( ^ω^)(´・ω・`)('A`)こたつ話のようです

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136こんな駄作より歩くようです読もうぜ
川;゚ -゚)「お、おい! 手を離せ! どこに行くつもりなんだ!?」

ξ゚ー゚)ξ「研究所内をうろついてたらクレー射撃場見つけちゃってさ!
     射撃はストレス発散にうってつけよ? パーッと一発騒ごうよ!」

( ^ω^)「おお! それはいいお!」

川;゚ -゚)「私は銃弾より理論をつめたいんだが……」

ξ゚ー゚)ξ「いいからいいから! レッツゴー!!」

うまいことを言ってしぶとくクーは抵抗したが、
満面の笑みで自分を引っ張っていくツンに折れたのか、射撃場に着くころには何も言わなくなっていた。

広々とした射撃場。すでに銃や的の手配をしていたらしいツンは、
着くとすぐに僕たちへ銃を手渡し、甲高い発砲音を周囲に響かせ始めた。

クレー射撃にはそれなりに心得のあった僕は、数十分腕を慣らした後、
思い切って元オリンピック候補だったツンに挑んでみた。しかし案の定、大差で負けた。

けれどもツンの言ったように気分も頭もすっきりしていた。
例えば何かを成し遂げたときのように、僕の気分は高揚していた。