( ^ω^)(´・ω・`)('A`)こたつ話のようです
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こんな駄作より歩くようです読もうぜ:
( ^ω^)「……そうだお。必ず来るんだお」
僕のつぶやきに笑って返し、ツンを乗せた高級車は研究所から去っていった。
傍らでクーがすがすがしい顔をして見送っていたけれど、僕の表情は沈んでいたに違いない。
けれど僕は、気持ちが沈んでようやく、その底に横たわっていた恋心に気づくことが出来た。
沈没船やその中に眠る財宝は、海の底へと赴かなければ見つけ出すことは出来ない。
同様に日々の雑事やよしなし事に埋もれた感情もまた、気持ちが沈まなければ見つけることは不可能なのだ。
サルベージした恋心を胸にもてあまして、日々は流れた。
ツンの面影が少しずつ遠ざかっていく。
そしてその後、僕の気持ちはますます沈んでいくことになる。
――笑い方など、忘れてしまうことになる。