( ^ω^)ブーンが拗らせた童貞を武器に戦うようです

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37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
ξ゚ー゚)ξ「ブーン、あたし、ようやく着いたよ」

転がっていたあの木の棒を墓標として土の上に深く突き刺しながら、あたしは続けます。

ξ゚听)ξ「すごい場所だったね、あんたの生まれた所。あたし、怖くて逃げだしてきちゃったよ。
      だってあそこ、お墓みたいだったんだもん。それも普通のお墓じゃない。
      誰も入ることが許されない、入ったらどこかへ引きずり込まれそうな、そんなお墓だった」

突きさした墓標を前に、あたしは背筋を伸ばして立ち、笑みを作ります。

ξ゚ー゚)ξ「ギコさんとしぃさんに会ったよ。二人とも、あんたのために泣いてたよ?
      ギコさんなんか、すごい大声で泣いてたんだよ? ちゃんと聞こえてた?」

( *><*)「わっかないです!」

唐突に響いたわっかないですの鳴き声が「わかんないです」と聞こえて、
ブーンの言いたいことを代弁しているように思えて、あたしは彼女の頭を撫で、言います。

ξ゚ー゚)ξ「そうだよね。わかんないよね。だってあなたはここにはいない。
      あなたはもう、この世界のどこにもいない。このままじゃ、あなたは二度と歩けない」