( ^ω^)(´・ω・`)('A`)こたつ話のようです
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こんな駄作より歩くようです読もうぜ:
( ω )「それは……」
( ・∀・)「無いのですね? 天才でも考え付かないのであれば、これ以外の方法が有ろうはずが無い。
この方法こそが最良なものであると、あなたは認めてくださったのですね? では、解散」
( ω )「……」
軍部高官の皮肉を前に、僕は何も言えなかった。
人類の未来のために苦労して作り上げたシステムが、こともあろうか間逆の事態を引き起こしたのだ。
こんなときに何も言えなくて何が天才だ。そんな天才に、存在価値など微塵もない。
なにより、動機はどうあれ現在の危機の根底を築いたのはこの僕だ。そしてこの国だ。
ブリーフィングルームから次々と退出していく関係者たち。
遠のいていく彼らの足音を耳にしながら、僕は負け犬の遠吠えとでも言うべき言葉をつぶやいていた。
( ω )「世界の危機を自分たちで作り出しておきながら、矛盾する理論でそれを解決しようとする。
僕たちはいったい、何をやっているんだお……」