( ^ω^)(´・ω・`)('A`)こたつ話のようです
223 :
こんな駄作より歩くようです読もうぜ:
川;゚ -゚)「そんな馬鹿な!」
(; ゚ω゚)「クソッ!!」
急いでベランダへと飛び出した僕が見たのは、限りなく黒に近い灰色の雲に覆われた空。
普通の雲じゃない。
粉塵や焦土が巻き上げられ幾層にも重なって初めて見ることの出来る、日の光さえ遮断してしまう分厚い雲だ。
核の冬。そんな言葉が頭に浮かんだ。
(; ゚ω゚)「これが世界中を覆い尽くしているのだとしたら……」
日の光は数ヶ月、もしかしたら数年地表に届かず、気温は急激に下がり、生態系は破壊される。
放射線に汚染された粉塵も風に乗り世界に降り注ぎ、その被害を存分に撒き散らすことだろう。
この世の終わりだ。
呆然と空を見上げていた僕の耳にラジオの音声がまた聞こえてきた。
生涯忘れることのないであろう、断末魔のような叫び声が。