>>35自動支援機は便利だろ、俺に感謝しろよ
おそらく、弾頭にはヒッキーの手が加えられていたのだろう。
あれを喰らっていたら、今頃ドクオの体は跡形もなく消し飛んでいた。
そう、今のヒッキーのように。
('A`)「……悪いことしたかな」
('A`)「だけど、こりゃあ正当防衛だろ。ロケットランチャー向けられて、黙って突っ立ってるわけにはいかねえもんな」
誰に言うでもなく、弁解する。
彼の言葉を聞いている人間など、いやしないはずなのに。
しかし―――――。
(;'A`)「……!?」
(;'A`)「おいおい……あれを喰らって生きてんのか?」
漂う粉塵の中、立ち尽くす影があった。