ノパ听)ブーン系小説・イラスト練習&総合案内所のようです

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758以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
そんなひと悶着の後、数匹の犬を引き連れ、お墓の奥の奥へと進みました。

ぽっかりと開けた広場にたどり着いたあたしたちは、
他の犬たちとは明らかに異なる、風格のある四匹の犬を前にします。

そのうちの三匹が、ブーンの姿を確認するや否や、
本当に嬉しそうなそぶりを見せ、彼にじゃれつきました。

( ^ω^)「おっおっお。じゃじゃ丸、ぴっころ、ぽろり、久しいお。
      すっかり立派になったじゃないかお。ここにいる犬たちはお前たちの子どもかお?」

三匹「にこにこぷん!」

三匹の頭をひとしきり撫でたのち、広場の真ん中でじっと座り続ける一匹の老犬に、ブーンは視線を送りました。
それから彼は老犬へと歩み寄り、その傍らに立ち、老犬と同じ一点を見つめながら言いました。

( ^ω^)「ショボンさん、お久しぶりですお。
      そして、ちんぽっぽ、久しいお。お前も歳をとったおねぇ」