( ^ω^)(´・ω・`)('A`)こたつ話のようです
178 :
こんな駄作より歩くようです読もうぜ:
川 ゚ -゚)「今は流出先の特定などどうでもいいでしょう。
それよりも、今後、この事態をどうやって収拾するのかを話し合うべきだ」
あまりにも正論で、非の打ち所の無いクーの意見。
室内が一気に沈黙した。
彼女の言うとおり、終わった不祥事の原因を突き止めるよりも先に、
その後起こりうる最悪の事態を未然に防ぐ手立てを話し合うことのほうが間違いなく急務だった。
素直に彼女を見直した。下がり続けていた彼女の評価が一気に上がった。
やはりクーは信頼にたる人物だ。
そう考えを改めた僕の視界の先で、
小柄な行政部の役人を押し退けるように大柄な体躯の軍部高官が壇上へと上がった。
( ・∀・)「では、解決策の話し合いに移りましょう。
こちらが、我々軍部の衛星カメラが捉えた映像です
以前の某国には無かった建造物が、まるで隠匿するかのように郊外の奥地に建てられております。
発見が遅れた理由もここにあります。某国も自国の存続のために必死だということでしょうか。
それで、内藤博士。これはあなたの提唱した新エネルギーシステムの稼動基地と見て間違いありませんね?」
(;^ω^)「……間違いないお」
( ・∀・)「それと、あなたの新エネルギーシステム理論が軍事に転用される危険性はありますか?」