1 :
◆dFJ71xXaUg :
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 22:38:45.39 ID:blXH1Wtq0
余裕の2get
見ろよ
>>3の「2getしてやったり」な意気揚々とした書き込みをwww
今度からコイツのことクソムシって呼ぼうぜw
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 22:41:35.63 ID:Gj3ZIRjhO
代理ありがとうございます!
注意事項
厨2まっさかりです
元ネタは、とあるシリーズ
少し原作と絡めることはあっても影響しない程度にやってく予定
では第三話投下します〜
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 22:44:34.32 ID:Gj3ZIRjhO
キラキラと朝日がまぶしい。
本日もお日柄よろしいようで。
だけど僕にはそんな素敵天候を楽しむ余裕なんてのは存在しない。
(;^ω^)「遅刻だぉぉぉぉぉ!!」
学生街を駆け抜ける、ちょいポチャな少年こと僕、内藤ホライゾンは大変焦っていた。
(;^ω^)「よりによって一時間目が体育の日に寝坊とはやっちまったお…」
僕が通う(中高一貫の)中等部の体育の教師、フサギコ先生はとても怖いことで有名である。
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 22:45:08.53 ID:H7M88RKE0
sien
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 22:47:40.54 ID:Gj3ZIRjhO
(;^ω^)「このままダッシュでギリギリってとこかお…」
そう口にしながら、僕は曲がり角を曲がった。
瞬間…
―――ドンっ―――
「ぁっ……」
(;^ω^)「ふぉ!?」
左肩が何かにぶつかったかと思うと、僕の体はバランスを崩し…
(;^ω^)「いてて…」
倒れてしまった。
「…」
(;^ω^)「す、すみまs」
慌てて顔をあげる。
目の前には夢の楽園が広がっていた。
(* ^ω^)「おぉ…水色のしましま…?」
(;^ω^)「じゃなくて!だ、大丈夫ですかお?」
目の前に広がる夢の光景から目をそらしながら、僕は立ち上がった。
いいもの見れたとか思ってないんだからね!(///
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 22:48:57.39 ID:H7M88RKE0
C
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 22:53:07.47 ID:Gj3ZIRjhO
「大丈夫です、とみさかはお尻が痛むのを堪えながら答えます。」
( ^ω^)「急いでたもので…本当ごめんなさいお。」
謝りながら、僕は女の子を起こしてやる。
最近の女の子の流行りはゴーグルなのだろうか?
僕には到底理解できない。
「いえ、みさかの不注意でもありますから、とみさかは自身の不注意を省みます。」
( ^ω^)(常盤台の制服…?この子も遅刻組かお?)
「では、みさかはスケジュールがありますので、とみさかはこの場を立ち去ろうと歩き出します。」
女の子はぺこりと頭を下げると、鞄を拾い上げ、僕が来た道へと歩いていってしまった。
( ^ω^)「常盤台のお嬢様も遅刻とかするもんなんだおねー…」
女の子の後ろ姿を目で追いながら、先ほどの夢の光景を思い出す。
しまぱんってさいこー!!
思わず鼻の下がのびる。
(;^ω^)「って!確実遅刻だぉぉぉぉー!!」
学園都市に雄叫びが響いた。
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 22:53:22.20 ID:H7M88RKE0
しえん
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 22:54:53.27 ID:Gj3ZIRjhO
―――――
――――
―――
('A`)「んで、今朝は遅刻したわけか…なるほどな。」
( ^ω^)「おーん。スクワット50回からのランニング20周とかフサ先生ひでぇぉ…」
('A`)「つかなんで能力使わなかったんだよバカだろ…」
( ^ω^)「能力……だ、と?」
ドクオに言われて僕はハッとする。
加速の能力を使用していたら余裕で間に合ったはずだ。
( ^ω^)「自分がレベル1になったことすっかり忘れてたお。」
('A`)「バカすぎわろた」
こんな感じでドクオと昼休みに談笑していると、1人の女の子が話しかけてきた。
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 22:55:34.93 ID:+O/0gt4n0
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 22:55:41.50 ID:H7M88RKE0
紫煙
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 22:57:08.27 ID:Gj3ZIRjhO
(*゚ー゚)「ないとーくん、レベル1なったんやてぇ?うちも早くレベル0脱出したいわぁ…」
( ^ω^)「お!猫野さん。」
亜麻色の髪にショートカットがよく似合う童顔なクラスメート、こと猫野しぃさんである。
(*゚ー゚)「ないとー君がレベル0脱出したってことは、居残り4人組が3人になっちゃうんやねぇ…寂しいわぁ。」
( ^ω^)「お…そういや僕は今日から居残りはなくなるんだったお。」
シィー、ショクドーイクヨー
教室のドアから女子が猫野さんを呼ぶ。
(*゚ー゚)「あ、ほなうち行くね。」
(*^ー^)「ないとー君に、おめでとうって言いたかっただけなんよ。」
そう言ってにっこり笑うとしぃさんは女子グループの方へと走っていった。
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 22:57:51.95 ID:H7M88RKE0
私怨
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 22:59:35.94 ID:Gj3ZIRjhO
猫野さん達が教室から出て行くと、ドクオが口を開いた。
('A`)「猫野姉も大変だよな…」
( ^ω^)「お?なにがだお?」
('A`)「妹は高等部含めたこの学校一の能力者とうたわれ、学園都市で一番レベル5に近いと言われるレベル4…」
('A`)「一方で姉は何の能力も持たないレベル0…あいつは何も言わねぇし、態度にも出さねぇけどすごい重圧だろうな…」
( ^ω^)「お…」
ここで僕は思い出す。
猫野さんの妹、猫野つぅのことを。
噂では“重力”を操る能力らしい。
('A`)「姉と妹で比較されて、あいつもつれぇだろうな…」
(,, ゚Д゚)「心配すんな、あいつはそんな弱くねぇから。」
('A`)「そーか…ならいいんだけどな。」
(;゚A゚)「ってナチュラルに会話に入ってくんなよ!!」
(,, ^Д^)「ギコハハハ!いいじゃねぇか!一緒に飯食おうぜ。」
僕らの会話に突然乱入してきた、がたいのいいイケメンは、多義幸也、呼びにくいから間をとってギコと呼ばれている。
ちなみにこいつも居残り組であり、猫野さんの恋人でもある。
付け加えると、体育のフサ先生の甥っ子でもあるらしい。
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 23:04:09.34 ID:Gj3ZIRjhO
( ^ω^)「ギコが言うならきっと心配ないお!」
('A`)「ま、そうだわな。」
(,, ゚Д゚)「あれ?今日は津出はこっちで食べないのか?」
( ^ω^)「ツンなら今日は風紀委員の皆で昼ご飯食べるってメールきてたお!」
('A`)「けっ…」
(,, ^Д^)「男の嫉妬は醜いぞドクオww」
( ^ω^)「そうだお!ドクオも誰か好きな人作れおwww」
('A`)「クダラネー」
こんな感じで毎日僕らは毎日昼休みを楽しくすごしている。
いつもはここにツンがいて、たまにツンの友達や猫野さんが加わるのだ。
今日は三人で適当に談笑しながら昼食を楽しんでいたら、チャイムが昼休みの終わりを告げた。
楽しい時間というのは早く感じるというのは、全くその通りである。
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 23:06:09.14 ID:Gj3ZIRjhO
――――――
――――
――
从'ー'从「〜なので、“自分だけの現実”が〜」
( ―ω―)zzz
('A`)カキカキ
(,, ゚Д゚)ピコピコピコピコ
午後の授業。
本日もいつもとかわりなく、僕は昼寝、ギコはゲーム、ドクオは真面目にノートをとるという授業風景が広がる。
从'、'从「むぅ…内藤君と多義君は授業聞く気あるのかなぁ〜?」
今日も今日とて、渡辺先生が教卓で腕組みをしている。
これも普段とかわらない。
从'、'从「先生だってねぇ〜怒るときは怒るよぉ?」プンスカ
从'、'从「聞いてるのかなぁ?」
( ^ω^)(,, ゚Д゚)「反省してまぁぁす。」
从;'ー'从「ふぇぇ…生徒達がDQNになっちゃったよぅ〜」
このやりとりだっていつも通りで…
この後に、“いつも通り”僕とギコが特別課題を与えられる、はずだった。
支援だぬ
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 23:07:35.28 ID:Gj3ZIRjhO
だけど…
(* ー )「ぅぁ……」
―――ガタッ―――
(,, ゚Д゚)「!?」
(,, ゚Д゚)「おい!しぃ!?」
突然、本当に突然に猫野さんが倒れたことにより、僕達は“いつも通り”から遠ざかることになるのであった。
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 23:10:35.59 ID:Gj3ZIRjhO
【医務室】
(*-ー-)スー…
猫野さんは医務室のベッドの上で、スヤスヤと気持ちよさそうに眠りについていた。
川゚ー゚)「とりあえず、目を覚ますまでは猫野は医務室でやすんでもらうとしよう。目を覚ましたら私が病院へ連れてくよ。」
(,, ゚Д゚)「先生、しぃは大丈夫なんすか!?」
黒髪ロングストレートがよく似合う、学校医の素直先生が猫野さんのベッドにカーテンの仕切りを引いて戻ってくるなり、ギコは口を開く。
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 23:19:04.41 ID:Gj3ZIRjhO
川゚ー゚)「ん。たぶん軽い夏バテからくる貧血だろうな。念のため病院に連れて行くが…多義は心配性なんだな?」
('A`)「こいつ、猫野のことになると必死だからなぁ…」
(, ;゚Д゚)「なっ!んなことねーよ!!」
川゚ー゚)「青春だな。先生も混ざりたいくらいだよ、全く…」
素直先生はフッと笑う。
川゚ー゚)「だけどここは医務室だ。声を荒げるのはよくないな。猫野が心配ならなおさら、だ。」
(,, ゚Д゚)「すみませんした…」
( ^ω^)「てかもうすぐ次の授業始まるし戻るお?」
('A`)「だな。ギコ、行くぞ?」
僕らが医務室の時計を見上げると、次の授業まで後2分をきったところであった。
川゚ー゚)「あぁ、猫野のことは私に任せて授業に戻りたまえ。」
素直先生にせかされ、僕達は医務室を後にすることとなる。
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 23:20:57.89 ID:Gj3ZIRjhO
('A`)「へいへい」
( ^ω^)「失礼しましたおー」
(,, ゚Д゚)「しぃをよろしくお願いします。」
それぞれ素直先生に挨拶をし、保健室をあとにした。
川 ー )「あぁ。安心して私に任せておきたまえ。」
三人が出て行った後の静かな医務室での素直の呟きは、静寂に溶け込んだ。
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 23:21:37.14 ID:ERLYRa3l0
怖いよ先生
24 :
ブーン系歴五年を見守る者 ◆UUW0ACWmAPfn :2011/02/26(土) 23:25:20.84 ID:TwwruH1+O
原作見た事無いけど続きが気になる支援
すみませんちょっと急用ができてしまったので外します…
一応鳥つけときます
朝型まで残ってたらこちらに投下します
残ってなかったら最初から投下します
せっかく代理でたてていただいたのに申し訳ない…
できれば保守を頼みたいです
よろしくお願いします><
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 23:32:56.84 ID:TwwruH1+O
>>25 一旦乙。
自分の可能な限りは保守っとくお
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 23:33:54.60 ID:ERLYRa3l0
パロディというよりは若干のクロスものなのか
俺も原作しらんけどwktkしてる
保守
禁書原作と聞いて期待せずに読んでみたら案の定だった
あんな矛盾と間違いとご都合主義のラノベ読んでるからこの程度しか書けないんだよ
>>8の「みさか」は基本カタカナかもってミサカはミサカはドヤ顔で指摘してみたり!
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
支援