 彡. : イ{
: :( /: \:} /: :/{ rv\j { >‐=ミー=彡ヘ: ヽ
`)' ){: ( ): : :{八 /ヘJ ̄ ̄ {_/ / \j: : 八: :}
( ー=ミ 彡' ト、 / / 〔o〕 `トしヘ. _ \{ j ノ
r=彡' ー=ァ |\{. . -‐、‐=ァ′ ヽ \(
`フ ( | \_/ x个彳) ∧ \
ヽ | _/ ∨ {\ /、ヽ ヽ
ヽ ー-ヘ. ∨j ヽ{__> . _}
〉 \ \
/ \ \
/ \ \
〈 j\ \
/ ー--==ニニ=く \
506 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 05:25:09.18 ID:qXAraSjg0
一方通行「――――色々と、クソガキどもが世話になった見てぇだな」
白井「いいえ。自分が好きなように行動しただけですの」
一方通行「このハンカチ、な」
白井「はい?」
一方通行「あのガキが……打ち止めが。
こっちが呆れちまうぐらいに大切にしてたハンカチなンだ。
理由は言わねェけど……大好きな『お姉さま』と偶然お揃いモノだったらしくてな。
そンだけの理由だけど。打ち止めにはそれほどの理由のあった代物で」
白井「………それほど、大切なものだったんですのね」
一方通行「ちゃっちい子ども向けの商品だ。
―――けど、打ち止めとっては宝の一つだったと……俺は思ってる。
これは俺のエゴだ。オマエに押しつけるのも筋違いだろォが……。
そのハンカチ、大切にしてやってくれると、有難い」
白井「…………っ!!!」
507 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 05:26:08.58 ID:U+64fUK+P
まろみがある
508 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 05:29:58.20 ID:WdWJxVhS0
このまろみ・・・そして、このまろみ・・・
509 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 05:31:47.52 ID:D646d2BC0
まろみガール?
510 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 05:32:13.25 ID:qXAraSjg0
白井「………意外ですわ」
一方通行「あァ? 何がだ」
白井「――貴方、中々愛らしい笑みを浮かべる方ですのね」
(意外、だなんて嘘ですわ。本当は)
(本当は、いま、そんな顔をするなんえ『ズルイ』と、私は思いましたの)
一方通行「大丈夫が?白井。オマエの視力。ぜって腐ってるぞその眼球」
白井「……だ、いじょうぶですの。正常ですわ。いいえむしろ2,0と成績優秀な眼球です」
(駄目だ。考えれば考えるほど、――――どツボにハマりますわ)
一方通行「……眼球に成績とか、ありえねェ……」(ハッ
白井(ズルイですわ、ズルイですの、ズルイ、ズルイ、ズルイ)
(笑いかけるなんて、ズルイ)
(名を呼ぶなんて、ズルイ)
(―――なんて、ズルイ)
511 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 05:41:57.15 ID:QrlouwF50
s
512 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 05:42:44.97 ID:qXAraSjg0
白井「…………貴方とは、価値観を共有できそうにありませんわね」
一方通行「また、改まってその台詞か?」
白井「ええ、改めってのこの台詞ですの」
(……この方は、妹さんを思うお兄さん、のような表情で笑ったに過ぎない。
それほど大事に思っている子を想っての、笑顔ですわ)
(多少―――本当に多少、距離が短くなったでしょうね、けどたかがミリ単位)
(この人は、多分、捻くれてて、難しくて、不器用で、もがいた……のかもしれません)
(『性にあわない』ことを無理やり捻じ曲げてまで、誰かを守る努力を、しているのでしょうね……)
「でなけれな、あんなに真剣に『誰かを守ること』について、知ろうとしませんの」(ボソッ
513 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 05:51:57.78 ID:qXAraSjg0
白井(―――ああ。そうか。私の理解もまた中途半端でしたの)
(理由なく、力なく、誰かのために行動する―――これは、わたくしの『性にあっている』ことですわ)
違和感を覚えることなく素直にその考えを疑いもせず、邁進していく。
これは、わたくしの誇るべき長所。誇るベき美徳、でしょう)
(けれど、全員がそうじゃない。誰にとっても『当たり前、当然』ではない)
(理由があるからこそ、力があるからこそ、誰かを守る勇気を手に入れられる人も、いる。
絶対に折れることのない信条を進むことも、力があるからと多くの人を守ろうとすることも……、)
(誰かを守ることに、かわりわない)
(――――だからこそ、目の前に居る人物はとても繊細で聡明な人、なのかもしれない)
(わからない。わからない。
これは直感、おねえさまに焦がれた時と……いいえ違う。
お姉さまに憧れの念を抱いた時と同じ…………本当として、心が奪われている、気がする)
「――――いいえ、実際にそうなのでしょう」
一方通行「あァ? なんだァ?」
白井「……ちょっとした、乙女心に気がついただけですわ」
514 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 05:59:57.98 ID:qXAraSjg0
白井「―――そうですわ。この変態さんは、『強い』お方なのですわ。
…………黒づくめに背を向けることなく、自分が望む全てを守りきった程に」
「そんなこと、簡単に出来ませんわ」
「……一生懸命にひた走れる強さを、この方はおもちなのかもしれませんわ……変態ですけど」
一方通行「……さっきからボソボソとぶつくさいうのはかまわねェけどよ、
ところどころ、『変態』とか不名誉な代名詞が聞こえてンぞ、オイ」
白井「、き、聞いて!?!?!?」
一方通行「聞いてねえよ。ただ、不愉快な単語が耳に入ったから文句を言ったんだ」
白井「……だって、わたくし、あなたの名をしりませんの」
一方通行「…………」
白井「ずっと、変態、覗き魔、馬鹿、と呼ばれつつけることを良しとするのならば、別に――」
一方通行「アクセラレ―タ」
白井「……あくせた、れーた?」
一方通行「『一方通行』と書いて、アクセラレータだ」
515 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 06:06:27.19 ID:qXAraSjg0
白井「……そう、ですの。一方通行と、おっしゃいますのね」
一方通行「―――まァな」
白井「…………お礼を」
一方通行「あ?」
白井「……ハンカチを、拾ってくれたお礼をしなければなりませんの」
一方通行「いや、別にそンn」
白井「いいえ! お礼をしないと私の気がすみませんの!!ええ、いま決めましたけど。
頂いた親切は丁寧にお返ししなさい、と『お姉さま』もおっしゃていましもの」
一方通行「………ッ」
白井「今はお二人を迎えに迎えにいかないと、ですので。お礼は後日に。
なので、連絡先をおしえてくださいまし?
一方通行「いや……」
白井「教・え・て・く・だ・さ・い・ま・せ」
一方通行「」
516 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 06:10:43.17 ID:QrlouwF50
一方通行とか超電磁砲とかに弱いならきっと冥土帰しも、、、
517 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 06:14:59.89 ID:qXAraSjg0
・
・
・
・
10036号「え? これ、一方通行にフラグが、たったのか……?
とミサカは目の前で起こった現実が信じられません」
「……あの後、一方通行はツインテ少女にほぼ無理やり携帯出させられ、
赤外線でメアドを交換させられ、
ちゃんとメールが届かどうかの確認作業まで、
やらされていましたね、とミサカは録画した動画を再生しつつ、振りかえります」
「そのあと、空間移動で何処かにいってしまわれたので、
上位個体たちを迎えにいったのでしょう、とミサカは推測をのべてみます」
「…………てか、最後の方の『オマエのこと嫌いじゃねえ』とかの辺りとか、
オマエら、どこの青春ドラマに出演してるの? とミサカですら感想を抱いてしまいました」
「―――これ、ナレーションとかも完璧につけたら、面白いんじゃね? とミサカは――――、」
518 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 06:17:10.92 ID:qXAraSjg0
・
・
・
―ミサカネットワーク―
各々好きに発言してね、ってミサカはミサカは提案してみる―――上位個体
1.【大反響】一方通行がツインテ少女となんか出会ってた件について【純愛&仰天動画】790再生(999)←NEW!!
2.殿堂動画ノベライズ計画2(946)
3.あの人の行方捜索報告所354(846)
・
・
・
・
519 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 06:24:30.34 ID:QrlouwF50
もう朝か
520 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 06:26:16.98 ID:qXAraSjg0
【大反響】一方通行がツインテ少女となんか出会ってた件について【純愛&仰天動画】790再生
995:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka10934
うっはwwwwやべえ超萌えるぅうううwww
996:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka12534
やべえ。特にツインテ少女が徐々にデレていくとこがいいな
もう何百回ってみてるけど、キュンキュンする
997:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka10384
あー。俺も恋がしてー
521 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 06:27:29.43 ID:qXAraSjg0
998:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka20000
はあはあ。やっぱり膝裏ちゅっちゅやっべええええええ
俺もちゅっちゅされてえええ!!
いやむしろ[これは放送禁止用語、ってミサカはミサカはNGを出す!!]してほしいいい
999:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka14633
>>998 おい
おい
ついさっきの健気さただようコメントはなんだったんだよ!!
1000:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka10036
ほんの出来心であげただけなんだけど
まさかこんなに反響がかえってくるとは……
あ、
>>1000だったら明日の晩御飯はハンバーグ
・
・
・
・
522 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 06:33:10.58 ID:qXAraSjg0
まさかこんなに殿堂入り動画が長引くとか、
ってかテンションあがった番外とか書いてたら俺もテンションあがって……
もう朝だな眠いので死んだように寝る
安価…。次の視点は一方黒子だし……。
どっかの端っこポジに(例えばウエイトレスとかコンビニ店員とか)出てくる人は誰??
>>+5
おやすみ
ksk
安価なら下
524 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 06:35:24.10 ID:Dt5PlpZYi
乙
ゆっくりやすんでいってね!
525 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 06:41:31.95 ID:ehW5hAir0
乙!
睡眠は回復だ。俺も寝よう
ビアージオだろ
527 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 06:48:20.54 ID:wqNgZ7hv0
インデックス
528 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 07:25:46.33 ID:852WTex+0
529 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 08:17:05.30 ID:t8jMKUtvO
530 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 08:23:53.99 ID:SxPpAnh/0
誤字脱字が酷すぎる
面白いからいいけど
531 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 08:27:19.44 ID:I7X7FFn2O
原作の戦闘でもこんなに恥ずかしいの?
532 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 08:38:15.84 ID:qCyYSFHe0
原作は更に恥ずかしい
ほ
534 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 09:09:37.78 ID:Hro4znsE0
フェチ安価から黒子デレに繋ぐとは流石だな
535 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 09:19:07.85 ID:/uC4uZQMO
安価捌きが神がかってる
しかし難易度が上がるぞ……
537 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 09:37:09.83 ID:+pXddqXZO
これは期待せざるを得ない
538 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 10:00:42.12 ID:PUbpKkIjO
追いついた
期待
539 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 10:01:54.09 ID:qDT3iuQQ0
寝起き保守
540 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 10:38:40.57 ID:JHWBPbe10
上条いないのに、学園都市にいるのか......
541 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 11:12:39.59 ID:obpH1+e4O
保守
542 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 12:02:49.95 ID:qDT3iuQQ0
ほ
543 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 12:51:57.75 ID:9RDC+kX9O
しゅ
544 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 13:29:54.24 ID:qDT3iuQQ0
休日の昼って保守間隔どんなもんだろ?
545 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 13:36:09.60 ID:zZt0jsKt0
補習
これは長くなるな
楽しみ
547 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 14:10:26.19 ID:QrlouwF50
ほしゅ
548 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 14:21:35.85 ID:BQj/GFwj0
ほしみ
549 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 14:30:15.57 ID:Ey6xB2+O0
ここの1に拾えない安価はあるのか…?
というわけでもうちょっとカオスな展開にしてもいいと思うの
安価でこうなれるのは凄いお
551 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 15:16:02.29 ID:f9cvpQ/Y0
保守
552 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 15:46:23.42 ID:IemIH2/w0
初春がアレイスターと交際したり滝壺が未亡人だったりとかな
553 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 15:47:01.50 ID:CfxMd57Q0
>>529 479じゃないけど
絹旗「恋をしちゃいました」だったかな
家に帰ってきたら落ちてて落ち込んだわ
やっと追い付いた…
空間通行なんて誰得?
なんて思ってましたけど
俺得と言う事に気が付きました。
555 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 16:24:52.33 ID:4Dovnlhn0
いいね
556 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 16:54:18.57 ID:zZt0jsKt0
ですの
557 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 17:01:07.97 ID:Na6ReW290
まだ起きないのか…
空間通行に目覚めたのならロリばばァも読んでみるといい
559 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 17:36:01.51 ID:OVLdR3Gw0
☆
保守
561 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 17:56:34.00 ID:QrlouwF50
ほしゅ
562 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 18:09:27.79 ID:qXAraSjg0
おはよう起きたら今日が終っていた
誤字脱字は毎度すなねえ
アイテムのやつはオチったりだすまん
来たっ……ついに…来たっ……!
564 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 18:34:41.85 ID:qXAraSjg0
――――白井黒子&一方通行視点――――
数日後。早朝。
in常盤台中学学生寮 私室
御坂「くあっ、―――ふぅ。……眠い。欠伸でる」
白井「やっぱり指摘通りにすべきなのでしょうか? いえ、でも私にも譲ることの出来ない確固たる信念がありますの。
アイデンティティを捻じ曲げるにも等しいことを、そう易々と実行に移すのは褒められたものでも」(ブツブツブツ
御坂「規律がある学生寮ってのは不自由なく暮らせて良いけど、
休日なのにいつも通りの健康的な時間に起床しなきゃいけないってのは、ちょっとアレよね。
たまにはお昼近くまで布団で惰眠をむさぼるグータラな休日を過ごしてみたいもんだわ……、ふぁ…」
白井「着衣するに相応しい理由と個人の趣向が合致することなど中々あるものではないし、
それを、対して意味もなかったと思われる一言に惑わされて、踊らされるのも癪ですの、ええ、癪ですの」(ブツブツブツ
565 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 18:39:45.49 ID:qXAraSjg0
御坂「顔洗ってこよ……っと。洗顔クリーム洗顔クリーム、あ、あった。
てか、今日の朝ごはんなんだろう。ハニートーストだといいなー」
白井「でも踊らされてみるのもまた一興とも申しますか、ああもうさっきから考えがまとまりませんの。
黒子は何故こんな爽やかな早朝からこんな苦悩を抱えなければなりませんの!」(ウガーッ!!
御坂「…………、黒子、アンタなんでクローゼットの前で悶々としてる訳?」
白井「! あら、お姉さま。おはようございますの」
御坂「あ、うん。おはよー。――んで? さきから何をしてるの?」
白井「…………その、下着を白にすべきか、いつも通りのものすべきか悩んでいたと申しますか」(ゴニョゴニョ
御坂「…………は?」(ポカーン
白井「あの、ですから今日身につける下g」
御坂「いい。いいから。それ以上いわんで宜しい。
アンタが朝っぱらの時間帯に似つかわしくないことで頭を抱えているのは察した。
まぁ、察したくなかったけど……。なんか急に目が覚めた……」(ハァ
566 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 18:48:00.79 ID:sNid+cDR0
期待
568 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 18:54:41.47 ID:zZt0jsKt0
はじまってた
569 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 18:54:43.96 ID:jgJGR3qrO
待ってました!
支援
571 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 19:20:14.75 ID:qXAraSjg0
白井「早朝に似つかわしくない話題であることは重々承知にしておりますわ!」
御坂「白い下着、ねぇ。アンタの感覚で言えば「子どもっぽい」でしょうに」
白井「そうですわね。常に淑女であることを心がけている身としましては、
こう、気品と知性にあふれたものを着用すべきかと思いまして」
御坂「秘部を隠す気ゼロなあみあみなモノとか、
スパンコールで出来たギラギラなバタフライが堂々と鎮座してるモノとかの何処らへんに
気品と知性が盛り込まれているのか、逆に教えてほしいくらいね」
白井「人様の趣向をどうこういうのはあまり関心――」
御坂「私の下着とか寝巻をガキ臭いだの年相応じゃないとか好き勝手言ってくれちゃてるのは、どこのどなただったかしら?」
白井「……うぐっ」
572 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 19:33:55.88 ID:qXAraSjg0
御坂「どうしていきなり白い下着ってもんが話題にあがったのよ。
……ああ。それはそれは大事そうに持っている、その実物ってことね。
へー。白くてフリルでちょっとリボンで可愛いじゃん。訳はどうであれコレを着ようか迷ってるのか」
白井「ええ、まあ……」
御坂「今日着ていく服は昨日寝る前に即効で決定してアイロンかけてたってのに、悩みどころずれてる気がするんだけど」
白井「だって。それはお姉さまがアドバイスを下さったからですわ」
御坂「……その、例の『好きな人』初デートなんでしょ?
本命のマグロを釣るなら小細工なしの、ど真ん中直球勝負が良いに決まってるのよ」
白井「ド真ん中直球勝負がイコールピンクのワンピース、になるのかが謎ですけど……。
いえ、薄ピンクでシンプルなデザインですので、私もいいなと思って着ることにしましたけど」
御坂「…………、思春期の男ってのは案外そういうの弱かったりするのよ(多分)」
白井「お姉さま、それはあの類人猿から得た体験談ですの経験値ですのレベルアップですのおおおお!?!?」
御坂「何、急に変な路線でぶちぎれてんのよ! 違うわよ! あくまで一般論を装った個人的な推測よ!!」
573 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 19:42:20.57 ID:qXAraSjg0
白井「チィッ! あの類人猿め、このわたくしの目を盗んでこんなことやあんなことを……?」
御坂「アンタ、私に直接的なアタックをしなくなったわりには、そういう所はなんにも変らないのね……」
白井「当然。お姉さまへの情が恋慕ではなく憧れだったと気がついたとて。
わたくしがお姉さまを尊敬していることや、こうありたいと目標にしていることは変わりません。
お姉さまはいつまでの黒子のお姉さまですのよ。
それほど大切に想っているひとを、馬鹿な男に嫁がなんて不運は絶対に阻止しますの」
御坂「嫁っておいおい。わたしはまだ14なんだけど」
白井「あと二年で法的に婚姻可能年齢ですわ。大げさなことは何一ついっておりません」
御坂「いや、大げさだって……」
「―――でも、そう言ってもらえるのは嬉しい、かな?」
(……うん、大丈夫。私も黒子も。根本は何も変わらないもの。だいじょうぶよ、御坂美琴)
白井「?」
574 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 19:48:00.50 ID:Hro4znsE0
紫煙だ
575 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 19:48:52.44 ID:IemIH2/w0
黒子のお姉様に対する感情はエツァリのそれに近いよな
576 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 19:50:38.57 ID:qXAraSjg0
御坂「―――ま、お茶飲むだけなんでしょう? 別に下着にまでそんなに気合いいなくてもいいんじゃない?」
白井「でも。『純情を気取るなら白い下着にでもするンだな』って、あの殿方が……」(ボソッ
御坂「……は?」
白井「要約すれば『ガキ体型の癖に黒い下着なんて意味ない』みたいなこともおっしゃっていたし」
御坂「いやいやいやいや! スットプ! ちょっと待った!」
白井「へ?」
御坂「アイツがそんな事言った訳? てか、アンタ、アイツに下着姿見られた訳!?!?」
(あんの野郎ォ……)
577 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:00:12.04 ID:qXAraSjg0
白井「お、お姉さま……っ!?」
御坂「いーい?
確かにわたしはアンタの味方でいるって言ったわよ!?
その心に嘘も偽りもないわ。わたしはいつでも、白井黒子の味方。
……けどねぇ、出会ってまださほど立っていなくて、
男女交際にだって発展してない内に不純な関係を結ぶなんてことは駄目!
そんなの、認めませんからね!!! ええ、もう、わたしは認めないからね!!!」(バンバン
(あんの変態モヤシ……。黒子を傷つけた絶対容赦しねえ。ここまでの真正とは思わなかったわ!!!!)
白井「ちょぉおおおおお!!! な、何を勝手にそこまで飛躍なさったお考えをしているのです!?」
御坂「だって、アイツ、アンタの下着を見たんでしょ!」
白井「そんな大声でそんなこと聞かないでくださいませ!
た、確かに見られましたけど……あ、あれは不慮の事故ですわ!」
御坂「……不慮の事故ぉ?」
白井「……その。たまたま。偶然。仕方なく。スカ―ト中を覗かれた、というか……」(モニョ
御坂(覗き魔なのかよ!!! それはそれで救いようがない気もするんだけど……っ!!)
578 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:01:33.06 ID:qXAraSjg0
朝飯る
579 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:02:10.87 ID:Vm2n0tYU0
580 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:03:57.84 ID:Hro4znsE0
12時間ズレてるぞwww
581 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:05:31.30 ID:g4hDmXZs0
逆に考えるんだ
黒子たちが朝飯だと
582 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:06:25.53 ID:IemIH2/w0
583 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:19:16.82 ID:/uC4uZQMO
584 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:19:24.77 ID:ggOoap+xO
黒子のデレはアトミックバズーカ並の威力
585 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:45:07.95 ID:v/mZz27v0
オレの晩飯は佐天さんが作ってくれてるよ
587 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 20:54:54.22 ID:Na6ReW290
美琴がお母さんみたいでかわいいw
588 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:11:45.02 ID:qXAraSjg0
白井「で、ですから色々と、っていうか全部が全部飛躍しすぎですの!」
御坂「黒子! いい? アイツがどんなに白い髪で赤い目の、見ようによってはうさぎ的なモノに見えたとしても!!
『何もしないから俺の部屋にこない?』とかさらっと誘われても、
『ちょっとここ(あきらかにホテルっぽい建物)で休憩しねェ?』とか言われても、ホイホイついていっちゃ駄目よ!
そんな素振りをしてきた時点で鉄矢を股間にブッっこんで逃げてきなさい! いいわね!!!」(バンバン
白井「お姉さま暴走しすぎですのエンジン全開で飛ばしすぎですの!!」
御坂「チッ。純情乙女――いや黒子は純情とも乙女とも程遠いかもしれないけど。
花も恥じらう中学生女子のスカートの中を覗いたことといい、
妹への愉快にケツ振って誘ってンのか発言と言い(御坂妹のチクリ)、
アイツとは一度、話しをつけなちゃいけなさそうねぇ……っ!!」(ピキピキ
(―――まぁ、それも含めて、色んな事の決着をつけないといけない気もするけどさ!)
589 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:12:03.56 ID:iEs9YTHe0
>>580 時差かもしれない
きっと
>>1はオーストラリアあたりに住んでるんだろ
ホワイトでも充分可憐さと気品さを兼ね備えてかつアダルトなデザインの下着はあるけどなと下着フェチの俺が黒子かわいいよ黒子
591 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:21:07.74 ID:sNid+cDR0
>>589 オーストラリアって時差さほどないだろ
西か東かでプラスマイナス1時間ぐらい
ってオーストラリア在住の俺が言ってみる
592 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:25:38.62 ID:qXAraSjg0
白井「……お姉さまー。現実に帰って来てくださいましー……」
御坂「なに? いまわたしは考え中なのよ、いかにして白い変態を矯正すべきなのかを。
洗顔よりも着替えよりも今日の朝ごはんがハニ―トーストかどうか気にすることも、
優先すべきことはアンタの純情と心ばかり残っていた恥じらいを、
いかにして大切にさせるかを、アイツの頭に叩き込ませてやるか、なんだから……っ!!」(ブツブツブツ
白井「わたくしのために、とは光栄ですけれど。
死神のような形相で何かを企むのは止めてくださいまし。
せっかくの愛らしい顔がもったいないですの。っていうか、先ほどのわたしと立場が逆転してますの……」
御坂「……えー、でも」
白井「たしかに。
レディーファーストの精神はほぼ無いような方ですし、
デリカシーもない殿方ですけど。さすがそんなことはありえませんので、ご安心して下さって結構」
御坂「―――本当に」
白井「本当ですわ。そもそもわたくし。あの殿方の恋愛の対象にも、性欲の対象含まれていなさそうですし」
御坂「……黒子」
593 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:34:57.83 ID:qXAraSjg0
白井「せっかく買ったんですし。白い下着を着ていくことにしますわ。
信条とプライドを捻じ曲げる、ということに若干の戸惑いを覚えましたけれど。
たまには、相手の色に染まってみる、という経験も無駄にはならないでしょうし」
御坂「まあ、アンタが自分で決めたんなら、そうしたらいいわよ」
白井「ですわよね」
御坂「そうそう。……てか、いい加減洗顔しに行こう」
白井「それにしても、お姉さま」
御坂「んー?」
白井「お姉さまにはってば、一方通行さんとお知り合いだったんですね。
ずっと、親身に相談に乗っていただていましたけれど
一方通行さんのことは、とんと『知らない』という感じでしたから、予想外でしたわ」
御坂「」
594 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:38:39.97 ID:IemIH2/w0
まぁ一方さんは上条さんよりもさらに安全だよな
595 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:40:16.88 ID:DlAK+7230
禁書はアニメしか知らないから何があったとか分からないが、こいつら幸せそうで素敵だな
596 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:40:50.72 ID:qXAraSjg0
白井「……お姉さま? どうしたんですの。そんな石化したかのように固まってしまって
御坂「へ? あ、いいいいや、なんにも? なんでも?
あらやだ。私ったら洗顔クリームとかフェイスタオルを床に落とすなんて。あはははは」
白井「なぜ突然、大根役者のイントネーションまったくない棒読み発声みたいな声を出していますの。
お知り合いならお知り合いと言って下さればいいですのに。
わたくし、なかなかあの殿方のことを知ることが出来なくて、結構もやもやしていたりで……」(むぅ
御坂「な、なんでアイツと私が知りあいだなんて思う訳?」
白井「ほら、また『アイツ』と」
御坂「え?」
白井「暴走しはじめてから、何度もアイツアイツと連呼していらっしゃいますの」
御坂(ぼ、墓穴ほった……ぁぁぁぁあ)
597 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:41:57.14 ID:Fzxi3VM90
常盤台は休日も制服着用じゃなかったか?
598 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 21:54:00.86 ID:qXAraSjg0
白井「まあ、なんとなく、お二人が知り合いだってことの心当たりもありますけれど」
御坂「なっ!?(まさか、この子『実験』や『妹達』のことを――――ッ!!)」
白井「あの方の能力に関しても詳しくは分かりせんけれど、
どうみても大能力(わたくし)以上、超能力級の使い手でしたの」
御坂「…………」
白井「お姉さまは常盤台が誇る麗しの電撃姫。
発電能力系の最高峰にいらっしゃる学園都市の第三位。
わたくしと違って、お姉さまは様々な機関にお声をかけられることも多いですし、
それ比例して人脈もお広いですもの。何かの機会にお知り合いになられたのだろう――と、思ったのですが……」
御坂「…………そう、ね」
(―――事実の内容を知ってるって…感じではないわね)
(でも。カンのするどい子だわ。『大筋』の予想はさほど間違えていないもの―――)
白井「やっぱり、ですの!」
御坂「そうね。だいたいそういうところよ。―――といっても、さほど親しい相手ではないわね。
本当に顔を知っている……って、その程度。
アンタが欲しがるような情報は残念だけど提供できそうになかったから、言わなかっただけよ」
白井「そう、でしたの」(ショボーン
御坂「ごめんね。アイツの好物、一つくらい教えられたらよかったんだけど、……ね」
599 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 22:03:54.42 ID:qXAraSjg0
白井「いえ、おねえさまがお気になさる事柄では…! 黒子が自分勝手な欲をだしたのがいけないのです」
御坂「ううん。好きな人のことって気になるモノ。そうなるのが当然。
………今日のデートで、もっとたくさん相手の『イイところ』が知れるといいわね」
白井「で、デートだなんて……っ!!」(///
御坂「男女で出かけるんだもの。デートよ」
白井「うぅううう。お姉さま、また、わたしをからかって楽しんでおられますわね!!」(///
御坂「あ、ばれた?」
白井「――――お姉さま!!!」
御坂「はっは。そんな顔で睨まれても怖くないわよ」
白井「〜〜〜〜ッ。早く、お顔を洗いにいかれてはいかがですの?」
御坂「あーそうね。そうするわ」
600 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 22:07:13.01 ID:qXAraSjg0
白井「なんだか、出かける前に疲れてしまいましたの」(ハァ
御坂「そだ、黒子ー?」
白井「まぁだなにかありますの?」
御坂「テンションあがってて見落としてるみたいだから忠告。
外出時は制服着用がルールでしょ。だから、寮を出るときは制服で出かけなさいよ。
白井「………あ」
御坂「あと。私服にこっそり着替えるのには、セブンスミストの女子トイレがオススメよー」
白井「休日も制服着用の件、すっかりさっぱり忘れていましたの……」
御坂「最近、寮監のチェック激しいし、ワンピースは見つからないようにね〜」
白井「げげ」
御坂「外出時のチェック、――――健闘を祈るわ」
白井「ええー……。そんなぁ……」
601 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 22:08:06.72 ID:ggOoap+xO
ってか一方さんってやたら人気あるけどただの極悪人じゃないの
一方さんと黒子のSS多くてだんだん好きになってきた
603 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 22:11:23.14 ID:Fzxi3VM90
なんかすまん
604 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 22:19:03.37 ID:qXAraSjg0
・
・
・
同日。午前九時半頃。
in 繚乱家政女学校経営の喫茶店前。
一方通行「…………」
土御門「にゃー。これまた意外なとこで会ったな、一方通行」
一方通行「…………」(プイ
土御門「おいいいい! 俺の顔をはっきりと見ておいての無視ですか!? オマエ、最近俺の扱いひどくないかにゃーー!?」
605 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 22:23:23.35 ID:qXAraSjg0
一方通行「……チッ。なンでオマエがココにいやがるんだ」
土御門「いい質問ですたい、一方通行くん!!」
一方通行「気味悪い呼び方すンな」
土御門「聞いて驚け見て驚け!!
この『特別ご優待券』をとくと目に焼きつけろ!!!!
ジャンジャカジャンジャンジャーン♪♪♪ 『喫茶店オープン記念特別ご招待券』っっっ!!!!」
606 :
>>591ボケたつもりなのにマジレスなんて非道いわ:2011/03/05(土) 22:34:41.96 ID:iEs9YTHe0
しえん
607 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 22:35:14.47 ID:qXAraSjg0
一方通行「ご優待券なのかご招待券なのかはっきりしろ。
日本語が不自由になるくれェにテンションあがり過ぎて、マジ引くンですけど」
土御門「日本語が不自由になるほどで結構!これがテンションあげられずにいられるかってモンです!!」
一方通行「勝手に言ってろ。俺まで巻き込んで騒ぐなよ」
土御門「オイ、一方通行」
一方通行「……付き合ってらンね」
土御門「貴様はなにをそんな冷静な顔でのほほんとしているんだ?
この現状を正しく理解していないのは、いったいどっちだ。
いつからその無駄にスパコン並の性能を誇る優秀な頭脳で考えることを放棄した。
宝は使ってこそ宝なんだ。ただ腐らせていくなんて愚者のすることだ」
一方通行「……現状を正しく理解していない?」
土御門「そうだ。この俺がこんなところにいると意味を考えろ。
元・暗部連中とのコンタクトもとらず、『向こう』から押し付けられている『仕事』もほっぽり出して、ココに居る理由を」
608 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 22:49:04.40 ID:qXAraSjg0
一方通行「土御門元春(オマエ)がココにいる理由……」
(……学園都市上層部に動きがねェ以上、こちらもへたには動けない、というのが本意。
元『グループ』にしろ『アイテム』にしろ。
他の、崩壊した組織の生き残りのやつらも。
自分たちが火ぶたを落とす側になるのは極力避けたい、と思っている。
素養格付けだの特殊素材だの。未だに学園都市の深部はつかみきれていない。
なんの準備もせずに短気に戦争をしかけて間抜けに玉砕するのは、もうこりごりだからなァ……)
(垣根くンの著作権侵害した団体さンの件は、黄泉川が上手く片づけてくれた。
他方のパイプが強い土御門と海原の両名に、裏側からもサポートしてもらっているから、問題ねェはず)
(……『向こう』ってのは、魔術とかンな名前が関係してるところのことだろうが……)
(―――何か、何処かが動いたのか……!?)
609 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 22:51:14.20 ID:PUbpKkIjO
私怨
610 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 22:56:21.66 ID:qXAraSjg0
一方通行「――オイ、土御門ォッ!!」
土御門「ようやくまともな思考回路になったようだな一方通行」
一方通行「……よォやく。掴めそうな尻尾でも見つけたのか?」
土御門「―――ハッ。尻尾、なんて可愛いもんじゃない。
もっともっと真ん中の本命が、掴めそうなんだからな……っ!!」
一方通行「……ッ!?」
土御門「ようやく。よぉぉぉぉおおおおおやく!!!
舞夏の和服メイドさん姿がおがめる日が来たんだにゃーーーーー!!!!!」
一方通行「」
611 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 23:00:46.54 ID:I7X7FFn2O
ツッチーは本当に刹那に生きてんな
輝いてるぜ
612 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 23:13:18.44 ID:jgJGR3qrO
しえんしえん
613 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 23:22:49.38 ID:Hro4znsE0
土御門が予想通りすぎるwww
614 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 23:23:39.69 ID:VFYnPCzrO
土御門shine
616 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 23:27:51.34 ID:qXAraSjg0
土御門「繚乱家政女学校が運営する、生徒の実地研修を兼ねた喫茶店の開店を、
俺は半年も前から今日という日をカレンダーに赤○をし、
何度も何度も夢に見る楽しみにしていた、極楽な日を、ようやく迎えたんだぁああああああ!!! いやっはあああああ!!!」
一方通行「」
土御門「今回はオープン記念ってことで、
今日は学校に通っている生徒の関係者のみに配布される『特別ご招待』をもつ人しか入れない日。
普段はシックな本格的メイド服を身につけているが、
オープン記念として&『現代日本における「メイド」イメージの理解・考察』という授業を兼ねて、
俺が長年、常連として通い詰めている『変わった』メイド服を作ってる店の服を、生徒が着るだっ!!
あの店では王道系に入る堕天使メイドも大精霊チラメイドは勿論のこと。
堕天使の進化系の堕天使エロメイド、一風変わった小悪魔ベタメイドに女神様ゴスメイドをあるというじゃねーの……っ!
もう、もう、正直堪りません!! ここは天国、気分はハレルヤ!! いきててよかったにゃあああああああああああ!!!!!!」
617 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 23:32:01.22 ID:/uC4uZQMO
幸せそうだなぁ土御門
618 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 23:33:59.18 ID:/tpIFR9s0
イイハナシダナァ
619 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 23:37:07.91 ID:qXAraSjg0
一方通行「…………、」
土御門「愛しくてやまないゲテモノメイド服を身にまとう天使(マイエンジェル)たちに、
『ご主人様お帰りなさいませ』とか『旦那さま……、コーヒーはいかがですか?』と奉仕されるとか……もうやべえって。ふひ」
一方通行「よし、土御門。今日からオマエはまごうことなく俺とは赤の他人だ」
土御門「ひどくね!? オマエだって『尻尾掴む』とかいってじゃねーか!!
あれだろ。ここにきた理由だって、猫耳にゃんにゃんメイドに萌え萌えキュン☆するためなんだろ……?」(ポン
一方通行「勝手に意味わかんねェこと察して仏のような顔で人の肩にそっと手をおくな!!!」
土御門「わかってる。てれ隠しなんて必要ない。本音で語り合おうぜ……俺達、同志だろっ!?」
一方通行「一人で語ってろ!!!」
620 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 23:38:49.77 ID:iEs9YTHe0
これはひどい
621 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 23:47:02.54 ID:qXAraSjg0
土御門「貴様……何故、メイドさんの良さを分かろうとしないッ!?」
一方通行「急にニャーをとるな。シリアスモードになるな。
少しでも真面目に考えこンでた俺が馬鹿しいだろ。
こンなくだらねェことに少しでも脳神経をつかったこと激しく後悔中なンだよ、俺は」
土御門「一方通行。……いいぜ、開店まであと三十分ある。
それまでオマエにはじっくりたっぷりメイドさんの語りつくせないほどの魅力について教えてやるにゃー……」
一方通行「なにも聞こえませン見えませン」
舞夏「おいこらこの馬鹿兄貴。なにを他人様に下心しかつまってないメイド萌えを押し付けようとしてるんだー? こらー」
禁書目録「あ、もとはる、おはよーなんだよ。……あれ? 貴方はこの間のティッシュの人?」
622 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 23:49:01.95 ID:CtMieNX4O
なるほどそうきたか
623 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 23:56:41.93 ID:Hro4znsE0
インターチェンジさんここで働くのか
624 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 23:59:29.73 ID:qXAraSjg0
土御門「ま、舞夏っ……! そ、その、こ、こここれはだにゃー?」(アセアセダラダラ
舞夏「言い訳なんて女々しいことはするんじゃないぞー。
メイドのうわべだけに心奪われ、その本質に目を向けようとしない野郎にメイドを語る資格はないんだなー?」(ドコスッ!!
土御門「ぐふぉおッ!!!」
舞夏「他のご招待客の皆さまに迷惑だからなー? しばらくはそこで大人しくしてろよー?」
土御門「…………い、いい、裏拳だった……。がく」
一方通行(格闘戦に強い土御門を一発K.O.だと…? この女、いったい何者だ…?)
625 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 00:05:42.80 ID:1tCl6tidO
>>601 ゾーマが好きな人間もいっぱいいるだろ?
つまりそういうことだ
626 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 00:08:44.63 ID:jp2G0Rrx0
禁書目録「ねえねえ。あなた、いつぞやかハンバーガーを奢ってくれた親切な白い人だよね?」
一方通行「あァ? オマエは……?」
禁書目録「貴方、それとなく、おっちょこちょいな人だったんだね。
『ミサカネットワークを使用する機器のバッテリーを取ってこい』って言ったのは貴方なのに。
カエル顔の医者のところにいったら『もう向こうに届けたよ。おや、行き違いになってしまったようだね』って言われちゃったんだよ?」
一方通行(…………あァ。コイツ、木原くンをボコった日にあったシスターか。
そォいや、ンな事適当にに言って、さっさと追っ払ったンだっけな、確か)
「悪いかったな。あン時は互いに連絡が上手くとれてなくてな。手間、かけさせた」
禁書目録「終ったことだし、いいんだよ。それより貴方の探していたあの小さな女の子は、そのあと見つかったの?」
一方通行「あァ。おかげさンでな」
禁書目録「そっか! それはよかったね!」
627 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 00:15:23.76 ID:jp2G0Rrx0
一方通行「見つけたら見つけたで喧しい毎日だが……。
そンでも死んだよォな面で大人しくされるよりかは何万倍も何億倍もマシだな」
禁書目録「――そうだね。なんだかんだいっても、元気で笑って一緒にいれることが一番かも」
一方通行「オマエは、あン時探していた奴と今も一緒に居ンのか?」
禁書目録「……ううん。今は、違うよ。あの時は見つけられたんだけど」
「―――――」
「……また、はぐれちゃったかも」
一方通行「……?」
628 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 00:15:37.86 ID:sEy5Sfds0
支援
629 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 00:23:33.32 ID:HLxqNW0kO
切ない
630 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 00:24:05.14 ID:jp2G0Rrx0
禁書目録「きっと。とうまはまた私の知らない『遠いところ』で、あばれまわってるんだろうなー」
一方通行「なンだァ? そいつはまた、道にを進めば進むだけ道に迷いやすい厄介なことこの上ない体質とかか」
禁書目録「一度じぶんが進むべきところが分かると、それにむかって一直線に進む人だから」
一方通行「ンで、周りの目とかまったく見えなくなるパターンだな」
禁書目録「あははは。まったくもってその通りかも」
「…………とうまは、いつもいつもわたしを置いてけぼりにして、一人で突っ走って、傷ついて」
「――それで、ただ「助けたい」って一心で、困っている誰かを助けるの」
一方通行「頭の作りが目出度い野郎みたいで結構じゃねェか」
631 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 00:31:55.21 ID:TCJ2f0eGi
ここでこう繋げるかー
この禁書さんは学園都市で健気に上条さんを待ち続けていると思うと…。・゜・(ノД`)・゜・。
632 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 00:37:21.42 ID:gLg8C4d70
綺麗なインさんだ
633 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 00:38:51.99 ID:jp2G0Rrx0
禁書目録「時には周囲のことを―――わたしのことを、頼ってもくれてもいいんだけどね」
一方通行「……この前みたいに、自分の脚で探しにいかなくていいのか?
にゃーにゃーうるさい野郎が騒ぐよォなところで道草くってる暇すら、もったいなさそォだが」
禁書目録「とうまはね、『必ず、戻る』って言ったの」
「私も、『いつものとうまが帰って来てくれるなら、何でもいいよ』って言ったから」
「とうまは約束は破らないから。
どんなときだって最後には帰ってきて『ただいま』って言ってくれてから」
「いままでがそうであったように。これからもそうだって、わたしは信じてる」
一方通行「……そォかい。それまでオマエは一人で良い子でお留守番、か」
禁書目録「心配してくれるの? ありがとう、やさしいんだね。
大丈夫だよ。だって、わたしはひとりじゃないんだよ。だって、この子がいるもん」
スフィンクス「にゃー(訳:おうともよー!!)」
一方通行「あン? 猫だァ?」
禁書目録「スフィンクスっていうの。かわいいでしょ」
一方通行「……まあ、猫耳にゃんにゃんメイドって訳のわからないものよりは、幾分か素直に可愛いとは思えるな」
634 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 00:49:55.43 ID:jp2G0Rrx0
禁書目録「……本当はね。『遠隔操作用の霊装』で受けたダメージの回復のために、
英国に帰らなきゃいけなかったんだけど。わたしの我がままで無理やりこっちに戻って来たの」
一方通行「オマエ、日本人には見えねえとはおもっていたが。英国人とはなァ」
禁書目録「私が英国人かどうかは定かではないけど。元々居た場所は、英国ではあったかな」
一方通行「自分の人種くらいは知っとこうぜ……」
禁書目録「『まずは治癒に専念したるべきでありけるに……』
な〜んて、眉をしかめられたっけなぁ。
でも、もとはるが協力してくれてね。
『もとはるを暫定的な保護人にする』って条件で、こっちに戻ってくることが出来たの」
一方通行「へェ。あいつもたまにはマシな働きすンじゃねェか。只のメイド萌え変態じゃねーのな」
(―――話しを聞いてる限りだと、コイツも、魔術とかになんらかの関わりがある奴、なのかもしンねェな)
635 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 00:56:41.21 ID:jp2G0Rrx0
禁書目録「もとはるにも、まいかにもお世話になってるから。
今日のオープン記念はとても忙しいみたいだから、お礼の意味もこめてお手伝いしようかと思って」
一方通行「あのガキが聞いたら、リアル鶴の恩返しだー! とか言って目を輝けそォな話題だ」
禁書目録「そうだ。こんなにお話しをしているのに、わたしはまだ自分のことを名乗っていなかったね」
「私の名前はインデックスって言うんだよ。
正式名称は『Index-Librorum-Prohibitorum』。
魔法名は『dedicatus545』、献身的な子羊は強者の知恵を守る、って意味だね!」
一方通行(な、―――Index-Librorum-Prohibitorum―――ッ!!??)
636 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 01:12:04.11 ID:0bsajCN+0
C
637 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 01:17:55.14 ID:jp2G0Rrx0
一方通行「……オマエが『Index-Librorum-Prohibitorum』……?」
禁書目録「そうだよ。名前が長いから普段はインデックスとか禁書目録って呼ばれてるけど」
「それがどうかしたのかな?」
一方通行(…………エイワスの言っていた『ロシアへ行け』という言葉。
激闘した後に、ヒーローが残していった『禁書目録』とかかれていたメモ。
俺が今までに見たことも聞いたことも触れたことも無かった情報が詰め込まれていた例の羊皮紙。
AIM拡散力場の塊―――科学の天使がいっていた打ち止めのウイルスを『歌』で除去した『ともだち』――――ッッ)
「…………、Index-Librorum-Prohibitorum。いや、インデックス」
禁書目録「うん? なにかな?」
一方通行「……オマエ、『歌』は好きか?」
禁書目録「? 好きか嫌いか、と聞かれたら好きかも、だよ?
これでも一、シスターだもの。讃美歌なんかも嗜んでいたりするし」
一方通行「……そォか」
(―――――なるほどな。曖昧だったパズルのピーズが、いま、完璧にハマった)
638 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 01:19:20.89 ID:EiOIeeRj0
支援!
一方さん、自分はロシアで人種聞かれてスルーしたくせにw
639 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 01:36:35.78 ID:jp2G0Rrx0
禁書目録「そういうあなたは、歌うことは好きなの?」
一方通行「いや。あンな生命力を根こそぎ奪われるような特異な『歌』を好んで歌おうとは思わない」
禁書目録「……? ちょっと、言ってることがよくわからないかも」
一方通行(コイツがIndex-Librorum-Prohibitorumで。
アイツ(エイワス)に簡単にのされて絶望した俺に、
ひぃひぃ、擦れたような声で苦しそうにしているクソガキに、
まだ道があると。雷雲の中にさす一筋の光のように示してくれのが、
禁書目録の情報(コイツ)だったってことだな)
(こいつは『歌』を謳って打ち止めを助けてくれたばかりか、
『歌』という存在を提示してくれ、―――打ち止めを助ける足掛かりにもなってくれた)
(――――二度と、こいつに脚をむけて寝ることは出来ねェな)
C
641 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 01:41:02.45 ID:jp2G0Rrx0
禁書目録「あーーー!!」
スフィンクス「んにゃ!?(訳:なんですかお嬢さん急に大声出して)」
禁書目録「わっとっと、おしゃべりをしていたらもうこんな時間。
そろそろわたしはお手伝いにもどえらないと、それじゃあまたね。あくせられーた」(パタパタパタ
一方通行「……………」
一方通行「―――――インデックスッ!」
禁書目録「……? なにかな」(ピタ
642 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 01:43:14.71 ID:jp2G0Rrx0
一方通行「…………その、」
禁書目録「その?」
一方通行「――――」
「あの時は…………」
「……あの時は」
「――――――本当に、世話になった」
禁書目録「あのときって病院でのこと? それならもういいって言ったのに」
一方通行「いや、礼を……言ってないと、思いだしてな。……引きとめて悪かった」
禁書目録「ふーん? 律儀なひとだね、あくせられーた」
一方通行「……そォいうことに、しといてくれ」
643 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 01:44:35.43 ID:eMxQC0Gu0
一通△
644 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 02:01:11.10 ID:QoLHGhOK0
この二人も好きだなー
645 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 02:20:33.80 ID:jp2G0Rrx0
もう2時だ昼寝の時間だ
恒例安価
一方さんは黒子を恋愛対象として見ていないようです。
彼の頭をペシっとひっぱたいて渇を入れるのは誰? >>+5
1御坂美琴
2番外個体
3打ち止め
ほかにまだ出てきてなくて、こいつだせよって人物がもしあれば >>+10
646 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 02:21:59.14 ID:Y5RDTw1u0
3
647 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 02:21:59.83 ID:RxjoPnvJO
2
648 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 02:22:37.22 ID:qUcPDUzJO
1
649 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 02:22:38.05 ID:ZWj8AZbL0
1
650 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 02:23:39.09 ID:QoLHGhOK0
そうだね俺もそろそろ昼寝しようかな(棒
ksk
651 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/03/06(日) 02:23:53.48 ID:5xnsm7WV0
1
1
653 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 02:24:42.42 ID:HLxqNW0kO
1
654 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 02:24:56.94 ID:U7OqsJUDO
テッラさん
無効安価は↓が採用なのかな?
656 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 02:25:51.23 ID:QoLHGhOK0
レッサー
657 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 02:26:40.12 ID:HLxqNW0kO
こんなに人いたのかw
醤油と麦チョコの勝利で終わって暇をもてあました人がいっぱいいるからな
659 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 02:36:18.75 ID:tUhDNuSg0
美琴にそげぶされる一通さんか胸が熱くなるな
660 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 02:49:49.32 ID:tUhDNuSg0
よく見たらレッサーだったorz
661 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 02:57:17.55 ID:aDKQcE8Z0
いや、安価指定の一個下って意味だから美琴であってるんじゃね?
662 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 02:58:46.07 ID:8QzDKeXN0
保守
>>660 一方さんを叩くのが+5
他に出して欲しいキャラは?が+10
だから美琴であってるよ
レッサーわろたwwwなんでやねんwww
御坂ならついでにドシリアスの一方+御坂の和解話もしてくれたら胸熱
665 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 03:34:06.78 ID:tUhDNuSg0
よかったレッサーに喝を入れられる一通さんはいないんだね
666 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 04:12:02.25 ID:1EzMmR2E0
h
667 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 04:59:04.00 ID:8QzDKeXN0
保守
668 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 05:37:23.95 ID:3AwbOJC6P
669 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 06:40:04.15 ID:yOLFV3VyO
ほし
670 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 07:42:59.14 ID:voylfrSiO
(U^ω^) わんわんおですの!
671 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 08:36:50.82 ID:YRacsEbK0
ほ
672 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 09:10:48.45 ID:z4yzrtjV0
しゅ
673 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 09:28:04.78 ID:1tCl6tidO
フレ
674 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 09:35:17.97 ID:cxMsijrK0
/
675 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 09:47:07.46 ID:sYCMj7B70
ンダ
676 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 10:11:24.37 ID:xoJNf5g4i
ほ
677 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 10:26:36.68 ID:Y4iELife0
く
678 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 10:55:13.07 ID:Y4iELife0
ほ
679 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 11:04:45.78 ID:3zgmDX3KO
上条「ビリビリ!崖の上を行くように!」
御坂「ラブラブ!したっていいじゃないかよう!」
680 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 11:08:59.78 ID:bws5b0/O0
ほ
681 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 11:11:33.03 ID:55DGRmMF0
ほ
682 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 11:41:32.59 ID:bws5b0/O0
ほ
し
684 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 12:12:35.75 ID:LcY99w1SO
ゅ
685 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 12:42:09.85 ID:tUhDNuSg0
保
686 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 12:47:06.50 ID:jp2G0Rrx0
おはよう 保守ありがとー
687 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 12:55:16.33 ID:xoJNf5g4i
待ってたぜ
688 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 13:02:05.01 ID:tMYgq6Jm0
おはよう
689 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 13:02:47.62 ID:OFEQKKJmO
来たか
690 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 13:03:40.40 ID:jp2G0Rrx0
舞夏「メイドという存在を穢す輩に私は容赦はしないからなー?
可哀想にな。私が腕によりをかけて作った絶品カレーライスは私とシスターだけで食べるとするかなー」
土御門「そんな、殺生な……ッ!
愛しの舞夏お手製のカレーライス、俺も食べたいに決まっているにゃー!
鼻をくすぐる香ばしい匂いだけで心奪われてしまうのに、おあずけを喰らうなんて……っ!」
舞夏「自業自得とは、まさにこのことだなー」
禁書目録「まいかー。そろそろ休憩きりあげて厨房の方にもどらないと、なんだよー」(オーイ
舞夏「もうそんな時間か。それじゃあな、馬鹿兄貴」
土御門「ま、舞夏ぁ〜」(ショボーン
一方通行「ハッ。ざまァねェな、アイツ」
691 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 13:15:52.32 ID:jp2G0Rrx0
土御門「舞夏がいつにもまして冷たい」(グス
一方通行「そりゃァ、家族愛を通し越した男の欲望全開の情欲を向けられたら、フツーは引かれるもンだろォが」
土御門「……欲望全開とは聞き捨てならないにゃー。
これでも舞夏への想いに一点の曇りすら持ちこんでいる気はさらさないんだぜい?」
一方通行「なるほど。オマエがいつも義妹義妹とクソうるせェのは、あのガキが元凶か」
土御門「あのガキよばわりするな。土御門舞夏ってかわいい名前があるんだ。
ま、俺の目の前での舞夏を呼び捨てにするなら貴様でもぶっつぶすがな。
付け加えて、俺のいない所で呼び捨てにする野郎は地獄の底に叩き潰す気満々なので、夢夢わすれないことだにゃー」
一方通行「頼まれても呼ばねェよ。興味ねェし」
土御門「ああん!? オマエ、舞夏の可憐さを理解する頭もねえのかにゃー!?」
一方通行「さっきと言ってることが素晴らしいほど綺麗に矛盾してンぞ、土御門……」
692 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 13:16:16.83 ID:55DGRmMF0
ほ
693 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 13:17:53.91 ID:LcY99w1SO
にゃーにゃー言ってるうちは安心して見られるが……
694 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 13:23:08.72 ID:r94Z9cbx0
ところどころ暗部モードになってるな
695 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 13:23:52.76 ID:jp2G0Rrx0
土御門「舞夏をほかの野郎に手を出されるのは絶対ゆるさねえ。
けど、舞夏の可愛らしさをわかろうとしねえ下衆もむかつくことこの上ないだにゃー」
一方通行「面倒くせェ」
土御門「面倒くさくて結構だにゃー。その矛盾を心にひめながら義妹のために生きる男、それか俺っちなのにゃー」
一方通行「あ、っそォ」
土御門「そうなんですたい」
一方通行「―――オマエが『賭ける』と思うに相応しいなら、それでいいンじゃね?」
土御門「『賭ける』なんて言葉は薄っぺらいな。俺は、アイツに全てを『捧げて』いるさ」
一方通行「それはそれは。とンだドM野郎だなァ」
土御門「ドMいうな」
696 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 13:33:07.51 ID:cxMsijrK0
シエンタ
697 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 13:36:19.11 ID:jp2G0Rrx0
土御門「……一方通行」
一方通行「なンだ」
土御門「いいか。次こそ、俺達の手で勝利をブン取りに行くぞ」
一方通行「当たり前だ」
土御門「ただ『勝つ』だけじゃない。
徹底的に絶対的に決定的に、俺達の俺達による俺たちのための勝利をもぎ取る。
真正面から背後から。きなクサェ奴ら全員をすべて叩き潰し終止符を打つ
ここまできたんだ。済し崩しのような情けない勝利はいらん。――-欲しいとも、思わない」
一方通行「――――上等だ。その提案、乗ってやる」
土御門「乗るもなにも、はなからオマエは強制参加だ、一方通行』
698 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 13:43:22.73 ID:jp2G0Rrx0
一方通行「自己決定権の尊重くらいしろよ」
土御門「それこそ今更すぎる配慮だろうが。
元・暗部連中に自己決定権もクソもねえ。
オマエも俺も―――いや、他のやつらもだな」
「海原光貴も、結標淡希も、浜面仕上も、麦野沈利も、絹旗最愛も、滝壺理后も、心理定規も、他の連中も」
「いまはまだ学園都市の鎖を断ちきれたいない奴ら全員、強制参加だ」
「全員で、テメェらの大事なモンを、取り返す」
かっけえ…
700 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 13:51:20.32 ID:jp2G0Rrx0
一方通行「…………」
土御門「まだ時期ではない。準備も整っていない。
それでもいずれ時はくる。必ず、学園都市の上層部は痺れを切らして動き出す」
学園都市は再び俺らから全てを奪おうと牙をむく―――それが、開戦の合図になることも知らずにな」
一方通行「…………」
土御門「牙をへし折り喉元を噛み砕くはこちら側だ」
一方通行「楽しみ過ぎる遊びのお誘いアリガトウ。……全力で楽しンでやるよ、こン畜生」
土御門「おお。愉快に素敵に暴れまくれや、第一位さんよ」
701 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 14:01:45.69 ID:OFEQKKJmO
しえん
702 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 14:13:05.34 ID:jp2G0Rrx0
一方通行「あァ、いいぜェ最高じゃねェか……。
あまりに愉快だからな、お望み通りに働いてやってもかまわやしねェさ。くひっ」
土御門「それなりに頼りにしてるぞ」
一方通行「オマエこそ俺の足を引っ張ンじゃねェぞ」
土御門「そこまで落ちぶれてはいない」
一方通行「くきかきっ。だといいがなァ」
703 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 14:29:13.49 ID:jp2G0Rrx0
土御門「……ま、それも『今』の話しではないにゃー。全ては『これから』。
ようやく享受できた平和を今この時ばかりは堪能するのが流儀ってモンですにゃー」
一方通行「オマエ……。本当に切り替えのタイミングがつかめねェ野郎だなオイ」
土御門「褒め言葉として受け取っておくにゃー」
一方通行「褒めてねェ」
土御門「さーて! 舞夏の和服メイド妄想したらテンションが再びあがってきましたよぉおおお!!」
一方通行「どれほどのことを口にしても、所詮、シスコンはシスコンか」(ハァ
土御門「ぐふふふふ。和服メイドの画像はメイド服大全で確認済みだにゃー!
黒地に白い花が散りばめられた着物、ふともも絶対領域をみせるためのミニスカ丈!!
いいよー!! いいよおおお!!
…………舞夏のやまとなでしこ七変化楽しみだにゃぁ〜」(キラキラ
一方通行「やっぱオマエ、俺とは赤の他人ってことでヨロシク」
704 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 14:42:17.12 ID:jp2G0Rrx0
土御門「まだかにゃ、まだかにゃ〜♪ 和服メイドの、義妹はまだかにゃ〜♪」
一方通行「学研のCMのメロディで即興の替え歌をつくンな」
土御門「あれ? というか、一方通行。
猫耳にゃんにゃんメイドがお目当てじゃないってんなら、なんでここにいるんだ?」
一方通行「…………別に」
土御門「喫茶店とはいえ、今日はオープン記念の日だぜい?
繚乱家政女学校の近親者や親しい友人しか来れないはずなんだが……」
一方通行「………俺がそンな事知るか。ただ、俺はここに来いと言われただけだ」
土御門「誰に?」
一方通行「…………」
土御門「おやおやおやぁああ!?」(ピキーン
「これは、なんだか昨日の話題のつづきな気がしてきだぜい??」
705 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 14:45:13.52 ID:jp2G0Rrx0
一方通行「うるせェ黙れ喋るなぶち殺れてェのか」
土御門「へえ、へえ。にゃるほどにゃるほど。
オマエをここに来いと言ったのがあの子なら、ココをデート場所に選んでも可笑しくない」
「なにせココは料理もうまいしコーヒーもうまい。
舞夏を筆頭に、メイド見習いの生徒たちが作るんだからな至極当然。
舞夏も『ご招待券』を何人か友人に贈ったといっていたし、つじつまも合う」
「いやいや実に。『白井黒子ちゃん』は、オマエのことを考えてのチョイスをしたようだにゃー?」(ニヤニヤ
一方通行「どうしても死にてェよォだな」(カチ
土御門「ちょ、街中で能力仕様とかシャレにならねえから!!!!」
一方通行「―――次、会う時は来世だな」
土御門「ぎゃあああああああああああああああああああああああ!!!!!!」
706 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 14:50:08.00 ID:OFEQKKJmO
黒子まだー
707 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 14:59:07.35 ID:FXQkQOrw0
灰は灰に
土御門は肉塊に
708 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 15:07:13.37 ID:cxMsijrK0
紫煙
709 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 15:16:06.70 ID:jp2G0Rrx0
・
・
・
同日。午前10時頃。
in 路上
白井「はて。土御門からいただいた『ご招待券』が使えるお店はこの辺りだったはずなのですが……」
レッサー「おつかいに来たのはいいんですけど、ここはいったいどこでしょう。
イギリス国内ならば国道裏道下水道とどこへだっていけますけど、
こんな訳のわからない街をあるくとか、罰ゲームか何かですかこれは」
白井「土御門ももう少し詳しく説明してくれてもよかったですのに……。
『なにやらキャッキャウフフな展開になってるらしいじゃないかー。これを』」
710 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 15:23:31.31 ID:jp2G0Rrx0
白井「土御門ももう少し詳しく説明してくれてもよかったですのに……。
『なにやらキャッキャウフフな展開になってるらしいじゃないかー。
そんな白井にはこれを進呈しよう。ぜひぜひ、遊びに来てくれなー』
と、それだけを言って、場所については曖昧にしか教えてくれませんでしたの」
レッサー「というより、私はイギリス清教の下へとくだったつもりはこれっぽっちもないのに。
あの最大主教。人をこき使いすぎなんです。本当に人の嫌なところを上手くついてきてくれたものです。
『これも我々イギリスのためになることなのだけど』なんて言われたら、やるしかないじゃないですかー!! こんチキショウー!!」
白井「早く行かないと。待ち合わせの時間はとっくに過ぎていますの」
レッサー「早く目的地に行かないと。さっさとお仕事終らせて私はイギリスに帰りたいんです」
白井・レッサー「「……うう。それなのに現在進行形で迷子になってます」」
白井「ん?」
レッサー「へ?」
711 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 15:26:59.73 ID:jp2G0Rrx0
朝昼飯る
712 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 15:30:46.82 ID:tUhDNuSg0
朝飯(笑)
713 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 15:34:09.66 ID:skhayCIUO
レッサーって何者?
714 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 15:35:13.24 ID:YVBEdF1s0
715 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 15:37:58.96 ID:cxMsijrK0
また時差がwww
717 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 15:43:46.46 ID:LcY99w1SO
>>713 マジックハンド(見た目も動力も)使い
小悪魔尻尾デフォ
肉食野望系ロリ
という安価で作ったかのようなカオスキャラ
718 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 15:45:14.81 ID:r94Z9cbx0
>>713 上条さんに色仕掛けしようとしたら逆に怒られた人
>>717 ……ディスガイアのエトナしか想像できねぇ……
720 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 16:02:29.91 ID:voylfrSiO
721 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 16:30:31.43 ID:jp2G0Rrx0
白井「ええっと……」
(が、外人……? ぱっと見白人の方のようですけど……。
なにかお困りのご様子ですけど、日本語が通じるでしょうが。英語仏語それともロシア語?)
レッサー「ああ。もしかしてもしかしなくとも、現地のお方でしょうか?」
白井「(に、日本語……)は、はあ。そうですけれど」
レッサー「お時間が無いようなら申し訳ありませんけれど、
ちょっと私を助けていただけないでしょうか。
巡り巡って貴方の行為はいずれ英国のためとならないと思えば、苦痛でもないでしょう」
722 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 16:31:49.89 ID:IaIexpUS0
レッサーに拉致されたい
723 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 16:32:48.14 ID:jp2G0Rrx0
ならなかっただめだorz
○英国のためになると思えば
724 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 16:34:00.86 ID:VPKOZrABO
725 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 16:52:52.44 ID:5x3A2vVR0
ところで和服メイドって言われても琥珀さんしか想像出来ない
726 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 17:39:52.27 ID:voylfrSiO
ん?
727 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 17:53:29.91 ID:kKDSx3RO0
急用かな
728 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 18:28:45.20 ID:tMYgq6Jm0
補習ですの
729 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 18:36:33.35 ID:KhA4v02u0
>>729 それは分かってるんだが、翡翠さんの所為もあって琥珀さんしか頭に浮かばないんだよね
731 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 18:43:47.36 ID:jp2G0Rrx0
白井(またえっへんと無い胸をはって……。
それにしてもどうしましょう。わたくし自身、待ち合わせに遅刻確定ですのに。
5分前行動さえ出来なず、約束の時間さえ守れないルーズな女性と思われたくないですの……)
レッサー「で、どうなんです?」
白井(……嫌われたくはありませんわ。馬鹿な女と失望されたくもありませんの。
たまには誰かに染まってみるのも悪くないと。信念や理念を曲げるのも苦くないと―――思いましたけど)
(――――でも、)
「風紀委員(これ)ばかりはあの方のためと言って、曲げることは不可能ですわね」(ハァ
レッサー「?」
白井「そこのお方」
レッサー「あ、はいっ」
白井「……英国のためとかはよくわかりませんけれど、
わたしくは、貴方のために、お手伝い差し上げますの」
732 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 18:51:42.25 ID:jp2G0Rrx0
レッサー「本当ですか?」(パァァァアアア
白井「ええ。先ほどからのご様子から察するに、道に迷った―――」
レッサー「いいえ! 決して私は迷子になったのではありません!
ちょこっと地図の見方が分からず感で歩いていたら、見覚えのないところに出てしまっただけです!」
白井「それを迷子になったというのですわ……」(ボソッ
レッサー「何かを目標にして進もうと、あのグルグルと巨大扇風機を目印にしたのにー」
白井「巨大扇風機……? ああ、風力発電の風車のことですわね。
方法は悪くありませんが選んだ建物が悪かったようで。
学園都市の電力全てを賄うために風車はそれこそ多数、建造されていますから……」
レッサー「この何処をいってもあまり景色が変わらない風景がいけないのです。ううぅ」(ガックシ
733 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 18:56:34.14 ID:jp2G0Rrx0
レッサー「グルグルのほうもまったく私の役にたちませんでしたし……。
この街は即刻外部者に優しくない作りの街づくりを一からやり直すべきだと思います」
白井「して、巨大扇風機につづくグルグルとは、なんですの?」
レッサー「あれですよ。空をずっとグルグルしているヤツ」
白井「空?」
レッサー「今も飛んでいる、巨大なアレです!」
白井「………………、飛行船、ですか」
レッサー「どこからでも見えるので言いかなと思ったのですが」
白井「あれはニュースなどを流す飛行船ですわね。
確か、日中の特定の時間に特定のコースを巡回している、と聞いたことがありますの」
734 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 18:58:22.71 ID:8KsSPkIK0
し
735 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 19:00:42.20 ID:jp2G0Rrx0
白井「とんちんかんな方法ですけど。まあ、貴女の努力の影はみえましたの……」
レッサー「術をつかわない以外の方法で、自分に出来ることは全てやったんです」
白井「(術?)もしこちらにお知り合いがいらっしゃるのでしたら、
その方に携帯電話で連絡を取って迎えに来てもらう、といった解決策もあったと思われましてよ?」
レッサー「……あっ」
白井「今気がついたんですの……」(ハァ
レッサー「で、でも! 今は貴女が手伝ってくれるそうですし、大丈夫です! 百人力です!」
736 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 19:05:46.07 ID:jp2G0Rrx0
白井「それで? 貴女はどこへ行きたいのですか?」
レッサー「ええっと。ぶっちゃけて言うと禁書目録の元へいくのが目的なんですが……」
白井「は? き、きんしょ……? なんですのそれ」
レッサー「やっぱり一般人に伝わる訳がありませんよねー……。
あの少年にかわり現在、暫定的に魔導図書館の管理人をしている陰陽師の話しでは……」(ガサゴソ
白井「地図か何かお持ちなので?」
レッサー「ええ。簡易的な地図ですけど。禁書目録―いえ、私の知り合い(?)が
今日はこの地図の赤いマーカーが引いてある建物にいると聞いているので」
白井「では、その建物までご案内すればよろしいですか?」
レッサー「ええ!」
白井「えーっと。どれどれ?」
737 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 19:08:59.66 ID:jp2G0Rrx0
・
・
・
同日。午前十時十分。
in 繚乱家政女学校経営の喫茶店前。
一方通行「…………よォ」
白井「ど、どうもですの」
一方通行「確か、集合時刻は十時ジャストだっだと、記憶しているんだが」
白井「貴方のおっしゃる通りですわ。返す言葉もありません。連絡もせずに遅刻してしまい申し訳ありません……」(ペコリ
738 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 19:12:04.92 ID:jp2G0Rrx0
一方通行「……別に、」
レッサー「あ、あの!」
一方通行「あァ?」
レッサー「あの、このツインテールの少女を叱らないであげてくださいっ」
白井「あなた……」
一方通行「誰だァ、オマエ」
レッサー「レッサーと申します。この少女がこの場に到着するのが遅れたのは、単に私のせいでもありますので!」
白井「いいえ。わたくしが好きでやったまでのことで……」
一方通行「――ーどォいうことだ?」
739 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 19:18:34.22 ID:xoJNf5g4i
しえん
740 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 19:25:06.08 ID:+nI8PhfC0
フロリスううううう
741 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 19:33:55.22 ID:yeVRErE0O
しえん
742 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 19:34:06.72 ID:ruQb8rCgO
レッサーってのが誰か知らんが可愛い
743 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 19:42:34.21 ID:qkre9gtn0
タイトル黒人に見えた
744 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 19:52:48.77 ID:xoJNf5g4i
745 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 19:57:27.52 ID:gLg8C4d70
本当に安価で作ったみたいなキャラだな
746 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 19:59:08.49 ID:ruQb8rCgO
747 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 19:59:50.81 ID:jp2G0Rrx0
レッサー「どういうことと問われれば答えてあげるのが世の情け。
本日私は遠路はるばる外から学園都市に、知人を尋ねに来た訳ですが、
その……、――――認めるのはとても悔しいですが、ええいここの際仕方がありません。
可愛らしい迷子の迷子の子猫ちゃんとなり、この機械ばかりの街に一人でポツンとしていたのです」
一方通行「前置きが長ェよ」
レッサー「せっかちですね。何事も早く急ぎ過ぎると女性から失望されてしまいますよ?」
一方通行「オマエは俺に喧嘩をうってンのかァ? ああ!?」
レッサー「短気も減点です」
748 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 20:12:05.72 ID:pwXyKphVO
レッサーたしか一方みたことあるよな?
749 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 20:17:14.69 ID:jp2G0Rrx0
一方通行「こンのガキッ……」
白井「あ、一方通行さん。落ちついて。多分彼女も別に悪気があって言ってるわけでも」
レッサー「ええ勿論。話過ぎではなく私の慈悲深さから生まれる親切心からの発言です」
一方通行「…………」(ピキッ
レッサー「話しがずれてしまいました。
話題がすぐに本題から脱線してしまうのは女性特有の習性ですね。見逃して下さい
いい加減こめかみの血管が破裂しそうな顔で睨まれていますし
もったいぶらずに離しますけど、用は彼女がここまで私を道案内してくれていたのですよ」
750 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 20:26:16.72 ID:jp2G0Rrx0
一方通行「……今時の風紀委員は迷子センターの代わりまでしてンのか」
白井「治安維持機関と壮大な名を冠においていますけれど、風紀委員も警備員もやっていることは基本的に雑務中心ですの」
一方通行「ほォ……。そりァ御苦労なこって。俺には無理だわ。
小生意気なガキは一人でも手こずるってのに……」
レッサー「小生意気なガキとは失礼な! これでも私はせくしぃな女性ですよ!?」
一方通行「……あー。悪い。なンか理解できないへたくそな日本語が聞こえてきたんですけど?」
レッサー「ムキー!! あのですね。そこまで言わなくてもいいんじゃありませんか?
確かに恋人さんとのデートに私みたいな邪魔ものが介入していまった事は申し訳ないと素直に謝罪しますけどぉっ」
一方通行「あ? 恋人?」
白井「あ、あああああああなた何をいってるんです、だ、誰が、こ、こい」(アワアワ///
751 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 20:31:49.44 ID:jp2G0Rrx0
レッサー「貴方がたのことですけど?
まあ、恋人さんが遅れてしまったのは、親切心をもって私を助けてくれたからですので。
そこら辺は履き違えずに、怒るのではなく、むしろよくやったと褒めてあげて下さい。
女の子は好きな人に褒めてもらえる分だけ、素敵なレディーになるますから」
白井「……べ、べつに、こいびとというかんけいでは」(ゴニョゴニョゴニョ
一方通行「………………あー……」
(―――コイツのこの反応、もしかして「めんどい」ことになってる…のか?)
レッサー「親切なツインテールの少女さん。ここまでありがとうございました。それでは、私はこれにて!」(タタタタタッ
一方通行「―――チッ」
(あンのガキ、かき回すだけかき回して妙な空気を置き土産にトンずらかよッ!!!)
C
753 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 20:35:35.13 ID:jp2G0Rrx0
一方通行「…………」
白井「…………うう」(///
一方通行「……………」(ハァ
(やたらメールで俺のこと聞きたがるし嫌な予感はしていたンだが……)
「………これ以上外にいるのもなンだし、店の中ァ入るぞ」
白井「は、はいですのっ」
・
・
・
黒子かわいいしえん
さるよけぽん
ぽん
ぽん
ふむ
759 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 21:07:43.28 ID:jp2G0Rrx0
・
・
・
同日。午前十時一五分。
in 繚乱家政女学校経営の喫茶店店内。一番テーブル。
土御門「………天国だ。いやここはそれ以上の極楽ですたい……っ」(ウヘヘヘ
レッサー「あー、ようやく見つけましたよ。管理人の陰陽師!」
土御門「舞夏がホールに出てくるのはいつかにゃー?
溢れかえる天使(マイエンジェル)たちで眼福に浸るのもいいけど、やっぱり本日の目玉は舞夏なんですたい」
レッサー「軽くイってしまっている目で婦女子に視線を向けて鼻の下を伸ばすのは、結構です。
けど、貴方が私をここまで呼びつけたのでしょう? さっさと仕事モードに頭のスイッチを切り替えてください。
……ったく。むしろあの少年も、これくらい分かりやすい男子的反応をしてくれたら、楽だったですけどねぇ」
追いついた
761 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 21:19:10.79 ID:jp2G0Rrx0
土御門「―――んー? 誰かにゃー土御門さんの至福の時間を邪魔するのは」
レッサー「お楽しみ中にすみませんでしたね。けれど、これは場所と時間を指定したご自身に責がありますからね?
深夜にHなDVDを隠れて見るようなお楽しみを思う存分堪能したかったのなら、そのくらいの配慮自分でなさってください」
土御門「初っ端から手厳しいお言葉どーも。
えーと、オマエさんが『新たなる光』のレッサー、でいいんだよな?」
レッサー「ご自身が指名した令嬢の名前と顔くらい、事前に一致させておいてくださいよ」(ハァ
土御門「いや悪いにゃー。本当は覚えてるんだけど、いまは天使さんたちを見る方が忙しくてにゃー」
レッサー「だからいいからさっさと切り替えろっていってんですよ、メイドオタク」
762 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 21:26:55.37 ID:jp2G0Rrx0
すまん!晩飯食ってくる!
763 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 21:29:33.80 ID:gLg8C4d70
今日の時計は正常だな
764 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 21:31:08.05 ID:55DGRmMF0
しえー
イイヨイイヨー
766 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 21:38:01.62 ID:FXQkQOrw0
さすが一通さん!めざとくフラグを見つけて折って行くぜ!
767 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 21:39:46.04 ID:OFEQKKJmO
フラグブレイカー
768 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 21:40:54.98 ID:1xo+wi5tP
このまま一方さんに振られるルート見たくなってくるんだから不思議だよなぁ
769 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 22:01:56.07 ID:RxjoPnvJO
一方通行
770 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 22:13:47.13 ID:jp2G0Rrx0
土御門「立ち話もなんだから、オマエも座れよ」
レッサー「そうさせていただきます。ここまで歩きっぱなしで正直足裏がいたくて」(ストン
土御門「遠路はるばるすまなかったな」
レッサー「ええ本当に。飛行機にのって自動バスにのって更に徒歩。どれだけ時間がかかったか……」
土御門「この場は俺が奢るから。なんでも好きに頼んでくれてかまわないにゃー」
レッサー「それは有難いですね。ちょうど喉も乾いていることですし、アイスコーヒーでも頂きましょうか」
土御門「それ以外は?」
レッサー「いいです。日本食はあまり得意でもないんで」
土御門「ん、りょーかい」(ピーンポーン
禁書目録「はーい! ただいまお伺いしますなんだよー!」
インデックスの和服メイドだと1?
772 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 22:25:16.98 ID:jp2G0Rrx0
禁書目録「ご注文はなに?」
土御門「俺は豪華絢爛メイド弁当スペシャル3と緑茶。んで、こっちの子がアイスコーヒーで」
レッサー「」
禁書目録「アイスコーヒーにミルクと砂糖とガムシロップはつけるのかな?」
土御門「なんかつけるか?」
レッサー「」
土御門「おい、レッサー」
レッサー「――――ッ!!」(ハッ
禁書目録「えっと。アイスコーヒーに砂糖とミルクとガムシロップは必要、かな?」
レッサー「ああ、え、ええええええと。が、ガムシロップだけで、他は要らないです」
禁書目録「ご注文はそれでお終い?」
土御門「ああ」
禁書目録「わかったんだよ。少々おまちください」(トテテテテテ
773 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 22:27:01.14 ID:gLg8C4d70
相変わらず素晴らしい安価捌き
774 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 22:29:43.55 ID:LcY99w1SO
言われてみればレッサーは安価召喚だったなw
>>1の安価捌きが器用杉て忘れるぜ
775 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 22:34:13.72 ID:gLg8C4d70
776 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 22:39:33.16 ID:jp2G0Rrx0
土御門「大覇星祭の時のメイド弁当も絶品だったが、このスペシャル3もうまそうだにゃー」
レッサー「陰陽師」
土御門「土御門で構わない。すでに陰陽師と名乗れるほどの腕はないしな」
レッサー「では土御門。アレはいったいなんのつもりですか?」
土御門「あれっていわれても抽象的すぎだぜい?」
レッサー「彼女、禁書目録ですよね? 我が英国が誇る十万三〇〇〇冊の図書館、敬虔なイギリス清教のシスターですよね?」
土御門「そのとーりですにゃー」
レッサー「…………なんで、また、うさ耳つけたロリ系メイド服をきてるんです………?」
777 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 22:40:39.61 ID:edSFd6POO
ウサミミロリ系メイドか…浜面も連れるかな
778 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 22:44:17.77 ID:jp2G0Rrx0
土御門「それはオマエ決まってるじゃか」
レッサー「決まってるって、何が」
土御門「この喫茶店のオープン記念で身につけているうさ耳ロリメイドだ」(キリッ
レッサー「だから頭のスイッチを切り替えろと何度言わせる気ですか。
いい加減、真面目に話す気がないなら、あなたの脳髄を『鋼の手袋』でグリグリ弄って切り替えてあげてもいいですよ、私は」
土御門「ひいいい。可愛い顔して言う事がえげつなぁ……」
レッサー「そうなりたくなかった、さっさとビジネスの商談といきましょうや」
779 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 22:45:10.36 ID:Mi+Aik8/Q
ご飯3号はいける
780 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 22:45:53.57 ID:8QzDKeXN0
保守
このインデックスなら欲しい
782 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 22:51:10.57 ID:jp2G0Rrx0
土御門「……ビジネス、ねえ」
レッサー「なにを不服そうな面してるんです。間違ったことを言ったつもりはないんですが」
土御門「いや、間違っていないさ。これはオマエにとってビジネスだ。そういう風にうけとってくれて大いにかまわない」
レッサー「その言い草だと貴方にとってはビジネスでも商談でもないと言ってるようなもんですよ」
土御門「クソな世界に片足どころか身体全部ずぶずぶとつっこんで随分とたつ。
公私混同はしないしそこらへんの区別はつけているつもり――――、だったんだけどな」
レッサー「公私混同してしまった、と?」
土御門「全てを感情なしに考えるはあまりにも酷とは思わないか?」
レッサー「それ、私にいってます? それとも、ご自身に言ってます?」
土御門「……さぁ、どかにゃー」
783 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 22:55:59.49 ID:jp2G0Rrx0
レッサー「―――あまりアンニュイな顔はしないでください。腹が立ちます」
土御門「イライラさせたのならすまない」
レッサー「ええ。最近、わたしの腹の虫はいつも怒りぼうになり気味なのです。
せっかく第3次世界大戦の終止符がうたれ、曲がりなりにも平和が訪れた。
なのに、行く先々で出会う人々の顔の暗いこと暗いこと!!!」
「―――私の憶測にすぎませんが、彼は、皆の笑顔を守りたかったはずです」
「だというのに。誰ひとり、彼を知る人は……彼の『最後』についての情報を知るひとは、皆、どんよりと暗い」
土御門「…………」
784 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 22:59:48.08 ID:jp2G0Rrx0
レッサー「貴方が公私混同すると言うのなら、こちらもそうさせて頂きましょう。
土御門、貴方だって彼が守りたかった人のひとりなのでしょう、きっと。
ならば笑いなさい。がはははと、さきほどのように大声をあげて何時もどんな時も」
「彼が守ろうとしたものが、この世界になにもない事は、余りにもむごい。余りにも非情」
「だから私はあえて言います」
「―――あまりアンニュイな顔はしないでください。心底腹が立つんだ、コンチクショウが」
C
786 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 23:15:23.82 ID:jp2G0Rrx0
土御門「……悪かった。そういう事は、オマエに言われると一番、ガツンと来るな」
レッサー「わかっていただけたのならいいんですけど……。なぜ、私がいうと、なんです?」
土御門「『幻想殺し』――――いや、カミやんとオマエは、
第3次世界大戦の最後の最後、ギリギリの時間まで、共に居たから、だろうなぁ」
レッサー「……正確に言うと違うと思います。
彼が最後までにともにいたのはフィアンマ、若しくは大天使(ガブリエル)と言えます。
私が『ベツレヘムの星』で遭難した後に、ロシア成教のサーシャ=クロイツェフが彼と遭遇していたはず」
土御門「その報告はちゃんとオマエから聞いてるよ。それでも、俺はオマエに言われるとグサッとくるわけですたい」
レッサー「更につけたしましょうか?
実際に彼と最後に連絡とったは、そちらの赤毛の神父だったとはずですが?」
土御門「だな。……ステイルがカミやんと最後に会話をした人物だ」
レッサー「これほど述べても、貴方はまだ私が『第3次世界大戦の最後の最後、ギリギリの時間まで、共に居た』と言うのですか?」
土御門「ああ、断言するな。オマエは最後の最後、ギリギリまで、カミやんと共にいたヤツだ」
787 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 23:24:20.44 ID:jp2G0Rrx0
土御門「そう思うからこそ。オマエをココに呼んだんだ」
レッサー「……私はただ、最大教主から『禁書目録、及び暫定の管理人のところへ行け』と言われただけです」
土御門「俺も、最大教主には『新たなる光のレッサーなるものを、こちらによんでほしい』としか言ってはいない」
レッサー「よくもまあ、そんな主語も述語もないような要求が通りましたね」
土御門「あれもココの内側はよみとれない狸女だが、その分、同等の偽善のこころくらいはもっている」
レッサー「自分の上司をアレ呼ばわりですか……」
土御門「今回のこと、最大教主もさすが同情を禁じ得ないようだな。
禁書目録に関して、ギリギリのラインまで譲歩してくれている」
レッサー「そう、なんですか……?」
土御門「そうさ。こうやってオマエをここに送ってきたのが、その最もたる証拠だ」
788 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 23:30:59.72 ID:jp2G0Rrx0
土御門「……さて、オマエが言う『ビジネス』の内容に移ろうか」
レッサー「ようやくですか」
土御門「先ほども言ったように感情がないなんて、あまりにも酷だとを俺は思うんだ。
腹のそこではどう思ってるなんて知ったことではないが、十字教徒(俺達)は神ってのを信仰している。
神による救済がない世界が非情だ。また、誰の手にも一滴分の『希望』という救済がないのも、非常ではないか?」
レッサー「…………」
土御門「……オマエも、さっき禁書目録のことをみただろう?」
レッサー「……ええ、まあ」
土御門「うさ耳つけて、仕事をして、いっけん楽しそうに過ごしてはいるが……アレが、本当に笑っていると、思うか?」
レッサー「…………、いいえ」
789 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 23:35:15.44 ID:jp2G0Rrx0
土御門「レッサー貴様は言ったな。『彼が守ったもの(皆の笑顔)が世界に無いのは非情だ』と」
レッサー「言いましたね。そう思ってしまうほどに、みな、笑みを忘れていましたから……」
土御門「禁書目録もそう思っているんだろうな」
「カミやんが守った世界で悲観しては、カミやんが悲しむと」
「カミやんが守ったものが、俺たちが笑って毎日を過ごせる世界だと」
「……だから、アレは、泣きもせず恨みごとを言いもせず、ただ一人、カミやんの居ない部屋でカミやんの帰りをまっているんだ」
「――――たった、一人で」
レッサー「…………」
790 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 23:39:31.24 ID:KlHl6N/j0
シエンタ
791 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/06(日) 23:43:21.91 ID:55DGRmMF0
しえ
792 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 00:12:27.58 ID:/05I+g4iO
C
794 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 00:20:09.90 ID:1UCN2qKmO
>>793はもう少し顔が大きい方がバランス取れると見る度に思う
795 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 00:26:21.14 ID:AdT9vpZRO
一方黒子SSだと言うことを忘れそうになる
御坂が暗部じゃない以外は原作に近いな
797 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 00:45:43.63 ID:1b/yQkNK0
ほ
798 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 00:54:10.05 ID:V+hzX6/iO
どうでもいいけどコーヒーに砂糖とガムシロップの両方を入れる奴はいないだろ
アイスなら基本ガムシロップ、ホットなら砂糖だよな
799 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 00:56:36.73 ID:Afmnlh8RO
ウサミミロリ系メイドがウツミミドリ系メイドに見えたオェェゲロゲロ
800 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 01:12:41.77 ID:yqWpCdgt0
うつみ宮土理ワロタwwwww
801 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 01:25:58.27 ID:1swz5OCn0
ほしゅほしゅ
忍者にひっかかってた 今から再開しま
803 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 01:36:16.64 ID:g+4szKHcP
お
804 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 01:39:04.72 ID:z2Sq+5BJ0
C
土御門「ただ願っていたところで、カミやんは返ってこない。
学園都市、イギリス清教、ロシア成教、ローマ正教。
どの組織においても、その消息は一切つかめていないのが、くそったれな現状だ」
「そんな状況の中で。まったくの希望を見出せない中で。禁書目録は、何時まで待たねばならないんだろうな……?」
レッサー「…………、私に、なにをしろというのです」
土御門「『これから』の希望を持たせてやれたいのなら、せめて、『これまで』の希望も持たせてやってほしいんだ」
レッサー「『これまで』の、希望……?」
土御門「そうだ」
806 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 02:15:42.56 ID:jj6A4vXI0
どうしたんだ
>>1!?
セリフ回しがかっこよくて好きだ
保守!
土御門「禁書目録はな……知らないんだ」
「イギリスの地で、カミやんと離れ離れになったその日から、全て」
「何のためにカミやんがロシアへと趣き、そのロシアで何を見何を聞き何のために戦ったのか」
「―――ロシアで、カミやんの後をつきしたがい、『ベツレヘムの星』で遭難したまでの間あったことを」
「……どうか。その目でその耳でその身で感じてきたオマエが、禁書目録に話してやってくれないか」
「それが、禁書目録の、……心が乾き瞳が乾き、泣くことすら諦めつつある少女の、ほんの少しの光になるかもしれないんだ」
レッサー「……わたしが語れるのは、ほんの一部ですよ?
……いえ、上条当麻という人間が垣間見せた、ほんのひとかけらの物事しか、知りません」
土御門「それでもいい。それで十分なんだ」
レッサー「私の主観のみの、一方通行な、おとぎ話になりますよ」
土御門「上等だ。オマエの視界は思っていたより綺麗なようだからな。安心して、任せられる」
レッサー「――――、それで、彼女は救われるのですか?」
土御門「……救われはしないな。でも、『折れる』ことはなくなるさ。
必要なのは絶対的な救済ではなく、孤独に耐えるために必要な暖を取る、小さな灯し火だ」
レッサー「……わかりました。お引き受けします」
土御門「助かる」
レッサー「それでも、やはり、わたしにとってはビジネスですので、報酬の話をさせていただきますけど」
土御門「勿論、遠出してもらった分、上乗せして―――」
レッサー「報酬は、アナタに奢られた、アイスコーヒー一杯分で結構ですよ」
土御門「――――ッ そう、か」
レッサー「ええ。そうです」
…ごめん今日はここまでレッサーのところまでってことで
明日起きたら一方黒子スタート
安価
これから二人でおちゃをするみたいです。
一方さん、これからどうする?>>+5
1べっきべきにフラグをへし折る
2ぺキッとフラグをへし折る
3フラグ回収
ねみおやすみ
原作途中までしか読んでない俺が今北ksk
811 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 02:35:48.54 ID:Veb3NXGh0
一通さんのことだから1だろうなあ
812 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 02:37:23.34 ID:LOzhth1pO
1だろうなー
そげぶ
813 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 02:41:54.16 ID:8YoIphspi
もち3
814 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 02:44:16.16 ID:7P7659lX0
3でいいよ、長引いてるし
815 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 02:44:18.63 ID:7aZe1RT00
3
俺得で悪いが
816 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 02:44:24.33 ID:sVbn3qW10
3だな
817 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 02:44:31.22 ID:1b/yQkNK0
3
3ラッシュわろた
3が見てみたい気もする
820 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 03:06:36.66 ID:pI4eI6Pk0
お前らさすがだな
821 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 04:09:11.93 ID:KftMKUD4O
保守
822 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 04:47:25.26 ID:u+M0UPqU0
ほあた
823 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 06:14:16.55 ID:9+zgbGw1O
ほ
824 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 07:12:32.04 ID:u+M0UPqU0
ほ
826 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 08:06:01.32 ID:NGGBstPrO
一応
ほ
828 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 08:46:11.10 ID:JXLTED1E0
保守
829 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 09:49:11.84 ID:KFXhfflJO
落としてたまるか
ほ
831 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 11:18:37.61 ID:wqXBBnsfO
し
おはよう 御坂かはまだこれから このスレでなんとか収まるといいんだが
833 :
忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/03/07(月) 11:52:32.94 ID:P61G0bV10
おはよう 期待
834 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 11:55:55.00 ID:8krXS9nkO
次もVIPに立てんの?
・
・
・
同日。午前十時三〇分。
in 第七学区路上
御坂「……黒子は、いま、アイツとデート中、か」
(――内心。上手くいけばいいは思うわ。本当の意味で『上手く』いけばいい)
(それは、ただ単に黒子の想いが成就することじゃない)
(アイツに――― 一方通行が、『ちゃんと黒子を幸せに出来る』ことも含めて、よ)
「……地獄の底のそのまた地獄。そんなところまで私を叩き落としたんだから……、
さすがのアンタも、これ以上、私を失望させることはしないでいでほしいもんだわ、一方通行」
キターーーー
御坂「本当なら寮の自室でどっしりと腰をおとして黒子の帰りを待つべきなんだろうけど。
やっぱり私もそこまでキッチリカッチリ割り切れる人間でもないしねー……。
さて気分転換に街に繰り出してきたのはいいけど、何をしようかしら―――、って、あれ?」
10036号「皆の熱烈な要望にお答えてしなくては、
とミサカは一方通行とツインテ少女の密会現場の撮影を試みます」
御坂「……『妹達』?」
10036号「状況提供者、番外個体が言うに、今日あの二人は某喫茶店で落ち合うはずです、とミサカは情報の復習をします」
御坂「おーい、アンタはここで一体何をしているのかなー? って御坂は尋ねてみるんだけど」
10036号「なにって、勿論トリプルミリオン達成動画の続編をうpするための作業をするのです、
とミサカは至極当然の行動理由を説明します」
御坂「はあ? トリプル達成動画ぁ? なんじゃそら、と御坂は目の前のミサカが言ってることに首をかしげるー」
10036号「伝説のトリプルミリオン動画を知らない個体がいる…だと!? とミサカは驚きの声をあげ―――ッッ!?」
「って、お、お姉さま!?」
御坂「やっほー! ようやく素体(わたし)って気がついたようねー」
御坂「いやー。意外と口調と表情をそれっぽく真似したらばれないもんね、って御坂は得意げー」
10036号「一人称の「ミサカ」と同系の脳波だったので油断していました、とミサカは見破れなかった敗因を思い返します……」
御坂「へへー。似てた?」
10036号「似てるも何も。お姉さまはミサカ達と遺伝子レベルで同じなのですから、
そんな反則要素満載すぎる邪道なモノマネ、モノマネとは認めません、とミサカは速攻で否定します」
御坂「それを言うならアンタ達が私と同じ遺伝子レベルでしょーが」
10036号「どっちにしろ、ぶっちゃけあんましかわらねーよ、とミサカは指摘します」
御坂「まあ。私の物まね審査はここまででいいや。アンタ、こんな所でなにしてんの?」
10036号「あー…いえ、その、とミサカは言葉を濁します」
御坂「なんだっけなー? 確か『一方通行とツインテ少女のデートを撮影』するとかなんとか、だっけ?」
10036号「うぐ。ものの見事にバレれいます、とミサカは……」
839 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 12:26:50.03 ID:8YoIphspi
支援
御坂「撮影? とか動画? ってのはよくわからないけど、
アンタが馬に蹴られるような行為をしているのはなんとなくわかるわよー? ええ?」
10036号「お、お姉さまはなんだが怖いです…・と、
ミサカは背後に阿修羅か修羅、もしくは雷神さまを憑依しているお姉さまにガタブルします……っ」
御坂「なっ……!! 誰が阿修羅か修羅、もしくは雷神さまだって!?
10036号「ひっ!」
御坂「ったく、本当に語呂が豊富になっていらっしゃることでッ」
10036号「ミサカ達はそりゃあも猛スピードで成長してますから、とミサカはえへへんと偉そうにします」(キリッ
御坂「―――そっか」
「それは、良いことね。……実に喜んで迎えられるべき事柄だわ」
10036号「? お姉さま?」
御坂「アンタ達はそのままでいい、そのまま、思うがままに成長するばいいのよ」
10036号「……思うがままにですか? とミサカは繰り返します。」
御坂「そうよ。思うがままに、感じるがままに、信じるがままに。
アンタ達見てくれは私と同じ十四かもしれないけど、実質年齢は0歳でしょう?」
10036号「おうふ。お姉さまも白モヤシとおなじところをついてきますね、とミサカは地味にちょっと心にダメージを追ってみます。赤ちゃん扱いするなよー……」
御坂「ぶっは!!! 白モヤシって一方通行のことぉ!?? あっはっは白モヤシとか言い得て妙ね超受ける」
支援
842 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 12:38:12.67 ID:RZt35yhtO
この投下間隔なら支援いらなくね?
10036号「お姉さま笑い過ぎです。ちょっと周囲のひとの目が痛いのですが、とミサカは現状をつたえます」
御坂「ひーひーもうだめぇ腹痛い。あー笑った。今度会った時白モヤシって呼んでやろうーっと」
10036号「言った瞬間にぼこられますよ、
とミサカはあの人は確実に女子供にも容赦なく顔面パンチするですしと忠告します」
御坂「大丈夫、大丈夫。ぼこられたらぼこりかえすまでだもの」
10036号「こう言うのはしつれいかもしれませんが、とミサカは先に断りを入れてから発言します。
お姉さまは確かに学園都市の第三位。ミサカ単体が有する力の一万倍の力を有する御方。
けれど、一方通行からいわれてみれば、所詮は第三位。
お姉さまが勝てる見込みは限りなく0に近いかと、とミサカは無遠慮に現実を突き付けます」
御坂「直接的な殴り合いつぶし合い殺し合いなら、私は圧倒的に不利。
それは認める。でも、私のプライド全てが『超電磁砲』に詰まってる訳じゃない。
アンタ達の武器が異能力の発電能力ではなく、巨大脳内ネットワークであるように、
私の武器もまた他にある。超電磁砲の真骨頂は『発電能力最高峰』としての、持ち手の多さよ」
御坂「要は。この電気を動力としか現代科学の時代に置いて、私はとても『おいしい』位置にいるってことよ」
10036号「? ……つまり、どういうことでしょう、とミサカはお姉様の言葉の真意を掴めず質問します」
御坂「持ち手の多さ――。つまり私は電気や磁気、電磁波に関するものだったら大抵なんでもできるの」
10036号「……?」
御坂「それは戦闘時における手札の多さにつながるだけじゃないの。
施設をネットワークを介して破壊したり、交通情報をクラッキングして、意図的に渋滞を引き起こしたりもできる。
使い様によっては『ベクトル操作』より手軽で便利かもしれないわねー」
10036号「それで、結論を言うと? とミサカは答えを即します」
御坂「もし戦闘の面で勝てなくても、社会的に抹殺することは可能ってことよ。
学園都市内のありとあらゆる電子端末……そうね。
例えば、学園都市にいる生徒全員のの携帯に、『一方通行はロリコンだー!!!』っていうメールをいっせいに送りつける、と・か♪」
10036号「ひいいいいいいい!!! 怖っ!! それは怖いですよ、とミサカはあまりの恐怖に身ぶるいします」
御坂「まあ、そんな趣味の悪いこと、すすンでしようとは思わないけど」
10036号「でも、ぼこられたらぼこりかえすんですよね? とミサカは聞き返します」
御坂「ははは。まあね。でも、それは向こうが本気で私をぶっ潰しにかかってきたら、って前提があることは忘れないで頂戴」
10036号「……………」ジー
御坂「…………なによ、その何か言いだけな視線は」
10036号「…………いえ。これはさすがに本気で怒られてしまいそうなので言いません、
とミサカは思ったことを自分の心の中だけに秘めることにします」
御坂「今更でしょ。怒んないから言ってみまさい」
10036号「『お母さんの怒らないから正直に言いなさい』は信用してはいけない、とミサカは何処かの本で読んだことがあります」
御坂「私は姉だけど、母ではないっての!」
10036号「……怒りません? とミサカは確認します」
御坂「怒らないわよ」
10036号「本当に本当に? とミサカは更に念押しして問いかけます」
御坂「何度も同じことを言わせない。怒らないってば」
846 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 13:41:25.14 ID:erI6UhBA0
私怨
847 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 14:27:58.68 ID:tpt342+cO
しえ
10036号「その」
御坂「ん?」
10036号「……ミサカがデート現場にちょっかいを出さなようにと暗に注意したり、
『自分から』は喧嘩を吹っかけないともとれる発言をお姉さまがなさるのが、ちょっと――いえ、とても意外で、
と、……み、ミサカはおずおずと自分が正直に思ったことを言っています……」
「これではまるで……その、お姉様は」
「――― 一方通行にを」
御坂「許しているようにみえる、と」
10036号「はい、とミサカは相槌をうちます」
御坂私が一方通行を許す? なんとも面白い話ね。腹を抱えて大声笑ってやりたくなるに愉快で滑稽な話し」
「あり得ないわ。アイツを許すことは、未来永劫にない」
「アイツは何をしたと思う? アイツはどれだけの物を奪ってきたと思う?」
「私から、アンタ達から」
「正しく、認識してちょうだい」
「一方通行は、この御坂美琴の、――――敵、なのよ」
「これは、どんなことが変わらない。変わりようがない。
もし仮に私がどれだけの悪行を重ねてたとしても、アイツがどれだけの善行を積み重ねたとしても」
「永久に。死んだあとだって、御坂美琴と一方通行の立ち位置は変わりなんて、しない」
10036号「変わらないですか、とミサカは……」
御坂「変わらないわ。いい機会よ覚えておきなさい。
世の中には変わっていくものもあるれけれど、頑固爺がいじをはるみたいに変わらないものもあるのよ」
10036号「けれど、お姉さまはミサカの微かな成長にも喜んでくれたではありませんか、とミサカは小さな反論をしてみます」
御坂「妹達の成長は嬉しいわ。妹の健全な発達を喜ばない姉が何処にいるって言うの。
もう一回言うわ。アナタ達は成長しなさい。そのまま、感じるがまま、信じるがまま。
いらないものは脱ぎ捨てて、必要なものだけをその背に背負いこんで。
たまに、思い出した時だけ、後ろを振り返って懐かしんでくれれば、それ以上、何もしなくていいの」
10036号「お姉様さまの言っていることも理解はできます。
ミサカ達だって痛かったし辛かったし苦しかった。その経験を忘れることはありません。
ミサカ達だって「一方通行」を許すことはありません、とミサカは衝動を押させきれずに捲し立てます」
「何故、何故。ミサカ達には進めというのに」
「何故……何故! お姉さまは立ち止まろうとしておいでなのですか? とミサカは、……ミサカは!」
御坂「立ち止まろうとしてる、―――か、はは。痛いところをつかれたわね……」
10036号「無駄に前向きなところがお姉さまのよい所ではありませんか、とミサカは発言します」
御坂「褒めてるんだか嫌み言われてるんだが微妙なんだけど」
10036号「褒めていますよ。立ち止まるなんて止めて下さい、とミサカは真摯に伝えます。
他のミサカ達だって、隣にお姉さまが歩んでくださらない人生など、まっぴら御免だと跳ね返すに決まっています、とミサカは知っています。
姉だと名乗って下さる優しさがるのならば、妹のワガママを受け入れる度量をみせて下さい」
御坂「……ありがと。
そうね。「立ち止まる」って言い方は間違っていないけど、
確かに進むことはしなくなるかもしれない、けれど、なにも後ろ向きに人生を棒に振る訳じゃないわ」
10036号「どういうことですか、とミサカは曖昧にしかしゃべってくれないお姉さんにいらつきを隠せません」
御坂「―――――見守ることにしたのよ」
「死んでいった妹達を」
「生きていく妹達を」
「私から全て奪った一方通行を」
「……私の基から巣立とうとしている、後輩を、ね」
852 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 15:05:18.10 ID:i8UFIusN0
お姉様に惚れそうですの
御坂「それに、姉妹皆が前に進んでしまったら。残される子達が寂しく思うでしょう?
生きているミサカ達が私の大切な妹であるように、また、死んでいったミサカ達だって大切な妹なの」
10036号「0001号から、10031号の妹達…・・・ 」
御坂「だからこそ、奪った一方通行は嫌いよ。
『家族』を奪われ許す人間はそれこそ聖人でしょうね。私はそこまで人間出来ていない」
「……ロシアで、10777号からアイツとアンタ達のことを聞いたわ。全て、隠すことなく、聞いた」
「だからこそ、生きていく妹を守る一方通行は殺せない。
『家族』を助けてもらって感謝しない人間はそれこそ愚かな人間だけよ。
私はそこまで落ちぶれた人間になり果てたつもりもない」
「―――面倒くさい心理状態よ。ええ、とっても」
「けど、だからこそ」
「私はこの場から見守るのよ、ちょっとだけ、昔より視点を変えてね」
10036号「お姉さま……」
御坂「わかりやすくていいでしょ?
後ろを振り返ればいつだってその場に私はいるんだもの。
疲れたらいつだって帰ってきていい場所よ〜? ちゃんと今から地図にチェックいれときなさい」
・
・
・
同日。午前十時一五分。
in 繚乱家政女学校経営の喫茶店店内。十一番テーブル。
一方通行「なンだァ、コレは」
白井「ゴデ○バのコーヒーですわ」
一方通行「オマエ……、ゴデ○バつったら、チョコじゃねェの」
白井「コーヒーの粉末だって売っていますの。
とても美味しいと評判だなのだそうですわ(佐天さん談)。貴方ののお口合うかは、わかりませんけれど……」
昼飯る
また時間がずれてきたな
857 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 16:05:29.40 ID:2PICtzyTP
858 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 16:06:28.55 ID:kyhW9bgO0
俺も
影のスレッドストッパー。。。( ̄ー ̄)ニヤリッ