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以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
( ^ω^)「プロジェクトチーフの内藤だお。よろしく頼むお」
川 ゚ -゚)「サブチーフのクーだ。事務統括、その他現場の指揮は私が担当する。
このプロジェクトには人類の未来がかかっているといっても過言ではない。
つまり、君たちの双肩に人類発展の如何がかかっているのだ。
それ故、プロジェクトにかかわる人材は厳選させてもらった。
君たちには精鋭としての自覚をもち、ぜひとも研究に全力を注いでいただきたい。以上」
プロジェクトチームの顔合わせの日。サブチーフのクーが、口下手な僕の言いたいことを代弁してくれた。
自室に戻って「ありがとう」と告げると、
僕と同期の天才である彼女は腰まで伸びた黒髪を揺らしながら、小さく肩をすくめた。
川 ゚ー゚)「演説もどきのセリフを口にするのは疲れるよ。慣れないことはするもんじゃないな」
常に僕の傍らを歩いてきた天才は、小さく弱音を吐いて、笑った。