( ^ω^)(´・ω・`)('A`)こたつ話のようです

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51以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
眼前の空間を隙間なく埋め尽くす電撃が、巨大な波となって“焔帝”を襲う。

回避は不可能。
もちろん、2番隊隊長の彼女が、『逃げる』などという選択肢を選ぶはずがない。


ノパ听)「 “ フ ァ イ ア ・ ワ ー ク ス ” !! 」


悪魔でさえ蹂躙する煉獄の業火が、壁となってドクオの目の前を覆った。
凄まじい熱風が突き抜ける。


(;'A`)「うぁッ……!」


肺が焼ける感覚を覚え、たまらず脇の教室に逃げ込んだ。
教卓を押し退けて床に倒れ込み、振り返った。

まさにさっきまで自分がいた廊下を、炎の塊が通り過ぎていくところだった。
咄嗟にドアを閉める。
あまりの熱気に頭がやられてしまいそうだ。


(;'A`)「……ぶはっ!」

(;'A`)「あっぶねえ……一秒遅かったら死んでたぜ」